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2015/1/1 [今年の抱負] 新年、明けましておめでとうございます。 今年の目標は…? 東京マラソンでサブ3 富士登山競争山頂コース完走 洞爺湖でハワイスロット確保 以上の3本でぇーす(さざえさん風)。 これらはキリがいいから書いただけで、神奈川、横浜、新島、五島、TDO、大田原・・・まだ出るかどうかも判らないのもあるけど、それぞれのレースで細かく目標はある。共通することは、「万全の態勢でレースに臨めること」、「色々とチャレンジしてみること」かな。 今日はというと、完全無欠の寝正月。 2015/1/2 [距離では負けてる] 73になる母が、最近ウォーキングで足底が痛むと言うので、少しひかえたら?と返すと、すでにそうしてる、月間200kmを150kmに落とした、と言う。 ウソだろー150kmでも多すぎだと思うが。 そう言いながら、昼ごろ日課のウォーキングに出かけていった。 と思ったら、ケータイ忘れたと言ってすぐ戻ってきた。歩数計のログを取っているらしい。「これ忘れると、なんか損したって気分なんだよね」 マジか!そんな感覚でやってるとは益々驚いた。 でもなぜか痩せてはいない。ま、よく食べてアンダーカロリーになってない証拠なわけだから安心だけどね。 そういう自分は床暖でゴロゴロ。 夕方体重計に乗ると、前回計測(31日夜)との差が+3sと出た。 ありえなーい。 夜、自責の念に駆られてジョギングロードを走る。冷蔵庫のような寒さ。 肥えた割には重さを感じない。不思議と足は軽い。しかし内臓がタプタプして苦しい。 マイ周回コースを2周。2周目途中から、どういうわけか30q走の翌日のように足が終わってきた。まだ一桁台なのだが。 結構しんどくなって終わった。 5.45q×2 25:58 (P4:46) 24:15 (P4:27) 2015/1/3 [海風ラン] 昼ごろカントクが実家に遊びに来た。 駅伝を見終わった後、近所を走る。カントクと浦安を走るのは半年ぶり。つまり前回はうだるような暑さだった。 今日もしんしんと寒い。昨日も走ったマイジョギングコースを少し複雑にして1周の距離を伸ばした。 1周目は北風の追い風で始まったが、すぐに風向きがガラリと変わり、トータルでは少し得?した。 相変わらず膨れた腹が苦しい。ゲッフ。 2周目からマイペースで走る。下半身の動きは悪くない。駅伝によるイメトレが効いているんだろうか。風が結構強くて向かい風はしんどいうえに体温を奪われて寒い。 公園ではたくさんの凧が舞っていた。この風なら飛ばすのも楽しいだろう。正月は風が強いほど魅惑的、と子供の頃は思っていたが、今じゃありえん。 3周目は腹がだいぶこなれてきたが、結構疲労感も強い。心拍が上がらないせいかしんどい。 カントクと擦れ違うまで4周目を逆走する。そこからゆっくりジョグ、かとおもいきやカントクがラストスパート。徐々にペースが上がり、最速でキロ4分10付近まで。この残りの2.7km分は、一人で逆走した区間よりも二人で走ったほうが速かった。やるなカントク。 浦安公園5.6km×3周 31:55(P5:42)HR112/125 24:23(P4:23)HR137/145 23:44(P4:14)HR140/144 2015/1/4 [初詣ラン] 初詣を兼ねてジョグ。数枚の年賀状を持ってポスト経由で本門寺へ。4日目で程よい賑わいだった。天気も良く気持ちがいいね。 そのまま表参道を池上駅まで走り、久しぶりにミスドのドーナツを買って帰る。 短い距離だったが、意外と疲れた。 ランの前中後で3回トイレに行った。正月に取り込み過ぎた分が排出されつつある。 夕方、ローラーに乗り始めたところ何とも気分がすぐれないのですぐやめてしまった。 2015/1/5 [初仕事] 新年初出社は通勤ランで。 会社は冷え切っていて寒かった。 今日がエントリー締切日の横浜トラ、夜ぎりぎりで申し込んでみる。新島と週続きになるので大変だが、まあ遊び感覚で。また当たらない気もするし。 2015/1/7 [水曜ポイント練] このところ寒い日が続く。 通勤ランやローラーでとりあえず練習を繋いでいる。 そんなわけでポイント練の日はしっかり。昨日カントクが頑張ったというので僕も頑張る。水曜日はプールが事実上使えないことがわかってきたのでランに専念、と思うと益々きっちりやらねば。 だが、いざとなるとスタートの踏ん切りがつかず15分歩く。 14.1km/hから始めて1km毎に0.1km/h上げていく。最後は15.5km/hになった。 半分辺りが精神的にもっとも辛かった。まだ半分かよ!って感じ。今日はiPod忘れてきちゃったし。 ガッテンも新型無呼吸症候群とかであまり自分とは関係ないし(ほんとに関係ないか?) 最後のほうでようやくハーフの目標ペース。やっぱトレッドミルって逃げ場がない分、辛いゾーンは実走より辛い気がする。まあでも無事走りきれてよかった。ふくらはぎにヤバい予感、も今日は全く無い。 ウォーキングのあと2kmのダウンジョグ入れた。 早速筋肉痛。 2015/1/9 [ジャグジーで癒されず] 疲れ溜まってきた。 自宅へ直行、と思ったけど、帰るのもかったるくて、ジャグジー浸かっていこう、とスポクラへ。 せっかくなので一応走っとくか。13km/hで無理なく。 走ってみるとそんなに疲労感はない。傾斜つけてウォークもしてみた。 でも今日の目的はジャグジー。その前にスイムでもやっとくか。 四十肩に悩みつつ、100m単位で5本。ノルマ消化的な、やっとやりましたって感じ。 ジャグジー入ったらタイミング悪くおばさん集団がぞろぞろ入ってきて足を踏んでもお構いなしで、すっかりとり囲まれたのでそそくさと出てきた。 なんでおばさんって、こうなんだろ。 2015/1/10 [駒沢まめきち練] まめきち。の練習会@駒沢に参加させてもらう。 この練習会はレベルも意識も高いので刺激になる。 心拍センサーを探して家を出るのが遅くなり、またしてもアップ時間がない。 1分程度往復ダッシュしておく。マジ走りが予想されたのでウェアはタンクトップにアームカバー。比較的暖かいので問題ないだろう。 明日がレース(タニマリ)という人が多い今日はキロ3分55より遅い集団はキロ4分45とのことなので、一人でペースを作るしかない。9時38分スタート。4人のキロ3分55集団(1周8分20想定)にはSHUさんと今井さんがいて、可能ならついていこうと思ったが最初から引き離される。アップもろくにしてないので無理が効かないし、水を得た魚のようにSHUさんがほいほーい!とペースを作っている様子なので早々に諦めた。 初っ端から1周8分台を出すのがそもそも結構大変。オーバーペースで一気に限界になりゾンビにならないよう、それでいて遅くなり過ぎないよう、慎重に。レースの緊張感を思い出して走ったら軌道に乗り始めた。 朝飯を食い過ぎたか、チリコンカンが時折逆流してきて苦しい。4周目付近で横っ腹が痛くなりかけたが、程なくして消えてくれた。 とりあえず今日のお題は7周だったが、時間が余ることが判っていたので9周する。8周目以降、上りでへばってスピードが落ちた。 ラスト140mでスパートしかけたら右ハムストにピキッと稲妻が走ったので慌ててスローダウン。大丈夫だったかな?? 駒沢公園 2.14km×9周 心拍データなし 8:38(P4:02) 8:35(P4:01) 8:36(P4:01) 8:37(P4:02) 8:33(P4:00) 8:26(P3:56) 8:28(P3:57) 8:29(P3:58) 8:24(P3:56) total 1:16:45 ave8:32(P3:59) 駒沢練での最速アベレージとなった。レースならあと1周は同じペースを維持できるだろうから、ハーフでキロ4はほぼ現実レベルとなったか。ダメージもさほどではないし、いい内容だったと思う。ただ、ここからキロ5秒短縮は相当壁が厚いことも感じた。 後で聞いたらトップ集団は途中から今井さんがずんどこ上げたらしい。三味線プレーヤなんだからまったく。最終ラップは7分45(キロ3分37)とのこと。7分台はまだ出せる気がしないな。 コーチによれば、1周8分(P3:44)ペースで14周(30km)できたら本番で2:40切れる、との事。 異次元過ぎて参考にならない。 2015/1/11 [新年初お袖練] 久々にキリオ君も加わってのお袖練。偶然にも昨日とほぼ同じ9時37分百目木スタート。 ヒルクライムに関心があるらしいね、ってことにして鹿野山を目指す。カントクもひきつれ3人のペースで。天気が穏やかで走りやすい。ちょっと寄り道なんかしたりしてサイクリングを楽しむ。 鹿野山TTは銘々のペースで。少し遅れてスタートしたが、キリオ君のペースが予想以上に見えたので「ちょっと速すぎなんじゃないの?」と声をかけてパス。 だが、杞憂だったらしい。タレずにきっちり上ってきた。17分42とのことで結構速い。 鹿野山TT best=13:57 15:06 HR143/150 割といいタイム出たけどここまでイージーで来たから当たり前か。 マザー牧場から下りてファミマで休憩。 その後カントクが県88を往復するというので、自分らが先に帰るわけにはいかない、ってことで県88のピークまで往復。カントクとは別れキリオ君を引く。最初は「後ろに付くって、なんかズルしているみたいですね」との感想が漏れたので、これはラクに走れることを実感できている証拠と思いやや負荷も高めたところ、オーバーペースだったか、R465に入ってからキリオ君バテてしまった。鹿野山TT粟倉ルートは諦めてデポ地へ。 再び3人が集まったので、最後は恒例の鬼引き錬。追い風で45km/hくらいが簡単に出るが、その分カントクには辛かったみたい。 デポ地に戻るころにはかなり風が強くなっていた。穏やかな時間帯で走り出せてよかった。 全体的にはイージーペースだったが部分的にスプリントかましたら意外と効いたかも。 キリオ君が利用しているStravaというクラウドサービスを覗いてみたら、今日走ったルートの中に、ユーザによってTT区分されているところが数箇所あった。鹿野山TTもそのひとつで、自分で測らずともそこを走ったことによって自動的に区間ラップがデータとして残り、ご丁寧にランキングまで出る。驚いたなー。 最も速い人で11分58秒という記録があった。プロクラスだな。 2015/1/12 [贅沢オフ] 自分としては珍しく10日も練習が続いたのでオフ。休日にオフってもったいないかと思ったけど、そもそも休日とは何のため?って思ったらぜんぜんアリじゃんって気になってきた。 それに、昨日の練習の影響が結構大きい。中でも、ほんの少しの時間でも限界でもがいたのが効いた気がする。逆に普段の淡々強めの走り方ではやろうと思わないメニューだ。これはこれでアリだなという気がする。Tabata練に似ているのかもしれない。 ジョグもローラーもなしで、近所のスーパーへの散歩に留めた。 夜は、カントクが伊勢丹で仕入れてきた食材をソテーに。正月に実家でちょっと贅沢な物食べて気づいたけど、デパートの食品って「確実に美味いきちんとしたもの」なんだなってこと。スーパーで馴染みの野菜でも魚でも、中身は同じじゃない。ただ高いんじゃなくて品質保証されている。 気づくの遅すぎ? モノがいいから、シンプルに塩で焼いただけで美味しい。 たまのこういう贅沢は妙な罪悪感もなくていいな。 2015/1/14 [上り練 春菊添え] 水曜ポイント練の日…だけど、いざトレッドミルで歩き出すとヤル気も今一つだし、昨日の通勤ランでもハムストがピキッとヤバい感じだったので、とりあえず13.1km/hから始めてみる。が、チョーしんどい。全く粘る気もなくすぐさま12km/hまで落としてもまだしんどい。あかんわ。職場で帰りがけにキットカットの塊を食ったのが良くなかったんだ、キット。10km/hまで落として、ようやく落ち着く。目の前のガッテンに集中することにする。 今日は春菊の話。実はあんまり好きになれない野菜だったけど、鍋で見せるくたくたな成れの果てに嫌悪感があったんだな。明日生協から届くことになっているのでさっそく食べたくなった。葉っぱはほとんど火を通さずに食べるのがポイントってとこか。 3kmほどしたらすこし落ち着いたので、スピードを上げる代わりに傾斜を6%にしてみた。今日はこれが似合っている感じ。 5km続けた。獲得標高300m。 2015/1/15 [辰巳練ベイマックス編] フライング気味にカイシャを退けて、辰巳へ。休憩前に400m、7時からは100mを5本ずつ4セット。 100mプル×5 1分45サークル。 最初のセットは1分26〜27あたりが出たが、2セット目途中から1分半、3、4セット目は最長1分34まで落ちた。筋肉がない。左の四十肩はずっと痛い。 まだまだだ。 豊洲ららぽーとへ行って「ベイマックス」を見る。今日の本命はこちら。 NHKでPixarの制作現場を紹介する特集番組を見たのがきっかけだ。この映画は主人公がまず日本人という変わった設定であり、多くの日本文化が肯定的に表現されている。これは日本人がぜひとも見るべき映画としてNHKも贔屓目に紹介したんではないかと思った。 話題作かと思っていたが、お客の数は10数名と相変わらず衰退産業だな映画館って。 上映開始から最後まで、同じ姿勢で見てた。シートがスグレモノってことじゃなく、それくらい目が離せない。 しかし、鳥肌が立つ場面がほとんどなかったのは正直ちょっと期待外れ。鳥肌現象は必ずしも迫力ある映像とは関係ないことが判る。 悪く言えば、盛り込みすぎ。これでもかこれでもか攻撃〜。 涙が出るほど笑ったシーンは、バッテリー切れになったベイマックス。酔っ払いおやじがモチーフなんだが、これって世界共通なんだろうか。 それと、剣道着風モビルスーツを着たベイマックスの小走り。体型にジャストフィットさせると、そうなるよなあって走り方が愛らしくて最高、これぞケアロボットの真骨頂。ロケットエンジンでスマートに飛び回るよりこちらの姿をずっと見ていたい。 ディティールの表現は凄くいい、至る所アイデアで詰まっている。NHKが紹介していた、ベイマックスが主人公を抱きしめるわずか数秒のシーン、幾度となく修正が繰り返され苦悩する現場の姿を伝えていたが、実際見てみるとそのシーンはさらりと通り過ぎ、特別に印象に残るシーンって程でもない。 逆にそれが、いかにあらゆるシーンで妥協のない作り込みが行われているかを予想させ恐ろしさすら感じるのだが、そういった映像クオリティの高さゆえ、全体のストーリーの凡庸さ、流れのお約束感が殊更残念に感じる。 表現技法が行き着くところまで来て、改めて思うのは、最も大切なのはやっぱりストーリーってことだな。 2015/1/17 [25km走@駒沢公園] またまたまめきち。練@駒沢公園。明日の千葉マリンや来週の大阪国際女子のため調整ランの人が多い一方、東京狙いの人は12周25kmで、との事。 先週は19km強をキロ4弱で走った。30km走のセオリーはレースペースより15秒程度遅い。25km走はどのくらいで走ったらいいだろう。きっちりレースペース(サブ3)が頃合いという気もする。 そんなわけで、キロ4分10狙いで5周走るというまめきち。にまずはついていく。8周予定のKさん(女性)含む3名集団でスタート。 Kさんは最初の3周はまめきち。に合わせるとのことだったが、こういった事前の宣告は総じて遅めに見積られていることをそろそろ学習すべきだ。2周目から一気にペースが上がった。前半ペースが速いのはまめきち。と同じで、ここの練習会の芸風なのだろうと解釈して離脱。後半の上りで追いついたが、3周目に入るとさらにペースアップ。すでに予定ペースをオーバーしているのに、キロ4は確実に切るこの勢いで25kmは走れない。 4周目は100m先に見えるKさんを性懲りもなく追う意識が働き、ラップが上がりすぎた。6周目に入るとKさんは残り2周ってことでギアを入れ替えたのが遠くからでも確認できた。あっという間に姿を消す。 ちなみに、アラフォーKさんは2時間53分の持ちタイム(去年の横浜)、つい最近まで練習はトレッドミル上のみ、コーチに出会って初めて地上へ降臨なすった(笑)という異色な才を持った方だ。 6周を終え、すでに結構疲れてきていた僕は、まだようやく半分かよ、と気持ちが萎える。 しかし、一旦上がったペースを下げたくもない。省エネ走りを殊更意識、追い風の下りでは身体を休め、後半の向かい風上りではキバらずヘタらず一歩一歩力が逃げないように、と考える。Takumi Renの靴ひもの締め具合が甘かったことが気になって仕方がないが今更遅い。 時折右や左のふくらはぎに怪しげな兆候が現れては消える、を繰り返す。試されているような気分だ。 9周目あたりから風の強さが気になりだした。上りのスピードも落ちていることだろう。トータルでは何とか帳尻を合わせられている。 10周を終えたところで初めて給水。調子を崩したくないし、全然飲みたくならないのでほったらかしだった。 一時は無理だと思ったが何とか12周ペースをキープできた。終盤の崩れ方が穏やかだったことがいい意味で計算外。しかしスタミナがついたと実感できるには至っておらず、相変わらず不安が残る。 まめきち。がいつもやっているように、ダウンジョグ。とりあえず1周したが、あと1周で30km、と思ったらついでにやっとくか、って感じで。 駒沢公園 2.14km×12周+2周 1 9:00 (P4:12) HR133/141 2 8:50 (P4:08) HR141/146 3 8:50 (P4:08) HR143/145 4 8:40 (P4:03) HR144/147 5 8:45 (P4:05) HR145/147 6 8:46 (P4:06) HR145/147 7 8:49 (P4:07) HR145/148 8 8:47 (P4:06) HR144/147 9 8:50 (P4:08) HR145/147 10 8:46 (P4:06) HR146/149 11 8:46 (P4:06) HR147/150 給水含む 12 8:39 (P4:02) HR148/152 給水ストップ数秒 13 10:13 (P4:46) HR134/150 14 9:55 (P4:38) HR138/142 30km total 2:05:35 (P4:11) HR142/152 1658kcal 25km走というのはあまりやらないので、この距離ではたぶん自己ベスト(25.68km 1:45:27 P4:07)のはずだが、何気に30km走でもベストが出ているのには驚いた。 ただ、残りあと17kmもこのペースを維持することがナンセンスであることに変わりはない。レースでどんなに調子が良くてもこのペースを超えてはならないとも思った。その点では大田原はやはり無謀だったし、あのコースでサブ3はいずれにせよ無理だったってことだろう。 無事走りきれたし、いい練習ができた。コーチ、それにみなさん、まめきち。ありがとう。 駅前の高コスパイタリアンでのんびり昼食。帰る頃には暴風になっていた。いいタイミングで練習ができ、強烈な北風に押されながら楽に帰れ、 ダブルで得した気分。 2015/1/18 [漬物観] お袖練行く日だけど、カントクが飲み会からタクシーで午前様だったため流れ的に中止。気温は低いし風も強いと脅されているし昨日の疲れは当然あるだろうしで、日和ったというのが正直なところ。 日が高く暖かいうちにと、午後2時過ぎカントクと近所を走りに出る。風は特に感じないな。昼飯のトマトパスタがまだ胃袋にそのまま残った状態でぐるぢい。ぐるぢすぎ。カントクも同じものを同じ量食べているんだが? キロ6くらいでトロトロ走るも、一向に腹がこなれない。これは本当に満腹状態の苦しさなのか、昨日の疲労がコッテリ残っているせいなのか、なんだかよく判らないまま1時間経過。 辛かった。 漬物ってごはんがすすむオカズか? と問いかけたスレを2chまとめサイトで見つけたんだが、それに対する返答がどれ一つとも僕の漬物観と一致しないので驚いている。 ひたすら、ごはんと漬物の一対一で捉える意見しか出てこないのだ。 漬物とは、メインディッシュにとってのいわば触媒みたいな存在であり、単純にごはんがすすむオカズか?との問いには正確にはNoだ。かつ丼に添えられた沢庵や、うな重の奈良漬こそ、面目躍如であることは言うまでもないだろう。当たり前すぎるつまらない反論ですみません。 しかし残念なことに、漬物って平気で残す奴が昔からホントに多い。ばらんなどと同じ役割と思っている節すらある。日本人のくせして存在意義を全く理解しようともしない奴が多すぎるのは悲しいことだよ。 2015/1/19 [新島↑ 横浜↓] 昨夜がカレーだったせいなのか、今朝の体重が怪獣に。 通勤ランでは、飛ばす。帰りも飛ばす。 しかし27分もかかった。踏切と信号にひっかかった分を引いても26分。 おせえなあ。 昼、職場で飯食いながら新島トラのエントリー完了。今年は忘れなかったよ。 あまりにあっさり出来たもんだから、クリック合戦は穏やかだったのかと思っていたら、1時間ほどで締め切ったらしい。 帰宅して、横浜トラ落選のメール。2年連続だぜ。普段から横浜にもアスロニアにもケチばっかつけてるから、ブラックリストに載せられていても不思議ではない。でも来年も申し込んでやるから待ってろよ! 2015/1/20 [双子かも?] 通勤ラン。途中の御嶽山駅前の踏切にひっかかり止まっていると、向かいにどう見ても大竹まことにしか見えない爺さんチャリダーに遭遇。帽子で覆ったヘルメットをかぶり、ハンドルには風防がついている。自転車はMTB。不躾にじろじろ見てしまったが目線は微動だにしない。見られ慣れしている! どこへ向かっていたのだろう? というか、自転車になど乗るだろうか? 2015/1/22 [辰巳3000] 昨日はシゴトに追われて不本意なオフ。 今日は雨模様な上にスポクラ休館日、オフが続きそうでやばい。 田町で打ち合わせしたついでに辰巳へ。 6時過ぎには入れたが、割と混んでいる。 最近中学生スイマーが集団でコースを占有することが多いな。 しかもメニューが顰蹙すぎる。50mプールで50mドリルとかするなよ。 いつもの100mプル×5本を数セット。1分45サークル。泳ぎを思い出してきた3セット目の頭で1分25が出た。1700mで10分休憩タイムに入る。腕はまだ干上がっていない。 4セット目以降は混んできてサークルが狂いセット練は崩壊。 今日は1分25が4本出た。いずれもレスト直後。 遅くとも1分30にとどめた。先週からみたら大分いい。 平均1分28程度。この調子で上げていこう。 2015/1/23 [また不本意オフ] 身体が軽く、階段も前向きな気持ちで上れる。1段飛ばしはあまり呼吸が乱れなくなってきた。 今夜はいい練習ができそうだ、と期待していたが、夕方からイレギュラーな会議が入り田町へ。 4時半から9時過ぎまでぶっ通しで疲れた。 狭い会議室に野郎どもが13人。酸欠で倒れそうだ。ふと、中国人はいても女性は一人もいないこの男社会が極めて不自然に思えてきた。物事が男だけで決められていってホントに大丈夫か? 会議前半は自分に関係がなく、練習時間が刻々と削られていくことに苛立ちを覚えたが、僕よりも遥かに多忙なここの連中は毎晩11時くらいまで討議は当たり前らしいので、我慢すべきは自分。 ニッポン人の働き方が一向に改善されないわけだよ。 ようやく発言できる段になった。クライアントの要求に応える最も的確かつスマートな解決法ってこういうことなのでは、と一部の仕様の見直しを提言すると、技術者たちは途端に渋い顔になった。この仕様は従来に倣って決めたことだからとか、企画書を書き換えるのは膨大な手間がかかるからとか、理由にならない理由で堂々反論してくる。逆に言えばその仕様には論理的根拠がないことが次第に見えてきた。リスクは避けたがる人たちなのに、その弱点は看過しても平気でいられる神経が僕には理解できない。 「なぜ日本の企業はジョブスを超えられないか」で挙げられそうな悪い見本そのまんまじゃないか。 でも彼らが怠け者じゃないってことはよく判っている。 病巣は根深いのだ。 帰る頃には気温がかなり下がり、風も強くて凍え死にそうだ。練習はもうできないのでジテツウでTabata練。多少は意味があっただろうか? 2015/1/24 [ひさびさ本門寺LT練] 「オリーブ」の語源の話。 分解するとオ+リーブから成り立っており、オは日本語の「おっ!」に近い驚きの意、リーブはリーフの複数形。つまり直訳すると、おっ!葉っぱだ、という意味になる。 超納得したんだが今朝の夢の話でごめん。 日がな一日なんとなくどんよりしていた。天気もそうだけど何より自分が。部屋掃除したり本読んだりしていたけど、6割はうたた寝だったな。 夜6時、重い腰を上げて走りに出る。こんな状態で走るのは調子が出ないに決まっている、と思ったがアプローチ区間の感触は意外と悪くない。ランは4日ぶりとなるし。 では超久しぶりに本門寺アップダウンコースでLT練ってことにしよう。5kmコースを2周、1周目はそこそこ速く、2周目を全力で走るのがお約束セット練。2周で40分を切るのが最大目標だが、今のところ40分39秒がベスト。このコースは攻略が難しく、なかなか思ったようなタイムが出ないが、最近は調子を上げているので一気にベストがでるかもしれない、というスケベ心を抱きつつ、周回コース突入。 そこそこ速く、のそこそこがどんくらいなのかつかめないまま、2km付近の急な下りコーナーで左太ももに強い負荷がかかってちょい痛める。大したことは無いかと思ったが4km手前で痛くなってスローダウン。一旦停止して様子を見て再び走り出す。 そんなわけでややインターバルが入ってしまった。いずれにせよ1周目は飛ばし過ぎて2周目は気が重い。下りは慎重に。4kmの階段では喉の奥が甘くなる。久しぶりだなこの感触。心肺はとにかく限界。 本門寺5km bestlap=19:34(2011/4/3) 4:20 4:04 4:10 4:31 4:07 total 21:12(P4:14) HR139/151 4:15 4:11 4:05 4:21 3:55 total 20:47(P4:09) HR145/155 2周合計41:59(P4:12) ベスト更新はならないとしても割といいタイム出たんじゃないかと思っていたが…。全然及ばず。まず20分切れないようではお話にならない。ただ、4年前にもっと速く走っていることは間違いないのだし、そのレベルまで戻すだけの伸び代はあるはず、と思えばそう悲観的になることもない。 3、4年前は167bpmあたりまで行っていたのに今日は155bpm止まり。いくら歳食ったとは言え低すぎる。やっぱりアップ不足は否めないな。 調べたらこのコース最近全然走ってない。きつ過ぎるのでどうしても敬遠してしまうが、新島や富士山対策にはうってつけだし、タイプの違う練習ができてやはりいいはずだ。もっと取り込もう。 帰宅後すぐリュック背負ってOKへ。コンニャクが欲しいだけだったがお菓子やらなんやら大量に買ってしまった。 2015/1/25 [LT練翌日はNG] 2週間ぶりのバイク練。 アカデミアパークから10時スタート。 追い風基調だが32km/h巡航がせいぜい。乗りが悪い。 まずは鹿野山TT。予想に反してしんどい。腑抜けで力が入らず、明らかに遅い。どういうわけだ? 昨日のLT練が影響しているのか。そういえば以前もLT練翌日のバイクがダメだった。距離は短くても高負荷が影響するみたいだ。 一時13km/hまで落ちる。こりゃダメだ。 鹿野山TT Best=13:57 16:13 HR142/147 17分台も当然かと思ったが意外と悪くなかった。 マザー牧場側から下りて、県88を行く。カントクにそろそろ追いつくはずなのに全く姿が見えない。おかしい。カントク今日も日和ったか? アカデミアナッツリターンだけはナシよって言ってたのに。 県88ピークで補給食もぐもぐ食べてるカントク発見。マジかよはえーな。 しいたけ村を目指す。今日は頑張れないと知ったので、途中でやる気が落ちないよう普段と逆の時計回りで。28分台が出れば良しとしよう。 しいたけ村周回 31:05 HR121/145 マジかよワースト記録更新かも。逆回りは遅くなる、と思いたい。 しいたけ村ですでにハンガーノック気味だったので立ち止まって補給。 しかし、もみじロードで超絶やる気出ない。 R465ではすっかりサイクリング状態。アタマは暇なせいか、仕事のことを思い出してはむかっ腹立っていたらいつのまにか時間が過ぎてた。 へろへろとゴール。 今日は全くダメダメだった。 2015/1/26 [通勤号に愛を] 訳あってジテツウ。 この頃、ちょっと踏み込むだけで歯飛びが激しく、チェーンの伸びやギアの擦り切れは限界にきている。 工具箱をごそごそ探したら古いスプロケが出てきた。まだこちらの方がマシってことで交換。フロントは、Rotorに換装したことで眠っていた78系のチェーンリングをはめる。通勤号は77系の9sなのだが、10sのほうが薄いんだし、2枚だけだから問題は起きにくいだろうと期待。とりあえず装着はできた。 ところがいざ走り出すと、壊れたエンジンのように踏めば踏むほどガリガリと酷い音が出る。 鼻の裏側がもやもやして風邪予備軍って感じなのでオフ。疲労感も激しい。バイオリズムが下り坂って感じだ。 帰宅後、チェーンリングを元に戻し、9sのCN-7701をポチする。デュラ奢る必要もないんだが。 東京マラソンの最終案内が多量のチラシとともに届く。 新宿のスタート会場に関するテロ対策が恐ろしく厳しい。金属探知機などのあるゲートはゼッケン別に決められていて、駅出口からのルートまで細かく指示されている。おそらく渋滞の列ができるのだろう。持ち込み可能な手荷物は飛行機より厳しい。飲み物は未開封で200ccまで。驚いたのは傘がNG。折り畳みもダメ。雨の日はどうやって行けばいいんだ? はさみはもちろんダメなのでキネシオテープなどは切っていかないと。 2015/1/27 [そろそろ不調サイクル] 今日もジテツウ。程度は減ったがガリガリ音が消えない。おかしいな。音鳴りの発生源はスプロケだったのか? いずれにせよチェーン交換が急務だ。 なんだか今宵はやる気がセンベロ。日和るかスポクラ行くか、非常階段をとぼとぼ下りながら悩む。結局やる気は出ないままスポクラへ。ロッカールームでふと、両脚がワナワナしているのに気付く。あれ?なんで?階段下りはもうとっくに慣れたはずなのに。 普段、階段トレでは重力に任せて勢いよく駆け下りている。今日は珍しく一歩一歩ゆっくり下った。このほうが実は太ももには効いていたということか。 久しぶりのトレッドミル。とりあえず13.1km/hで。土曜日のLT練でグギッとやっちまった左太ももがまだピキピキ痛い。怠いのかタルいのか、スピードを上げる気になれずそのまま7kmくらい走った後、さっさと終わらせたくなって14.1→15→16km/hと上げた。やはり疲労感は抜けておらず、無理やり脚を前へ運んだって感じ。 2015/1/28 [寒波再来] 通勤ラン。寒いな。風も強いし。それ以上に、怠い。 左太ももが相変わらず痛い。力の入れる方向次第でピキッと痛む。今週末のハーフまでに治るかな。 帰りはもっと寒い。スポクラも寄らず帰る。どうやら適応期ってことで、無理しない。 吹きっ晒しの丸子橋しんどい。空気が冷たすぎるのでネックウォーマーで鼻を覆う。ゆっくりなのにしんどくてダメだこりゃ。 2015/1/29 [チェーン新調] デュラのチェーンはポストに届いてた。 結構手こずったがチェーン交換完了。それと、おそらく20年近く職場デスクのオブジェとして静かに過ごしていた74系デュラの42Tチェーンリングをインナーに嵌める。確かこれはKestrel完成後早々とスギノの38Tに替えて役割を失っていたもの。まあでも調べたら77系に78系チェーンリングを嵌めるのもOKらしいので(先日の不調はやはりチェーンのせいか)、8sのこの42Tは再びお蔵入りだろう。とにかく、表面が剥がれまくってケロイド状の77系チェーンリングだけは棄てたい。 で、早速ジテツウ。うぉ〜滑らかで静かだ。変速もスパスパ決まるし思いっきり踏み込んでもギア飛びの不安はもうない。古い自転車なんだしって思って諦めていたところもあったが、チェーンひとつでこんなにも見違えるとは。早く手を打つべきだったな。 2015/1/30 [この時期の風物詩] この辺りで雪が降るのは今年初。ボタ雪で積もりそうにはない。 通勤ランは西大井まで3km。そこから電車コース。 下りはさすがにちょっと怖いが、やはり雪道は走るほうが安心。 電車内での発汗を抑えるべくホームで上着を脱ぐ。くっそ寒い日に一人Tシャツになり身体から湯気が立ち上る変な奴。 週末ハーフマラソンなので、スポクラではピリッと短めに。 14.1→15.3→16.5km/hで2kmずつ6km走ろうと決める。 痛めた左太ももが相変わらずピキッと痛む。気にならなくなるまでしばらくかかる。 15.3km/hはハーフの目標ペース。脚の動きとしては無理は感じないが、心肺的に厳しい。とかなんとか考えながら走っていると、ふと左ふくらはぎに違和感…。 あーヤバいと思って念のためスピードを落とすと、一気に痛みが増幅。 あれー? ホントにヤバいのか。ヤバいかも。 消化不良でもあるのでスイムは必須。 空いてたので意図通り泳げた。100プル×5×2 1分45サークル 2セット目のほうが速かった。1分28〜26の間。概ね27 水は温くて腰がなく、姿勢が安定せずに泳ぎにくい。この時期としてタイムは悪くなかったが泳ぎは崩れた。辰巳で出せる1分25が出ないのもそのせいか。 イオンのチョコボールが恋しくなってダイエーに寄ってく。 帰宅ランは一応何とか走れたけど、家に帰ってしばらくたつと痛みがどんどん膨れ上がってきた。 マジやべーな。けど避けようがない。宿命だなこりゃ。 2015/1/31 [洗車練] 朝、ゴミ出しで外を歩くと、左ふくらはぎ最悪って感じ。 明日の神奈川ハーフはどう考えても狙えない。どうもこの大会とは相性が悪い。 明朝の調子を見て、どのくらいで走るか決めよう。ほぼ問題なさそうと感じれば、フルのシミュレーション練にしようかと思う。ハーフで止めるサブ3ペースランナーになったつもりで。もしそれもヤバそうだったら、カントクのペーサー。キロ4分44で走り100分切りを狙う。 今日は大人しく練習なし。今月のオフは6日間と、異例の少なさだった。しかし月間練習時間は31.5hと、平凡以下に終わる。継続することが必ずしも頑張ったことにはならない。さらに、疲れを翌日に持ちこさない負荷でやっていることが多いので質も高くない。 せめてものウンドーとして、洗車したあと数年ぶりにワックス掛けた。クルマのエンブレムがあっさりパリッと剥がれてしまった。お前も老けたなあ。 2015/2/1 [神奈川ハーフマラソン] 朝は件のGさんが殺害されたニュース一色。 いい方向へ向かっていたように見えたんだが、予兆もなく事態は急変したという印象だ。思うんだが、Gさんの命運を分けたのは、彼のプロフィールをネットに晒した2chだったんじゃないか。赤坂の高級マンション暮らし、結婚3度目、横領疑惑、デリヘル経営、思想家の母親…。「人道支援」とは似つかわしくないキーワードが並ぶ。信憑性はともかく、これらの情報がかの地に伝わらないと誰が言えよう? 週刊誌ネタで終わっていれば拡散することもなかったと思うが。イスラム原理主義者にはどう映るか、想像に難くない。 そもそも交渉のカードの対象外と判断された気がする。 9時自宅出発、西大井駅から磯子へ。空気は澄みきって、富士山がすぐそこに見える雲一つない天気。心配された風もさほどなさそうだ。駅でシンさんと合流し、受付会場へ。 手荷物預かりやトイレが長蛇の列で、予想外の時間がかかったものの、スタートには何とか間に合いそうだ。走る恰好に着替えると同時に気持ちが切り替わりアドレナリンが出始めたようで、少しだけアップして流しを入れてみた感じでは、ふくらはぎ肉離れの違和感は引っ込んでいる。これならとりあえず普通にスタートを切れそうだ。 一昨日トレッドミルでまさかの肉離れ。幸い一線を超える手前で止めたけど、昨日は歩くのもままならない痛さ。種火は間違いなく仕込まれ、一瞬にして致命的レベルへ行く準備ができてしまった。 30秒前にスタートエリアに潜り込んだ。Aゼッケンを貰っているとはいえ、3ケタ以下の学生達と同じではまずい。後方へ移動する。緊張する余裕もなくスタートが切られた。 11:30 a.m. ハーフの部スタート 本日の目標。カントクのペーサーに徹することも考えていたが、何とか走れそうなので、サブ3ペースでフルのシミュレーションをする、という方針に決定。初っ端は抜かされる展開。 肉離れ厳禁なのでペースは厳守。一昨日はハーフ目標ペース(キロ3分52)で肉離れを起こしてしまったので、少なくともこのスピードは厳禁だ。とは言え、どうしても周りの流れに影響されて速く走ってしまう、気がする。追い風だし。すぐにフルマラソンではありえないしんどさになってきた。シミュレーションから早くも逸脱している。いかんなーと思いつつ、3km経過を見ると12分27秒。平均キロ4分9秒で、全然飛ばしたことになってない。ほぼ予定通りじゃないか。これにはガッカリした(いや、正しいペースでいいんだけど)。もし故障のリスクが無く目標ペースを維持して走っていたら、どんだけしんどかったことだろう。後方スタートのシンさんにはすでに2km付近で追い越されている。 サブ3ペースを続けていれば、きっとそのうち根付いてきて楽になる。そうでなきゃオカシイ。と信じてペースを維持。 工業地帯を折り返し、再びスタート地点に戻ってきた頃には多少身体が順応してきたものの、相変わらずしんどさはある。加えて、身体の芯にコッテリ居残る疲労感に気づき始めた。まるで昨日も激しい練習をしたかのようで、しんどいのも無理はない。今回のハーフのために何ら調整するつもりはなかったが、この1週間は結果的に適度なテーパリングとなったので、この疲労感には原因が見当たらない。先週から適応期に入った感じがしたのでその延長であれば合点がいく。そうであってほしい。 先頭とは何度かすれ違い、トップレベルの力走を間近で見ることができる。今年は青学の選手がレースをコントロールするかのように先頭集団を固めており、青緑のウェアが華やかな雰囲気を醸している。狙ったような展開だが、実力が伴わなければ叶うことではない。 サブ3ペース走は相変わらず続いている。肉離れさえ起きなければ、このままゴールまで行けることは判りきっている。しかし、微妙にしんどく、フルへの自信付けにはむしろ逆効果。この走りを続けることに一体何の意味があるだろうか。カントクのペーサーを務めたほうがずっと有意義だったんじゃないか。 ある程度の距離を超えると、肉離れ発生の可能性は下がる。 周囲のペースが徐々に自分のペースと逆転し始めると、現金なもので少し気持ちが前向きになってきた。このまま無事ゴールすること、初心貫徹が大事だと思い始めた。 14km付近、右足にマメの発生を認める。近年はフルでもマメに悩まされることはなくなった。Takumi Renではおそらく初めてのマメだ。原因はユニクロの靴下にあることは間違いない。ちょっと分厚すぎた。 最後の折り返し後、初めて対向にカントクを発見する。これまで2度すれ違っているのだが見つけられなかったのは、探し出すポイントの見積もりが遅過ぎていたからだろう。今回100分切りのベスト更新を狙うカントクとは、実はさほど差がつかないのだ(ゴールで約10分差なら中間地点で5分差、折り返し後2分半ですれ違う。つまり600m程度だ)。折り返し地点からの距離を考えると目標クリアの可能性は十分ありそうだ。頑張れカントク! 最後くらいちょっと飛ばしたい気持ちと、あくまでフルのつもりで走れ、との考えの間で揺れる。ちょうどそのころイキのいい選手にパスされたので、着いていくうちにペースが上がった。しかし、そうは言ってもキロ4を切るような速さではない。 いくら抑えた走りとは言え、やはりゴールはまだかとの気持ちになる。フルではありえないペースアップもしてしまい、結局疲れてきてしまった。あと21kmこのまま走り続けられるか、と問われれば、まあ5km位は、ってところか。情けない。 最後だけちょっとスプリントっぽく走っておしまい。 無事走りきれたことだけでもよしとしよう。昨日の時点では、この結末を全く予想できなかった。走れてもキロ5弱程度か、無理して走って致命的な肉離れを起こしてDNF、という図を思い描いていた。21kmを走りきれたことで、肉離れの違和感はむしろ減った気がする。そんなことは理屈としてありえないと思うが。 21.0975km 自己計測グロス1:27:58 自己計測ネット1:27:49 HR144/154 1178kcal AveCadence 88rpm RunningIndex=65 00-05km 21:00 (P4:12) HR139/146 スタートロス9秒含む 05-10km 20:55 (P4:11) HR142/145 10-15km 20:55 (P4:11) HR144/148 15-20km 20:45 (P4:09) HR147/153 20-goal 4:23 (P4:00) HR150/154 カントク100分切り達成。おめでとう。 シンさんは3週連続レースの為か24分程度だったが、この後もジム行くらしい。 3人でいつもの中華店で打ち上げ。 2時間50分クラスのシンさんのラン練習量が月間200km以下と聞いて驚く。 シンさんトレッドミルではどのくらいの速度で走ってるの?って訊いたら10km/hだという。え? そんなゆっくり? と思ったら、斜度10%だってさ。それを1時間? ありえねー。 2015/2/2 [今年のメインレース] IMジャパン北海道に申し込んだ。15分でタイムアウトするエントリーシステムには閉口した。おそらくほとんどの人が一度はこのトラップにひっかかるだろう。どうしたって最初は15分以上かかるって。 一切のオプションをつけずに8.5万円ほどもかかった事については…何も言うまい。 完走Tシャツも別売りかよ、と思っていたら、どうもそうではなかった。記念Tシャツを売り込んでいただけで、完走Tシャツはエントリー代に入っているようだ。考えてみたら当たり前か。一日かけてゴールにたどり着いた後、「エントリー時に申し込んでないあなたに完走Tシャツはありませんよ」などと言われたら… ブチ切れるエネルギーはないだろうけどな。 2015/2/3 [右脚ブロック] 定期健診の結果が出た。相変わらず僕のひっかかるポイントは心臓だ。 徐脈で呼び出し食らう事態は免れたが、新たに「不完全右脚ブロック」と言われた。 今まで洞性徐脈とか陰性T波とか言われたが、この不完全右脚ブロックとは、簡単には心拍パルスの経路が一部ブロックされていることで収縮のタイミングが若干正常と異なること。どうやらそれが心電図に陰性T波として出るらしく、つまり昔から、ひょっとすると生まれつきそうだったってことで、心配には及ばないようだ。 ただ、最近の自覚症状として脈飛びが多いんだが検査には表れなかった。 赤血球数451もヘモグロビン14.2も相変わらず下限値寄りではあるがここ5年では最も高い値。 2015/2/4 [だらだら坂練] 肉離れの不安はしばらく消えない。東京マラソンまで速度の上限はサブ3ペースとしよう。 スピードを上げられない分、斜度で負荷を高める作戦。バイク練の代替になることも期待して。傾斜が強すぎるとふくらはぎには却って危険。でも「坂」は感じたい、となると傾斜3%くらいか。 レース以降初ランなのでゆっくりと11km/hから走りはじめる。最初は膝とかあちこち痛い。1kmあたりから斜度を3%に。徐々にスピードも上げて、13km/hでしばらく走った後、また少しずつ上げて、ラスト1kmは14.1km/hで。負荷256W相当は結構高い方だ。ポイント練と思って頑張る。 随分上りっぱなしだったな〜と思っても、獲得標高は270m。五島のランパートってこのくらいなんだよな。結構きつい。 2015/2/5 [辰巳練] シゴトが暇、スポクラ休館日、通勤ランでもジテツウでもない、この3条件が重なったら行くべき場所は一つ、辰巳。 雪予報のせいか、空いてた。1コース2,3人。お陰でほぼサークルを守れた。 100mプル×5×6セット 1分45サークル 今日はマイプルブイ持ってった。辰巳のビート板と比べると、ホールド性がいいので泳ぎに集中できる。ただやっぱスリムじゃないので水の抵抗が大きくタイムが悪くなる。 キッチリ追い込めた証拠か、3セット目途中から早くも腕筋が枯渇し始める。その割にはスタミナがついてきたのか筋肉が粘り、タレが少なく8割がた1分28〜29に集中。最速で27、遅くとも30を超えることは無かった。 泳ぎに手ごたえを感じるようになってきたがタイムがついてこない。 ラスト1セットは辰巳のビート板を使ってみた。 1分25が3本出た。やっぱこっちのほうが2秒くらい速い。 2015/2/6 [青山にクルマで行く女なんてロクなもんじゃねーだろ] カーグラフィックに「プロダクトデザイナーの深澤直ちゃんVolvo V40を語る」な記事が出てた。どうせ提灯持ちが胡散臭いこと言ってんだろー?と思って息止めて読んだが、わりとそうでもなかった。高尚じみた言葉で曖昧に褒め称えるのではなく、テールランプ周りの造形にポイントがあり、サイドビューやフロント顔は大人し目、といった割とベタな評価をしている(まったくその通りだ)。また、優れたデザインを「破綻がない」と表現するところはとても共感できた。金融にしろ経済にしろそう簡単に「破綻」なんてしてもらっちゃ困るんだが、最近の日本車とか、低次元なスキルの問題じゃないのかと疑うほど破綻しまくっているデザインは多い。 彼はVWのデ・シルヴァを天才で完璧とベタ褒めし、2世代前の『BMW 3シリーズ』(E46型)も破綻がない、と、世に無数にあるクルマの中からあえて15年前の大衆モデルを選んだところには驚いた。なんだよ直ちゃん、わしに気があるだろ? でも、「女性が乗って青山の紀ノ国屋とかに行くと絵になりますよね」とかくっさいこと言ってんじゃねーぞ。 この時期、外出のある日は通勤ランができない。外出時の冬着を持って(あるいは着て)走れないからだ。置き冬着でもあればいいけど、そこまでやるのもめんどくさいし。 移動中の電車で読むのを楽しみにしていた小説を取り出すと、まだ読んでない下巻。くっそー読めなきゃただの重りじゃねーか。 ようやっと会議を終え、退屈な電車に長々揺られ戻ってきたのが夜8時過ぎ。憂さ晴らしにスポクラへ。 特にメニューが思いつかない。とりあえず13km/hで走り出すも、微妙にしんどい上に退屈すぎてすぐ止めたくなったので、1km目で前回同様傾斜3%にする。今回は最初からこのスピード。確か235Wだったかな、平地でのサブ3ペース相当に近かった気がする。ただやっぱり上りってしんどさの種類が違うな。平地だと順応してくるに従い身体が楽になるが、上りは常に力が必要、って感じ。 最後の2kmを傾斜3.5%→4%で13.3km/hにした。251Wでそんなに無理な感じはない。 そんなわけで獲得標高285m。 2015/2/7 [冬のヘンタイ練] 夜中にトイレに起きていつもと違う疲労感に気づく。昨日の上り練が効いている証拠かな。 日曜日が雨っぽいので週末お袖練は土曜の今日にシフトするのが合理的判断。今月はレースが二つあるのでバイク練はできるときにやっておかないと、とカントクに言われてしまったのでサボるわけにはいかない。ただでさえこのごろ疎かになっているし。 やる気上々のカントクは県88+もみじロードを往復する通称ヘンタイ練に挑むらしい。この時期にやるメニューではないが。しょうがない付き合うか〜。 僕は温泉坂経由で。こちらのほうが10kmほど遠回りになり、カントクになかなか追いつかない。県88→長狭街道→もみじロードの後半ようやく追いつく。 もみじ終点で折り返し。先に行く。 県88のピーク地点を2回上ってカントクが来るのを待つ。ピークからの下り途中で合流し、そこから先に行くつもりだったが、カントクがピタッとついてきた。無理に引き離すのもつまらないので微妙なペースで引くことにする。結局デポ地まで引いてきた。 カントク大分力強い走りになってきたなあ。 対する自分は全然ダメだった。まあ毎年この時期は走れない上に練習量も少ないから仕方ないんだが、スイムのようにダメなりに進歩が見られるとやる気も多少出るんだろうが。 2015/2/8 [結局ポイント練] 昨日のお袖練が結構効いているのか、イマイチやる気が出ないまま夕方に到る。観念して午後5時過ぎ、家を出る。 ユルユル走ろう。 心拍もスピードも、途中のラップも取らず、スタート時刻だけ記憶。ウェアもユニクロの普段着にゆるいハーフパンツ、靴はDSトレーナー。やる気出なくたってわしのせいじゃないけんね! ふと疑問に思ったこと。昨日はPolarによれば2700kcalの消費。成人男性の1日の必要摂取カロリーを超えている。つまり三食普段の倍食ってもオーバーカロリーにはならないってことだ。昨日は練習後にコンビニでカレーうどんとファミチキプレミアム、夜はブリ照りとスペアリブ、今朝はピザトースト、昼食は和風パスタ。 至ってフツーな食事でドカ食いはしてない。にもかかわらず体重微増。 減った2700kcal分は一体どうなってるんだろう? 収支がおかしい。 とりあえず最低ノルマ10km。カントクに倣い、アプローチ3km+本門寺周辺平地往復7kmコース。 5kmくらいで調子出てきた。バラモンBはこの位で走りたい、と思いながら気持ちいいペースを維持。冷たい空気が心地いい。ポジティブに走れている。涙が止まらず視界不良だけは勘弁。 ノルマは越えたので、疲れてフォームが崩れてきたらやめようと決めて2往復目に向かう。ナゾのデブ化に抗うカロリー消費目的で。 調子が崩れた気配を見せないので3往復目。だが折り返して20kmを過ぎたあたりから急にヘバってきた。過積載でサスが潰れたクルマのようにバネが無い。 試しに1km区間を見ると4分16秒。スピードは落ちていない。 最後のアプローチ区間はヘロヘロになった。 ジョグのつもりだった割にはよく走れた。頑張ったなあ。 2015/2/9 [溜まりまくり] さすがに週末の疲労感半端ない。通勤ランも階段トレもサボる。オフってもいいくらいだがシゴトが暇になったのでほぐしのつもりでスポクラへ。 何をしようか、まるっきり思い浮かばずデタラメに5%にして8km/hで走り出したら、走れない組み合わせでは全くないのに1分もたたずして放り投げたくなった。 やっぱ今日はダメだ。 週末練は土曜バイク→日曜ランの順だったがこれはいつもと逆パターン。疲れていても行けてしまうのでとことん追い込めてしまうのがラン、というのはトラでも実感しているところ。普段よりも疲労の影響が根強く残っているのではないか。 しばらく歩いた後、少しだけ気持ちが戻ってきたので基本にかえってサブ3ペースで。30分やっておしまい。 帰り道が恐ろしく寒かった。今季最低気温か。 部屋のエアコン能力がいよいよ追いつかない。ヒートポンプは寒すぎると役に立たない。 2015/2/10 [極寒オフ] 今朝の都心は-2.4度で皇居のお堀に氷が張ったらしい。勘弁してくれ。 通勤ランでも良かったけど、昨日の感覚から一旦リセットの必要があると判断してオフ。テーパー期にも入っているし無茶はしないほうがいい。 最近、思い出したように懸垂を始めたんだが、いちばん来ている箇所は腹筋。 2015/2/11 [ハーフペース走@駒沢] 昨日までくっそ寒かったが今日は暖かくなる予報。うれしいね。 随分前からカントクはこの日に30km走すると決めていた。そのやる気に僕も便乗しよう。 風もなく極上の休日。駒沢へ。 しかし、昨日オフったにも関わらずやる気イマイチ。まさか週末練の影響が未だ抜けないのか? カントクと1周ジョグったが身体が重くてしんどい。スピードに関わらず怠いんだったら、速く走って短時間に終わらせよう、と思って2周目からサブ3ペースへ上げる。3,4周経っても身体が根付かない。いつもは助けられる腰ベルトがなんだか苦しいと感じ、締め付けを緩めた。どんよりとした疲労感に加え、気持ち悪さも若干ある。10周のつもりで来たけれど、7周、いや、何とか5周だけはしよう、と著しい下方修正。カントクが走り終えるまで長々待つことになってしまうが、幸い暇つぶしの本を持ってきているから大丈夫。 などと考えていたら急にお腹急降下。ヤバし。リス公園前のトイレへ滑り込みセーフ。腹の調子が走りの調子も変えていたか? 腰ベルトが苦しかったのもそのせいだろうか。 トイレで一旦停止してしまったので練習としての質は落ちるかと思うとますますトーンダウン。再スタートがこれまたうんざりだ。 と、そこへたまたま通りかかった集団の先頭が「4分8秒!」と叫んだ。お誂え向きかも、と腹を決めて集団を追いかけることに。 案の定、そのくらいのペースで走っているらしい。最初は苦しかったが何とか慣れてきた。 この集団、後ろから観察しているとその我が物顔なコース取りが目に余る。後方確認を全くしないで突然自転車コースを埋め尽くして走る。子供の自転車が危うくぶつかりそうになっていたが全く意に介さないというか気付いてない。集団行動の悪いパターンだ。 毎周ボトルを手渡しているサポータがいたので、立ち止まって彼に安全面での指導をするように説教たれた。幸い彼はとてもいい人のようで僕のクレームにも耳を傾け、その後は仲間に声をかけていたようだ。 この集団に限らず、今日は横に膨れ上がって走るDQN集団が多かった。周囲の状況をよく見極めるのもランナーの務めですよ。 などと考えつつ、先行されたその集団をターゲットに据えているうちに調子の悪さを忘れてペースも上がっていた。出すもん出して調子が戻ったかな? 最後の周はリミッタ解除で行ってみる。脚よりも心肺のほうが限界だったのはいい傾向か。HR154止まりだったのが残念。 駒沢公園10周 9:07(P4:16) HR135/147 8:58(P4:11) HR141/146 8:56(P4:10) HR140/144 8:53(P4:09) HR141/145 8:55(P4:10) HR135/145 トイレタイムは除く 9:00(P4:12) HR141/147 苦言を呈す 8:41(P4:03) HR145/149 8:39(P4:03) HR146/150 8:39(P4:03) HR148/151 8:19(P3:53) HR151/154 21.4km 1:28:07(P4:07) HR142/154 4.3km jog 22:30(P5:14) HR121/140 先週のハーフマラソンよりペースは速かったがダメージは今日のほうが少ない感じ。トイレ休憩を抜いているので比較はできないが。 ぽかぽか陽気、と言えるほど気温は高くならず。日の光は有難かったので近くのセレブなパン屋で買い込んで公園でランチ。 まだ腹具合が今一つなのか、珍しく食欲がわかない。対するカントクは絶好調のようで、30km走のベスト。キロ5分12ペースだというから、フルで3.5h目標も見えてきた。バイクもスイムもオフシーズンには似つかわしくないほど調子を上げてきている。新たな照準であるIronmanまでまだ半年以上あるから息切れしないといいけれど。 2015/2/12 [辰巳練カレーうどんコース] 昨夜の鍋ではおじやでトドメを刺したか、体重激増。このままではヤバいが昨日の今日で走る気になれない。というか止めとくべき。 暖かいし、シゴトも割と暇っぽいので辰巳練。今日もマイプルブイ持参。 腕がすぐに干上がるのを恐れてそーっと泳いでいたのが、この頃は大分ガシガシ泳いでも大丈夫っぽい。初っ端からプル3本飛ばしてみる。1分25でそろえた。直後が休憩タイムと判っていたからだけど。 だがこれが案外効いていた。再開後はイマイチで、その上しばらくは腹減りとモチ低下に悩まされる。 次第に腕が干上がってきた。ダメじゃん。 いつもの100mプル1分45サークルは1分28前後で先週からの進歩が見られない。そこそこ手ごたえはあるのだがタイムがついてこないのであれ?って感じ。もっとリラックスしなきゃダメかなと思って泳ぎを変えてみたら1分32。あかん。 この頃ようやく四十肩と手首の腱鞘炎の痛みから解放されつつあるのが嬉しい。 手首痛はペットボトルのキャップを開けるのに難儀する程度。 問題はいずれも左側で、ザコ痛も左側。因果関係があるのかな。 2000m超えたらすっかり売り切れてきて、毎回40m付近ですでに終了サイン。 それでも長めのインターバル後に辰巳のプチビート板に替えると1分25が出せたのは嬉しい。 最後にプルブイやめてキック付きで100m。腕が動かない分、脚でカバー。1分25が出た。 久しぶりにキック使ったが、やるんじゃなかった。後になって股関節がおかしくなった。 鼠蹊部痛だけは避けたい。これもやっぱり左側。 新木場のカレーうどん千吉に寄ってく。 ここのカレーうどんって考えてみたら蕎麦屋で出てくるそれとは全然違うんだな。伝統に縛られず中華、東南アジア、イタリアなどインターナショナルな美味さの要素を積極的に取り入れている。たとえば今日注文した辛吉うどん、ローストした唐辛子の香りで満たされた赤いオイルがとっぷりかかっており、むせ返りつつ昇天しそうなくらいそそる。こんなに満足度の高いチェーン店もなかなかない。 2015/2/13 [股関節やばい] 通勤ラン。走り出してみて、昨日おかしくした股関節が治ってないことに気づく。 数年前おかしくした時もやっぱりキック練が引き金で、部位も同じ左脚付け根部分。カイシャまで辿り着けるか不安になったが引き返す時間もなく前進しかない。痛くない走り方を探りながら、徐々に慣れてきた。スピードアップは無理。 階段トレはそれこそヤバいかと思ったら1段飛ばしでも関係なかった。 帰りはめっちゃ寒いな。 もう痛みも引っ込んだ、と思ったら2kmくらいで出てきた。あーくっそー。 OK経由で。リュックパンパンで破裂しそう。 2015/2/14 [無添加の歌声希望] まめきち。練@駒沢の予定だったが鼠蹊部痛に不安があり不参加。気持ちよく晴れているし、コミュの魅力的な俊足仲間が揃って来るのでとても行きたかったのだが、同時にそれは無理をしかねない危険な魅力でもある。 家でゴロゴロしているとデブるのが問題。マグロが常に泳ぎ続ける宿命にあるように、トレーニングし続けないとデブっていくように人はできている? トレッドミルを持っているDiceさんが羨ましい。というか鼠蹊部痛でも散歩くらいなら問題ないわけだし、引きこもりはそれが理由じゃないだろ。 というわけで夕方カロリー消費目的でローラーに乗る。 明日も長くは走らないだろうからせめてもの足しにするつもりで。 ラン用にCDをごそっと注文。好みの分野から、新しいアーティストを試聴して探す。 この時気にするのが、ボーカルの音程を変えるエフェクトを曲に使ってないこと。以前にも書いた気がするけどこのピッチ修正されたボーカルが生理的に大嫌い。味の素をたっぷり使った料理に舌が拒否反応を示すかのような。ちなみに僕は味の素の味は意識したことないが。 歌のヘタな奴のレコーディングを、あくまで気づかせないことを前提に補正するならいいんだけど(というか気付かなければ拒否反応も出ない)、AutoTune機能を意図的かつスパイス程度に使ったくらいが最も許せない。スポクラで流れているダンス系には多い気がする。人工的に変化する歌声がイケてるとか思ってる薄っぺらい感覚がこれまた許せん。 わりと気に入ったアーティストを見つけても試聴するなかでこれが出てくるともうNG。ああ裏切られたなって気分。ただ、全て試聴するわけにもいかないから、食品表示法のようなルールが音楽にもあればいいのに。「AutoTune不使用」とか「無修正」とか。検索も楽になる。誤解されそうだが別にアコースティックサウンドが聴きたいわけじゃない。 音程はボーカリストにとって基本中の基本の表現でしょ。AutoTuneで補正するのって、プリクラ級の修正をグラビアアイドルがやる、F1ドライバーが実は自動運転機能ONにしてる、ってのと同レベルじゃないのか。プロとしてのプライドはないのか?って不思議に思うんだけど意外とカンケーないのね。 20世紀の曲は無縁なので不安なく聴ける。古い曲に戻りたがるのってそういう事情もあるのかもしれないな。 2015/2/15 [お袖練腑抜けヒルクライム] 東京マラソンまであと1週間というのに、体重増加傾向で困る。 昨夜は久しぶりの海南鶏飯だったので腹八分目なんて無理難題だけど。 今日のお袖練はちょっと短めにしよう、と思って走り出す。 昨日はローラーしかやってないし、疲れはない。でも全然ダメだった。なぜか追い込めない。負荷を上げていくと、まだ大した段階でもないのにもう我慢できませんって感じ。何がどう我慢できないのか表現が難しいんだけど。この感覚はランやスイムには、ない。 温泉坂 18:47 HR139/152 まじかよ1分間違ってるだろ。 鹿野山を西粟倉から上る。激坂ルート。 上っている間ボーっと考え事してた。自動運転車が普及した未来社会はどう変わるか。これ考えていくと無茶苦茶面白いんだよ。今までの常識や慣習が至る所で覆されることになっている。俺様の考えはある程度出尽くしてきたのでそのうち論文でも発表しようかと思う。 ふと気がつくと頂上手前の保養所の建物。あれ!もうここ? どこでもドア使ったみたい。道中記憶にない。 鹿野山 西粟倉ルート 3.5km ↑290m bestlap=15:30 17:21 HR138/147 考え事していたわりには悪くないが…。 そのまま神野寺過ぎて宝竜寺口へ下る。ローディ3人と擦れ違った。昔よりも増えてきたな。折り返してTT開始。 めちゃしんどいのに遅い。15km/hとか出てるし、だーめだこりゃ。 鹿野山 宝竜寺ルート 5.1km ↑255m bestlap=13:57 16:26 HR140/153 17分切れないと思ってたのでまだマシだった。 宝竜寺ルートは2回上る予定にしていたが、全くその気になれないので日和る。 少し寄り道して距離を稼ぎつつ、基本は来た道を帰る。 風が強くなってきて、平地で20km/hくらいしか出ない場面も。うーめげるな〜。 大した距離でもないのにくったくたで帰ってきた。 セブンイレブンに直行して100円コーヒー買って、カントクが戻ってくるまで車中で飲みながら読書にふける。HHhH。 いつのまにか寝てた。しあわせ〜 改めてカントクとコンビニで昼食をとる。あまり走ってないせいか腹が減ってない…。 この2,3日ですでに腹ん中にもかなり溜め込んでいるしな。 今晩は最後の晩酌。ま、禁酒は6日間だけだが。 2015/2/16 [快楽は得ていた] そんなに疲れてもいないけど、オフ。 どこぞの見知らぬ人の呟きを拾ってきた。 快楽を得る方法をドラッグから瞑想から娯楽から貪欲に調べまくったら、最高に人間の快楽を刺激し続けれるのは毎日規則正しく生活しながら一つの目に見える物をコツコツ作り続けて気の合う人と馬鹿なことやるっていうライフスタイルだという結論が出たことを快楽主義者各位は重く受け止めて下さい。 これ我が家のライフスタイルそのまんまじゃん? 2015/2/17 [不調の波] 体重怪獣化現象が止まらない。レース近くになり、食事はいつも以上に配慮している。しかしそれとは無関係のようだ。 シロモト、先日のお袖練と同様しんどい。120bpm程度でヒーヒー言ってる。これはどういう現象なのだろう? これを適応期ととらえると、言わば底であり、今週末までにうまく調整がつくか不安になってきた。 2015/2/18 [最後のハイペース走] 朝の体重は少し減った(60.9kg)がまだ1〜1.5kgほど重い。 昨日は通勤号を放置して都内から直帰したため往きだけ通勤ラン、というか駅までジョグ。 今日こそはトレッドミルでピリッと走りたいのだがシゴトが片付かず焦る。 夜9時近くにやっと走り出す。 数えてみたら実に5日ぶりのラン。実戦向きに0.5%の傾斜をつけて14.1km/hで走り出す。幸い順調にスピードに乗れた。徐々に上げて15.2km/hまで。 かなり冷え込んだ日なのに館内は恐ろしく暑く、そのせいもあってしんどい。脚は割とすっきりして動きは良い。鼠蹊部痛はもう心配ないみたいだし、週末からの不可解な疲労感もほぼ消えてくれた。 2015/2/19 [EXPO雑感] 二日前は61.5kgまで上がっていた体重が急にごそっと減り59.7kgへ。 不調と体重増加には因果関係があったと思う。体内サイクルが滞っていた感じ。むくみと疲労が一緒に剥げ落ちた、と見ている。昨夜スポクラで1kg分の汗をかいたにも関わらず、その後いつもの喉の渇きが起きなかった。体内に既に十分すぎる水分が溜まっていた証拠だろう。 夜はビッグサイトのEXPOへ。夜7時にカントクと待ち合わせたら、ちょうどビッグサイトのあの三角形の壁面を使ったプロジェクションマッピングがおっ始まってわりと面白かった。こんなのやってるの知らなかった。 Expoは去年よりスケールアップしたようだが、やってることは去年とあまり変わらず興味がわかなくてスルーしまくりだった。その中でいくつか気になったブースは、 ニューバランス、新型シューズを履いてトレッドミルでガシガシ走れる上にスムージーが飲めるという特典がついてそそられたがGパンだったのでトライしなかった。それにしてもニューバランス、デザインをがらりと刷新してきたが、トレンドを追い過ぎて賞味期限は短い気もする。ニューバランスらしさはきちんと構築していけるだろうか。 ノースフェイス、ショートパンツが欲しかったのであちこち見て回ったがここのがシンプルで一番そそられた。でもそもそもスパッツ系が欲しかったのと、定価売りで尚且つ高いのでやめた。パンツごときに1万円以上はオカシイと考える人。 ON、普段履きで気に入っているスイスのONだが全ラインナップが揃ったブースが出てたのは貴重。独特なカラーリングとテクノっぽいカッティングデザインが魅力だ。トラ用にレーシーなやつも買ってみるかななと思っていたので期待して試し履き、その辺どうぞ走ってくださいと言ってくれてCS度は高かったが、正直感触は期待外れだったのでやめた。 ジュエン、500円の機能性靴下3足買ってきた。ポイントカードは使えなかった。 一番欲しいアディダスはやっぱ出てなかった。出店しないプライドってのもあるのではと思う。 フードコートで「台湾まぜそば」食べた。太麺で煮るのに4分かかりますがいいですかと言われ、「待ちます」と言った甲斐があった。手馴れてないバイトさんが丁寧に作っておりケチらずマニュアル通りのふんだんなトッピングで大満足。ここでの台湾とは名古屋めしの台湾ラーメンからの派生で台湾国とは関係がない。そういえば「ナポリタン」も発祥地は同じだな。World Foodのゾーンに出店していたが明らかに誤りだろ。まあ名古屋も世界の一部に違いないが。 砂町のアンパンってのを買ったけどごくフツーだった。 また体重逆戻りかな?? 2015/2/20 [調整走] 体重60.0kgで恐れていたリバウンドは無かった。こちらのほうが通常値ということなのだろう。 東京マラソンに向け最後の調整ラン。一昨日のトレッドミルの筋肉痛が僅かに残る。 12km/hでトコトコ走る。5kmから傾斜5〜6%にして1.5km。12km/h×5%は以前より若干楽に感じる。サブスリーペースレベルの234Wだが、1時間は続けられないだろう。 程よく汗をかいて終わり。獲得標高80m。 ザコ痛---僅か 鼠蹊部痛---なし アキレス腱痛---なし 脹脛肉離れ---なし 膝痛---最初だけ とくに問題となる箇所が見当たらない! レースの恰好を考えてみた。 上から、パールイズミのバンダナ(青)、SWANSのサングラス、物見山ノースリーブジャージ(黄×青)、SKINSのスパッツ(黒)、2XUのカーフガード(黒)、NIKEの靴下(白×グレー)、アヂダスtakumi REN(青×緑) テンでバラバラ。 SKINSのスパッツは明日アマゾンから届く予定。相変わらず綱渡りなことやってる。5800円。やっぱパンツに出せる金額なんてそんなもんだろ。 2XUのカーフガードは足かけ6年間も酷使しているが機能的な劣化は見られない。買った当初は高いなと思ったが、こんなに長持ちするなら安い買い物だ。柄が剥がれ落ちてしまったことだし、気兼ねなく新調しようと思ってネットで物色していたが、ふと「まだ使えるのに新しくする意味ある?」と気づいてしまった。 2015/2/21 [終止符を打てるか] 明日の東京マラソン。狙うは「確実なサブスリー」。 充実した記録証を出してくれるコニカミノルタのサービスに登録したら、普段放置プレーのヘースブックに「私やります走ります応援ヨロシク」と表明した形になってしまった。意外なほどたくさんのコメントを頂き、一人一人に返信しているうちに、自分の考えがまとまってきた。 いわば象徴的な意味で目標タイムを2:59:59と書いたが、実はこれが真の狙い目なのではと思うようになってきた。調子よければもっと速く走ろう、などとおぼろげに考えていたけど、今回はきっちり封印すべきだ。狙いたいなら慌てずともすぐ後に佐倉がある。とにもかくにもこの6年もの間、一秒たりとも3時間を切れてないではないか。6年前にこの事態を想定できただろうか。そのうちやれるさ、と甘く考えていたのは確かだろうけど、6年間もいったい何やってたんだ?って思う。 で、実際のところ大東京マラソンは記録狙いには決して向いてない。Bブロックでさえ間違いなく3分はあるスタートロスをどう回収していくか、難しさはある。こうすれば確実に走りきれる、という王道プランはない。6年前の同大会では前半で借金をチャラにしたが、後半の走りに大きく響き、3時間を切れたのは奇跡的だったとしか言いようがない。あの火事馬鹿力を再び根拠なく期待するのは作戦として間違っているだろう。ドラマは無くても無理せず一定ペースを貫く、それしかない。 いつになく準備は整っているはずだが、いつになく失敗が許されないレース、そしていつになく走りきれる自信がない。 楽しめることが成功の鍵かもしれない。 2015/2/22 [東京マラソン] 6年間という空白に終止符を打つことはできなかった。 05km 00:23:51 (0:22:21) 0:22:21 (P4:28) 09:33:52 10km 00:44:35 (0:43:05) 0:20:44 (P4:09) 09:54:36 15km 01:05:24 (1:03:54) 0:20:49 (P4:10) 10:15:25 20km 01:26:29 (1:24:59) 0:21:05 (P4:13) 10:36:30 25km 01:47:34 (1:46:04) 0:21:05 (P4:13) 10:57:35 30km 02:08:40 (2:07:10) 0:21:06 (P4:13) 11:18:41 35km 02:29:36 (2:28:06) 0:20:56 (P4:11) 11:39:37 40km 02:50:45 (2:49:15) 0:21:09 (P4:14) 12:00:46 Finish 03:00:10 (2:58:40) 0:09:25 (P4:17) 12:10:11 どこにも破綻を起こしていないように見えるこのラップで、なぜ3時間を10秒過ぎてしまったのか。いかにして時間との格闘に破れたのか。 前日にも記したとおり、今回の目標は3時間を1秒でも切ること。色気を出してハイペースで行くことはとにかく避けると肝に銘じた。目標平均ペースはキロ4分12に設定。これで42.2kmを走ると2:57:13となる。スタートに関連するタイムロスを3分とみて加えるとトータル3:00:13。ま、微妙に3時間超えるけどこれで行きましょう(この詰めの甘さは敗因その1だったかもしれない。皮肉にも目標通りだったとも言える)。 5時半起床、パンとご飯をつめこんで、6時50分にカントクと家を出る。浅草線車内ですでにあちらこちらにマラソン参加者(シューズにタグが付いているので判る)。7時半には新宿到着。まめきち。の勧めで工学院大学へ立ち寄った。着替えやスタンバイ用として場所を提供してくれている。雨天の今日はなおのこと都合がいい。コンタクトを入れ、着ている服を整理する。 大学は5階までトイレを解放しており、階段ですべてのトイレを見てきたが大のほうは長い列を作っており事実上使えない(小ならOK)。珍しく少々腹を下していたのだ。5階分とは言え脚を削ってしまった感があったので少し悔やんだ。 目標完遂を誓ってカントクと別れ、選手エリアへと進む。東京マラソンは選手以外一切立ち入れない。テロ対策でゲートの警備は例年になく厳重だ。折りたたみ含む傘の持ち込み禁止はもっと周知させておくべきだった。あいにく朝から雨のため傘を持ってきている人は多い。そりゃそうだろな。傘がダメってのがおかしいだろ。まあ、X線検査まではしないので、荷物の中にしまっておけば事実上問題ないのだが。 上着を脱いですぐに荷物をトラックに預けた。Bスタートのブロックへと移動するが混んでいてなかなか進まない。まあそれも想定内だ。スタートブロック内で3回目のトイレ。朝の体重は60.5kgと若干重かったが、今はおそらくちょうど60kgってとこだろう。ところで、簡易トイレに貼ってある「Western Style」って当の西洋人には通じるのかな。 またトイレに行きたくなるのを恐れて、あまり早くからスタートエリアへ入るつもりはなかったが、このトイレから出てくる頃には8割がたの選手はもうエリア内に入っており、やや出遅れたかなと不安になる。それでもスタート時刻まではまだあと25分以上あるのだ。前回同様中央分離帯の突起部に腰掛けてスタートを待つ。雨で濡れているためか座っている人はほとんどいない。身を屈めて防寒していたがそれでも次第に寒さが堪えきれなくなってきた。中には贅沢なガウンを着ている人もいる。そういえば海外マラソンではスタートでの防寒着をチャリティに回すシステムがあると聞いたことがある。何も、ビニル袋しか防寒着に適さないわけではないと気付いた。不要な服なんてタンスの奥にいくらでも眠っている。この貴重な一時のために役目を果たせば十分全うしたと言えるだろう。 君が代斉唱は毎年アレンジが違っているのか、以前のほうが好みだったななどと思う。 9:10 a.m. スタート スタートライン通過は1分30秒。6年前(1分27秒)とほぼ同じだ。このくらいで過ぎれば通常なら程なくして前が空いて一気にスピードが上がる。だがそうならないのは、全体のスピードアップに乗らずに障害物となっている登録Aの遅い選手が点在しているためだ。キロ6程度ですでにマイペースを貫き、流れに蓋して走っている奴は悪意があってやってるのかとさえ疑う。まあでも今回はロス3分の折込済みなので、追い越しでストレスを溜めないことを心がけた。最初の1km区間は5分半かかる。 身体はすっかり冷え、歯をガチガチ言わせながら走っていたが、序盤は一気に下って楽な上にペースも遅いため、なかなか体温は上がらない。2.5kmあたりでようやくサブ3ペースに乗せられ、4kmあたりでようやく身体が温まってきた。5km通過は23分51、キロ4分12ペース(=21分/5km)に対する実際のスタートロスは2分51秒、目論見の3分以内に留めた。あとはこの先、ゴールまでキロ4分12を貫けばいいだけのシンプルな作戦だ。 わずかな下り基調はまだ続いているので楽のはずだが、身体がまだ順応しきれずどことなく怠くてやる気が湧いてこない。そのうち久しぶりに過呼吸ぎみになってきて肺が苦しくなってきた。心拍ベルトがきつ過ぎただろうか。イマイチな感触のスタート。 無茶な速度で追い越していく高校生を頻繁に見かけたが、10kmの部だったようだ。 10-20km 日比谷を過ぎてもまだ本調子ではないので集中すべく黙々と走っていたら、SHUさんがスタッフ参加している芝地区のエイドをうっかり素通りしてしまった。 田町を過ぎたあたりからようやく体内サイクルが安定してきて、「サブ3はジョギングペース」とのSHUさんの言葉に同意できるようになる。ただこのラクチンさは微妙な追い風が効いているんだろう。キロ4分09前後で目標より僅かに速いが折り返した時のことを考えて修正しないことにする。泉岳寺駅前で予告どおりカントクが応援してくれた。結構長いこと歩道を併走している。厚着して荷物も背負ってるのにサブ3ペースで普通に走れるじゃん。 品川駅手前を折り返し北東へ進路を変えると、予想通り少し負荷が高まった。微妙に上り基調な気もするが気のせいか。ここでは4分14秒まで落としてもOK、というか落として余力を溜め込むべきだと考える。浅草寺まで同じ方向だ。 結果的にはそこまで落ちることなく、調子良さを取り戻して何の不安もなく走っていたが、18キロ付近にきてふと異変に気づき始める。肉離れ要注意箇所の左ふくらはぎに微妙な違和感。でも最近はサブ3ペースであれば肉離れを誘発しないことは何度も立証済みだったし、1時間以上走った後で発生する確率はほとんどない。まあ多少のしこりは気にせず走ろうと考えていた。 ところが程なくして違和感は見る見る痛みに変わってきた。これはまったく安泰ではない。日比谷へ入った頃にはもはや左右の脚を均等に繰り出すことができなくなっていた。ゴールまで20キロ以上を残して肉離れを起こすとさすがに走りきることはできない。まさかのDNF? このシナリオは想定してなかった。蔵前で待ち構えているカントクは一向に現れない僕の身に何が起きたのかと焦りまくるだろう。頭が真っ白になってきた。 過去のパターンから、肉離れは走るのをやめて歩き出したとたんに最後のトリガーを引いて激痛に陥る恐れがあるので、ごまかしながら走り続けたほうがまだマシ。 しかし、今日に限って肉離れが顔を出したのはなぜだろう。トイレを嫌ってスタート前の給水を避けたためだろうか。それとも天気予報では13℃と言われていた気温が一向に上がらないこの寒さだろうか。スタート後すぐに外すと思っていたアームカバーも手袋もまだつけたままだ。 20-30km ウェストポーチに入れていたパワージェルを摂ろうと決めた。ウェストベルトの代用としてこのポーチを選んだまでは良かったが、ここにパワージェルを入れたのは失敗だった。あいにく走りながらジッパーを開けて中身を取り出す器用さは持ち合わせておらず、結局ベルトを外さなければならなかった。そして最大の問題は、走りながらではバックルをなかなか嵌められないことだった。 一見些細にも思える行為が、切羽詰まった今は予想以上にストレスになる。 いつもはフルで三つのジェルを摂っているが、今回は二つ。ストックがそれだけだったという大したことのない理由。 ハーフ通過の1:31:03は極めて予定通りとはいうものの、中間点で半分以上を要しているのはやはりプレッシャーだ。 この頃から周囲のペースは徐々に落ち始める。無意識に流れに乗っていると遅くなるのでしっかりペースを意識しないといけない。ところがこのヤバい爆弾のことで頭はいっぱいで冷静さを失いかけている。人垣で埋め尽くされる銀座中央通り、本来ならば「駆け抜ける歓び」(スポンサーに配慮)に浸るべきところ、応援の声は全く耳に入らず、エイドに寄る余裕さえもなくなっていた。とにかく今俺はそれどころじゃないんだ!って感じ。 ふと、外人二人組が目に入った。彼らは芝あたりからずっと前を走っていた。仲間同士時折おしゃべりしながらファンランを決め込んでいる彼らは、見るからに余裕があり安定している。ペースを信用して後ろに付き、一人の彼のふくらはぎに描かれた桜吹雪を見ながら、とにかく一歩一歩を前に出すことに集中しようと決めた。 おかげで浅草橋で呼ぶカントクの声も聞こえずに通り過ぎたらしい。 浅草寺をターンして走路が再び180°変わると、期待通り少し楽になった。同時に、この爆弾ふくらはぎとの付き合いにも慣れてきた。少しフォアフット気味に走るといいみたいだ。はるさんやカントクに声をかけられ、今度は反応する余裕があった。 だが、硬直した走りが続いたせいか、脚の消耗度はすでに忌々しきレベルに来ていた。いや、肉離れ云々は関係なく、単にまだまだ実力が備わってないだけかもしれない、と痛感する。3時間ギリギリ狙いで走ると決めてホント正解だった。 30-40km 30kmの救護所で予告通りマキさんの声援を受ける。曲がりなりにもほぼ予定通りのラップを刻んでおり、崖っぷちな状況にあるとは思われていないだろう。まあでも誰かに会う度に少し寿命が延びている気がした。 通過タイム(グロス)は2時間8分40秒。2時間5分を出した1ヶ月前の駒沢練よりも余裕がない。残り12.2kmを51分20秒以内で走るためのペースは、予定通りなのだから計算せずともキロ4分12で変わらないはずなのに、かなり厳しそうであると感じてしまった。この頃から疑心暗鬼になり始める。 その後意外にも外人二人が遅れ始めたので躊躇無くパス。しばらくエイドをすっ飛ばしていたのを反省してポカリはなるべくきっちり飲むことを心がけた。大塚さん、どうせならエネルゲンにしておくれ。 再び銀座へとやってくる。前回のときもそうだったが、東京マラソン、全く楽しむ余裕がない。辛い、しんどい、馬鹿みたい。 歌舞伎座の前で二つ目のパワージェルを取り出し、ポーチの再装着でやはり苦心する。築地前のエイドで水と一緒に流し込んだ。パワージェル系ってやっぱりマラソンくらいの追い込み度では飲むのが大変だ。この労力と引き換えに失っているものも大きい気がする。考え直したほうがいいかもしれない。 佃大橋が迫る。橋の上で見てるよ、と言ってた母には前もってこう伝えてあった。「橋中央の36km地点は11時43分頃通過予定。30秒以上遅れたらヤバい状況、44分台だったらアウト。」 ハイライトの佃大橋への上りスロープでは脚がぴくぴくと攣り始めた。ヤバいヤバい、強く踏み込んで走れない。半分ピキピキ攣った状態で36km通過。時計を確認すると、限りなく44分に近い43分。マジか!(ここの1kmは4分21秒と、一気に9秒ロス)。 こんな情けない状況を母や姉に見られていると思うと泣けてきたが、あいにくと姿を発見できず、カントクの姿を確認する。手を振ってはみたが風前の灯だ。やっぱもうダメなんじゃないかとの諦めムードに押されてきた。ところがここにきてふと200m前方に青い風船を浮かばせたサブ3ペーサーの存在に気付く。長い時間かけてようやく彼らを確認できる位置まで追いついたのだ。果たして、それは希望の光に映ったのかというとそうでもない。 沿道の人たちにとって、このサブ3ペーサーが通り過ぎた直後にやってくる選手がどう見えるかは、説明するまでもないだろう。「諦めるな! サブ3まだまだ間に合う、追いつけ追いつけ、粘れ!」このタイムリーな応援はもちろんゴールまで続いた。 「あと5km」の看板を通過。3時間までの残り時間は無常にも20分台を示していた。秒単位まで確認していないので限りなく21分に近い20分なのかもしれないが、21分台でないことは確かなのだ(実はログによれば残り21分2秒だった。僕のPolarは数秒進んでおり、このときは現在時刻で確認していた)。この状況で5kmを20分台はどう考えてもありえない、との考えで一気に希望が萎みかけたところで、意表をついて物ジャーを着た恒川さんから声援を受け、また少し背中を押された。4車線はありそうな豊洲の広い道を、周りから離れてセンターライン寄りを突き進む。だが正直このときは「ダメならダメで行けるところまで行こう」の自暴自棄な心境であり、3時間を切るにはどう冷静に対処すべきか、ではなかった。うつむいて路面を注視したままひたすら脚を前へ繰り出していたら、豊洲を過ぎたあたりでサブ3ペーサーに追いついていた。有明方向へ曲がる交差点でキリオ君に「いいペース!」と声をかけられる。いいペース? 何を言ってるんだ彼は? 40-42.2km しばしサブ3ペーサーと一緒に走っていたが、どう考えても間に合わない状況だろうと考えて彼の存在は完全に無視していた。今回の敗因その2だったかもしれない。そしてパスして先へ進む。すると、残り2kmというところで予想してなかったことが起きた。 肉離れ爆弾とは逆の右ふくらはぎがバキーンと強烈に攣ってしまった。バットで殴られたような突然の衝撃に、痛すぎて走れずペースを維持できない。まだ最低8分間は目標ペースで走らなければならないのだ。周囲には抜かれ、サブ3ペーサーはずんどこ行ってしまった。この痙攣で一気に20秒以上を失う(この区間キロ4分35)。終わった、レースは突然強制終了してしまった(この前後でまめきち。の応援を受けていたらしいが気が付かなかった。もし気付いていたら別の展開があったかもしれない)。 それでも、今更遅いと思いつつも最後のエイドでポカリをしこたま飲み、せめてネットで3時間を切ろう、それすらヤバイぞとギコギコジョグペースで走っていると、徐々にスピードを上げられるようになってきた。そして遠いけどまだサブ3ペーサーは視界内にいる。あいつに追いつけるか? 追いつくのだ。マジで? 41km地点、首都高を越える最後の上り坂がある。攣りそうになるので加速できず、やっぱ無理そうだなーと思ったが、下りで復活してきた。ビッグサイトを横目に殺風景な道路をひた走る。今頑張らなくていつ頑張るの?とつい先ほど沿道からかけられた激を反芻しながら走る。最後の右ターン、そこにはゲートと計時盤が見えた。2:59:2X、え?まだ30秒以上あるよ間に合うんじゃないの? だが42km地点手前にあるそのゲートからゴールまでは200mあり、短いようで長いのだ、ということを悟る。目の前には任務を全うしギリギリでゴールするサブ3ペーサーが見えた。フィニッシュゲートに吊るされた計時盤が無情にも3:00:00の時を刻み始めるのが見えた。そして10秒後にフィニッシュ。 ダメでもせめて1秒後とかにしたかった。10秒じゃネタにもなんないや。 最後の195mは41秒(キロ3分30)で走っており、心拍も160bpmの本日最高値が出た。最後にそこまで上げられたのなら、なぜもっと手前で頑張れなかったのだろうとの思いもなくはない。 ![]() まあでも僕の今回のレースは、正直なところラスト5kmあたりですでに終わっていたようだ。それが、実はひょっとすると間に合っていたのかもしれないと最後に気が付いてスパートしただけのことだ。最後まで諦めない心とはよく言うけれど、まあこういうことなのかもしれないな。僕は多分、諦めてしまった。だからこそ残り時間の正確な把握もできなかったし、あと2kmを残して攣ったときにほんの一瞬でも「これで苦しみをゴールまで続けなくて済む言い訳が立った」と思ってしまったことは、間違いないのだ。 それを自分で判っているがために、10秒届かなかったこと以上に、ふがいなさを覚えるレースとなってしまった。 両足攣りまくってダメージが酷く、その後荷物を受け取って着替えてビッグサイトから出るまで悠に1時間はかかった。 2015/2/26 [脂肪は気体となって去る] 木曜日、レースから4日もたっているのに筋肉痛がとれない。朝は駅まで3kmを急ぎ歩き、階段トレも再開したものの、帰りは痛くて歩行にも自信がなくなり、最寄駅まで電車で帰った。下り階段がまだ普通にクリアできない。新たに痛みが増えた個所もあり、故障っぽい痛さで不快。参ったなー。そういえば6年前の東京マラソンもかなりダメージ大きかった。サブ3はまだまだ自分のキャパを超えたところにある。 脂肪が燃える化学式を某サイトで教わった。 100gの脂肪が代謝(というか酸化っていうのか)される場合、体外からの酸素と結合し、最終的には84gがCO2(二酸化炭素)の一部として肺などから排出され、16gがH2O(水)の一部として尿や汗、呼吸等で排出される。 つまり、ほとんどが気体の形で出ていくらしい。知らんかった。 運動中は呼吸が増えるために安静時よりCO2が多く出ていくのは判るけど、脂肪はこのタイミングで減っているのかな? つまりリアルタイムで。それとも運動後の呼気にCO2が多く含まれるんだろうか。 脂肪、もう少し厳密に言えば脂肪細胞に取り込まれた平均的トリグリセリドは、CとHとOが55:104:6の比率で構成されている。もう少し色んな原子が関わっているものと想像していたが、この3原子はショ糖などと同じなんだな。 脂肪1gは概算で9kcalのエネルギーを産生する。Polarのログによればこないだのマラソンは2431kcal消費、負荷が高かったので脂肪燃焼率はたった10%だった。243÷9で脂肪分は27g。3cm角のラードってくらいだから、焼肉屋でチャラ。ケチらずもっと脂肪を燃料に使ってくれればいいのに。 2015/2/28 [お袖練リハビリライド] 東京マラソンのダメージがずっと残っていて身体を動かせる状態になかった。ランは未だに無理だがバイクならOKか。明日が雨模様なのでお袖練は今日にシフト。 北風が強く、午後以降弱まるというので、風に逆らわず走ろう。アカデミアからスタート、温泉坂経由で国道410に入り「酪農の里」までひたすら40km以上南下する。レース後はいつも心肺系が絶好調になるが、足は力が入らないのでポテンシャルを持て余している。 スピードメーターではなく心拍計を見て走る。なるべくゾーン4(僕の場合131〜148bpm)以上を維持するように。前半はほとんどゾーン5に入ってない。 酪農の里手前、自衛隊駐屯地への上り坂へと右折する。一応計ったけど 駐屯地坂 2.55km ↑185m 10:43 HR139/148 まあ今日の追い込み度としてはこんなもん。思った通り、ここは平均斜度7%以上となるようだ。 道なりに進むとしいたけ村周回のピーク白石峠へ出る。周回コースを逆走して3/4を走り、長狭街道→もみじロードへ。このころには風もおさまり、強い向かい風に泣かされることはなかった。 途中のトイレで休憩、68km地点だったがここで初めてボトルのジュースを飲む。 鹿野山マザー牧場ルートで上る。うっかり計測ポイントを通り過ぎてしまった。やる気でないからちょうどいいかと思っていたら、珍しく坂の途中で5人のローディ(多分同じ仲間)にぽつぽつと遭遇、追い越して走る。テーサイマンゆえ怠けられず、おかげでモチベーションを維持できた。 それもあってか、小糸集落あたりですっかり力尽きた。100km程度で平均速度もショボいのにスタミナないな。 東京マラソンもやっぱりスタミナ不足を一番痛感したし、これを鍛えるのはどうすりゃいいんだろうと思う。ま、絶対量が少なすぎるのは明白なんだが、時間がないなー。 2015/3/2 [花粉症本格始動?] 風邪の初期症状のような感じがして気分も乗らない。階段トレは上りも下りも休んだ。土曜のお袖練でたっぷり花粉を取りこんだおかげだと思っているのだが、本物の風邪ではないとも言い切れない。スポクラで適当に走っていくつもりが、ウェアを忘れてきた。帰宅してローラーに乗る。24分。 庄内麩と余りものの野菜でフーチャンプルを作った。エビのような香ばしさで味に深みが出たのはパセリを入れたからか。 2015/3/3 [職場全員異動] 職場を異動することになった。異動といっても、部署の人間ほとんど全員。つまり今の部署は、事実上消滅することになるらしい。勤めていた会社がなくなるなんて経験は、このご時世にはよくあることだが、まあ僕もその立場に立つことになった。来期以降、180度変わって都内方向になりそう。 ジテツウも通勤ランもほぼ無理っぽい。そもそも電車通勤が便利すぎて、そんなことやる意味が全くなくなる。 問題はスポクラが身近にみあたらないってことだ。カントクと同じところに行こうかなあ。プールがないんだけど。二人並んで走れたらトレッドミルもずいぶんと楽しいものになりそうだ。そういえば経験がない。 実は僕にはトレッドミルさえあれば他は要らない、ということが最近よく判ったので、その視点で考え直せばまだ見つかるかもしれない。Diceさんのようにいっそ自宅に買ってしまうか!? 僕らにとってこれほどの生活必需品は、まあ正直なところ業務用マシンの選択も全然アリだと思うんだが、置く場所がないのが一番のネック。 今季は重要レースが目白押しなので、ぼやぼやしているとやばい。 2015/3/4 [腸内お花畑] 膝が痛い。 膝の痛みは今に始まったことではなく今やデフォルト状態なのだが、ゆっくり走り出して数分経てば消えるタイプのものなので、問題にしてなかった。今回はその最初の数分の痛みがハンパなく、温まるまで我慢するのが辛い。 ウォークで念入りに温めた後、とりあえず13.1km/hで走り出したら、脚が悲鳴を上げている。疲労なのか痛みなのか、とにかくマラソンの後遺症は5割くらい残っている。程なくして左ふくらはぎからもヤバいサイン出た。すぐに10km/hに落とし、慣れてきたところでちょっとずつあげたが11km/hまで。ダメだこりゃ。 TVではこの頃流行りの腸内フローラの話をやってた。腸内に1000種類1000兆いると言われる腸内細菌を指す「腸内フローラ」という言葉は今後おそらく一般用語になるだろう。 先日NHKスペシャルでもやってたけど、腸内フローラ超スゲェ、の一言。 以来我が家では、「今日の食事は腸内フローラも喜んでるかな?」と気にするようになったよ、マジで。食事はバランスよくとか、ミネラルだ食物繊維だとか言うけど、結局自分さえよければ何だっていいんじゃないの?って疑問にはどう答えたらいいのかよく判らなかった。そうじゃない、腸内フローラのために正しく食べるのだ。腑に落ちる思いだ。 今日の番組は、要するに整腸は大事だねってことだろ? なにか新しい? そんなん、昔から知っとるわ。みたいな話。 これがNHKと民放の差だな。 終わった後に階段駆け上ったら脚にズシーンと疲労の塊が残っていた。当分ダメだこりゃ。 夕飯後、録り貯めたあさイチを見る。一流シェフによるパンケーキの作り方ってのをやってたのでメモ。 卵黄3個 牛乳110g リコッタチーズ(カッテージ)190gまぜる 小麦粉130gふるい入れ ベーキングパウダー5.5g 塩一つまみ入れる 卵白3個分メレンゲ 2,3回に分けて入れる フライパンは中弱火、バターを落として3分、蓋なしで焼く 途中で裏返す バナナ、バター乗せ、粉砂糖ふる 甘くない生地のパンケーキってちょっと食べてみたいな。 それにしても、Obey人は普段からカロリー高いもん食ってるな。デブるわけだよ。 2015/3/5 [バイクツールリニューアル] 膝がまだ尋常ならざる痛さでちょっとした小走りができない。 バイクのモチが下がっているので、ニンジンを買ってやる気だそう。 久しぶりにペダルとクリートとシューズ買った。シューズはまだ届いてない。 ペダルは3世代前の7800Dura-aceからようやく9000に替えた。 クリートが一緒についてきた。青クリートは今まで使ったことが無い。赤と黄の中間らしい。 まず古シューズに青クリートをはめて少し走る。やはりクリートが新しくなると嵌まり具合も変わる。というか黄色じゃないからより変わる。意外な点としては、外れなくなって焦った。何故だ? 続いて、ペダルを交換してみる。ペダル、クリート、クリートの種類、いろいろいっぺんに替えてしまったので、適切な比較対照実験にならなくなってしまった。 ペダル新旧で重さの差はたった16g。踏み面は少し広くなっており、この安定感が売りかなと思ったが、意外にもクリートがなかなか嵌まらない。かなり難しい。全然コツがわからん。これは何気にゆゆしき問題。古いのを使い続けるほうがはるかにマシじゃないのか? 考えてみれば、ペダルって別に何か主張するツールではなく、いままでのペダルが何の問題もなかったから、新しくしても良さが全然わからない。それゆえペダルが拾いにくく嵌めにくいという問題はデカすぎる。 これも慣れの問題だろうか。 ペダルが広い、それゆえ踏み心地が安定している、などということは全く感じなかった。それは単にイメージであって、実際は理屈から言っても感じるわけないよなと思う。人間ってアホだな。 肝心の練習については、わりとキッチリ追い込めたつもり。 2015/3/6 [アンチストレッチ教] そろそろランやっとかないと月末の佐倉は走れたもんじゃない。というか、佐倉でサブ3を狙うのは現実的じゃないことが判ってきた。 また秋までお預けかな。 坂道ウォークで身体ならし。膝痛はだいぶおさまってきたが、左ふくらはぎに相変わらず違和感が出る。これじゃスロージョグでも走れない。 念入りにストレッチング。 運動前にストレッチを行うことは、とうとうNHKでも「怪我予防になど全くならないばかりか、パフォーマンスを落とす要因」と有害性を強調してた。なのになぜやるか。肉離れ予防などには効く、と最後にちょろっと言ってたのを聞き逃さなかったのと、10km/h程度でのジョグにパフォーマンス云々は全く関係ない。 大人しく10km/hで走り出し、ちょっとずつ上げる。ストレッチは効いたみたいで痛みが無い。5km前後でようやく12km/hへ上げる。 上限はこのあたりのようだ。 2015/3/7 [駒沢リハビリ30km走DNF] 東京マラソンが終わって佐倉マラソンまでの残り日数を鑑みると30km走ができるのは今日しかない、と随分前から予定を組んでいたが、ここ数日の調子ではサブ3ペースで走るなんてとてもじゃないが無理。そこで、キロ5分10ペース遵守というカントクと一緒に走ることにした。調子こいてペースアップすることも防げるし退屈さもしのげるしお互い好都合。 小雨がまだ降っていたが覚悟して家を出る。カントクに強い意志がなかったらたぶん今日のメニューは変わっていただろう。幸い駒沢についたらほぼ問題ないレベルになった。むしろ雨上がりで花粉も少なく、空いていて理想的かもしれない。シューズはDSトレイナーを選択、ストライドセンサーも心拍計もつけず、フリースで厚着して10時14分スタート。 目下の懸念点は三つ、 1.膝の痛み 2.左ふくらはぎ肉離れ爆弾 3.芯にしつこく残るレースの疲労 膝の痛みは500m程度で気にならなくなった。コンドロイチンもだいぶ充填されたようだ。しかし左ふくらはぎの違和感がむくむくと顔を出したので、最初からキッチリ上げていくカントクについていけず一時は100m近く離された。2周目で上げて追いつく。3周目途中でトイレに寄り、そこですかさず左ふくらはぎをストレッチ。3,4周目あたりで完全に走りが根付いてきた。いい感じだ、これなら30km走りきれそう。1周11分3秒目標で、ほぼ狙い通りのラップを刻む。 5周目を終えたところでカントクが給水に立ち寄ったので、僕も一瞬だけ止まる。ところがこれが異変を起こす引き金になった。あろうことか逆の右ふくらはぎに違和感発生。こちらはレースで強烈に攣ったほうだが丸一年肉離れとは無縁だ。よってこれは蓄積疲労のしこりみたいなもんだと思っていた。が、7周目の後半、キッカケもなく突然ヤバいサインが出てくる。カントクにとりあえず別れを告げたが、暫く様子見して再び追いつけるつもりでいた。しかしみるみる痛みが増幅して全く走れなくなってしまった。 起点まではなんとかとぼとぼ走ったけど、終了後は激痛で歩くのもままならない。何でこんなことになった? トレッドミルでも10km続けられない状況だったので、15km走って脚が悲鳴を上げたのは当然といえば当然だったかな。 調子良さそうに見えたカントクだったがその後25kmで中止。お互い調子悪いね。 まいっちんぐ〜 新しいバイクシューズが届いた。 初めて日本製を買う。R321というShimanoの旗艦モデルだ。 Shimanoがバイクシューズに参入した当初は、その見るからに幅広甲高なスタイルが異次元なほどダサくて全く眼中になかったが、長い年月を経てこなれてきているだろうと信じて。幅広と標準の2タイプを揃えていたことも選択理由の一つとなった。もちろん標準のほうを。試し履きもしてない。ネットで買う理由は小難しいバイクショップ店員とやりとりするのが気が重いから。コミュ障害か? ![]() サイドビューだけ見るとカッコいいんだが…。 そのジキルとハイドみたいな白黒デザインが如何ともしがたく、最後まで悩んだが、他メーカーでピンとくるものが無かったので今回はデザインには目をつむる。実物を見ると、覚悟を決めたせいなのか、そんなに変な気もしない。 重量240gでこれまでのDMTより僅かに重いくらい。 ツバが広がらず足入れがスムーズでない。車上で履くショートのトラで使うのは不向き。そもそも僕はトラ用シューズを使ってこなかったので、まあその点は従来と似たようなものだ。ベルクロが短いのでチェーンにひっかかる心配はない。工夫次第では長いベルクロのDMTより扱いやすいかも。脱ぐ手間はさほどでもないので、ロングでは問題なく使えそう(ロングでも脱ぐときは車上で)。というかそもそもシューズを買った理由はロングのためだ。 足を入れてみると、フィット感はかなり悪い。甲の先端上面と足の先にがっぽり空間がある。もう1サイズ小さいのを買うべきだったか? いや、そういう問題ではないのだろう。 DMTの、足全体に隙間なく吸い付くようなフィット感とは雲泥の差だ。 なぜその秀逸なDMTを買い換える必要があったのかと言うと、経年変化で親指の付根あたりの縫製に僅かなほつれが生じてきており、100km以上乗るとそれが当たって痛くなってくる問題があった。ぴったりしすぎているとほんのちょっとの不具合が大きく響いてしまう。 バイクシューズはパワーロスが無いことが大事だが、そのためにランシューズと同レベルの緻密なフィット感は必要条件ではないという気がしてきていた。むしろ足が痛くなることのほうが問題で、Shimanoのガボガボなルーズ感は見越しての選択だ。 まあでも本当の答が出るまでしばらくかかるだろう。ダメ出しなら割とすぐ出るかもしれないが。 DMTがこれまでの人生最高額の靴であることは未だ変わりないが、日記を辿ってみたら購入は2008年7月。足かけ7年も使っているようにはとても見えない、しっかりした状態を保っている。ナルシマで買った翌日にJCRCでいきなり実戦投入しており、かなりイマイチな印象であったようだ。それがいつのまにかしっくりくる靴になっていた。Shimanoもそうなるといいが。 明日のお袖練が楽しみだ。 2015/3/8 [ローラー二部練] ぐずついた天気は午前中続くと見られ、特に房総は雨雲が居残る天気予報になっていたので、お袖練は諦める。カントクは昨日のロング走ですっかりやられているし、僕もふくらはぎの状態はかなり悪いまま。無理して行くこともないだろう。でもニューシューズ&ペダルは実走で試したかった。 朝から名古屋ウィメンズ見て、午後シロモトに乗る。 R321はまず土踏まずのアーチがもっこりと目立つ。足の裏全体で踏みつけるにはこのほうが理にかなっているのか。そのうち慣れて気にならなくなるのだろう。昨日感じたぶかぶか感もすでに忘れかけているし。カッチリした踏み心地は気持ちいいが、新しいペダル&クリートのお陰ではないとどうして言い切れよう。 DMTの時も当初感じたが、靴が意味もなくデカく感じる。慣れない革靴履いたときのような気分だ。これもいずれ気にしなくなるだろう。 その革靴がそうだけど、底の硬い靴は足の裏がじんわり凝った痛みを発することが多いが、1時間近く乗っても痛みの発生は無かった。土踏まずアーチ効いているかな。とりあえず第一関門通過ってところ。 夕方二部練。やっぱ道具が新しいと試したくなるね。 踏んだ感触が心地よいので、しんどくさえなければいつまでも続けたい思いにさせる。それこそこの靴のメリットと言えるのか、それとも単に新しさゆえの心理的効果か。なお普段ローラー練にはくたびれ果てたボロボロのSidiを使っているので、それから比べたらいいに決まっている。 1回目. 54分 HR128/141 601kcal 2回目. 66分 HR130/145 753kcal 2回目の54分通過時をチェックすると1回目と全く同じ600kcal。2回目のほうがゾーン4が多くHRaveも高くなったのになぜだろう? 2015/3/9 [辰巳練] 雨、会社が暇、ふくらはぎ肉離れ、とくれば辰巳練以外にないでしょう。 調べたらほぼ4週間ぶり。そんなにブランクあったか。知ってたらもっと怖気づいてたかも。 速いコースが混んでいて、3人が1分20くらいで巡航できてハイレベル。皆ノンストップで泳いでいたので倣って500m続けて泳いだら一気に腕が干上がった。ダメだこりゃ。 その後は適当に。普通に100プルでは1分半かかり、ガッカリする。 かなりインターバルおいて50mダッシュのつもりで飛ばし、途中で気が変わってそのまま100m泳いだら1分25が出た。普段は良くも悪くも抑えが入っているなと改めて感じた。 2000mですっからかんになってしまった。 帰りがけのスーパーで、ややくすんだ緑色のラベルのコカコーラを発見。Lifeというありふれたサブタイトルと地味な色が醸す非日常性のギャップがいかにも未知な美味さを予感させ買ってしまう。 甘味料がステビアってだけだった。有体に言って美味くないし有難くもない。見た目にコロッとダマされた〜。 2015/3/10 [ニューアイテム効果] 上半身酷い筋肉痛。普段から筋トレやっとけばマシなんだろうに、どうしてすっかり忘れてしまうんだろう? 朝の階段トレは太ももがじんわり重く、一昨日のローラーの影響としたら、二部練までやった甲斐があったというもの。右ふくらはぎの状態がまだまだでラン封印中なのでスポクラ行ってもしょうがないし、躊躇うことなく帰宅してシロモトにまたがる。鉄は熱いうちに打て。調子を上げている気がしているが、勘違いでもやる気になればそれでいいでしょう。ニューアイテムがそれなりに効果を上げている。高い買い物だったから元をとらないと。 しんどくて途中で止めようかと思った。Level4が30分以上あったので、頑張ったかな。ぴったり500kalだった。 2015/3/11 [ローラー三昧] 鉄は熱いうちに打て第2弾。バイクは苦手意識が強いから、やる気が出てくれるのは助かる。 夕飯制作に時間を要しすぎ、乗る時間が減ってしまったので、序盤から追い込んでいく。心拍計はナシ。 途中、ペダリングのピッチにあわせて軽い振動を感じた。ローラーに不具合でも生じたかと思って観察してみると、驚いたことにシューズがクランクと擦れて生じていたものだった。 シューズの踵付近がクランクと擦れている人は時々見かけるが、僕は極端にウチマタのためそれはない。逆に、親指付近がクランクと擦れていたのだった。DMTはシューズ先端が三角に尖っているため擦れることはまずないが、ダック型のShimanoは親指横が広く、クリートの遊びと極端なウチマタによって接触が起きていた。うそだろー。 最後は結構追い込んで、150bpmくらい行った気がする。 終わった後、まだ右ふくらはぎが少しジンジンする。炎症が残っている感じ。 ホンシメジとエビのお吸い物、フカヒレの煮つけ。 お吸い物覚えたぞ。ホンシメジは、ダシが出ないな。 フカヒレって初めて買ったんだけど、半額セール225円って安いよね。 フカヒレって骨に見えるところも全部食えるのね。知らんかった。 コリコリして美味かった。 2015/3/12 [努力という言葉を忘れた人] 部署内の人間を8名ずつの複数チームに振りわけ、それぞれでカイシャを盛り上げる何かを週1ペースで集まって考えるという全体プロジェクトが始まって3か月が過ぎた。僕らはノベルティの週めくりカレンダースケジュール帳を想定し、枠の片隅に社の得意分野(HCD)を漫画形式で描き込んでPRする、というサンプルを作ることになったのだが、つまりはその7コマ漫画を作るのが意外と難しい。まあでもウチはデザイナー集団。シナリオ作成、デッサン、表現法、客観性、バランス、ユーモア、プレゼン、漫画に必要な様々な要素は身近な仕事内容といろいろかぶっているだろう。素人なりにも完成度を上げるテクニックは有しているはず、と僕は考えていた。啓蒙しようとしているHCD(人間中心設計)がそもそも商品企画の向き合い方を示すものであり、その理念のもとにクライアントを導く立場にあるのが我々なのだ。 この企画案はほとんど僕が立案したものだった。他のメンバーの誰も代替案を出さないし反対意見も出ないので(まあ要するに金にならないプロジェクトだから皆消極的なのだ)、慎重に了承を取りつつ決まったことだった。雛形の原稿なども結局僕が作り、あとはみんなで紹介内容を数案ずつ漫画化してまとめれば完成というところまできた。 ところが、ある一人が出してきた案が最悪だった。彼は一切ペンを入れず、ネットで拾ってきた男女のイラストをそのままコマ内左右に配置、中央に吹き出しを置く。その構図を7コマ全てにコピーしただけのものだった。あるコマではキャラクターが笑っていたり目をつむったり口を開いたり手を上げたりといった僅かな描き分けすらもない。 これが漫画という体を成していると言えるだろうか? 「何時間も努力してみたが自分には漫画は描けない。こうするほかなかった」と彼はのたまった。僕はこの作品について承認する立場にはないが、「これじゃダメでしょ」と正直に言った。そんな僕を彼は「厳しすぎる」と言う。どんだけ自分に甘いんだよ? 僕は逆に、こんな手抜きもいいところのものを出してくる態度が、プロジェクトやメンバーに対する冒涜にほかならないと思った。いくらやる気がないとは言えひどすぎる。だが驚いたのはそれだけではない。彼は、漫画形式で行くことは自分がちょうど欠席の時に決められたことだ、などと言いだし(欠席したのは自分の責任だが)トレペもないからなぞって描くこともできないなどと、益々情けないことを口にし始めた。こんな絵にかいたようなヘタレをリアルで見ることになるとは。 まず「何時間も努力した」という過程を一つでも見せてみろ。もしどうしても描けないのなら、拾ってきた絵をレタッチしてストーリーに関連付ける工夫すらしないのは、どういうわけなのか? もう次元が低すぎて話にならない。というかマジ返ししちゃいけないのか。「本当はこんなことやりたくなかった」という彼の無言の抵抗と見るほうが遥かに自然な解釈だ。幼稚すぎるが。 彼は曲がりなりにも美大を出たはずのデザイナーである。元は。ついでに言うと僕より年上だ。遠の昔に現場をはずされて総務の仕事を渋々しているが、自分にもやればできることを示したい、というプライドはこれっぽっちもないのか? ないんだな? 死んでくれ。 なお偶然にも彼の奥さんは漫画家であり、その点で彼には少なからずアドバンテージがあるものと思っていた。「多少なりとも奥さんに相談してみてもよかったのでは」と訊くと、仕事を家に持ち込みたくない、ときた。シゴトと言えるレベルのことをやってから偉そうに言え。 言いたいことは言い、やることはやらない。緊張感の欠片もなくヘタレなことを真顔で言って逆切れする奴がのうのうと生き残っているわが社は、消滅する運命にあって当然かなとつくづく思う。 そんなこんなでど頭にきつつ帰宅、飽きずにシロモト乗る。 怒りのパルスを耳から送り込んでしまったのか、3分も経たないうちにiPodがビビビビ〜と言い出したのを最後に、ウンともスンとも言わなくなってしまった。 とうとうお亡くなりなすったか。 昔、うっかりマシーンウォッシュしてるし仕方ないか…。 コロッケ小劇場見ながらだと今一つ闘志が湧いてこない。 最後に150bpm越えを狙ってダンシングしてたら、いつしかマシンごと後ろにズリズリずれているのに気付かず、前が脱輪して終了。HRmaxは153。 2015/3/13 [それは愛ですよ] お亡くなりになったiPod、単なるバッテリ切れだったのではと思い充電してみたら、正解。あちこちいかれてきているので、バッテリ切れなどの告知機能が壊れても不思議ではない。 ところでこのShuffleは、たぶんバッテリが減ってくると英語の音声が割り込んで伝えてくる。たぶん、というのは、その音声が何と言ってるのか未だに聞き取れないからだ。状況的にButtery Lowって言ってるんだと思うが(正解は確認してない)、その結論に至るまで一年くらいかかった。僕の耳には「ザリラァ」と聞こえ、That is Loveへと変換される。ザットイズラブ→充電しなきゃの図式が成立している。自分にとって、英語にはどうあがいても越えられない壁がすぐ目の前にあると失望する瞬間である。 そのザットイズラブももう聞けなくなったのか。 昨日のローラーや今朝の階段トレで右ふくらはぎの肉は仮留めされたと感じたので、ラン解禁してみよう。もちろん当分は飛ばしてはならない。 東京マラソンから早くも19日が経ち、30kmも走ってない。だいぶ地脚が落ちているはず。佐倉までの二週間、通勤ランも加えてできるだけ積み上げていかねば。 今夜はとりあえずトレッドミル。 長いウォークのあと、10km/hで走り出したら300mも行かないうちに悟った。全然治ってない。封印期間をあと数日伸ばさなければならない。 今回のはどうやらかなり深刻だ。 すぐ止めるべきだが、いずれにせよ佐倉はマトモに走れそうにないと思ったら、どうでもよくなってきた。佐倉はサブ3は無理でも、そこそこのペースで走りたいと思っていた。 どの程度問題なのか探るためにやけくそで続けてみる。痛みというより、締め上げられるような感覚。身体が温まってきても消えないし、不快度は高まるばかりなので結局5kmで止めた。 んー、今後の身の振り方はどうすべきかな。 消化不良なのでプールへ。 競泳部な奴から、おれのシマへ来るな視線を感じたが、気付かないふりして泳ぐ。 100mプル×5 1分45サークル。1分25〜26 平泳ぎで前を塞いでくるが気にせず追い越す。 が、やっぱり居心地悪いので500mで止めた。負けたよ。 2015/3/14 [サ・ヴァ!サンド] 駒沢まめきち。練の予定だったがまだ昨日のしこりも抜けてない程なのでDNS。いずれにせよ走るべきではないだろう。 職場の友人からトルコ名物サバサンドうめえって話を二度三度聞かされているうち、昨夜帰りがけに寄ったOKでサバと冷凍チャバタを買っていた。食パンじゃダメらしい。 今朝早速作ってみた。サバは慎重に骨を抜き、オリーブオイルでソテー。スライス玉葱どっさりとトマトを挟む。レモン汁をたっぷりかける。 んー、正直サバをパンにはさんだ予想通りの味を超えられない。美味いけれど。日本産のマサバだったが脂の乗りイマイチで普通だったのも影響したかな。でもアタリのサバなんてなかなか巡りあわないし。この時期はゴマサバのほうが良かったのかも。 やっぱトルコ行って本場の味を確かめないとダメかもしれない。 冷凍チャバタは意外と美味かった。1個100円は食パンよりは高いけど、お買い得かも。また買おう。 僕は犬のようになんでも嗅ぐクセがある。先日も洗濯物の一つを何気なく嗅いでいたら、カントクから「かぐなー」と言われた。「英雄?」と返したところ、なにそれ的な顔をされたので、「かぐな姫」と言ったら、過去に見たことがないほど爆笑していた。 この話、面白い? 日記に残しとけってカントクに言われたんだけど。 数年後の自分への説明:「英雄シリーズ」でかぐや姫が出てくるAUのCMから そろそろアマゾンからCD届くころかな♪ と思ってポストを見に行くと、そこに想像していたものと全く異なるモノを発見した。バラの包み紙で華やかにギフトラッピングされたものが鎮座し異彩を放っている。ホワイトデーと何か関係ある? 二度見してしまったが紛れもなく僕宛てであり、思わず警戒心が先に立つ。学校の下駄箱を開けたら一方的に好かれている女子からの贈り物が入っていたときのシーンがフラッシュバックする。こんな僕にもそんな時代がありました。同じ水泳部の後輩だったが、しつこくつきまとわれてほとほと困った。水泳の実力が抜きんでて有望株の彼女は背が高くてスタイル抜群、そのうえ器量も良く人気者だった。ではなぜ? 怖いくらい陰険な女性だったのだ。終いには彼女の母親まで出ばってきて「娘の好意をおたくの息子さんはなぜ無視するんですか?」と母にいちゃもんつけてきた(らしい)。娘も怖けりゃ親も怖い。 自慢話はさておき。そのラブ満載パッケージの中身は確かにアマゾンで注文した中古CDだった。個人がオークションのような感覚で参入しているのだろうか。それにしても、1000円以下の小口取引にも関わらず、作品への個人的な想いが手書きで恋文のように綴られていたり、クッキーをおまけに添えたりと、その女子力の高さ?には感心させられる。送り主が美しくも若い女性だとは誰も言ってないのだが、独身時代だったら妙に舞い上がってあらぬ勘違いでもしてしまいそうだ。出品者評価を上げるためだけに、ここまで熱心なことはできないだろう。 実はおっさんだったとしてもこの気配りは嬉しいね。 そのCDを聴きながら、夕方シロモトに乗る。 休日ダラダラ過ごした日にありがちなこととして、開始後すぐにハンガーノックに陥る。慌てて食べ物を漁り、バナナと柿の種をかっ込む。 バイク練がふくらはぎの治りを妨げている可能性について考えなくもないが、いずれにせよ佐倉は狙えなくなったので温存する価値はなく、今できることをやったほうがいいかなと。 かといってお袖練や物練行くわけでもないのが凡人。イージーに乗るだけ。 明日もあるし。 2015/3/15 [ローラー&ニューアイテム効果] お袖練。ニューペダル+クリート+シューズでの初実走。 だいぶローラーで乗ったからシューズに対する不安はない。ただ、指まわりや先端部にかけて上も横も隙間があるのが相変わらず少し気になる。そのせいか、いつしか指がグーの形で踏んでいることに気づいて修正、を繰り返す。二つのベルクロは単なるロック機構であり、増し締めはできない。ただ、この隙間による大きな遊びが、強い踏み込み時に不安定感の要因にはならないのは、その手前の甲と足首側のホールド感がすばらしいため。つま先で踏む従来の感覚から、下肢を前へ蹴り出す動きでクランクを回すという新たなイメージが出来上がる。力の入れどころが違う。 追い込めない不安症に悩まされるこの時期は、慎重にペースを上げていくが、どういうわけか心拍が上がりやすいと気付く。温泉坂も例外なく高くなった。その割には途中通過点イマイチ。 温泉坂 17:19 HR146/157 HR157までさほど無理なく拭け上がったのはやはり普段と大きく違う。ローラー練の成果か、ニューシューズ効果か。その割にタイムは…。 R410からR465、38km地点でコンビニのトイレに寄り(腹を下していた)、カントクと合流。しいたけ村へまた行きたいと向上心の強いカントクを道案内。適当に先行&Uターンしつつ県88経由でしいたけ村周回路へ。少しだけ雨がパラパラと降ってくる。 心拍が上がらず追い込めないとぼやくカントクのケイデンスが、ふと僕より遅いことに気づく。そういえば今までケイデンスについてあれこれ言ってこなかった。自分でもあまりやりたがらないので言えた義理ではないがクルクル練も大事だよ。それと、高回転型で短時間最大出力を出す経験が全くなく、殻も破れないようだ。野良犬にでも追いかけられない限り難しいだろう。ロードレースを経験するのが早道なんだが。 しいたけ村周回路では菜の花畑が満開。この香りはなぜか郷愁を誘う。期待した梅は終わってた。 1周した所で停車してカントクとルートの確認をしていると、若いローディが一人目の前を過っていった。獲物発見、と思って追いかける。 が、彼は僕の行きたい方向とは逆へ曲がってしまった。 長狭街道の上りもいい感じで前向きに踏めた。もみじロード経由で帰路へ。県88経由で先回りしたカントクのバイクをコンビニに発見し、立ち寄ろうかと思ったその時、先ほどのローディがコンビニからひょろっと現れ、R465へ進んだので追いかける。だがのんびり走っていたのですぐ追い越してしまった。 しばらくして、彼がぴったり着いていることに気づく。お袖練ではなかなかない場面だ。接待練のつもりで見栄張る君はキッチリ追い込んでみる。さほど辛い感じもなくHRは150を超えて、最高158まで行った。やはり誰かがいると一人では出せない領域へさらっと入れるな。いい感じで追い込めて感謝。 彼の脚力は未知数だが千切れる気配はない。この国道のハイライトであるトンネルまでの長めの上りをタレずに淡々と走るべし、と気合を入れていたが、ピークの手前で横に並ばれた。物ジャーネタで少しだけ話しかけられ、追い越していった。改めて見るといかにもスリムなローディ体型だ。 後ろにはつかず10m差を維持して走る。他意は無い、自力で走らなかったという要素を走行ログに含めたくなかっただけだ。 追い越したからには僕のペース以上で走ってほしいのだが、ありがちなこととして彼のペースは落ちた。ひょっとして離れた僕を待ったのだろうか? 心拍が120台まで落ちてしまった。また抜き返すのも面倒だし、この距離一定走を察してくれないかなと期待したが、4kmほど走ったところで行き先が別れた。 気温が上がってきて、結構いい感じで追い込めたが、最後の3kmくらいで気が緩んだか、急にバテてた。 タイム的にはまだまだだが、明らかに踏めた、という点で一歩前進があった感じ。ニューシューズの印象も悪くない。焦らず積み上げていこう。 30分遅れて戻ってきたカントクは自分の腑甲斐なさを嘆いていたが、100km走って獲得標高も1000mを超えたはずだからこの時期としては十分と思う。 2015/3/16 [恨み節] 昨日追い込めた割には疲労感は低い。今日も何かやれそうな雰囲気なのでスイムかなと思っていたけど、ついついシゴトに集中してしまい時間がなくなりオフ決定。スケッチ描いて3DCADでシコシコデザインする作業も今月限りかと思うともったいない気がしてきての。 やっぱり僕はカタチ作りが好きなんだ。この仕事を奪われることになるのはホントに残念だ。 社員の半分ほども占める管理職連中は、きちんとディレクションに専念するわけでもなく新規開拓とかで毎日ワケ判らん不毛の会議やって報告書作成でキーばかり叩いている。受注減のためプレイヤーを退いたことになっているが、そもそも現代のデザインスキルを習得できず、ネタも尽きて役を果たせなくなったんだから、いずれにせよ生産性のある仕事はできない。余剰人員なのはどう見ても金食い虫の彼らだと思うが、身を切る改革など自分たちで決められるはずもなく、とうとう社長が大ナタを振るわざるを得なくなった。 それが僕の見立てだ。 そして異動先ではまたワケ判らん会議と資料作りの毎日だろうから、彼らはこの境遇を歓迎しているのだろう。僕にとっては理不尽極まりない話だ。 2015/3/17 [くっつかない] タイ米食った日の翌日はデブる。なぜか。タイ米は食うものではなく、飲むものだからだろう。 5月の陽気で気持ちいい。3km先の駅まで歩く。玄関出てすぐ右ふくらはぎに違和感。あかんですわ。ずいぶん乾かしたはずなのに接着剤が全然くっつかないなと思ったら、素材がPPだった、みたいな感じ。 まあそれでも夜はスポクラ行こうかなと思っていたが、職場を出たとたん狙いすましたかのように痛みが出る。行きたくないオーラでも出てるのかな。やめて帰宅する。 ローラーはそこそこ追い込めた。 2015/3/18 [やけくそ練] 水曜日はポイント練の日、だったころが懐かしいなあ。早くガシガシ走りたいなあ。 今や、水曜日はガッテンの日。カントクにチャンネル権を一方的に奪われたので(相棒2時間スペシャル)、ガッテンの開始時刻に合わせてトレッドミル、のつもりだったがシゴトが長引いてしまい10分も見られなかった。ガッデム。 ここ数日は歩くだけで右ふくらはぎが痛むことがある。おかしいでしょ。どうせダメなら速く走っても同じでしょ。とやけくそ案浮上。今日は一日気温が高く館内もくっそ暑い。ふくらはぎ不調は例年気温上昇とともに自然に消えるので、今日はもしかすると走れるかもしれない。昨日は見られた痛みもとりあえず消えている。ということで、時間が押していることもあり、いきなり13km/hで走ってみる。行けそうな予感があったのだ。 しばらく感じたしこりも、4kmを境にふっと消えた。やったぞ。 でもまだいつ来るか判らない。慎重に慎重に。 脚は力まず振り子となるように動かす。安定した力強い腕ふりでサポートする。汗を拭くとかiPodの操作などで腕ふりが遮られると脚でバランスを取ろうとするのがヤバい。ピッチを速めるのも逆に力みが入ってダメっぽい。 8kmを過ぎ、これは脱したかも、と自信がでてくる。でも慎重に慎重に。 10km走れれば御の字と思っていたが、どうやら行きそうだ、やったね。 と思った9.6km、思わぬ事態に。まさかの逆の左ふくらはぎに違和感発生。 あと400mくらい走ってしまえ、と思ったが、その考えが良くないと9.7kmで止める。例によって、みるみるおかしくなる。 左ふくらはぎからハムストにかけて、ばしーんと痛くなってしまった。 なぜ起きたんだろう? 東京マラソンの後遺症が未だ残っているだろうか? 我ながら、デリケートすぎて嫌になっちまう。 せめて牛乳飲んでリカバリーしておこう。今日のガッテンでもやってたし。 AEONの成分無調整牛乳は二種類ある。PBとは言え地元スーパーの牛乳などと比べたらどちらも高い。AEONは規模が大きすぎて、地元産を使うなどして安く安定供給することが難しいからではと思う。 AEONで牛乳を買う場合、TopValueの北海道牛乳一択だった。なりふり構わずコストダウンに邁進するイメージのBestPriceブランドは買う気が起きない。ただ味の違いなんぞ正直よくわからんので、BestPriceでもいいのかなあなんて気にもなっていた。 ところがつい先日三つ目のブランド「特選」北海道牛乳が加わっていることに気付いた。値段も200円を大きく超え実質「おいしい牛乳」より高い(おいしい牛乳はセール価格でのみ買え)。 特に売り文句もなく地味なパッケージだけど、気の迷いでこれを買っちまった。 なにこれ感動的に美味いよ。牧場なんかでこれ飲んだら間違いなく「さすが絞りたてはうめー」とかしみじみ語ってると思う。おいしい牛乳より美味い。おいしい牛乳は実は、おいしいと思う反面、どことなく抵抗もある商品なのであった。 2015/3/19 [さいはて寸評] ヤボ用で休暇を取る。 昨日痛めた右足は、冷静にみると膝裏からハムストにかけてで、新たにこしらえたって感じだ。ほとんど無理のない内容だったと思うのだが、こんなことでは何もできないではないか。 今朝になってみると右ふくらはぎもちょっとばかし変。 毎年この問題には悩まされる。起きてからではもう遅く、予防に努めるしかないのだが。フォームが悪いかな。フォアフットもどちらかと言えば負担増になるようだ。 どうなるものでもないのに、ふくらはぎの違和感が気になって、揉んだりさすってみたりしてみたくなる。実はそんなとき、膝関節の裏を左側は右手で右側は左手の親指で強く30秒程押さえる、のがいいと聞いてやってみた。腱をぐっと伸ばすような感じになるんだろうか。とりあえず痛みがすっと引く。 ああそれと、筋肉に違和感アリ状態は俗に「バナレ気味」って言うらしい。 昨日の10km走が成功すればランを継続していこうと思っていたが、さすがに今日は走れそうにない。またローラー。 長く乗っても1時間がやっとのローラー。それでいてHRaveは130とか、キロ5ジョグ程度の運動にしかなってないんだから、バイク練ってランよりつくづくきついと思う。今月はローラー練が多いので、オフは少ないのにトータル練習時間が屁みたいに少ない。 こんなしんどい作業の毎日では、プロロード選手ってホントに大変だなと思う。 そして今日のHRaveは128bpmだった。頑張ったつもりだったが。 映画「さいはてにて」を観るため、急いで着替えて銀座へ。例によって出るのが遅れたけど、走ればいいのさ、と思ったらその手は使えないんだった。 珠洲の外海側、木ノ浦が舞台のこの映画、まず存在を2年前のレース遠征時、行きつけのパン屋さんに教えられた。このパン屋さんも制作に深く関わっているという。確かにクレジットにも出てた。古川商店って。 オープニングで見覚えのあるラケット道路近辺の道が出てきたが、それ以降はあまり珠洲とわかる場面は無い。 いい話だった。セリフがよく考えられていて、自然だなと思った。この作品で一番の仕事をしたのは実は子供たちではないかな。 添加物まみれの近頃の映画に食傷気味な向きには、この飾らなさが新鮮でとてもいい。 また珠洲に行きたくなったが、あいにく今年は北海道と決まっている。 2015/3/20 [寸評つづき] 昨日の映画は主人公がコーヒー豆に携わる仕事をしている。豆の品質、焙煎、挽き方、淹れ方、鮮度、すべてが究極レベル、それを無理なく日々親しめる環境にある。それから見たら、我が家の定番1g1円コーヒーは全てにおいて妥協の産物である。 コーヒーという日常欠かせない存在のものが突出したレベルにあると、それ以外のものとどう向き合うことになるんだろう。と、観ながらふと思った。金額の問題ではない。「本物」を得るためにそこまで徹底することを理解してしまった人は、コーヒーと一緒にヤマザキのアンパンなんて食えるか?ってこと。 能登半島のはずれでコーヒーショップを開く話と聞いていたので、どんなに眺めが良かろうと人が居ないんじゃ喫茶店経営なんて成り立つわけないだろと思っていたのは早とちりで、全国の顧客相手に豆を通信販売する拠点をここに移したというだけのことであり、来店客はアテにしていない。地元とはむしろ断絶して生きていく覚悟が伝わってくるさばさばした主人公。地方活性化、Iターン生活などへのヒントとなるだろうか。田舎で暮らしたくてもシゴトが無い、これは大きなジレンマ。イマドキのテーマかもしれない。 ただ、湿った潮風が毎日吹きまくるあんな掘立小屋は、コーヒーの品質管理上最も適さない場所なのではと思うのだが。逆手に取って「珠洲しおかぜ珈琲」とかブランド化する発想は、たぶん失敗こくだろう。 映画の前半はかなりネガティブな状況を描き続ける。ろくでもない母、ろくでもない高校生、ろくでもないヤンキー、学校でのイジメ、頼りない先生、話相手すらない死滅したコミュニティ…。この地の印象は良くは映らないし、救われない社会と見えなくもない。地元の人はこの映画をどう見るだろう。 日本人特有と思える陰の部分の描きかたが絶妙だなと感じていたが、意外にも監督は日本人ではない。ただ、コンセプトの強さは外国人ならではなのかなとも後になって思う。海外でも上映されるらしいが、理解できるかな? 脚はまだ痛くて、走れる状態にはない。 カントクが図書館から借りてきたHHhHというタイトルの小説を読んでいる。 夜、普段ならスポクラで走っている時間帯、オフを決め込んで職場に居残って黙々と読む。実は返済期限が明日に迫っているのだ。 ヒトラーに仕えたハイドリヒという人物にまつわる話で、この分野にはほとんど興味が無いのだが、単なる歴史小説でもノンフィクションでもない全く新しいジャンル、とのあとがきの評を見て読んでみたくなった。 しかし、これがまた読み進まない。教養も関心もないので話についていけない上に文体が変化球過ぎて、タネがあちこちに埋め込まれているので、それに気づかずにスルーするともう何を言っているのかちんちんぷんぷん。ただ、面白そうな予感だけはある。 一度借り直した上にそれぞれ期間延長しているので計算上8週間近くも手元にあったのだが、未だ半分までしか読み進んでない。どう考えても読み終えそうにないが、行けるところまで行こう。 新ジャンルとはつまり、物語とその制作背景が同時進行するような構成なのだが、言うほど新しさは感じないし違和感なく読めるのは、TV向け映像あたりでは割と見かける構成だからではないか。 作者は史実に忠実であることをモットーとし、その価値や難しさを事ある毎に強調し、架空話をでっち上げる小説家は詐欺師であると自嘲する。ああ今の部分は私の創作ではないとどうして言い切れよう、などと懺悔したりする。でもこれは彼の持ちネタでありギャグだ。ハイドリヒが乗っていたメルセデスは黒か緑か?に執拗なこだわりを見せる一方で、「ローゼンベルクは無能なくせに―――」と筆者の視点から特定人物をさらっと無能呼ばわり。誰かの生き様がハッキリ無能だったかどうかなど、裏の裏まで調べられたとしてもなかなか断定できないことと思うが。 彼は書いている。「重要なディティールを見過ごす危険をおかしてもなお、無意味なディティールを記録することにこだわりたい」 真ん中を過ぎて、ようやく面白くなりかけてきた。 文体は回りくどくそして無駄がない。しつこくてアッサリしている。難解で小気味いい。もっと違う内容の小説を読んでみたいな。 2015/3/21 [読書オフ] もう午後3時だ。休み休みではあるが朝からHHhHを読み続けている。カントクに交渉して、返却を一日伸ばしてもらった。20ページ近く読み進んだ。あと130ページある。 なんだか文体がHHhHに似てきた。 結局練習はサボり、読破を断念する。まあでも、面白くなってきたので買って読もうとの判断に至ったのは収穫だった。 夕飯にさごしというさわらの若魚を焼き魚にして食べた。 期待以上に美味。食べ応えもあるのに安い。覚えておこう。西京焼きやバジルソテー、天ぷら煮付けとなんでもいいらしい。応用が効くのは助かる。 2015/3/22 [頑張らないお袖練 太巻き制作] 9時半開始の東海汽船新島行き電話予約のためにちょい早めに家を出て、デポ地に着いてから二人でリダイヤル攻撃。つながるまでに16分かかったが、希望の特2等が意外にも取れた。特2等が嬉しいのは、設備の違いよりも、船内の上質なエリアを保証されていることだ。一般的な2等和室はツーリストが予め買い占めて満席状態なのでキャンセル待ちが通例となるが、質の悪いエリアから順次解放していくため、揺れが大きい船底の端っこの斜め床や機関室に近い轟々唸る音と隣り合わせとなる、というのがこれまでの常だった。新島行きは去年からかめりあ丸に代わって大型のさるびあ丸となったので、今年はどうなるか判らないが。 一つの懸案事項が片付いて気分も晴れ晴れ、天気も晴れ晴れ。 ウェアは1枚薄くして、指切りグローブ。暖かくなる予報。というか10時ですでに暖かい。身体がよく動く予感がする。 毎年6月頃になると行っている、ロングレースを模した「がんばらない練」を早くもやってみることにした。 去年6月1日に行ったそのままのルートを走り、比較してみようとの考え。 温泉坂→R410→R465→県88→しいたけ村周回→長狭街道→もみじロード→鹿野山マザー牧場ルート→県93→温泉坂 実はしいたけ村は2周すべきだったことに後で気が付く。 もっと強く踏めるけどあえて踏まない「頑張らない練」。冬の時期の、頑張れないのとは違う。平地はHR130が上限。 10時スタート、序盤はもっさりして31km/h程度しか出ないのは普段と変わらないが、踏んだ感触に嫌な怠さがない。二日完オフの影響か、ローラー練効果か。 ほぼ無風かと思われたが、意外と南風があることに気づく。温泉坂はがんばらない走りを守りながらも、いい感じで踏める。もしかしてガッツリ追い込んだ先週より速いかも、と思ったがそれはなかった。 温泉坂 17:31 HR141/152 桜のトンネルが見事な温泉坂だが、やや標高があるためかまだ咲く気配がない。来週末はマラソンなので、再来週が必見だろう。 R410ではローディの大所帯とすれ違う。ほとんど初心者って感じでウェアも普段着っぽい人が多い。これからますます増えるだろう。 R465に入る。カントクが通るルートだが、今日は自分のほうが先行しているだろう、と思っていたら大分走ってからカントク発見。速い。調子いいのは僕だけではないようだ。 レースに休憩はないのでコンビニはスルー。 DHバーの有難みを痛感する反面、今回調整の悪さに苦しめられた。 一昨年ProfileのDHバー肘パッドを風圧ですっ飛ばして失くして以来、Dedaのパッドで代用してきたが、カントクのハンドルのオーバーサイズ化と同時にDedaをお下がりとしてしまったので、使えるDHバーがない状態だった。カントクが以前使っていたScott用パッドは形が合わず代用できなかったのだが、パッドの皿ごと移植出来ることを思いついた。ただし、パッドの内と外の向きを逆に取り付けるという条件で。 この改造DHバーは見た目以上に肘の間隔が狭すぎたようだ。空気抵抗を下げるためには我慢して適応すべき要素とも言えるが、あまりに狭いと負担が肘よりも肩と手首にかかり、次第に痛みが慢性的になってきた。終いには関節炎か何かを起こしそう。 しいたけ村周回(13.83km ↑200m best lap=25:55 2011/9) 27:44(29.9km/h) HR130/149 んーこの時期としてはいいほう…か。頑張ればもっと速くなってた気がしない。 予想通り帰路はほぼ追い風で、もみじロードは楽に走れた。マザー牧場上りは、踏めば踏むだけ進む感覚が面白くなってきて、まるで電動自転車に乗ってる気分(乗ったことないけど)。掟を破って頑張りすぎてしまい、オーバーペースで終盤タレた。ダンシングを最後まで封印して上れたのは初めて。心肺も限界まで使い、肺が痛くなったのはバイクでは久しぶり。 鹿野山マザー牧場ルート 3.46km ↑250m best=13:58 13:26 HR149/157 ベスト大幅更新。やった! ただし追い風が強かった気がする。 最後までスタミナ切れを起こさずキッチリ走れ、頑張らない練は上手くできた。去年6月の時よりも平均速度は速かった。ただし30km走の翌日で、距離も長く暑かった去年と単純比較はできない。 夜は母伝承の太巻きを作る。甘く考えて記憶を頼りに作ったら思いのほか失敗作になった。ネタは真ん中に来ないし、味にパンチが無い。運動会など、イベントがあるとこの太巻きを作ってくれた。この味はどこが起源なのか、他で一切食べたことがない。 備忘録的に太巻きレシピ 米:2合で4本分 酢飯にする 海苔4枚 ネタ 沢庵適量 紅ショウガ適量 かんぴょう18cm×8:一日水につけ、10分下ゆでしたあと味をつける しいたけ大5〜6枚:丸のままかんぴょうと味付け後スライス 油揚げ2枚:かんぴょうと味付け後水気を切ってスライス 薄焼き卵3個:千切り オリジナルでシソを入れてみたら割と良かった。 2015/3/23 [やけくそ練リベンジ] 昨日のバイク練はいろいろと吹っ切れた気がする。階段上りではさほど疲労もない。根拠はないが脹脛肉離れももう大丈夫な気がしてきたのでスポクラへ。 一応500m歩いて、10km/hから走り出す。左ふくらはぎに違和感というかしこりが残るが、むしろ走ることでほぐせないかなとの思い。 気まぐれに少しずつスピードを上げていく。不思議なことに、上げたほうが楽に感じた。スピードに乗せたほうが脹脛をかばう力みが減るからだろうか。 13.5km/hまで来たが無理を感じないし、脚の重さもない。 14.1km/hにしてみる。トレッドミルが壊れているかと思ったくらい、スピード自体は楽に感じる。これなら佐倉も行けるのでは、とさえ思う。 が、数百mでやばい予感がしたので即座に12km/hに落とす。大抵は手遅れだったりするのだが、幸い一線は越えてなかった模様。 何も起きずに走り終えられたのは久しぶりかもしれない。 夜は富士登山競争エントリークリック合戦。今年は予定通り山頂の部を選んだ。そういえば、富士山って10歳の頃夜中の強行ツアーで一度登ったことがあるだけ。当時はバテたおやじが足かせとなり山頂まで行けなかった悔しさがある。そのリベンジと思うと感慨深い。 2015/3/25 [久々1時間走] 一昨日のトレッドミルでの左ふくらはぎの違和感は消えてないけど、季節的にもう一線を超えない気がする。豆腐のような脆さからゴムのようなしぶとさに少しだけ変わったみたい。 トレッドミルは11km/hから始めて適当に上げていく。 13km/hで長く走った後13.5km/hへ。 楽勝ペースかと思っていたが10kmくらいで少し脚が動かなくなってきた。さすがに筋持久力はかなり衰えたか。 というか今月初めて10kmを超えた(後日修正、駒沢で15km走っていた)。無理かと思ってたが1時間行けそうだ。 今や肉離れは完全に右から左へ切り替わった。右への不安が全くないのが不思議。 距離の辻褄を合わせようと、ラスト2kmで14km/h以上にしてみる。最後は14.7km/hまで。 さすがにヤバい感じ。 無事痛み無く終えたが、帰宅する頃には歩行に支障があるくらい痛みが出た。 まあある程度の炎症は織り込み済み、と割り切る。 2015/3/26 [ダラダラオフ] 1か月ぶりに1時間ランしてかなり筋肉痛になるのを予想していたがほぼ何も起こらなかった。ただ肉離れは痛いので相変わらず通勤ランはやめとく。 マンガを描くシゴト?が佳境に入っており一日AIに集中して疲れた。パソコンも動きがおかしくなってくるし、AIって昔からクソアプリだなと思ってる。 そんなわけで予定外にオフってしまった。佐倉狙うならちょうどいいくらいだけど。ジテツウ帰りは無茶苦茶パワーが漲る。この通勤号(Kestrel)も4月からまたローラー台専用車に逆戻りだ。旧いデュラのペダルが余っていたからはめてあげよう。 2015/3/27 [どうすっかな] 佐倉はどう走ろうか考えながらトレッドミルに乗る。 10km/hから初めてぼちぼち上げていく。今日はMax13.1km/hまで。このくらいがレースで肉離れを起こさない最高速度かなと思って。 10kmでやめとく。痛みは出なかったが筋張ったしこりができた。変化が現れたってことで、持続可能なペースとも言い難い。 どうすっかな。 2015/3/28 [どうすっかな2] ホテルを利用する度に、神経を使うオートロックドアシステムは何とかならんもんかなと思うが、エアバスの操縦室の扉がオートロックだった、ってのは驚いた。フロントに連絡して開けてもらうような回避策は一切ありませんってんだから、そんな恐ろしい仕様よく採用したなと思う。機長は虚しくも斧で開けようとしたらしいから、ホントに開ける方法は無いみたい。副操縦士が突然気を失ったら、とか、うっかり全員外へ出ちゃったらとか、一体どうすんだろ? ハイジャック犯に操縦室を占拠されてしまったらそれこそ手も足も出ないし。脆弱性についてとことん吟味したんだろうか? 今度の件ではやはり、信用ならないのは機械よりも人間なんだなとつくづく思う。人命を守るための訓練を誰よりも積んできたパイロットでさえもこのような行動を起こす。というか、映画では副操縦士がスパイだったってのはお決まりのパターンだけどな。要は、扉の内にも外にも信用ならない奴はいるって想定で装置が設計されていない。 一切扉は開けられないという防犯機能が、企む人間にとっては恰好の武器ともなり得るわけだから、それを無力化する手段を用意できない限り、その機能は盛り込まれるべきではないと思う。解毒剤のない毒薬を自衛のために持ち歩くような危うさだ。 せめて、ドアの鍵くらいパンツの中に隠し持ってたっていいだろう? ぽかぽか陽気で風もない。花粉さえ飛んでいなければ最も過ごしやすい一日。近所を散歩したり庭の雑草を抜いたりしてホゲーっとする。桜はまだ三分咲き。 佐倉はどうせ突っ込めないんだから、今日は物練にでも行き、明日はカントクのペーサーを務めるのがトレーニングとして最も理にかなっているし、僕がコーチだったらそう命じるだろう。しかし、気が乗らず。昨日までの走行距離は73km。なんだかんだ言って結構走った。全く走れてない状態とも言い切れない。未だチャレンジしたいとの未練がどこかにあるのかな。どうすっかな〜。 2015/3/29 [佐倉朝日健康マラソン] 5時起床、パン朝食、おにぎり制作、6時自宅出発、6時21発成田行き快速乗車、車中おにぎり食す、8時京成佐倉着、タクシーで会場入り。たぶん3年間同じパターン。 成田のTさん、シンさんとこぢんまりな4人での参加となった。シンさんも4月から関西へ戻ってしまうとのことで最後の関東大会、寂しくなるなあ。 トイレはスタートまでに2度行っただけで、普段よりもモヨオさない。暑さのせいか、それともレースへの緊迫感が薄いためか。おにぎりが腹で膨れて、エネルギーは十二分に溜め込んでいる。 9:30 a.m. フルマラソンの部スタート シンさんと一緒にスタート。2.5〜3H目標のゾーンにいたため、14秒でスタートラインを通過できた。僕らより前に3.25Hペーサーが居るのが全く解せないけどね。競技場を出て下りに入った頃にはマイペースを作ることができた。2時間50分の自己タイムを持っているシンさんはすでに見えない。 まず今日の特徴は初夏のような暑さだ。ふくらはぎの懸念よりも、この暑さが今日の肝だなとさえ思う。佐倉駅までのアップダウンは何にせよ慎重なペースで走ったが、暑くてすでに気怠いのであまり上げたいとも思わない。周囲も似たようなペースだ。 とりあえず、無理がないと感じる4分半ペースで行ってみようと決めた。平地に入るとペースが安定してきた。懸念している左ふくらはぎに違和感は出ていない。 5kmすぎのエイドでは早速水を貰って頭からかけ、ポカリをきっちり飲み干す。このペースなら腹に詰め込み過ぎても問題はない。少なくともコップ1杯を全部飲んでも飲みすぎにはならないだろう。ところで、大塚製薬はなぜアミノバリュー推しを止めたんだろうか。マラソン補給に適しているのは実はアイソトニック系だった、と結論が出たとか? 6kmあたりで、見覚えのある痩せマッスル体型の選手に抜かされた。一昨年のレースで長い区間一緒に走った人だ。あの時と同じニーマルウェアを着ている僕のことは気付いてもらえただろうか? 7km付近。脚が完全に温まり、今日のふくらはぎには何ら不安がないとさえ思えてきた。このまま行って、最低でも3時間10分を切る。できれば後半上げて7分くらいは狙いたい。練習不足の脚がどこまで持つかが肝となるだろう、などと考えていた。 今日は暑さに加えて風が強い。予報では南西の風9m/s。走る方向が北西に代わり、真横からの強風をうけたとき、例の個所に微かな違和感を覚えた。油断ならない。 しかし、いくら慎重に走っても、ダメなときはダメなようだ。走る方向が南西に代わり、真正面から風を受けて走っていると、どうしても地面の蹴りが強くなってくる。果たして、まだ9km手前だというのに痛みが出てきた。マジか…。残り30km我慢大会か。東京マラソンではそれでも耐えたので何とかなるかもしれないと思ったが、10km過ぎて再び正面からの風に変わったら、一歩ごとに痛みが増幅していく。 あーこんな時にロキソニンがあればよかったのになと思う。カントクが追い付いてくるのを待って、もしや持ってないか訊ねようか。 12kmのエイドでは気休めにエアーサロンパスを多量に吹きかけた。しかし、プラセボ効果も現れないばかりかさらに痛くなってしまった。止まったことが災いしたかもしれない。 ちょうどスタート会場に最も近い位置に戻ってきており、やめるなら今しかない、ということでDNFを決めた。 12.4km DNF 4:44 4:35 4:30 4:31 4:28 4:31 4:29 4:29 4:36 4:33 4:36 4:41 HR135/147 718kcal 5時間半のペースランナーが通り過ぎるまで沿道で観戦し、その後会場へとぼとぼ歩いていく。 いつまでもこんな格好でうろついていても平気な暖かさが奇妙だった。 まだ11時前だというのにくっそ腹が減ってきて、出店でラーメンと特大ソーセージを食べる。朝あれだけ食べて、ほとんど何もしてないのになぜ腹が減るかな。走っていればまだ中間付近だが、気づかずこれだけハラヘリ状態にあるのは実は問題だろうか。 HHhHを読んだり、ホゲーっと昼寝して気持ちよかったが、12時前後から急に気温が下がって寒くなった。 気がついたらシンさんの予想ゴール時刻になっていたが、ひょっとしてと思いゴール数百m手前の急坂で観戦。3時間を裕に切るレベルの走りとは思えない、キロ5前後のヘロヘロ状態で上ってくる人がほとんどで驚いた。気温と風でサバイバルレースだったことが窺えた。そんななか顔面蒼白で人一倍ヘロヘロと上ってくる今井さん発見。声をかけると、朦朧としつつ「あれ?なんで」ってな顔で過ぎっていく。応援どころか余計なストレスを与えてしまってホントすみません。今井さんはゴール後点滴を受けたらしい。 その30秒後にシンさんが現れた。力強さがありヘロッた様子は窺えないが、やはり目標よりは遅くなったようだ。 次に来るのはSHUさんかクマさんか、としばらく待っていたが現れず。 二人とも相当遅れてフィニッシュしたようだ。 仲間のほとんどが持ちタイムから大きく遅れていて、今日のコンディションはかなり大変だったことがよく判った。そんななか、別の理由で走るのを断念したのはホントにつまらなかった。 カントクは目標の3時間40分切りとまではいかなかったものの、自己ベスト更新はきっちり果たせた。練習がきちんと実を結び続けているのは素晴らしい。 僕も肖りたいものだ。 2015/3/30 [平常運転] 朝はまだ昨日の違和感が残るので階段トレは避けた。サボりと紙一重だが。 昼ごろには普通に歩けるようになった。結局は大きなダメージに至らなかったようだ。 疲れてないので普通にスポクラへ。 ランはしばらく封印なのだが習慣でトレッドミルに乗ってしまったのでウォーク。 6km/hで1km毎に傾斜を5%→10%→15%にして歩く。15%という傾斜面を歩くのはキツく、ふくらはぎにも良くない気がする。ステッパーのほうがいいなと思った。 隣では常連の推定ブラジル人が15km/hで普通に走っていて羨ましくなる。 特に痩せてないしスウェットみたいな脱力系を着ているので、初心者が10km/hくらいで走ってる風。全然速そうに見えないのはフォームに無駄がないってことなんだろうが、そう考えられないんだな。単にディスプレイが壊れているとしか思えず、ブラジル人違和感ありまくり。何を目標にしているのか声をかけたい衝動に駆られる。 続いてエアロバイクに乗る。バスタオルがないので汗をかかないようイージーにLV16まで。体型に全く合わず使いにくいこのマシン、何とかならんもんかね。ハーレーのハンドルみたいなポジションとかもうわけわからん。 久しぶりにプールにも行った。筋トレ的に泳ぐ。50mダッシュ3本とも39秒、遅い。 2015/3/31 [パキスタン人じゃなくてよかった] 捨てることになる有休を少しでも消化せんと休暇を取る。 別にどこかへ出かけるでもなく引きこもり、夕方シロモトに乗る。 長く乗ろうと負荷は穏やか目。 この場合最もつらいのはケツの痛さ。普通のユニクロのブリーフパンツで乗り、汗だくになるからサドルがめり込んで痛い。だったらちゃんとバイクパンツ履けばいいのに、と終わってみて思った。 肘の間隔が狭すぎたDHバーのパッドを調整し、ゆとりをもたせた。肩の痛みは減った気がする。しかしハンドル上部の握り面がほとんどなくなった。以前よりも肘間隔は恐らく増えている。 HR122/137bpm 926kcal 冷蔵庫の残り物で夕飯作ってカントクの帰りを待っていると残業終わりまへんメール。1時間以上帰ってこないのか。 しゃーない第2弾やるか。追い込まれないとやらない性分を逆利用する。 今日の夕飯。 かぼちゃの煮物、納豆昆布・大根おろしの梅肉サラダ、にらと大根の味噌汁、チンゲン菜の八宝菜風。かぼちゃの煮物はダシを使わないほうがいいみたい。大根おろしサラダは完全自己流で見かけは悪かったが狙ったように美味かった。最近、だいぶコツを覚えたのかテキトーに作った料理もあまり外さなくなってきた。 夜に何気なく見たTV番組で、パキスタンの生々しく恐ろしい国民性を知った。ノーベル平和賞を受賞した17歳の女性が身を挺して活動し続ける理由が判った気がした。親が決めたいいなずけと結婚しなかった娘の顔面を銃で撃った父親、市中で誘拐され集団暴行された女性を汚れたとの理由で殺すよう親に指示し、従わなかった家族の商売もすべてぶち壊す村のコミュニティ(これらは名誉殺人と言うらしい)、借金返済のあてとして9歳の我が子を売りに出そうとし、保護したNPOに脅迫電話をかける親。もはや同じ人間の行動とは思えず別の生き物の習性かのようだ。TVでここまで赤裸々に紹介して大丈夫だろうか? 一部の人たちの特異な行動が国全体の印象を決定づけることになってもいいんだろうか? どうやらいいってことらしい。こんな理不尽な被害者が未だ命を狙われ四面楚歌状態にあり、決して一部の人間の特異な行動ではない。 ベースとなっているのは女性の地位の低さ。意味が分からないのは、利害が絡むわけでもないことにそこまで執拗になるエネルギーの出所。 |
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