2017年7-9月
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2017/7/1 [レース前日]
ブランチ後カントクとジョグに出かける。雨上がり後で湿度が高い。6日ぶりのウンドー。ちゃんと走れる気がしないので柔らかいナイキを履いて出る。昨日まで痛かった太腿は幸い7割くらい消えている。それよりも身体が重ダルくてかなわない。久しぶり過ぎたか。サブ3ペースあたりまで加速してみる。数秒でグへーになる。走れるのか明日?
5kmほどだったが感触悪すぎ。これは暑さと湿度のせいと思いたい。
明日の勝負シューズが決められない…

それはそうと、濃霧で函館空港に無事降りられるか微妙な状況。

2017/7/2 [レース日]
函館マラソン レースレポート

この大会に着目するきっかけとなったのは、3月のレース。古賀はなももで久々にサブ3を達成し、同日の名古屋でカントクは3.5が僅かに切れず、二人で別大に出るというプランは先送りとなった。いやまてよ、別大エントリーは9月。それまでにどこかの大会で再挑戦すれば…とのアイデアが浮上。調べてみると公式レースは3つあり、いずれも夏場だが函館は状況次第で記録を狙えそうだ。毎年恒例のバラキンという目標を失った僕としても、上げ調子のランにもう一度賭けてみよう。考えてみたら40代最後のフルでもある。レース目標は255を切り別大カテゴリー2枠に入ること、次いでPB更新、最低でもサブ3。

と、志は高かったが、結果は惨敗。3時間12分もかかってしまった。昨年調整で走った口熊野より遅く、ここ数年のワースト記録だ。
気温は25度ほどだったが湿度が80%前後と高く、また予想以上に向かい風に苦しめられた。加えて大田原並の獲得標高。
カントクはかなり良いレースができたが、この過酷さの前にあと一歩及ばなかった。

だが僕に限って言えば、これらは直接の原因ではなかった。
スタート直後から走れないほど悪い気象条件では決してない。また、しばらくは追い風で楽に走れ、9kmまでは目立ったアップダウンもない。
穏やかにレースが始まるなか、一人だけ苦痛に顔を歪めていた。どういうわけか初っ端からいきなりしんどい。本番のスイッチが全く入らず、自分の中でレースが始まらない。おかしい。
練習でもここまで走れないことは滅多にない。

こうなることは全く身に覚えがないわけではなかった。
この頃はずっと不調続きで満足な練習ができず、はっきり言って調整には失敗していた。なので普段よりも何かにすがりたい感が強く、まずは起床後栄養ドリンクで興奮度を高め、柄にもなくOS-1を買って少しずつ飲み、BCAAなどをきっちりとり、太腿の痛み止めを飲み、補給ジェルは念入りに4つ持った。1つはポケットに、2つは両面テープで腰に貼り付け、SAVASの少し大き目のやつはスタート前に半分飲んで、手に持って走っている。
9時10分、スタートラインは5秒で超え、フルとしては未だかつてない好条件でスタートを切れたお陰で、1km通過は4分18という早さだったが、照準とするキロペース4分10まで上げようなどとは全く考えられない。全身ダルいままで闘魂はかけらもない。血糖値が狂ったか?とまずは手中のSAVASに疑いの目を向ける。次いで昨日の夕飯に函館塩ラーメンはやはり禁じ手だったかとか(まめきち。は避けている)、その後コンビニでデザートなんぞに手を出したのが愚の骨頂だったとか、タラレバをあれこれ考える。懸念していた太腿の痛みは薬が効いておさまっているが、事態はそれどころではない。
身体のサイクルが軌道に乗るまでの我慢と言い聞かせるが、目論見よりはるかに抑えたペースでも一向に楽にならないどころか更なる修正を身体が求めている。心拍は通常130台からジワジワ上げていくところを早くも147前後でレッドゾーン一歩手前。全てに望みがない。

フルの10分前にスタートしたハーフの部の最後尾に早くも追いつき、フルの塊がコース左側を突き進んでいく。避けながら走るストレスに加え、緊張感とは無縁な彼らののんびりムードが集中力維持をますます困難にさせた。

5km通過は21分台で、何とか体裁を保てるタイムだった。身体のサイクルが確立すれば楽になると信じてここまできたが状況は変わらず、7kmあたりでどうしようもなく辛くなり、ゴールまでの長い距離を思うと絶望的になってきた。今すぐ走るのをやめたい、歩きたい、止まりたい。あと35kmをいかにして我が身を運べばいいのだろう。乗っていた船が故障し大海原に取り残されたような気分だ。そんな頃、関門箇所で選手収容のバスがドアをあけて待機していた。お迎えがこんなところに!? そのままバスに乗り込みたい衝動に駆られるが、決断がつかず辛うじて通り過ぎた。この時点では歩いている奴すらいない。
しかし、遅かれ早かれ途中で終わりがくる、そのキッカケは何だろうと考えるようになった。スタート前にカントクと「結果がどうあろうと諦めずにゴールしよう」と誓い合ったばかり。こんな序盤を想定した誓いではないということで勘弁してもらえないかな。

9キロ手前あたりからコース最大の高低差となる上り坂が始まる。3%程度の緩やかな傾斜で、レース序盤であればキロ5秒以内の遅れで力強くクリアしたいところだが、ペースはあからさまにずるずると落ちた。早くもヤケクソな気分だ。
ふと前方を走る水色ウェアの女子選手が目に入り、おや?と思った。そういえば彼女はスタートからずっと視界内にいた。他にも見覚えのある選手がまだポツ、ポツ、といる。ペースがガクッと落ちたのはどうやら自分だけとは限らないらしい。とすると自分だけにやめる理由があるとも言えないか…。似たもの同士がまだ近くにいるうちは続けるべきだ。
10km折り返し後に初めてエイドに寄り、水を存分に身体にかけると少し生き返った。スタートまでの待ち時間で身体が案外ダレていたのかもしれない、とここで初めて暑さも原因の一つとして考え始める。
対向にコントさんを見つける。ここまでの体たらくから、すっかり先行されているものとばかり思っていたが、意外と距離があり彼も本来のペースではないことを知る。
カントクはいつものように希望に満ち溢れた顔で通り過ぎた。調子は良さそうだ。
下りを利用したペースアップは叶わず、むしろブレーキがかかってしまい、レース序盤の走りとは思えない。平地に戻ってもキロ4分半が精々となり、再び絶望感が襲ってくる。なぜこの段階でキロ4分半!?
今にも切れそうな極細の集中力で何とか続けている。

空港脇の道路へと来た。轟音を立てて巨大なジェット機が真横を飛び立っていく。昨日は空港周辺の濃霧のため着陸できない便があり利用客をヒヤヒヤさせたが、それを再現するかのように太陽はもやに隠れ、辺りは急にひんやりとしたミストに包まれた。アップダウンに任せてペースもさらに落ちたが、このひんやり感の中を黙々と走っているうちに少し集中力の糸が補強され、初めて明るい兆しを感じ「リタイヤはしばらく先に伸ばせる」と少し希望が湧いてきた。
空港を折り返すと向かい風となった。こんなに風があったのかと初めて自覚する。14km地点通過で、ようやく1/3を終えた、と思った。

向かい風は辛いが、涼しさを得られる利点があった。それに強風に喘いでいるのは自分だけではなく、次第に周囲との差が少ないことがわかってきた。照準ペースから大きくはずれていることへの諦めがつき、淡々と歩を進めるしか無いと悟るようになった。まるで人生の縮図のようだ。
風よけとして誰かの背後で走ることが増えたが、僕は前方の開放感がないのは好まないので、余裕が出てくると横に並んで走った。するとそこで「風強いですね」と話しかけてくる人がいた。背は高めでガッチリ体型、バイクジャージのようなウェアを着ておりトライアスリートかもしれない。適当に相槌を打っていると「また引きますから」とわざわざ断って前へ出た。変わったことを言う人だ。
ではと、僕も再び彼の背中を借りることにした。その頃ハーフを通過。珍しくここに計測マットはなかったので定かではないが、計算上のハーフ通過は1:32:56、倍にして3時間と6分か、まだ可能性はあるなと楽観的に考えられるようになってきた。この頃になってようやくヤル気ゼロな感じが消えて、ポジティブにパワーをひねり出せそうな感覚へと変わってきた。とは言ってもやはりキロ4分半に甘んじてのペース維持がやっとで、スタート直後よりもずっと遅いのだが。
昨夜塩ラーメンを食べた松風町へとやってきた。人情味ある風の呑屋が点在している。ここで僕は引いてくれた彼の前に出たが、微妙に速かったか、どうやら彼は着いてきてない様子。こんな展開を自転車レースでは使い捨てと呼ぶが、少しずつ攻めの走りができていることが嬉しく、義理人情のなさはこの際どうでもよかった。
やがて路面電車の通る道へと合流、風情ある街並みが雰囲気を盛り上げてくれる。アップダウンのきつい区間でもあり、再び彼に抜き返された。後を追って必死に走る。ログによるとこの辺りでのペースが全く安定していない。ちょっとした上りでペースが落ち、風向きでも変わる。

30km通過は2:13:27、ここまではまだひどい崩れはなかったが、このあと2つの高架のアップダウンに悩まされる。一気にキロ4分50前後に落ちた。31kmの第8エイドに唯一コーラが配備されていることは判っており、確実に受取り飲み干す。
大柄な彼はペースが落ちず、次第に離され、そしてすっかり見えなくなってしまった。余裕が違う。彼と張り合い追い越したのはつくづく愚かだった。
海岸沿いのバイパス、ともえ大橋は急な上りと強烈な向かい風に晒され、陽を遮るものがなく、殺風景で応援もない。最もめげる区間だなと思ったので、自分に甘くする。遅くなっても仕方ないから気にするなと。
函館の顔となる赤レンガ倉庫が並ぶ石畳の道へと入り、観光地らしい雰囲気に包まれた。落ちたペースはもう元には戻らない。「緑の島」のエイド手前で4つ目のジェルを計画通り摂取。今回補給は完食した。ただ、ここで3種のメロンが給されることになっていたのをすっかり忘れて通り過ぎてしまった。
キロ5に落ちていたが前後の選手も同様にヘロヘロ状態で、脚を引きずるようにして走り、夏のトライアスロンのようなサバイバル感を呈していた。コントさんとすれ違い、さほど行かないうちにカントクとスライド。想定してなかったので何度も声をかけられるまで気づかなくてゴメン。もしかしてサブ3.5余裕? 自分はもうただゴールへたどり着くだけのレースになっていたが、カントクはこの分だとコントさんを抜く勢いだ。
ふたたび鬼門のともえ大橋、復路は追い風になるので実は期待していた。少しペースが上がる。ふと、前方遠くに水色ウェアの女性を発見する。中盤で完全に引き離されていたが、ここに来て再び姿をとらえる。そしてまさかの、例の大柄な彼に追いつく。スタミナ勝負で勝った。
40kmの最後の高架上りでいよいよ脚が攣り、騙し騙し上っているとまめきち。とTKDさんが沿道に。気の抜けた瞬間を見られてしまった。ラスト2km、背後から足音迫る。沿道の声から、女子三位の選手らしい。これまでの腑甲斐なさを少しは晴らすべく、逃げ切ることを決めた。いい感じで追い込めている。心拍が164まで上がり、僕の推定最大心拍に達していたのは驚いた。まさに死ぬ気で頑張った。ギリギリ逃げ切ってフィニッシュ。

Start 00:00:05
05km 00:21:32 0:21:27
10km 00:43:23 0:21:51
15km 01:05:45 0:22:22
20km 01:28:00 0:22:15
25km 01:50:47 0:22:47
30km 02:13:27 0:22:40
35km 02:37:39 0:24:12
40km 03:01:44 0:24:05
Finish 03:12:28 0:10:44

total 3:12:28(P4:34) HR148/164 2763kcal
男子40歳代 36位/745 総合 92位/2365

Training Load(トレーニング負荷を表すPolar独自の指標)は710と高かった。はなももは649、昨年の大田原は703

30kmまではなんとかまとめたが、そこからが一気に垂れた。脚力が尽きたと同時に、雲が切れて気温が上がったことも関係しているだろう。
結果は悪いけど、心拍だけを見ると頑張った。体調のせいで高めに出ただけかもしれないが、前半が148bpm前後で、なぜか24kmから153bpm前後に上がり、ほぼ安定している。最後まで諦めずに走れたのは良かった。
ただ、序盤の辛い展開は心拍からは読み取れない。これは二度と味わいたくないな。

カントクのサブ3.5は間違いないと思って沿道で来るのを待っていたが、一向に姿が見えない。おかしい、これはまた目算を誤ってすでにフィニッシュしているパターンか、と会場へ戻ろうとしたそのとき、泣きそうな顔のカントクが。ホントよく頑張ったね。
コントさんは大たれしてカントクより10分も遅れてフィニッシュ。
フィニッシュ後はしばらく何も食べられなかった。ジリジリと暑く、すっかり日焼けした。

夜はしんみりした飲み屋で風に涼みながら、TKDさんまめきち。と打ち上げ。しみじみ楽しかったなあ。

2017/7/3 [函館観光]
僕らの泊まったホテルは五稜郭のすぐ近くだったので、まずは五稜郭へ行ってみる。タワーに上る気はなかった。五稜郭の上空からの眺めは写真で散々見ていたし、むしろ中がどうなっているかの方が気になったのだ。幸い五稜郭に入るのはタダだ。
ところが拍子抜けするほど中は何もない。なぜこんな凝った器だけ作って中に何も作らなかったのか。正確には奉行所がぽつねんとあるけど、これもわざわざこんなところに作る必要を感じない。
五角形の堀の外側は舗装された小道が走っており、盛り上がった内側にラフ道がある。つまりここはランニング天国だ。ここでクロカン練やるといいよ。
タクシーで山下公園へ(横浜じゃないよ)。坂と洋館と路面電車が街の景観を特別なものにしている。
んー雨だったこともあるが今ひとつだった。やはり日本で洋館を見ても面白くないのかな。函館の最大の見所エリアなのに街全体がちょっと廃れているのも悲しい。長崎みたいに生活が根付いている感じが少ない。
函館山にも徒歩で行くつもりだったが、雨でモチベーション下がるなあ、と思っていたらロープウェイが動いてない。つまり登っても何も見えないということだろう。
とどめは赤レンガ倉庫街。中はお土産屋やどうでもいいショップになっていて、見てはいけないものを見てしまった。
結構歩いて駅方面へ向かい、うにで有名なお店へ入る。うに丼4000円にビビる。北海道と言えばゲップでるくらい大量のうにが乗っかったどんぶりを1000円以下で食える、と聞いていたが、どうやら幻想らしい。
うには高かったが天丼は安かった。というか金銭感覚がおかしくなってしまっただけかもしれない。
函館の全体の印象は決して悪くはないのだが、ネタがなぜかケチばかりになる。
昆布好きなのでがごめ昆布とかいくつか買ってく。東京のスーパーでも買えるけどね。
雨が激しくなり、大方観るものは観てしまったし、飛行機まで時間があるのでProntに入って1杯のコーヒーでひたすらレポート書き。それなりに充実しました。

2017/7/8 [ヒルクラ練@スバルライン]
函館の疲労がまだ抜けきれてないのでランのポイント練はおそらく厳しい。そこでTKD富士登山練に参加しつつ、自分だけバイク練とする。
スバルラインを車で上って5合目手前の空き地にデポ(5合目の駐車場はすでに満車で1時間待ちと言われたが、警備員が代替スペースとして誘導してくれた)。まずは長々と下りから。ウィンドブレーカ1枚では少し寒い。がくがく震えながら走っていたらPolarはHR200を示している。心拍センサーを調整しても変化がなく、もしかして暴走などではなく下りの緊張でホントに200行くことがあるのか?と少しだけ疑う。料金所まで降りて、再び入り直す。自転車200円。
ここからスタート。
今年のMt.富士ヒルクライムで1時間半を切ったというキリオ君に対抗し、練習走行で1時間半切り余裕いぇーい、とドヤ顔するのが今回のミッション。富士ヒルクライムは遠い昔の2004年、VXRSを買った年に一度出たっきりで、当時1時間15分弱だった。2004年時点のバイク脚力は正直大したこと無いが(ツールドおきなわDNFの憂き目にあっているし)若いなりのパワーはあり短時間で終わるヒルクライムは結構得意としていたはず。今もそのレベルで走れるという保証はない。
走り出してみると、久しぶりの運動ということで割と脚はフレッシュ。気持ちよく追い込めるのでついつい飛ばしてしまった。1,2km程度で早くも心拍は150超え、案の定すぐに限界がきてしまった。悲しいことに脚はもう終わりかけのサインを出してきていた。先月のバイク練僅か113kmという体たらくではさもありなん。垂れてダラダラと上っていたら1時間半なんてあっという間に過ぎてしまうかもしれん。そこで冷静になり、あらためて今回のコース攻略を考える。何を計算違いしたかこのコースで1時間半を切るためにはAve13km/h程度で良いと思いこんでいた。距離24km弱、獲得標高1220m、サブ3ペース(14km/h)で走っても1.5時間でハーフの距離しか達しない。やばいぞこれは。
スバルラインは斜度一定のイメージがあったが実際は割と変化する。緩斜面等で17km/h台が出ていれば及第点としそれ以上飛ばさず脚を休ませ復活を図ると決めた。半分くらい上ってきたところでようやくその温存走りが功を奏してきて、ゴールまでこのまま行けそうなサイクルが出来上がってきた。
道端には5合目までの距離が1km毎に案内されていることに気づいた。そこで見るともなしに時計を確認すると、1km区間を3分半前後で走っているのが判った。つまりこれは箱根5区のペースに近い。だがスバルラインが箱根より斜度が緩いのは明らかであり、つまり箱根を脚だけで上っていく人に自分はロードバイクで着いていけないことを知ってしまった。まじか!
後半は割と追い込めたが最後の平地区間が長い渋滞の列になっており、せっかくの飛ばせる区間で路側帯サイクリング状態。気持ちも萎えて適当にゴール。

スバルラインヒルクライム
23.5km 1:22:37 HR142/153 1082kcal


本レースと比べ若干距離が足りないが、とりあえず1時間半を切れたのは良かった。バイク練をサボり過ぎていた割にはまともに走れた。上りながら、これ富士山練としても意味があるかもという気がしていた。

その後5合目練のメンバーと合流し、ダウンジョグ4.8km。やっぱり右太腿が痛む。
HR135/147 433kcal

2017/7/9 [クロカンデビュー]
そもそも今週末はまだ練習再開する気はなく、昨日思いがけずきっちりやってしまったので今日はオフでしょうと思っていたが、まめきち。もかいらさんもM浦さんも今日の光が丘練は普通に参加すると聞いて自分の甘さを認識。カントクと参加することに。昨日の久しぶりのバイク練で腰が痛い。
北マラ参加者はペース走、それ以外はクロカン走がメニュー。光が丘でのクロカンは未経験なので楽しみ。
誰も居ない集合場所で待っていると、アップですでに1周したみんなが戻ってきた。合流し本練習開始。気温は30度くらいありそうでまともに走れるか疑問だったが、ほぼ日陰で構成されるクロカンコースは思いのほか涼しく、ほとんど問題を感じない。ペースがゆっくりだからとも言えるが。HRは120台でかなり低目。前腿の痛みはロキソニンのお陰で封印されていて走りは悪くない。昨日のバイク練での追い込みも影響はみられない。そんなわけで久々に不満のない快適な走りを実感できている。ここ最近はペースに関係なく走るのが辛かった。
周ごとにBUしながら、最後の4周目は先導役が回ってきたので「ちょっと上げます」と言って走る。と言っても脚が無理なく自然に前へ繰り出せる程度で、意識的に加速はしない。ほとんど変化はないと思っていたが、心拍は10上がりタイムにも差は現れた。

光が丘クロカンコース 3.4km×4周
22:20 (P6:34) HR110/123
22:01 (P6:28) HR117/126
21:35 (P6:20) HR123/131
18:44 (P5:31) HR134/141
給水含む
total 1:24:40 (P6:14) HT121/141 860kcal


今回冷感スプレーを頻繁にかけて走ったがこれも有効だったと思う。ただ強烈なので扱いがちょっと面倒。そこで、身体にかけやすいように水と混ぜて水浴び専用ボトルを作ればいいかも(うっかり飲むとヤバいが)。
少し休んだあとダウンでロードを走ると昨日からの疲労感が炙り出てきた。ふと土の上へ移動してみると、脚への衝撃がないことで走りが軽くなるのを実感できた。今日思いのほか走れたのはクロカンだったからだろうか。クロカン走は実はあまり好きではなく、ロードと比べ単に負担が大きくなるものとしか見てなかったが、脚にやさしいことの意味を初めて理解できたかもしれない。

2017/7/11 [夏の皇居練]
久しぶりの職場クラブ練@皇居。三田線で間違えて日比谷で降りてしまい、おおそうだ夢陸じゃなかった、とすんでのところで引き返す。ぼーっとしているね。
1周目はいつも通り全員でジョグ。女性陣が積極的だ。A木さんが後半徐々に上げる。T橋さん頑張って着いているけど大丈夫かな。
2周目からは一人抜けて上げていく。右太腿の痛みは消えないまま。下りに入るころに全力に切り替わったが、追ってきていたY村さんによるとそれでもキロ4分18くらいだったらしい。背後から迫る足音が気になっていて、桜田門過ぎで振り返ると全然知らない奴がくっついていたので油断したらそのスキにY村さんにシュパッとパスされ、全く着いていけない。全力で飛ばすも交番あたりで尽きてタレ始める。なるべく集中を切らさないようにしつつベストエフォート型で飛ばす。
30:00  20:54
20分ちょうど位を想像していたが、これじゃフルマラソンのペースではないか。かなりガッカリ。函館が悪かったのも仕方ないかも。
2017/7/12 [腕時計とぼく]
Matrix PowerWatchという時計を衝動買い。
というかこれはクラウドファンディング。初めて手を出した。きちんとモノが届くかどうかも保証されてないが投資してみたくなった。人体からの発熱で発電し、充電がいらないという最大の特徴を持つ。ホントかよ?ってくらい夢物語風なところがいかにもだが、はっきり言って僕はそこは、まあどうでもいい。これはいわゆるウェアラブル端末であり、アクティビティ、睡眠、カロリー、人体発電量などをセンシングする。それらで一体何が判るのか、結構前から関心はあったんだよね。今のPolarとは比べ物にならない多彩な表現のディスプレイを持っているのも魅力。心拍も取れるのかと思ったらそれは今後のオプションらしい。考えてみたら何の意味もないかもしれないが、少なくとも写真で見た限りは素直にカッコいい。ただこれCGだろうから実物見てどれほどガッカリするかは不安なところ。9月発売予定だが期待はしてない。
これは手首からエネルギーを得ているため、外すとすぐスリープモードになり使い物にならない点も僕向き。僕は腕時計はTPOに合わせて取り替えることはしないし、基本的に24時間一切外さない。時計を買ったら最後、完全に身体の一部になるのだ。なので、気に入らなかったら一切使わないし気に入ったらずっと使う。そういう類のものが自分のエネルギー次第で働きを変えるのはどこか嬉しい気がする。
Polarも一切外さないのでまたベルトが壊れてきた。シリコンゴムはある一定期間を越えると時限装置のように一気に崩壊するね。

点検に出していたオヤジ号をひきとって、ガッテン見ながらローラー。
膝痛は膝関節包が原因、という話はわりと目からうろこ。膝を伸ばして、膝軟骨をぐりぐりやったり、大腿筋に力を入れたりしてストレッチするのが有効。
最近は膝痛に悩まされてないけどね。
2017/7/13 [ジョグで暑い]
夜、暑い中ランに出る。靴はナイキストリーク6。
昨日スクワットしたせいか火曜の皇居練か筋肉痛。
太腿痛は左も少し出てきた。もはや痛みの原因なんてどこにもないね。暑かったが何とか2周。終盤痛みがだいぶ消えたが暑さでしんどい。
かなり頑張ったがタイム悪い。とほほ。
2017/7/14 [筋肉が劣化]
ここ1週間ほど、食事後みぞおちあたりがモヤモヤするんだよね。食欲もイマイチ無い。典型的なストレス性胃炎なのでは!?柄にもなく。
僕は、ストレスは貯まるより前に文句を言ってしまうクチだが、最近はストレスをあまり感じていなかった。しかしそれは仕事に慣れたからではなく、度重なるストレスをストレスと感じなくなっていただけなのでは。対処の重要性を実感できない。ストレスにやられるというのはこういうことか?
久しぶりにスポセン。ここは常に室温一定なので体調の見極めに向いている。
筋トレ後、トレッドミル。とりあえず14km/hから始めたが、まずこのスピードに乗せるのがつらい。15分後に14.3km/hへ。両足太腿が軋むように痛む。しんどさは消えないまま30分。ただの我慢大会でしかなく続けて乗る気にはなれなかった。やはり普通の状態ではないようだ。函館の時から改善してない気がする。
筋トレを4種類やったけど、負荷を高めると普段と違う痛みが生じるので無理が効かない。中が腐ってもろくなった枝のようなイメージ。腕とか背中とか部位に関係なく。筋肉系に問題があるのかな。

2017/7/15 [月崎周回ワースト記録]
気温35度。こんな日にランは不可能だがバイクならできる、ということで久々にお袖練へ。いつもの月崎周回。やる気はある。
2周目途中でオレンジジュースボトルが尽き、3周目前半で水ボトルも尽きた。この周回練はボトル2本では常に足りない。
2周目はトロッコ電車の踏切に捕まったが、3周目は信号もスムーズで遮る要因はなかった。しかし体重の5%くらいの水分不足状態で命の危険が危ないデンジャー!
月崎周回 18.1km ↑270m Bestlap=34:26
38:29 (28.22km/h) HR129/150
40:40 (26.70km/h) HR126/151
40:04 (27.10km/h) HR133/153

見たこと無い40分台を2つも出してしまい、しばらく立ち直れそうにない。これを全て暑さのせいにするのは無理がありすぎる。

2017/7/16 [富士登山試走ファイナル]
TKD富士山練、今回はクルマを馬返しに駐めて、八合目まで往復するプラン。
三連休中日だが高速は意外と混んでおり、急遽東名-富士五湖有料ルートに変更した。ほとんど遅れなく着けたのでこのルートは割と素直なのかもしれない。ナビでなかなか指定されないが。
山頂組は4名、H田さん、K合さん、そしてセキさん。プラン通り9時ピッタリに馬返しスタートする優秀な我ら。僕が先頭で進む。銘々昨日の疲れもちょっとあるし、レース日が近いのであまりガツガツやらないコンセプトで。アップもしてないのでまずは適当に歩きながら、次第にゆるーく走りを混ぜるスタイルで進む。だが案外このゆるゆるな感じと、馬返しまで泡吹いて走ってきてヘロった状態とではほとんど同じかもしれない。K合さんがずっと後ろに着いてきているがほか二人とは少しずつ離れる。
心拍は135前後で全く無理がない範囲のはずだが、呼吸は激しくなりいかにも頑張っている感じ。空気が薄い環境に馴染むのに時間がかかる。

馬返し~5合目佐藤小屋間
0:53:30 HR135/147


前回6月より無理せず、走るべきところもあまり走らずに進んだつもりだったが、タイムはあまり差がない。
セキさんが55分、H田さんが57分ほどで上がってきた。正直H田さんはもっとかかるかと思っていたがほとんど差がない。優秀な我ら。

下駄箱の肥やしになっていたワンサイズ小さいRenを履いてきている。もしかして小さめのほうが向いてる?という可能性を探るために。だが特に差を感じず、小指辺りに違和感を覚えはじめたので6合目で靴を履き替えることにした。実は替えのシューズを背負ってきていた。ゲルフジのグリップ力が果たしてRenなどよりも明らかに良いのかどうかを比較検証するために。履き替えで2分程度止まったがセキさんだけは一緒にとどまりパンを食べ始める。どうも不調で元気がなさそう。サロマの疲労はもちろん、その少し前から調子がガクッと落ちている印象だ。
ゲルフジ効果はイマイチ感じられないまま、先行する二人を追う。この上りではさほど距離も離れまい、見晴らしがいいので姿だけでも確認できるはずと考えていたが、行けども行けども一向に見えてこない。H田さんは恐らく道を間違え、今頃下山道を逆走しているのだろうナンマイダ…と確信するに至り、いよいよ7合目も終わりかけたころにふと点のような後ろ姿を発見したとき、えーウソだろと思ってしまった。

岩登りの途中でようやくK合さんに追いつく。僕が来るのを待って抑えていたのか、その後のK合さんに着いていくのが精一杯。山小屋の平地で走る余力がない。

5合目~8合目太子館(だったかな)
1:02:39(5合目ストップと靴履き替え時間を除く)HR133/144


サロモンのベストに500ccのハイドレを2つ(オレンジジュースとミルクコーヒー)装着していたが、スタートが暑かったせいか序盤から発汗が半端なく、6合目辺りですでに手持ち分が不足することを予感していた。8合目でオレンジジュースを飲み干したとき、突然目眩がして視界が真っ白になり倒れそうになる。ヤバい、高山病っぽい症状が出てきている。やはり高地順応せずにすぐ上るとこうなるんだろうか。
岩登りが終わり砂地の上りになるとK合さんを追い越した。ふと時計を見ると引き返すタイムリミットが近づいている。そんなはずは?
本八合目まで上らないと下山ルートに入ることができない。上りルートの逆走は時間がかかる上に顰蹙である。
だが本八合目はまだ上の方だし、次の山小屋までも進む時間はないと判断して白雲荘で終了と決めた。程なくしてK合さんが上ってきた。

8合目太子館(だったかな)~8合目白雲荘
0:12:31 HR134/141

馬返し~8合目白雲荘まで
total 7.4km 2:08:40 ↑1750m


H田さんが上ってくるのが見えたが、タイムリミットの11時15分となったので下山することに。中途半端なところでの折り返しでスミマセン。
途中の急な岩場を下るのは予想以上に困難に感じたので、太子館から下山道へのバイパス(ブルドーザー道)を行くことにする。後で知ったが白雲荘からも出ていたので最初からそうすればよかった。登山道ではないが、逆走して迷惑な人になるよりはいいだろう。
下山道へ入ってからは順調に下れた。優秀な我ら。
ハイドレを飲み干して喉カラカラ。案の定ヤバい。山小屋で400円のペットボトル買うべきだったか。
ほぼ同じペースで下っていたH田さんがなぜか急に姿を消し、深刻な事態以外に考えられないくらい遅れているので戻ってみると靴に入った石をとっていただけだった、という小ハプニングはあったものの、その後もテキパキと下り、6月に全く下れなかった5合目以下も4人まとまって走って下る。上りでも下りでも僕らは誰にも追い越されていない。優秀な我ら。
がしかーし。プランは押しに押しまくり、馬返しに到着したのは予定を40分も過ぎていた。なんで?

下山 8合目白雲荘~馬返し
1:49:20 HR104/138


馬返しの冷えた麦茶サービスで生き返る。麦茶ホントうめー。
タイムスケジュールをよく見ると、本八合目から五合目まで25分で下ることになっている。どんなスーパーマンでもそれは無理だろう。
また、そもそも馬返しから本八合目まで2時間10~15分で上れ、というミッション自体が厳しい。3時間42分のタイムだった僕の一昨年のレースではここを2時間14分かかっており、僕がロード区間が遅いことを勘定に入れるとトータル3時間半くらいで走れる人のスケジュールと言えそうだ。
そんなわけでどう考えても当初のプランに無理があったという結論。

今回感じたのは、サラ脚ならあまり登山道で差がつかないなということ。ただ普通に歩いて上っているだけであり、普通の人なら普通にできることをやっているだけなんだからそりゃそうだよなと思う。つまり、レースではいかに速くというよりもいかに遅くならないようにするかが肝であり、これで遅れるのは漠然とした体力の差という感じだ。もっと上を目指すならともかく、4時間以内完走くらいだといかに普通に上る体力があるかという事でありスキルとか適正とか関係ない気がしてきた。

風呂が団体客で無茶苦茶混んでおり、吉田うどんも大行列。しかたなく向かいの藍屋で海老天ざるうどん。メニュー写真に裏切られない、インスタバエする料理の割にリーズナブルで満足だった。ドリンクバーがないのが玉に瑕と思ったが、水とお茶をお代りして、却って財布とカラダに優しかったかも。
帰りも中央道の渋滞が激しく3時間もかかっちまったよ。

2017/7/17 [NHK謹製AI]
身体中がギシギシ痛い。休日だけどオフでもいいでしょう。甘いかな。

NHKがAIを開発しました!というベタなニュースが面白かった。
社会課題解決型AIという。名前で判断する限りこれはウチがやるべきことを先行されたなという感じ。
このAIがディープラーニング系なのかは判らないが、AIがはじき出した答の因果関係についてキャスターは説明しない(orできない?)。なぜそうなるのか理論的な説明はないけど結論は断定的、これは占いの気持ち悪さと似ている。世の中占いで物事が判断される時代になるのか、との不安を覚える反面、この混沌とした社会が解決へ向かうなら、と期待も大きい。
NHKならAI活用をきちんと正しく慎重に考えてくれそうな気がする。というかオピニオンリーダーとして期待したい。

2017/7/18 [後遺症続く]
まだ筋肉痛がひどい。案外これは金曜日の筋トレから続いているのかもしれん。走るのは痛いのでローラー。

2017/7/19 [ペース職人走]
水曜夢陸練。まだ太腿の筋肉痛が取れないのでろくに走れそうにないけどとりあえず行ってみる。
ちょい遅刻してアップする暇がない。1周して終わり。身体が動きたがらない。
お題は6000mペース走+1000mTTを1,2本。富士山の人は1本。4分20で。まめきち。H田さん、それに新しく入った人と。
なんとなく先頭に入ってしまったのでひたすらペースメイク。緊張感を持ってはしれたので良かった。走り出してみるとさほど身体は重くなく、動きもまあまあ。痛いところはほとんど無い。3kmくらいで調子出てきた。決して良いとは言わないけど悪いところは消えた感じ。
4分20ペースも無理ではない。ただ玉のような汗をかいた。湿度が高いようだ。
6000m
ほぼ4:20×6=26分ちょうどで書くまでもない


4分インターバルのあと1000TT。3分40狙いで。まずはM浦さんをマーク、しかしじわじわ離される。1周を90秒かかっていると知って(つまり3分45ペース)遅いと思いじわじわM浦さんにせまり、パス。最後の100mは全力。ちょっと前半抑えすぎたかも。
1000mTT
3:37

懸念していた動きの悪さはなく、普通に走れてよかった。

2017/7/20 [中の茶屋からはフラット]
ローラー。20分までペース走的に頑張ったあと、心拍インターバル練。HR140目標でガシガシ踏む。HR140以上でペダル10回転できたらクリア。130に下がるまでギアを一つ軽くしてイージーに回す。130になったら再び140目標で。繰り返すこと5回。ダンシングはHRが簡単に上がるので禁止。正直これはHRの上がりが渋い最初がいちばんキツイ。そして、インターバルで力を抜きすぎると130以下に落ちるのが早くて休みが短くなってしまうというジレンマがある。ホントは140という目標を段階的に上げていかなければならないかも。

富士登山競走のHPを今更ながら見て新たな発見が。
各区間の攻略とかポイントが書いてあるのだが、僕が最もめげる中の茶屋から馬返し過ぎ辺りまで、次のように書いてある(抜粋)。
「中の茶屋から大石茶屋までは、傾斜も無いのでペースアップできる区間となっています」
「大石茶屋跡付近から馬返しまでは約1.5km程度、緩やかな傾斜が続きます」
「一合目から約570メートルは直線的な道で、木立の中を快適に走れる区間となっています」

まだまだ修行が足りないようだ。

2017/7/22 [徒競走で刺激入れ]
TKD練@代々木公園。僕にとって新しいパターンだ。
まずはバイクアクセスを練習化するためシューズも替え、キビキビと走る。五反田あたりまでは早かったが、山の手通りはごちゃごちゃと信号が多くなかなか進まない。渋谷辺りからオラオラな街乗りチャリダーがどっと増えたが、代々木公園手前の坂で彼らのショボさも判った。
約13kmを45分もかかって織田フィールド着、ロッカーに荷物を置き、チームが揃ったところで代々木公園へジョグ移動。1周1.15kmのほぼ円形の周回コースがある。3周アップジョグ。まだ本調子ではなく走りに気持ちよさがないが、何とか行けるだろう。
お題はペース走10km。富士山を鑑みて控え目だ。キロ4分20から入って4分10まであげるY村M浦ペアに着いていくことに。かなり暑いのでどうなることか。
4分20は前回の夢陸と同じなのでペース勘は残っているつもりだったが、M浦さんが上げたがっている。1km地点がよく判ってないのだが4分20だった?(だいぶ遅かった…)
これまでがパレード走行だったか、2周目からぐっと上がり、一気に辛くなる。ジワジワと離されるが、残念ながらこれはオーバーペースと判断せざるを得ない。分相応に4分20ペースを何とか維持しよう。
実は今日もサロモンのハイドレシステムを家を出る時から装着してきたが、これが次第にストレスになる。この速度で走りながら補給するのは結構無理難題で、有り体に言って相応しい利用法ではない。水を受け付け難い状況でもあるし、織田フィールドで汲んだ水道水が激マズで飲めない。まあ無意味なオモリなのは間違いないのだがこれくらいの負荷は受け入れると決めた以上は最後まで装着して走りたい。が、どうにも限界が来たので4周終了時に脱ぐ。
見違えるほど楽になった。想像以上に肺を圧迫して呼吸が辛かったことを知った。
コースはほぼフラットだが次第に僅かなアップダウンさえも気になってくる。かなり弱ってきた。
9周がお題だったがなぜか10周と勘違いし、あと1周、と思ったところにY村さんたちが止まっているのを見て「随分のんびりと補給しているな」と思ってしまう。しまったやり残したな。

代々木公園周回 1.15km×9周(10.35km)
5:05 (P4:25) HR132/142
4:56 (P4:17) HR145/148
5:05 (P4:25) HR146/149
5:05 (P4:25) HR148/149
5:05 (P4:25) HR148/150
5:01 (P4:22) HR149/151
5:02 (P4:22) HR150/151
5:00 (P4:21) HR151/153
5:04 (P4:25) HR151/153
total 45:24 (P4:23) HR147/153 637kcal


4分20よりも遅かった。正直これが限界。

2周ダウン後、織田フィールドに戻って200m流しを3本。インターバル練のようにみんなで揃ってやる。
先頭のY村さんを2番手で追いかけたが、1本目は5mくらい離される。やっぱ速いなあ、と諦めるのではなくついて行くべきと考えて2本目は徒競走のつもりで全力を出す。3本目はY村さんもペースが上がり、深層のリミッターを解除して追いかけた。もはや「流し」ではない。
37s (HR116/143)
34s (HR135/155)
32s (HR141/159)

最後はしんどかった。ここ20年来で最も速く走った瞬間だったと思う。心拍も161まで上がった。神経系にこれまでにない刺激が入ったはず!?
ダウンでトラック3周。
2.6km 17:16 HR133/161 206kcal

せっかく原宿に来たので、ウェアが一張羅のI口さんをOshman’sに連れて行こうとしたらビルまるごと工事中で叶わず。
調べたら2月ですでに閉店していた。ここは学生時代からしばしば世話になり、思い出深い買い物が多いが、31年の歴史があったらしい。

原宿のパスタ屋でアフター。意外と空いていて快適だった。かいらさんが「そういえば富士登山メンバーばかりだね」と気づく。かいらさんも来年は出るしか無いなー。というか当日7時半頃に自分で勝手にスタートすればいいんじゃん?

2017/7/23 [フォーのスープ]
夕方、印鑑証明をもらいに区役所に行きがてら呑川沿いを蒲田まで疲労抜きジョグ往復。太腿脇が筋肉痛でスピード出せない。昨日の流しかな。

大田区の印鑑登録カードは登録番号が記されているだけで誰のものなのか記載がないという欠陥設計。ここまで走ってきてカントクのカードだったら無駄骨だなー、と不安だったが無事自分のハンコでホッとする。

せっかく蒲田まで来たので駅前のベトナム食材店に寄ってく。怪しげなスパイスとか妙にそそられるが使い方が全く判らんものを買っても埒が明かない。理解できるところで、フォーのスープの素を買ってみた。フォーはどこにでも売っているけどスープって案外見ない。他にもいくつか種類があった。コンソメみたいなもんだから使い出はありそう。
それとジャックフルーツの缶詰買うたった。ドライジャックフルーツは美味くて感激したのでぜひ成城石井あたりが流行らせてくれないかなと以前から思っているんだが、アメ横でも見ないんだよな。缶詰は初めてだ。どんな味がするんだろう、期待と不安が半分ずつ。

続けてローラーに乗るつもりだったが単に疲労を重ねるだけな気がしてきたのでやめたー
2017/7/24 [万能フォースープ]
かなり張り詰めてシゴトしたが終わらず残業になってしまったのでオフ。
昨日買ったフォーのスープの素を早く使ってみたいのだが、フォーは戻すのに1時間かかる。夜も遅いし、炭水化物は控えようとの考えが浮上し、モヤシやネギやセロリ人参きのこ豚コマを投入したフォーなし野菜スープ作ることにした。残っていた春雨も入れたので結局はバランスの取れた一品に。これが期待以上に美味くて満足。スープの素を直に嗅ぐと仏壇の隅で眠っていたような匂いしかしないのだが。うどんやラーメンでも美味いかも。

2017/7/25 [富士登山ベンチマーク]
今日は何としてもシゴトを終わらせてスポセンへ。
向かう途中のM自動車本社前でふと、辺りの異様さに気づく。サラリーマンが大勢周囲を取り囲むように突っ立っている。お互い何となく距離を保ちつつ、ただ立っているだけ。何かを待っているのだろうか。
そして、皆揃いも揃ってうつむき加減でスマホ眺めている。これが異様さの原因だ。もしやポケモンGo?かと思ったが、そういや暇な人の9割9分はスマホ見るのがデフォだった。
そういえば一昨日蒲田界隈をジョグってたときも、とある区画で妙に多くの人がお互い距離を取りつつ立っているだけのところに遭遇しポケモンGoか?と思った。あれは、パチンコ屋の客か。

富士山にむけて締めのポイント練@スポセン。

去年の経験から立てた仮説。
・傾斜練をやると足首やアキレス腱を痛める
・坂を走っても坂は強くはならない

つまり傾斜練はやらなくていいとの結論が出ていたのでほとんど避けてきた。とは言え去年と同じくらいの登坂能力があるかどうか少し気になる。
去年よくやってたメニューで試してみよう。6%×12km/h×30分。
その前にまずはステッパーで16分アップ。レベル15にしても大した負荷にならない。壊れているんだろうか。15分で100フロア上ったことになった。んなわけないだろ。無茶苦茶なマシンだ。
HR105程度までしか上がってないが、最初から12km/hでスタート。やべえ、ちょっと待った!ってことにはならず取りあえず走れている点は進歩か。ただ、アキレス腱が痛い。おかしいな、そんなはずはないのに。意識するから痛いんだろうか。5分くらいで温まってきたら薄れてきた。
10、15、20分のところで0.1km/hずつ上げる。しんどいことには変わりないがとりあえず何とか続けられる。本番ではここまで負荷を上げたくないなと思う。ラスト7分辺りから耐え難くなってきた。これは心肺能力を鍛える練習だなとあらためて思う。歳とって確実に落ちていくのが最大心拍。最近歳に抗えないと感じるのは心肺が頭打ちだからに違いない、と妙に納得する。
何とか堪えて30分。無事お題クリア。

2017/7/26 [言葉の思い込み]
午後6時に退社でき、地元の高級パン屋がまだ開いてたので久しぶりに寄ってく。レジに並んでいると、前の男性客がこう注文した。「ラスベリータルトと、パイナップルタルト、これを2つ」んー合計2つなのかそれぞれ2つなのか判りにくい注文だな。レジには男女二人のスタッフが同時に聞いていたが、女性の方は合計2つと理解して値段を告げる。客は「あー違う、パイナップルを2つ」そこで男性スタッフがこう確かめる「ラズベリータルト2つ、パイナップルタルト2つですね」「いや違う、ラズベリーは1つ」「ラズベリーが1つとパイナップルが2つ、合計3つですね」と女性が念を押す。
確かに、振り返ってみると最初の注文の言葉は1つ+2つと受け止めることができるし、ショーケースに残っていたタルトは3つなのに、誰もそう思わんかった、僕を含めて。

ガッテン見ながらローラー。水虫の話で特に目新しい情報がなく全然面白くなかった。疲れを残さないようイージーに乗ったが、30分を過ぎると眠くなってきて参った。
HR113/125 382kcal

2017/7/27 [富士吉田入り]
明大前午後6時半集合だったが、環七が恐ろしく混んで20分以上の遅刻をしてしまった。どうもすみません。皆さんこの日のために気合入っているのに自分だけいい加減でホント申し訳ないです。車内でコンビニおにぎりを3つ食べながら移動。
八王子辺りで、とんでもない忘れ物に気づく。事務局から送られてきた、ゼッケンや計測チップ、預け袋など重要なものがすべて入った封筒一式が未だソファーの上だ。表彰会場での食事券600円分がないのも何気に痛い。ただ、家を出て15分後くらいに気づいていたらかなりパニクったに違いなく、却って諦めがついてよかった。
午後8時過ぎ宿のある山中湖着、スーパーに寄って明日の朝食を買う。あいにくご飯類がなくパン類で。まだ少し腹が減っていたので買ったパンの一部を宿で食べる。
自分だけ準備することがない。午後10時過ぎに就寝。

2017/7/28 [レース日]
富士登山競走レースレポート

涼しかったが睡眠の質はそこそこ。4時起床、すぐに食事。昨日ドカ食いしなかったので食欲は普通にある。いつまでも目が開かないなと思っていたら、左目まぶたが垂れて情けない顔になっている。モノモライか? 心当たりがないが。
山頂組5人を乗せたクルマは5時に宿を出て、いつも通り市役所で降ろしたあと指定駐車場へ。今回は最も近い小学校に駐められた。バイクで引き返す。
まずは本部へ行ってもろもろ一式忘れてきたことを告げる。フルセットだと再発行1500円になります、ってことで新しい番号の書かれたゼッケンとチップ、預け袋などをもらう。昨年が5合目止まりだったため僕のタイムではAゼッケンをもらっていた。No.533はAの最後の番号+2番だった。忘れた人があと一人いる?
今朝は例年のような夏の暑さではない。山頂は寒いかもしれないのでウィンドブレーカ持参のためウェストポーチを装着することにした。ジェルは2つ持ち、腰に両面テープで貼り付ける。1000円札をポケットに。
タンクトップに下はスパッツ。ランパンにするか最後まで悩んだが岩場を這い登るシチュエーションを重視した。カーフガードをつけている。コンタクトレンズは入れたがサングラスは持たない。靴はアシックスゲルフジ。ロードはキロ6メインならたとえサンダルでも良いだろうと。それより砂場での効率性重視で。
アミノバイタルブースで今年も赤色のジェルを配っていた。言われたとおり30分前に飲んでBCAAやクエン酸なども詰め込む。6合目でも配っていることを確認する。
スタート10分前、Aブロックの後ろの方で座って待つ。ブロック枠が外されるといつしかアグレッシブなBに埋もれてしまっている。目が血走ってるよ。

7:00 a.m. 山頂の部スタート
17秒でスタートライン通過。ふと気づくとセキさんやK合さんが前を走っている。だがいつものようにぶっ飛ばす気はないらしい。
50mでまめきち。たちの応援を受ける。行ってきます。
だが何か変だ。パワーが出てこない。身体は戦闘状態どころか休眠状態であり今すぐにでもゴロンと横になりたい。
今のペースは少なくとも三日前のトレッドミルより楽、客観的に見てイージーレベルだ。これは気温が低いお陰だろう。だがどうにも耐え難い。これを4時間続けるのか。絶望感しか無い。あの函館の悪夢の再来か。
函館の時と共通するのはスタート30分前に補給を摂ったこと。消化や効き目のタイミングを考慮して早めに摂ると、身体が満足してしまうからか胃袋に血が行ってしまうためか、スタートしてみたら戦意喪失している、ということをバイク練でよく経験する。食べるならスタート直前まで待ったほうがむしろ良いのだ。
商店街の坂をやっとの思いでクリアし、国道に入るとペースを落とす。唯一のフラット区間で少し休んで調子を整えよう。ここまで(なぜか)一緒に来ていたセキさんがしびれを切らしたかのように飛び出していった。初音ミクにも抜かれた。

浅間神社 13:22(計測ライン)HR142/151

意外と遅くない。もしかすると涼しさが奏功していいペースだったことに気づいてなかっただけか。
だが身体の鈍さに加えて気分も悪い。朝食べたチーズパンやチゲスープなどを思いだしては、なんであんなもん食っちまったんだろうオェーッ、といたたまれなくなる。多分何を食べてもそう思ったんだろうが。もしかするとウェストポーチの締付けがきつすぎるか。
石畳の歩道に退避し、ウェストポーチのベルト長さを調整するという口実で早くも歩いてしまった。
この段階でまさかヘバッて歩いているとは誰も思うまい。案外いい決断だったかも、とテーサイマンは思う。
1分ほど歩いただろうか、少しスッキリしてトボトボ走り出す。
ベスト更新の希望は早速絶たれたばかりか、完走も危うくなってきた。5合目のバス乗り場にたどり着くことが今日のミッションになるかもしれん。とにかく無理をしないで走ろう、と気持ちを切り替える。次々と抜かれていくが気にしない。

高速下 25:44 (12:22 HR142/147)
中の茶屋 38:38 (12:54 HR145/150)


中の茶屋通過は一昨年と比べ1分半以上遅くなった。まあこんなもんだろう。
涼しいと思っていたが全身びっしょり汗をかいており、ウェアは絞れるほどだ。よって水をこの段階から欲しており、エイドで貰い、半分は身体にかけた。寒いんだか暑いんだかよく判らない状態。
ここからの上りは毎回苦しめられる区間だが、もう諦めの境地なのでこれまでとあまり差がない。相変わらずズルズルと抜かれまくっているがすでに気にならない。ただ、いよいよ辛くなっても走るスタイルだけは保とうと考える。追い込めてないのでそこまでは至ってないが。この先どうなってしまうのだろう、と悶々と考えながら進む。そろそろ1時間になるがそういえば大石茶屋を見ていない。どうやら気づかずに通り過ぎたのだろう、次は馬返しだ、と確信に至ったころに大石茶屋が現れたときはがっくり来た。まだここかぁ?

馬返し(計測ライン)01:04:46 (26:08 HR146/153)

さすがにタイムが落ちた。1時間4分は練習のタイムだ。このくらいで済んでよかったと思うべきか。
エイドの給水が欠かせない。腰に貼り付けたジェルを飲むべきかと思うが飲む気になれない。
スタート直後の休眠モードがようやく吹っ切れてきた。遅れを取り戻そうという前向きな考えも少し出てきた。山道はやはり普段より混んでいて追い越しは大変だ。二股に分かれる場面で、誰も通らない真ん中の石ころを選択してみる。意外と走れなくなはい。
馬返し以降抜かれることはなくなった。このハッキリとした区切りが何故なのかはよく判らないが。
最近雨が降り路面は固くしまって走りやすいことが多い。岩場はやや苔に覆われゲルフジは少々滑りやすい。
4合目過ぎで赤いウェアを発見、この時点でもうセキさんに追いついてしまった。どうやらサロマの影響が心身ともに尾を引いているのは間違いない?
5合目手前の舗装路に出る難所はきれいに整理されたお陰か全く滞りなく進めたが、佐藤小屋手前で詰まったときにいつも通り追い越しにかかると、後ろから「渋滞で先に行こうとする奴は最初から速く走れ」みたいな嫌味を言われる。そうかこれが渋滞というやつか。渋滞の定義は難しいが、抜くために余計な体力が必要にならないくらい前が動かなくなったら気をつけよう。

五合目通過 01:58:24 (0:53:38 HR145/153)

むむー、もしかして山道で少しリカバリしたかと思ったがダメだった。一昨年と比べ山区間は1分半遅く、二週間前の練習タイムより悪い。ただ、これは過密度の違いによるものと思えば、前半の不調はほぼ脱しきれて、完走の目処は立ってきたと見ていいだろう。
6合目までも少し渋滞したが、完全に止まる程ではないので休憩と言い聞かせる。
6合目、アミノバイタルブースでジェルを受取り半分ほど飲む。ここからは道が広くなり、追い越しが楽になる。ここで如実に周りと差がついた。ひょいひょいと面白いように抜ける。コース取りも足場の良いところを狙って遠回りするより最短で行ったほうがいい。正直足場の違いはさほど結果に現れない。走れそうなところは走ったほうが滑らないが、歩くと決めた場合はなるべく大股で一歩の踏み出しを慎重にすると確実に前へ進める。途中でK合さんに追いついた。
岩場は今回あまり気持ちよく上れたイメージがない。一般登山者が以前より多く、追い越すために別のコース取りをすることが難しくなったためだ。砂場ほど周囲との差もない。この辺りからかなりふらつくようになってきた。単に平衡感覚も鈍ってくるのだろうか。岩場でバランスを崩しそうになると結構ヤバい。八合目後半は再び砂地に戻るのでホッとする。
練習で訪れた白雲荘通過がたしか午前10時8分、練習より2、3分早いだけだっだのはガッカリ。

八合目通過 03:20:14 (1:21:50 HR142/152)

エイドで水をグビッと飲むとその後激しくふらつくことに気づいた。練習のときも同じ感覚があったが、いずれも何かを飲んだときだ。そのわけを後で考えたところでは、飲む瞬間呼吸を止めるために低酸素状態になるからだろうか?
岩場ではフラツキを抑えるだけでもパワーを要すると感じることがある。四つん這いのままで四足動物のように進んだほうがいい場面もあった。恐らく傍からは異様に映るだろう。残り400mですよ!と言ってくれる人がいたが、ゴールまであとトラック1周分しかない?わけがないだろと思ってホントですか~?と応えたがホントだったみたい。トラック1周分、と呟きながら上る。ゴール付近は傾斜がきつく、体力のすべてがここで試されると感じる。階段の一歩も高く、下手をすると後ろにひっくり返りかねない。
9合目の鳥居を見た覚えがなく、まだ過ぎてないから油断するなと言い聞かせていた頃に鳥居が見えた。あれが9合目? だが周りがそわそわしている。後ろから女子4位の選手が迫ってきた。やっぱりあれがゴールらしいとようやく理解し、最後の力を振り絞る。まだ階段を駆け上がる余裕があったのはしまったと思った。

Finish 03:46:30 (0:26:16 HR143/153) total HR143/153 3062kcal

一昨年からは4分以上遅いゴールになってしまい、正直嬉しさはないけれど、序盤の絶望的な場面ではこのタイムは予想できなかったのでホッとした。5合目以降は1:48:06で今回のほうが1分17秒速く、全く取り柄がないわけではなかった。

ゴール手前の階段の上でみんなが来るのを待つ。K合さんがサブ4でフィニッシュ。しばらく間を置いてクマさん、セキさん、キリオ君が30秒間隔でやってきた。A木さんはかなりクッタクタ状態で、そして制限タイムの4時間半が迫り周囲が大フィーバーのなか、H田さんが1分を残してフィニッシュ。霧がかっていた山頂も一時スキッと晴れて、完走者を祝福した。

下りですっかり脚が痛くなり、セキさんに見守られながらとぼとぼ下った。靴の石を取り除こうと立ち止まると、二度と立ち上がれないくらい疲労困憊しているのが判った。こんな辛いレースは懲り懲り、と死に体のようになっていたA木さんが軽々と下ってしまったのが信じられない。

まめきち。は入賞、M浦さんとTKDさんはエイジ1位と、チームTKDの勝率はすこぶる高い。

宿へ戻って温泉へ。五合目の人は物足りないらしく山中湖へジョグに出かける。僕は昨年ほどのダメージがないようだ。

2017/7/29 [有料席]
午後から実家に帰る。浦安花火大会はすっかり有料になった。無料でも見られないことはないがかなり虐げられている。まあ500円なので全然払ってもいい。そのお陰なのかすっきりといい場所で見られた。しかしそうは言っても、花火ってちょっと飽きたな。

2017/7/30 [ダメージなし]
夕方、買い物に行きがてらリハビリジョグ。脚などに痛いところはない。富士山のダメージは殆どなさそうだ。OKで買い物後も背負って走る。

2017/7/31 [反省]
富士登山競走は、やはりメンタル面で弱かった気がする。どうにも最近、すぐ諦める癖がついてしまったかもしれない。
来月の珠洲は悔いのないレースがしたい。今からでもやれることはやらねば。
そんなわけで今日はちょっと真面目にバイク&ブリックラン、バイクはTVの女子レスリング監督の話に影響されながらローラー30分。結構しんどい。
HR125/140 324kcal
すぐランへ。こちらはまだそんなに飛ばさず(飛ばせず)。終えてみると身体が鉛のよう。まだ疲労が抜けてない。
平地往復10km(アプローチ1.5km×2)
8:17 4:50 4:49 4:46 4:47 4:37 4:36 4:33 6:59
total 48:15(P4:49) HR135/155 583kcal


2017/8/1 [言葉の思い込み]
ゲリラ豪雨が都内周辺を襲っており、傘がないので止むのを見計らってスポセンへ。
トレッドミルは空いていたがまずはエアロバイクきっちり30分。最初の3分はレベル14で、以降15にして60rpm以下でゆっくり踏む。ヒルクラ練のつもりで。無茶苦茶なジオメトリのエアロバイクで回してもしょうがないし。15分くらいで130bpm超えたので普段の練習以上の負荷にはなっているかな。最後はペダル回転を上げ145bpmまで追い込んだ。
続いてトレッドミル。14.1km/hから始めて5分で14.5km、15分で14.8km/h、25分で16km/hに。今日の走りは、6,7月に悩まされた言いようのない不調が完全に吹っ切れている。太腿の痛みも無くなっているし、ようやくリセットされたかな。
隣の人が15%で走っていて、よく見ると8km/hで走っている。マジか! ラスト3分くらいでスピードを上げる。13km/hは見間違いと思いたい。

2017/8/2 [トラックペース走]
水曜ポイント練@夢陸。8月にしては珍しくかなり涼しい。アップジョグでは寒いくらい。セキさん初登場。夢陸の回数券も買い、気合を入れ直したらしい。
お題は12000mペース走。ラスト2000mで1000m毎にキロ10秒上げる。キロ4分15~20のM浦さんほか4名のチームを追いかけることに。涼しいし、昨日のトレッドミルとほぼ同じペースなのでできなくはないが、果たしてこのメンツがペースを守るかどうかが未知数。
4人はローテして走っていたが僕は戦力外ということでローテを免れで後ろでついていくだけで楽ができた。
Y村さん先導の時に少し速くなったが許容範囲内。最後の2kmは指示通りのペースアップができた。

12000mペース走
4:25 4:16 4:17 4:16 4:13 4:15 4:15 4:16 4:17 4:14 4:05 3:55
total 50:44(P4:14)


昨日の今日で上手く走れるか自信がなかったがペース遵守のお陰で問題なくクリアできた。

2017/8/3 [手書きツール]
5年後と10年後の都市の世界観を数時間で描く無理難題を安請け合いしてしまい、残業したが終わるわけない。
だが考えてみたらこれ完成させないほうがいいかも、と思い始める。次からはそれがデフォになってしまうし、今後の作品の価値を自ら下げてしまうことにもなりかねない。なんてったって、工数で値段が決まるシゴトだからね。頑張って描いたほうが逆効果とは馬鹿らしい。働き方改革ではこういう問題を解消しなければならない。
そんなわけでオフ。カントクが成城石井でラクサ買ってきてくれた。これ美味いよな。

職場ではとかくユースケースのイラストを描くことが多い。最近はwriteというフリーソフトを初期検討に用いている。とにかくなんでも手書き!に徹したツール。決して「絵」を描くツールではない。簡単に言えばこれはホワイトボードである。そこに描いた文字や図やイラストと同じだ。ホワイトボードにアーティスティックな「絵」を描こうとするやつなんていないけど、会議はだいたいこいつを中心に決まるよね。writeはすべてベクターデータなので、消すときも線を触るだけでピロっと消える。線の一部だけ消すことはできないが、できなくていいのだそんな中途半端なことは。
絵なんて下手くそでいいとはよく言うけど、下手くそで困るのはバランスの悪さだ。描いた文字や図を自由に移動やリサイズしてきれいにレイアウトするだけで大変見やすい資料になる。
YogaBookに入っているNoteSaverというLenovoオリジナルのアプリもベクターデータで似たような機能ではあるが、使い勝手が悪くバグも多いのと、ベクターデータのままエクスポートできない。対するWriteはいろいろと高機能かつ痒いところに手が届く使いやすさと、あらゆるOSに対応している。日本で使われている記事を殆ど見ないが、隠れた名作だと思う。パワポ資料なんかの草稿にはうってつけだ。

2017/8/4 [また心電図]
職場の健康診断の結果が出て、案の定心電図が引っかかった。昨年はC判定だったが今年はF1まで一気にステップアップ。EとFにはそれぞれ2段階あり、つまり震度6弱みたいなもん? ただしF2の先は無いんだけどね。死刑宣告一歩手前だ。
じゃあ何すんの?というと産業医に診てもらうってだけのことで、しかも彼らは何ができるわけでもないし、精密検査もしない。つまり措置が必要だとしてもただの二度手間であり、彼らの雇用を守るために社員の負担を一つ増やす制度と言えなくもない。
さらに僕の場合心電図がちょっと変だからと言ってどうせ胸を開いて心臓を手術するのは不可能だし、打つ手はない、と思う。

職場壮行会で飲み。昭和の蕎麦屋で居心地が良かった。安酒の熱燗で満足。
カントクから本を借りる。哲学書らしい。最後まで読めるかな?

2017/8/5 [最強の砧練]
TKD練お休みの為、クルマで久しぶりに砧公園へ。1周アップ後9周15kmペース走。
わりと木陰なので助かったが、でもやっぱり暑くて2周目から早速ダレた。
砧公園9周
7:28 7:36 7:35 sum22:39(P4:32) HR135/142
7:38 7:37 7:33 sum22:48(P4:34) HR143/149
7:32 7:31 7:18 sum22:21(P4:28) HR148/152
total 1:07:47(P4:31) HR142/152 893kcal

2周ダウン後プールへ。いつから泳いでないのかと思ったら、5/21の南紀白浜トラが最後。2か月半ぶり!?
300mで腕が上がらなくなる。スイープ動作よりも水面の上に出すのがかったるいという…
休み休み1200m。
240円は安いし火照った身体を冷やせるしで、この組み合わせ最強。

世界陸上の10000mを何気に見ていたら、トラック1周を1分3秒くらいで走っていると知った。先日織田フィーで流しやったときの最高タイムを倍にするとちょうどそんくらい。僕にとっては死にもの狂いの全力疾走(しかも200m)に相当するとは正直思っていなかった。どうやったらあんな涼しい顔であのスピードを出せるのだろう。持久力の凄さよりもそっちのほうが驚く。
もしかすると自分にとっての最高速度を上げることもレベル向上に繋がるのだろうか。そこを上げることこそ無理か。

2017/8/6 [メット一新お袖練]
OGKヘルメットのアジャスターベルトがブッチ切れたまま半年くらい経っていた。バイクのモチベーション低下の一因だった気がする。交換パーツをネットで手に入れられることに気づき、昨日修理が完了。新しいのを買わずに済んだ。そんなわけで少しやる気の出たお袖練。珠洲まで日が無く、いろいろとヤバいので今日は重要。突貫工事でもやらないよりまし。

風は無く走り出しはスムーズ。定番コース行くことに。まずは温泉坂。予感通り腑抜け状態で全然力が入らない。昨日そんなに追い込んでないんだが。暑いせいか?
温泉坂 18:46 HR132/143
絶望的に遅いし久しぶりに筋肉使いました風な乳酸の感触。HRが上がらない。だが息は上がっていてかなり限界。
メーターの温度計は30℃行ってないことがある。トンネルとか結構ヒンヤリ。少し前ににわか雨が降ったのも影響しているか、涼しいようだ。前回の月崎周回練35℃より全然マシだがその時より走れないのはなぜだろう。
R410からR465、もみじ、長狭街道、県88戻り。追い込めていないせいか喉が渇かず、途中の補給は1回で済んでいる。夏になると1回の練習でペットボトル6本=900円もかかって破産だ~とか言ってた頃もあったが、いろいろとスケールが小さくなった。
距離を稼ぐため復路もショートカットのダンプ道を使わず往路と同じ道で帰る。
時間が経てば徐々に追い込めるようになるかと思ったが、結局最後まで心拍上がらず。あかんですわ。
HR118/146 2136kcal 31℃ 無微風 獲得標高1325m

2017/8/7 [合宿準備]
10日から4日間の合宿に入る。前半は川下り&バイク、後半はTKD合宿。それに備えて色々と買い物をして、今日も宅配便待ち状態でウンドーができない。この問題は早いとこ解決してほしい。

2017/8/8 [プール計画]
珠洲までにできるだけプールに行けるよう、辰巳、横浜、新習志野、砧、東調布のスケジュールマトリクス作成。今日は辰巳へ。
幸い空いている。いつものインターバル練はこなせそうにないのでサークル決めずに。最初の100mはほんのり撫でるように省エネで泳ぐ。1分28。だが6,7本目辺りになると全力でも1分半。毎回これは不思議。それと今回かなりブランクがあった割には、フォームは割といい印象がある。水を捉えられている。なのにタイムは遅い。何がダメなのだ?って感じ。
10分休憩を挟んだあとは、500mノンストップで。最初の100mはやはりかなり抑えても1分28だが次の100mはすでに1分35。500mは7分55で8分切れただけでもマシか。
なお辰巳のミラクルビート板使用なので以上のタイムはかなり差っ引いて考えなければならない。

2017/8/9 [真夏のインターバル]
明日から夏休みで早速緩みそうなので、今日はみっちりやる。
会社を午後5時にひけて辰巳へ。およそ45分間泳げる。幸い空いており二人だけなのでインターバル練にトライ。いつもの100mプル×5本を2セット、1分45サークルで。昨日の筋肉痛などは見られず、あまり追い込めてなかったか。1本目は1分25が出て昨日より速くなっているが、3本目からは1分半。2セット目1本目は1分27で以降1分半。3セット目もできなくはなかったがつまらないので昨日と同じ500mを計ってみた。7分50で5秒縮めた~。
午後6時50分で休憩に入るのでここで終了。ランの格好に着替えて二部練開始。夢陸への移動を兼ねるアップジョグ。1kmほどしかない。
今日のお題は1000mインターバル×5本。僕はM浦さんと一緒に3分50~55と言われる。日中は今年一番の暑さとなったがちゃんと走れるか。
最初の2本は楽勝な感じで、3分45でも全然OKだなと思っていたが、3本目の途中から突然これヤバい、と感じる。予感的中で4本目はほぼ限界状況になり5本目は明らかに計画破綻しそうだ。M浦さんに「先行できる自信がない」と断っておく。繋ぎも苦しい。5本目、400mですでにいっぱいいっぱい。700m付近で一旦M浦さんに先頭を明け渡し、追いかける格好に。ラスト150mで再び前に出てラストスパート。死ぬかと思った。
夢陸 1000mインターバル×5本( )はインターバル
3:50 HR136/146 (79s)
3:51 HR146/152 (79s)
3:50 HR149/155 (77s)
3:50 HR152/156 (79s)
3:49 HR153/157 (83s)


前触れなくこれほど急激に走れなくなったのはあまり経験がないので驚いた。
今回、200m繋ぎはテキパキと終えたつもりだったが80秒近くかかっていてあれ~って感じ。
とにかく心肺系が辛く、逆に脚力はまだ余裕を感じる。その割に心拍上がってないな。スイムで疲れちゃったかな?

2017/8/10 [初飯田市]
三泊四日の夏合宿がスタート。前半二日は川下り@天竜川。

7時過ぎに自宅を出て中央道で一路、飯田市へ。天竜川の鵞流峡(がりゅうきょう)をカヤックで下るのが今回のミッション。初日の今日は、下見のため川下り遊船に乗る。スタートの弁天港近くにクルマをデポ。コンビニ昼食を済ませた直後に弁天港へジョグ移動1km。午後1時発の遊船に乗って約6kmの川下り体験。正直なところ遊船としての迫力は今ひとつだが、すっかりカヤック目線のため流れの速さや波の大きさを見ては「明日これ下れるのか?」とビビりまくり。
鵞流峡は神秘的な景色に包まれ素晴らしいが、35分で時又港に到着。あっという間の川下りで2400円は高い。

そこから遡上ラン6km。川沿いの道は途中で切れているので地図を見ながら。いつの間にやら右のアキレス腱が無茶苦茶痛くて困った。昨日のインターバル練の影響か。

川を離れ、運動公園へクルマ移動。カントクはラン周回練、僕はバイク練スタート。
山越えの県道8号を目指して飯田市内へと向かうも、道が見つけられずに結局山裾の道をずっと北上する。高台なので眺めがよく、センターラインあり、クルマ少ない、アップダウンが激しいというおあつらえ向きな道を見つけて(小沼大沢林道だったかな)7kmほどだけど往復する。
折り返して飯田市街に近づき、町中のごちゃごちゃした道を避けて山沿いに走りつづけようと別ルートを選択。この道もひたすら信号のない一本道でなかなかエグかったが農免道路なので全然標識がなく、走りすぎてしまった。プチ迷子になり地図も何も持たなかったしケータイの電池は無くなるしでちょいヤバかった。

53km 22.88km/h HR104/141bpm 1148kcal 獲得標高846m

まあこういう旅行でのバイク練で調子よく乗れた試しは一度もないので、平均速度や心拍が低すぎる件については全く気にしないことにする。

駅前のビジネスホテルにチェックインし、最寄りの小料理屋に入ったらここがめちゃくちゃアタリで、これだけでも飯田に来た甲斐があったと思ったくらい。

2017/8/11 [鵞流峡に挑戦]
合宿二日目。
神戸のDAiさんがラフティングガイド仲間のサキさんを連れてやってきた。
7時半に鵞流峡近くで待ち合わせ。荷物が多くてクルマ1台にまとめられないことが判明したため、スタート地点の宮ケ瀬橋から下流の時又港のちょい先までクルマで2往復することに。距離にして約20kmの川下り、クルマで飛ばしても片道30分以上かかる。
当初カントクとサキさんがペアでダッキー、僕がパックラフト、DAiさんがSUPというプランだったが、スタートの流れの激しさを見たDAiさんは早速方針転換し、ダッキー2艇で行くべしと判断。残念ではあるが正直ホッとした。レベルを考えカントク+DAiさん、僕+サキさんという組み合わせに。
スタートからいきなり流れが速く、予行演習というものはない。僕が前に乗り、主に舵取りを任される。ここの波は高くてパワフルなので、ひっくり返らないよう波に対して艇を垂直に当てること、曲がりたい方向にパドルを指しブレーキをかけたほうが曲がりやすいことを教わる。
僕とサキさんが乗ったダッキー(トムキャット)はDAiさんが借りてきたものだがこいつが結構曲者。去年保津川を下った時も同じ艇に乗ったのだが、船底がパンクしていてビニル皮1枚なので風呂マットを敷いてあるのだが浮力にはならないし隠れ岩にケツをモロヒットすると悶絶する羽目に。
おまけに、左側の気室が新たにパンクしていることが判明。応急処置ができないので空気を入れながら下ることに。
船の浮力がなく沈み込みがちなので安定感はあるかもしれないが、隠れ岩にヒットしやすく、中に水がたっぷり溜まって重いので回頭性は悪い。身体の位置が低くパドリングがしづらいので正座して乗ることにした。
中洲が多く、分岐と合流あたりは大抵瀬になっている。右へ行くか左か、サキさんが船の上で立ち上がって瀬を読む。まだこの天竜川の掟に慣れていない我々は中洲に上がってのスカウティングも何度か行った。概して、水流が少なく浅く岩場が多い方は避けたほうがいい。
何度かヤバい場面にも遭遇。最もヤバかったのは、右曲がりの瀬の真ん中にニョキッと立った中空三角ブロックになぜか吸い寄せられ横っ腹から激突、パンク気味のほうだったため艇がブロックに引っかかって動けなくなってしまった。激流のさなかでどんどん水が溜まって沈まされるヤバいパターン。サキさんがブロックに乗り僕が後ろに全体重をかけてようやく脱出。
もう一つは、やはり隠れ岩に引っかかって転覆しかけ、積んでいたボトル4本を全部流される。だがその後流れながら追いかけて無事すべて回収できた。

序盤はなかなか進まずに昼時になってしまったので上陸してコンビニで昼食。
大分勝手が判ってきたのでその後はスカウティングなしでコンスタントに進む。弁天港を過ぎ、昨日遊船から眺めた激しい流れの中を気持ちよく進む。ここまでの長い下りを経て波にも慣れてきたようだ。いよいよ鵞流峡に突入する前に上陸して念入りに空気を入れる。
鵞流峡は周囲を高い崖が覆い、波で削られて不思議な形になった大きな岩が出迎えてくれる。
まずはGホールという難所を避けるように左側を進む。ヒャッホーと声が出る。クランクの瀬も上手くクリア。ハイライトは3/4辺りにある最も水深のある瀬、1m以上ある波が次々とやってきてアドレナリン出まくり。パドルを細かく波に置いてバランスを取る。
楽しかったがあっという間だった。ここは何往復かしたいね。
時又港から1km弱下ったあたりで上陸。20kmの長旅は終了。DAiさんサキさんありがとう。

今日の宿は木曽町の開田高原というところで、同じ長野県だし近いんだろ?と思っていたが93kmもあって移動が大変だった。
料理宿みたいなところで手打ちそばが売りだったが、繁忙期だったせいか料理はかなりイマイチ…。

2017/8/12 [女神湖ペース走]
合宿三日目。
折角来たからにはこの開田高原を少しは味わおう、ってことで、宿近くの閉館した体育館にデポして近くをバイク練。まずは宿の周りを探索するように走っていたが、急に雨がポツポツ降ってきた。東の山の方を見ると真っ黒い雲がかかっていて恐らく土砂降りになっている。ここはまだ晴れているけどそのうち雨雲がやってくるに違いない、と思いランのカントクに練習を切り上げることを告げる。全然練習になっていないが、クルマに戻ってみるとフロントのブレーキアーチが故障してブレーキかけたまま走っていたことに気づいた。この状態で長い下りを攻めていたらと思うと、雨は幸いだったかも。
14km 42:00 獲得標高187m
その後カントクとちょっとだけジョグして午後練に備える。ここも標高1200mくらいはある。キロ6程度だがしんどい。

伊那市のご当地B級グルメ「ローメン」発祥の店に行って食べる。塩原で食べたスープ焼きそばとちょっと似ている。太くストレートでベージュ色のプルプルとした麺、甘みが強くあっさり目なソース味のスープ、最大の特徴は羊肉入のキャベツ炒めが乗っかっているところ。ローは羊のことなのか? 甘すぎるのがやや口にあわないが独特な麺は嫌いではない。ソース味というのはやはり安っぽくて深みがないなあ。

午後からTKD合宿に合流する。いつの間にやら道路はいたる所混んでおり、練習開始5分前に女神湖に到着した。超綱渡りだなー。
お題はまめきち。H田さんとキロ5でペース走15周。僕はこのときちょっと勘違いしてキロ5ペースは俊足組4人も同じと思っていたため、スタート後いきなり4人がズンドコ行ってしまうのを見て判断に迷う。1周目だけは2,30秒落として、との指示にも関わらず1km通過が5分8とか。
2周目でキロ5を目指したがまめきち。もH田さんもついてこないので3周目は一旦まとまってみる。が今度は遅すぎたので以降はやはり自分のペースで行く。
スタート直後に土砂降りになり道は冠水し靴はぐちゃぐちゃ。冗談じゃないと思ったが4,5周目で止んだあとは一気に引いて最後は道も乾いた。
4,5周毎に給水したが、飲んだ直後のダメージがかなりあり、その後の急な上りがめちゃくちゃしんどくなる。富士山で感じた給水時のクラクラ感と同じだ。やはり酸素が少ないからだろうか。給水した周はタイムが落ちる。
女神湖は昨年秋に20周キロ5分15でペース走しているが、かなりしんどかった記憶がありキロ5は正直厳しいかも、と思っていた。ラスト2,3周辺りで急に限界状況になり、ラストはあと1周も追加不可能というくらいへたばった。一応ラストスパートらしいものもしたけど誤差みたいなもん。

女神湖 1.74km×15周(女神湖は1.72kmと聞いたが距離測で慎重に測って1.76km以上あるので、従来比較のためにも1.74kmで統一)
8:50 (P5:05) HR121/132
8:34 (P4:55) HR131/143
8:53 (P5:06) HR127/143
8:39 (P4:58) HR130/141
8:36 (P4:57) HR132/143
8:35 (P4:56) HR132/144
8:27 (P4:51) HR134/143
8:25 (P4:50) HR135/145
8:35 (P4:56) HR134/146
8:35 (P4:56) HR134/142
8:27 (P4:51) HR136/145
8:30 (P4:53) HR138/146
8:33 (P4:55) HR137/146
8:32 (P4:54) HR139/146
8:19 (P4:47) HR141/148
total 2:08:28 (P4:55)  HR133/148 1528kcal

高地練は心拍が上がりにくいが値の割にしんどく息が上がるのが特徴。

2017/8/13 [オプション大河原峠練]
合宿四日目。バラエティに富んでいるので四日も経った気がしない。朝6時、早朝練。右アキレス腱が痛く満足に走れない。このあとの練習大丈夫かな。TKD練としては朝練にてとりあえず終了なのだが、帰りの渋滞を覚悟した希望者は鬼のような峠走練が待っている。
3周するつもりだったがまめきち。が途中で引き返したので僕も倣う。だがまめきち。は1周予習していた。マジか迂闊だったな。

チェックアウト後、女神湖近くの蓼科牧場交差点駐車場にデポ。お題はここから大河原峠までの12.8km往復。カントクはセイコさんのクルマで途中の御泉水からのスタートを選択。僕もアキレス腱がヤバく下りでのダメージを恐れ復路でセイコさん号にピックアップしてもらう考えでいた。
御泉水までは5.1km、約290m上りっぱなし。200m先のまめきち。を先頭に、K島さんムラさん、H田さんを追いかけてスタート。俊足組のコーチI上さんK合さんM浦さんは時差スタート。
H田さんは午後に登山予定のためかかなり抑え気味だが、自分は抑え気味でも何でもないのにスピードが出ない。こんなにしんどかったかな。5月の合宿のときのほうが遥かに速かった気がする。
過去2回とも歩いた標高1700m付近の激坂は、今回は歩かずに通す。だが、もうすぐピークという辺りでまめきち。に追いついた途端に歩いてしまった。

蓼科牧場交差点~御泉水自然園 5.1km ↑290m
33:02 (P6:29) HR134/error


正確ではないが前回5月はこの区間約30分で上っている。

御泉水でトイレに寄って2分ほど休憩したあと(寄る必要無かった)、第2ステージ。大河原峠までは7.7km、標高差は240mほどだが下りもあるので獲得標高は300mくらいか。それを考えると前半より厳しいかも。
蓼科山7合目付近で俊足4人組に追いつかれた。ダメ元で付いていってみると、意外と行ける。これまでより坂が緩くなり自分のキャパが少し広がったせいだろう。またちょうどI上さんがしびれを切らして集団を抜け出したことも大きいのではないかと思う(みんなはペースに変化はないと言っていたが)。
だが途中から上りオンリーになり、どうにも辛くなる。今の瞬間は絶対レースより辛いよな、などと思う。6kmあたりで集団から切れる。脚が終わってしまった。
峠目前でI上さんが弾丸のようなスピードで下ってきた。あの底抜けのスタミナはどこから湧いてくるのか解剖して調べたい。対する自分は気持ちも切れて2,3度歩いてしまった。

御泉水自然園~大河原峠 7.7km ↑300m(推定)
44:26 (P5:46) HR133/142

死ぬほど辛かったのに悲しいくらい心拍は低い。

H田さんが上ってくるのを待ったあと、一斉に下る。ダメだこりゃ、ってくらい下れない。カントクに追いつき一緒に下るのが精一杯だ。
ところが上り区間に入ったところで切れた。ハンガーノックで力が入らない。セイコさん号に乗るのは確定だ。
ホウホウの体で御泉水着。

大河原峠~御泉水自然園
43:42(P5:41) HR114/129


売店に駆け込んでコーラを買って飲む。カントクからもアイスを恵んでもらい、生き返った。
今回補給類を持たなかったのは迂闊だった。
元気がでてきたのと、後続がさっぱり来ないのを案じてセイコさん号の席はあけておいたほうがいいと判断し自走で下ることに。
痛みとの戦いなので頑張らずに淡々と下る。

御泉水自然園~蓼科牧場交差点
27:45(P5:26) HR115/127

total 25.6km 2:28:55 (P5:49) HR122/142 1627kcal


池の平ホテルの日帰り入浴を利用して汗を流し、渋滞覚悟で中央道を帰る。
小仏トンネル手前30km渋滞が激しかったが、新宿まで5時間ちょっとで帰れたのはマシなほうだったかもしれない。

帰宅後、スーツケースをホテルに置き忘れてきたことにようやく気づく…orz

2017/8/14 [辰巳三日目]
体中が痛くて満足に動けない。
体重が怪獣。2kg増えた。それでもハラヘリが激しい。宿の食事も昼飯も節度を守ったのに何でかな? 食っても食わなくても結局増えるんじゃ食ったほうがいいな。

今日は午後5時で終わる辰巳へ。ギリギリ4時に入る。
1本目こそ1分25だったが、今日はあかん。めちゃくちゃ息苦しい。まるで高地練が続いているみたいだ。800mくらいでどうにも辛くなる。1000m終わって少しブランク置いたあと500mを計る。7分57で前々回を下回るひどいタイム、何故だ。合宿疲れがスイムにも影響したと思いたい。

2017/8/15 [合宿疲労激しい]
涼しくて助かっているが、身体は夏バテのようにグダグダと疲れている。昼飯食って床にゴロンとしていたらグーグー寝てしまい、気づいたらなんと午後4時。
ヤバいと思いつつも何もする気が起きず、午後8時になってようやくジョグに出る。
体重が相変わらず減っておらず、ジョギングシューズがなかなか履けないくらい足がパンパンにむくんでいる。最初はダルくて走り出すこともままならず。
300mで引き返したくなったが、「疲れているのは自分だけではない」と言い聞かせて何とか続ける。
最後までだるかった。

2017/8/16 [合宿疲れ続く]
今朝の体重60.8kgでようやく減り始めた。体調はまだダルくて高山病に似た頭の重さを感じる。ニュースでは今月に入って毎日雨が降っており40年ぶりだという。湿度が高く、気候病というのもあるらしい。
二日続けて無意義に過ごしたので今日こそは多少なりとも有意義にしなければ。自分の弱い意思でも完遂できそうなプランをあれこれ考える。まず午前中はローラー、午後に実家に帰って近所をジョグ&シンナラでひと泳ぎ。んー、これはダメだ。多分実家に帰った時点で終了する。砧公園へ行ってジョグ&スイム。帰ってきて昼飯食ったあとローラー。
そんなことをつらつらと考えているうちに、昼になってしまった。案ずるより生むが易しとはこのことである。いや、考えるふりをして先延ばしにしただけか。
結果。ローラー30分のみ。しょぼいが結構追い込んで辛かった。

2017/8/17 [ダルダルラン]
今朝も激ダルで参る。合宿の疲労が四日も後を引いている。果たしてこれが効率のいいトレーニング方法なのか疑問に感じ始めている。合宿で追い込んだのはたった二日だ。
何とか午前中に行動しないと昨日の二の舞いだ、と11時ころノソノソと公園へ。うー走れん…400mくらい歩いて、覚悟を決めて走り出す。
海岸沿いのジョギングコース片道4.7kmを2往復。8kmあたりでようやくダルさが抜けてきた。12kmあたりで右アキレス腱が痛くなってくる。途中から痛くなるのは嫌なパターン。湿度が高く、汗が濃いのだろうか、目にしみてどうにも耐え難い。大したペースでもないのに15kmあたりで急に疲れてきた。
19km 1:35:40(P5:02)  HR126/140 1039kcal
自宅に帰りがてら辰巳へ行こうと思っていたら、ゴーグルとキャップを見事に忘れてきた。どこまでボケてしまったんだ!?

2017/8/18 [御岳駅偵察]
体重が一気に減って59.2kg。ダルさはかなり消えてスッキリしてきた。夏休みで全然乗れてないバイク練。
ふと、多摩川上流の川下りメッカでも偵察しに行こう、と思い立ち、御岳駅を目指す。グーグル先生に聞いて道をメモっておく。概ね多摩川沿いを走る。丸子橋から二子玉までは上流に向かって右側、是政橋までは左側、多摩川橋までは右側、そして御岳駅までは左側と、3回入れ替わる。
川沿いの道は信号が少なく安定してスピードが出せるが、トラックギリギリ1台分の道幅しかないのが欠点だ。是政橋まではおよそ1時間。クルマに気を使うのに疲れたので、ここからはサイクリングロードを行ってみる。
合流してきた人が後ろにぴたっとついている。道に自信がないので追い越させて逆に案内してもらおう。パナのクロモリに乗る結構高齢な人だが練習のつもりで飛ばしたがっている。と、そこへ後方から血の気が多いガシガシ系がやってきた。案の定二人に火がついて露骨にバトル開始。拮抗していて先頭が入れ替わる。追いかけるのも大変になってきた。ガシガシ系が離脱。パナのオヤジは多摩大橋で折り返していった。割と長くノンストップで走れ、ルートも知ることができた。
五日市線までCRを走り、あまり整備状況が良くないので街道に出る。これまでほぼ無風だったが、この辺りからヒンヤリした怪しい向かい風を受け始める。向かう先の空はどす黒い。どう見てもこれは悪天候の方向に向かっている。多摩川橋を渡ったあたりからポツポツ来たので、国道411沿いのセブンに入る。イートインで15分位のんびりおにぎり食ってる間にざっと降って、小康状態になったので再スタート。予想は当たり、大して降られずに御岳駅に来た。
ラフティングの拠点を見つけたので出艇場所を見てみる。すぐ怒ってきそうな釣り師が3人いて萎える。
御岳駅周辺は大きな岩がゴロゴロしていて難所区間のようだ。今すぐ下ってみたい衝動に駆られるが、しかしカヤックは一艇も見ない。平日だから?
帰り道、街道が意外と傾斜があったことに気づいた。福生あたりでもまだまだ下りを感じ、楽に35km/hをキープできる。
是政橋を渡らずそのまま東京側を下ってみた。だがCRが途中からラフ道になってしまう。いつの時代だよ。ちゃんと整備してくれよ。経済効果高いと思うよ。狛江市か世田谷区か? 財源不足な区域でもあるまい。
やっぱ上りがないと長距離でも楽で脚が残っている。最後の自宅直前の坂が一番坂らしかった。久しぶりに長距離×長時間走ったが、平地で練習しても効果は薄そう。
帰宅は午後3時半。玄関出てすぐ走れば時間の節約にもなって午前中に練習終わる、とか完全に妄想だった。
128km 5:06 (25.1km/h) HR103/140  2467kcal

Polarは5:19でその差13分=信号ストップの総タイム。CRが多かったので停止は少ないほうだろう。

少しウダウダして横浜プールへ。19時までやってる辰巳も間に合うはずだったがうっかり休みすぎて時間がなくなった。
帰宅ラッシュの渋滞で1時間以上かかる。やっぱり辰巳に行くべきだった。
100mプル×5本×3セット 1分45サークル。1本目は1分23だったが2本目ですでに1分27、以降1分30。マイプルブイなのでこれでも多少進歩ありか。
2セット目が割りと良かった。1分27~29の範囲に収める。だが頑張った分3セット目は1分半を越えてしまった。
今シーズン、ブランクが長すぎたかレベルがトントン拍子というわけにはいかない。一応進展はあるがこのペースだとレースに間に合わない。特にスタミナに問題あり。腕が終わるのが早く、1300mくらいしか持たない。今回も腕が完全に終わってしまったので1600mで止めている。
珠洲は実質2.5km以上あるからタレは必至だろう。

2017/8/19 [細切れペース走]
今朝の体重58kgでまた1kg減。昨日のバイク練は温かったようでも意外とグリコーゲンを消費したようだ。
カントクはTKD練@光が丘へ出かけたが、効率よくプールも行きたい僕は一人駒沢へ自転車でGo。
まあいつものことだがグダグダしていたら遅くなり11時着&ムラさんにばったり遭遇。え?終わったとこ?「8周あたりでやめたくなったけど、何のために私は駒沢に来たんだ?と意地で10周した」とのこと。マジかー6、7周くらいでいいやと思っていたのだが。
しかもその後ダウンに行ってたからトータル何周なんだろう。
ではムラさんに倣って自分も10周目標に走るとしよう。最初のアップ1周はカウントするかどうすっかな?
アキレス腱がかなり重症。右脚だけだったのが今日は両足痛くなっている。何がキッカケだろう?
キビキビ走ったつもりの1周目が11分弱、おいおい遅すぎだなこれじゃやっぱりアップだ10周から除外しないと。
2周目から上げていくが、なかなか上げられない。キロ4分40に届かない。まあこんなもんかあ、今日は1周10分を目標にしよう。
と思っていたのだが、3周目終わって給水し、4周目の途中でみるみるしんどくなる。ペース維持ができない。体重58kgで軽やかに楽に走れるかと思ったが逆に身体のエネルギーが空っぽな感じ。5周目で一気に限界が来た。暑さとパワーのなさでもうこれ以上走れない。まさかの5周でお終い?
暑さのせいか最近自分の限界点が見えにくく、状況が急変することが多い。
とにかく熱射病で死にそう。トイレに駆け込んで水を浴びる。押してる間しか水が出ないこの洗面所何とかならんか!
じっとしていると暑くて耐え難いので風を受けるために自転車に乗って1周する。効果的に冷却でき、少し復活してきた。
では続き行ってみますか。後半戦スタート。が、前半のペースはもはや出ない。それどころか8周でまたしても限界マックス。1.4km地点のトイレに駆け込み水を身体にかける。そして半周後、ギブアーップ!
今日は8周で勘弁してやるか。
15分ほどうなだれているとまた少し復活したので、1周だけのつもりで飛ばしてみる。ちょうどこの頃はランナーもほとんど見られず、歩くような速度で走っている人のみ。
だが1周だけと決めて走ってもキロ5弱程度が精一杯。
あと1周、ダウンジョグのつもりで走る。スタートした頃よりは気温が下がり、少しだけ走りやすかった。
アップもダウンも入れて10周だがこれで勘弁してやらあ。

駒沢公園細切れ10周
10:54(P5:06) HR116/132
10:06(P4:43) HR133/138
10:05(P4:43) HR138/142
10:32(P4:55) HR137/142
10:40(P4:59) HR138/141
(自転車一周)
11:56(P5:35) HR117/127
11:39(P5:27) HR129/134
13:10(P6:09) HR125/133
(15分休憩)
10:17(P4:48) HR126/140
(20秒休憩)
11:53(P5:33) HR124/133

total 21.4km 1:51:09(P5:12) HR128/142 1240kcal


公園片隅の木のベンチで30分位寝た。こうしていると涼しさを感じて気持ちいい。決して猛暑ではない。セミがうるさい。
精魂尽き果てたので帰ろうと思ったが、それじゃ後悔すると思って砧公園の世田谷プールへ向かう。
ロッカーでフルチン状態になり、タオル持ってさあ今から露天風呂へ・・・じゃないだろ。嫌な予感。水着どうしたっけ? まさかまた忘れてきた? 何だ? 泳ぎたくないのか? ネタにしたいのか?
シャワーだけ浴びて帰る。頭ヤバいかな。
帰宅してみると午後4時。たかが21km走るだけで一日費やしてしまった。全然効率的じゃなーい。
もちろん、改めてプールに出かける気になどなるはずもなく。
体重は56.0kgにまで落ちていた。ハラが減っているのを感じるが食欲がないのでコーラ1本飲んだだけでこの時間まで来てしまった。今日なら断食もできそうな気配(しないけど)。
この世の終わりかもってくらいの雷が鳴ってうるさい。この蒸し暑さのなかで停電だけば勘弁してほしい。
血と肉を作るために牛スネたくさん入れたシチューを制作。200gは食べたが早々に腹いっぱいだ。

2017/8/20 [スイム&ラン]
体重57.8kg。
昨日実行し損ねたスイム練@横浜国際。適当に午後3時頃行ってみたら結構混んでいていつものインターバル練ができそうにないので適当に泳ぐ。スタミナ重視であまり休みを入れないように追い込む。いつもの習慣から500m単位ではゴーグルを外して少し休憩。1500泳いだあとに100mプルを5本、泳ぎ着いてからインターバル10秒と決めて追い込んでみる。1本目は1分25、2本目以降1分半だったがラストは出し切って1分28、サークルが短い中で何とか頑張れた。
少しは上達してきたかな??

帰宅してアイス食ってからジョグ。
アキレス腱がほとんど痛くないので気を良くして5km延長した。
が、13km辺りで痛くなってきた。やらなきゃよかった。
一定ペースだったが暑さ的に結構限界。

2017/8/21 [〆のお袖練]
我が社はIoTとAIを駆使して今日まで夏休みを実現した。
最終日はお袖練。全然バイクに乗れてないので何が何でも行かないと。
平日だが渋滞なくスムーズにデポ地へ。だが気持ちが全然盛り上がらない。心身ともに疲れているか。
とりあえず走り出したが笑っちゃうくらい力が出ない。一応温泉坂計ってみる。無茶苦茶苦しい。
温泉坂 18:29 HR133/148
とにかく惰性でいいから走ろう。R410-R465経由でもみじロードの水くみ場で休憩。
長狭街道-県88で戻る。
この頃感じるのが、暑いのに心拍が上がらないこと。気温が高いとラジエター液である血液を多く送るため心拍が上がるのが普通だが、負荷に見合った心拍にしかならない。なので暑さに負けてオーバーヒートに陥る、というのがここ最近のダメパターンという気がする。
歳取って暑さを感じなくなったせい? 心臓そのものが疲れて機能低下しているのか。そんなことってあるのかな。
エネルギーが枯渇してフラフラしてきたので逆温泉坂を避けて平地で戻る。
最後まで復調せずダラダラと走った。珠洲ヤバいな。
98km 3:37:30(27.0km/h) HR110/148 1901kcal 獲得標高1198m 32℃ 無微風
 
帰りに世田谷プールに寄ってく。帰り道と言うにはあまりに遠回りだけど。
混んでいるしノンストップクラゲ野郎が複数いるので特にメニューなく泳ぐ。水を捉える感覚は大分良くなってきているのだが、タイムに繋がらないのとすぐに疲れて泳ぎが乱れる。
帰宅は夜。今日も2種目やるだけで丸1日費やしてしまった。

12日間のロングバケーションが終わった。この間の練習量は
swim 6800m
bike 308km
run 144.2km

スイムがもうちょっとできたかな。アタマボケちゃったせいで二度ほど機会を逃したのが痛い。

2017/8/22 [リラクゼーションスイム]
13日ぶりのシゴトデー。休みボケを最も感じたのが、会議で言葉がスラスラ出てこないこと。言語障害? もしかして休暇は関係ない?

2kg減っていた体重が一気に元に戻った。食べ物に変化はない。グリコーゲンが満ちてきたということなのだろう。
オフでもよかったが外出直帰で早くシゴトが終わったのでスポセンへ。スイムのみでほぐし目的。
泳ぎ出しは結構いい感じに仕上がりつつあるが、200m辺りですぐ腕の終わりを感じ始めてしまう。
混んできてからは50m単位でダッシュ。クイックターンなしで40~38.5秒あたり。

2017/8/24 [毎年恒例最後の足掻き練]
残業で遅くなったが昨日オフったので今日は何としても泳がないと。ここでやるかやらないかで10秒は違ってくるだろう。
混んでいるので50m単位で泳ぐのが精一杯。筋トレするように毎回全力ダッシュだが腕は干上がらない。練習になってないか、または仕上がってきたか?
最後に、案外こちらのほうが人が少ないフリーエリアで25mずつバタを3本。力任せなフォームだが別にバタのレースに出るわけじゃないからな。
つづいてジムへ。午後9時を過ぎて空いてきている。実は夜遅くが狙いめなのか。トレッドミルは14.1km/hでスタート。最初の3分間は右アキレス腱が変形するような痛さ。かなり苦痛だったがスッと消えてくれた。それでいいのかな?
10分後に14.5km/hに。ちょっと暑かったけど問題ない。久しぶりにレースペースで走れるのが嬉しい。ラスト500は16km/hで流しの代わり。
2017/8/25 [秋刀魚が不漁]
サンマが不漁で今年は高い高い、と言っても200円程度なんだよな。なので、今年はサンマが高いから買うのをやめて他の魚にしようと思ったところで選択肢は相変わらずほとんどない。サンマが高いことより500円800円とするような他のもっと馴染みのない魚が何とかならんのかと思う。
サンマは中国や台湾が乱獲するようになったから減ってるみたいな報道多いが、生態系に影響する量ではないらしいし、一番獲ってるのは相変わらず日本なんだよな。獲りすぎだから漁獲枠決めよう。お前ら5匹、おれ24匹な。とかいうルール作ろうとして丸く収まるわけがない。

2017/8/26 [レース前日]
珠洲トラ前日。
朝4時ピッタリに自宅を出発。環七経由で関越に乗り、順調に進む。途中40分ほど仮眠を取り(高速から離れているハイウェイオアシスは静かだ)順調すぎて平和ボケしたか上越JCTで新潟方面へ行ってしまうハプニングがあったが、朝8時頃には有磯海SA着、昨年ikiiki富山で買いそびれたとろろ昆布類のお土産を買う。
今年も能越自動車道経由で珠洲へ。七尾市郊外にぽつんとある蕎麦屋に入る。昨年帰りに偶然通りかかり目をつけていた店だ。十割蕎麦は僕にはよく判らなかったけれど、のんびりできて心地よかった。午後2時の選手説明会に間に合う時間に珠洲入り。
今回DNSを決めたカントクだが(なぜかIDリストバンドはつけている)、宿の周りをジョグするというのでVXRSで付き合う。海沿いの道を能登町方面へ行ってみた。古い街並みが続く途中で、宗玄という酒造会社に出くわす。珠洲の酒か。いままで気にしたことがなかったのは、いかに日本酒に興味がないかを表している。和風で味わい深い恋路海岸にたどりつく。ここでパックラフトを浮かべたいな。というか、なぜ持ってくるのを忘れてしまったんだチクショー。
大杉走輪チームが別の宿に行ってしまったため田崎荘の大部屋をこぢんまりと6人で使う。いろいろとリフォームしたらしく使いやすくなっている。が、少々お値段もアップ。
今日一日腹があまり減らず、普段通りの夕飯で満足する。涼しく寝心地のいい夜を迎える。

2017/8/27 [レース日]
第28回トライアスロン珠洲 参戦レポート

4時起床、例によって食欲ゼロだが何とか茶碗2杯のメシを詰め込む。5時10分頃宿を出るが、やや遅すぎたか駐車場は満杯。先に来ていたアスカちゃんがひとつだけ空いているベストポジションを教えてくれた。
特に問題なく準備でき、スイム会場へ。入水チェック場面で呼び止められる。「あなた、違うでしょ? Bはまだだよ」
堂々と赤いAゼッケンをしていたのになぜBと思われたか。スタート何時間も前から今すぐ走れる格好でいる気の早いじじいを連想したんだろうか。

7時から5分ごとに定員1000人の選手が3つに分かれてのウェーブスタート形式。今回は936名が出走。
右寄りとなるインコース先頭に立つ。おそらくここはスイムに自信のある連中が固まっているはず。やや身の丈にあってないのは否めないがバトルを恐れず攻めの気持ちで行けば何とかなると覚悟を決めた。昨年優勝のO部さんも同じ位置にいたので少し安心する。お互いの健闘を祈る。

7:00 a.m. スイムスタート
だが、海に向かって右方向に20m/minの速さで潮が流れているとの情報を考慮するのをすっかり忘れていた。左から潮で流されてきた選手と右側のコースロープの狭間で泳ぐことになる。沖に出ると流れは顕著になり、気を抜くとすぐにコースロープに絡みつくのでいかに離れるかを常に意識しなければならなくなった。
ごちゃごちゃと混雑はしたが大きな問題はなく500m地点の鈍角コーナーを右へ。ここからは浜に平行に750m行く。周囲はだいぶ落ち着いてきて、2,3人のパックで泳ぐ。だがこのときは強烈な追い潮のなかという自覚は全くなかった。 水温は25℃でかなり高く、ややのぼせてくる。イカが不漁なのもさもありなんだ。
いつになく早いAタイプの折り返しコーンの訪れも疑問に感じず、やたらと大回りしてしまったことにかすかな違和感を覚えただけだった。実は予想を超える勢いで流されていたので、普段の感覚で折り返すとコーンをあっという間に通り過ぎてしまっていたのだ。
復路はまずコース取りで混乱した。従来だと復路は両端にコースロープがあり、幅広なので左側ははるか遠くにある。ところが、ふと気がつくと右側ロープの向こう側に選手の塊が見える。自分が左側ロープを出てしまったとはとても思えない。しばらくそのまま進んだが気になって仕方がないので慎重にヘッドアップするとライフセーバーがしきりに右方向へ軌道修正の合図を送っている。どうやら間違っているのは自分のほうらしい。このまま行くとショートカットで失格になりかねないのでロープを潜って右側へ移動する。
このあたりでようやく、向かい潮の厳しさを実感した。ブレスの瞬間に見えるブイの位置が毎回ほとんど変化しないのだ。あれ? 何やってんの? 全然進んでないよ。
まあそれでも自分だけ遅れているわけではないからあまり焦りはないが、いつまで経っても最後のコーナーが現れないのでウンザリしてきた。いくらなんでもそろそろ…と思った矢先、右にTypeBの折り返しコーンが見え、これは本気でヤバいと悟る。
潮の流れ20m/minというのは、やはり潮の速さに難儀した2008年での10m/minの倍。2.5kmを43分(昨年実績)のペースで泳ぐ場合、100m泳いだつもりでも65mしか進んでないという計算。あまりの進まなさに、折り返し後永遠に戻れない人もいるんじゃないかとすら思った(実際Aタイプのスイムでタイムアウトとなった選手は180名近くにのぼり、レース完走率は73%という異例の低さとなった)。中にはコースロープを手繰って進んでいる悪質な奴もいる。ここで選手名を晒そうかと思ったがやめとく。
鮭の川登りの如くもがいているさなかに、僕の背中に乗り上げてあっという間に追い越していくイキのいい鮭がいて驚く。スタート直後でもあるまいし、何て失礼な奴と思って見ると第2ウェーブの黄色キャップ。人を踏み台にすると一気に進めるという戦法、なるほどこれは新しいかもしれない。悪質極まりないが。
ようやく鈍角コーナーを越えて、浜へ向かって斜め右に泳ぐ区間も潮に苦しめられた。ここでもコースロープをいつのまに潜って左側に行ってしまっており、同じ輩が大勢いるのでどっちが正しいルートなのかわからなくなってくる。
やっと砂浜に上がって時計を見たとき、1時間以上は格闘した気分だったので、53分台と知って「意外と悪くないじゃん」とすら思った。シャワー下でウェットを脱ぐ。

swim2.5km 54:38 52位  HR127(怪しい)

スイムは例年20位台なので、52位というのは有意差ありで悪すぎた。

応援のカントクから「O部さんから3分差」と告げられる(ゴール後、8分差の聞き間違いだよと訂正されたが、記録をみると5分差だったというオチ)。例年スイムまではO部さんに先行していたが今回はそれも敵わなかった。
トランジットエリアのヘアピンコーナーで足を滑らせ思いっきりスッ転びギャラリーの注目を浴びる(意外とダメージでかく、打撲の腫れがひどい)。靴下は履かずバイクスタート。補給食は持たず、ボトル2本は薄めたオレンジジュース計1リットル。

7:56 a.m. バイクスタート
バラモン不出場ですっかりバイク練を怠った今シーズン。加齢も加わってかつてない弱りっぷりが予想される。とにかく無理をせずランにつなげることが至上命題である。
序盤は軽い向かい風。落ち着いて抑えて進む。早速トラブル発覚。カッチャカッチャとチェーンがスプロケから外れて定まらない。ワイヤーのテンションを変えてみても変化がないのでリアディレイラーが変形しているのだろう。何でだよ昨日まで一切そんな兆候なかったのに。アウターのロー側から7枚も噛み合わないことが判った。平地での常用域なので困った(後の調べで、原因はリアディレイラーではなくフロントのROTORリングの歯の1つがひん曲がり、ペダリングの度にチェーンが外れかけてしまうことと判った)。
ほぼ常にインナーだけで走ると決め、下りだけアウタートップとした。
スイムが遅すぎたせいか、同じくらいのライバル選手に出会えない。 前後にほとんど居ない一人旅が続く。
狼煙から追い風に切り替わった。峠区間のつなぎが楽になり脚を休ませることができて好都合だ。
2番目の峠である木ノ浦を上っている時、ああこんな景色良かったっけか、としみじみ思う。目を三角にして走っていたこれまでとは違う証かもしれない。峠の温度計は25℃、いつもより少し高めか。
ハイライトとなる3番目の大谷峠ではループ橋をDHポジションのまま上る。坂区間に入ると先行する選手を次々と捉えた。こんな脚力でも、どうやら坂ではアドバンデージがあるらしい。割と苦もなく峠はクリアし3,4人は抜いた。抑えどころが上手くなったか。

受付会場の手前でカントクの応援を受ける。意外な場所だったので驚いたよ。
1周を終えて戻ってくると、ラップタイムは1時間39分。昨年の1時間32分からは相当落差がある。やはり世の中そんなに甘くはなかった。ここまで平穏に走れているってことはそれなりってことだ。
少し余力を残しすぎていると思ったので2周目はやや力を入れていく。そうは言ってもどうせ2周目は遅くなるのだ。1:39を2倍したタイムだとしても随分遅いのだから相当頑張らないといけない。昨年より暑いのか水が減るのが早く、エイドで給水する場面が増える。追い越すことも追い越されることも滅多になくなり、20kmくらいは前後に誰も見えない状態で走る。
木ノ浦坂ではやはり1周目より軽快感は薄れている。気温は27℃へ上がり風も強くなってきたがそれがいつもの珠洲だ。
大谷峠、1周目と同じ感覚で上ることを意識する。沿道から暫定15位と言われた(これは不正確な情報だった)。
ラスト5km、向かい風の平地をひーこら走っていたころにシングルゼッケンに追い越される。ここは頑張りどころと思ってなるべく視野の中に入れて追いかける。バイクフィニッシュまでは何とか姿の見える位置に居た。後で調べたら彼はバイクラップ1位。そんなに自分と差がある選手にも思えなかった。終盤でタレていたのかもしれないが。

bike102.2km(公称)3:21:36 20位 HR132/148 1周目1:39:16 2周目1:42:19
実測99.3km  メーター稼働時間 3:17:50(30.1km/h) 獲得標高1115m
スプリットタイム 4:16:14  21位通過


メーターの距離値が短すぎる。外周設定がおかしいかな。
トランジットでは靴下を履き、サンバイザーとウェストポーチを装着、高濃度ジェルを2つ腰に挟みアミノバイタルジェルを1つ手に持ってスタート。はなももで使った鉄板Takumi Renを履く。

11:16 a.m. ランスタート
昨年はランスタート時点で4時間を切っていたが、今年は4時間16分。カントクには「とりあえずトータル6時間は切りたい、そのためにはランスタート4時間10分を切ること」と伝えてあったが、それは最低ラインのつもりで言ったことだった。まさかそれより6分も遅くなっていたとは露知らず。ここで時計を見ていたらかなりやる気をなくしていたか、逆にケツに火がついていたか。
少なくとも、スタート直後のエイドでのんびりはしていなかったかもしれない。水を貰いのそのそと走り出す。
バイクのダメージが少ないことは確かだったが、その期待に反して足が動かない。まず大きな理由として右アキレス腱が痛い。また、脚全体が重いというのではなく、股関節が固まって脚の運びが限定されている印象だ。ほぐれてくれば解消されるだろうと信じてガマン。
アキレス腱の痛みは予想以上に走りに影響している。何だよこんなもの1kmもすれば消えるんだろ、と思っていたがなかなかしぶといし、無視できず庇った走りになってしまう。キロ5を辛うじて切っているかくらいのノロノロペースをいつまで続けるつもりなんだ、と歯がゆい。

今回、ウェストポーチのペットボトルに秘密の水溶液を入れてきた。冷感スプレーの液体を水で希釈したもの。このひんやりスプレーは以前も試したが、レースの慌ただしい中で噴霧してもお上品過ぎて何にもならん。そこで、直接ぶっかけることにした。原液は強すぎるので水で薄めたというわけだ。乱雑に使う環境でも効果が出るよう500mlという分量にしたところがミソ。その分重くなったとしても価値はあると信じて背負ってきた。まあ要らないとなれば捨てるだけだ。まずスタート直後にこれをじゃぶじゃぶと全身にかけつつ手で伸ばしながら塗る。狙いは当たって、やがて寒いくらい冷えてきた。これはいい。
おかげでスポンジはしばらく取らなくとも困らないくらい涼しかった。6,7kmで効果が薄れてくるので都合3回ほど使った。その点ではやはりポーチに入れて運ぶことの意味も大きかった。ショートならスタートだけでいいだろう。

Bタイプの折り返しコーンを過ぎた5km辺りでようやくアキレス腱が気にならなくなり、走りもこなれてきた。相変わらずスピードは出なかった。もしかすると無意識に抑えの気持ちが働く、メンタル的な要因だろうか。とはいえ少し自信が出てきたので、前を何人追えるかが楽しみになってきた。
だが、一人追いつくたびに一人追い越されるような感じでなかなかポジションが上がらない。
淡々と歩を進め1位とすれ違う。残念ながらO部さんではないようだ。レストラン浜中を過ぎたあたりで2位の選手、だが自分の走りに没頭しすぎていたかO部さんとは気づかずにすれ違ってしまった。
2位とは言えディフェンディングチャンピオンとしてきちんと結果を出してきたのが素晴らしい。
田崎荘のおばちゃんに声をかけて通過、最突端の折り返し交差点でラップをとる。

前半11.85km 55:58( P4:43) HR143/148


折り返して風向きが変わり涼しさを感じた途端にスーッとやる気が漲るのが判った。まだこの先パワーはひねり出せそうだ。
あとはひたすら戻るだけ、と思うと精神的にも楽になる。
これ以上スピードは出ないがペースは維持できている。これがどこまで持つのかが気がかりだが、例年よりはずっと自分に自信が持てている。足首が保持できなくなってドタバタ走りになる気配もない。
行きで追い越された選手のひとりに再び追いつきつつあった。第2ウェーブなのでポジションは覆せないが、見るからにランが得意そうな選手なのでいい目標になった。秘薬が功を奏している僕としては、彼がエイドで念入りに水を浴びる度にぐっと距離が縮まるのが嬉しい。そしてあるところであっさりパス。
スポンジと水を走りながら貰い、立ち止まる必要がないのは大きい。その他のフルーツ等の固形物は貰っても細々としたもので効率が悪いのできっぱり諦め、持参したジェルで賄う考え方が合理的な気がしてきた。
ラスト5kmを過ぎるとBタイプの選手と交ざり賑やかになる。このあたりでまとめて二人を抜いたが、残念なことにまた一人に抜かれ、頑張っても着いていけない。今回ランの絶対的スピードは戦力として実に心許ない。
ラスト2kmくらいはかなりきつくなってきたが、例年の珠洲よりはずっと楽にここまで来られた。ペースも速くなっていたと思う。野球場入り口でヤマユウの奥さん(順ちゃん)を見かけてこちらから手を振り、ラストは気持ちよくフィニッシュ。

後半11.45km 53:54 (P4:42) HR145/154
run 23.3km 1:49:52 (P4:43) HR144/154
total  6:06:06  16位/936人中 HR135/154

スイムで全体のタイムが悪いのは予想がついていたが、目標の6時間から6分も過ぎていたとはガッカリだった。誤差では済まされない。
また、期待のランももう少しタイムはいいと思っていた。3年前のランにも2分及ばず、実に平凡な記録に終わってしまった。

1位はダントツの5:30、O部さんは5:42だった。
6:33でシンさん、6:37で大杉さん、6:48でアスカちゃん、6:58でヤマユウ、と宿仲間がみな6時間台でフィニッシュ。

珍しくゴール後しばらくして気持ち悪くなり、軽い熱中症にかかったみたい。まあでもこれってゴール後の過ごし方に問題があった感じ。いつもながらの快晴のもと、野球場でごろごろするのがまたたまらなく楽しいんだよな。

唯一フィニッシュしてないマチダさんが少し気になりつつも先に撤収。宿に帰る道すがら、最後尾のマチダさん発見。
70まで参加するという目標は大丈夫かなあ。

宿で夕飯後、みんなで乾きものを囲んで二次会。意外と無いパターンだよこれ。昨日知った「宗玄」の純米酒を買って飲んでみる。よくわからんが独特な癖を感じた。レース後だから舌がおかしいだけかもしれない。ビールがやたら苦くなるように。

2017/8/28 [九十九湾再び]
昨日とは打って変わって蒸し蒸ししている。今日がレースだったら結構苦しんだかもしれない。
以前カントクと泊まった九十九湾にまた行ってみることにした。びっくりするほどのエメラルドグリーンの海の秘密を探りたくて、湾の周囲の小道を歩いてみる。記憶とは異なり、不自然なほどの発色はなく、やや拍子抜け。あのときはバスクリン入れたような海に見えたんだが。
七尾市の古い街並みのなか、古民家を改装したカフェで遅い昼食。残念ながらランチタイムは終わってしまったためパンケーキなどを。
今回、行きも帰りもオヤジ号のオートクルーズ機能を使って走った。これ、食わず嫌いな機能だったが使ってみるとハンドル操作だけを考えればいいので疲労が少なく、休憩なしで走り続けられる。スピードを一定に保つ配慮は結構神経を使うんだなと。
面白いことに、正確に速度一定で走っているのに下りではブレーキをかけているように感じ、上りでは加速し続けているように感じる。午後3時でまだ石川県を出てなかったが、長距離もあまり苦にならず走れたため、午後9時半には自宅にたどり着いた。

2017/8/30 [反省と考察]
F1判定の出た心電図検査に関して産業医と面談。
まあいつものことであまり気にしてないみたいだ。来年もNG判定が出てご足労いただくかもしれませんが、などと言う。そんなに気にしなくてもいいのかな。問題があるとすればどんな処置をするのか聞いてみたら、薬を飲む程度らしい。どんな薬だろう。

今回のレース結果を振り返る。
6時間切りを何となくの目標の目安としていたが、6分も越えてしまってダメダメじゃん、とゴール直後はガッカリした。リザルトを見ると5時間台の人は7人のみで、僕レベルでは例年比較で10分はマイナスして釣り合いが取れるかな。16位という順位は昨年と全く一緒だ。
やはりスイムの52位は悪かった。なぜこんなに遅くなったのだろう。後半3,4人に抜かれた気はするが、ここまでポジションを落とした覚えはない。となると前半から遅かったか。どちらかと言えば集中力が切れた後半から終盤でぐっとタイムが落ちたと思うのだが。蛇行したのが思わぬロスを産んでいたか。
最も不安の大きかったバイクは20位と、3種目中どういうわけか最も順位がいい。これはお袖練の不甲斐なさから見ても不思議な結果だ。しかもバイクパートは頑張ってないし。ランへのダメージもさほど残していないはずだ。風の強さや方向、気温などの条件は悪くなく、むしろ楽だった気がする。
ガッカリなのがラン。今回最も成果を出すべきパートだったのに26位で平凡だし、ベストからは5分も遅い。珍しく前半も後半も全くのイーブンペースだったのが唯一評価できるが、全体的にスピードに乗れなかったのは敗因だろう。とくに前半の脚が十分ある段階でスピードが出せていない。おそらくロングの前半よりも遅かった。アキレス腱の痛みだけが原因とも思えないが、ロキソニンは飲んでおくべきだったな。

2017/8/31 [再始動]
身体の節々の痛みが概ね取れてきたのでスポセン行ってみる。
とりあえずスイム。当分目標が無いけど、身体が冷やされて引き締まり、ジムで発汗を抑える効果があると思ったのでスイム練にはならなくとも実行する価値はありそうだ。
25mずつ軽めに飛ばして淡々と。ラスト300mは休み休みバタ。今の段階では連続で50mが限界っぽい。長いオフシーズンのスイム目標としてバタ100mTTできるように頑張るかな。
ジムでは筋トレをできるだけ多種類やる。それぞれは適当だ。トレッドミルはまだ脚が回復しきれてないので13.5km/hで。1kmほどアキレス腱が痛かったが消えてくれた。楽に気持ちよく走れている。このスピードがなぜ珠洲で出せなかったか不思議でならない。ラスト3分だけ16km/hで。

2017/9/1 [人生の岐路選択]
先月は46hという最近ではかなり長時間の練習ができた。ひとつには今年の夏の涼しさがあるだろう。それと珠洲に向けて結構本気で焦ったみたいだ。珠洲の結果はまんざらでもなかったかもしれない。

本社に出向になってから2年半。この環境のまま親会社へ移籍とするか、もとの鞘の子会社に戻るかの決断を迫られ、元に戻るほうを選んだ。
移籍オファーを受けた社員の中でこのチョイスはおそらく僕一人だろう。だが本当に自分のしたい仕事は何かを冷静に考えると、ここ(本社)ではないことは日をみるより明らかなのだ。逆に言えば、以前の仕事に未練がない人がこんなにも多いことに改めて驚かされる。それ専門の大学に入り、自分で決めた道なのにも関わらずだ。それよりも本社というステータスや安定が大事ということか。まあ自分の適応力が低いとも言えるのかもしれないが。
それにしても、こんな窮屈な職場環境のどこがいいのだろう?(好みは人それぞれですが)
まあそうは言っても僕もギリギリまで三四日は悩み続けた。元の鞘に戻っても以前のような仕事はできないというのが大方の読み。だが状況は変わってきているし、何より自分自身の手で変えていけばいいのだ。いいタイミングで働き方改革もキーワードに浮上し追い風となるかもしれない。残留のほうが僕にとってはチャレンジングな選択であり、だからこそ躊躇っていたとするならば移籍は単なる妥協の結果であり、後々その後悔のほうが大きいに違いない。

暇だったが、やや火照って微熱気味なのでスポセンはやめておとなしく帰る。昨日初めてやった股を締める筋トレで太腿内側がかなり痛い。大した負荷でもなく適当にやっただけなのにこれだけ影響が出るのは、まったく筋肉が備わってない証拠だ。
最近自分のレベル向上に限界を感じることが多いが、身体の各部位の見かけ上の筋肉から判断する限り、全てやり尽くしましたとはとても言えない。ボディビルディング方面はまだほとんど未開拓な状態だ。これは若い頃から変わらない。仮にO部さんのような彫刻的肉体が手に入れられるとしたら、レベルも現状止まりとは多分ならないだろう。伸びしろの可能性があるとしたらそちら方向だろうか。先週の北海道マラソンで余裕でサブ3.5を達成したかいらさんはライザップにきっちり通って厳しく身体づくりを実行している。多少なりとも見習わないと。

2017/9/2 [のんびり休日]
シトシト雨だったがカントクは何の躊躇もなくTKD練に出かけていった。相変わらずアキレス腱は痛むし、本格的な練習はまだリスクあると判断し僕はサボる。
涼しさを通り越して薄ら寒く、滅入る。夏の暑さを今年はあまり実感できてないな。
夕方バイクに乗ろうとして、レースでチェーンがカチャカチャ外れそうだったトラブルをよく調べてみる。前述したとおりROTORの楕円リングの歯が一部曲がってそこからチェーンが外れそうになる現象とわかった。問題は、いつそんなことになったのかだ。ホイール両輪外した状態で、歯を直接地面に落として当てるくらいのことをしない限りこんなことにはならないだろう。最後のお袖練でそんなことしたかなあ。
ペンチで思いっきりひん曲げて直し、夕食後試しにローラー練42分。チェーンが外れる現象は無くなった。

2017/9/3 [15km走を二本]
職場のハリーさんがマラソンに出ると言うので3ヶ月集中プログラムを組み立てられるようなポイントなどを伝えていたが、レースまであと2ヶ月となり、一緒に練習する運びとなり駒沢ペース走を提案する。
その前に自分の練習をしておこうと思い、9時半待ち合わせの1時間前に駒沢へ。自転車をいつものところに駐めていたら、目の前にハリーさんが。あれ? 早すぎない?
ということで自分の練習は後回しで、7周15km目標でスタート。1周目はアップをかねてゆっくり、2周目以降徐々にキロ6ペースに上げる計画。給水のポカリは僕がウェストポーチに入れていつでも飲める状態にしておく。
気温25℃前後でカラッとしていてい走りやすい。
しばらく問題なかったが、4周目あたりからハリーさんに余裕がなくなってくる。5,6周目はジワジワ落ちてこりゃヤバいかと思ったがラスト7周目でどういうわけか復活、最後の100mはキロ4分15くらいまで上げて飛ばすので追いかけるのが大変なくらい。つまり脚はまだ十分残っていて心肺系が追いつかないみたいだ。

駒沢公園7周 その1
14:33 (P6:48) HR98
13:10 (P6:09) HR107
13:01 (P6:05) HR111
13:00 (P6:04) HR113
13:24 (P6:16) HR111
13:22 (P6:15) HR113
12:30 (P5:50) HR118
total 1:33:00 (P6:12)  HR110/139  807kcal

僕は5周目あたりからアキレス腱が痛くなってきて困った。ゆっくりペースが却って痛くなるのか。Nikeのエアストリーク6を履いてきたがIdomiにすべきだったか。

30分ほど休んだあと、自分の練習スタート。やはり7周。LSDとは言え先の15kmでスポドリはほぼ1本飲み干した。涼しいと思っていたが喉は乾いていたらしい。
マイボトルには水を詰めウェストポーチに入れて走る。
困ったことに右アキレス腱が猛烈に痛い。それ以外はとても快調なので惜しい。ただ、キロ4分20くらいで軽快に飛ばしているつもりが実際は4分40くらいかかっていてイメージとの乖離がいつになく大きい。ゆっくりペースに慣れてしまってスピードが上がらないのか。2周途中でようやくアキレス腱の痛みが3割くらいに減りフォームに影響しなくなったが、スピードはなかなか上がらない。これは重い水を背負っているからか?と疑い、2周目の終わりでウェストポーチごと捨てる。
上げ渋る中、4周目が終わったところで一人のランナーに抜かれ、絶妙なスピードなので着いていくことにする。キロ4分15前後まで上がり、残り3周このペースを維持できるかチャレンジ、と思っていたが1km付近で急に横っ腹が痛くなり、早くも頓挫する。
これは過去にも何度か経験がある。よくある横っ腹の痛みに似ているが、原因は脱水症状にあり腸が攣ったような状態に違いない。2周目以降無給水で乗り切ろうとしたのが災いした。無茶苦茶痛くなってスロージョグ。これは水分を摂らない限り治らないだろう。
5周目終わったところで給水、3分ほど休むと痛みがスーッと消えたので再スタートした。気持ちも萎えた残り2周は無理せず快走ペースで。

駒沢公園7周 その2
9:38 (P4:35) HR132/146
9:32 (P4:27) HR144/149
9:18 (P4:21) HR149/152
9:22 (P4:22) HR150/153
10:07 (P4:44) HR144/155
一時停止
10:08 (P4:44) HR138/145
9:56 (P4:38) HR146/151
total  1:08:02(P4:32) HR143/155  915kcal


帰宅時の体重は56kgで3.5kgも減っていた。暑さはあまり感じてなかったが水分が足りてなかった。
午後から義妹の新居へ遊びに行く。丘の上に立つ新築一戸建てで、雑然とした我が家とは大違い。もうすぐ甥っ子か姪っ子に会えるんだな。今までに経験のないことで楽しみ。

2017/9/4 [バイクでも痛いアキレス腱]
昨夜の食べ過ぎで今朝は胃もたれするほどだったが、朝の体重は58.4kgと依然1kg減。シゴトは素晴らしく暇で定時あがり、帰宅時58.1kgでやはり減ったまま。腹減って何もする気が起きないのでとっとと夕飯食べ、午後9時から北朝鮮水爆実験ニュース見ながらローラー開始。
昨日もあれほど痛かった右アキレス腱だが、患部を触ってもさほど痛くないのがこれまでと具合が異なる。アキレス腱炎じゃないのかな。でもバイクでのペダリングは足首に力が入るためか、意外と痛みがもっこり現れる。珠洲のときもそうだった。困ったもんだ。
一定ギアでジワジワと上げ最後はHR150まで行ってそれなりに追い込んだ。珠洲用に折角レベルを上げたのでこのまま落ちるのはもったいないという心理で頑張る。まあでもいつまでも続かないけど。
HR127/150 465kcal

2017/9/5 [通勤号アップデート]
今日も超絶暇なので定時に上がり近所をジョグするつもりだったが、頼んでいたバイク部品が届いたので作業。
本社勤務を辞退し、そろそろまたジテツウ生活に戻る(予定)なので、通勤号の不具合を直しておこうと。スプロケ(CS7700)がすっかりすり減りチェーンの歯飛びが激しいので、現存する9段UltegraグレードのCS6500を購入。12−27Tで従来よりは非力用。えらくビガビガして眩しいほどだが交換は5分で終わった。互換性が気になっていたが問題ないようで良かった。それとリアディレイラーのワイヤがヤバそうなので交換、と思ったら間違えてブレーキワイヤをちょん切ってしまい、アウターケーブルを短くして再度取り付ける。ディレイラーワイヤは動きが渋く、これはワイヤがブラケットの中で数本ブチ切れているヤバいシグナルと思ったが、よく見たらBB周りのワイヤ取り回し溝が錆びついていただけで、ワイヤはまだ状態がいいので結局交換せず。そんなわけでいろいろメンテして、下期に向けての準備が整った。
ウンドーは無し。夜はささみをクミンとコリアンダーとヨーグルトに漬けて焼いて食べる、なんちゃってトルコ料理。

2017/9/6 [新型プルブイ効果]
昨日オフった分を取り返そう、辰巳練+TKD練。相変わらず暇なのでジャスト定時にあがりまずは辰巳へ。メインが使えずサブプールのみだったが予感通り空いていてコース独占できたのでいつものやつ、100mプル×5×3セット、1:45サークル。
1セット目、1:23,24,23,24,25で驚いたことに25秒以内に余裕で入っている。感触としては決して良くはないのだが…。珠洲の荒潮で一皮むけたか? 水深が浅いとタイムが上がる? サブプールは1mくらい短い疑惑? いや、いつものと微妙に形が違うこのプルブイ(ミニビート板)の効果だろう。おや? 亮って書いてある。
辰巳が新型プルブイを導入したのかと思っていたが、どうやら隣の団体コースの私物が紛れていたらしい。
仕方なく2セット目以降は円筒2本紐締めタイプを使う。これ浮力が少なくて遅いんだよなあ。
2セット目:1分25,28,29,29,30
1本目こそ25秒台が出たが2本目以降落ちた。
3セット目:1分25,27,29,30,30
ラスト25mが絶望的に遠い。力が無くなってくると姿勢維持にも影響し、股から外れやすいこの旧式なプルブイをきちんと挟んでいられなくなりますます抵抗が増えて進まなくなるという悪循環。
最後1本だけTT。腕の完全な干上がりを実感しつつ、1分23でわりかしよかった。

急いでランウェアに着替えて、夢陸へジョグ移動。普段より少し早い7時15分スタートだから急がないと。
僕とあまり歳は変わらないが、フルのベストが2時間53分というクッソ速い女性がチームに仲間入り。S森さん、はじめまして。これからの練習が楽しみだ。というか背中を借りられるだろうか・・・?
本日のお題は2000mレペ+60秒のレスト後400m流しまでを1セットとし、20分サークルで3セット。
時間がないのでいきなりスタート、スイムがアップ代わりだ。2000mはいつもの1000mインターバル練のペースと同じ、とのことでキロ3分45~50を狙う。
400mはそこからさらにキロ10秒ほど速く、とのこと。
1本目は序盤アキレス腱が強烈に痛くてスピードを上げ渋ったが、徐々になれる。400mは脚がよく回り、いい感じで飛ばせたが、★野さんが88秒と聞き、83秒では甘い気がした。
2本目は河YさんとM浦さんが加わる。走り込み過ぎで右臀部からハムストにかけて故障中というM浦さんがジワジワ河Yさんから遅れだしたのでパス。
3本目はきっちり河Yさんをマーク。これは普段のレースの巡航速度だと思い込むようにしてリラックスして走ったら意外とその気になってきて、淡々と楽に走ることができた。最後は河Yさんをパス。アクティブなわし、調子いい? と思っていたがタイムは狙い通りで、どうやらカールを食べ過ぎて太り気味な河Yさんの調子が今一つらしい。
夢陸 2000m+400m
7:35(P3:47) HR143/156  83s  HR141/157
7:30(P3:45) HR147/158  80s  HR145/160
7:29(P3:45) HR149/161  79s  HR149/163

3セット目の流しで最高心拍にほぼ並ぶ。かなり限界まで飛ばしたつもりだったが2回目から1秒しか短縮されていない。無駄に力んでしまったかも。
アキレス腱が痛く、なるべく走らない方針でダウンは省略。
Y村さんは2000を6分台で、異次元な速さだった。

2017/9/7 [アキレス腱やや重症]
ネットで見つけた(Lineに見る)おじさんの特徴というネタに、思い当たることがたくさんあった。
・返信がなくてもメッセージを次々送る
・褒めが絶妙にキモい
・長い
・聞かれてないけど自分のことを言う
・漢字を使う
・本気か冗談か判らんことを言う
目出度く世の中の平均的おじさん認定ということですかね。

アキレス腱がいつになく悪化した感じで、歩くのも気を使うくらいなのでめんどくさくなってオフった。今のアキレス腱は、ランだけじゃなくバイクでもスイムでも悪影響をもたらす印象。バイクはペダリングで、スイムは壁を蹴る動作で痛みが加算されていく感じ。

2017/9/8 [3種練]
本社移籍せず元の鞘に戻る目論見だったが、色んな噂話を聞くとどうやらそう都合よく行かない可能性が濃厚。要するに元の鞘にはキャパがないのだ。となると折角整備しなおしたジテツウの可能性も微妙になってきた。場合によっては山梨静岡とかもありうる。まあそれならそれで面白いけど我が家の実情を考えたら辞めるしかないのかもしれない。様々な可能性を考えておく必要がある。

秋のTKD合宿は不参加を決めた。どうも僕には合宿がハードすぎてダメージが半端なく、その影響をいつまでも引っ張るのでトータルでプラスになってない印象なのだ。それと、アップダウンとアキレス腱の相性が極めて悪い。特に上り坂は3%程度でもかなり痛い。おとなしく下界の平地でぽやぽやと練習を積むことにする。

昨日もオフってしまったため今日また2倍やらなければならない。だがアキレス腱も痛い。困った。安定のスポセン、まずはスイムで身体ほぐし。あまり連続して泳げず800mで飽きておしまい。ジムはトレッドミルが空くまでリカンベントバイク。負荷13で結構脚に来ているが心拍は100からジワジワ上がって最後に120まで行っただけ。
トレッドミルは13.8km/hからスタート。今日もアキレス腱がキョーレツに痛くてモゲるかと思ったがガマン、1kmで慣れてきたが完全に痛みは消えず付き合いながら走る。それ以外はとても調子がいい。新品同様のTakumi Ren(女子用)に変えたお陰かもしれない。15km/hまで少しずつペースを上げる。

一回りして最後にまたアキレス腱が痛くなってきた。明日の練習は厳しいかなあ。

2017/9/9 [アキレス腱痛DNF]
TKD練@駒沢公園。なんか久しぶり。
問題はアキレス腱の痛み。本番の緊張感を高めるため勝負ウェア着てきたが、アップ段階では激痛でなかなか1周もできない。ロキソニンが効いてこない。
お題は10周。4分20と4分40どっちに付く?と訊かれ、迷わず4分20の方へ。4分40のような平和型ペースだと、アドレナリンが出ずいつまでも痛みに悩まされる。
30km走の河Yさん5周目に合流したのはM浦さん、Y村さん、S森さん。いきなり速くて遅れ気味になるが要所要所でペース確認すると予定通りだ。アキレス腱を庇って走るのでランエコノミーが落ちてしまうのだろう。1周目は9分10(P4:17)で現実的なペース。2周目途中で痛みがすこし引いてきたが、相変わらずペースが凄く速い気がする。昨晩のトレッドミルより明らかに遅いのに、キロ4くらいで飛ばしている印象だ。アキレス腱にやさしいTakumi‐Idomiを履いてきたが、やはりスピードを出すのに向いてないのか。
胸の辺りでモヤモヤしている朝食、サスティナブルとは思えないペース、そしてふたたびアキレス腱が痛くなってきて一気に限界を感じ、1.5kmで止める。プッツン来るともう二度と走れない。僅か1周半で終了となってしまった。
朝方は涼しかったが、グングン暑くなり皆堪えたようで、僕のいたグループも後半ペースを落としたとのこと。2周追加したM浦さん最強。
ダウンもやってみたがやはり厳しい。しばらくまとめて休まないとダメかな。
トータル8km(41:40)

疲れることをほとんどしてないのにぐったり疲れて強烈な睡魔に襲われる。だがやはり消化不良なので夕方9秒98の驚きのニュース見ながらローラー。
心拍上がらず、変な疲労感ばかり感じたので30分でやめる。HR118/133 294kcal
夕食後も床にへばりついてしまいゴロ寝から起き上がれない。
ところで、10秒切ったのにダントツ1位って感じじゃないんだが、2位の人も凄くね?

2017/9/10 [どこまでも他人事]
東京ガスがガスの点検に来る。
ガステーブルの点火が一口だけ渋るのは何とかならんか?と相談してみたが、前回と同様全くダメだった。
前回は、10秒だか15秒だかのスパークで点火するなら正常範囲、ってことで直す対象にならないと言われた。何秒だろうとユーザーが不満に感じていることを一方的に正常と決めつけないでほしい。
今回も同じこと言われないよう予防線張っておいたが、今度は「経年変化ですねー」みたいなことを言われる。だーかーらー、入居したときからそうだって言ったの聞いてなかったのかよ? 4口あるうちの1つだけなのだよグズってるのは。老朽化では説明がつかないの判っててマニュアル的に言ってるから余計ムカつく。 
料理の度にもう7年も不便な思いを引きずっている。これはいちユーザーにとってまさに「切実なPain」なのだが、諦めるという答しか持ってないのはどうしたもんかと思う。「あーPanasonic製はもう撤退して長いですからね、部品もないですね」「不動産屋さんも一口正常に使えるなら修理義務はないって言うでしょうね」などとどこまでも他人事。
言いたいことは分かる。俺は点検員であって修理員じゃねーんだ間違えんなと。
まあでも彼らはプライベートでコンロを使ってないんだろうな。だからユーザーの切実さが伝わらない。その観点から点検員は台所に理解のある女性などにお願いしたい。

昨年の今日はきっちりお袖練に行っていたが、モチも上がらないしまだ休みたい気分なので引きこもり状態。
ミドルの伊良湖トラに出ているアスカちゃんO部さん凄いな。久しぶりにダレるような暑い日だ。
夕方シロモト。暑くて汗が吹き出る。休日の練習にしては実にショボい。

2017/9/11 [Not Run Week]
アキレス腱回復のため今週はなっとらん(Not Run)ウィーク。辰巳は休館日なので帰宅してローラー。
30分過ぎ辺りからアキレス腱が痛くなる。バイクでも痛いものは痛い。
結構暑い日で汗が吹き出る。
淡々と48分、頑張ったなーわし。相対性理論によると、ローラー上は時間の進みが通常の1/3くらいらしいからな。

2017/9/12 [戦略的希少性]
シゴトの外出ついでに(全然ついでじゃないが)原宿のNikeショップに行く。お目当ては例のドーピングシューズ、ヴェイパーフライ4%の廉価バージョン、ズームフライである。予めカントクに偵察してもらい販売中であることを確かめている。さて時間がないので単刀直入に店員にこの靴の…と話しかけると「24.5cmしか残ってないです。現品です」と速攻で切り返された。なぬーー。とは言え来た意味がないので2サイズダウンでも履かせてもらう。割と問題なく履けたがやっぱり小さいな。
計画が狂って時間が余ったのでアヂダスとかハシゴしてみるが全然品揃え悪くてびっくり。

今日は職場クラブの皇居練の日。なっとらんウィークだが以前から組み込まれていたので仕方ない。というかズームフライ履いてアキレス腱を保護する目論見だったんだが。
いつも通り1周目はゆっくりジョグ、2周目から各自上げていく。皇居ってこんなに真っ暗だったっけ? 路面は全く見えず、瑕疵は何もないという前提で走るしかなく、ハッキリ言ってこれは危険と評されるレベル。劣悪な環境にして走る人をできるかぎり減らしたいのかなと思う。
1周目は割と痛みが気にならなかったが、2周目はI上さんがジワジワと上げていき誘われるようについていってしまう。無茶苦茶痛いがガマン。だがI上さんに無理についてオーバーペースとなり痛み以外の理由で限界に。今日から参加のN倉さんに抜かれ、K子さんに抜かれ、プッツン来てしまった。それにしても蒸し暑い日だが。
ペースを落とすとアキレス腱の痛みは隠れた。しかしこのままでは消化不良なのでしばらくして再びペースアップ。2周目トータルは辛うじてサブ3ペースだった(21分10秒)。I上さんは18分台だったらしい。

ジョグノを開くと相変わらずズームフライ買えや、の広告が出てくる。だったらちゃんと売れや。昔からNikeのこういう戦略的希少性には腹立たしいものがあり、Nike離れへと至ったのだが、最近忘れていた。やっぱ顧客を翻弄して儲けるメーカーはダメだわ。

2017/9/13 [味噌とクミンとコリアンダー]
辰巳練のつもりだったがシゴトが微妙に伸びて行く気を失う。帰りの電車で異様にダルくてどのみち行かなかったなと思う。何をしたわけでもないんだが。
夕飯、鶏とナスの炒め物でクミンとコリアンダーを振ったあとどうしようか悩み、最後に味噌で味付けしたらいい感じで和洋折衷。

2017/9/14 [そこまで言う]
隣の国から、「取るに足りない4つの島国」とこき下ろされた挙句、なぜかそんな国を核攻撃すると宣言されたことは日本人として一生忘れるべきではない。

シゴトが暇すぎたので休む。しかし、ここんとこバイオリズム下がりっぱなしで何もする気が起きない。だらだらして夕方から職場クラブのユニフォームデザインをリメイク。来るはずのアマゾン待っていたがどうやら来ない。コンビニ止めにすればよかったな。7時からローラー。まだアキレス腱痛い。

2017/9/15 [決めた道は常に正しい]
昨晩カレーだったので今朝の体重激増。
朝7時のニュースはJアラートから始まって、また何の不具合かと思ったら本番かよ。早速昨日の宣言通りに飛ばしてくるとは。なんでこう隣人に恵まれてないんだ日本は。こんなに理不尽なまでに人から憎まれるって普通考えられないが、逆に言えば、嫌われるのは自分のせいじゃなく相手がバカなのだ、ということは現実にありうると受け止めてこれからを生きていこう。

本社勤務を辞退すると決めてから、無難で安泰だが不本意な道に走らなかったことを最近じわじわ納得できている。たぶんやめないと気づかなかった感覚。何か新しいことにチャレンジすべき時、という気分になってきている。まあでもまだ何も変化はないので厳しさや苦しさを知らないだけの甘ちゃんかもしれん。とにかく、決断した道は常に正しいと信じて振り返らず突き進むべきだ。

来るのか来ないのか何の音沙汰もないアマゾンのために早く帰宅。案の定サービスプロバイダだったが運良く夜来てくれたのでその後ローラー30分。アキレス腱相変わらず。

2017/9/16 [3連休自宅一人合宿]
どこぞの薄汚い居酒屋で安酒をあおっていたら目が覚めた。丑三つ時。ふらふらと台所へやってきて、夢の続きにおちょこ1杯。ソファーでしばらくうたた寝。
どうも睡眠の質が悪いな最近。
未明から急に気温が下がり、まだ9月だと言うのに暑さが恋しい朝。涼しくて走るにはもってこいだが、大事を見てなっとらんウィーク貫く。代わりに朝ローラー。TKD合宿はこの数倍厳しいメニューをこなすだろう。この3連休、あまり天気はよくなさそうだが、少しでも充実した練習にしなければ。
坂道ランに似た練習にならないかなと思って、上体を起こして腕を振りながら漕いでみたりする。なんかいい感じだ。そんなことを繰り返すうちに、身体を起こしたペダリングのほうがDHポジよりパワーが持続するかもしれないという発見があった。そんな馬鹿な。バイクフォームそのものを否定してしまうことになる。だが疲れてくるとDHポジションを取りにくくなり上体を起こして走りたくなるのは事実。あれは、そのほうが楽に力を入れられるのを身体が知っているからなのか。もちろん、実走ではそこに空気抵抗という要素が加わるので遅くなるが。
そこで、夕方からの二部練では心拍計つけて走る。30分以上走って安定してきたところで、音楽のテンポに合わせてペダリング。まずこれまでの負荷を維持しDHポジションで1曲分走り、40秒ほどイージーで走ったあと同じ曲で上体を起こして走る。30秒ほどイージーをはさみ2曲目ではギアを一段重くして負荷を高め、今度は上体起こし→DHポジの順で繰り返してみた。その結果、
1曲目(4:55):DHポジ HR127/131 上体起こし HR130/132
2曲目(6:12):上体起こし HR140/144 DHポジ HR139/144


時間とともに心拍が上がるドリフト現象を加味すると、DHポジのほうが心拍負荷が低い可能性が高い。やはり気のせいだったか。
ただ、2曲目の負荷は結構限界に近く、明らかにDHポジのほうで辛かった。上体を起こすと脚以外の運動負荷が増えて心拍が上がっている可能性がある。
とはいえ、ローラーのトルク感は実走とは異なるので結局明確に答えは出せないが。
上体を起こして走ると床の広範囲に汗を撒き散らす問題が新たに発生することに気づく。
夕方ローラー:HR126/145 658kcal

2017/9/17 [ドーピングシューズ]
先日ディスったばかりのNikeだが、なんとズームフライをカントクがプレゼントしてくれたよありがとう。まさにカントク。いろいろ探し回ったらしい。あんときの店員はここ(Nikeショップ)でしか扱ってないって明言していたんだがUSO800とは。信じるほうがバカか。
実測で217g(25.5cm)。分厚い割には軽い。アウトソールは厚くそれ以外はレーシィにというMy理想像に近い。通常ヒールが厚い靴は全体も比例して重厚になるだけでなくターゲットも肥え気味のライトユーザーになり、足型が合わなくなる。
ズームフライのアウトソールは単に厚いだけでなく、形が奇妙だ。普通に立った状態では前後の高低差はあまりなく前のめり感は少ないが、ひとたび歩きだすとアプローチアングルの急な四駆のようにつま先が斜めにスパッとカットされている印象。実際の形は緩やかなカーブを描いているんだが。かかとが尖った形をしているのは意味あるのかな。

さて、雨なのでスポセンで走りを試そう。たまたまクミン無料デーということで、クミンがタダで貰えるわけではないが混んでいる。まずはスイムで肩慣らし。上げ調子と思っていたスイムだがブランクがやや長かったか、イマイチ感拭えず。
ジムは平日夜よりは混んでないがトレッドミルは15分待ち。エアロバイクで時間をつぶし、アキレス腱のこともあるので10km/hから走り始め、1km毎に12→13→14→15→16km/hと上げていくことにする。最後の16km/hは1.5km。キロ6くらいのゆっくりペースは却って不快なことが多いがこのフライは走りやすい。そのあたりはIdomiと似ている。アキレス腱はやっぱり痛くて、休ませた効果が全く感じられず。
フライのアウトソールの存在感はスピードを上げるに従い消えていった。だがドーピングシューズと言うほどのミラクル感は今回は全くない。とは言え、これだけの厚みを持ったアウトソールで16km/hを違和感なく出せることが価値なのかもしれない。僕にとってIdomiはキロ4分20より速く走るのは向いてない。
まあこういった感触は体調や環境でいくらでも変わるので長い目で見ないと。とにかく今日はアキレス腱のほうが気になってしまってダメだ。

お台場でカーズ3見て、帰る頃にはアキレス腱かなり痛い。参ったな。帰宅後ローラーでも痛い。

カーズ3は愚作だった2の汚名返上を果たしている。上映時間の95%で涙腺緩みっぱなしで参った。初作ではやんちゃなルーキーだったライトニングも、いまや最新型の後塵を拝しジジイ呼ばわりされている。果たして歳には抗えないのか、ジジイライトニングの悪あがきが始まる…。あらすじとしては地味で面白みがないが、ストーリーに関わる情景を丁寧に描いているなと感じた。その分、ガキには退屈すぎたようで、珍しく親子連れでほとんど埋め尽くされた劇場内はしびれを切らした子どもたちがざわついている。世代交代がテーマのこの映画はハッキリ言って一切子供向けではない。たとえ理解できたとしても共感は全くできないだろう。そして今の僕にはヤバすぎるほどストライク。すべてのシーンで自分に当てはめて考えてしまう。
ところで登場する最新型車種はイマドキのトレンドを絶妙に取り込んでいてなかなかカッコいいのである。そして、主人公にも関わらずライトニングは正直古臭さを認めざるを得ない。その残酷な現実がまた心を打つ。
意外だったのが、クルマ好きじゃなけりゃ全然ツマランだろうと思っていたら隣のカントクもかなり没入していたらしいということ。確かに、トレーナー役のヒロインはカントクと被るところがたくさんあるなと思って見ていたが。

2017/9/18 [スイムとセットプラン]
昨夜は台風が通過して気圧の変化が激しかったせいなのか、妙に寝苦しかった。何度も悪夢で目が覚め、寝すぎた時と同じ頭痛に悩まされた。
そんなわけで今朝は台風一過。久しぶりに気温も30℃以上になるとのことで、プールとセットの砧公園へGo。というより、アキレス腱が相当痛くて満足に走れない可能性濃厚なのでスイム練にすぐ切り替えられるように。
今日もズームフライで。最初はクロカンや散策道を適当にスロージョグ。だがキロ7くらいでも容赦なく激痛になってきた。これはあかん、とウォーキングに変えてサイクリングロードを1周。だが歩くのは退屈過ぎる。どうせ痛いなら観念して走ろうってことでそこから1周8分強くらいで押し切る。上り坂で特に痛い。最後まで痛みはなくならなかったが何とか6周。
去年もアキレス腱痛に悩まされたが、ちょうど今頃から自然に消えていった。今年は引っ張るなー。
スイムは1000m。もうちょっと距離を稼ぐつもりだったが意外とあっさりくたばってしまった。50mはやはりいいな。

夕飯後ローラー。偶然ケーブル系チャンネルで皆生大会を放送していたので退屈しなかった。O部さんがかなり出てたなあ。
9時のニュースでは駒沢の肉フェスの場面が出てきて、しきりに暑いと言っている。今日のランはやっぱ相当暑かったみたいだ。

二日連続3種目やったのは近年前例がないかも。どれも中途半端だけどなー

2017/9/19 [100年人生の折り返し地点]
昨日の練習が荒療治として効いたのか、今朝の駅までのジョグがすこぶる軽い。アキレス腱もほぼ痛くない気がする。なんと気まぐれな身体だろう。帰りのウォークでも調子良さを感じたが、期待はずれに終わりたくないのでオフに徹する。オージー牛スネの塊を買い、シチューにする。存分に肉食って再生をはかろう。
とうとう50歳になってしまった。ワシが? どうも全くその自覚がない。おそらくは精神年齢が50に追いついてない。50ってもっと思慮深くて、堂々と落ち着いていて、一喜一憂してないだろ?
某クラウドファンディングのベンチャーから、モノができたから送付先と、ベルトに好きな文字入れてやるから教えろというメールが来た。自分への誕生日プレゼントになりそうだ。夜のクローズアップ現代はおじさん転職がテーマ。自分を中心に回っている一日だな。転職もしてみたい、と言うかせざるを得ない状況になるかもしれないが、やっぱ自信ない。

2017/9/20 [スイム練いつまで続くか]
水曜TKD錬@夢陸の日だが、トラックを14kmもペース走するのはアキレス腱も精神も耐えられそうにないので辰巳練へ。みっちり泳ごう。
久しぶりにマイプルブイ持ってきた。これでようやく客観的評価ができる。
1本目は1分22で幸先がいい。だがガッカリしたくない心理で毎回結構飛ばして息が上がってしまった。タイムはいいがフォームが定まらずギクシャクする。
1セット目:1:22,24,25,25,25
1分25以内をキープ。
2セット目はまったり粘っこいストロークで省エネを意識したが3本目で1分27に落ちたので4,5本目と頑張る。
2セット目:1:25,26,27,25,25
筋肉に粘りが出てきて、頑張ればそれなりにタイムが出せることが判ってきた。その分心肺が追い込まれてゼーハー辛い。3セット目は混んできて途中スローダウンしてしまったので追い込めていない。
3セット目:1:25,26,??,26,25
その後2本TT、1分22くらい。ほぼ売り切れを確認したところで休憩時間に入ったので終了。辰巳のビート板に替えて試すのを忘れてた。

2017/9/21 [これでも一応3種練]
スポセン。あれこれ考えずまずはスイム。芋洗い状態は空く瞬間を待たなければならないので時間がかかる。やっと800m。
ジムはエアロバイクで時間つぶし10分。負荷13でわりと真剣に漕ぐ。
トレッドミルは14km/hから始める。アキレス腱はもう痛くないと期待したがそう甘くはなかった。ただ痛み曲線のピークは以前より低く、これは回復基調にあると勝手に判断。
アキレス腱を除けば、ランのブランクが長かったので脚がフレッシュで動きがいい。交互に力なく繰り出すだけで14km/h出る感じ。どうやら調子いいらしいので、昨日やるはずだったポイント練のつもりでちょっと追い込んでみる。トレッドミルは予約カード待ち状態なので第2ヒートはあり得ず、この30分間でみっちりやらねば。
1kmで14.5km/hに上げ、以降1km毎に0.3km/hずつ上げていく。最後の1.5kmは16km/hで。これが普段のレースペース、これが日常、と無理やり思い込む。それなりにしんどかったが無理なほどではなかった。スピード耐性を上げていきたい。

2017/9/22 [ミニオンづくし]
アキレス腱がまた重症。スピード練はやはりダメかな。
カントクとミニオン(CG映画)観てきた。50歳割引って驚くほど安いが、この極端な価格設定をする事業者の思惑や戦略がまったく想像できない。
ミニオンは1と2をブルーレイで観て、何でこんなワケワカランものがいいのか自分でも理解不能だがすっかり感化されてしまったので3は劇場で観ることになった。ますます個性に磨きがかかった印象。もはやこれはアートであり、ストーリーとか、もうどうでもいい。秀逸ぶりには参りましたと言うほかないが、こういうのは誰の貢献度が高いのだろう。通常であれば当然監督なんだろうけども、これはとても一人がコントロールしてなし得たものとは思えない。まさしくこのミニオンたちのように息の合ったスタッフがとことん切磋琢磨する姿が思い浮かぶ。
チーフデザイナーが替わってもBMWはBMWであり続けるのと同じように、ミニオンの世界観が揺るぎないものとして確立していることが最大の成功要因ではないだろうか。
80年代ネタを作品に入れるのは反則だと思う。

2017/9/23 [やってることは17年前と変わらない]
アッキーの調子が悪いので駒沢練はパス。
ひたすらパソコン。職場クラブのユニフォーム作り。2000年型のデスクトップでさすがに動きが鈍すぎて効率悪い。というか当時のアプリだったらサクサク動くしメモリも十分だったはずなのに、イマドキのアプリは全くもっていい迷惑。
夕方観念してローラー。

2017/9/24 [hbhbサボりデー]
昨日に引き続きパソコンに向かう1日…。アッキー全然回復が見られず、やっぱじっとしていると変化がないのかな。かといって走りに行く気分にもなれず、またローラー。今月は割とよく乗っている。久しぶりに1時間乗って脚がだるくなった。

2017/9/26 [神の思し召し]
昨日は意味もなくサボったので今日はキッチリやらんと。帰宅するとまたサボりそうなのでスポセンへ。
混み混みスイム800mのあと、ジム。最近はアキレス腱にとってトレッドミルが鬼門である。アップとダウンをちゃんとやらんからだ、とは分かっていても、混み混み30分一本勝負のトレッドミルでそれをやるのは、行列のできるラーメン屋で餃子一皿だけ注文するようなもの。
まあ手がないわけではない。待ち時間の間他フロアのラン周回コースでアップジョグしよう。
ところがどっこい、奇跡的に予約札が残って誰も走ってないマシンがぽつんといるではないか。これは混んだ電車に乗り込んだら目の前の座席がぽっかり空いていたようなもの。利用しない手はない。ということで8km/hで走り出し、1kmで10km/hにあげる。
ゆっくりだと却って痛みが全然消えない。それに慣れないスピードでしんどい。15分後12km/hに上げてみたが痛みとダルさが増してきて、こんなこと続けられないって気分になってきた。グダグダな30分を終え、痛みも消えないし今日はもうこれで終了、ってことに。
ところが、これまた何の偶然か僕の予約札だけがそこに残ったまま。つまり連続して乗れるという状態である。何でだ?
ぐるっと一回りしてきて札が残ったままなので、これはもう、神がまだ走れと言っている、以外に考えられない。
アップは十分。14.1km/hからスタート。痛みは消えないが酷くはならない。先ほどのキロ5より楽なのは何故だ?
1kmで14.5km/hに上げ、ラスト1kmは15km/hに。脚がいつもより重くて快適さがなかった。庇うせいか左足がミシミシ痛くなってきた。何とかひどい痛みにはならずに終える。
ラン周回コースでダウン。

2017/9/27 [辰巳+夢陸]
夜中にトイレに起きたあと、ベッドに戻らずに居間の床で寝てしまうことが度々ある。なぜか、ベッドが嫌いなのだ。昨夜は居間にストレッチポールが転がっており、これに乗っかって1時間くらい寝てしまった。何がしたいんだろう自分は。

水曜TKD練。走れるかどうか判らんがその前に辰巳に行って考えよう。疲れているのか、辰巳駅を寝すごし新木場からアクセス。5分は無駄になった。たった5分だがこれが痛い。
結構混んでいて1コース5,6人いる。それでもスポセンと違って練習になるのは、それなりに泳げる人の集団だから。
いつもの100mプル×5本×3セット、1分45サークル。辰巳のビート板使用。
1セット目 1分22から始まり25秒以内に留める。だが2セット目が1本目1分24でいまいち。1分23~26でサボると遅くなる。3セット目は1分21くらいでぐっと上がった。やはり油断すると1分26に落ちる。混んできてサークルが一部守れず。15秒休んで6本目、TTのつもりで飛ばして1分21。
ビート板だったこともあり全体的に大分速くなってきた。インターバルが長く感じる。サークルをそろそろ縮めるべきだろう。
10分休憩に入り、練習は強制終了、ジャグジーへ。アキレス腱は温めると痛みが引くと期待したらその通りになった。走れるかも。

ランパンを忘れてきた。仕方なくスイムパンツのままランシャツ着て夢陸へジョグ移動。んー走ると痛い。
今日のお題は5000mTT+1000m、飛ばせばアキレス腱痛が消えるのを期待して。
アップなしでお題スタート。スルスルと抜け出した10m先のM浦さん、S森さんを見据えながら走る。僕の後ろに着いていたT橋さんが1kmでするっと前に出たので着いていく。T橋さんは本来コーチ並に速い人だが故障で抑えているのだろう。強烈なアキレス腱の痛みは1.5kmあたりで走りに支障ないレベルまで消えてきた。じっくり落ち着いてT橋さんを追いかける。
余裕のある走りのつもりだったが、3kmくらいからきつくなってくる。心肺が限界。心臓のポンピング機能が高かった昔はここで上限にはならないのでは、などと考える。
4kmあたりでT橋さんがどこぞの大きな集団を一気に追い越し、その瞬発力のない僕はついていけず離される。タレて下がってきたS森さんを次のターゲットにする。
心肺は限界でも脚にはまだ余力があり、ラスト400mで飛ばす。カール太りの河Yさん、M浦さん、そしてなぜかスピードを緩めたT橋さんも最後にパス。
5000mTT タイム不明。

1周ジョグし、およそ9分後に再び全員揃って1000mTT。Y村さん、T橋さんに続く三番手で積極的に行ってみる。T橋さんトラブル発生で離脱。1周はY村さんのペースにほぼ着けたが一気に苦しくなって2周目以降タレた。コーチがタイムを読み上げるなかフィニッシュ。
1000mTT 3分24

時計を止めたとたんにPolarが「電池切れ」と言ったままプツンと消えてしまった。おーい
そんなわけで5000のタイムがわからず。1kmまではすぐうしろにH田さんがついていて、キロ4と言ってた。T橋さんは3分50ペースだったそうなので、ラストスパート分を考えると19分10秒くらいかな。
ダウンジョグでまた痛くなってきたので適当なところでやめる。
それなりに痛むけど帰りの歩いた感じでは状態はわりといい気がする。 

後日追記。Polarに残っていたデータを確認できた。
5,000mTT
4:00 3:52 3:50 3:52 3:45 total 19:19 (P3:52) HR150/159
1000mTT
3:25 HR149/160

最初の1kmはホントにキロ4だったんだな。アキレス腱が気になってマトモに走れてないのは分かっていたがもっと速いつもりだった。
そして5kmのタイムもサバ読みすぎ。
かつて幸手桜マラソンで16kmをキロ3分51キロで走ったことを思うと、かなりショボくなったなあ。

2017/9/28 [あきらめない力、は時に無意味である]
昼間のアキレス腱の状態は昨日よりすっといい。なんでかな。やっぱり動かして治すのがいいみたい。
結構脚が疲れているので追い込まないローラー。
Euclideaというゲームにはまっているという話を以前書いたが、その後またしても全く解けない問題にぶち当たり、とうとう3ヶ月経っても解けず、同じ画面を見続けるのも飽きてきて次第に使わなくなってきた。昨日久しぶりに立ち上げてみると、いつのまにかバージョンアップしていてすでにクリアしたステージの中にも所々新しい問題が入り込んでいる。だが最も驚いたのは、全く解けないその問題がいつのまにか跡形もなく消えているということだった。今度こそバグでまさかの証拠隠滅? 悩み続けたわしの3ヶ月を返してくれー

2017/9/29 [富士登山競走結果送付]
富士登山競走の記録証や完走Tシャツが送られてきた。記録集は真っ赤な紙に黒で印刷され、黒い紙にしか見えずに困る人が一定数現れるだろう。自治体にUDの認識がないのは問題ありだ。
今回の完走Tシャツはなんだかなー。寝間着限定かなー。それとFinisherってでっかく入れるなと言いたい。Tシャツとは、粋である必要がある。俺っち完走しましたどーん!と自慢するのは全く粋ではない。ついでに言うとTriathlonってでっかく入れるTシャツもアホかと。サッカーのTシャツにSoccerってデカく入れるバカはいない。読み手がどう受け止めるかで考えずに、発信側が思惑だけを必死に込めたがる落とし穴。こういうセンスってパワポのプレゼン資料作りなどにも通ずるものがある。

記録証には各地点の通過順位も記されていた。
 馬返し通過  845位
 五合目通過  497位
 八合目通過  277位
 フィニッシュ  232位
つまり馬返しからゴールまでの間で613人抜いている(正確には、順位を上げている)。山道区間でこの人数は実感を遥かに上回り、正直意外だ。特に馬返し‐五合目間は9秒に一人の割合で追い越しており、シングルトラックも多い中これはかなりのストレスと無駄が生じていると想像できる。効率の悪いレースをしているのであり、改善すべきなのは疑いようがない。解決策は単純で、とにかく馬返しまでのタイムをできるかぎり縮めることにほかならない。まず、きちんとポテンシャルを発揮できるようなスタートのコンディション調整のありかたを考えるべきかなとは思う。

2017/9/30 [ズームフライで駒沢ペース走]
アキレス腱は痛くても何とか走りきれる。ペースが適切であれば。
と信じてTKD練@駒沢。ゲストにジュリーさんとKsyndさん初参加。
今日は12周ペース走。4分20と4分30のどっちのグループで行く?と訊かれて、迷わず4分20のほうで。割と涼しいので4分20で行けるはずだ。4分30は中途半端に余裕がありアキレス腱の痛みが消えないとの読み。
使用まだ3回目となる真新しいズームフライ履いてきた。これで長距離を走ったことがなくフルで使えるかどうかが試される。
というか最近長距離を走ってない。9月は月始めに30kmを走ったのみでほとんどが一桁距離だったので、1ヶ月後のフルに向けて明らかに地脚が未完成であり、今日の練習の位置づけは重要である。
S森さん、河Yさん、M浦さんの3名についていけたのは1周だけだった。目標ペース通りだった1周目をなぜか遅いと捉えたのか、2周目でガツンと上がり、早くも切れる。僕の1km通過が4分16なのに、先行する3名に加減する気配は見られずズンドコ離れていってしまう。前回の途中DNFの二の舞は避けたいのでマイペースを貫くことに。
アキレス腱は激痛の山は越えたが期待に反して6割くらい痛いまま。上りやコーナーで踏ん張れない。どうしても庇った走りは避けられず、次第に左脚や腰が痛くなってきて、完走の妨げにはむしろこちらのほうが不安材料だ。
走り出してしまえばズームフライの特異性は感じない。まあ不満なく走れているので自分には合っているのだろう。アキレス腱に悩まされない場面で早く試したい。
淡々とペースを守って周回を重ねる。このペースなら問題は感じないが微妙に速い3人にはついていけない。その差はどこにあるのか。
8周で終わり?のS森さんは終盤一人ペースを上げたのだろう、7周目でふと前方彼方に二人しか見えないことに気づく。その二人も8周目を最後にとうとう見えなくなった。彼らに粘って着いていくのは所詮無理だったであろう。
9周目に入り急に脚が終わりかけてきた。懸念していた地脚不足がいよいよ露呈してきた。しんどくなってくるとアキレス腱の痛みからは開放されてくるのが判る。
最終周は一気にしんどくなった。ハーフの手前で異変が生じるようではやはりフルを走りきるには課題が大きいことを感じつつ、無事12周終了。
駒沢公園12周 25.68km
9:17(P4:20)
9:16(P4:20)
9:12(P4:18)
9:12(P4:18) このあと給水
9:13(P4:18)
9:14(P4:19)
9:10(P4:17) このあと給水
9:12(P4:18)
9:09(P4:17)
9:13(P4:18) このあと給水
9:09(P4:17)
8:56(P4:10)
total 1:50:12(P4:18)

アキレス腱温存のためダウンジョグは見合わせる。この考え方は正しいのかな?
S森さんもズームフライを持っているとのことで、この靴の特徴を教わった。ソールが固くて折り曲がらないのだそうだ。なるほど、しかし言われるまで気がつかなかったとはなんて鈍感なのだろう。ソールの適度なしなりが大切、というランシューの常識を覆す論理だ。バイクシューズにも通ずる特徴からむりくり共通点を拾い出すと、足首から下は形を変えず複雑な動きはしないという点か。

帰宅後かつて無いほどの痛みに襲われている。やはりここまで長時間酷使したことはなかったからダメージ大きいか。

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