2006年 10-12月
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2006/10/1 [物見山周回練]
珍しく二日続けて自転車トレ。そっかあ珍しいんだ。普通の人はやっている。
取材ということでライターホソヌマさんに集合写真を撮ってもらった後、7ヶ月振りの物見山周回練5周。
12:19 10:02 10:51 10:54 11:11
イマイチな走りだった。相変わらず苦手意識が強く、上りでブレーキがかかっているような気がする。2周目途中からほとんど一人。下りで小湊さんに追いつき、上りで逃げるようにダッシュをかましていく。なにもそんな風に振り切らなくたっていいじゃなーい?
全体の練習強度としては低めだったのに、帰宅すると疲労感が強すぎて昼寝も出来ない。やはり二日続けての練習は堪える。
中途半端で悶々気分なので、景気づけにドイツビールを買いにわざわざ出かける。いかん、ヤメラレナイ。
2006/10/3 [3+1<0.15mg/L]
缶ビール3本+チューハイ1杯では飲酒運転にならないので安心してドーゾ、と言いたげなAERAの車内吊広告を見た。このご時世に目を疑うタイトル。実際の記事の主旨はどうだか知らないが、そう思わせて関心を惹こうとしている点が気になるのであり、AERAって相変わらずエラソーに見えてエゲツナイ雑誌。さて、下期キックオフの昨日は仕事先で呑みに誘われてそのくらい飲んで、気がつくとゲーロゲロ気分マックスで一触即発状態だった。正確には中ジョッキ1杯と梅サワー1.5杯(つまり残した)。もともと酒には弱いが、昨日ほど惨敗だったのも珍しい。土日の疲れのせいだろうか。隣が社長だったからだろうか。家に辿り着くのも大変だった。今日も一日具合が悪い。ランはレース以降ご無沙汰だ。支離滅裂失礼御免。
2006/10/5 [東京マラソン]
ハズレた。
単なる抽選なのに、受験に落ちた時のような敗北気分。つまりは、いかなる理由であろうと選ばれないってことが人を落ち込ませるということが判る。人生でハズされた時にこのことを思い出そう。
いよいよもって、代替レースを考えなければならない。1月に勝田と館山若潮、3月に佐倉。うーん、2月はないのか。
東京マラソンと同じ日のレースを見つけた。大阪の泉州国際市民マラソン。参加費7000円。ありえねー。
こうして探していると、あらためて日本にはフルマラソンレースが少ないと思う。神奈川には来年初めてフルが新設されるそうだ。へえー。

今週ずっとサボリデー。先週もほとんど自宅直帰の日ばかり。毎年恒例、夏のシーズン疲れ週間のようで、何もしてないのに日中深刻な疲労感に見舞われ微熱が続く。過去の教訓から、当分何もしないのが良いと判断。ただし体重には気をつけないと。既にオーバー気味な今日この頃。銚子マリーナはそんなわけで期待薄だね。
2006/10/6 [大きいことはいいことだ]
午後から幕張メッセのシーテックへ。
一昔前には想像もつかなかったことだが、TVが展示の主役だ。巨大かつ高精彩な画面で魅了する。
こうして見ていると、 TV画面は大きいに越したことは無いという価値観を殆ど全ての人が信じて疑わないであろう点が恐ろしい。どこかの学者が言っていたが、実物より大きな人物の映像が視聴者に与える影響は大きいとか。確かに、横幅1mのサイズでみのもんたの顔を毎日見つづけると、環境ホルモンに毎日晒されるよりも危険性の高い心理的影響がありそうだ。それを本人が自覚することは無いし、指摘する人も出ないだろう。以前から僕は、コンテンツによって画面が適性サイズに自動調整されるTV、という提案をしたいと考えているのだが、たぶん誰からも共感は得られないだろう。
会場内を2時間ばかりノロノロウロウロしただけで、脚から腰からバリバリとこりまくって、もうこれ以上歩けませんってくらい疲れた。10時間以上を費やすオロロンより疲れた。ふらふら歩くのってしんどい。どうでもいい景品を貰うためにサラリーマンが行列を作っている。そのエネルギーが信じられん。
嵐のような雨でますます体調不良。

下総から変更されることが決まっているJCRC最終戦の場所であるが、成田市のフラットコースが暫定で決まりらしい。新たなレース開催地の誕生を楽しみにしていたのだが、フラットコースというのが少々残念。成田は結構アップダウンもあるのにな。キープコンセプトということなんだろう。こないだのいわきのようなクリテリウムかもしれない。

東京マラソンは型破りなエントリー代10500円。まあそれに見合うだけの価値はあるだろう。それに対し、例えば勝田マラソンは3500円。結構安いほうかな。ところが、勝田(ひたちなか)まで行くのに往復約7000円かかることを知った。対する東京マラソンは290円。トータルでは変わらない。ちくしょうあらためて悔しいぜ。
館山若潮は往復5600円、筑波は2400円、佐倉は1200円。そうするってえと、佐倉が良いね。
せこい?
2006/10/7 [休日はパン作り]
体調の異変に気づいてから10日ほど経った。今日はとことん朝寝坊にトライしてみる。いったん朝飯食ってからまた寝る。午後1時まで寝た。却って気分悪い。

一次発酵でパンチを入れた後にランに出かける。
スタート直後やけに息が上がり、13日ぶりならではの苦しさが待っていたが、すぐに消え、多少足運びが重い程度で普通に走れた。坐骨神経痛を除いては。この頃悩まされなかったので消えたと思っていたのに走り出すとすぐ存在を露にした。くそっ!
走り終えるととたんにフラフラして、足首に鉛をくくりつけているかのようなズッシリ感を覚えた。走っている時はなにも感じなかったのに。相変わらずどこかがヘンだ。
二次発酵中にシロモトに乗る。こちらは普段どおり乗れた。パンのほうは、発酵が長すぎて膨らみすぎた。
オクトーバーフェストのために特別に醸造されたというドイツビールを飲む。
マジ美味いっすよ。
2006/10/9 [ロンリー白石]
ひきこもごもりも三日目はヤバイだろう、ということで、ケツを叩いて物練参加。目覚ましが鳴り、余りのけだるさにくじけそうになる。
予報では26℃まで上がるとのことたが、この季節、最高気温に達するのは練習後であって、朝は寒くベストを脱げない。おまけに強い向かい風。それでも三日目の今日が一番穏やかであろう。
皆さん土日の疲れがテンコ盛りということで、軽めの予定。物見山駐車場に直行し、7人(だったかな)全員引き返すことで意見が一致。もちっと走りたい気分は見事に僕だけ。「来週レースなもんで」と志村さんがしきりに付き合えないことを詫びてくれる。いやいやお気遣いだけでありがたいことです。レースに向けた調整のほうがもちろん大事。ではでは、来週のアート杯100kmはぜひとも結果を出して頂きましょう(期待大)。
てなわけで、一人お山方面へ。とは言え、知っている山というと白石峠くらい。定峰ルートは何度か走っているから、先月初トライした白石王道ルートで、調子を見てみることにする。
そのとき岡部さんに教わった白石方面行き「八高線の路」を思い出して辿ってみよう。どこで曲がるんだっけなー。判りません。
結局VikingEast推奨コースを行く(こちらが最短な気もする)。白石峠を1日で7回上ったという奈良さんの偉業を思い出し、今日は3回上って土日の帳尻を合わせよ、とのケッタイな指令が脳裏をかすめたが、メンタル部門が拒絶、せめてもの代替案にと明覚駅前で突如横松郷行きの指令が下る。
横松郷 11:05(best+0:20) HR152
アプローチ区間でかなり貯めたんだけど、フレッシュさは取り戻せずイマイチな結果。朝からフレッシュさなんてなかったけど。西平セブンイレブンを横目に、白石を目指す。ちょうどコンビニから出てきたロード乗りが一人後ろにぴたりと張り付く。これから峠を上るんだから抑えて行きたいのに、煽られている気分。それでもペースを乱さぬようゆっくり走る。追い越していってくれないかな。
白石峠方面へ右折、計測開始。後ろに着いてきていると思ってペースアップ。ふと見ると、なんだ、居なかった。HRは164まで上がり、よく追い込めていると見るべきか、体調不良のためにいつもより高いのか。いずれにせよ序盤飛ばしすぎて、中後半でバテてしまった。
白石峠 28:30(best+0:50) HR155
なぬー、それにしても50秒も遅いとは。
前回より体重が500gは確実に重いから、15秒はそのせいで遅い(だからどうした?)。
距離を稼ぐために定峰方面に下りて、裏松郷上り返し。帰りは岡部さん八高線ルートをやっと辿れた。風向きは幸い変わらず、追い風の中みっちり最後まで飛ばして帰った。

VXRS+WH7801Carbon 道中摂取物:BCAAウォーター500ml 午後ティダージリン450ml カレーまん タマゴサンド さらっと搾ったオレンジ500ml
2006/10/11 [ダルイ日はいつまで続く?]
異常にダルい日が続いている。
それでも、気のせいかもしれないと思って暫らくぶりのスポクラに行く。13km/hでのんびり1時間走るつもりだったが、10kmで止めた。5kmあたりでコケそうになったのだ。足の運びが思っていたよりも上がらずにベルトに引っ掛けたのだった。年寄りが少しの段差でスッ転ぶのと同じ。腿から下がズシリと重い。
実に20日ぶりのスイムもたった1000mで止め。時間はたくさんあるのに、ノルマと思って粘る気も起きない。シャワールームでふと鏡の自分を見ると、目の下には青黒く変色したクマが出来ていた。そんなになるまで何をしたって言うんだろ? 帰り道、階段の一歩が辛い。
サボってばかりなのに、なぜこうも不調続きなのかイマイチ納得行かない。まあ、典型的なシーズン疲れということなんだろうけど、どういうメカニズムでこんな大きな周波で疲労の波が襲ってくるんろうか、と未だピンと来ないんである。
まあでも去年も一昨年もこの時期に深刻な体調悪化を来たしており、それからみたらまだ遥かにマシ。それに、周りでも何人か揃って不調を訴えており、魔物の潜む季節のようだ。この頃の自分は多少抵抗力がついたのか、ヤバイと直感したらすぐ大事をとれば、大事には至らない。今のところギリギリ攻防戦が続いている。ただ週末のレースはろくなもんじゃないだろう。憂鬱ではある。
2006/10/12 [謝辞]
オーベストMさんとこから飛んできた方々におかれましては、期待はずれで申し訳ございません。
当サイトはブログのようなカテゴリ分けなどが出来ず、(そういうプログラムを書けない)、自分でも過去の日記をごそごそ探すのは骨が折れる。コミュニティ機能や華やかな雰囲気などとも無縁。
トレーニングカレンダーと日記がリンクしていると便利かなと思っているが、結構めんどくさいしデータも大きくなるので、せめて月毎に飛べるようにしておいた。ま、自分にしか役には立ってないと思うけど。
携帯画面でも見られるような配慮も必要かもしれないが、携帯不所持のためその方面はさっぱり判らないというか興味がございません。
RSS(意味よくわかってない)はやってみてもいいかなと思うが、二度手間って感じでめんどくさそうだし、いったんやり始めたら途中でヤーメタってわけにいかない性質のものという気がするので手付かず。
日記(だけでなく他のページも)の時間軸を下向きに書いているのは、多少のこだわりもあってのことだが、最新日の読み込みが最後になるのはやはり欠点かな。でも近頃は光とかADSL以上が普通だから、あまり気にならないかなと。
こういう個人のハンパなサイトは、そのうちMIXIとか?(よう知りまへん)の勢力で淘汰される運命なのでしょう。

レース直前の足掻き(というか足は使わないから手掻き)で、辰巳プールへ行くつもりだったが、鼻腔の奥がもわっとしてやばいので直帰。よわっちいね。
2006/10/13 [HA・NA・DI]
DHバーを取り着けようとうつむいていたら、突然トローりと鼻血が出てきた。止まらん。大量。

駅ビルにお気に入りの八百屋がある。この頃よく寄っていく。
特徴その1、安い、モノによっては笑っちゃうくらい。よく買うのは、大きなパックにぎっしり入ったマッシュルーム100円。ミョウガ68円。今日は大和芋が2本で148円。特徴その2、変わった品揃え。初めて手にするハラペーニョ(辛さと香りが最高)。今日はレッドムーンというジャガイモを購入。特徴その3、品揃えが日によって違うので飽きない。季節モノを安く出す、という考え方で特徴その1に繋がるのだろう。今日の献立は店に行って決めろ!である。
季節によって品も変わり、そのうえ値段と美味さが反比例する点が、生鮮品選びの醍醐味。何時行っても同じ物が同じ棚に同じ値段で並んでいる大型スーパーはやはりツマラナイ。
2006/10/15 [レース日]
第3回銚子マリーナトライアスロン レースレポート
2006/10/17 [うれしい発見]
色々と周りでトピックスの多いJCRCアート杯。出られなかったのはとても残念だ。来年は銚子と重ならないことを祈ろう。

話はさかのぼって、先月のJCRC第6戦修善寺。ホームストレートエリアで、どういうわけか妙に悩ましいランパン姿で会場をウロウロしている女性を見かける。ん?彼女には見覚えがある、ええと・・・そうだ、今年1月、3UPトレイルランレースで一緒だったSさんだ。昨年の佐渡Bにも出ているトライアスリートと聞いていたが、ロードレースにも出るようになったのか。僕と似た道を辿っているようで嬉しくなる。

そのSさんを、アート杯のリザルトの中に見つけた。女子クラス50kmで堂々1の位。正直驚いた。
テクニカルなここ群馬で、常連の大御所が後塵を拝している。同じトライアスリートとしてやはり嬉しい。
僕にとって記念すべき初ロードレースが3年前のこのアート杯50kmだったが、アベレージで完璧に負けている。マジですか!
少数派の女性ロード界もこうして徐々に活気立ってくれば、ウカウカしていられないね。
2006/10/19 [練習再開]
レースが終ると、またいつもの不調シグナルがやってきた。いい加減にしてほしい。もうかれこれ4週間近くになる。レースの疲れはすぐに消えたが、この根本的な不協和音が消えないので直帰する日が続く。しかし、このまま変化ナシなら、無視しても変わらないだろう? ということで、今日から練習再開。体調に関係なくやることにした。
手始めにエアロバイクから。3年前のレベルに落ちている。悲しすぎ。ラン7kmは、苦しいというよりは、止めたいという感じ。噛み続けたガムを捨てたくてしょうがない感覚。ま、初日はこんなもんかもしれん。
ただ、完全なブランク明けってわけでもないんだけどな?
2006/10/21 [一皮むけた]
いまだかつて聞いたことのないハード練の告知。松郷→定峰→白石(↑約800m)を3周(約100km)するというのである。マヂですか!
余りに過酷なため、1周だけの組も編成された。ほっ。
コンビニ休憩は一通り終えるまでナシなので補給食を忘れずに、と言われていたのに、うっかりクルマに置き忘れてしまった。今思えばこれが明暗を分ける最初の失敗だった。
松郷までのアプローチ区間は抑え気味に行くのかと思いきや、そうではなかった。今日は一日、レースモードなのだ。全開ではないけれど、スタートからキビキビと行く。清澄坂手前で小湊さんがパンク。正直言ってこれ幸いと思った。亀井ローソンで臨時停車と相成り、忘れてきた補給食をゲットできる。
ところが、清澄坂をヘロヘロ上っていると、前輪がスローパンクしているのに気づいた。何だよお前もか!
何者かが自転車乗りを逆恨みしてトラップでも仕掛けたか?
亀井ローソンにたどり着いた頃には2気圧くらいまでになっており、どう見てもパンク。3年間つけっぱなしのスペアチューブラはリムセメントも消え、しかもサイド面が一部擦れて薄くなっており、エアを入れるともっこりニュッと膨らんでいた。ヤバーい。そして、補給食は買えず。
パイン秋郷さんが加わり、俄然スピードアップ。速いけど統率が取れている今までの走りとは違い、とに角飛ばせー!モードに切り替わった。本人と7割方の御仁はそんなこと感じてないだろうけど。
西平セブンイレブンを素通りし、さて本日のメインイベントスタート。松郷峠で早速バックアタックを決めるが、奈良さんの救済で集団復帰。この後、定峰峠までのユルユル上りが厳しい。交差点にて僕のミスで中切れし、小湊さん、ポンズ山本さんと3人で追うが、当然少しずつ離されていく。長期ブランク明けのラバネロ木村さんが降ってきて、4人で白石車庫を目指す。ンガー。ヨダレが出そうなくらいキツイ。途中で先頭交代を辞退しツキイチ君に徹するが、小湊さんが速く、抜け出していく。白石車庫で仕切りなおしスタートしても、やはり小湊さんに先行され、山本さんと必死の追走。それにしてもキツイ。もはや筋肉が粗方イってしまわれたので、7割はダンシングで走る。
定峰峠 16:56 HR149/157bpm

アプローチだけで既に完売状態だった割には、意外とタイムは悪くない。
1周組の盛永さんが折り返してきて、一緒に白石峠まで来てみると、3周組は既に出発していてもぬけの殻だった。ホントに3周するのかなあ? つくづくその強靭さが信じられない。

山本さんに丸山林道を誘われ、殿岡さん率いる1周組とは別れて秩父側へ下る。
白石で水分を飲み干しさらに欲していたのだが、期待した県民の森に自販機はなく、我慢して下山することになった。
リムセメントの効かない前輪を庇うため、ブレーキは後輪のみ。案外すぐロックしてスリップしてしまう。カーボンリムのため熱が不安だ。
寒さとハンガーノックが徐々に増してきた。身体からは機敏さが消え、集中力もかなり減衰していただろう。補給食を忘れたことが大いに悔やまれた。そんなころ、路面に砂利が浮いて、イン側の路肩が陥没しているコーナーがあった。ブレーキが効かず、咄嗟の判断も鈍り、コースアウトして路肩の砂利に突っ込み、派手な音を立てて転倒。突っ込む2秒前から、転倒を受け入れる自分がいた。最後まで体勢を立て直そうなんて全然思わなかった。フルブレーキで十分回避できる状況だったが、転ぶよりも前タイヤがべろんと剥れるイメージが現実化する方を恐れてしまった。本末転倒。
ブラケットにガリガリとキズをこしらえ、アームウォーマーが破れてヒジが擦りむけた他は、意外とダメージがなかった。
パンクに転倒、今日は仏滅だなー。山本さんにも随分足手まといになってしまった。
上り返しは二人で話をしながらイージーペースで。とは言え、それ以上のスピードも出せないのだが。ラスト1.5kmで山本さんのペースアップに着いていけず、予想した通り50分ピッタリで丸山林道クリア。いやー遅すぎて話になりません。
西平セブンイレブンで、ハラペコオヤジは食う、食う。気持ち悪くなっても食う。
帰路も二人でキッチリ回しながら高負荷を維持して、近年稀に見る疲労困憊。
近くのコンビニで1時間くらい爆睡して帰った。
2006/10/22 [誓い]
昨日のうちにパンクしたホイールを交換しておいた。朝は目覚ましで問題なく5時半に起きられた。眠気はないし、脚もそんなに疲れていない。今日も物練に行けそうな気がする。客観的に見て、行ける。
でも行かなかった。ランもしなかった。そのうちに雨が降ってきたので言い訳にした。完全に負けた。

そのくせビールを2本も飲んでしまい、その後の罪悪感と酔った勢いで<誓い>なんぞを立ててしまった。

酔った勢いでも、内容は極めてヌルい。

先週のレースで同時に行われたスーパースプリントレース。短い距離で3回行うというもの。若くなければ通用しない、しんどい種目だ。
スポーツ界にアイちゃんあり。実力3番、人気で1番の藍ちゃんです。 人気のヒミツは、そのガンバル姿がとても判りやすいという点にあるような気がする。別にイヤミではなくて、他の選手が頑張っていないわけではないという意味で。

彼女は常に下ハン持って走るので、前傾姿勢の印象が殊更強い。とても小柄なので、27インチ用のフレームでは少々無理があるように見える。ハンドルの低さを実現するには特製のステムが必要であるようだ。

でもこんなステム売ってるのかな?

2006/10/24 [買い物自慢]
TIMEと言えば、コンポはカンパ、ホイールはフルクラム、と相場が決まっている。
コンポにシマノはまあ許せても、ホイールにZIPPはフランス人への冒涜だ、と言って激怒するだろう。

僕も多少は体裁を気にするテーサイマンであるからして(お気に入り表現ですか?)このたび散財する決意を固めた。

ずばり、無く子も黙るフルクラム様の購入である。どおだーッ。
しかも、前後輪、あわせて2つ、両輪、購入である。太っ腹だ!
さらに、タイヤも2本、お買い上げだ。
くどいようだが、チューブも2本買った。
つまり、初クリンチャーである。タイヤを買うときに、ハテ、タイヤにはチューブもついているのか? ということすら知らないので、チューブも買ったのである。もしかすると、チューブは一気に4つになったかもしれない。
全部通販で買ったので、届いてない今はまだそこんとこ良く判りません。

実は、初クリンチャーというのはウソ。18年前に初めてロードレースをオーダーした時は、クリンチャーだった。しかし当時は、WOと呼んでいたが。それとも、クリンチャーとWOって、違うんですかね?

これで、ツールドおきなわ完走間違いなし。
2006/10/26 [今日は何の日♪]
今日は週二回許されているビールを飲んでいい日。
帰りがけにそう決めたのだった。
貴重な日であるからして、ドイツビールを買いに立ち寄るが、売り場では規模が縮小されている。何だよ、売上に一所懸命貢献しているのに。浮気してベルギービールを買う。なかでも輸入ビール1番人気という銘柄を選んだ。そういえば、ベルギービールは好きな人が多いと聞いたことがある。隣国だし、味も近いかもしれない。
飲んでみたら、なんだかヘンな味。ケニアビールとか、そんな奴と似た味だ(かなり、アバウトな感想)。よく見ると、「発泡酒」って書いてある。400円もする発泡酒かよ! 混ぜ物のせいでビールの分類ではないらしい。浮気するんじゃなかった。好みの味ではなかった。

たかが40分の朝錬でも、連続すると寝不足感が徐々に蓄積してきた。会社では異様なほどの眠さ。これはいかん。体調は依然狂ったまま一ヶ月になろうとしている。
2006/10/28 [清流林道登り・宿谷の滝下りコース]
地図を見てもさっぱり判らないが今日のメニューはそういうことらしい。
毛呂山運動公園に集まったのは14人くらい? メンバーのメインはパインヒルズ、続いて物見山ってところ。リマサンズ福原キャプテンも来てる(仮名上原さんは、最近違和感を感じてきたので変更)。
聞いたところでは、山岳コースの周回なので実力差が如実に現れ、あっという間に切れてオシマイ、ということらしい。コースもわからないのに1周目から切れてしまっては迷子になってしまう。
で、1周目は抑え目に行ってくれた、と思うのだが、やはり脚力差は明白。本格上りに入って半分くらいで切れ、程なくして集団は見えなくなった。後先考えず全力で追いかけたのでかなりキツイ。パインヒルズは揃いも揃って強い人ばかりだ。これを6周もするなんて信じられない。
朝方しっかりと降った雨で、所々苔むした下りはぬるぬる状態と化した(気がする)。時々、リアがぬるん!とすべって、チューブラが剥れたかのような錯覚を覚える。とあるコーナー出口にいやらしい角度でグレーチングがあり、今日のコイツは路面μゼロなので慎重にクリア、したまでは良かったが、成行き上そのままコースアウトして落ち葉の絨毯に突っ込む。ピンチ!これは先週と同じ道を辿っている。小便チビるかと思ったが、運良く転倒は免れた。
道案内を失って一人走っていると、先頭で上っていたはずのニルス山本さんがノンビリ走っている。これはこれは、切れた私を気遣って待っていてくれましたか。と思いきや、「コケタ」そうで、どうやらまさに僕がハマった場所で転んだらしい。自転車のダメージが酷かったのか、1周目で離脱。今日は珍しく本番マシンだったけど大丈夫かな?
途中の曲がり角で全員止まって待っていてくれたので、幸い迷子にならず2周目へ突入。つまりこれ以降はホントの本気走り。また泡を吹きながら平地を先頭交代して走る。
今日のコースを無理矢理例えるならば、宇都宮のジャパンカップに似ている気がした。大昔にニ三度走ったきりでうろ覚えではあるが。1周15kmで大まかに言って上って下るだけ。道が滑りやすいという点も少し似てる。下りで飛ばせないという点が異なる。
一人練を覚悟していたものの、やはり残り大半を一人で走るにはあまりにコースが厳しくて追い込めず、下りもおっかない。というわけで、途中で完全停止し、二人だけいた後続を待ってみる。白ジャージの方(名前がわからず)とポンズ山本さん。結局、山本さんと走ることに。2周目途中で白ジャージな方に追いつき、一緒に上ったが、なぜか下りで姿が消え、その後山本さんとトータル5周走った(ほとんどの方は6周)。5周目でヘロっているリマ福原さんに追いつく。これは珍しい。最終周は完璧に売り切れ御免、山本さんに先行される。タイムアップのため(そうでなくてももう走れない)5周で終了。
初心貫徹で最初からマイペースで走っていたら6周できただろうか??
2周目でチェーンを落とし致命的に遅れた大浜さん。その後集団復帰したのだろうと思っていたが、追いつけずラストまでずっと一人だったらしい。うーん、早々に独走を避けた自分のヘタレ具合が恥ずかしい。
コンビニストップなしで午後2時半まで走り、デポ地に戻ってきた頃には究極のハラヘリ状態。
ほうほうの体でコンビニへ寄り、欲するままに食い物を買い漁っていくと1000円を越えそうなので、費用対効果を慎重に吟味した結果、カップラーメンを買って店内で食う。そういうコーナーがあったのですよ。ああなんて幸せなんだ。150円で得られる至福の瞬間。途中のSAでも堪らず爆睡し、家にたどり着いたのは午後5時過ぎだった。一日がかりだ。
奇遇なことに、先週と全く同じ157km。獲得標高は今回のほうが高いうえにアベレージも良かったので、ひとまず満足です。しかし、おきなわ130kmへの不安感はますます高まるばかり。

正確なラップは取ってないのでその代わりに、上り口から二つ目の頂上まで(6km、↑320m)の平均速度(km/h)の周回毎の比較。ラストがとりわけ遅かったわけでもない。Polarグラフから読み取るベストラップは2周目の約37分。
周回数
1
2
3
4
5
平均速度 17.6 17.5 16.7 16.2 16.1
平均HR 144 147 144 144 145

VXRS+Ksyrium 道中摂取物 カテキンウォーター500ml チョコパン サイダー500ml

2006/10/29 [ペダリング矯正]
ベランダでノンビリ洗車する週末。チェーンの隙間を一つ一つヨウジでほじくる。

2年半使ったクリートがだいぶ朽ちてきたので交換することにした。この機会に固定タイプに替えてみる。
SPD-SLペダルに通常添付されているクリートは遊びのあるタイプ。以前ルック互換のPD-7401を使っていた頃も可動タイプを使っていたのでそのまま使いつづけたのだが、ルックと違ってこのシマノのクリートは遊びが多すぎる。左右だけでなく前後にも動き回るので、上りの限界走行などではカチャカチャやたらとうるさい。そもそもペダリングは前後にも力をかけるものだから、ここに遊びを作るのは本来おかしいように思う。このエネルギーロスは馬鹿にできないと近頃思い始めた。
で、赤い固定タイプである。以前と同じ角度にセットして試走してみると、早速左足に違和感が出てきた。2回調整し直したが、膝にしこりを感じ、ハムストリングスの疲労が大きい。
以前、日野合宿に参加したとき、踏み込むたびに左かかとが外側に回転するとの指摘を受けており、以来気にはなっていたが多分いまだに治っておらず、固定クリートでその癖が制限され違和感として表れたのであろう。
リハビリと思って矯正していくのが良いのか、身体のしたいままにさせるのが良いのか、難しいところだ。
2006/10/30 [ぼやき]
イジメによる自殺の話題が連日TVをにぎわせている。
一頃の飲酒運転問題と違って、いじめは生き物の本能的要素だから、消えることはないだろう。
最近よく「逃げても良いから死ぬな」と訴えかけているのを耳にする。実に能天気なアドバイスだと思う。
死以外に逃げ場がないと思うから、死ぬわけでしょう?
それに、死ぬくらい悩んでいるかどうかは、周りにも、ひょっとすると本人にも、死ぬまで判らない。「僕は、死ぬのを回避するために逃げることにします」とか言って物事から逃げだした奴が居たとしたら、「賢明な判断だ」と言ってあげる周囲の人はどれほど居るか判らない。「自分からは逃げたくても逃げられないぞ」と言われるのがオチであり、その意見のほうが百倍正しい。

死にたいほどではないと思うが、シゴトから逃げ出したいと思う今日この頃。
2006/11/2 [買い物自慢その後]
フルクラムのラインナップは、Racing1、3、5、7と名前がついていて、まさにBMWである。BMWのフラッグシップといえば泣く子も黙る7シリーズ、そして僕が買うのももちろん、Racing7である。
という馬鹿なネタをとっておいたんだが、嬉しさのあまり、宣告するのが早すぎた。フルクラムが届くまえに物練で早速、厳しい追及を受けてしまった。さすがブルジョア人は違うな〜といぢめられた。違います。ブルジョア人でもブルガリア人でもありまへん。

Racing7はフルクラム最廉価バージョン。人生初の練習用ホイールとして購入した。
決戦用あっての練習用を用意しておくという余裕が僕にはない。金銭的な理由はもとより、狭い家に置いておくところがないという切実な事情が大きい。ところが、一張羅の決戦用ホイールで練習に行くと、逆にそれが贅沢であるかのような指摘を受けてしまう。練習用グレードでレースにも出るという人ならともかく、これは逆だと思いますけどね。
そんなわけで、僕が買うモノは何であれ常に決戦用かつ練習用であり、「毎日使って差し支えないもの、寿命の長いもの」という条件が必ず入る。指で押すと凹むアルミフレーム、雨の日は遠慮したいホイール、いつパンクしてもおかしくない軽量タイヤなどは買わないと決めている。そういうものこそ、真に高価な品々であり贅沢品。北朝鮮への輸出が禁じられた品々である。ただZIPP404は下馬評どおりデリケートな奴だったが。

そのRacing7が今日やっと届いた。
カタログ値では前後で1900kgとあり、シマノカーボンと比べて600gも重い。象踏みホイールとまではいかなくても、ズシリと手応えを感じる。その反面、フロント20H、リア24Hと、一昔前ならかなりリスキーなスポーク数である。時代も変わったもんだ。
明日から、おきなわへ向け最後の追い込み練3連休であり、早速タイヤを組み付ける。
ヒエー。クリンチャーってこんなに大変なものなのか! 泣きが入ったよまったく。やっぱチューブラーのほうが断然楽珍だ。タイヤレバーが最低2本必要だということも学んだ。早速買わなきゃ。
2時間もかけてようやく作業完了。物練でパンクしたら、修理を終えた頃には練習も終わってるな。何のためにクリンチャーを買ったのかね。
さて、空気でも入れてみっか。うーん。あれ? 入らないよ。空気が入らないよ。ってことはまさか、パンクですか!おい!なんだおいコラ! まだ1ミリも走ってないのに、パンクかよ!
やはり、タイヤレバーをマイナスドライバーで代用したのがマズかったか。

いつ買ったか判らないパンク修理キットを開けてみる。ほとんど使ってない接着剤は全て気化して空っぽだった。仕方ない、明日の練習はスペアチューブなしだ。
2006/11/3 [物見山大周回]
フルクラム7初走行は、物見山大周回練で。おきなわを見据えた負荷の高い練習メニューが続く。
初クリンチャーリムに着けたタイヤは、何となくの理由で選んだPanaracerのエクストリームデュロ。F1みたいに粘っこいゴム質で、早速そこらの路面の砂が貼りついている。乗り心地は、例によって違いが判らない。買ったばかりだからスムーズな気がするのは当然だし、ま、悪くはないってことでOKでしょう。
荒川遡上で成行き上大浜さんと二人になり、前の奈良さん集団を追う大浜さんの鬼引きに苦しむ。大浜さんと僕の引くスピードは3-5km/hくらい差があり、僕がツキイチを決め込んだほうが間違いなく速く、実に不毛なことをやっている気がする。
30km走って第2集合地点のコンビニに着いた頃には、不可逆的領域まで乳酸が溜まってしまった。これからが本番だというのに、かなり絶望的な状態だ。ここで引き返す松井さんと一緒に帰りたくなった。
文化祭でいつもと違う雰囲気を醸す大学横の道を、10人以上の集団で走る。本日のメインメニュー、物見山大周回12.4km×5周は今回が初走行という人も含まれるため、1周目は「慣らし走行」並にまでペースが落とされて進んでいるが、それぞれの坂で自分ひとりだけは密かに限界状況である。1周を終えてみると、全部走ったことのある道で構成されていることを知る。ただの一度として千切れずに上れた試しのない清澄坂も含まれていて、もう死刑宣告は下されたようなものであった。
2周目に入る直前から徐々にペースが上がり、一つ目の坂でただ一人早くも千切れた。短いけど意外と傾斜の強い坂なのだ、言い訳のつもりではない。そのあとの急激な下りで屋代さんの落車があり集団に追いつくが、次の清澄坂で予定通りまた一人になる。さて、残り3周半を集中して頑張ってみますか。先週のように後続を待って走るという選択肢もない。
3周目に入ると、物見山裏の平坦路をサイクリングペースでしか走れずに落胆する。そのあとの急斜面では蛇行しそうだ。なんという体たらくだろう。
下りではいつもよりブレーキがダイレクトに効く気がした。F1タイヤがガッチリと路面をキャッチしているのが伝わってくる。常に軽くスリップすることは折込済みのVittoriaとはコンセプトからして違う気がする。でもその代償としてもしも転がり抵抗がいくらか犠牲になっているのだとしたら、僕はVittoriaを選ぶだろう。
4周目終盤、三段坂をヘロヘロ上っているとポンズ山本さんが一人下ってきた。ん? 最終周はそういうコースだったかな? 手をグルグル回すジェスチャー。うーむ、きっと「回してけ!」ってことなんだろう。
ところが後で聞いたら、赤旗を振って「はいそこまで〜」の意味だったらしい。
最後頂上、物駐車場で小湊さんが叫んでいる。うむ、これは何か事情が変わったに違いない。4周目ポイントまでキッチリ走って折り返してみると、なぬー!ただ僕を呼んだだけですか!
5周目を走る気力はプッツリ失せ、トップの奈良さんが通過するまで休憩。
でももし5周していたらそうとう顰蹙を買うところだった、とタイムを計算してみて判った。
1周目は山本さんのボトルケージが壊れるというアクシデントがありながらも、24分55秒。24分くらいが集団に乗れる限界速度だろう。
2周目は落車で止まっていた時間(1分10秒)を含め27分3秒。3周目は26分30秒、4周目は26分39秒。


メンツのほとんどがS,Aクラスで構成されているとは言え、今日の千切れ具合はあまりにお話にならない。往路の平坦路も冴えないし、このタイミングではどう見ても練習用ホイールのせいであると考えたくなる。しかしそれは正解だろうか? 平坦路では重量の影響はほぼ無いはず。もしホイールのせいだとしても、このくらいの重いホイールで走っている人は他に大勢いる。
おきなわを目前にして、みんなの調整具合が急激に高まってきていて、自分だけ乗り遅れていると見るべきか。
だが、奈良さんの過去の日記を見ると、このコースは常に22分前後で走っており、今日じゃなくても付いていけそうに無い速さだ。
結論として、単に自分が遅いということらしい。別に、新発見でもないが。
まだまだ先は長い。
そんな体たらくにも関わらず、帰路の途中で盛永さんが「おきなわ130kmを一緒に走ってもいいですか」などと謙虚極まりないコトをおっしゃる。もうそのお気持ちだけでありがたくて涙が出ましたよ。もちろん、そんな事をして盛永さんの勝機をみすみす逃すことがあってはならないのであり、間違っても救済などせず先に行って欲しいのだが、盛永さんの場合、ちょっと不安だ。
2006/11/4 [疲労度100%]
昨日の練習は、今日も練習するうえで多すぎない内容に抑えられた。練習後の疲労も少なく、その後職場に直行して珍しくシゴトをしたけど、問題なく夜まではかどった。しかし、今朝起きた印象はもうかなりの病人といった感じで、疲労なのか病気なのか判断がつかないくらいになっている。自己嫌悪に陥ることなくDNSを決めた。練習行くぞ、と小湊さんに大見得切って恥をかく程度で済むなら、そのまま病人マッシグラへのリスクは躊躇うことなく回避しよう。
午前中はほとんど床に突っ伏したまま。
夜、調子を見るためにジョギングに行く。これがまた、スーパーに重い。いつもなら、どんなに疲れていても数キロで案外調子が出てくるものだが、どこまでいっても前例のないだるさ。これはへんだ。へんすぎ。へんまっている。いったいこれは何語ですか?
パンク修理キットを買ってきて、1ミリも乗らずしてパンクさせたチューブを直す。穴が5箇所くらい開いていた。修理完了、と思って空気を入れると、パッチの隙間から空気が勢いよく洩れる。僕は自分の事を人並み程度には器用な人間だと自負していたが、どうやら大間違いだったようだ。
2006/11/5 [懺悔練]
追い込み錬三日目。今日は特別な日であり、決して無駄に過ごしてはならない。
あいにく今日は物錬の告知がない。長柄練を一瞬考えたが、今日もまた午後1時には職場に行かねばならず、千葉方面ではスケジュールがタイトすぎる。昨日は小湊さんも後半一人で走ったみたいだし、懺悔の意味もこめて一人物錬としよう。お題は決まった。「物見山大周回再び」。一昨日の腑甲斐ない走りを少しでも払いのけよう。
内輪錬の誰かに遇えないかな、と僅かな期待を抱いて朝8時前に向かったいつもの集合場所は静まり返っていた。サイクリングロードをのんびり走り出し、疲労も粗方抜けていることを確認していると、早速後ろにぴたっと着いて離れないロード乗りがいる。まだアップ段階だから先行ってよー、と思っていたら、「ひとり抜けがけ錬ですか?」と声をかけられた。
おーこれはこれは松村さん。おきなわ話で一通り盛り上がり、気持ちも高まってきた。感謝です。それにしても、ガチャガチャと音を立てる壊れたペダルで200kmを走るですか? そげな音を立てていたらスプリント勝負で負けちまいますよ。どなたかSPD-SLペダルの予備を持っている方、松村さんに貸してあげてください。
上江橋で別れたあとは7割パワーで物見山を目指す。何度確認してもほぼ無風であるが、32km/hくらいがせいぜいで、なぜこんなに遅いんだろ? 青ジャージな方にばびゅーんと追い越されたが、たぶん10km/hは差があっただろう。対向にも青ジャージな軍団がばらばらでやってくる。どういう練習なんだろう?
9時、ちょうど1時間で物見山界隈到着。効率よく大周回練を遂行するために、大東文化坂ふもとからコース入りすることにした。1周30分とすると、午後1時に東品川へ戻るとするならば4周が限度(それでも遅刻は必至)。ではスタートぉ。
最初の長い上りで障害発生。どこからともなく流れてくるハイカーたちで道が埋め尽くされている。ハイキング大会のイベントらしい。道路全体を有効利用して歩いている。クルマが来ようが多勢に無勢。後ろ向きに歩いたり、固まって記念撮影してたり、ケータイいじりながら楽しく。この道は貸切ですか?
下りきって県道に出るまでハイカー大行列が続いており、特にスピードを稼ぎたい下り区間では皆うつむいて上ってくるのでこっちの存在なんて100年経っても気づきやしない。ま、ヘタに気づいてネコみたいな挙動で体当たりされるよりマシかもしれない。パイロンと思って下る。30秒はタイムロスしているだろう。
完全に日が悪かった。でも、一度走ると決めたら別のメニューなんて考えられないのが困った性分。再びここに来る頃には、彼らも居なくなっているだろう。
ところが、結局4周回る間ずっと彼らの列は途切れることがなかった。ものすごい参加人数だ。

4周目はさすがにもういいって感じ。5周はいずれにせよ無理だった。
1周目 26:50(133) 2周目 26:27(137) 3周目 26:17(139) 4周目 25:58(143) カッコ内は平均心拍数
8割ペースを守って走ったつもりなのに、綺麗にビルドアップ走になっている。周回を重ねる毎にがんばり所と抜き所を覚え、力を出し切れる走りに変化していったためだろう。周回走行はそういう工夫の余地がある点が面白い。おとといのソロ走行のベストも更新できたのがうれしい。走った意味があった。けどレベル低すぎ。
帰りは微妙な追い風にのって、やはり33km/h程度のぬるいスピードに終始した。
東品川には12分の遅刻で済み、一昨日よりも25分も早かった。社会人なめてます?
2006/11/7 [誓い、その後]
半月前に立てた三つの誓い。
一つ、朝錬40分以上。不調のため意図的に中止したことはあるが、まあだいたいこなしている。
一つ、ビール週2本、これは守れている。
一つ、食事制限。これはどうだろう。なんせ、表現が曖昧すぎた。どう制限するのか明記してない。目標は、常時60kg以下に体重を落とすことだったが、今の平均体重は約61.6kgあたりを上下しており、あと1.6kgを残すところ4,5日で落とすのはどう見ても不可能。それが出来るならすでに出来ているはずだからだ。
いわきトライアスロン以降慢性的な体調不良続きでポテンシャルは停滞したまま。奥の手として、体重を落として上りでの相対的パワーアップを図ろうというのが今回の誓いのセコい主目的であったが、果たせそうになく逆に増えているくらいだ。
不調のくせに、食欲だけはブタ並みに旺盛なところが手におえない。
2006/11/8 [旅の友]
沖縄へは、引退間近のZIPPの404か、新参者のシマノWH7801カーボンかで大いに悩んだが、ZIPPに運を託すことに決めた。ZIPPは立ちこぎでギシギシ音がして「やばいんじゃないの?」って感じでヤレているのだけど、レース後半くたばってきて自力で走らなければならないときに、コイツはとても心強い。トライアスロンで長年連れ添ってきたので、ソロ走行の友として大いに鼓舞してくれる。このおきなわ戦をラストランとして、愛情を込めて走りぬきたい。もし途中で空中分解したら、天寿を全うしたと言ってねぎらうこととしよう。
2006/11/9 [テーパー]
今更ながら、テーパーについて参考書を読む。今回の1週間というテーパー期間は、どうやら短すぎたかもしれない。
テーパー中の練習については、チンタラ身体を動かす程度がちょうどいいと思っていたが、逆に高強度のものを行うのが大事であるようだ。
しかしながら、昨日あたりはもはや駅の階段もろくに上れないくらい疲れているので、そんな一般論的なテーパリングは通用しないように思える。そこで、別の筋肉を使って心肺をグッとあげる作業をしておいた。喉が痛くて風邪の症状が3割くらい進行しているが、もうレースまで僅かだからどうなるわけでもあるまい。トレッドミルを14.5km/hで走行。調子がよくないとやりたくないスピードだ。途中からかなり止めたくなったが、何とか最低ノルマ7kmをこなす。なんだかスッキリして、やはりランは効果的に回復を促す気がする。
その後のスイムもチンタラやらずにマジメに追い込んでみた。久しぶりなので筋肉がすぐ干上がって全然泳げないが、 前向きな気分で出来たのがマル。
オンボロエアロバイクで、体力測定。アテにならないのは言わずもがなだが、一応記しておこう。
VO2Max=61.6ml/M/kg PWC75%HRmax 251W 一般トレーニング値 201W 減量トレーニング値 151W
10年前と比べるとかなり落ちてた。月間練習量300kmの頃の自分に負けている。
2006/11/12 [レース日]
ツール・ド・おきなわ 市民130kmの部 レースレポート
2006/11/13 [賜物]
お祭騒ぎのような沖縄戦が終った。
今年は今年で、去年、一昨年とは違う印象をもったTDO。まだまだ「おきなわはこうです」なんて偉そうに人様に語れたもんじゃねー。
奮闘内容はレポートに委ねるとして(現時点でまだ書いてない)、レース後恒例の打ち上げは楽しかった。奈良さんを筆頭とする物ポンズの幅広い人脈のなかに身を置ける幸運をしみじみ感じる。それだけじゃない、本来人付き合いが苦手で居心地の悪さと自己嫌悪に苛まれるのが常の欠陥人間をも自然に迎え入れてくれる空気がある。幸福な一日でした。
2006/11/16 [Made in Thailand]
沖縄のレース後、恒例の打ち上げに同席していたトライアスリート、猫島礼さんとは色々話をさせてもらった。笑顔がcuteな方だ。旦那さんは、舞乃海に似てる?
奈良さんのお知りあいとのこと。人望を集めるひとだなあ。マネージャーの旦那さんと一緒にタイはバンコクから沖縄入りだ。マネージャーとは言っても、トライアスロンのではなく、猫島さんは本業が漫画家なのだそうだ。なのでここでもフルネームでご紹介。
そのときに、タイからのお土産を頂いた。その一つがこのお菓子で、普通のスナック菓子だと思うんだけど、ドライフルーツとかバナナチップスのように果物の甘味が自然に出てくる。香辛料や旨味調味料がまぶされた日本のお菓子とは違ってとてもシンプルでヘルシーだ。素朴だけど洗練されていない、というありがちなパターンでもない。これは美味いです。カリっとした固めの食感も食べ応えがあっていい。似たようなお菓子は日本で思いつかないな。もしかすると近々タイへの出張も有りえるから、そのときは買ってこよう。
[追記:これは正真正銘ジャックフルーツのドライチップスらしい。へえー、小麦粉系のお菓子だと思ったんだけどな]
ところで、どんな漫画を描いているんだろうなー、と会社でヒマな時にホームページを探してみた。Oooops!!! これは会社で見られません。
2006/11/17 [毎年恒例の]
風邪を引いてしまった。9月からずっと怪しかった体調も、何とか崩さずに維持してきたのが奇跡的に思えたが、とうとうプッツン来てしまったようだ。まあ、風邪を引いてリセットできるならそのほうが良いかもしれない。去年は12月が絶不調でほとんどを無駄にしてしまい、そのツケは大きく、元のレベルまで復帰するのにかなりの期間を要した。その遠回りは5月のアイアンマンにも少なからず影響した。今年は何としても避けなければならない。

沖縄戦レポートに書きそびれたこと(駄文を長々と書いたのにまだ書き足りないのですか?)。
今年の自分の走りは、直前までのうだつの上がらない走りから見たら、予想以上に走れたという印象で終えることができた。結果的にテーパーが上手くいったのかもしれない。成績は今ひとつだったが、そういえば走る前に予想していたポジションはこのあたりだ。完走すら危ういと思っていたんだから。ペース配分ミスというかツボを押さえられなかった点に関しては残念だが。ゴール後も何だか全然物足りなくてその辺をランしようかと思ったくらい。翌日に疲労が、翌々日に筋肉痛がドッときて、やらなくてつくづく良かったが。

Polarのデータを見ていて面白いことに気づいた。旧120kmコース区間を今年はどのくらい要しているか調べたところ、去年のトータルタイムとほとんど一緒だった。旧120kmと比べ、350mのヒルクライムが加わり、終始平凡な小集団で走る状況を思えば、単純に考えて今年のほうがよく頑張ったと言えなくもない。
具体的に去年の120kmと今年のそれとはどこが違うのか。およその区間タイムを調べてみた。
地点 奥手前麓 奥頂上 与那入口 最高点 安波麓 高江頂上 平良麓 源河坂頂上 源河関門 ゴール
今年 21:35 20:10 25:05 22:40 10:00 19:25 34:35 18:35 5:25 20:07
昨年 20:55 18:05 24:30 20:45 10:50 18:55 35:35 18:55 5:25 23:22
差分 +0:40 +2:05 +0:35 +1:55 -0:50 +0:30 -1:00 -0:20 0 -3:15
さすがに去年の奥の上りはハエー。僅かな区間で2分も差がついている。ダム上りまでは大集団の恩恵もあって去年のほうがずっと速く、トータル5分15秒も差をつけられている。致命的とも思える差である。集団がバラけた後も高江の上りは去年のほうが速く上っていて、まだヘロってない。後半の下りで今年のほうがやや勝るが、決定的だったのはやはりラストの平坦路に尽きる。意外と重要な区間なのかもしれないな。
2006/11/18 [完全オフ中]
TDOが終った時点で、今年の僕のシーズンは一応オシマイと決めている。今期中はずっと完全オフ期間を設けていなかったので、2週間は何もしないことに決めた。ちょうど風邪を引いたので、言われなくても何もしないけど。来年の五島に向けて、リセットした身体で挑みたい。練習を再開したくてウズウズしてきたらめっけもんだが、僕の場合、そんなことはまず起らない。単に怠け癖がついて、「一生このまんまでもいいんと違いますか?」との考えをどう払拭するかで悩むに決まっている。才能のある人とそうでない凡人との分かれ目の一つだろう。

モアイは顔が長い iPODください。
2006/11/19 [何に負けたか]
冷たい雨が降る中、東京国際女子マラソンは序盤からそこそこのハイペースで進み、30キロ過ぎで高橋尚子選手が自ら遅れだす。結局レース中一瞬たりとも先頭を走らずに、大タレしてしまった。アレムに追い越されたいつぞやの悪夢が再来、最後の坂でキロ4分16秒とか。おうよ!今からならおいらが代わって走ったる。この風邪っぴきでも多分ゴールまでなら速く走れるだろう。
とか、毎回下らないことを考えながら見ているのであるが、土佐選手にしても、アジア世界選手権出場ラインの2時間26分を僅かに切れず、土佐がハイペース過ぎたとはとても言えない。むしろゴールまで導いてくれる完璧なペースメーカーとなり得る存在だったはず。最後はノーマークの日本人にも追い越された。
彼女は何に負けてしまったんだろう?
既に十分ミラクルに速い彼女がさらに完璧な練習を積んで、結果平凡な標準記録さえ超えられない残された原因はもう、「歳だから」としか考えられない。それを思うと、一市民オヤジアスリートとして、望みを絶たれてしまったようで悲しい。
若い頃もうちっと頑張っときゃよかったナア、と、あまりにありきたりなことを想う今日この頃。
ま、10年後の自分はやはり「10年前にせいぜい頑張ってりゃなあ」って思うに決まっているんだろうけどさ。
2006/11/23 [感謝]
TDOでの写真がCyclingTime.comに掲載され、探してみると大変恐縮なことに自分の写真が4枚もあった。
Ayanoさん、スタッフの方々、ありがとうございます。来年は、シューズカバーは止めよう。しかし、つくづく撮り甲斐のない野郎でスミマセン。次回こそは、もう少し展開に絡めるポジションで走りたいと思います。

今年の走り方は、ロードレース的美学に照らせば全くもっていただけないものであったが、最後までヘタれずに走りきる力配分を知ることはできた。本当のトップは、勝負所で100%のパワーを引き出せるように、僕よりさらに余力のあるペースで先頭集団を走っているはずであり、その点で真似てみたと考えれば、貴重な経験値を得られたし、その隔たりも十分身に染みた。
ただし来年も同じ実験走行に終始してしまっては進歩が無い。ガラっと変えていきたいものだ。
2006/11/24 [JCRC最終戦]
2時間エンデューロにエントリーした。
締切日の今日まで待っても、誰も知り合い無しで、僕ちゃんさみし〜と思っていたけど、思い返せばつい2年前まではずっと一人だけで普通にやってきていたじゃないか。そんな理由で近場のレースをみすみす逃すのも実に情けない。気を引き締めて行くべし。
でもチームTTには出たかったな。
2006/11/29 [あかん]
練習再開予定日を3日過ぎた。未だに風邪が治らない。ええと、いつからだったかな、風邪は。まだ2週間は経ってないのか。じゃあ仕方ないか。
おまけにどういうわけか、毎日眠い。キッチリ8時間は寝ているのに、寝起きが酷く辛くて目が開かない。仕事中は、「1000円払うから1時間寝かせてくれ」と切に思う。
2006/12/2 [飯喰いラン]
12月に入った。休養期間強制終了。日和って1日はサボり、土曜の今日、TDおきなわ以来全く乗ってないTIMEにRacing7を履かせて物練へと向かう。飯喰いランと称する今日は入間の料理屋で某大食い対決が催されることになっていて、食い意地の張っている自分としては多少の病み上がりなど屁とも思わずエントリーを決めたのだった。
今回珍しく首都高速でトラブル発生。箱崎JCT手前にて、池袋付近での事故により美女木まで55分との情報を得る。なぬー! 55分後はすでに集合時刻を過ぎている!
いっそのことやめちゃおうかなーと思いつつ、ダメもとで6号向島線に迂回し、江北JCTを経て5号池袋線に合流。スゲー遠回りした気がしたが、別料金の大宮線も使い朝飯用のコンビニは省略、そしたら見事に間に合った。エライ(ホントはちょびっと遅刻したけど)。
ま、大食いランチが待っている今日はもともとコンビニに用は無かったのであるが。水すら持たずに、5人で荒川遡上開始。イージーライドと思っていたが、初っ端から奈良さんがキッチリ飛ばす。なんでー。オフシーズン2,3ヶ月は上限を抑えた乗り方に徹しようと心に決めたばかりなのに、心臓バクバクで初日から完全オーバーじゃないか(よく見ると大した心拍数になってない)。つらすぎ。
幸い、僕より遥かに自転車がご無沙汰なAYANOさんが強烈なバックアタックを決め始めたので、以降安心してマイペースに切り替えることができた。どっちみち、そうするしかなかったけど。
鼻汁が山のように出る。こんな日はティッシュ必携なのだった。うかつだった。その量と粘度のため手鼻が上手く行かず、袖につきまくり。鼻血も出てきて、汚いネー。
亀井ローソンにて、キャップ式で飲み口の広い缶のおしるこを発見。これは画期的だ! 鼓を打つようにしてせこく中身の粒を穿り出す必要が無い。おしるこやコーンスープでこそ、この缶が生きるってもんだ。これからのスタンダードになって欲しい。
時間調整の意味も含め、知らない峠を2つ、プチ峠2つほどヘロヘロりんと上り、11時に入間とか飯能とかっぽい地域(日本語ヘンデスカ?)に到着。地理が全然判らないので何も書けないな。
3週間前が、この1年で最もポテンシャルの高い状態にあった(少なくとも名目上は)とはとても想像がつかないほど弱まっているが、風邪を追い出すにはじっとしているよりも身体を動かしたほうがいい、と実感できるようなリフレッシュされた気分になってきた。
でもって、入間の「古都」にレーサー乗り10名+物好きな女性2名の大所帯がどやどやどやぁ!となぐりこみ、常軌を逸脱した量の「普通盛り」定食にチャレンジする。カキフライ定食を選んだのは正解だったかも(オカズが比較的少ないから)。子供の頃から少食なほうで、給食では油汗垂らしながら食っていた記憶があるが、いつからかそのタガが外れ、この頃はエンドレスで食える。今日の普通盛りも無事完食。
約2名のチャレンジャーが「大盛り」に挑んでいたが、さすがにあれは食えん。
帰りは松井さんの先導で、入間川サイクリングロードをのんびり走って帰った。とてもポカポカした陽気の中、この和やかな雰囲気のCRをポタポタ走るのは最高! CRランキングではきっと上位にランクインだ。
あれだけ食べたのに、家で体重計に乗ると意外と減ってた。自転車ってすごいですね?

道中摂取物:おしるこ、カキフライ定食、お店の水
2006/12/3 [大反省会]
NさんとTさん3名で、年の瀬恒例のトライアスロン反省会in柏。
午後5時に始まり、閉店の午後11時過ぎまで6時間もやってた。なのにあっという間なんだよなあ。
いい仲間です。今年も感謝。
来年へ向けての3つの誓いを語り合う。僕のはこれ。
 1. マラソンでサブ3
 2. ハワイを目指してIMジャパンを走る
 3. ツールド沖縄130kmトップ集団でゴール
結局、去年ポンズ忘年会で打ち立てた抱負と概ね一緒になってしまった。つまり今年1年間進歩がほとんど見られないってことだ。まあ、現実には1年で達成できない目標なので仕方ない一面もある。
新設された二番目の目標について。これはニュアンスが微妙である。過去3回のIMジャパンでは、全く射程圏外であるハワイ出場権に惑わされることの無いよう、一切無視してペースを守り、ベストタイムを目指すことに注力してきた。来年は打って変わって、どんなに遠かろうとハワイ出場を目指すことをここに公言し、その目標に向かって走ってみよう、ということである。ロードレースで言えば、後先考えず先頭集団に着け! ということである。偶然にも、今日船橋に行って更新したパスポートを貰ってきていた。
ただし、ダイレクトに「ハワイに行く」はまだまだ目標にできない。
ところで、反省会の最後1時間はほとんど記憶がぶっ飛んでいる方もおられるハズなので、ここに記しておいた。
Nさんの目標
 1. IMジャパンのバイクで6時間を切る(トランジット含む公式タイム)
 2. IMジャパンのスイムで1時間10分を切る
 3. マラソンレース(東京・佐倉・霞ヶ浦)で3時間10分を切る(orサブスリーとも言っていた)
Tさんの目標
 1. 皆生のランで走り通す
 2. ラン月間200kmを達成し、内容をブログ公開する
 3. バイクの自信を取り戻す
Nさんの目標はより具体的で、IMにかなり照準を絞っていることが判る。Tさんは、今年は少し練習不足で自信も萎んできているので、来年はその持ち前の体躯を生かした力強い走りを復活させて欲しい。
ところでNさんは帰り間際にしきりに「オレはまだお金を払ってない」と言って聞かないので、ついでに割り勘状況を正確に記すと、3名の支出はそれぞれ、
僕:2020円
Tさん:5000円
Nさん:12900円
ということになっている。笑っちゃうくらい、僕は払っていません。
後に何らかのカタチでお返ししたいと思います。

帰りにガラガラの武蔵野線でトラブル。前方の駅で、「客が線路に勝手に降りた」とのことで(「勝手に」を強調していた)、発車を見合わせている。ま、よくある話だが、不思議なのはここから。やたらと待たされてようやく走り出したと思ったら、安全確認のためと称して、とある駅の間全てでジョギングペースの徐行運転をするというのである。マジかよ! その降りた客に関しては、まだ未解決なのか? 線路上を逆向きに全力疾走(失踪)中なのか? 人の立ち入れない高架区間でノロノロ走るその訳は??? 人が降りたというのはウソで、高架下に振動で起爆する爆弾でも仕掛けたとの犯行声明が入ったのだろうか。ボリューム最大の車内放送で何度も繰り返し説明する割には、肝心なことは何も理解できない。そればかりか、この分で行くと京葉線の最終電車に到底間に合わず、絶望感漂う。
真夜中の南船橋でタクシー代をJRに請求できるんだろうか、とアレコレ考えていたら、終電が律儀に待っていてくれた。助かった。
2006/12/5 [3種目やりますた]
この頃は風邪というより目眩がひどいのだが、やる気が出てきたのでスポクラへ行く。バイク以外は1ヶ月近くご無沙汰だから、普段の平凡なメニューもこなすだけで精一杯だろう。
マラソンサブ3達成を目標に掲げた以上、サブ3ペースというものを叩き込まなければならない。つまりスピードにして14km/hである。なんだ、いつもと一緒だ。
走り出すといきなり、坐骨神経痛に「オウ! ひさびさじゃん」と声をかけられた気がした。結局、運動とは関係ないことがわかった。
で、5kmで終った。ダメじゃん! ジョグして6kmでオシマイ。
いつしか42kmを走りとおせる日が本当に訪れるのだろうか。極めて怪しい。 
2006/12/6 [事業者の責任]
スポクラにある機械で久々に体脂肪率を測った。アスリートレベルで7.6%、一般人レベルで14.5%と出た。随分と開きがあるものだが、この値についてはまあどっちでも良い。それよりも、どう考えても自分が7.6%なわけがなく、14.5%という値でも出来すぎな気がするので、つまるところ僕はフツーの一般人レベルであり、アスリートなどと呼べるレベルにはないことを図らずも証明してしまった。悲しすぎる。
ところで、これからの時代は事業者が従業員の健康にも責任を持たなければいけないらしく、某企業の府中あたりの事業所では、建物の一角でエアロビが行われているシーンがニュースで流れていた。でも、ここの事業所って、お昼になると芝生にタオルを投げ込んで、どどどっと社員がジョギングに出かけるんだよね。どっかのマラソン大会さながらに。んでもって、昼休み後半に食堂に行くと、ランシャツ姿の汗だく社員が急いで飯をかっ込んでいる。スゲー運動マニアな社員ばかりに見えるのだが。
奈良さんのオフィスでは筋トレルームもあるらしい。いいなあ。ウチにもそういう施設が欲しいなあ。社会情勢的にそろそろ、自分の椅子をバランスボールに交換しても怒られないかなあ?
2006/12/8 [キックスイム]
プールに行くと見事に誰も居ない(ウシガエル1頭を除く)。バリバリ練習ができるぞ。
TDOで声をかけてもらった200km出場の松村さんのアドバイスを参考に、キックスイム(KS)のメニューを実践してみた。KSとは、僕は知らなかったので説明すると、一例として50mのキック(バタ足)+50mの普通のクロール合計100mを1サークルとするドリルである。なあんだ、ってなもんである。こういった組み合わせメニューに関して、正直なところ僕は今の今まで、焼肉パーティーで肉肉肉野菜野菜野菜の順で食べるか、肉野菜肉野菜肉の順に食べるかで議論するに等しいくらいどうでもいいことと思っていた。
ところが実際にやってみると1本目でこの主旨が読めた。キックは下半身の大きな筋肉を使うので心拍数と息が一気に上がる。その状態でクロールに入ると、かなり苦しい上に、腕はまっサラな状態なのでフルパワーで泳げ、結果として限界まで追い込めることになる。ショートレースでのスイム直後のトランジットまでのランや、バイク直後のランみたいな感覚だ。もしかすると、ギョーカイでは当り前すぎることを書いているかもしれないが、僕にとっては40目前にしての初体験。本当に競泳部出身ですか?
今までの僕のプル中心の練習は、非力な腕に負荷が集中してボトルネックとなり、追い込む前に売り切れて泳げなくなっていた。水泳で心拍数150とかはまずありえない、と思っていた。だがこのキックスイムはキツイ。きつすぎてかなり堪える。組み合わせをちょっと変えるだけでこんなに毛色の違う練習になるとは思いもよらなかった。今回は途中で1分間の休みを入れてしまった。
さらに感じたことは、追い込むだけが目的ではないということ。キックの後のスイムは、キックで下半身を浮かす感覚がそのまま移行するため、腰の位置を高く維持できて理想のフォームに近くなっている気がする。
100mを1分35秒くらいで終るが、その後25秒は休まないと次が出来ないほどへたばるので2分サークル。こりゃまだまだですね。
2006/12/9 [復調でほぼ決まり]
記録を見る限りでは9月27日から体のリズムが崩れ、自律神経失調症気味というべきか、微熱、だるさ、目眩、異常な眠気、頭痛など、風邪とも違う何かを引きずっていた。あまりに不調が続くので、これが実は普通の状態なのかと疑うこともあったが、一昨日あたりから、それらがほぼ消えてなくなった。やっぱり消えてみるとスッキリ爽やかだ。ありがたいことだ。
ランのお供であるiPod shuffleの音が突然出なくなったのもたしか9月末だった。コイツはネジで分解できるような構造になっておらず、壊れたらもう手の施し様がない。保障期間を僅かに超えたところで壊れ、ソニーならぬアップルタイマー作動。腹の立つことに、買った値段よりも修理代が高くつくらしい。どうせ修理なんかしないで交換するだけなんだし、せめて70%くらいにしろよ!と思う。
そんなわけで暫らくNo music lifeを送っていたが、音楽無しでトレッドミルを1時間走りつづけるのはやはり苦痛極まりない。これはもう必要経費なのだ、と割り切って買い換えることにする。幸い、新型のshuffleはクリップ型になって高級感も増し、文句なくかっちょええ。同じ轍は踏むまいと、5年保証をつけた。
早くこないかな♪
2006/12/10 [レース日]
JCRC最終戦in成田NATS レースレポート

Zの年間ポイントランキング賞としてワインを頂いた。
粋だね。早速、夕飯の時に赤いほうを開けてみる。はて、庶民の私なんぞにワインの味はわからないのだった。
にもかかわらず、驚いたことに我が家にはワインセラーなどというものがあって、24時間適切な温度と湿度に保たれているんである。姉貴が突然買って放置してあるものである。白いほうは、このワインセラーに保存しておくこととし、もっと味の判る人に飲んでもらう機会を待つことにしよう。
今日は飲みすぎて2時間ばかりキゼツしてしまった。

帰りがけに寄ったSAで、銚子電鉄の濡れ煎餅が売っていたので土産話に買ってみた。1枚80円の本格的な値段である。ワインには疎くても、煎餅の良し悪しは俺様にも判るだろう。
というわけで味のほうは・・・うーん、濡れ煎というよりシケ煎。
2006/12/11 [猿or亀?]
群馬CSCが亡くなる、という信憑性の高そうな噂を聞いた。もし現実となれば、とても残念である。なんとか復興できないかな。ってまだ噂話だけど。
三宅島でのレースが復活するらしい。これは実に楽しみだ。B以上は2周(約60km)すると聞いた。ぜひ2周したいので、このときまでにBにあがりたいな。三宅島でZは無いだろうから。
昔は散々乗ったが、あのフェリーがまた楽しいんだな。久々だ。さるびあ?かめりあ?どっちだっけな。どっちでもないかも。
IMジャパンとかぶらないかちょいと不安。
2006/12/15 [どつかれるつばさ号]
珍しく米沢に出張。駅前の定食屋で、米沢牛焼肉定食を注文する。ウスターソース味の米沢牛が出てきた。この界隈では常識ですか?
豊橋に住んでいた子供の頃、何度か新幹線こだま号に乗った時の記憶では、恐ろしく滑らかに発車する列車に感激したものだが、イマドキの新幹線は当時の感動が消えちまったな。慣れたという点を差し引いても、ソフトもハードもなんか雑じゃない? モーターの不快な低周波がウーウー唸っているし、滑らかな加減速もなくカックンブレーキの連続で、とうとうテーブルのペットボトルが倒れた。ウソだろ? テーブルの凹みに置いた飲み物は倒れそうで倒れないというのが、技術大国ニッポンの象徴であるし、今の今まで倒れた試しがないが、マジで倒れたのは今日が初めてだ。キャップしておいてよかったよ。つばさ号がMaxにどつかれながら走るからだろうか。

JCRCのトップページの写真にあっしが写ってましただ(以下無断借用)。

2006/12/16 [怠け癖]
目覚し時計で確かに起きたはずなんだけど、うっかりまた寝ちまった。
最近とみに物練参加者が増えて(特に若い人)、キチンと参加しないと名前と顔が覚えられないのであるが、集合時刻に間に合わず結局サボる。
では、キチンとランをやらねば。
夕方12kmをジョグしてオシマイ。デブって身体が重い。坐骨神経痛が徐々に酷くなっている。何とかならんものか。
スーパーで「あずき茶」なるものを見つけた。杜仲茶などの「その他の茶」って感じだけど、小豆の味が素直に出てきて美味い。小豆好きにはいけますよこれは。色が黒くてギョッとするけど、味はさっぱりしている。売りはポリフェノール含有量。カリウム・マグネシウムも多く、夏場のレース等にも良さそうだ。
2006/12/17 [教育の原点]
引きこもりデーのため、穏やかに晴れていようと部屋にこもってローラー台LSD。過去最長の2時間こぎこぎ楽しいなあっと。ローラーを長くやると、終った時クラクラ目が回るのはなぜだろう?

むかしむかし。
ずっと落ちこぼれポジションで灰色の3年間だった男子高時代、唯一評価されたことがあった。「教育の原点」と題した小論文でささやかながら賞を貰ったのだ。おいおいおいそんな大それたタイトルをつけて出来そこないの生徒が一体何を語ろうってんだい? と突然の受賞の場面で周りの失笑を買うほどだったが、当の本人も忘れていたのでこっ恥ずかしかった。「教育の原点は家庭にこそある」と言いたかったのを、おそらく安易に省略しただけのことで、子に対する親の責任・躾・教育意識の欠如・崩壊の危機を訴えた内容だった。20年前にすでに、子供教育のあり方に憂いや戸惑いを感じさせるだけの素地があったことを示すもので、根深い問題だなと思う。
ここ数日TVを賑わせているネタのひとつが、タウンミーティングでのやらせ質問等の問題。その発覚の発端となったのが、教育基本法改正を後押しするサクラの意見。主旨としては僕の主張と一致する方向なので、悪者の意見のように槍玉に上がったのが残念だ(それにしても、税金無駄遣い感覚の異常さには呆れるばかりだ)。

ところで、東京に隣接するウラヤスシは、県内では見るからに裕福層が多い地域であるが、学校給食費の踏み倒し率は千葉県一らしい。そのくらい国が払え、との意志表示で、支払い拒否の思想が蔓延しているそうだ。なんて身勝手な理屈だろう? 嘆かわし過ぎて気分が悪くなる。こんな親に子をまっとうに教育させるなんて土台無理というか、頼むからやめて欲しいくらいかもしれん。こと教育に関してはヘタすると北朝鮮のほうが上手くいっているんじゃないか。いや、ヘタしなくても。
先日、5歳くらいの女の子がママと自転車でお出かけしましょうという場面で、痛々しい会話を聴いた。女の子が不安顔でママにしきりに念を押している。「ママ、お願いだから、赤信号は渡らないで!」。
合掌。
2006/12/18 [どーなっつてるの〜]
さて、最近ドーナツが実は好物かもしれないと思い始めているが、コンビニで山崎のドーナツを食っては失望している程度のファンである。
MONさんのブログに新しくドーナツチェーン店日本進出のネタが載っていた。ドーナツよりもむしろロゴデザインに惹かれた。アメリカ人は美味そうなロゴデザインが上手だね。何気に調べてみると、つい先日1号店が新宿南口にオープンしたばかりのようだ。
偶然にも今日はシゴトで埼京線ホームの新宿駅を経由することになっている。これは立ち寄らざるを得まい。流行りのグルメをいち早くチェーック。そんなおいらってカコイー! 意気揚々にお店に向かうと、そこには10人や20人ではすまない行列が。ジグザグに並んでいる人、推定150人。ふざけんじゃねー。すぐさまきびすを返すのであった。
とそこに、20個くらい買い込んで家路を急ぐおばさん発見。「失礼ですけど、何分位並びました?」 すかさず訊ねちゃってるおいらも、なんだか年とったな。
2006/12/20 [で、晴れたの?]
夜8時半、シゴトも一段落し、さてそろそろ帰っぺかあ、と席を立つと、センターフロアの大型TVを約10名が取り囲んでいるのに気付く。そっか、今日は「インチキ汚名晴らします」試合の日だった。10ラウンドを過ぎて、しかし40分間誰も声を発することなくしーんとしているので全然気づかずに仕事に没頭していたよ。台風接近のニュースでも見ているかのようなひとコマ。

結構コンスタントに練習できているつもりなんだけど、体重が増加したまま一向に減らない。冬に向けて蓄えようとする本能が働くんだろうか。重いおかげでランが辛い。
プールが空いていたのでまたキックスイム100m×10本。少し抑え目にして1分40秒弱でこなし、15秒休んで1分55秒サークルで。楽しめるくらいのしんどさ。暫らくこのくらいでやってみよう。
2006/12/23 [どうやら弱っているらしい]
8時半、荒川CRにて。
なんて素晴らしく穏やかで平和な日和だろう、としみじみ思う。
先々週のJCRC戦では予想以上に粘りの走りができたし、先週はローラー台だけど2時間コギコギして基礎体力は十分維持できているはず。のんびりモードの物練なら何の不安もないだろう、と思っていた。
だがどういうわけか今日のタレ具合は普段と全く違っていた。
途中から少しずついつもの快速ペースに近づいて、気がついてみると一人で走っていた。その後追いついて、志村さんに「あの程度のスピードで千切れるなんて、風邪ですか?」と訊かれ、いやいや体調はバッチリだし、今日はスタートがのんびり基調だったので気が緩んだだけさ、とその時は思っていた。だが、傍から見た印象というものは自分の感覚よりも鋭いということだろうか。その後の清澄坂では、ある一線を越えたとたんに乳酸がどっと溜まり、出力は一気に50%ダウン、といった感じで全く粘りのない筋肉に変質してしまっていたことを自覚した。亀井ローソンで休憩、松郷峠に新しく加わったルートを行くということで、とても楽しみである反面、これから迎えるプチ峠がとてつもなく不安なものに感じられ、全く自分の力を信用できない。案の定速攻で切れて、太腿は酸っぱすぎて全然力も入らないし、気力も何もかもゼロになってしまった。300m程度の峠を上ること自体が絶対的に能力不足といった感じだ。陽が降り注ぐ気持ちのいい峠であることは間違いないのだが。かなり低速で走ったのに、最後は蛇行までする有様。
喉の奥で血の味がする感覚とか、極端な対乳酸性能力の低下は、病み上がりに駅の階段を駆け上がったときなど、めっきり体力が落ちた時に感じるもので、単にオーバーペースでヘロった状況では決して味わうことのない類のものだ。それに、全然オーバーペースじゃないし・・・。
日々身体が鈍るスピードに加速がついている気がする。トレッドミルが一向に楽に走れないのもこれなら当然だ。明らかな原因が思いつかないが、体重がプリプリ増えているのは何らかの兆候であることは間違いないと思う。

帰宅後急いで職場に向かい、ちょっとシゴトをした後、ポンズ忘年会のため御徒町へ。貸切のお店で美味しい台湾料理を堪能し、楽しい話題は尽きず、紹興酒を許容値オーバーでガバガバ飲んでしまった。いやー食ったなあ。美味かったなあ。体重はさらに激増してしまっただろう。
奈良さんがしきりに「練習しすぎはよくないことが判った」と言う。ここ3年、僕の自転車の練習量は安定して年間7千キロ台で、年間2万キロを走るという奈良さんの約1/3止まりである。僕は他に2種目あるからそれで釣り合いが取れていると言いたいところだが、3種目中自転車の練習割合はこれでも飛びぬけて多いので、依然として奈良さんの練習量は遥かに多い。そういう人は少なめを考えたほうが良いかもしれないけれど、僕の場合まだまだ不足、ハワイを目指すなら週20時間、つまり今の倍以上は無条件に増やすべきだ。まず無理だけど。
2006/12/24 [二日酔いそして]
とてつもないニンニク臭が多少は弱まってきた昼過ぎにそろそろと会社に出かける。イブの休日にシゴトさすなー!ですか? あいにくキリスト教信者ではないのでいいのです。
夜のりんかい線は、見事なまでにカップル電車になっていた。一人で改札を通過するとエラーになるかも?と思ってしまった。ケーキでも買って帰ろうか、などとふと考えたが、デブの上塗りになるだけなのでやめた。昨日の弱り具合のショックでモチベーションが恐ろしく低下しており、何もせずに1日が終った。明日から頑張ろう。
正月は8日までチョー暇。どなたか練習のお相手して下さい。
2006/12/26 [夜型人間です]
年寄りは早起きだ。
寝ていられない、寝るにも体力がいる、などは良く聞くが、ウチの親を見ている限り睡眠時間は僕と同じかむしろ多く、単に前寄りにシフトしているだけのように見える。ではなぜシフトしてしまうのだろう? 深夜のTV番組は確かに年寄り向けではないが。
遠い昔、大学の人間工学の授業で、ヒトや多くの動物は体内時計が25時間サイクルであると習った。外界から遮断された部屋に被験者を長期間閉じ込めて、時刻を知る手立てを一切なくして生活させると、毎日1時間ずつずれていくことで確かめられたという。
時刻を知り得ないということは、何の拘束要因もないということであり、そんな状況下でも規則正しい生活を送る本能をヒトは持ち合わせているだろうか、この実験には欠陥があるのではないかと思わずにはいられないのであるが、それはさておき、1日の周期が25時間ということは、毎日朝7時は自分としてはまだ6時であり、当然眠くて仕方がなく、逆に夜はちっとも眠る気になれないのも大いに納得できる。ヒマな大学生の生活リズムがどんどん後ろにずれていくのも、単なるグータラな性格だけがそうさせるのではないのだ。
ところが歳をとるにつれ、夜型な人間が徐々に朝型へと転換していく。つまり25時間サイクルの影響力が弱まっていくのである。この現象を、年寄りの体内時計は逆に23時間くらいに減っていると解釈できないだろうか。
生活のリズムが前寄りにシフトするのも説明がつく。
加齢とともに体内時計サイクルが徐々に短くなるという説が存在するかどうかあいにく確かめていないが、少なくとも平均25時間という値には個人差があることは認められている。生まれながらに23時間サイクルな人は朝型人間、26時間サイクルな人は夜型人間、といった傾向が当然考えられる。となると夜型か朝型かは運命的なものであって、朝の静けさが好きだからとか、夜のほうが集中できるからとか、そんな理由は実は後付けなのだ。違うかな?
極端な夜型人間はよく夜行性などと言われたりもするが、ホンモノの夜行性動物は逆に23時間サイクルであることが多いらしい。
僕は未だ完全な夜型人間。普段のトレーニングは夜遅くにやっているし、朝はまるでやる気がしない。そろそろ朝型体質にシフトしてくれないかなと他力本願的に思うのだが、なかなかしぶとい。
2006/12/29 [滅入る]
暖冬のため積雪ゼロのスキー場が悲鳴を上げていたが、昨日から寒気団がぐっとやってきて日本海側はドカッと降ったらしい。冬用ポンズジャージを下ろして、覚悟して物練へ向かう。確かに朝の冷え込みは今までになく厳しかったが(とは言っても4℃程度)、意外にも荒川の寒さはさほどでもなく、風に悩まされた。今日の左斜め前からの風のほうが、真正面から吹くよりもドラフティング効果が薄くバランスもとりづらいので厳しい。7人で回していくが26km/h前後といったところ。何気に限界。山本さんが毎回妙に速く、ついていけない。この季節は涙が止め処なく流れ出て視界不良になるのが、オヤジの困った生理現象の一つ。
今日もやはり清澄坂で一人強烈なバックアタックを決めた! 僅かな距離なのに全く歯が立たん。その後の弓立山(↑200m)もお話にならんですわ。先週も思ったけど、そんなにサボった憶えもないのになぜここまで弱くなるのだろう。行末はますます弱まる一方か、との不安で気が滅入る。弱ったのではなく、元からこの程度? どっちだったらよりショッキングでしょうか?
入間大橋まで戻ってきて、川岸屋で肉うどんを食べてまったりしてしまった。僕は近いから良いけど、盛永さんここから三鷹まで? 頭が下がります。
2006/12/30 [ヘタレ、さらに倍]
年末駆け込み練習のため、今日も物練です。昨日すぐ洗って干してあったウェアをストーブで温めて着る。なので二日とも同じカッコ。
昨日ほどの風はなく、平和に走れそうだぞ、と思っていたのはとんだ勘違い。荒川に出てみると、どういうわけかペダルが重い。しっかり昨日と同じくらいの強風が吹いているではないか。しかも、初っ端からアップ省略でかなりの高負荷だ。一気に150bpmオーバーで推移し、ぐへー無茶苦茶しんどいですわ。10人いて先頭交代の頻度は低いのに、乳酸処理する間が全然ない。みなさんこれを屁とも思わないのですか?
そういえば松井さんが姿形も見えないほど遅れちゃっているなー、トラブルかな、などと後ろを気にしていたら、切れた。
まだサイクリングロードを抜けてないのに切れるとは、物練始まって以来の珍事だ、たぶん。
志村さんの愛の救済を受ける。「松井さん来てないですよね」と志村さんに訊ねると、「先頭でガンガン引いてますよ」とのこと。なぬー! このペースアップの張本人だったのか。
信号で追いついていったんは集団復帰するものの、2kmも行かないうちに再び限界状況。先頭を終えて最後尾まで下り、そのままサヨウナラというよくあるパターン。ふと後ろを振り返ると、赤いウェアの奈良さんが間を置いて走っているのが見えたので油断した。余裕のある奈良さんは集団からフラり離れて走ることがよくあるのだ。だが、よく見ると先頭近くにも奈良さんの姿が。なぬー! 後ろは関係ない赤の別人だった。
つまりは自ら切れたいのか。そういうことか。今日は全くもって士気が上がらない。黙々と亀井ローソンを目指そう。この向かい風の中だと、亀ローについたころには皆休憩も終えてもぬけの殻だろうが仕方ない。
と思ったら向かいから赤いウェアが逆走してくる。あちゃー奈良さんがわざわざ救済に駆けつけてくれた。面目次第もございません。
その後は集中力をなんとか維持し、清澄坂までは持たせた。清澄で切れるのはお約束なので。

亀ローで休憩後、ここで引き返すという志村女史についていくべきだった、と亀ローを出発して早くも後悔。オールSクラスのメンツに混じった、ヘタレ度2倍野郎。これは激まずい。新松郷峠ルート(雀川林道)へのアプローチ区間で既に危機的状態(別段飛ばしているわけではないのに)。坂に入ったら大タレするので先に行ってくださいとあらかじめ断わったら、逆に皆のペースを僕に合わせる事になってしまった。それでも徐々に遅れてヘーロヘーロと雀川ルートクリア。
帰りは平地でしかも追い風。これくらいは何とかごまかせるだろうと思っていたが、早々と切れ、救済のためスピードを落とす志村さんに「今度の今度こそやばいので先に行ってください」と言うと、「え? ハンガーノックとかですか?」との返事。泣けます。
一人ヘロヘロと清澄坂を超え、これで5kmは差がついただろうと思って下っていくと、前方にゆっくり走る集団が見える。あちゃー、これは参った。重すぎます。申し訳なさ過ぎる。
踏み切り先の長い信号にひっかかり、ようやく見捨ててくれたみたい。

しかし、シャレになんねーってくらい走れない日だった。昨日と比べて、距離、獲得高度、風の状況はほとんど同じ。でも平均心拍は今日のほうが8ポイントも高く、決して追い込み不足なわけではないようだが、腑抜けで力が入らない。要するに、二日続けての物練はマトモにこなす器がないってことだろうか。今後は参加するにも気をつけなければならない。
サイテーな2006年走り納めであった。
2006/12/31 [2006最後の夕陽]
脂肪燃焼プログラムデーと決めた今日は、江戸川CRを遡上し、トライアスリートJYUさんのラントレにお邪魔するといういまだかつてない計画。なんてナイスな発案でしょう?
江戸川CRは10年ほど前はしょっちゅう練習コースにしていたが、人が増えたのでいつからか行かなくなっていた。あの懐かしいコースは今はどんな按配だろう?
その裏で実は、江戸川をなめ過ぎてた。向かい風がきつく22km/hがやっと。やばい、これでは集合時刻に全く間に合わない。こういうときこそDHバーが欲しい。なんでつけてこなかったんだろう?
向かいからは、500mおきの等間隔で一輪車に乗った小学生が猛スピードでやってくる。一輪車TTでもやっているのか。無茶苦茶速い。多分今の僕より速い。
約47km遡上して(距離の目算も違ってた)、JYUさん宅に1時間遅れで到着。スゲー遅刻です。
可愛いワンちゃんに歓迎され、このまま犬遊びしたいところをぐっと堪えてランへ出発! 午前中の強風は弱まり、ランには絶好のコンディションだ。クリームパンをかじりながら再び江戸川に出て、上流の関宿を目指し単純に折り返す31kmを予定。この距離設定はJYUさんにとってとあるきりのいい値だったが、実は僕にとっても年間ラン1200kmを突破するギリギリの値(つまり月平均100kmってことで、相変わらず少なすぎ)。
しかーし、僕の到着が遅れたため&バイクで足を使いすぎて早くもモモが固まってきたので、途中でやや短めの周回コースへと変更、どもすみません。東宝珠橋から対岸へ渡り、野田橋を目指す。僅かに追い風に変わり、無風状態でとても気持ちいい。
おっと、噂に聞くシンザカヤとはここでしたか。目の前の野原でBMレーシングの面々がワーイと打ち上げしていた。寒くないのかな?
野田橋が見えてきたあたりから足が言うことをきかなくなってきた。渡りきったところで、道案内を努めるJYUさんの僅かなペースアップに切れそうになる。うげー待っておくんなまし。
最後は喉が渇いてきて、ウィダーinゼリーでごまかしごまかし、ようやくFINISH。(後のしらべでは)27.4kmをキロほぼ予定通りの5分3秒で走りきった[後日修正、計算ミスで26.4kmのキロ5:15と判明]。いい感じで故障も出ず楽しく走れて、JYUさんに感謝。
麦茶をゴクゴクと頂いてから、帰路への第2バイクパート。午後4時近くになっていたので、暗くならないうちにCRを通り過ぎたい。あれだけ向かい風がきつかったんだから、帰りは40km/hで巡航だ! との意気込み虚しく、28km/hがせいぜい。あれ、なんで? 夕方になってすっかり風が落ち着いてしまったのだ。でも無風でももうあと5km/hは速く走れるんでない? ランですっかり疲弊しきってしまったのか。
今年最後の夕陽が沈んでいく様がよく見える。真っ赤でとてもキレイだネー。カメラマンも何人か出てきた。夕陽はちょうど富士山の輪郭を映し出し、裾野あたりに沈んでいく。最後に点になって消えるまで走りながら見た。今日のこの特別な練習は、運命的なめぐり合わせだったと思わせる場面。感無量。
その後のCRは5時を過ぎたら真っ暗で無灯火の僕はかなり顰蹙。ビビリまくってようやく江戸川CRをクリア。
でも、 なにもライトを持って走れば良かったのだし、今日のランのルートを縮めることもなかったわけで、帰りの真っ暗闇の中でそのことに気がつくというのも、とことんアホですな。
いやしかし、長距離ランとバイクの組み合わせ練習って初めてだ。最後を締めくくるトライアスリートらしい良い練習ができた。大満足。
2000 2001 2002 2003
2005 1 2 3
4 5 6
7 8 9
X Y Z
2006 1 2 3
4 5 6
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backnumber
















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