2008年1-3月
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2008/1/1 [俺様のたぶん14714日目あけましておめでとう]
本年も宜しくお願いします。
回りくどいタイトルに意味無し。
ニューイヤー駅伝を見て1日を過ごす。
この手の長い駅伝って選手同士がばんらばんらになっちゃうから正直退屈だと思っていたけど、今回はかなり接近戦で面白かった。佐藤選手の追い上げが迫力あった。神様仏様アツシ様って、何か語呂合わせにでもなっているのか?
買いそびれた年賀はがきを求めてコンビニ巡りラン。昨日30km近く走った割には疲れもほとんど感じずに順調に走れた。順調でないのは、はがきが一向に売ってねーってこと。やっと見つけて、帰りはタイツの中に入れて走ったので、今年は僕の汗+αがじんわり染み込んでいるバージョン。目出度い?
2008/1/2 [いわゆる寝正月]
今日も朝から性懲りず箱根駅伝。ゲップ出そう。最後の山岳区間、順天堂大が突然崩れてDNF。実に無念であり、その姿には泣けてくる。あそこまで自分を追い込む精神力には驚くが、一線を超える前に抑えることができないのは若さのせいか。他にも終盤でバテてタレまくっている選手を何人か見ていると、一流のコーチのもとでやっていても案外未だ根性論だけで走っているんじゃないかと疑ってしまう。

何を余裕ぶっこいているのか、折角のこんな穏やかな日にも自転車に乗らずゴロゴロ。

夜は「プロフェッショナル」イチロー特集を見る。見終わってふと思ったが、NHKにしては手抜きというか、新聞の番組評で語られている以上の中身が無い。でもその割に物足りなさを覚えないのは、イチローのちょっとした発言や一挙手一投足を見るだけで何かしら力を与えられるからだろうな。無言で訴えるオヤジの背中のように(ウチのオヤジはダメだけど)。
7年間毎日食べても飽きることがなく、それでいて最高のパフォーマンス維持を約束するイチローカレーはぜひ売り出されるべきだ。なんせ本人が立証済みなんだし、これ以上説得力のある宣伝文句がほかにあるだろうか? 特に海外レース遠征組などは重宝するだろう。北京オリンピック前に商品化すべきだ。
2008/1/3 [駅伝づくし]
往路を見たからには復路も見ねば。
関東学連選抜が終始かなり好位置につけているんだけど、参加していないかのようにカメラは無視する。開催側として、彼らにはあんまりしゃしゃり出て欲しくないらしい。するとますます応援したくなるのが人の情ってもん。変なしがらみのない彼らはプレッシャーも少なく淡々と順調にレースをこなせ、好成績につながったのではないか。学連選抜が優勝する日も近いんじゃないかな?
順天堂が往路からてんでダメなのはなぜか?失速の理由が「やる気をなくしたから」としたらあまりにレースをナメているし、そんなはずはないと思いたいが、他に理由といえば集団食中毒くらいか? 途中で歩く選手も出てきたりとアクシデントも多い。挙句に繰上げスタートとなり、崩れるだけ崩れた。往路でDNFとなったのはもはや必然と見るべきか。
各選手にはその監督の乗ったクルマが追走して拡声器であーしろこーしろと非常にやかましい。TVカメラは駒沢を写す機会が多いためか、駒沢の監督のヤジ同然の発言が気になる。「ゴルァ!男だろー」とか言ってるし。
散々ボロクソ言われて誰が頑張ろうと思うだろうか? ここでは恐怖政治が幅を利かせているのか。
8区の選手が駒沢を優勝に導いたと思っているが、監督から彼へ発せられた言葉は、「上りで仕掛けろ」(ライバルと併走していたわけではない)、「区間新記録絶対出せ。そうすれば後続の選手にいい刺激になるし、来年へとつながる」など。
こんな助言なら誰でも出来る。8区の選手は上りが得意と言われていたが、8区名物の遊行寺激坂区間は結局早稲田のほうが速かったらしい。つまり仕掛けるどころか、流した。言うこと聞いてないじゃん。ま、だから上手くいったんだろうけど。
早稲田の作戦のほうがずっと賢く共感できた。
2008/1/4 [ガイハンボシ?]
夕方、スポクラへ出かける。家を出てさあ走ろうと一歩踏み出したら、右足の甲が激痛で走れない。今突然発生したというより、痛みに気付いてなかったかのような痛み。靴の当たり所が悪いのだろうか、何度か紐を締めなおすが一向に良くならない。そういえばこの痛みは今が初めてではなく、昨日も少し兆候があったことを思い出した。バイク練の後に走り出そうとしたときすこし違和感があった。そのときは何でもなかったが、バイクシューズで締め付けられていたことが原因ではないかと思った。バイク→ランの経験はあいにく昨日が初めてではないが…? 今日はまだ何もしてないけど、歩くのもままならないほど痛い。引き返そうかと思ったが、もしかして寒いのが原因かも知れず、暖まれば痛みが引くだろうと楽観視し我慢して歩きつづける。すこししたらジョグ程度でなんとか走れるようになってきた。スポクラに着いて靴を履きかえ、トレッドミルで走り出したときはすでに忘れていた。13km/hで1時間走り、デレデレ泳いだ後何の問題もなく帰りは走って帰れると思ったが、館を出るとまた同様に一歩が痛くてとても走るどころではない。この事実だけ見れば靴が原因としか思えないが、この靴でつくばマラソンも走っているし、日常的に履いていて全く違和感はない。
しもやけになりそうな寒い日に、裸足でテーブルの角に足をぶつけた時のような痛さが一歩ごとに走る。こんな経験は生まれて初めてだ。辛抱強く歩いていたらふっと痛みが抜けて少し走れるようになってきたのは先ほどと同じ。
家に帰ってよく観察すると、痛いと感じていた足の甲全体は全然問題なく、いわゆる外反母趾が痛みの元らしいことが判った。そういえば母がこの外反母趾で昔から悩んでおり、僕は全くその遺伝を受け継がなかったなと安心しきっていたのだが。
この問題のきっかけはやはりバイクシューズにある気がしている。ということにして、新しい靴を早々に買うことにしよう。
2008/1/5 [64日ぶり]
昨日も5時半に目覚ましをセットし、何一つ問題なくその時刻に起き、そして明快な意志をもって寝た。
今日こそはきちんと起きねばと思い、走る格好そのままで寝たら、夜通し悪夢だった。そして、布団から出たのは5時45分。何故だか今年は強烈にやる気無い。ランは例年になく真面目に取り組めており、つまり3種目のうち同時に二つ以上身を入れるのは無理ってことなのか。
それにしても久しぶりな物練。皆様おめでとうございます。12人くらい集まり、やる気を少しずつ取り戻す。
しかし、切れたって別にどうだっていいもんね、というスーパーナゲヤリ君であることに変りはないため、集団走行は危険だ。DHバーを付けたままソロ走行に徹する。ほぼ無風の中、35-7km/hとちょうどいい追い込み具合で巡航できた。
亀ローからは山行き隊と折り返し隊の半々に分かれる。メニューは弓立山と聞いて気楽に考えていたが、アプローチ区間からすでに乳酸貯まりまくって限界状況。へろへろと最後尾で上り、登坂力はかなりアテにならないレベルに落ちた様子。元からこんなもん?
そんなわけで帰りの三段坂もきつい。ここをしんどいと思ったことは今まであまり無く、遅いなりに適当にクリアできる区間と思っていたけど、今日はフニャチン。11-12月の走行量を見れば致し方ないか。
以降の平地は時折40km/hを超える場面もあったが適当にだましだまし走れた。一人での巡航は難しいスピードであり、集団後方10m程度に近づくと若干風除け効果があると感じた。

右足の外反母趾痛が依然として残っている。試しに靴をレース用に替えてみたら普通に走れた。んー、ランシューズのせいかよー、参ったな。それにしても、久しぶりの本番用はまるでクッション無いな。よくこんなので今まで走っていたな。
2008/1/6 [バリカン2代目]
年末年始休暇は9日間と長めだった。その間で走った距離は異例の120km以上になったが、歩いた距離となると、多分500m以下だ。歩くのはノロくたるいので嫌いだ。神様はそんな僕に、代替案として走ることを命じたのだろう。
それを反省したわけではないが、電気屋に歩いていく。近すぎて他に手段が無いだけだ。
ナショナルスキカルの充電池がとうとうイカれ、コンセントに挿しても使えなくなった。バラして内蔵電池を替えるだけで事足りるのに、電気屋に任せると4000円はするというし、その専用電池はどうやら個人で手に入りそうに無いので諦めて新品を買いに行く。3700円で今までよりコンパクトなものに置き換わった。しかしつくづくバカらしい。ちっともエコでない。10日ぶりに髭をそったら、ずいぶん人相が変わった。
往復で1kmくらい歩く。問題の練習用ランシューズを試しに履いてみたら、すっかり痛くなってしまった。やはりこれはダメだ。レース用シューズでは相変わらず普通に走れる。このごろ走行距離が伸びたせいで露呈した問題なのかもしれない。はて、別の靴を買うとしても、どういう判断で選べばいいものか・・・。
2008/1/7 [走ることについて]
村上春樹といった大物作家は食わず嫌いで避ける傾向があるが、一応理由もある。万人から評価される作家は総合的に優れている証拠だと思うが、僕は優れているものを読みたいのではなく、好きなものが読みたい。それ自体特異な考えではないと思うけど、優れているものはやはり優れているだけあって、なかなか引き込まれるものがある。ともすれば好きでもないのに。接待で高めの料理店に行った時のような居心地の悪さというか、説教の上手い人に言い包められているかのような感覚があまり好きではない。なので食わず嫌いという防衛策に出る。<読書>を受身ではなく主体的な行為と位置付けたいが為に身構えるのだろうか。
氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」は、一応この僕もランナーの端くれとして興味が湧いたので主体的意志を持って買った。自分に言い訳しながらレジに持って行くところがおかしい。まあでも、雑誌の連載をかき集めた気まぐれ垂れ流し日記などとは、真剣度で大きな違いがありそうだ。こちらも襟を正して読もうという気になる。
読んでみると、ランをネタにする以上自ずと人生観みたいなものは普通のエッセイよりも色濃く滲み出ていて良く判り、勝手に思い描いていた人物像よりも共感を得るものだった。人物の好みで小説を選ぶとは限らないけど、少なくとも嫌いな人の書いた文章は読む気がしない。この意味深なタイトルにも人柄が込められていると思う。これは某海外作品をパロったものらしいが(「恋」を「走ること」に置き換えたもの)。

氏がランナーであると何かで知ったのは結構最近だったが、走歴は25年と、文壇での活躍と同じくらい長いのは全く予想外だった。練習量などを見ても僕などより遥かにランナー度は高い。
レースで決して歩かないこと、を信条として今日まで守り通している点は素晴らしい。僕も当初はそう誓っていたが、競技を始めて4年後に早くも崩れた(宮古島)。フルマラソンでも肉離れ等で歩いたことがある。
ある日の練習内容を聞くと、おそらくワークタイムの記述が略されているせいか、まるで南国にバカンスに来たような優雅さで羨ましすぎる。成功者としてまあ当然といえば当然だ。定年後の一つの理想像がそこにあるなあと思う。
近年はショートのトライアスロンも楽しんでいるようで、確かに向いている気がする。ただ、バイク練は未だ開眼してないようでクソ面白くないらしい。レースでは、ネタにもならないつまらないミスをしているし、指導者に問題ありだろう。

ただ、ランナーの先輩に向かって生意気なことを言わせて貰えば、読み終えて少々物足りない気分。やはり文学者が語る以上、「走ることについて語るときに僕ならではの語ること」であって欲しかった。ふうーん、著名人だろうと僕らと同じ道を走っているんだな、との親近感で終わってしまってはつまらない。走ることにまつわる人生観について、つまり大抵のことはほとんど語り尽くされている分野で、氏ならではの着眼点に期待したが、どうもそこまでディープに掘り下げていない感じ。広く一般的な非ランナー向けに濃さを調整した結果なのかもしれない。

この本を単純にいち市民ランナーMさんの練習記録として見てみる。月間300km前後の練習量、目標レースを見据えた数ヶ月前からのトレーニング計画、仕事との折り合い、テーパリングの考察等、かなり真剣かつ慎重に取り組んでいるのが判るが、ズバリ、その割には期待したほどの成績へと繋がっていない印象を受ける。フルのベストタイムは40歳台に作った3時間半弱(正確に記されていない)あたりのようであり、走り始めたのが33歳とやや遅かったことを考慮したとしても(実は全然遅いとは思わないが)、もう少し、少なくとも僕のベストタイムよりは速くて然るべきと思う。これは何故だろう。
故障をしたことがない頑丈な身体がMさんのささやかな誇りだが、ひょっとするといわゆるLSD仙人になってしまっているのか。一方でスタミナ不足が敗因のレースもあったりして、この練習で何が鍛えられたのか今ひとつピンと来ない。
マラソンとは、その内容に関わり無く単純に練習量に比例して、あるかなりの水準までタイムが向上するものと僕は思ってきた。まずはあれこれ考えずとにかく走れと。スピードやインターバル練習は2時間50分を切れる人が考えればいいことだ、と。だがこのMさんの頭打ち状態を見ると、それじゃダメなのかなと思えてくる。
この頃僕は、明日に繋げる抑えた走りで練習距離を伸ばすことが順調に出来つつあるけど、果たしてこのままで良いのか? との疑問を投げかける、タイミングの良い一冊であった。まずはこの調子でもう少し距離を伸ばしてみるつもりではあるけど。
連日ラントレが続いたので今日はオフ。外反母趾痛が治るといいな。
2008/1/8 [ランニングの勧め]
くどく昨日の続きを書きたくなるところを見ると、結構この本は興味深かったんだなと思う。
ハルキ氏は、ランニングを人に勧めることはない、と言っている。向き不向きがあって誰もが楽しめるものではないから、とは言っているけど(それはなんだって当てはまることだ)、自分で切り開かなければ道は作られないという信念があるからだろう。作家の道を選んだのもすべて自分。
勧められたからといってそう簡単に走ろうなんて気は普通起きないもんだし。
でも僕は勧めないなんてことは考えない。というか、世のほとんどのランナーがそうだと思うけど。

まずおそらく、ランニングは大体の人が「すでに経験済み」と考えている。体育の時間に嫌々やらされたアレだ。
一度経験したと思っていることの印象を覆すのは非常に困難である。
幼い頃、人の顔というものは絵に描くのが実に難しいものであるな、と思った。それ以来人の顔は描くことの叶わない対象として刷り込まれ、真剣に描くことを避けてきた。大学生の頃のある日、何気なく色鉛筆で顔写真を模写していたら、実にすんなり描けることに驚いた(上手いかヘタかではなく、自分で納得できたということだ)。実に些細な検証で自らダメ出しして、以来ずっと避けていることが他にもあるかもしれないと気付いたのはこの時だった。左右別々に5本の指を動かすなんて100%無理な芸当だ、と思い込んでいたピアノに挑戦してみたら、意外と弾けたという経験もこの頃味わった(楽譜通りに弾けたというレベル)。一度諦めたことが実は身近な存在と知ったときの喜びは大きい。そういう埋もれた可能性はきっと誰もが少なからず持っているはずだろう。

それと、ガキに鰯の煮付けの味なんて判るわけねーのと同じように、ランニングの旨味部分って若い時分にはほとんど理解し難いと思う。ま、いきなりビール飲ませて「旨い」とか言うガキも居ないわけではないが。

そんなわけで、ランニングに関しては自発的に始めるのを待つだけでは一生経験せずに終わる人が結構いるんじゃないかと思っている。それはそれで他人事なんだから余計なお世話だろ、と言ってしまうと元も子もないのだけど。
ランニングの向き不向きって、実は予測が難しいと思う。これを運動の一種と捉えるとむしろ読みを誤るのかもしれない。本当に意外な人がランニングにはまるというケースを沢山見てきた。ウチの姉貴はその一人かもしれん。逆に僕などはハマってないなあと常々思っている。トライアスロンのため半ば義務的?にという心理が2割くらい、ひょっとすると5割くらいあるのかな。だからホントは偉そうに勧める資格も無い。
2008/1/10 [血の味]
この頃、スポクラのプールが妙だ。明らかに、普通の水ではないんである。かすかにしょっぱい気がする。もしかすると浸透圧が似ているのだろうか、僅かずつ鼻や口から入って喉周りを通過する水の感覚が、あたかも鼻血を垂れ流して喉に流れ込んだ時にそっくりで、何度か鼻を手で拭い、今度こそ鼻血が出てきたか? と疑ってしまう。まあ塩素よりはマシかもしれないけど、水は相変わらず濁っており、度々行っている水質検査はどういう結果が出ているのか、とてもじゃないけどOKとは思えないので不思議だ。イマドキの水質浄化システムはこういうもんなのかな? ギョーカイ人ではないので知りません。

通勤途中に読む本を切らしてしまい、昨日本屋で探すのに1時間かかった。
その最中、「空腹力」という本を見つけた。本来人間など生き物は空腹状態に強くできており、それがデフォルトである。逆に満腹状態はこれまでの進化の過程では経験が少なく、その対応力は備わっていない為思わぬ弊害を生む。空腹で健康になろう! といった主旨の(たぶん)新書本。買わなかったけど、概ね同感。プチ空腹状態でウンドーするのが一番調子がいいのは、よおーく判っている。休日は空腹状態をあまり持続させないので(意志が弱いのですぐ何かしら食っちまう)、走りに出ると途端に血糖値が狂ってヘロヘロになったり、集中力が最後まで出なかったりする。

先月の風邪ブランクと正月出不精のため63kg以上(例年の2kg増し)で根付いてしまった今日この頃。来月のハーフマラソンを見据えて、空腹月間としよう。
まずは職場で朝からチビチビと牛乳を飲み、空腹感に気付かず昼を迎えたお陰で無理なく軽めメニュー。夜はスポクラに寄ってハッスルし、その後一瞬食欲が減退した時を狙って遅い夕飯を食うと軽めで満足してしまう。うっかりすると、やっぱ腹減ってきたかも? と気付いて途中でターボみたいに加速するから、その前に食事を終わらせるのがミソ。2時間夜更かししてから寝る。
無茶苦茶なのは言わずもがなです。
2008/1/11 [ナショナルと]
松下電器の名が消える。何となく他人事とは思えない話である。
ウチはよくあるナショナル信仰の家ではないけれど、親戚が「ナショナルのお店」という事情も多少あり、ナショナル製品は結構ある。残っているものは全部現役であり、捨てたものは天寿を全うしたと言えるものばかりだ。一番古株は扇風機で、おそらく昭和2-30年代、ナショナルのロゴがまだ確立してないモデル。2ドアの非冷凍冷蔵庫とか白黒TVとか、さすがに不便になって捨てられたものも多い。我が家では長らく、アイスクリームとは買ったその時に食うものであった。高校時代に我が家に初めて来た文明の利器、電子レンジは、20年以上使いつづけたある日、力任せで押すオヤジがとうとうスタートボタンを破壊してしまったが、その後に買った三菱製のものは不具合やら機能がしょぼいやらで、浮気したことを今も後悔している。大学に入り、人生初めてビデオデッキというものを買ったが、これもナショナル。マックロード全盛期で、結構奮発して上位機種を選んだ。早送りやスロー再生がデジタル処理されてノイズが極力入らない。未だに何処も壊れてない。当時のリモコンは作りもしっかりしており、経年変化による接点不良も起きず、快適である。使っていないのにあちこち崩れるように壊れていくSonyとは対照的だ。
初CDプレーヤはテクニクス。窓際に置いといたら、留守の間に大雨に降られ、窓を開けっ放しにしていたので部屋ごとびっしょり浸水してしまった。三日間干しておいたら復活した。その後、ミニコンポを買った時に手離してしまった。今考えれば惜しい。パイオニアのSELFIEがまさか3年で壊れるとは思わなかった。レコードプレーヤはまだ残っている。
そんなわけで僕の人生ではナショナルとの相性は大変いいので、結構贔屓にしてきた。モノ作りに対する厳しい姿勢を感じるメーカーだ。
なんだかナショナルブランドが急に希少価値に見えてきたな。先日買ったバリカンは大事に使おう。
ナショナルで唯一失敗したなと思った製品はウォシュレット。10年間故障は無いけど、とに角噴射量が半端じゃない。ホースでぶっかけられている感じだ。この点、デリケートな水量調整が可能なTOTOに2歩も3歩も譲る。特許等の制約とかいろいろあるのかな?
2008/1/12 [筋肉のありかた]
そういえば正月のイチロー特集番組で一つ大事なことを言っていた。
その言い回しまでは正確に覚えていないんだけど、彼は自分の筋肉について非常にコンパクトなものを求めている、筋肉ムキムキの黒人大リーガーのようになったら自分のプレーなど出来るはずもない、というようなこと。
確かに、イチローがゴジラみたいにゴッツくなったらきっとダメかもな、とは予想がつくものの、野球はどちらかというとケツのでかいムキムキ系が向いている競技かと思っていたので、イチローの求めているベクトルはやはり最初から全く違うんだなとあらためて気付かされた次第。

ガキの頃から、競泳部らしくないひょろっとして筋肉の隆起が無い自分の身体は少なからずコンプレックスがあった。なんとか逞しいものにしたいと、大学生時代はマッスル&フィットネスという要するにボディビルダー向け雑誌も時々買ったりして、こんな風にはなるわけねーとは思いつつも、1/100でもあやかりたいと思っていた。しかし、マシントレなどをしても一向に変化のない我が身体を見ては落胆する日々であった。

そんな筋肉質至上主義的価値観を改めるきっかけは結構最近のこと。幕張かお台場だったか、プロのショートレースを見るうちにふと疑問に思った。若い彼らの脚は女性モデルのようにスラッとしており、ある程度筋肉の抑揚はあるものの、脹脛がパックリ二つの塊に分断されているとか、二の腕はぶっとい数の子が折り重なっているとか、腹は洗濯板が縦にも割れているとか、そんなことはないのだ。でも速い。なぜだ?
筋肉が無いのではない。彼らは非常に高性能な筋肉をコンパクトに形成していたのだ。
そこではたと気がついた。クルマのエンジンを見れば、技術の進化と共により小型化が進んでいる。そのほうがトータルでの運動性能を向上させるし、あらゆる点で有利だからだ。電化製品だって何だって、小さいほうへと進化する。当り前すぎることに長年気付かなかった。筋肉だってそうじゃないか。出来ることなら限りなく小さいほうがスグレモノなのだ。見かけに惑わされず、実際のパフォーマンスで真価を測るべきなのだ。
一方で、高齢の強豪アスリートたちに目を向けると、太腿は太くて逞しく、脹脛は何本もスジが入って断面は四角形の彫刻的フォルムをしていることが多い。思わず、ストイックに頑張っているなーと感心させられる。
だがそれの意味するところは、彼らが好んで筋トレをしている結果などではなく、悲しいことに年齢を重ねる毎に効率のいい小型の筋肉は形成されにくくなることの裏返しだ、ということに気付いた。要するに単位面積あたりの筋繊維の出力は弱まっているということで、同じ出力を得ようとするとどうしてもそれだけ筋肉を大きくして対応しなければならず、重量、俊敏性、燃費効率、メンテナンスや故障率など様々な点で不利となる代償を払わなければならない(あくまで自論です)。

そう考えるようになって以来僕は、筋肉がすこし盛り上がってきたり筋張って肉割れが見えてくると、要求するパフォーマンスを得る為に、効率性向上などの質的改善ではなくボアアップという直接的手段で改造せざるを得ないほどに、またひとつ歳をとったんだな、と見るようになった。

ひょろっとして薄っぺらな筋肉を持った若い頃の自分に、そのコンパクト性に誇りをもてと言ってやりたい。
2008/1/13 [探し人]
次世代を担うランナーとして2年ほど前から注目し期待してきた京セラの石井智子選手、いつのまにか京セラ陸上部から居なくなっている!と先月eibinさんから教わった。京セラの彼女の紹介ページを直にブックマークしていて、本日付で未だそのページは残っている(リンク切れご容赦)のでずっと気付かなかったのだ。
どこかに移籍したのかと思って、昨年末の実業団女子駅伝で探したが見つからない。移籍先不出場という可能性に望みを繋いでいたが、今日の都道府県対抗女子駅伝で補欠にも入ってないところを見るとほぼ絶望的となった。彼女が選抜されないはずが無いのだ。結婚&引退、あっさり主婦業にスポッとおさまっているのかな。
まあでも、マラソンという将来の目標を掲げ(まだ一度も走っていないはずだ)、志は高そうに見えたし、京セラでずっとやっていく義理堅い人と見たので、現実的には故障等で止む無く競技生活から引退したというセンが強いだろうか。去年のこのレースでは前年に続き出身地埼玉で出場、10kmのアンカーを努めたが33分30秒と振るわなかった。この後の記録がみあたらない。何はともあれ気がかりだ。
駅伝からマラソン一本に絞るため新しい監督のもとで修行中、とかだったら嬉しいな。ひょっとすると大阪か名古屋でいきなりデビューしちゃうのか。んーモテない男の誇大妄想のようだな。

で、今日の女子駅伝目玉の一つは三重のアンカーを努めるみずきさん。なんでも、ふるさと制度の出場制限回数(4回)撤廃で、7年ぶりの参加となったというが、つまり野口さんは7年前ですでに4回目の三重選抜出場ってことで、競技歴長い! 石井さんまだまだやれるよ、と(勝手に)思った。当然区間賞を取っていった。

そんなわけで午後3時すぎまでゴロゴロ、日が沈みそうな頃になって近場の舞浜を自転車練。冬用物ジャーのお陰で全然寒くは無いのだが、強風が暴れまくって、酷い時は22km/hしか出ねー。となると追い風の時は45km/hくらい出ないと割が合わないが、風向きが不安定で安心してDHポジを取れないせいか37km/h前後しか出ない。なんだよ追い風ゼロと変わらねえ。

先週走った時に気付いたのだが、いつのまにかディズニーリゾートクルーザーの新型が混じって走っている。初代と結構似せて作られているので最初気付かなかったが、なんかこれニセ物っぽいぞ! と思ってよく見たら、まるっきり新規製作ということが判った。おそらく低床型という点が大きな違いだと思うが、そのせいで窓ガラスの黒いラインが中途半端に下にずれているのはまあ、仕方ないとしても、直線と円弧だけで出来たようなそのフォルムはナンダァ〜。1940年代風テイストに破綻がきていて、リアリティを失った代わりにカワイイ感じが出てきてディズニーにはむしろ合っているかもしれん。でも明らかにコストダウン、というか多分初代に金かけすぎたんだろうよ。ベース車両は陰も形も無いってくらい気合入ってたからなあ。初代は今年中に消えてしまうのか。勿体無いなあ。
2008/1/14 [卵焼きになぜ砂糖入れるかぁー!]
寝正月体質が抜けない。3チャンを見て過ごす。
久しぶりにおでんくんスペシャルまとめて8本分を見て和む。この時期、まとめてポン! という番組多いな。続けて今日の料理ビギナーズ卵料理まとめてポン。まさか、卵かけご飯からレクチャーされるとは思わなかったよ。卵とじ料理は卵の溶き加減の違う2種類を別ボールに用意するんだって。へえー! これのどこがビギナー向けだろう?
今日もまた、暗くなりかけて慌てて舞浜周回。風がほとんど無くて走りやすくて良かった。物練行けばよかったと後悔。お陰で近頃さっぱりクルマに乗ってないのでバッテリー上がりそう。
2008/1/15 [まだまだ冷え続けます]
はっ? いつのまにやら、ずいぶんとニッポンの市場が寒々しいことになっているではないか。
外貨(英・豪・欧)の債券、BRICsファンド等のお陰でポートフォリオはかろうじてプラマイゼロだったが、とうとうそんなラッキーマネーも歯が立たない落ち込み様に吐き気を催した。これ、比喩ではなくて、ホントに吐き気がするですよ。うげー。知らなきゃ良かった。
そもそも、アメリカ人の贅沢三昧な家の借金の焦げ付きをなぜ世界中の人が肩代わりせなあかんのか? これはアメリカ国家の一大詐欺じゃねーのかよー。
は? 素人の見当ハズレな遠吠えですがなにか?
そんな折、車内吊り広告に「日本株は買い」とか出てる。by週間朝昼、余計不安にさせるぜー!
2008/1/17 [発想の転換中]
夏のレースシーズンから遡って考えると、冬のこの時期は負荷をかけずじっくり長めに走ってベース(土台)作り、という考えが主流かと思う。
ランではそれが性に合っていると思うんだけど、バイクではどうなんでしょうか? とふと思った。
なにしろクソ寒い。できれば乗りたくないから、短く走ってとっとと切り上げたい。その分、負荷を高め一定に保ってノンストップ走。低負荷だと身体が温まらず硬直し、却ってのびのび走れない気がする。コンビニ休憩は汗で一気に冷えるので禁止。
そういう練習が理にかなっていると思い始め、少ないながら今月の練習内容はそんな感じ。
よき友はDHバー。要するに、レースの走り方そのままに近いんだよね。
では、バイクはいつ土台作りというものをやるべきなんだろう。やはり、気持ちよく走れ、ストレスの少ない4-5月頃がいいんじゃないのかなぁ。そういう提案は、聞いたこともないが。

バイクの土台作りの時期をずらし、後回しにするのは、問題だろうか。
僕の考え。
土台作りは端的に言って辛くない練習。追い込み練はその逆で辛い。バイクとラン両方で同時期に追い込むのはとても辛そうだし、故障、疲労等のリスクが高まる。となれば、種目別で内容は分散させたほうが、強度にメリハリがつくし、低リスクで高効率な練習が期待できる。毎年同じ事を積み重ね、始まりも終わりもない我々にとっては、練習計画が多少入れ替わったところで大勢への影響はないんじゃないの?
まあたまには変わった事をやってみるのも実験として面白いし。
それと、最近思うんだが、3つ同時にレベルアップってなかなか難しい。3つ均等にやるより、他を多少気楽にやってひとつに注力してガツンと上げていくほうが殻を破れる気がしている。

なお、スイムに限っては土台作りとかそんなもん意味無いだろ? という考えであります。
2008/1/18 [ソロ物練]
今日の物練は通常班に加え9時半スタートという異例に遅い遅出班告知があったので、乗っかることにした。朝も落ち着いて準備できる。そしたら、提案者の松井さんから電話がかかってきて急遽DNSとのこと。他に参加者は居ないみたいだけど、さりとて止める理由も無いので行くことにする。千葉方面に切り替えても良かったのだろうが、気持ちは首都高方面に向かっていたのだ。
いつもより過密状態な首都高だが、案外渋滞はない。スムーズにデポ地に到着。気温は3.5℃まで上がっており、遅出効果は十分ありだ。道中休憩ナシのため、パン二つと海苔巻で腹一杯にして、携帯食の朝バナナを準備して、便所水を持ってスタート。DHバー付き。
結構向かい風がきついがこの季節では標準レベル。28km/hを割らないように走るが、時折守れない。荒川CRを離れても風は止まない。途中で山本二さん、浅倉さんほか、少し間を置いて集団走のモリモリ?戸井さんとすれ違う。速くてよく判らない。こちら側は一人でちょっと寂しい。
延々向かい風の中を亀ローまで来て、さてどうしようかと思った。ここから引き返せば全部追い風で、練習はもう終わったようなもの。気温も少し高くなってきたか、穏やかな陽気の為コンセプト変更してもう少し長い距離を走ることにする。越生に向かう途中、山本慈さん、少し間を置いて志村さんとすれ違う。意外と皆さん、バラバラで走ってますね。
風の吹く方向に走り、疲れたところで引き返せばいいや、という曖昧な腹積もり。これまでは心拍140前後の高負荷な走りで来ていたので、段々疲れが表層化してきた。そういえば河野さんのブログには白石峠のほとんどを上れるって書いてあったことを思い出し、他に案も思いつかないので何となく向かう。西平セブンを超えた先でHIDE練集団がごそっと降りてきた。凍結が恐いこの界隈、どこ走ってたんだろう?
白石峠に入り、来るんじゃなかったと後悔しまくり。ひたすら辛い。途中で引き返すのもあからさま過ぎてできん。 10km/hくらいでのダンシングが続く。頂上まで辿り着けるのか? 今日中に6往復したらアームストロングにしてやる、と神様に言われたら----そりゃやるだろ、喩えが悪すぎるだろ? とバカなことを考えながら走る。
基点まで200mを残す地点で、工事の為通行不可。歩いて渡るのもちょっと無理そう。つまり全くの行き止まりであり、クルマが妙に少ないのはそのせいだったのか(でもゼロって訳じゃないのが不思議)。34分30秒と、とんでもなく遅かった。
ただ、ここらでは風も無く、寒くも無く、凍結も無く、クルマも少ない。コンディションとしては文句ナシ。冬の定番メニューにしようかな?
などと一瞬考えたが帰路はすっかりヘロヘロで冗談じゃない。腑抜け状態で三段坂が辛い。これは腹が減ってきたせいだ、と合点し、朝バナナを取り出そうとポケットをまさぐったら、無い! 直前でポケットに入れ忘れるとは。
あるものといえば、便所水のみ。マジですかぁー。
荒川に近くなってからやっと追い風らしく40km/hくらいで走れた。まあとにかく寒いことは何一つ無かった。
予想外に疲労困憊し、帰りの首都高SAで1時間爆睡。最近では珍しいほどの壊れ具合。
とは言え、長柄練より距離もアベも獲得高度も全て足りてない。かなりレベル落ちてるなこれは。
2008/1/21 [疲れ気味]
久しぶりにJCRCサイトを見に行ったら、またトップにポンズが出てた。贔屓にして下さり、ありがとうございます。しっかし、TTなのにバラバラな3人(その上計測チップなし)。暫定復活したクラブポイントランキング、上位はやはり有名どころで占められている。15位に物見山、メンツがSとAに集中しているのでポイント計算でやや不利な面もありそうだ。そしてポンズは50位。ん〜。Zクラスは加算されないので、僕はほとんどポイントを稼いでない。2008年は、クラブポイント上位狙いますかね?

トレッドミル13km/hで1時間走るのがこの頃の定番メニュー。気楽に淡々と走るのみであり、唯一の敵は退屈さ。こないだは、隣の人が屁をするので困った。逆隣の女性に、身の潔白をどう証明したらいいんだ?
今日は走り出しからいつまでたっても身体が重く感じられ、疲労が溜まっているみたい。
実際、デブデブだ。あと2kgは痩せないと。
走行距離は伸びているけど、この体重では来月のハーフマラソンは望み薄。
2008/1/22 [やる気を貰う]
プロフェッショナルイチロースペシャル今日もやっていた。
遠征時の七つ道具が入ったアタッシュケースから、特製ユンケル専用ボックスが出てきた。ゴールドに光り輝くパッケージ、恐らく最高級3000円クラスのユンケルが1ダース、隙間無くビッチリ入っている様を見て、イチローご満悦。試合前に普通に飲んでいるみたいだが、これってドーピングじゃないの?
例によってイチロー語録、面白かったなあ。満足しないと、その上は見えてこない(じゃないか、なんだったかな?)って激しく同感。
庶民的な話も。当り前だが腹が出ちゃダメだってよ。腹出たら引退。まさしく、「お前は一度、引退してる。」
一頃はDHポジション辛かったもんな。未だにちょっと出てるけど。ぷにっと。
昨年、競技歴16年目にして気付いたものがあったといい、2008年は生まれ変わったイチローに注目ってことらしい。益々楽しみだ。僕も2008年は、特別な年になりそうだ(ついでに言ってみる)。
イチローを見ていたらやる気が出てきたので、走りに出かける。単純は力なり。そういえば、昔は決まって夜11時に走りに出かけていたな。
2008/1/24 [王様気分]
今年初辰巳。ある程度泳ぎの筋力がつかないと、折角来ても30分で腕が使い物にならなくなり2時間分の入場料がもったいないのでなかなか来れなかった。冬にここに来るのはひょっとすると初めてかもしれない。巨大空間の館内に暖房はほとんど行き届かず寒さで萎えるが、意外なことに水が暖かくてホッとした。もしかすると夏場より水温は高いかもしれない。
冬は空いているのかと思ったら、今までで一番混んでいる場面に遭遇した。1コース5,6人位いて、練習内容から見て競泳グループがシマを作っている。知らん振りして混ざる。意外と遅く、追いついてしまいだらける。ターンの時にあからさまな妨害を受ける。一般コースでの集団練習は禁止であり、彼らは努めて模範的行動をとるべきところ、こういう驕った態度は実際よく見られる。
まあそれでも9時からはレッスンコースが全て無くなり、一気に空いて快適に泳げた。やはり50mプールは水をキャッチする感覚が心地よく、上手になったような錯覚を起こす。何故なんだろう、と考えていたら一つ思い当たった。 そういえばスポクラで泳ぐときって、必ずその前にランや筋トレをしてかなり追い込んでいる。初めからプールに来ればスポクラでもいい感触で泳げるのかもしれない。そうは言っても水質はかなり違うと思うが。
終了前20分頃、ふと見ると見渡す限り誰もいない。50mプールを20分間独占。なんという贅沢だろう。どんな大富豪のプールでもこんな整った環境では泳げはしまい。
2008/1/25 [たまにはスピードアップ]
夜。いつもより少し速めペースで入り、徐々にスピードを上げて走ってみたが、タイムを見てあまりの遅さにガックリ。平均13.18km/hというのは普段のトレッドミルとほとんど変わらない。とくに最後はかなり全力に近く、これ以上ストライドもピッチも上げようが無い、というところまで追い込んだつもりなのに。でもその割には、走り終わっても全く息が乱れず、脚も疲労が無く、全然走ってないみたいなので、身体はそれ相応の正直な反応である。つまりスピードにリミッタがかかっている。やはりノロノロランばっかりやっているとこうなっちまうんだろうか?

中のTシャツが汗で濡れないくらい今日は冷え込んでいた。人生2度目の月間200km超えを果す。
冬場、外でジョギングの時は、Tシャツの上に薄手のウィンドブレーカ、下はタイツ一丁。いずれもいつ買ったのだか記憶に無い長老グッズ。筋肉の締め付け機能ゼロの伸びやかなタイツは、ストレスフリーで裸同然の走りを提供する! 股間付近は超薄手構造へと進化したので、それを覆い隠すペナペナのウィンドブレーカーは具合がいい。確かテニスウェアのワゴンセールで買った巨大なFサイズで、肩の線は肘あたりに来る。20cmくらい余る袖を丸めて握って走るので手袋はまったく要らない。
別に満足しているわけじゃなくて、両方とも新しいのが欲しい。
2008/1/26 [地方に自覚と責任を]
物練はまたDHバー付で。暫らくこのスタイルでやらせて下さい。
今日はしかし、紛らわしい走りで集団の統率を乱してしまったようだ。反省。相変わらず、上り全然ダメ。


週末のトレーニング経費に直結するガソリン税の行方が気になる。物練1回往復100kmに要するガソリンは約7.5L、暫定税率分は188円となる。コンビニで188円くらいのものを考えたが、適当なものが思いつかなかった。そのくらいだったら、僕の場合まあどっちでもいいかぁ?という気もする。それより首都高値上げのほうを遥かに憂慮すべきである。が、しかし、そもそもその188円以上にガソリン価格が跳ね上がっているんだけどな。

道路が必要だと訴える地方。しかし、お上が35年に渡ってばらまいていたこずかいを減らすと言って、ハイ分かりましたと素直に聞く奴がいるはずがないので、そんな主張は全く信用ならん。
戦後60年以上経っているのに、未だ道路が足りないって、いままで何してたんだ。めまぐるしく変化する都心部ならともかく。きっと一生足りないって言い続けるんだろう。宮崎県知事が道路が足りんと言っているけど、20年前に住んでいた両親の実家の熊本では、幅広で整備が行き届き交通量も少ない最高の練習場所が縦横無尽にあった。少なくとも自転車乗りには足りていた。
腹が立ったのは、ガソリン税廃止は地球温暖化対策にとってマイナス、という言い訳。CO2排出量削減にはガソリン代の高騰に頼るのは全く筋違いだし、きちんと考えておかなければならない。その怠りを棚に上げ、異常な高値をつけて生活を圧迫している状況を無視してエコにつけ込むのは実にイヤらしい。心底自民党にガッカリした。そんな理屈を通すならば、クルマを便利にする道路も作るな。道路工事によるCO2総排出量を無視するな。今後ガソリンの市場価格が下がったときは、「たくさん使うとエコに反するから」との理由で値下がり分エコ税を徴収しろ!

と、概ね暫定税率廃止に賛成なのでありますが、ここで中立的アイディアをば。
廃止か維持か、あるいは減額か、地方がそれぞれ自由に決めるってのはどうですかね? いつまでも無責任なクレクレ君を卒業して、地方は金をどう使うかに責任を持つのだ。その県で道路が本当に必要だと思うなら、維持と決めればよろしい。しかし、タダじゃありません。その県に所属するクルマの持ち主は、税金を払わなければならない。その県の住民が恩恵を受け、そして税金を払うのは至極真っ当でしょう。つまり県によってガソリンの値段は変わる。州に色々任せるアメリカのように。
クルマの登録先によって税金を納めるかどうかを決めればよい。熊本ナンバーの人は、宮崎で給油しても、熊本県の値段で払う。仮に宮崎が維持で、熊本が廃止としても、熊本県民が宮崎にクルマで出かけるのは宮崎にとって経済効果があるってことで納得できるでしょう。通過するだけのクルマも多い東京などは不満を呈するかも知れんが、彼らが利用するのはほとんどが黒字経営の首都高でしょう?
維持と決まった県民にとっても、我が県の道路整備状況は自分の払う税金に関係しているという意識が高まり、感心も強くなるだろう。なんだろうと無いよりはあるほうがいいという愚かな発想は消えて、真の意味で必要か否かを考えることができるようになるだろう。
販売形態としては、今までと同様に全国どこのスタンドでも税金が含まれとりあえず一律徴収される。廃止とした県民は後に申告によって返還されるという方法がスッキリしてて不正も起きにくいかな。 1年間のガソリン消費量も同時に把握することになり、自ずと省エネに対する意識が高まるし、これこそCO2削減に一役買うでしょう。さらに、めんどくさくて申告しなかった人の分は、その県の道路財源に有効利用されるというオマケつき。道路が必要だとの信念があり、財力に余裕のある人は、進んで返還を辞退して下さい。

結構マジに考えたんだけどダメかなあ?
2008/1/27 [いよいよ待ちに待った]
大阪国際女子マラソン。北京行きの切符はあと1枚。ここ大阪で福士、3月の名古屋で高橋が有力とされる。どちらも甲乙つけ難いレースをする可能性があり、そうなったら陸連はどうするんだ? と注目せずにはいられない重要なレース。今月は自転車練が不足しているのでマラソン前に物練早出班に参加するかで激しく悩み、朝方何度も起き上がって練習の支度をする夢を見たが、結局夢で終わってしまった。情けないったらありゃしねー。
福士はスタート直後から一人飛び出た形になった。決して無謀ではなく、北京を狙うなら当然のペースで走るが、後続の大集団はなぜか追わなかった。最大で600m以上も離れ、ここまでまったりと消極的な態度は、たとえここから優勝者が出たとしてもそれは先行者が潰れることをアテにした上での結果論であって、評価は低いだろう。で、事実福士は潰れてしまった。30kmを過ぎた頃、気付いたら異様に汗をかいてかなり苦しい顔になっており、この時点でこの顔はもうダメだと思った。野口みずきの大会記録を若干下回る安定したペースで来ていたことに作戦ミスがあったとは思えず、残念ながら福士の力不足と解釈するしかないだろう。
その少し前、大阪城内を通過する時は決まってALFEEの「頼むから勘弁してくれソング」が流れることになっており、毎年同じ曲に聞こえる「この日の為に作った今年の新曲」が被さるのを今か今かと身構えていたのだが、結局流れなかった。さすがにフジテレビも自覚したんだろうと思っていたが、そんなことに気をとられて福士の調子が急激に崩れていることを見逃していたかもしれない。
35kmくらいから益々潰れていき、そして優勝者争いは元イギリス大使館一等書記官か天満屋かといったところに完全にシフトした頃に、ALFEE登場。むむー、ドラマチックな大阪城を避けてあえてここに持ってくるとは、福士がいずれ潰れるであろうとディレクターが慎重に読んだ結果なのか。結局1位は北京行きが決まっているイギリス人選手(日本語堪能)が逃げ切り、2位に天満屋の森本友選手が入る。天満屋は美人ランナーが多いな。
前代未聞の潰れ方をして、24時間TVの欽ちゃんか?ってくらい沿道の盛大な応援を受けつつ、最後は歩くよりも遅いスピードで福士19位のゴール。途中3度ほど蹴躓いて転び、箱根駅伝の順天堂を思い出したが、併走する監督からストップの声は無かった。腑甲斐なさに涙しながら、そこまで苦労してゴールに辿り着いても、その後はやはりさっぱりした表情の福士に痛ましさを感じた。
ある意味衝撃的なレースだった。信じられないほどの練習量を積んできたトップランナーでさえも、ゴールがあと1km長かったら間違いなく辿り着けなかったと思わせるほど潰れてしまうことがあり得るのか。マラソンの恐さを改めて思い知った。

もう一つの注目試合、白鵬と朝青龍の白熱戦を見た後(上手投げの後白鳳のうっすら涙を浮かべた顔が印象的)、文字通り重い腰を上げて走りに出かける。すっかり外反母趾痛が消えたので、試しに問題となった靴を履いてみることにした。やはり痛みさえなければこの靴のほうがずっとしっかりして心地よい。
ちょい長めの17kmを走るつもりだったが、途中で20kmに修正。その後さらに23kmに延長し家に戻ってきたが、今日の福士の走りと比べたら、何が辛いことがあろうか?という気がしてきて30kmになるまで追加延長する。外反母趾痛は以前と逆の足にうっすら出てきたが大きな問題は起きずに終わった。TVがいいイメージトレーニングになっていたみたいで、総じて気持ちよく走れたのでOK。
2008/1/29 [やっと変化現る]
9日間無休トレと空腹メニューの継続がようやく減量スパイラルを生み出し、5日ほどの間に見る見る1.2kg減った。たったそれだけ?と笑うなかれ。僕にしては物凄い変化なのだ。週末までにあと500g減らせば、浦安ハーフマラソンにはそこそこの体重で挑める。
このレース、今年で第17回大会ということで、過去13回くらいは出ているが、平坦で走りやすく記録が狙いやすいコースなのに、ナゼか相性悪く調整に失敗してばかりで、ベストは確か、2005年の1時間23分台。今年は体重面以外では調整が上手く行っているほうなので、コース記録の更新はできれば狙いたいところ。
レース間近ということで、刺激を入れるためにトレッドミルでビルドアップ走。13.1km/hから入って、11km走る間に15.6km/hまで徐々に上げていく。昨日がオフだったこともあって、今までより軽快感がはっきり感じ取れたが、そのほとんどは当然ながら記録更新スピード15.3km/hを下回るペースであり、最後の数分でやっとそこまで上げてくるとさすがにしんどく、このスピードを21km維持するのはやはりどう転んでもムリだ、と思う。果たして、本番で火事馬鹿力は出るのか?と神頼みな気分。
2008/1/31 [平日練新ルート]
今月は自転車をサボリ気味なのと、週末はハーフマラソン絡みで多分乗らないので、月末駆け込み練。シゴトでむしゃくしゃしたのでサボタージュしたくなったという事情もあり。もちろん晴れで気温も高めという予報も後押しした。

まいどの長柄練はデポ地からすぐベストな環境で走れるのがメリットだが、そこに辿り着くまでの館山道の渋滞やベッドタウンの一般道を抜けるのが結構大変。特に帰りの穴川までの渋滞が疲れた身体には辛い。その時間帯を自転車で走っていた方が賢明か? との考えから、穴川ICすぐの千葉総合運動公園をデポ地とする案を考えていたが、今日やっと実行することにした。IC出口から運動公園まではほんの700mくらいであり、渋滞で苦労することは無い。

御成街道という直線でわかり易い道を地図で見つけたので、途中まではこれを使って長柄へ行こう作戦。だが、そういう都合のいい道はやはり混んでいた。側道に余裕の無いゴチャゴチャした道で練習にならない。とは言え飛ばす気もないので気にしない。
1時間くらい走っていつもの所に来たが、ノロノロペースがすっかり定着してしまったせいか、それともランの疲労が溜まっているのか、飛ばそうと思っても腑抜けで全然力が入らない。いつものコースは早々に諦め、長柄山をくるっと回り適当に引き返す。いたるところで予算消化道路工事をやっていて、走りにくいことこの上なし。この有様が消えない限り、道路が足りない金よこせっていう理屈は通らん。
気温は9℃くらいあって比較的高めのはずなんだが、快晴どころか空はどんより雲が張って、ちっとも心があったまらない。HRは上がらず、やる気が全然出ないまま帰ってきた。まったくあきまへん。やっぱり殺風景で走りにくいところを長く走っていると、もうどうでもいいって気になってくるな。休日ならまだマシかもしれん。

2008/2/1 [マッハじゃなくてバッハ]
コーヒー好きって程でもないので20数年来ほとんどインスタントを飲んできたが、ちかごろめっきりこの味に飽きてしまい、シゴトの友としてジャスミン茶とか昆布茶とか試すものの決定打にならず、半ば必然的にレギュラーコーヒーに移行して半年くらい経つ。高いもんばかり売っていると思われがちな成城石井のコーヒーが、実はかなりお安くしかも美味くて満足している。

今日はシゴトで墨田方面に行った帰り、友人に教わった「バッハコーヒー」という店に寄っていくことにする。あらかじめネットで地図を見ていたんだが、メモってくるのを忘れて記憶を頼りにあちこちうろつく。山谷地区とあってか、僕と似たようなカッコのおっさんがうろついている。なかなか見つからないでいるところに、郵便配達のチャリにいさんに出くわした。これ幸いと訊ねてみると、「マッハコーヒーですか・・・? 自分の担当する清川1丁目には無いであります!」「恐らく、清川2丁目、もしくは××、△△あたりと思うであります!」
○○三等兵ご苦労! みたいな人だったが、後で地図を見たら清川1丁目ってほんの300m四方しか無いじゃん。
諦めて駅へ向かって歩く途中の大通りで偶然見つけ、ヤッホーと思って店の前までダッシュ。開かないドアの前で中を覗き込むと、「準備中」の札が。金曜定休日だった。がっくし。
欲しいのは130円のペーパーフィルターだったのだが。

しょんぼりして職場に戻ってくると、なんか顔の上半分がもわっとしているのに気付いた。やばい、これは風邪のサイン。早目に帰って寝よ。
2008/2/3 [第17回東京ベイ浦安シティマラソンの日]
予報では確かに雪とか何とか言ってたが、ちらつく程度で雨よりも走りやすいだろうと思っていた。
6時半に起きて外を見ると、一面真っ白。あれまー! これは二度寝してもバチは当らないと違いますか?
とりあえず天気予報をチェックしようと思ってPCを立ち上げたら、今日の青梅マラソンに出る慈朗奥様からメールが来てた。「雪のようですがお互い頑張りましょう」。 ・・・・寝るわけにはいかない。
念のため中止かどうか確認できる専用の電話番号にかけてみる。テープの音声案内がさらりと
「予定通り、開催です」
むむー、この程度の雪では当然ですかね。

1月のランは261kmという前例のない量を走りこんだ。その割に体重が減らず、虚しい増減を繰り返して昨年比約1kg増の62kgで本番を迎える。その走り込みがどれほど結果に繋がるのか、他人事のように興味があった。というのも、コースレコード更新などとても叶いそうにないからだ。その予感どおりショボいタイムで終わろうものなら、例年通り100km前後の練習量でやってきたのと、全く変わらないではないか。野口みずきさんの座右の銘、「走った距離は裏切らない」は、早速裏切られてしまうのか? トライアスリートにとって、効率の悪い練習は排除せねばならない。その判断がこれから出されようとしている。テーパリングもいつになく慎重だったし、言い訳無用の正しい答えが出るはずだ。
前置きが長くなり、出かける準備が少々遅れた。選手受付終了時刻まであと2分しかない。遅刻だ。
しまった忘れ物した! と慌てて家に引き返し、財布財布〜と探している最中に、その防災放送は流れてきた。
「雪でコースの安全が確保できないので、中止します」
だよな〜。会場できちんとスタンバっていた皆様方には実にお気の毒だが。

いやマジで中止は妥当な判断。どんどん雪は激しさを増し、これじゃスタッドレスシューズでもないとジョギングすら難しい。
しかし、初雪のドカ雪がよりによって今日になるとは。やはり、この大会でいい記録を出すことを拒む天の力が働いているのは事実だ。
ってことは、きっと走ったらいいタイムだったに違いない。
(→スタート予定時刻の5km地点)

雪もおさまり、日が沈む前に散策に出る。
歩道は中途半端に踏み固められたシャーベット状でベちゃベちゃと大変走りづらい。バランスセンサーが総動員され、インナーマッスルはいつもより刺激されるに違いない。
アヂダスは足の裏にでっかく穴が開いているのですぐにでもちべたい水が浸入してきて、辛抱堪らん、のかと思ったが案外気にならない。それでも、新雪のところを走ると徐々に足先が暖まってくるのがなんとも不思議。
海沿いの公園に来てみると、芝の広場に雪だるまがたくさん残されており、海に向かって整列するモアイ像のようで可笑しい。かまくらも出来ていた。やるなあ。
パームナントカホテルも三井ナントカホテルも、建物の周囲の歩道は全く手付かずで、ぐっちゃぐちゃ。人々が苦労して歩いている。お客をもてなす精神に欠けた見かけ倒れの三流ホテルということのようだ。
珍しい雪の中を走るのはこの歳になってもウキキーなんである。しまいにはこのぐちゃぐちゃした中で走るコツを覚えて面白くなってしまい、いつものコースをショートカットしたのが悔やまれてきた。油断して最後にすっ転びそうになったので自重して止めた。
2008/2/4 [くじら(1)]
普段通勤で使っているのがPatagoniaのラン用リュック。
そのPatagoniaが、例の「シーシェパード」のスポンサーということが判り、世間で反響を呼んでいる。
んー。これはいくない。Patagoniaは環境問題に対し、昔から非常に熱心なメーカーとして、ウチの社員も何度かアメリカ本社に取材に行ったりして、よく耳にしていた。真面目で筋を通す会社だと思っていたのだが、はっきり言ってこのシーシェパードは環境保護団体などではなく紛う方なきテロリストであり、こいつらを支援する意向に間違いは無いと改めて明言したことには遺憾の意を禁じえない。
くじら問題に関しては僕には真相がいまだよく判らない。正直なところなぜ日本がそこまでくじらに拘るのかがいちばん判らず、ミサイルみたいなモリで射止める近代的捕獲法のどこが、日本の伝統的くじら漁と言えるのかピンと来ないし、もはやくじらの味に価値を見出す世代はかなり少なくなったはずであり、僕らの給食に出たくじらは常に残飯の山になる対象だった。僕は何でも残さないタチなのでくじらだろうと食っていたが、さすがに人の分まで食うほど好きではなかった。くじらは美味いとか言っている人も多いが、それは美味い部位しか食ってないからであり、コスト切り詰めの給食で出るゴムぞうりみたいに固くて味気の無いところも捨てるわけにはいかないのである。仮に今くじら漁が解禁になっても、現代の飽食時代にこの珍味が広く受け入れられるとは思えない。
くじら保護がいわしなど漁獲高に深刻なダメージを与えているとも言われているが、その真相もまだはっきりとしていないようだ。規模の小さなくじら利権のために役人は動いているという見方もある。
そんなわけだから、理屈の通らない連中と戦ってまで調査捕鯨をするよりいっそのこと止めてみたら? なんてこともちぃとは思ったりする。
とは言うもののやはり、くじらだけが食っちゃいけない神の動物とか言っている豪州人や一部のイギリス人も理解を示したくは無い。そんな感傷的な発言が許されるのであれば、僕はあんなかわいらしい友好的なドゥドゥを虐殺し、あっという間に絶滅させた奴らを到底許せないし、くじら保護をのたまう資格は全く無いと言いたい。
何が言いたかったのか判らなくなってきたが、そうだ、くじら問題には賛成でも反対でもないが、シーシェパードの活動を正当化する余地はこれっぽっちも無いし、彼らを堂々とサポートするPatagoniaは僕はやはり許せず、このメーカーに少なからずお金を使ってきた僕としては実にいい気分がせず、このリュックはどうしようかという明日の我が身に直接関わる問題になってきて困った。
2008/2/5 [くじら(2)]
1979年、夏。
宮城球場のある公園総合運動場に一家四人で遊びに出かけた日のこと。
お昼時、テニスに夢中の父を置いて食事をすることになった。
公園を出て近場を散策するが一向に食事処を探し出せず、腹も減って歩きくたびれてきた頃、坂道の途中に喫茶店「ポルシェ」を見つけた。店の前にポルシェが悠然と停まっているわけでもなく、ありきたりで大衆然とした店構えで、おもんぱかりに欠けた屋号だと子供心に思う。
客は僕ら三人だけで、どことなく流行ってないオーラを放っていた。喫茶店で、充実した食事など期待できないとは言え、メニューを見て不安は一気に高まる。そこには「さんま定食」と「くじら定食」とだけ記されていた。
なにか自分たちが試されている気がして、宮沢賢治の小話を思い出した。
子供にとって焼魚料理はちっともありがたくなかったが、さすがにくじら定食というものは他で聞いたことがなく、リスクは計り知れない。消去法によりさんま定食を選択する。母と姉も同じ物を頼んだ。
これが驚くほど美味かった。
店内には、山口百恵ではなく八神純子の「みずいろの雨」が流れており、この迫り来る歌い方はぞくぞくするなあと思いながら、絶妙な緊張感でさんまを味わった。
後になって、くじら定食を誰も頼まなかったことが無性に悔やまれた。
2008/2/6 [ペース走]
条件が常に一定のトレッドミルで、Polarのトランスミッターをつけて調子を測る。
傾斜をつけてジョグ5分、HR130bpmまで上げておく。リスタートしてサブ3ペースに近い14.0km/hで1時間。
実はこのマシン、1時間で強制的にスローダウンする設計になっている。14kmきちんと走り切るためには、25分間くらいは14.1km/hで走り、スタート時のもたつきを取り返す必要がある。
14.0km/hに戻して少ししたら走りが根付いてきて、汗の出も穏やかになり、心拍は145bpm前後で一段落した。再び少しずつ上がり、ギリギリ150bpm以下を保って1時間終了。平均HRは143bpm。この時期としては良いほうかと思うが、さらに低い心拍で長時間維持できなければ、3時間このペースを守れない。
定期的に測っていこう。
2008/2/7 [Best Of Best]
と、いうわけで、村上ハルキ氏に関しての謂われなき抵抗感はなくなったものの、書店でダンス×3とかノルウェイのモリモリとかを手にとりレジに運ぶ気には(まだ)なれないので、ワンクッション置いて「グレート・ギャツビー」というハルキ氏が翻訳した小説を買ってみた。これはただの小説ではない。カネボウのコラボ商品でもない。世に数ある名書の中で、氏がもっとも賞賛するNo.1の書なのである。ちなみにNo.2?は、「カラマーゾフ兄弟」とのこと。
僕でも4,5日で読み終える程度のボリュームであるが、これが実際は1ヶ月近くもかかった。とにかく、読み進まない。読みたい気持ちはあるのだが、5行くらい読んでは、まったく頭に入ってないことに気付いて最初に戻る。3、4回繰り返すとフッとすんなり入ってくるのだが、延々その作業を繰り返さねばならなかった。とりたてて奇特で難しい文章表現でも、興味が湧かない内容でもなく、明確な理由が全く見当たらないのに、スムーズに読めないのはいったい何故なんだと不思議でならない。一見普通の水である硬度1500以上の超硬水が飲み込めない奇妙さによく似ている。最後のページに至るまでそれは頑として変わらなかった。その後にハルキ氏の異例とも言える長さの後書きがあって、書に対する特別の思い入れが記されているのだが、トレッドミルで傾斜15%から一気に0%に戻した時のようにすらすら読める。同じ人が書いた文章なのにここまで差があるのは、やはりそのつっかかりは原作に起因するのかとも思えるが、訳者あとがきには、微妙なニュアンスの伝達や文体の読みやすさに非常に気を配ったなどと、まるで僕の疑問に答えてくれるような記述があり、お陰で疑問はさらに深まってしまった。サービスを提供するシゴトとして「翻訳」を捉え、自ら生み出したものではなく他人がデザインしたものだからこそ、フォローワークで原作者のコンセプトを忠実に伝えようと配慮する姿勢はよく判る。氏のこの書に対する入れ込み様はとに角半端ではないようで、内容を全て反芻できるくらい読み返したんじゃないかと思うが、その吟味に吟味を重ねすぎたことで、初めて読む人がどう捉えるかの勘所を却って鈍らせてしまったんじゃないか? と偉そうに分析してみる。
加えて、この書が世界最高の一冊かどうかについては「そうですかぁ〜???」って思わず言いたくなる。分量を半分にして短編の一つとして読む程度のちょいとした内容にも思えるし、話の核となる部分が陳腐とも言える偶然性で成り立っている点が僕には減点対象。これが実在する人物のノンフィクションならまた別の感慨もあるが、そういや作り話なんだよねえって感じ。少なくとも、これより優れた本は他に間違いなく在りそうだし。
自分の人生の中で一番最高!な書や曲、というのは僕のなかにもある。多分それをここで書いても同意してくれる人は全世界で20人以下だと思うし、誰からも「これがぁ???」っていう反応が返ってくるものと確信しており、まあそういうもんだろうと納得しているけど。
とりあえず、次の村上ハルキを買うモチがプツっと途絶えてしまった。どうしたものか。
2008/2/8 [HADAGABAKANAGAIJIN]
寒気団が居座り、今日もかなり冷え込む夜。フリースを着て物見山帽をかぶって走る。ちょっとオーバーだった。
外を走っていると、常に歩道より車道の方を走りたがる。自転車で走るときと同様、これは車道の方が平滑度が高く路面抵抗が低くなるためだ。見た目では気づき難いが、歩道の舗装品質は車道より低く、微妙にモコモコ波打っている。僅かな凹凸であっても、足の裏が路面をキャッチし蹴りだすまでの動作の均一性が低くなり、一歩一歩のコントロールに少なからず抵抗を感じる。五島のランでドブ板の上を走りたがる理由の一つはそこにある。ここのドブ板は平面度の高いコンクリートでできているので、組み込み状態が良ければ歩道より走りやすいのだ。
そんなデリケートなわけだから、トレイルランなんてまだまだお呼びでないようだ。

コーヒーショップの外のテラスで一人、半袖Tシャツ1枚で水を飲んでいるギャー人を見かけた。肌が馬鹿になっているようだ。そこまで無感覚なのもどうかな? と思った。
2008/2/9 [ソロ物シュー練]
今日から三連休。先週と同じような雪が降るから乗れる時に乗っておきなさい、とお天気おねいさんに散々脅され、鞭打って物練に出かける。
いつもの8時半に行ってみると、おや?誰も居ないぞ。そこへ飛んできたカンコ鳥さんに訊いてみると、「6時半に超早出班が、7時に准早出班がスタートしていったよ」とのこと。なぬー! すでに1時間半も前のことではないか。
としらじらしく書いてみた意図はありまへん。
みんなハエーなと思いつつ、もとからDHポジで一人練のつもりだったのでノープロブレム。風が穏やかで、快適に走れる。雪予報のせいかCRは閑散としている。
川島町でどなたか一人後ろについたが、追い越さないのでそこそこ練習になっているのだろう。集中力を切らさぬよう35km/h以上を維持して走る。お陰で大東文化坂で果ててしまった。
物駐に行ってみると、すでに物シューを終えた方たちがご歓談中。えーもう終わりですか? そりゃそうだ。
このまま皆さんと共に引き返したくなる気持ちを押し殺し、一人通常班も同じメニューをこなすぞ、と物シュー5周。もっと回った方もおられるかと思いますが、これくらいで勘弁してくっさい。
1周目。「ボトルの水が凍っててろくに飲めない」との奈良さんの一言が気になって、高速下りでしっとりした路面にビビりまくり。下りきった左コーナーを曲がれずオーバーラン。裏の農道は追い風でいつもより飛ばせる。ラップタイムは良くなるだろう。上りは相変わらず一瞬で乳酸が溜まって干上がる。11分31秒。
2周目。コースにそこそこ慣れてきた。上りに入ってクルクル走法。だめだ、この激坂長いんだよな。11分15秒。
3周目。上りも全てDHポジで行ってみよ。平地だと思って走ればいい、と河野さんのコメントを思い出して走るが、60rpm以下になるような急斜面ではさすがに効率が悪い。要はDHポジが有効的なケイデンス範囲は狭い。11分18秒。
4周目。上りはダンシングで行ってみよ。乳酸が溜まらない代わりに息が上がり、中腹の平坦部分でスピードが乗らない。11分11秒。
5周目。以上を踏まえ、ベストな組み合わせで。農道下りではスピード維持のコツも掴めてきた。上り突入の激坂はダンシングで筋肉を温存。向かい風なので程ほどに。逆にラストの緩斜面はDHポジで。10分50秒。
最後まで垂れずに走れたのは○だが、レベルが低すぎたか。
慈朗さんの9分台は全く手が届かない。密かに上げてきているようだ。
帰りは追い風基調で極めて気持ちよく走れたが、脚に来ていて38km/hがせいぜい。短い距離で実の詰まったいい練習ができた。
スタート時で-1℃、終了時+3.5℃と全体的に低目だがまったく気にならなかった。風が無いだけで快適度がまるで異なる。雪も降る気配が無く案外練習日和だったね。
2008/2/11 [あの歌声を再び〜俺様のダミ声よ再び〜]
2/8夜に見た韓国人テノール歌手のドキュメント番組。
アジアでは100年に一人の逸材と言われた天才(ペー・チェチョル)。よりによって甲状腺ガンという悲運が彼を襲う。歌声と命とどちらが大事か?と残酷なことを問われ、摘出手術によって声帯と横隔膜を動かす神経の半分が失われる。彼の第二の人生が始まった。彼を支えたのは一人の日本人音楽プロデューサー、そして彼自身も苦境を乗り越えていく。
じつにいい話だった。歌声は未だ蘇っていないが、いつかランスのような大スターになって欲しい。

土曜日の物練帰りの車中でその番組を思い出し、彼の発声練習を真似てデカイ声で歌っていたら、翌日になってすっかり喉を痛めてしまった。どうやらそこから風邪菌が入ったようで、全身がだるく異様な寒さで布団から出られない。今日になったら完全に風邪っぴきになってた。弱すぎ。

ガキの頃、耳にする曲は片っ端から口ずさまないと気がすまない奴だった。風呂場とはもちろん歌う場であり、隣近所にはウチで新しく買ったレコードは何かすぐ判ると言われた。ショパンのピアノ曲「スケルツォ第2番」を聴いたとき、これはオナラだオナラだと涙が出るほどバカウケし僕の十八番になった(何がそんなに可笑しかったのかさっぱり理解できんが、今も凄く好きな曲で惚れ惚れする)。即興で作ったオーケストラを歌いながら、箸を振り回して指揮者になりきる遊びが好きだった。次第に姉がレコードを聴かせてくれなくなった。今思えば周りはホントに迷惑だったろうと思う。その名残からか、中学、高校と合唱部を掛け持ちしていた。男子高校の(男性のみの)無伴奏の合唱というのは、ダイレクトに伝わるピュアな緊張感があり、混声合唱とはまた違った魅力がある。全体の息が合って生まれる共鳴作用は、チームTTにも当てはまる底知れぬ威力があると思う。
そんなわけで歌うことは本来好きなのだがカラオケは絶対に行かない。
2008/2/12 [人前で聴くとヤヴァい曲]
KAZEMAXです。

昨日の日記で、ショパンの「スケルツォ第2番」と何気なく書いたが、ガキの頃はもちろん、今に至るまでこの曲名は頭に入ってなかった。明日には忘れているだろう。単に便宜上、CDを引っ張り出して調べて書いた。僕はまず曲名というものを覚えた試しがないし、イントロクイズで曲名をスラッと言える人は天才だと思う。

引っ張り出したついでにこのショパンのピアノ曲集を聴いたんだけど、最近こういうのに滅法弱くなってしまった。何故だかわかんないけど、不覚にもウルウル泣けてきちゃうんだよ。もう恥ずかしいったらありゃしないんだよ。ただのクラシックなのになにが悲しいんだろうか。確かに、いくつかは幼稚園の送迎バスの中でかかっていた忘れようのない曲だし、その「スケルツォ第2番」の入ったレコードは母に連れられて街中の店で買った場面を鮮明に思い出すことができる。でも別にこれらの曲に関連した悲しい想い出なんて全然ないんだよ。つまりはずっと仕舞われっ放しだった遠い昔の記憶が、音楽という触媒でリアリティをもって脳みそに映し出されると、内容はどうであれ涙腺が強制的に緩むように人間はできているのだろうか。あるいは、今のこの腑甲斐ない自分を思うと、夢と希望に満ちていた子供の時分が哀れでしかたないからだろうか? はたまた、ショパンのピアノ曲は泣けるのか(その可能性はかなり高いと思う)。ちなみにショパンの享年は39歳ですでに追い越してしまった。
それともこういう経験は僕だけですか?

先月末のサボった日、朝のワイドショー(とくダネ)でゲストに大橋純子が出てきて、レコード大賞の歌唱賞「シルエットロマンス」が流れてくると、司会の小倉さんが今にも嗚咽を漏らしそうな顔になりコメントにも窮しているのが痛いほど良く判った。そうだよそうなんだよ、と言いたくなった。僕自身同じ心境になっていたからだ。僕にとってこの曲は聴いたことがあるという程度で、過去の記憶に直接結びつくものは何もないのに、いったい何故だろうと不思議に思った。
それにしても、この人の歌の上手さには改めて感心させられる。
2008/2/14 [筋トレbyおかん]
近年、風邪を引くと必ずおかんがセットについてくる。おかんと言っても、田舎のおふくろではなく悪寒だ。
一日の緊張がほぐれてきた夜にそいつは突然やってくる。居ても立ってもいられない寒さと、底知れぬ恐怖で薬物中毒患者みたいに震えが止まらなくなり、ベッドに辿り着くのも大変だ。無事もぐりこめばあとはひたすら耐えるのみ。この間に地震が来ようと強盗団が侵入してこようと何もできないね。
どうせ何枚布団を被っても寒いのは消えないので、今回は2割増程度で妥協していたら(布団を用意するのだって命がけなのだ)、いつまでたっても寒い。やはり悪寒だろうとできる限り暖かくするべきなのかも。
「科学大好き土曜塾」でやってたけど、寒い中でも動物が体温を37℃に維持できるのは、筋肉が熱を生み出しているおかげなんですね。
判っていたようで判ってなかった。
そんなわけで、エネルギーを起こすためのアイソメトリック運動が布団のなかで強制的に行われる。Compexマシンを全身につけたと言ってもいいかもしれない。そうやって温めて、いずれ発熱へと移行するのが毎度のパターンであるが、要するに体内の風邪抵抗部隊はこの俺様に運動させて熱を上げさせ、自分からはちっとも働こうとしない、ってことではないか? 布団の中で力んでいるのが段々疲れてきて、なんかこれ理不尽じゃねーか?と思えてきた。まあ、風邪で脳みそがやられるとおかしな発想が出るもんである。
1時間くらい筋トレしてたらやっと悪寒がおさまり、入れ替わりに熱が出てきた。37.5℃くらいは行っただろう。しかし3時間くらいであっさり平熱に戻ってしまい、長続きしない。こんな短期間では風邪菌を退治できない。まったく、最近は熱もろくに出ないなんて、年寄りじみてきたもんだ。案の定、その後二日たってもちっとも風邪は治らない。
相変わらず喉はずっと痛い。クルマの中で歌うのはもう止めよう。
2008/2/16 [風邪コンティニュー]
にわかに、東京マラソンがTVでも紹介され、話題として一般レベルに落ちてくる。
「東京マラソン出ないのぉ? 申し込んでないんだ?」
なぜか複数の人にそう言われ、返答に窮する。
明日の東京マラソンは、気温は低目だが快晴で風もそこそこの追い風基調、素晴らしいマラソン日和になりそうだ。それに、大勢で走ると囲まれているせいか寒くないんだよね。せっかくだから見物に出かけて大盛り上がりした雰囲気を共有したかったけど、このヒドい体調では何も手がつかない。家でじっとしているのみ。無駄な足踏みを続けている。
また7-80年代のCDを数枚買ったので、聴きながら早くランがしたいなあ。神様早く治してください。
2008/2/17 [五輪選考レースだったのね]
東京マラソン、知った選手もいないのであまり期待してなかったが、積極的なレース展開で面白かった。コンディションに恵まれハイペースを維持する中、集団は少しずつリストラされていく。レースを牛耳って余裕十分と思われた黒人勢が、28km付近から次々と失速。粘りがないというか、いとも簡単にダメになるのが彼らに共通の弱点だね。ペースメーカーが居なくなった30km過ぎに何人かが仕掛けるが結局飛び出しに成功したのはスイスの白人選手、それを追ったのはノーマークの一般選手、藤原新(あらた)。38km付近で危うくこけそうになった彼に注目が集まる。
「どうしたんでしょうか、アクシデントでしょうか」「VTRを確認しましたが、後ろの選手と接触したようです」「あ、またおかしいです!」「脚に来てるようですね」「豆が出来たんでしょうか」「靴紐が、外れているようには見えませんが」
お前らアホばっかだ。この挙動はどう見ても「攣りそうな状況」であり、誰一人指摘しないのはなぜだ?
反対車線には一般ランナーがのんびり走ってる。いや、決してのんびりなどではないだろうけど、そう見えてしまった。ふと、彼らのペースを計算してみると、サブ3より速い人たちだった。ショォーック。
そのなかに、全身ぬいぐるみ男とか居たりする。考えられません。

JYUさんベスト更新ですか! やばい、追い越される。今日は咳が止まらず、一時吐くかと思った。やばかった。何やってんだって感じ。
2008/2/18 [初めて写真に撮る]
中止だった浦安ハーフの参加賞が律儀に送られてきた。毎度のTシャツとディズニーの小タオル。
このTシャツ、Mizuno製でなかなかしっかりした作りで、裏面にもプリントが入っていて一応コストはかけている風だけど、着心地がゴワゴワして伸縮性がないし汗を吸うと重いしさらっとしてないしで、要するに機能性Tシャツではないので日頃の練習には向かない。とは言っても、使ってるけどね。さりとて普段着に使えるデザインでもないし。ユニクロでも安く機能性Tシャツがあるんだから、素材的にそんなに高いもんでもないと思うけどなあ。折角なので、着るとやる気が出るようなモノへともう少し検討して欲しい。それとも評判いいのかな?
2008/2/20 [ 紙パックのスポドリってないかな。]
風邪なので余計なアレコレ考える。

物練などでコンビニに寄ってペットボトルを買うと、一気飲みするかボトルに移し変えるか、いずれにせよペットボトルの役目は一瞬で終わる。やっと日の目を見たと思ったら数秒でゴミ箱直行とは、まるでセミのような儚い人生であり、当然勿体無いし便利な生活の為に贅沢なことしてるな、と思うのだが、ペットボトルはリサイクルが比較的上手くいっている印象があるため、さほどの罪悪感も無くゴミ箱に捨てられる。
ところが、先月見た朝のTVで、ペットボトルはかなりリサイクルが上手く回ってないことを知った。つか、
ペットボトルってペットボトルに生まれ変ってないって知ってました?
そういう意識はなかったな。ケミカルリサイクルというハイテク手法で水平リサイクルは出来なくはないらしいが高コストで(すなわちエコ度は低い)まだ実用的ではないようだ。廃ペットはシートや繊維になるなどして、その後焼却。3巡目は無いのである。

ドイツ出張
で知ったけど、ヨーロッパのペットボトルは肉厚で頑丈な作りになっていて、デポジットが含まれている。そこらへんにぽいと捨てると損する。システムとしては、成功例と見なされていないらしいが。
つまりリサイクルではなくリユースなのだが、洗って繰り返し使う方がトータルの環境負荷はリサイクルより当然ずっと低い。日本でリユースされているのはビール瓶、牛乳瓶くらいのものか? そういや最近はビールも瓶で飲んでいる人はビール通くらいなもので、飲食店のおかげで持っているシステムだね。カンで飲むより断然美味いというメリットは、日本では通用しないらしい。日本人って、美食家なのかそうでないのかよくわからん。そう言う僕も普段飲むのはDiet。

一昔前はジュースでも何でも瓶だったものだが、すっかり消えた。同時にリユースというシステムまで無くしてしまうことはないだろう? 実際はあまり上手く機能していないらしいペットボトルのリサイクルシステムをなんとか工夫するよりも、むしろ使い捨て構造に頼りすぎる生活を見直すところから入るほうが筋として正しいのではと思う。
コンビニにドリンクサーバーってのはどう? ボトル持参で。1杯100円でも儲かるでしょう。亀ローで試験導入すれば実に偏ったデータがとれそうだ。

まあそれはごく一部のニーズとしても、日本でもヨーロッパみたいにリユースのペットボトルにすればいいじゃん、ガツンと50円くらいデポジット取ればいいんだよ、などと思いネットを漁っていたら、それについて考えているページを見つけた。なかなか面白い。ただしこの分野は状況変化が激しいので、この8年前の研究資料は全くアテにすべきでないかもしれない。それより8年前の発想にやっと自分が追いついたところが悲しい。
そのトップページに行ってみると、実は「CO2は地球温暖化の原因とは思えないし、地球温暖化なんて全然心配要らなーい」とこのご時世に凄いことを提起しているトンデモサイトだった。
んーまてよ。トンデモなのか? これらの論争を追っていくとかなり激化して深みに嵌る。環境を良くしていこうという共通目標を持つ両者がなぜいがみ合うのか不思議でならないが、正直なところシケた脳みそではどちらが正論なのかさっぱり判断がつかない。
温暖化論争はさておき、冒頭で書いたTV番組に出てた大学教授はまさにのトンデモ側の人らしいということが見えてきた。つまり彼が唱えたペットボトルリサイクルが上手く機能していないという事実も主流派(一例:安井至氏のサイト)は全く認めていない

その真相はともかく、少なくとも言えるのは今の日本は異常なほどペットに頼りすぎていること。そのリサイクルは万能ではなく環境負荷は相変わらず大きいということ。それに一つ雑学として知ったのは、日本製のペットボトルは薄く軽量に作り透明度や光沢度を上げるために極めて高い素材品質が要求されるらしい。そういえば、キレイなボトルだなとは思っていたが並々ならぬ努力が詰まっていたのか。廃ペットを中国がわざわざ欲しがるのもその品質のせいかもしれない。さらにそのお陰で、安価なリサイクルや傷の入りやすいリターナルペットボトルの実現を難しくしている。何事も、キレイ過ぎは良くないよ。日本人らしい話だ。

横浜に住む友人は、納豆を自宅で食べないことにしたと言う。横浜市では、プラスチック容器は綺麗に洗ってリサイクルゴミに出さなければならない。納豆のパッケージを綺麗に洗うのはかなり手間だし、そのために水道水を多量に使い、納豆の汚水を浄化するために少なからず負荷がかかるのをよしとする横浜市の判断には首を傾げるが、自治体には逆らいたくないという。えらい。
だが、そのために納豆を買わないなんて実に愚かだ。この場合納豆パックはリサイクルなどせず、洗わずに焼却するのがベスト、が正解ではないかと思う。
あんまり関係ない〆だったか。
2008/2/21 [寒がり]
風邪を引いてからは、3枚厚着して、3枚の布団をかけて寝ている。
寝室に暖房器は無いが、ここ海沿いは夜中も暖かく、マンションなので室内は何もしないでも常に15-17℃はある。温度計が一桁を示したことは過去に無い。
しかし、寒い。
首まわりの隙間を埋めるため慎重に布団をたぐり寄せる。熱が逃げないよう、無駄な寝返りは打たない。卵を温める鳥みたいだ。
どう考えても、寒がりになった。恒温動物としての自信も失いかけており、暖かくなれないことに一種の恐怖をおぼえる。
風邪がしつこいのもそのへんと関係がある気がしてならない。
この寒がり度は年々ひどくなり、逆に暑さは感じない傾向にある。
地球温暖化に向けて身体が対策を講じているのかもしれん。しかし、用意周到すぎる。
平均気温が数℃上昇する100年後には、折角の適応能力が生かされないのが残念だ。つか、50年後でもやばいか。
でもやっと風邪がおさまってきた模様。寒い冬はもうこりごりだネー。
2008/2/22 [贅沢の国の象徴]
追浜だか栗キントンだか負け犬だか知らんが、自分らを中心に地球は回っていると思っている人たちの、贅をつくした乱痴気騒ぎのどこがトップニュースですかね?
しかもまーだまだ遥か先の話じゃねーか。あほくさ。こんなもん、日本の国民に何の意味があるの?
それよっか、ケニアで何が起きてるか、とかのほうが数倍重大だろう?

昨日あたりから風邪が回復傾向。まだ、咳が出だすと止まらないのが困るが、気分は良くなってきた。明日からぼちぼち走り始めてみるか。2週間ぶりかあ・・・・。
2008/2/23 [春一番]
すごい風だ。夜、多少マシになってきた頃にスロージョグ。やっと身体を動かせるようになったのは嬉しいが、早くも1km過ぎで脚がもつれてきて、気持ちよくない。追い風では背もたれがついたかのよう。建設中のマンションもあるので、資材とか吹っ飛んでこないか気をつけて走る。慎重にキロ6分近くで走ったがかなり足に来た。普通2週間のブランクでここまで落ちるか。病み上がりだからだろうか。この2月以内で元のレベルまで戻すのは厳しそう。

明日は横浜国際女子駅伝ですが石井さんは出場リストにありません。
2008/2/24 [春二番]
昨日は風邪も9割5分吹っ飛んだと思っていたが、どうやらランの後は調子が良く感じるみたいだ。寝ている間寒く、どよーんとした朝を迎え気分が萎える。そして早くも筋肉痛。日中は昨日以上にバウバウ嵐が吹きまくっていてこりゃすごい。玄関のドアが開かないぞ。またまた夜の鎮まった頃にラン。風が強いと寒い。暖まろうと、かなり飛ばし気味に走ってみた。思ったよりは脚が動いてくれたがキロ4分41秒は飛ばし気味とは言えないだろう。早々に売り切れた感覚なので、明日はさらにキョーレツな筋肉痛が来そうだ。
今月はまったくもって練習量が未達だ。バイクは平日練が必要かぁ。
2008/2/26 [ふと思う]
電車に乗っていると、時々、
「発車間際の駆け込み乗車は、危険ですからお止めください」
と、それとなく注意するアナウンスがある。
「無理をなさらず、次の電車をご利用ください」
などと続く。
次の電車を待てだなんて、素直に聞くわけがないことを言ってどうする? リアリティのない形ばかりの喚起が却って反感をおぼえる。
そこで、ふと思う。
こう言えばいいのだ。
「発車時刻にはきちんと間に合うよう、努力しなさい」
そうだ、奴らに足りないのは努力だ。
マナーとか羞恥心はハナッから無いんだし。
2008/2/28 [へっぽこ]
「メタミドホスは袋の外から染み込んだ」ことになっているらしい。
「毒物混入は日帝の仕業であり、我々は被害者だ」とお怒りであるらしい。
そんな狂気の沙汰としか思えない理屈が国民の間にフツーに刷り込まれるお国柄を改めて恐ろしく思うが、これはもう不買運動で抵抗するしかないとして、へっぽこ福ちゃんが何も抗議しないってのが嘆かわしい。

「前機種でクレームが来てないのだから改良する必要など無い」
「良かれと思って改良しても、クレームが出たらどうするんだ?」
こんな事なかれ主義を恥も無く開発ポリシーと言い切る奴は、三流映画の中だけの、見るからに出来そこないの課長あたりでしか見られないと思っていたんだが。
へっぽこはどこにでもいるもんだ。

シゴトの愚痴はこんなとこに書くなー、ですかね。たまには。
2008/3/1 [なぜかお疲れ気味]
どうにもヤルキナシオが居座っており、風邪も若干燻る中、朝の目覚ましをやり過ごす。
先月の自転車は135kmという少なさで、どうみても天気のいい穏やかな今日を走らない理由はどこにも無いはずだが。
昼になっても夕方になっても気分が重いまま。比較的快調なランなら抵抗なくできるだろうと思いつつジョグに出てみると、かなりゆっくりなのに脚が重い。ヤルキナシオにも訳がありそうだということが判ったが、さりとて疲れが溜まっていると言えるほどの練習をこなしてない。

3月は、4月半ばのフルマラソンに向けて最も多く走りこみたい。無理だとは思うが300kmを目指そう。それでいて、自転車もそろそろやっていかないと、JCRC修善寺戦のZクラスは死ぬ思いをすることになる。
2008/3/2 [ウンともスンとも]
日曜物練。さすがに二日連続で二度寝を決め込むわけにもいくまい。小学1年生のランドセル並にキッチリとウェアを枕もとに用意し、ブログにも参加表明した。どうやらここに書き込まない日は、9割の確率で挫折している。
ところが予期せぬアクシデント。いや、予期できたか。3週間ぶりとあってか、エンジンがかかりましぇーん。イグニッションひねってもウンともスンとも言いましぇーん。というのは実はやや誤りがあって、ライトはパカパカ点滅し、エンジンルームではカタカタカタと聞いたことの無い変な音を発する。ライトを点けるエネルギーが残っているんならセルに回してくれよ、と思うのだがこれはどういう仕組みなのだ? 単なるバッテリー上がりではないのか? と一抹の不安はあるものの、とりあえずリアのラゲッジルームにあるバッテリーを苦労して外し家に持ち帰って充電。以前乗っていたRV-8のバッテリーが頻繁に上がるので充電器を持っているのだ。RV-8のせいじゃなくて僕がたまにしか乗らないせいなのだ。自転車が載る今のクルマに替えてからはバッテリー上がりは一度も経験しておらず、ここ最近いかに練習をサボっていたかが浮き彫りとなった。確認してみたらクルマに乗る頻度は去年の11月からガクッと落ち始め、その内容を調べると
11月--1回 (物練)
12月--1回 (JCRC最終戦)
1月---4回 (物練×3 長柄練×1)
2月---1回 (物練)
たった7回。1月に少し増えたが2月の風邪っぴきでトドメを刺したようだ。これでバッテリーが音を上げない方がおかしいだろう。ちなみにこの4ヶ月間の練習量は月平均310km。素晴らしすぎ!
ガソリン価格の大幅上昇も心理的に作用しているのは間違いないが、クルマの維持費等考えたらそれこそ本末転倒。
適当なところで充電を終え、千葉あたりに行こうかと思っていたが、予想以上にスッカラカンだったらしく午後を過ぎてもセルスタートOKのレベルにいかない。琵琶湖マラソンを、ほぼ寝て過ごす。

午後4時。実は再取り付けにとんでもなく骨が折れた。リアハッチは電動ロックなので、バッテリーを外してハッチを閉めると、もう開けられないのだ。えーーっ? この仕様は欠陥と違いますか? ラゲッジには自転車がドーンと入っており、リアシートにはZIPP2本と三本ローラーが鎮座していなさるが、機械式駐車場の構造上後部ドアは開けられないので、そいつらを外に退避できない。20cmほどクルマを前に移動させればドアが開くんだが、オートマは押しても動かない。ハッチを中から開ける非常用ロック解除はラゲッジの奥底にあって、リアシートから身を乗り出して手でまさぐるが自転車が邪魔で一向に発見できず、諦めてバッテリーを中から入れることにする。せめて取っ手でもついてりゃありがたいんだが、このクソ重いバッテリーをリアシートの上を越えてラゲッジの奥の方へ置くのは無理難題過ぎる。こ、腰が折れる〜〜。
1時間悪戦苦闘し、既にぐったり。明日あたりギックリかもなー。

やっとこさ自転車を取り出せたので、家になぜか転がってたレッドブルを飲んでチャージし、真っ暗になるまで1時間だけ走る。折角の晴れた土日を、なんとも無駄に過ごしたもんだ。
2008/3/4 [平日長柄練]
そういえばバッテリーってまだ一度も取り替えてないから足掛け8年使っている。よく耐えてるなー。

そんな腑甲斐ない土日を過ごしたので、穴埋めする為に休暇をとって長柄へGO! ちゃんと一発でエンジンかかった。一安心。
さて、調べたらここんとこ月平均310kmしか走ってないが、それがどうした。仕上がり状態が客観的に示される長柄TTで平均30km/hで走れれば、なにも文句はないのだ。頑張るべし。
風はほとんどなく、真冬用の物ジャーはちょっとオーバーだったかも、というくらいの暖かさ。条件として申し分ない。コーラを持って走り出す。DHバーアリなので、比較的乗れている平地はスピードをうまく維持できているが、上りがどうも心許ない。パワーが細い。10%を超える坂ではダンシングを盛り込まないと上れないほどで、喉に甘いものがこみ上げる。ウンドー不足で息の上がることをすると味わえるアレだ。確かに、上り用筋肉はしばらくご無沙汰だったが、部位に関係することなのか?
力を出し切らず安全パイのペースで上る。欲張らない戦法は吉と出たようで、あまりロスタイムなく養老TTポイントまで来た。それでも養老TT後半あたりからタレが顕著になってくる。
養老TT本日の記録:49’29”(best+5’14” Ave=28.86km/h HRave=133bpm)
HRが低い。脚が干上がって追い込めなくなった。50分を切れたことでさほど悪くないと思っていたが、ベストタイムを忘れていたようだ。5分も遅いとは。
後半はやや向かい風の割合が増えたがほとんど影響ないレベルのはず。ここでエネルギー切れになり、朝バナナを慌てて流し込んだり、自販機に立ち寄るが緊張感が既にない。補給を我慢しすぎた。
カモフラージュしまくったBMW7の試験車とすれ違う。こんなところで何を試験するんだろ? あ、BMWと思った時点で騙されているか?
伴走車を引き連れたエリートランナー集団とすれ違う。エアロビクスセンターで合宿中の人たちだろうか。一人のかわいいコと目が合って、俄然やる気が出る。単純は力なり。
そのやる気も虚しく、Ave30km/hを大きく下回る、28.45km/hで終了。とは言えさして悪くはないタイムなので実は落胆はない。このコースでAve30km/hなんて早々できるもんじゃないのだ。

VXRS+WH7801C+DHbar 道中摂取物 コーラ500ml ゲータレード500ml 朝バナナゼリー さらっと絞ったオレンジ300ml
2008/3/5 [★エノキ]
1日1時間ペースの練習で終わっていたら、毎日やったとしても月30hにしかならない。すこし気合入れていぱねま。そう思って昨日頑張りすぎたか免疫力ゼロ状態でまたヤバっぽいので大事を見てサボる。先月の風邪が抜けきれておらず、体調も練習も一進一退だなあ。なかなか、思う存分飛ばせない。

「ちぢれキノコ炒め」。
「ためしてガッテン」を真似てエノキダケをベランダで2日干したものを使って炒め物にしてみた。エノキはほぐしてから干す。ついでにマイタケも干した。見栄えは悪いんだけど濃い旨味と香ばしさでエノキの味じゃなくなる。酒のつまみっぽい。
エノキというと鍋物のイメージが強いが、歯に挟まるのが不快。そもそも自論としてエノキは(というか大抵のキノコも)煮るのが一番味気なく、天ぷらにするのが最高!と思っている。干しエノキは天ぷらエノキに通ずる味だ。いずれも細胞がぎゅっと縮んで旨味成分が抽出される点で似ているのか。
煮物にも応用できるのでこれは良いかも。
2008/3/6 [辰巳でリフレッシュ]
ビッグサイトのリテールテックショー(なんですかそりは?)を見に行く。のべ3kmくらい歩き、無茶苦茶疲れた。足が棒。もう歩けない。辰巳温泉でほぐしていこう。効能:血行促進、肩こり解消、泳力アップ。
一人1コースが保障されている状況なので、久々に2000mを計る。32分47秒は昨年5月の初2000TTより遅いが、佐渡直前のタイムとはほぼ同等。この時期ではまあまあかもしれない。
例によって図書コーナーのTJ誌を読む。ロードレーサーにDHバーをつけるのはジオメトリの点でいくない! とかなり突っ込まれたぞ。確かに、ハンドル高いもんな。何とかして下げたほうが良いかな。でもまだTTバイクは買う気が起きない。置く場所が無いというのが最大の理由だが、幸か不幸かこれは欲しい!っていうTTバイクが無いんだよなあ。Kestrelはロゴがカッコ悪くなっちゃったし。TIMEのRXRは、幾らすんだよ!?
いいさあ、カッコ悪くたってロードバイクにドロップ&DHバースタイルで行くさあ。

泳いでも脚棒状態は解消されず、温泉効果は無いことが判明した。
2008/3/7 [耳が痛い]
エンスト気味な今日この頃。やはり昨日の疲労が具合悪さへと変化しており、よっぽど帰ろうかと思ったが、これは花粉症とかいう奴の仕業かもしれないと思い、やる気もそこそこあるのでトレッドミルに乗っておこうと考え直す。週末を意識して、とっとと終わらせようとスピードを上げ10kmほど走るつもりだったが、6kmあたりでなんとも気分が悪くなってきて、粘って7kmまででおしまい。何かが燻っているが正体不明。
そこで見たTV。テリー伊藤が「インターネットは1時間で止める」とかいう公約?を提言していた。好きなことだけを選択し、嫌いなものと出会う機会を失することで人としての成長が損なわれる云々。んー、これは痛いところを突かれた。まさにその通りだと思う。僕がISDN環境のままでいるのも自分への歯止めという理由が大きかったりする。
でも、アホな日記はきっと書きつづけるだろう。
2008/3/8 [今年初定峰]
7時の早出隊も9時のうどん喰い隊もスルー。家を出たのが既に9時10分。
11時の荒川スタート直後に、帰ってきた志村さん岡部さんと遭遇。笑われてます。そうです今からです。
家では無風だったのに、ここいらは結構風が強い。キバって26km/hくらいで遡上する。HRは130前後。途中ソロモリモリにも会うがいつものウンコもれそうな一心不乱な走りのため気付かず。
TJの記事に触発され、TTバイクに少しでもポジションを近づけるため、サドルを前に出し、その分上げるなどの試みを行う。40km過ぎてどうにも腰が痛くなり、サドル高を元に戻す。ほんの2mmくらいなんだけど、戻したらスッと楽になった。
明日は名古屋女子マラソンのためたぶん乗らないので、今日のうちに長く乗ろうと、清澄経由で松郷-定峰へ。せっかく来たので、きっちりトイレに寄ってから定峰計りましょう。
定峰TT 16:56(best+2:29) HRave/max=148/155bpm
ぬー、遅い。ワースト3位くらいだ。そこそこいい感じで走れている気がしていたので、余計にショック。やはり上り用の筋肉が全然出来ていないようだ。
白石峠を目指してみたが、途中で雪がそのままアイスバーンになっており、引き返す。
ほぼ来た道を折り返す。昼の風が落ち着いて追い風効果が薄まり、最後は無風になってしまった。辿り着いたのは午後4時半。夕焼けの太陽がデカい。

VXRS+WH7801C+DHbar 道中摂取物 便所水500ml モチっとロール コーラ500ml ファンタ500ml

内藤VSポンサクレックの試合はかなり良かった。あんな白熱した最終ラウンドはなかなか無いだろう。両者とも限界まで戦い尽くし、勝敗を超えた達成感で会場は一つになった気がする。晴れ晴れとして健闘を称えあう姿が素晴らしい。 前回のあの試合はホント下らなかったなあ。
2008/3/9 [世代交代]
朝にジョグして夕方舞浜を自転車練などと考えていたが、べっとりと疲労が残っていてとてもじゃないがやる気にならん。グダーッとTVを見て過ごす。サンデープロジェクトを見ていたら、出来るものなら農家に転職したくなってきた。半分マジで。土地の少ないここ島国ニッポンで、現在埼玉県の面積分もの農地が放棄されているらしい。なり手がいない、といった単純な理由だけでは無く、農家やります!と手を挙げても上手く行く見込みは低そうだ。上尾の空いた農地をうまいこと切盛りして小松菜生産全国一を目指す起業家が紹介されていた。上尾あたりなら都合がいいかも・・・(判断基準が違うだろ)。
名古屋国際女子を期待して見る。Qちゃんは謎の失速。調整ミスだとしたら、一体何度目の同じ過ちか? 
早々に王者不在となり、はて、他の有力選手は?と言っても、数は多いものの誰が抜きん出るのかさっぱりイメージが湧かなかったが、ある意味それは正しかった。名古屋名物となった後半のアタック合戦にことごとく有力組が破れ、初マラソンの二人がワンツーフィニッシュ。レース序盤は極端にスローではあったが、後半の追い上げの鋭さは、代表選考理由として十分だろう。個人的には2位の一般選手の存在が気になったが番組ではデータが無かったようだ。
Qちゃんオリンピックにこだわりすぎだよなー。北京がダメなら次はロンドンか?とか愚問を発する記者も記者だけど、人生を賭けるに値するレースは他にも一杯あるんだから。ハーフでも市民マラソンでももっと様々なレースに出て話題を振りまけばいいのに。それが本人がよく言う「感謝」の一番のしるしになるでしょう。

SUMOレスリング観戦後、疲労が抜けてきた頃にジョグ。穏やかだった朝とは打って変わって強烈な南風に悩まされた。同じコースを2周し、ラップは1秒と違わない。そんな才能に恵まれていてもあまり役立たない。
2008/3/11 [手っ取り早くヒルクライム練]
昨日がオフだったので、トレッドミルで少し追い込んでみる。13.6km/hからスタートして、1km毎に0.1km/h上げるビルドアップ走。1時間約14km走る予定だったが、10km過ぎて14.5km/hくらいでどうにもしんどくなってきて、11kmで音を上げた。キロ4分ペースに行く前にギブアップとは、なんとも情けない話。一つ言い訳すると、暑さに負けた。日中は5月頃の陽気になったらしいので館内もそれ相応にクソ暑くなっていたようだ。でもやはりいただけない。
ささっと白石峠に行けるわけもない千葉県民にとって、手っ取り早く上り練習はできないものだろうか。とりあえず脚系筋トレ(レッグプレス・カール・エクステンション)をやるが、どれも上り用筋肉にダイレクトに効いている感が薄い。レッグカールは昔から苦手で40kgくらいしか上げられないのだが、これはもしかすると平均レベルより大幅に劣っているんだろうか。
足と手を動かす、エアウォーカーみたいなマシンのヒルクライム版がいつの間にか存在していることに気付いたので乗ってみる。以前も思ったけど、この足と手がリンクしているマシンはどこが力の入れ所なのかさっぱりコツが掴めずやり甲斐に欠けて難しい。これでヒルクライムの練習になるのかなあ。10分くらい歩いてお終い。マナーの悪いレッスン連中と鉢合わせしたくないのでスイムはサボる。

北京行きの最後の切符を手にした中村選手は天満屋。大阪で2位だった森本も天満屋だし、アテネ代表の坂本も天満屋。
中村選手にあと一歩追いつけなかった2位の、同じく初マラソンの尾崎選手はセカンドウィンド[後日修正:第一生命の誤り。セカンドウィンド所属は姉のほう、ということで、姉妹で俊足ランナーだった。eibinさんご指摘感謝です]。ちょっと高島礼子を髣髴とさせる3位の加納選手もセカンドウィンド。大阪で優勝したイギリス人マーラ・ヤマウチ選手(北京行き決定)もなぜかセカンドウィンド。
チャンスに強い人って結構集まりやすいのかな。男子も中国電力かJRかって感じだし。
2008/3/13 [実業団クラスの練習とは?]
こまいぬさんの記事から辿った荒井選手のブログを観察。日清食品の実業団ランナー出身、今年のジャパンからプロとして参戦予定とのことで、わりと行っている37歳?参考にもしやすいかもしれん。
とはいえ、持ちタイムは10000mで28分14秒、フルマラソン2時間15分とトップクラスのランナーであり、雲の上の人。男子でここまで速いランナー出身の人って他に居たかなあ? フルなんか、僕と53分も違う。53分ってスゲー。余裕でメシ食ってクソして昼寝するくらいの時間がある。
そのぶん比較的バイクが遅いか。2年前くらいは、ひょっとすると僕と変わらないレベルかもしれない。
2月の練習量が出ていた。
 Swim:34km  Bike:1200km  Run:450km
いくらプロとはいえ、自分との差を思うと改めてため息が出る。およそSwimで3.5倍、Bike2倍、Run3.5倍となっている。やはりバイクは好きじゃない感じ?まあでも極寒の2月だから多少落ちるかな。フルをあんなに速く走る人でも、ランを月450kmもやんなきゃいけないのかー、と変なことを考える。今後の人生で、月450kmも走ることがただの一度でも起こりうるだろうか?

一昨日の筋トレが夕方になって筋肉痛として出てきた。やはり、速筋の筋肉痛は遅く出て、遅筋のそれは早いという自論に確信をもってきた。
2008/3/15 [坂だけおかわり練]
朝5時半に起きると、道路が濡れていたので二度寝。8時に家を出る。ソロ物練のつもりだったが、明日も乗ることを考えて長柄へ急遽変更。んー、やる気出ないのでリゲインで前向きの力を頂こう、のつもりが売ってないんじゃしょうがない、お前らBB、でわない、チョコらBBにしてみる。
ボトルを持ってくるのを忘れたので、これ幸いとマジ走りはやめ、のんびり気ままに気楽走に決めた。なのに一時間が経っても一向にやる気が出ず、立ちゴケしそうな勢いだ。チョコらBB効き目なし。シゴトのアイディアでも考えながら走るか。
一番の暖かさ、との予報の割には少しヒンヤリする。強度が上がらないせいだろうか。
辛い坂はカットし、距離だけ伸ばして天津小湊往復にしよう、とおぼろげに考えていたが、坂の練習も必要だなと思い急坂を3往復とかしたりして、コンセプト滅茶苦茶。そのうちに、いつもの長柄コースを逆走している形になり、まとまった坂区間に来るとそこをとりあえず2度走る、というルールが出来てきた。そうこうするうちに養老TT区間に来たのでいつもの習慣でラップをとってスタート。ん、いつのまにかやる気出てきた。走りがヘタレない。これは案外良いかもしれない。
養老TT区間 47:43(best+3:28) Ave=29.9km/h HRave/max=132/155bpm
ここまでイージーで来たので一応参考値だけど、そこそこいいタイムが出た。
幾つかの坂を繰り返したおかげで獲得標高2000mを超えた。新ルートを考えることなく簡単に坂の割合を増やせる手っ取り早い方法として今後も使えそうだ。最後までタレずに走れ、チョコらBBパワーを実感できた。次からはスタート1時間前に飲むべし。

VXRS+WH7801C+DHbar 道中摂取物 コーラ500ml×2
2008/3/16 [35cmは反則だ]
単純にヤルキナシオの独断により5時半の目覚ましを無視してしまった。よってソロ物練は9時半にスタート。風もなくて気持ち良いね。またチョコらBBに世話になろうとしたら今度はリゲインしか売ってない。というわけでリゲインパワーで荒川遡上開始。即効性があるのか、疲れはかなりたまっているはずだがやる気はある。どなたか一人従えながら清澄坂もそれなりに攻め、無事亀ローに来た。今日の身の振り方は、カバ坂一本にしとこう。
やる気はあるが力は出ない。それがリゲイン効果。西平セブンを過ぎたとき、ヒルクライマー風な人にパスされたので距離を置いてついていく。このあたりがテリトリーなのか、同じルートを何度か周回している印象の走り。流し気味なので着いていけたが、途中で止まってしまったので仕方なくパス。
白石分岐を過ぎり、二つほどのY字路の分岐を適当に走っているうちに、目当てのカバ坂から外れてしまった。どうやらこれは高篠峠。カバ坂もヒドい急坂だけど、ここもきついや。路面も濡れてきて、スリップするのでダンシングが使えない。ヘロヘロと緊張感無く上っていたので、先ほどの人が真後ろにいたことに気付かなかった。上着を脱いできたらしい。少し気持ちを入れ替えて、この人が見える範囲でついていく。もとから少ない上り用筋肉は、昨日の酷使でさらに無くなっており、辛抱堪らん。練習になっているんだろうか。
やっとの思いで頂上まで行き、下りが寒くて死んだ。油断してウィンドブレーカを持ってきてなかった。寒さで太腿が神経痛になってきた。
帰りは微妙な追い風も手伝って40km/h前後で走れた。やはり上り筋肉と平地筋肉は全然違うなと思う。
夜、ハンガーノックでヘロヘロになりながら何とかノルマ的にランをこなし、週末は珍しく計11時間に達した。えらいぞ。

トップスイマーフェルプス君の泳ぎを分析する番組を見た。
かなり期待しすぎたのもあったが、要は彼の場合下半身が効いているみたいで、僕には参考にならずちょっとがっかり。足のサイズは35cmもあり、その時点で条件全然違うじゃん、と投げ出したくなるが、馬場よりデカいそのフィンのような足を生かして速さを得ているような感じだ。練習では脚が一番疲れると言っていた。彼は飛び込みやターンでかなりの間潜ってドルフィンキックをすることで差をつけており、短水路だとターン毎に半分まで潜っていることになる。異様な光景だ。その泳ぎ方が速いというのなら他の選手も真似てみれば?と思うのだが、多分エネルギー消耗が激しすぎて耐えられないんだろう。
見方を変えれば、彼はターンあっての速さであり、真の意味で泳ぎが速いと言えるのか? という気もする。ターンの多い200mに記録が集中するのもそのせいではないか。だがトライアスロンでは飛び込みもターンも生かす場が皆無だ。理屈から言えばプルなどは他の選手のほうが上手だろう。
まあでも、流れるような泳ぎは惚れ惚れするね。1日16km毎日泳ぐらしいから、僕はその1/40の練習量。マラソンや自転車選手の1/6程度なのに対して、実にしょぼい。でもこれ以上スイム練を増やす気はあまり無いんだよな。
2008/3/18 [モノモライ]
週末の練習内容がキャパを超えていたんだろうか、珍しくモノモライが出来てしまった。チョコらBBとリゲインで無理に奮い立たせたツケが回ってきたようだ。さらに夜中は身体がうずいて寝られない。もう少しぬる〜くしないとあかん。体質的には決して強い方ではないので。

最近、なんかクルマが汚すぎると思ったら、黄砂が飛んでいるせいだったのか。たまには洗車してやんないとなー。
2008/3/19 [パワーロスを測る]
トレッドミルで走り出したら、最近感じたことの無いこってりした疲労感。5kmも続きそうに無いってくらいしんどかったが、中間の30分を過ぎたあたりでやっと持ち堪えそうな気になってきた。給水すると一気に息が上がる。三日前の疲労がいまだ尾を引いているってことは、かなり効いた証拠ってことで評価しよう。

この頃パワーメーターをつける人が軒並み増えてきたようだが、カーナビ同様僕にとっては高嶺の花。これのスイム版がもしあったらどんな按配だろうと考える。
単純に、手のひらに取り付けた感圧センサーがストローク時のパワーを計測、といったスタイルを想像してみる。それが計測方法として相応しいかどうかはともかく、案外安く作れそうな気がするんだけど。
水泳は自転車とは違い、100%の入力が最終的にスピードへと転化されるまでのロスは大変大きい。液体という条件と、それに泳ぎのテクニックが大きく左右する。いかに出力を上げるかよりも、そのロスをいかに軽減するかが重要になってくる。パワーを知ることで、逆にどれだけのロスがあるかを推し測ることが出来る。プールは常に同じ条件で泳げるからね。
この装置でモニタしながらトレーニングを続けると、腕などが鍛えられることでの出力向上でスピードが上がるのか、それよりも泳ぎのテクニックが向上することでスピードが上がるのか、どっちなんだろう? まあ恐らくその両方だとは思うが、どちらがより上達に貢献するのかが知りたい。テニスやサッカー並にテクニックの重要度が高いんだろうか。
常々不思議に思っていることは、トップスイマーと自分とで見た目のストロークにさほど違いを見出せない(と思ってい泳いでいる)のに、どこでスピード差が生じるのかということ。
自転車もランニングも、トップ選手のスピードを体感することは誰でも短い間なら可能。自転車なら選択ギア比が違うし、ランナーなら歩幅が違う。より重いギアを速く回し続けられるかどうかの話だ。しかしスイムの場合、今以上にストロークを速く行ったところでトップスイマーの速さには一瞬でさえ到達しない。スイムにはギアなんてないしピッチも違いはない。パドルをつければヘビーギアの選択を模したことになり、場合によってはトップスイマーの速さを体感できるかもしれないが、トップスイマーはトレーニングで手がでかくなったわけではない。
トップスイマーと同じことをしていると自分では考えているストローク動作に、ではどんな決定的な違いが隠されているのか?そんな時、パワーメーターがあれば何かしらの手がかりが得られないだろうか、と想像だけする今日この頃。ま、そういった悩みは然るべき練習を積んでからにしろよ、って言われるのは判ってんだけどさ。
2008/3/21 [すばらしき人たち]
フィギュア、モーグル、女子レスリング、ボクシング、相撲・・・・
スポーツ界ではホントに素晴らしい便りが目白押し。
ニッポンに夢と希望を与えてくれるかけがえのない人たちだねえ。

それに比べて○○の、どうしようもなさと言ったら。
○○って、何だろ?
当てはまるものがありすぎて困っちまうねえ。
2008/3/22 [30km走]
すばらしい天気に恵まれた土曜日であるが、土日続けてのロングライド+ランは負担が大きすぎることが先週判ったので、今日はランだけにしておく。週末は不足気味なバイクを最優先すべきなんだろうけど、モチが二日も続かないのと、2時間以上のランを平日に行うのは補給のタイミングの都合でちょっと厳しい。
そこで久しぶりに30km走。正確には31.5km。ええと、前回は1月27日のようだからずいぶんやってなかった。本来なら月に2回くらいは入れたいところ。たらふく昼飯食って、たらふく昼寝したあとに出かける。500円玉と煎餅1枚持って。
昼寝のせいで5kmくらいまでしんどかったが、7km過ぎからやっと安定してきた。25kmくらいで歩き疲れのように脚と腰が痛くなってきたが、大した問題も無く終了。意識したつもりは無かったが、1/27の時と全く同じスピードだった。軽装だったのであまり汗をかいたつもりはなかったが、体重は2.5kgも減っていた。
ダメージの程度からして、だいぶベースが出来てきた感があるが、それに伴ってスピードが身についた様子は一切無く、やはり速く走らないと速くなれない、という気がしている。やはり物事そう都合良くは進まない。
唯一、昨年10月頃からナリを潜めていた坐骨神経痛がまた出てきた。もしかすると完全に治ったのかと思っていたが、どうやら低負荷な練習に徹していれば表に出てこない、というだけのことらしい。最近トレッドミルなどでは比較的スピードを上げるようになったので、微妙にまた存在を感じていた。
2008/3/23 [マルデダメオ]
物練。珍しく集合時刻に間に合うように準備できた。全て気持ちの問題だけど。皆様ご無沙汰です。
ひょー、7:30って結構寒いんだねー。指きりじゃきついかも。6:00に家を出たときが6℃で、都内通過時10℃まで上がったのに、ここに着いたらまた6℃に下がってる。
またもやツノ付なので皆様の10m後ろを走る。二度ほど千切れそうになった。その二度目が清澄坂手前だったのでこの坂はトロトロとしか上れない。まあ想定内だからいいけど、亀ロー休憩後の横松郷がマルデダメオだった。アプローチから既に売り切れている予感。
横松郷TT 11:49(best+1:04) HRave/max=142/149
ここで引き返すと100kmに満たないので、皆様と別れて一人落合・定峰を目指す。すっかりやる気もパワーもなくなってしまった。リゲイン飲んだのにおっかしいな〜。
定峰TT 18:36(best+4:09) HRave/max=130/139
んー、留まるところを知らないマルデダメオ。ワースト記録更新。HR130って、ジョギング? なぜこんなに早々と登り筋がイってしまったんだろう。昨日の30kmのせいかな? こんなんでは、来週の修善寺Zはお話にならないな。
そのまま白石峠まで上り(雪は無し)、工事も終わったので西平へ下る。落合逆戻りを避けられ助かった。
帰りは微妙に向かい風風味だったがそこそこ追い込める。すると徐々に右脇腹が痛くなってきた。去年のちょうど今ごろ、順天堂大病院で精密検査して結局原因不明の腹痛が再発してきたらしい。どうせ黙ってりゃ治るので放っとくつもり。
白石を走ってきたという屋代さんと合流して、最後の2kmを一緒に走る。長いブランク開けなのに速い人だ。素質が違うんだろう。

半年振りくらいにクルマを洗車場へ持っていく。黄砂まみれなクルマにホースを向けたその時、ボンネットに「I Love You」の落書きを発見。一体誰の仕業だろ???
2008/3/24 [日々是一本一得?]
激しくお疲れ気味(日本語変?)な月曜日。もちろん、オフデー決定。階段ってほんっと、辛いものですねー。
花粉症の季節は風邪をひかない、というのが我が家の自論であるが、免疫力ゼロなこの状況はちょっとまずい、とチョコらBBを調達。シゴト始めにぐいっと飲むなんて、すっかりオヤジの鑑ですね。
とか思っていたら、イマドキのガキは毎日塾やら何やらで超多忙のためぼんやりする暇もないらしく、子供用栄養ドリンクが流行っているらしい。
おまえら老けるぞ!

給湯室のゴミ箱に捨てに行くと、驚いたことにそこには栄養ドリンクの空き瓶がわんさか捨ててある。今日は月曜日ですが?
全くの推測だが、超多忙らしい隣の部署が、栄養ドリンクで土日の徹夜を乗り切っていた証だろうか。
土日にちんたら走りまくって疲れて仕事にならん、という人間とは正反対だな。
2008/3/25 [本日最後の姿]
20年間乗ってきたオヤジのクルマをとうとう廃車にすることになった。気がついたらフロントグラスにヒビが入っており車検を通せなくなってしまったのだ。直すのはまあ、無理というものでしょう。それとつい最近オカマをほられてしまったのでトランクが開かない。これで東南アジアで第2の人生ってわけにもいかんだろう。つか、東南アジアだろうとアフリカだろうとこんなポンコツは要らんだろうが。
僕は大学生の頃から運転してたから想い出深い。レースであちこち行ったっけ。直列6気筒エンジンは結構好きだったが、車体はピラーレスのハードトップなので柔い。訳あって熊ナンバー。熊谷ではありまへん。阿蘇へはよく行った。
我が家にとってこのクルマは3台目。念願の初マイカーは僕が小学2年生の頃7万円で買ったサニーエクセレント1400GL。暖機運転の間の排気ガスがいい匂いだった。これを売るときに僕は大泣きしたっけなあ。2台目はセンセーショナルなリッターカー、初代シャレード。デザインは悪くなかった。相談の結果、4台目はもう要らん、ということに決定。我が家ってホント、しょぼいクルマ歴人生だったなあ・・・。
2008/3/26 [伝説?のレース]
今年のトラ参戦レースをネット検索して考えていたところ、伊豆大島の島一周コースが今年復活するかもかも?というウワサ話を見つけた。20周年記念大会としての特別な計らいと考えれば有り得なくはないか。
かつてのあのダイナミックな大島が帰って来る? とあらばこれは出るしかあるまい。
五島も佐渡も宮古島もそうあるように、島のレースは島全体を走ってこそ醍醐味というもの。当時800人以上いた参加者は今は250人程度らしいが、平坦で無難なところを周回するようなコース設定ではさもありなんと思えてくる。かつての賑わいを復活させるためにコースの見直しはぜひ実現して欲しいところ。やはりトライアスロンの根底にあるのは「挑戦」というスピリッツだと思うのだがな?
20分続く長い上りが名所だが、続く下りが実は最もスパルタン。限界まで飛ばせてギリギリなコーナリングがかなーり絶妙。ガードレールの至る所フトンがまきつけてあり(却って恐い気もするが)毎年2,3人は骨を折るかフレームがポッキーになっていた。現代社会には希薄な、まさに命をかけた自己責任の世界。
当時のアルミフォークのKestrelからTIMEに変わった今となっては、印象も異なるかもしれないが。
じゃがー、ジャパンの2週間前なのである。んー、これはちと厳しい。まずはホントに島一周かどうかだけど。

ああー、要項見るとそんなことどこにも書いてないな。肩透かしかぁ。
2008/3/27 [マラソンまであと24日]
トレッドミルでこれまた久しぶりにサブスリーペースでの1時間走。Polarを付け忘れて前回との差を測れず。あまり余裕が無く、期待はずれだった。それに去年の今ごろと比較しても明らかな進化を感じない。このままだとサブスリーはまたしてもムリ臭い。んー、なかなか限界の殻を破れないな。
3月は全体的にサボらず結構よくやれていて、これ以上増やすことも出来なくは無いが、オーバートレーニングの域かもしれない。つまり身体が持たない。その辺に凡人としての限界を感じる。今月このまま行けば月間の練習時間最長記録51.2hを塗り替えそうだ。順調にトレーニングできていることに感謝。
2008/3/29 [レース日とその後]
JCRC第2戦in日本CSC(修善寺) Zクラス参戦レポート

山本ご夫妻と、志村さん、杉浦さん、それにモリモリの6人で1号橋脇温泉に浸かったあと、お昼食べたーいと僕が言いつづけたこともあって結局みんなで沼津港へGO。皆さんお付き合いありがとうございます。しらすと生桜海老とネギトロの三色丼を食べる。さっぱりして美味しかった。市場でマッ黄色のみかんを買う。名前忘れたけど、何かをふたつ掛け合わせたものと言ってた。外観はすこしデコポンに似ていて、でも食べるとやや八朔に近く、すっぱさゼロで、大変お上品な味。これはなかなか美味ですね。全然説明になってないけど。

その後、姉貴が予約した湯ヶ野温泉に行く。河津温泉郷の一つで、天城峠のループ橋を2kmくらい下ったところ。川端先生が泊まったという福田家という旅館。いい感じで秘湯の雰囲気を醸し出している。大変疲れたのでしし鍋を食って寝てしまった。

鄙びた湯ヶ野温泉
 

味のある福田家

2008/3/30 [天城峠]
昨日の疲れがどどっと出てきて、早朝JOGは早々に却下。10時から走り始める。新天城トンネルに向かってGo。ハイパー辛い。10km/h維持がやっとだ。ループ橋は比較的斜度が低くて走りやすい。湯ヶ野から頂上まで上昇は577m、46:15もかかったよ! HRは126で、やる気あんのか? 雨がぱらついてきた。七滝(ななだる)温泉街をちょっと観察したりして、2時間でたった35kmしか走れず、自転車はお終い。ちょこっとジョグしたら、お昼の時間になってしまった。湯ヶ野のもったいぶった鰻やで鰻重。蒲焼きじゃないのか、こげ茶色した鰻で脂っこい。イマイチ。
雨が本格的になってきたので帰路へ。伊勢原のブノワトンに寄っていった。いつのまにか買い物袋が有料になってた。
行楽って疲れるねえ。

2000 2001 2002 2003
2005 1 2 3
4 5 6
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X Y Z
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