![]() 2007年10-12月 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さらに遡る
2007/10/3 [銚子大会プチ考察] 10月は毎年僕にとって魔の月である。シーズン疲れや気の緩みがちょうど重なる時期なのだろう、大抵風邪を引くなどして不調が続く。今年に入って、大きな風邪を引かなくなったなと我ながら感心していたが、久しぶりに微熱モードなので今日もオフの日とした。 暇なので銚子のレースを振り返る。 ![]() 若い方が有利と言われるショートレースにも高齢化の波は及んでいる? 女性だけみればもう少し若い層が中心だ。ベテランは除き、女性の場合日常にトライアスロンを気軽に組み込みやすいのは若い人に限られるのかもしれない。 それにしても、結構ハードなこのコースで74歳の完走者というのは素晴らしい。うちのクソオヤジはもう少し若いが100mも走ればポックリ逝くだろう。 バイクコースは5kmの往復区間に500名がひしめき合っており、これは群馬CSCを300名が走っている状況と同じ密度であるが、ドラフティングはほぼ皆無だった。はっきり言って、怒ったりむかついたりしないで済み、レースに専念できるというこのメリットは大変大きい。よく、佐渡の大会関係者は、コース条件的にドラフティングはある程度避けられない、などと言い訳をするが、佐渡より遥かに密度は濃いはずであり、それは理由にならないことが良く判る。 ではアップダウンが多いお陰だろうか? それは理由の一つとなり得るかもしれないが、ツルペタな手賀沼でもほとんど集団は形成されなかった。 手賀沼と銚子では、短い区間を対面で往復するという点で共通している。実は、一見ドラフティングが懸念されるこの込み入った状況が逆に回避を促しているのではないか、と思えてきた。 前後見渡す限り誰もいない状況でも6人のドラヲ集団が形成されていた今年の佐渡は述べた通りだが、むしろ人の目が無いからこそ悪巧みの発想が増長し歯止めが利かなくなるのではないか。 また、周回という条件はペースの遅い人と速い人が同居することになる。至るところペースの合わない走者がポツポツと入り混じっていれば、集団走行は妨げられやすいのではないか。 さらにウェーブスタートという条件が加わる。別ウェーブの選手と同じペースで走っても片方にとってそれは勝ち目が無いことを意味する。ペースが合うということは実力的に拮抗したいわゆるライバルであり、そんな奴と一緒に走るのはハナッから争う気が無いのと同じ、という理屈にはならないだろうか? ワンウェイの佐渡の場合ドラフティングの恥はかき捨て、つまりやり逃げという心理が大いにあると思うが、何度も同じ場所を通過する場合は逃げられない。やはり誰へともなくバツの悪さを覚えるはずだ。 区間が短いとマーシャルも少ない人数で効率的な監視ができる。ただ銚子の場合道があまり広くないのでマーシャルも危険であり、あまり見かけなかった。 とにかく言えるのは、どんなに選手が密集しても集団化を避けることは条件によっては可能であるということだ。佐渡や宮古も、ドラフティングを容認していないで何とか回避するための知恵を絞って欲しいものだ。 2007/10/4 [スイムのモチベーション] トレッドミルで14.5km/hのチョイ速ペースで走り始める。すっかり館内も涼しくなって、脚も良く回り、この分なら1時間走れそうだと思ったが、次第に先週末の疲労がにょっこり顔を出してきて辛くなってきた。やはりレースのダメージはそれなりにあったということで、それはそれで満足。 そんな頃、隣に立ったおっさん(多分僕より若いと思う)がキョーレツに「ヘソのゴマ」臭い。ヘソがココまでこんなに臭うわけないので、実際の匂いの元は別にあるだろうと思うと益々気持ち悪い。カンベンしてくれ。居たたまれず8kmで止める。 スイムはコースが空いていたので、1500mを計る。22分47秒で先週よりはいい。短水路だけどさ。 これからしばらくは、スイムの目標が全くない。これではやる気も起きないので、チャンスが有れば1500mを計ることにした。少し前まではロング対策として2000mを計ることにしていたが、条件が良くないと計れないのと、30分間全力で泳ぐのはやはりしんどすぎて毎回やる気になれない。 10数年前のベスト21分35秒を切ることを目指し、目下のモチベーションアップに繋げよう。 2007/10/5 [東京マラソン] また落ちた。 でも、完璧に走る気になっていた去年とは違い、さほど落胆もなし。 車検を終えてカイチョーになったクルマで帰宅。途中でR357が渋滞してきたので、脇道にそれたらそこは辰巳。今日も1500m計るベー、と着替えてプールへ行くと、おにゃ? 見覚えのある体型が(顔じゃなく)。 おお、JYUさん、またまた奇遇ですね。でももうお帰りですか残念。引き続きのお仕事頑張ってください。 最初は結構いい感じ? と思ったけども、相変わらず感覚と現実にはズレがあるようで。昨日の短水路のタイムはとても出ない。500m毎に7:42、7:50、7:48で、トータル23分20秒ですた。 2007/10/6 [物合宿in与野本町] TDOやアート杯に向けて、この三連休は重要な位置づけ。気合を入れて挑まねばなるまい。 その割に、準備を怠っていた。自転車は先週のレースのまんま、ZIPP&DHバー状態、洗ってもいない。 土曜朝の首都高はやけに混んでいて、物練スタートの7:30に現地に到着。皆に待ってもらいDHバーを外さずに走ることになった。今日は見事に物ジャー100%、黄色い集団が川島の農道をババババーンと大爆走、誰も俺たちの前を走らせねえ。 途中で単独走の五十嵐さんに追いつかれた。 亀ロー経由して雀川林道へ(time=12:14 HRave/max=149/160bpm 一応ベストタイムだ)。本隊はここで横松を通って引き返し、僕と遠藤さんはもちっと山を走ろう、と落合側へ降りる。今日はとにかく1日かけて身体をイジメまくるのだ。こちらのルートに詳しい遠藤さんオススメということで、走ったことのない陣見山(じんみやま)を目指すことにした。DHポジで遠藤さんをぐいぐいぐいと機関車する。カイチョーです。 途中、秩父鉄道近辺を走っていたらピーっと汽笛が聞こえたので、慌てて行ってみると煙を上げてSLがちょうど波久礼(はぐれ)駅に入っていくところだった。こげ茶に塗られた客車の車窓から何人かが満足気な笑顔でこちらに手を振っているので「なぜ彼らは手を振りたくなるんだろう?」と二人で考えつつ、振り返す。最後尾車両はガロガロガロと興ざめな音を発していてどうやら気動車っぽいが、実はこっそり押していてSLはただのダミーだったりして。それとも発電用? そういえばSLに発電機能はついているんだろうか? 釣り客で埋め尽くされた静寂な円良田(つぶらだ)湖畔を過ぎり、陣見山への入り口から計測開始。遠藤さんのコメントどおり緩やかな傾斜が続くので、多くの区間をDHポジで上る。頂上ポイントを間違えたのでデータとして不正確だが、距離6.6km、獲得高度290m、タイムは20分弱ってところ。HRave/max=149/159bpm。 遠藤さんの位置まで引き返すと、ムシャムシャとパンを食っている最中だった。TT区間で何しとるんじゃぁ! もう1本上ろう、ということで、長瀞対岸から高原牧場に向けて上り始めるが、途中で不通の看板が。止む無く引き返す。さらに、そこの休憩所で財布が無いことに気付く。なぬー! どこかで落とした? ジャージのポケットからスルリと落ちることは考えにくく、最後に休憩した落合交差点の売店、その名も「落合の店」で落としたか置き忘れた可能性が高い、と考えて引き返すことに。 この頃になると遠藤さん、かなり黄金のタレ状態である。やっとこさ「落合の店」に引き返し、休憩した辺りをウロウロ探してみるも見つからず、やっぱ勘が外れたか、と落胆。念のため店の人に尋ねると、レジ横に落し物として袋に入ってぶら下がってた。ウォー! 奇跡的再会。ヴェリーサンクスマッチ。 普段見たことの無い、リンゴ100%炭酸のシンビーノを買う。ビンで飲むジュースがちょっと贅沢でいいね。無難で画一的品揃えのコンビニは飽きた。 甚五郎に寄っていく遠藤さんと別れ、復路はDHバーがあって助かった。目論見どおり結構走ったなあ。公園着は午後3時を回っていた。 松井さんの家にクルマを置かせてもらい、シャワーを借りて、「引っ越すことになった殿岡さん送別会アーンド落車の大事故から復活した宇津さんの退院祝い」に出かける。歩いて5分の距離にあるのだ。焼き鳥専門の店だったが、他にも色々と純和風でひとつひとつ手を抜いてない料理を味わえた。しめ鯖はホソヌマさんの箸がよく伸びていたが実に美味だった。3年ほど前に焼酎をバカ飲みして以来、焼酎がトラウマになっていたが、恐る恐る飲んだ今日の芋焼酎はとても美味くて拒否反応が出なかった。肝心な殿岡さんとはほとんど話ができなかったのが心残り。 結局、松井さんの家に泊めてもらうことになってしまった。その後も泡盛などをチビチビなめながら、酔いにまかせて我が家の醜態をアレコレ晒してしまい大変失礼しました。 2007/10/7 [物合宿二日目] トラレースも全て終わったことだし、目下することといえば11月のツールドおきなわ対策。 この短期間で効果を上げるため、的を絞る必要がある。昨年まではTDOに必要なのはスタミナ、と考えていた。だが、130kmになってもう一つ、上りの速さが求められることになった。つまり最初のフンカワの上りでトップ集団につくこと。サラ足での上りペースは僕の最大速度を超えており、源河の上りよりも遥かに勝算の見込みが薄い。 あと1ヶ月余りで克服できる課題とも思えないが、焦点を絞って意識して取り組めば、結果も少しは違ってくるはずだ。 定峰峠は、フンカワの上りにイメージが近い。定峰のほうがずっとコンパクトだがまあいいでしょう。 そこで、唐突であるがこの定峰TTの目標タイムを設定することにしよう。ここのベストは今年7月8日の15分14秒。そして目標タイムはずばり、13分40秒。約1分半の短縮である。これをTDOまでに何度かトライせねばならない。13分台とは、有り体に言って実力との間にギャップがありすぎると思うが、達成することよりも狙うことに意義があると考えるので、それでいいのだ。 聞き覚えのある目覚まし音で目が覚め、ここは何処だ? と一瞬判らなくなる。最近では珍しく、かなり熟睡していたらしい。 7時集合でも6時ちょいまえに起きればいいのでとっても楽チン。昨日の酒の肴はどれも疲労回復に最適なものだったか、疲れや筋肉痛は思いのほか感じない。若干酒は残っているか。松井さんと朝食をいただき、一人こっそり暗闇の家で仕度して出かけなくてもいいこのありがたさ。 昨日散々「定峰行こうよ〜」と騒いだ為か、今日のお題は既に決定。50kmの部に出場の松井さんも、「おきなわまでに定峰は3回は上らないとな」と、志は同じようだ。寒さが残る中、まずは西平セブンを目指すことになった。途中の信号ストップで5-6人のトライアスリート集団(含むマミコさん?)に追いついたが、走り出すと再び離されていく。それに反応したのか定かではないが大浜さんがペースアップ。ところが米谷さん以外着いて行く気が無いらしい。「行くところまで行くしかなーい」とけしかけて、僕は集団に戻り二人だけ先に行ってしまった。途中で待っているだろうと思っていたんだけど、結局明覚駅まで二人逃げ。どもすみません。途中MONさんとすれ違う。パートナーと練習とは羨ましい。 西平からは本格走り。松郷峠は重いギアでジワリと踏むペダリングで省エネ走行。最近あえて低回転で上るのが癖になってしまった。調子良かったのはここまで。落合交差点過ぎには河野さんや大浜さん、山本さんが集団のペースを上げる。何がご不満で上げるですかー?傾斜がきつい赤絨毯手前で集団は分断され、しばし浅倉さんに着いていたが太腿の芯がチョー酸っぱい。マイペースに切り替えても筋肉は破壊されたままで、白石車庫前でベストを脱ぐという口実でレストを入れたが、とても復活には程遠く定峰TT区間は途中でプッツン来てタレまくった。 定峰TT区間 17:40(best+2:26) HRave/max=144/152bpm 新目標を掲げ早速の定峰ではあったのに、よりによって目標タイムより4分も遅いとは、先が思いやられる。 周回錬の後に合流した松村さんらカネコ組はさらにタレまくっていたので、ま、人間疲れたときはそういうもんでしょう、とキモチを前向きに。 帰りは相変わらず河野さんが鬼引き。乗せられて上げまくったら、筋肉にトドメを刺せたようだ。 この二日でみっちり濃厚な練習ができたのも、松井さん宅に快くお招きいただいたお陰に他ならない。ご家族の皆様に、感謝。またお世話になってもいいですか? 2007/10/8 [さわるな危険] 自転車であからさまな筋肉痛って久しぶりだ。こんな荒れた天気の今日も朝方雨の降らないうちに走っている人たちがいると思うと信じられない。 昼に愛くるしいハラペーニョ入りパスタを作り、夜、ローラーに乗る。それらに深い因果関係は無い。 乗り始めて30分くらいしたら、DHバーを握る右手先がどうにも痛くて堪らなくなって来た。シロモトのメーターがちょうど7000kmを超えたところで終了。シャワールームに直行すると、手がやけどのように痛くて湯につけられない。 ほんの一切れだったがちょっと細かく切る為にいろいろ触ったかもしれん、もはや火傷と変らず、ホットバルムの比ではないよこりゃー! ハラペーニョは素手で触ってはいけませんね。 2007/10/11 [客観的に見て] 今年は奇跡的なことに、2月のノロ騒ぎを除けば未だガツンと風邪を引いてないが、先週金曜あたりから微妙に風邪一歩手前が続いていた。週末練で抵抗力ゼロになっても何とか無事やり過ごすも、昨日一昨日辺りは気分がすぐれず昼飯もイマイチ食いたいものが見つからない。日頃過剰な食欲をもてあましている身としては、この程度でもかなり珍しい状態。 今日 ようやく鎮火方向に向かってきた感じがしたので、夕方会社をドロンしてちょびっと近所を自転車練。日没時刻を読み違え、途中から真っ暗になってしまった。平地をだいたい35.5km/h巡航がいいところで、DHバーがないと優に2-3km/hはトロいなー。自転車のこのスタイルって、もともと速く走るように出来ていないんじゃねーの? と思ってしまう。単にポジションが合ってないってことかね? さて、今は自転車的脚力において自分史上最強と言えるんだろうか? とりあえず大きなブランクもなく練習は滞ってないので客観的にそう考えても間違いじゃない気がする。実感として薄いのは、絶対的尺度ではレベルアップがほとんど図れていないからだろうが。いずれにせよ週末のアート杯は例年になくいい状態で迎えつつあると言えそうであり、泣いても笑ってもこれが実力ということになるだろう。周りはすみやかにAやSに行ってしまう中、Cクラスにどっかり居座ってしまっている。そのうち座りダコができてしまうぞ。 2007/10/14 [レース日] JCRC第9戦 アートスポーツ杯100km Cクラス レースレポート 2007/10/16 [筋肉痛新理論] レース翌日の昨日は、喉は痛く微熱はあり、気分はどこまでもどんよりして、風邪の半歩手前ってくらいにかなりヤバイ状況だったが、Co-Q10とエキナセアを飲みつづけたら今日は調子が良くなった。いったん切れた集団に追いついたくらい、僕にとって珍しいこと。 その代わり、昨日はどこも全く自覚症状が無かったのに今日は強烈に筋肉痛。しかも脹脛だけ。歳を取ると出るのが遅いとは言うけれど、ここまで0%と100%の差があるのも驚きだ。佐渡ではレース中すでに痛くなっていたのに、この違いは一体何なのだ? そこで一つの仮説を思いついた。佐渡は言わば遅筋パワーの最たるものである。対する群馬戦はかなり瞬発系に近い。速筋だ。 遅筋の筋肉痛は比較的すぐ症状が現れ、速筋はその逆に潜伏期間が長い。 速筋を鍛えるといえば、マシンでの筋トレ。ここでバタフライをやると、吐き気がするくらいの筋肉痛が二日目に来る。この仮説は当っている気がするなあ。 誰か既に言ってたらごめんくっさい。 2007/10/18 [Gold to Gold] 午前休をとって、ケーサツ署で免許を更新。5年前と顔が全然違う。正確には、頭周辺が違う。 安全協会? はい、払いましょう。もういい歳なのでケチらず寄付のつもりで。 ものの数分で終わったので、ローラーに乗る。群馬の腑甲斐なさが思い出されて追い込んでしまった。多分に漏れず僕も風邪気味な今日この頃なので、後でかなりクラクラした。 2007/10/20 [西平周回練] 自分史上最速エンジンを搭載して挑んだ群馬戦は、最終周でエンジンが焼きついてしまった。まだまだハシボーということで、おきなわまでの残り少ない期間を全力でイパネマなるまい。 ってことで、今日はあの、例の、恐怖の定峰白石3周回練である。どひゃー。 集まりました物好きが。僕C、丹羽さんB、浅倉さんA、慈朗さんA、以外は全員Sクラ。注目は、若手No.1の小野口さん(お初です)、そして亀ローでは、S、SSのトータルチャンピョン、サナダンナがブビブビと言わせながらクルマで登場。オーラ出まくってる。 さて、そんなコワモテS軍団にヒーヒー言いながらとりあえず定峰手前の赤絨毯までは先頭交代してついていっただけでも十分俺様は偉いと思うが、ここで自然に切れてジエンド。S以外で唯一慈朗さんが定峰途中まで喰らいついていった。凄い。以降、浅倉さんを10m先に見据えながら慈朗さんと定峰をクリア。それにしても見事に、Sとそれ以外で実力差が如実に出たもんだ。 定峰TT区間 15:59(best+0:45) HRave/max=158/160bpm 心拍数的には物凄く頑張ったと思うが、タイムは平凡。ま、アプローチであんな脳味噌パーなスピードで走った割には良いほうかな。サナダンナも2度ほど、「速くないっすか?」と漏らしてたし(言ってることと、顔の表情が一致してないが)。 続けて白石まではヘロヘロ一定で。 今日は午後から別件があるため、1周して松郷だけもいっかい上ってお終い。そんなわけで、最初から3周する気などなかったので、周回練という表現は実は正しくない。 Sクラの熱いバトルは当然全く視界に収めることなく、帰路へ。 上村さんと浅倉さんの3人でやや向かい風の中すっとばしながら帰る。うげー、かなりしんどい。白石峠上って今日のアベ30km/hってすごくない? 西平周回 各ポイント間のタイムと心拍(平均/最大) 西平→松郷 5:44(157/168) →白石車庫トイレ 33:12(146/165) →定峰 15:59(158/160) →白石 10:16(149/160) →西平 17:52(107/155) 1周トータル 1:23:03 →松郷2回目 6:40(144/165) 最初の松郷頑張ったなあ。 午後は、ほどよい気候の中、府中の「郷土の森公園」を散策。仄々としてマイペースな感じがなかなか気にいりました。 2007/10/21 [飽きずに定峰] 二日連チャンの物練。昨日の疲れは意外と残ってないけど、無性に眠くて朝起きるのが辛かった。 集合場所はかなり盛大。んーと、15人前後居たかな? 3班に分かれて出発。先頭班で走っていたが、今日は結構向かい風が強く、荒川CRであっけなく、切れた。 ここは鬼門だ。 本日も飽きずに定峰行き。マッタリアプローチで助かる。落合過ぎにややペースアップしたが、それでも昨日より5km/hは遅いだろう(ただし疲れもあって結構苦しいが)。赤絨毯手前でモリーが後ろからドバビューンと抜け出す。派手なパフォーマンスしてくれるじゃねーか。すかさず屋代さん反応。昨日3周した人とは思えない。第2グループ5人ほどで定峰TTに入り、定峰では珍しく練習っぽい雰囲気のなかを上れているぞ。 やがて小湊さん、慈朗さんと3人のバトルになった。かなり絶妙な均衡状態で、しんどすぎ。走っているうちに新しい走法を編み出す。某店長のブログネタをヒントに、超前乗りでぐいぐい踏み込む走り方。いつもなら上ハン中央を持って後ろ乗りで走るけど、上体が前に出るのでブラケットを持つ。遠いハンドルが初めて役に立った。体重を利用するためか、かなり追い込んでも筋肉が意外と粘る感じ。おきなわで使えるか? 終盤でギアを二つ上げて抜け出したが、慈朗さんには通用せず、最後はダンシングで差をつけられた。んー、やはり元々強い人は調子を上げるのも早いな。 定峰TT区間(Polarスイッチ不良で不正確) 約15:25 (best+0:11) HRave/max=156/160bpm 二日目の割にはベストに近いタイムが出た。バトルの賜物だろう。 ホソヌマさんの提案で、僕と慈朗さん3人で秩父側へ降り、丸山林道上り返し。慈朗さんにまたしても数分の差をつけられた。ホソヌマさんもウルトラ級新車効果もあってか調子を上げている。 疲労困憊にとどめを刺した。 風邪ひいたっぽい? 2007/10/22 [いよいよ決壊] 昨夜、ダムが決壊したかのように一気に風邪に突入してしまった。膝出しルックで寒かった、などの理由ではございません。たぶん。 珍しくシゴトが休めず、ボーッとしたアタマとズキズキする喉でトボトボ出勤。どうせ休んだって治るわけじゃないので同じことだが。 職場では、ゲホゲホと咳を連発し黄色い痰を吐いたようなえげつないくしゃみがいたるところから発せられており、お前らウルサイ。そんな重症で、会社に来るな! いちばんマトモなのは僕か? ってくらい風邪が蔓延している。季節の変わり目で皆どっかやられている。 さて、今年は風邪だろうと可能な限り練習もすることに決めている。ヘタに安静にしているからいつまでたってもくすぶってしまうんだ。ガツンと行くところまで行って、ドバーっと死にそうなくらい熱出して寝込めばケロッと治る。 と、いいんだが・・・。 今日は週末の疲れが取れないという理由でOFF。 2007/10/23 [40のとんだ置きみやげ] 有言実行。なにが? 風邪でも練習することが。昨日ネタにしてしまった為休むわけには行かなくなったが、正直やはりやる気が湧かない。 久々のラン。スイムもご無沙汰だし、まったく、トライアスリートじゃないね。スロージョグでも結構足がガクガクになったが、風邪のせいなのか、久しぶりだからなのか、よく判らない。 それより何より、超ショッキングな出来事が。 日頃トレーニングで身体をよく動かしている人に加齢臭はない、という法則については、★ひゅーず★さんも論文発表しているし、僕も過去のレース遠征で相部屋になった人で加齢臭を発している人は覚えがない。この法則はほぼ間違いないものと思われていた。 ところが、その法則を根底から覆す反証となる人物がとうとう現れた。 何気に今日、母親に「加齢臭臭い」と言われてしまった。なんだよ自分だったのかよ! いつ頃から? と問い詰めると、半年くらい前から、とかなり具体的かつ信憑性の高い証言。 あまりに落ち込んで飯も喉を通らず、どんぶり2杯が精一杯。 みなさん、僕が前を引くときは、加齢臭にご注意ください(笑)。 全然笑えない。 2007/10/25 [舐められる1日] 出張先で合流した東北の協力会社の4人(いずれも若い)は100%喫煙者で、クルマん中だろうと会議室だろうと所構わず吸いまくって、逃げ出したくなるくらい辛い。時代遅れな会社とその社員の意識に、彼らに仕事を任せていいんだろうか、との考えがよぎる。営業マンなら、客(私)の前で少しは遠慮しろー! 燻されつづけて5時間、折角治ってきた風邪もお陰でぶり返した。 最近PolarのPCへの転送が不良で、電池不足が原因かもしれない、と思い、帰りがけ御徒町へ寄る。 レジで待っていても全然来てくれないので、「すみません」と声をかけたのが気に障ったのか、この店にしては珍しく横柄な態度の店員。悪い予感がする。Polarの電池交換を頼むと、「3週間くらいかかりますがー」との返事。 この店で売っているこのPolarという道具が3週間も使えなくなることの不便さをまったく認識していない無神経な受け答えにまず意表を突かれた。車検だって1日で行う時代に、たかだか電池交換で、一体誰が3週間という納期にすんなり納得できるというのか? 毎日1000個のバックオーダーを抱えているとでも? 以前頼んだ時はもっと早かった、と多少粘ってはみたものの、彼が代理店に掛け合うなどの誠意を見せる余地はゼロだったので、早々に諦める。頼んだ相手が悪かったかもしれない。 アートスポーツに足を伸ばす理由はますますなくなってきた。 3週間後じゃTDO終わってるしな。しゃーない自分で取り替えるか。 2007/10/26 [使われない筋肉が多い] なんか、相変わらず風邪がひどまっている(誤用?)。熱っぽく鼻血も頻繁に出るので、練習なし。偉そうに宣言しておきながら、青すぎですかね? 二日前のランの筋肉痛が結構尾を引いた。かる〜いジョグだったのに、ほんの18日間のブランクだけで、こんなにダメージを食らうとは意外だ(18日間も走らない日が続くなんて一生涯ありえない、という人も何人か知っているけど)。 10月はすっかり自転車に傾倒しており、過去なんどきよりも速い自分。と息巻く(くだ巻く)ほどであるが、こんなしょぼいジョグで筋肉痛ってことは、自転車の練習は、ランには何の役にも立たないってことの証明だ。 それに、自転車でかなり脚全体を限界まで使って使い切っているつもりでも、今筋肉痛になっている部分の筋肉は要するに使われずにただ一緒にくっついていただけであり、なんだよ何してんだよ! ちゃんと働けよ! 働かなきゃ重いだけだろ? ということになる。不思議だな。 逆に、ランの練習は自転車の筋肉を高める効果があるだろうか。TJ誌によれば、トレイルランなどでほぼ代替しているエリートトラ選手もいるようで、いくらか効果はあるみたい。実感としては僕も、ラン走行量が多い時期は、ダンシングがとても楽に感じる、という傾向がある、というか坂はダンシング6割くらいになる場合も。そういえば、最近は定峰を登るにしてもすべてシッティングであり、それしかありえないってくらいである。ダンシングをここぞという時に使う自信がまるでない。 やはりランも少しは続けたほうがいいよなー。そうするって言ってたんだけどさ。 早く風邪治そう。 2007/10/28 [何かと諦めが早い] おきなわを見据えた、高強度とボリュームやや多めの周回練メニューの日。 1年前の今日、毛呂運動公園を基点とする「清流林道登り・宿谷の滝下りコース」周回を行っており、今年もこの日のメニューに持ってくるところが、奈良さんの律儀な一面を感じさせるところ。去年は初っ端で切れたが、ソロ走りとしてもなかなか面白いコースで、当時との実力差を測ることが出来るので楽しみにしていた。唯一、Polarが出張中のために関連データが取れないばかりか、ラップを残せる道具が一つもないことに気付き、やる気を削がれる。ちなみにPolarは直接サービスセンターに送付し、3週間どころか6日で帰ってくる予定。某店員には随分と吹っかけられたもんだ。 昨日は一日中雨で台風まで過ぎっていったが、お陰で十分休養でき、風邪も粗方抜けてきて、今日の物練はまあ問題なさそう。今朝は台風一過なのか良く晴れて気温も高め。でも風邪を追い出すため意図的にやや厚着とする。 ジャパンカップなどレースが重なった為か、割と人数少なめで10人くらい。亀ローで数人合流予定。 走り出して気付いたが、今日はなぜか力が入らない。腑抜けだ。ついでに気持ちも入らない。亀ローまでの平地は、奈良さんと小野口さんがつるんで先に行ってしまったので、暴力的ハイペースは避けられたが、先頭を終えて最後尾まで下がってからの加速が毎回辛く、陸橋手前の向かい風がきつくなったところであっけなく諦めて切り離す。切れるともう、今日の練習お終い、ってくらいやる気出ねー。クサってトボトボ走っているところを岡部さんに見られ、難癖つけてきたクルマと思い込み無視してすみません。 もはや集団には追いつけないので、放置プレーしていたパンクの小湊さんと同伴の慈朗さんを交差点で待つことにした。亀ローまでもう僅かだけど、どうにもこうにもやる気が起きないので。しかし、待てど暮らせど二人は来ない。 諦めて亀ローに着いたときにはすでにもぬけの殻。はて、今日の周回練の場所はどこに決まったんだろう? 奈良さんの上着が某所に隠されているところを見ると、予定の毛呂方面が見送られたことは間違いない。ウェットな下りがヤバイと読んだのだろう。となれば第2候補の物見山大周回ですかね。ちょうどやってきた慈朗さんと、物大シューを逆走することに。依然として力の入らないふにゃふにゃした走りで、体調不良ってこういうところに出るのか。 だが物大シューはハズレ! 慈朗さんすみません。亀シューに向かうと、いたいた走ってる。逆走してトップを探すと、一人来たけどオーベストジャージ・・・。でもよく見たら島田さんだ、つまりこれは逃げている先頭だ[後日追記:島田さんはこのとき偶然居合わせただけのようで、その後パインズを鬼引きした挙句、途中離脱したらしい]。つづいてパインの二人が続く。強いな。7人ほどのメイン集団に合流。すでに5周目も終わりのところだったらしい[メニューは1周少ない11周とのことで、4周目終わりだったようだ]。随分サボっちまった。 腑抜け状態につき、即切れを覚悟したが、集団の士気に影響されてやる気を維持できている。 途中合流の二人が集団に加勢したら、逃げている三人に対してフェアじゃないので、その辺は気をつけて走る。だが逆にマッタリ傾向にしてしまったかもしれない。三人とは徐々に離され、終いには見えなくなってしまった。奈良さんが徐々に上げに転じてきたので、出来る限りドカンと行くようにする。その頃にはもうすっかり限界状況になってきて、気を抜くと抑えになってしまうので要するにいつ何時も全力で、ってこと。やがて一人を吸収したが、カウンターで奈良さんがアタック。諦めの早さがここで出た。結局千切れたのは僕だけ。粘ってついていくべきだった。このときのアタックは一瞬だけで、数十m先を走っているがもはや手遅れ。残り3周あったが、どうにもこうにも走る気力がなくなり、2周で止めた。またしても諦める。 最速ラップはおよそ13分45秒くらい? 亀ローで一人アイスを食う。この季節にアイス直行ってすごいね。それくらい暖かい日で、長袖は完全に暑すぎた。 帰りは平和なペースで流し。風邪がすっかり吹っ飛んだ気がする。 デポ地に戻ってきて、屋代さんに走行距離を訊ねると、僕とは25kmも差があった。サボりすぎだ。 帰宅途中で気付いたが、肺の1箇所がぶつけたみたいに痛い。病み上がりで思わぬ負担があったんだろうか。帰宅後ジョグしようか考えるほどの余裕が感じられたけど、この季節に無理してランすることもないか、とほどなく却下。諦めてばかりの1日だった。 2007/10/29 [体重少し増加] このところ酒はずっと断っているが、禁酒を誓ったからではなく風邪で飲みたくないため。その割に体重は62.3kg前後で1kgほど多めで推移している。多分筋肉だって増えているだろう、ということでさほど気にしてない。 だが今日のトレッドミルは、随分と重い奴がドタドタ走っている感覚で占められた。1kgの増加分とは思えないほど重く、単にランがサボりすぎということだろう。やはり人間、この上下振動で刺激を与えないと体内の色んなもんはナマッてくる気がする。 さっさと済ませようと14km/hで走ったのがいけなかった。途中でピキッと脹脛が切れる。こういう練習はホントに良くない。反省し、二度と繰り返さないようにしないと。 ミキ日記のミキさんをもっと見習おう。普段はかなりスローに8-10kmをジョグるだけの毎日だが、フルでは軽々と3時間を切ってくる(基礎が元々違うとも言えるんだが)。要は継続こそ力なり、なのだ。 2007/10/30 [テーパー期間] にはすでに昨日から突入している。 毎回斬新なネタで驚かせてくれる、TJ誌の彦井氏のコラムだが、たしか先月号にテーパリングに関する最新の研究結果が紹介されていた。要約すると、練習の質と頻度は変えずに量だけ4-6割段階的に2週間かけて減らす、以上。早い話が、普段の練習を半分くらいで切り上げる、というだけのことでわりとシンプル明快である。例えばイージーペースに切り替える、といった考えは間違いのようだ。4-6割の範囲で段階的に、ってのが従来の感覚だと若干違和感がありそうな。その言葉どおりもっと傾斜がついているもんだと思ってた。直前は普通4割もやらないよなー、とか。 さて、これは日々みっちり練習をこなしているプロ級アスリートが対象であるから、週一度まとまってしかやらない僕の場合、考えをそのまま当てはめるのは無理がある気がする。そんなわけで(どんなわけで?)、明日は午前休みをとってコソ練予定。 2007/10/31 [コソ練in長柄ショート] AM休暇の限られた時間内で、みっちりキツいコース取りをするなら千葉方面が最適。この季節に東南の方角へ走ると、真正面にくる朝日の眩しさに窮するが、そのへんはちゃんと考えて、どんより曇りの今日を選んだ。千葉市内はざあざあ降っている。行き過ぎだ。 いつもの長柄120kmコースを走るとタイムオーバーなので、養老TT区間カットの95kmコースに決定。テーパリング中だからちょうどいい。日の出の6時を10分過ぎてスタート。雨は止んだが路面は完全に濡れており、走り始めは寒くて萎える。平日の早朝にここを走るのは初めてだが、途中で出会う登校途中の小学生に「おはようございます!」と大声で挨拶されてびっくりした。この界隈では、見ず知らずの妙な自転車乗りにも挨拶する決まりらしい。いい事です。 何度も言うように、自分史上最強のはずであり、ハードな養老TTをカットだからアベ30km/hはかたい、との計算で予定を組んでいたが、10kmも走らないうちにそれが到底不可能であることを悟る。平地で31km/hってなんじゃこの遅さは。上りも冴えず、濡れ濡れの下りはビビり、やる気も幻滅。それとも、やる気がないから遅いのか。卵と鶏の関係だ。そのうえ復路は向かい風になった。いままで追い風だったのか! ベストの31.5km/hを余裕で下回る、28.1km/hで終了。 どう贔屓目に見ても今が一番強いとは言えない結果が出た。確かに、記録の出た5月は総合的に練習量が多い。今月は、自転車の走行距離こそ増えたが、他の二種目の犠牲の上に成り立っている値であり、内容的には大変ショボイ。 んー今ごろ気付いても遅い。困ったな。 VXRS+WH7801Carbon スタート直前おにぎりとチョコパン食す 道中摂取物 カテキンウォーター300ml 2007/11/1 [トライアスリートになろう] ガキの頃は豊橋で過ごしたので、隠れ中日ファンである。それにしても、今日の落合はありゃなんだ。ああいうのを見て、「勝つための冷静な決断を評価する。」とかオモンナイことを抜かす人は誰だい? 山芋がヒーローになるとどうしても困る腹黒い理由があったに決まってる。ヤダねープロの世界は(断定)。暴言ついでに、MVPの中村は嫌いだ。 プンプン、と怒りながら小雨の夜をジョグ。5日で帰ってきたPolarを装着して走る。新品に生まれ変わったような気分。驚いたのは、電圧低下でPCに取り込めていなかった走行データがきちんと残されたまま帰ってきたことだ。 夜のしっとりした静けさが気持ちいいね。いつもの海沿いの公園を突っ切っていると、小鳥が慌てて飛び立っていった。この真っ暗闇な野原を寝床にしていたらしく、キキキと寝ぼけた鳴き声でそこら中から飛び出していく。ごめんごめん。こんな地べたで寝てたのか。 8kmくらいで左脹脛がパンパンに張ってきて、今にもブッチ切れそう。こんなスロージョグなのに走りに支障が出るとは。史上最強がどうのとか言ってる傍で、10kmも満足に走れない、今世紀最弱なラン。これはマズすぎる。到底トライアスリートとは言えない。反省。11月はきちんと走りこもう。 2007/11/3 [定峰TT×2] TDOに向け、(僕にとって)最後の物練。 本日のお題は「物見山周回10周」。遠路遥々江國さんがやってきたりして、相変わらず盛況な周回練。楽しそうだ! しかし、定峰TTという宿題が残っていたので、後ろ髪を引かれつつ物駐で離脱する。物シューは上りが長くきついので集団に残れない。あまり思うような練習にはならないだろう、ということで自分を納得。 幸い慈朗さんが共通コンセプトで付き合ってくれることになった。HCレースを控え白石峠で修行する岡部さんと3人で西平方面へ向かう。慈朗さんは超合金スカンジウム製ニューホイールを履いている。さらに河野魂で焼き入れ加工してあるらしい。フレームとタイヤの色が綺麗に揃ってますね。 TTに備え、松郷はさくっとクリアし(全然走った記憶が無い)、落合を過ぎても140bpm前後でペース走。しかし、コソ練の影響か、AT値以下で楽なのに脚には疲労がどんどん積み重なっていく印象がある。今日の定峰TTはあまり望めそうにない、と感じる。 白石車庫トイレに寄り軽量化、上着を2枚脱ぎ本戦態勢であることを言い聞かせる。8分以上ウダウダして脚が完全にリフレッシュしてから定峰TTスタート。 「徐々に上げていく」と言い残して慈朗さんがロケットスタートですっ飛ばしていった。言うこととやることが真逆。慌てて追うが、一気に開いた差は全く縮められない。26km/hとかトンデモナイ速度になっている。これを維持できれば、BS田代選手の記録に並ぶことが出来る。 2km過ぎあたりで追いついたものの、序盤のハイペースが祟り、目標も見失いタレ始める。抜きつ抜かれつが続き終盤1km手前から全力に切り替えたが、最後にダンシングで交わされ応戦する力はもう無し。 最近上げに上げている慈朗さんにほとんど遅れをとらなかったのは上出来。 定峰TT 14:27(best-0:47) HRave/max=153/164bpm 念願のベスト更新と相成り、疲労がたまっていたわりには期待以上のタイムが出たが、13分台の壁は厚いことを二人して痛感する。久々に喉の奥で血の味がした。咳がしばらく止まらない。 いったん下り、再びトイレ前で10分以上ウダウダしたあと、2本目を走る。7割ペースで走ったがラスト1kmくらいから本気モードになった。 定峰TT2回目 16:15(new best+1:48) HRave/max=140/155bpm Polarを見ると、心身ともに限界だった1回目の中-後半にかけて、楽な2回目とほとんど差が無いところが見られ、結構中だるみが激しかったことを示している。1回目のペース配分をもう少し上手くやれば10秒くらい短縮の余地はありそうだ。 ![]() 続く白石峠にて、FitteのA木さんと遭遇。九州からたまたま里帰り? の途中だったらしく、なんという奇遇だろう、これは驚いた。夏の落車骨折が響いて沖縄は見送りとのこと、残念だ。 西平セブンでお昼を食べていると、周回錬では物足りなかったのか、江國さんが一人で白石のほうへ走っていった。精が出ます。 すっかり使い果たした脚で帰ってくるのは大変だった。良い練習ができた。 帰りがけ、FITTEでZIPP808の振れ取りをしてもらう。買って2週間後には振れに気付いたので、初期振れ(という現象があるのかどうか知らないが)だと思うが、思いもかけず重症だった。一部、左右どちらにも振れている箇所があり、つまり膨らんでいるので振れを取りきれないというのだ。買ってすぐに峠に行った記録は残っておらず、熱変形は考え難いのだが。ただ、粗方振れは取れたので実用上は問題ない。それと、アルミニップルがすでに変形しており、ニップル回しがマトモに入らない。これは工場出荷時からいじってないので、メーカーでの組み立てが粗雑であることが考えられるそうだ。アルミニップルは、スプリントなどでブッチ切れるらしい。あまりロードレースで使うべきではないね。 ZIPPのハブは大したもんじゃないから、ZIPPはリムだけ買って然るべき人に手組みをお願いするのが賢明かもしれない。 2007/11/4 [レイトエントリー] ZIPPをつけて、決戦仕様で舞浜を試走。んー、相変わらず遅いな。DHバー欲しい。 振れはやはり大して取りきれておらず、これは群馬やウェットな修善寺では使用不可だ。おきなわはブレーキ必要ないからオッケー。 ランの衰退を痛感し、練習の必要性を感じる今日この頃。思い切って、つくばマラソンエントリー。締め切り1時間前だった。以前も、エントリーしておきながら、おきなわ疲れの波に抗えず二度に渡りDNSだったが、今年こそ間髪入れずランに切り替えて冬への下準備をしておかねば。 目標タイムには、適当に3時間20分と書いてしまったが、かなり厳しいかもしれない。 2007/11/6 [トップ10] 昨日のランで、左脹脛が痛い。慢性肉離れ痛で練は無し。 帰りがけ、近所のスポーツ店に寄っていく。トップテンおいてますか? なんですかそりは? わかりました。 代わりに腹筋ローラーを衝動買い。980円。意外とマッサージ器にも使えそう。 おわり。 2007/11/8 [トップ10ふたたび] 腹筋ローラーで予定通り二日後に筋肉痛。 ヘビースモーカー出張がまた入ったので、被害を最小限にするために新幹線の便をずらし、一人自力で現地へ向かう。心地よい秋晴れの中、榛名山麓の伊香保へ向かって坂をウォーキング。昨日までの脹脛痛も消えて、体調が整ってきた感じ。 帰りがけにトップテンを買いに御徒町へ。945円! そんなに高いもんだったのか! 容器がえらい重いな。 自分には明らかにオーバースペックな登山用の、45リッターのリュックを買う。これで、おきなわ荷物もOKかな。 2007/11/9 [準備] いよいよ今年3つ目の本命レース、ツールドおきなわが迫ってまいりました。 去年よりもパワーアップした物ポンズツアーで明朝羽田発。ハイエース三重連で名護までコンボイ走行予定。どんなもんだろ? 今年は荷物を事前に送ってない。2泊しかしないんだから、何とかなるべ。荷物削減のため、本番ウェアは着ていく。レースでどうせぐしょぐしょに汗かくんだから一緒でしょう。作戦は一つ。慈朗さんに着いていくこと。単純明快だが果たして・・・・。 2007/11/11 [レース日] ツール・ド・おきなわ市民130kmの部 レースレポート 2007/11/12 [高所恐怖症] レースも宴会も全て終わったヨッパーな夜、ホテル21世紀のベッドにて。小湊さんとホソヌマさんが同室ですでに寝ている。しばらくして僕もぐっすりと深い眠りについた。 新宿駅をはるか下に見下ろす位置で僕は箸を五、六膳鷲掴みにしつつ、崖の淵の柵に掴まっていた。うっかり箸を一膳落としてしまい、カランコロンと落ちていったその先の流し台の桶に箸はポチャンと入った。お気に入りの箸が変なところへ転がらずに済んでよかった、と胸をなでおろしたが、実はさっきから僕はこのがけっぷちのポジションから一歩も動けずに冷汗と脂汗をかいていた。要するに高所恐怖症のために柵を乗り越えて安全なところへ行きたくても微動だにできないのだ。そうは言っても新宿駅利用者たちはこの急傾斜を何のためらいもなくトコトコっと駆け下りていくわけであり、世の中の安全基準から見た自分の過剰すぎる恐怖心に辟易する。再び手の中の箸を握っていられなくなり、また一膳こぼしてしまった。箸を握るか、柵を握るか、絶妙なバランスなのだ。それを柵の外で見ている小湊さんが、早く超えてこっちに来いよ、と笑いながら叫ぶ。 かなりうなされてます。 2007/11/14 [困った困ったの連発] レース当日は何ともなく、翌日はやや張りがあり、年寄りは二日後にドカンと・・・。意外と何も筋肉痛は起きず、どうやら沈静化に向かった模様。昨日までは大事を見て休んだが、今日からぼちぼちラン開始。つくばマラソンまで残り10日ほどしかない。1日たりとて無駄には出来ない。 ここ最近、走り出して暫らくすると脹脛が張って走れなくなるので、経験的に症状が確実に出ない7km以内をスローで走る練習を毎日続け、張りが出るまでの距離を少しずつ伸ばしていこう、という作戦。 だが、今日は慎重にトレッドミルで走り出したのに、わずか4kmで症状が出てしまった。おかしい。重症だ。これは困った。すぐにスピードを9km/hまで落としてみたが、時すでに遅し。歩くのも痛い。 ランはご無沙汰なので、この性急な症状はバイクによる酷使が原因なのかもしれない。とするとバイクがしばらくお預けとなるこの先、自然に回復に向かうだろうか。 しかし、この程度でランと共存できないほどの「酷使」と呼ぶのなら、これ以上バイクパートで速くなれないことを意味する。トライアスロンのバイクがこれで満足できるレベルなわけがないし。 いったん壊れると3日はひかないが、3日も休んでられないし、代わりにバイクやるわけにも行かないし、これは困った。治してから再開すべきか、このまま騙し騙し行くべきか。アー困った。 2007/11/15 [他愛ない考察] 騙し騙しでも走れそうに無いので今日はオフ。 TDOも終わって、余韻に浸りつつ、あれこれと考えていると、今回の結果について少しずつ考えが定まってきた。当初はかなり悲観的な見方をしていたが、案外まんざらでもなかったんじゃないかと思えるようになってきた。 まず、タイムは見事に去年とほぼ同じだったが、順位は30番上げることが出来た。これは素直に、去年よりも進歩があったと見ていいような気がする。 高江の少し手前からゴールまでは、シルベスト氏が引いた2kmほど以外は独走状態。傍から見たら単に千切れ野郎の虚しい走りに過ぎないのだが、自分としては後続集団から逃げ切った、という感覚。いや、逃げ切れなかったが。 第1集団トップとのタイム差は10分ほどもあるが、源河坂まで第1集団にいたモリーやEibinさんとのタイム差は、案外少なく5分くらい。これってつまりは慶佐次辺りまでの第1集団との差、と言えなくないだろうか?源河坂や名護の平地をEibinさんが僕より遅く走ったとは考え難いし。となると、独走区間のスピードはそんなに悪くなかったんじゃないかと思える。ま、都合のいい解釈ですがね。 二つ目のダム上りは、一つ目の上りと同じ結果になる、という法則。ただし誰もが当てはまることではないと思うが。 つまりは、一つ目ののぼりが全てを物語るということ。もし一つ目で第1集団につければ、二つ目の上りもつけるはず。そうなれば、残る運命は源河あたりで決まることになりそうだ。来年は、第1集団に絶対につけられるような実力をぜひとも備えよう。まずは定峰TTの宿題を何とかクリアするところからかな。 2007/11/16 [リハビリラン] 少し痛みが薄らいできたので走る。 きちんと治るまで待ってから再開という選択肢を取ると、レースまでの練習量が致命的なまでに不足し、当日間違いなくバクダンが破裂してとても走れたもんじゃないだろう。ということで、どうせダメなら騙し騙し練習するほうに賭けてみることにした。とにかくこの時期はリスクを恐れず色々試してみよう。 脹脛に力を入れないように気遣って走ったら自ずとキロ7分になった。こんな理由で岩手のT師匠の教え通りの走りをすることになるとは皮肉だ。いつまでも走りつづけられそうな気がしていたが、5km過ぎでかすかに痛みに変化が出てきたので大事を見て家へ直行、6.5kmで止めといた。こんな程度で精一杯なのがもどかしく情けないが、明日も地道に走ろう。少しずつ耐性がついてくれればと願う。 2007/11/18 [TDOオフィシャル高低図] TDOのオフィシャルなコース高低図は、僕が知っている頃から同じ図柄だが、これは少々イイカゲン過ぎるんじゃないかと思う。 ![]() ↑オフィシャルの高低図を元に作成。距離表示はあまりに現実と辻褄が合わないので表記なし。 ↓Polarによる高低差グラフ(横軸は距離) ![]() それと、平良の関門。これはラップを押し忘れたので未だ怪しいが、平良は文字通り、たいらな地形にあるはず。上の図だと、平らな区間が見当たらない。それとも、関門所はいわゆる源河三段坂の一段目頂上にあるという意味かな? で、二段目が慶佐次ってわけだ。4回も走っているのにその辺の記憶が無い。 奥の上りが垂直ってのも無茶すぎ。Polarで見る限り、高江への上りのほうが勾配はキツい。 マラソン競技はサッカー、亀田のボクシングなどと違って法外なファイトマネーなんて無いよね? TV放映権獲得は本来安上がりだと思うんだけど、この素晴らしい秋晴れの中、オリンピック代表選考会を兼ねた、しかも2年ぶりに野口さんがフルを走る東京女子マラソンは、番組として紛れも無く上物のカードだと思われ、それ故どっかが不当に儲けている気がする。TV局としてはせめてCMを僅かにして社会に還元すべきじゃないかと思うのだが、このテレ朝中継には苛立ちが募る。くどいCMが長々と続いている間に事態は急変。中継再開と同時に男性アナが「ご覧のように、渋井が遅れておりますが・・・」とのたまう。 だから見てねーよ! んー野口さん有言実行凄いなあ。とりあえずホッと一安心。 さて、日々脹脛の肉離れがどうのとひつこいですが、その割にはテーピングという予防策を怠っていた。すっかり忘れていたのだ。アホだ。昨日はちょっと距離を伸ばしたので痛みが今日まで残り、どうしようかと考えていたらふと思いついたのだった。とりあえず簡易的に2本縦に貼り、ついでにエアーサロンパスを吹き付けてからラン開始。するとどうだろう、全然痛くない。マジですか! 早く気付けばよかった。一応昨日よりペースを落としキロ6分で走る。5km辺りで1本が完全に剥れてしまったが、最後まで快調に走れ、走った後もじわじわ痛くなることがない。こんなにテキメンだとは思わなかった。どちらかというと、筋肉の振動を抑える効果が有効なのかな。少し道が開けてきて気分も上向きになってきた。 2007/11/19 [スポクラでしか出来ないこと] 肉離れを危惧してスピードを上げられないのなら、代わりに負荷を上げよう。 ということで、トレッドミルならではの傾斜をつけて走れば高負荷トレが出来るんじゃん!ってことに今更だけど気付いた。我ながらアホだパートII。 傾斜をつけすぎると、足首の角度が鋭角になり脹脛が伸びて却ってよろしくないので、ほどほどの5%にして10km/h(キロ6分)で走る。1時間=10km目標。これは定峰をちょうど2回上ることに等しい。テーピングテープもキッチリ貼ったので大変具合がよろしい。定峰、定峰、と唱えながら走る。10km/hでも傾斜があると結構汗が出て心拍も上がる。50分を過ぎた頃から、脹脛を庇う足首が痛くなってきたので9kmで止めた。獲得標高450m也。 んー、こんな距離でも腿はかなりビンビンに来た気がする。ブヒブヒ。 スイムは、全然やる気にならないのでパス。 2007/11/21 [朝晩ダブル練] 朝錬は、今よりも練習量を増やすにはとても効率的なのは判っている。だけど朝は苦手だ。 朝練で特にイヤなのがラン。半分寝ぼけた状態で走っちゃ絶対身体に悪いだろ? でもここ数日はスロージョグしか出来なくなっているので、その程度なら半マナコでもどってことねーべ、と思い、さらに昨日は残業で走れなかったので、一大決心して起床。すっかり陽が昇った時刻ではあるが朝ジョグスタート。自宅で走ったのは25年ぶりくらいになるだろう。バス停のビジネスマン行列の横をすり抜けるのは妙な罪悪感。 追い越していった若奥様のチャリを無意識に追いかけたのが災いしたか、わずか1.5km地点で脹脛がピキーん。テーピングしたのに何てこった。いつになく痛い。でも週末までに治るわけないので意地でも走る。もはや、何のためなのか判らない。 やはり身体が温まっていない朝ランは僕には向いてないな。 それと、決戦シューズで走ってないで、早々に厚底のシューズを買ったほうがいいかもしれない。 朝練やって夜練やらないのは、一念発起して朝練やった意味が無いので意地でもやる。 テーピング方法を変えたせいか、トレッドミルは調子よかった。 ふと、 iPodの音量を上回って、後ろが騒がしいことに気付く。どうやら、マシン備え付けのTVを館内中に聞こえる音量にして見入ってる人のようだ。見ると30前後の女性で、食い入るようにドラマに集中し1km/hくらいでズルズル歩いている。その異様さに自ら気付かないこういう人は、なんだろう、単純に頭がイカれてるってことでいいのか、それともこれがスタンダードなんだろうか? 2007/11/22 [厚底シューズ] そんなわけで、御徒町の十円(普通に変換するとこう出る)で。アヂダス型落ちadizero BR2をさらに2割引してもらい、約5000円。重量233gは当初の狙いより軽すぎて、言うほど厚底じゃない。アヂダスはクッション盛り沢山なモデルが見当たらない。 走ってみた。しっかり感がありヒールは硬く、コツコツとドイツ車的な乗り味が悪くない。新品のせいかな。調子づいていつもの制限速度をオーバーしてしまった。同時に買った脹脛用サポータもいい感じ。 それにしても、身を切るような寒さ。いつの間にこんなに? 2007/11/23 [物BBQ@道満] のんびり楽しめました。今回も松井さん始め、多くの方の善意にあずかるばかり。 帰宅して、二郎さんに頂いた(皆さんすみません)コーヒーをさっそく飲んだら、家中いつまでもコーヒーの香が充満していた。さすが自家焙煎は違うなあ。 レース用の調整は今回まったく考えていないので、夜も走るつもりだったが、意外に疲れていて故障しそうな雰囲気なので止めた。んー、ヌルかったかもしれん。 JCRC最終戦申込。まだまだ今年は終わらないぞー! 2007/11/24 [おきなわ考察2] 穏やかに晴れた三連休中日であるが、何処となくだるく、物練は不参加。ローラーでお茶をにごす。 左握力が筋肉痛でモノがしっかり握れない。何でかなー? と考えていたら、そうだ、昨日のサトイモの皮剥きのお陰だ。弱すぎ。 Cyclingtime.comに、1回目ダム上りとフィニッシュの写真がありがたくも載っていたのでレースレポに追加。綾野さんいつもありがとうございます。 奥手前で追いついた第1集団は15人程度で少数派という印象だったが、これらの証拠写真によれば3-40人居たというところで間違いない。上位1割以上がクリアできるスピードには、やはりきちんと着けなければならない。 レースでの区間所要タイム、過去との比較。次点のタイムより3%以上速ければ青、3%以上遅ければ赤で表示。例によって、Polar高低差グラフから位置を割り出しているので結構イイカゲン。
最初ののぼりはさすがに去年より2分近く速い。その後も2回目のダム上りまではコンスタントに速く、この地点で昨年とは5分半以上の差がついている。体感通り海岸追い風爆走区間も速かった。これが第1,2集団と第4,5集団の速度差だろう。安波からのスローダウンとソロ走行でこの貯金が削られて、ゴールまでにその差わずか7秒となる。高江坂と源河坂でいずれも1分25秒も遅れている。高江は一昨年と比べると2分近く遅く、相当ヌルいと言わざるを得ない。こんなことなら2回目のダムを1分遅く、高江で1分速く上ったほうがよっぽどマシ。また源河とその後の下りは7%以上のタレであり、最後の上り返しではかなりタレたことが窺える。もし源河手前までトップ集団につけたとしても、まったくお話にならないことが予想できる。課題は山積みだ。 130km優勝者のブログネタをもとに、2回のダム上りで自分がどのポジションにいたのか調べてみた。この方はダントツで速いのでおいといて、いわゆる第1集団との差は、ダム1本目で約50秒、2本目で1分10秒±10秒くらいと判明。 つまり、この7.7km↑335m20分のダム上りで、あと1分タイムを縮めることができれば、以降は源河手前まで第1集団に着けそうな気がする。定峰に換算して約40-45秒の短縮を要する。ベスト14分27秒から差し引くと、13分45秒あたりということになり、当初目標値としてエイヤで掲げていた14分40秒という照準が、俄然意味あるものとして浮上してきた。来年のこの時期までになんとかクリアしたいものだ。 ところで今年は、源河よりも高江の関門が厳しかったようだ。 スタートから高江まではおよそ89km、関門打ち切り予定時刻は11:35a.m.であり、生き残る為にはここまでを平均29.5km/h以上で走ればよい。僕は32.9km/hで走っていて19分の余裕があった。ちなみに、関門ギリギリで通過したあと、源河の関門時刻までは以降を平均24.6km/hで走ればいい(僕の場合32.8km/h)ので、確かに源河ストップの可能性はかなり低くなった(ただし、のっけからそんなノンビリ走っていると次の平良関門で引っかかる)。これからは、源河よりも高江の関門時刻に要注意だね。 なぜそんな事を考えたのかというと、モリカワさんの200km完走サバイバルメソッドレポを読んで、自分ならどうするだろうと思ったんである。何を目論んでいるのかというと、与那入口から全て単独一定負荷走行に徹したとして、高江の関門に間に合うかどうか? である。 市民200kmは、我々130kmより後に来るので、関門の条件は俄然厳しくなる。130kmのスタート位置通過は恐らく我々の7分後くらいと考えて、高江までの最低平均速度は30.7km/hとなる。なお高江までは獲得標高およそ1500mあり、上昇指数は16.8、群馬CSCや長柄120km(マイ練習コース)よりは若干きつい。30.7km/hは群馬CSCなら1周11分44秒ペース。集団走行なら余裕なラップだけどソロだとちょい厳しい。すでに70kmを走っていることを考えるとさらに厳しい。 実際は、完全単独走になる可能性は低く、数割は集団走行可能だろう。ただし、集団走行でもあくまでマイペースを守れるかどうかは案外難しいところだと思うが。 別の面から考察。 高江までの89kmのうち、集団で行ける最初6kmを除いた区間は、Polarによると 上り27.8km(Ave23.0km/h) 平地22.8km(Ave33.5km/h) 下り32.3km(Ave51.6km/h) とあり、それぞれの時間的比率を大まかに言うと上り:平地:下り=2:1:1。上りは重要だ。上り区間はほぼ全力のはずであり(高江を除く)、もしも単独ペース走の場合秘伝の計算式によると7%は遅くなり、5分24秒の遅れが生じる。平地の平均速度33.5km/hというのは少々遅い気がするが、向かい風区間は少ないので、上りに影響された速度と見ていいだろう。ソロではここはざっくり10%減の30km/hってところだろうか、4分48秒の遅れとなる。おきなわの下りは、正直なところ集団のほうが速いとはあまり思えず、今回もあまり集団では下っておらず、単独で50km/hは行けそうな気がする、として1分11秒の遅れ。合計11分23秒の遅れで高江まで行け、関門まで30秒ほどを残して通過できる計算となった。セーフ。 仮説のさらに仮説で、ま、意味の無い皮算用ですね。来年この仮説を立証するとか、そんなつもりは毛頭ありまへん。 2007/11/25 [レース日] 第27回つくばマラソン レースレポート 2007/11/28 [成人病健診] 5年ぶりに成人病健診。そして健診ネタ。 いろいろと検査をしてくれる女医さんが跳びきり綺麗な人で、ウブでシャイな僕はドキドキして目も合わせられない。でも一目でいいから見たい。見られない。んー、じれったい。 様々な検査が続き、つづいて眼底検査の番になった。 言われるまま機械に顎を乗せて、片方の目でスコープの中を覗きこむと、機械の向かい側の先生は僕の目ん玉を観察している。僕の目からは先生の目は見えず不公平。が、もう片方の空いている目は、すでにベストアングルで先生を視野に収めていることに気付いた。とその時、 「はい、ちゃんと中の■を見てくださいね」 と言われた。 きっと先生も手馴れたことなんだろうなと悟った。 途端にバシッとフラッシュがたかれて目の中は真っ白になった。 提出する問診表には、「普段おこなっているスポーツを頻度の高い順に3つ挙げよ」という、まるで自分の都合にあわせたような質問項目がある。それにしても、週毎の練習時間と運動強度をそれぞれ5段階で書かせるなんて、一体何を調べようというのだろう? しっかり正確に記入して提出する。 で、問診担当の男の先生のところへ行く。聴診器で一通り胸の音を聴いた後、 「何か運動、やってます? トライアスロン? あそう、やっぱりね。脈が低いもんね。あれって、自転車やって、マラソンして、あとなんだったっけ?」 問診表をしっかり見て下さい。 前日、当日と自宅で便を採って提出するのであるが、日曜のマラソンで腸の水分が不足しているせいか便秘気味で、うまく採れない。仕方なく、その検査棒を直接ケツに突っ込んで、ぐりぐりとねじ回してみる。 やばい、気持ちいいかもしれない。 食事中の方、どうもすみません。 (ホントに食事しながらこんな日記読んでいる人がいたら凄いよね) 2007/11/29 [根づく] 脹脛は僅かにしこりを残すのみなので、トレッドミルで走ってみた。7kmあたりで、走りが根づいた。痛みが全く消えて、すこぶる調子がいい。ふつう、肉離れは絶望的なまでに痛みは引くことがなく、つくばに続き極めて希なケース。エンドルフィンが痛みを覆い隠してしまったのだろうか? 小学5年生のときに、愛知から一転して仙台に移り住んだ。 この地では昔ながらの遊びが色々と現役で生きていて驚かされた。駄菓子屋に行くと、大人が工芸品として買いそうな色んな遊び道具が普通に売っていた。その中の一つ、コマ回しは全く初体験だったのでとても引き込まれた。木製で直径12cm位のコマに太い紐を巻きつけ、放り投げて回すのだ。初心者は輪投げの要領でコマを投げるが、上手い人になると普通に上手投げでボールを投げるようにコマを投げる。回転が物凄くかかっているので威力があるのだ。ヘタクソがこれをやるとコマが単にすっ飛んで行ってしまい、コマを壊すか人んちの窓ガラスを割ってしまう。 地面で回っているコマは、さらに紐でヘリを叩いて回転を上げる。そして、ある瞬間、コマが完璧な安定感を得て、一切のブレも無くいつまでも回りつづける状態になることがある。それは見るからに今までとは違う雰囲気を醸し、芸術的ですらあるのですっかり見とれてしまうのだ。これを僕らは、コマが「根づく」と表現した。 話が長くなったが、この「根づいた状態」はコマだけじゃなくて今日のようなランでも言える。安定した脚の運び、穏やかで規則的な呼吸、ほとんど力を入れずに前に進む感じ、まさに、根づいたコマと同じなのだ。 ちなみに、コマ遊びはライバルのコマに自分のコマをぶちあてて蹴散らし、最後まで回りつづけた者が勝ちである。コマの下の面に色んな塗装の傷がついているコマは強い証拠だった。なぜならコマを投げたときに、相手のコマの塗装面に上から当った証だからだ。 その後栃木に引っ越したら、誰もそんな遊びをしていないのでガッカリした。 2007/11/30 [どうやら] 巷では、「アイツは理屈ばっかりこねて、ちっとも実行しない奴」ということになっているらしい。 んー。考えれば考えるほどその通りであるが・・・、 落ち込む。 そういや、2007年を振り返ってみても、うだつの上がらない成績ばかリ並んでおる。 思いついたことを何でも無遠慮に日記に書き過ぎるのがいかんのかも知れん。 ま、それが日記というものですけどね。 すっかりやる気が出ないので、仕事に専念。 2007/12/1 [クライシス・オブ・ジャパン] IMジャパン2008の告知が一向に出ず、いよいよもって開催が怪しくなってきた。来年はカテゴリーも変わり、本気でハワイを狙いたいと思っていたのに、このままいくとアイアンマン難民になってしまう。 残る方法は海外のレース。魅惑的なニュージーランド・マレーシア方面が2-3月に集中しているがいずれも時期的に早すぎて走れるレベルに無い。最も手軽かつ現実味があるのがコーリアかチャイナだろう。ジャパンが無くなればコーリアに日本人が殺到しそうな気配であり、どちらかといえば新生チャイナに興味があるけれど、ちょうど宮古と同じ日の開催で、やはりまだ調整が間に合わない。冬のバイク練習が不十分なのだ。まあでも、現時点でのバイクのレベルはさほど下がっていないはずなので、この冬で落とさないように維持することは単にやる気の問題かと思うが、なぜか冬は理屈抜きでレベルがみるみる低下するという印象がある。ローラー環境の改善をテーマにしてみようかな。 ちょうど来年は職場で10年に1度のリフレッシュ休暇(五日間)をとれることになっているので、念願のIMドイツに参加するチャンスでもあったのだが、この手の人気レースはすでに1年前には締め切られており、ジャパン開催を当然のように考えている夏に申し込んでいなくてはならないので土台無理だった。ジャパンを蹴って行くという信念が無ければダメで、当然欧州人相手にクオリファイドを期待してはいけない。 ドイツほど強い関心はないのだけど、カナダはまだ参加枠がありそう。五島でTriall3の店長が強くすすめてくれたのが印象深い。 いずれも新車が1台買えるほどの金が吹っ飛ぶことは間違いなく、そう簡単に決断できるものでもないが。 2007/12/2 [男子マラソン] これは見逃せない。高岡・油谷・佐藤・藤田と、錚々たる面子だから当然だ。3つあるオリンピック選考会レースで、日本のトップ4がこの福岡に寄り集まってしまったのは何故なんだろう? みながみな、この俺が一番をとる、という自信があったということか。下馬評はどうだったのか知らないが、確かに誰が勝ちそうか予測がつかない。それとも単に、オリンピックまでの期間を考えればこの福岡で決めるのがベストであり、そのセオリーに従ったまでだ、ということか。番組内で話題になったはずだが聞き逃した。いずれにせよ、打算的でない潔さに好感が持てるが、残り2レースの行末を案じてしまう。 そんなわけで、4強の熾烈なデッドヒートを期待したのだが、かなり暑さが厳しかったか、意外と早い段階でバラバラになり、実力差は如実に出た。佐藤選手がここまで粘るとは失礼ながら予想外だった。そして日本人2位はこの4強以外の選手で、早々に切れたあとで徐々に持ち直した走りをしたのは彼だけだった。マラソンって、本当にどうなるか判らないものだね。 藤田は駅伝当時から好きな選手だが残念ながら失速してしまった。下世話ながらフラフラと失神寸前のゴールシーンは盛り上がったなあ。最後まで諦めない彼らしさが滲み出ている気がした。まあ本人にしてみたら不本意だろうけど。 星野ジャパンはおさえの上原カッコよかったなあ。完璧じゃないですか。 田山がイスラエルでのワールドカップ戦でなんと、優勝したらしい。スゲーことだよこれは。 2007/12/3 [暴言につき] この界隈では今日からタクシー代が値上げ。ま、過去40年間に自腹でタクシーを利用した回数が3回か4回かで悩む僕にとっては何一つ関係ないニュースではあるが、早い話、タクシーが多すぎるってだけなんだろ? 大根だってキャベツだって、作りすぎて泣く泣く捨てざるを得ない、という事態に陥らないように考えて作っているというのに、どうしてタクシー会社はそういうコントロールが自分たちで出来ないんだろう? 捨てるほど居るタクシーがよりによって値上げってどういうことさ? もうアホちゃいますかと? 悪循環ではないかと? チキュー温暖化防止のために、渋滞緩和の為に、ジテツウの安全の為に、要らないタクシーはとっとと辞めて下さい。 2007/12/4 [なぜか] 左脹脛の肉離れ痛がほぼ消え去ったっポイ? こんな短期間で肉離れが治るはずが無いので、これは肉離れでは無かったのか? んー、判らん。不思議。でもまだ予断を許さない状態にあると思うのでトレッドミルでは昔のようなスピードを出さない。 フルマラソン前のこの肉離れ?騒動があったお陰で、ゆっくり走ってダメージを残さず明日につなげて距離を稼ぐ、というコンセプトの練習をこの歳になって初めて納得尽くで実践できたような気がする。実践、とは言ってもわずか半月程度の期間だけど、ノンビリ走るだけでよいと悟ってからは練習が億劫じゃなくなり、サボリ癖も少し減った気がする。そして走りが調子いい。今のところザコッツィも消えている! まさしく災い転じて福と茄子。今月は久々に200kmオーバーを目指そう。自転車より面白くなってきた。 2007/12/5 [タロー&キタロー会談] ダイアリーがくっついている今月のTJ購入は毎年恒例。いつのまに、1180円にもなったんだ? 高坂さんのインタビュー記事が載っていた。その中で、独学でクロールを覚えるところから始まり、その行き着くところ、1500mを21分と聞いてたまげる。その速さもさることながら、普通、水泳を競技として意識しだす場合、100m単位のタイムか、長くてもせいぜい4コメとかでしょう? 1500mも続けて泳がないよ。トラとかやらない限り。 それに比べ、未だに22-3分付近をウロウロしている自分は非常に情けない。中学1年の頃、同じ水泳部の友人が1500に出ていて、普通に18分台とかで泳いでた。20分以上かかること自体「お話にならないレベル」と思われていた。今の自分は随分と低いレベルで満足しきっているんだろうか。この頃水泳はかなりご無沙汰なので、今日も250m単位で泳ぐのがやっとだもんな。もっと真剣にやるべきだろうか。 高坂さんがこんなにトライアスロン向きな人とは知らなかった。湯河原でもっと話をしてみたかったなあ。これで食わず嫌い?のランに目覚めたりなんかしたら大変だ。茄子トラ編ができるかもしれない。 2007/12/6 [午後のひととき] 午前、運転免許更新の講習会を受けに市内文化会館へジョグ往復。天気もよく気持ち良い。次の更新は、平成24年。 お昼の新木場駅。会社に向かう、いつものガラガラなりんかい線で文庫本を読みながら発車を待つ。 とそこに、車両の一番隅に座っていた坊主がダッシュで駆けてきて、僕の真横に座った。どう見ても僕にアプローチかけているようなので顔を向けると、やや緊張した面持ち。ニコッとしてやったら、「本読んでいるの?」と話しかけてきた。おお、この俺様に気安く話しかけるとはこの世間知らずが、と思いつつ「今日は何処まで行くの? それとも帰る途中?」と訊ねる。 電車のシートの色、3歳の妹のこと、消防車、などの話題が続く。4歳らしい。さっぱりかみ合わないが彼は満足気だ。会話の内容的に賢いのか全くアホなのか見当がつかない。 「その本ね、ボクのお父さんも買ったよ」「そうか、この本買ったのか?」「どうしてその本を買ったの?」立ち入ったこと訊くなあ。「んー? 読みたいから!」 なんだその苦笑いは。お座なりな返しに失望しているとでも? しばらく話し込んだあとで、「ねえ名前なんていうの」と、この俺様に名前を尋ねるとは恐いもの知らずが!と思ったが、「ケン、だよ」と教えてあげた。「ケン?・・・」なにやら考え中。「ボクは何ていうんだい?」「ホ○ダシュンイチ!」フルネームで答えるとはえらいぞ。「じゃあまたね!」と言って母親の元へダッシュで帰っていき、報告する。「あのね、いまね、あのおにいさんがね、どこで降りるのかだって」 おにいさんですか。えらいぞ、シュンイチ! 2007/12/8 [午後のひとときのあと] 風邪引いた。一昨日夜半からのどが痛い。 寒さに弱い割に、部屋には暖房が無く、隣の居間の暖房が漂ってくるのが頼りなのだが、灯油高でストーブは仕舞いこんだまま、唯一の床暖が故障し一切暖房が途切れる。ここ3,4日寝ていて寒かったんだよな。3枚重ね着して寝てたのに。 JCRC戦があるので今回は安静に。 2007/12/9 [レース日、ではあるが] 前夜から喉の腫れはマックスになり、熱いシャワーを浴びて午後9時に厚い布団に入ってアツアツ状態で寝る。体温を上げて風邪を追い出す作戦だったが、朝4時までは全く変化なし。それが朝5時になるとやや、復調の兆しが見えた。この1時間で大きく状況が変わりつつあるか。あと3時間ほど安静にすればかなり良くなるかもしれない。 しかーし。今日はJCRC最終戦inNATSの日なのである。ぜんぜん、ヤルキナシオであるが、クルマには既に自転車が積んであるので、毛布代わりのバスタオル2枚を持ち、ウェアは着込んで、参加はがきを持って出かける。とりあえず、行くという感じ。本来なら持参するリストに入っていた、ローハイトリムの前後ホイール、Polarセンサー、サングラスとコンタクト、ボトル、グローブ、替えのウエア、シューズカバーなどを省略。 ETC割引で半額になる6時1分前に習志野料金所通過。セーフ。 コンビニでノンビリ軽量化しても、NATSには受付1時間前に着いてしまった。まったく、まんまヤルキナシオであり、車内でぐがーっと寝ていると、いいかげん起きてアップを開始しないと最初の個人TTに間に合わないことに気付く。この個人TTは、アップに一時間かけても多すぎることは無いと思われるほど、アップ必須な種目である。本来ならばコースを可能な限り試走して慣れておくのが最も近道であるが、熱で脳味噌が溶け出していたのか、ベッドを降りたその時の部屋の温度を基準に「さほどさむくない日」と勝手に思い込み、手袋を何も持ってきてなかった。クルマの温度計によれば、NATSの気温は2.5度。素手で走れるわけねー! 結局一周も試走せずに召集位置へ。先行スタートの江國さんがちょうどゴールラインを通過するところだった。すぐに自分の名前を呼ばれて、緊張感も無くスタート。ヤルキナシオはPolarも着けてないし、フライトデッキのスタートボタンも押さなかった。まず最初のコーナーで危うくコースアウトしそうになる。夜半降ったらしく路面がまだ乾いておらずコーナーはびびりまくりだ。一応DHバーを付けていたがなかなかDHポジションに移行できず、コース唯一のかるい上り区間でようやくDHポジで踏ん張り、早速売り切れ。下りで足を止める。最後のヘアピンも大回りしてタイム悪そう。 走り終えてみるとキョーレツに苦しい。たまらんなあ。 ![]() 走り終えてみると、さらにキョーレツに苦しい。苦しすぎてショック死するかも、と思うくらい苦しく、こんなことは続けてはならない、この後のクラス別レースは(予定通り)DNSとしよう、チームエンデューロは、申し訳ないけど二人で走ってもらおう、ということで決意は固まった。 ならば、もう必要の無い計測チップとヘルメットキャップを返却しにいこう、と思い、そこで重大問題に気付く。計測チップ、今の今まで自転車に付けてなかったよ〜〜〜orz 実は、クラス別レースのときに付ければいい、と妙に勝手な解釈をしていた。完全に、熱に浮かされていたようだ。 ということで、個人TTもチームTTも、記録には一切残らず、本日は全てDNSということで決定。 チームTTは、僕と江國さんがほぼ同時ゴールで、慈朗さんが数秒遅れのゴールだったが、僕が走ってないことになったので慈朗さんのゴールタイムとなる(チームTTは2着の人のタイムで順位が決まる)。このせいで順位が入れ替わることが無かったのが不幸中の幸い? 個人TTは、自分でも計らなかったのでどのくらいのタイムか全く見当がつかない。ま、ろくなもんじゃないとは思うが。 そんなわけで、何しに行ったのかさっぱり判らない、JCRC最終戦inNATSでした〜。 2度のTTのお陰か却って身体がスッキリし、穏やかな陽気も相まって、気分が良くなってきた。ポイントレースとなるクラス別レースを眺める。これはなかなか面白そうだ。DNSを決め込んでちょっと惜しい気がしてきた。Aクラスの慈朗さんは常にいいポジションでポイントを重ね、上位入賞。しかしSクラスは6名のアンカー本職人たちが手加減なしで走ったためレベルがまったく違うレースになってしまった。そもそも、アンカー軍団はクラス別レースが行われている最中に独自にコース中でアップできたりと、特別待遇されている面もあったため、彼らはオープン参加と位置付けられるべきだったと思う。 ただ、彼らをマジ走りに誘ったのはHIDEのヒデさんじゃないかとも見受けられましたが。 N部さんの豚汁は実に美味しかった。食材の丁寧な切り揃え方にN部さんの几帳面さを発見。後にして思えば、この時が最後の美味い食事だった。 後ろ髪を引かれつつレース途中でNATSを後にする。まったくもって、迷惑かけっぱなしで顰蹙な自堕落野郎ですみません、みなさま。 高速に乗ってから緊張の糸が切れたか途端にグアイワリー状態になり、SAに寄って少し休んだのがさらに悪くなった。夜は38℃の高熱となり悪寒で身動きが取れず、夜中中うなされることとなった。しかし、熱が出たことは身体が風邪を認識したということであり、風邪の期間は短くて済むと予測できるので、悪い気はしない。アツアツ作戦で風邪と戦う。 2007/12/11 [依然] 風邪治らず。熱は下がったがかなり悪い。いったんおさまった喉の腫れも一巡してまた悪くなってきた。退治の仕方が足りず、アタックしたけど結局追いつかれたときのような、作戦失敗して振り出しに戻った状態・・・でももうアタックするパワーなし。ずるずると行くしかないか。 ヘボアタックは万病の元。 2007/12/12 [ソックタッチ必携] 何もしない日が、ああ過ぎてゆく。月間200km目標が日々厳しくなる。そんな焦りのせいか、走ったり泳いだりする夢をよく見る。グアイワリーのに夢ん中じゃ絶好調なんだよな。 先月のつくばマラソンでは両足にテーピングをしたが、そもそもマラソンでテーピングをして走ったのは初めてだ。患部の左側はサポータも履いた。 これは案外悪くなかった。というか、女性はノーブラでいるよりブラをしたほうがいいように、故障や疲労の予防のために脹脛には毎回軽くテーピングを施したほうが良いんではないか? という気がしてきた。圧迫・制限によるマイナス面はどの位あるのか判らないが、気にならなければOKじゃないのとも思う。 そんな折、TJ誌の付録冊子で、IMハワイではハイソックス!?を履いている選手が急増、という記事を見つけた。これは僕が履いていたサポータとよく似た考え方なのでは?と思ったが、読んでみると筋肉の振動を抑えるというよりは、ストッキングみたいに血流をコントロールするためのものらしい。だとするとあまり関心が無いが、そのうち日本でも流行る気がする。しかし、ただでさえ笑いを誘うスタイルなのに、胴長短足な日本人体型がこれを真似すると目も当てられないくらいカコワルーかも。 となれば目立たない肌色タイプ、とか考えるのがますますオヤジ。 ま、あれこれ気にしたところで、誰も見てねーから安心しろよ、ってとこですかね。はいはい。 2007/12/13 [ガス給湯器業界の常識] 今月に入ってHMVで買ったCDが計7枚。ラントレへの下準備は120%チャージ完了であり、後は厄介モノの始末だけ。 風邪突入と同時に、床暖房が壊れていたが、それだけかと思いきや、ガス暖房や風呂の追い焚きもまとめて使えなくなった。水の循環に関わるものがダメらしい。壊れたとは言っても、目に見える形でどこかがポッキリ折れたとかいうわけじゃなく、リモコンに水漏れを意味するエラーコード#170が出ているだけ。ガス業者が調べたところ漏れは見当たらないらしく、ではマイコンの暴走とか、センサー故障の類いかと考えるわけだが、業者曰く、修理のしようが無いらしい。こういう装置は14-5年で必ず寿命がくるのが普通で(ウチは13年目)、部品は残っていないので修理できない。修理したとしても5万はかかり、さらに数ヵ月後にまた壊れないとも限らない。だから総取っ替えしか道はない。25万かかると言われた。 これだけ聞くと、はっきり言って足元を見たボッタクリ商法としか思えない。住居に関わるもので、14-5年で必ずお陀仏になるような装置をメーカーは平気で商品化するな。もし寿命が決まっているというのなら、事前にそう断わるべき。きちんと修理できるよう部品を残しておく義務もあるはずだろう? 修理業者も、開き直って「できまへーん」などとさじを投げず、修理できるような技術とプライドを身につけたらどうだ? などと心でわめいてはみたものの、ネットで給湯器関連を調べるとどうやらこの業界ではこの図式がアタリマエのようだ。 で、直接メーカーの○○ヨーにあたってみた。基盤をとっかえて、帰っていった。修理費ゼロ。 マジですかー! クレーマーと思われたかも?(交渉したのは僕ではなくクソオヤジです) 2007/12/14 [今も活躍中] シゴトがポッカリ空いたので静養に専念すべく家でゴロゴロしていたら、夜7時からという普段見る可能性のない時間帯のTVに石川ひとみさんが出ているのを見つけてこれはラッキーと思って見た。相変わらず「まちぶせ」とB型肝炎の話しか出てこないのはまあ番組作り的に仕方のない事なんだろうけど。48歳にしては昔と同じキーで歌えたのは凄いと思ったが、じつは音声編集しているんだろうかと、ちと疑ったのはファンとして失格だろうか。 しかし、みんな老けたよなあ、という番組であった。 2007/12/15 [管理職ではないけれど] 『部下は育てるな 取り替えろ』 という本を買った。 この手のビジネスノウハウ本っての? こういう書は、通りすがりのビジネスマンの不安を煽る過激なタイトルで挑戦してくるが、手にとっただけでも「お前の信念はその程度で揺らぐのか?」と防犯カメラ目線で誰かに言われるような気がしてなかなか気安く近づけない。買って実践でもしようものなら「そんな奴こそダメビジネスマンの典型」と、自己矛盾したようなことがこの手の本には書いてありそうではないか。 なので、なるべく関心を逸らすようにしていたが、僕には未だ明確に部下と呼べる存在がいないので、上司というポジションで悩んだ経験も無く(それはそれで問題ありだと思うが)、つまりこの本は他人事であり純粋に興味本位で手にとったものだった。だから比較的抵抗感も無く買うことができた。同時に伊坂コータローの新刊も買い、いずれも「当店の今月ランキング10位以内」の本なのですっかりミーハー読者である。 ずいぶん極端な言い回しだなあ、と思えることが、読み進めると実は極論とか逆説的などではなくまさに主張の本筋であることに気付く。それが不思議といちいち共感でき、身近なことばかりなので考えさせられて面白かった。上司と部下という関係だけでなく、様々な人間関係においてこの本の提言は参考になるところがありそうだ。変った例で言えば自分という部下をコントロールする自分という上司、に照らしても考えられると思った。練習法の一つのヒントにもなるかもしれない。 まあそれでも、ツッコミどころは所々あるんだけども。 取り替えるったって、それが事実上不可であるか、取り替えたところで絵札は入ってこないということも分かりきっている。取り替え行為そのものに幾ばくかの効果も期待薄なのも、現実として見てきた。要するに、あっちこっちたらい回しにされている奴に限って、一向に自覚が無いとか。 タイトルの一部になっている割に、解決策の提示はうやむやにされている。 職場でたまに「教える」という立場に立つことがあるが、講習会やレッスン形式よりも、実践で体得するべき、という自論を唱えてきた。だが実践でいきなり登用するのは当然ながらリスキーである。そのリスキーな部分を共に分かち合って進めよう、とのスタンスを示しても、なかなか行動に移せないんだな。それに、実践で覚えるとなると僕の役割も見守る程度で他にすることはあまりなく、結局は本人が頑張るしかないから、あたかも指導する役目を逃れたいための主張と思われなくも無いとして、強くは言えなかった。現実的にはリスクを背負える身分でもないし。 でもその方針で良いんだなと思った。 この前著として『お客には絶対に謝るな』が前書きに紹介されている。そういえば聞いたことがあるが、高慢なタイトルという第一印象で手にとらなかった記憶がある。 小気味良い文章はところてんのようにツルツルと食べられ、判りやすくユーモアも利いている。どことなく、某スリランカ出身ロード乗り節を髣髴とさせる。 2007/12/20 [憂鬱な月] 成人病健診の結果が来た。4つも問題ありと言われた。 1)徐脈、心肥大 2)肝臓エコー血腫径1-2cm 3)RAリウマチ反応陽性プラプラ(++) 4)乳頭部陥凹=緑内障陽性 1-3までは以前の診察でも出た。1は去年7月に負荷心電図と心臓エコーで検査したし、2は約4年前にCT検査までして直径2cmの肝血管腫ということが判っている。そして今年春にも謎の腹痛で胆のう付近をエコー検査。3の関節リウマチは何も検査してない。最近正座すると、足を伸ばすときに左膝だけ痛いんだけどこれって関係あるのかな? ただRAリウマチ因子は肝臓病にも関わるという点で3との関連が気になる。 4の乳頭とは胸ではなく眼の中の部位を言い、眼底検査では初めて出た診断だ。美人な女医さんに見とれていたせいだろうか? そういえば、コンタクトがらみで眼科に行ったときに眼圧が高いと言われたことがあったような。水1リットル一気飲みとかしちゃいけないらしいが、あいにく日常茶飯事だ。 健康のための診断なのに、こういう通知はとにかく不安を煽りゆううつになる。再検査は怠る人が多いから、言い方も厳しく威圧的なのだ。そしてレントゲンやらCTスキャンやらでン万円が飛んでいく。悪徳霊感商法と紙一重ではないか。あそこも悪い、ここも悪い、自暴自棄、人生最悪。関係ないけど12月って1年で最も憂鬱な月だ。街のいたるところで、シャンシャン鈴が鳴る。あー気が狂いそうだ。 丸の内交番勤務になって、初日に拳銃自殺してしまった警察官。判る気がする。ゆううつなのさ。亡くなった人間そんなに責めるなよ。脳味噌突っ切った流れ弾がアブナイとかって、ずいぶん不謹慎じゃねーか? いいじゃん拳銃で死んだって。警官の特権なんだよ。それとも、しっかり教育しれ! ですかね。 「自殺時の禁止事項について述べる。自殺する時は拳銃の使用は厳に慎むこと。かといって、飛び降り自殺もダメだ。下の人巻き込むでしょ。ガス自殺もバクハツしたら危険だからね。樹海? 探すほうの身にもなってみろ! 中央線に飛び込む? 論外だろ! いまどき睡眠薬じゃ死ねないの判ってるよね。 というわけで、ニッポンの警察官なら、HARAKIRI! いまや国際標準である。ルール遵守!」 「風邪でも動いて治す」が今年のテーマ。だが、じっとしているだけでしんどい状況ではさすがに試すまでもなかった。丸々2週間目、ようやくあるレベル以下におさまってきた。ただし、咳が止まらなくなるという事情でまだウンドーはしてないが、明日くらいから出来そうかなー。とりあえずランがしたい。鼻水が止め処なく出るだろう。体重が2kg増加。減るよりはマシか。 今年は完全オフを作らないと決めていたのに、結局例年どおりみっちりオフ。風邪で休むと、リフレッシュしたとはとても言えない上に、ただ休むよりもカラダは激しく鈍るのは何故だろう。 2007/12/21 [復帰] 例の事件があったせいだろうか、スポクラに行くのが無意識レベルで若干抵抗があった気がする。行ってみたら、当り前だが別段気になることはない。 久々にトレッドミルの感触。12km/h一定で穏やかに走る。鼻水用にティッシュを用意していたが、意外と全く出ない。あれは、寒いから出るのかな。咳もほとんど出ない。走っている間は問題ないようだ。ただ、2kmくらいで早くも膝がキシキシと痛くなってきて、さらに目眩で真っ直ぐ走るのが少々困難になる。うそだろー! 5kmくらい粘っていたら、消えた。根づいたってやつ。3連休となる今週末は天気が悪そうなので、復帰初日としてはやや多めに1時間走る。無事走れてよかった。しばらく筋肉痛だろう。 レッグプレスで徐々に重くしてみた。165kgに来たところで、本来関係ないはずの右脹脛の一部にミシミシと嫌な感触を覚える。全然痛みはないんだけど、まさに破断しているかのようであり、自転車練習時のこういう踏ん張りが脹脛肉離れの種を作っているんだろうか? それ以上重くするのは止めた。 プールも、腕が干上がって200m単位でしか泳げん。風邪以前も全然泳いでなかったからまあこんなもん。バタフライを150m泳いだ。もちろん、6回に分けて(泣)。 2007/12/23 [来年の目標] 昨晩は、笹塚にてポンズ忘年会。なんだろう? 途中で腹一杯になってしまった。そんなはずは。 2週間のブランクで、胃が小さくなってしまったのか。そういえばこの頃、いつ何時もハラヘリ状態、の苦難から解放されつつあった。カラダが必要としなくなっていたんだろう。 野津さんの、ノウハウの詰まった通勤車に感動。なんと、ドライブレコーダまで付いている! でも無事故で通しているから未だ役立ったことはない!? 欲しくなった。これを後ろ向きにつけてレースに出たら、後続がどう走っていたのか判って面白そう。佐渡あたりではドラフターズ牽制ツールにもなるかも。ずいぶん後ろ向きな発想だが。 酔った席で、相変わらず進歩の無い来年の目標を。 1)ハワイ目指す 2)ハワイ取れたら、おきなわは200kmを選択。ハワイダメなら130kmで先頭集団ゴール 3)マラソンサブ3 結局去年のをコピペしたようなものだけど、妙な理由でおきなわ200kmという目標が入った。ハワイはおきなわの1ヶ月前なので、二つを目標にするのは無理。当然ハワイに照準を当て、その後のダメージを考えるとおきなわは中途半端も甚だしいので、どうせ舐めた走りをするならスタミナ勝負で完走目標の走りを200kmで試してみよう、という選択。 ま、130kmになる可能性が断然高いから、言ってみただけだろ?と思われるのがオチだが。 そういえば、すでにおととい、IMジャパンの開催が正式に発表されていたらしい。 Tさんの丸秘ネットワークで暫定情報を聞いていたので安心はしていたんですけどね。 さあさあ、半年後のIM JAPANにみんなで参加して盛り上げよう! 2007/12/24 [イブレン] 風邪は粗方治ってきたんだけど、アタマはモヤーっとして気分が優れず、あらゆる意味でドヨーンとしている。それって、単に気持ちの問題でしょ? という可能性は90%。全然やる気出ないのねー。かといって、年賀状とか大掃除とか、そんなもんもやる気なし。あらゆるモチが落ちている。12月のせいだ! 千葉方面の新ルート開拓プランがあったのだが、止めた。嫌な印象を作ると二度と行きたくなくなりそうだから、という都合のいい言い訳を考えていたら、外は突風が吹き荒れているではないか。向かい風どころか、なぎ倒されるぞこれは。行かなくて正解。 体重が64kg台に突入し、いよいよやばいが、危機感は薄い。このスキに腹の肉は溜まっていくのだろう。 風がややおさまってきた夕方ランに出る。んー調子良いかも。単に気持ちの問題だった可能性100%だ。 でもその後のローラーは全然ダメで30分で止めた。要するに、自転車がイヤみたいだ。 2007/12/25 [メリークリスマス] なんとも腹の立つことに、財布を紛失した。 しかも無くしたことに休み中二日間も気付かなかった。引きこもっていたせいだ。忘年会の帰り、バスの最後尾座席に座るまでは確かに持っていたが、そこで車中に置き忘れたか、バス停から家までの150mの間に落としたか。 早速、12月から施行されている遺失物のネット検索を利用してみる。すると、千葉県内での財布に関する検索数、ゼロ。 ちゃんと機能しているのかなー? ま、財布くらい重要なものはすぐ持ち主と照合されているのだろうけど。 3枚分のクレジットカードを止めなければならない、とかなりゲンナリしたが、ふとみるとCRTモニタの上に3枚ともあった。ネットで買い物をしたとき置きっぱになっていたらしい。ルーズな性格が幸いしたのか、災いしたのか、複雑な気分。 憂鬱の種を自ら作ってしまった。12月のせいだ! 2007/12/26 [Suicaって] 現金が無いって、心まで寒々しいものですね。 先日の失態のせいでキャッシュカードは全部紛失、とりあえずの手持ちの金に困る事態に。切符代で見る見る小銭入れは軽くなっていく。金欠症で大学生の頃みたいだ。残り数百円になり、堪らず印鑑と通帳を持って職場を抜け出し郵便局へと走った。加えてカードの再発行手続きをするつもりだったが、それには身分証明書が必要とのことで、免許証と保険証を同時に失った身としては再発行不可。社員証はダメ。 じゃあこの数十万はなぜ下ろせるんだろ? 定期も買い直さねば、と思って多めに下ろしたんだが、帰りの電車の中でハッと気付く。そういや、紛失しても中身は無くならないのがSuicaのメリットではないか! りんかい線ってドエリャー高いんですよ。すっかり忘れて二日も電車賃払っちまった。 まあでも無いものと思っていたのでそんなに落胆は無いけど。 2007/12/28 [小ぜわしい1日] 朝、幕張の免許センターで免許の再交付をしてもらう。今日を逃すと暫らくセンターが休みに入っちゃうから。年末年始、自転車に乗れる状態を作っておかないと、ホントに乗らないだろうからね。再交付に係る経費を計算してみたら、合計4800円になった。安くはない。夕方、意外にも警察署から財布が届けられたとの連絡が入る。アチャー6時間早く来て欲しかったが、何はともあれ戻ってきたんだから素直に喜ぶべし。発見場所は呑み屋ということで、当然ながら銭は1円たりとも残ってない。ま、誰かがそれでひとときの幸せを味わえたんならそれでいいでしょう。 仕事納めの職場では賑々しく納会が始まる。自分の居場所がない。今更ながら、孤絶感と腑甲斐なさに落ち込む。このままでいいんだろうか? 風邪がまたぶり返しそうなのでジムに寄らず直帰。 トーンが暗いなあ。 2007/12/29 [Myゴールド] 少し古いネタだけど、世界陸連が世界のロードレースの格付けをはじめて発表したそうだ。 ゴールドとシルバーがあって、どういう採点基準なのか知らないけど、シルバーに日本の10レースが入っている。なかなか日本贔屓にも見えるが、ゴールドには一つも無い。パリ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、北京、ボストン、シカゴ・・・なんか聞いたことのあるレースはさすがゴールドだ。 ミシュランに載っているレストランに一つとして縁がないのは当然としても、この日本の10レースに一つも関わってないのは悲しい。本当に良いレースというのを未だ知らないってことだな。但しそのうち半分は一般市民はお呼びでないエリートレース。参加が現実的と思えるレースは、東京マラソン、青梅30km、長野マラソンの三つ。以前から気になっていた長野マラソンに一度出てみようかな。と思って調べたら10月半ばに既に1次募集は締め切られていた。4日で定員に達したらしい。さすが人気レース、気合を入れないと参加することも難しい。東京や青梅もしかり。 ところで世界陸連はちゃんと浦安ハーフマラソンも調べたんだろうなー? 僕の数少ない参加歴中、ダントツで素晴らしいと思ったのはドイツのヴュルツブルクマラソン。というか、多分カールシュタットマラソンでもライプチヒマラソンでも感動したんだろうと思うが。要は日本のマラソンとは全然もてなしが違うんだよな。僕なら、街の中心地がコースになっているヴュルツブルクは間違いなくゴールド認定だが、探してみたらシルバーにも入ってなかった。ドイツで選ばれたレースは案外少ない。 ああそれと、日本人が大好きなホノルルマラソンもかすってなかった。 2007/12/31 [年末特別企画] 去年もやった、大晦日ロング逆デュアスロン。 バイクで江戸川CRを遡上し、47km走って野田のJYUさん宅へお邪魔。JYUさんと30kmランをして、また帰ってくるというもの。トップエイジ達にとってこのくらいのメニューは日常茶飯練だろうけど、僕は年に1回でおなかいっぱい。 JCRC最終戦以来クルマのなかにほったらかしだったVXRSは、ハンドルが固まって動かない。ヘッドがもういかれているんだろうか。グニグニ動かしていたら多少緩くなった。ZIPPをノーマルに替え、DHバーを付けて出発。去年は向かい風の中、DHバー無しで大いに後悔したからね。 江戸川は、去年工事中だった場所が未だに工事中。というか、工事してないだろ? しばらくは西風で横風だったが葛飾橋から追い風になり、35km/h以上でラクラク走行。去年とは快適度で雲泥の差だ。結構着込んでいるせいか、荷物を背負っているせいか、ま、本当は練習不足のせいだろうが、DHポジションが辛くて長く続けられない。野田に入ったらなぜか向かい風になり最後はタレた。結局15分遅刻して到着。去年と同じ過ちを犯すとはつくづくダメ人間。 JYUさん宅では皆さんに暖かく迎えられ、特にワンちゃんは感極まっている。ありがたいことです。犬って可愛いなあ。 急いでチョコパンとタマゴサンドを腹につめて出発。後で思えばポケットに入れて走りながら食べればよかった。去年と同じ江戸川CRルートを走る。 走り出して早速、かなり脚がいっちゃっていることを知る。第1バイクは結構抑えたつもりだったのに。これから30km走る身として相当絶望的。5kmほどでリズムが慣れてきても脚は重いまま、普段のトラレースとも感覚が異なる。 今日は穏やかで暖かく、やや厚着しすぎたことを次第に思い知る。12kmくらいから喉の渇きが急に堪えきれなくなり、もう頭の中はコーラの図柄で一杯。フラフラになりながらやっとシンザカヤ(休業中)前に辿り着き、ペプシを一気飲み。飽きたらず500mlのペットも買い、すこし残してポケットに入れて再出発。身体が固まってる。まだ行程の半分なんですけど? 水分補給していくらか復活したが、20km過ぎの野田橋を渡るあたりから、今度は目眩が激しくやや朦朧とした感じになってきた。有り体に言って気分がヤバイ。このまま家に帰ると30kmには若干足りないので、清水公園のトレイルランコースをオプション追加する予定にしていたが、ますます弱まっているため急遽中止して直帰。今年も30km完走は果せず。ぐへー疲れました。去年より断然疲れました。タイムも悪い。なんでだ? このままJYUさん宅にてごろーんと横になってワンちゃんと戯れたい気分120%であるがそこを堪え、皆様にお見送りされながら第2バイク47km。さて、本日の隠れ企画は、帰りがけに富士山に沈む2007年最後の夕陽を拝むというもの。だが残念ながら今年は雲が多くて富士山は見えず、江戸川区のゴチャゴチャした街並に陽は埋もれていく。 そんなわけでセンチな気分に浸ることもなく、恐れていた向かい風も無風に変り、ダラダラ帰った。もう全然力が出ない。 JYUさん今年もありがとうございました。 帰宅後、そうだ年賀状買わなきゃ、と思い立ち、そのままの姿で家を出る。ついでに3kmだけラン。どれほどのダメージか確かめようと思って走ってみた。脚よりも身体全体が疲弊しきっている感じで止まっても息がおさまらない。明らかなエネルギー不足で、スーパーの食料品コーナーでキゼツしそうだ。結局、年賀状は売ってなかった。くたびれ損。 また今年も年内に出せなかったな。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|