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2007/1/1 [バババーン] と、新年を迎えました。今年もどうぞご贔屓に。 一年の抱負はすでに昨年書いてしまったので、短期の目標を。 佐倉マラソンまでに1ヶ月の走行距離200km突破を実現! 300kmって言えないところが情けない。 JCRCのサイトに早速2007年のレースカレンダーが載り始めた。 第1戦は佐倉とかぶってしまった。と言うより、佐倉が例年からズレたようだ。サブスリー挑戦一発目のレースとしてこれは外せない。 噂の群馬CSC健在。良かった良かった。第2戦はかすみがうらマラソンとかぶらず、一安心。 期待の三宅島も6月アタマで、IMジャパンとは2週間ずれた。ガンガン行けるぞ。 新年始まったとは言え、疲れは昨日から続いており、やはりランの追い込みは疲労度が高い。お座なりにローラー台で勘弁。それすらちょっと身体に悪いって感じ。 2007/1/2 [IM五島新コース誕生?] 松村組の松村さんが見つけた情報によれば、IRONMANジャパン五島のバイクコース変更計画が着々と進行しているようで。 その理由が、荒川口からの「上り坂三キロが非常に厳しく、選手の体力的、精神的負担が大きかった(長崎新聞)」とのこと。 それホントかな? 実はもっと別の理由じゃないのかな? 荒川から一気に100m上るこの坂はIM五島のシンボルとも言える名物坂でもあり、応援も特徴的だ。3回通ることで、気持ちを切り替えたり集中力を取り戻したりする節目的存在として、とてもいい役目を果していると思う。実際のところ、言うほど辛くは無く傾斜も緩いためにギア3枚前後は余らせて上ることができる。僕にとっては、飽きてきたDHポジションから解放され、豆乳をチビチビ飲みながら淡々と上る平和で心和む区間、ですらあった。熾烈な上位争いをしている一部の選手にとっては厳しい区間かもしれないが、頑張りどころと公認された区間を走るのは得てして精神的には辛くはないものだ。何てこと無い場所でプッツン来て、居合わせた観衆に「お兄さんどうなすった!?」と思われるような場面のほうが遥かにしんどい。 あの坂は無くしてくれと願うアンケート結果が数多く出ているのだろうか。まあ仮に坂がキツイとしても、そもそもは「キツイの上等」と考える人がIMに出るんじゃないのかね。そういう攻め甲斐のある折角のシンボルを、易しい新生IM五島として目を向けてもらわんがために取り除くという方策は無思慮ではないか? 新しいコースとは、大まかに言えば、荒川口までは今までどおり来て、そこから(問題とされる)上りに入らずにかつての周回ルートを逆走し、二本楠交差点にきたら今のルートをあともう1周、という感じ。初めての人には判りやすくなった。せっかくなら未知のコースにしてくれよと思うのだが、残念ながらそれは無さそうだ。 Polarの過去のデータで調べてみたところ、最初に二本楠を通過し、最後に通過するまでの距離と獲得高度は、従来コースでは103kmで1300m上昇、新案コースは113kmで1300m上昇と出た(いずれもかなりアバウトな値)。意外にも、獲得高度はほぼ同じくらいで距離が10km長い。まあ従来コースは規定より4kmも足りなかったわけだし、長い分にはどこかで調整できるだろう。いずれにせよはっきりとヌルいコースに変わるわけではなく、これが「負担軽減で、幅広い選手の参加拡大を目指す(長崎新聞)」ことにはならないと思う。新コースのほうが幾分単調でメリハリが無いために、むしろ精神的に辛そうな気がする。 だったらまあ、僕にとってはどっちでもいいって気もしますが。でもやはりあの坂が無くなるのは寂しい。 コース変更は今年のレースには早くも反映されるのだろうか。現時点でIMのサイトに行くと、コース説明図はまだ従来のものが載っており、当然その条件で参加を決意している。誓約書のどっかに、「コースは予告無く変更することがあります」などと記されているのかもしれないけど、参加費45000円を徴収した後にこんな大変更を一方的に行うのは契約違反と思うけどな。 それより早く年賀状書かないと。 2007/1/3 [ほのぼの物練] 先月末の走れなさの原因は、ゴワゴワとして伸縮性がない、ぶ厚い冬用タイツにあったのではないか、と思い、先月のレースでも調子良かった薄手のNaliniタイツに変えてみる。雨乞いの祈祷をするようなノリに近いが、本人としては到って本気なのである。 薄手なので当然寒く、あまり着たくないのだが今日はちょうど良かった。ドンピシャだ。スゲー気分いい。無風で陽もそこそこ照って穏やかだ。それより何より、集団のスピードが穏やかだ。回しながら徐々にスピードアップすることもない。平和だ。お陰で、調子がいいと錯覚するほどだ。これは大事なことであり、2006年をもって自転車を止めようかとの決断を下さずに済んだ。 物練始まって以来の最若手、ズッキー君はまだ高校生。風貌は十分大人っぽい彼とぺちゃくちゃしゃべりながら走っていたが、だんだんオッサンは教訓じみた話になってくる。いかん。でも若い人を見ると、自分の過去の過ちをして欲しくない一心というか親心みたいなもんでついつい。それがいかんのか。 二日のリフレッシュが効いたか、乳酸溜まりの器が少し広がった感があり、悪くない。毎回、ブッ千切られの清澄坂でもさほど遅れずについていけた。良かった。 ちょっと物足りないくらいで終了。この分なら帰りがけスポクラに立ち寄って、残る2種目もこなせそうだ。その前にサービスエリアでちょっくら昼寝でもすっぺか、と喧しくてグラグラ揺れる首都高のSAに寄る。 おー2時間も爆睡しとった! 物足りないどころか相当疲れたらしい。昼寝もかなり気持ちよかった。 トレッドミルではペース走ちょい遅めの13.5km/h一定。これがまた今日はいつになく心地よいスピード。坐骨神経痛も影をひそめ、エンドレス状態で走れる。 身体の具合が色々と整った状態で新年がスタートしてくれたようで嬉しい。 2007/1/4 [チョーダラケデー] 家庭のつまらぬ事情により物練に行けず。 そのまま正月らしくウダウダと過ごし、まだまだ終ってない年賀状書きを5枚くらいして、4時間くらいコタツで昼寝する。昨日の疲れが残っているとしても、恐ろしく怠惰だ。 極上に穏やかないい日和なのに、引きこもって何もしてない。このまま気がつかないフリして夜まで寝ていようかと思ったが、自己嫌悪で狂い死にしそうになったので渋々出かける。近所を自転車で走ったらすぐ暗くなってオチマイ。スポクラ行ってダラダラ泳ぎ、帰りにおみくじ引いてA賞をゲット。昨日もB賞だった。スゲー、生涯こんなラッキーが続いたことは無い。ツキを無駄に使ってしまったかも。帰ってきて近所をジョギング。 いつにもまして、取るに足らない一日でした。 2007/1/6 [流行モノふたつ] オトナの脳みそトレーニングとかいうのが流行っているらしい。 これが売れている理由は、脳の衰えに危機感を抱いている人が多いからでも、最近のビデオゲームは複雑になりすぎてついていけないからでもないと思う。ゲームの原点がここにあるからですよ。 仕掛けやルールは到って単純で、やってみるとてこずらせる、それが面白いゲームの基本。でもビデオゲームのほとんどは見事に正反対のコンセプトだ。複雑怪奇で手に負えないと思わせるようなことが、見事な腕さばきによって解決した(ような気にさせる)ことの感動。でもそれって麻薬と一緒で、飽きるまでやり続ける不幸と、気がついたら虚しさが残るだけ。 我が家でも脳みそトレーニングを体験してみることにした。トレーニングが目的ではないが。 コンペイトーDSはなくとも、500円で1ヶ月は遊べる本が売っている。小学生向けのドリル学習本みたいな装幀なのが気に食わないが。様々な知恵ゲームがあるもんだということを知った。ビデオゲームと比べたらホントに複雑だなと改めて思うし、脳の違う部分が心地よくじわじわ働いているのが判る。くそー絶対解いてやる、という気になる。 DSと違ってこれには鉛筆と消しゴムという、人類が見捨てつつある道具が必需品である。余白に色々と書き込んだりしながら、ふと間違いに気付くといつもの調子でCtrl+Zをしたくなるが、「アンドゥって効かないんだったああああ!」と、本気で後悔している自分が恐い。リアルな人生にアンドゥは無い。アタリマエだ。 コタツで悶々と3時間くらい、しーんとなってやっている。かなり地味だ。 ホワイトカラーエグゼーションとかいうのが流行っているらしい。 ちょっと違うかもしれん。 聞いてみたら、ん、それはつまりウチじゃ10年くらい前から導入していることか? たしか、該当者の合意の上で慎重に切り替わった憶えがある。 確かに残業代は減って、会社は助かっただろう。しかしそれは副次的なメリットであり、本来の目的での正しい成果主義が実現されているかどうかは、極めて怪しい。成果の正しい評価基準が未だ曖昧だからだ。 無意味に居残るシゴト仙人な奴も減って、不公平感も薄まった点は丸く収まっているようにみえる。 ただし活気とか張り合いも同時に弱まった気がするのは、単に不景気と重なっただけなのか否か。 なに? 今は好景気ですと? またまたご冗談を。 でも、制度が変わっても遅くまでシゴトをしている奴というのは必ずいるもんで、いつもだいたい同じ人。もし過労死しても、会社の責任と言うより自己管理能力が問われるだろう。 残業代が出ないとなると、マネージャ側も人としてそう強くはシゴトを突っ込めず、仮にも今まで以上に仕事を増やすなんてことはやはり難しいと思うけどな。ま、世の中には色んな職場があるけど、ハナっから非人道的なところは今の制度すら守られていないでしょ? 残業代ゼロってわけじゃなくて、一定量の残業は想定された給料になっているから、もとから残業なんて全然しないほうの僕にとってはむしろ得することもある(しかし、それはやはり低く評価され、ボーナスが下がるのでチャラ)。 ちょっとでも給料を高く貰うより、シゴトなんてとっとと済ませて、トレーニングが出来れば僕はそれでOK。 ところで、エグゼーションって良く聞くんだけど、何ですか? と思ってググったら、ひゅ〜ずさんのブログがトップに出てきた。 いまじゃググって15番以内に入らないサイトは、存在しないも同然らしいからな。 2007/1/7 [房総二人旅] 江國さん企画の「三石山観音初詣ツアー」に参加。 いやー久々の長柄練だ。朝8時にデポ地に到着ってのも初めてに近い。最後の年賀状を出し、トロトロ準備して、8時40分の待ち合わせ3分前に瀬又のサンキューに行くと、ありゃ、江國さん先着だった、これは失礼つかまつります。 わさわさと風が渦巻いているが、数日前からこの3連休はバクダン低気圧で荒れるだろうと脅されていたので、この程度の風は折込済み。二人なら、何とか乗り切れるだろう。 長柄をちょっとキツイ位のハイペースで抜けていく。いつもの走りなれた道も違って見えるというもの。ユートピア笠森坂手前、工事の痕が長年残っていた道が整備され走りやすくなったのは良いが、ここで徐々に切れだす。うげー速い。風も味方してくれないのできつい。大多喜セブンで小休止後養老渓谷方面へ。比較的平坦路ルートをチョイスしたとのことだが、微妙なダラダラ坂でまたも見失うほど遅れる。 亀山湖へむかうルートは途中から未知の道。楽しいな♪と鼻歌まじりなワケが無い。風がぶぁうぶぁう吹いてもうたまりません。予報だと千葉は気温12℃になるって言ってたので、それなりに薄着だったが、信用したのがバカだった。寒い。Polarは8℃を示している。 亀山湖をかすめ、三石山プチクライム(↑170m)へと入る。たぶん表参道かな? ここは傾斜も緩く、道も広く走りやすい。徐々にはなされる江國さんを見据えながら黙々と上る。頂上は観光のクルマでごった返していた。三石山観音はとても流行っているようだ。Qちゃんがここのお守りを持って走っているらしい。それではぜひとも買わねば。 今年一年事故も無く走れますように、と願ってお参りしたあと、それらしいお守りが見当たらなかったので買わずに帰る。所詮しょぼい所持金では買えなかったかもしれん。 帰りは追い風基調になって幾分楽になったが、微妙に腹が減ってきた。ハンガーノックというほどではないが、ここ一番で力が入らない感じ。昨日の物見山の新年会で食べたペペロンチーニを思い出していたら無性に食いたくなってきた。江國さんはポケットからカーボショッツ風なものを取り出して食べている。ムー、さすがだ。 ところで、昨日の新年会では、ナイスなイタリアンをビールとボトルワイン5,6本とともに4時間かけて平らげ、さらに向かいの店でかなりこってり系ラーメン大盛りを残り汁まで頂いた。昨晩の体重計はここ数年見たこともない値が出ていたが、今朝は軽量化もほとんど成功してない。優にウィダーインゼリー10個分の備蓄が機関銃の弾のように脇腹に括りついているはずで、今日は無補給で全行程走りきれるはずだ。いや、走らねばならない。 にもかかわらず、腹は減る。理不尽だ。 追い風になっても、やっぱり切れる。どうやらアウターでガシガシ行くような微妙な上り区間などでスピードのノリに圧倒的な差があるようだ。まるでママチャリに乗っているかのようにペダルが重く、とてもついていけないのはナゼだろう。 長南のミニストッパーで2度目の休憩。中でくつろげるところがあり、ドっと食いたいところだが菓子パン一つで抑えておく。隣席のスカな女子高生二人の前には、ケッタイなお菓子が山盛りになっていた。変わったもん食って生きてんだな。 最後まで淡々強めに走ったがなんとか帰ってきた。一人ではこんな練習は無理。ずっと前を引きっぱなしだった江國さん、ありがとうございます。 2007/1/8 [乗れば乗るほど遅くなる] 長い年越し休暇の走り納めに相応しくアクティブリカバリー物練。毎度の8時30分スタート。 はて、バクダン低気圧はどこへ?? 穏やかな天気で◎。人数が多いので二組に分かれ、成行き上前組に入るが、初っ端から本格的に速い。CRルートを行かず、これは手に負えないと判断して離脱。後組は正真正銘アクティブリカバリー隊だったので救われた。 亀井ローソンで過半数が引き返したが、欲が出て新松郷(雀川)隊に着いて行く。アプローチ区間で早くも限界状況、一緒に引き返すべきだったと激しく後悔。この身のほど知らずは進歩が無いねー。上りに入る直前ですでに切れ、ゾンビになって峠を上る。当然かもだけど、昨日の三石山より上れない。多分この休暇中最も上れない。練習の成果は、いったいどこへ? 単なる疲労ならいいんだけど。 帰りは追い風が強まり、40km/hオーバーでなんとか千切れず回していく。 5人で爆走中、前方から一人手離しで走りながら反対車線にフラフラ寄ってくる挙動不審者あり。目を合わせないで通り過ぎよう、と警戒していたら直前になって突然ビニール袋を我々のほうに差し出す。40km/hは出ているので当然誰も何も反応出来ない。 「あれー? 今の奈良さん?」「かなあ」「服違うからわかんないよ」「何か渡そうとしていた?」「落としものの携帯じゃないかな、拾ったぞ、と訴えてたよ」「小銭に見えたんだけど、誰か貸してた?」 しかし、振り返るでもなく、そのまま行ってしまった。今日一番の、謎な事件。 2007/1/9 [ニアミス] あれー昨日奈良さんが手にしていたものは、携帯でも小銭でもなく、ベトナム土産でしたか。そりゃ、惜しいことをしました。 全く奇遇ながら、ウチでも姉貴が母を引っ張り出して、昨日までの7日間ベトナムに行っていた。ホーチミンから列車で7時間も離れたニャチャンとかいうリゾート地に居たらしいが。ベトナム語はもちろん英語もできない母は初海外となる最果ての地でさぞかし困っただろうと思っていたが、ケロッと帰ってきた。女は強いなー。僕なら多分、餓死してたな。 留守番役のお陰で正月太りは自ずと避けられ、質素に自炊などもして、練習に専念できた。 しかし、この年末からの11日間(ただし5日は出社)で正味30時間以上のトレーニングとなり、自分としては少々追い込みが過ぎたか(その割に手ごたえは全く無いが)、どうも今日は具合が悪い。 今ごろになって、出してない人から年賀状が4枚も来た。今更返事を書くべきものでしょうか? 2007/1/11 [落第読書感想文] 「このミステリーがすごい」で1位になったという触れ込みを見て気軽に買ってみた小説が、とんでもなく気分悪かった。 それぞれ関連の無い8つの短編で成り立っているのだが、全ての作品で猟奇殺人シーンが絡む。物語の本筋とは別に、とにかくいかに独創的で残酷なシーンを描けるか、に精力の殆どを注ぎ込んでいる感じだ。エロ本みたいなもんかもしれん。あまりに不快過ぎてホントに気分が悪くなったが、読みもしないで批判するのはもっと愚か者なので全部読んだ。死体を食事代わりに喰う巨漢デブとか・・・僕の稚拙な表現力ではその凄まじさは伝わらないな、例を挙げるのやめとこ。 作者は間違いなく極度の死体愛好家の類いと思うが、不思議なのはなぜこれが堂々の1位になるのか、ということ。残忍でグロいという特徴にブルーシートを被せたとしても、で? So What? と思うものばかり。それでいて、途中でオチが読めてしまったのも二つほど。人命をこねくり回して、大いに不謹慎でもある。 ところで表紙の絵は誰が見てもギーガーのパクリだね。 本気で食欲不振になりたい方には、おすすめです。 2007/1/13 [快適ライド] このオフシーズンはランを強化すべし、との決意も虚しく、バイクばかりやっている。 今日も「甚だ五郎うどん」行きの誘いに負けて物錬へ。朝の冷え込みは結構なものがあったが、風もなく陽が出ているおかげで暖かく走ることが出来る。8人でスタートしたが走り屋3人(大浜さん、水田さん、福原キャップ)とは上手い具合に分断されて緩すぎずキツ過ぎないいいペースで亀ローまで。千切れ気味で走っていた盛永さんが清澄でスルスルと前に出る。やはり大弱りのフリをし続けるのも楽じゃないということであろう。僕は、相変わらず上れない。 先週は追い込み週間だったが今週はランもろくすっぽやってないし、まっサラ脚なのでホントにホントの実力通り。ちゃんと走れなあかんはずだが、実態はこんなもん。がっくし。雀川ものんびりしか上れない。 意外とうどん行きのメンツが多く、桐生から参加の真田さんも交え6名でお店へ。こってり系が食べたくて地獄うどんにしてみたが、こってりと言うよりちょっとしょっぱかった。 帰路も、都合よく吹き始めた追い風に乗って気持ちよく走る。十分楽珍ペースなのになぜか松井さんタレ気味。年末のあの地獄のような向かい風を爆走した同一人物とはとても思えない、とチクチクいぢめながら、快適に走れた。 この分ならランも出来るだろうと思っていたが、遣り残したシゴトを片付けに職場に寄ったらすっかり夜までかかり、もう何もやる気がしない。ダメだねー。 2007/1/14 [玉にキズ] 最近新たに開拓され、物錬で流行りのプチ峠である雀川林道。僕はすでに4回走った。それらのPolarのデータをもとに、頂上までの2.5km区間のタイムを比較したところ見事に3回とも同じ9分25秒というタイムで、冬休み最後の最もヘロった日だけ10秒遅い。ベストコンディションだった昨日はアプローチ区間も無理なく走っているので、少なからず良いタイムが出てもいいはずだが、その気配は全くない。 低迷状態での頭打ちかよ。理不尽だなー。ま、この時期焦らずコツコツやるしかないんだろうけど、暴落したまま何年も上向かないどっかの株のように、このまま塩漬けの運命を辿るのか? という不安は日々増幅していく。 今日もこの季節に貴重な自転車日和であったが朝から惰眠を決め込んで昼過ぎまで寝てた。こんなに堕落した生活を送っている人はこのギョーカイにはなかなかいないでしょう? これだけ休んだからには、と陽も沈む頃渋々ランに出る。年末に果せなかった30km走。8キロ過ぎで早くも問題発生。CWXを直に穿いたら意外と股間には隙間があり、ブラブラ状態のキョン玉袋が両太腿に揉みくちゃにされて痛くなってきた。サポーターパンツは必須のようだ。股を広げて走ってみると痛みから解放される。同時に気付いた。おおこれが二軸走法ってやつか。でも辛くて続けられない。やはり僕にはイチジク走法が向いている。 20キロ過ぎで脚がだんだん固まってきた。ラスト3kmは何気に限界。こんなんじゃサブスリーどころか、フルマラソンそのものがまだまだ無理。 予定のキロ5分=2時間半を約48秒オーバーして終了。時計を見ていないわけではないが、このペース配分の正確さには我ながら感心する。というか48秒も狂ったのが悔やまれる。 風呂に入ったら股間が悲鳴を上げましたとさ。 2007/1/16 [生まれ変わりの法則] 35-44歳の男性の未婚者が16万人増えたとかなんとか新聞で言ってます。イエ〜ィ! 僕の知る範囲でのわが家系は見事に自分以外女性ばかり残っており、僕が子孫を残さないと一族はここで断たれることになっているのだが、悪いけど多分そうなりそうだ。 ところで皆さん、生まれ変わったら次も人間として生まれてくると思っていますか? そんなことは誰にも判るメー、と思っていたが、今日初めて科学のメスが入った。 じつは今日ふと、恐るべき重大なことに気付いたのである。来世も同じ種で生まれ変わるとは限らないという絶対的な証拠が存在する、ということを発見したのだ。例えばつまり、人間は死んだらまた人間として生まれる保証はない、という確かな証拠である。 なぜならば、もし、必ず同じ種に生まれ変わるのだとしたら、ドゥドゥが絶滅してしまったことの説明がつかなくなってしまうではないか。 そんな風に考えていたらもっと根本的なことに気付いた。来世はかならず訪れる保証はない、という確かな証拠を発見したのだ。もし死んだら必ず生まれ変われるのだとしたら、まあ多少のディレイがあったとしても、この世の生命体の数はほぼ常に一定であり、増えも減りもしてはならない。そんなはずはないのは言わずもがな。では、都合よく生まれ変われる場合と、そうでない場合とに分かれるのであろうか? つまるところ、来世というものは存在しないと考えるのが自然だ、ということを理論的に推論付けられそうな気がしてきた。 あれ? 自分としてはかなりスゲー目から鱗の新発見だと思ったんだが、とっくに言い古されたことだとしたらごめんなさいよ。 近頃は、さほど上手く行ってないらしい、ということに気付き始めた我が人生も、リセットしちまえば楽になるかも、なんて無意識に考えることも増えた気がするが、実はもう次は二度とないという説が本日を持って急浮上してきたので、もちっと残りの人生を大切に愛でてあげなければならない、と思い返した次第である。 2007/1/18 [相変わらず肺が苦しい] 去年の今ごろは長期体調不良明けで全く走れていなかったが、トレッドミルで1時間、14.5km/hのペースで走った記録が残っている。ちょっときついペースだが、去年の今ごろよりは走れているはずだから出来ないことはないだろう、と思って一昨日試したが10kmで音を上げた。30km走の疲れが残っていたのかもしれない。今日再び試したら11kmでイヤになった。なんだよ去年の自分に負けてるじゃねーか。 相変わらず、ハイペースで走ると肺がまるで半分塞がれているかのような息苦しさに見舞われる。去年5月頃に初めて自覚症状が出て以来、未だに原因不明の未解決症状だ。 キックスイムは1分55秒サークルが定着してきた。概ねキックで56秒、スイムで41秒、つなぎのターンで3秒費やしているようだ。 ターンのタイムロスがバカにならない。 2007/1/20 [Yugawara2007] 毎年恒例、冬の湯河原合宿ご一行様@オヤジの難癖だけは正直勘弁の湯河原某ホテルにて。 ここ最近の走れなさは、まったりホイールRacing7のせいかも?というイケナイ疑いが拭いきれず、過去の参加状況と比較するためにも、軽量ホイールに替えて走ることにした。都合によりシマノカーボン+旧キシリウムのブレンドで。 11人が河津へ向けて出発。ホイールの違いが走り出しですぐ実感できたのが嬉しく、実際の効果の程はともかくとしても気分は軽くなった。と同時に、後輪からカチャカチャと異音がする。しばらく原因が判らなかったが、ふと思い立った。昨夜慌てて交換したスプロケが遊んでいるのだ。ちゃんとロックリングが嵌っていない状態らしく、安い台車のような集中力を削がれる音を奏でている。うーん、ホイール替えが早くも裏目に出た(自分が悪いんだけど)。 いつものように奈良さん先頭固定でペースを作るが、暫らくして後方へ離脱。どういうわけか頭痛に襲われているらしく、顔を歪めている。 予報では雨がひょっとして降るかも、くらいだったはずなのに、パラパラと降ってきた雨で早くもウェアはじっとりしてきた。なぜこうも、1月の湯河原は雨に見舞われるのであろうか? まあでもあの極寒だった去年と比べたらまだマシだ。目一杯厚着はしていないし。相変わらずシューズカバー無し状態をいろんな方に指摘されるが、足先が冷たくて困ったことはあまり無い。カバーなんかしたって殆ど意味無いって言うし。逆になぜあんなめんどくさいものをみんな律儀につけるのか不思議でならないのだ。 恒例のマーキングポイントで、福原キャップのパンクが発覚。修理に付き合い、自分はユルユルのスプロケを何とか直せないかトライするがロックリングはおかしな位置でガッチリ固まっており無駄に終わる。遅れを取り戻すため二人は全力で前を追う。というか、僕は全力。福原キャップのケツにしがみつくので精一杯だ。なかなか前が見えず、高負荷トレーニングが続き、もうここで引き返しても悔いはないと思い始める。雨が強くなり、さすがに足先は氷水に浸けているかのような痛みを伴ってきた。結局休憩ポイントの城ヶ崎ローソンまでトップには追いつけずに到着。 雨は全く回復の兆しを見せないし、身体が冷えないうちにサッサと折り返しましょう? と思いきや、体調不良のはずの奈良さんが「行くよ」と言う。するとみんな右倣えでスルスルスルーと着いていってしまった。なんだおい!さっきは引き返すって言ったやん。 最も余裕がありそうな江國さんだけは意外にもそれに乗らずに早々と帰ってしまわれた! 僕は日野チーム(戸田監督+紅一点横田嬢)と初心貫徹でのんびり折り返す。川奈あたりで雨がやんできて、ようやく落ち着いて走れるようになってきた。監督は横田さんに色々と課題を与え、ロードレーサーの正しい乗り方トレーニングを行っている。なんてすばらしいチーム愛だろう。 ふと、リアタイヤが潰れていることに気づく。なんだくそー!チューブラーはパンクなんてしないのさ〜と吹聴していた矢先にパンクかよ。でもちょいと言い訳すると、今日の参加者11名中、5名がパンクした。静岡県の道路状況、推して知るべし。 スローパンクだし、スローペースなので時折空気を足して走ることにする。5,6回は入れたかな。無事湯河原に着いた。 途中折り返しとはいえ、90kmを超えてやはりそれなりに疲れた。しかし、タテマエ上はランをするために引き返したことになっているので、温泉に直行するわけにはいかない。 坐骨神経痛が顔を出し、寒さも手伝ってギクシャクして走りにくいが、テロテロ行くべー。 駅前のそれなりに繁華街らしいところを抜けた後、魅力的な上り坂を見つけ右に折れる。結構な勾配が長く続きスピードは10km/hも出せない。オレンジラインとかいうこのバイパスはクルマが結構多いのが難だ。名の通り確かにみかんが売られていた。徐々に標高が上がり、ふと左を見下ろすと湯河原の温泉街が見える。 真っ暗なトンネルを抜け温泉街の道に合流。パークウェイと椿ラインの分岐点で折り返し、帰りは温泉街を通って走る。合宿3年目にして、初めて別の角度から湯河原を見た気がした。ちょっと物足りないが宿に辿り着いてしまい、続けて走るにはルートが思い当たらないのでやめた。なんか、ヌルーい練習でした。 程なくして河津まで行ったグループの先頭が帰り着いた。聞くと、その後雨は上がって快適に走れたらしい。 僕が抜けたと同時に晴れるなんて、「なんだか雨男みたいだなあ」と、まあ自虐的に言ってみたのであるが、大浜さんは否定してくれるどころか、「もうそういうことになってますよ」とポツリと言う。なぬー! 去年も薄々そんな気がしていたが、僕の仕業ってことで決定ですか。ショォーック! 夜になってスペアタイヤを取り出してみると、手持ちの安タイヤに延長バルブが取り付けられないことが発覚し、つまりはパンクしたタイヤを取り替えられないことが判明。整備の甘さがここでも露呈しますますショォーック! 明日も空気を足し足し、走らねばならないときた! 2007/1/21 [Yugawara2007二日目] 昨晩は10時過ぎに寝たので朝5時に大浜さんがゴソゴソと活動開始したのも気がついた。寝たふりを続けようかとも思ったが、さほど眠くもないのでトイレに起きる。絶対にやる、と決めてないときは、まず絶対にやるわけが無いのだが、その割には律儀に全てのウェアを部屋の外にまとめてあった。奈良さんは珍しく寝たままだし、大浜さん一人というのも寂しすぎる。しゃーない覚悟を決めて朝練行くかー。 福原キャップも起きてきて、ついでに雷オヤジも起きてきてケチをつけられた後、リアに空気を充填し、5時35分、3人はお山方面へレッツゴー。いつもは確か6時スタートだったが、大浜プランによる30分前倒しの今日は日の出までまだ長い。激坂区間の奥湯河原温泉街を抜け、有料道路に突入すると電燈は一切無くなり、完全な闇と化した。この時点ですでに大浜さんは見えず、福原キャップからも切れていた。この暗闇の中へ二人がためらい無く突入していったことが密かに驚きだった。 よく目を凝らしていると僅かに道路の白線が浮かび上がった。山は静まり返り、景色の映らない視界は幻想的ということもない。夜中の雨でしっとりと重い空気をかき分けながら、上っているかも判らない道をただひたすら進む。ほんのり山の輪郭が見え始めた頃に、福原キャップの後姿とはサヨナラして2分ほどかけてタイヤの空気を入れ直した。再び走り出すと、脚はリフレッシュされているどころか、逆に乳酸でキュキューッと酸っぱくなって非常に辛い。休憩は有り体に言って逆効果だ。マラソンで途中トイレ停止するとその後変調を来たすことが多いのはそういうことか、と今更ながら発見した。 徐々に空が白み始めて、やがて安全に走れるくらいに明るくなった頃、大浜さんが折り返してきた。2度目の空気を入れ、2年前に到達できなかったところまで来ていることを確認しながら走っていると福原キャップが降りてきたので僕も引き返す。その2年前は上りに1時間5分を費やしたが、今日は1時間1分、空気入れストップを除けば58分ということで、よく走れたことを示している。ただし当時は前日の内容がかなりハードだったので単純比較は出来ない。 シアワセな朝風呂に長々と浸かるが、脱衣場に上がると寒さを覚えた。芯から冷えた身体はなかなか温まらないようだ。 二日目メインの練習はいつものように真鶴周回+大観山HCのセットメニュー。1年間髪を切っていない(自転車にも乗ってない?)というザルツ監督がクルマでサポートしてくれるのでありがたい。遊び半分で大浜さんと自転車を取り替える。僕のよりずっと重いであろう大浜車キャノンダーレだが、最初の踏み出しでとてもスッと前に出る感じがして重い自転車のデメリットを一切感じない。違う自転車に乗るとその新鮮な感覚が良いイメージに結びつく傾向があるんだろうか。このまま真鶴周回までは乗りつづけて、イメージ通りの走りが叶えられるかどうか確かめたかったが、TIMEの後輪が早くもペナっとしているのを見て早々に取り替える。 今度じっくり乗せて下さい。 真鶴は2周目序盤でのペースアップに着いて行く気が起こらず、淡々と終えた。ツワモノ達は3周目に突入したが、僕はザルツ監督車に入れてあった空気入れでリアを充填し、日野&ポテト組と大観山へ向かう。 大観山HCのTTは去年の自分と比較するいいチャンスだが、パンクタイヤのためコンセプト変更、温泉街通過までは横田さんサポートに回り、椿ラインに入ったところから上げて行く事にした。ミドルレンジの心拍で走るという横田さんにペースを合わせると、大体125-8bpmでつりあうことが判った。誰かのペースに合わせるときは、その人の顔色を窺うよりも自分のHRをモニターするほうが良さそうだ。 途中で空気をシコシコ入れていると、賑やかな声がしてきた。奈良さんのアタックに大浜さんと福原キャップが反応しているところだった。元気あるなあ。 そこからは普通どおりペースアップして走ったつもりだったんだが、去年3月のデータと比べると全くお粗末な走りだったようだ。心拍も平均138bpmしかでてないし(例年145前後)最後はハンガーノック気味になってしまった。空気充填時間を除いて1時間15分、まあそんなもんですかね。 頂上では福原キャップが売店の山地特別価格で買ったパンを羨ましくも頬張っている。しかも、一個とあらず二個目も取り出した! しかもチョココロネ! しかも? 次回はチョココロネを補給食に加えよう。 再び空気を入れて無事下山、結局このスローパンク状態で100kmは走った。天寿を全うしたと言えるだろう。 2007/1/23 [不調] 目覚めるとかなり気持ち悪くて食事ができない。体温は37℃で明らかに平熱ではない。下痢。昨晩カキ食べた。これはノロですかね。カキフライでしたけど。 湯河原の疲れが出ただけだと思いたい。 夕方。 ノロは潜伏期間24H以上なのでカキのせいではないようだ。というよりノロではなさそうだ。 2007/1/27 [シリーズ・不調] 火曜日からの丸4日間、腸は一切の活動を拒絶してきた。24時間船酔いのような気持ち悪さがつづき、3日間は上下する熱と悪寒でうなされた。食欲は一切なく、何も食わないほうがまだ調子がいいので努めて食うことはしなかった。さすがに少しは体重が減った。 しかしそろそろ治ってもいい頃だろう? と思うんだが、5日目の今日も同じ調子で目が覚める。ストレス性の腸炎ってところだろうか。寒さを堪えながら1000mの山を2回下ったのが効いたんだろうか。ここまで腸がグズったのは初めてだ。40年近くも休みなく働き、「お前の飽き足らない食欲にはウンザリした、もうやってらんねー」と言い出したのは判る気がする。すまん、どうしたら機嫌をなおしてくれるのかが判らない。 来週は浦安ハーフ。2年前のタイムを更新したいと思っていたんだが、この分では出走できるかどうかも怪しくなってきた。このレースは運悪くなにかとコンディション調整に躓き、記録が望めるコースにも関わらずベストタイムを更新できたことがない。 素晴らしく穏やかで気温も高く、こんな日に走れないのは何て悲しいんでしょう。暇つぶしに日記を書く。 科学大好き土よう塾とかいう番組はなぜか時々見る(ということは土曜の午前中に家にこもっている日が多いってことだ)。今日は運動神経について取り上げていて、かけっこが速くなる秘訣として脳科学者の茂木氏がイメージトレーニングの話をしていた。この人はなぜか他人という気がしないんだよね。 番組ではトラック競技選手がランニング後にそのフォームを反芻するような形でイメージトレーニングする姿を紹介しており、走りに必要とされる身体の複雑な動きを脳に焼き付けるのが目的のようだった。こういう直接的なイメトレはいままでやったことがなかったが、持久系スポーツでも効果はあるだろうか? ところで、睡眠中の夢の中で走ると全然前へ進まない、という経験は僕だけではあるまい。 夢なんて自由な産物なのになぜ共通した結果になるんだろう、と僕なりに考えた答えが二つある。 夢というのはそもそも自らがイメージして作り上げている像である。言ってみれば自分でアニメーションを作ってそれを見ているのだ。 走るという行為を本人自らの視点で描くと、景色が絶えず3次元的に変形しながら後ろに流れていくものとなる。それをアニメで表現しようとすると、すべてのセル画は1枚1枚微妙に違ったものを描かなければならず、ディスニーアニメでもない限り出来るだけ避けたがるカメラワークだ。走るという表現を生み出すために、脳みそはその莫大な画像の生成に追われることになり、なかなかスムーズにいかない。ということでモッタリして速く走れないのだ。 もう一つの推測。 走るという行為は現在のロボット技術では到底再現できない複雑な処理を運動神経が高速に行っているわけであるが、イチイチ右足出して左足引っ込めて、などと意識レベルで一元管理してやってないのは当り前。ところが夢の中ではそれを考えてしまうのではないか。というか、考え出した途端にスローになる気がする。 いずれの理由も、連続的にイメージすべきことがありすぎて、処理が追いつかないことによる遅れだ。 ま、それはどっちでもいいんだけども、番組での選手たちのイメトレは夢の中で走るイメージを描く困難さにいくらか通ずるものがあるんではないかと思った。イメトレを積んだ陸上選手はひょっとして夢の中でも速く走れるようになるんだろうか、もしそうなら羨ましいなと思った。 それにしても、番組の3人の子供たちは見るからに走り方がヘタで、全力疾走しているように見えない点が走るという本能的動作を失いつつある証しではないかと感じて驚いた。男の子の50mのタイムは当時の僕より2秒も遅い。我々、まずは生き物として、学力低下よりも運動能力低下について先に憂うべきことなんじゃないだろうか。茂木先生も、運動するとアタマが良くなるって言ってたし(つまりその逆もまた真なり)。 2007/1/28 [不連続シリーズ・不調] 今朝になって大変申し訳なくも母が同じ症状を訴え、感染性であることが判明、即ち呪って奴ですかい!ま、ノロ以外にもあるらしいけど。 ノロは潜伏期間が24-48時間あるという。自覚症状が現れたのは火曜日の早朝だから、要するに日曜日、湯河原合宿二日目の行動に原因があったということになる。でもメンバーで不調を訴え出た人は今のところ聞いておらず、僕個人の行動で第三者の痕跡と接触した可能性のある部分となるとかなり限られる。あえて思いつく要因を無理矢理挙げるなら ・温泉の湯船にアタマまで漬かり、10秒潜水した(アタマが寒かったので) ・小田原のファミレスのドリンクバーでケッタイな飲み物を3杯作って飲んだ ・同じくそこのトイレに寄った ・渋谷の繁華街を車で通過した ・自宅マンションの洗い場で自転車を洗った んー、一つ目が唯一怪しいほかは、決め手に欠けるものばかり。 残るは、推定時間外になるが月曜朝の電車ん中ってとこかな。まあ多分それだろう。 そんな身でありながら、休出して終電までシゴト。近々職場がヤバイことになるかもしれん。 2007/1/30 [復調] 昨日の昼くらいからようやく復調してきた。昨晩は恐る恐る、食べたいだけ食べてみた。揚げ物が食えた。かなり久しぶりな感覚。今朝は気持ち悪さが消えた。多少の目眩も今日の激務ですっかり吹っ飛んだ。 健康って素晴らしい。 明日あたりから走れそうかな。 2007/1/31 [復帰] 10日ぶりに走った。練習を休むと筋肉よりも心肺機能が早く落ちると言われているが、キロ4:45程度の負荷ではあまり関係ないのか心肺はむしろ調子いいくらいで、ラスト付近で脚のほうが少し力が無くなった。それとインナーマッスルがすっかり運動不足といった感がある。寝たきりの日が続き日常使う筋肉すらも動かさなかったからだろう。たぶん明日は筋肉痛だ。 これまた10日ぶりにビールを飲んだら、胃がよじれるくらいびっくりしていた。あまり美味くなかった。 2007/2/2 [たまにはジジネタとか] 女はなんちゃら、と失言した人がどうなろうと、まあ関心が無いが、そういう揉め事はシゴトに支障の無い範囲でやるべきだ。 上司がセクハラした、とかいう理由で一日中その話題で持ちきりになって、するべき仕事は一切進んでいない、などということがどこの会社で許されるだろう。事もあろうか税金を湯水の如く使っている連中が本来の職務そっちのけで下らん議論をしたり、もしくは抗議という名目で街頭演説とか自分のしたいことをしてサボタージュしているのは全くもって許せない。 少しは身のあることに向けて頑張ったらどうなのだ? 政治家って空気の読めない連中があまりに多すぎるね。 焦って走り始めたのが災いしたか足の先が痺れるくらい坐骨神経痛が酷くなって歩くのもぎこちない。そんな理由で今日は完璧にサボり。 2007/2/3 [5回目の雀川林道] 浦安ハーフマラソンはもはや記録狙いの走りが出来なくなったので、前日の今日も物練へ行く。経験上バイクトレはランへの影響が少ない気がする。逆にラントレの後のバイクは結構どんより響く。 物見山の中村さんという方が甚だ五郎うどんを食べに来るというのでぜひとも参加しようと思ったのだ。 2004年の美ヶ原HCで途中からずっとペースが一緒だったこの人は、僕のロードレースシーンに登場する最初の物見山の人だが、それ以降一度も会った事がなかった。2年半ぶりの中村さんは僕の記憶していた中村さんよりずっと気さくな人だった。 腹ごなしのプチヒルクライムとして今日も雀川林道を上ることになった。多分僕は最も多くこの林道を上っている一人だろう。訳あってシマノカーボンホイールで来ているので、今日こそは軽やかに上れないとまずい。林道のゲートを通過したころから岡部さんが積極的にアタック開始。595ウルトラにキシリウムESを履き、僕以上に決戦バージョンと言えるかも。その逃げが決まったのかどうかは当然見届けられず遅れてフィニッシュ。でもいつもと違ってあまり遅れず、何より追い込めて走れたのが良かった。ここんとこずっと、すぐ乳酸が溜まって酸っぱくなるのがどうにも腑に落ちなかったが、今日はブランク明けにも関わらず不思議と乳酸が溜まらず走りつづけられる。エンドレスな感覚というほど好調ではないが、やる気は落ちないので追い込める。この短期間での劇的な変化はどういうわけだろう? 結果として調子は良く、それもこれも全てホイールのお陰かと思えるところが嬉しくもあり悲しくもある。過去に9分25秒かかっていた区間は8分10秒で走っていた。信じられん進歩だ。でもこれでもメイン集団から遅れているんですけどね。 初めて雀川林道を計測。ゲートから頂上まで3.8km、12分16秒、HRave=157bpm(←追い込めた証拠) 峠の先で、早出して一人練していた大浜さんが合流。また頼んで自転車を取り替える。今度はもう少し乗ってみよう。走り出しでいきなりスルスルスルッと滑るように走る感覚にあらためて驚く。やはり何かが違うんだろうか。温泉坂を通って甚だ五郎に向かう中、すこし気合を入れて坂を上る。ややサドルが高く、やはり辛いものは辛いが、悪くは無い感覚。 大浜さんは僕のシマノカーボンとチューブラの感覚は最高だと言ってたが、僕には大浜さんのシマノの練習用クリンチャーはスムーズで悪くないと思った。同じシマノで印象が良いのだから、カンパと比べて見劣りするのではないかという、羨望と疑いの念も消えた。 帰路は向かい風がやや強く、足に来てしまった。明日に向けて配慮なくやりすぎたかもしれない。 帰りがけ、自転車をOHするためフィッテに預けた。これで大浜車との印象の差が埋まればいいんだが。 2007/2/4 [レース日] 東京ベイ浦安シティマラソン参戦日記 (リンク切れ修正しました) 2007/2/5 [またまたジジネタとか] 女はなんちゃら、と失言した人がどうなろうと、まあ関心が無いが(またそのネタかよ〜)、「機械」に喩えたことなんかどうだっていいじゃん。それよりも、彼は、機械があるのにそれを活用してない本人のスタンスに少子化の原因がある、と責任を産む人に負わせようとしているところに大いなる問題があると思う。 本人が変わってくれなきゃ我々はどうしようもないけんね、と言っているのだから、彼は自分の存在価値を自らゼロと言っているわけですね。 ところで少子化って何でいけないんだ? と前も書いたけど常々思う。 人口が減って困るという理屈は、何かしら今より負担が増えそうだということで(その理屈も僕は疑わしい)、つまるところそれは経済的な都合であり、いまや人間様の都合優先で物事を決めてはいけない時代であるはずだ。 乱獲して絶滅の危機にあるどこぞのヒョウとかじゃないんだからさ、ただでさえ増えすぎている人間どもが平和的に減れば、食いぶちが減って助かる面もあるわけだし、当然ゴミの排出や汚染も減って環境には優しくなるわけだし、ゆったり過ごせて快適だし、いいこと尽くめとしか思えん。それらのために税金が増えることを拒否するのは利己的な発想でしかないと思うのだが。 ![]() だから、「彼」が言うように産める人たちが産まない選択をしているのだとしても、それは人類の自浄的行動の表れなのではないかと思うわけであります。 などと米沢出張で雪の中歩きながら思った。昨日のリハビリを兼ね、駅から3km弱の事業所を往復した。先週やっとまとまって降っただけで、ホントに今年はヤバイくらい雪が少ないという。 金曜日に30cmほど降った雪を、僕が初めて踏み歩く。 人が居ねぇー。 アホみたいに東京に固まりすぎだ。おいらもその一人だが。 2007/2/6 [たまにはメシネタとか] 肉をソテーした残り油で、軽く茹でたブロッコリーを炒めると、ほんのりカキの味がする・・・気がする。 キックスイムは、さぼり期間が長かった後でも意外と追い込める。しかし今までと同じサークルで行うのはやはり辛い。ウヘーしんどい。競泳部の頃の辛いだけの練習を思い出す。この年になってまで心臓バクバク言わせて何やってんだろう。 今日辛いのはもう一つ理由があり、少々慣れないことにトライしたから。 子供の頃からブレスは右と決まっていたが、練習のときは左側もかなり無意識に出来るようになってきている。しかし、レース時や今日のような追い込み時は全く左側を使おうとしない。それはナゼだろう?今日は無理矢理左側を使ってみた。やはり慣れてないからイヤなんだろう、くらいに考えていたが、もっとちゃんとした理由があることに気付いた。空気を吸い込めず、苦しいのだ。息継ぎの時だけ少しワンテンポ遅らせて、慎重に息を吸っても、その後がメチャクチャ苦しい。そのわけは、とても初歩的なことだった。吸うためにはまず、事前に吐いておかなければならない。これはスイムレッスンでまず最初に言われることであろう。そんな当り前のことが、左側ブレスのときは満足に出来ていないのだ。どのタイミングで息を吸ってどこで吐くか、身体に叩き込まれたリズムはすべて右ブレス用に出来ており、左ブレスでは努めて意識してもなかなか困難なくらい、出来ていないのであった。限界スピードで泳ぐ時はそのタイミングや排出量などが予想以上に絶妙であるということなんだろう。いやしかしそれにしても素人臭い話だ。 2007/2/7 [脂肪率] 締め切り間近のレースにどどっとエントリー。 ・佐倉朝日健康マラソン(フル) ・幸手さくらマラソン(10マイル) ・かすみがうらマラソン(フル) 3週の間に3つ出ることになる。大丈夫かな。がむばろー。 そういえば昨日体脂肪率を量った。一般レベル13.8%、アスリートレベル7.0%。中間値をとって10.4%とすることにした。未だかつて無い値である。ホントかウソか、かなり疑わしいけど、相対比較のためにメモしておく。2ヶ月前に量ったときの値は11.05%で、若干減ったことになる。ノロ騒動で体重が1kgほど減ったままなので、実際のところはほとんど変化なしと見るべきだろう。 ところで10.4%というと6.34kgである。意外と少ない、という印象になってきた。僕の身長(168cm)で、シリアスランナーだと体重54kg前後だろうか。僕から脂肪を全部取っ払っても、その体重にはならないんだな。チンチンが特別でかいわけでもないし、骨太と言われたことも無いし。ランナーに不要な筋肉が色々ついているというわけか。その割には、スイムとかバイクとかで力強さが足りないんだよな。なんか納得できないな。 2007/2/8 [体脂肪率測定器の疑問] 繰り返しになるが、先日の体脂肪率の測定値は一般レベルモードで13.8%、アスリートレベルモードで7.0%と出た。スポクラに置いてある結構ちゃんとした機械だ。ほぼ倍も違う。ハンパじゃない差である。0.1%の微妙な違いでも一喜一憂しているのに、自分がどちらのレベルであるかイチゼロの判断一つで、ドーンと差が生じてしまうのである。こんなアバウトな測定で何が判るのか? と問いたいが、まあ相対的なところに注目していれば良いだろう、と思っていた。 ところがよくよく考えていくと、それも問題ありという気がしてきた。なぜなら、 常識的に考えられるのは、トレーニング強度(質・量・頻度等)を高めていけば、結果的に脂肪率が下がる、という関係性である。 ![]() ![]() さて、ここでどういうことが起きるか。トレーニング強度を高めてアスリートレベルを徐々に上げていくと、実際の体脂肪は減ると同時に、測定機器の都合により、徐々に実際より高めの値をはじき出すことになる。それらは相殺される関係にあり、結局体脂肪率はおおむね変化が見られない、という結果を表示する。 ![]() 例えば具体的にですね。運動から遠ざかっていた一般レベルのある人が測ったら、13.8%だったとしよう。この人がトレーニングを積み重ね、アスリートレベルに成長し、7%まで実際の体脂肪率が落ちたとする。さてここで彼は再び体脂肪計に乗ると、一般レベルモードでは相変わらず13.8%の値がでることを意味する。彼にしてみたら「なぬー! こんなに一所懸命トレーニングしたのに、何にも変わってないのかYo!」ってことになるだろう? 彼はアスリートモードでの計測も試し、7%と出て安心するかもしれない。 しかし、彼が実際に7%まで減少するまでの間の体脂肪率の変化をこの体脂肪計は一切とらえることが出来ない。なぜなら、いつ計測しても一般レベルで13.8%、アスリートレベルで7%と出てしまうことになるからだ。 そんな理屈はヘンですか? 2007/2/10 [久々の定峰峠] 朝8時、いつもの荒川運動公園近くの某駐車場に来てみると、先着していた山本さんのクルマの脇には見慣れぬ女性が準備している。 なぬ! 山本さんに新しい彼女? ではなく奥様、失礼しました。 荒川CRを走る二人の姿を目を細めながら眺める。個人的に、 Oh♪浜さんがパンク修理で全然追いついてこないという状況もあり、集団は30km/h以下のイージーペースで進んだ。昨晩食べ過ぎて蓄えた脂を燃焼するうってつけのペース。関越をくぐったところで奈良さんが独走を始めたのをトリガーに、清澄に向かって爆走が始まる。清澄坂では心拍数161bpmまで上げて喰らいついたが1/4あたりで千切れてダントツ最下位に沈んだ。オーバーホールを終えたばかりの絶好調マシンで挑んでも結果は変わらずということで、道具は理由にならない、ということが良くわかった。 そういえば今朝、そのOHを終えたマシンを初めて組み立ててみると、前ホイールが片方のブレーキシューにひっかかって回りもしないという事態が発覚。前輪のフレ取りを依頼してあったんだが、その結果全体的に片側に寄ってしまったのか。フロントフォークを外すときにブレーキも外したからか。いずれにせよ理由になどならず、プロの仕事と言えるんでしょうか? フロントフォークのバイブレーションも直ってない。極めて不満。 三連休の初日とあって、過半数の人は亀ローで折り返したが、二日連続で走る根性のない僕は山行きメンツに加わることにする(計6名)。久々の定峰峠だ。定峰というと白石車庫まではアプローチ区間とされているが、Polarのグラフを見ると実は松郷を下ったところから上りは徐々に始まっている。 ![]() ここを最高37km/hくらいで飛ばすもんだから、もう勘弁してくれー状態になって途中で自己防衛的切り離し。盛永さんを巻き込もうとしたら、するりと抜けて出て行った。余裕だ。 白石車庫トイレでいったん仕切りなおし。中村さんと僕は休まず先に出発する。残り1/4といったところでとうとうニルス山本さんに捕まった。すぐ後を行く河野さんも速い。この頃から上りのペダリングを少し思い出した気がして、二人が見える範囲で何とか差を留めようと頑張った。踏むよりも爪先で前に蹴るようなペダリングだ。 定峰峠TT(白石車庫トイレから定峰峠売店まで) Time=16:33 (best +1:03) HRave/max=152/158bpm 去年の同時期と比べいいタイムで、意外にも調子が上がっているようだ。でもメンバーと比較して去年より水をあけられた感じは否めず、多分この暖冬でみんな良く走れていて例年より早く調子を上げているのだろう。例年より乗れているのは僕も同じはずなんだが。 走り屋系メンツのため帰りもCRまではキビキビ走って大変疲れた。 ま、明日は日和るからちょうどいいか。 2007/2/11 [要するに普通のチャンピョンチップ] 良い天気ですね。 朝のTV番組に某都知事が出てた。公金私物化疑惑?に関し、周りは腫れ物に触るかのような質問の仕方。本人もふにゃふにゃと曖昧模糊とした返答。こんな内容で視聴者が納得すると思ったらとんだ大間違いだ。隣席の某県知事もただ聞いているだけじゃなくていつものビジョンをそのまんま言ってやればいいのに。 「違法か合法かはともかく、僕ならとことん切り詰めてやってみせますよ」と。 まあ千葉県民がとやかく言ってもしょうがないけどね。 当然話題は来週の某マラソンへと移る。 このたび、世界初の先端技術を採用するらしい。なんと、選手たちのシューズには黒い小型センサーが取り付けられ、各計測地点でラップタイム、通過順位などを即座に集計、さらには、指定したアドレスにデータをメール送信できるという。この技術の採用によって、ランナーは途中で自転車に乗り換え、タイムをごまかすことが不可能である、みたいなことを都知事自らが解説。竹村先生はその最先端技術に感心し、ランナーがレース後もそのセンサーを使えて便利だね、などとコメントした。 いやあメチャクチャですね。ちなみにこれは、平壌放送などではありません。 まあ落選者がとやかく言ってもしょうがないけどね。 2007/2/12 [不幸な趣味] 良い天気ですね。 その、脳みそトレーニングの本には大抵載っているのが数独というパズル。日本生まれで、Sudokuの名で海外でも人気と聞いた。世界選手権も開催されるらしい。何を競うんだろ? こればっかりを集めた本を電車の中でやっている人を以前見たとき、「ウゥッ、不幸な趣味」という印象をもった。クロスワードパズルは制作者の人間的な感覚が入るが、こんな、コンピュータで無限に生産可能な暗算帳みたいなゲーム、どこが面白いんじゃあ? このパズルを「暗算帳」と書いた通り僕は完璧に誤解しており、縦横の数字の合計が全部同じ値になるように埋めていく、といったルールとばかり思っていた。暗算が死ぬほど苦手な僕には永遠に関わりたくないものと考えていた。 すでにご存知の方には笑われるが、あの数字は単なる記号であって、例えば9つの色で示してもパズルとして成り立つ(判りやすいかどうかは別として)。 ![]() 良い天気の三連休、ずっと悩んでいるが一向に解けん(↑)。ちゃんと出題者の名前も記されていて、コンピュータの自動生産というわけでもなかった。舐めきってた。電車の中でも悩むかもしれない。 追記:さっき解けたー。 2007/2/14 [チョコデー] ↑で日本生まれと書いたが、もう少し調べたら日本で本格的に流行ったのがきっかけで欧米に伝染したという感じで、パズルそのものは200年以上も前にスイス出身の数学者が発明したらしい。 今日もまたガンコに解けない問題に直面し、悩んでいる。 東京マラソンネタをメディアが頻繁に取り上げるようになり、「この大会には出るのか?」と職場でにわかに訊かれるようになった。落選したというと、そんなにも応募者いたのかと皆一様に驚く。でもまだこのマラソンの底知れぬスケールを誰も判ってないと思うな。東京の路上を見渡す限りランナーの熱気で埋め尽くされた光景は、物珍しさに留まらない何かを多くの観衆に刻みこむに違いない。 見に行きたくもあり、走れないのが辛いので忘れたくもありで、複雑な乙女座心。 チョコばかり食って喉が痛くなってきた。何のことは無い、昼にスーパーで買った柿の種チョコを際限なく食ってしまったのだ。過剰摂取したカロリーをなんとしても消費しなければならない。再来したバクダン低気圧で土砂降りの雨音を聴きながら、トレッドミルで1時間走る。気温が異様に高く、汗がかなり出た。久しぶりのスイムでは、昔ながらの250mプル4本とキックスイム100mを10本。心拍は150オーバーで無茶苦茶しんどい。空気を肺に思いっきり溜め込もうとするので終いには肺が痛くなった。こうやって追い込みすぎるから、燃え尽きて明日も続けられないのだ。 2007/2/15 [珍発明] 納豆は3個で100円などと非常に安く、昼飯時にもよく買うのだが、食い合わせのアテが意外と見つからず孤立しがちで、単品で食うだけに終ったりして、そのコストパフォーマンスを活かせないことが多い。今日も賞味期限切れの納豆をどうしようか考えていたが、ふと閃いた。納豆味噌汁という手があるではないか。さらに発展して、単なる味噌汁ではなく味噌味のカップ麺を買うことを思いついた。早速コンビニに出かけてみると、味噌ラーメンは意外にも売ってなかった。代わりにマルちゃんの豚汁うどんをチョイス。納豆33円のカップめん150円で183円の昼飯。安ーい。 早速納豆をぶっこんで食してみると、味噌味が強くないので納豆味噌汁とは印象が異なるが、うどんがヌルンとして大変よろしい。栄養学的にも好ましい方向にシフトする気がする。もしかすると味噌味にこだわらなくても良いのかもしれない。しかし、元祖カップヌードルには合いそうにないな。 2007/2/16 [紙コップの活用] 職場でまた東京マラソンの話題になった。 「TVで聴いたけど、この大会のために準備されるバナナが37万本だってよ」 「へぇー!」 「参加者全員が10本ずつ食ったって、7万本も余るんだぞ。どう考えても一桁間違えてるだろ?」 「10本も食ったら腹痛でリタイヤだな」 調べたら食べ物のあるエイドは後半の4箇所に限られ、10本のノルマ達成はまず困難。ちなみにマラソンの公式ルールではエイドでの給食は認められていないらしい(知らなかった)。何かを食べたければ自分で好きなものを持って走ればまあ事足りるしな。 用意される飲み物は40万本らしい。500mlの容器で換算して20万リットル。一人当り6.6リットル。飲めるだけ飲んで、トイレは全然足りないときた! ところで、バナナというのは皮の処理に困るし(とりあえずポケットに入れたのを忘れてドロドロになったことがある)、さりとて剥いた状態では手がべとついて、意外と厄介な食い物である。デリケートなものを握りながら走るのはなかなかストレスの溜まる行為だ。 僕は、飲み干した紙コップを容器代わりに使い、エイドで出たバナナやイチゴ、キウイなどを取り急ぎ入れて、走りながら少しずつ食べることにしている。安心して持ち運べるので自分の決めたタイミングで食べられ、エイドで長く立ち止まらなくても良いので一石二鳥。 ぜひお試しください。 2007/2/17 [雑ネタ×3] ↑エイドのバナナはやはり3万7千本だった。また、40万本というのは水のことで、計算すると14万リットルだった。その中には「東京水」5万本も含まれる。東京の水・・・うーむ、お金出して飲みますか? 開き直ったブランド名だ。 IM五島のコース変更が正式にアナウンスされた。以前記した通り、名物の3kmで100m上り×3は廃止され、周回ルートは大回り2周になったほか、中央公園でターンする最初の往復コースが無くなり、先頭との差を確認することが出来なくなったのは少し残念(ま、この時点で先頭にはすでに逢えないんだけどさ)。でも大回り周回で折り返しが2回来るので、自分のポジションやペースなどを把握する楽しみは出来た。なお、スイムは富江で変更無しのようだ。 二本楠通過後の最初の長い上りは、また新たに追加されたトンネルによって標高が下がりヌルくなった。ここは2回通るのでヌルさ倍。アップダウンが減り、バイク難易度が全体的に下がること自体は、好き嫌いはさておき全員同じ条件だからとやかく言う気は無いが、これによるドラフティング増加の可能性が気になる。しかも参加者のご機嫌取りのために取締りを緩める方向に走りそうな気がするんだよな。開催月のシフトとバイクコース変更により、宮古島ルールな人たちが五島を染めていく比率も高まりそうだ。そんな3つの要因で一気にルール崩壊へと様変わりしなければよいが。数少ないフェアなレース、五島にもいよいよ危機が迫っているかもしれない。 大げさですか? 昨日の事ではあるが、SUDOKU片手にローラー台に乗ってみた。 運動中というのは計算能力が著しく低下し、ペース配分の計算などは困難を極めるが、シゴトのアイデア出しなどはとてもはかどったりする。いわゆる左脳はダメで右脳が活性化する感じだ。果たして、このSUDOKUはローラー台の最中にほとんど支障なく行え、このパズルは左脳を必要としていないことが証明された(但し、右脳・左脳という分類や考え方は根拠のない非科学的な俗説らしい)。 ローラー上でのSUDOKUおよびセンズリ行為は、国際自転車連盟のローラー台競技規則には禁止と明記されていると思うが、大目に見て欲しい。まだ汗が出ないうちにあらかた埋まるところを埋めて、全身からポタポタ汗が落ちる頃には行き詰まった図を眺めながらポツポツ解いていく感じで進む。鉛筆での記入も思ったほど困難ではないし、考えに没頭して足が止まることもなく、むしろ解けない歯痒さをペダリングに置き換えてストレス発散している感覚だ。さすがに右脳さえも働かなくなるほど負荷を上げるわけにはいかないが、あっという間に1時間が経ってしまった。もっと考えていたいのだが(というか目的が逆転している)、汗で紙がふにゃけてきたので止めた。消しゴムで消せなくなるのが痛い。 ただし、エクササイズはその行為に意識を集中しないと効果が無い、とも言われている。さりとて、この1時間の行為が身体に何の影響もないとは思えない。 見方によってはアタマと身体のダブルで拷問を受けているような図柄である。 今日も図に乗ってSUDOKU片手にローラーに乗る。ところが、あるところで消しゴムを汗の池にポチャンと落としてしまった。 これにて終了。 2007/2/18 [テリー伊藤は来年出ると言ってた] いやあ、雨と寒さで大変でしたね、東京マラソン。 と言いつつ、夕方まで家を一歩も出なかったので実感としては判らず。ゴールのビックサイトへは普段なら定期券で行けるところだが、この週末で偶然切れていたのだ。 走っている人々の映像を見るとみな楽しそうで、傍からの印象ほどでもないんだろうか? 聞いたところでは、手荷物預かりは午前8時までで、つまりスタートの寒い格好で1時間10分以上も待たされたらしい。そんなキマリでよくブーイングが起きないな。もしスタート前に脳溢血とか心臓麻痺で死者なんか出たら、主催者はどう責任を取るんだろう? 低体温症を訴える人も出たのではないか。荷物搬送用トラックがすぐ脇にスタンバッて、手荷物袋を投げ込むように預けていたから、スタート5分前まで受け付けたって問題なさそうに思えるが。ギリギリまで預けなかった人はスタートに遅れるというリスクを背負えばいいだけの話ではないのか? HCレースもそうだが、この点では理不尽に思うことだ。計画立案者自身、一緒に裸になってみろって。自分ならイヤだと思うことを3万人に課すなって。 NYCマラソンみたいに、直前まで着ていた服をチャリティとして提供するというシステムをちゃんと作るのも良いと思う。堂々と着込んでいられるし。 スタート位置を巨大な仮設ドームテント化してしまうのはどうかな? あながち絵空事でもない気がする。さらには、屋外用ストーブの設置。原価で80万円もする純金メダルなんて作ってないで、もっと参加者全員に還元されるようなサービスを望みたい。 その金メダルを受け取ったケニアの選手のインタビューはなかなか良かった。 夕方になって恨めしいほど晴れてきたので、有りがたみを味わおうと自転車に乗る。結構風強いね。マラソンではどうだったのだろう。練習用フルクラムに戻して乗ってみると、フレームをOHしたお陰かスムーズさは以前より増した気がする。しかし、印象とは裏腹に、ツルペタ平地を平均30km/hしか出せず、全力一歩手前とは言え遅すぎる。才能無いかもな、と根本的な悩みにゲンナリしてきた。それともポジションが悪いのかな。去年も一昨年も変わってないはずだが。 2007/2/19 [速度14km/h] 久しぶりにトレッドミルで14km/hで走った。途中で坐骨神経痛が酷くなって挫折しかけたが、何とか1時間走れた。14kmというとフル42.2kmのほぼ1/3であり、つまり14km/hはサブスリー達成の下限スピードである(実際はもう少し速くないと切れない)。追加であと2時間、このスピードで走り続けることを想像してみる。 ダメだ、想像できない。 2007/2/21 [追い込み練] シゴトがポッカリ空いたので午後休して近所をバイク練。暖かく風も無く快適だが、平日は鉄鋼団地関係のトラックが多く幾分走りづらい。目いっぱい飛ばして走ってみた。心拍平均は139bpm、平地だとこれくらいが追い込み限界か。1時間で32.8km/hと3日前よりはマシになったが、2年半前に出した36km/hという数値には程遠い。追い風じゃないと36km/hですら巡航不可。DHバーが無いってそんなに遅くなるもんなんだろうか。 トレッドミルでやはり1時間14km走る。135bpmくらいから入り、ラストは158bpmまで上がる(平均148bpm)。この心拍数では3時間持続できないことが判っており、もっと余裕が無ければならない。まだまだだ。結構追い込んだ日になった。スイムに到っては力尽き、全然泳げない。 瞬間最低体重58.25kgは近年稀に見る値。 2007/2/23 [やっかいなもの] ↑一昨日、3.3kg以上の体重減少がやはり負担増だったか、きのうあたりから喉が熱を持ち始めて、風邪突入を覚悟する。しかし食い気で油断してデブった。夕方になると意外にも風邪が退きそうな気がしてきたので近所を走る。ここんとこ、坐骨神経痛が無視できないくらい酷くなってきて、マトモに足が上がらなくなってきた。整体やカイロあたりに行って、一時凌ぎでもいいから治療してもらうべきなんだろうと思うが、その筋に疎いので二の足を踏んでいる。反発力の薄れた古いシューズも良くなかったかもしれない。全力で走ろうにも痛みが動きをせき止めてちっとも前に進まない。それ以外の調子は悪くないので残念だ。 2007/2/24 [楽しい宴] 誰も知らないと思うけどRSSテスト止めました。フリーのRSSライターの機能がショボくてちゃんと書けない(自分ではもっと書けない)し、ウチのブラウザのせいなのか古いRSSデータを最新記事と誤認するのが頭に来るので。 本日の物見山周回練は随分前から告知されていて、今朝も7時集合に合わせてキチンと5時起床、風邪風味も身を潜めているし、思ったほど風も荒れてないが、止めた。最強のメンツ&向かい風で、多分荒川遡上の時点でブッチ切れるのは目に見えており、さぶい北風一人練の後に苦手な物見山周回で身も心も打ちひしがれた日ニャー、帰宅した頃には風邪の侵略を許してドッと発熱しているだろう。との読みは後でくっつけたのであって、どうもヤルキナッシーがもっこり顔を出しているらしい。 なのでランをする。未だかつて無い月間200km達成の目標がにわかに現実味を帯びてきた。しかも2月は28日しかないので、この月の達成は価値が大きい。ザコッツィは相変わらず辛いが、膝痛などと違って労わってやる必要も無い(と思う)のでひたすらガマンだ。ただどうしても庇う走りになって別のところが疲労するのがちょっと困る。キロ4分半のつもりで11km走る。結果は誤差1秒。天才ですね。 午後はニルス山本さんのご厚意により新宿の某自家焙煎コーヒー喫茶店の場所をお借りして物見山飲み会に参加。心底楽しい飲み会ってホントに希少価値だと思う。おかげさまで、例によって騒ぎ過ぎたかもしれない。少々反省。 2007/2/25 [初シロクマ] 新宿に新しくOpenしたクリクリドーナツを昨日初めて食べた。開店直後だった前回は30分待ちの列に呆れて買わずに帰ったが、2ヶ月も過ぎれば熱も冷めるだろう、と思いきや、山本奥様に並んで頂くこと実に45ミニッツ。マジですか。高島屋方面の橋の真ん中くらいまで列が出来ていたらしい。吹きすさぶ寒空の下、大変恐れ入ります。 砂糖が全体にコーティングされたここの定番モノを食べてみた。なぜこれが定番なのかの疑問も食べてみると納得する。すごく甘いとのウワサ通り、甘い。でもそのサクッとした上品な食べ応えがオリジナリティ。油ぎっとりな「ドーナツさん」とは違うね。結局欲張って2個食っちまったい。 そんな感じで欲望の赴くままに食べて飲み、出るものは満足に出てない。今日は何としても燃やさねば。 朝8時のスタート時点で1℃と、最近味わってないレベルの寒さである。防寒できない目の周りが冷たいというより、痛い。幸い風はほとんど吹いてないし、何より昨日ガシガシ走った人ばかりなので今日はおとなしめ。亀ローについた頃には3℃まで上がり、肌が切れるような冷たさではなくなった。 弓立山を各々のペースで上る。何気に全く上れない自分に気付くが、周囲も控えめなので目だって遅くはならないのをいいことに問題を直視することを避ける。その後はシロクマパンへ。 驚いたことに、この年になるまでシロクマパンに寄ったことが無かった! 39歳初シロクマ! オリジナルな菓子パンはどれも小ぶりでお手ごろ価格、ふんわり柔らかいので練習途中に食べるパンとしてちょうどいい。この時は客の8割が自転車乗りであった。目当てのパンが品切れだった盛永さんは「○○が無いぃぃぃっ!」と叫んで涙を飲んでいた。次回ぜひ食べてみよう。 2007/2/26 [りんかい線はうるさい] 毎日乗っているりんかい線は、JRに似ているが私鉄である。新しい路線なので気付きにくいが、弱小企業ならではのCIやサービスの不徹底が徐々に見えてくる。マイシートが決まっているくらい、ガラガラなので通勤のストレスは僅か。こればかりは神に感謝だ。 いや、一つ困ったことがある。車内放送が、頭蓋骨に染み入るくらいヤカマシイ。毎回、ボリューム最大でビビリまくったスピーカからは、次の停車駅が律儀にも発車後と停止前の2度に渡って伝えられる。オヤジのダミ声で。頼むから音量を半分以下にするか、東京メトロみたいに録音されたきれいな音声を正しい音量で流して欲しい。こんなガラガラ電車なのに、脳天つんざく音量で伝えなければならない内容など無い。 だが恐らく、駅員に苦情として伝えたところで、そんな意見は未だかつて聞いたことが無い、ときょとんとした顔をされるだけだろう。世界一静かなクルマを生み出している国の割には、世の中に流れる音の洪水に対して国民は驚くほど無関心だ。TVからエンドレスで垂れ流される稚拙な効果音のオンパレードを当り前のように受けいれ、逆に中毒になっている程だ。 毎回、耳を手で押さえるのが面倒というか癪に障るので、耳栓を用意することにした。もっと早く気付けばよかった。そのうちBOSEの無音スピーカでも買おうかな。 2007/2/28 [短期目標達成] 元日に打ち立てた、月間200km走るという人生初の目標をこの2月で達成できた。やればできるじゃない? その分バイクが手薄になったのが少々反省点だが、2月ならこの程度でも十分だろうと思う。 まあでも、200kmを達成したからといって速く走れることを誰かが約束してくれるわけではない、という当り前のことをしみじみ感じつつある。なぜなら正直なところ調子が上向いた実感がまるでないからだ。当然、サブスリーを保証されるわけでもない。しかも、サブスリー達成には一般的に300km必要と言われており、まだ100kmも足りない。 トレッドミルで走るとき、体重を入力しておくと、その時のスピードにおける運動量(W)が表示される。先週珍しく、近所をバイクトレして体重60kgまで減った後に、トレッドミルに乗ったことがあり、14km/hのスピードで222Wと出ていた。普段の体重62kgで222Wというと13.5km/hしか出ない。あらためて、体重とパフォーマンスとの密接な関係に気付く。 昨年かすみがうらで出したベストタイム3時間12分はスピードにして13.2km/h。サブスリーの最低速度である14.1km/hがいかに高いハードルであるかをこの頃痛感しているが、体重を軽くしてその値に近づくという奥の手(でもないか)をもっと積極的に考えるべきだと思った次第。レースで少しでも楽をしたいのなら、今後、一時の欲望に溺れてお菓子をボリボリ食うことを止め、カロリー調整をしっかりしていこう。 話は変わって、この頃タミフル飲んで飛び降り事故という記事が多い。僕は風邪などを引くと必ずといっていいほど普段ではありえない思考回路となるので、タミフルが原因かどうかはともかく、飛び降りなどの異常行動もさもありなんと思ってしまう。 先日もほんの微熱だっただけなのに、夜中のうとうとしている状況で、僕の鼻の穴は3つあると信じきっていた。中央と右の穴にどうやら鼻くそが溜まっており、左の穴はきれいである、という判断に基づき、掃除をしてやった。左穴は掃除する必要が無いのでもちろん手を加えていない。 2007/3/1 [現役と化石] インドアのトレッドミルは軽装で走れるメリットがある反面、冬場だろうと滴るほどの汗をかく。つまり皮膚ズレを起こしやすい。2月は走りが集中したためか股ズレというか股間ズレを起こしてしまった。というわけで今日は股間安静のため休み。代わりに懸案事項にとりかかるとしよう。 家の古いパソコンが壊れていた。ちょうど10年前に買ったPentium ProというオタクなCPUを積んだタワー型デスクトップで、引退後も細々とエクセル用として結構重宝していた。捨てるのもメンドクサイという妙な理由により直すことにする。HDDが逝っちまったのでOSから入れ直しである。近所のパソコンショップに行ってみたら、中古のHDDが売っていたので350円で購入。新品のものは却って認識できないので渡りに船だ。さあ組み込もう、とケースを開けたら、増設HDDがあったことに気付く。これをマスターに替えてやれば済む話だった、と350円の出費を悔しがる。だが問題はOSの再インストールだった。部屋中ガサ入れしてもWin95のCD-ROMが見つからず。大掃除の時に何の躊躇も無く捨てた可能性大。さりとて、こんなヘボマシンのためにOSを新たに買うのも本末転倒。ふと思いついてオークションをあたってみると、あったあった、95が売ってるよ。4000円とかする。ウソだろー。 しかし、10年目の家電製品をまだまだ「古い」とは言わないが、ことPCとなるとほとんど役立たずなのはなぜだ? 人間のすることが10年でそんなに進化したか? むしろ、退化した分PCが補っているのかもしれん。 僕のベッド下の奥には、化石となったFM-7が捨てられずに眠っている。当時宣伝していたタモリは未だ現役である。必死で勉強して、下らないプログラムを色々と書いて喜んでいたが、32KBのメモリ全てをマシン語で埋め尽くすほどの壮大で複雑なものは結局書くことは無かった。 ということでPCは依然直らず。 2007/3/3 [うだつのあがらない日] 物練は朝が早いので今日もサボリ。早朝の運動はどうも苦手。以前のようにのんびり朝飯食って長柄練に行けばいいのに、それもしないんだから、要はやる気が無いだけ。お昼はこないだの飲み会のとき制作を手伝ったキャベツとアンチョビーのパスタを作るが、あんまり美味くない。同じ要領で作ったつもりなんだがどこが違うのかな。塩加減かな。 休日は引きこもりを決め込むので却って身体が鈍る。夕方、重い身体をどっこいしょと持ち上げ近所をラン。せっかくの穏やかな気候もすべてぶち壊す強烈なザコッツィには、まいっちんぐマチコ先生(カルト級)。 壊れたPC用のOSをようやく手に入れ、長々とフォーマットなどをして、再インストールが始まったのはすでに夜になってから。CD-ROMはずっと最高速で唸りっぱなしなんだが、終了まであと500分とか出ている。ファイルのコピーだけでなんでそんなにかかるんかな? 朝方には終ってるかな??? 2007/3/4 [春まっている] 先週同様、前日のハードな周回練を僕だけサボり、お疲れ気味の皆さんとさっくり目に走る。 ただし気温はスタート時で9.5℃と、先週の1℃とは雲泥の差。脚だしレーパンの方も二名ほどおられるが、寒がりな僕にはまだ無理だ。35km/h以下の穏やかなペースで物見山まで直行し、大東文化坂だけは屋代さんを先頭に上げていくが、ヤクルト一気飲みの勢いで乳酸が溜まり、ブレーキをかけたように動かなくなった。落ち込む。 遠藤さん立案の越生梅林コースを行く(よく判ってない)。ダラダラと緩いのぼり続きでその遠藤さんが切れてしまったが、機関車の志村さんは暫らくズンドコ行ってしまい、ようやく気付いた時おもわず「なんでこんなんで切れるんだYo!」と珍しく辛口なコメントが可笑しい。こういうのを「逆切れ」と言うんでしょうワシャシャシャ、と密かに受けるマイセルフ(ウソです、キレていません)。 一応桂木って峠を上ったんだけど、「頂上までもうすぐそこだから」とか「全部アウターでどうぞ」とか、ウソばっかりの今日の志村節にほだされたため、運動なるものを久しぶりにしたオッサンみたいに息絶え絶えになってしまった。なので、走り足りない屋代さんには着いていかずにみんなと一緒に帰ってきましたとさ。 20℃近くまで上がり、信じられない暖かさ。クルマはもはや窓を閉め切って走れないほどだが、開けるとなぜか目が痒すぎ。花粉症だろうか? 気のせいだろう。 軽く短めで終ったので夕方にはランをしようと思っていたが、昼寝したあとの身体は妙にぐったりして、具合も悪い感じなのでやれそうにない。昨日あたりから体調が下降気味なので注意せねば。 OSインストールはまだ続いている。なんかやっぱりヘンダ。 2007/3/8 [♪ガタが来た] JCRC第1戦はCクラス申込。昨年貰ったタダ参加券を有効に使わないと。翌日はフルマラソンなので恒例のZはもちろんやめといた。メンツ的にはZに出たかったんだが。 なぜ、Cクラスは4周でBクラスは一気に7周なんだろう? バランス悪いと思いません? 風邪なのか花粉症なのか数日調子が悪かった。復調してきたので今日はスポクラ行ってみよう! と思っていたら、夕方急に右脇腹少し上がキュキューっと痛くなってきた。なにこれ? 筋肉痛にも似ているが、場所が場所だけに息をするのも躊躇う。 気のせい、と言い聞かせてスポクラへ。走っている間は何も気にならなかった。4日のブランク明けのためか調子よく走れる。ザコッツィさえなければなあ。 終ってみると、 そのザコッツィが堪らなく痛くて歩くのも難儀。やべーな。 バタフライでのんびり100m泳ぐ。まるで、溺れているみたいだ。続けて100m泳いだのって何年ぶりだろう? 家にたどり着いたら、右脇腹も痛くなってきた。 あちこち痛くて、なんだか年よりじみてきたなあ。どうしちゃったかなあ〜。 2007/3/9 [故障発生と、修理完了] 故障その一、1967年型マシン。昨日突然右上腹部が痛くなって、最初は気にならなかったのでスポクラでは14kmを快調に走ったが、家に帰ってから痛みが本格化。夜中に目が覚めてからは、以降痛みで寝られず。いわゆるランニング中に横っ腹が痛くなったときの感覚が強く持続する感じ。場所はまさに胆のうのあたり。今朝になって痛みは和らいだが、不安なので順天堂大学病院に行って検査する。血液、エコー、レントゲン3カットを撮ったが石や出血などの異常は発見できず。原因不明なので対処のしようがなく、治療はせずに午後3時頃ようやく完了して帰ってきたが、歩行も困難なほどの痛みがぶり返してきて、今夜も寝られそうに無い。1週間後に初胃カメラ体験予定。憂鬱だなあ〜。 明日の物練は、もちろん止めときます。 故障その二、1997年型マシン。PentiumPro180。OS入りハードディスク死亡。 Win95に代わって用意したのがWin98、インストール作業に約30時間かかった。よくぞガマンした(自分が)。だが、OS起動にもやはり15分くらいかかり、事実上使えない。いくらなんでもおかしすぎる。ふと思いついてBIOSを初期設定に戻してみると、喉のつっかえが取れたみたいに速くなった。なんだくそー! 以前入っていたOffice97に代わって、Officeの互換フリーソフトのOpenOfficeを入れる。Sun様様である。だが、初期型のWin98のためか起動しない。98をアップデートするサービスパックは、とっくの昔にダウンロード一切禁止。当時の付録CD付きパソコン雑誌を古本屋で探す、くらいしか入手方法がない。セキュリティを確立できないOSのサポートは出来ない、とMicrosoftは他人事のように言っている。噛み砕いて言うと、自社の製品は欠陥で危険なので今後一切責任放棄! ン十年も前の石油ストーブの欠陥でさえメーカーは責任を持つ時代なのに、発売からわずか6年あまりで我が子を見捨てるというのは、なんてヒドイ話でしょう? これで儲けて世界一の金持ちになったのなら、たとえ使う人が少なかろうと古いPCでちゃんと動き安全性も確保されたOSを提供し続ける道義的責任はあるだろうに? なんて、いくらほざいたってダメですね。 色々調べてシステムファイルを一個バージョンアップしたら無事動いた。 OpenOfficeはWin95でも動くバージョンをちゃんと用意している。エライ。 ま、今のOfficeがOffice95の頃からまるで進化してないからこそ出来たのかもしれないが。 2007/3/10 [ヘンな奴] 「僭越ながら、わたくし、都知事選挙について、誰に後押しされたわけでもなく自らの意志で出馬することを只今検討中であるという旨の記者会見を行いたいと思いますので皆様関心をお寄せくださいませませ」 「で、先生、立候補はなさるんですよね?」 「であるから申し上げた通り、只今検討中でどうなるか判りませんので、もうしばらく、わたくしの歌でも聴きながら、お待ちください」 決めてから出て来い。 2007/3/11 [悔いのない走り] 名古屋女子マラソンは、非常に強い風の中、スローな展開となったため、タイムではなく駆け引き勝負となり、最後まで行方がわからない手に汗握るレースだった。中盤の一人逃げとそれを泳がす集団の構図や、終盤の緊迫戦で何人かが逃げを試み、潰される様子などは、まるで自転車レースを思わせた。常に集団の機関車役を務めた弘山選手が、一度として先頭を走らなかった橋本選手にラスト700mの(得意なはずの)スプリント勝負で後塵を拝したのはまさに作戦負けという気がするが、やはり人生観そのものであろう彼女の走り方にはエールを送りたい。 ラスト2-30分の目が離せない状況が続く中、CMを一切入れなかったTV局の粋な配慮は素晴らしい。 フルマラソンに向け2週間前の今日行うつもりだった30km走を、突然降って湧いた事情により断念。それよりレース可能かすら不透明なのだが。 とは言うものの、病変は何も見当たらず、原因も不明とくればカラダの労わり様も無いので、ガマンできれば練習再開しようと思いつつある。もしかしたら運動不足が原因かもしれない! 痛みに関しては気分的に多少慣れたのと、付き合い方を覚えてきた。最初は「人生これまでか」と思ったもんな(まだ判らんが)。重力との関係で、どうやら寝ている姿勢のほうが痛いらしく、右膝を折りたたんでうつぶせの状態になると痛みが消える。眠るためには実用的ではないが。 2007/3/14 [治った] 腹の痛みがとれた。深呼吸も出来るしクシャミだって躊躇う必要がない(マナーは守ろう)。何も治療してないのに。ビバ健康。自己治癒力ばんざい。その程度で治るってことは、結局、初めからどーってことなかったって事なんだろうか。 3月はもう半分まできたが、いろいろあって練習してない日が合計10日にもなった。久々にスポクラへ。 まずは上半身に負担の少ないエアロバイクから始め、ランでは穏やかな呼吸となる13km/hに留めておく。ザコッツィも緩めでいい感じ。最も気がかりだったのが水泳。呼吸はどうしても制限されるし、胸は反る形になり、上半身の動きが大きい。禁じ手の動作に満ちている。ゆっくりと始めてみたが、果たして、痛くなるところはどこもない。めでたしめでたし。 明日から普通に頑張ろう。 2007/3/15 [ぼちぼち頑張っぺや] スイムがサボリ気味で腕がだるく、水は温くて追い込む気になれなかったが、キックスイムは案外調子よく1本1分40秒を少し切れるくらいで、普段の1分55秒サークルで問題なく出来た。このセットメニューを力まずに泳げるようになってきたのだろうか。ちょい嬉しい。 ランで長い距離をこなした後のスイムは、ケノビでふくらはぎが攣りそうになるのが近頃の少々困った現象。 2007/3/17 [内視鏡検査] 限りなく意味がないと思ったが経験と思って飲んできた。コツは自己暗示能力だと思っていたが、予想以上に我が身をコントロールできずキツかった。便所の詰まり掃除みたいなノリで医師が黒光りした管を押し込む様を目前にしていると、喉のおぞましい状況を想像する度に自制心を抑えきれず発狂するのではないかという恐怖に駆られる。目を閉じたら楽になることに途中で気付いた。 十二指腸に一部僅かな荒れが見られたほかは、正常だった。こちらは予想通りというか、僅かでも問題があるとは思わなかったので悔しい、負けた。 喉の麻酔のせいか異常に眠いのと安堵感と風邪風味が入り混じり、帰宅後は惰眠し続け何もしてない。 2007/3/18 [みっちり練] いやー超マジスゲー焦った。 クルマの燃料が残り少ないのは判っていたが、埼玉までは走れるだろうと踏んでいた。首都高ルートでは浦安-戸田南間が35km、クルマのインパネには残り33km走れると出ている。スーパーエコ運転で乗り切れるだろう。浦安はガソリンが埼玉より高い(2円くらい)。なので、ここで入れたくないのだ。判るでしょう?そのセコイ気持ち。 しかし、熟練したスーパーエコ運転の甲斐なく、池袋辺りで残り10kmを割る。よりによって物価高の大都会池袋で給油となれば、何のために浦安を避けたのかわからなくなってしまう。と意固地に首都高を降りるのを拒んだが、一気に残り4kmまで減ったのを見て慌てて西池袋で降りる。赤信号で止まったら、残り1kmに変わった。なんだおい!ついさっきまであと10km走れるって言ったやん! 信号が青に変わり、エンジンを始動してノロノロと走り出した途端、表示が「- - - -」に。ぎぇー! この時の焦り様は筆舌に尽くし難い。もう燃料タンクは空ですよ〜ん、今すぐ止まってもおかしくないですよ〜ん、ってことで、リッター1000円でもいいからスタンド出てきてくれー!との祈りが通じたか、反対車線に天使のような24HのMobilが。惰性でも辿り着けるよう、タイヤを鳴らしてUターン。アホですか。 実は- - - - の表示を出したのは今回が初めてじゃないんだよね。そのときは路肩に停めて自転車でスタンドまで行き、ポリタンクで給油し、大いに苦労した。まったく懲りてない。 大都会池袋にも関わらず、ハイオク128円で埼玉より2円も安かったが、高いと思い込んで10リッターしか入れなかった。さっきまでの感謝の気持ちはどこへ? 後で振り返ると、つくづく愚か者だと思う。 大変くだらないことで神経を数日分すり減らしたところで物練。 昨日の周回練でお疲れ気味の皆様とさっくり走れるのかと思いきや、全行程往きも帰りもみっちり飛ばして心拍数は140前後と上がりっぱなし、かなり濃い練習になった。弓立山と松郷の上りでは、大弱りの松村さんと絶妙のペースとなり、しかも最後にスプリント勝負を挑まれていずれも完敗。皆さん、この冬は調子をググっと上げているご様子で、二日目と言えども対等に走らせてはもらえない。 帰りは清澄の上りで切れてしまい、申し訳なくも待って頂いたニルス山本さんと二人で前を追うが、ここの踏ん張りで膝の痛みが顕著になってきた。出だしから気にはなっていたのだが、ジャージの擦れかと思う程度だった。そういえば先日スポクラのエアロバイクに乗ったときもなぜか痛くなったが、軸が腐って曲がったボロペダルのせいだろうと思っていた。ランでも滅多に膝が痛くなることはないのに、大して乗ってもいない自転車で膝がやられるというのはどういうわけだろう? 帰宅して、ちょい乗りしただけでマトモにこげないくらい痛くなっていた。見ると、10円玉大で赤く腫れている。厄介なものでなきゃ良いけど。 2007/3/19 [誰この人?] テーブルの角に激しくぶつけた覚えはないのだが、それ風に膝が痛む。でも不思議とランは全く支障なし。ザコッツィが微妙なバランスでなりを潜めたまま、無事快適に1時間走りきれた。ラスト2kmを少し追い込んで走ってみた。分厚い靴下のせいで豆ができた。10kmも走ると爪から血を流していた頃からみたらマシだ。 どこぞの坊さんが都知事に出馬ですかい? と思いきや、名前は聞いたことある。昼間ずっと考えていたら誰なのか思い出した。でもこんなに目がパッチリしてたかな? 整形? 2007/3/21 [旧式カメラ] 祝日。7時の召集に合わせて、5時に目覚ましで起きたのに、また寝た。理由はない。100%日和った。ツケは後で回ってくるだろう。 そういえば、先日胃カメラを飲んだ様子を職場で話したら、「それ旧式」と言われた。 可愛い看護婦さんには、「うどん位の管を飲みますからね〜」と説明を受けていたのだが、讃岐うどんの3倍は太く、先端部分はさらに倍。大学病院なら最新の設備が揃っていると思っていたがそうでもないのか。 「今じゃカプセルみたいなものを飲むらしいよ」「うそだろおい、それって最近見た映画とかなんじゃねーの?そのカプセルん中に人間が入ってんの」と言うと速攻で、「それミクロの決死圏」と二人にハモられた。 チミたち古いよー。いつの映画だよ。僕は生まれてないよ。だいたい、決死圏なんてほかで使ったこともないような単語をすぐ取り出せる引出しに入れとくなんてどうかしてるよ。 ま、そういう自分も同じこと考えていたんですが。 2007/3/22 [読みたい本] 体脂肪率を測定。一般レベル13.3%、アスリートレベル6.7%、平均値10.0%(前回2/7比-0.4%)。自論に逆らい一応減ってはいるが実感無し。 レース間近なので、さくっと強めで短く、と思って14.5km/hにセットして走ったら、結構いつまでもしんどい。ザコッツィもじわじわ出てきて、ますます今週末が不安になる、このごろ。 反対にスイムでは、筋トレで腕を使い果たした割に不思議とタイムはよく、早くも昨年5月頃の水準に近づいてきた。 暇つぶしを探すために寄った本屋でゴア米元副大統領が書いたという本「不都合な真実」を見た。パラパラとめくってみただけだし、この人はこの人でまた裏の裏などがあるのかどうか全く知らないが、本そのものは今までにないコンセプトで実に素晴らしいと感じた。ぜひ買うべきだと思ったが2800円の壁に断念した。でもきっとまた読む機会がくるだろう。堂々と二番煎じでもいいから日本でも誰か書かないかな。 もしあのときブッシュに勝っていたら、今ごろアメリカは、いや世界はどうなっていただろうと思う、このごろ。 2007/3/24 [レース日] JCRC第1戦 日本CSC Cクラス参戦レポート 2007/3/25 [やっぱり無理] 目覚めたら、窓を雨風が豪快にガタゴト叩きつける嵐状態になっており、佐倉マラソンはDNSを決めた。 もしかするとここまで荒れているのも自宅近辺だけかもしれないし、あるいはスタート時の9時半頃にはおさまるかもしれないのだが、複数の路線を乗り継いで佐倉まで行き、スタート直前まで判断を留保する強い決意が残ってなかった。カッパを着込んで強風の中どうやってフルを走れば良いのかも分からなかった。 午後には浦安もピタッと風が止んで、後ろめたさ100倍(何が1倍なのかは知らんけど)。 夕方晴れてきたところで42kmジョギングすれば許してもらえるだろう(誰に?)。するわけないけど。 その半分くらいならやってやれないことはない、というか普段だろうとそれくらい、やれ。 そんな内なる声にケツを叩かれ、近所をジョグ。本来ならフルを走る態勢だったわけだから、それなりにベストコンディションなはずであり、調子よく走れるはずである。ジャガー、スゲー身体が重い。半分どころか、1/4の11kmで止めた。レース後のご褒美と思って買っていたデザートを、レースも出てないのに食っちまったのが腹にボヨーんと残っているから? それよりも、やはり昨日のレース疲れが意外と強いみたいだ。たかが20kmと思っていたが、やはりレースでの走りは単に20kmを走った分の筋肉疲労に留まらず、もっと色んな要素が消耗したということだろう。 これからは、二日連続でレースを組むのは止めよう。 2007/3/27 [平日長柄練] 先週末はレースで20kmしか乗ってないし、翌日のマラソンはDNSで予定の運動量を激しく下回る。 JCRCではあらためて力の無さを痛感したとともに、周りは暖冬のせいか去年の同時期よりも速い。 ということで、もろもろの腑甲斐なさを3月中に少しでも返上しようと練習休暇をとることにした。実はシゴトが片付いて単にヒマになっただけなのだが。 奇遇にも奈良さんも休みらしく、物練案内がメーリングリストに流れていたので、好都合とばかりに返事を書いたが送信直前で考え直す。いまレベルの違いすぎる人と練習しても、却って甘えが出るだけだろう。初心貫徹で、自分と向き合える千葉方面に行くことにする。 久しぶりの長柄練。曇りだが穏やかで気温も高め。平日でクルマが多いかと思っていたが、むしろ休日より少ないくらいだ。ダンプにも遇わない。30kmほどで、早くも腰が痛くなる。そうだった、一人で黙々と走っていると腰が痛くなるんだった。最近味わってなかったな、とむしろ懐かしい。前半を過ぎたら痛みは無くなった。 メンドクサくってZIPPを履いたままで来てしまったが、久々に練習で履くZIPPは、矢のように風を切って進む感覚がはっきり感じ取られ、何て素晴らしいんだろうとつくづく思ってしまった。どういうわけか、全域で微妙な追い風になった感じで(運良く実際そうだったと思うが)、いい調子。 養老TT本日の記録:Time=47’55”(best+1’37” HRAve=133bpm) 感覚だけで実が伴わないなら意味が無いが、いつもの120kmコースをほぼノンストップでタレずにキッチリ走れ、昨年9月に出したベストタイムより2分遅いだけだった。追い風効果はあるにしても、走行距離が激減している3月時点で、これは上出来。あるいはZIPPのお陰だろうか。しかも帰宅後も全然疲れてない。これは多分リゲイン3000のせい。昨日「疲れた顔してる」と二人から言われていたので飲もうと決めてた。 つまりは、自分としても調子が悪いわけでは無いようで、やはり皆が速すぎるのだ、という結論に至る。 VXRS+ZIPP404 DHバーなし 道中摂取物 ビタミンCアクエリアス500ml ゲータレード ミニアンパン×1 カテキンアイソトニック(違ったかな) 300ml 2007/3/28 [なんでもアリの世の中] ちょいダルイが今月はサボってばかりなので練習しなきゃ。 トレッドミルで14km/hで走り始めると、意外と軽い感じがしたので1時間走ることになりそうだぞ、と思う。 が、5kmほどで昨日の疲れが脚の芯からしっかりにじみ出てきたので、10kmに下方修正。 が、益々辛くなってきて、8kmで止めた。かなり館内が暑いのと、自分も妙に火照って熱い。スイムもやる気が出ず、疲れが溜まってるかなあ。 テレビ東京のWBSを見て憤慨する。 イマドキのお嬢は朝食にスイーツらしい。スイーツって何だっけ? 要するに甘いデザート、洋菓子系らしい。健康に気を遣って、広尾の専門店で買ったパセリの手作りアイスだとか。ハーゲンダッツより高そうだ。「お目覚めのご褒美に」だと? ふざけんじゃねー!誰だって毎日必ず起きるんだよ! マーケッティングが命と思っている日本の企業は、そういう食の変化を見事にキャッチして対応し、潜在顧客を見出して商品化し成功する。そうして企業がお墨付きを与え、今までヒジョーシキとされていたものが明日の常識へと変わるのだ。 ニーズに応えることは全て善であるという、見境も節操も文化もへったくれも無い企業のやり方を「生き残るための企業努力」などと言って何の疑問や躊躇いも無く突き進む姿勢が嫌いだ。朝からケーキやアイス食って何が悪いかだって? 悪いんだよ! 理由なんて訊くんじゃねーよ! 2007/3/29 [食指動かず] 昨日からの微熱が消えないので今日は練習は止めることにした。疲れが溜まってくると微熱が抜けない。それとも花粉症の症状の一部だろうか。今日はよく飛びまくっている感じがする。なかなか順調な練習ができず、3月は随分ヌルい月で終りそうだ。去年も4月がヌルかった。コンスタントに練習量を維持することは本当に難しいと感じる。 前向きに検討中だった三宅島ロードレースだが、島一周コースが5km周回コースに変わり、さらに2.5kmに減り、興味が薄れてしまった。わずか2.5kmで島気分を味わえるだろうかとの疑問が拭えないし、距離もCクラスで25kmと、大幅に減ってしまった。初日のTTは3kmのヒルクライム。松郷程度の峠ではハッキリ言って勝算は皆無。レース前後に島を思う存分走り回る気にもなれないだろうし、色んな面で欲求不満を抱えて帰りの船に乗ることになりそうだ。アイアンマン2週間前の大事な週末にすべきなのはもっと別のことだろう。 JCRCのタダ券が使えないというのも痛い。 2007/3/31 [年度末走り納め] 明日は幸手マラソンだが、わずか10マイルだし、主目的は花見なので、物練に行く。 さくっと軽め、との宣告がされていたこともあり、DHバーをつけていくことにした。DHポジションで乗りたい欲求が積もっていたのだ。よく考えてみたら、去年10月の銚子トライアスロン以降DHポジで走っていない(ローラー台を除く)。自称トライアスリートとして、半年近くもDHバーなしで走るのはやはり多少は問題があるに違いない。 ついでに先週のZIPPも履いたまま。単独で走るので、他の人よりエアロ的に優位なほうがいいだろう。荒川CRで普段着の奈良さんが立っていてびっくり。明日修善寺での実業団レースに向けて、こんな早朝からクルマで行動開始とは恐れ入ります。 集団は30km/h+α程度のかなり抑え目なペースで進むので、後方10mを単独でついていくことはなんら問題ない。でも、もしかすると一人単独走の僕に気を遣っての速度なんだろうか? 後方から集団の動きを見ながら走っていると、先頭交代で下がってきた人が、すんなり最後尾に乗らない場面をよく目にする。結構離れて走っているつもりだったが、あと一人居るという気配を与えてしまい、スムーズな流れを阻害しているのだろうか。 関越を横切ったあとで、一人抜け出していくのが見えた。誰だろ? 最後尾限定解除、小湊さんと思って追いかけてみる。40km/hくらいを維持し、どこまでも行くつもりのようだ。むむっ、これはDHバー冥利に尽きるスピードですな。ふと後ろを見ると皆着いてきていた。やっと速度を落としたその人は松井さんだった。時々平地でこういういたずらをするんだもんなー。 そのまま速度は上がった状態で清澄坂へ突入。こんどは小湊さんが仕掛けて行き、大浜さんが潰しにかかる。僕はDHポジのまま上っていったら、いつもよりタレずに最後まで行けた。この位の規模と傾斜の坂なら、もしかするとDHバーを利用したほうがホントに速いのかもしれない。上半身を使うことで、太腿に一気に負荷が集中するのを防いでくれる感じだ。 まあでも普段の集団の速度はこんなもんじゃないのでアテにならない。 亀ロー休憩後、のぼり1本ということで館川ルートが採択された。あれー館川ってこんなにきつくて長かったっけ?(7.7km↑375mはさほどではないがそれ以上に感じる) さすがに明日の10マイルレースに響きそうな気がしてきたが、僕とは違って明日の実業団レースに賭けている大浜さんが遥か先を行っている。怠けるわけにはいかないとマジメに踏んだが、目標の小湊さんには追いつかず。 帰路の平坦路はだんだんスピードが上がり、追いかけ甲斐が出てきた。どこまでDHポジで粘れるか、興味が湧いてきた。が、館川でゾンビ化していた遠藤さんがとうとう切れ、つづいて向かい風区間でゲストのAさんが切れてしまい、本格化する前に終ってしまった。 でもさすがにゲストの方を放置プレーはまずいでしょう? あすのレースはどこまで走れるか見ものだな。 |
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