2016年7-9月
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2016/7/1 [会議はエイドである]
そろそろウンドーでもしようかと毎回ウェアなどの準備は怠らないのだが、どうにもシゴトが忙しくてスポセンなどに行く暇がない。今のシゴトは裏方役に徹しているが、ディレクション役の相方からの指示がなかなか下りてこないので作業が滞り、そのしわ寄せがここ数日の残業を生んでいる。自分では対処しきれないことだが、相方は僕以上に忙しく立ち回っているので何も言えない。客先との長い会議に忙殺されているが、これ以上の何を話し合うことがあるのか首を傾げるうえに、実に愚かしい修正指示が下りてきたりする。
そんなわけで昨日は夜11時まで残業。

会議ってトラでのエイドステーションによく似ている、とふと思った。
要所要所で必要なもので、そこで新たな方策を得ることが出来る。だがこの瞬間には生産性はないので長居はせず、さっさと用事を済ませて次の一歩へ踏み出していくのが普通だ。しかし長く厳しいレースにおいては、いつしかそこが休息や安らぎの場と捉えるようになってくる。大義名分が立つのでだらだらと居続けてしまう。タイムは同じように刻々と過ぎていくことも忘れて。そして目標設定は徐々に近視眼的になり、とりあえず次に辿り着くことだけを考えるようになる。
だから殊更自分に言い聞かせなければならない。ここを出なければ先へは進まない。そして、最終ゴールを見失うなと。

なかなか言い得ていると我ながら思ったが、あいにく彼にはピンと来ない喩え話で意味がない。

今日も自分の声をレコーディング。長い文章も一発OKが増えてきた。少し得意になってきたぞ。

2016/7/2 [クルマも健康診断]
そういえば5月にやった健康診断の結果が出て、いつも問題を起こす心臓君はお目玉喰らうことなくC判定程度で済んだ。他はAなので安心していたが、よく見るとHb(ヘモグロビン)が13.2で正常範囲の下限13.5を下回っている。なのになぜA? バブル世代のおっさんの価値が下がっていて、もはや気遣われてない予感。

一頃の僕の年間自転車練習量ほどには走ったおやじ号を1年点検に出す。不具合はない。
折角なので代車を借りてみる。ゴルフ。以前これは購入候補に少しだけ入っていたクルマだが、僕には少し荷室が小さいのと、惚れ込むほどのデザインではなかった。あるアングルで尻付近が重く見えるとか、顔つきが今一つ賢そうでないとか、サイドのキャラクタラインが少しシャープすぎるとか。
ゴルフのDSGの感触はおやじ号よりも自然に感じられて、悪くない。おやじ号の最も気になるのがDSGだ。同乗者にとってはいいのかもしれないが、出足の応答性が悪い。かといって踏み込みを増すと途中から急加速してしまう。渋滞時の扱いが最もぎくしゃくする。渋滞時は自動で加減速し車間を保つアシスト機能を使うのがいいのかもしれないが、未だに使ったことがない。こういうオートパイロット的ツールは使ってみようという気にならないのはなぜだろう。
ゴルフは適度に小型で取り回しがしやすいなと思った。初めてなのに運転しやすい。慣れたけどやはりおやじ号はややボディを持て余す。インテリアはPOLOよりも素っ気なくて色気がない。日本車の無意味でチープなゴテゴテ感よりは遥かにマシであることは言うまでもない。

明日は富士山練でバラモン以降ようやく運動再開となる。その前に少し身体を動かしてみたほうがいいだろうか。でも相変わらず怠さが残っていてやる気がしない。今日は気温が高いせいで単に怠いのかもしれないが。ベッドでうたた寝していたらどっさり汗をかいた。夜、すこしだけローラーに乗る。ようやく輪行袋から取り出したよ。

2016/7/3 [TKD山頂練]
TKD富士山練。僕は5合目より上の練習はしない派なのだが、知らずにメンバーに入っていた。他の二人は経験がないので僕が案内するしかない? バラモン明けの体調ということもあり、マジ走りになりそうな5合目以下よりもハイキング気分で上れる山頂のほうがいいかも、と思い直した。
北麓公園に集合したのは8名。五合目組の5名のうち4名が中の茶屋へ向かってアップジョグ、そこから5合目へ向けて本番練習。ひとりTKDさんがクルマを5合目の駐車場へ置き、佐藤茶屋経由で下山し馬返し辺りでの合流を目指す。
僕とK合さん、H田さんの山頂組は5合目までクルマ移動、佐藤茶屋までアップジョグし、ここから山頂目指して本番練習。
5合目組は市役所~中の茶屋間が省略されているうえにワンウェイだ。対する山頂組は下山もしなければならず、どう考えても両組のバランスは取れていないのだが?
五合目駐車場は混んでいて渋滞。到着が遅れる。
昨夜は熱帯夜で、今日もエアコン効かせて走ってきたが、5合目に降り立つと寒いので驚いた。その上バウバウと風が強く、ハイキングの雰囲気ではない。防寒はウィンドブレーカひとつしかない。せめてアームカバーを持ってくるべきだった。
ところが、K合さんはさらに舐めていて、Tシャツひとつでウェストポーチにはスマホもない。見るからに寒々しいのでウィンドブレーカをK合さんに着てもらうことに。僕はTシャツの上に薄いベストを着ており、スパッツとカーフガードがあるからまだ凌げるだろう。
ペットボトルを2本とジェル1つを持ってスタート。佐藤茶屋までのんびり移動中、山小屋に一泊し下山してきたK合さんの知り合いに偶然遭遇。強風で登頂は諦めたという…これから上る我々は大丈夫なのか。
恐らく8合目関門がせいぜいだろうと見た。折り返し予定時刻は11時40分で計画していたが、8合目であれば11時50分ということにしよう。
9時20分予定を9分遅れてスタート。
動き出すと寒さも気にならなくなった。6合目からの砂利道はスリップして上れない感じが去年ほどではない。見るからに浮いた砂が少ないとも言えるが、アシックスのゲルフジのグリップのおかげもあるだろうか? 山頂コースは下山時に靴がダメになるので捨てるような靴を履いてくる。このゲルフジはもう使い道がないと思って履いてきたのだが、今回意外と感触が良かった。
砂利道区間はもっと長い印象だったが、今回はあっという間に終えた。続いて岩場を這いつくばって上る区間。ここでのゲルフジの印象は、ボルダリング用の靴に似ていた。わずかな岩の突起を確実に掴み、どんな壁面でも上っていけそうな安心感。薄く柔軟性のある靴底が岩の凹凸を読み取る。
うーむ、takumiなどだったらどうだただろう。これは良く判らない。少なくとも山道に入ったらゲルフジでもいいかなと思った。とは言えこの靴で舗装路を走りたくない。しかし、去年の舗装路区間はそれはもうグダグダであり、これ以上タイムが悪くなることもないだろう、とも思う。
3人はほぼまとまって上った。H田さんが最もきつそうだったが、K合さんはハードコンタクトが砂埃で大変なことになっておりしばしば立往生していた。最初の8合目はわりとすぐ来たが、標高を見るとまだ600mも上ることになっている。とは言え残り時間はたっぷりあり、山頂へは余裕で行ける気がしていた。山小屋はこの天候で扉を閉じ営業を休止している。
高山病というほどではないが今回はかなり状態がおかしくなった。レースと違って余裕があるからだろうか。頭痛も気持ち悪さもないが、そのギリギリ直前って感じで、モヤモヤとしたものが脳みそに居る。もしかしてエネルギー不足かもと思いペットのジュースを飲む。喉が渇かず無給水でずっと上ってきた。
山頂付近は雲の帽子がすっぽりかぶっており、濃霧の中は体感気温がぐっと下がった。メガネに細かい水滴がすぐついてしまって使い物にならないので外す。露出した腕と手が特に寒く、腕組みをしたり太ももに手を置いて歩く。周囲にこんな薄着で上っている奴はいない。
突風が不定期にやってきて、バランスを崩しそうになるので一時停止を余儀なくされる。砂埃が強烈な速度で叩きつける。吹き下ろす方向が多いが時折追い風にもなる。
本8合目、これがきっと関門だろう。記憶ではここで11時20分。さて、引き返すか進むか悩んだが二人とも煮え切らない答なので、9合目までは行ってみようってことに。
気温がぐっと下がり、ますます寒くなってきた。二人の足取りが落ちてくるが、目立って疲れている様子はなく、酸素と一緒に気持ちが薄くなってきているのか。
9合目まで来たら、もう勢いで山頂まで行っちゃえってノリになり(僕だけか?)、あと15分もあれば上れるでしょうと頑張ってみる。山頂まで200mとの看板があり、200mなんてすぐでしょ?と思うのだが最後が結構急斜面で時間がかかる。風もさらに強まり、へばりついて弱まるのを待つ場面が多い。この気象は危険ゾーンなのかどうなのか、誰か判断してくれるのか?
結局僕の足で15分かかって山頂へ。
吉田ルート佐藤茶屋経由山頂 2:28 HR125/148 1594kcal

こんなコンディションでも佐藤茶屋5合目からは2時間20分で上った。つまり5合目まで2時間で上れば4時間20分、関門の4時間半に楽々間に合う。正直なところ、完走なんて楽勝じゃん、とか思う。逆に言えば、完走できない人は5合目までで疲れすぎちゃってるんじゃないの? 一度、5合目から山頂までのタイムを計ってみたほうがいいのではと思った。

景色は何も見えず、山小屋は当然閉鎖しており、何のために上ったのかよく判らない。TKDさんにメールを打ちたいのだが強風吹きすさぶ中、手がかじかんでボタンはロクに押せないわ、画面は霧で曇ってほとんど見えないわで、今から下ります、の数文字を打ち込むだけでもかなり難儀した。メールが打てなくなるのは全く想定外。
反対側の下山道口に向かうと、ロープで行く手を阻まれており、その先は視界ゼロの暴風で地獄にしか見えない。通行止めってことなのかもよく判らず、ここに長居すると命が危ない気がしたので来た道をとっとと帰ることにする。11時53分下山開始。本8合目からの下山道への連絡は通じていた。
須走ルートを下りる。やがて雲を抜け見晴らしのいい景色が現れ、暖かさを取り戻し活力が徐々に戻ってきた。
そして今日最大のミス。この日この時まで僕は下りルート=須走ルートって名前だと思っていて、8合目で分岐があることを知らなかった。いや、分岐には気づいたが、そこで確信をもって「須走ルート」を選び、勢いよく下りだす。5合目班が練習をとっくに終えて、ただでさえ待ちくたびれているはずのところ、無理に山頂まで行ったため時間が押しており、僕だけでも先に降りようと考えたのだ。そしてふと、見渡す限り誰もいないことに気づく。辺り一面しーんとしている。死んだ山のようだ。
とりあえず近くに見えた山小屋に3人が集合。もちろん見覚えは全くない。そこでようやく間違っていることには気付いたが、何がどう間違いなのかよく判らず、入山料1000円払ったときにもらった小冊子を取り出し、このまま下ると須走口に行く、ということを知る。ここは須走ルート本7合目の山小屋で、須走ルートは7/9まで閉鎖とのことだった。分岐点からわずか5分程度下っただけに思ったが、そこから標高差130mを上り返すのが難儀だった。須走ルートは下るには良いが、上るのは大変だ。
結局このコースミスに40分を要してしまった。正ルートで下りつつメールの第2報を打っていたら、柔道の払い技でも食らったかのように見事にすっこけた。下り道では2度こけたが、いずれも他のことをしながらの歩行中だった。何かしながらというのが問題なのは言うまでもないが、走らずに歩いたほうがこけやすいのは間違いないなと思った。
朝にパンを食べたきりで、何も食べないまま来てしまった。ジェルは持っていたが食べる気になれず、登山者が頬張るおにぎりが羨ましい。
腹減りのせいか高山病のせいかやけにふらふらするがとりあえず重力に任せて下り続けることはできる。
ジグザグの単調な道を下り続けるにつれ、つま先が靴の先に寄っていくため、バラモンで死んだ爪が痛くなってきた。このまま下りが続くとヤバいくらい痛くなるかも、と不安に思ったころに7合目が来てジグザグ下りが終わった。
6合目を過ぎればもう着いたも同然、と思ったが、ここから意外と緩い上りがあり、走って上るのはかなりしんどかった。脚に来ている。
午後2時前、ようやく5合目着。心配をおかけしました。先にクルマで下りて温泉に入ってもらうことに。
H田さんが下りてきたのは午後3時15分で、最後の3kmを1時間15分かかった。ガイドブックはここは40分かかるとある。なんと一般人より遅くなってしまったらしい…。
急いでクルマで温泉まで下り、僕はみんなと合流して吉田うどん。やっと食べ物にありつけた。
 
帰りの中央自動車道はいつになく渋滞がひどく、通過に3時間以上かかる。まあでも4人でバカ話に興じていたので苦にならなかったけど。

2016/7/5 [富士登山決起集会]
晩は午後7時から恒例の富士登山決起集会。
その前に少し汗を流そう。
スイムとランをやるつもりだったが、会社を出るのが遅れてしまい、予定通りできそうにない。その場合優先すべきはスイムだろう。
4人の中で泳ぐ。久しぶりの割には感触はいい、さてこれからと思ったところで休憩時間に入ってしまった。これは想定外。5分しか泳いでないが10分ボーっとしているのはもったいないので、諦めてとっととジムへ。
空いていたのですぐトレッドミルに乗れた。まずは適当に13km/hで走り出し、傾斜を2.5%つける。そこから400m毎に0.5%ずつ上げることにする。どこまで傾斜をつけられるか挑戦。
6.5%で400m走り、もう勘弁、と思ってスピードを12km/hに落とすも、苦しさは変わらず今すぐ止めたくなってきた。傾斜を6%に落としても苦しい。つまり一旦苦しくなると、十分緩めてももうダメってことが判った。
そのうち、スイム後裸足で履いたシューズのせいで踵の皮がむけてきてしまった。ここがむけると長く引きずるので、大ごとに至る前に止める。いずれにせよ20分しか走れない宿命だった。
だがかなり痛く、手遅れだったようだ。

急いで着替えて目黒の決起集会へ。三田から目黒まで三田線で直通ってことをうっかり忘れてた。
回を重ねるごとに話の視点が変わっていくのは面白い。
僕がBブロックスタートなのは、五合目を1時間50分以内で通過していないためらしい。それは厳しいな。
毎回なかなか完走できないS川さんが実は中の茶屋までかなり速く走っていたのは意外だった。ペース配分次第で十分狙えるのでは?
S川さんはプチ断食や一日一食を続けているのは聞いていたが、内容を細かく聞いて驚く。だいたい夕方4時頃から食べ始めるが、おかずしか食べず炭水化物は摂らない(酒は飲むが酒豪ではない)。そして、まあ多く見積もっても1000kcal程度だろうということ。つまり1日の基礎代謝にもならないのである。それでいて僕より体重はありガッチリ体型だ。どう考えても辻褄が合わないが、現実にS川さんはS川さんであり理屈もへったくれもない。キリオ君によれば、断食などの世界ではそういう一般的なカロリー収支の概念はまったく通用しないという。
S川さんの身体には売るほどのサーチュイン遺伝子で満ち満ちているだろう。

今回印象的だったのは、完走率5割というのは富士山のキャパから見て仕方ないという話。たとえば参加者全員完走出来る足をもっていたとしても、完走率は変わらないというのだ。なるほどとか思ったけどやっぱそれはないな。1位に着いていく走りができれば完走率は100%まで行くはず。そんな極端なことを言っても仕方がないか。
もし渋滞がなければ何人が4時間半を切れるのかは知りたいところだ。
5合目手前から6合目までが渋滞するという話を聞いた。結構切実だ。
ここで悲惨なのは、完走できる足を持っていながら渋滞によって足きりに合う人である。冷淡な言い方をすると、完走できないレベルの人たちが完走できる人の邪魔になっている。もちろん、誰が完走できて誰ができないのかは判らないが。
完走ラインギリギリの人は、完走できない邪魔者との戦いとも言える。
自転車レースで似たようなことがある。集団のペースがマッタリだったり、厳しい坂などがないコースだったりすると、本来脚のないナンチャッテな奴が集団に残れるために集団が大きくなる。こういう集団はそこそこ脚のある人にとっては逆にストレスでありマイナスになる。もてぎのエンデューロなどで見られる。
職場でも同じだ。会社にしがみつく脳ナシの管理職がやたらと増え、人件費が会社を圧迫し、一斉リストラにより実力のある人が振り落とされる。つまりここで問題なのは正しい選別が行われていないことにある。
馬返し以降は道が狭いため、過密状態にある完走ギリギリラインな人たちは、自分のレベルにあった上り方は難しく、周囲のペースにある程度従わざるを得ないだろう。つまり逆に言えばナンチャッテな奴にとっても振り落とされずに居残れるのだ。このあたりでもしも実力相応な走りができれば、不幸な脚切りはもっと避けられると思うのだが。
来年は五合目の関門を5分早め、完走できない人をむやみに通過させない措置がとられることになっているが、これが完走率を上げる効果はあるだろうか。
逆に、関門時刻据え置きで、Cブロックのみ5分遅れのウェーブスタートにしてみたらどうだろう。5合目までの混雑はかなり解消され、Cブロックで本当に脚がある人をきちんと選り分ける環境が期待できるのではないか。この場合、Cブロックのみゴールの関門は4時間25分になってしまうが、8合目付近も同じ理由で渋滞するので、本来完走できる人ならば、そこでもしも詰まらなければ5分くらい短縮できるだろう。

2016/7/6 [心肺限界練]
TKD練@夢陸。久しぶりの参加。だらだらと居残り会議していて会社を出るのが遅れ、7時半ぎりぎりに到着。アップなしでいきなりペース走。
4分20でもいいんじゃない、と言われたが、4分5のM浦さんのところに入れてもらう。
バラモン開けだし、山頂練の疲労も若干残るし、確かに4分20でもよかったかも。
その中間くらいが希望だったが、あいにく誰もいない。
TKDさんがペースメイクしてくれた。M浦さんをはさんで、僕は3番手を走る。
時折ペースの上げ下げがあり、上がったと思った時は無理についていかない。
4分5ペースならまあ行けるかな、と余裕を感じていたのは最初の2~3kmまで。4kmですでにヤバい。今日は12kmなので長丁場。
6kmで給水、とか言ってたような気がしたが通過。もしかして8kmで給水なのか。ってことは休めるのか。いや、給水があると期待してはいけない。ダメだ、期待するな。
と強く言い聞かせたが8kmをそのまま通過した時はガクッと来た。
ラスト2kmはキロ5秒以上上げること、と言われていたが、まだ9kmの時点で速い。いつものペースのゆらぎかと思って自分のペースを守ったが、距離が縮まらない。
そのまま10kmを過ぎて、みるみる離された。あと2km、死ぬ気で頑張れ。
フォームが乱れる。ラスト200mはスパートしたが、全然短縮できなかった。結構垂れたみたいだ。
夢陸ペース走12km
4:06 HR130/143
4:03 HR146/147
4:05 HR148/151
4:03 HR152/154
4:02 HR153/156
4:02 HR156/157
4:04 HR157/158
4:01 HR159/159
4:01 HR159/160
4:03 HR161/162
4:03 HR161/162
3:58 HR161/163
total 48:32(P4:03) HR150/163 822kcal


8周目のHR159/159ってのがすごい。つまり4分間心拍数にほぼ変動がない。
ほぼ最大心拍となるHR163も数秒記録し、心肺機能面では今年最もキツイ練習だと思った。10周目以降明らかに垂れたが、心拍は下がってないのでよく耐えたほう。
その後攣りまくってほとんどダウンジョグできなかった。
夏にしてはよく走れたが、やはりキロ4程度で限界になるのは残念。M浦さんは最後までTKDさんに着いていき、まだ余裕がある証拠だ。

2016/7/8 [ずるずると]
夢陸の筋肉痛が結構激しく、何もやる気が起きずにオフ。
スイムくらいやればいいのだが、イモ洗いなスポセンに500円寄付するのはどうにも気が進まない。

2016/7/9 [ラーメン新発見]
キリオ君と富士山練の予定だったが、雨が強いので中止。
夏なら雨も気にならない、と言いたいところだが、やけに気温が下がり半袖でいると寒く、久しぶりにフリースを着る。こんな中を濡れながら走るのはさぞかし冷えるだろう。

昼にラーメンを作る。
パスタや蕎麦などと違い、店の味は到底再現不可能であるラーメンは、その値段も相まって、自分で作る価値が著しく低い麺類と言えるだろう。
ところが、ラーメンらしい味わいの半分は実は麺が担っていると最近気付いた。どういうことかと言うと、適当に作った中華スープにラーメンの麺を投入すると、わりと普通にラーメンになるのである。鶏がらを一昼夜かけて煮込まなくたっていいのである。ラーメンスープは一つ50円くらいで売っているけれども、ラーメン用の特別な味付けをしているとはいえスープとして素晴らしく美味いわけでもなく、店の特別な味には程遠い。だったら自分で適当に作ったって同じレベルである。もしかするともっと美味いものができるかもしれない。クックドゥが別段美味くはないように。
そんなわけで新しいラーメンの味を模索する挑戦。まずは割とべたに作ってみる。
鶏がらスープの素をメインに、醤油小さじ1、麺つゆ小さじ2、オイスターソース小さじ1、塩砂糖少々、ラー油少々、ごま油少々を入れてみる。うむ、あっさり塩醤油味ラーメンできた。余計なものでごまかしてないスッキリした良さがある。ただし台湾ラー油が少々辛すぎたのは失敗。これマジで激辛なんだよな。
これまでの僕の認識では、5袋入りのインスタントラーメン60円が「最も安く手軽な料理」のNo.1と思っていたが、今日のこれは麺4人分160円一食あたり40円、スープはせいぜい原価10円くらいで計50円、それでいて生麺で食べごたえがある。鍋ひとつとざるを新たに用意する必要があるが、さほど手間ではない。
ってことで、貧乏学生には生麺がおすすめですよ。

久しぶりの涼しさのおかげで、とっぷりと昼寝してしまった。このごろ昼間がやけに眠かったのだ。
この怠惰ぶりは夜まで伝播し、結局何もやらない休日。

2016/7/10 [お袖練 夏の周回]
三日オフってしまった。今日こそガツンと行かねば。
お袖練。I口さんも招待。
カントクのリクエストで月崎周回。気温は30℃を越えるようだが、まだ猛暑ではない。ボトルを二つ満たしてスタート。
カントクとI口さんは反時計回りに、僕は逆に走る。疲労が抜けたおかげか、心肺の吹けが良く、脚もよく粘り乳酸が溜まる嫌な感じがないので躊躇いなく追い込める。でも5周すると決めたのであまり無理せず。
慣れてきた2周目は動きが良くなり、タイムも上がった。ただ信号にひっかかった分を差し引いても、前回(バラモン直前練)よりは遅い。気温が高いのである程度仕方がない。
3周目は更なる短縮を目指して上りでも踏ん張る。これは間違いなく富士登山路の上り対策になっていると感じ、最もノリが良くなってきたが、下った先で踏切にひっかかる。小湊鉄道はやけにノロノロしているんだよな。多分1分以上ロス。
I口さんがひとりでやってきて、カントクが2周で止めたことを知る。予想外に早い終了、どうしたのかな?
4周目、ボトルが残り少ないが粘る。I口さんがカントクを気にして集中できてない様子なので、放置プレーと言い聞かせるために40秒くらいロス。今回なかなかロスなく走ることができない。
水が足りないが、給水ロスはしたくないので5周目に3口分だけ残す。
5周目、その3口分を飲み干して、あとはひたすら喉の渇きとの戦い。明らかに水不足のせいでパフォーマンスガタ落ち。どう考えてもバカのすることだが、なぜか拘る。
5周を終えて本日のメニュー終了。やっとコーラにありつく。
I口さんを迎えに、6周目の最初の長い坂だけタラタラと上る。
デポ地まではR410を使い最短ルートで戻る。

月崎周回18.35km ↑270m best lap=35:51
37:07(29.6km/h) HR130/152 信号
36:44(30.0km/h) HR134/156 信号
37:49(29.1km/h) HR136/158 踏切
38:41(28.5km/h) HR140/162 I口さんと相談
39:54(27.6km/h) HR139/155 信号


日陰はまだ涼しさを感じるくらいだったので、暑さはあまり言い訳にはならないが、4周目中盤以降がダレた。心拍が上がっているのは暑さのせいが大きいだろう。

118km total HR132/162 3025kcal ↑1470m
4時間以上の練習で心拍が132というのはなかなかない。周回練はやはり集中して追い込める。

帰宅後、選挙に行く。散歩が気持ちよかった。
しかし、開票結果を見ていると何かとイライラする。ミハラジュンコ氏は芸能人上がりとしては頑張っているほうだとは思うが、それにしてもトップ当選って、神奈川の民度を激しく疑う。整形したような顔も気になる。どうでもいいか。
毎回思うが、日本政治.comを見る限り、己の考えとは一致してない党に投票する人の割合が極めて高いのが不思議だ。力のある自民党に何とかがんばって欲しい、賛同できないけど、ってことなんだろうか? それって成り立つんだろうか?

2016/7/11 [上り耐性練]
僕は、どうやらおおさか維新の会と価値観が近いらしいが、田中ヤスオは虫が好かないので投票する気は全くなかった。彼の落選は少々意外な気がした。関東出馬で「おおさか」って名前がやはりぴんと来ないのではないか。なぜこんな名前にしたんだろう。
夜はスポセン。まずはプール。1コース5人泳いでおり、僕は6人目だやれやれ、と思ったがとりあえず入って黙々と泳いでいたら、意外と周りは止まってくれるのでノンストップで泳げる。そのうち3,4人に減ってきて、もしかして僕が追い出したのかもしれないがまあ気にせず続ける。さっさと泳いで出てくからさ。
ほぼノンストップで毎回思いっきり飛ばし続けたが腕が干上がる気配はほとんどない。ただ、これって信号だらけの都会の道でのバイク練みたいなもんなんだよな。
最後に空いてきたところで50mTTを2本。いずれも37.5秒だった。力みすぎが良くないのかなあ。それとも実力相応と言えるのか。

続いてトレッドミル。空いてる。
富士山が近いので上り練。去年何度かやった傾斜6%で走る。11.8km/hからスタートし、30分以内で6km走りきれるようちょっとずつ上げていく。最後の1kmは12.6km/hだった。獲得標高360m。
思わず声が出るほどのしんどさだったが冷静に見るとまだ余裕はある。
ただ、こういう練習は心肺機能の向上にはつながると思うが、平地練と比べて上り能力を高めることにはならないという気がしてきている。その証拠に、こんな練習全然してないのに昨年と同等レベルにいる。結局、馬返しまでの走破力は単にランの脚力に比例し、上りに特化した能力などというものはないのではと思う。あとはパワーウェイトレシオ(体重)が絡む程度。今日は軽かったから楽だったかもしれない。

バラモンで死んだ爪がまた痛むなあ、と思ってよく見たら、乳歯みたいにパラりと剥がれかけれているではないか! 困った、これじゃ富士山の下りで何事も起きないでいられるはずがない。

2016/7/12 [辰巳で追い込み]
この2か月間で思いついたビジネスモデルを発表するの日。審査に通ると、その事業を実際に起こしてよい、ということになる。企業内起業イントラプレナーである。もちろん自分主動で。よって本人にどれほどやる気があるかも審査対象の一つ。
結構自信あったんだが、緊張して言いたいことの半分も言えず、あまり受けなかった。というか他の人がレベル高い。やはり偏差値の高い人たちは考えることも話すことも格が違う。まあそうは言っても、僕の案はまだちゃんと理解されてないだけ、と未だ能天気に考えているのだが。それに、万人受けする案はイノベーションを起こせないと言うしね(その逆は成り立たないことを忘れている)。

辰巳詣で。バラモン以来となる久しぶりの本格スイム練。
まずは1本目で調子を見る。ゆったりおおきく滑らかに、しかし力を抜きすぎずに。1分22.5秒が出た。これは幸先いいかも、と思ったが、1分24、25、25、26と落ちてしまった。
かなり頑張りすぎて500mでももうお腹いっぱい状態。その割にタイム悪い。力みが良くないのかもと思い、2セット目は歯を食いしばらないように。
最初は1分24が出たが、以降は25、25、26、26。
3セット目も1本目はいいがラストは1分27まで落ちる。どうやら、泳ぎの勘は失ってないが筋持久力が落ちている。まあ随分ブランクがあったから当然だ。
最後に100mTTは1分20で割と良かった。
落ちないうちに次の手を打つべきだろう。富山ではいい結果を出したい。

ちょうど豊洲駅行きの送迎バスが待機していたので乗る。おひとり様だった。
駅前のスーパーであれこれ買ってく。ここ高いけど魅惑的だなあ。

2016/7/13 [チョッ速インターバル練]
TKD夢陸練。雨予報だったが幸い上がっている。ムシムシするが気温は26℃くらい。
早めに夢陸に到着、夏休み突入か、いつもの大学生が大方居ないので空いている。まだ水たまりが残るトラックでジョグを開始し半周したところにTKDさんとM浦さんが立ってたのでフラッと寄ってご挨拶。が、「今からインターバル練やります」との事。
えー? しかも3分40を3本。何なの予習練? 5分半サークルでやるから、とのことだが休みを長く取っても3分40はこの季節きつくないか。
悩む間もなくスタートは切られた。TKDさんが引っ張り、M浦さんの後ろについて走る。アップなしだが切り替えはうまくいったようで身体は良く動く。3分45は身体がおぼえているが3分40狙いは初めて。全力疾走とまではいかないが600m辺りで心肺系がかなり限界に。
1本目を終え、追いかけるようにドッとしんどさに襲われる。2本目までなかなか息が落ち着かず、インターバルの長さはやはり切実だ。5分半という設定に相当助けられた。
2本目は少し抑えて行くという。1本目がすでに3分40を切っていたことをこの時は知らない。確かに少しスピードに余裕を感じたが2本目とあって心肺はやはり限界に達した。この分だと3本目がやばい。
3本目は400mを越えて早くも限界が来る。辛さがどうにも我慢ならなくなってきてフォームが乱れる。微妙に離されかけたが、幸いTKDさんが少しペースを落としたっぽい。スタート直後が速すぎたか? 最後の300mで「ここから」と指示が入る。ギアを入れ替えて死ぬ気でもがく。離れかけた距離を縮め、最後はM浦さんをパス。無事お題をクリアできた。

夢陸インターバル練1000m×3 5分30サークル
3:34 HR138/154
3:40 HR150/160
3:32 HR155/162

最近立て続けに心拍99%域に入っている。だが平均心拍が予想以上に上がりきってない。よく走れたなあ。3:32はたぶん近年のトラックのベストタイム。
ダウンジョグ1周で予習時間が終わる。
total HR138/162 253kcal

その後本番練が待っているのかと思ったら、富士登山組は3本で終わりらしい。
そういうことか、ホッ。
テーパーをこのくらいで考える必要があるってことだろう。
カントクのグループに混じって走る(4分35~30ペースで5本)。
K池さんがいつになく上手くラップを刻んでいた。
4:28 HR138/148
4:31 HR145/150
4:36 HR143/146
4:35 HR143/149
4:29 HR146/151

今度は意外と心拍が上がっている。サブ3ペースの時より高いくらいだ。
ダウンジョグ4周。
total HR133/151 518kcal
夕飯を皆ととらずに早々帰宅、家でまたラーメンを作る。前回より美味くできた。

2016/7/14 [勘違い]
自主学習としてビットコインとブロックチェーンについて学ぶ。なんだかゲーム理論みたいな話で面白いけど、理解には到底及ばず、なぜこんなややこしい仕組みにしないと目的のことが叶えられないのかがまだピンとこない。よって、ブロックチェーンでどんな新しいことが出来るのかがまだまだ発想できない。
つい最近までブロックチェーンってロジ関連の専門用語かと思ってた。関東ブロックの流通チェーン、みたいな感じ?
勘違いといえば、RPG(ロールプレイングゲーム)のロールって、ロールケーキのロールと同じと思ってた。画面がスクロールして場面移動するスタイルってことで。スタッフロールとか言うじゃん。
ロールプレイとはあのコロコロでゴミ掃除する行為と思っていた(それはない)。
え、違うの?って思った人が一人は居ることを願う。

シゴトで残業してオフ。このタイミングでよかった。
動画を貼り付けたパワーポイントの付き合い方やなだめ方を大分覚えた。そして、マイクロソフトは相変わらずクソだなあと再認識。

2016/7/15 [体成分測定]
スポセンでの体成分測定無料キャンペーンに予約申し込み、今日が測定日だった。
昔から仕組みは似たようなものだが、最新型で精度も上がっているだろう。測定器は200万円前後すると言ってた(InBody570)。
測定中は声も出すなと言われたが、すぐ隣でエアロビを大音響でドタバタやっていて床が揺れているのだが影響はないんだろうか?
30秒で出た結果はやや意外なものだった。まず僕の身長基準では筋肉量が標準値とほぼとんとん。脂肪が大幅に標準以下なので、その代りに何かの成分が占めなければ辻褄が合わないのだがそれは筋肉ではなかった。じゃ一体何?

筋肉量を部位別に見ていくと、脚には十分以上ついているが腕は少なく、80%台後半という少なさである(体幹もやや少ない)。左右のバランスはいいが、上下のバランスは「不均衡」との評価。つまり僕の筋肉量は脚が稼いでやっと標準レベルにいるのであり、腕は少ないのだ。外見からはそんなイメージはない。少なくとも市民ランナーやローディと比べると上半身の筋肉はある方じゃないか?
僕は腕がむっちりしているのが昔から気になってはいたのだが、全然多くなどないと言われた。確かに、昔からビンの蓋とか開けられないし腕相撲も弱い。
腕の筋肉が脚に移動したわけでもあるまい?
腕力が平均以下なのに少ない努力でスイムが速くなるのを期待するのは虫がよすぎるかもしれない。
さらに、脂肪の量も脚より腕が少ないと出ている。左腕は標準の65%しかない。絞られているイメージは全くないのだが?
体脂肪率は12.4%。よく人には「脂肪率10%以下ですか?」などと訊かれ、僕は関心がないしメンドクサイので「まあそんくらいですかね」とか答えていたが、結構外れてた。まあ見るからに僕はアブラはあるので矛盾するなとは思っていたが。
とにかく脂肪はまだ減らせる余地はありそうだ。1.4kg減らすと体脂肪率10%になる。体重を1.4kg減らすのは割と簡単だが、それは筋肉も減ってるんだろう。

測定の後はトレッドミル。富士までやることは変わらない。6%×12km/hだ。館内が涼しいので助かる。
今回は最初から12km/hへ。15分経過し、残り15分でスピードを0.2km/h上げれば200m×15/60=50mのスタートロスを回収できる、などと計算できた。あまり無理なく無事30分走りきれた。とはいえキツイのは変わらず持続可能なペースではない。
空いていたのですぐに第2ヒート、坂はしんどくてもう嫌なので平地13km/hから入って息が整ったらサブ3ペースに。30分で7kmに到達するよう、ラスト4分はガツンと16km/h(P3:45)にする。ここからが本番練。結構苦しくなったが夢陸でつみあげてきたお陰か以前ほど無理な感じはなかった。

2016/7/16 [7月を振り返り]
三連休初日、物練かTKD練かちょっとだけ考えたが、昨夜が結構なポイント練になったのでどっちもやめてのんびりする。富士山近いし。カントクは下北半島のロングライドイベントへ昼から出かけた。
珍しく土曜日に辰巳一般開放中なので夕方出かける。
がしかーし。玄関まで行って「本日営業終了」の立て看板に気づく。今日は一般開放17時までのところ、19時と勘違いして18時に到着したのであった。ちーん。
こうなると何もやる気が起きない。

7月の半分が終わり練習時間は14.3h、月間30h以下のペースだ。少ない。
ただ、バラモンの疲れは取れた気がする。富士山も不安なく臨めそうだ。毎年7~8月はこの疲れに苛まれて珠洲がうまく調整できなかったが、今年は割りと上手くいっている予感。

2016/7/17 [月崎暴走練]
夜中に足の親指の爪がぽろっと取れてしまった。爪で掻きむしったらしい。

目覚めると6時半。だがくっそ眠い…。
最近の悩みの種が、眠りが浅いこと。睡眠時間はしっかり取っているのだが、質が悪いのか、起床後も眠気が取れず、昼間がこれまた無茶苦茶眠い。バラモン疲れは取れた宣言したばかりだけど・・・。
もしかしてマットレスが身体に合わないかも疑惑を抱えていたため、カントクが居ないのをいいことにちょっとだけベッドを借りる。カントクのマットレスはムニムニしてちょっと変わっている。
次に目覚めたら9時過ぎだった。ヤバい。今日もオフデーになってしまう。
二度寝したのに相変わらず眠気と怠さに包まれながら、急いで準備してお袖練へ。
アクアラインが渋滞し、スタートできたのは11時半。
懲りずに先週と同じ月崎周回へ。短い距離でキッチリ追い込める。気温は前回と似たような感じだ。今日はおケツが決まっているのでピリッと3周のみにしよう、と最初から飛ばす。
周回路最初の長い120mの上りで、先週のように気持ちよく追い込めない。乳酸が溜って苦しい。あまり調子が良く感じられない。
それでもガシガシと追い込んでいたら1周目で早くもバテてきた。抑えようと思うのだが一旦あげたペースは落とせない。
富士山頂練下りでずっこけて擦りむいた肘が未だにDHパッドに乗せたときに痛むのが困りもの。肘って最も当たりやすい部位が擦りむけるので日常生活に何かと支障をきたす。睡眠中も腕を置くことができず困る。
1周目を終えて、ベストラップが出ていることに驚く。バラモン直前練の時より1分弱速い。すっかり気を良くして2周目も飛ばす。が、正直な所3周目はもう行けない、ってくらい疲れてしまった。もう今日は2周ってことにしよう。富士山もあることだし追い込み過ぎてはいけない、といろいろ理由づけて。ただし3周目最初の120mの上りだけはノルマ的に往復した。

月崎周回 18.1km ↑270m best lap=35:51
lap1 34:57(31.07km/h) HR135/151
lap2 35:53(30.26km/h) HR136/154


バラモン直前練の時も2周だったが、追い込んでいないので、今回のベスト更新はある程度必然で、明確なレベルアップを意味していない。
2周目は信号に25秒捕まったが、差し引いても1周目より遅かった。
先週より遥かに追い込み度は高いのに心拍は上がってない。というか先週が不自然で、電圧不足で心拍センサーが計測エラーを起こしたか(後の調べではその痕跡はなく、ロング後一定期間の心拍の上がりやすさによるものと思われる)。
それと月崎周回はこれまで18.35kmと考えてきたが、ここ2回の計測ともそこまでの距離はない。なぜ以前その距離が出たのか謎。今回から18.1kmで考えることにする。
total 65km 2:08(30.5km/h) HR131/154 1491kcal ↑720m

練習も短かったのでさほど腹も減らずコンビニで水とサンドイッチを買い込むと早々に千葉経由で浦安の実家へ向かう。
カーナビにセットすると、目的地までは56kmで約2時間かかると出た。今日のバイク練より平均速度が低いとは、何のためのクルマだろう? 道路というシステムにはまだ改善の余地がある。

2016/7/18 [疲労抜きランで疲労]
一日実家でのんびり過ごし、夕方走りに出る。脚に優しいいつものラバー敷きのジョギングコース。結構なジョガーに遭遇したが、あいにく気持ちよく走れる気温ではない。疲労抜きのつもりでキロ5分15あたりを狙って。4.4kmで折り返してからは知らずにペースが上がりキロ5弱。
しかし、楽々ジョグペースでもどっと疲れた。富士吉田もこのくらいの気温にならないとは限らない。というか今日は山梨県のほうがずっと暑かった。富士登山のロード区間は暑さも鑑みてとにかく無理はしないことだな。

2016/7/19 [最後の調整練]
昨日のジョグ、復路の途中で左アキレス腱が痛くなった。三日ほど前から時々痛かったのだが、これは以前スポセンでプール直後のふやけた状態で走って皮がむけたところがまたぶり返したのかと思っていた。あとでよく見ると場所がちょっと違って皮剥けは関係ない。どうやらアキレス腱炎の痛みだ。
今朝の出社時に今までになく痛くなり、駆け足もできない。シゴト中も気になる痛さ。最近故障知らずだったが、新しい懸念点が出てきた。

夜、スポセンへ。
今日のスイムはクラゲが全然譲ってくれなくて練習にならず。800m。まあやらないよりはマシ程度。

この頃トレッドミルは待ち時間なしで乗れる。
富士対策練仕上げ。
馬返しまでは平均勾配6.3%、距離11km弱なので、6.5%の11km/hで走ってみる。1時間で馬返しまで行ければ上出来なのだ。
勾配6%以上では完全にフォアフットになるが、ここで足首を保持するためにアキレス腱炎に痛みが出ることが判った。つまり上り練で痛めたのだろうか。富士までに少しは治さないと。
このペースはそんなにきつくないが、これを1時間続けるとなると気が重い。
25分あたりで、少し根付いた気がした。上りで根付くことは滅多にない。ラスト2分の心拍を測ると143bpmで負荷としてはさほどではないが、感覚的にはきつい。
実際はスタート時刻の気温はもっと高く、空気も薄いのでこれよりキツイはず。それを思うとやはり馬返し1時間はややオーバーペースか。

2016/7/20 [糖質制限ダイエットの不思議]
昼間眠いのが抜けない。シゴトが暇になったこともあり、夕方4時半にはふける。
帰宅して昼寝しようとするのだが、今度は眠れない。一体どっちなんだよ。

クローズアップ現代で、糖質制限ダイエットの話題。
糖質という最もおいしい部分を食べずにいられる忍耐力があるのなら、なぜ普通にカロリー制限ダイエットとか適度な運動とかしないんだろう? よく判らん。
まあでも現代のモノが何でも手に入る時代に、栄養不足体験ができていいんではないか? 人間はいろいろと満たされると、あえて逆の道を選びたくなるものだ。

2016/7/21 [冷たい雨]
シゴトが暇なので無事夕方4時半に職場を抜け、明大前でメンバーを拾って富士吉田へ。結構な降り方でワイパーが必死に仕事をしており、運転にも気を使う。山中湖近くのペンション宿へ。今回はチームTKDにおせわになることに。男子5名女子4名は全員参加者。賑やかで楽しい。
近所のセブンで夕飯と明日の朝食を買って宿で食べる。
あれこれ準備して10時半に就寝。

2016/7/22 [レース日]
第69回 富士登山競争 山頂の部

夜中は寒いくらいで、よく寝られるかと期待したが意外と緊張しているのか睡眠が浅い。朝4時起床、おにぎり2個とパックの惣菜を食べる。飲むヨーグルトが原因か、腹を下した。
5時35分、我々山頂組のクルマが先に宿を出発。今回はH田さんとK合さん、それに僕の3名。市役所に二人を下ろして、鐘山グラウンド駐車場へデポ、通勤号で市役所へ。この駐車場からは下りのため惰性で市役所へ到達できるが、雨でケツが濡れ、季節外れの気温で無茶苦茶寒いのでむしろペダルを回したい。
市役所はすでに多くの人でごった返しており、気の早い選手が早くも荷物袋をトラックに預けている。
去年、アミノバイタルのブースで配っていたゼリーを持って走ったが、6合目でも配っておりそこまで一口も飲まずに運び上げたことを後悔していたので、今回も6合目で配っているのならそこをエイドに利用しようと考え、ブースの人に訊ねると、今年も6合目で配る予定だったが、レースは5合目までになった、という。
え!?
すると山頂コースは5合目に変更になったというアナウンスが流れた。先ほどから散々流れていたみたいで、知らずにいたのは僕だけのようだ。山頂の気温が5℃と低いため皆さんの安全を考慮し云々…。いや5℃って想定内でしょ?
まじかー。
6合目でも配る予定でたくさん持ってきちゃったのでどうしようか困ってるんですよーとか言ってたので、もう1個貰うことにした。
一気にトーンダウン。まあ目標を一昨年の5合目タイム(1:46:59)の更新に切り替えて頑張るとしよう。

K合さんとH田さんを探し出すのに時間がかかり、レーススタートまであまり間がなくなった。二人とは別れ、下した腹の調子がまだよくないのでトイレへ。戻ってくる頃にはスタート10分前なので、適当なところでBブロックの中へ入る。3ケタゼッケンなので多少は前寄りでいいでしょう。
ウェアはノースリーブの古い物ジャーにアームカバー、それに支給品のビニル袋合羽を着ている。物ジャーのポケットにはジェル。山頂までならウィンドブレーカを入れる予定だった。ウェストベルト兼用のポーチの装着もやめる。
下は今回ランパンにしようかと思っていたが雨で濡れると貼りついて不快なのでいつも通りのスパッツとカーフガード。
靴は登山区間を重視してフジゲルを履いてきた。これを履いてランニングしたことはほとんどないが、大したスピードで走らないので問題はないだろう。

7:00 山頂の部スタート
スタートラインは37秒で通過。まあまあでしょう。
とにかく気温が低いので、いつも悩まされる暑さとの戦いは一切ない。順調に走り出せる。集団のペースに合わせ、無理に追い越したりはしない。
今回、とにかくロード区間を余力を残して走ると決めていた。それが後半の登山区間で生きると考えて。よって5合目に変更になってもそのコンセプトはほぼ変わらない。若干頑張ってもいいかな程度。
坂に突入すると、慎重にペースを探る。持続可能な無理のないペース。「サスティナブル」…を呪文のように繰り返す。周囲よりは若干速いので少しずつ追い越しながら走る。去年とは逆だ。スタート位置がAブロックだった去年より後ろだからといってそんなに違いがあるものだろうか?今の自分が去年より速く走れているのだろうか。
サスティナブル計画は上手くいっているようで、浅間神社まできてもしんどさで参ってしまういつもの感覚はない。順調にポジションを上げ続けている。
だが、楽なのは当然だった。浅間神社通過が一昨年よりちょうど1分遅い。気温の差を考えるとこの違いはもっと大きいだろう。
浅間神社 14:22

浅間神社で水を貰わない。いかに涼しいかを物語っている。
直線の長い上りでも積極的にポジションを上げていく。やや詰まり気味でスムーズに追い越せないのは残念だ。知らずにオーバーペースになっていないか常に問いかける。
途中でビニル袋を脱いで背中に入れた。脱ぐ必要はなかったかもしれない。
「今すぐ走るのを止めたいと思うか」の問いには、この負荷でも答はYESとなるのが上りの辛いところだが、「まだがまんできるか」の問への答のほうが十分上回っている。
淡々と走っているお陰でいつもよりは早く中の茶屋が現れた。もちろん実際のタイムとは異なる。
中の茶屋 37:23

中の茶屋でもエイドへは寄らず。去年はたしかここで少し歩いたが、今回はそこまでヘバってはいない。
細くなった道をしばらく行くと、K合さんに声をかけられた。知らずに追い越したようだ。K合さんにここで遭遇するとは、調子がいい証拠かもしれない。5月の練習会ではここからK合さんに先行された。
急斜面と亀の甲のような道で、最も嫌いなきつい区間であるが、いつになく楽に感じている。今すぐ止めたい度は3割から5割くらいに上がっているが、まだ耐えられる。
次第に斜面はきつくなり、歩いている人も2,3人見かけるようになった。便乗して僕も歩こう、という気持ちには幸いまだ至ってない。いいペースで進んでいるような気がした。
そしてやはり、いつもより早く馬返しは現れた。
馬返し 1:00:55

このツラい区間を初めて歩かずに通し、しかもいいペースな感じがしていたので、馬返しの計時板が1時間を超えているのを見てガッカリする。ここまで自分のPolarで確認する余裕はなかった。
まあでも、馬返しまで抑えて走る計画は目論見通りと言えるので、この後の登山区間で過去になく速く走れるはずだ。
馬返しのエイドも素通り。
去年や一昨年と異なるのは、登山区間に入っても人口密度が高いことだった。そして周りも結構速い。ヘバっている様子はないので、走って追い越すにしてもあまり速度差がない。それでも登山区間に入ると追い越し率は高くなった。
期待したほど力は温存されておらず、スイスイと走れない。例年、やっと涼しくなる2合目を過ぎた辺りで徐々に力が漲ってくるのだが、今年はその変化点が訪れない。走る割合があまり高くないのは、追い越すチャンスが少ないのもあるが、自分が走れる余裕がない。
時折現れる平坦路では、周囲のペースがぐっと上がり、レベルの差を感じた。無理に追いかけようとせず淡々と走り、じわじわと追いつけばよい。
登山道後半になるとようやく選手の密集度が下がってきて、抜きたいと思えば抜ける状況が増えてきた。追い越した後で、時折前が空いていることもあった。だがいずれはその空きを詰められたので、常に追い上げていることには変わりはない。焦らず、緩めずに走ることを心掛ける。
一方で、相変わらず選手は少なくはなく、みんなで五合目に向かう流れ作業のシゴトみたいな気分になってしまい、こんなことして何になるんだろうと考えてしまいがち。
鎖場のショートカットは鎖がふさがっていたので、その脇の岩場を鎖ナシで駆け上った。フジゲルの岩への食いつきのよさを実感できた数少ない場面。これで7合目以降を試したかった。
終盤の短い舗装区間はやはり飛ばせなかった。ここのために余力を残すとなると相当緩めに走らないとダメだなと思った。また、それが正しいやり方とも思えない気がした。
最後の崖の上の道路へ出る場面ではセオリー通りに遠回りに走らずショートカットして激坂を行きベリーロールで柵を上る。そして長い舗装路のラストスパートに備えてちょっと温存していたら、山頂コースと同じルートへ誘導された。佐藤小屋がフィニッシュラインだった。スパートする間もなく、絞まらない終わり方だった。

五合目ゴール 1:48:53
total HR147/156 1541kcal


それでもベスト更新はもしかしてできたんじゃないの?とか思っていたので、2分も遅かったことでかなりガッカリ。登山道での速い遅いの感覚は全くアテにならない。

split time   2014年    2016年
StartLine   0:28    0:37
浅間神社   13:23    14:22
中の茶屋   36:02    37:26
馬返し     0:59:02    1:00:55
五合目     1:46:59    1:48:53

タイムを比較すると、あらゆる区間で一昨年より遅く、しかも気温の条件は良すぎるし、何一つ褒められたところがない。全くもって、何のために走ったのか判らない状態。

その後二人のゴールを待って、スバルライン五合目まで下りてトイレに寄った後、再び佐藤小屋へ戻って五合目の部のゴールを見届ける。今年は五合目女子のレベルがガツンと上がり激戦区となった。
そんな感じで応援しているうちに、自分は今日レースだったのかどうかも実感がなくなった。何もしないまま下りのバスに乗ってしまったような気分。
結局雨は全然降りやまず、ウェザーニュースは全く外れっぱなし。
それにしてもくっそ寒くて参った。本当に夏なの?

宿に戻り、芯まで冷え切った身体を温泉で温めよう、ってことで近くの日帰り温泉へ。広くてゆったりしており最高だ。K合さんが長風呂希望ってことで、1時間以上浸かってた。
その間、女子はTKDさんと山中湖をダウンジョグ。マジかよどんだけストイックなんだ。

2016/7/23 [一人だけDNS]
6時起床、山中湖半をジョグ、ってことで一応湖までは走ったものの、左アキレス腱がどうにも痛いので僕だけ止めて引き返す。
どういうわけか宿周辺が停電を起こしており(いつの時代だ?)だからどうというわけではないが二度寝する。19km走ってきたメンバーと1km走って終わった奴が一緒に山盛り朝食摂っていいんだろうか。
富士吉田道の駅でかぼちゃに似たUFOのようなズッキーニとふじやまビール(ヴァイツェン)買って帰り、昼前には自宅着。
帰りの車の中で、次のマラソン(10月の大井川)で狙えるなら狙いたいことを話すと、じゃあもうそろそろ準備期間だねと言われた。確かに、3か月前からと考えると今月末から始まることになる。そういう意識を持ったことは無かったな。しかし、このクソ暑い季節に何をしたらいいんだろうか。水曜と土曜のポイント練をきちんとこなすことが大事か。
夜はズッキーニでカレーを作った。形はUFOでもズッキーニだ。

2016/7/24 [Renでお袖練]
お袖練。TKD練もあったけど、ランはまだできそうにない。左足アキレス腱周辺がかなり痛む。
カラッと晴れて、気温は30℃以下。爽やかだ。さぞかし走りやすいだろうと期待したが、あろうことかバイクシューズを玄関に置き忘れてきた!
やる気半減。カントクに着いて走る。クルマに入れっぱなしになっていた古いtakumi Renを履いて。見ようによっては、Run-Bike-Runのサーキット練の最中のようでもある?
Renでいつもの温泉坂はどうだろう。意外とタイム変わらなかったりして。
18:00 HR136/153
んーこの季節としては致命的に遅いが本当に靴のせいなのかどうか。心拍を見ると追い込めてないのが判る。
カントクのリクエストで鹿野山TT西粟倉ルートへ。次の富山トラがヒルクライム系なので上り練は好都合。久しぶりの急坂西粟倉ルート、はたしてRenで上るとどうなるか。
いろんな上り方を模索していたらあっという間にピークに到達してしまった。途中の記憶がなく、こんなに楽に上ったのは初めてかもしれない。おそらくタイムもいいだろう。

鹿野山TT 西粟倉ルート↑290m 3.5km best=15:30
17:12 HR138/148


全然速くなかった。やはり心拍は低く、単に楽に上っただけだった。
続いて鹿野山TT宝竜寺ルート。いったん下りて上り返す。
ここは通常アウターからスタートするが、今回なぜかどこまでもアウター(53×21)で行ける気分。傾斜7%の標識のところで初めてインナーに落とす。
以降も緩い場面で積極的にアウターにする。この坂で後半にアウターにすることなど前例がなかった。Renで走っているとバイクではなくランで上っている気分になるからだろうか。
いつのまにかもう最後のヘアピンに来た。やはり途中の記憶がない。これは久々に14分台が出たに違いない。

鹿野山TT宝竜寺ルート ↑255m 5.1km best=13:57
15:47 HR140/153


あれー全然ダメだ。やっぱジョギングシューズは速くないことがよく判った。
3つの上りルートを走る間にいろいろ考えることができた。まず、もしかすると富山はトランジットタイムや踏切での一時停止で有利なランシューズでバイクも走った方がいいかもしれない、という考えは、最終的に却下された。次に、自由な踏み位置でペダリングできるのを活かし、自分に合うクリート位置はどこなのか探るいい機会と考えた。僕のクリートは極端な内股セッティングなのだが、逆にガニ股でのペダリングが決して自分に合わないわけではない気がした。むしろこだわるのはQファクター(ペダル間距離)の狭さで、クランクにぴったり寄り添って踏んだ方がいい感触が得られた。僕の極限内股クリート設定の場合、3つのボルト固定位置の関係上左右調節の余地は全くなくなる。だがその内股スタイルをやめてQファクターを狭めるクリート設定を試す価値はありそうだ。
西粟倉ルートで考えていたことはもっと無茶苦茶だ。なぜ人はつま先のほうでペダリングするのだろう? 素直に力学的に考えると、踵で踏むのが最もダイレクトで効率がいいのではないか? これは昔からの疑問。シャベルで土を掘る時に、つま先で踏む奴は素人、と子供の頃おやじに言われた気がするのだが、ペダルも踵で踏んでみたらどうだ? 踵にクリートをつけてみたら。
サドル高が合わなくなるのでなかなか試せなかったが、土踏まず辺りでは踏むことが出来た。足首が楽になるし、なかなかいい感触ではないか? 踵ペダリングは普通の自転車だと踏み外しそうで怖いけど、それこそクリートで固定する価値はある。そのうち、どこぞのプロ選手が踵ペダリングなんぞやり始めて一気に常識が覆されたりしないだろうか。フレームジオメトリを新設計する必要があるが無理ではないだろう。カッコ悪そうだけど。
そんなことをもやもやと考えていたら坂も楽であった。

マザー牧場坂を下り、コンビニでアイス休憩後、温泉坂経由で帰る。途中内房レーシングな人たちを二組追い越す。ランシューとバレないように飛ばした。
今日は総じて筋肉が良く動いてくれたが結果が伴わない。

95km 3:48(25km/h) total HR113/153 2142kcal ↑1500m 29℃ 無微風

帰宅後、ダウンジョグを兼ねて都知事選の期日前投票へ。左足アキレス腱だけでなくその周りに毒素が回ったみたいに痛くて満足に走れない。

夜、富士吉田で買ったふじやまビールを飲む。やっぱうめーな。というか二人ともヴァイツェン好きなんだよな。高級居酒屋で飲むくらいの値段だけど。
田中角栄とロッキード事件のNHK特集、くっそ面白かった。手に汗握る展開。息もできないくらい緊張して観た。
で、結局最も腹黒い奴は丸紅という会社ってことかなあ…。

2016/7/25 [辰巳仕上げその1]
週末の富山へ向けて駆け込みスイム練。
幸い、辰巳は今週休みなくやっている。休憩タイムが終わった夜7時から開始。
100mプル×5本×4セット、1分45サークル。
1本目は1分25、以降25以上26未満な感じで5本。
2セット目も26以内。だが今回はかなり息が上がって苦しい。脇腹を押さえてみると心臓がヘンな挙動をしている。ドクドクドドッ…ドクドクドドッ…
3セット目はブレス2回に1回を混ぜて酸素供給を優先させてみた。2-2-4-2-2-4でやってみると普段より力を出せるために1分25を維持できた。しかし筋疲労が激しい。
4セット目はさすがに27が2回出て、もう完全に干上がってプルが逃げる。
200mほどテレテレ泳いだ後、少し休んで100TT。1分20が出た。割といいかも。間にイージーを挟むと乳酸が抜けてまた復活するみたい。
最後に、最初と同じ感覚で1本、1分26が出た。
総じて良く追い込めた。

2016/7/27 [アキレス腱ヤバい]
アキレス腱炎痛でラン封印してた。大分痛みが引いたのでTKD夢陸練参加。
アップジョグ4km、アキレス腱炎というよりひざ下全体がどんよりと重痛い。
今日のメインメニューは3000mを2本、週末富山なので僕は1本だけにする。
キロ3分45ペースで。Y村さんとペアで走る。
Y村さんが前に出て半周もしないうちにペースが落ちたが、3km走りきる自信が今一つ無かったので指摘せず。1本目はキロ3分50ってことだったかも? 1kmの直前でY村さんがスパート。む、ぎりぎりで帳尻合わせてきたなと思ったので追わなかった。この1kmは3分52だったがあいにく確認していない。
Y村さんがそれ以降どんどん離れて行ってしまう。おかしい速すぎでしょ?と思って逆放置したのだが、2km目でラップを取り損ね、1周目のマッタリペースを刷り込まれていた僕のペースのほうが狂っていたことに気づくのが遅すぎた。ラスト1周でスパートするも遅れをとり返せず。
3000m 11:27(P3:49)
お題をかなり下回るペースとなってしまった。
インターバルの1000mジョグは行う。
リベンジでもう1本行きたくなったが、この3kmですっかりアキレス腱が痛くなってしまい、ダウンジョグさえもできないので走るのを止めた。
んー富山まで再びラン封印かな。

2016/7/28 [辰巳仕上げその2]
辰巳練畳み掛け。
100mプル×5本×4セット、1分45サークル。いつもの。
概ね1:25。
2本目に1:24、2セット目最初に1:23。
当初コースに5,6人いて、サークルを守れるかヒヤヒヤもんだったがうまくいった。8時を過ぎると急に空いた。
3セット目はピッチをかなり遅くしてみたが、2本目で1:26に落ちたので以降は2ブレスを多く混ぜて25を死守。
4セット目以降はコースに自分一人。
腕が干上がり、2本目と5本目で1:26。
全体平均1分25となった。この数年間では初めてかもしれない。
200mイージーに泳いだ後、100mプルTT。1:18が出て目を疑う。さほど無理した感じがない。プルでターボのように加速感がある。気を良くして再び100mイージーの後1本TT、1:19。いい感じ。
今日1回の練習で1.5kmを10秒縮めることになっただろう。

心配なのはアキレス腱炎。歩くのも痛い。

2016/7/30 [ikiiki富山前日入り]
ikiiki富山へ向け、早朝4:40に自宅を出発、I口さんを拾い、永福から高速に乗る。今回は距離の短さから中央道-長野道-松本-安房峠-R41というルートで行くことに。珠洲へ行く場合の王道ルートは関越道-上信越道経由だが、一昨年の珠洲行きでは冒険し、安房峠の先の東海北陸道に乗り損ねて下道ルートで富山へ出た。今回の道はその間違いルートに近い。
安房峠絡みの一般道が詰まり気味で結構時間がかかった。トンネル内が異様に狭かったり、山の天気で急に雨が降ってきたりと、この道はやはりちょっと疲れる。カミオカンデの模型などが展示してある道の駅に立ち寄り、とろろ昆布のおにぎりを買う。今回富山行きで楽しみにしていたものの一つがとろろ昆布だ。様々な種類のとろろ昆布がガラスケースに並べられ量り売りする店があると知ってぜひ行ってみたくなった。買った2個入りおにぎりはそれぞれ異なる昆布が覆っていたが、食べてみた違いはよく判らなかった。風呂上りの濡れたソバージュの髪の毛を食べているような気分(決して悪い意味ではなく)。
バイクコースを辿りつつ、まずはラン会場の立山山麓スキー場へ向かう。11時半ごろに到着。ここまでおよそ6時間半、途中トイレ休憩程度しかしてない割にはGoogle予測よりも時間がかかったが、ナビの予想時刻よりは速かった。
それにしてもランコースえぐい。スキー場のリフトと同じ角度の小道を走るらしい。徒歩でも辛そうなので下見はしない。
再びバイクコースを逆に辿りながらスイム会場へ向かう。常願寺川沿いの道は広くて走りやすいが、日影が全くなく単調。気温33℃の暑さの中をDHポジションキープで走り続けると熱中症をおこしそうだ。
スイム会場は富山港近くの海水浴場。土曜日でありながら海水浴客はパラパラとしかいない。水温はやたらと高く、のちに30℃と知る。そんなにあるのか! ウェット着るとゆでだこになっちまう。着ないという選択肢は今の今まで頭になかった。トライスーツは持ってないし、上半身裸で泳ぐのもトランジットでの着替えロスを考えると微妙。後で思えば試してみればよかった。
富山港の岩瀬地区は一部に古い街並みが残っており、観光地化しているが、クルマでウロウロする限りでは食事処が見つからず、天保という食堂をやっとみつけて入る。富山名物の白エビを使った塩焼きそばを食べたが、歴史の重みを感じさせる店構えから期待させるものはなく、自分で適当に作ったような素人くさい味で微妙。従業員は多いのに効率よく働いてないとか、お冷が不味いとか、改善の余地を多く残す。
選手受付は競輪場というこれまでにないパターン。レース開催日ではないが一般来場者で駐車場は埋まっており、一体何を目的に客は訪れているのだろう?
受付後、マキさんにばったり会う。選手リストを見るまで知らなかった。しかし、声をかけても相変わらず無反応で返事すらしてくれない。相当嫌われているらしい…
選手説明会までまだ時間があるので再び岩瀬に戻って喫茶店で時間をつぶす。
なんかいろいろと物価が高い。

説明会で聞いたこと
ランコースは正直短い。1周4.6km×2だが、アップダウンを鑑みれば普通のランの15km相当だろう。獲得標高210m。
バイクコースは数日前の豪雨による土砂崩れで急きょ迂回ルート作成。交通規制しない幹線道路を2回横切ることになる。一旦停止し自分の判断で通過せよ。迂回で距離が延び、42kmとなった。
ゼッケンはゼッケンベルト使用でも前後に必要。足りない選手は何が何でもその場で書いてつけてもらう。
ウェットは着用推奨。

富山駅中心街にあるホテルに泊まる。むせ返るほどタバコ臭くて参った。ここは喫煙ルームか? 服や身体がタバコ臭くなる。
夜、ちんちん電車に乗り、I口さんのスマホを頼りに、居酒屋でない店を探すもなかなか見つからない。傍から見るとポケモンGOをやっている二人にしか見えない。これだけスマホアプリが発達しているというのに、イメージ通りの店をポンと出すという基本中の基本を叶えてくれるサービスは未だにないのか。灯台下暗しで、結局ホテル最寄りの「アオヤギ食堂」でカレーを食べる。キーマカレーと薫製に拘った店で、繊細な味付けや盛り付けなど店のセンスが光る。ここはアタリだった。

2016/7/31 [レース日]
朝5時半起床。夜中に5回起き、トイレには2回行き、水を3回のんだ。とは言え別に寝苦しかったわけではない。十分寝た気がした。
コンビニおにぎりを二つとヨーグルトを食べる。ショートなのでこんなもんでいいでしょう。
6時半にホテル発、9km離れたスイム会場へ。富山市街は海から結構離れている。
ショートでは珍しくボトルを2本用意し、ジュースと水で満たす。とにかく暑さとの戦いが肝だろう。
ラン&ゴール会場からは自走でここへ戻ってこなければならないので、預け荷物は背負えるよう最小限にする必要がある。
重大な忘れ物に気づいた。スイムゴーグル。持ってきていたのは度入りだった。コンタクトをするので度は入っていてはいけない。やばーい。一気にやる気が3割くらい落ちる。
暑いのでギリギリまでウェットは着ないで木陰で待機。だがほとんどの人は入水チェックを済ませ、くっそ暑く日影のない砂浜へペンギンのように移動している。早く入水チェックしろとアナウンスもうるさい。それでいて、脱水症状の危険性をしきりに訴えている。アホかと思う。
浜からの3ウェーブスタート形式。およそ100名毎にスタートするので、バトルの心配はないだろう。海は遠浅ではなく、ラッセル区間は5mもない。細い二等辺三角形のコースを時計回りに2周する。
去年も優勝したという男女の台湾人選手が目立っていた。女性18歳、男性16歳という若さである。女性のほうは競輪選手のようなはちきれんばかりのぶっとい太ももを有する。これで蹴られたらひとたまりもないだろう。当然二人はトライスーツだ。他のほとんどの選手はこれほどの暑さにもかかわらずウェット姿。五島で同じ宿だったO原さんはその数少ない例外だ。彼は暑いのが苦手で五島でも熱中症で死んでた。
8:30、若い選手と招待選手7名で構成される第1ウェーブがスタート。O原さんもこのウェーブだ。

8:33 第2ウェーブスタート
僕とI口さん(ゼッケン100番台)の第2ウェーブがスタートを切る。その3分後に1~99番とリレーの部がスタートする。
序盤は前をふさぐ選手が邪魔だったが、しばらくして前が開けると先行者はほとんどいない。このウェーブでのほぼトップか、それとももたもたしている間にトップを見失ったか。
海の水は砂で濁っていて見通せず、コースロープは数mおきに丸いブイがあるだけで目立たないのでコーナーブイをヘッドアップで確認しながら泳ぐ。このスタイルが一番楽だ。度入りゴーグルはぼやけてよく見えないが、危惧したほどは困らない。波が若干あり、ブイも小さいのであまりよくは見えない。
暑さのせいだろう、最初のブイの300mで早くもばててきた。このペースは持たないと思い、やや落とす。
早速第1ウェーブの遅い選手が降ってくる。彼らのスイムキャップはコースの丸いブイと同じ黄色なので実に紛らわしい。O原さんらしい人をパスする。おかしい、レベル差から言ってここで追いつくはずがない。後で聞いたらスイムスタート直後にバトルでコンタクトを失い、裸眼の視力が悪いためDNFとなったらしい。僕が見かけたのがO原さんかどうかは判らなかったが。
2辺目は波が立ってコーナーブイが見え難かったが、大きな問題はなくクリア。2つ目のブイを曲がり、砂浜のゴールゲートを常に目印にして泳ぐが、身体はずるずると左へ流されるのかライフセーバーに注意された。たしかにコースロープからかなり離れていて、波消しのテトラポットに吸い寄せられていた。
2周目に入り、トビウオを繰り返しながら進むと一気に息が上がった。
選手がいない分、1周目よりもブイが良く見えた。2+4ブレスでヘッドアップ1回をひたすら繰り返す作業。いい感じで進めている気がする。最低でも100mを1分半ペースは維持できているのではないか。
3辺目はやはり左へ逸れる。潮の流れのせいかもしれない。
浜に上がり、熱い砂浜を50mほど走る。
swim 0:25:26(20) 320kcal
lap1 12:11 HR135/146
lap2 13:15 HR140/152(砂浜ラン含む)

辰巳で大分調子を上げ、いい泳ぎができたつもりでいたが、普段の1.5kmより大分時間がかかった。距離が若干長い気もするが、順位は普段通りで期待したほどスイムのレベルが上がっていない。

9:00 バイクスタート
トランジットゾーンでいきなりバイクに跨りかけて慌てる。どこの初心者ですか…。普段と違う形のバイクラックの影響かもしれない。
でも近くのマーシャルは何も言わない、というか関心がなさそう。
スタートしてすぐ、砂地に敷かれた細い絨毯敷きの道にタイヤがとられてヤバい。先行する女性がこけそうになって道をふさいでいるが、無理もない。お座なりなコース設計には少々呆れる。事故や渋滞を起こすぞ。
序盤の4.5kmは海岸沿いのサイクリングロード。ここは全区間DHポジション禁止と言われていたが目の前の選手はDHポジで見る見る遠ざかった。だれもチェックしてない。
今川橋を渡ると常願寺川沿いに立山へ向かってひたすら走る。ここで100番台の選手に追い越されたが、20mあけてマークしてみる。うっかり気を抜くと離されそうな負荷だが、ショートならこのくらい追い込んでもいいだろう。
いつものZIPP606はやめて上り重視でカントクのローハイトリムホイール借りてきた。ZIPPより400g軽い。ただ前半はZIPP向きであまり意味なかったかな?
暑さ対策の新兵器を用意した。強力冷感スプレー。携帯用のものを持って走る。時折吹きかけるが風で舞ってしまい効果はいまいち。ケツに挟んだボトルが気になって走りに集中できない方が問題だな。
働きアリの行列を突然塞ぐかのように、単調な道の真正面に金属の柵が立ちはだかった。え? どこへ行けばいいというのか? 周りには誰もいない。実はUターンしてスロープを下る道があった。少なくとも矢印等で示すべきだろう? 先行者が居なかったら暫く途方に暮れていたはず。
当初より走りが鈍くなってきた。向かい風でもないのにスピードが出ない。暑さだろうか、とぼんやり考えていたが、ああそうだった、徐々に上っていたのだ。3%くらいだろうか(あとで調べたらせいぜい1.5%だった)。
先行者がちょっとした上りで遅くなってきた。抜かれた選手を抜き返すのは躊躇うのでしばらく様子見していると、ディスクホイールをゴリゴリと唸らせながらリレーの選手が追い越していく。さほど速度差はないが先行者はマークする気はないようだ。そういえば自分と同じペースの選手とは最後までペースが合うことはほとんどないのだった。どうやらタレてきたらしい。マークする選手を鞍替えする。
川沿いを25km地点まで走ると、長かった単調な道が終わる。踏切を二つ超え、川を渡る。ここからはっきりとした上り区間が始まる。リレーのディスクマンとはしばらく似たような位置にいたが、ゼーハー息が上がり汗だくの彼はどう見ても長持ちしそうになかった。ダンシングは封印し、ギアをこまめに変えて冷静に坂をクリアするうちに、彼は後方に消えた。
昨日クルマで下見した甲斐があり、ゴールまでの距離感が掴めたので安心して走ることができた。下りもだいたい覚えていて、ノーブレーキで効率よく下る。35km手前から迂回路へ。立山へ向かう交通量の多い県道6号は、交通整理のお陰で一時停止の必要なく右折できた。終盤、常願寺川を四度目に超える橋からの眺めはすばらしい。立山山麓スキー場へ7%の坂をえっほえっほ上る。精神的に萎えやすい広い道だが、身構えていたせいかさほど苦労なく上りきった。ショートにしては貪欲さが足りなかったかもしれない。ボトルは1.5本消費した。
ラン会場への入り口は前日と同じと思い込んで入りかけてから間違いを指摘されロス。ここにもガイドが欲しかった。クツを脱ぐタイミングが早すぎたりと、最後がグダグダになってしまった。

bike 41km 1:26:01(19) HR140/153 1080kcal 実質41km 実質乗車時間約1:23(ave=29.6km/h)
通過 1:51:27(14)

Suuntoによれば獲得標高560mほどで、噂に聞いたほどではなかった。
Suuntoは距離を正確に計測できていなかったが、迂回により42kmと言われていた距離は恐らく不正確で、I口さんのCCによると41km。

10:26 ランスタート
スキー場駐車場にトランジット兼フィニッシュエリアが設けられている。
ランスタート後すぐ上りは始まり、ゲレンデをずんどこ上っていく。昨日の説明会では「おそらく走る人はほとんどいないでしょう」と初老の審判員が呟くように言っていた激坂、いやオレは走るぞ、富士登山での消化不良もここで発散だ、などと考えていたが、そんな志はいとも簡単にポキンと折れる激坂だった。リフトと同じだから20度くらいはあるだろうか。
アキレス腱炎痛に悩まされるが、今走れないのはそれが最大の理由ではない。
見るからに普段着っぽい選手に追い越される。ゼッケンがついてないので選手かどうかも判らない。あれ? ゼッケンは何が何でもって説明会では言ってたはずだが…。
一部階段区間もあったが、蹴上はさほどではない。つまり階段としては緩い。あれおかしいな、普段階段は駆け上ることができる。それに相当する傾斜が走れないのはなぜだろう。心肺が限界に来ているせいだろうか。
トップの台湾人選手(16)がラン2周目に入ったとのMCの声が伝わってきた。あまり意味はないけどラップされたくはない。果たして逃げ切れるか?
ようやく激坂を上り切ると、程なくして下りが始まる。下り傾斜は緩いと聞いていたが、それは上りに対しての説明であり、道としては普通に急な下りだ。そもそも下り下手である上に、アキレス腱炎が邪魔してスピードに乗せられない。
普段着な彼をパスする。
エイドでは紙コップとペットボトルの両方を提供しており、コップのほうを貰おうと「コップ!」と言っているのにペットボトルのほうを差し出されて取り損ねる、を二度繰り返す。こんなコースプロファイルでペットボトルを貰っても非効率で何の意味もないと思うのだが主催者の意図するところはサッパリわからない。
暑さとの戦いになる、との予測は外れていた。標高わずか5~600mだが、結構涼しい。もちろん、水はかけながら走るが、陽は陰り気味で、うだるような暑さではない。最大の壁はやはり登り坂だろう。
一部対面区間がある。前からムッチリ太腿の台湾女性選手(18)がやってきた。やはり女子ディフェンディングチャンピョンである。3分スタート差のある彼女とは微妙な位置関係にある。もしかして勝てるだろうか?
折り返し後、トップの台湾人選手ともスライド。MTBが脇についてトップ選手であることを伝えていたが、MTBであの激坂はついていけるのだろうか? と要らぬ心配をする。
彼に迫られつつも、無事逃げ切ってフィニッシュエリアに戻ってきた。
2周目へ入る最後のUターンで道を大きく間違える。えー判りにくいだろそれ。大きく引き離したと思っていた普段着君に先行されてしまったよチクショー。今日はコースミスが多い。最低限必要な誘導員や看板などが明らかに不足している気がする。
2周目こそ走って上るぞ、との意気込みは、1周目より早い段階でたやすく打ち砕かれ、歩き出す。普段着君はこの激坂が得意らしく、じわじわと離される。目標にして歩く。
上り切ったあたりで突然大粒の雨が降ってきた。雨予報なんて言ってたっけ? 全く予想してなかった。これは雨男I口さんの計らいに違いない。恵の雨になった。
下りで普段着君と抜き抜かれつを演じていたが、再び上りに入ると今度は僕が引き離す。彼はやる気の浮き沈みが激しいらしい。そして台湾女性選手とスライド。んー、若干縮めただろうか。
残りはほぼ彼女に勝つことをモチベーションにして飛ばした。ラスト1kmは走りに余裕があり、逆に追い込みきれなかったことを悔やむ。

run 8.5km 42:22(11) HR151/159 626kcal
Suuntoによると獲得標高は260m。スタート地点から最高地点まで一気に100m上る。
また、説明会ではラン9.2kmと言っていたが、Polarのストライドセンサーでは8.5kmと出た。タイムから見てそのほうが自然だろう。結構な時間歩いてるし。

total 2:33:49(14/268) HR142/159 2026kcal
例によって平凡な順位。10歳刻み年代別では2位で、1位は元プロの田村選手だったのは運が悪かった。
台湾人女子には辛くも勝てたが、4秒前に二人居たのがもったいなかった。あのコースミスさえなければなー、とか。
ゴール間近、レストハウス脇に招待のマイケルトリーズら有力外人選手2名が見え、早々ゴールして寛いでいる雰囲気だったが、リザルトによれば彼らはなぜか揃ってDNFだった。何が起きたのだろう?

ゴール後再びスコールが3,4度と降ってきて、そのうち全くやまなくなりすっかり雨の会場となった。
しばらくはほてった身体を冷やすのにちょうど良かったが、長々観戦しているうちに冷えきってしまい、寒々しい印象しか残ってない。
レストハウスへ行ってみると食べ物を提供しており(全く知らんかった)、トン汁、おこわ、そうめん、そしてマス寿司を貰って、エアコンが効いた寒い食堂の中で食べる。マス寿司は見たことがないくらいボリューミーで、I口さんは食いきれずに残していた。なんだかアンバランスだなあ。

寒くていられないので撤収したいのだが、スイム会場からの荷物が一向に届かずに待たされる。運搬用の小型トラック1台でピストン輸送しているためのようだ。そこケチっちゃダメでしょう?
会場から5kmほど下ると道は急に乾いて、同時にむわっと暑くなった。ようやくホッとできたのも束の間、じりじりと陽が照りつけ向かい風を受けながらコースを逆走。結構しんどく練習さながらで、到着した頃は脱水症状気味。近くの海の家のシャワーを借りたが、温水なのがちっともありがたくなかった。
そしていつのまにか午後4時。とろろ昆布専門店に寄る暇もなくとっとと帰路へ。
滑川のコンビニでアイスにありつけたのが本日最高の瞬間。
帰りは上信越経由で。夜8時近くにSAに寄ったが、すでにほとんど店じまいしており食べ物にありつけず。
サービスエリアのサービス体系はおかしいと思う。

2016/8/5 [京都へ]
午後休とって、14時過ぎに自宅出発。第2東名を快調に飛ばして京都、亀岡へ。妙に安いあやしげなホテル亀岡に泊まる。要はロッジなのだが、管理人が細々とやっている割には結構手入れが行き届いていい感じ。ホテルと名乗るだけあって浴衣やタオルなども揃っているだけでなく、ドライヤーや電子レンジまである。
ただ蟲さんが時折やってきてカントク涙目。

2016/8/6 [ラフトボート&ダッキー]
兵庫のDAiさんとラフティング三昧の夏休み!
京都・亀岡市へやってきた。
午前中は8人乗りラフティングボートで保津川を下る。
他のお客さんがあまりちゃんと漕がないのが意外だった。何しに来たん?
午後は二人乗りダッキーに挑戦。DAiさんからマンツーマン指導。舵をとるコツが最初全く判らなかった。次第に理屈では判ってきたが、とっさの判断でどうしたらいいのか混乱して逆の動きをしてしまう。
最後はいくつかのポイントを一人でやらせてもらった。
川下り面白いな。

次にカントクがDAiさんと下っているあいだ、川の脇の山道をジョグ。
かなりアップダウンがある。アキレス腱がモーレツに痛くて参った。
ラフティングゴールポイントまで走り、3人で戻る。

2016/8/7 [美山バイク練]
DAiさんに教わったお勧めバイクコース。
道の駅スプリングひよしにデポ。温泉やプールもある大きな施設だ。
府道19-府道38-佐々里峠-国道477-持越峠-ひよし とぐるっと円形に美山を回る100kmほどのコース。
早速くっそ暑くてクルマが融けちまうんじゃないかと不安。

地図で見る限りアップダウンの激しい山道かと思っていたが、実は小川に沿った道がほとんどのため傾斜3%前後の緩くて優しい道が続く。ほぼDHポジションの高速コース。追い込めば休む間がない持久力勝負のコースだ。
しかし、異常なほど眠くて全然力が入らない。心拍も110前後でサイクリング状態。昨日飲んだ酔い止め薬(ラフティング対策)の副作用が今頃になって出てきたのは間違いない。漕ぎながら寝てしまいそうだ。そんなわけでカントクとあまりペース差がなく、引き返して走る区間がほとんどない。
川遊びしている家族をみつけ、僕らも川にドボンと浸かって身体を冷やす。生き返る瞬間。

眠さに抗いながら「かやぶきの里」まで我慢して走る。
茅葺き屋根の集落は絵葉書のような風景だ。早くもソフトクリーム休憩。そして数分寝る。
すでにボトル1本飲み干し、眠気覚ましにコーラを補給。
美山という名の通り美しい山里が続く。小川の清流、燃えるような勢いの木々、青々とした田んぼ、理想的な田舎の原風景だ。
中間地点で峠らしい道が現れる(佐々里峠)。上りのほうがむしろ眠いのを忘れて集中できる。上の方は結構傾斜がきつく、カントク大丈夫かなと思ったが、下北から見たら屁でもない、と言ってアクティブに上っていた。
下った途中の小川でまたドボン。気持ちいい。
ようやく眠気が抜けてきたが、すっかり身体に染みついたイージーペースはもはや変えられず淡々と走っていると、カントクがピタリと後ろについているので、切らさないようイーブン負荷を心掛けて走る。
もうそろそろデポ地、というあたりで山道へと誘導される。クマ注意、幅3m以下の細い山道で、これが幹線道? 地図で確認すると道は合っている。持越峠というらしい。カントクが大分へばってきたのでケツを押しながら走った。ここでようやく心拍140を越えることができた。

バイク後はプールか温泉に入るつもりが、すっかり夕方になってしまった。

total HR96/142 2155kcal 獲得標高990m

2016/8/11 [引きこもり練]
富山以降全然やる気でない。
丸三日サボってようやくローラーに乗る。
Polarの電池が切れたので、入れ替えて2本目。
HR126/134 390kcal
HR130/147 412kcal

続いてジョグに出る。今日は比較的涼しい。
考えてみれば遡ること富士登山競争以降ろくに走ってない。アキレス腱の痛みが全く抜けない。厚底DSトレイナー履いてきた。
久しぶりのジョグで身体が重い。実際、体重も増えたし。
最後はやっぱり暑くなった。
HR141/159 663kcal
ジョグの割に暑さで159まで上がった。2種合計1465kcal。
ラン合宿まともに出来るとは思えない。

2016/8/12 [TKD合宿一日目]
TKD夏合宿一日目MENU
・白樺湖周回(3.8km)ジョグ2-3周
・霧ケ峰高原クロカンコース(3.3km)6-7周
9時40分にはホテルに着いてしまった。準備万端で臨んだ午前のメニューだが、アキレス腱がどうにも痛くて2周で終わり。
HR129/144 504kcal

キロ6弱のスローペースにも関わらずHRは高く、全然スローな気がしない。
高地練はいつもそうだが、レベルが無茶苦茶落ちた気になる。実際それもあるし。

アキレス腱が重症で歩くのもままならない。見かねてかTKDさんがケアしてくれた。ふくらはぎの張りが腱炎を起こす原因らしい。

霧ケ峰高原は白樺湖よりさらに高度が高い。クルマで移動する。
もみほぐしの効果てきめんで痛みが抜けて走れるようになったのでクロカンコースは最もゆっくりの集団に入って走ることに。
山梨学院大とか選抜高校チームとか生え抜きアスリートがびゅんびゅん走っていて肩身が狭い中をスタート。ウッドチップが敷き詰められた町営コース、走りやすいがやはり不整地でアップダウンもあると足首に負担が大きく、2周目あたりからまた痛みがでてぎこちなくなり、3周でどうにも我慢ならなくなって止める。
だがまだあと1時間以上残っている。クレーのトラックもあるのでここでスロージョグすることに。平地であれば意外と走れるようだ。10周して少し痛みが遠のいたが、逆に疲労は溜まり、お腹いっぱいになって止める。痛みと疲れがずしりと脚にのしかかり、合宿初日にしてすでに終わっている…。
もやもやしたまま終わりたくないので、意を決して最終周に入る集団に再び混ざる。痛みを庇うように走ると疲れてペースも落ちるので気合を入れてアドレナリンで痛みを消す。ペースも上がっており、I口さんとムラさんが競うように走る。ムラさんにやや余裕を感じる。だが下りでI口さんがスパート。速い。

何とか我慢して1周できた。18分4秒。これでもキロ5分28かあ。

2016/8/13 [TKD合宿二日目]
TKD夏合宿二日目MENU
・白樺湖周回ジョグ1-2周
・白樺湖周回走5-7周
・女神湖ペース走または車山トレイル

早朝練はしゅうさんと散歩のみ。散歩に日和ったのは二人のみ。
全く走れないのが確認できたので、午前の練習は辞退してバイク練に。
麦草峠が割と近いので行ってみよう。
脳内地図を頼りに県道40号をひたすら下る。そして適当なところで国道299に入る。ところが実は下るべき道としては県道40号は全く逆だったことを後で知る。南に下るべきところを北に向かっていた。ほぼ180度異なるにも関わらず全く気付かず、国道299の名前は当然出てこないのだがとにかく走り続けていると、この先白樺湖18kmと標識が出て、いつしかぐるっと円形に走っていたことに気づく。残り18kmでは練習として短すぎるので、来た道を引き返すことにして麦草峠は諦めたが、このとき僕は白樺湖を中心に時計回りに走っていたと思っていたので(実際は逆時計回り)、依然として頭は大混乱。
長々と17.4km下った県道40号を今度は延々上り続ける。標高差820mで平均勾配5%弱なので割と緩いのだが、長くてきつかった。
麦草峠どうだったと訊かれて返事に困った。
HR115/147 1822kcal 獲得標高1490m

午後はポカリのエリート集団と女神湖周回ペース走か、車山トレイルの選択制だが、もちろんトレイルのほうを選択。車山はホテルからも見えるほどの距離。草原に覆われた木の生えてない山で日陰がない。I上さんとM浦さんがずんどこペースを作り、無理くりついていく。今回の合宿で最も負荷の高い瞬間が出た。
アキレス腱の調子は割とよかったが、登頂を終え下りに入ると全くダメだった。どうやら下りで痛めるらしい。痛みを堪える走りでペースを上げられず、みんなについていけない。下りがヘタだからかと思っていたが、白樺湖まで下りてきて残り平地でもついていけず、つまりはアキレス腱の防御モードに入ると全く走れなくなるようだ。
HR116/152 945kcal

ただ、アキレス腱炎もさることながら、この1か月ろくにランをやれずに地脚が相当弱っていることを痛感した。

2016/8/14 [TKD合宿三日目]
TKD練夏合宿三日目MENU
・白樺湖1-2周
・長門牧場往復ラン25km
合宿三日目でかなり疲労困憊しているが、早朝練の前に予習して白樺湖4周する人がいるのは信じられない。
僕はしゅうさんT邊さんと散歩。1周したので散歩でも結構疲れた。

今日のメインは女神湖を越え長門牧場まで一般道往復LSDとのことで悩んだが、高度差があり下りが不安。帰れないと足がなく、リスクが高いのでバイク練に変更。
白樺湖-長門牧場間のみんなが走る道を一緒に往復することに。結構アップダウンがある印象だが高低差160程度。まずは女神湖の先まで走って折り返し、白樺湖を1周したのちモウモウへ。先行したT邊さんと話をしているうちに集団がやってきた。いったん長門牧場までおり、モウモウで折り返す集団と少し話をした後、再び長門牧場へ。ただの牧場?なのに無茶苦茶混んでてビックリした。みんなは美味そうにソフトクリームを食べているがバイク練だと涼しいせいか意外と食べたくならない。

復路、白樺湖まで下りて折り返し、女神湖を1周してからホテルへ。
3往復半くらいな感じ。
ほとんどアップダウンの道という印象だったが獲得標高群馬CSC並で意外と少ない。
HR110/142 1348kcal 獲得標高850m

三日間の練習
ラン 37.1km
バイク 130km
しょぼすぎ。

2016/8/15 [ほぐしジョグ]
今回の三日間の合宿メニューを100%消化するとだいたい120km前後になり、標高1400~1600もある割に気温20~28℃と結構暑い条件では、たとえ調子が良くても僕には無理だが、人によっては100%を越えている。
合宿完全制覇は遠い目標だな。
仮にバイクを1/4にしてラン換算すると今回はトータル70kmで、メンバーの中でも断トツで低かったにも関わらず、今朝は重度の疲労感で目覚めた。昨夜は急に喉が痛くなり風邪の前触れって感じだったが幸い引っ込んでくれた。
適応期かなとも思う。もちろん完オフでいいでしょう?と思うのだが、早朝から走っている人がいて驚く。

合宿では必ず太るが、朝昼晩と調子こいて食い過ぎるからだ。今回は不調で走れないのも鑑み、自制を心掛けたが無駄だった。今日の体重は62.1kgと、最近見たことのない値になっている。なぜこうなってしまうんだろう?

長々と昼寝をぶっこいた揚句、罪悪感に苛まれて渋々行動開始。両足首が痛いが、痛いから休んでいたのではいつまで経っても回復しない。早い回復の為にはむしろほぐしジョグが重要、と信じで走りに出る。
500mくらいでアキレス腱が痛くなってきたが、さほど重症にはならずに走れた。それより、ジョグペースなのに後半結構しんどかった。
いいほぐしになった。

2016/8/16 [しょぼいローラー練]
ちょっとした階段で乳酸溜まって、なんかしんどい。ダメオ極まるって感じ。
スポセンのつもりがクツ忘れて、自宅でローラー。
うーしんどいー、と思ったそのときTVで鬼コーチにしごかれているシンクロ女子やってて、もうちょっとがんばろ、と思った。

しかし、こんな程度じゃ珠洲まで続けてもほとんど肥やしにならない気がするなー

2016/8/17 [夏のジョグ]
珍しく西大井からスロージョグして帰る。3km。途中3割くらい歩いた。
辛いのはGパンだから?

帰宅後すぐ走りに出る。スロージョグだが300mでアキレス腱が痛くなり、我慢できずにフォームが崩れるレベル。
だがアキレス腱の痛みよりも、キロ6でしんどくなって8kmに短縮してしまうのが悲しい。

2016/8/18 [今月初スイム]
辰巳へ。
1本目は1分25、2本目で休憩に入ることが判ったのでぐっと飛ばしてみる。1分20でまあまあ。
休憩後、いつもの100mプルを1セット5本、1分45サークル。
だが、2本目からすでにヤバい。早くも腕が終わってきて、このセット1分27まで落ちる。2セット目はさらに早くから下降ライン。
このままでは持たないので3セット目は少し泳ぎ方を変え、ピッチを遅く、ひとかきをゆったり大きくして乳酸が溜まるスピードを遅らせるようなイメージで。
セット頭こそ1分26が出たが、2本目から1分28、油断すると30まで落ちる。
まあでもやはり楽なのと、黙々と集中した泳ぎができる。それもあって、間違えて7本泳いでしまった。
無事4セット終えて、2本ほどTT、1分23が最速。干上がり切った割には速かった。

2016/8/19 [今月初スポセン]
イモ洗いプールでたらたらと800m。全然ウンドーにならない。

久しぶりのトレッドミル。アキレス腱は依然として痛むので12km/hで走り出す。
これでも速く感じる。庇うと極端に踵着地になりスピード維持が困難になる。
次第にスピードに慣れたが痛みは相変わらずなので、15分から傾斜6%に上げ、0.2km/hスピードアップ。
終盤さらにペースアップし、限界状況になってくるとようやくアキレス腱の痛みから解放された。それどころじゃないってくらいのところまで追い込まないとダメらしい。

ほぐされたか、歩きで痛みが消えた。
いいのかわるいのか…。

2016/8/20 [駆け込み練@横浜国際]
AM中に砧公園でRun&Swimの計画を立てていたが、激しい豪雨で身動きが取れず。
昼食後、カーッと晴れる中、固い床でごろんと横になっていたら2.5時間くらい昼寝してしまった。何もしないデーになりそうなので、横浜国際へ。
ここは空いていて助かる。希望通りの練習ができる。
横浜のもう一ついい点は、休憩がないこと。あれ調子狂うんだよな。意味ないと思うからやめてほしい。
いつもの100mプル×5本×4セット、1分45サークル、セット間インターバルは1分半とやや短め。
1セット目は1分25.5平均だったが2セット目で1分25を維持。3セット目頭で1分23が出て喜んだが、同じノリで2本目が1分27。何でだ?
4セット目も頭は1分23、筋持久力は落ちているがフォームは改善されてきている証拠か。3セット目の反省から、気を抜かずに泳いだが、5本目に1分29まで落ちてすっかり干上がった。
しかしまあ、一昨日の辰巳から見たら大躍進。
2本イージーで乳酸を抜いた後、100mプルTTを2本。いずれも1分17.5が出た。干上がった状態からのこのタイムは驚き。
スピードはかなり上がってきている。もっと上げていきたい。

2016/8/21 [ベスト二つ]
珠洲1週間前最後のバイク実走練。
短くピリッと、月崎周回を選択。決戦仕様で。
くっそ暑い。1周目最初の長い上りでさっそくダレてきてダンシングに頼る。
逆走するカントクとスライドすると、「1周で止める」と言う。
僕も3周のつもりだったが2周でいいかな…。バラモン前の調整も2周だったし。
1周目が35分39秒、悪くはないが、34分台を出した先月から比べたら平凡。
2周目最初の長い上り、これで終わりにするならもっと追い込め、それが無理なら3周、と内なる声が頭をかけめぐりウザい。とりあえずはシッティングで上りきった。
踏切はもちろん、信号の繋ぎが完璧で、1周目より条件がいい。タイムで上回れば2周で終わりにして良い、とかいうお題を思いつく。
次第に、3周目のことなど無視して、お題クリアの前提で飛ばす。

月崎周回 18.1km ↑270m best lap=34:57
lap1 35:39(30.46km/h) HR133/150
lap2 34:26(31.55km/h) HR140/155


やった! 2周目でベストラップ出た。
前回ベストも2周の条件で出したタイムだし、このクソ暑い中では上出来か。
ボトル2本がなくなり、熱中症気味。いずれにせよ3周目は行けなかった。

HR134/155 1450kcal 獲得標高595m

つづいてプールへ。クルマで直接横浜国際へ。
日曜昼間、気温36度でプール激混みか?と思ったが4人前後で割と泳げそう。
だがノンストップの人が多くていつものメニューは無理そうだし、昨日の今日で腕がガチガチなので、インターバル練はやめて1本1本じっくり飛ばしてみる。2.5分サークルくらい。なんとなく5本単位で。
1セット目は1分20~21が3本出た。
2セット目は1分21~22.5くらいか。

カントクが絶好調らしく、見たことないタイムを連発しているらしい。TTは大幅ベスト更新。じゃあ僕もってことで、しっかり5分ほど休んだ後に100mプルTT。
1分14が出た。
1分15をそのうち破りたいと思っていたが、あっさり突破。
昨夜のトラ女子のトップ集団に余裕でついていけるじゃん(100mだけは)。
現役の頃(中学生)に大分近づいてきたかも。

空いてきたので、1セットだけいつものメニューを。
1本目が1分23、2本目以降1分25をぎりぎりクリア。フォームはいい感じだ。

今日はベストが二つ出た。
ランがな~

2016/8/23 [調整ラン]
東調布の屋外50mに行くか、砧公園隣の温水50mに行くか迷ったが、夕方の会議が長引き、ランとセット練ができない。諦めていつものスポセンへ。
が、ゴーグル忘れてきたよがーん。貴重なスイム追い込み練がぁぁぁ。
仕方なく、上半身中心に筋トレをやる。バタフライがいつまで経っても空かなかった。
数年ぶりにレッグエクステンションをやってみる。やってたころの半分の重さしか上げられないので驚いた。筋トレもっとやらんと。

トレッドミルは13km/hからスタート。
懸念していたアキレス腱炎は3割くらいに落ち着いている。それより足首が両足とも痛い。何もしてないんだが、筋の張りがとれない。
徐々にビルドアップし、最後は16km/hへ。スピードを出すのがすっかり億劫になっていたが、何とか走れてホッとした。
もうレースまでに痛みを消すのは無理そうなので、どうせ痛いなら追い込んだ方がいいか。

2016/8/24 [屋外プールナイト練]
東調布プールは家から歩いていける距離にあるが、その屋外50mプールはほぼレジャープールと化していて泳ぐことは出来ない。
だが、夜はさすがに人も減って泳げるのでは?
との目論見はほぼ当たり、19:00前に入ってみると空いていたよラッキー!
と喜んで200m泳いだところで10分休憩タイム、と言われてしまった。
上がって待っていると、水銀灯が消える。
スタッフ「野球場と間違えて消しちまいました!」
ところが、再点灯がいつまで経っても明るくならない。スイッチ入ってないんじゃないの?
このトラブルで営業時間を30分延長ってことになった。

1000mノンストップのあと、100mプル×5本を2セット。ただし時計板とか全然ないのでサークルは適当だしタイムも判らない。
そのせいなのか、追い込んでいるつもりが全然疲れない。息が上がらず、インターバル短くても再スタートできる。
このプールは水をケチって8割くらいの水位にしているため波が消えない。3,4人しか泳いでないのに波が激しく真っ直ぐ泳げない。実戦(海)向きかとも思う。
次第に船酔い状態になってきた。
50mだけバタやってみた。泳ぎ切れるか不安だったが無事最後まで行けた。

結局営業延長時間ぎりぎりまで泳いでいた。

行き帰りのスロージョグがつらいのはなぜだろう。走り通せず思わず歩く。合宿時の不調を思い出す。アキレス腱痛を庇う走りで足首のバネがまったく使えないのがスピードの出ない原因かな。

2016/8/25 [身体が重い]
宅配便受け取りの都合もあり自宅でローラー。
砧公園に行く予定も立てていたが、結構疲れを感じているのでやめて正解かな。
8月に入って一度も身体が軽く感じることがないのは悲しい。

2016/8/26 [帰宅ジョグ]
今日も東調布で駆け込み練の予定だったが、会議が長引いて断念。
だらだら会議はホントやめてほしい。
西大井からGパンだけ履き替えて自宅までジョグ。足痛い。

2016/8/27 [レース前日]
例年通り3時45分自宅出発、I口さんをピックアップして3人で珠洲へ。
今回のルートは中央道を使い、安房峠を越えて高山から東海北陸道に乗り富山へ、北陸道をクロスしてそのまま高岡方面へ能越道を直進し、七尾、和倉を経てのと里山道へと接続。距離的にはかなり短いはずだが、あまり早くは着かなかった。まず松本ICの二つ手前のICを降りて下道で安房を目指したのはイマイチだった。また、和倉で昼食をとった関係で能越道からのと里山海道へのつなぎが悪かった。カーナビのデータが古いことを疑い信用してなかったのも影響している。
また道中2回カントクに運転を代わったおかげで仮眠などの休憩をとる必要が無かった。結構雨が強い時があり、走りづらいほどだった。半島に入ると風が強く、海は波が立っており明日のスイムが楽しくなりそうだったが、予報では明日は風がおさまるらしい。

A吉家のキッズトライアスロン観戦に間に合わず、午後2時過ぎに会場着。3時からの説明会を聞き、パン屋の古川商店へ立ち寄り(相変わらず日月と休みなのでこの日しかなく、粗方売り切れたのか品数も少ない。珠洲開催日は臨時開業してほしい)、4時には宿へ入った。ニーマル軍団7名と大杉走輪組5名でいつもの大部屋を占有。特に何をするでもなくのんびりと過ごし、9時前にはやることがなくなって全員寝てしまった。

2016/8/28 [レース日]
第27回珠洲トライアスロン

朝4時起床。信じられないことに、夜中に一度も目覚めなかった。普段であれば恐らく日が変わる前に一度目が覚めトイレに行き、水を飲み、3時頃から気の早い連中のバタバタした音に悩まされて寝た気がしないものだが、今回は耳栓をしていたこともあり、周りのほとんどが布団を片付けている中で寝ていた。
久しぶりに自然の涼しさで寝られたことと、やはり床に布団を敷いて寝るスタイルが僕に合っているのだろうか。数年来の悩みである睡眠の質的低下について、ベッドのマットレスへの疑いがまた高まる結果となった。

トイレの故障が原因で宿を出るのが遅れたが、会場へはスムーズに入ることができた。
風は穏やかで気温も低く、絶好のコンディション。ただ海はやや波が高い。
スタートまで15分のところでようやく入水チェックし、ウェットを着る。ややイン寄りの2列目あたりまで前に出てスタートを待つ。今回、Aクラスのゼッケンはきっちり1000番まであり、これまでで最も多い。ウェーブ数は変わらず3つで、300名以上が一斉スタートとなるのでバトルは覚悟した方がいいだろう。

スタートはいつになく気が重かった。切り札が乏しすぎてしょぼいレースになるのが目に見えていたからだ。
今年に限らず珠洲は満足に準備して迎えられた試しがない。バラモンからの復帰に時間がかかり、再開する頃にはすっかり猛暑。毎日がだるく、長期的疲労かよく判らない状態が続く。
明らかに落ちているのがラン、7月半ば頃からのアキレス腱炎痛で練習量が落ち、夏合宿では散々たる内容だった。緩いジョグでさえ満足にできず、単なる故障以上の不調を感じる。23.3kmをきちんと走りきれずタレるのは必至。
バイクは先週の月崎周回で好感触を得たものの、珠洲のコースはスタミナが勝負であり、並以下の練習量は正直に結果に現れるだろう。
スイムは100mTTで1分14を出して唯一やる気が出ている。珠洲のスイムは攻略が難しく結果がパッとしないが、今回は攻めのレースをするつもりだ。が、直前のたった5回の突貫工事がどこまで通用するか。
早い話が、でっち上げたスイムとバイク、でっちあげられなかったラン。
なぜ毎年こうなってしまうのだろう。

7:00 第1ウェーブスタート
最初のコーナーまで500mと比較的長いが、混み合った状態でバラけない。スピードはあるはずだからまずは飛ばして一気に抜け出すつもりでいたが、周りも同じことを考えているか。
コーナーを曲がり浜に平行に進む。今年はうねりがあり、泳ぎにくい。潮の流れは毎分3mと発表された。どっちに流れているのか判らない。しばらく誰かの後ろにいたが、これじゃ革命は起きないと思い、とりあえず前のグループを追うことにする。右前方に見えている蛍光グリーンのウェットの選手を目標に据えた。普段極力封印しているキックを積極活用、波が下りになるタイミングに合わせて一気に加速する。手ごたえは感じた。
1250mのブイを折り返すと、どこへ向かうべきかで悩んだ。波が高く、大きなブイがないので正確な絶対方向が判らないのだ。選手は3方向くらいに別れる。中間あたりを狙う。やがて、一度は追い越したと思っていた蛍光グリーンが相変わらず前方に見えていた。彼を目標にするがなかなか追いつかない。波のせいで姿勢がすぐに変わるので、近くで泳いでいる奴とは不毛なバトル状態になりやすい。次第に波も狂暴になり、もみくちゃにされて、ヘッドバンギング状態。女性が横を泳いでいる。
最後のブイを曲がってゴールを目指すも、やはり蛍光グリーンは斜め前。まあそこそこいいコース取りをしてきた証拠かもしれない。

Swim 2.5km 43:27(25位)
例によって計測地点手前でウェットを脱いでいるので、実質順位は15~20位くらいで悪くはない。突貫シゴトに相応しい一定の成果はあったかもしれない。

7:46 a.m. バイクスタート
バイクは今回メーターが無いのですべて感覚が頼り。というかメーターがなくなって久しく、スピードを見ないで走ることに慣れている。
序盤でゼッケン4に追い越される。若いゼッケン番号は昨年の成績を示すので、4位前後の常連参加者とあれば注目すべき選手。一つ目の峠では意外と遅く、下りも得意ではないらしい。そんな感じで選手の特性を測りつつ、マークを続けるか、無視か、どこで追い越すかなどを考える。結局ほとんどペース差はないので15m後方で様子を窺う。ゼッケン8と16が追い付いてきて、二つ目の峠であるラケット道路へ行くまでに4人がパックを形成。みんな意識は高く、ドラオは居ない。ゼッケン8は一昨年も遭遇した覚えがあった。峠の温度計は23℃とかなり低い。涼しい環境下で走れている。
大谷峠では当初僕が先行し、みんな坂は遅いのかなと余裕こいていたが、中盤でタレてきた頃にゼッケン4と8が抜けだし、追従ができない。4は走りに芯があり、当初の読みからは外れていた。僕と16が遅れて峠をクリア。長い下りは一切踏まずに体力温存し、続く平地はやや向かい風なので速度低下に気を付けて走る。
1周を終えてラップをとると、1時間32分という値が見えて驚く。ここは1周1時間40分くらいかかることもあるので上出来だ。俄然やる気が出てきた。
先行する二人を遠くに見据えつつじわじわと追い上げ、2周目の二つ目の峠で追いつく。温度計は27℃まで上がっていたが、例年と比べるとまだ涼しい。
2回目の大谷峠ではやはりゼッケン4が抜け出す。その少し前に勢いよく抜いていった、TTバイクのパワー系選手ゼッケン210に峠の途中で追いついた。一緒に峠をクリアし、下りでも見失わないようマーク。パワー系210はすぐにゼッケン4に追いつき追い越しずんどこペースを上げ続けた。彼を目標にして走ったお陰でバイク終盤のタレを防ぐことができたかもしれない。
バイクフィニッシュで「トップから5分○○秒差、まだ追えるよ」と言われる。
実はトップと5分差というのは例年ではありえない値。もっと喜んでもいいはずなのに、ランにあまりに自信がなく、追えるわけねーだろ、と心で突っ込む。

Bike102.2km 3:15:04(16位) HR135/156 2366kcal
(実測100.6km)
T1 0:02:23
lap1 1:32:56(33.0km/h)
lap2 1:37:38(31.4km/h)
T2 0:02:07

2周目は残念ながらタレている。だがゼッケン4と同じペースであり、気温や風など条件も厳しくなっているので、順当な落ち方とも言えるかもしれない。

10:59 a.m. ランスタート
バイクフィニッシュ時は9位だったが、T2で痛みどめなどを飲んだりしてモタモタしてランスタートは12位。
ゼッケン4を始め他の選手はすぐ見えなくなる(後に、ゼッケン4は2位まで上げたことを知る)。
希望の持てないラン。平均キロペース4分半が本来の目標だが、今回はキロ5さえも自信がない。まずは無理せずにトボトボ走る。アキレス腱の痛みはさほどではないのだが、痛みを庇う腰の落ちたフォームのせいで攻めの走りができない。
ランスタート時のタイムは3:58:31と、過去にほとんど例がない4時間切りでのスタートには喜んだが、その割に?後続は次々とやってきて簡単に追い越される。バイクは自分が頑張ったというより単に条件が良かっただけか。
あるいはよほどランが遅いか。ストライドセンサーはキロ4分37あたりを示しているが誤差が激しいようだ。
ゼッケン12が追い抜き様に声をかけていく。新島の宿で一緒になったN崎さんだ。トラ歴は浅いがめきめき速くなっており、新島ではすでに敵う相手ではなかった。ランナー体型の彼についていけるはずがない(フルのベストは2時間47と聞いた)。バイク時点で先行できただけでも良しとしよう。
腐らず淡々と走るのが課せられたこと。暑さは堪えるが、ペースはイージージョグだ。冷静に考えると、楽である。こんなに楽していいのかなとも思うが、これでも後半ペースが崩れるのは避けられないだろう。また新たな足音が背後にやってきた。ゼッケン16とは宿命のライバルとなるか(奇遇にも同い年であった)。

折り返し地点近くの軍艦島が拝めるあたりへと来た。
トップをはじめ折り返した選手が続々とやってきたが、O部さんが見当たらない。以前はライバルだったO部さんだが最近の強さには歯が立たなくなってきた。とはいえ一昨年はバイクトラブルに手こずり、全く振るわない順位に終わっていた。今回も全然会わないところを見ると、もしやまた…?
折り返して12kmの看板を越える。気づかないうちに半分を過ぎていたかと思うと少しやる気が出てきた。恐れていた「タレ」も今のところ見られない。風向きも気分も変わり、ゼッケン16を引き離さんとペースを上げる。
ふと気づくと、アキレス腱炎の痛みが消えている。ここにきて明らかにヤクが効いてきたようだ。自然体のフォームとなり、安心して飛ばせるようになる。
ここからは、無心に走り続けた。しばらく距離表示が途絶え、似たような景色が続き、精神的に辛い場面と判っているので、黙々とランに没頭することは価値がある。そしてふと、見覚えのある橋が見えてきた。ここはその昔、「あと4km」とウソをこく爺さんがいることで有名だった。つまりラスト6km地点に来た。え?もう?って感じ。
俄然パワーが出てきて、さらにペースを上げた。
Bタイプの折り返し地点、これもまた、ゴールが近いことを示す嬉しいサインの一つだ。その少し手前で、ヘロっているAタイプを発見。ランで初めて、誰かを追い越す場面が出てきた。よっしゃ!と力が湧いて力みすぎたか、折り返しコーンを過ぎたところで強烈にハムストがパキーンと攣って走れなくなった。
どうしたものか。立ち止まりポケットにあったメダリストジェルを神頼みのように飲む。すると効果てきめんだった、スーッと攣りが治り、再び走れるように。そして今まで以上に大きなフォームで走れるようになった。ようやくAタイプの選手を一人追い越した。
残り4km付近のエイドでN崎さん発見。意外にもヘロっている。珠洲のランは結構魔物なのだ。エイドで長居するN崎さんを後にして、力強く走り出す。実力より経験値がモノを言う瞬間だった。
その後も快調に飛ばして、もしかしたらランで力を余らせてしまったかもしれないことをようやく疑い始めた。
最後は気持ちよくフィニッシュテープを切る。
Run23.3km 1:53:57(45位) P4:54 HR145/155 1566kcal

total 5:52:28 (16位/出走906人中)


5時間50分は切りたかった。スタート前の弱気な状態から見たらまあいい方だろう。

ラン45位と言うのはやはり遅い。前半抑えることを口実にちょっと楽をし過ぎたか。なおラン15~18位の人で1時間46分台。本来の目標の7分遅れということになる。というかそのくらいがもし出ていればベストタイムが出た可能性もあるが。

結局レース中O部さんを見かけなかったが、ゴール会場で月桂樹を持って現れた。え?1位?マジですか。
先導車に続いてトップとは間違いなくスライドしたはずなのだが、それがO部さんとは全く思わず眼中になかった。
スイムは僕が先に上がり、バイク途中で追い越されていたらしいが気付かなかった。序盤に一時パックが5人になったことがあったがあれがO部さんだったらしい。
知合いで総合1位という人が出たのは人生初だな~。こりゃ目出度い。

来年はゼッケン1番のO部さんを見逃さないようにして頑張ろう。

スタート前は同じく自信の無かったカントクだが、スイムは僕と7分差まで迫り、海での強さを相変わらず実証したほか、不安のランでも200人のごぼう抜きで、そこそこ手ごたえは感じたようだ。むしろ課題はバイクと判った。僕と同じ年代別3位で、今回は特にトピックスは生まれなかったが。
一旦宿で汗を流した後、アワードパーティへ。O部さんは表彰式に終始拘束され、何もありつけずに終わる。スポンサー様の表彰式なんて関係者の僕らでさえも興味ないんだから面前でやる必要がない。それよりも僕らで祝いたい時間を削がれることのほうが問題だ。

今年も田崎荘に泊まる。今まで入ったことのない「離れ」の部屋に4人で泊まることになり、特別感があって楽しかった。

2016/8/31 [屋外プール泳ぎ納め]
レース後のむくんだ体重がまだ減らず。

また東調布プールへ。今日が泳ぎ納めなので。
目標が何もないのもつまらないので、時計をパンツに忍ばせて1500m計ることにした。
意外と混んでる、20人くらい。隙間を見つけて泳ぐが、結構ぶつかりそうになり泳ぎづらい。しばらくして、同じ集団がごそっと居るらしいことに気づいた。なぜなら多くが列をなして奇妙なルートで泳いでいるからだ。彼らは50mプール全体をOの字を描くようにノンストップで泳いでいる。プール両端は壁を横切るように泳ぐので邪魔だ。遠泳クラブだろうか。いくら規則がないからと言って、あまりに我が物顔な泳ぎ方だろう?

途中で数え間違いをしたような気もするが、1500を終えてみると、
25分50
まじか! 遅すぎ!
すぐに100mを2本同じ調子で泳いでみる。1分36、1分32。どうやら100m多く泳いだらしいってことにしよう(1分37/100m)。
それにしても、酷いタイム。環境次第ではプールでさえもここまでタイムが悪くなるのか。珠洲で100mあたり1分43くらいかかってしまったのも仕方ないのかもしれない。

行き帰りはスロージョグ。前回来たときより断然調子がいい。全身の憑き物が落ちたって感じ。
2016/9/2 [再開]
今回の珠洲は限界まで追い込んでない。追い込みそびれた。
なのでダメージも少なく、再開は早目。
ひとまずローラー。わりと良く回る。なぜか横っ腹が痛くなった。

2016/9/3 [新コース試走練]
TKD練、今日はいつもと趣向を変えて、新しくなった東京マラソンコースをみんなで試走しよう練。両国のRunCubeから9:30スタート。
新しくなったとはいえ、旧コースとの共通部分は多い。日比谷通りを通って泉岳寺まで。ここの大福やさんに行くのが最大の目的。
スタート時はそうでもなかったが、徐々に暑くなり喉が渇いてきた。泉岳寺で立て続けに自販機に2回寄る。
大福は食べずに背負って帰る。
帰りは第一京浜沿いを。宝町から永代橋方向へ走り、門前仲町を通りつつ両国へ。
どうにも我慢ならず3本目のペットボトルを買う。
3時間立ちっぱなしなので、買い物疲れの脚になって疲れた~
HR103/145 1441kcal

その後は気持ちのいいテラスでBBQ、ハートランドビールをグビグビ、骨付き肉ガツガツ、美味い。

2016/9/4 [コンソメ入れ忘れた]
まだお袖練復帰の気分ではなく(天気も不安定だし)、ランはアキレス腱がまたガチガチに痛くなってしまったしで、ローラーで茶を濁す。
いつもよりは踏める気がする。

余ったトマト缶の残りを投入してキノコ炊き込みご飯作ってみたら、超寝ぼけた味になったよ困ったな。

2016/9/5 [残業と学習塾]
帰宅後すぐランに出る。300mでアキレス腱が痛くなる。接着剤で折角くっつけたのに簡単にとれちゃったって感じ。
んーダメだこりゃ。
痛みどめ飲んでごまかして走るべきか、完全休養か、悩む。
アキレス腱痛もさることながら、身体が重くて怠い。先週は全身の憑き物が落ちた感じがあったんだが、また脚全体になにかどよーんと重くのしかかっている奴がいる。

最近、日本はなぜ残業がなくならないかについて論じる記事を頻繁に見かける気がする。ただ、いつも感じるのだが、本気で解決する気はあるのだろうか。
この問題は本当にミステリアスで、誰も正しい答えを言い当てられていないので、対策も講じられないし、解決する見通しも今のところ立ってない。
もちろん、僕独自の考えをここでぶちまけようと思う。

残業とは、子供社会で言うところの学習塾である。
僕の回りの友達は何の疑問も呈さず進んで放課後に学習塾へ行った。僕は子供の頃これが不思議でならなかった。つくづくアホじゃないかと思った。今も思っている。なぜ貴重な自由時間を削ってまで追加で勉強なんぞしたがるのか? 朝からずっと授業の連続でくたびれ果てているではないか。遊びたくないのか? 勉強なんてクソ喰らえだと皆が口をそろえて言うあれはウソなのか? 裏切るのか?
なぜ学校にいる間に嫌いなことは済ませてしまおうという考えがないのか?
当然だが僕は学習塾なんぞ一度も行ったことはない。
そんなわけで持論だが、子供の頃貴重な自由時間を犠牲にして学習塾へ行った経験のある大人は、この世から残業をなくそうなどと本気で思っていないし、その必要性についても全くピンと来てないから、なくなることはない。なぜなら、残業は本人の納得ずくでやっているからだ。その心理の裏には、横並びの精神、仲間意識、取り残される不安からの回避、面倒なことを先送りにする姿勢、頑張っている自分がまんざらでもない感覚など、色々あるのだろうが僕はそのどれもが自由に遊びたい欲求を上回ることはないので、すべて仮説でしかなく、本当のところは判らない。禁煙の苦しさが判らないのと同じように。。

2016/9/6 [自浄作用]
スポセン。
まずスイムは(入場者)74人と出ていてキッパリ諦める。
ジムも混んでいる。ランに執着する気持ちがないので筋トレなんぞやり始める。
そろそろ走るかーと思ったら、予約カードが残り3枚、トレッドミル大盛況。
ほぼ30分待ちなのでスピニングバイクに乗る。ポジション調整に時間をかける。
105wくらいから始めて135wあたりまで上げ、その後ほっといたら徐々にしんどくなってくる。見ると、勝手に負荷が上がって160wまで行った。なんでだ?

トレッドミルは12km/hで始めたら痛くて走れないのですぐ落とす。10.7km/hくらいで痛くない走り方を見出した。我慢してこのペースで。
最後に13km/hまで上げてみたらやっぱり痛かった。
もう30分乗ろうかと思って筋トレで時間つぶししたが空かないので諦めて帰る。
筋トレは8種類くらいできた。明日は筋肉痛~。

クローズアップ現代で、中国の模倣品製造の技術力がスーパー級になってきて、それならいっそ自分らでブランド立ち上げろよってことで、セグウェイの二番煎じみたいなやつ作って売り出したら大ヒット、までは良かったが同じ中国人に早速模倣され安い粗悪品が席巻し問題を起こして信用を下げ、ブランド力回復に多大なエネルギーを要している、イノベーションも起こせない、と経営者は涙目になってる。
同胞がこれまでやりたい放題やってきた大罪について、ようやく自分事として痛みを感じられるようになったというわけだ。いい気味、としか言いようがない。お下品ですかね?
オートバイやTVなどの粗悪品の横行を見るにつけ、なぜこの国には自浄作用というものが一向に働かないのだろうと昔から不思議でならなかったが、ここにきてようやく問題意識が芽生え始めたのだとしたら喜ばしいことだ。

2016/9/7 [メーターおごったった]
バイクのスピードメーターを買った。
ずっとSuuntoを使っていたが、272km毎に2kmワープするという実に厄介なバグと付き合うのは疲れた。距離が狂うという酷い欠陥を製品として出すメーカーの気がしれない。ベルトも2回切れて、3回目を買うのはもう止めだ。
僕はスピードと距離と獲得標高さえ判ればあとは要らない。そういうニーズは割と多いのではと思うのだが、ラインナップの少なさがそれを否定している。CateyeとPROの二つのみだ。いや、正確には他にもあるけど、著しく予算オーバーなのだ。
獲得標高はGPSで計るタイプと気圧で計るタイプ、2つある(と思っている)。どちらも一長一短だが、GPSタイプは道によってエラく誤差が出る。特につづら折れの山道で誤差が激しい。だが、獲得標高を知りたい道というのは多かれ少なかれそういう道だ。おそらくGPSタイプはその地点測量の誤差により、ある時は道の崖下を走り、またある時は急な山肌を駆け上っていたりするので、一定で上り続ける道のはずが激しく上り下りを繰り返したことになっており、獲得標高がとんでもない値になる。
気圧タイプは、天気が激しく移り変わる時などに値が大きくなりやすいが、著しい誤差は生じにくい。
そんなわけで僕はGPSタイプを信用していないのと、大抵はカラー大画面HPケイデンスパワーナビ何でもござれだったりして、豪華にしたところで1秒だって速くは走れないメーターにそこまで投資する気はさらさらなく、むしろ重いのでタイムが落ちる効果しかない。
買ったのは最も安いCateyeの製品。それでも定価1.6万もする、過去に買ったメーターで最も高価。アマゾンでの取り扱い開始は2010年で、6年以上モデルチェンジしておらずメーカーから見捨てられている。気圧タイプは全くトレンドから外れており、世の中から消える運命なのだろう。
だが、GPSがそんなにいいだろうか? スピードさえもGPSで計るタイプが出ているが、そんなアバウトすぎる計測値で満足できるのならそもそもメーターなんて要らないじゃん。消費者は何を考えているのかサッパリわからん。

2016/9/9 [すっ飛んだ]
このページが突然空白になってる。
ローカルのファイルがなぜか中身ゼロになり、それをアップしてしまったのでバックアップがどこにもない状態になってしまった。
原因不明だがBlueGriffonが上書き保存するときにすっからかんにしたか、FireFTPの仕業かもしれん。
仕方ないので8月~9/4までの日記はジョグノから転載しなおした。
ジョグノに書いてない日の日記はどっかに行ってしもた。
いずれにせよ、大した内容ではないことは言うまでもない。

2016/9/10 [秋の駒沢練]
アキレス腱と足底が痛くて三日オフって、体重も増えてきた。特に足底に痛みが集中しつつある。何が原因なのだろうか。しかし、治る気配は全くない。今朝もベッドから起き上がった直後は痛くてペンギン歩きになる。こんなんで練習できるはずもないのでDNSは決まりだなと思うのだが、しばらく動いていると痛みは引っ込む。これの繰り返しだ。とりあえず行ってみんなに挨拶だけはしよう。
久しぶりの駒沢。9月の割にじりじりと暑い。1周アップしてみると、アドレナリン効果か痛みがかなり軽減されているので、何とか走れそうだ。バイクアプローチの効果もあっただろうか。

今日のお題はペース走10~12周。季節柄ペースは遅めの設定だが、無理は禁物なのでM浦さんグループは遠慮する。キロ4分40~35のグループで走る。1年前も同じ練習をしている。
まめきち。とH田さんの3人で。3周毎に給水したが、僕はボトルホルダーを持って走ったのでその間若干ペースダウン。結局遅れを取り戻して走るので1周のラップは変わらない。
この頃ポイント練は全くやってないのに、脚の芯に疲労を感じる。この正体は何だろう? ただ、13km/hペースに無理は感じない。痛みさえなければ気持ちよく走れる。アキレス腱より足底の痛みのほうが気になる。5,6周目辺りから痛みが増してきたが続けられない程ではない。8周目途中辺りから急にラジエータ能力の限界を感じてきた。いわゆる熱中症の前触れのサイン。
ペースも次第に上がってきて歯止めがかからない。
10周目に入ると明らかにペースが上がる。僕は12周する場合を考えて抑えたかったがどうやらこの周で終わりってことらしい。うっかりすると瞬く間に離されるのでこのペースアップに参戦しなければ。
途中からかなりしんどいが、10月の駅伝のためにはここで頑張らないと、とか思う。
ラストスパートして終わり。心拍が167bpmまで行き、推定最大心拍を大きく超えていた。
駒沢公園10周
9:55(P4:38) HR129/139
9:54(P4:38) HR138/144
9:55(P4:38) HR140/145
9:51(P4:36) HR142/147
9:49(P4:35) HR144/146
9:48(P4:35) HR145/148
9:48(P4:35) HR148/151
9:47(P4:34) HR150/154
9:39(P4:30) HR153/156
8:50(P4:08) HR161/167
HR145/167 1336kcal

最後は足の痛みよりもしんどさマックス。終わった直後は吐きたくなるヤバさ。足の痛みがどっと襲ってきて、ダウンに行くのは諦める。

後が怖いが、走れるときに走っておきたかったので、とりあえずお題を消化できて良かった。皆さんのお陰です。
野暮用で先に失礼しました。
帰宅後、しばらく足底が痛んだが、次第にアキレス腱へ移る。これらは全部繋がった痛みなのだろう。

2016/9/11 [雨の月崎周回]
来週はTKD合宿なのでバイク練はきっちりやっておくべし、雨でも走る、とカントクの強いお達しがあり、迷わず袖ケ浦へ。
結構しっかり降っているが、迷わずスタート。
短くピリッと、今回もやはり月崎周回へ。途中止んだりして走りやすい時もあったが、3周目で本降りになり、寒くなってきた。
月崎周回 18.1km ↑270m Bestlap=34:26
36:11 HR125/149
37:03 HR126/146
36:52 HR130/150

うわ遅っせえなあ。信号の繋ぎは全部完璧で、ロスが無かったのに。
雨がそんなに足を引っ張るとも思えないんだが。

周回路からの帰りは雨が激しくなり、さながら眼球洗浄。道も所々冠水して飛ばせない。
最後は足がすっかりなくなり、思い残すことはないほど出し切れた。ただ、その割に心拍が低い、というか結果相応ってところだ。二週間分の練習になっただろうか。
80km total HR125/150 1738kcal ↑929m

昨日あれほど暑かったのに、一転して今日は寒い。コンビニで汁ものが食べたい。おでん~とか思ったら「調整中」かよ!

その後、陸続きでシンナラへ。今月初スイム。
とは言え珠洲からあまり日が経ってないし、月末も泳いだからさほどブランクはない。わりとキッチリ泳げるはず。
との期待は裏切られた。
100mプル×5本×3セット、1セット目で休憩が入る。
セット後半は1分27~28で全然ダメだ。3セット目の最後は1分半にまで落ちた。2セット目頭の1分23が今日の最速。
じっくり休んでからTTを2本、しかしすでにグリコーゲンは完全に尽きていて復活できず、1分29。酷すぎる。
なぜこうも泳げないか。

考えてみたら、昨日はハーフマラソン、今日は80kmのバイクと2kmのスイムいずれも追い込んだ。休み休みだがアイアンマンハーフやったようなもん!?
スイムの筋肉はバイクやランとは全く別だけど、やはりグリコーゲンはそちらに吸い取られて、貯蔵庫が空に近かったんじゃないか。

2016/9/13 [トレッドミルポイント練]
体重が激しく増量中。食い止めなければ。
夜の会議が何とか終わったのでスポセンへ。
この頃はややアキレス腱痛が和らいできて、足底も場合によっては痛みが消える。1.5日ほどレース用のカーフガードを就寝中や仕事中に履いているがこれが調子いい。足の重怠さが消えてくれる。
トレッドミル。まずは13km/hから始め、徐々に上げていく。痛みを消すためにはスピードを上げて攻めの気持ちで走ったほうがいい気がしてきた。14.5km/hあたりでしばらく走った後、15km/hまで上げ、最後の2分だけ16km/hへ。

汗だくになってしまったので筋トレも出来ない。これで終わりにしてもいいか悩み、何となくエアロバイクでダラダラ暇つぶしするうちにトレッドミルが空いたので第2ヒート。

また13km/hで走り出し、このままイージーランで終わるかと思ったが、突然インターバル練を思い立ってしまった。16km/hで1km走り、11.1km/hで400mのインターバル。これを4回繰り返す。インターバルやや長めなのが弱気な所。
最後は12km/hで終わりまで。
痛みにあまり悩まされずに追い込めてよかった。

2016/9/14 [夢陸ポイント練]
ポイント練は昨日済ませてしまった。今日の夢陸練は無理かなと思ったが、職場での調子は思ったほど悪くならないので行くことに。
お題は3000m×2本or3本。3本の人は19時20分スタート。少し早めに新木場へ。3本狙いの人が結構いる。
M浦さんグループの3分45~50に付いて地獄を味わうか悩んだが、昨日の疲れもあるし、まだアキレス腱も治ったわけじゃないので、その次のまめきち。につく。4分00~05ペース。
2本目こそはM浦さんについて2本で終わりにするか、これまた悩んだが、やっぱり無理そうなのでまめきち。ペースでその代り3本走ると決める。

1本目はまめきち。の後ろに貼りついて走ったが、2本目は入れ替えて先導する。1本目より楽な気がした。僕はどうやら誰かの後ろについて走るのが苦手かもしれない。切れたら終わり、という強迫観念がどこかにあり、精神的に余裕がない。ゆえにテールtoノーズになり無駄に疲れてしまう。まめきち。はペースが安定しているので走りやすいのは判っているのだが、頼りきることが出来ないのだろう。考えてみれば自転車も同じで、集団での温存がヘタだ。
まあでもこれが限界ペースの3分40くらいになるとまた違ってくる。
そんなわけで3本目も先導したが、疲れてきたか、終わり近くでペース勘が狂ってスローダウン、最後に慌てて辻褄を合わせる。

夢陸3000m×3本(20分サークル)
12:05(4:06 4:01 3:58)HR143/154
12:01(4:00 4:00 4:01)HR148/155
12:03(4:01 4:01 4:01)HR150/156

13.5km total HR130/156 891kcal


途中から痛みを感じずに走ることが出来た。まだ油断できないけど大分復調してきた感じ。

2016/9/15 [カーフガード実証実験中]
家でシロモト。

やはりカーフガードが疲労回復に効く。って当たり前のこと?
こんなに効果を実感したことがなかった。レース以外で使ったことがなかったし。
リカバリー目的のコンプレッション系タイツは持っているが寒くならないと履かない。それにこの2XUほどは強く締め付けない。

それにしても、寝ている間は足が横になっているのだからこんなもん無くてもよさそうなんだが。

2016/9/16 [老化現象]
シゴトの打ち合わせ中、「自治体」という言葉を自地帯とメモ書きしていて思わず苦笑、まあ自地帯でも悪くないよなあなどと思いつつ、正しくは何だったか全く思いだせなくなって焦る。この頃、漢字だけでなく会話中の何気ない言葉が英単語並みに思い出せず、脳内の引き出しを掻き回すことが多い。お前もしかして日本人じゃないの? とか疑われそう。
認知症始まってるのか?

2016/9/17 [TKD秋合宿スタート]
夏のTKD合宿はダメダメに終わった。
今度こそは、全メニューコンプリートは無理としてもそこそこはこなしたい。最近調子は上がってきている。だがアキレス腱炎や足底痛は完全には消えておらず、連日のハードな練習に耐えられるかとなると未知数だ。アップダウンの連続にアキレス腱が再び悪化しないだろうか・・・。

ということで不安を抱えつつ臨むTKD秋合宿。場所は夏と同じ白樺湖。あいにく天気があまり良くないらしいが気にせずGo! 明大前を6時に出発、思ったほどの渋滞には遭わずに長野へ。宴会食料買出しのために指定された茅野の西友へ向かうも、目の前に広がるのはただの空き地。買出しミッションは後続車に任せて、今回も意味もなくホテルに一番乗りを果たす。
この三日間を占う最初の練習は白樺湖周回ジョグ。あいにく一部歩道整備の工事区間があり、通り抜けるのも大変そうなので、そこを避けて折り返すコースとなった。
絶不調のカントクと一緒に走り出したが、運転疲れなのか体調がすぐれず、途中で頭がくらくらしてきてほぼ1周したところで突然ハンガーノックに。歩くのもしんどいくらいの激変ぶりなので、工事区間を折り返す皆とは別れてカントクと宿へ直行する。そんなわけで早くもコンプリート成らずとなってしまった。
宿到着前から妙に腹が減っていたりと、怪しい前兆はあった。高地に順応できてないようだ。
白樺湖1周+ 4km
26:35 HR106 214kcal


汗すらかいてないので風呂には入らず。
近所のレストランで昼食。蕎麦屋へ向かったのは僕ら二人だけだった。初代Civic同好会の拠点でもあるらしく、4台止まっている。懐かしいなあ。
壁のメニューに「カラカサタケの天ぷら」の文字を見つけて半狂乱になる。学生の頃読んだキノコ系エッセイ本にカラカサタケの天ぷらが紹介されていて、いつかこれを食することが僕の長年の夢だったのだ。またとない機会なので二皿頼もうかと思い、ボリュームを確認するために「何本くらいですか」と尋ねると、何本ってお前判ってないなあ、と生のカラカサタケを見せてくれた。直径15cmくらいありそうなデカさで、唐笠のイメージよりはかなり身が厚い。結局これ全部天ぷらにしてくれたようで、食べごたえがあった。味は癖がなく、甘みと旨みがあり、しみじみ美味かった。上手く表現できないが、いままで食べたことがない味とも言えるし、何かに似ている気もする。カラカサタケの人工栽培事業がもしあれば携わりたいなとか思う。
蕎麦も手打ちらしさがあって美味かった。

午後は女神湖ペース走
まめきち。H田さん、Y村さん、K合さんの5人で走る。
キロ5分20~15ペースと言われていたが、中盤で女性が揃ってトイレに寄り男性だけになったのを機に、少しずつペースが上がる。
ラスト2周は明らかに上がってきたが、後ろからまめきち。が追い付いてきてそのまま逃げ切る。速すぎてついていけない。

聞くところに寄れば、高地トレでは30~40秒増しペースが低地相当らしい。つまりキロ5分15ペースは低地の4分35~45ペース相当。

女神湖1.74km×21周(うちアップ1周)
11:17 up jog
9:23 9:18 9:17 9:14 9:14
9:16 9:16 9:12 9:08 9:09
9:10 9:02 9:19 8:59 9:02
9:05 8:57 8:50 8:44 8:01
34.8km 3:01:34 (P5:13)
total 36.54km 3:12:51 (P5:17) HR132/155


アキレス腱の痛みはあまりなかったが、脚全体に買い物疲れを10倍にしたくらいの痛みで悩まされた。
追い込みすぎた結果として、夕飯がほとんど手につかない。

2016/9/18 [合宿二日目]
夜中は時折トタン屋根を激しく打ち付ける雨音で目が覚める。
今日も明日も完全無欠の雨予報なので、正直なところ練習は初日のみで終了となりスワン号でのバイク練を半ば本気でイメージしていた。
6時の早朝練、ホントに自分は走るのか半信半疑のまま、誰もDNSを言い出さないので仕方なく?走り出す。去年や前回は必ず誰か散歩組が居たものだ。幸いなことに雨はほぼやんでいる。次第に重怠い脚の疲れは消えて、気持ちよく走れた。貴重な練習ができたかもしれない、と思った。

天候の関係で当初の予定を変更し午前にクロカン練となり、クルマで霧ケ峰へ移動。まず、霧ケ峰の場所がうろ覚えで道に迷う。前回の夏合宿で記憶にあった景色が、強い風と雨と霧で覆われて何も見えない。おやじ号だけ現地にたどり着けずにウロウロする間にコーチはコースを下見してきて、一部が冠水して走れないことが判り、クロカン練は敢え無く中止。正直ホッとしたが、前回翻弄されたこのコースのリベンジを果たしたかったので無念さも残る。

昼食はコンビニで安く済ませたが、運動してないのに食いすぎたか。腹がまだこなれていない状態で午後練を迎える。再び白樺湖周回。ここなら雨でも走れる。一部道路に水が溜まっていたが。
コーチからペース指示がなく、各自に任せるという。
I上さんやまめきち。がキロ5分30前後で走るとか、意味が判らない。昨日の女神湖練よりも短いし、クロカン練が無くなったのに、なぜさらに遅くするのか。体力に余裕がなく、自分に合わないペースは却って疲れると昨日感じたため、自分はキロ5で走ると宣言してしまった。低地のキロ4分半相当。
濡らしたくないという理由でRenをやめてDS-Trainerを履く。
1周目は様子を見るため5人くらいでまとまって走ったが、やはりブレーキがかかった走りになりストレスを感じたので2周目から「先に行きます」宣言して一人抜け出す。とは言えキロ5ペースなのだから、これをきっかけに集団のペースが上がるかと思ったが、全然ついてくる気配なし。判断を誤ったか?
3周目で早くもバテてきた。2周目が速すぎたことを悟り、最後まで走りきれるよう慎重にペースを刻む。
雨は止むときもあれば本降りになる時もあり、安定していない。
4周目終わりで雨避けのベストを脱ぐと身体が軽くなった。気持ちのスイッチも入り直したようだ。
3周目からペットボトルをポーチに挿して走ったが、実際の給水間隔は1周よりも長くなったので持って走る必要はなかった。ただ、止まって飲むロスを回避できるメリットは案外高いかもしれない。
6周目の終わりで周回遅れの最後尾グループに追いついた。今日のお題は5か6周と言われており、一緒に終わりにしても良かったのだが、練習の前に1周予習をしていたまめきち。に対抗し、復習することにする。天気予報から考えて予習より復習のほうがベター、というのがT邊さんと一致した見解だったのだ。T邊さんは5周で止めちゃったけどなー。
しかし、気持ちはすでに終わっており、身体も動かなくなった。復習なのでペースを落として構わないのだが、ダウンジョグというより限界状況。
終わり近くでコーチが並走してくれたが、まだまめきち。が残って走っていると聞いて驚く。せっかく意地張って復習したというのに、予習も復習もしたってマジかよ~。
結果的にはこの復習で一気にダメージをこしらえた。

白樺湖 3.8km×7
21:10(P5:34) HR122/134
18:31(P4:52) HR134/140
18:55(P4:58) HR135/141
18:50(P4:57) HR136/141
18:44(P4:56) HR137/142
18:50(P4:57) HR138/144
21:21(P5:37) HR131/139
2:16:20(P5:07) HR133/144 1622kcal


心拍的に見てやはり決して高い負荷ではない。ただ、疲れている。

昨日に引き続き、夕飯が食えず。

2016/9/19 [合宿三日目]
早朝練。やはり若干小降りになって走りやすかった。が、脚が動かない。
2周目の後半で切れる。ヤバい。朝練なので別段速くもないのに。終わっている証拠。
午前練スタートの9時半までにこの脚が復活するか。するわけねーじゃん。

午前練、お題は御泉水自然園までの往復22km。早い人は折り返し地点をさらに1km延長との事。自然園は標高1830mで、およそ500mの高低差とのこと(後の調べでは、標高差約440m、獲得標高は往復で約500m)。序盤は平たんや下りもあるため、坂区間の平均斜度は結構ありそうだ。
どうでもいいけどおせんすいと読みたくなる紛らわしい名前は考え直してほしい。

走り出してみると、脚の売り切れ度はIronmanのランスタートより遥かに絶望的。
2kmくらいまでは先頭がゆっくり走っていたため全体がまとまっていたが、コーチからキロ6を超えるなとの指示が入り、先頭は一気にペースアップしてバラける。程なくして千切れ、へろへろ走っていたらH田さんに抜かれる。
信号の交差点を過ぎると、ここからは自然園まで5kmひたすら上り。鹿野山TTスタートみたいなもんかと思ったが、実際はもっと標高差があった。先頭集団はあっというまに見えなくなり、集中力も切れ、ウィンドブレーカを脱ぐためと称して歩く。T邊さんに抜かれ、まっちゃんに抜かれ、Yちゃんに抜かれ、A木さんが迫ってきたところでようやく走り出す。
それにしても、足が動かない。心拍は120台のままで負荷的にはジョグ並であることを示している。合宿三日目とは言え、ここまで弱っているのは僕だけのようだ。やはり昨日のペース走での復習がとどめを刺しただろうか。
とは言え、道は広いしクルマは来ないし、走りに集中できるいいコース。サラ脚で走りたかった。まさに富士登山練の再来としみじみ思う。バイクのヒルクラ練としても上質なコースだ。
ヒタヒタと足音が迫る。最後尾から上げてきたコーチとばかり思っていたら、まめきち。だった。トイレに寄ったらしい。颯爽と抜いていく姿をただ見送ることしかできない。
標高1650mの看板を見てガックリくる。まだあと200m近くもあるのか。急坂でまた歩く。
気温はかなり低く、体温は上がらないので再びウィンドブレーカを着る。ようやく峠のピークらしきところが見えたあたりでT邊さんに追いつく。が最後に刺し返された。
もちろん1kmの延長などできない。

こんなに寒かったのに、わずか11kmのランで600mlの麦茶がなくなる。

公園でトイレに寄り、全員上がってくるのを待ってから下山開始。といってもほとんどタイムラグは無かったが。

下りはしおりちゃんがくっそ速い。あっという間に見えなくなった。I口さんも速い。僕は顔をゆがめながら下る。交差点までの長い下りの終わりちかくでやっとI口さんの背中を捉えたが、かなりめまいがしてきたので自販機へ寄り180円のコーラを購入。空き缶箱がないので店のおばちゃんに声をかけると、繁忙期にはここにゴミ箱を置けない事情について語り始める。結論としては、うんちいりオムツを棄てていくDQNに悩まされているらしい。
そんなわけで足止めを喰らいつつ再スタート。I口さんを追いかける。コーラを買っておいて正解だった。貴重な命綱だ。下りの終わり近くでやっとI口さんに追いつく。
へろへろとホテルへ。合宿最後の練習が終わった。

片道11kmに若干届かないらしいが、これだけハードなコースなら値を丸めてもいいでしょう?

total HR121/141bpm 1404kcal  ↑500m
上り1:16:46 HR123/141
下り1:01:04 HR119/136

意外と差がない。

この三日間で走った距離は108.8km。恐らく過去最高密度の練習であり、自分にしてはよく頑張ったと思うが、改めてウルトラマラソンはできないなと思う。初日のハンガーノックDNFと、今日の延長2kmカットがあるくらいで、メニューを概ねこなせたのは大進歩。雨のために各練習でオールアウトせずに済んだのが効いているのかもしれない。アキレス腱は悪化した感じはない。カーフガードを三日間常用したのも効果があったに違いない。

帰りがけの野菜市場で野生ハタケシメジや凍り餅などを買う。上り中央自動車道は小仏を先頭に掛値なし30kmの渋滞で参った。関越は事故渋滞でもっと酷かったらしい。
帰宅して、近所のパスタ屋で夕食。カントクの奢りということで、食したいものを遠慮なく欲望のままに注文。そんな至福の時間を過ごしても一人3500円ほどで、これは正しいお金の使い方。片や、職場の立食パーティ6000円とか(つまらない料理が乗った小さな皿を持って、数時間立たされっぱなしで部長の話に作り笑顔で相槌を打ち続ける)、極めて正しくないお金の使い方。揚句に腹は全然満たされてない。カップラーメンなどを買って帰り、こっちのほうが断然満足できるじゃんとか思う。そこで提案なのだが、職場立食パーティはカップラーメンにせよ。立ちながら食べるのに好都合。飲み物は発泡酒で充分、場所は公園、大量仕入れでコストダウンって常日頃言ってるのなら、そのノウハウを活かして会費は300円以内に抑えよ。
会話に集中できて、案外面白そうじゃん。

2016/9/21 [合宿の余波]
合宿では二度の夕飯が少食に終わり、いつもの体重激増は避けられたのではないかと期待したが、続く宴会で結局詰め込めるだけ食べてしまうためか、やはり若干のデブ化は避けられなかった。今朝の体重は61.4kgでやや減ったものの、まだ十分あるので何とかしないと。
昨日より今日のほうが足の具合が悪い。アキレス腱もまた痛くなってきたし、ちょっとした駆け足や階段が辛い。不具合が炙り出てきたか。シゴトも立て込んできたのでどっぷり残業する。もちろんオフ。

2016/9/24 [駒沢ハイペース走]
合宿後、4日連続サボってしまった。今日も、一人では何も行動を起こしそうにない。
というわけでTKD駒沢練。お題は10~12周ペース走。
困ったことに、同じペースで走る人がいない。M浦さんが激しく手招きしてくれるので、サボった4日間の埋め合わせとしてチャレンジしてみることに。
キロ4分25~20ペース目標とのことだが、走り出しは4分40ペースしか出ておらず勘が相当狂っていて慌てる。合宿ではキロ5以上のペースが当たり前だったからかな。
脚は怠くはないが、重く、硬い感じ。少し痛む。合宿の疲れはまだまだ残っている。
2周目あたりで脹脛がパンパンに張ってきて、肉離れの前兆を感じ始めた。ヤバいかも。
幸い4周目辺りでこなれてきたか、消える。
5周目の終わりでM浦さんが合図を出してペースを上げたので給水かと思って寄ったが、全く僕の勘違いだったらしい。調子を崩してしまってすみません!
今日は湿度が高く汗が吹き出すのでこまめに給水するのかと思っていたが、意外と摂る気配がない。
6周目は案の定、給水ロスを取り返す走りになりしんどい。
8周目序盤でコーチ含む大きなグループを追い越したが、勢いがついてキロ4分14まで上がり、速~い、と泣きを入れる。
9周目途中くらいから限界状況になり、10周で終わる宣言をする。10周目でみるみる脚が終わった。

駒沢公園2.14km×10周
9:23(P4:23) HR127/143
9:17(P4:20) HR141/146
9:13(P4:18) HR144/148
9:14(P4:19) HR146/149
9:13(P4:18) HR147/150
9:18(P4:20) HR147/151 給水含む
9:13(P4:18) HR150/152
9:14(P4:19) HR152/154
9:14(P4:19) HR154/156
9:09(P4:17) HR157/159
total HR146/159 1297kcal


結局給水は1回しか摂らなかった。
心肺的にも10周目はかなり限界にきており、あと2周は100%無理だった。M浦さんと同じメニューをこなせなくても残念に思うことはないだろう。というか、合宿の疲労や後遺症が残る割にはよく頑張れた。
しばらく休んでからダウンジョグ1周。きつい。
雨が降る前に帰宅する。メシ食ってから、実家へ。

2016/9/25 [靴2足]
合宿では高地のため負荷は高くても走行ペースは遅くなる。それが高地練で苦しむ理由の一つではと思った。キロ5分~6分での自分のランニングエコノミーが悪すぎて、余計に体力を使ってしまう感じだ。そのゾーンでの練習が少なすぎて慣れていないのは確かだろう。それ以前に、月間400km以上が当たり前という人たちとは連日走の耐性に大きな差があるのはもちろんだけれど。
設定ペースやアップダウンの都合から、合宿では厚底のDS-Trainerに頼る場面が多かった。ただ、このDSはそもそもあまり自分好みではないうえに、さすがに少々くたびれてきたので、このゾーンの靴をきちんと揃えるべきとの考えから、Takumi Idomiを買ってみる。以前はBostonを買ったこともあったが、固く重いだけで反発が無いのが好きになれなかった。TakumiラインのIdomiならきっと満足できるだろう。
Renの165gに対し、このIdomiは230gあり、ヒール厚は4cmあって1cm厚い。狙ったイメージ通りの重量、スペックである。アキレス腱はこれで治していこう。
なお、Renも1年3か月使ったので新しく購入。大井川はこれで走る。Renは5足目。

昨日のダメージが大きすぎて歩くのもままならない。実家にこもりきってターコと遊ぶ。サボり癖がついてしまったかな。

NHK特集「縮小ニッポン」はなかなか興味深かった。全国民が直視すべき課題として提起したことの意義は大きかっただろう。
ただ、夕張のケース紹介は「国内で最も極端な地域」と見てしまうので実はあまりピンとこない。もっと全体の分析が欲しい気がするけれど。
1,2世帯しか住んでない建物が点在しているという夕張市営団地の、誰が見ても無駄の垂れ流しな状況を市はちゃっちゃと解決できず、政策空家という気の遠くなる策しかとれないのはガッカリだ。住民と自治体とが志を一つにし、このヤバい街を再生しようという気概がそこからは感じられないところに、本当の失望感があるのではと思う。
待ったなしの夕張でさえも、大ナタを振るうことができない。これは集合住宅というシステムがもつそもそもの欠陥と思う。つまりこれからの人口減少社会においては、マンションのような建物はおしなべて将来に大きな問題を抱えていることになる。各戸をコンテナの積み重ねのように作り、世帯数に合わせて低コストで増減できるような構造を持たせられないだろうか(たまたま読んでいるコンテナリゼーションの本から影響された安直な発想なんだけど)。あるいは、席替えのように定期的な配置換えとリフォームを義務化して、移住に慣れる文化を作るとともに経済活性化を促すとか。
それとまだまだコンパクトシティの意味とか価値に無理解な当事者が多すぎる。その点では、番組後半で紹介された住民組織が行政のサービスを担うという仕組みは、これらの問題を我が事として捉えることができて希望を感じた。何でもかんでもお上に頼りすぎで自ら物事を解決しようとしない、ニッポン人に染みついた感覚を変えていかなければならないだろう。

2016/9/26 [トレッドミル定番]
昨日もまたサボっちまったので、今日こそ走らねば。Ren新しくしたし、合宿で一皮むけたし(たぶん)、ここは最低でもサブ3ペースで走れないと。
スポセン、トレッドミル、13.5km/hでスタート。ちょっとずつ上げて、14.8km/hまで。最後のちょっとだけ距離合わせのために15.2km/hに。
3kmまで両アキレス腱が痛かった。新しいシューズのかかと部分が当たって痛いかのよう。最後まで脚の重いのは消えなかった。これは合宿疲れが未だ抜けないのか、土曜のポイント練か。
新しいRenは特に感動ナシ。

空いていたので続けて第2ヒート行こうかと思ったが、急にモヨオしてトイレに駆け込んだらすっかりやる気失せた。

2016/9/27 [非難の矛先を間違えている]
シゴトのストレスで、帰宅して何もする気が起きず夕飯を食っちまった。今日もオフか。
だがふと、バイク練全然やってないことに気づき(しかも今週末も難しい)夕食後ローラーに乗る。
クローズアップ現代見ながら。都知事への独占インタビュー。豊洲より築地のほうがヤバいんだよバカじゃねえのとか吠えている奴がいるけれど、そんなことは判っているのであって、単に知事を非難したいだけか、問題をすり替えて何か別のことを隠蔽したいのかと疑ってしまう。風評被害が出たとしても責任を取りますと断ってから吠えてほしい。

2016/9/28 [インターバル練]
夢陸TKD練。職場を出るのが遅れ、アップは2kmのみ。
合宿疲れの脚の重さは抜けた。相変わらず、どこかが痛くて流しができない。
調子は6分目ってところ。いつものように、アドレナリンで気持ちが切り替わってくれることを祈る。
新しいRenを下ろす。今回、珍しく型落ち品ではなく最新モデルを買った。紺と淡いグレーのカラーが気に入ったからなのだが、実際履いてみるとマイナスな意味で地味だ。アディダスのカラーリングはあまり媚びた感じがしないのは好感が持てるのだが、その分、好きな色になかなか出会えない。常に妥協して買っている感じなのだが、使っているうちに「意外と悪くないかも」と思えてくる。今回はその逆のパターンになりそう。

本日のお題は1000m×5本インターバル練。3分45~50で。週末レースの人は3本とのことだが、10kmなのでまあいいでしょう。K合さんと二人だが、H田さんが5秒遅れなのでインターバルで若干抑えて毎回H田さんと同時スタートするようにとの事。

1本目はスタートボタンを押し間違えて計測できず、ペースが不明。800mでコーチから3分1秒と教えられたので、たぶん3分46秒ってことに。
2本目は少し抑えて。3本目で限界が見えた。今回脚はまだ余裕があるが心肺がマックスになる。うっかり力まぬようリラックスを心掛ける。
しかし、久しぶりに夏再来って感じ。かなり蒸し暑くて参る。4本目で終わりにしたいと思った。
きつい4本目を終え、5本目はラストってことで何とか気持ちを維持した。

1000m×5本 インターバル目安75s(カッコは実際のインターバル秒)
3:46 HR1??/151 (83)
3:50 HR149/155 (72)
3:49 HR154/158 (80)
3:47 HR155/160 (80)
3:45 HR157/161 (88)


ダウンジョグ長めに。汗が目に染みて痛い。
痛くて走れなくなるようなことが無いのがよかった。
千吉辛口うどん食って帰る。幸せだ。

2016/9/30 [ホネオリゾン]
夕方、珍しく辰巳駅近くの事務所で打ち合わせとなり、チャンスとばかりプール道具を持って行く。
この頃一緒に仕事をしている他部門の若い人と話しながら事務所へ向かう道中、「なにかスポーツやられてますよね」と訊かれた。そういう彼こそ体格が良くて見るからにアスリートなので訊き返すと、去年まで社内のラグビー部だったと聞いて驚いた。マジすか~あの緑色の縞柄ユニフォーム着てた人とは。
スポーツの極め人なので、種目が違ってもすんなり深い話が通じて楽しい。
今は趣味でシクロクロスを始めたという。ロードでは勝ち目がないと判断し、自分の特性に向いているとの読みでシクロクロスを選ぶあたり、勝負魂は全く消えてない。そういえばラグビーと共通項がいろいろありそうだ。泥まみれなイメージとか、危険と隣り合わせとか、最大心拍域、パワー、テクニック、スタミナの多面的要素とか。
目論見から外れ打ち合わせが長引き、辰巳プール入りが遅れた。今日は午後7時までなので実質20分しか泳げないが、それでも意味はあると思って入場改札口へカードを突っ込むが、なぜか受け付けない。よく見ると電源落ちてるじゃん。つか、「本日は終了しました」。畜生泳がせろー!
トボトボ帰宅。くたびれ儲けですっかりくたびれて、もう何もする気になれない。

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