2001年版
別サイトの過去の日記を、内容の関係ないものを省いて載せています。
ムラサキ文字は後日追加したコメントです。
2001/01/01
とうとう自分も21世紀に生きる人間になった。なんだか妙な気分だ。
しかし、22世紀には確実に自分は居ないのだと思うと、徐々におしりが見えてきたと感じなくも無い。
もっとも、僕以外で22世紀にも居残るであろう人は現時点でほんの僅かだろうけど。
今日は記念すべき21世紀最初の日。そのスタートを飾る日の過ごし方としてはほとんど誉められない一日になりそうであるが、せめてシロモトエアロバイクに40分乗って300kcalエネルギーを消費しよう。

2001/01/27
このごろ、自販機のジュース類が飽きてきたと感じるようになった。
人工物はもううんざりに感じる。水のようにさらっとした薄味のジュースがこのところ多いが、「お膳立てされたアメニティ」という印象は拭えない。別に薄味を求めているのではない。シンプルなものが欲しいのだ。すなわちなるべく手の込んでないものを採りたくなる。
例えば牛乳などはあまり手を加える余地がない。ただし、加工乳は最悪だ。
そういえばトマトジュースもトマトオンリーといった感じだ。ただ、トマトジュースはあまり好物ではない。
ところが、最近、トマトジュースとチューハイ用の炭酸ジュース(ハイサワーのレモンなど)を1:1で混ぜて飲むのが好きになってきた。
このチューハイ用ジュースは、考えてみればちょっと変わった飲み物だ。砂糖類はほとんど入っておらず、まさに炭酸水にレモン汁を混ぜただけといった感じの、そっけない飲み物だ(もちろんそれだけで飲む事はないが)。ところが、その味気無さが身体に心地よい。トマトジュースのくどさも、炭酸で割ってマイルドになり、トマトの美味さはスポイルされない。そこに、焼酎を加えてお酒として呑んでもいい。そもそも、お酒と割るものは、ピュアなものが望ましいから、ここに行き当たったことは当然かもしれない。これは自分の中で新発明である。

2001/01/28
今日の大阪国際女子マラソンでは、新たなヒロインの誕生に大いに盛り上がったとともに、番組制作に大いに怒り心頭した。
まず、新聞のテレビ欄。タイトルに続いて、有森裕子・増田明美・高橋尚子・松野明美・浅利純子とある。錚々たるメンバーだ。しかし誰一人としてこのレースの出場選手ではないのだ。さすがに、増田や松野を選手と思うことはないが、浅利純子は解説でもなんでもなく、一切関係が無いのだ。
レースは、序盤から積極的に飛ばした渋井陽子が中盤から抜け出して、初マラソンの世界記録を塗り替える好記録でゴールした。渋井には高橋と同じく、天才の臭いが感じとれる。
ついでにルックスもいいので高橋尚子ピンチである。そういう高橋は、呑気に先導車に乗って解説者になっている。その座を奪われた増田明美は監督控え室で、全然関係ない小出監督にインタビューしている。有森は20km市民レースに出て心地よい汗をかき、ゴール後にしっかりインタビューされている。どうなっとるんだ!これだけセンセーショナルな成績を残したにもかかわらず、渋井の扱いは「単なる無名選手」同然だ。渋井の正式なインタビューが始まったとき、遅れていた小幡(陸連所属)がようやくトラックに入ってきた。通常なら、今ごろ入ってきた選手は画面隅の小窓に映され、映像と音声はインタビューに集中するはずだ。ところが、テレビはその大事なインタビュー中継をすべて切り、小幡オンリーの描写になる。「観客の歓声が小幡に集中しています!」とアナウンサーが熱狂し、視聴者の矛先を変えようとしている。解説者のコメントがかぶさる。日本人2位の松岡より大きな扱いだ。おいおい、たった今そこで話しているインタビューをなんで聞かせてくれないんだよ!! 渋井は誰も知らない外人選手か? 冗談じゃないぞ!
小幡は明らかに不覚のレースだったはずだ。陸連とテレビ局との癒着はあまりにも露骨すぎる!
今日、もっとも輝いていて注目すべき人は誰なのか、それは、タレントになりさがっている有森や高橋などではなく、ましてや高橋の監督でもなく、早々と先頭集団から脱落した小幡でもなく、渋井陽子その人である。
まったくもって許せない、商業主義に走るフジテレビなのであった。

2001/02/15
幼ない頃の思い出 [津嘉山正種のナレーションでどうぞ]
最近まで雰囲気という言葉を「フインキ」と読んでいた、と打ち明けた30過ぎの人がいたが、そういう勘違いは誰にも少なからずあるだろう。
大学生の頃、「10分毎」の「ゴト」を「マイ」と読み間違えていたことを親に指摘され、かなり恥ずかしかった。
ところが、先日、とある女性が「10フンマイにね・・・・」と流暢に話しているのが聞こえ、その人は「マイ」で30年以上通してきたということが感慨深くまた、同じ勘違いをしていることに親しみを憶えた。彼女は今も「マイ」で通している [おいおい指摘してやれョ]

  * * *

小学生のころ僕は、ヨシコちゃん一途だった。
男同士でキスするくらい仲のいいトモジという親友がいたが、密かな恋心はトモジにも話せずにいた。ヨシコちゃんはトモジと兄妹のように仲が良かったのだ。
トモジがある日、消しゴムのカスを貯めて小さなケースいっぱいにして持ってきた。ヨシコちゃんはそれに大いに興味を引き、トモジの点数はぐっと上がった。僕はそれを見て言った。「そんなもの、僕んちにいっぱいあるよ。明日持ってくる」自信に満ちた顔で僕は宣言し、次の日に僕はコップいっぱいに電気鉛筆削り機の削りカスを詰めて意気揚々と彼女の前に差し出した。彼女は、ひととおりそれをつまんだが、あまりお気に召されなかった様子で、すこし首を傾げていた。僕は、トモジに見せた顔と違う彼女をみて、トモジには勝てないなと感じていたが、自分の勘違いに気づいたのはそれから暫らく経ってからだった。
たしか小学2年生の頃だったと思う。

2001/03/20
確定申告というものを初めてした。
予想以上にてこずった。こんなに大変なことを、あらゆる勤労者が行わなければいけないとは、どこかおかしいぞ、と思う。こんな難しいことが誰でも出来るのなら、「パソコンを使えない人」なんて存在しないぞと思う。
税務署の体制も大いにギモンだ。3月15日までの1ヶ月間、受け付けのため忙しくなる。その1ヶ月間だけでも、臨時雇用して土日返上で働いたらどうなのだ? しかも医者のように昼休みをとっている。当然、5時には終わってしまう。
申告書でつまづく要因のほとんどは用語だ。別段、難しい用語が使われているのではないが、解釈がいろいろ考えられるから、何を問われているのか判断しかねるのである。結局は、一から十まで正確に補足説明されないと記入は不可能なのだ。そしてその説明はきわめて不十分だ。
肝心な納税金額の計算は単純な四則演算でしかない。
また、同じ内容を何度も書かせるのもおかしい。コンピュータ処理するのなら、何度も同じ事を書かせる必要など何もないように思える。出来る限り分かりやすくフォーマットを作ろうというキモチがかけらも感じられない。これでは、相談窓口がパンク状態になるのも当然だし、自ら仕事を増やしているようなものだ。もしくは、税理士連合の陰謀かと疑ってしまう。
2001/08/16
最近さっぱりUPしなくなっている[このサイトじゃありません]。どうもモチベーションが薄れているようだ。 Webデザインを変えようと思っているのだが、イマイチこの分野に興味が無いため全然やる気がおきない。先週久々にバイクトレーニングに出かけたら、これまた久々に、タイヤがパンクした。最悪なことに、ポンプを携帯するのを忘れていた。15kmもパンクのまま走る羽目になった。昨日ダイエーなんぞに行ったら、驚いたことにVittoriaのチューブラー(レース用)が売っていたので高かったが買ってしまった[コルサCXが9000円。定価より高くないか?]。パンクしたTUFOからVittoriaに履き替えてみると、非常にしなやかな乗り心地に満足した。やっぱり僕にはVittoriaの方が性に合っていると感じる。ついでに、運もいいかもしれない。Vittoriaでパンクしたことは一度も無い。

2001/12/31
今年はすっかり体がなまった年だった。来年からは一念発起して、トライアスリートに戻ろうと思う。そのためには、ある程度外的要因が必要だ。色々考えた末、トレーニング結果をWEBで逐一報告することにした。誰も読むわけはないが、でもサボるわけには行かないという気にさせてくれるかもしれないではないか。これは大変よいアイディアと思われる。
[こうしてこのサイトは生まれることになった]