2012年7月
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2012/7/1 [再起計画始動]
時折挙動不審になってきたRCX5を電池交換。8ヶ月ほど持ったことになる。メジャーなCR2032で、自分で交換できる設計なのでありがたい。
やや二日酔い気味でもあり気が乗らないが正午に走りに出る。身体がバリバリでどうなることかと思ったが意外とすんなり動いてくれた。パラパラと降ってきた雨に適度に打たれながら走るのは気持ちいい。本門寺コースを2周、そこそこのペースで走れた。一昨日と比べると随分マトモ。9kmから肉離れ痛が顔を出したが、大事に至らずに済んだ。
2012/7/3 [ビックスドロップ完食]
なんか風邪ひいた。正確には、引きはじめた。この2年間風邪をこじらせたことはなかったので、今回も回避したいと考えている。そんなわけで練習はおあずけ。
右脹脛が突然パンパンに張って痛い。走ったのは一昨日だし、筋トレとかやってないし、何もきっかけが見当たらないのにどういうことだろう。風邪で筋肉が痛くなる症状と関係するのかな。
2012/7/4 [マラソン難民]
ボチボチ秋頃のレースも今から決めて行かなければならない。大田原も申し込み開始とのことなので、では今年もいっちょエントリーしてみようかと腰を上げたら、既に締め切られていた。なぬー! 大田原は制限時間が厳しいので今まではいつまでも締め切られるなんて事は無かったのだ。余裕ぶっこき過ぎてた。
2012/7/7 [記録更新]
昨日はあまりに熱っぽいので3時ぴったりでカイシャを早退したが、みるみる具合悪くなり39℃以上が半日続いて、こんなしんどい風邪は初めてじゃ。最高39.23℃。過去最高かな?
歳とったせいか、普段は風邪ひいても熱はなかなか出ない。そういえばこれってインフルエンザじゃないのか? と遅まきながら思いつき、今朝は平熱に戻ったものの珍しく病院なんぞに行く。

結果は、検査するまでもなく違うということのようだ。
2012/7/9 [トンネルを抜けた]
熱がまたぶり返したりして、さっぱり治る気配がなくて困っていたが、今日の夜になってやっと回復の兆し。まあでも、酷い風邪の期間は7日以下だったからこれまでと比べると劇的に短いトンネルだった。
もうぶり返したりしなければの話だが・・・。
2012/7/21 [本日挙式日]
ここずっと式の準備で1分1秒も惜しむほどの忙しい日々。
日記に記録できない時ほど内容はてんこもりなんだよな。

上映するムービーがまだ完成してない。朝、新たなフリーソフトをダウンロードして、ギリギリ上手くいった。プロジェクタやDVDプレーヤ、ウェルカムボードなどをクルマに積んで式場へ届ける。とんぼ返りして今度はスピーチの原稿を考える。え? 今ごろ? 我ながら信じられない。そのうち、出かける時刻が迫ってきたので慌てて風呂に入って垢を落とし、バリカンでセルフ床屋。しかし、途中でバッテリが切れる。マジかよ。
午後3時過ぎ、会場の和田倉噴水レストランへ。午前中降っていた雨もギリギリ止んで、夏とは思えないほどの涼しさ。結果的にはベストな気候となった。
あっというまに本番の午後5時がやってきた。自分たちで選んだバッハの曲に乗って入場。リハで言われたことを思い出しながらゆっくりと歩いていると、満面の笑顔のDAiさんと目が合った。迂闊だった。途端に涙腺スイッチON。ウッ、マジヤバイ・・・。危険を察知し、続く沼田さんはガン無視する。さもないとスイッチ全開になってしまう。いきなりそれはありえないでしょ。
さっき考えたウェルカムスピーチ、型にはまらず自分らしい言葉で、と思っていたのだが、ツマランギャグをあちこちちりばめていた。だがいざ本番を迎えて、そんな下らないことは絶対に言えない雰囲気にあると初めて悟る。そして原稿を所々ジャンプしリアルタイムで修正しながらのスピーチ。人生最大の難関だと思ったね。

式は何とか無事進行し、時間は恐ろしく速く進む。あっという間の3時間。そして最後のスピーチはグダグダになってしまった。上手く伝えられなくて唯一心残りだが、まあそれも想い出となるでしょう。

結婚式って、単なる儀式としか考えてなかった。終えてみて初めて知ったよ。これほどの素晴らしい仲間に囲まれ、祝福されていることの素晴らしさ、尊さを知るってことなんだと。二人だけで生きていこう、なんて考えちゃダメだ。みんなと共に生きていくんだということ。我ながら、本当に感動する宴だった。ゲストの皆さんも、少なからず楽しんでいただけたようで幸いだ。

皇居コミュの人たちはこのまま帰るわけがないと判っていたけど、二次会は遠方からの参加者が多いトラメンバーでこぢんまりと行うことに決めていた。皇居コミュもそれを察して気遣ってくれた。ホントにありがとう。
予約していたのは新丸ビルのお高い居酒屋だったが、またしてもJYUさんに会計処理を奪われ、シマッタと思った時はもう手遅れ。僕ら二人はまた奢られてしまった。
2012/7/22 [トラメンバー皇居ラン]
兵庫からのDAiさんにはホテルを用意していたが、それを知った成田のTMカップルも翌日の皇居ランに備え同じホテルに泊まってくれた。
そして、最近単身赴任で武蔵野に移り住んだという川ヤンを誘い、異色のメンバー計6人がここ神田に集合しているの図、って一体誰が想像できただろう???
皆さん、Raffineは初めて。僕とカントクもカードを失効していて作りなおす。日曜AMは空いていて快適だ。
今日も昨日に引き続き涼しい。走りやすい気候でバッチリ練習ができる。だが僕は実に3週間ぶりのラン、その前は宮島まで遡るから、ほぼ5週間ぶりと言える。大丈夫かな。
スタートしたと思ったらいきなりDAiさんと川ヤンが居なくなる。しばらく待っても来ないので引き返そうかと思った頃にやっとやってきた。聞けば「お堀にスッポンが居たから」。なぬー!スッポンごときに何分脚を止めとるんじゃーまったく。これが関西人感覚ってヤツか。でも、スッポン?
買って全然履いてなかったJapan2の筆下ろし。靴は絶好調だが、脚は見る見るダメージが蓄積していく。キロ6分半くらいだったのに1周を終えてかなりグラグラな感じになってしまった。
話題のスッポンを見に行くと、確かに居た! しかもこちらへスーッと寄って来ただけでなく、石垣を一所懸命よじ登ろうとしているのだ。一体何を考えているのだ? もしかして、スッポンに姿を変えられた王子様なのか? 本気でそう思えるほど、スッポンの意志は強く、その懇願する視線が痛かった。
そこで5分ほど時間を潰し(オマエモナー)、DAiさんがスーッとペースを上げたのでついていく。徐々にスピードが上がり、キロ4分を切るくらいのところで2周目終了。既に限界だった僕は、3周目の上りが始まった辺りで切れた。颯爽と走るDAiさんを視界で追いつつ、見る見るとペースダウン。最後はキロ5まで落ちたかな。
やはり5週間というブランクで失ったものは大きかった。逆に調子を上げるTさんは、空気を読まずに一人4周目に入る。あれ〜関西人とかって関係ないんだな?
Raffineで貰った居酒屋のサービス券を持った6名は、貝類が名物というその居酒屋へ直行。客はほぼ僕らだけ。最初は超変な客キターと露骨に煙たがられたが、徐々に親睦も深まり? 気前よく食べては飲み、しかも一人あたり1800円ってどういう計算? 
次もここにしよう。
楽しいことのあとは、みんなと別れるのがさらに辛い。東京駅で最後にDAiさんと別れた僕らは、思わず子供のように泣いてしまったのであった。
2012/7/25 [いよいよ暑くなってきた]
朝シロモト。
逆に汗があまりプールのようにならない。暑さで心拍は上がるが追い込み度が低くなってしまうせいだろう。
夜ラン。
やっと日曜の筋肉痛が取れた。ゆるゆると走る。暑いし、なんせまだ久しぶりだから上げられないのは判ってる。アップダウンコースならゆっくり走っても心拍は勝手に上がってそれなりに練習になるだろう、と思うと気楽に走れた。
5:22 4:59 5:01 5:05 4:52
5:07 4:54 5:00 5:01 4:46
5:01 4:56

調子よければ3周するつもりだったが、2周目後半から脚に疲労が出てきた。それと水分不足が顕著になってきた。この暑さの中、無補給で3周(トータル18km)を走るのはやっぱ無謀だ。ボトルホルダーのちゃんとしたやつ買わないとダメかな。
total HR=144/165 984kcal RunningIndex=61(低い)
こんな遅いのにHR165ってびっくりだな。それも年に数回しか出ない値だ。

帰り着いてすぐプロテイン牛乳割りを飲み、立て続けにビールと夕食を食べたら途中でやばいことになった。この飲み合わせはヤバイ。いや、判ってたんだけどね。
2012/7/27 [暑さだけが原因なのか]
夜ラン。
一昨日2周+αでしんどかったので2周だけならさほど問題ないだろう。
と思ったら先日よりしんどかった。身体が重く、2周目途中で脚は売り切れ。しかしそれ以上に脱水で命の危険を感じた。
家に着いても絶対にビールは飲んじゃダメだと心に誓った。
ゆっくりでも相変わらずHRmaxは162。RunningIndex59は過去最低。だよな〜
4:59 4:47 4:46 5:02 4:44
5:01 4:46 4:51 5:05 4:46
やっぱジム入ってトレッドミルで走ろうかなあ。
2012/7/28 [全くダメダメ練]
実に7週ぶりのお袖練。バイク実走練としては6週ぶりとなる。走れるのか? スローパンクしていたタイヤの交換を前日慌てて済ませ、8時前にGo。クルマのエンジンは無事かかった。
そんなに暑さは感じないが、出だしからまあとにかく踏めない。恐らくは本門寺ランの疲労が主原因だが、この異様なだるさはそれだけで説明がつくとは思えない。とりあえず、周回コースへと向うが、250mの上りが普段16分半のところ21分以上を要し、断トツでワースト記録。途中ローディに抜かれたが追いつこうなんて気は全く起きない。帰れなくなりそうなので鹿野山方面も諦め、周回コースを1周して終わりにしよう(=30km)と決めたが、交差点でふと、いつもと逆方向へ曲がってみる。こんなときはポタリング気分で新コース開拓でもしよう。
練習という意識を捨てても、走るのが辛い。これは重症だな。新ルートはなかなか走りやすく、途中で国道に合流することもわかり、これは使えるかも、と得るものもあった。標識に従って亀山湖方面へと向ってみるが、亀山湖に執着する気は無く、めんどくさくて久留里街道で引き返す。狭い幹線道で交通量も多く、練習向きではない。
今日のカントクが目指した高滝湖方面へと曲がり、途中のヤマザキで休憩。ここで油売ってりゃ戻ってくるカントクと会えるかも。脳天突き刺す冷えた氷菓に思いのほか難儀し、随分時間が経ったが、カントクは現れない。これはすでに先に帰ったってことだろうと判断し、引き返したが、デポ地にその姿は無かった。コンビニで水買って、公園の日陰でくたばってゴロゴロしていた頃ようやく帰ってきたカントクは、この暑い中充実した練習ができたようだ。ますます自分のふがいなさが際立つ結果となった。

夕方、実家に帰って浦安花火大会。震災復興に予算を回し、去年から打ち上げ数は3割減とのことだが、その違いは明らかだった。観客から自然に沸き起こるはずの拍手がさっぱり出ない。風向きや見る環境などはほぼベストだったのでなおさら惜しい。辛うじて、フィナーレだけは例年よりちょっと良かった気がする。
なんとも寂しいもんじゃのう。

2012/7/29 [疲労がとれない]
ランでもするかと思っていたが、身体がべっとりと床に張り付いてしまって剥がれない。ほとんど昼寝して過ごした。期待の内村コーヘイ君が、一体どうしちゃったってくらいハプニング級のミスを重ねていて、上手くやるって難しいんだなあと気分も落ち込む。
2012/8/1 [無理難題]
シゴトの忙しさもあるが、要はやる気がおきない。日記も練習記録も書く気力が起きない。三日もサボっちまって、今日はさすがに何かしなくちゃと重い腰を上げてシロモトに乗る。
目の前のTVでは柔道をやっている。見た目にはあまり判らないが、わずか5分の試合でも立ち上がるのも辛いくらい疲れるようだ。そんな彼らのしんどい状況を実感すべく、自分も試合が終わるまで踏み続けよ、などと考える。
それにしても今日は心拍が上がらない。140以下でも苦しく、ひいひい言っている。彼らより自分のほうが明らかに辛い気がしてくる。

1ヶ月の完全ブランクを、1ヶ月で取り戻そうと考えたが、この季節にはかなり厳しいことが判ってきた。そりゃそうだな。暑くてやってられないんだから現状維持もままならないのに、短期集中でレベルをぐんと上げようなんて虫が良すぎる。
そのうえ、土台がだいぶ崩れているからちょっとした追い込みでもリカバリが長引く。高望みせずホドホドに頑張ろう。
2012/8/2 [脱水対策]
相変わらず、くたばると知って夜ラン本門寺コースを行く。
空ペットボトルにコーラの水割りを300ccほど入れ、パンツとケツの間に刺して走る。こうすると背筋が矯正されてむしろ調子いいんだよな。ペットボトルがケツの中にポロんと滑り落ちないように気をつけるのがやや面倒。それ用のアタッチメントみたいなの作ったら売れるかな、などと走りながらデザインを考える。
たかが300ccではあるが、持って走ると気分的に楽だね。
4:56 4:38 4:32 4:58 4:41 total 23:45(P4:45)
4:58 4:42 4:41 4:54 4:37 total 23:52(P4:46)

まだまだ先は遠いが、ちょっとずつ上げてきているかな。
012/8/4 [毎年恒例高尾-陣馬トレラン→ビアガーデン]
気心の知れた仲間で高尾山トレラン。
比較的脚が揃っていたため走りやすく、女性もみな頑張って走った。この時期としては気温低めで、路面状況も良かったのは幸い。前半はしんがりが多かったため温存された。二度SHUさんに着いていき、心拍をかなり上げた。お楽しみのうどんは影信ではなく陣馬で食べる。涼しかったのでちょうどいい。下りを含め、ほぼフォアフットで走る。後半から徐々に調子が出てきたが、復路は下り基調のため、あるところで膝を痛めてしまって下りで走れなくなり、最後のスプリント合戦に参加できなかったのがちょっと残念。ほぼ巻き道を走ったお陰もあり、予定より早く戻ってくることができた。
そのあとのビアガーデンでは、腹が減りすぎていて一気に食い気に走ったため、ビールが飲めなくなってしまうというミスを犯した。べろんべろんになるより身体には良いけれど。ショウジさんゆかっちありがとう。

帰ってから、録画してあったトライアスロン女子を見た。
解説の山本みっちゃんは、チームジャパンはここロンドンで入賞するためにすべきことは何かを考え、準備してきた、みたいなことを言っていたが、んー、結局藍ちゃんは一度も映らなかった。まずもってスイムがあんな遅いんじゃどうしようもない。ロンドンのコースプロファイルは重々承知していたはずであり、ハシボウなこの結末はスタート前から判り切っていたことであろうに、何を準備してきたというのか。彼女がなぜ前評判でこれほど持ち上げられていたのか。サッパリわからない。
スイムはベタ凪、バイクもランもド平坦というロンドンのコースは実につまらなかった。いつも以上にバイクでの展開がなくて、途中から眠くなったもんな。トラも一定割合以上坂がなきゃダメとかってルールにしたらどうなんだろう。一箇所スリッピーなコーナーで落車のオンパレードという不名誉なオマケつき。ここは沖縄か!?
ただ、鬼の形相のラストスパートには魅せられた。あとでスロー再生で見たら、二人とも完璧なヒールストライク型だったのが印象的。
2012/8/5 [真夏お袖練]
昨日のトレイルで、膝から下がかなりの筋肉痛、普通に歩けないほど。しかしカントクからはDNSの提言がないので予定通りお袖練に行くしかない。デポ地はこれまでになくジリジリと熱い陽が照り付けており、今日はやばそうだと感じる。
案の定、全然走れないが、気持ちは前向きなところが先週とは異なる。普段16分半で通過するベンチマークの坂は19分半、先週の21分よりは遥かにマシ、というポジティブ思考で。
平地は騙し騙し走れるが、上りになると限界が来る。遅くても悲観せず、乳酸を貯めない軽いギアで登ろうと決めて走る。
先週開拓した道を走り、初の西ルートから鹿野山を登る。緩いだろうとなめていたら、最後が傾斜がきつくて死んだ。
途中スーパーでコーヒー牛乳1Lを買い、またしても腹を下す。もうちょっと考えるべきなのか、慣らせて腹を鍛えるべきなのか?
オレンジジュース1Lとあわせて2Lで3時間乗り切れているのは、まだまだ本格的な暑さではないのかもしれない。

十分くたばったのでこのまま帰っても良かったが、涼みがてら臨海プールへと行く。なぜか初っ端から腕が筋肉痛、と思ったらカントクも同じ疑問を呈したのがおかしかった。トレランは上半身もかなり使うんだろうか。
むりくり1500m泳いだ。最後の1本だけ試しに計ってみたら、1分32秒もかかっていてガックシ。

夜は女子マラソン、ちょくちょく入る長いCMにウンザリしながら見る。頼むから民放は辞めてほしい。
日本人選手は前半、先頭の目立つ位置にいて期待させるが、結果は散々だった。先頭はそれなりに負荷が大きいと思う。自分のペースを作れるから、とか言うけれど、その重友がまだ中間あたりでバテバテじゃ意味ないじゃん。前々で走れ、とかコーチに言われてるのだろうが、科学的根拠のないただの精神論がいまだ蔓延る世界なんじゃないか。
解説の有森、私は何でもお見通しみたいな鼻につく言い方はいつも通りだが、加えてまるで同時通訳を聞いているかのようのようなぎこちなさは一体なんだ。ヘタすぎ。
ゴールになだれこんだ選手たちはタオルをかけてもらうこともなく、濡れた路面に倒れてもほったらかし。ホスピタリティ?とかって全然考えてないみたいだ。イギリス人って何て冷たいんだろう。
そんな感じで、ネガティブなことばかり目につく女子マラソンであった。
2012/8/6 [夏期休暇中]
今週は会社の夏休み。節電のため職場一斉休業となり、日程を選べなくなった。当分続くのだろう。
脹脛の筋肉痛が昨日より酷くなってる。ランで脹脛が一番の筋肉痛になることはないが、今回はおそらくほぼフォアフットで走り通したためだろう。やはりトレイルでは爪先着地が安定しているし、木の根っこに足をひっかけにくくなる。さわさりながら、だからこそアスファルトの整地された面ではその特殊性の恩恵を生かせるのがヒールストライクという気がしないでもない。だが以前のNHK特集ではフォアフットのほうが筋肉負荷的にも小さいことが実験で確かめられたと言ってた。特別なケニア人にしか当てはまらないことのような気がしているが。

節電といえば、職場のエアコン温度が高めに変えられたせいで、体感的には喜ばしく思っていたものの、この頃脇腹の汗疹に悩まされるようになった。特に定時以降はエアコンがほぼ切られるのか、蒸し風呂同然でパンツなんぞはもうぐっしょりである。ここ1ヶ月ほどシゴトが忙しく残業が重なったことも大きい。
夜、痒くて眠れないつらさは、暑さで眠れないのと似ているな。

昨日のスイムによる上腕や胸周りも酷く筋肉痛で、今日は何も出来ないなという感じ。折角の休暇日をごろ寝して終わる。

秋冬の計画について。
今年のツールドおきなわはなぜか例年より日程が後ろへずれ、大田原やつくばマラソンの日程と完全に重なることになった。大田原はあてが外れてしまい、もはや秋冬のレースはどこも申し込めないので、TDO市民140km一本に集中することとなった。それはそれでよかったかもしれない。トラも珠洲が最後だし、準備期間は十分ある。言い訳ができないのは確かだ。
日程がずれたお陰で、カントクも業務のしがらみがなくなり一緒に行けることになった。オクマスタートでカントクが参加できるイベントは国際女子100kmしかないので(さすがにそれはない)、京都マラソンの時のように一人TDOとなってしまうが、案外そのほうが楽しめるかもね。
2012/8/7 [PCのHDムービーをTVで見るためのハードル]
7月21日の挙式では、二人のいわゆる生い立ちのムービーをプロジェクタで流したが、完成に至るまで試行錯誤の連続で困難を極めた。忘れないうちにそのプロセスを備忘録としてまとめておく。

ムービーとは言っても結局昔の写真のスライドショーみたいなものなので、いくらでも簡単な方法はあったのだろう。たとえばPCとパワーポイントを使えばすぐにでも可能だ。
しかし、ウチのパソコンは僕のがフルサイズのワークステーションでOSがWin2000という前世紀のご老体、カントクのSharpのノートPCはXPだが非力な上に動作が怪しく、最大の欠点はCPUの温度が上がるとすぐプッツン落ちてしまうこと。トラブルが許されない場面でこんな不安定な道具は使えないし、そもそも誰がパソコン操作するのかという問題があった。
式場からも「DVDにして持ってきてください」と言われていた。だがDVD化って簡単に言うけど誰もがさっと作れるものとはとても思えないんだが? みんなどうしているのかな??
悩んでばかりでさっぱり手を動かさない僕に焦り始めたカントクが手短な方法として、DVD化まで面倒見てくれるMicrosoftのフリーソフト「ムービーメーカー」を使って作り始めた。
ところが、とりあえずサンプルを作ってTVで見てみると、極めてボケボケで魅力も何もない。通常のDVDソフトと見比べてもなぜかはっきり画質が悪い。スマホの半分以下の解像度の静止映像を誰が好んで見てくれるだろう? それにこのムービーメーカー、簡単操作と引き換えに自由度はなく、Microsoftらしい、不可解なお仕着せで埋め尽くされたこのソフトに頼るのはありえないと知った。

ここで命題がはっきりしてきた。
・ムービーにするなら今やハイビジョン画質は必須

ウチのパソコンにブルーレイはないが、PanaとSonyはDVDにハイビジョンを記録する独自方式があることを、実家のDIGAを買ったときに知っていた。このAVCHDという方式のムービーをDVDに焼いてウチのDIGAで再生すれば見られるのではないか。
そのやり方はおいおい調べるとして、まずは1280×720ピクセルのハイビジョンムービーをAfterEffectsで作り始める。バージョン5.5のかなり古いソフトだが、基本は変わらない。1920×1080のフルハイビジョンでも可能だったが、そもそもソースがそれ以下のものも多いし、今回のためにRIMMを追加したがそれでも計1GBのメモリでは正直作業がきついし、レンタルするプロジェクタの解像度がそこまで対応してないと意味がないし、欲張らなかったのは正解だった。
AfterEffects5.5でこういうムービーを作るのは、旧いフェラーリで近所のスーパーに買い物に行くようなもので全然向いておらず、一つの絵を出すのに10の手順が要る、といった具合なので挙式前日まで作りこみに追われ続けた。
ハイビジョンムービーになって楽になったこともある。従来の0.9:1といった扁平ピクセルに加え、4:3をワイド画面に切り替えるという二重にややこしい考えから解放された。ブラウン管用のフィールドという概念がなくなり、画面に映らないエリアを考慮する必要がなくなった。高解像になったことで、細かい描写が潰れてしまわないか気にする必要もなくなった。
一番時間がかかったのは当然ながらAEでの制作作業だがここでは割愛。

AE5.5で作ったムービーを二つの工程を経てAVCHD化する。このノウハウはこちらのブログに全面依存することになった。細かい設定などはそちらに委ねるとして、
まずは
XMediaRecode
というドイツ製のフリーソフトで、完成したムービーをH.264コーデックのMP4にする。このあたりの専門用語は未だよく理解してない。
このソフトはXP以上のOSを要求したので(Win2K対応の旧バージョンを試したが動かなかった)、これ以降はカントクのノートPC上で処理することになる。完成したAVIファイルを移動させなければならない。無線LANを活用すれば可能なのかどうなのかもサパーリ判らないので古いiPodをUSBメモリとして使って原始的に移動させる。
だが無圧縮のムービーだと大きすぎてiPodに収まらない。
僕はこのような中間ファイル用として通常PhotoJpegコーデックのMOV形式で作ることにしている。フレーム1枚1枚をJPEG圧縮したようなもので、いわゆるQuicktime版のMotionJpegだと思うが、XMediaはMOV対応にも関わらず、読み込んだ時点で100%落ちてしまうので困ったことになった。たぶんQTが悪さしているのだろう。
AVIにMotionJpegがあればいいんだけど、標準では搭載されておらず、未だコーデックを手に入れられていない。AVIの品質重視のコーデックってなぜ汎用的に用意されていないんだろう? Microsoft Video1とか、CinePakとか、クソみたいなコーデックばかりあってもしょうがないんだけど。
なので、AVIのできるだけきれいなコーデックを選んで移動させる必要があった。この手の検証はとても時間がかかるので、優秀とされるイマドキのffdshowというコーデックに狙いを絞った。この中にはロスレス圧縮形式もあり、圧縮率も優秀でホントにロスレスなの?と疑うくらいなのだが、結論から言えば上手くいかなかった。XMediaRecodeでの処理過程でコマ落ちしてしまう。今回ぴったり6000フレームの映像だったが、なぜか5000フレームと認識し、規則正しくコマ落ちさせる。フレームレートは29.97fpsとちゃんと指示しているにも関わらず、オリジナルは25fpsと認識しているかのようである。当初コマ落ちは再生パフォーマンスが原因だろうと考え本当にコマが消えているとは思わず、ようやく解消できたのは挙式当日の午前中だった。
この現象は無圧縮AVIでは起きないことなので、ffdshowに問題があるのかもしれないが、XMediaの単なるバグという気がする。とにかくこのXMediaは完成品と呼ぶには程遠い非常に不安定なソフトで、毎回祈るような思いで使っている。バージョンによってまた安定度も異なるらしい。
AVIもMOVも難アリってことで、最終的には6000枚のJpegシーケンスファイルとして吐き出し、カントクのPC上で音声ファイルと一緒に再度無圧縮AVI化することとした。この再構築のための
VirtualDub
というフリーソフトを見つけ出すのにこれまた一苦労だった。Jpegシーケンス→AVI変換の需要はかなりあると思うんだが。VirtualDubはなかなかの安定感でホッとする。
そしてできあがった無圧縮AVIを選んでXMediaでMP4へ変換。しかしここで新たな問題が。MP4への計算はCPU負荷が非常に高いらしく、稼働率は100%となる。3分20秒の映像を処理するのに20分程度かかるが、ずっと100%で唸りを上げて動いているため前述したとおりぷっつんと落ちてしまうのだ。
XMediaにはCPU負荷をコントロールするメニューがあるが、最低の「アイドル状態」にしてもあまり効果が見られない。冷え冷えの特大アイスノンを座布団に敷き、あとはPCの前で祈りながら、何とか乗り切った。
ここでようやくMP4の映像が1個、ぽろんと出来上がる。つまりはこれが要のファイルである。これ単体でもカントクのPCでほぼスムーズに再生でき、PCをダイレクトにプロジェクタにつなげればここから先の苦労は要らないのだが。
このMP4ファイルをDIGAで見られるようにするための、些細だが極めてハードルの高いおまじないを生成するのが、
multiAVCHD
というフリーソフト。
たった一つのムービーファイルの再生に必要な、わけのわからないたくさんのフォルダやファイルを作ってくれる。だがこれも怪しい動きをするソフトで、作業途中に強制終了のウィンドウがいくつか出てくる。あ〜あ、と諦めずにこれらをやりすごすと、最後にはファイルやフォルダがそれっぽく出来上がっている。
AVCHDのDVDとして書き出すメニューがきちんと用意されているのだが、何度かやってみてもDIGAで認識してくれなかった。奥の手として、SDカードに書き込むという、前述のバイブルにあった方式をとることにした。会社に転がっていたSDカードリーダライタを借りてきて、multiAVCHDからダイレクトに書き込ませる。このころはかなり悲観的でダメ元のつもりだったので、ひょっこりDIGAで認識してくれたときの喜びは言い尽くせない。こうして試作映像がウチのTVに映し出されたのは、挙式まであと三日を残す頃だったと思う。

だが、後日このSDカードを実家のDIGAに刺してみたら、全く認識しなかった。実家のDIGAのほうが1世代古いのだが、もちろんAVCHD対応である。フルハイビジョンでなかったのが逆に不適合だったのかな。

ちなみに音については、CDの曲をサンプリングして映像に合わせて繋ぎ合わせたりする作業に
WavePadSoundEditor
というフリーソフトを使った。繋ぎ合わせのやりやすさにもう一工夫ほしいとは思うけど、安定していることが何よりありがたい。


夜、通勤号で横浜国際プールへ行く。中原街道は、丸子橋を渡った途端に走りづらくなる。神奈川県の道路整備の酷さは、自転車で走ると益々痛感する。

最初の100mは感じよく泳げ、無理に飛ばしてはいないがタイムも1分24とまずまず。と思ったら2本目3本目とタイムががた落ちし、500mで完全に腕が干上がる。以降は1分半を切れない。何とか騙し騙し1500mを泳いだが、そこからの500mは腕がスッカラカンで参った。
横浜もやはり「速いコース」と「遅いコース」に別れているが、結構若くて速い人がいてちょっと恐縮する。今日は1分30秒サークルで100を1分15で泳ぐ人がいた。そんななか、エンドレスで泳ぐおばさん登場。彼女が50mをターンしたところで僕がスタートしても、75mで追い着いてしまうというスーパーな遅さ。そんでもって追い越したあと、上がろうとしていたら、「なんだ! 行かないの!?」と明らかに不満をぶちまけてくる。
後ろが詰まろうと構わずノンストップで泳ぎ、身の程を弁えずに「速いコース」でのろのろと泳ぐヤツは必ず年寄りである。でも今日ふと思ったけど、それは無神経とかじゃなくて意図的に嫌がらせをしたいのかなという気がしてきた。
2012/8/8 [コウノエベルト]
オリンピック男子トライアスロン、NHK総合で録画版を放映する予定と記憶していたが、期待はずれの内容だったせいなのか? 番組表には跡形もない。ちぇっ。
この野獣のような人たちの走りは、持久力の競技には見えない。日本人は大人と子どもの差くらいあるように見え、この種目でメダルを取る日なぞ永遠に巡ってこないような気がしてくる。

先月末スペインはビトリアでのITU世界戦に出ていたJYUさんの記録を見る。3種目とも贔屓目なしにいい結果が出ていて、特にラン30kmをキロ5平均で走り通すのはかなりハードルが高いように思える。しかし、世界の強豪たちはさらにその上をいっているようだ。
日本のプロ男子が、女子のトップに後塵を拝している。そして総合トップは、どういう計算でそうなるんだろうという信じられないタイム。
日本のローカル大会で一喜一憂しているわしらは平和だな〜と思う。

それにしても、今度の珠洲はマジやばいな。挙式の準備期間のブランクだけじゃなく、よくみると去年11月から練習量の少ない月が連続し、月間30時間に届かない月が7ヶ月分もある。相当減ってるな。最近、歳には勝てないのかなと思うことが多々あるが、こんな練習量じゃレベルが落ちるのも当然の結果であり、逆に言えばまだまだ歳は関係ないぞと励まされた気もする。
まあ焦らず頑張ろう。

先日高尾山トレイルでキリオ君からコウノエベルトなるものの存在を教わり、これは自分向きだと感じたので早速購入した。見た目は張力の強いゼッケンベルトみたいなもんだが、ウェストではなく骨盤の位置をぎゅぎゅっと締め付ける。ランでスパッツのケツ部分にペットボトルを挟み込んだり、ボトルホルダーを着けて走るとなぜか腰高なイメージで調子よく走れることを以前から感じていたが、それと同じ原理ではないかと思ったのだ。
さっそく装着してみた。パソコンとか料理とかやりながら、2,3時間が過ぎた。説明書には運動時のみ装着しろとあるが、僕には違和感ないようだ。
そして走ってみた。四日前のトレイルの後遺症が未だ引かない。身体もどえりゃぁ重い。今日は珍しく涼しくて25℃程度しかないので、暑さによるダレは一切ない。
さて、肝心のコウノエベルトだが、全然ダメだった。ものの数十秒で腰へずり上がってしまう。一旦ずれると、このベルトは無茶苦茶固いので簡単に下に降ろせない。骨盤のかなり下のほうに装着しなおすと、こんどは腿上げの妨げになる。そして腿がベルトを上へ押しやって、やっぱり最後はウェストの位置に落ち着く。
今日のランパンが滑りやすいせいもあるかな。まあでもパンツと一体にでもなってないかぎり安定しない気がする。キリオ君は動きの激しいトレランでなぜ問題なかったんだろう?
本門寺×2周
5:00 4:53 4:44 4:51 4:31 total 23:59 (P4:48)
4:46 4:27 4:30 4:45 4:27 total 22:55 (P4:35)

HR135/159 756kcal RunningIndexは63で若干上がったが、間違いなく涼しいお陰。
2012/8/9 [一人お袖練]
先日日曜日とほぼ同じコースを走る。珍しく、極めて涼しいので負担が小さい。そして珍しく北風。
そこそこ上りも上れるようになってきた。追い風効果もあって途中峠通過は17分48秒、やっと17分台が出て一安心だが、相変わらずガシガシ踏めない。何かがすぽっと抜け落ちている感じだ。
マザー牧場への上りは慎重に行ったが、やはり頂上付近でしんどい。10%近くが続いている感じだ。
平日でトラックが多く、ちょっと走りづらかった。
やや熱中症になったようで、帰宅後も目眩がしばらく消えなかった。
2012/8/10 [夏合宿@北温泉]
今日から二泊三日で那須高原は北温泉で合宿。
と、その前にふるさとの宇都宮へ立ち寄り、中学時代の同級生と会う。日光街道沿いの恭しい店で楽しく会食ができた。料亭みたいな店構えで一瞬緊張したけど、落ち着いた部屋でサービスも行き届いていて、値段もリーズナブル。好物の湯葉をコースで堪能できた。ujkさんありがとう。

北温泉はかなりディープな湯治宿で、安政時代の建物だという(安政っていつ?)。
夏休みのこの時期にあっさり予約が取れたので、かなりヤバイところかも、との不安があったが、その古い建物がかなりいい味出していて、これはなかなか良いではないですか。
こういう宿にありがちな、口うるささも全くない。
温泉はそれはもうたくさんあって、全部入れなかった。
到着が遅かったため、とりあえず近くを散策。茶臼岳まで7kmという看板を見つけ、トレイル開始。うっそうと茂った竹やぶを越えるのに若干難儀したが、他は比較的楽しく走れた。夕飯の時刻が迫ったので折り返す。ところで茶臼岳ってどこだろ、と全然知らなかったんだけど、ロープウェイのそのまた上の山頂のことを指すとはこのときは知らなかった。夕飯前にちょこっと行くような場所ではない。

疲れたことはしてないが、オリンピックもさほど気にならず、TVもつけず8時過ぎくらいにうとうとしだしてそのまま寝てしまった。
鄙びた部屋で、小川のせせらぎに囲まれて、適度に涼しいこの空間では、寝るのが一番楽しいってことだ。
2012/8/11 [ツールド那須高原]
北温泉から程近い、那須高原自然の家にデポ。まずは峠の茶屋まで上ってみる。
県道344で一旦下ってくると、一組の若いカップルに出会った。白く鮮やかなビアンキのロードに乗る女性はウェアなど見る限りまだ乗り始めの様子。オトコに先導されながら、にこやかに着いていく。
県道68でゆるやかに下りながら南西へ進み、 絶妙なペースでカントクを引く。案の定と言おうか、板室街道でふたたび上りへと入ったところでカントクが最初の売り切れ。
地図の中で目立つ深山湖を目標物にしていたが、ポツポツと降ってきたためあと数kmのところで折り返す。
幸い雨は続かず、再び晴れの中を板室温泉、那須ハイランドと厳しい上りを経て、那須街道からは最後の容赦ない上り。特に温泉郷あたりは結構な激坂。カントクの脚が終わりかけているため辿り着けるか不安だったが、朝に出逢ったカップルと再びすれ違い、やる気を貰ったようで何とかデポ地へ辿り着くことができた。僕は上りで何度か反復練したので獲得標高は1600mになったが、カントクも1300m以上上ったはず。宮島を超えたね。
あのビアンキガールもロープウェイ乗り場まで行ったかもしれないと思うと思いのほかタフだ。

練習後、アイスを求めてクルマでコンビニまで下り、店を出るころにスコールがやってきた。わしらギリギリ免れたなあ、と言いながらアイス片手に再び北温泉へと上っていると、土砂降りの中、急坂をノロノロ下っているカップルに三度出会う。やるなあビアンキガール。
2012/8/12 [茶臼岳散策]
最終日、雨が振り出す前に近くの山を上ることにした。ロープウェイ過ぎの峠の茶屋駐車場までクルマ移動。早くもポツポツと降ってきたため、どうしようか悩むが、まあとりあえず行ってみるベーとGoin’にGo。
まずは途中の山小屋まで30分。そこから茶臼岳を目指す。
標高は1470→1915m
途中雨が気になったが幸いほぼ降られなかった。天候不順の割に眺めも楽しめた。
茶臼岳はさほど高い山ではないが、ガスのせいか辺りは森林限界を超えた景色が広がっていて本格的な気分を味わえた。
ロープウェイで上ってきた人が普段着でハイキングがてら来る人は居ても、わしらみたいなランのカッコした人は見なかった。重装備の山ガールに白い目で見られた。
激しい大雨の翌日とは思えないほど順調に上れたが、やはり下りは神経を使う。時間的には上りと大差なかったかも。右脹脛が痛くなった。

那須湯本のラーメン屋で昼食をとっていたら、ドシャーっとスコールがやってきた。この辺り、よく降るなあ。山でこんな雨に降られたら堪らんかった。僕らはかなり運が良いみたいだ。
クルマで移動して、沼っ原湿原を探索。板敷きの平地は走ってみた(何を見に来たんだか?)。高度1230mと意外とあり、少し走っただけで息が上がる。というより疲れているのかも。
ここ前に来たことあったな〜とあとで気付いた。

避暑地のメリットが判ってきた。
単に、涼しいところで追い込んだ練習ができるというだけでなく、常に快適な空間で過ごせることでストレスが解消され、また、夜は上質な眠りによって溜まった疲労がリセットされる気がする。
実際のところ、土地鑑がないのと高地のために効率的な練習はできてないけど、得るものはそれだけではなかったという感じ。

2012/8/13 [横浜直行練]
那須合宿ですっかりデブった。約1.5kg。朝晩そんなにドカ食いした覚えはないんだが・・・。
大して練習になってなかったってことだな。

珠洲まで日が無い。この季節、辰巳も横浜も大会イベントが連日入っていて一般開放が少ない。開いている日はなるべく行かねば。
会社を定時で上がり、自転車で直行する。ノンビリ走っても汗だくになりダルくて泳げるのか不安。昨日までの那須が恋しい。
アリーナは人が多い。オリンピックが終わったために混んでいるのかな?? 少ないコースを選んでも5人くらい居るけど、理解ある人たちの集団だったのでむしろ思い通りに泳げた。1分45サークルで100を5本ずつ、4セット。1分半以上かかっているが、このサークルをほぼ維持できたことが今日の進歩。1500あたりから干上がってきたが、腰から先のプッシュに重きをおけばまだ進むことができるのを覚えた。
2012/8/14 [3種目全てヤバし]
夜ラン。暑さを言い訳にできない、比較的涼しい日。走り出しから身体が重い。合宿ではほとんど走ってないし、昨日は下半身オフだったのに。
心拍を上げたくない気分だったので惰性で行けそうな平地コースへ。やや長めの平地オンリー15kmコースにしようかと思ったが、現状レベルは調子を維持して15km走り通せないことは明らかなので取り下げる。
案の定、2周目途中から極端に全身ずしりと重くなってきて、リアルタイム筋肉痛発生状態。心拍はそれなりだがやたら苦しかった。

いやー全然走れんな。一瞬であろうと身体の奥底から力を出すことが全く出来ず常にへっぴり腰でふにゃふにゃなのだ。スイムもバイクもランもまるでダメダメで希望の糸口が見えない。
4:37 4:38 4:34 4:41 4:42 total 23:11(P4:37) HR140/154
4:28 4:29 4:30 4:43 4:44 total 22:54(P4:35) HR146/155
RunningIndex=64

2012/8/15 [タマリバーラン→大田区花火]
午後4時過ぎに職場を抜け出し、向河原駅からランスタート。もわーんとぬるい空気が漂っている。追い風に乗って丸子橋を目指すも、脚は重く最速でもキロ4分半、そして胸が苦しい。リュックの中身の重量で胸が締め付けられる構造になっているためかもしれない。
丸子橋を渡ってからは下流へ走る。途端に強い向かい風となり、一気にきつくなった。数分前にカントクとじょ〜さんが丸子橋で折り返したとのメールを受け取る。今日は3人で小ぢんまりとタマリバーランなのだ。
やがて、長身のじょ〜さんの背中に張り付くようにして走っているカントクを見つけた。カントクのペースに合わせてもらってじょ〜さん申し訳ないのう、と思っていたけど、案外じょ〜さんもギリギリみたい。とにかく最近のじょ〜さんの練習量たるや尋常ではないから疲労の蓄積もハンパないようだ。
六郷土手が近づくにつれ、河川敷には人が増え始めた。でもまあ走りには問題ない混み具合で、無事六郷土手まで。
僕が9.2km、二人は13.5kmほどかな。
六郷温泉で汗を流し、ビールなど買出しして6時半頃から土手へ。大田区何とか花火大会イェ〜イ。極楽だ。
結局、花火が始まったのは7時50分だったので、その前にすっかり出来上がっちまった。5000発の花火はわずか30分で終了。その分密度が濃かったのでなかなか迫力があった。
さて帰るか〜と思ったら人の密集度たるや浦安の比ではない。というか六郷土手近辺が完璧にキャパオーバーなのだ。路地と言う路地は人だらけで逃げ場がない。おしくらまんじゅうのように人ごみをやっと抜けて、蒲田までてくてく歩く。10時発のバスは最終だった。
じょ〜さんありがとう。カントクの卵焼き美味しかったよ。
2012/8/16 [駆け込みスイム練]
田町で会議が夜までかかったため、ついでに辰巳に寄っていく。ついでとは言えないか。
泳ぎ出しの50m、わずか5%ほどの力だけですいすい泳げる感じがする。この分だと何千mも泳ぎつづけられるのではと毎回思うのだが、ターンした頃にはそのミラクル感ははかなくも消えている。そして300mも泳げばすでに腕パン状態。
結構混んでて、しかも速く泳ぐコースはみな遅い人ばかり。むむー。大勢には逆らえまへん。サークルとか全然守れない分、腕は干上がりにくかった。しかしまだ1本1分30秒かかる。最短で1分27程度。
最後に50mダッシュを10本、40秒を切れない。
帰りのバスに乗りたかったのでちょっと物足りないけど2000mでおしまい。
2012/8/17 [光が見えた?]
夜ラン。懲りずに本門寺アップダウンコースへ。伸び率を知ろうとしばらくは同じコースを選びたくなる。
少しだけ状況が変わった。今までのような「遅いペースなのに頭打ち感」がない。余裕を感じながら走れる。
だがいい気になって飛ばしていたら、2周目に入って垂れた。でも「垂れ」にはそれなりに原因があってのことなので悪い気はしない。
十分抑えたのに階段上りきったところで毒素が身体中に回ったみたいに苦しい。最後はヘロヘロになって自宅に着いた。
4:52 4:29 4:33 4:49 4:33 total 23:16(P4:39) HR144/158
4:46 4:33 4:40 4:54 4:41 total 23:35(P4:43) HR151/161

結果を見直すと、前半飛ばしたつもりで全然速くない。逆に2周目は思ったほどタイムは落ちてない。HRはそりゃ垂れるよなってくらい上がっている。暑さが響いたかも。
RunningIndexも62で何もかも前回(8/8)より悪い。一皮剥けたと思ったけどデータからは覗えないようだ。
2012/8/18 [AUメールフィルターの脆弱性]
しばらくご無沙汰だったケータイウンコメールが来るようになってしまった。
先日、慈朗さんのメールがケータイに届かないことを知って、ちょこちょこっと迷惑メールフィルターの設定を変えた。ドメインに.comの含まれるメールは全部拒否、という設定に引っかかったのだろうと考えたのだ。しかし、それを境にウンコメールがチョボチョボと来るようになったので慌てて元に戻した。ところがウンコメールは止まらない。こいつらのアドレスをよく見ると、今まで拒否リストで振り落とされていたものではない。
つまり来始めたのは単なる偶然なのか? 一体どういうきっかけなのか?

AUの迷惑メールフィルターはいくつか不可解なところがある。
●不可解その1。まず、他でもない俺様のPCアドレスからメールが届かない。auアドレス帳受信設定をON、さらに指定受信リストにもわざわざPCアドレスを入れたのに、拒否される。何でか?
少なくともカントクのAU携帯には届くので、PCメール側の問題なのだろうと思って諦めていたが、最近自動転送メール受信リストに入れたらようやく受信されるようになった。PCメールはNTTPCコミュがやっている普通のメールだし、転送などではない。

●不可解その2。慈朗さんのメールは.comで拒否したわけではなく、なりすまし規制で弾かれたようだ。しかし、いずれにせよアドレス帳受信設定で来るはずなのだが、効かなかった。アドレス帳受信は 迷惑メールフィルターの設定にかかわらず優先受信する、と明記されている。上記とおなじ問題のようでもある。

●不可解その3。最近来るウンコメールのなかで、拒否設定リストにしっかり当てはまるものが堂々と届く。
これはあまりに変だと思い、散々調べたところ、やっと解決(たぶん)。2chの中に答えがあった。

auの迷惑メールフィルターは、
「指定受信リスト(なりすまし・転送メール許可)に 自分の携帯アドレスが含まれていると 自分宛のメールは全て届いてしまう」


これだ! PCアドレスのメールを受信させるために、PCとケータイで共通にしているネームだけをなりすまし許可リストに入れていた。一切のフィルター機能が停止し、ウンコメールは全部受信していたってことか? 慈朗さんのメールも自分PCのメールも、そりゃ来るだろう。
どーりで、レポート通知ONにしても一通も来ないわけだ。

でもなーあくまで受信許可しているのは送信アドレスなんだから、自分のアドレスが万能キーに変貌するっていうのは致命的欠陥だろ? せめて、禁じ手としての注意書きが必要なのではないか。
あー腹立つ。


カントクのアンカーを調整する。

カントクの105のコンパクトクランクにはてっきり48Tが嵌っているのかと思っていたら、105には50Tしかないんだな。
非力な女性に50Tは持て余すし、そもそもコンパクトの意味が薄いと思うんだが。34Tとの組み合わせもかけ離れ過ぎていて、切り替え時のギア比の調整が大変な気がする。
そんなわけで、かねがねカントクから要望があった48T化を敢行。ざっと探して一番安かったFSAをエゲレスから購入。本当は46Tくらいがいいんだが、結論としてはアンカーフレームの都合上FDが2mmほどしか下げられず、46Tは変速に支障が出るかもしれん。
さて、このリングがクランクに嵌らない。チェーン脱落防止ピンが長すぎて干渉するのだ。あれー互換性ありだと思ったのに??
仕方なく角度をずらしてとりあえず嵌めてみる。もっと大きな問題が発覚。インナーからアウターへチェーンが一向に持ち上がらない。2歯減ったくらいで全然ダメってどういうことよ。
互換性については特に明記されていなかったので、シビアな条件も無いのだろうと勝手に解釈したのがまずかったか?
改めて調べてみると、N10と呼ばれるこのチェーンリングはFC5700系(新型105)用であり、カントクの105はFC5650で一応非対応ということらしい。というか僕のマヌケな勘違いとして、カントクの105の型番は57XXで新型が58XXとばかり思っていた。
56と57の明らかな差はアウターとインナーのピッチにあるようだ。最初に見たとき、妙に外側に反り返ったチェーンリングだなとは思ったのだがその印象通りだったみたいで。
むむー下調べが足りずカントクすんません。
まあでもその取り合わせでもひとまずトラブルなしという意見もちらほら見かけるし、ピンを鋸で削り落としてきちんとはめ、ディレイラーバンドをやや下にずらしたり、可動域を調整したら、スパスパと変速でき今のところなんら問題ない感じ。
これで珠洲もオッケーでしょう。

夜ラン。昨日のランで左脹脛をいためたようなので平地往復コースでゆっくり回復走。
5:41 5:34 5:32 5:31 5:22 5:22 5:40 5:32 5:24
回復走なのに次第に脚に来た。
まったく・・・。
2012/8/19 [赴くままに]
珠洲前最後の追い込み練。近頃全然追い込めてないので、正しくは追い込みたい練。
早速じわじわと暑いなか、日焼け止めを塗って10時40分にGo。鹿野山を上りたいというカントクにあわせてまずはのんびりと走り出す。
一昨日ランで何となく痛めた左脹脛が妙に痛い。庇う気持ちがペダリングにも影響する。肉離れと似ているような、違うような。
途中でカントクを切り離し、鹿野山TT。どうせろくな結果など出ないのに計りたくは無いが、計らずに通り過ぎるわけにもいくまい。
前半はやや向かい風にも感じるが20km/h以下なのはそのせいじゃないだろう。
6%の坂でギア25Tを使い切る。一気に垂れるよりはマシか。明らかに遅いけど、何とか集中力を切らさず最後まで走れた。
鹿野山HC 5.1km ↑255m
15:45(best+1:48) HR142/150
ベストの13%増量タイムだが、むしろ15分台で収めてホッとした。

マザー牧場を過ぎり、西へ下山してもみじロードへ。南風とだらだら坂でちっとも進まないが、ハナから志が低いため落ち込むことなく淡々と。アップダウンが連続する長狭街道では珍しくミニベロ集団に出会った。なんでもない坂の上で涼んでいる。予定外休憩か。
折り返しの県道88は最初の上りさえクリアしてしまえば追い風下り基調でラクチン。45km/h前後で巡航していると脚が攣りかけてきたのでスーパーで1リットル補給。さすがにコーヒー牛乳は控えた。

田倉別荘ルートで鹿野山へ。粗方売り切れた脚に加え、脹脛の痛みを庇うなか、脹脛が伸びるアンクリングを強く意識して上ってみる。もしかしてこのほうがいいのかなあ。ところで僕はアンクリングについてうまく理解できてない。基本的には足首の角度が変化するペダリングを示す言葉と思うが、ペダルが2-3時くらいの最も力強く踏んだ瞬間にかかとがペダルより下がるような動作が最たる例と思っていた。だが逆に下死点で爪先立ちに、さらには上死点でも爪先立ちになるのが典型例という人もいる。僕の認識では後者はアンクリングではなかった。その動作の目的がよく判らない。しかし、僕の通常ペダリングは終始爪先立ち気味なので、もしかするとこれもアンクリングの例と見なされるのかもしれない。
上り途中イノシシの親子連れ(2+5匹)に出会う。君津辺りではここ数年でイノシシが大量繁殖して困っているというニュースを先日聞いたばかりだが、お袖練で見かけたのは今日が初めてだ。臆病なので慌てて森へ逃げ込んでいった。
一家団欒を邪魔してすまん。

右脹脛の痛みは治まるどころか、残り10kmあたりは痛くてペダリングがイヤになってきた。アンクリングが刺激したか。
いつもより長く、4時間を過ぎてデポ地へ戻ってくると、カントクがいない。どこか崖の下にでも落っこちてなければよいが、と思ったが程なくして無事戻ってきた。お互い長々と走っていたようで。

そして今日も臨海プールへ。泳げなくても汗が流せればよい、入場することに意義がある、のスタンスで。ここは一方通行の2コースしかないが、意外と満足して泳ぎ続けられる。1500mでおなかいっぱい。というかおなかペコペコ。
長浦駅前のスーパーでアイスやらコーラやらハンバーガーなど胃の赴くまま買い込んで、がっつきながらアクアラインを帰る。Uターンラッシュの渋滞の中でも幸せな瞬間。
2012/8/21 [駆け込みスイム]
退社後横浜国際直行。
珍しく全コース使え、空いていた。端の広いコースを二人だけ。お陰でメニューどおり泳げる。
100mプル×5×4セット、1分45サークル、セット間1分15秒休憩をきっちり守れた。
概ね1分28、3セット1本目で1分25が出た。
飛ばして泳げば1分25を出せる、しかし続けるには抑えざるを得ない、そんな印象だ。
よって残る課題は筋持久力。

一気にあと3回くらい泳げば、80%までチャージ完了、くらいのイメージになりそうだが、明日泳いだとしてせいぜい60%ってところかな。あと1週間あればなあ。

汗だくで自宅へ戻り、腹へって日和そうなところをぐっと堪えてランに出る。
両膝がキシキシ痛いのでウォークに変えようかとも思ったが、結局スロージョグで走る。徐々に慣れてきて10km走れた。まだ週末練の疲労が抜けてないようだ。
2012/8/22 [駆け込みスイム2]
今日はカントクとクルマアクセス。丸子橋が渋滞して時間がかかった。
神奈川道をクソミソに言いながら横浜国際へ。
混んでる。でもお陰でいつもと違うメニューができた。休みが不定期で長くなる分、泳ぐ時は抑えずに力強く。
「速いコース」ではいいペースでみんな回していたので効率よく泳げた。
仕上げとしてはまあまあ。
60%チャージできたかな?
2012/8/23 [最終調整ラン]
会社帰りのジテツウで力が漲る久しぶりの感覚。ようやくバイオリズムがいいほうへ変化してきた。思えば、本来暑さに慣れる6-7月がブランクだったから、それが最近までずれ込んでいたのかも。やっと暑さに立ち向かえる身体になってきたか。

期待して夜ランに出る。
レースが近いので1周だけと決めて。自ずとスピードが上がる。
4:42 4:22 4:19 4:35 4:08 total22:16(P4:27) HR148/160
あ〜、そうは言ってもやっぱしんどい。身体が重く、脚運びが思うように行かない。
最後まで前向きな気持ちを通せたのは良かった。
RunningIndexは61で期待はずれ。
2012/8/24 [レースイメージ]
シゴトが立てこんでいてやばかった。
というか、月曜に突如出張が入り、ホントはヤバイどころかアウトなのだが、代わりに上司に泣いてもらった。申しわけございません。

明日朝3時に起きて、700kmの道程を経て珠洲へ。

スイムもバイクもランも全部中途半端だが、2年前よりは走れるだろう。
スイムは例年から3分程度の遅れで済ませられるだろう。バイクは、抑えて走ることになるが(飛ばしたい気持ちを抑えて、というんじゃなくてその逆)、2周目入った頃からすでに疲労が色濃く出てきそうだ。そして最後のプチのぼりをヘロヘロとクリアしてフィニッシュ。
ランは、結構行けると思ったのも5kmまで。全体的にずしりと重くなり、後半はただひたすらゴールを目指すのみの走り。
あわよくば、6時間切りを・・・。などとふと思ったが、去年で5時間54分。無理だな。
2012/8/26 [レース日]
トライアスロン珠洲 タイプA レースレポート
2012/8/31 [リハビリラン]
珠洲からまだ日が浅いが、だいぶリフレッシュされた感があったので走りに出てみる。8月の練習記録が珠洲でおわり、としたくなかったというセコい考えもちょっとあって。ここ1週間怒涛の如く忙しくて毎日帰りが遅かった。そのストレス解消も兼ねる。
明日は結構本格的に山歩きイベントが入っているのであまり無理はせず。
走り出しから重い。普通なら2,3km走ってから深層にあるダメージが浮き出てくるのだが。そして最後まで消えなかった。
やはりブランク4日程度では疲労は抜けないね。
2012/9/1 [尾瀬散策と登山]
夜中0時に新宿を出発するツアーにMixiコミュ仲間と参加。
尾瀬は初めてだ。いろいろとルールもあるようで、小型バスで向かう。外観は普通の観光バスをショートカットしたような形状だが、乗り心地が固く、ほとんど一睡もできなかった。どんな環境でも寝られるカントクの能力が羨ましい。次回は首枕、アイマスク、耳栓を揃えよう。
4時半、近くの高原ホテルのロビーを借りて山支度をし、開門を待って5時15分、尾瀬の入口である鳩待峠にバスで到着。標高1500m程度だが、降り立つとムチャ寒い。ここまで気温が下がるとは思わなかった。10℃くらいじゃないかな、想定外の寒さでこれはヤバイ。持ってきた服を全部着る。
尾瀬に向けてツアー御一行様16人は元気よくスタート。下りの木の歩道を歩いていると、睡魔で足を踏み外しそうになる。そのうえ、まだ序盤なのに膝がガクガクしてきた。今日一日大丈夫なのか?
山の鼻ビジターセンターから、至仏山をめざす。ここから上りが始まる。しばらくは階段がきちんと整備された道を歩くが、その段差がかなりあるため一歩一歩が大変だ。思わず「よいしょっ」と声が出る。一気に心拍が上がった。陽が出てくると見る見る気温も上がり、同時に身体全体も目覚めて睡魔は吹っ飛んだので気持ちよく登山ができた。
岩がかなりゴロゴロしたルートで、途中鎖で上る場面もあったりしてかなり追い込めるコースだった。珠洲のアクティブレストのつもりが、相当ハードなものとなった。通常頂上までは3時間のところを、途中休憩入れて2時間で上ったのでかなり速かったと思う。その先行メンバーはきゅうさん、カントク、Diceさん、そしてはるさんの計5人。はるさん黙々と頑張ってたなあ。
きゅうさんが一番速い。念のため水分を2リットル持って上がったが、きゅうさんは4リットルも持っていたらしい。背中のリュックは重さそのものよりもバランスを崩しやすいという点で難しさを感じた。
頂上で後続を待っていると睡魔に襲われ、少しだけ寝た。実に気持ちいい。
少し下って、小至仏山でお昼。マルタイ棒ラーメンを持っていったけど、普通にカップラーメンのほうが良かったな。ラーメンって吹きこぼれるから火加減が難しいんだよ。
下山がこれまた結構脚に来た。というか下山のほうが僕にはしんどかった。鳩待峠にようやく着いた頃にはもうヘトヘトで動きたくないくらい。
道の駅の温泉に浸かりビール飲んで最高の癒しタイム。
都内は結構な雨に見舞われたようだが、こちらは天気も安定して最高で、ホント楽しかったよ。
2012/9/2 [依然リハビリラン]
昨日一昨日の影響で身体中バリバリ。日も沈みかけたころにようやく走りに出る。
飛ばさずキロ5分15前後で黙々と走っていたら根付いてきて気持ちよく走れた。上りが特に心地よかった。そんなことはなかなかない。
でもやっぱりちょっと走りすぎかもしれないな。
2012/9/6 [毒の抜けた徳大寺に代わりましてクルマ批評]
7代目となる新型ゴルフの写真を見た。
いやーすばらしい。カッコいいのはもちろん、その秀逸さに溜息が出る。
歴代ゴルフのエクステリアデザインは、どれも今ひとつ好みではなかったが、主力車種でありながら意欲的かつ真剣にデザインというものに向き合う姿勢が感じられる点で評価できた。カローラが辿ってきた道とはまさに正反対だ。今回はそれに加えて完成度が頂点に達したという感じだ。相変わらず、無駄と思えるラインは一つもないし、ごくごくありきたりな面構成なのに決して保守に陥らず、むしろ独創的、個性的であり、かつ誰もが素直に良さを実感できる(と思う)。今のVWファミリーとしてのランゲージをしっかり共有している。これ以上ない絶妙なバランス感覚で成り立った緊張感に満ちている。スポーティでありながらエレガンスだ。
いいシゴトしてるなあ。早く実車が見てみたい。
パリサロンに合わせて欧州車でいくつか新顔が出ているようだ。ゴルフは今回もまた「優等生」という言い方をされてしまうだろうが、他のメーカーも意欲的で元気がいい。
それに比べて、日本車のデザインは一体どうしてしまったんだろう、と最近とくに不安を覚える。遠い日本で、競争社会に参加するのを止めちゃったみたいだ。デザインに全く元気がない。何をしたいのか判らない。迷走した意味不明な面構成に溢れている。練りこみが不足しているようだが、単にスキル不足という感じすらある。それよりなにより、カッコ悪くたって気にしないもんねー。そこそこ安くて簡単に作れればそれでいいじゃん、という、いわゆる「イマドキの若者像」に貼られたレッテルのような、割り切りや諦めや無欲さを感じる。
日本の経済が立ち行かなくなっているのは、それを生み出す自分たちにそもそもの原因があるのではないか。こんなもん作ってたってダメに決まってんじゃん。でも誰もそれを言わない。
一時は時代の潮流となりかけたトヨタデザインも、最近の迷走(瞑想)ぶりはホントにわけが判らない。
その中ではマツダがちょっと期待できるかな。昔からマツダのデザインは整ってはいるけど安直でオリジナリティがなく時代遅れで嫌いだったが、最近はちょっといいかもと思えるものが出てきた。
2012/9/7 [過呼吸とは]
8月半ば頃から続いているシゴトがなかなか決着が着かず忙しい。粘れば粘るほどクオリティが上がる類いの内容なのでつい夜遅くまで続けてしまう。そんなわけでシゴトを理由に練習をずっとサボっていた。
今日も残業で走る時間が減ってしまった。まあやらないよりはマシだろうと言い聞かせて走りに出る。
久しぶりで身体が重く、走り方を忘れてしまったようなギクシャク感。珠洲に向けてせっかく階段を上ってきたのに、いつのまにかまた下がっている。急に上げたものは急に下がるのだろう。
とりあえず故障などの問題を抱えてないのは救いだ。
4:52 4:41 4:31 4:50 4:29 total 23:23(P4:41)HR139/155

シゴトが乗ってきていると頭の中も全部シゴトのことばかりになりがちで、ほかのあらゆる事へのモチベーションが消えるのが困る。溜めていたガッテン録画分をやっと見た。
過呼吸(正しくは過換気症候群)という自分には関係ないことがテーマ。と思ったら一つ面白いことを知った。
まず過呼吸とは、何らかの理由で血液中のCO2濃度が下がっている状態のこと。CO2は大切なものらしい。息を吐くことでCO2は出て行くので、ある一線を超えると肺を止めるよう無意識に脳から指令が出て、結果呼吸ができなくなってパニックになる、それが過呼吸のよく知られた症状のようだ。
興味をひいたのは、番組の中で行ったとある実験。水中で息を止めていられる時間を計るというもの。その記録を伸ばすことができるという「禁断の方法」があるらしい。それをNHKが紹介したことに驚いた。
その禁断の方法とは、計る前に激しく深呼吸を何度も行うというもの。なーんだ、って感じだが。
これは僕も、風呂に入るたびに息止めに挑んでいた当時、知らずに実践したかもしれない。より多く酸素を貯め込めば長く息を止めておけるのではないか、そのためには事前に深呼吸をたくさんすべきと考えた。
素早くたくさん深呼吸を行うことで実際起こることは、CO2がとにかく流れ出てしまうため、意図的に過呼吸の状態を作り出すことができるらしい。息止めをした時に脳がこれ以上我慢するのはヤバイと判断する指標は、血液中のCO2濃度にあるという。CO2濃度が元から少ない過呼吸の状態で息止めをすると、脳が限界を見誤りヤバくないと判断する。苦しさを感知できないために息止めが長く持続でき、記録が伸びるというわけで、実験では平均1分記録が伸びていた。禁断と言っていた訳が判る。
それらから、過呼吸の発作が起きた場合、紙袋を当てるというこれまで言われてきた処方が、窒息死を招きやすく、間違っていると説いている。そもそも過呼吸はほっといても死ぬことはないらしい。
ところで、深呼吸をしてもお目当ての酸素はほとんど取り込まれないそうだ。僕は、深呼吸をやりすぎると逆に身体が疲れるせいか息が持ちそうにないと感じていたため、2‐3度そっと呼吸するのがベスト、という結論に至っていた。なので過呼吸状態を知らずに作り出して記録を伸ばすまでには至ってなかったように思う。

「呼吸」という言葉が使われていることから、発作の状態そのものが過呼吸なのかと思っていたが、あれは結果として引き起こされた症状の一つであり、誤解があったようだ。
2012/9/8 [新しい日記道具]
僕のニーズにピッタリだったPomeraであるが、購入当初から少しずつあちこち物理的に壊れ始め、時折電気的にも無反応となるキーが出始め、先日とうとうそれが6つ以上に増えてしまった。いかなる手を使っても文章が入力できなくなってしまったので、もうお陀仏と決めた。修理などしたら買い換えるのと同じくらいかかるだろう。文具メーカーの物作りの基準は、粗雑な扱いに耐えられる頑強さがあると思っていたがむしろ逆だったようで、壊れないように作るのではなく、壊れたら買い換える、という割り切りが強いのではないだろうか。3年半持てばいいだろ? と言われればそんな気がしないでもない。
だがやはり、メーカーとしての信頼度は失墜したため同じ物を買う気にならず、手軽に日記やレポートを場所を選ばず書きたいという欲求は、日常が忙しくなったこんにちではますます大きい。
イマドキのパソコンはどうなんだろうと再び注目してみる。一番安いのはどれだ?
と思ってちょこっと探したら、2万円程度でノートPCが買える。Pomeraを買った頃とは事情がかなり変わっている。
Pomeraの気に入らない点は実は他にもあった。変換がバカすぎるのだ。そこを補えるだけでも価値はありそうだ。ただやはり、大きさは1.3kgなどと、バッグにしのばせるサイズではない。ま、実際は遠征に持って行ってもあまり打つ暇がなかったりするのでモバイル性はさほど重視しなくてもいいか。
どうせ買うなら良い物を、との考えもあったので、MacBook Airなども一瞬考えたけど、やはりMacOSは慣れてないしそもそもマッカーと見られるのがイヤだ。コンセプト的にはピッタリなんだが。でもこのマシンに対抗しうるWinマシンって事実上存在してないな。ASUSで7万くらいで無くはないけどポチする気にはなれん。
そんなわけで、テッテー的に安物方向へ走る。Acerの2万円のノートをポチ。テキスト打つだけだから性能的には十分なはずで、愚・鈍・重なWin7がそれすら許さないほど足をひっぱるかもしれないという不安はあるが(OSはWin2Kが一番まとも)。外観だけが難。Acerは遠い昔一度だけ本社訪問したことがあるので親近感はあるんだよね。あの頃から台湾メーカーの社風には感心させられ脅威に感じたものだ。

貯めていたあさイチも見た。米の研ぎ方などちょっと面白かった。
お酢を1‐2滴たらして半日冷蔵庫で寝かせてから炊くと美味しいご飯ができる、と聞いたので実践してみたが、例によって米の良さが判らない僕には今ひとつ差を感じなかった。
一つだけへえと思ったのが、炊飯器の早炊機能とは水に浸け込む工程をカットしているだけなので、それを自分で行った場合は早炊きで炊いてOKなんだとか。

そんなことをしていたら今日もサボりデー。
2012/9/9 [5円玉の神様]
土曜の昨日が意味も無く完オフだったので今日こそやらねば。
でもお袖練に行く気力なし。いい天気なのにローラーやる出不精者。
直後にランへ。ローラーで干からびているため、途中の自販機でジュースを買っていこう、と130円を握りしめて出る。100円自販機の前でいざ買おうと手のひらを開くと、そこにあるのは35円。100円玉と5円玉を見間違えるなんて相当焼きが回ってきたな。
死活問題レベルなので公園に立寄って水道をがぶ飲み。
給水したらガラっと脚が軽くなった。さすがに昨日十分チャージできたので調子がいいようだ。本門寺コース×3周、普段ならウヘーと思うようなボリュームだが今日は行けそうな気がする。
先日に引き続き、上りがなぜか気持ちいい。このごろは上りで自然とフォアフットへ切り替えるようになってきたが、爪先で蹴上がるこの感触が心地よく感じるのかもしれない。ただし5%前後の坂で、あくまで乳酸を溜め込まないペースで。
周回コース途中の公園にも結局2度立寄って水を飲んだ。意外にもこれまで一度として公園で給水したことがなかった。途中で止まると負けた気がする、というこだわりの下らなさに早く気付くべきだった。ボトルを持たずして走れるし、水分を補充して調子のいい状態で走れるメリットははるかに大きい。それもこれも、5円玉を100円玉と見間違えたお陰。
ビルドアップとなるよう走る。同じ区間で比較して速くなるように。
最後の3周目は意識して飛ばしてお題をクリアするのではなく上げ調子で自然とタイムが縮まるように。
5:36 5:09 5:01 5:22 4:53 total 26:01(P5:12) HR132/155
5:03 4:51 4:37 4:57 4:32 total 24:00(P4:48) HR143/159
4:44 4:30 4:28 4:44 4:22 total 22:48(P4:34) HR152/165

楽な感じで終えたが無事ビルドアップになった。階段を除くほとんどの坂で乳酸を溜めずにクリアできた。これらには、先週の尾瀬登山が効いている気がする。階段上りの練習を加えたほうがいいかな、いや下りのほうかな、などと考える。

ログを見るとなぜか心拍が異常に高い。クールダウン区間が平均157。通常は白目を剥いているレベル。いわゆるレース後効果かもしれない。
2012/9/11 [ニューキチマシン]
2諭吉AcerノートPCが早速届いた。
どんなブサイクなマシンが現れるのだろうと恐々開けてみると、あれー意外といいじゃん。写真で見るより断然いいじゃん。作りこみで手を抜いた印象も無い。この条件の中ではいい結果を出したと思える。やり過ぎだろ、と思われた表面の波紋みたいな造形も、この光沢面にはまさに水面のようであり案外悪くない。
セットアップも20分程度で終了。早速インターネットなんぞをやってみた。
静かだし、快適じゃ。Operaダウンロードしないとな。
便利な時代になったもんだ。
2012/9/12 [辰巳合同練]
カントクが企画した辰巳練に過去例がないほどの大勢が集まってくれた。先日の珠洲でご一緒したN井さん、I口さん、そして佐渡組のじょ〜さん、JYUさん。職場が遠い人やシゴトに忙しい中を時間を割いてきてくれた。
JYUさん以外は珠洲経験者という異色の顔ぶれだ。
隣の貸しきりコースではどこかの区が主催のトラのミニレースが行われていたらしい。3種目を別々の日にやるんだという。それってトライアスロンと言えるのかよく判らないが、その合計で競うのはなかなか新鮮な試みのように思えた。自分にとってはそのほうが有利となるかどうか、予想ではダメな気がする。
あいにく、いつになく混んでいたけど楽しく泳げた。僕のトラシーズンは終わってしまい、スイムの目標は全く立ってないので、隙間ができればなるべくキビキビ泳ぐの繰り返し。I口さんがひそかに僕の後ろについての練習をしていたみたい。
1時間泳いですっかり腕が上がらなくなった。
新木場でのアフターではじょ〜さんのトラ仲間のT子さんが来てくれた。今年佐渡Bに出たらしく、カントク以外みな佐渡経験者という顔ぶれでもあった。 自ずとロングの話題になる。んー、来年はバラモンキングを本気で検討すべきなのか〜〜〜IRONMANジャパンも復活する気配が無いしなあ。

もっと話をしていたかったけど終電の時間がきておひらき。

2012/9/14 [ぶりかえし]
サボリデーが続き、ようやく夜ラン。先日の本門寺3周の感触が良かったので気をよくして最初から飛ばし気味で行くと、早速頭打ちとなってしまった。どうやら暑さがぶり返したみたいで汗がダラダラ出る。しんどくなって1周目終わりくらいからタレ始めた。そこをむりくり鞭打って走り、強引に2周目のほうを速くまとめた。調子悪さもぶりかえした?
4:49 4:37 4:33 4:55 4:34 total 23:28 P4:42 HR140/157
4:50 4:37 4:24 4:43 4:31 total 23:05 P4:37 HR147/160
暑かった日の心拍は負荷相当よりは上がるが、体感よりはずっと低い。前回よりはるかにしんどいのに心拍は上がってないもんな。
坂でも乳酸が溜まるいつもの感じに戻ってしまった。
2012/9/16 [ダメダメっぷり全開]
昨日から異様なほどやる気が出ない。結局昨日はさぼり、今日も朝からフリータイムにも関わらずなにもせずに午後3時、ようやく重い腰を上げてしぶしぶジョグに出る。30km走でもやろうかと思っていたのは昨日までで、せめて1周(11.5km)だけでもしてこよう。
走り出せば何とかなるだろうと思っていたが、ますます調子悪くなって、途中で歩いてしまい、ショートカットしてそそくさと5kmで帰ってきた。とにかく真夏のように暑いのだが、ダメな理由はそこにはない気がする。
不調の理由がさっぱり思い当たらない。適応期ということなのかな。
2012/9/17 [3週間ぶりのバイク]
ホントに適応期だとすると、頑張っても意味はないのだが、三日間サボり続けるのも問題すぎるのでお袖練へGo。何か新たな展開があるかもしれない。
南風が強く、ディープリムでは煽られて少々怖いくらいだ。走りなれた道をヘロヘロ走る羽目になるのは苦痛なので、クルマでしか通ったことのないR410を黙々と進む。帰路は一気に楽になると信じ、ポタリング程度のスピードでひたすら南下してみる。やはり国道なりに交通量が多く、長いトンネルも複数あってあまり練習に適したルートではない。贅沢レベルではあるが。
酪農発祥の地、の手前から山に入る。自衛隊基地へと繋がる道が、同時に白石峠へと向っている。いっぺんこの道を登ってみたかったのだが、大した距離もなく期待はずれ。峠からの下りは荒れていてイマイチ。悪路は下るより上るほうがマシなので、この方向で走ることはもう無いかな。
復路で期待した追い風は弱まってしまった。なんでこんな遠いところまで来ちまったかなあ。いやーホントいつまでたってもパワーが漲らない。鹿野山も回避し、楽なルートへ。終わり近くの県道の上りでポツポツと雨が降ってきた。たちまち道が川になってしまい、数分後には晴れていた。
終始ほとんど追い込めず、やはり意味のない練習だった気がする。

中国での理不尽な反日暴動がエスカレートしている。
映像を見てアレと思った。日本車をひっくり返している様を大勢がスマホで写真を撮っている。ネットですぐに拡散するらしい。ケータイでもなくてスマホを普通に持てるほどおまいらみんな裕福なんじゃん。貧富の格差とかワカモノの就職難とか、もっともらしい不満因子は全部ウソか。
尖閣にまつわる一連の話についてはメディアも知ってて言わない大人の深ーい事情つうもんがあるようで、素人にはどう捉えていいものかさっぱりわからん。まあでも一つだけ言えるのは、そんな裏事情がどうであろうと、日本人もそろそろ堪忍袋の緒が切れるところに来ているぞということだな。長年、ただのバカなお人よしで来たことにようやく気付き始めた。今の時代、人々の心は静かに、だが速やかに変わるものだ。有識者の予想の及ばない方向へ一斉に切り替わると思うのだがどうだろう。
2012/9/19 [サボリ癖]
40歳代も後半戦に突入。

連日業務が忙しくて、今日も練習はオフる。まあ言い訳でしかないが。
2012/9/20 [グチ二連発]
職場で時折流れる社内アナウンスがある。今現在のウチんとこの電力使用量が昨年同時期の97%を越えたから何とかしろおまいら、罰として共有エリアは色々ストレスが溜まるよう細工しといた、95%以下に減らなければ解除されない、以上。
普段、逼迫したあの夏よりもさらに3%以上も節電できているのかと思うと逆にすごいなと思う。これ以上減らして何がしたいんだろ?

上司ではない別部門の課長Aがやってきて突然、この週末、空いている時間はありますかと訊ねる。Aは、手の空いた人材を見つけては、自分の抱えるオーダーの分担依頼を日頃からよくやるが、僕の休日までもがAにとって自由に使える時間と解釈されては困るので、「僕のプライベートタイムが犠牲になるということですか?」と念を押すと、それには答えずに「何か変更できない予定でもあるのですか? たとえば法事が入っているとか、旅行で飛行機のチケットをとっているとか」と真顔で聞いてくるのだ。ふざけるなと思ったので「管理職ではないので忠誠を尽くす義務はない」とキッパリ断わったが、Aにはその言いまわしの真意がまるで伝わってないみたいだ。
昼休みに友人と話をしていると、「明日休出になった」と言う。Aの申し出を何の疑心もなく引き受けている彼を見て、自分が単にひねくれ者ということなのか? と思った。

まただいぶサボってしまったので今日こそ。本門寺2周。
走り出しは膝がぴくぴく痛かったが、思ったほど調子は崩れていなかった。
依然として暑いのと、いつぞやのミラクル感はなくなって平凡な走り。
5:07 4:37 4:35 4:57 4:31 total23:47(P4:45) HR141/156
4:38 4:30 4:25 4:44 4:27 total22:43(P4:33) HR150/161

意外と2周目のタイムが良かった。でもキロ4狙いで走るとか、まだ全然無理だな。
2012/9/21 [特別休日]
業界ルールにより、明日土曜が祝日のため今日も休日扱い。友人はしっかり休出しているが。

8時、銀座でアイホン5を求める人だかりの映像が、民放のどのチャンネルを回しても寸分違わず出てくるので、リモコンが壊れたのかと思った。独自性という価値観を一切持ち合わせていないメディアにはほとほとウンザリだが、そんな彼らが追っかけている対象がアイホンというのは皮肉だな。
いつも思うのだが、こういうネタで視聴者がどう思うと考えてるのだろう。

ひとり昼食。しっかり何か食べたいが買い物に行くのはめんどくさい。ストックに蕎麦がある。となると天ぷらが欲しい。まいたけ、いんげん、なす、と具材は揃っておる。
昨日スーパーで、「信州の伝統野菜 ひしの南蛮」というピーマンを小振りにして柔らかくしたような珍しい野菜を買った。これ天ぷらにいいじゃん。
同梱のメモ書きに従い、ヘタも種も取らずに揚げる。火が通りやすい。
ほんのり辛い。ししとうに近いかな。上品で繊細さがあり、美味だ。7〜10月が旬らしい。伝統野菜って言葉は、改良される前の素朴な、有体に言ってあまり美味くない品種という印象をまねく気がして微妙だ。もっと広まってほしいと思うが。ひしの南蛮という場所を特定する名称は特産品として位置付けたいのだろうが、普及のためには足かせになっている気がする。

午後、シゴトで業者と打ち合わせして(わしもそれなりに休出なのだ)田園調布警察署でゴールド免許更新。講習もその場で受ける。昔と比べたら手続きがだいぶ集約されたのは有難い。
2012/9/22 [プロジェクションマッピング初体験]
22日が秋分の日となるのは実に116年ぶりのことだからもっと有難がってもいい、とTVで言ってた。そうかもしれん。

前回のお袖錬が月曜だったので間4日しかない。ついこないだという気がする。ほかの練習もサボってるし。
でも一転して涼しい。寒いほど。変化が極端すぎる。アームカバー欲しいくらいだけど忘れてきた。
走り出すと同時に日も出てきて問題なかった。前回と逆に北西の風なので行きは楽。うっかりすると帰りがつらい。
涼しいのでそれなりに通過タイムなども良くなっていくのだろうと期待したがそれほどでもなく。周回コースの頂上まで18分以上かかり、まだまだ遅い。
今日は地図で予習した3つのショートカット道が使えるかという目的で長狭街道まで行く。まずくねくねしているR465をショートカットする道は無事発見でき、センターラインもある概ね広い道だが舗装状態は今ひとつ。県道88ともみじロードを頂上付近でむすぶ山中林道はかなりの激坂でウイリーしかけたが、途中で未舗装路になり断念。
そんなこんなでウロウロしていたら大分時間を食ってしまった。復路の向かい風をテレテレと走る。
三つ目のショートカットは結局発見できず、マザー牧場登って帰る。
涼しさのためそこそこ走れたが、距離の割に疲れた。

東京駅赤れんが駅舎の映像イベント“TokyoStationVision”が今日行われるというので行ってみた。昨日夜のニュースで長々と紹介するので興味を持ったのだが、実はNHKの宣伝だったんだな。
夜8時10分前、丸の内北口から出るとすでに駅前は人垣ができていてほぼどこにも行けない状態。まあこの辺りからでも見えるだろうと思って、開始の8時を待つ。5分ほど遅れて始まった。ちゃんとした観覧エリアではなかったため、音声があまり聞こえてこなかったり、建物の向こう端が良く見えなかったが、それなりに全体像は見られたと思う。
実際の建物にCG映像を投影し、バーチャルとリアルを融合したような「プロジェクションマッピング」と呼ばれる映像は、本物を見たことがなかったのでどんなもんだベーと思っていた。
この目で見ると正確な立体感が伴うし、そのスケールの大きさからも、不思議な感覚がより強調されるのだろうと期待したが、案外そうでもなく、正直ふうーん、くらいな感じであった。駅舎に近すぎちゃって、リアルとバーチャルの理想的な割合が崩れるのかな。周りからもそれなりに歓声が上がる場面もあるけど、どう反応したらいいかよく判らない感じ。きちんと観覧エリアから見てみないと判断はつかないなとは思ったが、あまりに人が多く、中心部まで移動するにはよほどの熱意がないと無理と思ったので、この後も2回上映されるのは判っていたがとっとと引き上げることにした。まあ変わったものが見られて良かったなってところ。
有楽町へ向けて丸の内の地下道を歩いていると、「危険と判断し上映イベントは一回のみで中止します」と意表をついたアナウンスが流れ、構内がえ〜〜っとざわめく。まあ、東京駅前全域で機能マヒ状態だったし、そうなるのも仕方ないかな、ってくらいの人だったけどね。公共エリアを利用したイベントは見学者を限定するわけにもいかず、どうやったらスムーズに行くかが課題となりそう。ただ、東京駅などという、頼まなくたって常に人で溢れ返っているところで集客にコストをかけるのは無駄な感じ。
2012/9/23 [怠け癖続く]
朝から冷たい雨がシトシトと降っている。最近記憶にないほど久しぶりの肌寒さ。
走りに行けないのでベッドでごろんとしていたらグウグウと午後2時まで寝てしまった。朝寝坊が極上の悦びでも何でもなくなってしまって早10年以上。ところが9月に入ってから休日の昼寝がハンパなく長い。学生の頃みたいにいつまでも寝ていられる。目が覚めてもまだ眠い。若返った?

NHKスペシャルで日韓問題に関する討論会をやってた。韓国の知識人を迎えての討論自体、滅多に見られない貴重な場面である。なぜ滅多にないのか、推して知るべしだが。僕は日本人なので客観的なことは言えないけれども、両者の主張を聞いていてどちらの言い分が謙虚に相手の考えを酌みつつ筋を通していて、どちらが苦し紛れの言い訳とはぐらかしと感情論で繕っているのか、差は明らかに思うし、本人自身、それは自覚しているように思える。どうしたら問題を解決できるのか、実は答えを出すこともできるが、解決する気などさらさらないというのが本音なのではと思う。相手を理解し、溝を埋めていこうするのは難しいことではあるけれど、その意思が本当にあるのなら、できないことではないと思う。しかし、話を常に平行線状態に維持しようとするのは、理性を捨てれば簡単だ。無茶苦茶なことを言えばいいんだから。その昔、オウム真理教のスポークスマン上祐が「ああいえば上祐」と言われていた頃を思い出す。彼の理不尽な理論は世間を賑わせたが、彼は決して周りの見えてない理解力のないバカではなく、詭弁を使い放題使い、不毛の議論の場を維持し続けることこそが目的だったのだ。こういう人にいくら何を言ってもダメなのは当り前だが、お人よしな日本人のほとんどはそんなことにも気付かず、いかに筋道立てて反論し冷静に説得すべきかで、脳みそを煮えたぎらせていた。
もうそろそろ理解してあげよう。彼らは争い続けるシナリオを期待しているのだということを。
2012/9/25 [走りこみの季節]
いつぶりだかわからないくらい久々(おおげさ)のラン。
涼しいのでスピードを出せるはず。心肺より脚を虐めてやろうと平地コースを選ぶ。
4:28 4:26 4:22 4:21 4:19 4:16 total26:12(P4:22) HR141/148
4:12 4:14 4:10 4:04 4:04 3:56 total24:40(P4:07) HR151/161

身体が重いのが難だが涼しくてタレなかった。ほぼきれいにBUとなる。最後は久々に全力で走った。その割に遅かったが。唯一気になるのは相変わらず左脹脛。
涼しいって偉大だ。
2012/9/26 [辰巳練]
川ヤン、井口さん、カントクと4人で。やっぱりこないだと同じくらい混んでた。水曜はやっぱ外すべきかな。
混んでるのでサークル練なんてできないから適当に泳ぐ。やはり2週間ごとのスイムではさすがにレベル維持は無理みたい。すぐ腕が干上がる。
井口さんが前回よりもピタリと背後につけてくるようになった。面白いように上達しているらしい。
丸葱、じゃなくて丸惣でアフター。一人2000円以内で腹一杯。ここはラストオーダーが早すぎるのが難。

東京マラソン今年も外れた。もはやタダで(参加費のみで)参加するのは無理という時代になったかもしれないな。ただ、このビッグイベントに神経擦り減らす必要がなくなったという安堵感も正直どこかにある。
2012/9/29 [超お袖練@ちいたけぉ村探訪]
9月はすっかりサボり癖がついてしまった。サボリデー5割と高い。
大型の台風が近づいており、何としても今日走らねば、ってところ。サボると絶対後悔すると言い聞かせ、あさイチ(録画)をのんびり見ながら準備、11時過ぎ、ようやく重い腰を上げる。
午後1時を回っての超お袖練スタート。
夏のグダグダな状態からはようやく抜け出し、普段通りの感触で走り出すことができた。二日オフしたのでそれなりに走れるはず。このところ涼しかったが今日は少し夏に戻って28℃ほど。
んー血糖値が下がっているような、脚の動かなさ。走る前に食べたものは普段と変わらないのだが、12時過ぎだったので完全にお昼ごはんという感覚で身体が急速に取り込んだのか。
バロメータとなっている君津の森周回コース上り区間17分51秒はギリギリ及第点。
まだバイクは及び腰な気分が抜けず、鹿野山を越えるルートは避けて南下。いつもの県道88を通って長狭街道へ。今日は長めに走ろうと思ったので、ひさしぶりにちいたけぉ村周回コースを1周だけ行ってみよう。
ちいたけぉ村周回(13.83km↑200m)
25:58(ave=31.96km/h) HR141/158

そんなに悪くなかった。緩斜面で追い風だったのと、DHバーのお陰。
もみじロードで帰り、R465からマザー牧場上りルートへのショートカットを今日こそ見つけようとうろうろするが失敗に終わる。どんずまりの道が多いこのエリアは隠れ家っぽいな。
ボトルが尽きて脚全体がキューっと攣るようになり、安い自販機めがけてUターンしかけたら、いつの間にか後ろに誰か着いていた。顔まで筋肉質っぽいこのおっさんとマザー牧場までバトルしようかと一瞬思ったけどやっぱ水分が欲しいので見送る。たぶん僕より速そうだ。
見送って正解だった。全然上れん。ちいたけぉ村でほとんど尽きてしまったか。
5時を回り、辺りも暗くなってきた。木陰の多い上りはほぼ真っ暗になる。
最後は追い風に乗って43km/h巡航した。平地はまだパワーが残っているようだが。

あさイチで見たパスタのレシピに感化されたので、デポ地近くのスーパーで冷凍シーフードミックスを買っていく。今晩食うんだから融けたっていいでしょう。
2,3分だけゆでた硬いままのパスタをフライパンに移動させ汁を吸わせるというやり方が気になった。刻みトマトをかけて食べる。
いざ湯を沸かし始めたら、あれーパスタのストックが無いよー! 極細のカッペリーニがちょこっとあるだけ。融けたシーフードミックスは使うしかないし。どうする?
カッペリーニの茹で時間はあっという間だ。それならば、茹でずにフライパンへ直接入れてしまえば? 指定のアンチョビの代わりに、生臭系魚介出汁として珠洲で買ったいしるを投入。なかなか減らないんだこれ。
後入れのトマトも先に入れ、白ワインの代わりに酒を入れ、ぐつぐつ煮てからカッペリーニ投入。
奇妙なパスタの完成。
これが超絶美味かった。残った皿を舐めたくなったくらい。
次こそあさイチレシピで作るか、再びカッペリーニのいしるスペシャルに走るか悩むところ。
2012/9/30 [サボり月間]
珠洲レポート作成にかかりっきりの一日。どんだけダラダラやってんだろ。
だいたい完成した夕方、走りにでも行くベーかと思ったらすでに外は台風で轟々と唸っているし時折激しく雨も降ってる。っていうかそんなことは判りきっているのであり、朝に走りに行けよ。
カントクにも指導されローラーに乗る。暑くてしんどかった。
9月は上半期末の忙しさも手伝って訳もなくサボった日が多かった。これは夏の疲れを取るためのオフ月間だったということにして、10月こそはバッチリやっていかねばなるまい。たまには月間50hとか行ってみろってんだー。一番頑張った2008年の自分の爪の垢でも煎じて飲ませたいね。
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
   
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