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2016/10/1 [お届け物二つ] 朝起きてみるとしとしと雨が降っていて、肌寒い。気持ちは二日連続オフモードへとなりかけたが、8時半に止んだので出かけることにする。 今頃になって送られてきた富士登山競争の参加Tシャツを早速着て出かけると、駒沢へ向かう途中でばったり会ったキリオ君から「なんかイマイチっすよねー」などと言われる。そういう彼も何の偶然だか一昨年のフィニッシャーTシャツを着てるんだが。 土曜恒例TKD練。今日のお題は30kmペース走だが明日相模原で駅伝10kmなのでペースを落として8周+1。 片や千葉白井町方面で同じく10kmレース予定(通称梨レース)のM浦さんは4分半ペースで10周+1。 僕はキロ4分55~50のまっちゃん(彼女はきっちり14周30km)と。コーチが3周ペースを作ってくれた。抜けた途端にペースアップするまっちゃんを引き留め、1周10分15前後のペースを守る。 Takumi Idomi初使用。踵の高さが心地よく、楽に走れる気がして第一印象は悪くない。 今日は涼しいので給水もなく(まっちゃんはまめきち。の給水サポートをうける)特に変化もなく8周を終えた。 心拍は概ね130bpm以下でいい感じだ。プラス1周は、1kmをインターバルジョグして1kmをキロ4以内で。明日のレースはこのくらいのペース?と思いながら飛ばす。Idomiの踵の高さが逆にマイナス方向に働く印象。 駒沢ペース走2.14km×8周+1周 10:12(P4:46) HR116/132 10:18(P4:49) HR124/131 10:14(P4:47) HR128/133 10:14(P4:47) HR129/134 10:17(P4:48) HR128/133 10:15(P4:47) HR129/135 10:14(P4:47) HR130/136 10:16(P4:48) HR131/136 6:03 HR117/132 + 4:01 HR144/149 19.2km HR127/149 1024kcal 最後キロ4切れてないじゃん! 結果的には雨にも見舞われず、涼しいコンディションでいい練習ができた。二度寝なんぞしなくてホントによかった。もっとみんなと話がしたかったが雨が気になるので先に帰る。 明日の10kmは39分切りたいな。その為には、キロペース3分54秒を切ること。以前のハーフの目標ペースなんだがな。 夜、二つの不安な宅配便が届く。 一つ、職場のランニングクラブのオーダーウェアがイタリアの工場から届く。僭越ながら僕が全てデザインしたもので、明日の駅伝で持参して早くも11名分を手渡すことになっており、楽しみである以上に、責任を感じてガクブルである。 それにしても、駅伝の前夜にモノが届くとは、僕らしい綱渡りな計画である。 初めてとなるアパレルデザイン、色や立体構成など念入りにシミュレーションしたつもりだが、果たしてイメージ通りのモノはできているのか。恐る恐る封を開けてみると… んー、なかなかいいではないか。ほぼ、予想通りの仕上がりである。 やや残念な点としては、白抜きのロゴはインクが滲みてくっきりと出ておらず痩せてしまったこと。そして、真っ赤なウェアの割に、全体的に地味だ。陸連ルールでは入れていいロゴやサイズが決まっているなど派手な演出が難しいのが理由の一つだが、ガラの入り方がさりげなさ過ぎたかもしれない。 惜しい点が一つ、これはデザインと関係ないのだが、タンクトップの生地が借りたサンプルと異なるという点。サンプルではタンクトップの生地がジップトップと異なり、ごわごわと分厚くて評判が悪く、注文者が軒並みキャンセルして仕方なく僕一人、実験的に買ってみたのだが、これが改良されている! なんだよこれなら買ったのに、って言う人が出てくるに違いない…。 二つ、鶴岡からハツタケが届く。 野生のキノコってスーパーじゃ売ってないし、なかなか手に入る機会がない、と思っていたが、そういえばネットで買えるのではと思ってアマゾンでベタに「キノコ」で検索したら出てきた商品を早速ポチしてみた。ハツタケって食べたことあったかなあ。まあ、値段も手ごろなので、ついでに実家へも送っておいた。 ところが、サプライズと思って連絡しないでおいたら、駒沢で走っている頃に早々と届いたらしく「身に覚えのない荷物が届いた、怪しいし、カビだらけなので返品した」との旨のメールが来ていた。マジかよガーン。サプライズ通じなかったよ。それにしてもカビだらけってどういうことだ? そりゃキノコはカビみたいなもんだが。 不安に苛まれながら自分に届いたキノコを開封してみると… ギャー! カビだらけ! と思ったら実はハツタケは青かびのような青緑色の姿が特徴、らしい…。これは青かびではなく旨み成分を含んだハツタケの液である。ちゃんと下調べしてなかった。 調べてみると、マツタケよりも旨味が強いらしい。それは期待だ。しょうゆとみりんでさっと湯がいて、混ぜご飯にしてみた。 んー、正直なところ大したことない。調理方法が良くない可能性はあるが、味はほとんどしないし、歯ごたえはなくぼそぼそしている。東北地方でよく見かける黒っぽい水煮のきのこに似ている。まあやはり、えのきやしいたけやまいたけなどがなぜ量産化されるのかは改めて判った。 2016/10/2 [レース日] 第27回 東日本国際駅伝@相模原。 なんかすごい名前の大会だが、西日本大会もあるのか、そして全日本大会へと続くのか? 参加者は国際色豊かなのか? 会場はJR相模駅のすぐ裏手にあるおおきな米軍基地内。ID、手荷物、金属探知などのチェックを経てから入場する。基地とは言っても何してるところか良く判らん。コンテナが大量に置いてあり、国内の基地への物流拠点なのだろうか。 コース下見を兼ねてチーム全員でアップジョグ。道はシンプルで長々見通せるので精神的に参るとか言われるが、僕は気にしない。それより路面コンディションの良さが重要だ。ここはOK。 予報では23℃くらいと言ってたが全然外れており、かなりの勢いで気温上昇中。 壮年、女子チームが10時にスタートを切り、続いて一般男子が10:10スタート。どういうわけか僕が1区10kmを走ることになってしまった。責任重大。 今日の目標は39分を切ること。キロ3分54で行けばよいので、そんなに無理なことではないはず、と思っていた。 3列目くらいからスタートしたので最初は飛ばしたが、それも200mまで。すぐに落ち着かせ、オーバーペースにならないよう細心の注意を払う。 だが、困ったことにここには距離表示がない。全ては勘が頼りだ。夢陸のトラックで走る時はキロ3分45がかなり正確に出せる。そこから、キロ4を若干切るくらいのペースを割り出す。 かなり暑いが、3,4kmまではまだ影響が表面化しない。エイドは必ず立ち寄り、水はすべて身体にかける。 4km過ぎで仲間の声援をうける。39分は切れそうにないことをこの時点で薄々感じており、どうもすみませんと言って過ぎる。ふと手元の時計を見ると18分台。ぼちぼちか、と思っていたがそこから中間地点までがけっこうあった。いったんタスキ受け渡し場所を横切り2周目へ入る。タイムは19分50秒。 なぬー!18分50秒の嬉しい誤算を疑ったが、無情にも20分に限りなく近い19分台という嬉しくない現実。2番手のK人さんに「ヤバい」と告げて過ぎる。 ここは、周囲の選手を目安にタレずに走りきることを考えよう。目標を現実路線へ切り替えた。やや前方の緑色のTシャツの人をマークする。7kmくらいで追いつき、そのまま引き離したが、8kmあたりで追いついてきて、暫し併走。意識されている。 だが、ラスト1kmあたりで彼はスパート。ダメだついていけない。20mほど離されたままフィニッシュ、K人さんへタスキを渡す。 後半5kmは20分15秒。 なぬー!ウソだと言ってくれ。こんなに限界で走ったのに、ヘタするとフルの5km区間でも出そうなタイム。 合計40分5秒で、まさかの40分切りもならず。 HR154/162 んー惨敗だ。原因は何だろう。後半落ちたとはいえ、ペース配分は悪くは無かったし、最大心拍も160を越えて、やることはやった感じだ。単なるレベルダウン以外に説明がつかない。 続く3名や、他のチームメンバーはこの暑さの中、そこそこ狙い通りかそれ以上のタイムを出しており、暑さを言い訳にできそうにない。 唯一言い訳するとしたら、昨日走り過ぎたかなあ。 まあでもふがいない走り以外はいろいろ楽しかった。何といっても、今日はできたばかりのチームウェアを配って揃いの恰好で走ったのだ。予想以上に好評だった。僕としては計算ミスな箇所がいくつかあったが、わざわざ言うこともないので黙ってた。 その後ジョッキ一杯200円の居酒屋で打ち上げ。I上さんが呆れるほど食べる人であることを改めて痛感した。黙っていると僕の分までどんどん食っちまうし、自分一人TKG(卵かけごはん)注文してるし。 2016/10/4 [辰巳練] 今年はオフシーズンも泳ぐベー、と決めたのである。 そうは言っても頻繁には泳がないだろうから、50mプールで効率よく積み上げていきたい。スポセンのイモ洗いプールは何一つ効果がないだろうし。 辰巳は週に2,3回しかやってないので計画性が重要。今日はその外せない1日。 100mプル×5×4セット 9月も1回しか泳いでないのですぐに干上がるのを恐れてゆったりと泳ぎだす。 重要な1回目は1分25でまずまずだ。 1セット目は1本毎に0.5秒ずつ落ちていった。予想よりは保っている。 2セット目も1本目は1分25が出た。1分27以内に留める。 3セット目は1分28まで落ちてしまった。 ここで10分休憩が入り、 4セット目は1本目で1分26、2本目でふと、開眼する。全身力み過ぎだったのだ。ふっと力を抜いたとき、これだと思った。まるで今日の1本目のようだ。 と喜ぶのは早かった。1分30。一気に落ちている。結局、力を抜けばそれなりなのであった。3本目はいつもの泳ぎに戻して1分28。 4,5本目で1分30になり、尽きている。もはや筋肉再生は無理。 長く休んだ後、最後に100mTT=1分24で上がる。 筋持久力は落ちているが勘はまだ失ってない。コンスタントに続けよう。 2016/10/5 [トラック30周] TKD夢陸練。12000mペース走。 日曜日に10kmやったばかりで似たような苦しみを味わわなければならないのかーとやや憂鬱。 キロ4分5~10のグループへ。M浦さん、Y村さん、K合さん。僕のような週末レースだった人むけに少し設定を遅めたらしい。 それとシュウさんが初めて夢陸登場。 走り出していきなりつぶの大きな雨が降ってきたが、程なくして止んでくれた。 1kmのラップをとり忘れたので、2km毎にとることにする。1周400mは1分30秒前後なので、普段のスイム練に見立てて5周で1セット、合計6セット行うと考えた。これは割と良かったかもしれない。 雨が止んで、じわじわと暑さが堪えた。汗が止まらず、目に入ってきて滲みる。こんなことが大きな障害となるのは意外だ。止まって顔を拭きたい。 駅伝の疲れはないと思っていたが、走り出すと結構脚が重い。だが途中から脚よりも心肺系がきつくなる。 台風の影響か、風が結構強く、バックストレートで向かい風となりペースが落ち、反対にホーム側でペースが上がる。この上げ下げを回避すべく、最後尾で3mほど千切れた状態で走った。 6、7kmあたりがもっとも精神的に辛かった。10kmを越えあと1セットと思ったら元気が出てきた。 12000mペース走 2km毎 8:25 HR131/143 8:17 HR144/147 8:14 HR147/150 8:14 HR148/152 8:10 HR152/154 7:57 HR155/159 total 49:17 (P4:06) 12kmは無理かと思っていたが何とか完走できてよかった。 2016/10/7 [人嫌いなので自然へ逃げる] 特に何があった訳でもないのだが、今更ながら職場に馴染めないでいる自分を思い知り、落ち込む。ふと周りを見渡すと、尽く趣味が合いそうにないか、関心がまるでないか、いけ好かないか、はたまた虫唾が走るほど嫌いか、話しかけたくもない奴ばかりなのだ。なぜこうまでも人嫌いか。というよりデザイナーという調子こいた人種が嫌いなのは何度も書いたが。皇居コミュや、TKDの仲間たちにはそんな人は一人もいない。 すっかり鬱状態で帰宅。何もする気が起きない。 あ~ 何も考えずに、静かな湖でぷかぷかと浮いていたいなぁ…と。 8月のダッキー川下りは印象的だったが、こういうのはたまに体験するだけのスポーツと思っていた。そこでたまたまパックラフトという存在を知り、都内の狭い賃貸住宅に住む身でもカヤックを自分の趣味にできる可能性があることを知る。 9月に入ったころから、それらを手に入れた自分を想像するようになった。9月の白樺湖合宿でも、目の前の湖で行われているカヤック教室が気になった。 そのシミュレーション遊びはいまだ冷めておらず、あれこれ考えている。 今悩んでいるのは、どんなタイプの艇があればいいのかということ。求める条件を挙げていくと ・カントクと一緒に乗れる、タンデム艇 ・持ち運びや保管に便利なインフレータブルカヤック ・静水にも急流にも対応 などが基本。その上で、方向性が四つくらいに絞られてきた。 ・急流向けのタンデムパックラフト、Alpacka Gnu $1400 ・静水メインのパックラフト、Alpacka Explorer42 または Kokopelli Twain $995 ・万能本格ダッキー、SeaEagle Explorer 380X $999 ・お楽しみ系ダッキー、Sevylor コロラド $499 パックラフトはマスプロダクトではないためか、高い。特にGnuは高価だ。右も左も分らぬ初心者がいきなり買う値段ではない。それと、自動排水機能(セルフベイラー)はついていない。つまり急流対応といっても、たかが知れているということなのだろう。 だったらその下のTwainあたりでも良くないですか? ってこと。 SeaEagleは静水はもちろん急流もクラス4までOKという本格派であり王道的選択だ。機能面では断トツだが価格的なハードルは高くない。ただしパックラフトとは素材が異なりしっかりした作りで、17kgという重量は持ち運べないわけではないが手軽さはない。そもそも、パックラフトに興味を抱いたのは、出不精でコミュ障な自分にもこのカヤックなどという特に濃厚なアウトドアスポーツの世界へ一歩踏み出せる可能性を、その手軽さと異端児的存在に感じたためだ。 自分のやれる範囲を冷静に考えたら、コロラドで十分という気もする。しかし、何もかもがホドホドなモノを買うと、取組みもホドホドとなり、結局趣味としての芽が出ずに無駄な買い物に終わるとかいうシナリオが目に浮かぶ。コロラドの良さはバランスが取れていることだろうが、僕はむしろアンバランスなところに面白さを見出したいのだ。 2016/10/8 [シーズンイン初の30km走] 3週間後にフルを控え、この週末には30km走が外せない。合宿でも30km走はしたが、ペースが遅かった。サブ3照準の30km走はこの秋初めてとなる。きちんとできるだろうか、という不安がちょっとだけある。 ってことでTKD練@駒沢。雨が心配だがバイクアクセス。 ひとみんとおしゃべりしながらアップ1周。二日オフったので問題はないが、脚がどことなくギシギシ痛むのは簡単には取れそうにない。 スタート前に3回トイレに行く。この二日で一気にデブったのでヨーデル。 今日のお題は4分30ペースでまめきち。と。レースが近い?まっちゃんが半分だけ僕らと走る。 1周目は入りがゆっくりだったが、2周目以降はほぼペースが安定。前半1kmを4分25、後半を4分32くらいで行く感じか。 途中から雨が降ってきた。降るのは構わないが、次第に水たまりが増えて靴が濡れマメができやすくなるのが困る。 涼しいのでほとんど給水が要らない。4周毎に一口程度飲む。 まっちゃんが抜け、9周目辺りから足首を中心に少し疲れと痛みが出てきた。 まめきち。の特徴は周前半のペースが速いことだが、この頃からそれが顕著になってきてキロ4分20近くまで行くので放置、というか合わせるのがしんどい。しかし、後半での帳尻合わせで落とす気配がもはや見られなくなったので、これはペースを上げたいと解釈し、11周目からはまめきち。のペースアップにきちんと対応することとし、後半も抑えずそのまま行く。結果1周のタイムが徐々に上がる。心拍も一気に上がった。 ラストはサブ3ペースで走ってみることにする。まめきち。は2週間後の金沢があるのでこのプランには乗らない。 もはやペース勘が正しく働かず、ちょっと速すぎてしまい、かつしんどい。 駒沢30km走 2.14km×14周 9:42(P4:32) HR130/137 9:33(P4:28) HR136/142 9:34(P4:28) HR137/141 9:34(P4:28) HR136/143 9:32(P4:27) HR138/142 9:32(P4:27) HR139/142 9:32(P4:27) HR139/142 9:29(P4:26) HR139/144 9:32(P4:27) HR140/144 9:31(P4:27) HR141/144 9:28(P4:25) HR143/146 9:21(P4:22) HR146/150 9:15(P4:19) HR148/152 8:49(P4:07) HR152/156 total 29.96km 2:12:24 (P4:25) HR140/156 11周目以降のペースアップは僅かなものだったが、心拍はぐっと上がっている。最終周のHR152bpmは、ここから12km、サブ3ペースが持続可能なゾーンにないことを示しており、つまりまだ狙える段階に来ていないと感じた。 あまりダメージが無く終えられたのは進歩。止まらずそのままダウン1周した。 雨のせいか、バラモンで爪が剥がれた親指の先にやっぱりマメができた。 ジムでシャワーを浴びている間に雨はおさまった。なぜか食欲も喉の渇きもなく、ジョナサンではいつになく小食。雨で腹が冷えたせいかもしれない。帰宅する頃にはすっかり晴れて、バイクアクセスは正解だった。 2016/10/9 [つくば旅行] 三連休中日はオフにして、カントクとつくばへ。自然園のきのこ展を見に行く。 その前に腹ごしらえ、市役所近くのイベント広場で開催しているラーメンフェスタに立ち寄る。一杯一律750円は高い気もする。長々と並び、テントの下で食う。誰が得をするイベントなのか良く判らなかった。 きのこ展では、怪しくも神々しい毒キノコが盆栽のように展示されているのを想像したが、それが可能であれば栽培法が確立したということであり、多分無理なのだろう。誰かが採取してきたきのこの山を見るにとどまる。まあでも初めて見るものばかりだったので楽しかった。即売会に間に合わなかったのが残念。 夕方、つくば最大と思われるショッピングモール内の映画館でジブリの新作を観る。全編通してセリフがないのが特徴。監督は欧州人で、制作もパリで行われたと言うが、全然ジブリらしさは無かった。正直なところ、期待したほど考えさせられるようなテーマを見出せなかった。細かいところでいろいろと言いたいことが出てきたが、野暮になりそうなのでノーコメント。 TVでこの映画の紹介を見たとき、日本もようやくこういう作品を作れるようになったか、と感じた。今興行成績トップの流行っているアニメがあるけど、それにしたって(内容は置いとくとしても)絵のタッチなどは冷静に言って幼稚だ。この作品に限ったことではない、誰がなんと言おうと日本のアニメはほぼすべて幼稚だ。決まってんだろ。ジブリ作品はまだマシだけれども例外ではないと思う。しかしいつのころからか、クールジャパンとか言ってこの精神年齢の低い作風を喜ぶ変態嗜好を認めることになってしまった。ヘンタイはヘンタイでアングラに生きていくべきだったのに、善悪は市場が決めるという日本の悪しき考え方によって、ヘンタイにきっちり市民権を与えてしまった。同じ日本人として、実に恥ずかしく情けないことのひとつだ。 ようやっと、精神年齢が正常化したアニメを作ることの意義に気がついた日本人が現れたか、と少し嬉しくなったのだが、結局、この映画の制作に携わっているのはオール非日本人なのである。この作品を生み出すことはやはり日本人には無理ということなのか? 曲がりなりにもジブリ作品、どこでも自由に観られるだろうと思っていたら、探した全ての映画館で1日1回のみの上映。観客は20人程度で、全然流行ってないねー。 ドリア専門店で夕食。味はそこそこだが、メニュー写真と出てきたものがまるで違いすぎ、グルーポンおせち事件を思い出す。厨房では多分工場直送の冷凍食品をチンしているだけだろう。つくばじゃなくて神戸の店らしいが、なんかつくばの印象が悪くなって帰ってきた。 2016/10/10 [71kmの移動] カントクはこのところ長期休養中なので一人でお袖練へ。 かなり久しぶりのため、いつも行くコンビニが改装工事中ということも知らなかった。出走直前の補給食が買えない。まあいっか、どこかで買えるだろう、と甘く見たのが失敗だった。 どこ走ろう、と考えもなくスタートしたがいつしか月崎周回へ。しかし、今日はまるで力が出ず、周回起点ではラップをとらずに通過。周回路途中で車線規制の工事をしているので周回練はいずれにせよ無理だ。養老方面へ南下する。 朝飯を抜いてきたわけでもないのに血糖値が下がりきって体温が上がらない。コンビニが現れるのを期待するも、このあたりにコンビニはないことは判りきっている。 一昨日のロング走の疲れ+エネルギー不足+久々バイク練の3要素が重なり、全然追い込めず、身体から熱が出ないので寒い。へ~ろへろでサイクリング。 最近気になっているカヤックを観に亀山湖へ向かう。橋の上から眺めても釣り船しか見つけられないが、出艇場所とされている公園へ行くと5艇くらいがいた。殆どはすでに終わっていて芝生に上げて乾かしている。楽しそうだな。ほげーっと10分位休憩。 最後まで全然追い込めずにフラフラとデポ地へ帰る。 HR103/139 1310kcal 獲得標高850m 2016/10/11 [憑物が落ちた?] 今朝、駅までのちょっとしたランがいつになく軽い。ゆっくりジョグで腰がカチッと骨盤に支えられている感覚、脚が自然と前へ出る感覚がある。霧が晴れてスッキリした感じは、半年振りくらいだろうか、膝の痛みなどとも無縁だ。実は昨日、バイク練をやっとこさ終えてランシューに履き替え、トイレまでちょっとだけ小走りしたときすでにアッと思った。バイクでヘロヘロだったのに脚が軽い。そのときはTakumi Idomiを履いていたので、やっぱIdomiっていいなあと感じていた。公園でブリック練も考えたが、エネルギー切れが激しく倒れそうだったので諦めた。あの感触が今朝も続いているようだ。そしてIdomiのせいではなかった。 一体何が良かったのだろう? 無理なく終えた駒沢30km走だろうか。それともユラユラと走ったバイク練で何かがリセットされたのだろうか。 この好感触が見かけ倒しではないことを確かめるべく、夜に社内陸上部の練習会@皇居へ。んー、前置きが長かった割には、別段どーってことなく、普通だった。キロ6くらいでゆっくり入ったので、よく判らないのかもしれないが。 2周目から少しずつ上げて、キロ4分20くらいでペースを作っていたら、A木さんが抜いていき、セキさんに火がついて、一気に限界走りへ。3分45ペースくらいまで行ったと思う。大人げない集団だな全くー。 そんな大人げない走りが大好きなセキさんであるが、一昨日の新潟シティでの初サブ3は驚いた。2時間52分で、ラップを見る限り完ぺきなまでのイーブン走である。まだまだ伸び代はありそうだ。ラン歴は極めて浅く、御年50を超えてのこの急成長ぶりは現代科学で説明しきれない。懇親会ではその秘密を解き明かそうといろいろ訊いてみたが、特に何も出てこない。まずもって、フルの二日後に普通以上に走れる状態にあることが驚きであり、素質の違いを痛感せざるを得ない。ジョグノから月間練習量とその平均ペースを拝見すると、 6月 126km P4:30 (124km P4:51) 7月 106km P5:17 (111km P7:00) 8月 168km P4:49 (116km P5:43) 9月 257km P4:38 (241km P5:30) カッコは自分 量的には僕と同レベルで、かなり少ないと言えるだろう。平均キロペースも、無茶な速さではない。僕は夏の間不調が長引いたのと、9月は高地トレの割合が多かったので異例の遅さを記録しているが。 やはり普段の練習ではかなりの限界走りをしているそうだ。それで蓄積疲労や故障に悩まされないところが素質だろうか。 とはいうもののやはり、このごろ年齢の限界を感じつつあった自分としては可能性を示してくれたことは励みになる。 次の大井川では大人げなく突っ込んでみようか。 2016/10/12 [5000mTT] TKD練@夢陸。 アップで身体が重い。昨日飛ばし過ぎたかなと少し後悔。 今日のお題は5000mTTプラス1000mTT。 19分を切りたい。そのためにはキロ3分48を切る必要がある。かなり難しそうだ。3分50で入るというY村さんに着いていき、調子を見て上げていこう。 と思っていたが、いきなりY村さん速い。3分50じゃないだろう?と思っていたら、TKDさんに追い越された。TKDさんはキロ3分55でまめきち。を引く役。つまりそれより遅いってことだ。んー、常に加速していないとTKDさんに着いていけない状態。かなり身体が重い。1km目は3分55にも達しないのを知って唖然とする。 TKDさん、まめきち。につづきツキイチで走る。TKDさんのペースは正確なので安心して走れる。 しかし、このままで行くと19分35となり、目標よりかなり遅くなる。2km過ぎたころからペースに慣れてきて、やや余裕が感じられるようになってきた。追い越してのペースアップをいつにすべきか悩む。3kmで見知らぬ二人組が僅かな速度差で抜いていったので、彼らに付いていくことにする。 何とかへばりつき、残り800で追い越してラストスパート。 5000mTT 3:58 HR133/144 3:56 HR146/149 3:54 HR150/153 3:44 HR155/157 3:37 HR157/160 ジョグ3周を挟み、今度は1000mTT。Y村さんが勢いよく離れていく。スピード力がある。ところが意外にも1周したところでみるみるタレた。あれあれ? 1000mTT 3:27 HR147/161 3分半を切れたのは良かった。最後は思いっきり飛ばせた。 ここ夢陸へ来ると、短距離の選手が倍のスピードで走っているのをいつも羨ましく見ているのだが、全力で駆けるということが怖くてできないでいる。実際、全力のはるか手前でリミッタが働いてしまう。 6000m走ってようやくそのリミッタが取れる。かなり遅いけど。 思いっきり走れたことで骨盤がすっきりして、その後のダウンジョグは軽やかに感じた。 2016/10/14 [物欲もりもり] このところインフレータブルカヤック買いたい衝動でネット漁りに余念がなく、サイトほったらかしの日が続いてしまった。 一つうっかりしていたことに、購入シミュレーションをしてみたら送料がバカにならないと気づいた。一般的なインフレータブルカヤックはパッケージで25Kgほどはあるが、これを北米から取り寄せようとすると送料が2.3~3万円、下手をすると本体より高くついてしまう。 そんなにするのか。 となると軽さが命のパックラフトは金額面ですこし優勢である。 とは言えそれでもパックラフトは高い。さらに、市場が小さいためか値引き率も低く、困ったことにメーカー品切れが多い。今候補のモデルは品切れだ。 これまでずっと二人乗り艇を考えていたが、一人乗り用パックラフトに二人乗る案が浮上してきた。パックラフトは荷物を大量に積むツアラーとして想定されているためだろう、積載量に余裕があり、Kokopelli nirvana XLの場合で425lb(192kg)と、大人二人が十分乗れるキャパがある。たぶんカントクと乗るのは湖などの静水が多いだろうから、多少窮屈でも問題なさそうだ。この艇は本格的な自動排水(セルフベイラー)付きのパックラフトとして人気が集中し、バックヤードビルダー的なこのメーカーは供給が間に合ってないようだ。セルフベイラーをオフにするバルブなどはついてないと思われるので、湖では排水穴をガムテープなどで塞いだらどうかと思っている…。 などと、ほんの1か月前には聞いたこともない単語をいろいろと並べて書いているが、頭でっかちになるばかりでまだ実体験は何もないんだよね。 2016/10/15 [サブ3ペース走] 大井川フル2週間前の大事なペース走の日。 水曜の夢陸練が結構ダメージ残っていて二日オフってしまった。今日に備えたと思えばいいだろう。 ところが、アップで身体の重さを感じる。いいコンディションではない。天気はすごくいいのに。 予定通りキロ4分15のグループでスタート。5人もいる。中コーチが混ざっているのがいつもと違うところ。中コーチは、詳しくは知らないがとにかく速い人なのでなぜここにいるのかよく判らないがきっと明日が10kmレースなのだろう(後で聞いたら、静岡マラソンまでレースはないとか。来年じゃん!)。 3周目辺りで調子が出てきたが、長くは続かなかった。集団ペースがあまり安定しないので少し後退して走っていたが、5周でまめきち。が離脱すると一気にペースが上がる。心置きなくマイペースに徹することができるからまあいっか、と思っていたが、体感よりもずるずると遅くなるので鞭打って走らなければならなくなった。3周目辺りの余裕さは全く消えている。 50m先に集団を見据えたまま、僕も若干影響されてペースが上がったものの、きついというより疲労感が半端ない。 駒沢公園10周 9:02 P4:13 HR132/143 9:06 P4:15 HR139/142 9:03 P4:14 HR139/143 9:03 P4:14 HR141/145 9:02 P4:13 HR143/145 9:01 P4:13 HR143/147 8:58 P4:11 HR145/149 8:56 P4:10 HR147/151 9:01 P4:13 HR148/151 9:02 P4:13 HR149/152 total 1:30:13 HR142/152 1196kcal 10周を終えると、もう走りたくなくなってしまった。 しばらく休んでからダウンジョグに出たが、かなりしんどい。 すっかり自信が無くなった。 2016/10/16 [元祖引きこもり] 秋晴れ。ちょい寒い。夏がつい先日まで秋に食い込んでいたため、このところの急激な寒さが堪える。やっぱり寒いのは嫌いだ。 こんないい天気に、お袖練にも行かず引きこもりを決め込む。昨日のダメージが思ったより大きく、先週のぐだぐだを思えば今日はさらに走れないのは目に見えている。モチベーションも無い。開き直りだ。カントクは京都に遊びに行ってしまったから、何か別の遊びで外出することも無い。 最近、小腹が減ったときに高野豆腐がいいと気づいた。 水で戻し(2-3分だ)、しょうゆやめんつゆなどを適量染み込ませてレンジで50秒温めれば完成。心地よい歯ごたえがあり、なかなか喉を通過しないので食べ応えもあり、満足度が高い。そして、美味い。高野豆腐は柔らかく煮詰めるよりもこうして食べたほうが美味いと思う。 コスパは極めてよく、保存が利くうえ、良質なたんぱく質で栄養価も高い。プロテインの代わりにしてみたらどうだろう? そんな感じで繋いでいたら、食材の買出しにも行かず玄関を一歩も出なかった。こんな秋晴れの日に! 2016/10/17 [ポチっちゃいました] シゴトのストレスが溜まりまくっている。何というか、頑張っても浮かばれない感じ。本社に異動になってから、デザインのシゴトはいつのまにやら下請け扱いになっている気がする。たとえそれがクリエイティブな内容であっても。ほんでもって、それをマネージメントするのが偉い奴、みたいなスタンス。おまいらデザイナーなのにデザインらしい仕事じゃなくなっておもんなーいって思わないの? それより、本社の他のエリートに混じって上から指図することに喜びを感じちゃってるの? かなり穿った見方なのは重々承知しつつも、本気でそう思わざるを得ない今日この頃。 とにかくストレス解消が必要だ・・・というわけでもないのだが、とうとうポチしてしまいました。 パックラフトってやつを。 Kokopelli Castaway XL ホワイトウォーター対応インフレータブルカヤックにするか最後まで悩んだ。なにしろそちらのほうが全てにおいて優秀、おまけにカッコいいとまで来ている。しかし、パックラフトの手軽さというメリットは計り知れないと思ったのと、異端児的存在が僕には性に合っていると思った。まあ三日後には考えが変わっているかもしれない。今ポチすることが運命の選択だ。 パックラフトメーカーは世に数えるほどしかない。老舗はAlpackaだが、高くて手が出ない。ココペリは後発メーカーだが、アルパカとの棲み分けとして利便性や安全性に重きを置いている。アルパカは究極の軽さを追求している。アドベンチャー的なことをするわけではない今の僕にそんな軽さは全然必要ないのでココペリは僕にぴったりだ。 少し前は、セルフベイラー付きのNirvanaを検討していたが、僕にとっての最後の決め手は、フィンだった。やはりこれはホワイトウォーター専用ということでフィンが付いてない。静水で漕ぐ度に艇がクルクル回ってしまうのはかなり不快とみた。それと、パックラフトなら水が中に入っても適当なところでひっくり返せばいいんだよ、というアドバイスをネットでみつけた。そもそもパックラフトのメリットは激流を攻めたいというより、まず筆頭は気軽にどこへでも行ける自由さであり、いわばオールラウンドなツアラーとして考えれば穴は開いてないほうがいいという結論に至った。ベイラー有り無しで2.3万円の価格差(買ったサイトでの売価)も何気に大きい。ただでさえ高いのに。 以前も書いた通りこれは一人乗りだが、コクピットも積載量もたっぷりあるので静水ではカントクと二人で乗れるだろう予想。こればかりは誰も保障していないので賭けだ。 パドルとライフジャケット(PFD)も送料節約のためまとめて買った。なにより、全てが揃わないと事が始められないので、アクセサリー類は後でじっくり物色しようなどというわけにはいかないし、下手に目が肥えてさらに高いものを買いかねないので、これでいいのだ。それぞれ二人分買ったのでトータルの送料は2万円近くになってしまったが、それでも日本で買うよりも品揃えがよく安いことを慎重に確認した。 パドルは特に、日本では全然買えそうに無いなと思った。手ごろな価格帯でも2-3万ってところだ。ボッているというより、ハナから高級品しか扱いませんってところだ。しかし、今の僕にパドルに投資する価値は全く判らない。概ね高いものはカーボン製だったりするが、自転車などと違ってその差があまりないので尚更どうでもよい。そんなわけで4ピースタイプの6-7千円のものを見た目最優先で購入。日本では非常用と言われてしまいそうな安さだ。 PFDも、全くもって見た目だけで購入。普段着にしてもいいかも、って思うくらい気に入ったので楽しみだ。 そんなわけで今日もサボっちまった。 2016/10/19 [関税のお勉強] 関税に関わる備忘録 ・パックラフト・パドル 関税0% ・ライフジャケット関税分類番号HS 6307.20 一般税率5.6% ・別途消費税もかかる ・関税と消費税は商品価格の60%分にかかる ・課税対象価格が20万以下の場合は簡易税率が適用(そちらのほうが安い場合) ・いろいろと、100円以下切り捨て ライフジャケットは簡易税率の場合衣類に分類されるとなると10%取られて損なので一般税率適用。 パックラフト→船舶類はほぼすべて無税のようだ。例えば、軍艦やタンカーも無税とある。軍艦買うやついるのかな? パドルがどこに分類されるのか判らないのだが(第95類の運動用具類には「含まれない」と明記はされているものの、じゃどこに含むのかは書いてない)、数少ない経験者談では無税とある。軍艦が無税なんだからパドルも無税だろう。 本来、送料も品代の一部とみなされ課税対象なのだが、個人輸入の場合品代だけが対象となるというしきたりがあるらしい。ただ確実な話ではない。その場合、送料をどう考えたらいいのだろう。なんせ5品目のうち二つが対象品目で、送料は全体の合計である。 そんなわけで、とりあえず送料は関税の対象外(消費税の対象内)として計算していくと、 関税:700円 消費税:6200円 通関手数料:200円 合計:7100円 消費税忘れとったよ。結構でかいな。そりゃそうか。 果たしてこの額どおり請求されるか。他にUPSの作業手数料とか取られるかもしれん。 シゴトが佳境に入っていて練習できない日が続く。 今日こそ走らねばと思い、帰宅後ラン。 1.5kmジョグで、そこからサブ3ペース目標で上げる。ぐぐー身体が重すぎて全然上がらん。適応期かもしれん。かなり疲れを感じる。三日もオフったのに。 2kmくらいでしんどくなってきて、続けられない。3kmでやめて、一旦ジョグ1km。 おちついたところでまた3kmペースを上げる、つもりだったが、久しぶりのランで腸が活性化してモヨオしてきた。この三日間の不摂生の蓄積が甚大だ。ヤバい。 何とか堪えつつ、再びペース走。しかし3km目でマジヤバくなりつま先立ちで走る。 公園のトイレに駆け込み事なきを得る。この界隈の公園には古い円柱形の一人用トイレがあって(ドアも円形になっていて凝っている)、手入れも割と行き届いている。 3kmペース走×2 4:27 4:21 4:16 4:09 4:16 4:18 まったく酷い結果だ。 2016/10/20 [多忙中] なんと、昨日のランが筋肉痛を起こしている。三日走らなかっただけなのに、衰えるのが早すぎだろ。 シゴトがヤバい。23時まで残業して、時間切れで帰る。もちろんオフ。 早く楽になりたい。 2016/10/22 [トドイターッ] ここんとこ連日遅くまで残業してウンドーはほったらかし。まあ、やろうと思えばギリギリできなくはないんだろうが、くそ忙しい時というのはそういう別の時間を捻出しようという気持ちのゆとりもない。というか、空いた時間も頭は稼働していて次の作業工程を練るなどしていて、重要なイメトレになっていたりする。 ショー向けのコンセプトムービーをひとりでシコシコ作っているのだが、映像制作つうもんは間違いなく順調にはできない。昨日が納期だったがずらしてもらって休出して仕上げる。わずか1日の遅れで完成したのはある意味よくやった。経験が生きたなと(自画自賛)。 夕飯前に走りに行けるくらいには帰宅できた。ってことでGo。ランシャツ着て精神統一。1.5kmのアプローチ区間を慎重に走り、4分15目標でペース走。 平地3kmを2往復し12km走しようと決める。 水曜日のふがいなさよりはマシだが、なかなかキロ4分15まで上がらない。3kmほどでやっと達したが、常に加速していないとキープできない感覚。Takumi Idomiはやっぱ低速が向いているか。いや、バイオリズム的に適応期のせいでありその割にはマシと考えよう。 2往復目でまたもや腸が活発になりコンニチハしそうになるが、今回は何とか堪えられそう。 12kmを走りきればいい、ではなく、まだ残り30kmあるつもりで走る。情けないことに次第に筋肉痛が産生されている。あと30kmは到底無理との印象で終える。ダウンジョグではすっかり痛くなった脚をやっとこさ前へ運んでいる状態。 平地3km×2往復 4:17(134) 4:18(141) 4:15(142) 4:15(143) 4:16(145) 4:14(146) 4:10(147) 4:13(146) 4:11(148) 4:10(147) 4:13(149) 4:14(149) total 50:43 (P4:14) 余裕の無さが心拍数にも表れている。先週の駒沢ペース走では12kmまでHR143に抑えている。 パックラフトが予定より二日早まり今日届いた。ポチしてから4日半しかたってないよ、物流システムすごいね。鼻血でそうなくらいコーフンしてきた。 税類は予想額7100円に対し、4800円だった。アクセサリー類もひっくるめて同一品目扱いの船舶類=無税となったことと、仕入金額が送料を除いた額よりもさらに安い設定になっていて(なんか適当っぽい)、消費税が安くなった。まあ御目こぼしといったところだろうか。 PFDはそもそもライフジャケットに分類されないのかもしれない。 まずパッケージを持ってみた最初の印象は、意外と重い。さすが軽いねえ!とは思わなかった。比較対象を知らないからだろう。海水浴で使うビニルボートと同じくらいの重さなので、別にフツーじゃん、って感じ。値段は20倍くらい違うけど。ペラペラで頼りないキワモノを想像していたため、しっかりと厚みがある生地は強度においてまっとうな印象があり不安感はない。畳むのも結構力が要る。これ背負ったら他に持てる物は少ない。 何ができるわけでもないが、早速空気を入れてみる。パックラフトは空気の入れ方も変わっていて、付属品のゴミ袋みたいな袋に空気を閉じ込めて船体に移し入れるという方法。つまりポンプの代わりにこのわずか数十グラムの袋があるのだ。いくら船が軽くできていてもポンプを携行しなきゃならないんじゃ意味がない。 袋と勘合するバルブ部スクリューの成型品質が悪すぎてうまくはまらずに苦戦する。慣れれば謳い文句通り10分で充填できそうだ。口で入れる方法しかないフロアマットのほうが大変だ。容積があるので頭がくらくらしてきた。そして両者ともパンパンに入れたところで、フロアマットが船底に収められないことに気づく。手順を完全に間違えた。 カントクと二人で乗ってみる。十分二人乗りできそうだ。考えてみれば、こんなふうに密着度の高いスポーツって他にないかも(若者にオススメだ)。付属の座布団と背もたれは一人用の位置に固定されて都合が悪いため、使わないかもしれない。 それと、XLのほうが少しフォルムが鈍くさいなと思っていたが、実物を見ると全然そんなことない。あるべき姿をしている。カッコいいじゃん。ケツなんか超尖っててセクシー。 XLサイズはちょっと無駄にでかいかもと思っていたが見た感じは全然そんなことはなく、快適な一人乗り用って感じだ。実際に使ってみないと判らないが。 こういうものを室内で膨らませたら「デカ!」ってなるのが普通だが、逆に小さいなとさえ思った。標準サイズの方でこのくらいの大きさをイメージしていた。 ただ、空気を入れるのは結構大変だと感じたので、これより大きなTwainを買わなくてよかった。それに、このXLで重さや畳んだ状態の嵩としては限界という気が…。アルパカがなぜそこまで軽さにこだわるのか少し判った気がした。なかなか絶妙なチョイスをしたのではないかと思っている。 日本でXL使ってる人の写真をまだ見かけたことがない。フツーこっち買わないもんね。かなりレアケースかもしれない。Kokopelliの日本取扱店二社(モンベル、ハイカーズデポ)とも表向きはXLの扱いはないので個人輸入が唯一の入手方法。 予定を早めて早速明日亀山湖行っちゃおうかな、と思ったがあいにくマラソンでアクアラインが通れない…。 2016/10/23 [いい天気] ![]() ぬぅー…穏やかでいい天気だ。亀山湖行きたかったな。 写真撮って終わりに。週末はマラソンだし、来月までお預けだ。大井川で進水式はさすがにヤバいだろう。 シゴトでの不摂生でちょっと風邪気味。微熱がある。レース1週間前だし、お袖錬も行けないし、おとなしくしていることにする。 ローラーくらいやっとくかと思ったが、夕方になって体調がみるみる悪化してきた。深刻な事態になることだけは避けたいのでオフる。 2016/10/24 [異例の休暇日] 新宿にあるSpecializedのフィッティングサービス(有料)をカントクが受ける日ということで送迎役を頼まれ、休暇をとっていた。昨日からムクムクと身体は異変を起こしており、シゴトは避けたかったのでちょうどよかった。 一昨年は風邪でDNSだった大井川マラソン。今年も同じパターンに陥りそうでやばい。 たぶんセブンイレブンが発明した、蒸し鶏胸肉のパック商品(サラダチキン)は、ローソンやファミマも真似して出している。ヘルシーで良質な蛋白質がその場で摂れるとあってアスリート方面からも注目が集まったが、それだけではイマイチ美味くなくストイックすぎるので僕はすぐ関心が薄れていた。先日ローソンでスモーク味を見つけたので久しぶりに買ってみると、これは単品でも耐えられる美味さ。今日はファミマでタンドリー味のものを発見。いろいろ工夫しているなあ。タンドリーチキンがこんなに手軽に食べられるのはありがたい、と即買いしたが、まあそれなりな味だった。切り口が二箇所あるなど、パッケージが食べやすく工夫されているのはローソン。その点でファミマは全然工夫がなく、鋏がないと食えないのでローディの補給食には向かない。 3時間はローラー台の上で過ごしたはずのカントクだが、スペシャにすっかり魔法をかけられたらしく興奮冷めやらぬ様相で帰宅後もローラーに乗り、メチャ楽しい!と盛り上がっている。グアイワリーとうだうだしていた自分も少し影響されて、続いてローラーに乗る。 今月まさかの初ローラー。 ゼーゼー言いながら意外と頑張れた。スペシャ効果をおすそ分けしてもらった。 HR130/149 345kcal 風邪吹っ飛んでくれないかな。 2016/10/25 [揉み解しとカーボアウト] TKDさんの本職はマッサージ師である。大井川へ向けて初めてマッサージを予約していた。しかしあいにくのシゴトと風邪でほとんど練習できてないので、ほぐさなきゃならない筋肉状態でもないし、レース自体出られるかどうか微妙。 特に何も言わなかったのだが脹脛を重点的にほぐしてもらった。余りの痛さに悶絶しっぱなし。こんなに痛い思いをしなけりゃならないってことは、ほっといても筋肉はぜんぜんほぐれないってことか。1時間以上かけて全身をみっちりやってもらった。まだ筋肉痛のように痛いだけで何もできない。 先週の金沢フルでまめきち。は余裕のサブ3を達成したらしい。最近は一緒に練習することが多かったが、僕の方が余裕があるくらいなので、正直まだそこまでのレベルには至ってないと思っていた(僕がサブ3レベルに達してないことは試さなくてもわかる)。ところが一緒に金沢に出たTKDさんによれば、サブ3はすでに可能な段階まで持ってきていたという。レース向けの練習で違いが出ないのにどうやってそれを見極めるのだろう。 まめきち。はカーボアウトしてレースに臨んだという。カーボアウトは難しいと言われていて試したことがなかったが、考えてみれば最近の低炭水化物ダイエットと同じではないかと思い、レースに向けて努力することといえばそのくらいしかないのでやってみることに。通常レース1週間前の日曜日の夜から木曜日の昼までがカーボアウト期間。その後カーボロードに転ずる。僕の場合すでに今日が火曜日なのでカーボアウトは木曜日一杯までと言われた。 炭水化物を抜くというのはスーパーで悩むね。夕飯はご飯ナシの鍋にする。高野豆腐をたくさん入れてご飯代わりに。はんぺんのようにふっくらして美味かった。 2016/10/26 [十数年ぶりの珍事] 風邪は極端に悪くはならないが、まだまだ治らない。夢陸練は大事をとって休む。 パックラフトを膨らませるにはインフレ―タバッグを使うが、まあちょっと面倒臭い。10分くらいで終わるのだが、自転車の空気を前後輪入れるのに10分はかからない。その一手間くらい、漕ぎだす前の準備運動みたいなものだろ、とは思うのだが、初出艇まで日があるのでついつい余計なことを考えたくなる。 あるサイトで、ブロアーを使うとあっという間だ、という話を読んだ。そんなものは一般家庭に常備しているわけがないが、参考にはなった。試しにネットで探してみると、2万円以上はする。そして、中国製で一桁違いの値段で売っているのを程なくして見つける。だが2500円でもまだ高いし、普段使わないのなら存在するだけ無駄だ。そのうち、ブロアーじゃなくてもいいってことに気づき、似たような構造で電池駆動の火起こし用ファンを見つけた。重量も軽く、インフレータバッグを持ち運ぶのとそう大差なくなってくる。しかもそれがキャンプ道具とあえば一石二鳥だ。 問題はレビューの内容で、この辺りの製品は中華品質の粗悪品が横行していて、動かないのを覚悟で最初から修理するつもりで買う人が多い。中でもとりあえず電気系統のトラブルはなさそうなモノを選ぶ。無駄になるかもしれんが、800円なら諦めもつくだろう、ってことでそれが今日届いた。BBQ FANというそのまんまなネーミング。単三エネループ4本を入れて(なぜか2本ずつの並列繋ぎ)スイッチオン。頬をなでるような風が出てくるのみだが大丈夫か。 まずはフロアマットを試してみる。以前も書いた通り、フロアマットは己の肺で膨らませる想定なので大変だ。このために買ったようなもの。それぞれの口をガムテープで繋ぎ、送風開始。果たして、フロアマットは極めてゆっくりと形を変え始める。しばらく半信半疑だったが、3-4分程でいい感じにふっくらとしてきて、それ以上は気圧に負けて入らなくなった。残りは口で3回ほど追加すると、パンパンになった。時間はかかるけど、休み休み口で入れるよりは早いし、ほっとけばいいんだから楽だ。これは使える。 さて、全く期待してない本体のほうも試してみる。こちらは容積がかなりあるから、15分くらいかかるかもしれない。奇遇なことに、ココペリの空気穴とBBQ FANの吹き出し口の径はほぼ同一。手で支えている必要があるが、エア漏れを防ぐゴムなどを充てる必要はなさそうだ。 そしてなんと、みるみる膨らみ40秒で8割くらい入ってしまった(片側気室)。フロアマットより断然速く入る。なぜだ? おそらく注入口が大きなバカ穴で抵抗がゼロだからだろう。ちなみに、ボストンバルブと呼ばれるわずかなゴム膜の逆止弁を通した状態では全く入らない。 そして、その8割以上は入らなくなった。逆止弁を閉じる一瞬で1割くらい空気が逃げてしまう。ここから口で入れると10回ほど要した。もう片方繰り返すことを考えると、アタマがクラクラしないギリギリな回数だ。嫌ならここからインフレータバッグを使えばいいだろう。 と思い、中腰になってインフレータバッグを潰す作業をしていたら、背中にバリバリバリっと電気が走った。あかん! これはまさかのぎっくり腰? 40代に入ってからとんとご無沙汰だった。ぎっくり腰とは若い人が悩まされるもの、という自説を自ら覆すことになってしまった。 んー、パワー的にあと一歩だったが、800円でもなかなか使える。電圧の高いアルカリ電池に替えればもうすこし行けるかもしれない。しかし、それどころではなくなってしまった。ぎっくり腰ヤバい。風邪も治らないし、今度の大井川は黄色から赤信号の点滅に変わった。 2016/10/27 [ぎっくり出勤] 夜中は風邪とぎっくり腰で全く安眠できない。 ラン用自作ウェストベルトを締めて出勤。まっすぐな姿勢でいればとりあえずは痛みはない。そこは昔悩まされた腰痛とは違って楽だ。夕方頃には痛みも少し和らいできた。今回のぎっくりはあまり大事には至らずに済んだかもしれない。ただ、オフデーが異様に続き、フルを走れるようなコンディションではなくなってしまったのでモチベーションは下がりっぱなし。 カーボアウトは、昨日の昼に早速外食せざるを得なくなって、パスタ屋に入ったもんだからメニューに炭水化物抜きのものは全くなく、早くもルールを破る。 それ以外では、朝はヨーグルトのみ、弁当はご飯の変わりに高野豆腐を詰めたりして、意外と問題なくクリアできている。もはや、何の目的でやっているのか判らなくなってきているが。 意外と腹も減らず、間食を欲しないが、脳みそがなんとなく「糖分が足りない」と言っている気がする。 ただ、便秘になった。 明日からはカーボロード。ちょっと嬉しい。 2016/10/29 [最終判断] 明日のしまだ大井川マラソンは参加可能かどうか最終ジャッジするために朝食後ラン。 先週くらいからの風邪に加え、ぎっくり腰のダブルパンチ。だが両者とも回復傾向にある、まあ9割方無理だと思っているが、走ってみたら意外と調子良かったとか、あるかもしれん。 五日ぶりとなるランはカントクと一緒にスロージョグ。 最初少しだけレースペースで流してみる。水の入ったコップをトレイに乗せて走るような感じで、常に前後のバランスをとっていないとヤバい。5kmくらいは持ちそうだが、42kmを維持するのは未知数。 3kmくらいで、目眩がしてきたと思ったら、4kmでぱたりと走れなくなった。エネルギーサイクルが全然動いてない感じ。ウンドーが久しぶり過ぎるからか、風邪のせいか。カントクと別れトボトボ歩いて帰る。というか歩くがやっと。今の戦闘能力は最強時の1/10くらいだなーとか思う。 15分くらいで少し復活してきたので1.5kmを走って終わりにした。 というわけで、明日の大井川はどう考えても無理。DNS決定(涙) 午後になってぎっくり腰が悪化してきた。普通に歩くのも厳しい。やはり無理をしてはいけないらしい。 2016/10/30 [パックラフト進水式] 大井川はパスし、代わりにお袖練。 病み上がり寿につき、カントクと一緒に走る。カントクの実走は珠洲以来というから僕とは比較にならないくらい久しぶりだ。ところが先日のスペシャマジックがテキメンに効いており、後ろから眺めると明らかにこれまでとは走り方が違う。これまでは、ふわふわっとして力が入ってない印象が否めなかった。 カントクの希望で月崎周回へ。いつものように僕は逆回り。ここまでがゆっくりだったので、思いっきり飛ばす。上りではHR157に達し追い込めている。今日の為に体力はスタンバイしてきたので当然かもしれない。カーボアウト&ロードの効果を感じる。 月崎1周 18.1km ↑270m Bestlap=34:26 36:06 HR138/157 路面がウェットで下りが飛ばせない分遅くなるのは仕方ないが、1周と決めて飛ばした割にはベストから1分40秒も遅く、がっかり。 カントクはベスト更新だったらしい。 病み上がりとしてはいい練習ができた。 昼食後、第2ステージ、亀山湖へ。パックラフトの進水式♪ だが予報が外れしとしと雨が続くのでクルマの中で待機。止んだところで準備していると、漕ぎ終わった親子が上がってきた。人懐っこくて可愛らしい女の子で、出艇を手伝ってくれた。 見どころの一つ、洞窟トンネルは通行止めという情報を得たので、目標を押切沢の滝に変更。 初漕ぎはぎこちなかったが、徐々にコツがつかめた。予想と違ったのは、漕ぐ毎に水面から出したパドルの雫が船内にぽたぽたと入り込み、いつしかびっしょりになってしまうことだった。漕ぎ方が下手くそなのかな。こんなことならセルフベイラー付きでも良かったのでは?と思わなくもない。 亀山湖はただの水溜りではない。実にさまざまな表情を見せる多彩な湖である。とても1回で全てを観て回ることなどできない。押切沢の滝は出艇場からわりと近い場所にある。 広い湖面から分流へと分け入ると周りは静寂に包まれ神秘的。その終着に滝が現れた。 あっというまの1時間半、暗くなりかけていたが、あの親子がまだ残っていて出迎えてくれた。 2016/11/1 [好成績のナゾ] まめきち。2時間57分 セキさん 2時間52分 シンさん 2時間45分 ジョグノ仲間だけをみても次々と好タイム連発。どうやったらそんなタイムをひょいっと出せるんだ? 教えてくれー。 そんななか、とうとう10kmさえも40分切れないで喘いでいる。どうも最近、自分の限界を急に感じつつある。みるみる落ちていく感じだ。だが「齢のせい」という言い訳はセキさんの前では許されない。 ぎっくり腰は今日になって9割がた消えた。一時的なものだったようでホッとしている。 日曜日の立ち飲み屋で食べ過ぎたか、一気にデブってしまった。明日は展示会打ち上げがあるので今日走っておかないと。 この頃近所のランはTakumi Idomiで。これは凄く走りやすくて、スタート直後もろもろの負担が少ないのが魅力だが、どういうわけかスピードが出ない。 先週のマッサージ効果をようやく実感。完全にスッキリした状態を久しぶりに味わいながら走る。だがすっかり鈍った身体はすぐに限界に達する。 1.5kmアプローチをジョグ後、サブ3ペース目標で7km。一所懸命飛ばしているのだがなかなか目標スピードに届かない。夜だからか、靴のせいか、デブったからか、病み上がりだからか。 後半やっと乗ってきたが、体感的にはキロ4くらいの余裕のなさ。最後に限界まで飛ばして帳尻を合わせる。 4:17 4:22 4:16 4:21 4:08 4:16 4:03 total 29:43(P4:15) しんどい。 2016/11/2 [腰痛最新情報] 展示会打ち上げが急遽延期になり正直ホッとしている。ウェア持ってきてないので夢陸練へは行けない。 帰宅すると雨が降ってきたのでランも止め。ガッテン見ながらローラー。 腰痛新論文発表ということで、食い入るように見たためイージー練。 腰痛の原因は寝返りの少ない寝相の良さにあった! つまり腰痛の原因は夜中に作られるということ。胸から背中、尻、太もも、ふくらはぎにかけて筋肉が硬い人は寝返りを打つのが苦手で、回数が少ない。ここをほぐすことで就寝中自然と寝返りを打つようになり、腰痛解消という理屈。 深夜バス・飛行機・船のシートで同じ姿勢を強いられながら寝ると強烈に腰が痛くなるのはそういうことか。 ただ、これらの環境でカントクは全然問題なく熟睡できるし、腰痛に悩まされている様子もないんだが。この差は何だ? 僕の場合原因と結果が逆で、寝返りを打てないことの苦痛は大きいので夜中に何としても寝返りを打つために覚醒しやすい。腰痛は免れている代わりに、日頃の睡眠の質が悪い。 ストレッチやってみるか。 2016/11/3 [カヤックでおなか一杯] お袖練、早めに家を出て、午前8時に亀山湖にデポ。 まずは三石山プチヒルクライム練。裏から上って表へ出る。 R465を養老方面へ。途中で養老渓谷駅へ抜ける林道へ。古めかしいトンネルが6個連続する。クルマが来なくてひっそり感を楽しんだ。R465で戻り、コンパクトに終了。 ほぼ終始カントクと走ったためイージー。意外と上ったな。 獲得標高800m HR103/148 1009kcal 結果的に今日のメイン練は亀山湖カヤックとなった。 職場の友人Kが合流し、11時過ぎに出艇。彼の強化プラのリジットカヤックはやはり全然スピードが違う。スーイスーイと軽く漕ぐだけで、僕ら二人馬力でも全然ついていけない。パックラフトの弱点を痛感する。 出艇地からは最も遠い、小櫃川が流れ込む湖尻へと向かう。カヤック二日目にしていきなりハイレベルな目標を定めてしまい、後に後悔することになる。 目的地まであともう少しというところで湖面を藻が埋め尽くし、水中の状況が読めないので引き返す(尖った杭などにひっかかってパンクするリスクを避ける)。Kはそのまま進むことに。僕らは遅いので、早めに引き返してちょうどいいだろう。 ところが復路で道を間違え、猪ノ川という長い支流のほうへずんどこ行ってしまった。このロスは痛かった。その間にKに追い越される。 4時間近くほぼ漕ぎっぱなしで腕が疲れた~。カントクのGPSによれば12kmさまよったらしい。 亀山湖は先日も今日も全くのべた凪で、コンディションはすこぶるよかったのだが、今回意外にも最も印象深かったのが、湖面の広い場所に来たときに風がでてきて波がさわさわと小刻みに立った瞬間だった。その波がパックラフトの船底をポコポコと叩き、まるで湖の亀がいたずらをしているかのようで、そこに不思議な生命感を覚えた。 お腹いっぱいを通り越して、泣きが入るほどだったが、のど元過ぎればまた漕ぎたくてうずうず。 2016/11/4 [寝返り技] 昨日は漕いでるさ中から腕や肩が痛くなったが、一晩経っても筋肉痛らしきものが出ない。これは、あまり運動になってないか。続けられる負荷というのはすなわち低い証拠なのかも。 代わりに昼間から熱っぽい。風邪が治りきる前に無理をして、またぶり返してしまったかのよう。気分も良くないので何もしないで寝る。 自分の寝返りの特徴に気づいた。 寝返りと言うと単にゴロゴロと転がっているイメージだが、僕はそういう寝返りを一切打ってなかった。 僕はまず自分の身体を宙に浮かし、その場で90度素早く回転させてから着地する。つまり寝返りを打っても場所が移動しない。これはベッドの狭さと布団がずり落ちないようにする配慮から自然と身に付いた技だ。そんなわけで、寝返りを睡眠中に行うのはかなり無理なはず。 2016/11/5 [レース日] ザ・コーポレートゲームズ東京@夢陸。 土曜恒例TKD練と比べると、数キロしか走らないお遊びのような今日のレースは練習としてはかなりショボイと思っていたが、昨日あたりからまた体調が芳しくなく、今の自分にはこれくらいでちょうどいい、というより結構憂鬱な気分で会場へ向かう。 今朝は寒く、気持ちに比例して体温も高まらないので厚着してきたが、会場に着くと一気にぽかぽか陽気となり、半袖ウェア1枚でいられる暖かさ。天気に恵まれ、今までの鬱気分はすっかり解消。 この大会は主旨がよく判らんが企業内チーム対抗であり、ランニング以外にも様々なスポーツが各地で同時に開催され、お揃いのユニフォームで参加しなければならないことになっている。まあこの大会参戦を名目に職場のクラブユニフォームを作ったんだけどね。 フルマラソンを複数人でリレーする。コースは2.11km×20周。部長(セキさん)から順に1周ずつ走ってタスキを渡す、の繰り返し。女性が一人含まれるので参加部門は40歳以上男女混合の部となる。チームの平均年齢は50以上だが(僕が唯一の40代)。 そんな若手ばかりを揃えたウチのチームは6名構成、僕とセキさんは計4周、他の人は計3周する手筈となった(のちに、女性が1周パスし、A木さんが代わりに4周することに)。 スーパーダッシュを得意とするセキさんからスタート。後で聞いたところによれば一時キロ2分40まで上がっていたらしい。無茶だ。予想通り1周7分を切るペース(キロ3分17)で戻ってきた。2番手の僕がスタート。 2kmTTの始まりだ。キロ3分45は切りたいところ。1km弱の折り返し地点で早くもバテてきてじわじわペースが落ちつつ、1周目終わり。結果を見るとキロ3分半ペースで、我ながらまずまずだ。 しかし、もう全てを出し尽くしたという感じでかなりぐったり。今日のお題はショボイどころか、これあと3本もやるの?ウソだろって気持ち。気管支をやられ咳が止まらない。血の味がする。 天気がいいせいか、みんな予想以上に好タイムを叩きだして順調だ。 2巡目が回ってくるころには、また走るなんてマジ勘弁という気持ちも無くなり再び攻めの気分でスタート。ただし無謀な走りは控え、後半上げる作戦で行く。 2/3ほど来たあたりで女性に抜かれる。強豪と目されたチームの一人で廣瀬さん。先週の富山フルでも優勝したとかいう巨匠のような人で、面識はないが同じ会社だからか声をかけられた。ひゃー敵わん、と思ったが後ろにつかせてもらうと結構ついていける。これにはわれながら驚く。実にありがたい。ぴたりと着けたまま一緒にトラックに入り、まだ余裕を感じたので残り100mで「ありがとう!」と言って追い越してスパート。A木さんにタスキを渡す。 が、彼女にはその一言が「ファイト!」と聞こえたらしい。巨匠に引っ張ってもらった挙句最後にちょい刺ししてファイト? ヤバい、僕の全人格が思いっきし疑われているではないか。違います。 と訂正する機会を逃したのでここでこっそり弁明。 そんなわけで思わぬペースアップを果たせたにも関わらず1周目よりはタイムが落ちた。あまり余裕こいて走っていてもダメらしい。 3周目は廣瀬さんと対面で擦れ違いざまにまた声をかけられたが、下を向きっぱなしで気付くのが遅れ無反応。ヤバい。巨匠からの声がけを無視するとは、どんだけ態度がデカい奴なんだ。 意外にもタイムは落ちずに何とか繋いだ。 4周目は自分のラストランということで何としても記録更新しよう。3回走って大分攻め方も学んだことだし。 と思って挑む。1km弱で黄色いウェアの若い男性に抜かれ、2周目の時のように着いていこうとしたが、じわじわ離される。最後のトラックでは死ぬ気でスパート! しかし、結果は見事に3周目と同じ。結局4周ともほぼ同じタイムで、こんなところでペース職人技を発揮してもしょうがない。 リレーマラソン 2.10975km×4 7:22(P3:30) HR152/161 7:25(P3:31) HR151/165 7:24(P3:30) HR155/165 7:24(P3:30) HR155/167 (んーもしかすると距離足りないか?) HR167は自分の最大心拍と考えてきた164を大きく上回る。火事場の馬鹿力出た。 修正しなきゃならないかな。 チームの記録は 2:45:59 で、サブ3行けるか微妙との予想を大きく上回る結果に。 そして部門の2位に入り表彰を受ける。女性たった一人で混合とはズルい、と思われそうだが、男性40以上部門の2位よりも速かったので勘弁してください。 断トツ1位は廣瀬さん率いるチームで、なんと全部門のトップだった。敵わん。 東京八重洲で打ち上げ。今日一日気持ちよく過ごせ、当初の体調不良も吹っ飛んだ。 2016/11/6 [ラン畳み掛け] カントクが駒沢でペース走するというので重い腰を上げて一緒に行く。 昨日の2kmTT×4本でなぜか全身筋肉痛。身体が重いけど天気がいいので何とかなるべー。 3週間を切った大田原に向けてランの追い込み練。多分無理できるのは今日くらいが最後だ。 やや風が強い。1周カントクとジョグしてから2周目以降ペース走。Takumi-Idomiを履いてきたのであまりペースを上げられないかと思ったが、昨日のスピード走が頭に残っているせいか、徐々に上がってきた。Idomiが遅いというイメージは間違いかもしれない。 ここ半年ほどずっとつきまとっていた脚の重怠さがきれいさっぱりなくなっていて、久しぶりに何の不安材料もなく走れている。やはりマッサージでリセットできたお陰かな。 5周目辺りからかなり苦しくなってきた。サブ3ペース走のつもりがちょっと上がってしまったが、苦しいほどのペースではないはず…。 昨日の疲労感は最後まで消えなかった。 カントクと一緒にダウンジョグ。 駒沢公園ペース走 2.14km×7周 9:25(P4:24) HR135/145 9:06(P4:15) HR142/149 8:58(P4:11) HR146/148 8:55(P4:10) HR148/151 8:56(P4:10) HR149/153 9:01(P4:13) HR151/154 8:48(P4:07) HR153/156 気温が高かったせいか心拍が早い段階から高い。疲れもあるか。 家にこもってたら何もやらなかったと思うので、いい練習ができてよかった。 19.2km total HR137/156 1126kcal 夕食に作った牛スジのトマト煮が美味かった。カントクの発案で、まずトマトパスタ制作の要領で玉ねぎとトマト缶を時間をかけて火を通し下ごしらえ、圧力鍋で煮た牛スジと野菜類を後で合流させる。シチューのような深みのある味わいとなった。 2016/11/7 [アイデアの源] 最近セレンディピティという言葉を見かける。ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ること、とある。 使う場面がちょっと違うのかもしれないが、映像(アニメーション)制作に関わる度に、このセレンディピティの連続であると感じる。逆に言えば、もしそれがなかったらモノになってないという綱渡りな際どさがある。プロダクトやグラフィックデザイン領域ではあまり感じたことはない。映像制作は素人の手探り状態だからという理由が大きいのだろう。 映像制作では、まず設計書となる絵コンテを描くが、そのプラン通りに順調に仕上がることはなかなかない。アタマで考えたプランが、意図通りの表現になるとは限らないためだ。すぐボツにして、慌てて代替案を考えなければならない。すると、その試行錯誤の過程でいままで思いもよらなかった解決案がポッと出てくるのである。自分で思いついたと言うには憚られるようなまさに偶発性の上に成り立っていたりする。しかし、紛れもなく自分が生みだしたものなのだ。もしかすると、自分の子供にもそんなふうに感じるかもしれない。 だが、このセレンディピティは都合よく向こうからやってくるものではない。出逢えるためにはそれなりにじっくり発案する時間がやはり必要だ。業務中は大抵作業を進める時間であり、発案には必ずしも適していない。恐らく脳の使い方が違うのだろう。頭を休め、整理させている過程で、アイデアがポッと出てくる。つまりそれは何もすることがなくボケーっとする時間、通勤電車の中などがピッタリである。あいにくランニング中に考えるには、対象が緻密すぎて難しい。ランで考えるのはもっとざっくりとしたものが向いているようだ。それに左脳的な働きは苦手だ。 この頃、電車の中ではほとんどの人がスマホを触っている。おそらく電車内に限らないだろう。スマホから絶え間なく興味深い情報が流れてくる状態では、脳みそがセレンディピティをキャッチするチャンスは決して訪れないだろう。暇さえあればスマホ、は僕は意識して避けるべきことと思っている。スマホは持ってないんだけどね。 2016/11/8 [秋の皇居] 職場のサークル練@皇居。 1周目はキロ6でジョグ。2周目で飛ばした。19:19はそこそこなタイム。 皇居は暗くて走りづらいなあ。 2016/11/9 [強風ペース走] TKD夢陸練。仕事が立て込んでおりギリギリで到着。アップなしでいきなりスタート。キリオ君が初参加で、一緒のグループで走ることになった。 今日のお題は12000mペース走。4分10~15ペースで。 すぐにキロ4分15まで上げられずもたもたしていたら、慌ててY村さんが追い越していく。結局最後までツキイチで走ることに。 身体が目標ペースに順応するまで結構きつかった。おまけに、あまりにくっそ寒いのでウィンドブレーカ着たまま走り、やる気が今一つ。途中で脱ぐつもりだったが、最後までそうしたいとは思わなかった。 ホームストレート側の強烈な向かい風が寒さの一因だ。キリオ君とY村さんが盾になってくれたのでラクができる。しかしこれはラクし過ぎと思い、追い風でペースが上がる反対側で距離をあけ、ホーム側でじわじわと追いつくというパターンになった。 今回も2kmを1セットにして周回カウント。間違いを起こしにくく、精神的にも楽かもしれない。 8:26 8:22 8:22 8:23 8:18 8:04 total 49:55(P4:10) 12kmってフルのまだ1/3にもなってないが、余裕がない。 カレーうどん千吉食って帰る。今年最後になるかも。 2016/11/11 [パドル考] 昨日からシゴトがくっそ忙しい。午後11時を回ったので帰る。終わらないので明日は休出となった。 亀山湖でたかだか2回漕いでみただけだが、パドルを効率的に使えているかどうかが気になった。物事には何でも上達度というものがあり、2回程度ではズブの素人レベルであるが、特に不便を感じないせいか、このパドリングというのは上達するとどのくらい違ってくるのか、さっぱりイメージできない。 職場のKによれば、僕のパドリングは結構角度がついているほう(ハイアングル)らしい。最初にラフトボートでシングルパドルで漕いだイメージが影響しているのだろうか。パックラフトは艇の幅があるので、まずセオリーとして長いパドルが必要だ。一方で、両脇までチューブが高く迫っているので、干渉を防ぐためにシャフトを高い位置で保持する必要があり、喫水も浅いので、そこから水中へパドルを潜らせるためにハイアングルになる。使っているパドルは230cmで、これはツーリング用パドルとしては標準的な長さのようであるが、ホワイトウォーター用のハイアングルタイプは200cm以下と短くなる。 すると一体何を選んだらいいのか判らなくなってしまう。 2016/11/12 [難産] 休日出勤して動画制作。今回はセレンディピティに出逢えず苦戦した。これはいい、と思ったものが尽くフツー。適当なところで妥協すればいいのだがなかなかそうもいかず、午後10時まで粘ってようやく仕上げる。おかげで何もできず。 先月は体調だったが今月は仕事を理由にサボりデーが多い。こんな調子じゃパフォーマンス上がらないのも無理もない。どうもこのごろ真剣味が足りない。 2016/11/13 [調子狂う] くっそ忙しくて三日間何もできなかった。 その分ちょっと長めに走ろうかと思い、朝食後カントクと一緒に走りに出て、先日と同じ12kmペース走をしようと考えた。 きっちり走りたいので、タンクトップ着て、Takumi-Ren履いて気持ちを入れる。1.5kmスロージョグ後サブ3ペースへ上げる。脚の動きは良く、比較的簡単に上げられたが、身体全体がどよーんと重い。さらに目眩がしてバランスを意識しなければならず、なぜか腰が張ってきた。病み上がりな感じだ。風邪もぎっくり腰も完全に治ったのだが。 今朝は妙に頭がふわふわして、珍しく下痢していたが、どうやら無視できないサインだったようだ。 心拍がのっけから144とか行ってる。理想は40分くらいまで130台で行きたいのに。 それでも強制的に血を巡らせれば調子を取り戻すだろう、との期待も外れ、益々耐えられなくなる。脚は調子がいいので走りつづけたかったが、12kmの予定を6kmでやめて帰ることに。怠くて歩いてしまった。 6kmペース走 4:14 HR134 4:16 HR142 4:10 HR143 4:10 HR144 4:14 HR142 4:12 HR144 total 9km HR127/146 491kcal 三日間根詰めてやりすぎたせいか? 昼寝したがどことなくすぐれない体調はそのまま。 夕方6時半にローラー。久しぶりに自転車を掃除したので静かでスムーズ、ペダリングが気持ちいい。 2016/11/14 [神のお告げ] NRSで年に一度のセールが始まった、とメールで伝えてきた。 なんだくそー! 先日ウェットシューとヘルメットを買ったばかりで、まだ使ってもいないのに。 同じものが20%引きになっている。というかほとんどの商品が20%引きだ。なんと太っ腹なのだろう。シーズンオフに入るからだろうか。本格的な川下り用ダッキーも5万円で買えるので思わず欲しくなった。 そんななか、一つぽつんと36%も引いているアイテム発見。それは、先日からずっと悩んでいたパドルだった。 パックラフトに相応しいパドルは何だろう。まずハイアングルタイプであることは間違いない。僕のイメージがそうだからだ。しかし、ホワイトウォーター用では最長の200mmでも短すぎて届かせるのが大変そうだ。とは言え、今の230mmはどうやら完全にツーリング用である。となるとその中間の215mm辺りが、フィールドの多くをカバーすることにならないだろうか。ブレードの面積は出来る限り大きい方がいいかと思ったが、DAiさんに相談してみたら、どうやらそうでもないらしい。 僕のそんな諸々の要望を見事解決するジャストミートなパドルが一つだけ激安。これは買えと言っているに違いない。1日悩んだあげく、ポチ。 2016/11/15 [ギシギシ] やっとこのところの忙しさが片付いた。 早めに帰宅して、走りに出る。 1.5kmジョグ後、ペース走。身体がギシギシと硬く、重い。サブ3ペースが厳しい。 それと、風が強い。今日は大田原を意識し本門寺平地コースへ。平地コースと言っているが、これは本門寺の割には平地な、という意味。4km、5km目にえぐい坂がある。 ハッキリ言ってこの区間は全力。 本門寺平地5km×2 4:19 4:16 4:17 4:23 4:26 4:13 4:19 4:12 4:20 4:20 サブ3ペースがだせないが、情けないことにこれが限界。 最後まで脚のギシギシ感は取れなかった。かなり弱っている。 再びNSRのサイトに行くと、あれは幻だったかのように36%引きのパドルは見当たらない。なぜなら僕がポチしたから。残り1個だったようだ。運命のパドルは僕の元へと来ることになった。 2016/11/16 [初心者パドリング] ガッテンみながらローラー。今日のネタは画期的だった。 耳石(じせき)が筋肉の衰えに関係していたという話。耳石はバランスセンサーであり、瞬時に動かせるよう筋肉と直接神経が繋がっている。その関係で、ずっと座っていると耳石が働かないために運動機能が衰えるというのだ。その予防として30分に一度立ち上がって耳石を働かせるのが効果的という。 職場で座りっぱなしの状態から立ち上がると調子が悪くなっていることをよく感じるが、身体が鈍るというよりも耳石のせいだったか。 2時間座りっぱなしで22分も寿命が縮まるらしいが、それはもう取り返せないのか? ほぼ座りっぱなしの人生だとすると1/6も寿命が縮まる。 今更ながらパドリングのイロハについて学び始めた。すると早速、初心者が陥りがちな漕ぎ方をいくつかしていたことを知る。 ・背もたれに寄りかかり思いっきりふんぞり返って漕ぐ このほうが力を入れやすいと思ったのだがどうやら間違い。背筋をぴんと垂直に立てて、お行儀のいい姿勢で漕ぐのが正しいようだ。そして力を入れる場面ではむしろ前かがみになる。僕はオールを手前に引くボート競技のイメージになっていたのだろう。 一度だけカントクとポジションチェンジし背もたれのない前方で漕いでみたら力が入らず一瞬で交代したことがある。つまり背もたれ必須な漕ぎ方になっており、直すのは大変かもしれない。 ・後ろのほうまでしっかり漕ぐ スイム(クロール)ではシメのプッシュが大事と言われてきた。だがパドリングでは身体より後ろの水は掻いても意味がないらしい。むしろ回転方向の無駄な動きを与えてしまう。後ろまでしっかり漕ぐことで反対側のブレードからの水滴が船内に入りやすくなるという欠点もあり。ピッチが遅いこととも関係しそうだ。 クロールとセオリーが異なるのは、手首の角度を自由に変えられるクロールと、固定されているパドルとの違いからくるのではないか。 ・ブレードの状況を見ながら漕ぐ きちんと水をキャッチできているかが気になってブレードを凝視してしまうが、それより前方を見て目的の方向へ進ませることが大事。自転車で言えばペダルに乗せたシューズを見ながら走っているようなもんで、当たり前な話ではある。ローラーでは案外シューズを見ることが多い気がするが。 2016/11/17 [カーボロードとカーボアウト] 大田原の日を日曜日と仮定するならば、昨日がその1週間前の日曜日。つまりカーボアウト開始日ってことに気づき、慌てて食事内容を変更する。すでにパンを焼いてしまったが、冷凍することに。 カーボアウトは炭水化物を抜くってことで、ごはん類をすべてカットする。判りやすい方法として、ごはん茶碗にご飯の代わりに茹でたブロッコリーで満たす。 ただ、ブロッコリーって栄養価も高けりゃ、値段も高いんだよね。280円くらいで2食分くらいしかない。しかし、嵩のあるイモ類はでんぷん系なのでNGだ。嵩があって腹にたまり、栄養価も高いのは何だ? カブが比較的安くて嵩があるので、これを塩ゆでして食べている。カブの新しい食べ方発見って感じだ。カブの栄養価について調べてみると意外と悪くなさそうだ。 カーボアウトする古典的方法がカーボロードのみの簡易法に比べていい点をもう一つ知った。筋肉内の中性脂肪を増加させるらしい。ん?どういうこと?霜降り肉? 筋内の中性脂肪量の増加は、運動中のグリコーゲンの利用量を抑制し、脂肪の利用量を増加させる効果があるらしい。つまり省エネ筋肉体質となるため、同量のグリコーゲン貯蔵量でも長持ちするということだ。 2016/11/18 [釣り師の人格] 代休とらされたが、もうハードな練習をするわけにもいかないし、家でゴロゴロしていると鈍りそうなので、相模川川下りの下見を兼ねてR246をのんびりドライブ。全然楽しくない道だが。 巨大な堰がありトロ場となっている猿が島というところへデポ。出艇できそうなのでちょっと行ってみる。緊張するぜー。 初めて一人で乗ったら、かなりふらつくのでビビった。いままではカントクと一緒に乗って安定感が出ていたようだ。 パドリングの基礎練習のつもりで。 早速釣り師に怒鳴られる。ハナシには聞いていたが、何の落ち度もない他人に対してそこまで躊躇なく罵声を上げる感覚っておかしくないか。 無視して通り過ぎたが、帰りにまた怒鳴り出してきた。まさしく、躾けられてない犬だ。さすがに理不尽なので近寄って行って何が不満なんだ?と怒鳴り返すと大人しくなった。 世のパドラーは多分平和主義者が多いのだ。もめ事を避け言いたい放題にさせておくから舐められるんじゃないか? そもそも川の通行を妨げて釣り糸を垂れている行為のほうが法律的にも迷惑をかけている側なのだ。 その後異郷の地でジョグするつもりだったが、飯食った直後に漕いだせいか気持ち悪くなったのでそのまま帰る。 そして家の周りを疲労抜きジョグ、というか疲労を残さないジョグか。 2016/11/19 [カーボアウトの特徴] 今朝の瞬間最低体重が57.9kgだった。つい先日まで60.3kgくらいはあったことを思えば、2kg以上は確実に減っている。 前回大井川の前も試して感じたことだったが、カーボアウトをすると体重が減る。食べる量は減らしていない。逆に多いくらいだ。さらにここ2,3日カントクが原因不明の食欲不振に陥っており、完食しないことが多いので僕が腹八分目をオーバーして片づけている。 カーボアウトという昔の手法をあえて取り入れてみようと思ったのはここにある。レース直前になり練習量が減ると、体重が増えやすくなるため、カーボロードしたくてもデブ化が怖くて徹底できない面がある。ところがカーボアウトでは腹いっぱい食べてもいいので食事制限のストレスが少ないうえに、体重が減るためにその後心置きなくカーボロードできる。 糖分が足りてないせいか、今日はフラフラすることが多い。器が空になりつつあるようだ。明日の夜からカーボロードでグリコーゲンを一杯に満たすのだ。人が普段貯蔵しているグリコーゲンは350g程度らしいが、最大1000g(≒4000kcal)あたりまで増やせるらしい。フルを無補給で走りきれる量だ。ホントかな? 実際のところ僕のフルに必要なグリコーゲン総量は約550g、2.6倍の質量の水分も必要との事で、約2kgの体重が戻れば成功と。机上の空論も甚だしいが。 2016/11/20 [川下り本番] 今日はじっくり計画を練った相模川川下りの日。職場のKと猿が島スポーツセンターで10:30に待ち合わせる。早く到着して、その前にジョグしようと考えた。カントクからGPSを借りてきたので距離が判る。 カーボアウトの最終日であり、筋肉にグリコーゲンがほとんどない状態なので、キロ5がしんどい。心拍もかなり上がっている。 その上暑いね今日は。つくば組は大変なのではと考えながら走る。 最後に流し3本、それぞれマックススピードがP3:28 P3:17 P2:53 HR136/158 高田橋に移動して川下りスタート。ちょっとでも上流から出よう、と考え高田橋より上から出艇したのが運の尽きだった。なんとKが橋の仮設橋脚にヒットしていきなりのチン(沈)。ヤバかった。この橋脚は狭い上に流れが急なのでスタート直後早速の難関、と用心はしていたのだが。 流されるKをなすすべもなく見守るしかない自分。こうやって溺れ死ぬのかとか一瞬でいろいろと考える。幸いKは無事だった。 その後も結構スリリングな瀬がいくつかあり、何故だろう、DAiさんと下った保津川とは比べ物にならないくらい穏やかなのだが、怖さは倍。途中で、瀬に突っ込むときはスピードを上げて安定させるということを思い出したのがよかった。 途中の中州に上陸して湯を沸かし、僕はスープを飲みKはカップラーメンを食った。沈して身体が冷えたKにとっては恵みの味だったようだ。 たかだか8kmほどだったがなぜか川下りは時間がかかる。終わる頃には日が暮れかかっていた。今日は釣り師にドヤされることもなく無事終了。 川下りでも心拍計ってみた。結構頑張って漕いでも全然上がらない。最高でHR120どまり。瀬を越えた瞬間だった。 HR78/120 711kcal 今日の夕食からカーボロード開始。 コンビニでフライング気味に菓子パンとココアを買う。腹は減ってないが喉が渇いた。 2016/11/22 [グリコーゲン備蓄中] カーボロードに切り替えて、1日ごとに体重が800gほど増えていく。筋肉に順調に蓄えられているようだ。 食べる量は変わらないのに体重がこうも変化するのは面白い。水分が多く関わっているのだろう。 2016/11/23 [第29回大田原マラソン] 今回はおやじ号に5名乗車なのでやや早めの4時35分自宅スタート。4時50分キリオ君、5分後にI口さん、その15分後にA木さんをそれぞれ拾っていく予定だったが、キリオ君寝坊で順番が変わる。この時間でも東北道は結構飽和状態。佐野SAでトイレストップ。矢板ICで下りて、コンビニに寄った。7時40分頃美原公園着。Ave60km/hってとこか。 車中で自家製お稲荷を4個食う。それと昨夜買ってあったパンケーキ。レース当日は少し脂肪分を入れたほうがいいというどこぞのアドバイスを読んで。 マラソンを走りきるには550g分のグリコーゲンがあればいいと先日つぶやいたが、グリコーゲンは備蓄した筋肉にしか使われないので、総量としては550gでは全然足りないと今朝突然気づいた。バカだ。やはり極限まで貯蔵量を高めてもマラソンでは売り切れを覚悟すべきだろう。 去年とは違って大田原はさほど寒くはないが、あいにく風が強い。避難するように体育館の中へ。大所帯なので二階の観客席に陣取る。なかなか便利だ。やがてTKD大応援団も合流。有難いこってす。 今年もスペシャルエイドは単純に15kmから10km毎に3地点に。去年のおかしなルールは消えジェル等は普通に預けられるようになった。 20分前にスタート位置へ。上着を預けられる人が居るのでとても助かる。招待選手のような扱いだ。Bブロックの先頭に立つと、そこには風船をつけた公認ペーサー二人がいた。見ると、3時間半ペーサーである。思わず話しかける。「3時間半で走る人はもっと後ろに並んでいるんだからここからスタートしちゃダメでしょ」 ところが彼らは彼らなりにそこに陣取る理由を持っていた。「我々はグロスで考えています。グロスで淡々と刻みたいという要望が高いのです」 ん? それが反論になっている理屈が判らない。グロスに拘るからこそ、スタートロスをいかに上手に取り返すか、ペーサーが手本を見せることを期待するのではないのか? スタートロスが無ければ苦労はしないよ、淡々と刻めばいいだけなら時計があればいい。一体誰の意見をヒアリングしたのか。とにかく、3時間半レベルの人はここには並んでいない(ことになっている)のであり、虚偽のタイム申告を励行し、並ぶ位置を偽ることを主催者自らが促す存在であってはならないと訴えたけど、理解されたかなあ。 なおサブ3ペーサーはAブロック前方に位置取りしているようだがここから見えない。一緒にスタートしたいならサブ3を遥かに上回るインチキタイムを申告する必要がある。 10:00 a.m. フルマラソンの部スタート スタートラインは10秒後に通過、トラックを出るところでキリオ君を追い越す。1kmは4分32でスタートロスは17秒程度で済んでいる。2km以降は自分のペースを維持できた。やはり陸連登録効果は大きい(とずっと勘違いしていたが、今回陸連ブロックというやり方は廃止されて、単純に申告タイム順スタートとなっていたらしく、つまり今までの陸連ブロックの厚い障壁が取り払われた結果だった。今回初登録レースだったのでそう思い込んでいたが、何とも皮肉な話だ)。 ノボリはバタバタはためき、ゼッケンは千切れそうなビビリ音をたて、強烈な北北西の風が吹いている。今回は「風を味方につけろ」作戦。前半は追い風に乗って楽に飛ばせる。問題は後半の上り×向かい風区間であるが、大きなサブ3ペーサー集団を風よけにして上るのだ。この区間は過酷なので周囲のペースが乱れて散り散りになりやすい。自分と同じペースの人が消えてしまい、単独で走らざるを得なくなることが多いのだ。サブ3ペーサーの回りはさすがにペース遵守が大勢となるはずで、安定した風よけが期待できる。 前半は風に力を貰い、後半で力のある人の背中を借りられれば、普段よりハイペースで走れる理屈になる。自転車レースでは普通の発想だ。 ![]() そのためにはまず何としてもサブ3ペーサーまで追いつかなければならない。キロ4分6前後の想定以上のペースで飛ばすが、体感的には速くは感じない。最近のスピード練が効いている印象だ。ただ、心拍数は既にHR145前後まで上昇しており、17km付近まで140前後で進んだ昨年とは大きな違いがある。追い風で体感温度が上がっているせいかもしれない。手袋を脱ぎ掌に握って走る。 0-5km 4:32 4:11 4:08 4:04 4:06 やや無謀とも思えるハイペースを続け、7km付近でようやくペーサー集団に追いつく。レース経験上初なので、感無量である。陸連スタートじゃなかったら追いつけなかったかもしれない(勘違いは続く)。5-10kmは平均キロ4分4で最速区間となった。 5-10km 4:06 4:03 4:02 4:04 4:05 そこからは大所帯のサブ3ペーサー集団の右後方に付いて走る。13kmの箒川への急な下りは例年異変を感じる最初のポイントだが、ペーサーは下りに任せてペースを上げることもなく、順調についていけた。その直後の急な上りでは、集団をやりすごしてマイペースに切り替える。5mほど後退する程度で済んだ。 だがその大集団のセンターライン側に位置していたため、最初に預けた15km地点のスペシャルエイドの存在に気づくのが遅れた。既に3番テーブルを通り過ぎている。そもそもの失敗として、僕は自分の預けたスペシャルが何番テーブルで給されるのか確認し忘れていた。ゼッケン下一桁だろうと思い(811番なので1番テーブル)、もはや遅しと諦める。ところがテーブルは12番まであるではないか。12進数か!? 10-15km 4:07 4:09 4:09 4:01 4:21 17kmからのスライド区間は対面の選手が気になりつつ、風向きが変わるため早くもリズムが崩れだして焦る区間だが、今年はお目当てのものが目の前にいるため無心で走れていることに気づいた。安定して折り返しコーンを回る。 19kmのスペシャルテーブルが早くも現れた。自分が何番に相当するか走りながらの下調べが必要だ。ここで答を確実に弾き出しておく必要がある。 テーブル番号とゼッケンとの関連性は記されていないので、ドリンクに書かれたゼッケンを直接見て推測する。素直に若いゼッケン順かと思えば、急に2000番台が現れたりするので頭が混乱してきた。自分の番号に近い数字を5番テーブルにみかけたが、確信がもてないまま調査終了。 15-20km 4:07 4:12 4:18 4:07 4:10 ハーフを1:27:34で通過。通常の考えでは、サブ3狙いとしては突っ込みすぎであるが、これはれっきとしたペースメイカーによるタイム。背中を押されるほどの追い風によって楽に走れているためオーバーペースの不安は無かった。それより、後半のペースダウンは明らかなのでその為の貯金は必須と見込んでいるのだろう。ペーサーがおそらく次の上り坂に備えてペースなどを説明している。そして時折周囲から「オオーッ」という掛け声が上がる。みんなで乗り越えましょう、などと言っているのだろう。 あいにく遠くて聞こえない。これからに備え手袋をはめ直した。 いよいよ24kmから上りが始まると同時に向かい風となる。今まではアップジョグで、大田原はここからがホントのスタート、と言い聞かせる。そして僕にとって二つ目のスペシャルテーブル。1つ取り損ねたのでここでは何としても取らなければならない。1番から慎重にチェックしつつ、5番テーブルへと来ると…自分のが見当たらない。あまりの強風にドリンク類がすべて寝かされて置いてあるのが敗因の一つ。僕は立った状態で目立つようにボトルに細工してあったのだ。いや、それともやはり5番テーブルには無いのか?「811が見当たらなーい」とデカい声で叫ぶと、「ああ811ならこっちの方だな」と係りの人が指をさす。そしてようやく探し当てる。コーラとオレンジジュースがミックスされた泥水色ドリンク。 タイムとしては25秒ほどだったが、僕には何分ものロスに感じられた。サブ3ペーサーとその仲間たちは遥か彼方へ。風を味方につけろ作戦は初っ端から大崩壊する。 そして一人で風と闘いながら上る。ひぇーたまりません。 20-25km 4:07 4:10 4:11 4:13 4:37 集団はまだ視野内にはあり、距離をじわじわと詰めつつある気がしないでもないが、追いつくまでには30分くらいかかるか、そのまえに力尽きて千切れそうだ。ふと斜面がゆるくなったところでペースを上げて一気に距離を縮めようとするが、そういうところは集団のペースも一緒に上がるらしく結局差は縮まらない。おいコラ待てー! しばらくもがいていたら、背後から救世主現る。背の高い選手を先頭に、3人列車がやってきた。これ幸いと乗っかる。この先頭の人が力強く、じわじわと追い上げてくれたおかげで30km地点で集団復帰。やった(結局30分近くかかっている)。 25-30km 4:19 4:21 4:12 4:23 4:28 だが、とにかく追いつくことだけを考えて95%HRMaxで追い込んだおかげで脹脛がピクピク攣りかけてきた。一線を越えないようセーブして走らざるを得なくなり、再び集団を見送ることになる。風よけも全くアテにできなくなり、さらにペースが落ちた。チクショー。 国道へ入ると風向きが変わるのを期待したが、相変わらずなので少し戦意喪失。ピクピクしながら33km過ぎのエグい急坂を上ると、僕にとって3つ目のスペシャルエイドテーブルが現れる。今のこの攣り状態を解決する唯一の切り札だ。 しかしやはり5番テーブルで立ち往生。んー見つからん…。何故だ。見るからに違うドレッシング容器を手にとっては「これでもないか…」と完全にパニクッた行動を起こしている。だが、ゴールへ辿り着くためにはここを蔑ろにはできない。30秒以上ロスしこの区間キロ5オーバー、サブ3集団はすっかり見えなくなった。 30-35km 4:21 4:21 4:34 4:43 5:06 果たして、高濃度な糖分の注入は程なくして攣りを解消! 再び力強く走ることができた。 坂はなくなったものの、相変わらず向かい風に悩まされサブ3ペースに届かない。 ラスト5kmの看板を見て、久しぶりにタイムをきちんと確認する。3時間まで残り21分12秒。キロ4分14秒で走るだけの簡単なお仕事です。 残り4km地点、チームTKDのメンバーとカントクが応援に来てくれた。欣ちゃん走りで答える。しかし、ここから見る見る落ちる。キロ4分30の維持が不可能に。 35-40km 4:21 4:30 4:29 4:50 4:46 ラスト2kmで一気に来た。足が動かない。キロ5に落ちる。 トラックに入り、ゴール地点の時計は2分台。値が変わる前にゴールしようと最後の力を振り絞った。 40-42.2km 5:00 4:55 0:57 05km 0:21:02 (20:52) HR142/151 10km 0:41:22 (20:20) HR145/149 15km 1:02:09 (20:47) HR146/151 20km 1:23:02 (20:53) HR149/154 25km 1:44:22 (21:20) HR150/157 30km 2:06:05 (21:43) HR156/159 35km 2:29:09 (23:04) HR154/159 40km 2:52:06 (22:57) HR153/159 42.2km 3:02:55 (10:49) HR150/153 total HR149/159 2675kcal 3時間は切れなかったが、切れると思ってなかったのでタイムには割と満足。2011年のパッとしないコースベスト(3:05:43)を塗りかえることができた。サブ3は無理だと判っていながらなぜ前半ここまで突っ込めたかといえば、後半の向かい風を恐れる心理が強かったためだろう。30kmを過ぎて、攣りさえなければ飛ばせそうな状態にあったのは新しい感覚。今回カーボアウトという新しい試みが効いた気がする。燃料が残っている実感があった。反省点はやはりスペシャルエイド。1回目からきっちり摂っていたらとか、2回目をロスなく受け取れていたらどうなっていただろうと思うと口惜しい。 はるばる応援に駆け付けてくれたチームTKDの皆さん、バイクで先回りして写真を撮ってくれたryuさん、ホントに感謝です。 参加者のうち3名がリタイヤ。カントクは事情が異なるが、I上さんのDNFは意外だった。I口さんは追い込めずに寒さに負けた感じ。僕の昨年のゴール後に似ているのだろう。キリオ君もA木さんも目論見より遅く、コースコンディションとしては今回は厳しかったと見てよさそうだが、実は僕の印象では、風を味方に付けろ作戦は半分うまく行った気がしているので、コースベストをあまり高く評価できない(スタートの条件も良くなったし)。前半は背中を押されるほど吹いたが、その割には24kmからの上り苦行は例年とさほど差を感じなかった。風は時間が経つにつれ都合よく弱まったのは間違いない。帰る頃にはほとんど穏やかになっていた。 いつものきみの湯に浸かり、また八つ頭の子供八つ子を安く仕入れて、帰路へ。道路はさほど渋滞せず、往きと同じような時間で帰宅できた。 2016/11/24 [順調に筋肉痛] 予想通りの強烈な筋肉痛。ほぼ不可能ってくらい下り階段がヤバい。新たな故障を起こした感じは無く、今回最後まで上手く走れた。Takumi Renはいい仕事をしてくれた。そういえば、最後の数キロをドタバタフォアフットでしか走れなくなる感覚が起きなかった。足首周りの筋肉が備わったというよりは、カーボアウト効果のお陰という気がする。 2016/11/25 [プレゼント二つ] まだ駅まで駆けることも無理だ。 夕方外出した関係で西大井から歩いて帰ることに。3kmのウォークでほぐしになるか。 ちょっとだけ駆け足してみるが、まったく気持ちよくない。今回ダメージが大きい。追い込めた証拠だろう。 アメリカからの運命のパドルが夜に届いた。結局、消費税や送料などで総額2.8万円くらいもかかってしまった。このところの急な円安が痛い。明日は亀山湖で早速試そう。 重さを計ってみると802gと、結構な軽さだ。 カントクからも、すっかり忘れた頃に誕生日プレゼントを貰う。 2016/11/26 [新パドル導入] 筋肉痛はまだ半分くらいしか取れない。満足に走れそうにないし、急いで練習再開することもないだろう。今日は自転車を一切積まずにアクアラインを潜り、亀山湖へ直行。職場のKと待ち合わせ。 これまでより15cm短く、ブレード面積がやや広い新パドル、果たして、期待通り水をきっちりキャッチして効率よく漕げる感覚がある。そして何より、漕ぐ動作そのものがしっくりくるようになった。今まではなんだか力の入れどころがよく判らなかったのだ。単なる上達のお陰かもしれないが、蛇行を補正する作業を意識して行わなくても進みたい方向に進めるようになった。一掻きの負荷のばらつきが少なくなったことや、無意識な方向修正がダイレクトに効くようになったためではないかと思う。ただ、初めてKの艇を借りて漕いでみると、いったん右に曲がりはじめるとどこまでも右に行ってしまって参った。相変わらず、上手くはなってないようだ。 紅葉を期待したのだが、まだ2割程度。2週間後くらいがピークかな。 2016/11/27 [パドリング筋肉痛] 今朝から肩周りや手首、そして腰に酷い筋肉痛が起きている。というか、パドリングで初めて筋肉痛が起きた。やはり新パドルで力を入れやすくなったためだろう。 カントクと朝ジョグ。大田原の筋肉痛はようやく粗方抜けてきたが、無理せずキロ6分オーバーで。いいほぐしになっただろうか。 午後から腰の筋肉痛がぎっくり腰に変容してきた。ヤバい、歩くのもやや危険な状態だ。 2016/11/28 [ぎっくり腰再来] 腰痛は見る見る悪くなり、夜中は寝返りが打てない程になった。朝に少し落ち着いたが、まだろくに歩くこともできないので休暇をとる。明日には行けるだろうか。 来年3月の古河はなももマラソンにエントリー。カントクほかTKDメンバーも多く参加する名古屋ウィメンズと同じ日。それぞれ逆方向に出かけて走ることになる。 今年の古河ではカントクの応援で訪れ、コースの半分くらいを通勤号で下見して大まかなレイアウトは判っている。ゆるやかなアップダウンはあるが長くは続かず、総じて走りやすそうだ。公認コースではないのが不人気の理由かな? 駐車場が有料なので(高いし、しかも売り切れてた)どこか遠くに停めて通勤号でアクセスを予定。 暇だったのでこないだの大田原のランナーズアップデートを見る。30kmあたりからずっと目前を走っていて印象に残った女子優待選手の記録を見ると、ハーフを1時間26分弱で通過している。彼女に限らず殆どの選手で後半タイムがガタ落ちしており、僕のラップの刻み方はそんなに悪くないくらいだ。 それと、スペシャルエイドで自分のボトルを見つけ出すのに手こずった原因を一つ思いついた。今回、僕はBブロックだったが、レース中周囲のほとんどは色の異なるAブロックだった。僕のゼッケンは不相応に後ろの方だったと言える。つまり僕の割り当ての5番テーブルはまだほぼ手つかずで、多くのドリンクから探し出さなければならなかった。ところが、2011年のレポートを読み直してみるとテーブル番号は1番、つまり今回とは明らかに分類法が異なり、僕はそのテーブルの残り物状態に近かったのですぐに見つけることができたのだ。 2016/11/29 [スベらない歩き方と腰痛時のそれ] さすがに二日連続で休みはヤバい。直立姿勢が厳しいが、職場へ辿り着けば何とかなるだろう。 駅まで歩く途中、バランスをとるのが大変だ。いっそ走ったほうがむしろ安定していて腰に負担もかからないことに気づく。これは、アイスバーンなどの日にどんなに慎重に歩いてもツルッと滑ってしまう反面、小走りになるととても安定する現象と似ている。 2016/11/30 [焼き鳥新メニュー] 府中方面へ直出。途中の自由が丘駅の発車のメロディがダースベイダーのテーマ、登戸駅がドラえもんと知った。節操ないなあ。自由が丘とダースベイダーの組み合わせは特に違和感ある。 ぎっくり腰の痛みが左に移動し、ザコ痛と融合化しつつあるが、痛みは依然強烈で歩行に支障のある状態が続く。筋肉痛の按配で治ってくれるわけでもなさそうだ。 痛いニュースで、焼き鳥屋のオヤジが「焼き鳥を串から外して食べないで」と訴え、案の定2ちゃんねらーに叩かれてた。価値観を押し付けられるのを奴らは極端に嫌がる。 僕は、このオヤジの意見には全く賛成である。昔から、焼き鳥屋で焼き鳥をシェアするのに串からずらららっと外すのが凄く嫌だ。ビールを勝手に注ぎ足されるのと同じくらいありがた迷惑な行為だ。さあバラしたからさっさと食え、みたいに急かされるような形になるのも嫌いだ。判らない人には判らないから何も言わないけど、僕は自らは絶対にやらない。食いたい奴が1個ずつ外しながら食えばいいじゃん、と思う。ただ、それにしても妥協したスタイルではある。そもそも、焼き鳥というパーソナルな食い物をシェアしようとするからおかしなことになるのだ。そういう食べ方を焼き鳥居酒屋が定着させたとも言える。寿司文化崩壊も似た道を辿っている。節操のない大型チェーン店舗の罪であり、そういう店に喜んで出かける理解なき消費者も罪である。そんなことを有名人がつぶやくとまたフルボッコされる。 「客の食い方に注文つけるな」などの意見には、その不寛容さよりも、外すと不味いという理屈抜きな感覚が全く通じない人が増えた現実をつくづく残念に思う。おまえらホントに日本人? みたらし団子をシェアするおかしさを想像してみてほしい。だんごが串から抜かれてゴロゴロっと置かれた姿を。 だんごが、死んでる。まちがいなくそう思うだろう。 一つなるほどと思う意見が。 「1本の串にいろんな種類の肉刺して焼けば良いんじゃね?」 おおそれ新しいじゃん。シェアするときはどうせお任せセット盛り頼むんだし、店側も試してみたら? 2016/12/1 [鼻くそおばさん] また府中詣で。南武線は全然座れない状態で長々と乗らなきゃならないのが苦痛だ。今日はドア脇に立つ強烈なおばさんをみかけた。しきりに鼻くそをほじり、ガラス面に擦りつけている。そこは彼女の鼻くそでべったりだ。うわー汚い。 相変わらず腰痛治らず、大人しく帰る。 2016/12/2 [バラモン危機] 三日連続府中。今朝はぎっくり腰が一気に7割がた抜けた。やっと快方へ向かっている。全然走ってないので、少し駆け出したくなる欲求に駆られる。 夜、久しぶりに運動。ローラーに乗る。 I口さんに教えられて、慌てて五島バラモンにエントリー。受付番号1196番と出た。どうせ大丈夫なんだろ~とか思ってたが、改めて参加定員を見ると、A870名+B230名=合計1100名、つまり定員をすでに超えている…。どう考えてもヤバい!? 2016/12/3 [TKD練復帰] だいぶぎっくり腰が引いたので、土曜TKD練@駒沢へ参加。午後から実家に用があるのでクルマアクセス。 今日のお題は10周ペース走。あまり追い込まない設定。大田原を一緒に走ったキリオ君とキロ4分半狙いで走ることにする。ブランクが長かったので脚はフレッシュだ。 走り出して間もなく、腰全体が張ってくる。まだやはり普通ではない。ウェストベルトを持ってくるべきだったか。2周目辺りから右ふくらはぎがバキバキに張ってきて刺すような痛み。あれ?これ肉離れの兆候か。でもここで止めると一気に肉離れ確定になりそうなので、我慢して続ける。 4周目辺りから脚全体がギシギシと痛み、フルの疲れが炙り出てきた。結構しんどい。キリオ君が度々もう止めるとか言い出すのだが、その割にペースは徐々に上がる。7周目辺りでもう終わりにしたい気分。代わりに右ふくらはぎの張りは揉まれて気にならなくなってきた。やはり肉離れは「走って回避」だ。 何とか10周終了。酷い筋肉痛状態になった。 駒沢公園10周 9:41(P4:31) HR125 9:36(P4:29) HR133 9:33(P4:28) HR135 9:35(P4:29) HR137 9:31(P4:27) HR139 9:49(P4:35) HR137 給水つきあいストップ 9:31(P4:27) HR141 9:31(P4:27) HR141 9:30(P4:26) HR142 9:25(P4:24) HR144 total 1:35:52(P4:29) HR137/150 1192kcal 実家に帰るとターコがすっかり発情しており分け前を 2016/12/4 [満を持して開封] Qさんななはん家でパーティのため朝に軽く運動。昨日の筋肉痛が半端ないのでランは止めて、日曜討論見ながらローラー。 自分の言葉で発言している政治家は基本的に好感が持てる。党派に関わらず、日本をよくしたいという究極の目標は同じだと思うのだ。ただそのやり方が異なるだけだ。政治家としての使命よりも、保身を優先するような人は、政治理念が自分と一致してようと好きになれない。用意された原稿をつっかえながら読んでるだけの二階氏とかにはどう期待したらいいのか判らない。 めずらしく1時間踏んだ。途中でハンガーノックになりかけ慌ててブラックサンダーを食う。ローラーでハンガーノックになりやすいのはなぜだろう。 HR126/152 658kcal 4年前にQさんななんはんのオランダの家を訪問した後でドイツのメッツィンゲンへマラソンを走りに行ったときに偶然知り合った現地の日本人女性から戴いた地元のワイン(赤白)を持っていく。実家のワインセラーで大事に眠っていたものだ。地元だけで消費されてしまうという希少だが安価なワインであり、僕らが旅した地に思いを馳せるための自己満足なものでしかないが、これが意外と主張する味でなかなか美味かった。特に白が気に入った。寝かせたのが良かったのかな? 2016/12/7 [まだまだ残る] ワークショップの企画・設計という慣れない業務に忙殺される日々。落ち着いて走る気になれずサボりが続いてしまった。 さすがに三日連続はヤバいので気持ちを切り替える。帰宅後ランに出る。 いつのまにこんなに寒くなったんだ! 走り出しは、この一年で最も調子いいくらいに感じたが、次第に膝回りがどんよりと痛くなってくる。 平地2周目に入ると全体的にうっすらと痛くなってきた。まだフルの後遺症が残っている。というか、積極的に追い出そうとしない限りいつまでも居座るのかもしれない。 2016/12/8 [一山超えた] いよいよワークショップ本番。ファシリテーターという、どう考えても自分に向いてない役割をする羽目に。胃が痛くなるとはこのことだ。何とかうまく行って、シゴトの山を一つ越えた。気分スッキリして帰宅。10時過ぎてたがローラーに乗る。 半ばヤケクソで作った夕飯が存外に美味かったのでメモ。 かぼちゃ、ニンジン、ゴボウ、牛こま切れ、カブ時間差で煮る。砂糖酒みりん醤油、味噌を後で入れる。ありえない食材の組み合わせかと思いきや絶妙のハーモニー。 2016/12/9 [とある発明] アマゾンから荷物がバラバラに4つ一気に届く。宅配ボックス欲しい。 とある発明の有効性評価を行うための道具をしこしこと仕入れている。とある発明とはまだ詳しく書けないが、もしこれが事実とすると世の中がドエリャーひっくり返るくらいの物凄い発明というか発見で、つまり現実的に考えて事実である可能性は限りなく低いと見るべきなのであるが、そのわずかな可能性に賭けてみたくなり、僕が第三者としてこの発明の検証に関わることになった。つまり発明者は僕ではない。 かりにそれが事実でなかったとすると、その発明者はかなりヤバい状態にあると言え、その人を救わなければならなくなるかもしれない、などと妄想は膨らんでいる。 経過報告はいずれまた。 夜の荷物を無事受け取れたので心置きなくローラー。 2016/12/10 [練習レース日] 「ワーカーズマラソン」@古市場陸上競技場。参加費1000円で5kmと10km両方エントリーしても値段変わらない。 川崎市の労働組合団体が主催で、職場クラブでの参加。厳密には参加資格が無いのかもしれないが。練習会の延長みたいな大会で限られた参加者だからか、開会式・閉会式もきちんと行われ行儀がいい。 見事な秋晴れだが北風が強くちょっと寒い。まずは5kmの部、アップ代わりとして徹底することに。Y村さんはかなり本気モードで走っているようだ。キロ4分半で走るというA木さんに着いていくことにする。次第に尻の両側がなんだか痛くなってきた。腰痛はないがその余波という感じでガチガチに張っている。このあとの10kmが憂鬱になってきた。 5.1km 22:46 HR139 5kmの部の最終ランナーが想定以上に遅かったため、10kmのスタート時刻が10分遅くなる。5kmスタートの50分後で、25分以上のインターバルがとれて有難かった。 5km走った感触からアームカバーと手袋をはずしてスタート地点へ。ほとんど先頭に並ぶ。 いきなり邪魔な人にならないか不安があったが、スタートしてみると意外と速い人は少ない。全体の10番目あたりでスムーズに走り出せた。それなりに緊張感が出てきたか身体の動きが5kmの時よりいい。しばらくY村さんのペースに合わせる。序盤は慎重に行っているのか、ペースに無理な感じはない。 向かい風に抗いながら多摩川CRを遡上し、最初の180度折り返し。追い風にかわるとY村さんのペースがぐっと上がり、ついていけなくなった。1.5kmほど下って再び折り返し、また向かい風になるとじわじわとY村さんに近づく。これを3周する感じ。 2周目の追い風のところで大柄な人に抜かされ、着いていく。向かい風に変わっても風よけでしぶとくコバンザメ。おかげでY村さんのところに追いついた。 が、3周目の追い風に切り替わってすぐにY村さんがドッとスパート。やはり強い。みるみる離されるばかりか、疲れてきて一気にタレた。最後はトラック半周分くらいの差でフィニッシュ。 10.3km 41:26(P4:01) HR153/159 637kcal 40分前後で走りたかったがまさかの41分台。うそだろー、と落ち込んでいたが、GPS時計を持っているみんなは口々に10.35kmくらいあるとのことで、10kmよりも300mは確実に長いようだ、ということでまあ、不整地の条件を加味するとまあまあな結果かもしれない。 その後職場クラブ忘年会@インドネパール料理鹿嶋田店。 今日はカレーを頭に浮かべながらずっと走っていたが、コース料理はなかなかカレーが出てこないで、枝豆なんぞで焦らされたりする。喉が渇いていたのでマンゴーラッシーを何杯も注文するうちに腹が満たされてきてしまったぞヤバい。 I野さんが頼んだハイボールがどう見てもただの水で割ったのが出てくる。I野さん懲りずに何度も注文するがネパール人店員には通じない。終いには、「ハイボールソーダ割りデスネ!」とか言ってる。日本語が通じないことに気をとられ過ぎて、そもそもハイボールが何なのか判ってないってことに気付くのが遅れた。 おかげで、ハイボールの語源はゴルフボールから来ているらしいことを知った。 最後のデザートがなかなか出てこないなと思ったら、やたらと甘いだけの黄色い液体がようやく出てきた。マンゴーヨーグルトと紹介されていたが、これは誰がどう見てもマンゴーラッシーの上にかかっているシロップそのものである。客をこんなもので騙そうとするのは冒涜であると言いたいところであったが、食い過ぎ飲みすぎでそこに疑いを持つ思考が全く働かなかった。つまり騙されてしまった。 2016/12/11 [4時間半の運動] 今日もバイクを積まずにアクアラインを潜り、目指すは亀山湖。職場のKと待ち合わせ。準備に1時間近くかかるのは何とかしないと。 オールラウンドなポリ艇に乗っているKは、その艇の特徴と彼の剛腕さゆえにスピードがあり、毎回着いていくのが大変。そこで新たな試みとして、彼に引っ張ってもらうことにした。レスキュー用の太くて水に浮くロープを買い、彼の後ろの取っ手部分にカラビナで留める。これがなかなか具合がいい。僕はKに引っ張られつつ、Kの船尾を引っ張るので、お互いが方向ブレを矯正しあう関係になる。直進安定性がよく、回頭性は犠牲にならない。二律背反が成立する。パドリングに集中できるだけでなく、効率のいいパドリングを模索することができた。トレッドミル上でランニングエコノミーを追及するのと似ている。 これまでパドルブレード面は左右同一面のセッティングにしていた。ブレード面に角度差をつけるのは左右非対称な動作となることを意味する。ランニングフォルムやペダリングなどからも動作の左右対称性が重んじられるのは疑う余地が無いし、自分としては全く納得できず、そもそもの目的が判らなかった。同一面にすると空中の返し動作でブレードが面直となり空気抵抗が増すと聞いていたが、4km/h程度で進む自分にとってはハッキリ言ってどうでもいい理屈と思っていた。ところが、今日改めて試してみて開眼した。 パドリングとは、右側も左側も利き手で掻くものだったのだ。左利きの僕の場合、左側を掻くときは今まで通りだが、右側を掻くときも左手で掻く意識のままであり、右手は添えている感じ。つまりこれはペダリングというよりテニスラケットだ。明らかにフォアハンドとバックハンドという左右で異なるフォルムがある。 なぜこんな肝となることを誰も教えてくれなかったんだろう。あ、いや、それが正しい解釈なのかどうかは不明である。 利き手でパドル全体をコントロールする意識へと変わると、結果として左手はセンター寄りを握るようになり、また右手首より圧倒的に左手首に疲労が集中してきた。望ましくないことなのかもしれないが、このほうがしっくりくるようになってしまった。 紅葉を期待したのだがどうやら散った後で、やや遅すぎた。 前回かなり腰を痛めたので、いい気になって漕がずにほどほどで止めとこう、と肝に銘じたつもりだったが、結局4時間半も漕いでしまった。過去最長かもしれない。さて、どの程度の運動になっているのだろう? 陸に上がった瞬間、脚がガクガクになった。下半身に想像以上に力が入っているようだ。 カヤックした日は必ずアウトドア的なお楽しみがセットになっている。お湯を沸かす程度だけどね。バイク練の後はそういう発想が全くないのは何故だろう。今日はいつも通りのカップ麺に加え、スーパーで買った一袋200円のおでんを温めて食う。寒いので尚のこと嬉しい。アウトドアって大人のママゴトみたいだなと思う。子供の頃は男の子の遊びよりママゴトが好きだったんだが、それを見たおやじに怒鳴られたことがある。 2016/12/12 [腰痛起こしている場合ではない] 幸い、腰痛は現れていない。連結したおかげで焦りが無くなり無駄な力みが減ったからかもしれない。それと、当初よりも掻くピッチが早くなった。1掻き1秒かそれより早い場合がある。 シゴトが忙しくてオフ。 2016/12/13 [ローラー耐性] 今日も冷たい雨が降り出してきて、オフろうかと思ったがかろうじてローラーに乗る。 近頃つくづく思うのだが、ローラーってしんどい。以前は1時間乗るのが最低ラインだったが、今じゃ相当強い意志が無いと続けられない。背中にも床にも汗の池ができたものだが、最近はご無沙汰。何が違うんだろう? HR126/136 457kcal 2016/12/14 [不真面目君] あかん、シゴトが忙しい。ローラーで我慢。 相棒が熱血君で困る。なんで昼休み返上で仕事するか。セフルマネジメントは自己完結してほしい。 犠牲的精神で仕事に全力投球するのが正義で、期間内にタスクを終わらせるためにどう取捨選択すべきかを考えるのは不真面目と見なされるのはどうしたらいいだろうか。まあどう見なされてもいいんだけど。僕の困った性格は、見て見ぬふりができない中途半端な責任感を持ちつつ、不条理さは許せないので、その打開策として「不真面目君」に走るということがしばしばある。 2016/12/15 [くっそ寒いラン] やっとランができる。五日ぶり。くっそ寒いね。久しぶりなのでポイント練にしたいところだが、全く飛ばす気になれずジョグ。ヤルキナシオがかなり出張ってきた。寒すぎてアキレス腱から足底にかけて凍るように痛い。この季節はあっというまに故障を起こしそうで外を走りたくないな。 ジョグペースなのに疲れた。弱ってる。 2016/12/16 [年末まで忙しい] 昨夜は全く無理のないジョグだったのに、新しいところが痛くなっていて(右鼠蹊部周辺)駅までジョグれず、電車を1本遅らせる。 夜もシゴトが長引く。時間が取れないわけじゃないがいろいろなしわ寄せを覚悟してまで練習する気が起きずにオフ。 2016/12/17 [風呂不感症改善の兆し] 朝からおだやかに晴れておりカントクは午前中に走りに出たが、一緒に活動する気になれず、すっかり変温動物のような生活になっている。つまり、冬は冬眠の季節。まずは朝風呂に入ってホゲする。 2,3年前まで、風呂の気持ちよさを味わえなくなったことをとても嘆いていたが、ふと最近、その風呂不感症がかなり和らいでいることに気づいた。そういう身体の変調は年齢と共に一方向に突き進むのみと悲観していたが、どうやら寄り戻すこともあるようだ。 日が暮れてきて、さすがに自己嫌悪に苛まれてきたのでジョグに出る。すっかり真っ暗で昼間の暖かさはどこにもない。 生脚状態なので飛ばす。毛糸の手袋は過剰装備かと思ったが全然そんなことない。隙間から冷え冷えの空気が入ってくる。かなり気温が低いらしい。だが二日前のような足首の冷えは避けられている。あの時は、帰宅してすぐ走りに出たからかもしれない。 右鼠蹊部が暫くうずいた。カヤックで下半身を力ませ続けた影響だろうか。 後半垂れないギリギリを狙って限界で走るが途中ラップはキロ4分10を若干切るくらいで、全然大したことない。Idomiを履いてきたことと、十分なアップをしてないとこんなもんか。上がりも下がりもせず最後まで似たようなペースだった。しかし、この調子では年末のハーフでキロ4はとても無理だ。まあ、この3ヶ月の練習の薄っぺらさを考えたら当然のことではある。そこまでサボった意識はないのだが、なぜか2002年付近のダメダメだった頃に似ているのがヤバイ。 クールダウンで近所をぐるぐる。ランの気持ちよさも若干取り戻してきた。 2016/12/18 [新しいイヤホンで30km走] iPod shuffleのバッテリがいよいよ持たなくなってきたのと、挙動不審なことも増えてきたのでとうとう買い換えた。挙動不審な点については、洗濯機で洗ったのが始まりだと思うので全くもって自分のせい。 これをきっかけにイヤホンも新しくする。CreativeのAurvanaという機種で、これも買い替えだ。 市場で主流のカナル型は身体の振動音が伝わるのが好きになれない。だがインナーイヤー型はラン用としての装着性が悪いのでイヤーフックが必要、となると選択肢はほとんどこれしかなくなる。 実売価格7000円。僕は耳が肥えてないので音質に関して語るべき薀蓄がないが、全く不満は無い。同じものを躊躇せず買ったのは、おそらく音が自分好みなのだろう。 ランに際してはウォークマンのW型も持っているが、音質の点で著しい不満がある。水泳も可能という防水性と引き換えに、音質が犠牲になったと見ている。また、UIにもイライラ要素が多い。音質とUIの不満は一向に身体が受け付けない。ただ、装着性や取り回しの良さは素晴らしいので慌ただしい通勤時には便利。商品企画として実に惜しい。 そのイヤホンが届いたので新旧聴き比べる。イヤホンは慣らし(=エイジング)で音が変わるらしいが、おそらく僕レベルの耳では違いが判らないだろう。 汗まみれな環境で酷使したB&OのA8は、数年後にモゴモゴした音になった。このAurvanaも洗濯機で洗ったことがあり、知らず知らずに音の表現力が低下しているはずだと思ったのだが、比較してもよく判らない。そもそもなぜ買い換えたかと言えば、フックの根元が何度も折れて(そこがAurvanaの最大の欠点だ)、PP用の特殊な接着剤で修理を重ねるうちに可動ヒンジが固定されてしまったためだ。というか、それも大した問題ではなく、急いで買い換える必要は無かったかもしれん。 近頃散財が多い。 お袖練には絶好の日和だが気持ちが乗らない。貴重な週末、有効に使わねば。とにかく何でもいいから3時間ウンドーすべし。 砧公園までバイクでマジ走りしてラン&スイムか。駒沢までランアプローチでロング走か。朝からローラー三昧か。 無責任なプランはいろいろ考えたが、やる気がしないまま午後3時を過ぎる。あかーん。 とりあえず走りに出る。 最近とんとご無沙汰の本門寺コース行ってみよう。 本門寺5kmコースは大小5つのアップダウンで構成され、うちイボイボコンクリ激坂が3か所(いずれも下り)と、上り階段区間があり、獲得標高70m。ここをキロ4で走るのは至難の業で、特に階段がネックだ。過去に挑戦し続けたころがあったがあまりにしんどいので疎遠になってしまった。 iPod shuffle+AurvanaでのランニングはウォークマンWと比べると準備が面倒なのは間違いないのだが、研ぎ澄まされた音に違和感なく包まれながら走れる悦びは他に替えがたい。また、冬場は耳まで覆う帽子を被って走ることが多く、その場合カナル型のウォークマンはガサゴソとうるさくて致命的である・・・。 ぼんやりしていたら早速コースを間違えている。きつい階段のイメージが先行し、4km地点で出てくるはずがいきなり初っ端から上っていた。そんなわけで1周目はちょうど1km多く走ってしまった。 右鼠蹊部の違和感と痛みを今日も感じるが、淡々とキロ5で走る分にはさほど辛くは無い。陽が次第に暮れてきて、じわじわと寒くなってくる。 プランを決めてなかったが、3周目で止めたくなってきた。ふと、平地を楽に走っていることに気づき、大した負荷になってないと自覚、25.6km走ると今月100kmを越えることから、4周はしようと決める。 距離合わせに追加で走っていたらいつのまにか5周目を走っていたので、目標を30km走に変更。階段が真っ暗で危ない。昔はきちんと街灯があったのに。 キロ5な割に疲れた。 本門寺×5 30:25(6km) P5:04 HR126/146 24:35 P4:55 HR132/151 24:37 P4:55 HR134/153 24:37 P4:55 HR137/154 24:30 P4:54 HR141/156 結局3時間運動の目標に30分足りなかった。 total 30.1km P5:03 HR132/156 獲得標高390m 2016/12/19 [申し訳程度のバイク練] 昨日の30km走で股関節がバラバラになっている感じ。 ちょっと走りたい気分だけど時間が無いのでローラーにしとく。 とに角自転車足りてないし。 2016/12/20 [疲労抜きたいラン] 疲労抜きラン。昼間は暖かかったが夜は手袋をしていても冷たい。 のんびり短く走ると決めた代わりに本門寺コースへ。階段のところで異様な疲労感が炙り出る。 身体は軽くならず、後半に行くほど無理なことをしている印象が強くなった。30km走の影響がまだ残りそう。 今日もAurvanaで聴きながら走る。古いiPodが4時間過ぎても電池が切れない。これなら買い換えなくてよかったか。 2016/12/21 [貧乏くじ案件] 夜10時まで残業で何もできず。今月末のプレゼンに向けて最後の追い込み。今のシゴトはまさに南極で氷を売るような新規事業の加速支援という貧乏くじ引いたような案件。ただ、最近少しずつ、可能性は無くはない気がしてきた。僕の中にも独自のアイデアが出てきた。もちろん仮説だらけの絵に描いた餅ではある。だがあいにくメンバーには関心を持たれない。そもそも加速支援者自らが動くことではない。 2016/12/22 [Lose-Lose] 宅配便を待つために走りに行けない…が、結局来なかった。改めて確認したら明日だったよ失敗した。 宅配便問題ってどうにかなんないかね。昼間に来られたって居るわけないのはもう判りきってるだろ。毎回律儀に二度配達するのも実にアホらしいはずだ。これはwin-winの反対で、lose-loseだ。こんな、誰もが今すぐ解決してほしい問題がそのまんまってどういうことだろうか。 明日のハーフマラソンを意識したわけじゃないが今日もオフになってしまった。 2016/12/23 [足立フレンドリーマラソン→TKD忘年会] 足立フレンドリーマラソン(ハーフの部)レースレポート この大会のあとチームTKDの忘年会が近くで予定されている。メンバーの多くが参加して、いつになく賑やかだ。さらにこの大会では3人の合計タイムを競う団体の部があり、M浦さん、まめきち。K野さんでガチに入賞を狙える女子精鋭チームを構成。男女混合でも複数チームを構成したが、こちらはそれぞれのタイムが同等になるようメンバーを調整。内輪で競うのが目的だ。 めっちゃ暖かい、というか暑い。じりじりと太陽が照りつける。12月だというのに20℃近くに上がっている。手袋もアームカバーも今日は要らない。カントクは念入りに日焼け止めを塗っている。 アップのため1.5kmほどコースを下流方向へ走る。コース途中の簡易トイレは空いていて、落ち着いて利用できた。これは使える。引き返す途中で、10:30スタートの10kmの部がドドッとやってきた。なかなかの迫力だ。 会場内のトイレは混み合っており、寄るのを諦めたが、程なくして後悔する。今朝の体重は60.5kgで相当むくんでいるはずなのだ。 スタートブロックは細かく分れており、1時間半以内に3つもある。必要だろうか? 60~69分の枠に並ぶ。軽く100人くらいは居るけど。どうやらゼッケン番号の若さと申告タイムがリンクしているようだ。尿意がかなりのレベルまで達している。走りに集中できないのが痛い。 11:00 ハーフの部スタート スタート後も周囲のペースは似たような感じで、決して前過ぎることはなかった。1月のハイテクハーフと同様、M浦さんに着いていくプランで考えていたが、微妙に速く、初っ端からじわじわと離される。2km地点ですでにへたばってきた。ほぼキロ4ペースで決して速くはないのだが、どう考えても今の自分には持続不可能なペース。しかしあまりにふがいないのでペースを緩めることができない。いきなり塞がってしまい、辛いレース展開を自ら作ってしまった。 5km過ぎの折り返しコーンを回る。M浦さんからはすでに30mほど離れている。ここからは追い風に切り替わる。その直後にコーチ引っ張るまめきち。に抜かされた。4分5で刻むと言っていたまめきち。に早くも追いつかれたってことは相当垂れているか。コーチの背中を僕も借りることにする。 キロ4分5ペースは最初の突っ込みよりは僅かに遅い。なんとか着いていくことができる。追い風のためだろう、徐々に僅かな余裕さえ感じられるようになってきた。まめきち。はしきりに速すぎるとか何とかいろいろコーチにぶちまけているが、それだけしゃべる余裕があって羨ましい。 だが、10km付近のわずかな下り坂でなぜかググッとペースが上がり、一気に離される。じわじわと追いつけばいいかと思っていたが、差が縮まらない。ペースが上がったまま落ちてない様子だ。速くない? 終盤の向かい風に備え、強い追い風の今のうちに貯金を作っておく意図があるのか。 右手斜め前方にスカイツリーが見えている。「これが真横に来たら折り返しですよ」とメガホンの声が響く。まだまだ先であることを悟り、滅入る。 なんとか追いつこうと頑張ったのがオーバーペースだったようで、あるところからタレ始める。そこに追い打ちをかけるように、コース唯一のアップダウン区間であるZ坂が現れ、一気に息が上がった。ペースを元に戻せないまま無様な走りを晒していると、K野さんに追い越された。今日は調子悪いから、と後ろの方からスタートしたはずだが。 快調さを見せるK野さんには見る見る離された。TKD精鋭女子3人に抜かれ、目標を次々と下方修正せざるをえない状況にやる気を失いそうになる。もしかするとH田さんも後方で僕の背中を見据えているのか? 朝方は無風だったのにいつしか追い風はかなり強く、暑さが堪えるようになってきた。エイドでは水をしっかりもらって半分は身体にかける。汗がたれて目が染みる。 16kmを過ぎて2回目の折り返し。予想通り強烈な向かい風のため最初の1kmが4分半くらいまで落ちた。もうどうでもいいという気分になりかけたそのとき、軽快に追い越していく一人の選手に食らいつく。まいどのコバンザメ戦法、今日一番の頑張りどころはここだと肝に銘じる。さてどこまで行けるだろう。何とか集中力を保ち、まさかのK野さんのところに追いついた。そのままパスしたが、K野さんが着いてくる気配はない。 Z坂の上りの混雑をその先行者は一気に駆けあがり、着いていけなくなってしまった。幸い別の人が追い越していったので再び便乗。ゴールまで粘る。心拍ベルトを忘れてきてしまったので判らないが、たぶん160bpmは優に越えたはず。 00-05km 20:09(P4:02) 05-10km 20:22(P4:04) 10-15km 20:25(P4:05) 15-20km 21:04(P4:13) 20-goal 4:35(P4:11) total 1:26:35(P4:06) ふがいない結果には変わりないが、その中ではよく頑張れた。現実を見据えて序盤をもっと抑えていたらどうなっていたかなとも思うが。 M浦さんがまめきち。に追い越されていたらしく、僕とのタイム差がさほどなかった。I上さんも22分台とのことで、平坦コースではあるがレース条件は案外厳しかったかもしれない、と自分に都合よく解釈。 ローカルな割に大学生が出てきて意外とレベルが高いこの大会。まめきち。の個人入賞はあと一歩だったが、女子精鋭チームは予想通り団体の部で1位で、表彰式に絡むのはこれ1本かと思いきや、驚いたことに混合の部の1~3位をTKDが独占してしまった。ステージをTKDのTシャツ軍団が埋め尽くすという展開となり、さらに僕は運よく1位のチームに。Y村さん、K島さんのおかげ。 すげーなチームTKD。 近所の銭湯で汗を流し(ここの湯船の温度が最適で気持ちよかった)北千住で忘年会。マラソンの後の飲み放題では酒を程々にしてソフトドリンクを頼んだ方が調子がいい、と最近心得た。 来年もよろしくおねがいします。 2016/12/24 [イブはカヤックdeスカイツリー] 昨日に引き続き、今日もスカイツリーを拝むイベント。東大島の旧中川がカヤック練習場のメッカらしく、そこから都内に向けて走る運河をクルーズしスカイツリーを見てこようツアー。小松川公園に職場のKと朝10時待ち合わせ。また今日もKに引っ張ってもらう作戦だ。ただしカントクつき。 時計回りに4つの川をぐるっと回り、途中スカイツリーの根元まで行って折り返す。さすがにスカイツリーはかなりの迫力である。ただ、川は僕らのみでやや寂しい。カヤックは旧中川で練習するどこかの大学生と2,3組のタンデムカヤックに遭遇した程度で、他の川では誰にも会わない。途中、消防の船と、スカイツリーを発着する遊覧船と擦れ違ったのみ。サルベージ船は作業を一時中断してくれたりと、手漕ぎボートに対してとても親切なのであった。 時折、パドルをカントクと交換して漕いでみる。改めて高級パドルの差を実感した。安い方のパドルは水から引き上げる時にもったりと粘りっこくて抵抗を感じる。 途中、昨日の会場で買った1本100円のカラシ色の芋ようかんを食べる。地味なようかんで全然期待してなかったが、これが予想外。ようかんと言いつつこれはイモ100%かと思うようなイモらしさだ。生まれて初めて食ったかも。僕らの前に10本もまとめ買いしたおっさんが、仏頂面ながら「これ美味いよ」と去り際に僕らに言い残したのが気になっていたが、あのおっさんの気持ちが今よく判る。人に勧めたくなるような美味さだ。 全行程10.4kmなので、これまでの亀山湖で漕いだ経験よりも短い。3時間もあれば漕げるだろうと見ていた通り、2時間45分程度の船旅であった。ところがなぜだろうか、最後はKも僕もヘロヘロになった。無茶苦茶疲れた。右肩が四十肩のように上げられなくなった。 街中を走る川を漕ぐのは期待よりも遥かに退屈なのが予想外だった。 2016/12/25 [目標3時間練] 物練かお袖練にでも行くべきところだが、昨日のスカイツリーカヤックツアーが思いのほかクタクタに疲れて、三日連続ハードに行く気になれない。久しぶりに寝坊する。 何でもいいからウンドー3時間今日も行ってみよう。高校駅伝中継見ながらローラー。ハーフマラソン効果か、心拍が上がりやすい。140bpmを越えても続けられる。 1時間続けたかったが急に疲れてきて48分でマジ走り終了、8分ダウン。 48分間 HR132/147 562kcal 昼飯食って昼寝した後ステージ2はラン。駅伝のイメトレ効果はどんなもんかな。 ペースは遅いが、故障らしき箇所はなく気持ちよく走れている。ハーフ二日後といえば普段ならバリバリ筋肉痛で、こんなに調子よく走れることはまずない。レース後の4kmのダウンが効いたか。今回、歩くのも辛いほどの筋肉痛にならなかったのはやはり心肺系がボトルネックになり追い込みきれなかった証拠だろう。 また本門寺コースへ。しばらくこのハードコースで鍛えよう。飛ばさない限りは退屈しなくていい。2周する。 本門寺×2 23:49(P4:46) HR137/152 23:38(P4:44) HR139/153 調子いいのでランをもっと延長することも考えたが、足りてないバイクをある程度はやらんといかん。2km調整ランして帰る。 total HR135/154 878kcal 獲得標高160m。 続けてローラー。3時間になるまで続けるつもりだったが、20分辺りで急激にハンガーノックに。なぜローラーはハンガーノックを起こしやすいか。この絶妙の緩い負荷が原因だろうか。急いでビスケットを詰め込むが、もう手遅れな感じで、34分で尽きた。 HR124/140 368kcal 今回も目標3時間をクリアできず、トータル2時間42分、1900kcal。 2016/12/26 [根拠のない自信] 帰宅して炊飯のセットしたらすぐリュック背負ってランスタート。帰りにOKに寄ってく予定。かなりのスロージョグで、これこそホントの疲労抜きラン?キロ5分30くらい。昨日より脚が動かない。 汗をあまりかいてはいかん。平地コースをのんびり。 OKでは味噌と納豆と卵その他を買う。リュックパンパンで最後の激坂を上っていたらいつのまにかジッパー全開だったみたいで玄関でキノコや麺つゆが落下。ヤバーい、途中で何か落としてないかと思って急いで坂を往復。いい練習になった。 ここ1,2年で高齢ドライバーの悲惨な事故が急に増えた気がする。この原因を高齢者の割合が増加したから、ってことだけで片付けてホントにいいんだろうかという疑問や不安がある。見過ごされている別の原因が複合的に絡んでいる可能性はないのか。例えばだが、ハイブリッドカー特有の走行フィーリングが混乱を招きやすいとか。実はスマホ見ながら運転してたとか。ナビの指令に脳みそがフリーズしたとか。 高齢ドライバーは運転に自信がある割合が高い、という調査結果は興味深い。僕が免許を取ったのは大学2年の頃で、かれこれ30年近く乗っていることになり表向きはすっかり「ベテランドライバー」である。我ながらびっくりである。だが大学生の頃びくびくしながら乗った感覚の未だ延長線上であり、運転には自信が無い。車幅感覚は一向に身につかずすれ違いは苦痛だし、縁石ギリギリまで左に寄せて止めるといったことができない。高速では120km/h巡航が怖い。一時、バックは割と得意かもしれんと感じ始めたころがあったが、ある日豪快に電柱にサイドミラーをぶつけて、逆に全く自分が信用ならなくなった。 30年も乗り続けながら上達を実感できてないのだから、あと20年追加で乗っても開眼することは少ないだろう。齢をとると何を根拠に自信が持てるようになるかのか、怖い気もする。20年後には人間は運転しちゃいけない社会になっているだろうから僕には関係ない話と思っているが。 身体能力は明らかに衰えるはずなのに根拠なく自信が持てる奇妙さは、運転に限らないと推測できる。観察力、視力、俊敏性、小走りさえもできない爺婆が大きな道路を平気で横断できるのもそのひとつだろう。ほかにもそんな思い込みは山ほどある。つまるところは、客観性の崩壊であろう。 2016/12/27 [コミュ忘年会] コミュ忘年会のまえにスポセン。ピリッとトレッドミル30分1本勝負。 冬場は身体が動きたがらないので追い込み練が不足する。久々のスポセンでLT練しよう。 14km/hから始めて15km/hへ。終盤15.5km/hまで上げる。 いきなりで結構しんどかったが何とかクリア。このレベルがもっと楽にならないと。 神田で忘年会。こういう中華食べたかったんだなあ。 いつもの仲間と遠慮の要らない飲み会。心の底から楽しめた。 3月のはなももでキリオ君に負けません宣言してしまった。何としても実現させなければならない。 飲み放題食べ放題で、もう食えません。 2016/12/28 [訃報] 昨日の忘年会で食べ過ぎて体重激増。朝から外出先のプレゼンで神経すり減らし昼はしょぼい社食で済ませたのに体重減らず。 昼どきに構内でカリスマランナー廣瀬さんを見かける。仲間と一緒に颯爽と外へ走りに行っていた。毎日あの調子じゃ強くなるだろなー。 会社に戻る電車内のモニタで、キャリーフィッシャー死去のニュースに遭遇する。 僕が中学生の頃から好きだった女優。筆箱に写真貼ってた。変な趣味だ。最近、昔の面影はどこにもなく老けこんだ姿を見て寂しかった。ずいぶん年上とは言え、それにしたって母よりは若いんだし死ななきゃならない年齢とは思えないが。一つの時代が終わったなと、ぽっかり胸に穴があくような切なさを覚えた。 今日もスポセンへ。 早めに入ったが、期待に反してプールが空いてないのでジムへ。2か月連続スイム0mか。 スピニングバイクにダラダラ乗ってウォーミングアップしてからトレッドミルへ。サブ3ペースで淡々と走る。14.5km/hでちょい速め一定で走っていたら溜まった疲れを次第に感じたので1時間続けるのはやめて、2本目はテレテレと2km走ったあとに16km/hで1.3km流しておしまい。まあでも目立った故障なしで調子はいい。肌の調子、肉離れ予防、膝痛予防などにUC-IIとか効いている気がする。 帰りの電車であいていた優先席に思わず座ってしまった。 2016/12/29 [今日から冬休み] 何をするでもなく、ぐうううーたらな一日。休日を全く有効活用していない。 暗くなった午後5時、ちょっくらローラーでも。 TV見ながら漕いでたら、年末特別版Lifeが始まった。ローラーやってなきゃ完全に見過ごしていたところだ。ご褒美貰った気分。 やっぱ今年一番のヒットは星野源なのか。 ゲスニックマガジン西条は完成度を極めているな。セリフが真面目に字幕として出ると奇妙だ。 おかげで1時間以上続けられた。あまり追い込んでないけど。 HR121/133 672kcal 2016/12/30 [駒沢走り納め30km走] 今年最後のTKD練@駒沢公園30km走。通勤号アクセス。めげそうなくらい寒いのと北風が強くなかなか公園にたどり着けない。時間が追っておりこれがアップ代わりになるよう走る。カントクは時間差ですでにロング走をスタートしていた。 コースを1周アップする時間が無さそうなので体育館の脇をショートカット。 んー、身体が重く感じて走りきれるのか不安だ。実際重いし。昨日4食食っちまったしなー。 キリオ君とキロ4分20グループ編成の指示。まめきち。は4分25と言っている。あれ?そっちでもいいじゃん、というかそっちがいいじゃん、と思ったのだが、まめきち。が一人で走りたいのかもしれない。 4分20はやや速すぎる気がするので4分25狙いで走ろう。 だが、なんだかペースが落ち着かず。周の前半と後半で10秒くらい差をつけたいとキリオ君は言っていたが、どういうわけか結果はほぼイーブン。後半の上りが結構な向かい風となるが、意外と吹かない時もあったり、前半の下りで向かい風を受けたりして、条件が安定しないせいもあるか。 寒いことを恐れていたが、2周目辺りで手袋を取ってしまった。キリオ君も今日のウェアのチョイスは暑いと言っている。 2,3周目までは身体が重くて息も苦しく、最後までペース維持は厳しいだろうと思えたが、5周目辺りでやっとサイクルができてきて楽になった。 ところがキリオ君は体調イマイチなのか7周目で離脱。 楽になったのと引き換えに、向かい風の冷却に抗えなくなり、各部が冷えてきて脚腰に痛みが出てきた。東京マラソンもこれでやられた気がする。ザコ痛も若干ある。手袋をはめ直した。心肺は遊んでいる状態。 12周目に入って急に走りが鈍くなってきた。バネがなくなり、一歩一歩が進まずその場駆け足みたいな状態なので、前傾して無理やり前へ進めなければならない。 最終周はキロ4分15狙いで走ってみた。まだ30km手前でサブ3ペースがこんなにもしんどいのは絶望的な気分にさせる。 駒沢公園 2.14km×14周 9:21(P4:22) HR130/139 9:16(P4:20) HR138/142 9:23(P4:23) HR138/145 9:25(P4:24) HR138/141 9:24(P4:24) HR138/149 9:22(P4:23) HR139/143 9:25(P4:24) HR139/143 9:24(P4:24) HR140/145 9:17(P4:20) HR141/148 9:21(P4:22) HR142/146 9:20(P4:22) HR143/146 9:17(P4:20) HR142/148 9:16(P4:20) HR145/149 8:55(P4:10) HR147/151 total HR140/151 1673kcal ペースも心拍もいまひとつ安定していない。最終周はしんどかったが体感ほどは心拍が上がってない。 給水は5周目、8周目、11周目のそれぞれ最後に、TKDさんのサポートでロスタイムなしで行けた。 ダウンは2周しっかり行う。 2016/12/31 [大晦日恒例] カントクは朝から走りに出たが、年賀状を書いてないのが気になるのでそんな気になれない。だが今年は見事にノープランノーアイデアで、全く筆が進まず何もできないままタイムアウト。今年から出すの止めるってことにしようか。 例年通りカントクの実家に寄ってご挨拶。ここへ来ると時節柄か高級菓子が食べ放題状態となりついついパクパク食べてしまう。 夜に実家に帰る。観るつもりの無かった紅白を結局観て過ごす。プロ意識が強い演歌歌手に口パクな人は見られないが、松田聖子とか、バレるのを避けるためだろう、マイクで口が隠れる真正面か、フルショットか、背後からの映像。歌手の後姿撮ってどうすんだ。口パクにせよピッチ補正を控えた自然なライブ感を残せばいいのにと思う。圧倒的に白組優勢と出た視聴者票がほとんど加味されずに審査員票によって紅組勝利という不自然な事態が飲み込めない司会の女の子がポカンした顔を晒しつつ番組が終わったのが面白かった。白組は嵐ファンなどの組織票が多いとかってあるのかな。 クレーマーを理由に除夜の鐘を昼間鳴らすとした寺は、文化を伝える役目を放棄して楽なほうに逃げているだけだと思う。 |
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