2018年4-6月
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2018/4/1 [第23回吉川なまずの里マラソン]
はなももでこしらえた肉離れをその後こじらせて未だ治っておらず、DNSにするか迷ったが、練習が滞り地脚が衰えていくのは気がかりなところ。大会を利用して苦手なLSD練を行おう、と考え出場することに。スロージョグで肉離れの誘発を防ぎつつ距離を稼ぐのが目的。
しかし、ハーフに2時間以上かかることになるので、ヒマ潰しに単語暗記ランにしようと直前に思い立つ。ローラーではYOGAを使い思いのほか集中して学習できることを確認済みだったが、さて走りながらではどうするか。iPodに出題音声を録音できればベストだったがその時間もノウハウもないのでアナログな単語帳方式で。前夜、厚手の紙を適当に切って24枚分の単語帳を自作して備える。

この大会は約20年前に一度だけ参加したことがあるが、遅刻しスタートラインへ向かって逆走する場面が記憶の片隅にある程度。その当時とまったく変わらないキャラクターデザインのなまずイラストが入ったTシャツが事前に送られてきて、まだ使ってたのかと驚いた。

武蔵野線沿線の吉川市は電車アクセス限定のイメージだったが、パンフの書きっぷりはクルマもウェルカムっぽいし、調べたら電車のほうが断然時間がかかる。特に、吉川駅から会場までのピストンバス関連が色々とストレスなのは想像がついたので、急遽クルマで。6時半に自宅を出発、流山ICで降りて大会会場へは1時間でスムーズに到着。周りは農地だらけだが、会場近辺は電線が地中化された小奇麗なニュータウンが形成されている。
車内待機中に単語問題を作る。ペンの色を変えて1枚に2つ単語を書き48問できた。2時間の学習としては物足りない気もしたが48単語覚えられれば御の字でしょう。

会場は5月開庁予定の市役所が隣接する市民交流センター。駐車場と芝生広場を活用しコンパクトにまとまっていて快適だ。選手控えテントなども用意され、雨の日は特に助かるだろう。手荷物預かりは無料。トイレは不思議と混んでない。
tkdのメンバーが数人来ているはずだが、あちこちうろついても誰にも遭遇できず。まあゴール後には会えるだろう。

スタートブロックは自己申告制。今回は最後尾に並ぶので気楽だ。周りものんびりとしており、このゾーンならではの雰囲気や楽しさがある。9時ちょうどにスタート。100秒ほどでスタートラインを越えた。
気持ちよく晴れて風もない。ゆっくり走るには絶好のコンディション。ただしタイム狙いにはやや暑いだろう。
スタート直後から早速単語学習開始。走りながらでも思いのほか支障は全くない。一語一語念入りに、ピッチに合わせて、ダス・ゲボイ・デ・・ダス・ゲボイ・デ・などと呪文を唱えるように走る。エイドを通り過ぎるところで「支援」という単語が出てきて、そうだこれが支援じゃないかと考えてみたり、「継続する」では、まさにランニング継続中・・・などとむりやり関連付ける。

序盤はきれいな桜並木の続く広い道。あいにく満開の桜を愛でるのをすっかり忘れてトレーニングに集中していた(帰りがけにクルマで通ったが見事に見覚えがなかった)。7,8km辺りから幅3m程度の農道がメインになり、正直マラソンコースらしくはない。田んぼや畑で田舎の何もない風景。走り難いわけではない。

肉離れはキロ6を切る程度でも急にヤバい気配が漂うので慎重さが必要。その点、単語暗記という別の目的意識のおかげでペースを上げたくなる心理を忘れることができる。予想以上に役に立っており、嫌にならずに続けている。適度に気が紛れ、雑念がなくなり、有酸素トレと暗記トレの相性は悪くないのではと思う。
ただ、覚えにくい単語ばかりを厳選してきたので何度か繰り返してもなかなか頭に入ってこない。中間点(10.5km)と記された地点を通過、片付いた単語は半分に届いてないことに気づいた。こちらのペース配分は予定から大きく遅れている。

キロ6オーバーで走るのは慣れてないので却って疲れる。脚の可動域が狭いので徐々に固まってきてしまう。買い物疲れと同じ感覚で、早く終わんないかなって気分。しかし、48単語覚えるまで終われません、と思うとペースアップにもブレーキがかかる。

1キロ毎にある表示は結構アテにならないことが最初から判ったのでラップ計測への関心をなくし、5kmや10km地点に計測マットもないので今回途中記録がない。恐らくほぼイーブンで走っていると思うが。
道中唯一不快だったのが、ずっと似たようなペースで前後したフリフリメイド姿の一児(小5男子)の母。同伴者とのおしゃべり自己アピールが痛すぎて、コスプレという体をまとって堂々と年甲斐もない格好をしたかったんだねーと心情を汲んであげる気にもなれない。単に図々しいだけだ。
終盤は急に暑くなってきた。初夏のような気候だ。エイドに人がたかる。そういえば、この際だからエイドの名物食べつくしのグルメライドを少し期待したけど、ここのエイドはどこも必要最小限のものしかなかった。

48問中の1/3も覚えられずにフィニッシュ。肉離れは幸い再発せず終えられたが、走りよりも頭の悪さに課題が残るレースだった。

会場ブースのなまず料理をネタとしても食したかったが、残念ながらゴールが遅すぎて完売。看板料理を味わえないなんて…。
張り出された速報を見たらTKDさん始めtkdの計4名が2位及び3位にランクインで、自分だけ論外だった。そんなわけで表彰式会場でみんなと会うことができた。
立派な表彰状や盾が用意されていて気合が入っている。副賞にはなまずキャラクターグッズをたくさん貰っていた。うらやましいなー。

帰りに、割引券のついた日帰り温泉に寄っていく。吉川駅へ向かうランナーの動線の途中にあるため必然的に激混みだったが、浴室が2階分あって驚くほどキャパがあり、割と快適だった。

2018/4/2 [西大井ジョグ]
西大井までの通勤ジョグ往復約5.5km。汗をかかないようにゆっくりキロ7以上で。それでも汗かいた。
追加でローラー30分。なんか疲労溜ってる。

2018/4/3 [暗記トレッドミル]
ランが滞ると体重が減らないなあ。

スポクラ。筋トレ3種目のあとエアロバイク30分。Lv13-16で。ラスト1分だけLv17にしてみた…う、これ多分5分と続かない。
30分384kcalで前回から増えたのは6kcalだけ。結構早めにLv16に持っていったんだが。
トレッドミルは10分ウォーク後、10km/hで走り出す。左脹脛は明らかに違和感がありヤバいかも、と思ったが単語レッスンやりながら黙々と続けていたら4kmくらいで気にならなくなってきた。
でも調子こいて12km/hとかには絶対に上げない。

あまりに突っかけるNikeシューズに代わってTakumi Senを履いてきたが一度として突っかけない。そりゃそうだよな今までがそうだったんだから。Nikeは靴底の材質がベルトに食いつきすぎるのが原因と思っていたが、それよりは靴底の形状差によるものなのかな。
単語は40/48くらいコンプリート。しつこく覚えられないのがいくつか。字面に特徴のない単語がいつまでも覚えられずに残る。
 例)備える:besitzen 実質的に wesentlich 継続する fortsetzen

池江のバタ記録更新の映像を見たが、3種目目に入る元気がこのところない。

2018/4/5 [季節のめぐみ]
また西大井までジョグ。少し涼しくなって走りやすい。時間に余裕があったので全部走らなかった。
OKによると今年は天候の関係で筍が安いらしい。小ぶりのもの(でかいのより扱いやすいし硬い部分が少なくて食べやすい)が300円程度で売っていたので昨日2個買って処理しておいたものを今日も食べる。一晩経っても味は逃げていない。筍ってホント美味いなあ。
食えない部分も一緒に丸ごと水煮して真空パックしたものが500円くらいで売っているが今の季節にこれを買う意味は一ミリもない。

夜は雨が少し降ったりしたので単語やりながらローラー。

2018/4/6 [スポクラ3種目]
西大井までの朝ランで大分調子が戻ってきた感があった。汗を嫌って途中で歩いたけど、それさえなければ最後まで走り通したい感じ。

夜はスポクラ。最近ルーチンとなっている筋トレ-エアロバイク-トレッドミルのセット。筋トレは4種目みっちりに加え、珍しくショルダープレスを追加。これなぜかすごく苦手で30kgも上げられない。でも説明書見ると使う筋肉は三角筋、上腕三頭筋とある。スイムで使う筋肉だな。これ重点的にやるべきか?
エアロバイクはLV14から入って早々に17に上げ、最後の3分を18にした。何か勘違いしていつもよりLVが高い。ところが消費カロリーは358kcalとむしろ減ってしまった。何で?
ドイツ語やりながらでケイデンスが落ちたか。終わり近くの心拍も141前後でいつもより5ポイントほど低かった。やはり集中しなきゃダメかも。
隣の奴をちらっと見たら、Lv6でちんたら漕いでいる。その割に12分で98kcal行ってた。30分で245kcalの計算。カロリーもあまりアテにならないのかな。

トレッドミルは1kmウォーク後10.2km/hに。ちょびっとずつ上げて最後は11.5km/hまで。だいぶ上げられるようになったけどまだ不安。
TVでは50m自由形決勝をやっていて、またしても池江が日本新。ブレスなしで一気に泳ぎ切っていた。肘を曲げないのがスプリント型の泳ぎみたい。女子はまだ綺麗だなと思ったけど、男子50は小学生ががむしゃらに泳いでいるようにしか見えなくて逆に全然美しくないのに驚いた。最近のトレンドってこんな感じなの?
イメトレが十分出来たのでプールにも行く。あいにくレッスンで2コース使われていて片道コースしか空いてない。100をほぼ休みなくバタで泳いだあと、25mずつ池江のイメージで飛ばす。20秒くらいなので10秒休んで8本続ければスイム版TABATA練になる…のか? どっちみちこのコースで長く泳ぐ気にはならないのでちょうどいい練習。飛ばして気付いたけどさきほどの筋トレがモロ影響出てる。どれだろう。

2018/4/7 [駒沢スロージョグ]
久々のTKD駒沢練。ただしまだ肉離れが不安なのでスロージョグのみ。同じ境遇のI口さんと、明日ハーフのキリオ君と3人で走る。そんなにゆっくりなつもりもなかったんだが実際はキロ6分半と、先週のハーフより遅いペース。のんびり走るのに慣れてきちゃったかな。
しかし、1周14分近くかかると長いなー。「まだ3周かよ?」って本気で疑った。
そこでキリオ君が抜けたが4周終えたところでダウンジョグのY村さんが加わり、結局終始おしゃべりしながらで楽しかった。退屈しのぎに単語カードパワーアップして持ってきたが使わず終い。
脹脛の違和感は大分感じなくなった。来週には普通に走れるかな?

午後から風が強くなる。いい塩梅のときに練習ができてよかった。

2018/4/8 [今年最長距離]
お袖練、今日もいい天気だが例年通りに戻って少し肌寒い。
少し長めに走りたいというI口さんのリクエストを受けて、やや坂の割合を減らしDHポジションで飛ばせる道を増やすために、古巣の長柄方面を目指す。
序盤でドイツ村を偵察。今日までイルミネーションショーをやってるとかでちょい安かった。
ドイツ好きとしては一度は行ってみたいがビール飲めないんじゃ生殺しだよなー。
R409を暫く進んだあと、うぐいすロードで北上、長柄ダム付近で折り返し、以前飽きるほど走ったルートを辿る。
路面状況は当時のまま、つまり相対的に悪くなっているところが多い印象。
70kmくらいからI口さんが遅れ始める。昔のかっ飛ばしコースを辿るうちに無意識に上げすぎたかもしれない。
養老街道に出て北上、高滝湖を巡って帰路へ。今回は独自に追い込んでいないので疲労感が少ない。至る所春の田園風景が美しかった。
115km 4:19(26.6km/h) HR115/143 2459kcal
キャットアイメーターが電池切れで使えず、獲得標高など分からず。

2018/4/9 [久々キロ5]
スポクラ。筋トレ5種、ショルダープレス念入りに。32kg×10回を目指そう。
エアロバイク、Lv14から入り8分で16へ、今回はケイデンス高めを意識したら結構辛く、結果も出て411kcal。
トレッドミル、1kmウォークのあといきなり12km/hにしてみる。肉離れの気配はほぼなく続けられた。しかし久しぶりのハイ?ペースでスタミナ不足を感じた。

2018/4/10 [ふくらはぎ解禁]
シゴトが暇になり、休暇を取る。
でも今日は職場クラブの練習会。5時半に家を出て神保町へ。
いつもどおり1周目は皆で揃ってジョグ。4km辺りから徐々に青木さんがペースアップするのもいつもどおり。
昨日はキロ5にチャレンジしたが今日はどこまで上げられるか。2周目は青木さんを筆頭にキロ4分50で。昨日の筋トレが効いているのか結構キツイ。
ピークを過ぎて下りに入ったあたりで青木さんをパス。少しずつペースアップする。そこへ、レジェンド伊藤さん(50のリフレッシュ休暇で一人箱根駅伝やったひと)が追い越していった。下りが終わると伊藤さんのペースが少し落ち着いたので追うことにする。桜田門の先で追いついて、以降は真後ろをピタリとコバンザメした。伊藤さんの走りは流石に安定感がある。最後の200mほどは多分キロ4を少し切るくらいまで上げた。脹脛は幸い問題を起こさずに終えた。
1周目 30:00
2周目 22:33

週末のトレイルランは不安なく行けそうな気がする。

2018/4/11 [裁量労働制につき]
シゴトがないので4時前にフケる。しかしこのところ少し疲労が溜っている気がするので通勤ランのみ。

2018/4/12 [ドイツ語がお仕事]
大きな声では言えないが暇だ。
日がな一日、ドイツ語の勉強。すごいなわし、トータル4時間くらい勉強している。
しかし右から左に抜けていくだけのような感じだ。

通勤ランも定番化してくると、シューズが限られるのが悩み。今日はターサーだったがかなりヘタってぺったんこなのでスロージョグが気持ちよくない。ナイキフライでアシストされながら走りたいが、薄水色なので服が合わせにくい・・・

帰宅後ローラー。右足首がなぜか痛くなって困った。走りに集中しないからかな。
脳みその吸収がたまに無茶苦茶鋭くなって、初めて見た単語を一発で覚えてするするっと完璧に答えられるときがあり、今日がそれだった。でも短期記憶なので意味ないんだが。

2018/4/13 [通勤ジョグ+本門寺ジョグ]
通勤ジョグ、Tシャツで走ったら発汗を抑えられて最後まで走れ、10分早い電車に乗れた。
しかしムサコ駅で客トラブルが原因でめっさ混んで、最終的には職場に5分遅刻した。
ムサコ駅ヤバ過ぎ。

帰りもTシャツで走る。キロ6で走れた。
帰宅後すぐにランへ。背負ってるものがなくなるとこんなに楽なのか。
気持ちよく走っていたが途中から右足首が痛くなる。去年から引きずっているアキレス腱炎の名残りか。
西大井までの上りがまさかダメージを生んでいるのかな? 毛呂山トレイルで悩みそうで困った。
今月に入って最も速い10kmだった。

2018/4/14 [ピリッと周回練]
明日がトレイルランなのでお袖練は今日に振替。疲労を残さぬよう短くピリッと、ってことで月崎周回練に。やや風が強いが五島もこんなもんだ。
1周目、ルートをまだ覚えきれていないI口さんを引いて走る。回を重ねる毎に脚力が上がっているI口さん、今回は1,2割程度の手加減でキッチリついてくる。余裕もありそうだ。ポイントの交差点の最後を曲がってからはめいめいのペースで。
周回起点で折り返して、2周目以降は僕だけ逆走。こうすると1周ごとに2回すれ違える。予想より早くI口さんが来てほとんど差がない。3周目は風向きが良い方に変化して2周目より速く走れている実感があった。

月崎周回 18.1km ↑270m Bestlap=34:26 (2016/8)
1周目(順周り)38:12 (28.4km/h) HR128/152
2周目(逆周り)37:02 (29.3km/h) HR130/152
3周目(逆周り)35:54 (30.2km/h) HR133/152


3周目はかなり飛ばしたがギリギリ36分切りでまだベストには程遠い。風の影響も若干あるか。
I口さんとの差がほとんどない印象だったので、3周を終え起点で3,4分も待てば来ると思っていたが(それは計算違い)、全然姿が現れないので「こりゃダンプにひかれたか」と本気で心配になってきた。結局9分後くらいに何のトラブルもなく現れホッとする。
帰路は追い風に乗って飛ばす。

total 80km 2:48 HR126/152 1832kcal ↑930m 中弱風 16℃

記憶では以前I口さんは月崎周回を48分くらいかかっていたので、10分程度は短縮したことになる。飛躍的向上が数値で示された。
房総練は無茶苦茶効率が良い。

2018/4/15 [毛呂山トレイルラン]
自宅を7時5分前に出発、昨日に続きI口さんをピックアップして関越へ。都内は横殴りの雨で荒れていたが高速に乗った辺りから風が止んで、現地は雨も降ってない。夜中に少し降ったらしいが、土が締まってむしろ好都合。
結果的にレース中はほとんど降らずレース後は快晴に恵まれてとても快適だった。

いつものランの格好に、ウェストポーチを装着し2000円と半量のペットボトルを携行。エイドは途中5箇所にあるが保険のつもりで。2000円は意味がなかった。シューズは富士登山と同じチョイスで穴の空いた古いRenを履く。

10:00 毛呂山運動公園スタート。
まずは鎌北湖にむけてロードを飛ばす。傾斜はすぐに始まり、徐々にきつくなる。アップしてないので暫くは身体が鈍って満足に動かない。しかし、4.3km地点からのトレイル入り口で渋滞すると聞いていたので、ここはオーバーペース覚悟で飛ばす。
おかげで渋滞もなくトレイルに突入。しかしすぐに前に追いついて、シングルトラックの間は前走者のペースに合わせざるを得ない。とは言え心拍は150bpmを越えており、そんなにストレスというわけではないが。
一本杉峠までまずはレース中最高峰へと上り続ける。葉っぱの絨毯で適度に柔らかい路面はとても走りやすい。
下りは苦手なことが判っているがとりあえず前走者に何とか着いていけるので、致命的なほど弱点でもないようだ。ただ、この下りの下手くそな走り方は無理をするほど筋肉ダメージが大きいので程々にしなければならない。ロードや林道の下りで女子のトップ二人に抜かされる。やはり下りが上手で、傍で見て無理を感じない。なぜこの不安定な路面をそんなにスムーズに下れるのか不思議だ。
上りで抜き返し、女子二人とはしばらく抜きつ抜かれつが続いた。

山中のとある場面で、向かいから数人の集団が勢いよくやってきた。どうやらロストして引き返してきたらしい。僕ら全員道を間違えた? やれやれ…
そこへ女子の一人が「左で合ってるよ」とすぐ先の左方向の道へと誘導。
ここからつまり図らずもハイレベル集団の後に続く形となり、暫くは泡を吹きながら追いかけた。このまま行くと完全にバテるなと思ったが、下り下手はいかんともし難く、徐々に開いていく。
レース後半になるとタレてくる人が増えた。僕のトレイルでの持ち味は粘りだ、ということが判ってくる。上りで走るのを止める人が増える中、前が詰まっていない限り、ほとんどの坂で走るスタイルを通した。どんな場面でも歩くより確実に速い。
だが下りは逆に苦手意識が顕著になってきた。筋力が少なからず落ち、これまで通り踏ん張れなくなってきてスピードが出せない。下りが得意な人も同じように疲弊しているはずなので、この差はつまり下り上手な人ほど力を使わずにリラックスして下れている証拠なのだろう。

4つ目のエイドはパスした。この辺りまで来るとエイドはオアシスであり、多くの人にとってここで一休みという雰囲気が濃くなるし、そういう設計になる。だがウェストポーチに入れたままで手付かずのペットボトルのジュースはこの時のためにある、と考えた。下りで抜かされ、上りで蓋になる女子選手と縁を切りたかった。
このアイデアは功を奏し、ごそっと集団をパス。以降は前後の選手に翻弄されずに自分のペースを守れた。
途中追いついた選手に「まだまだ続きますかね」と訊かれて、僕も初めてなので判らないと答えると、だと思いました、と言われる。僕のどのあたりが新参者らしかったのだろう? 妙に気になった今日の一言。

レースのクライマックスは最後の物見山。ここは傾斜が今までになくきつく、道というより崖を這い登る感じの場面が増えた。前後に選手は見えなくなり、このコースで合っているのか不安になった。だが本当の試練は上りではなく下りで、やはり同じくらい急斜面の下りでスピードがガタ落ちした。何度か大転倒しかけて生きた心地がしなかった。すでに20km地点を越えてゴールはあと3kmちょいのはずだったが、その僅か3kmが長い。
何とか無事ロードまで降りて、残りを気持ちよく飛ばす。今日の最高心拍は実はここで出た。

23.7km 2:47:59 (P7:05) HR144/156 2234kcal 19℃ 無風

下りはかなり効率よく走れたし、平坦も最後までアクティブに飛ばしたつもりだったが、トータルでは平均キロ7まで落ちてしまうのは意外に感じた。

終わってみると年代別5位に入っていて表彰を受けた。
6位の人は途中で見覚えがあったので話しかけると、実は彼は招待選手で昨日彩湖の70kmウルトラにも出ていたらしい。つまり本来はこのポジションではないと言いたかったみたいで、僕は6位のはずだったようだ。
50に入って2つ目の入賞。今日ほどふくらはぎを酷使したことはなかなかないが、トラブルなく終えられてよかった。不安だった右足首の痛みもほとんどなく、Renで走ったおかげかもしれない。
面白いことに、昨日のお袖練と時間がぴったり同じ。平均心拍と消費カロリーは全然違うけどね。
このレースに4時間以上かかっちゃダメだなと釘を刺しておいたんだが、I口さんはちっとも帰ってこない。待ちくたびれた頃に4時間10分くらいでようやくフィニッシュ。昨日の脚力から考えて、僕との80分以上の開きは大きすぎる。下りが遅いとは言っていたが、ロードの下りは僕よりずっと得意なので一概にそれだけが原因とも思えない。最初のトレラン入口で5分渋滞したらしく、その辺りから攻めの姿勢が皆目見られないのは大きな差を生んでいる気がする。まあそれがI口さんの穏やかな人柄とも言えるんだけど。
体育館のシャワーを借りスッキリして帰途につくことができた。

2018/4/16 [最強筋肉痛]
昨日は何とも無かったのに、今朝から強烈な筋肉痛。これは久々級だ。年取って、ここまで筋肉を酷使することができなくなっていたんだろう。以前ならハーフマラソン後がこんな感じだったが、今じゃハーフをこんなに追い込んで走れない。その点で、トレランはすごい種目だなと思う。
西大井まで1.5kmくらいはスロージョグできたかな。

夜は元職場のところで採用した新人4人がそろって挨拶に来たので歓迎会。言い方が悪いが、「イマドキの若い人」は本当に出来が良いね。青臭さや危なっかしさがどこにもない。先輩ヅラして偉そうなことを言っちゃいたくなる場面も見事にない。感心しまくりだ。だが隣の部長は己の過去の栄光と顔の広さを延々自慢する実に痛々しい人に成り下がっている。精神年齢の逆転現象。新人ちゃんはそんな話も「すっごく参考になります」って顔で頷くもんだから歯止めが効かない。聴くに耐えなくなって茶々を入れると、気持ちよくなってるところを何で邪魔すんだぁ?と凄い剣幕。だーめだこりゃ。
年取ったら説教・昔話・自慢話は禁句と高田純次が言っていたが、こんなに切実な教訓だったとは。

2018/4/17 [煩悩の赴くまま]
週末二日合計4066kcal消費したはずなんだが、体重は増加したままだ。そして昨日以上に筋肉痛。
リハビリのつもりで西大井へ。歩くのもままならなかったが次第に7km/hくらい(キロ7ではない)でジョグれるようになった。しかし下りはあかん。
時間が経つにつれて酷くなり、帰りは階段下りもほとんど無理ってくらいになる。おさまる気配がないのは相当だな。
帰りも西大井から。さすがに走れず、全部歩いた。3km歩いてもほぐれないものはほぐれない。夕飯を買いにOKに出かけ、階段でやはり難儀する。
今日はカントクが居ないので夕飯は何を食てもよいのだ!と悪巧み少年のように店内を物色。そして選んだ夕飯とは
 ご飯半膳、ペヤング焼きそば炒飯味?、にんにくたっぷりあさりバター、カニクリームコロッケ惣菜、ニラ山盛り納豆
脈略のない組み合わせだったが最高だった。
ご飯を半膳に留めたところが我ながら賢明だったな。しかし、ペヤングは普通のほうが良い。

2018/4/18 [身投げしたRCX5]
朝から事件が起きた。
雨だったので西大井ランをあきらめる。駅工事中の五反田での乗り換えで急ぐ。無事山の手線に乗り込んで、さて何時?と時計を見ると、腕にあるはずのPolarがない! ラッシュに揉まれるなかでベルトがもげたらしい。シリコンゴムが劣化してテープで補強しながら使っていた超貧乏臭いPolarを落とし、誰かに拾われたときのことを想像すると無茶苦茶恥ずかしい。「体温で発電する時計」に近々乗り換えようと思っていたのがPolarに伝わって去っていったのかもしれない。
とっくに送られてきてもいいはずなのに未だ音沙汰なしなんだが。
夜は職場の歓送迎会の帰りに西大井からスロージョグ。ようやく全工程走り通せた。エラい寒い。
カントクが今は使ってないRCX3を貸してくれた。

2018/4/19 [パソコン直し隊]
相変わらずシゴトがないので休暇をとる。ユーザープロファイルが破損してログオンできなくなったという実家のパソコンを直しに行く。使用頻度の低いまっ更なパソコンでそんなことがあるのか。リンク切れまくりなMicrosoftサポートの説明を解読すると、セーフモードで立ち上げてレジストリを書き換えて直せとある。パソコン使用不可という致命的なことが、ユーザーに何の落ち度もなく何かの拍子に発生し、素人には到底直せそうにないという理不尽極まりない状態をMicrosoftが何も気にかけていないところが腹立つ。

2018/4/20 [Powered by You?]
昨年7月に出資したMatrix Power Watch、当初は遅くとも10月出荷を謳っていたが、それが11月、12月…とズルズル伸び、年明けて3月中に全出資者に出荷とアナウンスされていたが未だ届かないし、音沙汰もない。
そうこうするうちに、メディアで正式に取り上げられ、いつのまにかAmazonでポチできる状況になっていた。出資者に還元し終える前に販売とは、どうなっとんじゃ。
オーダーはきちんと管理されているのか? Matrixサイトでステータスを確認しようとしたが、強制的に日本版サイトに飛ばされる。この日本版サイトが曲者で、Amazonへ飛ぶボタンが一つあるのみという素晴らしく貧相なものだ。いろいろ試行錯誤したがダメ。中国からグーグルヘアクセスできないくらい強力に弾く理由が判らない。
急にきな臭くなってきた。これは騙されたってことなのか。
Facebookを見てみたら、それなりに不満ぶちまけている書き込みが多いので自分だけじゃなくて安心したというかますます不安になったというか。
2番目に多いのが日本からの出資だったらしいんだが、日本人による反応は未だに一件も見つからない。無口な国民なのか、探し方が悪いのか。

毛呂山トレイルの酷い筋肉痛は三日間続き(ゴール後暇を持て余していないでなぜダウンをやらなかったのか悔やむ)、今日になって階段はぎこちないけど下れるようになり、椅子から立ち上がった直後も自然に歩き出せるようになった。だがまだまだ抜けてない。痛みは減った代わりにどんよりとした疲労感が炙り出てきた。
それでも何だかんだで西大井ランは毎日半分程度は走った。走ったと言えるペースじゃないので練習にカウントしてないが。2回の飲み会のおかげもあり、体重がヤバいことになっている。

スポクラ。筋トレはいつもより重点的に10種目。ショルダープレスは32kgに成功した。進歩と言えるか? 意外だったのが、レッグアダクション(内転)&アブダクション(外転)マシン。太腿を閉じたり広げたりするやつ。やるのはほぼ初めてだが、これが100kgくらい普通に上がるので驚いた。そういうもんなのか? こんな動作あまり使いみちないよなー。
続いてエアロバイク。筋肉痛はあまり関係ないらしく、普段通りLv14→16で398kcal/30分だった。
漕ぎながらの単語カードはめくるのが面倒だし汗で濡れるので12行まとめて書ける単語帳に変えてやってたら、見事にエアロバイクに放置したままトレッドミルに行ってしまい、あとでインストラクターに「ノートみたいなの忘れ物に無かったですか」と聞いたら「あ、あの英単語のやつですね」と言われて超恥ずかしい。50のおっさんが日常会話の暗記で苦労しているの図。英語じゃないんだが。
さて懸案のトレッドミル。1kmウォークのあと11.5km/hで走り出す。ぎこちないけど何とか行けそうなので徐々に上げて2km以降は13km/hで。だが脹脛はパンパンに張っていて今にも破裂しそうなので5kmで止めた。
スイムはどうせ長くなんか泳げないので最初から短めに飛ばす。筋トレで粗方使い切っていたおかげか尽きるのが早かった。

2018/4/21 [疲労抜きラン]
一気に28℃まで上がっているらしいが家の中はひんやりとして寒いくらい。ゴロゴロ昼寝して過ごす。カントクは光が丘公園での練習会に出かけたが、僕はマトモに走れそうにないのでサボる。
夕方、ランへ。カントクから借りたRCX3を使ってみる。
トレランの影響よりまずは昨日の筋トレが効いて脚がギシギシ。
久しぶりに本門寺コースへ。だが脹脛が今にも破裂しそうでかなりヤバいので、途中の本門寺公園で歩きを1周入れる。この公園は久しぶりだが、結構トレラン気分になれるところだな。もっと活用しよう。
少しほぐれて本門寺コースを2周。このコースにはコンクリイボイボ下りが3箇所もあるので慎重に。
28:32 (HR123/149) 28:37(HR125/149)
2周目のほうが速いかと思ったらそんなことなかった。
total 13km 1:14:40 HR123/149 800kcal
何とか無事トリガーを引かずに済んだ。休日に13kmぽっちでショボいなーとか思ったが、最後は結構脚に来て、今のコンディションには十分な内容だった。まだまだ疲れが抜けない。

2018/4/22 [初半袖練]
お袖練、かなり気温が上がる予報で半袖ジャージ。
先週のトレランでの追い込みが今日辺りで身になって、いい感じで踏めるんじゃないかと期待していた。
ところが、温泉坂区間へ入ると太腿が最初からかなり酸っぱいことに気づく。心拍も上がらないようだ。
温泉坂 18:10 HR136/148
うーむ、やはりダメだ。

ウルサイ・クサイ・キケンのUKK軍団が今日は多い。人の脇をスレスレで抜いていくのはやめろ。途中で白バイに掴まっていたり、転んでレッカー車の世話になっている奴を見ると、心の底から歓びを感じている私はイケナイ人間ですか?
この頃Cateyeが不調でスピードがわからないので、カントクからGPSセンサーを借りてきた。ところが40km過ぎから信号が途絶える。なんとバッテリー切れ。昨日満充電にしたのに、へたって1時間しか持たないとは。
もみじ終点で1:44:54でかなり遅い。
今日はイケてると思い込み長く走る宣言をしていたので、しいたけ村周回を嫌でも追加しなければならない。とりあえず走るだけで、TTの意識は全く無い。
割と早い段階から右足首がズキズキ痛くなって踏めなくなってきた。ランで困るアキレス腱炎とは異なる痛みだが、原因は同じなのか?
南風基調のはずだったが、復路もさして追い風にならず、最後の裏温泉坂はしんどかった。

total 112km 3:55:35 (28.5km/h) HR121/149 2451kcal 弱風 26℃ ↑1540m

オレンジジュース1リットルでむりくり収めたので、終わった後しばらく脱水気味。
今回練習内容は別々だったが、I口さんも辛そうだった。やはりトレランの余波と考えられるだろうか。

2018/4/23 [疲労が抜けない]
スポクラ。
金曜やった筋トレ、内外転筋の筋肉痛が抜けない。油断してやりすぎた。今日はツイスト動作の横腹筋をみっちりやる。65kgを20回。まだ行けそうな感じ。
続いてトレッドミル。1kmウォーク後、横のステップに立つ。走りながら少しずつスピードを上げて適応するのではなく手すりに身を預けて目的のスピード(13.0km/h)に一気に上げ、徐々に体重をかけていき500m走る間に馴らす。この方法いいかも。
トレランかお袖練か金曜の筋トレかさっきの筋トレか、疲労原因が複雑に絡み合いなんだか判らないが脚がぎこちない。3kmくらいでようやく根付いてきたがこのペースでも精神的に辛い。
7kmくらいから右足首が痛くなる。昨日のお袖練でも痛くなったところだ。まだ我慢できるけど捻挫に似た痛みであまり感じよくない。
へろへろになり、泳ぐ体力がいつも残ってない。バタをやったらとどめを刺してしまった。筋トレのローイングが効いている。50mTTを何本かやった。約39秒ってところ。復路でペースが落ちる。50mすらタレを回避できない。
珍しく1コース独占状態だったがその恩恵を生かせず600mでおしまい。

「自分の気持ちに従わないで良かったことがあっただろうか」 ~ブレイクスルーな言葉~
何言ってんだ? そんなのしょっちゅうあるじゃないか。逆に聞いてみたいが、自分の気持ちに従って後悔したことはないのだろうか? 
こんなのブレイクスルーでもなんでもないだろう? なるほどーって感心している奴は、経験不足を自覚すべきだろう。ほだされるでないよ。

2018/4/25 [不参加者認定]
品川での打ち合わせの後、久しぶりに田町スポセンへ。
疲労を抜くために昨日オフったが今日もダメダメだった。週末から適応期かもしれん。スイムでもランでも身体が固い。柔軟性というより筋肉が固く、重い感じ。
筋トレの疲労がいつまでも抜けなてない印象だが、ちょっとやりすぎなのかな。
ランでは13.5km/h一定で走ったが最後までギクシャクした感じが抜けなかった。それと右足首の痛みが不快。30分1本でおしまい。

帰宅したらポストに毛呂山事務局から郵便物が。どう見てもTシャツが入っている。なぜ?
「300円で販売していた去年の大会Tシャツを物欲しそうに眺めていたのがとても印象的だったので、ここに送らせていただきました」
くらいしか理由が思いつかない。
開けてみたら、今年の色のTシャツだった。がっかり。
「今回、参加を見送られた皆様には参加賞をご送付させていただきます」
不参加ってことになっているらしい。
「次回のご参加を心からお待ちしております」
なんか悲しい。

2018/4/26 [通勤号復活]
西大井駅までTシャツ&ズームフライと条件が揃っていたがダルくて調子でない。
しばらくダメっぽい。

フォークが折れた通勤号がやっと直ったという知らせが昨日入り、会社帰りに取りに行く。カーボンフォークの入荷が遅れ1ヶ月以上もかかってしまった。
店には篠崎くんがいて、トラの濃い話を久しぶりにしたもんだからついつい長居してしまった。ハイテンションでウルサくて店には超迷惑だったかもしれん。すみません。
そのまま乗って帰る。久しぶりの通勤号はちょっと緊張した。なんだか走りが一段上質になった気がした。

2018/4/27 [おもちゃ到着]
体温で発電するMatrix Power Watchやっと届いた。
おーい、まだ届いとらんよどうなってんの?ってメール送ったら、今出ました、とまさに蕎麦屋の出前状態。面倒くさいFedEXで来るというので、午後3時に早退してスタンバってたらタイミングよく来てくれた。
e-ink表示の暗さがどんなもんか気になっていたが、まあさほど悪くはない。イメージ写真みたいにパキッと真っ白に表示してくれたらカッコイイんだろうけどな。
表示言語をドイツ語に設定。というか日本語表示が妙にダサいし温度が華氏表示で意味不明なので。華氏使ってるのアメリカだけらしいじゃん。
ところで知らんかったがこれにはランニングモードってのがあって、走行距離を出してくれるという。どうやって?
確かめるためにジョグに出た。

何から説明したらいいか混乱するくらいヘンだ。ドイツ語表示なので余計わけが判らない。
まずありえないこととして、時間経過の表示がない。e-inkだからしょうがないのか。そりゃそうか? それでいいのか? ずっとLaufenとだけ出ている。
1.5km地点でラップボタンを押す。実はこれラップボタンじゃなく一時停止ボタンだった。一時停止はふつうスタート・ストップボタンが担うんじゃないのか? つまりストップボタンが2つある。1つは、再スタート不可のストップボタン、もう一つは再スタート可のストップボタン。
意味ある?
そんなわけでラップ機能はない。何ともショボい「ランニングモード」であろうか。
謎の距離計測は、3.5km走って3.4kmと出た。結構正確だ。加速度センサーが腕振りを見ているだけだと思うが、そんなの個人差が激しいだろうし、キャリブレーション機能もない。
で、早速アプリにデータを取り込んでみたら、ランのデータはありませんと来た。リセットしたから消えたらしい。データは時計内に残ってないのか?

肝心のランのほうは、今季最悪ってくらいダルく、こんなおもちゃを持って走ったにも関わらず全く気が紛れることなく7kmで止めた。

2018/4/28 [しいたけ村再び]
GWスタート。さて9日間充実した練習がどれだけできるか。
初日はお袖練。アクアライン渋滞予測が昨夜ニュースにまでなっていたので1時間早く出かけたが、そのおかげなのか目立った遅れはなく普段通りに着いた。
最近ナゾの疲労感に襲われているため、ひさしぶりにおまいらBBチャージ。
I口さんと相談し、初っ端はまずイージーで行こうってことに。前回と同じ鉄板ルートを走る。ベンチマークの温泉坂だけは気合を入れる。
んー、予想通り辛い。疲労が溜っている要因は思い浮かばないが今日も太腿がキリキリと酸っぱい。ただ心拍は前回ほど悪くはない。
温泉坂 17:35 HR139/148
及第点レベルに少しホッとする。

珍しくソロの女性ローディに出くわす。匂いをかぎながら追い越す。
淡々と走り、もみじロード終点通過は1:44:26(3分15秒の温泉坂先行分を引いた実質時間)でなんと前回より速い。
長狭街道から今日もしいたけ村周回方面へ。I口さんが次第に遅れだす。前半オーバーペースだったかもしれん。
復路はやや向かい風基調。県88で戻り、コンビニで少し休憩。ローディが数人いた。ダンプ道、裏温泉坂を越え、最後の平地7kmはI口さんと別れて飛ばす。

113km 4:11:15 (27.0km/h) HR117/148 2436kcal 23℃ 微風

快晴で暑くもなく寒くもなく快適だった。

2018/4/29 [砧Run&Swim]
ラン&スイムのため砧公園へGo。
GWは都内はガラガラ、と思いきやこの辺りは人が多い。駐車場はすでに満車だった。
この二週間、どういうわけかまともに走れない日が続いている。今日も例外なく、走れる気がしない。
1周目はカントクとアップジョグ。2周目からジワジワと上げていくが、身体がとことん重い。心拍は負荷通りの低いままで、このペースがしんどいのはおかしい。
右足首がまた痛くなって不愉快。予想してTakumi-Idomi履いてきたが回避できなかった。アキレス腱炎関係だと思うんだがそれとも微妙に異なる痛みだ。
1周8分(=キロ4:48)をギリギリ切るタイムでかなりイッパイイッパイ。12周=20kmの予定だがどこまでできるか。
9周辺りまで来て、ようやく少しだけ走りが根付いてきたのと、痛みも若干引いてきた。
最後の周は限界まで飛ばしてみたがキロ4分33どまり。何が走りの障害になっているのかよく分からない。
カントクの最終周に付き合ってダウンジョグ。
砧公園13周(@1.67km)
11:02 8:26 7:57
 8:00 7:55 7:46 
 7:48 7:54 7:50 
 7:45 7:46 7:36 
10:14
total 21.7km 1:48:11 P4:59 HR129/147 1247kcal

Matrix君の距離計は今回22.73kmと出て4.7%のオーバー。

続いて長水路スイム。
割と混んでいるので50mずつ泳ぐ。40秒を切れたのは最初の4本だけだった。腕がすぐ痺れてきて泳げなくなる。
暫く連続して泳いでみたら乳酸が溜まらなくなってきた。毎回、この状態になるまで辛抱して泳ぐ必要があるのかもしれない。最後にまた50mずつ6本泳ぐ。インターバル長めだったのもあるが40秒切れた。
最後は飛ばして36秒。
ヘロヘロMax…
プール脇のローソンで食べ物を買って公園でランチ。気持ちがいいね。このローソン、食堂か?ってくらい巨大なイートインコーナーがあり、駐車場も巨大でいろいろ型破りだ。

2018/4/30 [お袖練鉄板ルート]
一日開けてお袖練Part II。
往きのアクアラインが予想以上に渋滞。みんな房総に何しに行くの?
どういうわけかにわか雨が降ってきてスタートが遅れる。ちょっと肌寒い。
今日はI口さんがDNSのためスピードメーターが無いと困る。と思ってもう一度あれこれいじくったら復活した。やった!
南風が結構強く、往きは向かい風基調。温泉坂も向かい風で遅い。
温泉坂 18:30 HR137/150
向かい風とは言え一昨日より1分近く遅いのはまずい。かなり頑張ったんだけど。相変わらず心拍上がりにくい。
タイムの悪さに腐らずに走ろう。つべこべ言わずに黙って走ればいいのだ。
もみじロード終点は1:46:30で今までになく遅い。復路の追い風でどれだけ挽回できるか。
県88沿いの民家に5人ほどの外人観光客を見かけた。このあたりの何を見に来たんだろう、棚田かな。
追い風は気分的にポジティブになれるがダンプ道あたりで尽きてきた。裏温泉坂は追い込めず。

total 97km 3:23:00(28.67km/h) HR123/150 2179kcal 23℃ 微弱風 ↑1297m

ダルダルMaxな割にはましなほうか。しかし復活できる気がしない。

アクアライン金田入口が大渋滞して帰りは2時間半もかかった。これはアウトレットのせいか。袖ヶ浦にわざわざ買い物に行く意味がわからない。渋滞もあまりに酷いと気が気でないので単語練習が頭に入らない。

2018/5/1 [久々辰巳詣で]
GW中は今日、明日しかやってない辰巳へ。
2つのニュースが。まずは今までのプリペイドカードに代わって東京体育館や駒沢などと共通のカードになった。もう一つは、今年12月から4ヶ月間ほど工事で使用不可。またか~。でも実害はあまりないのかも(悲)。
先月やっと3000mを超えた程度の練習量ではマトモに泳げるとは思えない。そこで、100mプルインターバル練をいつもの1セット5本、1分45サークルで回すために、1本を1分30と決めて余力分を後半に取っておく作戦。1本目は楽だが2本目から早くも余裕がない。半秒くらい越えたこともあったがなんとか5本、続ける。2セット目頭でうっかり2秒も速すぎた。ツケが3本目辺りに来る。3セット目は貯金がなくなってきた。誤差はあるが1分半平均はギリギリクリア。
少し間をおいて1本だけTT、1分23辺りが出る。休めば腕はまだあるらしい。しんどいのは心肺のほうで、撫でるように泳いでいるのに息が上がりっぱなしだ。これまでは、フォームが崩れるのを嫌がって余力がある時はブレス少なめを心がけていたが、酸素供給を重視し逆に最初からブレス多めの方針に変える。
休憩に入ったが、最後のTTが影響して腕の疲労が抜けないまま10分が経つ。4セット目は少し自由にやってみる。1本目は1分27だったが2本目以降結局しんどくてお題クリアがキツかった。

実家に帰省し、夕方ジョグ。吐き気を伴うような病的なダルさ。2kmくらいまでは絶望的だったが、やがてサイクルができてきた。このダルいのはスイムのせいだとわかる。脚はそんなに重くない。7kmあたり、強い海風に抗いながら走るうちに調子が出てきて、以降は少し飛ばした、と言ってもキロ4分40くらい。最後は大分ほぐれて、延長も頭をよぎったけどやめた。
夜、肩と背中に筋肉痛がにょきにょき現れてヤバい。

2018/5/2 [病的なダルさ]
午後3時、走りに出る。気合を入れたつもりだったが病的にダルく、我慢して続けても一向に埒が明かない。これは適応期とかじゃなくオーバートレーニングか。どうにも耐えられずに往きの4.5kmでやめた。そこからとぼとぼ歩いて帰る。

だが貴重な辰巳は外すわけにはいかない。夕飯後自宅に帰りがてら寄っていく。
昨日と同じ1分半作戦。1本目は超ゆるゆるで1分26が出た。恐れていた筋肉痛も僅かだし、昨日よりレベルアップしているのを確信。
セット頭を除き、概ねみっちり頑張ってぎりぎり1分半と相変わらず余裕はないが、昨日と違って腕が干上がる気配がない。精神的にも楽。ランではあれほどダルいのにスイムでは全く関係ないのもなぜだか判らない。2セット無事クリアしたところで休憩が入る。
3,4セットもクリアして今日は5セット目に突入。最後に1本TT、70mくらいで一気に腕が尽き、結果1分23。
ランとは逆に調子が良かった。

2018/5/3 [疲労の原因]
朝は8時半に目が覚めた。この頃睡眠の質が悪いのが気になっており、朝と気づかずこんな遅くまで寝ていられたのは珍しく、喜ばしい。だがそのくらい疲れているとも言えるか。
疲労がいよいよ抜けないので今日はきっぱりオフと決める。ただ天気予報がはずれて朝から快晴、どんよりした雨模様のなか落ち着いてオフを決め込みたかったのに。時々眩暈というかグルグル目が回る現象が起きる。普段の生活では滅多にない症状なので気になる。
実家へ帰るカントクを駅まで送り、その足で本門寺公園を散策しOKで買い物。気持ちがいい。5kmくらい歩いたかな。
単語カード見ながら。verlassen(去る)vergessen(忘れる)verlieren(失う)似ていて覚えにくい。

考えてみたら4月は久々に40hを超えてかなり追い込んだと言える。疲れが溜まるのも当然かもしれない。ただその割にはあまり無理をしている実感がない。おそらくここんところずっとランで全く追い込めてないからだろう。4月中は毛呂山トレイルが唯一まともに走れた日となった。とは言えこの日の疲労が未だ尾を引いているのは間違いない。

2018/5/4 [発作的なめまい]
朝起きてみたら無茶苦茶目が回る。なんじゃこりゃー。数秒で激しい嘔吐感が襲う。なんか知らんがヤバい。カントクは実家に帰っていて留守である。一人慌ててググってみたら、どうやら「良性発作性頭位めまい症」らしい。以前襲われた「前庭神経炎」とは明らかに違うとわかるのは、この症状がすでに3日前からおきていた覚えがあるからだ。
三半規管に耳石のカスが紛れ込んだのが原因らしい。そして、エプリー法とかいう動作で物理的にカスを排除し治せるとある。早速やってみた。これはてきめん。症状が一気に酷くなってしまった。無茶苦茶気持ち悪い。全く身動きが取れず、ベッドで寝ているしか無い。5時間くらい寝て、おさまったかと思って起きると再び急加速で気持ち悪さに襲われる。全く治ってない。朝飯も食ってなかったのでむりくりカップ麺を食うが気持ち悪くていつリバースするか判らん。なんとか腹に収めて、また寝る。目が開いていると気持ち悪いので、寝るしか無いのだ。夜、カントクが実家から帰ってきて夕飯を作ってくれたが相変わらずリバース寸前でようやく腹に収め、頼んであったトラベルミンを飲む。30分位したらかなり楽になった。対症療法ではあるが救われる。
このめまい症からくる気持ち悪さは強烈で速攻なのが特徴だ。数秒も経たぬ間に全身がゾーっと寒くなり脂汗が滲み出て生唾が出てくる。胃袋がゴボゴボいい出して、全く生きた心地がしない。じっとしてやり過ごすしか無い。
エプリー法を二三度試したが変化なし。というかこのエプリー法をやるのが無茶苦茶辛い。
いつになったら治るのか見通しが立たない。
原因は何だろう。思い返す限りでは、辰巳から帰ってきて自宅でゴロンとしていたときに最初の自覚症状があった。ほんの2,3秒だけグルングルンと激しく目が回るのだ。目を閉じて再び開けると元に戻っており、ありゃ何だったんだろう今のは?って感じだった。1つ気になるのは右耳に水が入ったまま抜けないなーと思っていたことだ。その水がなにか悪さをした可能性はあるのかな? 水泳とめまい症の関連性を調べたが浮上してこなかった。

2018/5/5 [酔い止め薬の副作用]
薬のおかげで気持ち悪さは8割くらい防げているが、相変わらず目眩はありどう考えても治ってない。薬が切れたらまた地獄に落ちそうだ。
だがこのトラベルミン、いくつか副作用があって、ドンピシャで当ったのが「動悸」。心臓がドックンドックン激しい。脈飛びなどはなく、心拍数も平常なのだが、打ち方が激しい。だが吐き気の不快さに勝るものはないので飲み続ける。最小の動作でやり続けられることと言えばドイツ語学習くらいしかないので日がな一日やっている。

読めない書けない単語  独立した=unabhängig (ウンアペンニヒ)

2018/5/6 [久々ペース走]
GW後半、3日は計画通りオフだったが、4日、5日も強制オフになってしまった。今日こそは何かを残したい。

船酔いの程度を段階に分けてみる。。。
Stage1:気持ち悪くて不愉快だ
Stage2:胃のあたりがムカムカして吐き気がしてくる
Stage3:全身悪寒が走り脂汗が出て、音や振動などあらゆる刺激を避けたくなる
Stage4:生唾がジュルジュル湧き出てリバース秒読み
普通この段階を徐々に踏んでいくもんだけど、今回のは目眩がして僅か数秒でステージ3くらいまで一気に来るので下手に身動きが取れない。起きているのも無理で寝るしかない。ちょっと油断したらステージ4まで行って、観念してトイレに駆け込むべきかじっと耐えるべきかで悩んだこともあった。
そんなわけで生きた心地がしない二日間だったが、昨夜ハワイ島250kmレースをTVで見ていたら、もうちょっと自分も頑張らんといかんって気になってきた。

今朝も相変わらず頭ぐるぐるするけど、3日経って船酔いに慣れたのかStage0.5くらいで安定するようになってきたので、駒沢へLSD走するカントクについていくことにする。食が細っていたので痩せたかと思ったが絶対安静状態はやはりデブった。
単なる耳石のカスの仕業であり身体はどこも病んでないはずだが、フラフラして病み上がりそっくり。走り出しは不安だったがすぐに慣れてきた。頭を動かすと気分悪いので交差点で辛い。3日オフったことで謎の蓄積疲労は抜けたか。休養は無駄ではなかったと思いたい。
駒沢に到着し、6周目標に行けるところまで飛ばしてみる。身体がすっかり走ることを忘れており1周目は遅かったが2周目途中でひとりの学生に抜かれ、ちょうどいいペースだったのでついていく。ペースを上げるほど目眩が気にならなくなることに気付いた。2周ほど一緒に走ったがやがて彼がぐっとペースアップして消えてしまった。すでに余裕がなかったので以降はペース維持も厳しくなる。苦しみを味わえるのも生きていればこそ、などと昨日のTVを思い出して言い聞かせてみる。なんだろうと苦しいものは苦しい。
久しぶりのペース走でとにかく脚の動きがずっとぎこちなかった。

駒沢公園6周
10:20 (P4:50) HR126/137
9:31 (P4:27) HR139/144
9:09 (P4:16) HR146/149
9:06 (P4:15) HR148/151
9:15 (P4:19) HR150/152
9:11 (P4:17) HR153/155
12.84km 56:32 (P4:24)


6周を終えてカントクを待ち、またスロージョグで帰る。ゴールは近所のマイバスケット。問題もなく戻ってこられて一安心。
total 25.4km 2:18:17 (P5:27) HR127/155 1582kcal

んーもしかしてお袖練行けたか?しかしバイク途中で三半規管が暴走するとどうなるか怖い。
夕方、安全なローラー練を追加30分。

2018/5/7 [GW総括]
9日のGWが終わってしまった。ブルーな朝。
目眩は回復方向にあると思っていたが、どうやら単に薬が効いていただけだった。今朝はぶり返していてうんざりする。トラベルミンが昨日まで細細と効いていた。西大井まで歩いたがクラクラしてほとんど走れず、目標の電車に乗り遅れるところだった。職場ではなぜか火照ってきて新たな体調不良って感じ。昨日のランの筋肉痛もかなりある。久しぶりのペースだったからなー。
とてもじゃないがウンドーする状態になくオフる。

ずっこけた今年のGW、前日を加えた10日間の練習内容は、
 Swim:6100m
 Bike:225km
 Run:68.8km
  totaltime 16.5h
やはりバイクが例年より大分少ない。まあでも思ったほど少なくはなかったかも。オーバートレ状態から抜け出せたのだとしたら悪くはない。まだ判らないが。

2018/5/8 [めまいと運転]
気持ち悪さに加えて雨模様の淀んだ雰囲気、ますますウンドーする気になれない。
帰宅してクルマで買い物へ出る。発症してから初めて運転したが、意外と厳しい。交差点のたびに素早く正確に左右確認するのがキツイ。クルマというのは一見リラックスして乗っているようだが、実は自転車よりもはるかに正確な判断が求められる状況であるからして、所作をおざなりにできないのだ。ということに初めて気付かされた。

2018/5/9 [最後のスポセン]
目眩は相変わらず。気分が悪いとモチベーションもガタ落ち。しかしずっとオフでは埒が明かない。田町で打ち合わせがあったついでにスポセンへ強行することに。チャージされた会員カードが失効寸前という事情も絡む(職場異動で更新不可)。まだ午後3時半だけどシゴトは終わりにする。
空いているプールを期待したが、逆に空きすぎが災いして3コースも団体様に取られていた。まあでもクラゲ外人が一人いるだけなのでそこそこ泳げる。
スイムはブレスの度に首を回すので当然ながら目眩を増長させるようだ。だがスイムがそもそも船酔いっぽいので意外と違和感がなく、なんとか続けられた。600mほど連続して泳いだが腕は干上がらず、まだ月初の辰巳練効果が残っているようだ。続けなければ。
ジムでは上半身3種筋トレして、スピニングバイクに乗って12分で飽きて疲れたのでトレッドミルへ。あまり考えもなく14.1km/hに上げて、スピードに乗れるか怪しかったが何とか成功。だがいつまでもペースに慣れず、18分くらいで急に耐え難くなってきて、5km通過で12km/hに落す。だがもはやスピードがどうだろうとしんどく、すぐにやめた。まだやはり普通に走れない感じ。
トレッドミルではPowerWatchの距離計はかなり正確だった。5km走って誤差-30m、空気抵抗の条件を鑑みればほぼドンピシャと言ってもいい。ペースも関係するかもしれない。ただ、だからといってあまり活用できる場面は無いだろう。
ジムでは目眩が次第に気にならなくなった。無理にでもウンドーはスタートさせるべきのようだ。

2018/5/10 [3月並]
ここ数日、3月並みの寒さに逆戻りして体調管理が大変だ。ジテツウも手袋が欲しいくらい。首を動かしたくないので頑張らないで走っている。PowerWatchは寒いほうが発電しやすい。というか28℃で発電できなくなるというから、日本の夏を乗り切れるのか?
帰宅後ローラー。5分アップがてら単語練やってから30分。1分ダウン。糧になってる気がしない。

2018/5/11 [蓄積疲労?]
スポクラ。走れない要因を作りたくないので筋トレは上半身のみ。以前クリアできたショルダープレス32kgが全然上がらず、のあと、エアロバイク。長続きせずLv14で20分(242kcal)、トレッドミルは1kmウォーク後、慎重に12km/hで走り出す。こんなペースでも今すぐやめたい。2km後に13km/h、14km/hと上げる。6kmで終了。とにかく精神的肉体的いずれも持続力ゼロだ。目眩でトレッドミル上を安定して走りにくい。
PowerWatchの距離計も同時作動させてみる。計測値は次のようになった。14km/hあたりが正確なのは前回のスポセンと同じだ。
 12km/hの2km→1.93km
 13km/hの2km→2.18km
 14km/hの2km→2.01km
腕の振り方から推測した値と実際の距離との乖離はつまり、ペースによってランニングエコノミーが異なることを示しているのかなと。13km/h前後に変位点があるように見えるが、つまりこの近辺で走るのは無駄が多いと。んー、感覚的にはむしろ12km/hのほうが非効率さを感じるのだが。
2kmウォークしておしまい。
スイムも600mで終わり。どうも今日は異様なくらいやる気がでない。腹も若干下し気味だったりして、体調も実際にあまりよくない気がする。オーバートレーニングか目眩か、原因が分からなくなってきている。

2018/5/12 [PowerWatch寸評]
iPodのバッテリ切れに気づき、充電のため午前のランを午後に回してホゲタイムにしていたら、都合よく宅急便が来た。なんとPowerWatchがもう1個送られてきたよ。
初回に送られてきたモノが注文通りになってなかった(裏蓋にオリジナル図柄をレーザー彫刻する無料オプションが入ってない)、ということで正しい2個目を送ってきたのか、単なるいい加減な顧客管理の結果なのか判らないが、装着して初めて動くコイツに限って二個持っていても何の意味もない。永久保存版として永遠に眠らせておくべきか悩む。というのもこのPowerWatch、時計として予想以上に出来の悪い子ちゃんだからである。
・重い
・秒針がない
・ライフログがしょぼ過ぎる
 →歩数計 歩行かどうかを見分けていない (歯磨きで200歩とか行ってしまう)
 →睡眠計 時系列情報がなく、睡眠の質は全く感知できない
 →消費カロリー バイク練も車の運転も見分けられない
 早い話がどれも全然正確じゃなくアテにならない。大雑把な傾向は見えるかもしれないがそんなものは機械に教わらなくとも十分自覚できる範囲だ。
・ラップ機能がない(ランニング、ストップウォッチ)
・最小単位1秒の計時機能(ランニング、ストップウォッチ)
・シングルタスク、カウンターリセットすると記録はアプリでしか見られない
・一切音が出ないので、アラームやタイマー機能はない
まずEインクというのは、リアルタイム性を重視する腕時計には全く向いてないデバイスと改めて思う。これの制約で色々とありえない使いにくさが生じている。
唯一の特徴である体温での発電は、内臓充電池の寿命次第であり、その点では超高寿命型の時計のほうが長持ちするだろう。そうでなくてもこういう新規性が売りの商品に高寿命は誰も求めないという点で自己矛盾を起こしている。
ケチばかりつけてきたが、ファームウェアの更新次第では期待がないわけではない。
つまりこれは、丸型Eインク画面と加速度センサー、温度センサー、ブルートゥース通信機能を持ったマイコンであり、アイデア次第で別のものに生まれ変わる可能性はある。ただ、ラップ機能すら組み込めないんじゃあんまし期待できないが。
積んでいるデバイスを考えるとどんなに機械学習を重ねたところで情報の質的向上は期待できない。つまり企画段階から無理は承知だった。
ミラネーゼストラップというアップルウォッチが発明した?磁器留めバンドが割と自分好みってことくらいかな。ただ、本体が重すぎるためランニングの腕振りで次第に留め位置がずれてくる。
時刻表示文字が大きいのはありがたい。だが多分見栄え上の理由でその他の文字を異様に小さくしているのが腹立つ。ユニバーサルデザイン視点では完全にNGだ。
このPowerWatchだがドイツのif賞を取っている。モンドセレクション並みの日本のグッドデザイン賞(Gマーク)と違って、if賞はデザイン界でかなり権威ある賞のはずだが、ホントにちゃんと使ってみたのかなー。
装着者が生き長らえる限りの商品ということで、老人の孤独死を検知、または予測するといった方面での展開はあるだろうか。まあ荷が重過ぎて無理だろうけど。

昼飯食ったら眠くなり、長い昼寝の後行動開始。スイムが急務なのでまた砧公園へ。バイクシューズ履いて通勤号で。環八は相変わらずアホみたいに渋滞しまくって自転車でもノロノロになる。でも自宅から11kmほどを30分余りで着ければ間違いなくクルマより早いだろう。ただ練習になっているか疑問なので半分だけ計上する。
ズームフライに履き替えて砧公園を9周。最初は相変わらずの不調でノロノロだったが2,3周でそこそこ調子が出てきた。昨日の酷いやる気なさは影を潜め、身体の重さを感じつつも歩を進めていける。湿度が低く涼しいからかな。最後は限界まで飛ばして7分ちょうど。限界で7分切れないんだからやれやれだが。
砧公園9周 1.67km×3×3
23:34 (P4:43)
22:13 (P4:27)
21:26 (P4:17)

続いてスイム。あまり頑張る気にならず、連続して泳いでいる人のペースに合わせ50m毎に泳ぐ。昨日の上半身筋トレが効いていて腕がしびれる。最後の2本だけ100mをそれなりに、1分26と1分28だった。
今年も南紀白浜はダメダメな予感。

2018/5/13 [つらい周回練]
5月はレースを2つ入れ、ただでさえバイク練を確保しづらいのに、GWで思いっきりずっこけたため、お袖錬は事実上今日が最初で最後。貴重な一日。
だが午後から雨予報なので、I口さんと相談し近場の月崎周回練ってことに。距離は稼ぎたいので目標4周。9時13分スタート。南西の風7m程で結構強め。
目眩はだいぶ薄まってきたが、首をさっと動かせないので、後方確認ではゆっくり体ごと振り返る必要がある。日曜でクルマが少ないのが救いだ。
いつもどおり、周回コースで僕は逆周り。初っ端に長い上りがあるが、途中の鮫肌の道が再舗装されていて助かる。
4周もあるので抑えて上ったが身体が動きたがらず苦しい。長い不調のトンネルは抜け出せていない。身体中疲労の毒素が回ってるような気分だ。こんな調子で4周もするのか、やれやれだなー。
月崎の踏切に珍しくひっかかり、向かいでI口さんも止まっていた。
ぐだぐだな1周目を終えてみるとまあ何とか及第点ラップ。しかし2周目の坂に入るともうやってられない。要所要所で1周目の時のスピードが出ておらず、どう考えても遅くなったと落胆した2周目のラップが上がっていることに目を疑う。んーどういうこと? 結果がいいと現金にも頑張る気になれる。
そういえば1周目は踏切ロスがあったの忘れてた。
所々これまでと同じギアで上れず、明らかに脚が削られている。だが3周目は更にタイムが短縮。なんでだ? 風向きが都合よく加担してくれているのか。徐々に心拍が上げられるようになったのは確かだが。
4周目は益々脚もなくなってきて、さすがにタイム更新は無理だろうと思いつつも頑張る。とそこにスライドしたI口さんが「3周でやめます」宣言、えーマジか。調子良さそうに見えたんだが。
気温が低いと思ってボトル1本しか持たなかったのが仇となり、水切れで苦しくなる。周回後に自販機に寄るも、財布を忘れてきた! フラフラになりながら残りのアプローチ区間を走る。それでも35km/h巡航ができたのは強い追い風のおかげ。

月崎周回 18.1km ↑270m Bestlap=34:26 (2016/8)
36:50 (29.5km/h) HR126/148
36:10 (30.0km/h) HR127/148
35:53 (30.3km/h) HR130/149
37:57 (28.6km/h) HR131/150

1周目は踏切で約30秒ロス。4周目はI口さんとスライドして一瞬引き返したロス1分と、突然右折横断してきたクルマを回避し緊急停止したロス30秒程度あり。

total 98km 3:20 (29.4km/h) HR125/150 2247kcal ↑1220m 22℃ 中強風

周回練の割には心拍が低く追い込めてないが、不調不調と言う割にはタイムはそんなに悪くはなかった。不調なのは間違いないが、なんとか最後まで気持ちを切らさず走れたのはよかった。

2018/5/14 [テーパリング期間]
夜はスポクラ。今週のプランは、週末の南紀白浜へ向けて疲労を抜きつつ、スイムは積み上げたい。
筋トレは今日も上半身のみガッチリと。ショルダープレス32kgは幻だったか、今回も不達。
今日は昼間からなんだか身体がすっと軽くなった印象があった。気のせいかどうなのか、トレッドミルで確認。1kmウォーク後12.1km/hで。
んー、やっぱ重い。ドスドスドスとむりやり身体を前へ運んでいるイメージ。でも3kmくらいで持続性が出てきた。目眩から来る病み上がり感は未だ抜けないけど、ポジティブに走れている。
スイムでは50mずつ10本。ちょっと少ないけどまあいっか。

2018/5/15 [辰巳詣で1]
直前詰め込み練で辰巳へ。職場から新木場へは行きづらい。帰りのためを考えて自転車を西大井に駐めてきたが、あまり意味がなかったかもしれん。
入っていきなりジャグジーに浸かったせいもあるが、無茶苦茶ダルいな。
だが、このダルさがスイムには一切影響ないのが助かる。100mプル×5本×4セット。今回もターゲットペースに従って泳ぐことに。前回1分30だったので1分28に設定。1本目はゆるゆるで1分27。油断した3本目で1分29に落ち、次の2本をちょい追い込む。まあ全体的に楽だ。2セット目、3セット目も次第に余裕がなくなるもののお題クリアは割と楽。目標設定が温かったか。4セット目は温存をやめて全体的に速くなるように。最初だけ1分25、あとは同じ調子だった。少し間をおいて、最後に2本TT、1分20と1分22、オールアウトできた。
帰り道、ふらつくくらいダルいんだけど脚は軽いというわけわからん状態。

2018/5/16 [正体不明のダルさの原因とは]
ダルさが抜けないのでオフる。帰宅して録り貯めたガッテン見ると、思いもしない原因のダルさがテーマ。こりゃまさにタイムリー。なんだろうそのダルさの原因って。と刮目して見た…が、貧血かよ普通じゃねーか。
冒頭で、50万円もするダルさ測定器が薬局などで見られるようになったと言ってた。そうなのか。薬局にぶらっと行ってみるかな。だが結局これが何を測るものなのかよく判らなかった。男性で数値13以下NGって言ってたからヘモグロビンか? 貯蔵鉄を測れないと意味ないと思うんだが。それに、ダルさは貧血だけが原因じゃないんだからこれをダルさ測定器と言ってはマズいだろ。
鉄卵がいいという話はなるほど有益だった。中華鍋買おうかな。

2018/5/17 [辰巳詣で2]
富士通フォーラム見に行く。あちこち見上げながら歩くと思いのほか目眩が厳しくフラフラ。治りの悪さを再認識する。
んー昔ほど感心しなかった。ネタ切れって感じ。どこも一緒か。
ここで貰えるノートが結構使いやすいんだよな。
これ言ったら負けなんだけど、前の部署で熱心に提案して結局スルーされたビジネスモデルの瓜二つなやつが出ていて悔しさ半分、やっぱこういうの大事だよなって同意してくれた嬉しさ半分。

その足で辰巳へ。早めの17時過ぎに入ったら1コース二人だった。しかしもう一人の奴が延々クッソ遅いバタフライをやるので参った。危険浮遊物だ。辰巳の「速いコース」で無様なバタをやり続けられる神経が分からない。
前回と同じメニュー、100mプル×5本×4セットを、1秒早めたターゲットペース1分27秒で。1本目からギリギリだった。2セット目で早くも腕が終わりかけてきたのは力みが原因と見て3セット目はリラックスを心がけ、上手く行った。
各セットとも平均すると課題クリアできているが、約0.5秒オーバーが2本くらい出てしまう。
最後に100mTTを2本、1分21、1分20で2本目のほうが速かったのは○。やはりリラックスを心がけたのがよかった。

2018/5/18 [明日から南紀白浜]
最近3Dプリンタ買おうか熱が部署内の一部で起きていて、某新製品説明会に出てみる。会場であるDMM秋葉工房に初めて行ってみた。いかにも工房チックな作りでクリエイターや起業家のやる気を起こさせる雰囲気に満ちているがその空気がちょっこし苦手だ。
FFF方式のよくある3Dプリンタだがヘッドが二つあり自動で切り替わるためサポート剤を水で溶ける材質などで作ったりできるのはいいなと思った。精度がかなり上がっているという売りだったが、まあでもやっぱりこの手の3Dプリンタ特有のテクスチャからは逃れられない。
3Dプリンタに今ひとつ食指が動かないのはこのテクスチャ感がどうにも興ざめだからだ。多分これは精度がどんなに高くなってもついて回る問題なのだろう。やはり個人的には切削マシンのほうが欲しいんだがなぜか3DプリンタとCNCフライスは同じ土俵に乗らない。

明日が早いのでオフ。今回の南紀白浜は川やんが意外にも抽選漏れとなったため関空からのアクセスを断念して直接おやじ号で行くことにした。ほぼ珠洲と同じ距離だがI口さんに運転を代わってもらう予定。そのためにお袖練では運転の練習も重ね、ペーパードライバーを見事返上・・・したと思う。
昨年の南紀白浜は風邪明けでイージーペースだったのもあり凡庸な成績だった。今年も体調は万全とは言いがたいが思いっきりやってこようと思う。もちろん昨年の汚名返上は果たしたいが、案外イージーペースでも変わらなかったりするんだよな。スイムとバイクで2分ずつ縮め、ランは昨年のほうが走れていたからぎりぎり同レベル目標で。4分も縮められるか?
2018/5/19 [レース前日]
朝4時45分出発、I口さんをピックアップして、一路、和歌山へ。
道中ほぼ順調だったが、御殿場で濃霧に見舞われたときは本気で焦った。前が全然見えん!そこへ突如新東名への分岐が現れ益々慌てる。しばらく生きた心地がしなかった。ここぞの場面だというのに前のクルマがリアフォグ使わないのはイラついた。普通の尾灯では見えないのだ。
鈴鹿から名阪国道(かつての有料道路)を使ってショートカットし、休憩もごくわずかだったため想定より早く和歌山へ入ってしまった。昼食は観光地価格の白浜を避け、手前の紀伊田辺に狙いをつけ地元民が行きそうな「ふみきり食堂」へ。ここアタリだった。手を抜かずちゃんと作った味って感じで美味かった。オススメです。

さて、今年も白浜へやってきた。ここの砂の白さは格別で、砂というより全粒粉の小麦粉の上を歩いている気分。しっとり感も違う気がする。
延長されたバイクコースをクルマで下見。スイム会場に程近い宿にクルマを駐めて、バイクで説明会場へ向かう。だが風がバウバウ吹いていてかなり危険、というか風向きが予測できずノロノロでしか走れない。こんな体験は滅多にない。この風が明日も止まなかったら躊躇いなくDNSにする。
昨年のアワードに来てアピールしていた各旅館の若女将のひとりを川やんがすっかり気に入って予約したのが今回の宿。だがあろうことか川やんは抽選漏れしてしまった。僕としては若女将よりも若くない女将のほうが好みであった。夕飯はなかなか豪勢で満足、というか去年のユースの食事が酷すぎたが。あれは囚人食だった。
風がおさまる気配をみせず、不安な夜。9時には眠くなって寝てしまった。とっとと寝たはずのI口さんが、その後歯痛で目が冴えてしまったらしいが。

2018/5/20 [南紀白浜トライアスロン]
幸いなことに昨日のビビりまくる強風はおさまり、カラッと晴れてレース日和。スタートは8時から3分毎の3ウェーブ制。I口さんと相談の結果、ゴール地点へクルマを移動させるのはやめてジョグで戻ってくることにした。おかげでスタートまで余裕があり快適だった。

8:00 a.m. スイムスタート
昨年は年齢順で第3ウェーブだったが今年は申告レベル順となり第1ウェーブスタート。降ってくる遅い選手が障害となりタイムを落とした昨年と比べ条件がいいはず。
と思ったが、第1ウェーブのスイマーは皆攻める攻める。2列目からスタートしたがバトルに揉まれてなかなか思い通りに泳がせてくれない。ここ白浜の海は驚くほど澄んでいてまさにワイキキビーチ(行ったことないけど)であるが、周囲の激しい泳ぎのため水が白く泡立って意外と視界が悪い。
200mくらいでようやく自分の寝床分くらいを確保できてきたが、トップはいつしかかなり先の方へ。なんでこんなに差がつくんだろう。そして、今日は波が高い。ウミガメの赤ちゃんが寄せる波にもみくちゃになりながら泳ぎだすシーンを思い出す。
もしかすると第2ウェーブのほうが落ち着いて泳げて良かったのかも、とスイムで初めて弱気になった。レベルが拮抗していて、第1ブイ付近でまた渋滞。次はどの方向に進むんだ? 波が高くてよく判らない。
第2ウェーブを過ぎて、三角コース最後の辺を泳いでいると、突如平衡感覚が狂ってきた。視界がぐるぐる回っている。何が起きた? まずい、こんなところで頭位めまい症再発か? いや、これは横から打ち寄せる波に揺られているせいかも。しかしこんな何かに騙されたような浮遊感は経験がない。
不安を抱えたまま一旦浜に上がると、普段通りなのでやっぱり波のせいだったと考えることにする。タイムは昨年と同じ13分台を示しており、2分短縮計画がほぼ破綻したことを知ったが、すでに20分くらい格闘していた気分だったのでむしろホッとしたほど。
バラけた2周目は冷静に泳いで1周目より速くなることを狙う。とにかく波が凄いが、五島でも昔はこのくらいの時はあった。問題の3辺目に来ると、波は相変わらずだが異様な浮遊感はなかった。さっきは何だったのだろう。
Swim 1.5km 0:27:49 (78位/607)

昨年より3秒遅かった。
シャワーの下でウェットを脱ぐもアンクルバンドに引っかかり20秒くらいロスする。この問題はいいかげん解決しないといけいない。
バイクシューズは昨年の反省からペダルに嵌めておかなかった。ここのバイクコースはすぐに上りが始まるので車上で履けないのだ。

8:30 a.m. バイクスタート
気温がたぶん17℃くらいで、湿度が低く、スイムアップ時にシャワーを存分に浴びたためクッソ寒い。いきなり上りなのがありがたい。身体を温めようと全力で行く。寒さもありふらつくので注意する。
周回コースに入りゆるやかなワインディングを気持ちよく飛ばす。往きが若干追い風だろうか。
スイムがあれほど遅ければ仕方がないが、先行する女子が多い。しかも男性的な力強い走りなので近づくまで女性と気づかないほどだ。そして驚いたことに義足の女子選手を見かけ、なかなか速くて追い越すのに手間取った。レベル高いな。
折返し手前のトンネルに入る。結構長い坂でもあるここを追い越し禁止区間とするのは無茶だと思うが、周回遅れのいない1回目はまだ問題はない。
折り返して再びトンネルを走っている時、出口の景色がぐるぐる回って見えた。めまい症再発は確からしい。狭くてスピードの出る対面通行なので気をつけないと。
バイクコースは昨年から若干変更され、海岸沿いの眺めの良いアップダウン区間を3.5往復したあと旧南紀白浜空港内へ移動して滑走路を3.5往復する変則的設計。うっかり数え間違えそうなので距離計が重要だ。昨年はこの往復区間を選手がひしめき合いかなり危険だったが、修正され少し緩和されている。
とは言えやはり過密化する中、マーシャルのモーターバイクが混走しているのが見えた。オープン参加の山本良介選手の先導だった。周囲とペースが違いすぎて結構スリリング。彼には2周目後半でラップされた。まあクッソ速い。
追い越し禁止区間のトンネル内は、ちょっと一休みするつもりで走ったが、ある周で居合わせた選手はここをズカズカ抜いていく。トンネル内に二人ほど監視員が居たけど、反則ペナルティ2分はとったのかなあ? こっそり抜いていくならともかく、「右!」と叫んで進路を譲らせながら抜くのは違反行為を公言しているようなもの。
慎重に数えていたつもりの周回数と走行距離の辻褄が合わなくなり、足りてない不安を抱えつつ30.5kmで反復路を抜けて高台の空港へ向かう。結構傾斜がきつくダンシング中心だ。ここで前方の選手との距離を縮めたので調子は悪くないと感じたが、一望できる滑走路に入ると選手の多さに圧倒される。散々な順位だなこりゃ。未だ追いつけない女子選手もちらほら。
ここでの単調な3往復半は集中を欠いた気がする。昨年比では疲れをあまり残さずにバイクフィニッシュ。
トランジットではヘルメットをバッグに入れるのに手こずり、結局入れるのを諦めるというアホくさいタイムロス。
Bike 40km  1:16:02 (41位/607)

昨年より獲得標高は少ないはずだが、タイムは1分以上遅い。ヘアピンの折返しが多いせいかもしれない。

9:44 a.m. ランスタート
ランを40分で走っても昨年の記録より遅いことを知ってしまいショック。いつのまにこうなった?
とにかくランパートだけでも速く走ろう。気温は低めだがそれでも暑さ対策は重要。エイドで水を貰って身体にかける。最初の1kmは4分20、まだ身体がギクシャクして動きにくいので仕方ない。しかし、昔だったらスタートからキロ4切ってたからそれも言い訳にしかならない。
プチトレイル区間はなかなか楽しい。ここですでにヘロっている先行者を見かける。そんなことに優位性を感じていてはダメだったのだが。
今回はズームフライをチョイス。長い下りで攻めの走りをするためには厚底のフライが効くと思ったのだ。ロングのバラモンでも使えるかどうか確認する目的もある。
さてその下り区間、フライの優位性はあまり感じられない。靴を変えようが下り下手は解消できないか。恐らくギリギリキロ4分は切れている程度だ。
下り基調は5km半くらいまで続き、比較的楽だ。いや、楽をしちゃいけないんだが、技術的リミッタがかかるので結果的に楽になる。
下りきるとそこはスタート地点の白浜海岸で、観光地ならではの華やいだ雰囲気を味わえる。残り4kmしかないので集中して走る。ゴールまではもう平地のみなのでキッチリ追い込みたいところだが、距離計を信じるならばキロ4分7前後がせいぜいだ。前方にポツポツ見える選手を追いかける。3人ほどパスしたがあと二人抜けそうで抜けずフィニッシュ地点に来てしまい、まあいいやと楽な方に流れた。
Run 10km  0:41:58 (43位/607)

total 2:25:49 (43位/607)


すでにゴールした女子選手が4人だべっている姿が目にはいり、女子レベルの高さを痛感するレースだった。

ランも昨年より42秒遅い。バイク・ランはコース条件が異なるがランは全く同じで、これは由々しき問題。ただI口さんによるとランスタート直後のコースに若干違いがあり距離が伸びていた可能性があるのではとのこと。ランの平均ペースはキロ4分12だが、コース半分は下りだし平地もタレずに走っているはずで、どこでこんなに遅くなったか。
直前に風邪を引いて、やる気なしで気楽に走った昨年よりもトータルで2分遅くなった。年と共に劣化する運命か。順位的には若干良かったのがせめてもの救い。年代別3位にも入ったがこれは運が良かっただけだろう。
ゴール後はいつになくダメージがなく、追い込めてない。ちょっとした練習会よりも元気で、最も気になるのはめまいだった。その後I口さんと宿まで3kmのダウンジョグ。トラの後にダウンやったのって人生初。

アワードの料理はやはりショボかった。若女将の華やかな接客サービスは今年もあったけど、予算を違うところに使い過ぎなのではという気もする。
午後4時頃帰路へ。名阪国道から高速に乗り損ねて道を間違え、結果的にそれが渋滞回避となる。鈴鹿でコンビニ休憩したほかは、ノンストップで東京まで。それでも帰宅したのは夜11時半だった。

2018/5/23 [いよいよ病院へ]
おさまる方向に思われためまい症が、レース以降またぶり返してきて、昨日は結構気持ち悪く久しぶりにトラベルミンを飲んで午後休にした。さらに今日は全休にして、いよいよ病院へ行く。5月頭からの症状を医者に事細かく話したがまああまり関心なさげで、つまりはほぼ診断はついているということなのだろう。眼振を調べて全く見られないことを確認し、また脳のダメージもないことが判った。つまり原因は耳にあるが三半規管内の耳石カスの影響はすでにない。壊れた耳石の再生に暫くかかりその間めまいやふらつきが最長3ヶ月程度残る可能性、という感じらしい。治療はなにもなく、酔い止め薬と血管を広げる薬を処方してもらっただけで、要は特に進展なし。今回もやはり病院なんて行くだけ無駄だった。
めまい症が悪くなった要因でいくつか思い当たるのが、まず白浜へのクルマアクセス。おやじ号は以前のBMW3と比べて格段にストレスがない上に、真新しい新東名は極めてスムーズ。往復1300kmをいつになく休憩少なめで走り続けた。加えて最近シゴトが暇で、PCでスクリプト等の学習ばかりしているのでこれまた動作が極端に少ない。家に帰ればゲーム感覚の単語ドリルでこれまた身動きが少ない。
つまり一切身体を動かさずじっとしている時間が長い、というのが症状を悪化させる。

2018/5/24 [心臓が痛い]
今朝もめまいは相変わらずだがじっとしてるのは逆効果で積極的にウンドーしなければならない。とは言えこの気分悪さではランのモチベーションが上がらず、夜はローラー。
息が上がってくると、なぜか右の心臓付近が痛い。心臓が二つあればの話だが。スイムバトルで蹴られたかな?覚えてない。心拍計つけて結構真剣に漕いだ。ほかアップ+ダウン6分。
36分 HR128/138 412kcal

2018/5/25 [慢性的だるい病]
めまい症は困ったもんだが、それ以上に深刻な問題として、一月以上ダルい病が抜けない。どうしたもんかな。
久々スポクラ。週末ハーフなので適当に。筋トレは上半身のみみっちりやる。
エアロバイクはLv12でイージーに本を読みながら20分。じわっと汗をかく程度。トレッドミルは1kmウォーク後、1km毎に10,12,13,14,15,16km/hと上げていく。最初はダルくて嫌になったが、次第にめまいのほうが問題に。頭にオモリを乗せて走っているかのようで、バランスを崩さないように走らなければならない。16km/hは正直しんどかったが何とかクリア。13km/hでダウン1km。
だるい割にはよく出来た。
ゴーグル忘れてきてスイムできず…。

2018/5/26 [レース前日]
段マラ前日。朝8時過ぎ、群馬へ向けてGo。昨年と同様、誰も居ない群馬の観光地を堪能すべく県立21世紀の森公園へ。ヒャッハー誰も居ない。周囲をジョグ(モーレツにダルいのは標高1000mのせいもあるか)した後、ランチしてホゲタイム。
その後玉原高原へ足を伸ばし、ダム湖周辺や湿原などを散歩する。結構いい腹ごなしになった。
宿もやはり同じところ(民宿みのわ)へ。ここの夕飯は大変ボリューミー。山菜づくしなのが嬉しいが、職人のこだわりは感じつつも実はちょっとどれもプロの味じゃないんだよな。最後にカレーうどんで締めるのが最大の特徴。今年も食い過ぎた。明日はまた昨年の記録を塗り替えられないんだろうな。
昨年は1時間30分をわずかにオーバー。今回、記録更新が目標なのはもちろんだが、不調続きのこの頃にあっては現実的に厳しいだろう。

2018/5/27 [やさい王国昭和村河岸段丘マラソン]
途中のコンビニのおにぎり等で適当に朝ごはんを済ませ、会場に7時半に到着。受付後アップに出るが、無茶苦茶だるい。標高がやや高い、坂ばかり、気温高め等の様々な要因があるが、何よりめまい症と長期にわたる蓄積疲労が著しい。だが、最近の練習やレースでは、いったんペースに乗れば案外最後までやり通せることも実証できていたので、今回も何とかなるとの期待もある。
会場の芝生のアップエリアでのそのそと走っていたら、1kmくらいで少し身体が順応してきた。坂を避けられない道路より、辛くならない平らな場所で調子が上がるのを待つほうがアップには適していると感じた。スタートしてスピードに乗せられるかどうかの不安が徐々に薄らいできた。
9時10分前にスタートブロックへ入ると、すでにスタンバっている石さんに会えた。スタートから突っ込む石さんのスタイルを多少なりとも見習うのが今回の目標だ。

9:00 a.m. ハーフの部スタート
スタートラインは4秒で越えた。前過ぎを心配したけど邪魔にはならず順当にバラけていく。身体は無事動き始めた。アドレナリン効果かダルさも引っ込んでいる。はなももの時のような辛いだけの絶望感はとりあえずない、よかった。
最初の3kmまでの下りを飛ばすと決めていた。昨年はこの区間で石さんにキロ30秒も遅れた。いくら下手とは言え、下り区間でキロ3分56というのは怠けすぎたと反省。

やみくもに飛ばすのではなく、冷静さを兼ね備えているつもり。幸い、周囲と同じペースで進めている。2km地点の交差点を曲がる石さんの姿をかろうじて確認できたのは、昨年とは大きな違いだ。河岸段丘に対して垂直方向の道は傾斜がきつい。ここも何とか周囲と同じペースを保っており、表向き下り下手とは言えない状況を維持している。
だが心拍数はすでに150以上のレッドゾーンだ。10分経たずしてここまで一気に負荷を上げたことは最近では珍しい。下りでブレーキをかけずに飛ばせるように、ヒールの厚いズームフライを履いてきたが、重力を生かして楽に下っているとは形容しがたい。それでもこのシューズならではの恩恵はそれなりにあるという印象だ。
3km通過は11分20で、平均キロ3分47、今回の狙いはとりあえず果たせた。ここからは16kmまで長い上り基調、高望みせず淡々と続けられるよう心がける。
だが、ここから攻勢に転ずることができた昨年とは対照的に、ズルズルと抜かれ続けた。上りは比較的優位と感じていたので、せめて周囲についていくくらいはできると思っていたが甘かった。かなりへたばっており、少し休ませてくれと言いたい気分だ。最初の下りで抑えることの意味もあったと今更ながら悟った。
1時間半切り=サブ3ペースを狙った昨年は、頻繁にラップをチェックしハーフマラソンらしいスピード感を保てているか気にするマインドがあった。今は、ジョギングペースに落ちようが、ない袖は振れないと割り切っている。むしろプッツン来るのを恐れて意識を遠ざけた。平地と違って上りはすべてを投げ出したくなる時があるから要注意だ。たまにラップを見て4分40などの値を目にすると、1時間半なんてとても無理だなと感じた。
切迫感が薄いためか昨年より上りが楽に感じ、もしかして新コースになったか?と疑う場面が結構あった。7~9km地点はコース最大傾斜区間で勝負所のはずだがすんなり通過。その代わり、どんなに遅くともキロ4分台を死守した昨年と比べると、5分18秒などと平気でキロ5をオーバーしている。とはいえ昨年同等以上の心拍数が続いており、客観的にはサボっている様子はない。
ただ、暑さの影響は昨年より大きいかもしれない。
スタート時から日差しは強く、暑さが堪えることは予想がついていたので、エイドでは毎回水を貰いほとんど飲まずに頭からかぶった。その直後は明らかに足どりが軽くなる。絶妙な間隔で現れるエイドがありがたかった。

野菜畑の背景に溶け込んで見落としがちだった野菜型距離表示が改善されて少し判りやすくなった。その代わり、独特なメッセージボードもなくなってしまったのは残念。目を三角にして上っている途中にウィットに富んだメッセージが心のオアシスとなったが、冗談の通じない奴には不評だったのかもしれん?
10km通過は44:54で昨年比+01:35、案の定遅いが、リアルでは確認できていない。正直なところこんなに差がついているとは思ってなかった、多分。

一通り抜かれたあとは落ち着き、やがて周囲はやや疲れを見せ始めてきた。ようやく攻勢に転じ始めたようだ。早々に抜かれていた女性を再び追いこし、追いついてきた高校生に喰らい着く。なぜか陸上部と書かれた腕章をつけた彼とはゴールまで抜きつ抜かれつを演じることになる。
ポジティブに走れるようになってきたが、自分にもパワー切れを感じてきた。上りがしばらく続くと脚が終わってきて明らかにペースが緩み、高校生にずるずると先行を許してしまう。まあでもさほど深刻には受け止めず、若い彼とじわじわ前を追う展開で悪い気はしなかった。

16km過ぎ、最高地点の交差点を曲がるとゴールまでほぼ下り。今日は下りでイケてる、と言い聞かせて前を追うが、やはり下り得意な人に抜かれ、高校生にも30mは離されてしまった。ただ下りを生かしてキロ4ペースは維持できるよう冷静に走ったつもり。ズームフライのおかげか無用なブレーキは最小に留めている気がする。残り1km付近で高校生に追いつき、粘りの走りができていると勘違いした。最後にちょっとだけ上りがあり、昨年はここでライバルの先行を許してしまった。その苦い思いを払拭すべく上りこそ攻めの場面と言い聞かせて高校生をパス。アーチ状ゲートが遠くに見える最後の直線路で前方のもう一人を追う。途中で接近に気づかれて逃げ切られてしまったが、HR163(最大心拍)まで上げたのでやれることはやった。そしてゲート向こうの計時に1時間33分の現実を目にして、マジかよーとげんなりしながらフィニッシュテープを切る。

total 21.1km 1:33:31 (P4:26) 昨年差+03:18 HR150/163 1457kcal

前半はだらしなかったが後半はいくらか持ち直した、と思っていたが、全然ヌルいレベルだったことを知る。昨年より速かったのは最初の3kmだけで(-28秒)、他の全ての区間において遅かった(キロ平均13秒遅い)。最大心拍が出たラスト1.1kmくらいは速くてもいいのではと思うが、なんと20秒も遅い。びっくりするくらい鈍足だ。なぜだ?
体感的には、ここまで遅かったとは思えない。最後の下り5kmもキロ4くらいのつもりが、実際は平均4分12だった。これじゃ平地よりも遅いではないか。どうなっているんだ? もはや自分が信じられないというレベルだ。
スタート3kmの下りを後先考えずに飛ばす作戦は、これが原因で以降の足を引っ張ったのかどうかまでは判らないが、結果的に失敗だった。下りでダメージを抱えなかったのは幸いだが、この遅さではズームフライのおかげとはとても言えないだろう。
来年はまた別の作戦を考えよう。

昨年のタイムだったら年代別6位だったが8位に終わる。飛び賞も当たらず。石さんは3位で安定した走り。
まあでもスタート前の調子からみたら今日の結果はよくできたほうかもしれない。

カントクは体調不良のためDNS。よって風呂を浴びるモチベーションも低く、そのまま帰途へ。

2018/5/29 [ジテツウ学習]
頭を動かさないでいる時間が長いとめまいが悪化する。よって起床時がもっとも辛い。ここ3,4日はなぜか寝返りも打たないほど熟睡できたおかげか、眼振を伴った酷いめまい症に見舞われる。治る方向に向かってないのが憂鬱だ。

「例文で覚えるドイツ語単語」という本を買った。例文がギュッと濃くて難しいので短期記憶では全く暗唱できず、安易にクリアした気にならないのがいい。これを白いマスキングテープに書き写して通勤号のトップチューブに貼る。ジテツウ中に何とか思い出し暗唱しながら走るとなかなかいい暇つぶしになる。飛ばす気がなくなり、無謀なママチャリへの関心が薄れ、精神衛生上よろしい。声を出して復唱もできる。信号停止時にトップチューブの正答を確認する。ちょうど会社に着くころにようやく通して言えるようになる。帰りは復習。ただ、3日後には忘れている。
毎日ひとつずつやっても285の例文全てを終えるのは相当先だ。

ジテツウ帰りの坂で、しばらく貼りついていたダルさが消えてペダル踏み込みが心地よいことに気づいた。身体に何か変化があったかな。
帰宅してすぐジョグに出る。ハーフ2日後に走れるということはレースでの追い込みが足りない証拠? 昨年と比べてダメージがかなり少ないのは確かだ。
あまり抑える気はなく、できるものなら飛ばしたかったがキロ5が限界。しばらくするとダメージが炙り出てきた。珍しく左ハムストが引きつっている。3.5kmで折り返した。

2018/5/30 [キロ6で走れない]
スポクラ。レースが終わったので下半身も筋トレ。
エアロバイクに15分おざなりに乗ったあと、トレッドミルへ。気乗りせずウォークをだらだら2km続け、覚悟を決めて10km/hに上げる。だが何かが走ることをモーレツに拒否し、500mも行かずしてウォークに戻す。やってらんねーよ、って気分で、有酸素運動そのものを身体が受け付けない感じ。結局ウォーク3.5km。
スイムならまだできるか。片道バタを4本、50mプルを6本でやはり気持ちが終わって終了。
ほとんど何もやってないに等しい日だった。

2018/5/31 [慢性的だるい病は当然か]
ネットネタ。とある調査によると、”東京勤めの男性の7割、丸の内OLの8割近くが「慢性的に疲労を感じている」と答えている”、とのことである。不名誉なことにKaroshiは英単語になっているらしい。
僕の慢性的なダルさも当然といえば当然であり、ダルくないほうがむしろ不自然と言えるのかもしれない。
ただ、僕は明らかにシゴトでは疲れていないが・・・。
帰宅してローラー。踏んだ感触は悪くはないのだが、昨日に引き続き有酸素運動がしんどい。単語やりながらで集中できてないせいもあるけど。

2018/6/1 [イマドキの新人は~]
隣の部署に入ってきた新人2名の、研修の一貫としてのプレゼンを見る機会があった。
とても秀逸なプレゼンで素直に感動した。有能な人材を採った人事に感謝したいと思ったほど。それともイマドキの新人らしくツールやノウハウを巧みに活用出来ているというだけで、おっさんは見た目に騙されているだけなのか? 仮に体裁を整えるだけとしても高いレベルだ。きっとどんな仕事でもきちんと対応できるだろう。
こんなやる気のある素晴らしい人材を有しながら利益を出せないのだとしたら、それは経営者に問題ありなのは疑いを挟む余地はなく、即刻反省し退場願いたいものである。

2018/6/2 [駒沢練新メニュー]
久しぶりにTKD練@駒沢。2周×3本という僕にとって初体験のメニュー。気温の高さはそれだけで相当な負担なので、暑さが身体に堪えてくる前に短くピリッと上げよう、との趣旨なのだろう。
ターゲットペースはハーフより若干遅いか、くらい。走るのは4km単位だからそれって楽なんじゃないの?と思ってしまうのだが、何故か皆尻込みする。暑いからか?
1周目キロ4分5、2周目キロ4というサギーさんグループに混ざる。この頃の調子悪さを考えなければ、問題ないお題でしょう? 先日はトレッドミルでキロ6が続けられないという”事件”が発生したが、さてどれほど走れるか。例によってアップなしだが久しぶりで緊張しているのでアドレナリンが期待できる。さらにコーチがペースメイクしてくれる。
スタートしてみるとあらためてキロ4分ちょいというのはまあ無理なく維持できる。先週のやさい王国終盤でなぜこのペースが出なかったのか全く理解不能だ。2周目できつくなってきたがコーチがキロ4のお題を守ってないので当然だ。

8:36 (P4:00) HR138/150
8:20 (P3:54) HR153/157

終わってみると結構しんどくてすぐにはダウンにかかれない。

ペースにかかわらず28分サークルと決まっており、全員揃った再スタートまでほぼ11分ある。その間にすっかり心拍は落ち着き、汗も出て少し身体が冷えるので第2ヒートは条件的にむしろいい感じ。第1ヒートが速すぎた反省からか抑えめで、楽に着いていける。ただ2周目の後半で例外なくきつくなってきた。

8:40 (P4:03) HR145/156
8:25 (P3:56) HR155/157

やはり少しタイムは落ちた。まあでもまだ予定より速い。

第3ヒートは案の定これまでで最も速い。ランニングエコノミーを意識する。1周目は余裕を持ってついていけたが、2周目の1km地点でコーチからの「ここから」のかけ声とともに、じわじわとペースが上がり始める。急に余裕がない恐怖に襲われメンタル面で負けそうになる。先週の腑甲斐なさを帳消しにできるとでも思ったか、ここは堪えどころと言い聞かせる。2km地点を超えてもペースが絶妙に上がり続け、最後まで不安との勝負だった。

8:31 (P3:59) HR144/155
8:09 (P3:49) HR159/165


最後に想定最大心拍163を越えて165まで行ってびっくり。んー先週のラストスパートよりは追い込んでないと思ったが。気温のせいもあるだろうか。最終ラップで限界を越えた証明が出たのは嬉しい反面、一人でトップを走ったY村さんのどの周よりも依然として遅い現実にはレベル差を痛感させられる。

今回感触としては不調やダルさは見られず久しぶりに足かせのない練習ができた。レース効果で心拍が上がりやすかったのが調子良さに繋がったかもしれない。次もそうだといいのだが。少なくともいわゆる蓄積疲労はないことは今回ではっきりしたと思う。
ダウンジョグでムラさんと話したが、練習のたびに調子の良し悪しが変わって読めないとのことで、自分だけじゃないことを知る。季節的な要因もあるのだろうか。

2018/6/3 [最初で最後のロング走]
バラモンに向けて最後?のお袖練、I口さんと。
しかし走るルートは銘々別。月崎周回練のI口さんに対し、僕は久しぶりに海へ行ってみたくなった。慣れ過ぎていないルートでレースを模してペース勘を確認するのも狙い。
途中まで月崎ルートを走り、昔の長柄練定番ルートへ合流、ひたすら南下して鴨川市へ。内浦湾はおだやかで綺麗だった。今すぐ泳げそうだ。
海岸線を安房天津まで走り、ここから清澄養老ラインを北上。千葉県最大高低差の四方木(よもぎ)峠を久しぶりに上る。
清澄養老ラインは以前とあまり変わっておらず道が傷んでいるが、小刻みなアップダウンとコーナーで退屈しない。亀山湖へそそぐ小櫃川沿いはなかなか風光明媚。
意外とあっさり亀山湖まで戻ってきてしまったがまだ80km。今日は135kmくらい走るつもりだがすでにヘロってきた。延長が必要、ってことで久留里街道を一旦また南方向へ。房総スカイラインを走る。道がガタガタであまり好きではないが代替ルートがないんだよな。ここで一気に萎えてしまった。2つのボトルを飲み干して脱水気味だが元有料道路に脇道はなく、もちろん自販機などない。
終点を過ぎR465沿いの湧き水の出る自販機まで我慢して走る。2ボトル分の水を一気飲みして10分ほど動けず。バラモンますますヤバいなー。
引き返して帰路へ。予定の135kmぴったり走ったが、想定以上に時間がかかってしまった。
total 135km 4:54:00 ave=27.6km/h HR120/146 3058kcal

180km走り通せる状態にまだないことがよく判った。今更遅い。

2018/6/6 [ドイツ語中間テスト]
都合で2日空けてしまった。
それ以上にかなり空けてしまったスイムを。今夜はドイツからの知人と築地で夕食というイベントがあるため、その前に辰巳でひと泳ぎ。100mプル×5本×4セット。例によって1分27狙いで。1セットは問題なくクリアしたが、午後5時まで大会で使えなかったせいか、珍しく混んできて2セット目途中から中学生グループがごちゃーっと入ってきた。しかも実は遅い。あまり泳がずだべっている時間が長い。
これではメニューがこなせそうにないと踏んで3セット目からは内容を変えて1本ずつ飛ばすことにした。飛ばしても1本目が1分25と大した事ないんだが。ところがタイミングよく前が空いてインターバル練が続けられる状況に。飛ばしたツケが回って1分30に落ちる。2,3日前から始めた懸垂が効いて腕が干上がるのも早い。4セット目はオール1分30かそれ以上だった。先月14kmも泳いだ割には、ブランクが長くまた落ちてしまっている。

築地での夕食ではドイツ語を話せるチャンスでずっと前からこの日に向けてあれこれ努力してきた。9月が本試験とすると今日は中間テストであり、この2、3日はまさにテスト前詰め込み練。だが何一つ活かせず話せず、この数カ月は一体何だったんだろう。落ち込むなあ。
最後に、手土産を渡そうと思って、ささやかなプレゼントというニュアンスで wenig(僅かな)Geschenkと言ったら、klein(小さな)のことか?と何度も聞き直されて、小さいプレゼントでもあるからまあそうなんだが、やっぱあれかな、つまらぬ物ですが、と言うのがいかにピンとこないかを物語っているのかな。

2018/6/7 [キロ4分40はバラモン最速ペース]
夜、久しぶりジョグ。最近何でも久しぶりじゃ。
最初はかなりだるかったが2kmくらいで脚は動くようになってきてキロ4分40ペースを続けられた。身体は相変わらずオモリを積んでいる感覚(実際重いし)、腰がふらついて定まらない。ベルトがあったほうがいいな。このフワフワした病み上がり感が気味悪い。1ヶ月ぶりくらいに感じ、よく走れているなと感心する。

2018/6/8 [バイク&スイム練]
今日は会社が決めた休日。折角なのでお袖練へ。過去にもバラモン1週間前に大抵実走を入れている。短くピリッと、月崎周回練にしよう。
走り出してみると先週よりダルくて先が思いやられる。南風が結構強く平地で30Km/h維持が厳しい。
周回路へ入る前からダンプがぞろぞろとお出まし。今日は平日だからなあ。しかも周回路上には巨大な砂取り場がある。ここはダンプの聖地なのだ。そこへ迷い込んだか弱いおっさんは最初の坂を必死に上る。ダンプが抜けず15km/hでついてくるよ参ったな。
後半は追い風になるのかと期待したらそうでもなく、どこを走っても気まぐれに風が舞っている。それと、案外暑い。ドレスリハーサルのつもりでトラウェア着てきたがかなり汗をかいている。夏らしい空気に近づいた。
周回路最後の坂を黙々と上っているとそこへ古臭いバックミラー付きのチャリダーが現れた。かなり必死に走っているが小学生か? 追いつこうにも結構速い。間近に迫ると、身体が縮み服がダボダボの年齢不詳の爺さんだった。いくらアシスト付きとはいえ無茶苦茶元気。
そこそこなタイムで1周目を終え、2周目はようやく身体が慣れてきて前向きな気持ちで走れたが、タイムには反映されずむしろ落ちた。明らかに上げ調子ではないので無理せず3周目はやめて帰る。
月崎周回 18.1km ↑270m Bestlap=34:26 (2016/8)
1周目 36:06 (30.08km/h) HR128/150
2周目 36:09 (30.04km/h) HR130/150

さすがにアプローチ区間復路は追い風で40Km/h維持できた。

total 63km 2:04 30.5km/h HR125/150 1385kcal 27℃ 中弱風 ↑688m

ゆりの里で細長い筍(マダケ)を買ってく。5本で250円、安いし下処理が簡単なのがいい。

帰りがてら、アクアラインから贅沢に首都高使って辰巳へ。台場ICで降りる必要があったことを学ぶ(千葉方面に有明IC出口はない)。新木場ICで降りると二度Uターンする羽目になる。
狙い通り空いていて1コース二人だけ。おかげで、
100mプル×5本×5セット、1分45サークル、セット間インターバル2分をすべてきっちり守れた。
今日もターゲットペース1分27で。1セット目はちょっと目算を誤りオーバーしたが以降はほぼクリア。一昨日と比べると大きな進歩。
最後の5セット目は温存せず出し尽くすつもりで。1本目と3本目に1分24がでて、全てで1分25以内をキープ。5セット目でこれが出来たのは嬉しい。まあ空いてるおかげで波もなくコンディションが良すぎるが。
バラモンに向けてちょっと期待がでてきた。

2018/6/9 [プチトレラン]
砧公園でラン&スイムの予定だったが、朝からクソがつくほど暑いこんな日に走れるわけがないと早々に日和る。雨予報がズレそうな明日に回そう。代わりにドイツ語の勉強をしていると、すぐ眠くなる…。
夕方、重い腰を上げ近所をジョグスタート。しかし走れる気がせず、すぐに引き返してローラーにしようかと考えたが、スロージョグなら何とか行けそう。ほぐしランに徹することに。こんな日は遊び感覚で走れる本門寺公園でプチトレランにしよう。本門寺コースを進み、途中から公園へ。暗くなってきて足元が見えなくなるまで中をぐるぐると4周。時間から換算して1周900mくらいか。
再びロードに戻ると、もう解決済みと思っていた足首の痛みが出ている。やはりトレランが足首に影響するのは明らかだ。フォアフットのせいか、アキレス腱が伸ばされるのが原因か…。

2018/6/10 [砧ラン&スイム練]
期待以上に涼しい朝、これは走らない手はない。砧公園へGo。曇天で人出が少ないのも好都合。
脚はよく動き、昨日の足首痛も僅か。身体全体が重怠いのが唯一の問題。乳酸溜まりまくりな感触は5kmくらいで抜けてきた。1周7分半(=キロ4分半)弱で巡航、限界二歩手前だがやる気を常に焚き付けておかないとすぐスローダウンしそう。ドリンクを用意していたが涼しいので必要なし。15km走れれば及第点としていたが、行けそうなので20kmまで。少しずつタイムが上がり余裕もなくなってきた。以前は1周7分で巡航できたことを思うとまだレベル低い。最後の周だけ飛ばし、ラストスパートはしない。なんとか7分切れたがこれが限界。

砧公園20km 1.67km×3×4
7:54 7:32 7:27 sum 22:53 (P4:35) HR 134/146
7:33 7:23 7:23 sum 22:19 (P4:28) HR 141/147
7:22 7:22 7:26 sum 22:09 (P4:26) HR 143/147
7:21 7:20 6:53 sum 21:34 (P4:19) HR 147/154
total 20km  1:28:55 (P4:27) HR141/154 1215kcal


ズームフライだったが靴下が血で滲んでた。バラモンでこの靴を使ってみたい気もするのだが、毎回フィット性に問題が出るので長い距離で頼れるのか不安。
すぐにスイムへ。結構混んでいたのでタイムを考えず流れに乗って泳ぐのみ。こちらも乳酸溜まりまくりでグヘーな感じだったが1000m過ぎてやっと調子が出てきた。最後はTTを2本、いずれも1分21くらい。
ランが正味1時間半、スイムは40分なのに駐車場料金がなぜ3時間半になってしまうのかわからん。

2018/6/11 [御曹司貸切]
スポクラ。早めに入ったのにどえりゃ混んでてまさかのエアロバイクに乗れず、トレッドミルではハナから走る気がないのでウォーク1.9kmのみ。ほかに筋トレちこっと。まあ今日はスイムができればいい、と思っていたらこちらも激混みな上に、予定にないマンツーマンレッスンで1コース専有されている。なんでオトナの時間帯にクソガキが一人コースを占拠できるんだ? どっかの社長の御曹司か?
片道コースでバタ400mのあと、往復コースで4人に揉まれながら400m。お湯になっていて茹でだこになっちまう。
ほとんどウンドーにならずに退散。

2018/6/12 [辰巳駆け込み練]
昨日行けばよかった、と後悔した辰巳へ。職場から1時間以上かかるのが悩み。
結構混んでいて時間管理型の練習は無理かと思ったが僕以上に空気読まない女子二人組が爆泳しているので、じゃわしも。100mプル×5本×5セット。ターゲットタイムは決めず、そこそこ抑えつつも温存しすぎず積極的に。結果、あまり差がない、というかむしろ遅いのだが前回のような鏡のような水面ではないから仕方ない面も。1分25〜27の間でうろうろ。4セット目以降空いてきて少し良くなった。
この女子二人組はホント無茶苦茶で、構わずはみ出してきて二度ほど体当りされた。なんやねんまったく。追い越すときくらい前見ろよ。見かけは本格派だが遅いのも何だかな。勘違い女子か。
最後に一本だけTT、1分20が出た。

2018/6/13 [ドイツ練仕込み]
スポクラ。今日は計画的に、まずトレッドミルを予約確保してからエアロバイクに乗る。ドイツ語やりながらのぬるい負荷で。予約したマシンの人が予定より早く終えてしまったため20分200kcal、距離に換算して8kmほど。トレッドミルは1.5kmダラダラウォークの後、13km/hにする。久しぶりに問題なく走れた。モーレツにダルい症状がようやくほぼ消えたかも。8kmで右足首が痛くなってきたので大事を見て終了。ゴーグル忘れたのでスイムはナシ。

ドイツ語学習の本をまた3冊も買っちまった。今度は中古で安く。語学本は書き込まれやすいので中古は要注意だが、持ち主の気づきが見えるのは面白い。一つは300頁あるうち38頁で書き込みがピタと終わっていた。三日坊主な奴!
その本の例文でこんなのがあった。
Hier kennt jeder jeden.(ここでは、みんな知り合いだ。)
最初??となったが、直訳すると「ここではそれぞれがそれぞれを知っている」で、なるほどと思った。それならこうも言えるのでは、
Hier hilft jeder jedem.(ここでは、お互い助け合う。)
kennen(知っている)をhelfen(助ける)にほぼ替えただけだが、HiHiJeJeと韻を踏んでいてカッコいいではないか!
と思ってセンテンスごとググったら、まー出てくる出てくる。誰もが考えることだった。

2018/6/14 [取らぬ狸2018]
昨日ゴーグル忘れたと思っていたがどうやらそうじゃなかった。どうやらというのはまだ確信が持てないからだが、キャップとプルブイ含め辰巳に置き忘れてきたらしい。多分ジャグジールームだがそれも自信ない。なにより、今の今まで気づかなかったことがヤバい。
今夜取りに行こうかと思ったが急に残業となり入場終了の9時までに行けそうにないので諦めた。最後の悪あがきをやりたかったんだが。
明日から五島入り。今回久しぶりに輪行スタイルに戻す。毎年宅配便用のダンボールを確保するのがとにかく非常に負担だった。そのうえ梱包や組み立ても大変だし、ゲンナリするくらい送料は高いしでいいことがない。サイクリングヤマト便は、相変わらず営業所のリテラシーが低いのと、自転車協会への不透明な貢金を考えると割が合わない。
今回のレースはいつになく準備不足だ。スイム、バイク、ランいずれも問題がある。最後のランさえしっかりしていればまだ救いがあるのだが、3月のはなもも以降の不調でとにかく走行距離が不足している。多少速く走れたところで何にもならないのがロングだ。
バイクは4月で一気に追い上げたかと思ったが5月のめまい症ですっかり台無しにしてしまった。
スイムはまずターゲットペース練のようにゆるゆるで行こう。そして最後まで飛ばさない。飛ばしてるつもりでも速くなってないからそれ。
バイクもゆるゆるで行こう。どうせ後半たれる。たれると遅い。ランへの影響を最小限に。
ランはキロ4分40で行こうと思うな。キロ5で十分だ。どうせそれより遅くなる。今年は過去経験したことがないくらい暑くなると見た。皆生ほどじゃないかもしれんが、用心したほうがいい。急遽冷感スプレー持ってきたのでペットボトルで持ち運ぶ可能性あり。珠洲で割と効果があった作戦だ。バイクのスペシャルにも入れておこうか。
目標タイムは
  swim 1:05
  bike: 5:55
  run 3:40
  total: 10:40
下手すると11時間切れないかも・・・との予感がしている。

2018/6/15 [五島へ]
例年通り13時発の飛行機に乗るために11時に自宅を出る。小雨だったが傘を持たないのは訳がある。今回荷物を事前送付してないので、飛行機に積む都合上最小限に留める必要があった。輪行袋と、そのキャリアーを担うスーツケースの2個合計で20kg以下。補給のガッツギア6個=1.5kgは手荷物のリュックに入れる。結果、スーツケースは中身ガラガラだがギリギリ20kgに収めた。
手荷物預かりでは半ば予想通り18kgと甘く出て無事長崎へ。だが問題はここから長崎市内へのシャトルバスで起きた。自転車は乗せられないという。なにー?
「他のお客さんの荷物が乗らないだろ?」と、まるで僕の自転車は「客の荷物」ではないかのような言いっぷりだ。だがどう見てもトランクに空きはたっぷりあり、何とか乗せてもらう。というかそれ以外選択肢はない。
帰りも無事運べる保証はなく、悶々とした不安材料を期間中抱えることになった。
フェリーもいつの間にか自転車代900円徴収するようになり、輪行で行くメリットが少しずつ削られている。だが自転車を送るだけで1諭吉が消え、それでいて全然快適でもないのはやはり二の足を踏む。
宿では僕の到着を待っていてくれた。揃って夕飯、いつもながらすごいボリュームと、新鮮な魚。今日はカツオだった。カツオは食べ慣れているので違いがよくわかる。これはカツオなのか?と改めて思う臭みのない味だった。

2018/6/16 [選手登録もろもろ]
選手登録して、バイクを組み立てる。選手説明会では五島何回目?という話題が出た。中止の2010年を除くと自分は11回目。珠洲に次いで多いか。
天気がよく、結構暑い。明日もこのくらいになるだろう。珍しく日焼け止めを買う。珠洲で効果を実感した、冷感スプレーを水で薄めたスペシャルボトルをランギアバッグに入れる。夕飯は朝ご主人と古賀さんが釣ってきてくれたカンパチとアオリイカ。この〆たばかりのコリコリイカが好きだ。というかアオリイカって店頭には出回らないので普段の味を知らないのかもしれない。
今回荷物の選択肢がないので悩まずに済み、準備が滞りなく終わったお蔭で9時前に就寝。

2018/6/17 [五島長崎国際トライアスロン]
朝4時20分起床、4時半朝ごはん。豆ごはんにぎりがシンプルながら食べやすくて美味しかった。5時半に宿を出てスイム会場へ。常連仲間の芳賀さんに会い、ご挨拶。ランで気持ち悪くなる問題は解決?と問うと、「今年もキラキラさせながら頑張ります」とのこと。他の知人には会えなかった。今回は知人の参加がかなり少ない。
予想気温27℃はジャパン・バラモン通して過去最高気温となる可能性が高い。日焼け止めを身体中塗りたくった。バイクのスペシャルエイドとランギアバッグには冷感スプレーを水で薄めたボトルを配備。珠洲で使って効果を実感できた自作アイテム。
カントクから借りているPolar CX-3はスイムの心拍が取れない。センサーはスイム可なので本体側の都合のようだ。その取れない状態が上陸後も解消されない問題があり、急遽スイムで時計を持つのをやめバイクギアバッグに入れる。
だが時刻がわからないのはスタートまで何かと不安があることも知った。フローティングスタートだからなおさら周囲に時計など無い。「スタート○分前」のアナウンスが助かる。
水温は23.5℃とのことでかなり温かい部類に入る。だが今回身体が火照るほど追い込んで泳がないから大丈夫なはずだ。辰巳だって28℃くらいはあるんだし。

7:00 スイムスタート
漁港内からのフローティングスタート。スタート合図のぷぅーが聞こえなかったが周囲が泳ぎだしたので倣う。しばらくは混雑の中を泳ぐ。とにかくユルユルで行くと決めていたので楽だ。最初のブイを曲がる頃には落ち着いて泳げるようになった。いつになくベタ凪でプールのように泳ぎやすい。水は濁っているが、目標ブイが確実に見えるため6回に1回の前方ヘッドアップで軌道修正に問題はない。温存のためなるべく人の後ろにつく。1周目1.8kmを終えて上陸すると27分というタイムが見えた。え?速い!2周目は2kmなので倍以上かかるが、それでも確実に1時間は切れる。
だが自分のスイムの実力は正確に判っている。これはコンディション等の違いからくるものであって自分が速くなったわけではない。
2周目はコバンザメ対象を前へ前へと鞍替えしてポジションを上げつつ3個目のブイまでのんびり泳ぐ。だいぶ温存できて力が残っているので、4番ブイでUターン後はコバンザメをやめて一人で泳いだ。少し追い込んでいる程度だが後続を引き離しているのでうまくペースアップできている。先月の白浜1.5kmよりもはるかに楽に3.8kmを泳ぎ終えた。めまい症もない。ユルユル作戦大成功だ。
スロープを上がると58分弱を示していた。だが「1時間を切る最後の選手が上がってきました」とのMCの山本充っちゃんの声が聞こえてきた。まだ2分もあるのになにを言っているのかと思ったが、実は計時板がどういうわけか2分遅れを示していたようなのだ(おそらく1時間で不具合に気づいて修正されたのではないか)。ギアバッグに入れていた時計をはめて、バイクラックへと走る。

swim 3.8km  0:59:59 (29:04+30:55) 18位
T1=3:50


8:04 バイクスタート
過去最速の58分で泳ぎ終えたと思い込んでいる僕は、好条件とは言え予想タイム65分から大幅に短縮したことに気を良くしてバイクスタート。こちらもユルユルがコンセプト。しばらく数人に抜かれ続ける。周回ルート起点の二本楠まではHRave=121で来ている。
驚くほど風がない。山の上に並ぶ風力発電もピタリ止まっている。無風に近いのでは。五島では珍しい。ただ早い段階から集中力に欠け、DHポジションを取り続けられずに息抜きが頻繁に入る。50kmくらいで早くもダレてきた。やはり練習量が少なく長距離の耐性が全然出来ていない。過去のパターンではこのあたりから周囲とペースが均衡して抜かれなくなり、以降は逆に一人ずつ前を追う展開になる。それが、70kmあたりでも誰かに抜かれた。明らかに例年とは異なるパターンで不安になる。
暑さが肝と思っていたので序盤から水をもらって頻繁に頭からかぶりながら走っていたが、湿度は高くなく十分冷えるので快適だ。56kmの周回ルートを一周終えて二本楠交差点へ戻ってくると、ラップは1:44:14 (HR124/141) で、前回2016年から40秒程度しか遅れていない(まあその年も遅いタイムではあるが)。もしかするとバイクもこれまた過去最高にコンディションがいいのではと思い始める。
つまりスイムもバイクも自分の努力の賜物ではない。その証拠に前からタレてこない。そう思うとこのままでいいのかという不安と焦りが出てきて(あとで考えるとどういう理屈なのか自分でも理解に苦しむのだが)、2周目はやや力が入った。だが結果的にこの気持ちの変化が今日の命運を分けた気がする。2周目から少しずつ風が出てきて、気温も上がってきた。緩やかに厳しい条件へと変化しつつあった。136km地点のスペシャルエイドに立ち寄る。いつもはここでほとんど立ち止まることはないが、今回は補給類が多いこともありバイク降車して受け取る。一休みしたいという気持ちもあったかもしれない。ここで思いのほか降車に手こずり、ちょうどテレビクルーにじっと撮られていて、「大丈夫ですか?何かあったんですか?」と聞かれた。いやべつに、なんでそんなこと訊くのと不思議に思ったが、傍から見ると僕の何かが正常ではないと見えたのかもしれん。「暑さがヤバいっす」とか何とか答えた気がする。
2周目は逆に努力の甲斐なくズルズル崩れて1:49:30 (HR127/147)、過去最悪だ。とは言えこの段階ではまだマシなレベル。大タレしたのはこのあとだった。ほんのちょっとした坂が全然上れなくなった。ほぼ平地に見えるようなところで20km/hくらいしか出てなかったりする。スタート直後のユルユル走とは雲泥の差だ。こんなにも力が果ててしまっても、次のランに入れば何かしら挽回できると思っているところがオメデタい。最後の10km、5km、3kmがホントにしんどい。早くバイクから降りたい、その一心だった。二本楠以降の40kmは再びHRave=121に落ち、追い込めなくなっている。
事前に考えた目標タイムは5:55だったが、正直それは余裕を持たせた設定。まさかそれをも下回ることになろうとは最後まで思ってなかった。スイムが計算外だったおかげでトータルでの借金は作らずに済みそうだと考えながらバイクフィニッシュ。
普段どおり乗車中にシューズを脱ぎ、ペダルにつけたまま降車ライン直前で滑走降車。だがそんな1秒を惜しむ降り方をした奴が、降りた途端に腰を伸ばすことができず全く走れないマヌケな状況に陥る。あれれ、この想定外な腰の痛みは何だ? ちょっと待ってくれ、そんなはずはないのだ…
とりあえず屈んだままランバッグを受け取り、逃げ込むように着替えテントの中へ。パイプ椅子に座って3つ数えるうちにこの悪夢から目が覚めるだろう。
と思っていたのだが痛みはそこに鎮座したまま、どこへも去っていかない。何なの? 一緒にランに行きたいの? やっとの思いで靴下を履き、いよいよこの椅子から立ち上がるべき時が来たが、決心がつかない。一体どうしたというのだ?
方策がなにも立たぬまま、腕を使い時間をかけて立ち上がる。とにかくテントから出なければ始まらない。しばらくは歩こう。ウェストポーチをギュッと締めてコルセット代わりにしたが、屈んだ姿勢を治すことはできず、ジジイさながらの状態でテントを出る。ここで歩いている奴はBタイプにも居ない(周囲のBは140位前後)。
ランスタートはトランジットから200mほど離れた位置にあり、そこまではバイクタイムに含まれる。スタートゲートの計時板でまさかの6時間越えを知る。

bike 180.2km 6:00:25  42位 HR123/147(前回2016年はHR127/145)

トランジション2があいにく記録に残っていないが、バイクの正味乗車時間が最長でも推定5:50程度であることから、おそらく6分以上はかかっている。

14:00 ランスタート
アーチ型ゲートをくぐり、さあどうぞ走り出してください、との場面。身体はくの字。なぜこの人は走らないのかと怪訝そうな目線を痛いほど感じながらゆっくり進まざるを得ないのが何とも。いや無理なんだってば。
これっていわゆるぎっくり腰では?とようやく思い至る。あのTVクルーには異変が見えていた。バイクでは多少なりとも腰は痛くなるもの、との考えから事態の深刻さに目を向けていなかったのだろう。
正直なところこりゃリタイアだなと思ったので、200mくらいから前傾のままトボトボと走り出してみたのも単なるポーズであって、意味のない作業に思えた。一歩一歩がビンビン来る。あー参った、絶望感しかない。この状態を42km続けるのはありえん。やめるキッカケがないまま2kmくらい進み、曲がった腰を徐々に真っ直ぐ立てられるようになると、いくらかこの状況にも慣れてきた。携帯していた冷感水のボトルキャップをうっかり落とし、拾い上げる動作でまた悪化、歩きに逆戻りしてしまった。これが潮時か…。「まだまだ時間あるから慌てず行こう」と声をかけられる。確かに、まだ日は真上にあり競技終了の午後10時までたっぷりある。全部歩いても間に合うだろう…。
さっきまで走れていたではないかと思い返し、じきにまた慣れることを期待してトボトボと走り出す。ようやく現実を受け入れたということなのかもしれない。かがむのは要注意で。
4km過ぎのエイドでトイレに寄り、尿意が消えると腰の踏ん張りが効くようになった。これを堺に状況が改善してくる。痛みを庇った不自然さはあるものの、姿勢を変えなければ新たな痛みは生じないので、次第に腰痛は筆頭課題ではなくなってくる。歩幅は狭いままだが、キロ5近くまで上げられるようになってきた。
ランでは暑さが最大の敵と捉えていたが、想定ペースより遅いためさほど苦にならず、エイドにじっくり立ち寄ることはない。というか歩調を変えると腰に響くのでペース維持で通り過ぎるように心がけた。そのためにゴミ箱はもっとエイドから離れた位置に置いてくれと繰り返し言いたい。
携帯冷感水もアドバンテージになったと思う。エイドでいくら冷水を頭から浴びても1分と経たずしてモワモワと暑くなるものだが、冷感水を塗っておくと揮発性が高まり水浴び効果が持続するほか、リスクも大きい柄杓での水かぶりを減らすことができる。前回は水を浴びすぎて親指の爪がもげたが、今回はシューズを濡らさずに済んでいる。
その調子で折り返しも過ぎ、復路は最も調子が良かった。一区間だけキロ5を切っている。気持ちも前向きになり、リタイヤの文字は消えた。あとはこれがどこまで続くかだ。
ゴール会場近くまで戻ってきたところで井口さんとスライド。ここからは井口さんに追いつくことを目標に走る。というか追いつく前提で考えていたけど井口さんのほうが速いかもしれない。
21.1km 1:56:58 (P5:32)

安定したペースは長くは続かず、1往復目終盤からじわじわ落ち始める。22kmあたりからガタ落ちしていき歯止めが効かない。風前の灯火だと思った矢先、井口さんを早くも発見。しゃがみこんでおり、膝が痛くて進めないという。膝? 
井口さんも僕同様に想定外のトラブルに見舞われているようだ。
目下の目標を失い、大通りへと出たところでとうとう走るのをやめてしまった。もう腰痛が理由ではない。前半飛ばしてないから後半の持ちがいいはずとの期待は全く外れて、むしろ例年より早く終了サインが来てしまった。やはり、今年の練習量ではバラモンを走り切る器には全く至ってなかったと痛感。Bタイプにもゾロゾロと抜かれる。あと16kmもあるよどうすりゃいいんだろう。
走りと歩きを繰り返すダメダメパターン。ジェルを計画通りとってエネルギー切れにはならないように気をつけたが、運動量自体は少ないせいかあまり欲しないし、摂っても効果を感じない。多分問題はそこじゃない。
ようやく折返し地点までは来たが、脚はもはや動かず、精魂尽き果てていた。ここで終了でもいい。最後の神頼みで、PowerbarのAmino MEGA Liquidとかいう怪しげな液体アンプル(★野さんからのアメリカ土産)を飲む。期待を裏切らない奇妙な味だ。
だが何も起こらないまま、折返し後程なくして小金井の鳥野見さんとスライド。1往復目の時より迫られており、何とか逃げ切らねばとの目標を設定、とにかく遅くても走り続けることだ。
残りのことを考えると萎えるので頭を無にして走り続ける。
あるところでふと、走りが持続していることに気づいた。先程よりも脚が動き続けている。
これだ! これは間違いなくAmino MEGA Liquidが効いている。この状況で脚が復活するという前例は思い出せない。これほどの効果がアミノ酸だけで実現できるとは思えず、ヤバい薬物が含まれているのだろう。だから国内で販売禁止なのだ。
とポジティブに妄想は膨らむ。
走りきれる確証を得たような気分になり、実際にその期待通り、平地でキロ6分30位を何とか維持しながら、坂でも決して歩かず、黙々と歩を進めた。復路ではエイド以外で歩いていない。ラスト3kmはペースも上げられたので、まだ力は残っていたようだ。そして鳥野見さんからは無事逃げ切り、フィニッシュテープを切る。
後半21.1km 2:16:03 (P6:27)
Run 42.2km 4:13:01 (P6:00) 78位

total 226.2km 11:13:25 30位/703 年代別 (M50) 3位

今年はひょっとすると11時間切れないかも、との予感は的中してしまった。やはりIronmanディスタンスはごまかしが効かない。過去五島で11時間オーバーは2004年初参加の12時間2分のみで、14年ぶり。この結果は今年限りにしなければ。

ゴールして芝生に仰向けになる瞬間が幸せだ。
しばらくしてふと、寒くなっていることに気づく。午後7時近くになり気温もぐっと下がってきた。そして自分は腰がヤバいことを忘れていた。あかん、立ち上がれない。体力が著しく低下した状態で、体温も上がらず、寒さで何も出来なくなる。過去の経験からこれは極めて危険な状況と察知し、簡易シャワーに救いを求める。全身発作を起こす前にたどり着かねば。一歩を歩くのもウェアを脱ぐのも大変だった。シャワーを浴びてる最中も震えが止まらずほんとにヤバかった。
何とか危機を脱し、いつもゴール後にちょっとだけ立ち寄る居酒屋へ。いつもはここのテラス席からランナーが通り過ぎるのを眺めていたが、今年はかなり自分が遅かったためすでに関門閉鎖後でしんとしていた。岩牡蠣と芝海老のかき揚げをつまみにビールで一人乾杯。店の女主人がいつもにこやかに迎えてくれる。
ふたたびゴール会場へ戻ってぼんやりしていたが、井口さんや同宿の西田さんの状況を速報で確認すると、二人ともゴールはかなりギリギリの模様。それまで待機できる自信がないのでお迎えを要請したら古賀さんがやってきた。今年こそ完走と思いきやいつになく早い段階で関門にひっかかったらしく、かなり消化不良な様子だった。
のんびり夕飯を食べる。
DNFだったわけではないがやはり今回は気持ちの沈む晩餐となった。
結局井口さんはラン38kmのギリギリで関門アウト。何度か一緒に練習してきてかなりレベルアップしたと感じていたので今年は余裕と思っていたが、膝トラブルと毎度の攣りに泣かされたらしい。芳賀さんもDNFだったようだ。僕の周りはDNFの割合が高い。
完走率80%はいつもよりやや低いか。案外コンディションがいいほうが完走率は下がる気がする。

2018/6/18 [船とクルマと飛行機と電車の旅]
ぎっくり腰は起き上がれないほど酷くはなっていないが、いろいろと不都合が多い。ただでさえロング翌日は何もできないというのに。まあでも今回は疲労や筋肉痛は少なくて、そっちの問題はほとんどなさそう。
この腑甲斐ない野郎は、クルマで来ている同宿の古賀さんと上田さんが長崎空港まで送ってくれることになった。空港リムジンバスのバイク持込拒否問題も回避できて大変助かった。感謝し尽くせない。
アワードはいろいろと充実してきた。創作系も多く、サザエの燻製とか五島うどんコロッケとか美味かった。五島うどんコロッケは安いしヒットだ。
正午前のフェリーは満席。半分寝て半分ドイツ語やってた。行き帰りでかなりページが進んだ。井口さんとクルマに分乗し空港へ。いつもより時間帯が早かったのでレストランに入れた。皿うどん山盛りで最後の長崎を味わう。

2018/6/19 [めまい症再発]
朝早くから仕事で成田空港へ直行しなければならないのに、バラモンの疲れとぎっくり腰に加え、久々にまためまい症がグルングルン出て参る。治ってきたんじゃなかったんかい! なぜ悪化するかね? 気持ち悪いとあらゆるモチベーションが落ちて困る。成田までの長い車中でドイツ語じっくりできる、と思ってたけど全然そんな気分になれずうずくまっていた。
逆に、バラモンの疲れや筋肉痛は意外なほど少ない。今回、ランで潰れてからは心拍120以下をさまよっていたからなあ。身体にとってはジョグ以下で運動になってないことの証。なのになぜ脚が動かなくなるんだろう。

2018/6/23 [めまい症改善見られず]
毎朝起き掛けのめまい症が半端ない。これはかなり耳石が破損しているレベルではないかと思う。だが思いっきり目が回っている割には、以前ほど気持ち悪くならなくなった。慣れたかな。
めまい症発症はぎっくり腰に原因があると思っている。夜中、寝返りが打てないのでかなりじっとして寝ているのだ。これ以外に思い当たらない。それと、やはり白浜のときと同じで、帰りのフェリーや飛行機で長い間同じ姿勢を保ち続けたのがきっかけだったのではないかと思っている。

2018/6/24 [スイカと肉を食べに成田へ]
富里スイカロードレースの10kmに出るカントクを見送り、家でゴロゴロする予定だったが、成田のTさんが急遽自宅でのバーベキューに招いてくれて、クルマで出かけることになった。
名前だけは知っていたが10km以下の種目しかないローカル大会に興味はなかった。ところが行ってみて驚く。なんという人気大会だろう。まあガチで走っている人はほとんどいない。お祭りのようなノリだ。そしてみんな、そんなにスイカラブだったの?ってくらいスイカコスチュームをよく見る。参加は抽選らしくTKDからは今年3人落選している。そんなにも人を惹きつける魅力ってなんだろう?正直さっぱりわからん。
スイカ食べ放題ブースがありちょっと食べたけど、これが狙いならエントリー代いらない。
あまり甘くなかった。現地の関係者が漏らしていたが、この時期は未だ甘くないらしい。小布施ミニマラソンにここのスイカをどどーんと提供しているらしいが、その頃のが断然美味いそうだ。
10kmのベストをたたき出し上機嫌のカントクと成田のTさん宅へ。無茶苦茶広い芝生の庭でBBQ、これって昔からサラリーマンのいわゆる理想形ではないだろうか??
贅沢な肉に舌鼓を打ち、3年ぶり以上に会うTさんご夫妻と楽しいひと時を過ごした。

2018/6/26 [再スタート]
Hagexさんが刺されるというニュースは衝撃的だった。稀にみるくだらない人物に命を落とされるのも無念極まりない。結構ブログを楽しみにしていたのでなおさら残念。
この人はさばさばして毒舌口調ながら絶妙な立ち位置で、センスが共感できた。自分がよく判っている頭のいい人なんだろうと。有名ブロガーのツイートとか、それただの知識自慢じゃんってのが多いからなあ。

今朝はようやく、めまい症が少しおさまってきたか。きまぐれか。
今年のバラモンはロング特有の疲れや後遺症をほとんど感じない。ぎっくり腰とめまい症の存在感が強すぎて感じることができていないだけなのかもしれないが。バイクの終盤やランの後半で心拍はほぼアイドリング状態であり、例年と比べたら全然過酷なことをしていないので、さもありなんと言ったところ。
運動再開は様子見だったが、岐阜のアスカちゃんから「痛くてもやったほうがいいかもー」との一声を貰ったので、まずはローラー。腰はバイクで痛めたのに、バイクならほぼ問題なく出来るというのが皮肉だ。
ローラーの前に輪行袋に入れっぱなしだったVXRSの組み立てから始めなければならなかったが。
乗ってしばらくたつと腰や足の左右それぞれ違うところに痛みが潜んでいるのがわかった。まあ大したレベルではないだろう。
終わったあと、腰の調子は良くも悪くもならず。

2018/6/30 [ようやく沈静化へ]
少しぎっくり腰がおさまってきた。椅子から立ち上がって普通に歩けるようになるまでのタイムラグが短くなった。パンツはまだ満足に履けないが時間が短縮されてきた。それにしてもしつこい。明日は富士登山練でアッシー(死語?)としても行かなければならないので今日のTKD練@駒沢は休む。
観測史上初とかの早い梅雨明けで朝から暑い。6月はじめじめすることも少なく概ねさわやかに過ごせた日が多かったので、この急な夏の暑さは堪える。明日の練習は水をたくさん持っていこう。

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