![]() 2016年4-6月 |
||||||||||||||||||||||||||||
さらに遡る
2016/4/2 [TKD駒沢ポイント練] 土曜駒沢練、肉離れが微妙に残っているので気が乗らないが、迷ってるくらいなら行けとカントクに言われたので通勤号でGo。途中の呑川沿いは桜並木が見事だった。公園より断然いいけど人は居ない。 花見客回避のため30分前倒し、8時50分集合。アップする暇がない時刻に到着。 2週間後にフルを控えるK合さんのレースペース8~10周に乗っかることになった。キロ4分5で厳しい。肉離れヤバいかも。しかもアップなしでいきなり4分5は乗れるのか。バイクアプローチがアップになったと思いたい。 曇り空で割と寒く、Tシャツ+アームカバー、ロングタイツ。自家製ウェストベルトをつけてきた。ザコ痛が緩和される気がして。 9:00スタート。下り基調の前半はキロ4分2目安で、と言われた。後半上り基調は4分7くらいか。出だしは僅かに遅く始まり、1km通過は4分6くらい。K合さんの心配りだろう。 すぐに右ふくらはぎがヤバいサインを出し始めたが、下りで慎重に走る以外は気にしすぎず。3周目で身体が温まってくると危険サインが遠のいた。いい感じだ。 2周目で上げ過ぎたので3周目から再調整、以降若干速いが安定したラップを刻む。キロ4分5はほとんど全力で走るだけなのでペース調整は難しく考える必要がない。 だが4,5周目でかなりヘバってきた。今日は心肺系が限界。でもキロ4を切っているわけでもないのにハーフマラソン以下の距離で辛いのは悲しい。 予定通り、8周で終了。K合さんは10周。 駒沢公園 2.14km×8周 8:43(P4:04) HR138/148 8:40(P4:03) HR147/150 8:41(P4:03) HR147/151 8:42(P4:04) HR149/150 8:41(P4:03) HR150/153 8:41(P4:03) HR150/152 8:41(P4:03) HR150/153 8:43(P4:04) HR151/153 total 1:09:33(P4:04) HR148/153 991kcal 心拍の上下が少なかった。ゾーン5が50分あり最も多い K池さんの後を追いクールダウン1周。 終わったと同時にザコ痛が酷かったが、シャワーを浴びたら普通に歩けるようになった。ウェストベルトが効いたかもしれない。 長年左ザコ痛だったのがある日を境に右に移ったことをK野さんに話したら、ザコ痛が両方現れると生活できないので脳の防衛本能として痛みをどちらかに限定しており、片側が治っているわけではないとかいう話を聞いた。んーそれあるかも。脳で制限するよりも神経が脳に伝達する過程でどちらかをカットアウトしてるんじゃないか。 みんなと昼食後、バイクでナルシマへ。先週切れたシフトワイヤーを買う。ナルシマにきた理由は、生産終了品のシフトインジケーターの在庫を期待したからだったが、残念ながら無かった。カントクのアンカー号にも装着されていてナルシマでつけてもらったんだが、その時は偶然在庫があったらしい。78系デュラの部品でカタログにも載ってないらしいが、代替品がない唯一無二のアイテムなので作り続けてほしいんだよな。 店は意外と空いていて、運よくみっちゃんと会えたので、大した客でもないのにコンシェルジュのようにあれこれ聞いて安心して買うことができた。 駒沢-ナルシマ-自宅を一応練習としてカウント。目黒辺りで迷ったりして、Ave20km/hしか出なかったが。 それにしても、インチキディープリム履いてる系オラオラな自転車乗りの割合が都心でなぜ急に増えるのか不思議に思ったが、それは逆にスムーズな郊外ではアイデンティティを保てないからだろうと気付いた。 夜、シフトワイヤーの換装。だが、上手くシフトチェンジしない。ロクに調べもせずに適当にやったから失敗したか? と思ったが、よーく見てみると、シフトレバーの中で切れたワイヤーが数本詰まっている。どうやらこれが元凶のようだ。しかし、鋼の糸を耳かきのようなものでほじくり出すのは難しい。何とか1本摘み出してペンチで力任せに引っ張ったが、千切れてしまった。これではどうしようもない。 取説を見ながら分解してみたが、詰まった部分とは全く関係ないところが分離しただけだった。しかも再組立てにはコイルばねを正しい位置にキープするための専用工具が要るらしく(そこを読む前にバラしてしまった)、要するに元に戻らなくなってしまった。 いずれにせよ直る見込みがない。諦めて寝ることにした。 2016/4/3 [Kestrel練] と、いうわけでVXRSは乗ることができないので、Kestrelで走ることにする。1990年製の老体でメンテもほったらかしの通勤号だが、昨日ナルシマまで走った感じでは十分練習負荷に耐えそうである。 先週走った養老方面の新ルートが走りやすく気に入ったのでカントクをルート案内する。ほとんどが道なりにひたすら走るシンプルなルートなので、銘々のペースで走り主要な分岐で折り返して反復、のパターン。 曇り空だが気温はやや高めでちょうどいい。草木が一気に芽吹いて、眺めのいい鮮やかな田園風景にたくさん出会えた。やはり房総と言うと菜の花のイメージ通り、一面に広がる黄色い花が眩しい。暖かいせいか、自分も動きがいい。昨日のポイント練の疲労は感じない。唯一の難点はVittoriaの安物タイヤが30km/h以上でバイブレーションを起こすことだけだ。 先週発見した「市原クオードの森」を偵察。ここは使い方次第ではかなり活かせる施設かもしれない。この環境がもしそっくり都心に存在したら物凄い価値になるだろう。 今季まだバイク練に慣れてないカントクだが、結構力強い走りを見せてくれる。以前の力がこもってないかのようなペダリングではなくなってきた。今後に期待だ。 普段の道まで戻ってきたら、カントクと別れて温泉坂を逆から上る。いつもはしんどくて嫌になる坂だが今までになく楽にクリアできた。ここへ至るまでに脚が終わってない。追い込みきれてない証拠か、平均速度もHRもそれなりに低いし…。DHバーが無かったことも影響していると思うが、Kestrelは今一つスピードに乗れない。逆にVXRSはポテンシャルをきちんと引き出してくれるということなんだろうか。 温泉坂の桜並木は相変わらず見事だ。来週が見納めか。 ラストの平地7kmは追い風に乗って40km/h以上で飛ばしたが、心拍は145どまりだった。 練習後、免許取り立てのカントクがおやじ号初運転。 いきなり、腕に覚えのあるタクシー運転手さながらに左端スレスレを走るので焦った。初心者は車幅感覚がないために怖くて左に寄れないのが普通だが、カントクの場合、怖いという感覚がどうやら生じていない様子。すなわちそちらにセンサーを立ててないようだ。擦るどころか電柱や壁にガツンと体当たりする日がいつか来そうだ。駐車は絶望的に厳しい。ハンドルをどちらに切るべきか、前向き駐車でも直感的に全く判らないようだ。こういうのは理屈ではないので、どう教えたらいいのか途方にくれる。 練習中は至る所で筍を売ってたので今晩は筍の天ぷらかな、と期待してゆりの里へ行ってみたが、半ば予想通り、とっくに売り切れていた。がっくし。 2016/4/4 [悩ましいキャスター] 悩ましい、の誤用は誤用ではなくなったのか? ニュースオチはないんですの賢そうなキャスターは最近何度もこの「悩ましい」を誤用する。相応しくないとされる表現をNHKが見過ごすはずがないので、これはもはや重々承知の助の故意犯と見なすべきだろう。 なおNHKに悩ましいキャスターは居ない。 最近土日連続でみっちりポイント練やって、月曜は堂々オフ!のパターン増えてきた。疲れが溜まっているというより、肉離れかザコ痛が激しくて身体が動かせない。今日はそうでもないけど、溜まった日記をアップ。 なお溜まった疲れは若摘みりんごポリフェノールで癒す(ホントか?)。 直る見込みがなくなった78デュラのブラケット、オークションの線を狙う。落とせなけりゃまあいっか、の気長なスタンスで。 2016/4/5 [初心者アピール] スポセン! 昨夜、カントク不在をいいことに、欲望のまま焼きそばとラーメンを食ったら、案の定身体が重いわ~。 イージーに走ろうと、12.5km/hでスタート。10分後に13.5km/hにしてから最後まで。肉離れが怖いのでこんなもん。 30分経っても予約カードが取られず残っているので、ラッキーこのまま延長だ!と思ってスローダウン、今まさにトレッドミルから下りようとしたその時、カードを取られる。タイミング悪し。 幸い4分後に別の台が空いたが、この一件でスイッチが入ったのか、2回目は14.1km/hでスタート。ピッチを上げ、やるぞう~な感じで前のめりに走る。徐々にペースアップ。10分ほどで、重々しい身体の憑き物が落ちた。 14.7km/hあたりまでは快調だった。徐々にしんどくなる。 最後は16km/hまで上げたが2分間のみ。しんどかった~。 帰宅後、ヤフオクのブレーキブラケットST-7800の落札締切が迫り、値がぽつぽつ上がっていくがその度に躊躇うことなく入札。初ヤフオクの僕の評価値1は大変目立ち、それを逆手にムキになっている初心者をアピールし経験者が引くのを期待。作戦が功を奏したかどうか、5,6人の競争相手から見事落札。果たしてST-78が1諭吉強で価値相応なのかよく判らないが、某ショップでは新古品を4万円で売っているので、今すぐ手に入る価値を考えたら十分アリだろう。来週はVXRSで練習再開できるか!? 2016/4/6 [正確なペース] 水曜夢陸練。気合を入れてtribesportsのタンクトップを着ていく。 距離の正確さを利用し、アップを兼ねて、Polarストライドセンサーのキャリブレーションを行う。時間がなく2kmしか走れなかった。 インターバル練、1000m×5~6本がお題。H田さんと二人でキロ4~4分5で走る。 速め速めの意識から指示通りのペースで実際走ってないことが最近話題になったので、今回はきちんと守り正確性を重視する方針で行く。まずは4分5で入り、徐々に4分に上げていこう。 先頭は交代で。まずは僕が先行してペースメイク。4分5なら200mは49秒。一斉スタートで前が詰まり序盤はペースが狂ったが、その後調整していく。 キロ4程度ならまだ限界2歩手前くらいなので苦しくはないが、インターバル時間はあまり気にしてなかった。実は70秒程度にまとめるべきだったみたい。徐々に長くなり最後は85秒だった。 5,6周目は僕が先行しぴったりキロ4を狙う。ペースを大分身体が覚えて、正確に走ることができた。 夢陸インターバル練1000m×6 インターバル200m 4:06 HR133/143 4:04 HR139/147 4:01 HR144/149 4:03 HR144/149 4:00 HR145/150 4:00 HR146/151 新木場のおっさん御用達の店がどこも満杯で、カレーうどん千吉へ寄っていく。大盛り+桜えびかき揚げトッピング+ビールで大満足。 パソコン修理を頼まれて実家に帰る。H田さんが隣駅の人でずいぶん長く住んでいるって知らなかったなー。そりゃ知らないだろうけど。 2016/4/7 [ターコ4ヶ月] 休暇を取り、一歩も外へ出ずごろごろ。朝から雨が降っており、夕方から風も酷くなる。千吉でデブった体重はそのまんまで何もできない。 正月から家族の一員となったターコ(推定オス)と遊ぶ。ターコはターコイズブルーから命名。寂しがり屋で部屋の外へ出ようとすると速攻でやってくるが、一緒にいると安心しきって周りで適当に遊んでいるので手がかからない。ソファーでうたた寝すると一緒に寝る。昔のタンクと似ているかな。 2016/4/8 [バーテープ新調] 駅前にできた大型自転車店に寄ってみたら、ロードパーツもちらほら売ってた。 この機会にブレーキワイヤも新調しようと考えたが、ステンレスワイヤは9000系デュラエースが売っているのみで(こんな普通の店で誰が買うだろう)、2200円もする。1本で? そんなに高いの? バーテープ買って帰る。初めて赤にしてみた、というか選択肢がなく悩む必要がない。 ヤフオクでゲットしたブラケットが届いた。嬉しいことに、シフトインジケータも付属していた。物持ちがいい、僕はこれを2個折っている。左ブラケットの化粧パネルが凹んでいるので、ここだけ自分の部品と交換しようなどと思いついたが、自分のは両方ともさらに激しく凹んでいることを知った。要するに気にしてないってことだ。 総じてくたびれ具合が全く違う。5年以上は若返るだろう。 日曜には走れるよう調整しなければ。 ブレーキブラケットがなく、リアがトップ状態のままのTimeでローラー。 軽いギアで心肺を上げることができず、いつまでたってもギアが重く感じるばかり。 2016/4/9 [ペース走一部流し] めっきり春めいてきて暖かい。というか暑いかも。 駒沢TKD練、今日はI口さんとななはんも来てくれた。 例によって家を出るのが遅れ、アップする暇なし。バイクアプローチは 23分 HR98/129 175kcal 結構飛ばしたんだが心肺的にはスロージョグ以下。 H田さんとOさん、3人でキロ4分15~10狙いで7周、がお題。 シーズン中よりも軽い内容なのは何故だろう? まずは4分15キープを心がけて入る。が割とすぐ上がってしまう。Oさんが元気なので3周目くらいから前を走ってもらう。 今日のお題は楽かと思ったらそうでもない。意外と身体が重くてしんどく、3周程経っても身体がこなれてこない。どういうわけだろう、暑さのせいかな。K合さんM浦さんグループで走るってことだったら完全に無理だった。1周目の途中ですでに100m近くも差をつけられた。僕らとのペース差はキロ10秒のはずなのに。 4周目途中からH田さんがちょっときつそうなのが伝わってきて、5周目は4分15ペースに戻して抑えて走ろう、と決めたがそれでも遅れ始めた。Oさんには先に行ってもらい、H田さんを何とか引っ張るが、みるみる崩れてしまった。 6周目からはH田さんを切り離し先行するOさんを全力で追いかける。ちょうど1周を終えたところで追いついた。5周目が抑え目だったので飛ばせたけど、このペースでM浦さんは7周走るのか~改めてびっくりだ。 最終周はOさんも飛ばし気味、くだり区間のスピードアップについていけず5mくらい離される。 下りがホント苦手だな。 ラスト500mくらいから先行し、どこぞの大学の陸上部に混じって全力で。 駒沢公園7周 9:01(P4:13) HR130 9:00(P4:12) HR140 9:00(P4:12) HR143 9:00(P4:12) HR144 9:39(P4:31) HR139 8:26(P3:56) HR149 8:33(P4:00) HR152 total 1:02:39 HR142/157 833kcal カントクの集団に混じってダウンジョグ。 バイクアプローチ含む全消費カロリーは1134kcal。 2016/4/10 [お袖練Tシャツライド] お袖練。昨日に引き続き、I口さんを誘う。9時スタート。風もなく気温が高い。絶好のバイクライド日和。だが信じられないことに、バイクジャージを忘れてきた! バイクパンツは家から履いてきたが、上はTシャツとウィンドブレーカで走ることにする。ポケットが一切ないので買い物袋をビブパンツに結わえて小物入れにする。そうしないとみなケツのほうに落ちてくるので。 まあでもブレーキブラケットを換装しバーテープも巻き替えて2週間ぶりのフレッシュなTIMEはやはり気持ちがいい。この気候と相まってどこまでも飛ばしたくなる。 これまでのブラケットはフロントインナーに落ちないカラ打ち現象が悩みの種だったが、新しくなって解消された。しかし残念ながら今度はリアアウターに落とすほうが若干カラ打ちするようになった。ただ、2,3回繰り返せばほぼ落とせることと、アウターにするほうが緊急性はないのでさほど問題ない。 STIのカラ打ち現象は直せるとも直せないとも聞いている。爪が磨耗して引っ掛かりがなくなってきた、などであれば回復は見込めないが、ネット情報では内部潤滑の古いグリスが固着したのが原因とあり、理屈では直せることになる。 先週とほぼ同じ道をトレースする。道を知らなくてもレベル差に対応した練習ができるルートなので打ってつけだ。I口さんの最近の練習量などを鑑みて、前半はカントクのペースで慎重に走るようアドバイスする。脚が余っていれば男性にとってはかなりマッタリなペースではある。 だが中盤を過ぎても上りでインナーに落とさないところを見ると、どうやら脚が余りすぎている様子。ちょっと慎重になりすぎたかもしれない。 暑くてボトルを飲み干した。亀山湖で自販機休憩、サウナ状態だったウィンドブレーカも脱いでTシャツ姿で走る。最初からそうすればよかった。 終盤、脚がまだ余っているI口さんを引いて温泉坂へ。ここで完全燃焼して頂きましょう。 最後は7kmの平地でカントクを鬼引き練。微妙な追い風に乗って平地40km/hで飛ばしたが余裕ありすぎたみたいで「もっと!」と言われてしまったのでリミッタ解除して45km/h巡航、こちらも限界だ。 大分調子がでてきたようで何より。 デポ地公園でのランチは実に気持ちよかった。 2016/4/11 [スポセン定番メニュー] 定時後割と早めに行ったらプールが空いてた。 1コース2,3人。てきぱき泳ぐ。腕がすぐ干上がった。先月の貯金は全くない。 土日がっつりやったのでオフでもいいくらいだが、意外と走れそうなのでトレッドミル。13.5km/hで始め、1km後に14.1km/hに。最後の1kmを15.5km/hにして帳尻を合わせる。このトレッドミルはゼロスタートでの加速が鈍いのでロスを回収するのが大変だ。 お袖練で何度も見かけるうちにすっかりタケノコが食いたくなったので、帰りがけのスーパーで498円で売ってるのを見たら思わず手がのびた。 そして、レジ打ちの兄ちゃんに奇妙なことを訊かれる。「この野菜の名前は何と言いますか?」 へっ? 何か試されているのか自分? そういえば498円はこのスーパーにしては妙に安いかも、と気にはなっていた。先日OKでも700円だったし。もしかして横に陳列してあった丸ごと水煮パックのほうの値段だったかも。いや、選ぶときにきちんとそこは確認したはず。確かに498円だよ間違いない。 「確か498円だったよ」 答えになってなかった。 そこで兄ちゃんの顔を初めてきちんと見た。どうやら高校生っぽい。そっかあタケノコ見たことないか。たけのこの里は食ったことあるだろ? まあサイズ全然違うけどな。あれとこれが一緒とは思わんな。母ちゃんに今度食べさせてもらいや。タケノコは竹かんむりに旬って書くくらいだからな、まさに今が旬だよ年中売ってる水煮とはわけが違うで。もちろんクッキー味でもないで。 2016/4/12 [女性有望株] 職場の練習会@品川埠頭。RunCubeを利用する。受付は呼び出さないと人が来ないし、ここは全く流行ってない感じ。シャワー室が4つと少ないのであまり流行られるのも困るんだが、採算をどうやってとるか考えてるだろうか? 男性9人、女性ひとり。リーダーはセキさん。最初は信号が多いこともありキロ7くらいでのんびりすすむ。結構寒いので信号待ちでも止まらずに周りをうろうろ走り続けた。しばらく埠頭を走り、天王洲アイルから運河沿いへ。このくらいから徐々にペースが上がってきた。でもまだキロ5分半くらいかな。 それがキロ5になり、キロ4.5になり、すっかりいいペース。だがセキさんの隣で女性の塚Dさんがしっかり走っているので男性もきっちりついていく。がペースは天井知らずでまだまだ上がる。飛ばし屋セキさんのエンジンがかかってきた! とうとう切れる男性ちらほら。仕舞いにはキロ4を確実に切ってぶっ飛ばしているが、塚Dさんの走りは極めて安定したままだ。どうなってるの!? クールダウンジョグでRunCubeへ戻るみんなとは別れ、居残り練を始めたA木さんを追いかける。サブ3ペースくらいから始まり、追いつこうとペースを上げるがいっこうに距離が縮まらない。は、速い。最後は3分45前後は確実に行っている。今週末のかすみがうらに向け、最後の流しということだが、こんな速いA木さんは失礼ながらイメージできなかった。 まったりジョグの予想に反し刺激の入った練習となった。 TKDさんも合流し懇親会へ。貸切でゆったり心行くまで楽しめた。べろ×1くらい飲んだ~。 帰りの電車で塚Dさんと一緒になり、実は僕より先輩であることを知る。独身アラフォー世代と思ってたのでたまげた。セキさんもそうだけど、この年齢でレベルがみるみる上がるってどういうことなんだろう? もちろん初心者ほど伸び代が大きいのは判っているが、両者は短期間ですでにかなりの高みに達しているのだ。塚Dさんのラン歴はカントクよりも浅いが、そのスピード力はおそらくカントクの知らない世界。 2016/4/13 [苦しいキロ4] TKD水曜練@夢陸。8千~1万と聞いていたのでアップから上げていく。身体が重い。昨日飲みすぎたかも。 キロ4で走る組に入れてもらった。M浦さん1万だが、週末レースのK合さんとH田さんはそれぞれ5000と3000。僕は8000がお題。 ペース遵守で、とわりと念入りにお願いしたのが影響したか、走りだしでお見合い状態に。遅くなりすぎて200m毎のタイムがワケ判らなくなってしまった。2km目で修正するもキロ4にまだ届かず。3km目は途中からH田さんが一人抜け出して帳尻合わせ。 序盤からかなり辛く、全然余裕がない。8000mのお題がクリアできるか雲行きがかなり怪しい。仲間を追い越すときに声をかける余裕がない。200m毎のチェックもわずらわしいのでそのうちしなくなった。 アップでは結構寒かったが、走り出すと汗が噴き出し、なぜか今日はやたらと目に入ってきて滲みる。 トップを引くM浦さんの横~斜め後ろで走っていたが、K合さんが終了した5km以降は完全に後手に回る。 6km前後がもっとも辛かった。なんとか粘って8km耐えたがあと2km追加してM浦さんにおつきあいする勇気と気力が生まれなかった。 キロ4で10km走れないのはショボイ。 夢陸8000m 4:09 HR126/141 4:02 HR143/146 3:59 HR147/149 4:00 HR149/151 3:58 HR150/151 3:56 HR151/152 3:58 HR151/152 3:58 HR151/153 total HR146/153 448kcal 心拍151で限界を感じていたことになり、さすがに低すぎる。この三日間スピードランでどうやら疲労が影響しているっぽい。 新木場は丸惣で夕飯。ここで食べるときはアルコールなし、という空気を読めずにジョッキ生。 2016/4/14 [ロボアドバイザー] 資産運用を一部見直す。 これまで細々とやってきたものの、実際は運用と呼べることはしておらず、関心が薄れてきた近年はすっかり放置状態である。結果的に増えていればまあ問題ないけれど、残念ながらほぼトントンかそれ以下。ちょうどITバブルと騒がれ始めたころは株価を毎日見ていた時期もあったが、はっきり言ってこれは精神衛生上よくない。デイトレーダーとして生活費を稼ぐくらいの覚悟がない限り、素人が関心を持ってはいけないことと割り切るようになった。しかし、だからといって信託報酬を払ってプロに任せたとしても、自然に増えてはくれないことはこの十数年で証明された。 数あるグローバル商品からどれをチョイスしどのタイミングで手放すかは素人の本人が決断しなければならず、その取捨選択を間違ってしまっては、いくらファンドマネージャーが有能でも元の木阿弥だ。インドの一企業の将来性を見極めることと、そもそも今インドが為替を含め有望かどうかは、同じくらい重要にも関わらず、後者は素人が判断している。僕のリテラシーではどちらも同じくらい暗闇なのに。それではうまくいくはずがない。まあ要するにポートフォリオが素人ってことだろう。 金を預けるから適当にアクティブに増やしておいて頂戴、と姉貴は母に資産を託し、楽をしてゲインを得た。母は金運最強なのだ。そんなすべて丸投げなサービスがあれば理想的だが、客がジタバタすることで儲かるしくみの証券会社はそんなことタダではやってくれない。ケチな客はせいぜいインデックスファンドの分散買いでもしておけと言われるのがオチだ(事実それが最良の手かもしれない)。 そんな折、社内情報網でとあるベンチャーを知る。国内初というロボアドバイザーによる投資サービス。世界1万以上のETFから最適なものをロボットが買う。僕にとってこれが画期的なのは人の判断が介入しないという点もさることながら、すべてお任せということ。指定口座にお金を振り込むと「では次に商品を選んでください」と訊かれることは、当たり前だが、ない。自動的に運用が開始される。これは何気に新鮮だ。「次はベトナムが買いですよ~」などと勧誘電話にほだされ、そうですかね~じゃ30ほど買っといてください、と知ったかぶってダメ商品がポートフォリオに増えていく、といった構図はない。 つまり昨今流行ってるらしいラップ口座の一種なのだろうが、単に商品構成を決めるだけのファンドラップのボッタクリ感はないし、十分低価格だ。いや、そう言い切れるかどうかは今後の判断だろう。リテラシーの低さはある程度コストでカバーするしかないと思っている。 プロであろうと人間ならではの心理感情に流されて負けることはあるから、徹底してコンピュータ判断という点にも期待。またロボット相手に「サボってんじゃねーよ」と怒る気にならないのも精神衛生上好ましい気がする。人間業では不可能な瞬時の売買が可能なところも、今の市場で対等に戦うための条件のように思う。手数料年率1%はロボットだからこそ実現できたのだろう。 これなら、預けっぱなしのほったらかしでOKでしょう。手数料含めて結果的に増えているかを見るだけなのでダメ出しは小学生でもできる。今なら報酬一律500円キャンペーン中、とりあえずやってみよう。なんだかステマ臭いですね。 午後2時頃、職場で何の前触れもなく喉の一点が痛くなる。あーこれはヤバい痛み。辰巳に行く予定をキャンセルし帰宅。ボーっとするのと寒気で買い物も中止しベッド直行。治る気配なし。風邪かな? 思えば先週土曜日からずっと刺激の入った練習が続いていた。昨夜の8000mは妙にしんどいなと思ったが、かなり疲れが溜っていたか。 2016/4/15 [たんぽぽ] シゴトが暇になったので休む。 今週末が特別行事で練習できない事情もあっての休暇取得だったが、療養日へと変わる。喉の痛みは進行し、唾を飲み込むのが少し痛い。まだ5割程度な感じなのできっちり治したい。クラクラして気分も悪いが熱はなく、インフルではなさそうだ。ずっと気になってた庭の雑草の手入れをする。たんぽぽのタネが飛びまくって近所迷惑。外の方が暖かいなあ。 引っこ抜く前にまず、たんぽぽのタネが飛散しないよう綿ぼうしを茎から鋏でそっと切り取ってゴミ袋へ移す。 抜いた雑草はいったん放置しておくとあっという間に萎れ、嵩が減るのでゴミ袋が節約できる。 逆に言えば生命って凄いなと思う。 しばらく経ってから片付けに行くと、萎れた雑草に綿ぼうしがびっしり。今にも吹き飛ばんとしている。あれおかしいな…全ての綿ぼうしは最初に取り払ったはずだが? わずか4時間ほどの間に花が慌ててタネへと姿を変えたらしい。 生命って凄いな。 2016/4/16 [アヒルとねずみ] 午後から舞浜で義妹の結婚式があるので、午前中駒沢TKD練は参加できるか微妙だったが、風邪風味が全然よくならないので悩むまでもなかった。 クルマでイクスピアリの隣のホテルへ。京葉線で通勤していたころは毎日でも見かけていたが利用するのは初めてだ。念のため痛み止めを飲んできたら、履き慣れない革靴が全然痛くならないという思いがけない効果があった。万能薬だな全く。 沢庵が欲しくなるほど甘ったるいマスクの神父さんによる式典のあと、記念撮影では二羽のアヒルたちが突然乱入してフレームの中に割って入り、披露宴でも二匹のねずみが闖入して大騒ぎとなった。ふたりの何ともいえない幸せそうな笑顔がみんなに連鎖するね。 心地よく気持ちよく誰もが楽しめることにおいてどこよりも知り尽くしているということは、心地よくない、楽しくない、ストレスに感じる要素をできるかぎり排除するノウハウもまた持っているということであろう。結婚式というのは案外そのマイナス要素を減らす地味な工夫こそが成功の秘訣なんじゃないかな。つい華の要素を盛り立てるほうに意識を向けがちだけれど、華はそのままでも華だからね。 こうして心おだやかにしみじみ二人を祝福できることはとても大切なことかもしれないと、合間にそんなことを考えつつ、結構飲んで食べた。 風邪のせいかワインのせいかかなりぐるんぐるんだが、腹いっぱいにもかかわらずその後普段着になった二人交えイクスピアリでハンバーガーを食べた。まさしく別世界にいるようだ。 2016/4/17 [ストームライダーで緊急事態] そのままホテルに泊まり、翌朝のホテルの朝食がまた凄かった。 厨房からひっきりなしにアヒルやねずみがちょろちょろとやってきては、自分たちが作った料理は美味いか?と身振り手振り尋ねるのだ。おちおち食っていられないだろう?? 風邪は相変わらず治ってないが、どうせじっとしていても治るもんでもないと思い、予定通りカントクとシーへ。開園15周年ということだ。思えばその15年前、営業開始直前に浦安市民はサンプル調査のためか無料招待されて姉貴と行った。その間、防犯のために消防や警察車両が巡回したというくらい、市内はすっかりもぬけの殻となっていたらしい。 駐車場ゲートでは強風に煽られる係員がまるで富士山頂に立っているかのようでちょっと引いたが、浦安は風が強いからねー、ってことで気にせず中へ。 末の妹あーちゃんがガイドしてくれた。どの順番で見てどのタイミングでファストパスを確保していくかとか、スマホも使ってすばやく判断する。お任せで快適だ。 しかーし、天気予報以上に午後の天気が悪くなってきた。雨もさることながら風が酷い。浦安は風が強いからねー、とか言ってるレベルじゃなくなってきた。船や鉄道、外でのショーは早々と取りやめになったが、あまりに強烈で歩けない区域も出てきた。ちょっと面白いのは、そもそもシー全体が映画のワンシーンのような虚構の集合体なので、この嵐のような状態もどことなく冗談にしか思えないところだ。 まあでもこの風のおかげでファストパス辞退者が増えたか、120分待ちを覚悟したトイストーリーが40分程度で入れた。内容はTVゲームみたいなもんだが、要領を覚えない僕のスコアは3人中最下位だった。 夕方、風はおさまってきたが、風邪はおさまらない。ただ、天然興奮剤を絶え間なく注入されるので不思議と行動できる。 日が沈む中、ストームライダーに並ぶ。これは昔から不思議と記憶に残っているアトラクションだ。言ってみれば座席が動く映像館ってだけで、結構昔のエキスポなどで流行った、枯れた技術だよなー。内容を随時新しくしていけばいいのに、よくぞ15年間同じコンテンツでやってるよなとぼやいたら、あーちゃんによればちょうど1ヶ月後に終了予定らしい。見納めか! どうりで今日の天候がストーマーなわけだ。 列は短いのに全然進まず、1時間近く待ってやっと入館できた。二つある館の片方しか回してないので時間がかかったようだ。見放された感があるな。プレショーでのキャストの説明も15年間変わってないのかな。実際の爆発はこの100万倍程度、はいここ笑うところ。んー、この冷ややかな反応に毎日何十回と耐えなければならないのも大変だ。 最前列の真ん中に誘導された。ディフューザーナントカが突き刺さるのは完全に視界後方だが、映像に集中でき見納めとしては上等だ。始まってみると、そのスピード感と加速感がやはり心地よい。この手のシミュレーターって結構好きなんだよね。 ところが、ストームの中に入ってあーだこーだとやっているうちに、これが見納めと思ったら涙腺が一気に緩んできて緊急事態発生。ヤバイ! ウォーんウォーんとサイレンが鳴り響く。嵐の水がバシャッと顔にかかってきた。しずくで目の前が霞む。ヤバイやばいやばい。あれから15年かぁ~よう頑張ったな~これで最後か・・・いかーん、考えちゃいかん。海の中へとっぽん。再び水しぶきシュパーッ。前が見えない! 任務完了。ふうー、たくさん浴びちゃったなー参った参った、メガネの中までびっしょりだなー。ハンカチハンカチと。ふっ、いい思い出ができたぜストームライダーさんよ(キャプテン・デイビスの声で)。 午後7時半くらいまでうろうろして、帰宅。 ホテルにノートPCを忘れてきたことに気づく。 2016/4/18 [偽善玉] 一応ふらふらと出社したものの、相変わらず具合が良くないので午後3時で早退する。 帰宅後緊張感が解けたと同時にぐわんぐわんと風邪症状がたかまり、ベッドへなだれ込む。 夜、ちょっとだけ落ち着いたので起きてTVを観る。熊本地震の話を聞いているとつられて具合悪くなる印象なのでチャンネルを回す。 よくある健康番組で、コレステロールの話をしていた。金さんのマラソン番組で出てた野村夫妻はHDLが100を超えている人(1000人に1人の割合らしい)同士の稀有なカップルとして紹介されていた。僕も以前健康診断で善玉が基準値オーバーでひっかかり、じゃあナニをどうしろと? ともやもやを抱えていたが、さすがに100以下だった記憶がある。100以上のケースは体質的な理由であり、また最近の研究によれば何割かの人はHDLのなかのいくつかが偽善玉であるらしい。偽善玉とは仕事をせずただ彷徨っているだけの見せ掛けの善玉。つまり値が高いからと言って安心はできないということのようだ。ふうーん。 その後急速に気分が悪くなり、夕飯はほとんど朦朧としながら食べて、吐き気がしたのですぐベッドへ。風邪のピークが来たようだ。 2016/4/19 [新型ブランコ提案] 昨夜は気持ち悪さで吐く寸前だったが薬でごまかして何とか寝た。 夜中はかなりうなされたが、今朝は大分すっきりとして目が覚めた。会社は休む。 朝飯後引き続きベッドでうとうとしていたら、ハイジのように長~いブランコに乗る夢を見た。 えらい気持ちよかった。そこでふと考える。ブランコというプリミティブな遊具にもっと可能性を広げるアイデアはないだろうか。 たとえばこういうの。ブランコは揺れが大きくなると前方で上に持ち上げられたとき腰が引けて振り子動作が崩れて怖い思いをする。なので前に振られるほど径が長くなるブランコ、名づけてVariable Radius Branco。ああブランコって外来語じゃないのか。 公園の定番遊具ってどれも保守的だが、これらが生まれ変わると大人も面白いんじゃないか。 ウンテイってクソ真面目で遊具というよりただのトレーニング器具でしかないが、ボルダリングみたいにチャレンジングなものにして達成感があるといいよな。幅や高さや長さがまちまちで、色々コースを選べるとか。 ディズニーもたまにはいいけど、もっと低コストで、自ら能動的に身体を動かして楽しむことが正義になるような社会が欲しい。 寝てばかりいると不眠症になるのでカントクの蔵書を引っ張り出して読む。 読みやすそうな、為末大の「日本人の足を速くする」を読む。9年前に出た本だ。タイトルどおり、まずは速く走るための、目から鱗的なコツが書いてある。考えようによっては680円では情報料として安すぎる。子供の頃の自分に読ませたいと思うだけでなく、トラックに行ったら試したくなる内容だ。 彼に抱いていた人となりのイメージとは異なり、価値観や考え方はかなり僕と似通っていることが判り、激しく頷きながら読んだ。また彼はいわゆるリーンスタートアップの重要性を説いていて、先見性も高かったなと思う。 ピーキングの重要性も説いているが、勝負レースが8月とすると、最大の追い込み期は1月。2月、3月と徐々に量から質へと変えて、プチピークを作る、とあったのには驚いた。正直なところ短距離種目でのピーキングはさほど難しいことはないと思っていた。マラソンよりもはるかにロングスパンでデリケートなのは意外だ。そして本番10日前からは間をおいて2本だけ走り、ほかには何もしないという。マジか(楽でいいなと思ってしまったのは僕だけではあるまい)。 半年前の状態や5日前のたった1本が本番に影響するのだとしたら、8日間で4つの大会を連戦した中での銅メダルという話はどう折り合いをつけていたのか説明し切れていないけれども。 ほかにも些細だがヘエと思ったところをメモ。以下がこの本を要約しているわけではない。 上りより下りで練習 上りで力をつけて、とにかく力任せに速く走ろうとしてもダメなことの象徴でもある。また、下りが苦手な僕にはやはり気になるところ。走り方そのものに効率の悪さがある。 短距離選手が控えたほうがいい筋トレ、スクワット 動く動作ではなく止まるための動作だから。なるほど。持久力競技や自転車競技にも当てはめていい考えではないのは当然だがちょっと気になる。 走りに重要な腹筋のさらに下の筋肉はおしっこの勢いの良さと関係する 会社でもよく隣のヤツが音を立ててほとばしってるのを見ることがあり、おいおいとは思うが、若さの象徴かなと羨ましく感じなくもない。鍛えれば出が良くなるのか。ひとつのバロメータには使えそうだ。でもおしっこを出す筋肉とガマンする筋肉は別だと思うんだが。 猫背、アゴが上がる人は速い これは速い人に共通して見られる特徴の一部で、猫背だからかならず速いとは限らないが、著者本人による「正しい姿勢」の図がまさに猫背の悪い姿勢の典型に見えて可笑しい。僕は昔から猫背と注意され続けた。猫背=しまりがなく覇気がないなどとダメ人間の象徴みたいに言われたもんだ。猫背のプラス評価を聞くのはこの本が初めてだな。アゴの上げすぎもなんか頭悪そうなイメージにされてしまっているが、写真撮影などで必ず指摘される。十分下げていてもだ。 花形種目の100mで自分の居場所を失いつつあった為末はある日、400mハードルのトップ選手の走りにぎこちなさを見て取り、自分なら改善して速く走れると直感してその世界へ入る。 僕もほんのちょっとだけ似た経験がある。僕は小学生の頃は足が速いのがささやかな自慢だった。あいにく日本一レベルではなく、クラス一レベルだったが。だが中学生頃からは専門にやっている人たちには敵わなくなったし、徒競走で速いということがもはやステイタスにはならず苦手な球技などにシフトしていくので、徐々に運動分野で自分をアピールすることができず自信がなくなっていく。そんな折、高校の体育の授業でハードルについて詳しく講釈を聞かされた後に初めてやったとき、こんな簡単なことの何が難しいんだろうと思った。そしてかなりの好タイムで走ってしまった。僕はハードルに向いているのかもしれないと一瞬思い鼻の穴を膨らませたが、体育の先生は期待に反して何一つ褒めてくれなかったので、まあ何かの勘違いだろうと思って取り組むことはなかった。偉大な選手と凡人との差はこの辺りにも現れるのだ。 レベルはともかくあの時ハードルに興味を持ち陸上の世界に足を踏み入れていたらその後の人生はまた違っていただろうなと時々思い返すことがある。本当に自分に合っている競技なのか、やっぱりただの勘違いだったのか、結局確かめられなかったのがどこか心残りなのだ。少なくとも、まったく花開かないテニスに行くよりは性に合っていたとは思うが。 2016/4/23 [アパレルデザイン] 20日水曜日に出社したがやはり調子悪く早退、再び悪化して翌木曜日も休む。金曜日はさすがに風邪で何日休むんだと怒られそうなので出る。午後になっても意外と悪くなる気配がない。ようやく治る方向に動き出したようだ。治るときはほっといても治るし、治らないときは何したって治らない。 昨夜は大分回復の兆しを見せたが、今朝はまだ頭の上半分がどんよりして、まだまだ治ったと言えるには程遠い。駒沢練を冷やかしに行くことも止めた。 家に引きこもって職場サークルのユニフォームデザイン。GIMP(フォトショ代替フリーソフト)の使い方を大分覚えてきた。パスの扱い方が判りやすい。 アパレルデザインというものに初めて挑戦している。スケッチから先のプロセスが判らない。勘所がつかめないのでアイデアの客観的な検証が欠かせないが、プロダクトデザイン的手法では難しい。服というのは立体的だし、素材がフニャフニャしているし、人が着て初めて成立するし。プロはいきなりモックアップを作ってしまうのだろうか。 2016/4/24 [再開・お袖練] 10日間の完全オフを経て、ようやく運動再開。いきなりお袖練というのも何だが、カントクの走りたい欲求にはこたえたい。まあ無理だと感じたら引き返してクルマで昼寝でもしよう。 予報がやや外れて自宅を出るころはまだ結構雨が降っており、アクアラインを潜れば晴れている、との期待も虚しくバウバウ強風でクルマが揺れる。大丈夫かなー。 デポ地で10分ほどモジモジしていたら雨は止み、目下の不安は予想以上の寒さ。何も疑わずに半袖膝だしレーパン着てきたが失敗したか。アームカバー+ウィンドブレーカを羽織って10時過ぎにスタート。 意外とすぐに路面は乾いて走るのに問題はない。やや肌寒いが雨さえ降らなければむしろちょうどいいだろう。 コースは前回と全く同じ養老ラインとR465がメイン。メンバーも同じくカントクとI口さん。前回は慎重に走ったI口さんだったが、今日は上りに差し掛かるとアタック的に飛ばす。病み上がりでついていけない場面も。 負荷を上げると咳が込み上げてきて止まらなくなる。10日休んでもまだ身体を動かしたい欲求が現れない。今日はただの100km移動になるだろうと覚悟した。 むき出しの生足は白くぶよぶよにむくんでいる。久しぶりに毛細血管に血が廻ったせいか、熟れた桃のように赤くなってきてチクチク痒い。 40kmほど走ったらようやく身体が順応してきて、負荷を受け入れるようになってきた。追い込んで走れるようになる。 数分に1回の手バナが欠かせない。スポンと大きな洟が飛んでいく。バイク練は正直これが気持ちいい。悪いものが効率よく出ていく気がする。 終いには、10日のブランクの影響もさほど感じずに走れるようになった。逆から上る温泉坂は、速くはないが苦しくもなかった。 何度かカントクのところまで折り返しながら距離を伸ばしたが、前回と見事に同じ107kmで時間もほぼ変わらない。上りが若干少なかったか。 あまり喉が乾かず、腹も減らなかった。夜の体重も減ってない。 2016/4/25 [出来レース] やっぱ昨日の練習は身体に響いた。オフ。 五輪エンブレムがA案に決まったことについて。 最終候補の4作品が発表された当初から、某デザイナーがA案ありきのプレゼンだと評していたが、確かにA案以外は兄弟のように似通っているので、票が分散して理論上Aが残りやすいと見ることはできる。ただその問題は決選投票で回避できることだ。 僕は、組織委員会がそのロジックを使って世間的な票がAに集まり納得のもとでAが決まったことにするシナリオを考えていたと思う。Aではない似たような案をわざわざ敗者復活させた不自然さもその効果を高めるためと見れば納得である。ところがふたを開けてみるとAが他と比べて有意差ありでウケが良くなかったのが彼らの誤算だった。であればなおさらAは諦めるのが筋というもので、潔くないし、出来レースと酷評されても致し方ないと思う。 とは言うものの僕はA案でまあ良いのではと思う。単にグラフィック的にはD案が好みではあるが、他と同様テーマとして弱いし、B、C案はA案より嫌だ。そもそも1万数千点もの応募点数の中から、これらをベスト4に選ぶセンスこそ問われるべきだったが今更言っても始まらない。本当にこのレベルのものしか集まらなかったのかもしれないし、こういう公募というやりかたが結果的にあまり上手くいかないのは、創作者の立場から見れば当然であると思うので最初からそのリスクは背負わなければならない。 前回問題となった例の案も初期案からはかなり変更されている通り、繰り返し修正し完成度を高めるのはデザインにおいてごく普通のプロセス。A案に限らずまだこれらは未完成状態であって、今後いくらでも修正して磨いていくってことにすればいいのにと思う。まあそのプロセスはすでに水面下で完了済みとしてもだ、まだまだ手ぬるいよ、もっと考えろ、と僕は偉そうに言いたい。依然、作者の独りよがりなこだわりが垣間見えて、つまり垢抜けてないと感じるんだよね。ホントに徹底して出し尽くす作業をしたのかな。 2016/4/26 [ラン再開] 風邪がまだしつこく燻ぶっているが二日オフはヤバいのでスポセンへ寄っていく。これまでになく早く入館し、ここのプールに休憩時間があることを初めて知る。 ノンストップクラゲ男と、それを決して追い越さないくっそ速い男、3人で泳ぐ。クラゲ男は絶対に譲らないが、パターンが一定なので割と練習になった。久しぶりのスイムだが、毎回ちから一杯泳いでも不思議と腕が干上がる気配がない。ターンなどでどうしても休みが入っている証拠だろうか。 12日間ブランク明けのランとなるトレッドミルは13.5km/hで無理せず。問題らしい問題はおきない。 最後の5分で14.5→16km/hへ。脚はもつれず比較的よく動いた。 30分で終了し、連続して走れなかったが予約追加するほどのやる気もないので、ステッパーに乗る。黙々と乗っていたら徐々にスタイルが爪先立ちの駆け足風になってきた。登山レース同様歩くより走るスタイルのほうが楽という考え方がここでも自然に出る。ただ、設定がヘンなのか、レベルを17まで上げても全然負荷がかかった気がしないし、脚が疲れる感じがまるでない。運動になってないかな。 18分乗り、233kcal、2140ステップで終了。意味のある数字とは思えないがメモ。 2016/4/27 [病み上がりインターバル練] 夢陸TKD練。 2週間前の夢陸練後に風邪へと突入した。ようやくここへ戻ってきたという感じだ。 オダフィーが使えないせいもあるのかトラックはかなり賑わっている。短距離走の人が多く、彼らのスピードは僕らの倍くらいあって、人間ってそんなに速く走れるんだなと感心する。今の自分にどこまでスピードが出せるのかは試してみたい気もする。ガチガチに効いてしまっているリミッターを解くところから始めなければならないが、年寄りの冷や水にもなりかねない。 今日のお題は1000m×5を3分40~45で、インターバル200m。 M浦さんとK合さん、それに新たにY村さんが加わり4人グループで走る。 スタート後誰も前へ出てこない。前回お見合い状態でスタートロスが大きかったことを反省し、躊躇なく飛ばす。3分45となれば全力のはずだ。 400mで3秒くらい速く、飛ばし過ぎた。後半調整する。 2本目以降はペース観がつかめてきて、ほぼ狙い通りイーブンで走れた。3分45は一歩一歩を力まずに最速で走る感じだ。400mくらいまではわりと余裕を感じる。珍しくTakumi-Senを履いてきたのだがその軽さが生きているのか。中盤から一気にしんどくなる。800m辺りがもっともきつい。 余裕があれば6本目、と言われていたが、5本で勘弁。K合さんは流しを数本追加していた。まだ余裕があるようだ。 インターバル練 1000m+int200m ×5本 3:42 HR143/154 int71 3:43 HR153/161 int71 3:42 HR157/163 int72 3:42 HR157/163 int77 3:38 HR159/164 int73 2本目から早くもHR160台に入っている。そんなに追い込んだ感覚はないが。5本目で164まで行った。これは、Polarにセットした僕の最大心拍値なのだ。凄い追い込みだ。 実は病み上がりでHRが上がりやすかったからではないかと思う。 3分45は正直厳しいかと思っていたが、きっちりクリアできた。病み上がりのマイナス要素よりも長い休息が効いたのかもしれない。膝痛やザコ痛が出ないのもよかった。 その後ダウンジョグしてたら脹脛が思いっきり攣りそうになったので強制終了。思った以上に無理がかかったみたいだ。 2016/4/29 [GWスタート] 一昨日のインターバル練が結構筋肉痛。 GW初日は寝坊からスタート。 4時過ぎに重い腰を上げ、厚い靴を履いてジョグに出る。 風が滅茶苦茶強いので一気にやる気をなくし、近所の横須賀&新幹線沿いの坂周回を走ることに。 1周700m、↑20mくらい。10本目標。 1本目は3分45くらいかかったが、1本毎にちょっとずつ短縮して最後は3分3秒。結構追い込んだ。上りは追い風で楽だったかもしれない。 そのうち、3分で周回とか地獄のメニューを課しそうで怖い。 4月から飲み始めているサプリが効いているのか、膝痛もほぼ問題ない。 19時から解放のシンナラへクルマで出かける。途中渋滞にはまり1時間では着かなかった。 全コース解放しており、1コース独占して泳げた。最高の練習環境。100mプル×5×4セット 1分45サークルのいつものやつ。 20mダッシュみたいなことを繰り返すスポセンでの泳ぎとは真逆に、力まず淡々と。果たしてそれでも腕は干上がってしまうのだろうか。 1分29~33の間で、概ね1分32あたり。後半ほどタイムが良かった。恐れたほどは干上がらず、4セット目では毎回70mあたりで尽きる程度。 しかし、遅い…。先が思いやられる。 5分休憩後、インターバルを多く入れながら5本。1分27が最速。出し尽くした。 帰りはR357の酷い渋滞に遭う。船橋にバイパスが未だ全くないのが問題だ。 2016/4/30 [定番もみじ県88ルート] GW渋滞を見越して朝6時に家を出る。昨夜遅くの夕飯が胃もたれを起こしてちょっと辛い。アクアラインはやや詰まり気味だったがほぼ問題なかった。7時半にはデポ地着。 養老方面を3回続けてカントクと走り、毎回余力を残して終えるのはコースが楽なせいなのか自分に力がついたのか確認するため定番コースを走る。 温泉坂に入り、脚がないことを悟る。おかしい。それらしいことはしてないのに。 昨日の坂周回ランが効いているんだろうか? 温泉坂 17:47 HR139/151 ギリギリ及第点。まあでも冬場はもっと酷かったのでまだマシか。 カントクに予想外に早い位置で追いつく。どうやら調子悪いらしい。 そういう自分もへろへろでやる気出ない。上りで終わっている。もみじもだーらだら走る。 距離を伸ばすためにしいたけ村周回をプラスしたが、これも途中でプッツン来てしまった。 しいたけ村周回 29:00 HR125/146 コースベストより3分以上遅く、心拍も全然上がってない。TTのレベルじゃない。 県88ともみじでは意外とローディを見かけない。どうやら彼らと同一方向だったからのようだ。 復路は概ね追い風で助かった。 空と新緑がどこまでも鮮やかで、爽やかな快晴。太川陽介くらい爽やかすぎる。 ヘロヘロで締まりのない走りと思っていたが、これでも養老ルートよりHRが5ほど高く、平均速度も獲得標高も上。結局、追い込み度が違うようだ。 4月は風邪で10日間のオフ(うち3日はいずれにせよオフにしたはずなので実質7日の完オフ)があった割には練習を積めた。奇しくも3月と同じ練習時間となった。バラモンへの準備はかなり足りていない。このGWで疲労をためずにどこまでできるだろう。 2016/5/2 [プール帰省] 昨日から実家に帰っている。主な目的は、新習志野プールである。 朝、クルマで出かけ10時前にはプールへ。爺婆が多い。 100m×5×4セット、途中5分休憩をはさむ。 1本目は1分27が出た。遅くとも1分30以内にまとめる。平均で1分28.5くらいで、三日前からかなりステップアップした。4セット目の1本目が1分26で最速。セットを重ねる毎に筋肉は疲れていくのに泳ぎは速くなる不思議。この短い間に泳ぎやパワーの引き出し方で効率が上がっていくのだろう。 その後、十分に休みを入れながら100mTTを5本。すべて1分25以内に収め、最速1分23だった。 キックを真剣にやってる女性が同じコースに居たが、まさか婆さんとは思わなかった。休んでいる時に見知らぬ女性との会話が耳に入る。 「あなたほら、若いし」 「若くないですよ、60ですよ」 「私は74よ」 マジか。母と同じだ。 この人の口癖は「長生きした者勝ちよ」であった。 夕方、近所をジョグ。疲労抜き目的で、キロ6近くで。 海岸沿いのジョギングコースが2km程新たに整備されていたことに気づく。また新しいコースを作れそうだ。 2016/5/3 [岐阜合宿一日目] 今日から三日間、O田ご夫妻の新居にお邪魔しての岐阜合宿。GW中最大の渋滞予想日でもあるので、朝3時半に自宅出発。贅沢に首都高中央環状経由で東名→新東名へ。それなりにクルマは多かったが全く渋滞なく進む。新東名は路面コンディションの良さが最大のメリット。2月に開通したばかりの岡崎、豊田付近はナビにデータが無くて困った。 途中カントクに代わったがあまりにおぼつかないのですぐに交代。高速なら簡単かと思ったのだが、スピードがある分僅かな不手際が大きく影響し、またミスが許されない世界なのでパニクって危険。 そんなこんなで9時半頃には着いてしまった。 10時半まえにバイク練スタート。風が強く、カントクには試練の日になりそうだ。 R21から美濃焼卸団地方面へ本日最初の上り区間。まだ脚はフレッシュなので気持ちよく追い込む。今日から三日間この卸団地で大規模な陶器市をやっていてお祭り状態の大賑わい。さすがは陶器の一大産地だ。寄り道したい気持ちを堪えつつ再びR21に戻ると、イベントの影響で大渋滞を起こしており、長い下り坂でカントクが涙目。 その後市街地を抜け県69を少し南下し、「陶史の森」方面へ二本目の上り。県66にぶつかり、道の駅「どんぶり会館」でトイレ休憩後、県66をひたすら恵那方面へ走る。三本目のまとまった上りでO田さんが先行し、限界走りで食らいつく。やや五島のコースにも似たゆるやかなアップダウンが続く。 道の途中にある五平餅屋で休憩。峠の掘っ立て小屋で、普段なら胡散臭くて素通りしてしまいそうであるが、人情味あるサービスで地道にやっているところだった。1本200円の五平餅を2本食べる。味噌とご飯の甘さが疲れた身体にぴったりで美味い。五平餅はわりとどこでも見かけると思っていたが、岐阜の恵那は特に代表的地域の一つらしい。まとめ買いしていく常連らしい客が多く見られた。 大分お腹いっぱいになったのでここで引き返すことに。 しばらく同じ道を引き返し、土岐からは渓流沿いを走る。調べたら土岐川と中央本線沿いだった。間近に住宅地がありながら険しい自然の大地に包まれるところに岐阜らしさを感じる。テンポのいいアップダウンと緩いカーブの続く道をAsukaさんに引っ張られながらカントクが必死に食らいつく。刺激しあっていい練習になっているようだ。あんなにキビキビと走るカントクは初めて見たな~ 夜は自家製餃子を腹いっぱい食う幸せ。 餃子を作ったのって一体何年振り? 子供の頃とても苦手意識が強かったのは伸びが悪い安物の皮だったせいもあるのではないか。 2016/5/4 [岐阜合宿二日目] O田家のインテリアはとにかく何から何まで完璧である。徹底した几帳面さと完璧なセンスの両面を一体どこで手に入れたのか、まったくもって解せない。 朝食後のんびりして、11時頃にランに出る。O田家の定番周回コースへ。弱い上り傾斜の田圃道を3.5kmほど走って公園へ。ここを中心に約3kmの周回。公園は高台にあり最大傾斜10%ほどのはっきりとした坂をのぼる。2周はゆっくり走ったが、下りに任せてAsukaさんがペースを上げたので、まったりなカントクとO田さんはほっといて3周目は二人で飛ばす。一歩一歩の「かかり」がいい感じで、HR140台ではあるが上りが気持ちよく感じられたのは久しぶりだ。これなら富士山馬返し直前の坂も歩かずに済ませられそうに思うのだが、坂が短いからだろうか。 帰りはじわじわ下る直線路でAsukaさんが流しを始めたので追いかけるも、追いつけない。短距離出身とあってトップスピードがやはり違うようだ。キロ3分半を確実に切りそう。思わぬ刺激が入った。 Total HR122/152 1086kcal ランチでインドカレーとナンをたらふく食って、ランの消費カロリーはチャラになってしまった。夕方になっても全く腹が減らないので隣町のプールへ。 25mの市民プールでGW中とくれば全く期待できるものではなかったが、これが意外なほど穴場でコースを独占できた。50mプールでしか行わないメニューをこなし、腕が干上がるまで泳ぐ。 100mプル×5×4セット 1分45サークル 概ね1分27~8、後半で粘ると1分25が出た。50mとは腕の疲れ方が微妙に違う。 最後に100mTTを3本。Qターン1回縛りで。1分20、1分21、1分19 スイムはいい感じで上がってきているが、考えてみたら新島までほとんど日がないので追い打ちをかけていかねば。 2016/5/5 [岐阜合宿三日目] 朝食にBalmudaで焼いたパンを初めて食べた。チーズトーストモードがあるのがまず驚き。パンは表面カリッと中はモチっと、チーズはうっすらキツネ色に、絶妙なバランスで焼き上げる。わが家でチーズに焼き目をつけようとするとパンが焦げるんだよな。 うーんウチも欲しい。 午後に名古屋の50mプールへ行くプランをたて、午前のバイク練はやや短めで。 可児の市街地を北東へ抜け、木曽川を渡り、R418で八百津町方面へ。途中の名もない市道を左に折れて、本日メインのヒルクライム開始。結構坂がきつく、12%は平気でありそうな急坂が連続する。序盤先行していたが程なくしてO田さんに抜かれ、そしてついていけない。あかーん。心拍が上がらず135も行かない。そんなに疲れている印象はないのだが、脚が終わっている。見失うほど離されて追いかける気力もなくなってしまった。 中腹で段々畑と集落が現れ、風情ある田園風景が広がる。そろそろピークかなと思わせるのだがここからまだ長い。結局Suunto計測で350m上った。 走れないのはこのせいではないが、前ブレーキアームが片効きでシューがこすれているのに気づく。センターのネジはしっかり留まっていて手で動かそうとしても硬くて動かないのに、結構派手にずれている。いつ、なぜずれたのか謎だ。 ピークでいつも通り折り返してカントクのところまで下りる。が、行けども行けどもカントクの姿がない。さすがに変だと思ってポケットの携帯を見ると着信あり、電話してみたが出ない。早々に重度のメカトラで上れてないか、急坂に音を上げてとぼとぼ歩いているか。さらに下っていく途中で二度目の電話が。聞いてみると集落のヘアピンで道を逸れたらしく、当然僕(とO田さん)は見落としてコースの2/3ほども下ってしまっていた。まじか~まあ練習になるからいいけど。 峠の東側の道を下り、杉原千畝(ちうね)記念館でトイレ。誰ですか? 戦時中ユダヤ系難民を救ったとされる人物、とは偶然最近読んでいる本にも書いてあったな。公園でテントを張ってた八百津観光協会のおばちゃんにお茶と煎餅食べていきな~と誘われて、しばらくマッタリ。この地方特産らしい朴葉(ほおば)もちを食べる。おばちゃんに「連休で人出が多いですか」と社交辞令的質問を投げると「多いですね、でも人は来ても、経済効果がないのよね」としんみり切実な答が返ってきた。だがその観光協会のおばちゃんは、初老の女性にこの地域ならではの食べ処を訊かれても、自宅の栗きんとん屋の向かいにあるうらぶれた中華食堂を、強く勧めるでもなく淡々と話すだけだった。あかんですね。 なおWikiによれば八百津は栗きんとん発祥の地とも言われているらしい。 この三日間で葉っぱに包まれたお菓子をよく見かけた。端午の節句にちまきや柏餅を食べる風習というのは実は知らんかった。そういうのを大事にしている感じ。こちらでちまきとは上新粉の和菓子で、おこわではない。 R410の丸山バイパスへ出て、5%坂を新旅足橋まで上る。最近出来たらしいこの橋は、谷底まで高さ200mあるなかなかな絶景の橋。久しぶりに強烈なお尻そわそわ感を味わった。 復路はのんびりと走る。湖のように深く、また堤防付近まで水面が迫った独特な姿の木曽川が面白い。 total HR100/146 1816kcal ↑1105m 一昨日はゾーン5に18分以上入っていたが今回は1秒もなかった。 思いのほか時間がかかってしまったのでスイム練はとりやめ。 夕方5時過ぎに後ろ髪を引かれつつもO田家を出て、御殿場の東名の合流渋滞を睨みつつ途中のSAで時間を潰す。浜松のYAMAHAの特設ブースはなかなか良かったが、むしろこんな条件でもない限りSAで時間を気にせずに楽しもうとはなかなかしないだろう。厚木からの渋滞が解消せず残っていたが、厚木街道へ降りるというナビが出した案に素直に従い、結果的に速かったかどうか微妙ではあるが渋滞は避けられ、日付が変わる直前に帰り着いた。 2016/5/6 [サラダ効果] 合宿後体重が増えてないというのは珍しい。節度ある食べ方と、内容が良かったのだろう。 何となくすっきり感があるのは、もしかするとO田家で毎食しっかり生野菜サラダを食べ、低GIも意識したおかげだろうか。ご飯のおかずにならないという打算的理由からか、わが家はサラダをあまり食べない。 ただ、今朝は普段通り朝食を摂ったが、9時頃には猛烈に腹が減って早弁してしまった。その後昼寝したらやはり爆睡。溜まった日記を書いているうちに日が暮れて雨も降ってきた。ぐだぐだに休日を消化するより、シゴトに行って机でボーっとしてた方がマシなのでは。 2016/5/7 [初夏駒沢練] 昨日のオフで結局デブった。 連休中は曜日の感覚がない。今日が土曜日ってことを忘れてた。天気も良く、恒例駒沢練に行かない理由はない。バイクアプローチ。 少し見ない間に公園の樹木は枝葉を伸ばし、日陰のエリアが増えている。 I口さんと1周だけアップ。まだなんとなく怠くて、身体が動きたがらない。合宿の疲れがまだ少し残るだろうか。 今日はペース走8周。K合さん、M浦さんと3人でキロ4分15~20がお題。 I口さんはちょうど合う人が居なかったせいもあり、4分40ペースでK池さんと走ることになった。行けるんじゃない?とか調子のいいことを横で言ってしまったが…。 1周毎に位置をローテして走ると決めてスタート。 K池さんがしばらく真後ろに着いており、「速すぎるんじゃない?」と釘を刺したが聞く耳を持たない。K池さんが4分40をきっちり守って走るはずがないのだった。I口さんヤバい。 お題は割と控え目な設定で安心したが、実際は1周目から結構速い。スタートボタンを押し忘れてタイムが判らないので二人に着いていく。1周目のタイムが8分50と聞いて耳を疑う。速すぎでしょ? お題では9分16~6くらいでなければならない。 ただ、体感的にはそんなに速いイメージではなかったので調子いいかも?と逆に嬉しくなる。 ところが、2周目から早くもしんどくなってきた。数日走ってなかったというM浦さんは速く行きたくてうずうずしており、常に半歩先を走っている。3周目でM浦さんが後列に下がると、前の二人の間ギリギリまで入ってくる。そして下りコーナーで大集団のどさくさに紛れて追い越してしまった。 確信犯でしょう? 3周目ですでにヤバいほど苦しく、8周きちんとこなせるのか自信がなくなっていたのでペース遵守を心掛けるも、M浦さんの押しに負けてどうしても上がり気味。 この苦しさは暑さから来ているのは間違いない。4周終了時給水すべきか悩みつつ通り過ぎたので、5周後の給水は間違いないと思って周りに確認したら意外と「しなくてもいい」くらいの返事。それならばとペットボトルを掴み、一周持って走りながら飲む。実際喉は乾いてないし飲んでも楽になる感じがない。解決の糸口にはならなかった。 一人で走っている汗だくのI口さんをパス。K池さんに翻弄されて散ったようだ。うむー申し訳ない。 8周目に入るとM浦さんはじわじわ上げ始めた。まあでもガーッと行くわけではなく常識の範囲内に留まっているのでなんとか着いていく。 今のこの瞬間の何が辛いのか、しばらく前からずっと自問している。正直よく判らないのだ。脚に来ているほどでもないし、息が限界まで上がっているわけでもない。堪えるほどの暑さかといえば、冷静に見て日陰は涼しく、身体を冷やしたい欲求には駆られない。でもとにかく全体的に何かが限界。一体なんだろう。 2000mのラインを越えてからラストスパート。無酸素的に飛ばす。新島のフィニッシュを想像しながら。M浦さんに逃げ切られるのを何とか阻止した。もっと手前でロングスパートされていたら断念していただろう。 駒沢公園8周 (1周2.14km) 8:50 (P4:08) HR140/146 8:59 (P4:12) HR146/149 9:01 (P4:13) HR147/151 8:57 (P4:11) HR149/151 9:00 (P4:12) HR149/152 8:59 (P4:12) HR152/155 8:57 (P4:11) HR153/157 8:30 (P3:58) HR157/162 sum 1:11:14(P4:10) HR149/162 total 1277kcal(アップ&ダウン含む) 苦しすぎてすぐダウンに行けない。 K池さんがへろへろとやってきた。自爆して6周で終わったらしい。言わんこっちゃないでしょう?と突っ込みまくる。律儀に自爆ペースに着いていったI口さんにとっても、次回もペアで走ってもらってお互い考えるのがいいかもしれない。 とにかく今季最も暑いランに苦しんだが、夏の暑さはこんなもんではない。 2016/5/8 [新ルート発掘] お袖練。カントクがデポ地近辺で周回練がしたいというので、月崎駅付近に狙いを定める。一つはいちはらクオードの森をとりかこむ県道160、32、81を使ったルートで1周18.33km、半分は走ったことのある道だが、初めて通る道が期待以上にいい感じ。獲得標高は270mで群馬CSC並にある。信号が二つあるのが欠点だが、脇道を使えば回避することもできる。1周だけ計ってみた。 38:10 ave28.8km/h もう一つは月出の3つのゴルフ場を取り囲む県道81、172、173、171を使ったルートで1周13.4km。古いトンネルが多いのと、一部で舗装状態があまり良くないのが欠点。ここは20年前から手が入ってない。 これらをミックスしたり逆走したりして今日は終わる。 最初から脚がなくてしんどい。昨日のランのダメージが大きく、膝から下が使いものにならない。要所要所でカントクの先導をするが、なかなか自分の走りに切り替えずずるずるつきあってしまう。 月崎駅でトイレ休憩していたら、トロッコ電車がやってきた。いかにも観光!って感じだけどお客さんほとんどなし。今日なんかとくに天気も良くて最高なんだけどな。 total HR115/146 2038kcal ↑1150m 微弱風 GW10日間の記録 swim: 7.3km (3.0h) bike: 394km (16.3h) run: 67.4km (5.8h) total 25.1h まあ例年とさほど変わらないが、10で割って毎日スイム700mバイク40kmラン6.7km走ったと思えばまあまあよくやったかな? 2016/5/9 [辰巳詣で] 鉄は熱いうちにうて、と辰巳へ。 泳ぎだしはいい感じ。1分25がサラッと出た。 100mプル×5×4セット 1分45サークル ただ、気を抜いたわけでもないのに1分28まで落ちたりと、変化が激しい。 1分24~28で平均1分27くらい。結構混んでいる中、何とかうまい具合にサークルを守れたが、4セット目でとうとう崩れてサークル通りこなせず。 2本だけTT、1分23、24。 集中練の効果で4セットをこなす筋持久力ができてきた。そろそろ別メニューを混ぜたほうがいいだろうが、混雑した中で長距離は難しい。 2016/5/10 [インチキばかりでうんざり] 大分疲れが溜ってきた。TV見ながらローラー。 民放で、ダイエットのための正しいジョギングとかいうのをやってたが、めちゃくちゃだな。 だいたい、腹が思いっきり出た奴がダイエットのためのジョギングを語るなよ。 20分連続で走るのと、途中10分休みを入れて30分走るのとではどちらがいいでしょう、とクイズにしている。実に下らない。どっちでもいいだろ。 食前と食後と、走るならどちらでしょう? 答:食後。ただし食べてから1,2時間後。 条件を後出しするなよ。だったら食前も、食べる1,2時間前ということになるだろう。つまり、どっちだっていい(どちらかといえば食った後に走るのは血糖値は狂うしやる気は出ないし腹は痛くなるしで問題となることほうが多い)。 そういった些細な取るに足らないことを白黒つけてわざわざ難しく捉えさせることの罪は大変大きい。走りたいと思った時が走るべき時である。 これだから、TVはもうアホしか見ないと言われてしまうんだよ。 2016/5/11 [インターバル6本] TKD練@夢陸。ちょい早く着いた。トラックの人口密度があまりに高いので外を走るというK合さんについていく。あらためて、周囲の公園の広さに驚いた。草野球場とかもあるんだな。 今日は前回と同じ1000mインターバル練。お題は3分45秒で5本。 タイム遵守で、余裕があれば6本目に行くべし、との指示があり、6本目狙いで走る。 Y村さんとM浦さんの3人で。K合さんは一つ速いグループ(3分35~40)で前を走る。M浦さんが弱気になっているので、お題ギリギリを狙って走るよう心掛ける。 1本目はPolarが調子悪くて経過タイムが判らず、もじもじしていたら逆に遅くなってしまった。2本目はY村さんが先頭、1本毎に交代することに。速すぎると感じる場面ではついていかずに落とす。 5本目は二人ともきつそうだったので3分45ギリギリを狙う。Y村さんが最後に上げたが逆放置。 6本目行くよ、と言ったらえー!と声が上がりつつ、二人とも乗ってきた。ちょうどTKDさんが一緒に走ってくれた。どっしりと安定したペースだ。微妙に速いが最後なのでまあいいでしょう。ラストの直線で少し上げたが無理はせず。 しかし、十分しんどかった。 1000mインターバル(カッコはインターバル秒) 3:48 HR133/147 (66) 3:44 HR147/155 (71) 3:43 HR150/155 (73) 3:44 HR150/156 (75) 3:45 HR151/157 (78) 3:42 HR153/159 (75) ほぼ、お題通りこなせたのはよかった。 今回も前回と同じくらいきつかったと思ったがHR160台には入ってない。 終わった後やはりふくらはぎが攣りそうになり、かなり負荷がかかっていることが判る。走っている間はそんな気は全然しないんだが。 2016/5/12 [志の高い人] 夜、社内起業家イントラプレナーを実践し事業化した人の話を聞いて4.5時間日本酒飲み続けた。最近のBMCとか全然参考にしてないのが面白い。そして若いのに志が強く、壮大だ。目標遂行のために何をすべきか、その為にはどの部署に所属してどの方面の人物とコネクションを持つか、といったことを入社当時から考えている。とても真似できない。 2016/5/13 [故意犯?] 体重激増。やや二日酔い。 定時後仕事を抜け出してスポセンへ。入場者数20人に期待したが1コース3人で上手く泳げなかった。ノンストップで泳ぐ人に限って周りを一切気を遣わないというのは、一体どういうことなのだろう。普通は、スタートしようとしている人が居なければ継続可、というのが暗黙のルールではないのか? どんなに飛ばしても50m単位で長いインターバルでは追い込めない。 20人という数字はアテにならんな。日めくりタイプのアナログ表示なんだからそもそも適当なのかも。 2016/5/14 [富士山試走練TKDバージョン] 富士登山競争対策練は毎年7月に入ってから1回だけやる程度だが、今年はTKD練の一環として5月から参加。総合的な体力向上狙いとしては五島対策にもなるだろう。 6:40五反田駅で3人をピックアップするも、五反田ICを入るのに失敗し(詳細略)下道で東京インターまで行くルート変更をしたために浅間神社集合が遅れてしまった。中央道経由で向かったもう1台のメンバーは先にスタート。考えてみたらウチのクルマに乗っているのはTKDさん、M浦さん、K合さんと強者揃いなのであり、後から追いかけるのは筋書き通りだったか? このメンツに入ってしまって大丈夫か? 浅間神社にデポし、まずは富士吉田市役所へ最短移動。9:26に市役所を4名がスタート。 TKD練では、仲良くまとまって走ることはせず銘々のペースで走る、実践に近い形式。商店街の上りへと入るとM浦さんのペースについていけず早速遅れだした。K合さんは様子見なのか僕の後ろをぴたりとつけている。 上手い具合に信号にひっかからずに浅間神社を通過。 浅間神社 13:41 HR142/149 過去の練習会と違って気温がまだ低く、暑さはさほど感じない分はラクだが、汗は早くも掻きはじめている。慣れてくれば徐々にM浦さんとの距離を縮められるかと図々しくも思ったが、実際は着々と離されていた。結局、上りにおいては身体が慣れるということがない。 遠くまで見通せる長い直線路へ入ると、M浦さんが依然としてTKDさんの背中をぴたりと追っているのが見えた。これはオーバーペースで垂れるんじゃないかと読んだが、結果的にそんなことはなかった。 K合さんは僕との距離を離したり縮めたりして、余裕があるのかないのかよく判らない。だが僕にはまったく余裕が無かった。 中の茶屋 37:44 (24:03 HR148/151) 休みのない辛さに耐えきれず、中の茶屋で給水を理由に歩く。K合さんは止まらずに先へ行ってしまった。少し休むと走りが少し軽くなったが、K合さんからはみるみる離されており、つまり楽なペースに落としたというだけのことだろう。自分の不甲斐なさを痛感する。そこでふと思う。これから2か月でポテンシャルを上げていこうとしているのだから、去年7月のピークの自分と比較するのは間違っている。まだまだ走れなくて当然。 K合さんはとっくに見えなくなっていた。時計を見るとスタートから45分、馬返しまであと15分はかからないだろう? となると前例のないハイペースで来ており、つらいのも当然だ。などと考えながら走る。 だがいつしかその15分は経ち、いまだ馬返しは見えない。ただの勘違いだった。 激坂に負けて走るのを止めたのは二度三度に留まらない。すでに脚が終わっている感がある。スタミナ不足に加え、集中力も落ちていた。5合目まで行こうという気合が消失してしまっている。 馬返しではTKDさんが飴を持って待っていた。歩いているところを見られて少々バツが悪い。 馬返し 1:03:13 (25:29 HR147/152) 去年のレースより1分半遅い程度なのでそんなに悲観するほどではないかもしれない。心拍を見てもかなり限界だし、垂れている様子はない。 ただM浦さんはここを57分台で通過していたらしい。5~6分は差がついた。 登山ルートへと入った。「走るスタイルで上る」が信条だが、しんどくて実行に移せない。自分の持ち味はここからと思っていたのだが、まるで頼りにならない。 しばらく行くと前方に黄色いウェアが見え、一瞬K合さんかと思ったが先行スタート組のH田さんだった。だが次第に集中力が戻ってきて、淡々と走れるようになってきたら、中盤で今度こそK合さんの黄色いTシャツを発見。このペースは決して悪くはないらしいと思えてきた。 とは言えさすがにM浦さんに追いつくことはないだろう、と思っていたが、ゴール間近のつづら折れの一つ上にまさかのM浦さんを発見。これは追いつくべし、と頑張ったがふくらはぎがピクピクと攣りだして思うように走れず、傾斜が緩かったこともあり逃げ切られてしまった。残念。 5合目佐藤茶屋 1:56:20 (53:07 HR147/153) total HR147/153 1633kcal 去年の5合目通過からは3分半の遅れ。 登山道区間は7割方走るスタイルを維持し、過去もっとも割合が高かった気がしたので、いいタイムに繋がったかなと思ったが、53分台というのは一昨年のレースより5分以上も遅く全然大したことなかった。昨年比でもまだ2分遅く、つまり舗装路での差よりも大きかった。まあでも考えてみれば、平地ランの実力は今季大分上げてきており、反面バイクの登坂能力はまだ不足気味なので、それが結果として表れたとも言える。 下りは上りよりしんどかった。馬返し以降M浦さんK合さんのペースについていけず、心拍は120程度でも脚が完全に終わってしまって淡々と下ることさえもできなくなり、途中何度も歩く。また水分が足りず、携行したペットボトルは下り途中で空に。去年の試走練も喉の渇きに苦しんだが、5月なら1本で足りると考えたのが甘かった。 ただ、他の人はペット半分も飲んでないでデポ地まで戻ってきたらしい。んー汗かきすぎなのかな。 露天温泉でマッタリして吉田うどんに舌鼓。煩悩を刺激する庶民的な味わいに大満足。吉田うどんは12年前の富士ヒルクライムレース会場の出店で食べたのが最初で最後。無茶苦茶印象が悪かった。あれは単なる棒状小麦だんご麺だったなあ。 2016/5/15 [群馬3周が1セット] お袖練。昨日の疲れがべっとり残っているが走れるのか? 血帯びたゴールド注入。 カントクと協議の結果、先週開拓した周回練をすることに。 1周18.35km、↑270m、割合で言えば群馬CSCとほぼ同じアップダウン。つまり1周で群馬CSC3周分だ。 アプローチ区間13.5kmを経て、周回コース突入。僕は右回り、カントクは左回りで走る。仮に道幅5mとすると右と左で30mくらい差が出る計算。5mじゃ済まないのでもっと差があるかもしれない。 上りでは昨日の富士登山がモロ効いていて筋肉の6割程度しか使えない感じ。心拍が144くらいまでは上がっているのでそれなりに追い込めているか。 1周目は信号一つわずかにひっかかり、2周目は二つの信号と踏切、つまり全部にひっかかってしまった。おそらく1分はロス。相変わらずトロッコ列車は空いている。 3,4周目はどこにもひっかからず。Ave30km/h以下で、群馬CSCを1周12分以上のペースだから大したことない。 月崎周回 18.35km ↑270m 37:22 (29.5km/h) HR128/150 38:34 (28.5km/h) HR124/146 37:45 (29.2km/h) HR125/145 37:15 (29.6km/h) HR128/146 なんとか4周目まで速度を維持できたのは○。HR120台はやはり追い込めていない証拠か。脚があればまだタイムは縮められそうだ。 4周目の終わりでちょうどカントクと合流、これから4周目というカントクに着いていき左回りで走る。緊張の糸が切れてしまったのでかなりヘロヘロで意外とつらい。 月崎駅でコンビニに寄ると、トロッコ列車に高松宮様(だったかな)が乗ってお出ましよ、と教えてもらった。駅は少し賑わっている。おおー大勢人を乗せたトロッコ列車がやってきたぞ珍しいなー。 2016/5/16 [強烈筋肉痛] 昼までは何ともなかったのに、夕方くらいからふくらはぎや太ももに強烈な筋肉痛が出てきて、ゆっくりとしか歩けない。揉むのもやばくてさするのがせいぜい。これはおとといのが原因だろうか。ずいぶんブランクがある。ランなどとても無理なのでスイムにしたかったが、仕事が長引いて行けず終い。 2016/5/17 [最後の辰巳練] 今週辰巳が使えるのは今日まで。シゴトが長引いて、午後8時過ぎに入る。 100mプルをいつもの1分45サークルで。 1本目が浮遊感。何もしないで進む感じ。1分23でタイムもいい。 5本まで1分25以内で終えて、今までになく調子いい。ただし、今日はくたびれたよれよれパンツじゃなくてピチピチの高速ウェア着てきたのでそのせいかも。 まだ余裕を感じたので1セットの数を増やしてみる。8本目のスタートができなかったので止めて、今日は7本×3セットで行こうと決める。 だが3セット目で5本やったところで休憩時間になってしまった。 4,5セット目は5本ずつ。最後のセットでも腕はまだ動くが、なぜかタイムが落ちる。1分27がせいぜい。 そんなわけで7+7+5+5+5=29本ってことに。 今日は1本目が最もタイムがよかった。フォームが大分固まってきた証拠か。 最後に100mTT、1分23。久しぶりに3000m泳いだ。 2016/5/19 [強烈筋肉痛余波続く] 最後のあがきとして砧公園でジョグして50mプールで仕上げるつもりだったが、シゴトが長引いて行く暇がなくなった。 それに富士山練の影響が未だしつこく残っていて満足に走れそうにない。スロージョグして積極的回復を狙ったほうがいいことは判っているのだが。 まさか新島までに抜けないなんてことはないだろうな? 2016/5/20 [レース前日] 富士通フォーラム見て直帰したが、新島へは今夜出航。急いで準備する。9時半過ぎ、先日買ったばかりの輪行袋にバイクを入れる暇がなく、クルマに乗せてまずは横浜桟橋へ。切符の購入をカントクに託して自分は駐車場で袋詰め作業。結構ギリギリだった。 搭乗にもまた長々と待たされ、袋を担ぐ右肩がすっかり痛くなる。明日のスイムに影響しないと誰が言えよう?次回こそはやっぱり組んだ状態でコンテナに入れよう。 2016/5/21 [レース日] 新島トライアスロンレースレポート さるびあ丸は結局2等椅子席しかとれず。 ただ、船は揺れず、船底からの異音に悩まされることもなく、環境としては注文をつけるところは特にない。非常灯が眩しいのが難だがアイマスクで解決。とは言うもののやはりリクライニングの椅子で寝ることは自分には無理のようだ。隣席がずっと空席のままだったのがせめてもの救い(どこかに寝床を確保したんだろうか)。とにかく体が斜めになっていること、真っすぐ伸ばせないことが耐えられない。床に毛布を敷いて寝たいと思った。夜明け頃には体中ギシギシと痛く、睡眠不足で眠い。レースは明日にしてくれと思った。 乗船と下船の手際が悪く、長い間輪行袋を担ぎっぱなしのストレスは何とかしたい。右わき腹が筋肉痛になった。次回はバラさず有料で預けることも検討したい。 新島上陸。今年もいい天気に恵まれた。この島は晴れのイメージしかない。 港でバイクを組み立てて自走で宿へ。準備は滞りなくすすみ、11時頃に会場へ移動。 今年もラックへバイクをかける向きの問題は解決していない。昨年よりアナウンスが多く流れたが、何を言っているのか伝わっていない。カントクのエリアは多勢に無勢で結局逆向きのままレースを行うことになった。 30分前までに試泳を済ませるようにとアナウンスがあり、少しだけ水につかる。水温20.4度とかで、去年のような冷たさはないことを確認できた。 先週末の富士登山練の筋肉痛がずっと抜けず今週はほとんど練習してないが、今はその後遺症も抜けて身体はすっきり。フレッシュな状態でレースに臨めるだろう。 1:04 p.m. 第3ウェーブスタート 午後1時を皮切りに2分間隔でのウェーブスタート。 最前列から3列目辺りに潜り込み、スタートを切る。マークするのは志賀さん、僕より少し速いことは確かだ。志賀さんは右端を行き、僕は左端でいきなり離れているのがブレス時に確認できるが、僕のほうがやや先行できている。第3ウェーブの青キャップを追いかけながら泳ぐ。スイムは3角形に2周。2辺目は波が立って泳ぎづらくなるがこのくらいのほうが面白いし差が出て好都合だ。先行者のペースに合わせるのは結構楽で、ショートでこんなにマッタリしていいんだろうかとか考える。が、1周目の終わり近くで志賀さんがいつしか前に居るのが判った。志賀さんは腕の蛍光グリーンのウェアが目立つのでよく判る。後で聞いたらしばらく僕をマークして後ろについていたらしい。2周目に入るとひとまず志賀さんの後ろへ。時々追い越しにかかるがやはり追い越せず、スリップストリームを利用する方がいいみたい。周回遅れや先行ウェーブ選手をかき分ける作業は依然として続く。2周目終わり付近で志賀さんの右脇へ接近し、スイムアップでは僅かに先行した。砂地でダッシュ。せこいなあ。 Swim 1.5km lap1 11:05 HR118/128 lap2 11:31 HR126/141 sum 22:37(30位) HR122/141 224kcal 昨年のようなめまいで立っていられない状態ではない。隣で靴下を履く志賀さんとおしゃべりしつつ、先に出る。 朝方は強かった風はおさまり、走りにさほど影響はない。 暫くはやはりフラフラしてしまい安定して進まない。視界がぐるぐるとまわっている。波が高くて目が回ったか。 短いスライド区間で篠崎君らしき人を見かける。以前はスイムアップまでは僕が先行しバイクで抜かされるのが常だったが、今回はすでに先に行かれていた。彼のウェーブとは2分差しかなかったせいもある。 エリートのトライスーツを着た選手に抜かれた。見る見る遠ざかるほどではないので、ベンチマークにする。 先週のお袖練が前日の疲労で追い込めなかった分、今日は思う存分どこまでもガシガシ行ってやる、と思っていたが、やはりしんどくなるとそう簡単には行かない。 概ね、平地と下りで追い越され、上りで追い越すパターンが多い。相変わらずTTバイクとの差を感じる。 淡々と頑張る。2周目の最初のスライド区間でベンチマーク選手を確認。そんなに差はついてない、と気を良くするが、結果的にはこの判断は甘かったかもしれない。 小金井のウェアを着たさおりんに追いつく。予想よりずっと手前の位置だったため、さおりんかどうか自信がなく、無言でいいねマークを示してパスしたら、後に散々ネタにされた。よし、今後はこのスタイルを貫くぞ。 3周目の島向こうで小金井トラリレーの部のトリノミさんに追い越された。上りに入って追いつくかと思ったが、結構速くて見る見る姿が見えなくなる。頑張ってついていくこともできない。 全般的に、垂れずに力を出し切れた感があったので満足してフィニッシュ。 Bike40km(実測38km) 1:07:40(33位) HR137/149 834kcal 実質1:05:20(ave34.9km/h) 昨年より実質1分遅い。 2013はHRave140、2012はHRave145だった。追い込みが足りないのは明白。 ほぼ同時にバイクフィニッシュした選手はもう見えない。ショートなんだからもっと手早くやる必要があるか。 いきなり始まる急な上りは、舗装が新しくなり走りやすい。一歩一歩の「かかり」がよく、効率よく進んでいる実感がある。富士山練で培ったものが活きている。スルスルっと上りきれて、下りも飛ばした。 続く運動公園までのゆるやかな上りでも、かつてないほどポジティブに感じながら走れている。気温はまだ涼しく、肉離れの懸念はなく、快調だ。この分なら小金井リレーの山田さんにも追いつけるだろうか、と思っているとまさにその人が競技場を出てきてすれ違った。ポイントを記憶し、2周目で差を確認することにしよう。 満足して1周目を終えラップを見ると、全然速くないことに気づかされた。なんだよこれまでの全てはただの勘違いか。 こんなことではいけないと、2周目は危機感を持って走ろうと思った。 が、このくらいで走っていれば及第点だろうと、いつしか自分に甘くなる。ホントはもっと飛ばさなければならなかったのだが、自らにOKを与えてしまった。山田さんと擦れ違った位置に山田さんは見えない。差を縮めつつある可能性のほうを想像しているところに明らかな甘さがある。とっくに通り過ぎていた。 最後の長めの下りでカントクに追いついた。普段とはまるで違う場所である。実はカントクが例年より速かったせいなのだが、またしてもこれは自分が速いせいと思ってしまった。 そこからは思いっきり飛ばしたが、ゴールは間近で、ほとんど辛さを感じることは無く辿り着いてしまった。 こんなに楽に終えたショートも珍しい。 Run 10km lap1 21:30 HR144/152 lap2 21:08 HR149/156 sum 42:38(24) HR146/156 594kcal 楽に感じていた分、やはり平凡な、というか肉離れの去年を除くと過去最低のタイム。 インターバル練なども充実し、今年最も順調なランはせめて41分台が出したかったのだが遠く及ばなかった。平均HR146ならまだ追い込めたはずだ。 total 2:12:55 HR137/156 1652kcal overall place 22/421 去年はイレギュラーに悪かったので、今年のこのタイムはそこそこいいかと勘違いしていたが、それ以前のリザルトと比べるとトータルでも最も悪いタイム。 22位と平凡な順位だったが、それも当然という内容だった。 篠崎君が8連覇を逃して2位だったが、去年僅差で2位だった人に抜かれており、事前に予想できる展開だった。そしてランで39分と一般人レベルで走っており、そりゃそうだろうと思う。彼も少し年を取ったのかなと、時の流れを感じさせた。 フィニッシュ後のパルテノン宮殿温泉はすっかり打ち上げ会場と化しており、一昔前から見たらずいぶん変わったなあと思う。まあ盛り上がるのはいいことだ。宿へ戻って二人で静かに祝杯を挙げ、夜は小学校の体育館でアワードパーティ。今年は食事があっという間になくなってしまった。 2016/5/22 [レース翌日] 島で見てないところを訪れようと、南の山々のほうへバイクで行ってみる。まずは宿の前の道をまっすぐ南下すると、ランコースの競技場折り返しの道と繋がっていることを知って驚いた。運動公園の脇から山へと入り、しばらく上りが続き、レース翌日の練習としては少々きつい。山の展望台からは隣の式根島がよく見えた。あそこでアクアスロンを走ったとは想像できないほどのミニチュアな島に見えた。 街の集落のパン屋でいつものように昼食を買い込み、帰りのフェリーで食べる。小金井トラの打ち上げにお邪魔して、いろいろと頂いてしまった。 2016/5/24 [藍ちゃんの謎] 結論として新島はふがいない結果に終わった。五島まで間がない焦りと、その先の富山、珠洲はなんとかしたい焦りで、早くも練習再開。 この季節はわざわざお金を払ってスポセンに行くメリットが少ない。久しぶりに本門寺方面ジョグ。 右脹脛が少し痛いが、肉離れというより筋が軋んでいる。それとこの重怠さはレースの疲れなのか、レース後の食べ過ぎの連続によるものなのか微妙。 4:44 4:38 4:36 4:36 4:36 4:36 4:29 疲労抜きランのつもりだったが、飛ばし過ぎてその効果はなさそう。 夜、トラの藍ちゃんを特集するバラエティ番組やってた。ロンドンのころは箸棒だったがこの頃めきめき上げてきたなあ。ショートで戦うにはもう不利な年齢に入っていると思うのだが、若い頃に達せなかったところに今になって到達しているのは何が良かったんだろう。 毎朝6000mを1時間半で泳ぐ、というのも素直に驚いた。そんな練習を毎日続けていたらもう少しスイムが速くなっても良さそうに思うのだが、なかなか難しいんだな。 スタジオで相葉とローラー台1分競争をして全然差が出なかったのも驚いた。藍ちゃんは決戦仕様の姿で、相葉はスニーカーである(逆じゃない?)。そういうもん? 何だかんだで相葉が結構平均以上のものを持っていると思いたいが。 トラを始めるきっかけの話を聞いていると、自分の記憶と重なって、あのころの気概を思い出した。自分もまだまだ頑張れるかもしれないと勇気づけられた。 1日で6000kcalの食事をとるというのも驚いたが、ちょっと疑問にも思った。そんなに要るだろうか? 小柄な彼女で6000kcalというとアイアンマンに匹敵する練習を毎日していることになる。 僕の試算では swim1.5h 1000kcal(1.5hで6kmはかなりの高負荷。スイムが重点的なのだろう) bike3h 2000kcal(100kmほどと思う) run1.5h 900kcal(20km程度か。あまり負荷は高くない) 合計3900kcal。基礎代謝は1200kcal程度で、練習時間を除外して900kcalを足すと4800kcal。6000kcalの食事は明らかにカロリー超過に思える。デブ化まっしぐらだ。 ではウソなのだろうか? そうとも思えない。どういうことなのだろうか。 一日で6000kcalという並外れた量の食事をすると、吸収が追い付かずカロリーを取り込める割合がかなり低下するのではないか。つまりロス分を考えてのことではないかと。 ところで、水泳の消費カロリーは高い(からダイエットに最適)という記事をネットでよく見かける。 1時間で1300kcalとか言っているサイトが多々ある。だがそれはどう考えても間違っている。おそらく、100m競泳の消費カロリーを1時間当たりに単純換算したものではないだろうか。 以前NHKの番組でマイケルフェルプスの練習を紹介していたが、彼は毎日8000kcal摂取するそうだ。 彼は体重90kgで藍ちゃんの倍である。もし水泳の消費カロリーが何よりも高いのであれば、藍ちゃんの倍以上は食べなければ持たないはずだ。 ちなみに五島での僕のスイムはほぼ600kcal/h。 ダイエットしたいなら間違いなくランのほうが効率がいい。 2016/5/25 [アイデアシェアする会] 昨日のランで早くも駅までの駆け足が重い。 今夜は自分の発案したビジネスモデルを聞いてもらい話し合う共創活動のため残業。 自分の考えがなかなか人に伝わらないもどかしさを改めて実感する。 手ごたえは感じたし、ためになるミーティングだったが、それ以上に自己嫌悪に陥った。 2016/5/26 [プチ坂道練] 今日も帰宅が遅くなったが昨日がオフだったのでやらないと。 ニュース9見ながらローラー。サミット楽しそうですね。 まだ結構しんどい。 HR129/143 408kcal 続いて近所をJR坂練。1周700mで20mのアップダウンコースを7周。最後は限界まで追い込んだ。しんどい。HR160台に入った。 3:26 HR127/146 3:18 HR137/153 3:13 HR143/154 3:09 HR146/157 3:05 HR148/157 3:03 HR148/159 2:58 HR153/161 total HR141/161 320kcal きれいにBUできてよかった。 少し右ふくらはぎが張っている。 2016/5/27 [毎日6hなんてできるもの?] 折角のスイムの上昇傾向に弾みをつけたいところだったが残業で断念。週末のポイント練に備えて温存、とどこかで思っているのかもしれない。毎日6hのポイント練している藍ちゃんを見習えよと思う。毎日じゃないとは思うけど。 2016/5/28 [辛い30km走] 五島まで残り3週間、30km走するなら今週しかない、ってことで、駒沢へ。TKD練に顔を出しつつ、単独で走ることにする。 昨日雨が降って以降、気温が下がり夏の暑さは一段落した。30km走るうえで問題はないだろう。ランシャツが少し肌寒いくらいだ。 先に走り出すつもりだったのだが、メンバーとのおしゃべりが楽しくてぐずぐずしているうちに結局みんなと同じ9:00スタート。しかもアップしてないし。 最初はI口さんの組と一緒に走る。身体がまだ動きたがらず、キロ5でもドスドス重い。 キロ4分40で走るK池さんの組が、前方遠くに見える。今日僕は4分半で走ると宣言していたが、その後ろに居たのでは全然遅い。K池さん組を目指して追いかける。3周目でようやく追いついた。今日のK池さんは「1周10分を切らないように」などといつになく冷静だ。 5周目でようやく目標ペースに到達。 しかしそれにしても、昨日オフって疲れはないはずなのに身体が重くて怠い。新島の疲れが残っているのだろうか。昨晩が珍しく外食で、今朝は茶漬けだった。食べたものに問題はあったか? しばらく走り続ければ消えるかと期待したが、全くその気配はなく、14周まで辿り着ける自信がない。 ムキにならないようにと、珍しく厚底DSトレイナーを履いてきたが、旅館で貰った靴下との組み合わせが最悪で後悔。靴下が滑り、足が靴の中で暴れまくるのでトラクションが悪い。靴紐を念入りに締め付けたはずなのに。 水分を欲しないので7周目にきてようやく給水、以降はボトルをウェストポーチに入れて走る。この500gの重りがまた足かせになっている気がする。 とにかく病的に怠く、気持ち悪い寸前。8周でDNFとしようか、と考える。 8周終えると、10周まではとりあえず、と考える。 10周終えると、カントクから「あと4周?」と確認され、うんと言ってしまった。12周走れば十分でしょうと思っていたのだが。 ここからガクッと垂れた。地脚はまだ残っているのだが、身体全体の動きが鈍い。やや脱水状態なのは明らかだが相変わらず身体は欲さず、吸収も悪い感じ。 駒沢公園14周 10:26(P4:53) HR120/134 9:57(P4:39) HR133/138 9:54(P4:37) HR136/139 9:44(P4:33) HR138/143 9:38(P4:30) HR141/144 9:33(P4:28) HR143/147 9:42(P4:32) HR143/147 9:37(P4:30) HR145/149 9:40(P4:31) HR145/149 9:41(P4:31) HR147/149 9:51(P4:36) HR146/149 9:56(P4:39) HR147/150 9:50(P4:36) HR150/153 9:49(P4:35) HR152/155 total 2:17:19(P4:35) HR142/155 1809kcal 最後は別に速くもないのにHR150台に入った。じわじわと暑さも影響しているのだろう。結構涼しい日だったのだけど。 トータルキロ4分35におさめたのはこの異様な疲労感のなかでは上出来だったかなと思う。ただ、帰宅後昼寝しても異様な疲れが抜けず、無理して頑張ってよかったのか。富士山から続く蓄積疲労をとるほうを重視すべきだったか。 2016/5/29 [ダルマックスお袖練] おやじ号の自動車税を払う。9000円。あれ?なんでそんなに安いんだっけ? お袖練。昨日の30km走は異様な怠さに苦しんだが、その後も疲れが一向に抜けずに絶望的な朝を迎える。が、今日は走らないわけにはいかない。血帯びた注入。 じりじりと日差しが暑い。おもわず日焼け止めを塗る。 久しぶりにZIPP606決戦仕様。平地巡航はいい感じだが、ちょっとした坂でもさっそく乳酸溜まりまくりで先が思いやられる。温泉坂TT区間に入ると早くも汗が額からポタポタ滴り落ち、海水を浴びたかのようにしょっぱい。途中で放り出さないように、集中して7割パワーを維持する。 温泉坂 18:09 HR136/146 予想通りだが17分台すらも出ずがっくし。 今日はどんなに遅くてもいいからとにかくなるべく距離に慣れよう、と方針を決める。ただ進んでいるだけでいい。長く乗ってケツや首の痛みに慣れよう。まあつまりLSDだ。 平地ではZIPPに助けられ、スピードに乗った走りができてポジティブになれる。少し慣れてきたのか、HR120以下なら何とか続けられそうな感じになってきた。きつい上りはどうしても踏ん張って行くしかない。137bpmあたりが限界。 R410→R465→もみじロード→長狭街道→県88と走り、終点のコンビニまで来てカントクからのメールに気づく。僕以上にへろへろで走れないので引き返す、とあった。幸い、僕のほうは力が出ないけどモチベーションはまだ切れていない。Uターンし、その逆を辿る。長狭街道の上りでいよいよヘロヘロになり、折り返したことを後悔する。 R465の湧水場で水をくみ、血糖値が下がってクラクラしてきたのでコーラとどら焼きを補給。夏らしい季節になってきた。 県93ダンプ坂を上っていると足が攣ってきた。「がんばらない練」以下だったのに足が悲鳴を上げている。温泉坂はインナーローでゆっくり上る。 コンタクトレンズを切らしてしまったので眼鏡で走ったのだが、高速下りで涙が出まくって視界不良で非常に困った。サングラス必須。眼鏡で走ることは珍しくないのだが、冬でもないのになぜ今日に限って涙が出るのだろう。 距離や速度などのSuuntoメーターはポケットに入れたまま見ずに走った。結構長く走った気になっていたが、結局いつもの練習と大して変わらない距離しか走れなかった。 125km total HR119/146 2715kcal ↑1525m 結果的には意外と平均心拍が高かった。気温が高く、途中から熱中症気味で心拍が落ちなくなったことが大きいだろう。 2016/5/30 [辰巳で渇] 今朝は昨日の朝のような強烈などんより感は感じられず、普段の月曜日と同じくらい。順調に回復しつつある感じでホッとする。 スイムのレベルを週2回ペースで折角上げてきたのに、先週はゼロ。ここで落としてはもったいない。今日で定年退職という人の送迎会には参加せず、辰巳へ行くことに。 まずは最初の1本目で状態を占う。楽に泳いでも1分23が出る、といいのだが1分25だった。疲れてもいないのに復路でフォームが崩れてしまう。身体が忘れている。やはりブランク長かった。 かなり混んでいて自分の練習ができないので、まったく適当に、力を温存するようなことはせずに泳いだ。結構飛ばしても50mで40秒。ミラクルが起きない。 非水泳部風高校生男女6人組がコース端にかたまって邪魔でターンできない。何度同じシチュエーションになっても一向に配慮がなく、頭の悪い彼らに思わず「そこに立ってちゃ邪魔でしょ。何しに来たんだ?泳がなきゃ。さあもっと泳ぐぞ!」と説教ジジイになる。 が、彼らはやっぱり泳がずに、プールサイドに上がってしまった。なんて覇気のない奴らだ。辰巳に何しに来たんだ? デートか? 10分休憩後、少し空いたのでいつもの100m×5本プルを1セットだけ。1分25が2本、1分26が2本、そして1分24が1本出た。なぜか速かったその時のフォームはちょっといつもと違っていた。普段は基本的に二軸泳法なのだが、入水を伸びやかに身体の中心にして、掻きはじめからすぐ手首をクッと曲げてスイープ。これがよかったのではと思って最後に100mTT、腕がかなり干上がっていたが1分23が出た。 次回はこのフォームをもう少し追求してみよう。 2016/5/31 [月末駆け込み練] 通勤でちょっとした階段がじんわりと来て、まだ疲れが残っている。 夜、帰宅して疲労抜きラン。腕立て50回直後に出る。腕に血が集まった感じがいい。 太ももから下は張りを感じるが、骨盤まわりはスッキリして抵抗感がない。 5kmを越えた辺りから両脚に疲労がじわじわ炙り出てきた。 疲労抜きランになったかな?? 2016/6/1 [スクワット1000回] 水曜日はポイント練の日。 普段であれば夢陸TKD練に行くところだが、五島に向け心肺系で追い込んでも負担が大きいだけかなと思い、砧公園へ行ってロングランでもしてプールにちょこっと浸かってこよう、などと考えを変える。 だが帰宅途中の駅の階段が辛く、昨日のランの疲労抜き効果が全く感じられない。蓄積疲労が気になるので思い切ってオフに。 筋トレだけはやっておこう。スクワット1000回に挑戦。 100回づつ10回に分けてやる。1秒で2回のなんちゃってスクワットなので1本50秒で終わる。スイムのインターバル練みたいな気分。 適度に太ももがじんわりして終わり。まあやらないよりはマシでしょう。 持ち運ぶことを考えたフロアポンプを買う。遠征等でしっかりしたフロアポンプを持っていくケースは多々あると思うが、ごつくて持ち運びには適していない。 去年のTDOで慈朗さんがコンパクトになるフロアポンプを持ってきていた。あれが欲しいと思ったんだがAmazonでいろいろ探しても出てこない。仕方なく、近いコンセプトのものを買う。 2016/6/2 [スクワット筋肉痛] 今日こそちゃんとした練習しなきゃ、と言いたいところだけどまさかのオフ。 なんだかヤルキナシオ出張ってきた。おまけに、昨日のスクワット1000回が意外と効いていて変なところが痛い。 このままずぶずぶと三日オフなんてことにならないようにしなきゃ。 2016/6/3 [スイム&ラン] 二日もオフってしまった。 スポセンスイム。1コース6人で泳げるわけない。粘って1200m。休み休みで全然疲れない。 トレッドミル、折角なので14km/hで走る。 最初は太ももにしこりがあったが次第に気にならなくなった。 ステッパーで時間つぶして、第2ヒート。 今度は13km/hで。五島でのランペースを身体に叩き込む。結構速いんだな。 右ザコ痛がちょっと出てきた。 2016/6/4 [物練プチ坂4セット] 久々物練。7時スタート。 肌寒いくらい。DHバー+ZIPP606だけでなく、ウェアもトラ仕様。だがポケットがなくて困った。 途中で2班に分離しカッ飛ばし系は先行したので比較的まったりと進む。追い風で調子よく感じる。 苦手な大東文化坂は、DHポジで行ってみる。すると通りすがりの女子高生から「うぉー凄い、頑張れ」パチパチと拍手まで聞こえた。自分への声援だったのかどうかより、思い込みが肝心。 それが功を奏したか、浅倉さん、岡部さん、シムラダさんになんとか着いていけた。意外とDHポジが有効と知る。 短いヒルクラ4本が今日のお題。明覚で休憩後、まず1本目の横松郷へ。ゲストの射手座さんにぴたりとつき、中盤でパスした。ここでもDHポジが生きる。村落を過ぎた急坂でいつも息切れするが、集中して走ることができた。 横松郷 3km ↑200m (best lap=9:37) 10:43 HR148/154 3/21が11:16だったが、それでもまだ修行が全然足りない。 2本目は初めての道。松郷の途中から左に折れる林道を行く。距離も傾斜も判らないままスタート。最初激坂が続き、五十嵐君が遅れだしたのでこんなペースじゃ続かないのかと不安になったが、「後のことを考えて弱気になることのないように」がいつしか今日のテーマになる。俗称裏慈光寺坂↑185mは林道の割に舗装がよく走りやすかった。ここでもDHポジを多用。 3本目はくぬぎ坂↑270m。ここ何度か走っているはずだが記憶がない。序盤はゆるい坂が続きハイペースな二郎さんにみんなで連結、キツイ。後半がヘアピンの激坂続きで止まりそうになる。 頂上の「くぬぎむら体験交流館」でしばしマッタリ。二郎さんに顔がやつれたと言われる。体重減ってないんだが。 4本目は俗称裏松村坂↑130m。攻める射手座さんを追いかけ、途中で交わす。 なおこれらの獲得標高はスタートとフィニッシュ地点の標高差をマピオンで調べて出した値。 五十嵐君とはこの4本で二勝二敗、頑張れたかなと思ったのだが、昨夜が飲み会で二日酔いらしい。だよなー。 しろくまで休憩している間にカーッと暑くなってきた。帰りも集団後方でDHポジで飛ばすことができた。 最大HR154で局所的に追い込み、全体としてはあまり疲れずに終えられた印象。明日もお袖練予定なので、初日の走り方としては良かったのではと思う。 113km total HR115/154 2400kcal ↑1100くらい? Suuntoを車に置き忘れ、メーターなしで走ったので距離はイイカゲン。 2016/6/5 [最後のロング走] 今年はバイク力に不安があり、五島2週間前の週末は連続バイク練で〆る予定だったが、思った以上に朝の雨がしとしと降り、房総行きを断念。昼前には止む。 午後3時、カントクに近所のJR坂練を招待。2周をアップ代わりに付き添い走りした後、10周する。1周700m、↑17mくらい。 最後1周ダウン。 HR130/160 251kcal HR160まで行ったのでとりあえず頑張れた証拠。 続いてラン。 アプローチ区間1.5kmをカントクと並走し、5km周回コースを4周。 昨日の物練と今のインターバル練で足の状態はロングのランスタートって感じ。レースを模してキロ4分40目標に、惰性で力まず淡々と走ることに集中する。 当初はどの程度走るか決めてなかったが、2周目に入ると足のこわばりが薄れて自然にペースが上がったので、3周するつもりで走る。が、3周目も調子がほとんど崩れないので4周目に入ることに。 4周目の中盤で一気に脱水状態が顕在化してきて苦しくなった。 本門寺平地5km ↑34m 23:50(P4:46)HR134/149 22:45(P4:33)HR141/153 22:36(P4:31)HR143/154 22:24(P4:29)HR146/157 帰りの1.5kmはかなり足が終わってきた。つい先ほどまではどこまでも走れそうな気になっていたが、この走れない感覚というのはなぜか記憶に留められない。 だからこそ、また走れるのかもしれないが。 run total HR139/157 1346kcal 2016/6/7 [ダウングレード] 昨日が残業でたった18分のローラーだったが、今日も残業で遅くなり、適当ラン10km。 予想以上に疲労が残っていて、重い。ボディがカーボンからスチール製にダウングレードしたみたい。そのうち慣れるかと思ったが、最後までずっと重かった。 スポセンに行かなくてよかった。 2016/6/8 [抑え目インターバル練] 夢陸TKD練。トラックは混んでいるのでアップは外を走る。 昨日からどうも身体が重くてダメだ。蓄積疲労が半端ない。この感覚はちょっとマズい。 1000mインターバル練5本。TKDさんから3分40を提案されたが、調子が悪いので少し遅めをお願いして、3分55のH田さんOさん組に入る。それより速いと3分45~40のM浦さん組になってしまう。 スタート直前までぐへーな感じだったが、スタートしたら一応緊張感でほぼ普通に走れた。そんなにきついペースではないので徹底してペース職人を貫く。 5本目はOさんがラストで横に並んだので若干速くなったが、通過ラップの確認なく正確にペースを刻めた。 僕だけ6本目行ってみる。あまり力まずに最速で飛ばしてみる。 400mインターバルをやってる女性が僕の背後にぴたりとついてきて、コーナーで追い越した直後に前にかぶせてきて進路妨害。どういうつもりか。距離感ないのか。蹴飛ばされたいのか。結局垂れて抜き返すことになり、図々しい人。クルマの運転もそんな感じかもしれん。 1本だけなのでしんどくても耐えられた。しかしこれを5本は全くもって無理だ。 夢陸(1000m+インターバル200m)×6本 3:55 HR135/149 +67 3:55 HR146/151 +73 3:55 HR148/154 +70 3:55 HR150/154 +71 3:54 HR150/155 +74 3:40 HR155/160 +66 走り終えるとやはり怠さがドッと出て思わずベンチに座りこんでしまった。 まあでも集中して走れたのはよかった。今日もいい練習ができた。 2016/6/9 [疲労の辰巳] 辰巳練。19時過ぎに入る。 1本目は1分24が出たが、2,3本目ですでにかなり息が上がっていてこりゃしんどいな。ハイペースだったかな?と思ったがどうもそうではなく、疲労が影響している感じ。1セット目は1分25以内にとどめたが、疲れがなかなか抜けずセット間休憩が長い。2セット目は1分26、3セット目は1分27~29まで堕ちた。ダメだこりゃ。 3セットで止めて、たらたら500m分泳いだ。 蓄積疲労がスイムにもモロ影響する。まずい、抜けない。 2016/6/10 [疲労のメカニズム] 疲れがヤバいのでオフ。会社帰りの歩行でもまだ抜けてないのが判る。明らかに気のせいではない。何がキッカケでこうなっただろう。土曜物練に続く日曜のロング走か。さほど無理した覚えはないが。 ただの疲労とも違うこの独特の感覚、身体のどこが普段と異なるのだろう、と答が知りたくなる。筋肉の回復が追い付かなくなったことか。一昨日夢陸でクレアチンが持久系にもいいらしいよと聞いたので早速ポチした。溜め込むように飲むのがいいらしい。五島に間に合うだろうか。そういえば最近鉄分摂ってないかな。OKへ行ってレバーを買う。ひじきや昆布なども買う。 疲労という人類にとって身近で基礎的な身体のメカニズムも対処法も未だはっきりと解明されていないというのは、医療ってまだまだ判らないことだらけだなと思う。 2016/6/11 [駒沢レースペース走] 朝の目覚めから疲労感が抜けてないのが判ったので、土曜TKD練はいっそDNSかなと思ったのだが、みんなにも会いたいし、梅雨の貴重な晴れ間でもあるし、まあとりあえず行って軽く身体を動かすのは間違いではないだろう。日和るのはサボりたい心理。今朝の体重は60.6kgと一気にとんでもない値になっていて、これを何とかしないと定着する恐れもある。 今日のお題はペース走+α。明日の富士山練を見据えて追い込まない人が多かったため、それなら乗れるかなと思いスタートする。 総勢6名の大きな組、よく聞いてなかったがキロ4分50~5分ペースらしい。 まめきち。とM浦さんが終始先頭を走ってペースを作ってくれた。僕はM浦さんの後ろでひたすら黙々々々と歩を進めるのみ。脚の節々が軋むように痛いので、筋肉絡みで何らかの問題は確実にありそうだ。 五島の目標ペースより若干遅いくらい。本番で最悪この調子でも、何とか歩を進められそうな気になってきた。 みな社交辞令のように暑さを訴えるが、木陰は涼しく、夏の暑さには程遠い。お題の距離も短いので身体が熱を持て余す前に走り終える。だが、K池さんだけは顔が真っ赤で、身体に熱が籠っているようだ。 先頭の二人はおしゃべりが高じるとペースが上がるという特徴があり、K池さんにとっては限界になるのかヒーヒー言いながら遅れまいと背後に貼りついて煽る形になるので二人のペースがさらに上昇、ふとした拍子に気づいて修正される、の繰り返し。 6周を終えたところで少し給水し、600mほどインターバルジョグのあと、1周を刺激走。露骨に「やりたくなーい」と言ってたM浦さんがズバババッと飛ばし、油断すると一気に離されると感じたので遅れないようアゲアゲでついていく。 キロ4くらいで、と言ってたはずだがそんなわけないスピード。何とか最後まで維持できた。気合を入れるとそれなりに走れるのは本当のオーバートレーニングには陥ってない証拠だろう。 駒沢6+1 10:12 (P4:46) HR122/134 10:14 (P4:47) HR131/135 10:09 (P4:45) HR133/138 10:08 (P4:44) HR134/140 10:09 (P4:45) HR134/140 10:12 (P4:46) HR135/139 jog600m 4:34 HR119/135 8:04 (P3:46) HR150/159 total HR134/159 880kcal HR159と、ほぼ限界まで追い込むことができた。駒沢で8分を切った覚えはないが、1周だけ飛ばすような走り方は普段しないから、ベストラップが出たかもしれない。それにしても、調子悪いと言ってた中でベストが出たのは驚きだ。心配には及ばないかもしれない。トレッドミルでは16km/hで2km続けて走れたことは最近なかったんじゃないか。 これ以上は走り過ぎになるのでダウンもなし。 終えた印象は悪くなく、少しふっ切れた感じがする。このままふっ切れてくれるといいんだが。 夜、NHKで「不寛容社会」というテーマで討論番組があった。耳慣れないキーワードだが、この番組がけん引していくのかもしれない。 この問題をいち早く取り上げ視聴者に投げかけたのはなかなか鋭いなと思った。どの民放よりも攻めの番組作りをしているなと思う。 「不寛容社会」の象徴例として二宮金次郎像がスマホのながら歩きを許容しかねないとして座った像に変えたとか、ジャポニカ学習帳が長年昆虫の写真を表紙に入れていたのを、一部の声を受けて止めた、などがあげられた一方で、SNSでのいわゆる「炎上」の件数の上昇が顕著であるように、ネット文化の影響力などに言及していた。 ただ僕は、この二つは少し異なる気がする。 金次郎も学習帳も批判誹謗の集中砲火を受けて変えざるを得なくなったというわけではなく、トラブル発生を予想し先回りしてリスク回避を勝手に図ったケースだ。それがあたかも、言いたい放題なネット住民の意見に押されて対応せざるを得なくなったと解釈しかねない伝え方になっている。 実際、ネット住民はおそらくその逆の反応をするだろう。座った金次郎像へ作り替えるへっぽこな判断や、一部のクレーマーの意見を尊重しつまらないものへと作り替えられる商品企画のありかたに、非難の矛先が向かうだろう。 つまり、番組スタッフが、この番組作りで視聴者と共有したい思いと恐らく変わらない。 まず僕は、SNSが炎上するのは、今のSNSという仕組みと人間という利用者の組み合わせで必然的に起こりうる現象のひとつであり、別に人類の価値観や考え方が変容している結果などではないと思う。10年前と比べてSNSを論じることはできない。炎上が増えたのは、単に利用者が増えたためだ。言わば未完成な現状のSNSの仕組みを何とか作り替えていくことが求められる課題かなと思う。 ネットの声というのは新たな役割をもたらしたと思う。人々の発言力が効果をあげることにより、昔なら泣き寝入りするしかなかった理不尽な事象に光をあてられるようになった。これらを「不寛容社会」でひとくくりにするのは少々強引かなと思う。都知事問題や、潰された東京五輪マークがその最たる例だ。ネットの無い時代であれば、今頃こいつらがのさばっていた。それがいい社会とは思えない。NHKが定義する不寛容社会とは、正しいことを正しいと主張することが度が過ぎてきた状態ではなく、一部のへそ曲がりで粘着質な人の視野の狭い意見や苦情に必要以上に配慮し、その他の大多数の人が不便や精神的苦痛を強いられている状態、ではないかと思う。 ところで、ジャポニカ学習帳については、不寛容社会の象徴ではなく、単に一文具メーカーのマーケティング戦略に過ぎないだろうと思う。昆虫写真を続けなきゃならない社会的道義的使命なんてないし、企画変更で売り上げが落ちたらメーカーの読みが外れたなってだけのことだし。 子供の頃から僕はこのジャポニカ学習帳が嫌いだった。タイトルを自分で決められないし、余計な罫線がたくさん入っていたりして、お仕着せも甚だしい。何より表紙がカラー印刷っていう体裁が許せない。落書きする隙がどこにもないじゃないか。何という息苦しいノートだろうか。 そんなジャポニカ学習帳は自ら息苦しい社会の象徴として話題を振りまいてしまったのはなんとも皮肉…。 2016/6/12 [最後のお袖練実走] お袖練、五島に向けて最後のバイク実走。このところ、蓄積疲労が気になるが、果たして今日の按配は。 9時過ぎスタート。よく晴れて、気温も高い。結構夏らしい日だ。短くピリッと走るために、月崎周回を選ぶ。アップダウンはあるがハイペースを維持できエグい坂はない。まさに五島コースに近い。 周回ルートに入り最初の長い上りで脚がじんわりしてくる。この感じは昨日の駒沢ランの影響としては大きすぎる。温泉坂に行ってたらゲンナリしていただろう。めげないよう、一踏み一踏みを気張り過ぎず慎重に。 1周を終えてみると意外と悪くないタイム。2周目後半は疲労感が大分抜けてきて、気持ちも前向きになってきた。疲れはあるものの、回復傾向にある感じだ。 月崎周回 18.35km ↑270m 36:05(30.5km/h) HR125/148 35:51(30.7km/h) HR126/151 前回5/16に4周走った時のベストは、37:15 (29.6km/h) HR128/146で、1分以上縮めつつ心拍は低いので悪くはない。 最後の平地は追い風に乗って飛ばした。 2時間キッチリ走って、久しぶりにトータルでAve30km/h以上が出た(アップダウンが少ない)。〆の練習としてはちょうどよかったのではと思う。 63.5km(31.4km/h) total HR124/151 1284kcal ↑590m 夕方ヤマト便でバイクを送る。 東京に遊びに来ているというDAiさんに会うべく、カントク、それに酒が飲めないI口さんもむりくり誘って、天王洲のヨットハーバーのレストランへ。 潮風に吹かれながら運河沿いのテラスでのんびりと・・・と目論んでいたが、無茶苦茶人気でテラス席はまったくとれなかった。ちょいお高いメニューがずらっと並んで選ぶのに困ってしまったが、ビールは全てエールビールで独特な味わいを楽しめた。そして何よりDAiさんと楽しいおしゃべりができたのはホントに良かった。 運河沿いを散歩して品川駅前のバーで2軒目。うっかり長居してDAiさんの最終電車を逃してしまった。 申し訳ない!! 2016/6/13 [KRE-ALKALYN] やや二日酔い気味で出社。 夜、アメリカからクレアチンが届く。正確には、そのさらにパワーアップした、クレアルカリンとかいう奴である。クレアチンとは違って吸収がよく、溜め込む必要がないとのことだ。信用できるかわからんが。紫色のカプセルで、まさにポイズンって感じ。まあでも、こんな怪しいサプリ飲んでんじゃねーーよと自虐的で、嫌いではない。アメリカ人ってほんっと下品なセンスが好きだよな。 五島までに筋肉にパワーを溜め込むとしよう。 暇なので、少し前に読んだ本の感想など。 内田樹 私家版・ユダヤ文化論 まず手に取ることのない興味のないジャンルだが、カントクから借りたので読んでみることに。どこぞの大学教授が唯一書いた類のお堅い本かと思ったらその逆で、この人は様々なジャンルに首を突っ込み執筆する量産型作家だった。 まず、これちょっとタイトル違うと思う。文化論ではなく、反ユダヤ主義の文化史、あたりではないかと思う。 「リアルポリティークの文脈でメカニカルに有意な場合」 どんな場合だ? ユダヤ人、とは極めて難解なテーマであり、「そうとしか言いようがない」などと説明の限界を繰り返し訴える(=簡単にさじを投げる)割には、とにかく難しくて珍しい単語をちりばめるのがお好きなようで、やさしくシンプルな言葉で伝える意思は全く見受けられない。アホは相手にしていません。デザインに例えるならばこういうのはデザイナーの自己満足でしかないが、本とは表現においてもっと自由な世界なのだろう。まあ有体に言って、僕はスキームとかいう単語を好んで使う奴はケッ、ですよ。 ただ、この人の主張自体は論理的で割と判りやすく、慎重に読んでいけばああそういうことかと思う。しかし、最後のほうにちょこっと書いてある、ユダヤ人がなぜユダヤ人なのかの真の理由だけはちんぷんかんぷんだった。本書の8割は、ユダヤ人とは反ユダヤ主義がカテゴライズしたものである、の説明で占められており、それは順序としては逆であり納得できるわけがないうえに、そんな話は興味がない。この本が教えてくれたことは、ユダヤ人がそこまで差別的に見られていたということ、事実、ユダヤ人は有意差ありで能力が突出したグルーピングである、ということだった。 作者は否定しているが、やはりユダヤ人はユダヤ教が生んだ枠なんじゃないのかなと思った。それと、日本人も似たような枠があるのではと思った。ただ日本の場合、それが国境の枠とほぼ完全に一致する為に単なる国民性としか見なされず目立たないのではと。日本教という見えない信教は確実にあり、かなり濃いのではと思う。 2016/6/14 [サプリ効果] 今朝ベッドから立ち上がった瞬間もどんよりとしていて気が滅入ったが、駅までの徒歩は骨盤周りとかスッキリしていい感じ。少なくともここ最近、ザコ痛や膝痛に悩まされない。 そして夜は全身エネルギーに満ちた感じになってきた。試しに↑15mほどの急坂をダッシュしてみると一気に身体が重くなって、表面的な印象だけだったみたいだが、それでも気持ちはポジティブ。 これはもしかすると昨晩から飲み始めたクレアルカリンパワーなのか? 疲労回復のタイミングと単に重なっただけか。 そういえば、膝痛に関しても最近はご無沙汰。毎年この頃になると全く悩まされなかったんだったかどうだか覚えてない。非変性II型コラーゲン+プロテオグリカンは毎日続けている。もうひとつ気づいたのが、乾燥肌トラブルがほぼ見られないこと。これも、湿気の多いこの時期は毎年悩まされることはなかったんだったかどうだか覚えてない。 気持ちはポジティブなのでスポセン行ってもいいくらいな状態だが今日まではきっちりオフ。 背泳ぎの入江選手を紹介する番組を見ていたら、クロスオーバーキックというテクニックが出てきた。 3ビート毎に足をクロスさせてリズムを反転させる。 彼は自然に身につけたという。レース後半の追い上げに関係しているとのこと。長距離選手が使う省エネ用テクニックらしい。 これ知らんかったわ。まあ、普段の練習でもレースでもキックは打たないので使う機会はないかもしれんが。 ところが、ちょっとググってみたらこれは悪い癖なので直しましょうみたいに書かれていた。もしかすると自分でも気づかずにやってるかもしれない。 2016/6/15 [最後のラン] 二日オフ続けた後のスポセン。 スイムは4人くらいで回す。混雑でスピード出せなくても気にせず続けて泳いでいると、徐々にコース内の市民権を得てきて泳ぎやすくなってくる印象を感じた。前がつかえるからと間を開ける行為は他の住民の理解を得られにくいようだ。1000m泳いでキッパリやめる。 12分ステッパーに乗ったあと(手放しでもだいぶ乗れるようになってきた)、トレッドミル。レース前半目標ペースのキロ4分半(13.3km/h)で走る。 二日のオフがどう効いてくるか期待していたが、脚は重くてガッカリ。 流しのつもりで最後の5分を16km/hへ。あまり無理なくクリアできた。体調は感覚的には今一つだが、パフォーマンスには影響していないようなので憂うことはないのかもしれない。 アメリカで発生した大量殺人事件について考えさせられること。 犯人が使った自動小銃は、民間用に改良されたものだったという。「自動小銃を民間向けに改良」って、悪い冗談を通り越して悪魔のシゴトとしか思えないんだが。銃所持の正当な理由が自衛のためだと言い張るのなら、自動小銃を自衛に使うシーンが一体どこにあるのだろう(そんなことが起こりうる社会は狂気の沙汰だ)。もはや完全に崩れているとしか思えないロジックが未だ大手を振って通用しているのはなぜなのか。それともアメリカ社会とはその通り狂気の沙汰なのか。 少なくとも表向きには、LGBTがイスラム過激派の標的となる事件であった。 ここ1,2年で突然目の前に現れだした言葉、LGBT。これにはやや違和感を覚える。なぜなら、そういったマイノリティの存在を肯定しましょう、とこの言葉と共に頭ごなしに言われたからだ。だが思うに、LGBTへの違和感は生き物としての本能的生理的反応から来ていて、理屈ではどうしようもないところがある。僕自身は抵抗はなく「ああなるほどそうですか判りました」ってとこだが、LGBTを受け入れるということと、例えば宗教の自由をどう両立させるんだろう。ゲイの人権を尊重するのと同じように、ゲイを忌み嫌う価値観も尊重されなければ筋が通らないのではあるまいか? この疑問や矛盾はもっと議論されてしかるべきと思うが、なぜある日突然、LGBTは受け入れましょう、の方針で日本国家はオーソライズしたことになっているのか? おまえらちょっと前までそんなこと言ってなかったじゃないか。 LGBTは生理学的に存在し得ることをきちんと理解すべきとは思う。その上で、それをどう判断するかの良し悪しなど簡単に一方的に決められないのではないか。 いや、僕はLGBTについてとやかく言いたいわけではない。ムスリムのほとんどいない日本では問題なく受け入れられたように見える多様性への理解も、実は「腫物には触らない」リスク回避の心理が背後に働き、表面的な均衡状態へともたらした気がしてならず、大きな問題が潜在する不安は拭えない。先日の「不寛容社会」にも通ずる気配を感じるのだ。 2016/6/16 [駆け込み辰巳練] 最後にピリッと辰巳練。例年、やろうと思いつつ慌ただしくてパスすることがほとんど。残業で遅くなってしまったが行くことにする。 100mプル×5、1分45サークル。遅いコースは5人くらいで混んでいるが、速いコースは無茶苦茶速い人が一人いるだけ。でもこの人、僕の泳ぎに合わせて調整してくれているのが判った。 まずは1本目、いつものように力まずふわっと、楽な感じで。1分25、ミラクルは現れず。だが2本目以降も1分25±0.5を維持。 休憩までの残り時間を考え、2セット目は変則的に10本続ける。後半は1分24が度々出るようになる。筋持久力はだいぶついてきたようだ。 3セット目最初に1分23が出た。気合入れて飛ばし、24、24.5、24、23で休憩タイムに入ったので終了。 スキル不足を力技でカバーしている感じは否めないが、タイムとしては今季最速になってきた。本番までに疲れが取れるかな? 2016/6/17 [五島皮算用] 出発の日。時間がないので今回の目標をさくっと。 今年最も不安なのがバイク。スタミナが持たない気がするので大分抑え目に行こう。とは言え、条件同じとして5分遅れ程度に収めたい。そして比較的仕上がっているランで5分縮める。スイムもいい方に思うので1分縮める。結果として1分短縮。 まあつまりベストタイム更新が目標。ただし、そこに拘り過ぎると初っ端からやる気をなくす可能性だってあるので、注意が必要。とにかく最善を尽くすのが最大の目標。結局いつもと同じだけれど。 今朝の体重は59.2kgで割といい。民泊の料理で一気に増えてしまうだろう。 2016/6/18 [レース前日] 朝に荷物などの支度をして、午前11時に家を出る。午後1時のソラシドは例年と同じ。 長崎空港からのリムジンバスが600円から800円に大幅値上げ。その代り、フェリーは2070円だったかな、大分安くなってた。原油価格下落の影響だろうか。午後8時福江着、今年も民泊のオヤジさんが出迎えてくれた。豪華な夕飯に舌鼓。 今回宿に泊まったのは川人さん井口さんのニーマルメンバーのほか、昨年も一緒だったK賀さん、そして初めましての若いO原さん。大柄で高校生のようによく食べる。いつも食べきれないほどの料理が出るのだが、彼がいるテーブルの刺身は早々に空になってびっくり。 今年初めて食べたのはこの辺りではしんじょめと呼んでいる売り場に出ない魚。最初鯵の叩きかと思ったが姿は全然違うらしい(後でググってみたが出てこない。天草地方でチンジメと呼ぶスズキのことかな)。 2016/6/19 [レース日] 五島長崎国際トライアスロン バラモンキングAレースレポート 昨夜0時頃から雨が急に強くなり、雷が鳴りまくって気になって仕方がないので耳栓をした。さすがに雷ではレースは中止。バイクで島巡りでもするか、などと想像しつつ寝る。だが起床時刻の4時にはすでにおさまり、雨も止んでいた。何てラッキーなんだろう。 5時半頃親父さんのクルマでスイム会場入り。南西の風なら港はベタ凪、親父さんの予言通りだ。タイヤの空気を入れたら、やることがない。 アップはせず、10分前に海へ。空いているイン寄りでスタートを待つ。水温は22℃弱と発表され問題はない。 7:00 a.m. Aタイプスイムスタート 焦らず楽々ペースで泳ぎだす。 3.8kmを1分半/100mペースで泳げば57分である。それがなぜ、例年5分もオーバーしてしまうのだろう。1分半ペースは無理としても、そこに5秒加えたとして1時間10秒。そのくらいでは泳げていいはずだ。落ち着いて1分35ペースを終始貫きベストを更新しよう、と考える。 全くバトルなく進み、第1ブイでやや過密化したがクリア。 それより未明の豪雨で水が濁り、周りの選手が見えにくく効率よくついていくのが難しい。だが今日はかなりのベタ凪で、黄色の各コーナーブイが遠くからも見えるので、ヘッドアップして進路を決めたほうがいいことに途中で気づいた。第4ブイを超えると潮が変わり波が立つようになった。周りの選手が絡むと無駄な相互干渉で遅くなることを認識し、遠くへ避けるようにコース取りをすると彼らを引き離しつつあることが見て取れた。2周目はその信念で泳ぎポジションを上げていく。第2~第3ブイの追い潮で泳ぎやすい区間では軽量化の精神統一のため負荷を半分に落として泳ぐ。一緒のペースだった選手に先行されたが、パワーを戻して再び追い越す。最後は結構飛ばしたが腕が干上がる気配はなくいい感じで泳げている気がした。少なくとも1分35ペースよりは速いだろう? あっという間で物足りなさすら覚える3.8kmを終えてスイムアップするとMCの声が聞こえ、まだ1時間を超えてないことを知る。やった!3.8kmのベストが出たらしい。幸先のいいスタートだ。 swim 3.8km 59:42(14) HR118/151 580kcal 実は条件がかなり良かったようで記録を短縮したのは僕だけではなかった。むしろ僕の短縮幅は少なく、レベルアップによるものとはお世辞にも言えない。 8:04 a.m. バイクスタート 例年バイク序盤は濡れた身体で寒さに震えているが今日は寒くない。逆に暑くなることが予想された。 今回最も自信がないバイクパートはあまり無理せず走り、例年より5分遅くなる想定とした。逆にランで5分取り返す強気の戦略。 序盤で二人の選手に抜かれる。だが彼らの後姿を見る限り、いずれ抜き返すことになるだろう。慌てることはない。予想通り追い風基調で順調に周回ルートへ入り、大宝折り返しポイントへ向けてスライド区間を走っていると、向かいからトップの西内選手がやってきた。この短い区間でトップ選手を拝めた試しは過去にない。西内選手といえば元五輪代表選手であり、その辺の強豪エイジとは格が違う。ライバル不在で流しているのだろうか。 大宝を折り返し、スライドする後続の選手のなかに同宿のO原さんを見つけた。というより彼のほうが先に気づいていて手を振ってきた。彼は新島にも出ていてバイクは僕より速い。ロングではどうなるか見ものだ。 今日は南西の風なので周回路の海岸沿いは追い風基調。アップダウンが絶え間なく続くがポジティブに走れる区間だ。平均心拍が想定以下のため、ペースをやや上げることにする。三井楽を過ぎ進路を南へと変えると急に向い風。ここまで抜きつぬかれつの似たペースで来たS選手(ネーム入りJPN代表のウェアを着ている)は、知人らしいVキングの選手が追い越していくと彼とともに先行していった。僕は強い向かい風で失速し、脚の差を感じるとともに、早くもタレを覚え始めた。周回路起点となる二本楠交差点で1周のタイムを見ると1:43:38(HR126/142)、例年ここは1:41前後で走っており、抑える計画を返上して走った割には普段の2周目より遅いタイムに危機感を覚える。 交差点を過ぎると例年、Bの最後尾から追い上げていく形となるので退屈しない。そしてかなりの高確率でフロントアウターで必死に上る女子を見かける。最初の長めのだらだら坂で早速発見。もう少しバイクの基礎を勉強したほうがいいのではと思うが、実はBの女子の完走率は100%だったと翌日の表彰式で発表され、余計な心配なのかもしれない。 2回目のスライド区間で、白バイ先導のトップらしき選手をまた見かける。だが西内選手ではない。Bやエリートのトップ選手はタイミング的にありえないし、いったい誰? どうやらこの後で西内選手はリタイヤとなったらしいのだがそんな想像はできてなかった。バイク序盤からトラブルがあったものと思われる。 そして折り返した後再びO原さんと擦れ違う。この1周は微妙に彼のほうが速いことを示していた。もしかすると追いつかれるかもしれない。 美しい高浜海岸沿いを60km/hで駆け下りていると、その先の上り坂の途中に倒れそうになっている派手な赤いTTバイクの選手が目に入った。近づいてみるとBゼッケンで、近藤マッチだった。この位置ではエイジ6位以内は全く無理そうだ(ITU世界ロング選手権の出場枠)が、彼のやる気は評価したい。「マッチ!男を見せろ~」などと一声をかけていこうかと思ったがあまりに一瞬で通り過ぎてしまって「マッ!」しか言えず。 今日はギンギラギンにさりげなく~を数カ所で聴くことになった。懐かしいなあ。 2周目は集中力を切らさないよう注意して走り、辛くなってもDHポジションを維持して空気抵抗をできるだけ減らす心掛けが効いたか、ルート後半でS選手に追いつく。やはり彼にとってオーバーペースだったのだろう。 スペシャルエイドは2周目で立ち寄る。ここではBの選手の溜まり場と化していた。しっかり座り込んで骨休め中なみなさん、ファンライドイベントじゃないんだから。一人のおっさんと目が合ったので「この先が向かい風で大変ですよ」と世間話をしてみたのだが、何で後から来た奴がそんな知ったようなこと言ってんの?と奇妙に思われただけだった。 事実、この後の向かい風は変わらず大変だったので間違ったコメントじゃなくてなぜかホッとした。覚悟ができていたので1周目よりもむしろ精神的には楽にクリアした。 ようやく二本楠を左折。頑張ったと思っていた2周目は1:47:05(HR128/145)とさらに悪くなり、5分の許容値を倍もオーバーしてしまった。 周回ルートを抜けた最初の上りでB出場のカントクに追いつく。一昨年よりも手前の位置だなと思ったら、エイドで5分寝てただって!? 余裕だな~などと暫し無駄話をしていると、立て続けに3人に抜かれる。中でも、自分と近いゼッケン番号の選手が速かった。ゼッケンは年齢降順となっているのでつまり同エイジ枠、言わばライバルである。彼にはタレる様子が見られず走りにキレがあった。ところが、集中して追っていくと空港脇のスライド区間でふと追いついた。「広島の選手権にも出てましたよね」と話しかけられたが、あいにく人違いである。再び彼は先行し、そして逃げ切られてしまった。旧ランコースはほぼ追い風でかなり飛ばせたのだが、彼のバイク姿を再び見ることは無かった。そしていつにもましてヘロヘロになり、後で思えばここで飛ばし過ぎた気がする。 例年より6分遅いバイクフィニッシュ、余力もない。 bike 180.2km 5:46:52(13) HR127/145 3798kcal 周回路を抜けた時点での遅れは、その後の40kmで逆に縮めたことになり、この無理がランに響くことになった。 1:46 p.m. ランスタート ウェストポーチをベルト代わりに装着し、手には赤パッケージのアミノバイタルを持って出る。いつもはスタート直後に行くトイレを少し我慢すると決めていた。サドルで長時間尿管が押えられていたため出が悪く、少し落ち着いてから寄ったほうが時間短縮になるのではと考えた。幸い尿意もそんなに強くはない。 序盤はあわよくばキロ4分半ペースで走るつもりだったが、身体は重く、脚は疲れており、自然にそんなペースにはならない。バイクで飛ばした影響が濃く残っている印象だ。それでも焦らず歩を進めていけばそのうち調子を取り戻すだろうと考えていた。 エイドではスピードを落とさずに走り抜ける。暑さが厳しいので水は最初からかけて走る。 ランは堂崎教会まで単純2往復するコース、局所的なアップダウンが片道3か所ほどあり、上りでも下りでもゆっくり目を意識する。決して無理はしない。 沿道の応援の女性に名前を呼ばれたので顔を向けたが僕に対してではなかった。どうやら僕のすぐ前を走っている著名なチームスーツの選手が僕と同姓で、女性は同じチームらしい。僕より速く若い同姓の強豪エイジが居ることは昔から知っていて、全く敵わなかったのだが、若かった彼も40代に入り体型もやや緩んだ印象は否めず、人生の節目を経験し、気持ちの浮き沈みなどもあり、これまでのパワーを維持できなくなっているのかもしれない。いや、単に調子悪いだけかもしれない。それもすべてひっくるめてのトライアスロンである。彼が歳を取れば僕も歳をとる、だがここでまさに追い越さんとしているのだ。「まだまだ行けるよ」と声をかけられていたが、彼の走りに勢いは見られず、慰めにはならないだろうと思った。 バイクで逃げられた同エイジの選手にも8km付近で追いついた。一緒に行く同士のつもりで「やっと追いつきました」と声をかけたが反応はなく、着いてくる気配は全くない。さほど速いとは思えないこのペースが今は武器になっている。 最初の折り返しまでは今までになく楽に気持ちよくクリアした。TKD練でみんなでジョグしている感じ。平均キロ4分41ペース。 だが、復路の途中あたりからすでに上りでしんどさを感じるようになり、頻繁に攣るようになった。MagOnを早く摂らねば。ロングのランラップベストを出した一昨年と比べ、現段階でのダメージは大きいのか、こんなもんだったか、不安になる。カントクとスライドし、「いい位置なんじゃない?」と言われて確かに今はそうだが実は喜んでいられない状況。 続いてO原さんとスライド。僕は余裕がなく俯いて走っていて、声をかけられていたのだがなかなか気づかなかった。彼の観察力の高さは驚かされる。 ゴール付近へ戻ってくると、普段着の西内選手を沿道に見つけ、リタイヤをようやく知る。僕のヘロヘロ走りをどう見ているんだろうな~と思う。 ゲートをくぐり2ラップ目へ入った。ここまでの復路10km強の平均ペースはキロ4分54まで落ち、ハーフ通過は1:41:18(P4:48)で一昨年より2分40秒遅いが、その時は認識がない。まだランでベスト更新するつもりでいた。 ここからはAの1往復目の選手が入り混じり、2往復目の選手の目印は腕の反射ベルトのみとなるため、注意して観察しないと自分の正確なポジションは判らない。 2km過ぎでカントクと二度目のスライド。ラストスパートに入りエネルギッシュだ。それとは対照的に自分は火が消えかかっていた。気合を入れねば!と仕切り直して走るが、あまり長続きしない。そしてまたしてもO原さんのほうから声をかけられる。ホントに周囲が見えていない。ロングになると胃が受け付けず吐きまくって走れないと悩みを話していたO原さんだったが、見るからに元気溌剌だし今回は上手くいっているように見える。 午後3時台で気温がピークになり、湿度は100%近く、蒸し暑い。エイドでは毎回水を浴び、コーラを飲むが追いつかない。こんなに飲み続けているのに喉が渇くなんて。トイレにはまだ行ってないが、ゴールまで我慢できそうだ。尿として出る水分も足りないらしい。 往路中間付近でとうとう、もう走りたくない状態にまで落ちた。まだ残り16kmはある。追い込めないので心拍は低いままだ。エイド間は何とか歩かずに繋ぎ、エイドで補給する間だけは歩いていいルールに変更。つまりゴールまで集中が続かず、とりあえずの目標を次のエイドまでとせざるを得なくなるのは、今回のランは失敗したと認めたことを示していた。トイレに行くべきか悩むが、明らかに休む口実を作りたいだけ。 ようやく3回目の折り返しを過ぎて、あとはひたすらゴールへ向けて南下するだけ。この往路は平均キロ5分20秒ペース、エイドでの休みが増えたので走っている時のペースはキロ5強くらい。 残り10kmちょっと「しかない」、と考えてみるが、何の慰めにもならない。昨夜宿で見たBSのランスマで100kmウルトラの日本代表選手が言っていた心理作戦だ。 とぼとぼ走り、エイドで水とコーラ、たまに梅干をもらい、数歩歩き、そしてまたとぼとぼ、の繰り返し。胃袋はタプタプでこれ以上の補給は意味がなさそうだが、幸いなことに低血糖でフラフラ朦朧とするいつもの症状はなく、ラン前半に見られた痙攣の気配は消えた。MagOn効果というより、ペースが遅いせいだろう。 ただ、水を浴びまくって豆ができ、足先が強烈に痛い。特に親指の爪がもげそうなほどのダメージがあり、普段この頃からフォアフットに切り替わるところ、痛みを避けるためヒールストライクで粘る。敗因は昨日Expoで買ったばかりの靴下を使ったこと。安物で分厚い生地が災いした(この点は馬鹿としか言いようがない)。 そろそろO原さんとスライドする頃だ。何度も彼の方から気付いてもらったので今度こそ自分から声をかけようと対向の選手に注意を払う。実は彼の前では元気を装おうと虚勢を張っていただけなのだが、一向にやってこない。後で聞いたところによれば、今回も例外なくランで苦しめられてエイドで暫く留まっていたらしいのだが、毎回満面の笑みでそんなそぶりは全く見せなかった。 最後ののぼりをヘロヘロと上り切ったあたりで川人さんとスライド。今季は骨折の為ランの練習量はゼロ、未だ痛いので走れないからバイクフィニッシュでDNFを宣言していたが、「とりあえず行ってみる」と元気よく去っていった。走りたい気持ちはあるのだろう。結局往路途中まで走り、以降は歩きで1往復してDNFとなった。 ゴールまであと2.5km、幅狭の田舎道という場面で立て続けにAの3人に抜かれる。ここまで順位は全く読めておらず、邪念につながるので意識しないようにしていたのだが、さすがに3人に抜かれると過去の一ケタ順位も維持できなくなったと思ってがっかりする。まあでもこんなだらしない走りで順位が維持できるはずがないのでとうとう来たかという感じ。実は1往復途中からここまでずっと4位だったことを知っていれば結果は変わっただろうか? 残りあと500mのところで再び近藤マッチの背中を発見する。沿道の声援が狂ったようにフィーバーしている。彼にAの意地の走りを見せつけようと頑張った。少なからず彼のおかげでパワーが捻り出せている。このくらい走れるのならもっと手前から頑張れなかったのかなとも思う。 ゴールしてすでに着替えていたカントクが花道の入り口で待っていてくれた。去年不調に終わったカントクが明るい笑顔で完走できたのは嬉しい。いつものように手を繋いで同伴フィニッシュ。 最後の復路は平均キロ5分43、後半ハーフは1:55:49(P5:30)かかった。IM北海道に続き、実にキツいレースになってしまった。 run 42.2km 3:37:07(15) HR139/152 2770kcal total 10:23:41 (7/681) HR130/152 7148kcal ランの前半はさほど無謀なペースとも思えず、後半潰れたのは宿命と思う。敗因はやはり、ランに体力を残せなかったバイクでのオーバーペース、それに靴下かな。血豆が4か所、2つの爪が死んでいた。親指の爪は触っただけで飛び上るほど痛く、よくまあここまで走ってきたなと思う。 リザルトを見ると、ランでの順位の入れ替えが激しい。その点では僕の走りはまだマシだった。 一昨年のバラモン自己ベスト更新どころか11分も遅くなってしまったが、一昨年のタイムは今回で2位に相当しており、リザルトを見た感じでは気象条件的にまあ仕方ないのかな。SBRの順位は14,13,15でかつてないほどバランスがよく、客観的には失敗レースとは言いにくい。また、Bエリートの最速でも21.1kmを1時間29分と、僕が目標にするくらいの遅いペースとなっている。今回のランは厳しかったと見ていいのかもしれない。 というか、Aで総合7位は過去最高なので喜ぶべきなのだが、今一つ実感が湧かないのはなぜだろう? 芝生でまだ動けないでいると、同宿のK賀さんがバイクを押して現れた。午後5時のバイクフィニッシュ関門に2分足りなかったらしく、まだ走り足りない様子。道中腹が減って仕方がなく、エイドで停まって食って時間に遅れたことが致命傷だったかのように言っている。彼は去年もDNFだった。世話好きで色んなことに気が回る人なのに、体質や能力に合わせ補給食を持って走る、との簡単な解を導き出せないのはなぜなんだろう。 シャワーを浴び、カントクにサンダルを借りる。いつもの居酒屋テラスで選手を見ながら一杯。とそこへ志賀さんが通りかかったのでジョッキ片手に思わず声をかける。「ええ~」と戸惑いの顔をされてしまった。最高の声援になったつもりだけどなあ? DNFの川人さんとも合流し、O原さんは恋人が応援にかけつけたので邪魔をせず、残るは井口さんのゴールを見届けるだけになった。3時間半切りを狙うと言っていたが14時台に突入しても戻ってこない。気持ち悪さでDNFだった去年の悪夢再来か、と大型スクリーンの前で見守っていたが、15分ほどして無事姿を現した。 関門の午後10時近くまでのんびりして宿に戻った。胃も復調し遅い夕飯は美味しく食べられた。黒むつの刺身というのを人生で初めて食べた。 2016/6/20 [帰れない!?] 宿にお願いしてウェアを洗濯し、コインランドリーで乾燥機にかける。 バイクをばらしてヤマト便、帰りのほうが高いのは集荷だから? アワードパーティの料理は今年は美味しかった。かなり満足、満腹。売店の料理は肉類が多いので、サラダみたいなのを共通メニューに入れて欲しいんだが無理かな。 ちょっとオサレな喫茶店で(味はイマイチ)時間を潰した後、飛行機で帰る川人さんと別れ、ジェットフォイルで帰る。飛行機が飛べず今夜も一泊します、と川人さんからメールが入り、福江空港は濃霧で飛べないことがよくあるんだよなーなどと他人事のように言っていたら、長崎空港も怪しくなってきた。雷が鳴りやまず飛行機の整備ができないとのアナウンス。さらに雷が近くに落ちて空港内が停電に。ヤバーい。40分後に飛べることになった時は場内に拍手が沸き起こった。 そんなこんなで雷雨と隣り合わせな四日間だったが、持参した傘は一度も使わずに帰ってきた。 死んだ爪が痛くて靴を履けないのでカントクのサンダルを借り、それでもなるべく歩かないことばかり考えて今日一日を過ごしたが、家に帰りついてみると歩数計は1万歩近くになっていて驚いた。 2016/6/21 [爪痛甚大] 昨夜は例によって悪夢だった。ロングの後はよく悪夢を見る。 筋肉痛より何よりとにかく爪が痛い。さらには、赤ん坊の足のようにむくんでいる。靴なんて履けないだろと思ったがサンダルで出社するわけにもいかず、我慢して履く。 なぜかサラダ油でも塗ったかのように、顔がオイリーでギトギトする。階段下りが手すりナシでは下れないレベルの筋肉痛。 2016/6/22 [納得できない富士登山スタートブロック] 親指の爪の痛みがほとんど変化なし。いつになったら消えるんだろう? 自転車が早くも届いていた。不在票として。 宿で食べた鶏胸肉料理を教わったので作ってみる。鶏肉丸ごと、インスタントコーヒーを溶かした水で20分とろ火で茹でた後、タレに8時間漬け込むだけ。タレは、醤油100cc酒50cc砂糖大さじ3酢大さじ1。今回はささみで作り、インスタントが無かったのでレギュラーコーヒーの粉をそのまま鍋に投入。せめてダシ袋にでも入れればよかったか。 富士登山競争の資料が送られてきた。てっきりAブロックスタートと思っていたがBに入れられているよ何でだ? 僕よりわずか2分速い職場の知合いがAでも若い番号になっている。対して、さらに速いはずの小野さんがAの後ろのほうの番号になっている。小野さんは僕と似て後半型。もしかするとゴールタイムではなく、馬返し通過タイムで決めているのかもしれない。だとしても納得がいかない。なぜなら抜かしづらくなるのはここからだからだ。コースが逆パターンならわかる。スタート後は抜かしづらい細い道で、途中からコースが広くなる場合、スタート順は総合順位順よりも細い道を速く走れる人を先にするほうがいいのは判る。まあでもかりにそうだとしてもだ、総合順位が尊重されてしかるべきだと思うのだがどうだろうか? 2016/6/23 [左足へ連動] 朝、起きてみると右足の爪の痛みが一気に6割くらい消えていて嬉しくなる。 だが、その代りなのかどういうわけか反対の足親指の爪が痛くなってきた。ここは何ともなかったはずなんだが、なんで? ずっと痛み信号を脳に送り続けていると、反対の足の痛み神経も釣られて誤信号を発するようになるとか? それと、なぜかむくみは未だとれず腫れぼったい足をしている。 昨日仕込んだささみはしょっぱすぎて失敗。あれは胸肉用レシピであり、表面積の大きな、または胸肉より染み込みやすい?ささみ用にチューニングしなければならないようだ。もしくは、関東とはかなり異なる九州の醤油の味も考慮する必要があるか。折角コーヒーで茹でたロースト感もしょっぱさでかき消されてしまった。 2016/6/24 [ブリクジットとかいう] 朝から慣れないビデオ撮影のシゴト。カメラマン、シナリオ、振り付けなどをやる。カット数50近く。次々と撮っていかないと終わらない。足の爪は大分痛みが引いてくれて助かった。レース後のシゴトで良かった。 帰宅して、イギリスのEU離脱派勝利を知る。マスコミは軒並み、これは誤った結論とのスタンスとなったが投票前はそんな印象は無かった。これも高をくくっていた証拠だろうか。イギリスへの投資が無駄になり日本に悪影響となることばかり伝えているが、日本にとって厚すぎたEUの壁が少し攻めやすくなる効果って期待できないんだろうか? 2016/6/25 [目がテンになるタイプ] 今回バラモンのレース内容はあっさりシンプルなので、レポートをとっとと仕上げてアップ。最近ホームページスペースがパンク状態なので写真とかグラフとか全然ありまへん。古いのを棄てなきゃならないんだが面倒くさくてやってない。むりくり突っ込んでいるので押し出される形で古いページであちこち写真が消えているはず。 午後実家へ帰る。ターコが随分大人になっていた。胴が大きく目が小さい、原種に近いタイプのようだ。遊びが大好きでオドオドすることなく一日中いたずら活動している。3歳児がいるかのようだ。性格は素直で優しい。 2016/6/26 [ダルダル日曜日] 日曜日。すっかり晴れて、家でゴロゴロしていると罪悪感に苛まれそうだが特に何もやることはない。バラモンの疲れがここにきてどろっと出てきたのか、目覚めから身体全体が怠くてギシギシ痛い。疲れることを散々やった翌日かのようだ。午前午後と飽きるほど昼寝してもまだ眠い。散歩に出るとこれまた全身がだるい。復帰は長引きそうだなと思う。 2016/6/27 [紳士面したエゴイスト] イギリス人の印象って世界的にかなり悪くなったよな~ 株は大暴落、見たことない幅で円高で大騒ぎだった先週末だが、落ち着いたか。 つくづく判らないのは、こうなることは小学生でも読めたはず。離脱か残留か二つに一つなんだから。この機会にボロ儲けしたヤツたくさんいるだろう? 4月から始めているロボタイズド資産運用はどうなっているのか見てみたら、特に目立った変動はなくやや上がったくらい。ロボットちゃんと考えてるじゃん、というか、もっと賢くならなきゃダメじゃん? 2016/6/29 [やっぱ能無しだった] 未だにベッドから立ち上がった瞬間に露骨なほどのだるさに見舞われるので、心置きなく今日もオフでいいと思う。まだ2週間経ってないし。 帰宅時は妙に身体が軽く感じたので駅からジョグってみた。初めての感覚。爪はもう問題ないようだ。身体の芯の疲れは、少なくとも700m走った限りでは出てこない。ただ、シゴトがドカッと忙しくなってきてどっちにせよ練習は難しい。 変動が無かったと書いたロボタイズドの資産運用だが、変動グラフは2営業日前の状況であることを知らんかった。無様に5%も落ちとるやんけ!AIだのロボットだのって全然ダメだな。というか、ほったらかしで全然積極運用してないからこういうことが起きるんだろう? 何度も言うけどこれ十分予測可能だったからね。震災などとは全然違うからね。 2016/6/30 [和製バラカン] 先日撮影したビデオの編集作業が続いている。ソフトはアフターエフェクト。最新型だが20年前から基本は変わってない。レンダーキューとか、独特で意味不明なUIと思っているのは僕だけだろうか。 ナレーションを自前で入れる。尺を見るための仮作成だが真剣になってしまう。自分の声が変に聞こえるのは覚悟していたが、あれ?こんなにもかすれて滑舌が悪いものだったか。しいて言うならラジオで聴くピーターバラカンに似ている、などと思う自分を予想できただろうか。彼の顔を思い浮かべるうちに、日本語のたどたどしさまで真似しそうになる。 4月からNHKのニュース9のナレーションが変わったが、女性の声が難ありだと思う。もっと適任者は居なかったのか、その辺にいるスタッフで賄っているのかと疑う素人感。言い間違いが多く、聴くに堪えない。ナレーターとは容姿不問の声に特化したプロであり、その上録り直しが効くものとの認識が強いので、言い間違いには不寛容になる。だが最もイラつくのは、一語一句聞き取りやすさを最優先したような不自然な話し方だ。理解能力の低いあなたに合わせて話しています、との嫌味すら覚える。それでいてつっかえるのはもうアホかと思う。これはもしかすると、音声のユニバーサルデザインという取り組みかもしれないが、本末転倒だ。 自分の滑舌が悪く、何とか聞き取りやすく話せないか気にするうちに、この不愉快な喋り方を自分でも真似しそうになっていることに気づく。 録音を重ねていくうちに徐々に慣れてきて、最初はモゴモゴして覇気が無かったのが最後には大分改善された。何事も練習は大事だね。 |
||||||||||||||||||||||||||||
|
.