![]() 2004年 10-12月 |
タイトルをつけることにしました。
2004/10/2 [新シューズに問題あり] いつもの長柄へ行く途中のラジオで、イチロー記録達成の速報を聞く。DJがはしゃぎまくっているだけなんだけど、おいらも感動したよ。 アートスポーツ杯を目前に控え、今日走らずしていつ走る? というコンディションのなか、どうもフケが悪く全然乗れない。事前補給が悪かったか。TDおきなわはモチベーションにならないのだろうか? 久々にキシリウム(平成12年型)で走って、色々と再発見。やはりキシリウムは乗り心地がしなやかでソフトだ[断定]。タイヤの空気圧が低い、と勘違いする。ハンドリングが素直で思い通りのラインを繊細にトレースできる[断定]。ブレーキのフィーリングはもちろんいい[断定]。一言で言えば快適なホイール(ZIPPとの対比で言ってます)。 問題は、「飛ばすぞ」と鞭打つと「よっしゃ!」って答えてくれないところ[憶測]。 40km過ぎの平地で右膝にしこりのような違和感を覚え、その3km過ぎには痛みに変わった。またしても膝痛再発か。乗りながら具合をみていたら、左膝もピキッと痛くなる。やべえぞ。かなり弱っちいな。予定を大幅変更、養老方面に下るのをやめ、大多喜止まりで引き返す。原因は何だろうと考えながら走っていると、そういえばこの膝痛はシューズを新しくして以来、ということに気づいた。さらに、シューズそのものではなくクリートの取り付けに問題があることをしだいに確信した。僕の足はかなり「ウチマタ」なのだけど、新クリートはやや標準的な角度であった。不適切な足の向きが膝にねじったような負担をかけ、ある距離を走ったところで限界が来てしまうのだ。きっとそうに違いない。 99kmで終了。明日も痛くて走れないだろう。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、スタート直前おにぎりと栗まんじゅうを食す、道中摂取物、100%グレープフルーツジュース 500ml、903 500ml、お茶 500ml、豆乳。60kmで10分休憩。 今日はイチローの映像と電気自動車のドキュメンタリーに心奪われた。ジェット機みたいに滑走する電気自動車の雄姿に釘付け。これがクルマメーカーの試作車だったら感動してないだろうな。最近はすぐ目頭が熱くなってしまうので困りものだ。歳とったなあ・・・。 2004/10/8 [派手好み] 大雨で練習できないけれど、風邪が燻っているためにいずれにせよ何もしない日々が続く。 おきなわへ向け、1年ぶりにZIPPの決戦タイヤを取り替えた。ZIPPの乗り心地がキシリウムより相対的に悪く感じていたのは古くなったタイヤのせいかもしれない、と新しいタイヤをみて思う。しっかり感がまるで違うな。とは言え、せいぜい3000kmほどしか乗ってないし、パターンはそんなに減ってない。パンクもしてないのに捨てるのは忍びないが、ま、クルマの場合パンクするまで乗る奴も居ないだろうけど。三ツ境で買ったが、期待したほど安くはなかった。 こんどは赤色のタイヤにした。ZIPPの赤ロゴと相まって、真っ赤なルージュつけた女みたいになった。ちょっと下品? 嫌いじゃないけど(タイヤが)。 な○○○で買ったばかりのSIDIのシューズの新型が出ちまった。そういうことをあまり考えてなかったな。写真を見ると、ウッ、こっちの方が幾分カッコいい。チクショー悔しいな。 2004/10/9 [台風一過性?] 最大級なヤツが千葉を直撃したらしいが、このあたりで暴風雨だったのはほんの1,2時間程度で、その前後は穏やか、今は不気味なくらい静寂な夜だ。もしTVなどの情報が一切なかったら、これを台風とは思わなかっただろう。 でも昼間は、外出するなと防災放送が訴えていたので、家でクッチャネーしていた。緊急時に備え、食えるときに食えるだけ食ってしまった。夜ようやく腹がこなれてきたのでシロモトローラーに乗る。またしても膝に違和感が生じたので途中で止めた。慢性化してきたようで、厄介なこっちゃ。次のレースは途中棄権の可能性が高くなってきた。 さて、来週のアート杯100km、去年のリザルトを見ると3時間くらいがDクラスのタイムのようだ。群馬6kmコース1周をおよそ10分35秒のペースである。今年7月の群馬戦Zクラスで走った感触では、イーブンペースであれば90分位はそのスピードの集団には乗れそうだが、その後が未知数。10分を切るペースになると多分切れるので、いきなりレベルの違う選手が紛れ込んでいないことを望みたい。 遅まきながら群馬でのVXRSのデビュー戦となる。コーナーで転ばなきゃいいが。 2004/10/11 [やっちまったよ] 台風による被害は何一つなかったかわりに、僕は風邪をひいた。 連続無風邪期間記録は209日で途絶えた。思えば、9月の終わり頃から変だった。そこへ来て、先週3日続けて寒い部屋での会議が効いた。なぜイマドキ冷房を効かせなきゃならないのだ? さらに、社内異動によるデスクの引越しのためにヤバい埃を多量に吸っていた。そしてシロモトローラー台がトリガーになった。 お陰で3連休は練習どころか熱にうなされっぱなしで、自分の身体はズタ袋にくるまれた木炭の塊でできているとすっかり思い込んでいた。寝返りを打つ度に中身の木炭がゴロゴロ音を立てる。頭がいかれるのなんて簡単だ。 サプリ漬けの防衛も虚しく風邪をひいた。唯一、2週間前にCoQ10が切れていた。どの薬局へ行っても売り切れなのだ。これまでに20店舗は見て回ったと思うが買えずに今に至る。たぶん「あるある」あたりの仕業だろうが、いい迷惑だ。海外から取り寄せるしかないか。 この大事な時期に自転車に乗れないのは計算外だった。それどころか、過去に風邪が4,5日で回復した試しがないので、来週のアート杯はDNFならぬDNSの可能性大だ。かなりやばいぞ。 2004/10/15 [コドモ達の未来は] あーあ、ちっとも風邪が治らないよ。従来、風邪といえば3週間は治らないので、まあ予定通りといえばその通り。 しかし、今度のJCRCはいつになく楽しみにしていたのに。同レベルの集団で長い距離を走るレースは年に1度しかないのに。 明日中に治すしかない。 --- 通勤で使う道の途中に、6.7割方の歩行者が信号無視するナメられた交差点がある。 この道10年のベテランである僕は、この交差点の信号機が青になるタイミングを心得ており、事前の速度調整が身体に染み付いている。 今朝は珍しく前方を幼稚園ご一行様が3人の引率者に連れられ、オフィスビル立ち並ぶ都会の喧騒の中ぞろぞろと歩いていた。やがてその交差点へたどり着き、当然信号は赤であった。 こういう場合、周りに遭遇した大人たちは幼い子供達に手本を見せるべきだ。果たして何人がそういう気配りを見せるだろうか。 そんなことをぼんやり考えつつ後ろから観察していると、予想外の展開に唖然とした。先頭に立つ背の高い引率おねーさんが、「横断歩道はこうして渡るのよ!」と示すべく片手を勢いよく頭上に掲げ、堂々と渡り始めたのであった。 幼児達も慣れた様子で手を挙げてついていく。横断歩道は、手を上げさえすればどんな条件でも渡れるものと思ってないか? 他の2人の引率者も別段取り乱す様子はなかったので、どうやら常習者であるらしい。 世も末だよなぁ。 2004/10/17 [雲ひとつない快晴] 昨夜寝ている間に2度地震を感じた。かなりズリズリ揺れたと思う。いよいよもって、関東大地震の前触れだろうか。それとも単に風邪による幻覚だろうか? 結局風邪のためアートスポーツ杯は涙をのんでDNS。無理して行けないこともない、という位なら無理して行こうと決めていたが、無理しても行けなかった(ナニ言ってる?)。JCRCシリーズ戦のなかで最もやりがいのあるレースだったのに、目標の見えないTDおきなわよりもある意味楽しみだったのに、残念でならない。しかもここんとこ悪天候が続いたあとの稀に見る超ピーカンで悔しさ倍増。こうしてPCに向かっている間もみんな走っているんだろうなあ。いいなあチクショー。 風邪ひいてしまったものは仕方ないから、早く治す方法ないかな。子供の頃は、一晩寝れば何かしらの変化があり、二晩で完全に治っていたものだが。エキストラアミノアシッドも、風邪には効果なしだ。 2004/10/22 [つぶやき3連発] 練習もせず、日記ばかりつけているこの頃。 最近読んでいる本。多島斗志之著の「症例A」。精神科医にまつわる小説なのだけど、ノンフィクションのような正確さと緻密さで描かれており勉強になる。しかもこれが面白い。 読んでいてふと思った。僕は風邪をひくと必ず1,2日は夜中に奇妙な感覚に苛まれる。ごく普通のことと思っていたけど、この本を読むとそれは幻覚症状の一種という診断が下されるような気がしてきた。やっぱおいらはヘンなのかな。昔から持病のように自律神経失調症を患っていたが、それも関係あるのかなあ。 5年ぶりくらいに、突然物欲に駆られデジカメを買った。手ぶれ補正機能のあるLUMIXシリーズのFZ20という機種。同じくLUMIXのFX7とどちらにするかで激しく悩んだ。FX7の取り回し性&高品質感を買うか、FZ20の高性能を買うか。結局、デジカメなんて普段めったに使わない、という判断から、とんがった方を選んだ。手ぶれ機能のない他メーカーは今回眼中になかった。 3,4日、家でチョコチョコ使った限りでは、「これはいい物を買った」という気がしている。 手ぶれ補正は期待以上の性能で、しかもその価値が予想以上に大きいことに日々気づかされる。使い勝手も良く、ストレスがない。これなら、今まで一眼レフでろくな写真を取れなかった才能ゼロの自分でも、満足できる作品がいくつか撮れそうな気がしている。 アイアンマン五島は無事来年も開催されることがすでに決まっていたようで一安心。もうすっかり出る気になっている。今年のレース直後は、「寒いし、もういいかな」と思っていたはずだったが。次こそは、11時間半を切りたい。 そのためにはまず、ウェットスーツ買わないとな。 2004/10/23 [20日ぶりの] 病み上がりライドin長柄町。ポカポカ陽気で長袖は暑いかと思ったけど、走り始めたら結構寒く、内側から温まることもない。初めて試すサプリメントのお陰か、調子いい感じ。かなり抑え目に走っているから当然か。心拍が高めだなと思っていたら、いつもの激坂区間で年初来高値の心拍169bpmをあっけなく記録してしまった。感覚的には数値ほど辛くなく、心臓が勝手に急いでいる感じ。体調は普段どおりではないようだ。 不覚にも、80km過ぎころから筋肉が干上がってしまった。脚力の低下が著しい。補給が903一本だけというのもマズかったか。 筋肉は明日の分も使い切っちまったぞ。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、スタート直前おにぎりを食す、道中摂取物、903 500ml、豆乳、まんじゅう。50kmで5分休憩。 2004/10/24 [どうでもいい] 昨日の走りがこってりと疲労感となって現れ、長柄ライドは止め。意志弱すぎ。 多少の罪滅ぼしのためにシロモトに乗って汗を流す。30分でハンガーノックに陥り、いつぞやのレースで貰った「朝バナナ」を飲んで復活。最後までダラダラとゆっくりペースで終了。クラクラと目まいもするし、まだ調子がヘンだ。 2004/10/26 [今月初] 700m泳ぐのに大変難儀した。これはもう、劣化か。退化かな。 こんなレベルでは、おきなわが思いやられる、と関係ないはずなのに絶望感漂う。 2004/10/30 [また風邪ひかなきゃいいけど] 昼前から雨、という天気予報を前日から聞いていたので、珍しく早朝に長柄へ向かう決心をしていたが、家を出たのは6時40分、走り出しはその2時間後だった。僕としては頑張ったほう。 雨の降る前に出来るだけやっとこう、ということで、坂道セレクトで飛ばし気味に走る。しかし、30kmあたりで降り出し、40km過ぎには本格的な雨となった。それでも、雨粒が小さいのは助かる。 顔面を滴る雨水がやけにしょっぱい。寒い日でも知らずに汗をかくものだなあ、と思っていたが、いや待てよ、それにしてもカラすぎる。これは今噴出している汗ではない。ヘルメットのパッドに染み込んだ長年の濃厚な汗が、雨で溶け出したのだ。オエーッ。これは飲んじゃまずいだろ! そのうち目の中にも入ってきて痛くて辛抱ならん。 今日はどうしたことか、全然スピードが上がらない。スンゲー重いよ。いつもの激坂では、明らかに先週の病み上がりより遅い。なぜだ? 激坂の途中で道が半分崩落していた。先週の地震4時間前に走ったときは何ともなかったから、地震がきっかけで崩れたとしか思えない。 75kmあたりで一旦雨が弱くなってきたが、早々とつぶれていたのでもう走れない。デポ地まであとどの位、ということばかり考えている。そのうち、ハンガーノックにもなってきて、異例のしんどさだった。この程度で、ここまで辛くていいのだろうか? 一つ救いなのは、平均心拍数133bpmと長柄で過去最高だったこと。 濡れた衣類を全部ゴミ袋にまとめると、その重さに呆れた。これ全部背負って走っていたのかよぅ? 家で量ったら、2.5kgもあった。辛いのはそのせいもあるのだろうか。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、道中摂取物、903 500ml、豆乳、まんじゅう、MIU Sports 500ml。63kmで7分休憩。 2004/10/31 [デュアスロンですた] 「日曜は本格的な雨模様」と言っていたから昨日無理して頑張ったのに、なんだよオイ、晴れてるじゃねえか! しかもポカポカ陽気と来やがった。くそぅ、後悔極まる。なぜなら、疲れが溜まってとてもじゃないが走れないから。 まあそれでも夕方薄暗くなって復活してきたので、近所をトロトロと走るべか。 おっ! デコボコだったいつもの道が舗装されて綺麗になっとる。飛ばしやすいのう。結構快適になって、近所道も捨てたもんじゃない。 とは言え、飛ばしたつもりが1時間で30kmというスローペース。昨日に引き続き、自転車にオモリでも乗せているみたいだ。 続けてラン8km。途中でまたしてもハンガーノックに陥る。最近はこれで3度目だ。焼き芋屋の軽トラが恨めしい。 経験上、ハンガーノックとはズバリ、「グータラ生活習慣」が続いた後に起こる。エネルギーを適材適所に送り込む機構がすっとぼけているのである。自業自得である。 ほうほうの体で家にたどり着き、脂肪をエネルギーに変換するサプリを飲んで復活。 さらにシロモトローラーに48分乗る。心拍は140から150bpmまで上がり、これじゃ普段より辛いじゃねえか! 3種目とも平均心拍140bpmを超え、2.6時間を高負荷で繋いだ。合計1812kcal也。 2004/11/6 [やっちまったよ2] 呆れてモノも言えないので、淡々と書くことにする。また風邪をひいた。 11月1日。脈が速く、顔がほてった感じは前日から続いていたが、職場では午後以降倦怠感がひどくなったので、大事をとって会社を18時頃にひける。夕食後熱を測ると37.3℃と思ったとおりの値。21時に床に入り、少し暑いなと思って布団を足で持ち上げた途端、足先から頭までスキャンヘッドが高速移動したかのように悪寒戦慄のスイッチがビビッと入って南極へと直行。寒さで震えが止まらない。こうなったら慌てず騒がず、堪える以外にない。すぐさま体温急上昇、後になって思ったことだが多分この時39℃を超えていた。峠を越え、悪寒は落ち着いたので水を飲みに台所へ立つと、まだ1時間半しか寝てない。今回の風邪は早々とピークを越えた、と一安心していたが、とんでもない、これはただのプロローグだった。 夜中に8回はトイレに起きる頻尿状態のあと、翌日の火曜日は会社を休む。このときはまだ、明日の祝日はさすがにバイクトレーニングはヤメとこう、などと悠長なことを考えていた。なるべく早く治そうと、熱の上昇に身を任せるも、38℃を軽く超えるとさすがに苦しい。心拍数は70bpm前後と、平常時の60〜70%増である。線路につなぎ目があった頃の新幹線車内の音に似た耳鳴りがする。シャッコシャッコシャッコ・・・。喉や鼻の炎症は殆どなく、たまに咳が出る程度だが、その痰は奇妙にもカプセル薬の外装とよく似た味がする。つまりすごくヤバそうな味。 十中八九翌日も出社することを想定して会社帰りに買っていた本は、桐野夏生の「残虐記」。単行本にしては安かったという安易な理由で買ったそれは、予想通り弱った時に読む本ではなかった。でもおもろいのですぐ床の中で読んじまった。 高熱で頭が痛くて辛抱たまらなくなってきたので、解熱剤としてセデス・ハイを飲むと、即効だった。快適に6時間を過ごし、ヤクが切れてきたと同時にリバウンドの如くぶり返して一気に39.1℃まで上昇。記録史上の最高値であった。翌日の祝日は、これは肺炎かもしれないと思って病院に行こうと考え、PCを立ち上げるが、市内で祝日営業の内科の病院はWeb上で見つけられず、さらに病院検索の途中でウイルスに引っかかったのか(洒落にもならん)一切インターネットがつかえなくなってしまった。ありゃりゃあ! かといって、39℃以上の状況で、持ち回りの救急病院に行って数時間待合室に座って(立って?)など居られないのは火を見るより明らかなのでヤメタ。替わりに、使い残りの病院の薬「これぞ解熱剤」を試す。まったく効かないぞ、と思っていたら、3時間くらいしてようやく効き始め、その後平熱すら下回る勢いで下がりつづけ、途端に寒くなる。助けてくれー! と布団でもんどりうっていたら徐々にヤクが切れ、さらに強力なリバウンドで39.5℃の最高記録更新。病院の薬は効きすぎ&キレた時が怖すぎ、ということが分かったので、2錠のセデス・ハイを1錠にして5,6時間ごとに飲むことにしたら、38.3℃前後で落ち着いた。この頃になると高熱にも慣れてきて、38℃前半は快適な部類、という感覚になっている。 これだけ高熱にうなされていながら、腹は毎回減るのだからわけがわからない。咀嚼スピードは遅いが、しっかりいつも通り食っている。特に初日の夜中は2時頃から既に腹が減り、空腹感は恐怖感へと繋がった。食えないことへの恐怖。さすがに39.5℃が出た日の昼飯は冷凍グラタン一品で満足してしまったが、夕飯はそれを取り返すだけ食った。胃腸はダメージゼロのようだ。 昼間に寝ると夜中中寝られず苦しむので、なるべく覚醒していようと、姉貴の書庫からマンガを拝借して床の中で読み耽る。小説だと好みが別れるし、第一寝てしまうではないか。手塚治虫氏のマンガはどれを読んでも面白いなーっと。 前代未聞の高熱は肺炎の疑いがあるかと思ったが、風邪4日目に入るとセデス君ハイの順調な働きにより回復の兆しが見えてきたため病院など行く気がなくなる。ところがその回復基調に陰りを感じた5日目、とにかく肺炎かそうでないかはっきりさせようと思って近所の町医者に行く。 レントゲンを撮り、肺の下の方に僅かながら陰が認められたが、肺炎という診断ではなかった。それでも「マイコプラズマ肺炎」の可能性を言い残し、血液を採り、抗生物質の点滴を打つ。元気を取り戻した感じは全くない。でも先生、マイコプラズマ肺炎は、レントゲンの陰がはっきり出ることが特徴、と家庭の医学辞典に書いてあるのですが? 血液検査の結果は1週間後だという。それってTDおきなわの最中ですね。意味ないですね。すぐ結果の出そうな順天堂あたりに行きゃよかったな。と後悔。 結局、会社は3日も休んでしまった。祝日が挟まっていたのはせめてもの救いだ。 6日目となる今日は医者の薬で37.2℃あたりを維持しているが、めまいがして気分は悪い。とてもじゃないが、あさってから出勤なんて考えられない。さらに、次の週末に飛行機に乗って沖縄まで行くのは到底不可能という感じだが、病院帰りにツアー代を送金してしまっていた。ATM機に立ち寄る機会は当分ないだろうと思ったからだ(あれ、理由がヘンデスカ?)。 バカは死ぬまで治らない。 2004/11/9 [すったもんだ] 迫り来るツールドおきなわ。がはははははー。笑うしかない。 体重計に久しぶりに乗って、おったまげた。連日連夜、数リットルの汗を流しつづけ、普段の1.5倍の心拍を打ち、発熱は言うに及ばずで、いったいどれほどの消費カロリーであっただろうと期待(?)していたのに、それがまさかの3kgオーバーとは? 何かがおかしい? 何がおかしい? おいらの満腹中枢神経がおかしいのか?! いや、極度の高熱にも正常に作動していることがおかしい。恐るべし。 ただでさえ体力は低下し、そこらじゅうの器官が弱っているのに、さらに無駄なウェイトを背負って走らねばならないとは。何とも神は試練をお与え下すったもんだ。ああ憂鬱だなあ。 2004/11/11 [今日の体調] いまだ、今月の練習量は3種目とも0。多分、明日もそうかな。 今日の体調は、咳が相変わらずしつこく出る以外は、目まいや気分の悪さはかなり減った。空気をたくさん吸えない。抗生物質の薬は飲むのを止めた。 駅までちょっと駆けてみる。100mくらいはOK。ふくらはぎが攣りそう。走り終えると、脊髄あたりの神経が動脈に圧迫されて、痛苦しい。グヘッ、救心くれ!って感じ(イメージ)。太ってくるとたまに出る症状。 自転車以外の荷物は殆ど宅急便で送るつもりだったが、ふと気づくともう間に合わない日になっていた。がーん。全部持って走らなければならない。ま、でも二泊しかしないから大した荷物にはなるめえ。洗濯必須だろうけど。帰りこそは送ろう。 2004/11/14 [レース当日] ツール・ド・おきなわ 市民120kmの部 2004/11/16 [アシモ君状態] 今朝ベッドから降りたら、ふくらはぎが触るのも拒絶するほどの筋肉痛になっていた。この部位の伸縮が一切許されず、10cmの歩幅でしか歩けない。なんてこったい・・・ まあそれでも徐々にほぐれて、及び腰のアシモのような足取りで無事カイシャにたどり着けたのであるが、デスクワークをしている間にどんどん悪化して、帰る頃にはアシモ以下になってしまった。被害状況で言えば、はるか昔の宮古島参戦に匹敵する酷い筋肉痛だ。しかもふくらはぎだけ、という点が変わっている。夜には更にひどくなり、爪先立ちじゃないと歩けない。そうとう堪えたようだ。 2004/11/18 [次はラン] 結局、ふくらはぎの筋肉痛はレース後4日たっても治らなかった。理不尽なことに自転車に乗るにはさほど支障がなく、ジョギングは殆ど不可能なのだ。来週末は早くもつくばマラソンが控えており、またしても悲惨なレースになることが目に見えている。しばらくは打ちひしがれる日々が続きそうだ。 2004/11/20 [謎の信号音] 異例の筋肉痛がまだ居残る。 おきなわレポートで書き忘れたこといくつか。 選手登録の時にもらったTDO2004ボトルにアクエリアスを詰めて走ったのであるが、このボトル、口の構造に欠陥があるのか、中身がほとんど出てこないのである。力ずくでボトルを手で潰して飲むと、ボトルがへこんだまま元に戻らない。仕方なくへこんだままケージに入れていたら、次に飲むときまでへこんだままだった(笑)。ボトルの素材にも難がありそうだ。 張り詰めた状況の中で、水分補給がスムーズに行えないことは予想以上にストレスであった。スタート時に携帯するボトルは途中で手離す運命にあるため、お気に入りボトルは使わなかったのだが、不良ボトルはレースを左右するので、ここでケチケチしてはいけないと思った。 しかし、途中で貰ったボトルにもっと粗悪品が混じっていたのには参った。 上り坂で千切れたり思うように走れないと感じると、ついつい坂の頂上を見ながら顎を突き出して鬼踏みしていることがある。上を見てしまうのは焦りからくる行動だろう。人は焦るとパワーロスし、注意力も散漫になる。気持ちは坂の上に向けられ、ペダルは闇雲に踏んでいる、というちぐはぐな状態なのだ。そのことに気づいてからは、ペダルのほうに意識を向けるために目線を下げ、踏むよりも回すペダリングで、局部的に筋肉を酷使しないようにした。ヒルクライムレースの時のように、いつ頂上にたどり着くのかということは忘れてじっくり黙々と上りに集中するのが結局は速く上れる。 だがおきなわコース後半はアップダウンが小刻みで、上ることに集中する走りをうっかり忘れてしまう。今後はそのことを肝に銘じて走りたい。 沖縄の自販機には空き缶箱がほとんど備わってない。 名護から那覇までの帰り道、ざっと9割の自販機はそうだった。だが、処分に困って自販機の周りに空き缶が散乱している姿も見なかった。沖縄では販売者がゴミ処分にも責任を持つべきだという意識が販売者側にも、また消費者側にも無いということだろうか。 おかげで、ゴミ箱のある自販機を見つけたら補給する、という習慣がついた。 レース中ひっそりした森の中を上っていると、トラックがバックしている時のような規則的な信号音が森からこだまして聞こえてくる。選手のセンサーチェックをいたるところで行っているのだろうか、とはじめは思ったほどだが、おそらく鳥の鳴き声であろう。徐々に音の間隔が短くなるので妙に急かされている気がして気になった。翌日も同じような音を耳にして、よく観察していくと鳥ではなくセミの声のようだ。 2004/11/21 [トレーニング再開] やっと身体を動かす気になった。 最初はいつもの7.3kmのランコースを2周するつもりだったが、1周でヘロヘロになってくたばった。終いにはキロペース5分も維持できない。ショォォーック! 2005年のアイアンマンにエントリーした。これでもかなり遅いほうらしい。 予想タイム欄には深く考えずに次のように書いた。カッコは2004年の実タイム。 Swim 1:10 (1:18) 10%短縮 Bike 6:05 (6:16) 3%短縮 Run 4:15 (4:27) 5%短縮 Total 11:30 (12:02) 当然ながら、昨年より速く書いた。Swimはウェットを新調して寒さ対策を万全にし、然るべき練習を積めばクリアできるタイムだろう。バイクはちょっと気合を入れれば今年でも出たかもしれないタイム。それらに比べてランは勝算がなく、かなり厳しいかもなあ。 そもそも、今度の冬はランを強化し、長年お預けになっているマラソンの自己記録更新を目指そう、という壮大な計画の一環として、例年になく早い時期のマラソンレース(→つくば)を入れたのだが、早くも計画が軌道に乗せられず大きく外れてしまっている。 焦らず、しかし怠らずに続けるのが大事だろう。 突然思い立ってバランスボールを近所のDIYの店に買いに行った。直径65cmで1000円。こんな安いんだったら何もためらうことなく早く買えばよかった。 巻尺で正確に直径65cmを測って空気を入れる。んでもって、早速乗っかってみる。フワフワした浮遊感覚が予想以上に心地よい。これはリラクゼーションにもなりそう。 そうとう難しい、前触れなくスッ転ぶ、回りの家具に激突して青あざをたくさん作る、などの噂を聞いていたので慎重に。あれ? 意外と簡単? しばらくして、膝で立つこともできた。何か間違っているかも。しかし、このボールに2本足で立つことはまあ、かなり難しそうではある。 ただひとつ、保管場所に困ったぞ。 2004/11/23 [どこまで調子は落ちたのか] おきなわ時の調子の悪さがどれほどのものだったか、いつもの練習コースを走って推し量ろうと思ったのである。レース以降ほとんど練習はしてないから、レベルはほぼ変わりないだろう。 ホントはランをやるべきだと思うが、こんないい天気に1時間と続かないランで練習終わり、ではもったいない。バイクでも3時間以上乗れば、似たような筋肉を使うわけだし、ラン10kmくらいは走ったことになるだろう(ならないんだなこれが・・・)。 で、評価に必要な心拍センサーを忘れてきた。意味ないじゃないか! 最後まで潰れることのないよう慎重なペースで走る。平地で32km/h位を維持する程度の負荷、のぼりは追い込まない。 フライトデッキ君がイカレてる。速度もギア位置も感知しないし、キー操作は無視され画面が勝手に切り替わる。ご臨終か。もう捨ててしまおうと思い始めた40km過ぎ、突然正常に動き始めた。接点エラーというより、プログラムが暴走した感じだ。捨てるべきか使いつづけるべきか悩みどころ。 気温は17℃でほぼ無風、これ以上ない穏やかないい天気。気持ちよすぎて、マムシが道路で寝っ転がってた。危うく踏むところだった。長袖Tシャツに長袖ジャージの選択もちょうど良く、暑くも寒くもない。「ぐるっと大多喜」コースを走って、好条件のお陰か最後まで潰れず終了。こんな最低の調子でも緩いペースなら潰れないんだな。でもアベレージは26.6km/h、獲得高度1270m。源河までPolar値1530mもあったおきなわで、散々潰れたのに28.9km/hという記録は、僕としては上出来ではないか! と気づいた。なんだかんだ言っても脚は良い仕事をしていた。問題なのは、そこまで頑張っているのに「コラッ、攣ってる場合じゃねえぞ。ちゃんと仕事しやがれ!」と無茶な命令を出しつづけたバカな司令塔のほうだろう。 で、今日の走りが調子のいい頃と比べてどうなのかと言えば、さほど変わらないような気もする(喜ぶべきか、悲しむべきか)。ただ上りスピードは明らかに遅く、力不足だった。 仕上げにデポ地でなおざりにジョギングしてお茶を濁した。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、スタート直前おにぎりとお茶を食す。道中摂取物、アミノサプリ+VAAM粉末 500ml 903 300ml、豆乳、休憩なし。 2004/11/24 [謎のタケノコ] 4日前の新聞に、デパートの食材売り場に並ぶフランス産キノコ、という記事が載っていた。自称キノコ好きとしてこれは試さねばなるまいと、早速会社帰りに日本橋高島屋の地下へ赴く。ところが、そんなケッタイなキノコは全然売ってない。店員に確認しても、そういう記事は身に覚えがない旨、丁重な返答を貰った。手ぶらで帰るのも悲しいので、最近出回り始めたハタケシメジを買い、他を物色していたら、台湾産のタケノコとかいう「○○○茸」というものを見つけ、タケノコも大好きな僕は思わず買ってしまった。名前は三歩歩いたら忘れた。 買ってはみたもののどうやって食うベか、と考えあぐねていたが、昨日になってやっと、ハタケシメジと一緒にオイスターソース炒めを作ってみた。 すると、ウゥッ! 美味であった! 生タケノコの上品な香りが楽しめるが、そのサクッとした食感がまた素晴らしい。 うーん、これはいい食材を発見したぞ。ところで、○○○茸の中に入る3文字ってなんだっけ? ネットで調べれば簡単だと思っていたがてこずった。ただ一つ、最後の「茸」という文字だけ記憶に残っていたのだが、なぜタケノコなのに茸なのだ? 衝動買いした理由の一つが、これって実はキノコ? という期待もあったからなのだが(butどう見てもキノコには見えん)、きっと○○○タケという名前を、店の人が誤って「竹」ではなく「茸」と書いたのだろう、と推測された。でもって、数ある食用筍のリストから念入りに探すがそれらしきものはサッパリ見つからない。延々2時間ほど探し回っていたがひょんなところで発見した。 マコモ茸というらしい。 [解説]池や沼などに茂生するイネ科の水生植物「マコモ」の若芽のことです。 なんだよタケノコとも違うじゃねえか! どーりで見つからないわけだ。 でもなぜ筍の味がするんだろう。不思議。筍みたいに湯がいたりする必要もないし調理は至って簡単。手ごろな値段だし、これ絶対流行ると思うけどなあ。 あれ? 普通にダイエーとか生協でも売ってるですか? なお、高島屋に売ってなかったキノコの件は、記事(読売)の書き間違えと思われる。 2004/11/26 [燻る] カイギが夜遅くまで長引く日が連続しランの練習を何一つやってないが、そんな事情よりも、鼻から上がモワーっと熱っぽくて、鈍痛を抱える頭がボゥーっとして、喉が腫れて、鼻血ブー垂れて、要するに風邪が治ってないのか、また復活したのか、もうカンベンしてくれって感じだ。週末のマラソンに出ると間違いなく悪化の道を辿るだろうが、その後の予定もないからどうでもいいか、という気もする。ただその前に、やる気もゼロだけど。 いや、予定が無くはない。JCRC最終戦に申し込んだんだっけ。Zクラスのポイントランキング上位に入ったので、賞金を受け取るためには最終戦に参加して仁義を果たさねばなるまい。 でも下総コースってちょいと怖いねー。壊すの嫌だからKestrelで出ようかな。ホイールはキシリウムで。その代わりタイムトライアルはVXRSのトライアスロン仕様で出よう。去年よりはペース配分を上手くやりたいね。それとアップをきちんと。 こんな低迷状態で着に絡むのは不可能だと思うが、万が一去年みたいに入賞しても、「常に下総で昇級する奴」と思われるのヤダナ、って誰も見ちゃいないけど。 2004/11/28 [つくばDNS] 体調がやはりすぐれないためつくばマラソンは涙のDNS。今日は見事な秋晴れのまたとない陽気、走る気はゼロでも、後ろめたさは100倍。今年3つ目のDNSだしなー。計画どおりにレースに参加できない、なんてことは今までほとんど経験がなかった。無秩序にレースを組み過ぎかも。 申しわけ程度に、シロモトローラーに乗ると、右膝が激痛。どうあがいてもマラソンは無理だったな。 --- ![]() このとき同時に買ったのが、B&Oのヘッドフォンだった。これはとても機構的にすぐれていて、自然なかけ心地を実現しつつ、ジョギングで耳から落ちることはない。以前のツールのビデオを見ると、ランスなども使っているようだ。このB&Oはとてもお気に入りの一つだった。 ところが、家のシロモトローラーで汗だくの中使っていたら、案の定というべきか、ある日プッツリ音が出なくなってしまった。2年保証がついていたが、残念、3年経っていた。 ![]() ま、 B&Oを直すのも金がかかるしめんどくさくって、ズルズルと ![]() ところがこれが期待はずれであった。耳へのかけ心地はどんなに調整してもしっくりくることはなく、極めて中途半端。歯に詰まったカスが一向に取れない時のように気になってしょうがない。B&Oがいかにすぐれていたかを思い知った。この時点で、すでに僕にとっての存在価値はなくなったのであるが、 試しに音を聴いて、耳を疑った。これは100円ショップのヘッドフォンですかい!? 僕は、音の良し悪しと、米の美味さははっきり言ってワカラン人間である。だが、このヘッドフォンから出てくる音は、AMラジオ? って感じで、聴いているとキンキンした音に頭が痛くなる。イマドキの若い連中は、こんなショボイ音で満足しているのか? もしかして、スポーツ用途を想定し防水への配慮と引き換えに音質が犠牲になっているのか? それとも、単に不良品を買ったのか? 「音が変です」と言ってメーカーに送り返したら、イヤミだろうか? 少々手間でも、B&Oを修理する決心がついた。 2004/11/29 [驚愕のSwim=0m] 明日はスポーツクラブ休館日のため、本日中に一ヶ月のSwim最低ノルマ9858mをこなさねばならなかったが、出張先の接待攻撃で生ビールに溺れてしまい、過去3年間で例のない、1ヶ月のスイム0mという珍記録が確定してしまった。明日、辰巳にでも行けばいいんだけど、今の体調ではそんなストイックな環境で泳ぐパワーはありましぇーん。 2004/12/3 [1500kmっていったい・・・] 昨日は1ヶ月ぶりのスポーツクラブ。ロッカーのシステムがすっかり変わっていて浦島太郎状態だ。心拍数指定のエアロバイクは予想通り負荷が落ちるが、ランはいつもの14km/hで意外に調子よく走れる、と思ったら2kmくらいで急に辛くなり、その後も結構しんどかった。筋肉より心肺機能がガクッと落ちた感じ。2ヶ月間ほぼサボっていたスイムはさすがにすぐ腕が上がるが、止めたいという気は起きず意外に粘れた。いつぞやの超しんどい感覚は、今思えばやはりヘンだった。体調が総崩れする直前の警告サインだったのだろう。 巷の情報誌によれば、アイアンマンハワイ参加者の平均練習時間は週20時間前後、バイクは370km余りなんだと。ひょえー。1ヶ月で1500kmも乗っているのか。ローディでもなかなかその距離は行かないのと違うか? ま、距離はともかく週20hという練習時間をこなそうとすると、間違いなく故障する前に体調崩して風邪ひいて絶対に続かない。おいらの練習負荷は高すぎるのか、それとも虚弱体質のせいか。 2004/12/5 [風に負けた] 4日夜半から、10月の関東直撃の台風より遥かにひどい暴風雨に見舞われ、騒々しく気になって眠れない。心配したところで何も対処できるわけでもないので、途中で耳栓をして寝たら具合がよかった。 日曜日は雨の予報だったが、午前中にすっかり快晴になったので、昨日サボった分を取り返すつもりで長柄へと出かける。途中の高速で、アクアラインは強風で通行止めと知る。 とに角今日の風は只者じゃないことは走り始めてすぐ感じた。吹いてくる方向と強度が滅茶苦茶で予測不可能。すっ飛ばされないようにハンドルにしがみつく。自転車でこんなおっかない思いを強いられるのは久しぶりだ。ゆっくりでもいいからとりあえずいつものコースを走って、こういうコンディションを経験しておくのも大切だろうと前向きに走る。 単なる向かい風なら必死にペダルを踏むだけだが、この風では体勢維持に手一杯で、進むことが二の次になり、追い込んだ走りができない。 スピードの落ちる上り坂では幾分恐怖も減るかと思ったが、あんまり関係なかった。ホイールの回転モーメントに期待できない分、実に不安定で頼りない。ハンドル中央を持てないのもちと厳しい。竹林がザワザワと見たことのない角度でしなっているのが恐怖をあおる。 ルートの途中には平地区間がある。丘陵地帯を抜けて平地にくればいくらか風も収まるだろうと期待していたが、坂を終えて平地入り口の交差点で信号待ちをしていたら、突風に抗えずにコケた。マジかよ! しかも、地面に足を着いていた方にコケた。つまりこれはいわゆる立ちゴケとも言わない。 気を引き締め平地区間へと入るが、わずか数百m行ったところで突如命の危険を感じ、Uターン即決。平地は吹きっさらしが厳しく、容赦ない爆風に満ちていたのだ。がまん大会のレベルを超えて、マジヤバイです。 すっかりやる気は失せつつ緊張感だけは強いられる帰路の途中、ふと空を見上げると成田に向かって飛んでいる飛行機が見えた。スゲー。飛行機は偉大だ! フロントフォークに無残なキズ発見。コケた時のものか、ショォーック。 夜のニュースで、東京地方は観測史上最高の風速を記録したと言ってた(ただし夜中の話)。 2004/12/9 [泳げない人の、泳げない必然的要因] トレッドミルでのランは比較的順調に以前の勘を取り戻しつつあるが、 今月に入って3回目のスイムはまだまだリハビリ状態でとてもじゃないけど普段どおり泳げないや。もしここで本腰入れて泳ぐと100mで肩や二の腕の筋肉が干上がってしまう。かなり弱ってしまったようだ。 カナヅチの人の、泳ぐための筋持久力は僕などより遥かに少ないだろうから、仮にもし僕がカナヅチの人と身体を入れ替えたら、100mどころか25mでヘバってしまうかもしれない。泳げない理由はスキル不足と同じくらい重要な別の要因があるのかもしれない。 2004/12/13 [プロジェクト旗揚げ?] 下総FPでの最終戦では、レース以外にもう一つ目的があった。自転車デザインプロジェクトCIKLOideaを、ビルダーの細山さん(@ウゴーレーシング)に検証してもらうことにしたのだ。いよいよプロジェクトが歩み始めたぞ。お昼ごろ、年間表彰式があるから該当者集まれー、とアナウンスがあり、行ってみると案の定細山さんに遇えた。ポカポカ陽気の中、僕のつたないアイディアスケッチを見てもらう。なぜか細山さんの取り巻きの人も2、3人、当然のようにふーん、と覗きに来て、なんだかこっ恥ずかしい。細山さんはミニベロの面白さについて色々と話してくれた。僕の狙いどころをよく心得ていて共感してもらえたことが嬉しい。色々と問題点も見えてきて、実現へ向けてのいくつかのアドバイスをもらったが、それ以上に細山さんのジェントルな人となりを窺い知れて収穫の多い一日だった。 2004/12/15 [こちら暖流系] マコモ茸が忘れられずまた高島屋に買いに行く。 買い溜めするつもりが、一袋しか売ってないよチクショー。無いよりマシだが。隣のオバサンが手を伸ばしそうだったので慌てて確保した。 売り場面積は小さいのに変わったものがたくさんある。早くも売っていたフキノトウ、黄金タモギタケ、アワビタケ、生きくらげなどいつものスーパーでは見ないキノコを買う。しかもお手ごろ価格。もちろん、1個300円のキウイ、なんてのも売ってはいるが。あさつきも買った。野菜ばっかりだな。 三陸フェアというのをやっていた。ヤッホー!僕の頭の辞書には、三陸=ギバサ(別名アカモク)の特産地ということになっている。ってことで、大々的に海藻類売出し中のところへ行って、ワカメ食いねえ!と言わんばかりの売り子さんに「ギバサありますか?」と訊いてみる。すると、「寒流、暖流があってウチは暖流だからね」と言われた。なんじゃそりゃ? 「ほら、ギバサってのは新潟や秋田でね、寒流でさ、ウチは暖流なのよ。ウチの方じゃアカモクだね」「そうそう、そのアカモクだよ!アカモクないの?」「・・・・」 説明になっとらん。 2004/12/19 [お先真っ暗] いつもの土気工業団地内運動公園へ行くと、いつになくほぼ満車状態で賑わっている。 チームアンカーのステッカーがビシバシ貼ってあるクルマがいた。ここまでするアンカーマニアっているのかな。それともホントのプロチーム? 埼玉方面のナンバーだったけど、千葉くんだりまで来るのかな? 団地内周回コースをローディーが大勢走っている。つねさぶらうのクラブメンバーだろうか。 今日は、ポンズ山本さんと走った激辛(げきつら)コースを久しぶりにまた走ろう、と11時30分スタート。ポカポカ陽気は最初の1時間だけで、すぐにどよーんと暗い雲に覆われてしまった。気分は寒々しい中、飛ばしすぎたか40kmあたりで早くも疲れてきた。今にも降りそうだし、引き返そうかなと思ったが、意を決して天津小湊を目指す。もうすぐ海というあたりでポツポツ降ってきた。清澄の登りルートを断念して、勝浦ダム方向に変更。安房小湊駅でコーンスープを買い昼食代わりにする。日浦県民の森の山中を必死の形相で上っているとガサゴソと森の中から獣の気配がする。猿、それとも熊? すでにヘロヘロ状態であったが、もし熊が追っかけてきたら、どこまで火事場のバカヂカラが出せるだろうか、などと下らないことを考える。それ以降、頭の中には「森の熊さん」がエンドレスで流れる。あ〜〜〜止めてくれ。 どういう理由で「お逃げなさい」なんだっけ。 幸い雨は降ったり止んだりで路面を湿らせている程度だが、それよりもヤバイことになってきた。 期待はずれのヘロヘロペースが災いし、いまさらどうショートカットしようとも日が暮れる前に帰り着けないことが判明。特濃の度入りサングラスしてきたので、視界は既に暗い。外せばもっと見えない。 ヘロヘロの4乗位になっているので、25km/hのブラブラお散歩ペース(但し本人は必死)。とうとう日が落ち、側道のうっすら白く見えている線が唯一の生命線となる。もう泣きたい気分だ。この辺の田舎道に街燈などというものは期待できず、家も無いのでホントに真っ暗。たまに来る車のライトが救いだ。ペダルを踏んでも、周りの風景は変わった感じがしないのでローラー台にでも乗っているような気分だね。 奇跡的に無事デポ地に到着。もう人っ子一人いなかった。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、スタート直前豆乳と惣菜パンを食す、道中摂取物、903 500ml、コーンポタージュ200ml、アクエリアス500ml、饅頭1個、おしるこ200ml、80km地点で3分休憩。 2004/12/21 [冬のバイクウエアを考え直す] 寒い季節になると、体温調整に都合がいいためかランの調子が良くなる。それとは逆に自転車は遅く重くなるのはなぜだろう。気温が競技成績に関わることは言うまでもないが、自転車の場合ウェアでかなり体感温度をコントロールできる。それなのになぜ? 冬は当然厚着になり着膨れするけれど、ウェアの重量や空気抵抗の差分以上にタイムが悪くなっている気がする。その理屈が今ひとつわからない。 最近、加圧トレーニングというのをよく耳にする。実際にまだ試したことも見たこともないけど、にわか知識を多少得てみた。早い話、血流を制限して筋肉の酸欠状態を作りだし、少ない負荷で筋トレの効果を上げるということのようだ。ストレス状態を人工的に作るという点で、低酸素トレーニングと発想が似ている? 成果の程はともかく、筋肉への影響は体感的にもそうとう違うらしい。それは逆に言えば、筋肉が充分なパフォーマンスを発揮するために、良好な血流状態の確保は予想以上に重要である、ということか。 バイクパンツみたいにピッチリムッチリしたものはすくなからず血流を悪くしていないだろうか。 寒い冬は厚手のタイツを履いたり重ね着したりするので、頼んでなくてもお手製KAATS状態なり、それが原因で力を出せない、という見方はできないだろうか? ジャージみたいなラフなウェアでトレーニングしたらどうなんだろう。空気抵抗その他の面で不利なので試したこともなかったが、案外調子いいんじゃないか? ただし、少々カッコ悪い、モチベーションが下がる、という欠点もあるけど。 スポーツクラブなどで着るスパッツスタイルのパンツで、昔ほどピッチリしてないものが多く出回っているが、こうい締め付けないタイプのバイク用パンツって出ないかな。 2004/12/22 [先は長い] TIMEユーザーのミーハー心をくすぐるブリオッシュラブランジェールのチームジャージを結局買い損ねた今シーズン。今日たまたまショップにて新入荷の長袖バージョンを発見したので即ゲットしてしまった。思わぬ散財だ。クリスマスプレゼント・フォー・ミーってところか(悲しすぎる)。インナーウエアが透けて見えるほど生地が薄くて、寒そうだぞこりゃ。着る機会あるのか? 今月で7回目のスイム、やっと泳ぎがこなれてきた。でも、調子のよかった9月頭の頃と比べると250mで25秒も遅い。わずか10mの間に1秒の差が開くのか。スゲー遅くないか!? いつになったらもとの調子に戻れるんだろう。 2004/12/23 [養老タイムトライアル区間設定] 早速BLBのジャージ着て長柄へ。外気温9℃。やっぱり寒くてウィンドブレーカを上に着る。意味ないじゃん。 予報によれば素晴らしく湿度が低く、心拍センサーにべっとりツバをつけてもすぐ乾いてしまうせいか心拍がちっとも計れない。冬のPolarは何かとトラブるなあ。 この頃、疲れとは関係なく上りが全然ダメだ。自分のせいじゃないように重く感じられるし、脚の最大出力はかなり低下しているという印象、10%以上の勾配が脅威に感じ、前向きな気分で上れない。なぜだ!? コース中、養老TTと称した区間を設けることにした。TTと言っても、休みや補給のために停止しないという程度でいままで通りに走り、比較してその日の調子を推し測るためのもの。区間距離は23.8km、獲得高度335mという条件。 本日の記録:time=53’38” (ave=26.63km/h)、HR ave=132bpm 帰り着くまでに暗くならないように考えて走ったつもりだったが、戻ってきたのは午後5時前で先日とほとんど変わらない。でもあまり暗くはなかった。こないだの真っ暗闇は悪天候のせいだったのだ。 アベレージは相変わらず遅いが、潰れずに走りきれたのは、大きめのサイズで太腿の締め付けが弱いジャージのせいだろうか。試着して確認してから買ったのだが、それでも足と袖がやたら長いのには参った。日本人体型は、どこもかしこも短くできている。 VXRS+Ksyrium、DHバーなし、スタート直前コーンスープ+菓子パン+おにぎりを食す、道中摂取物、903 500ml、豆乳+ぼた餅、ぎゅっと絞ったオレンジ250ml、まとまった休憩無し。 2004/12/25 [ケーキの日] 別に趣味ではないが、昔は良くケーキを作った。何度作っても市販のケーキの味は出せないことを次第に悟り、作らなくなった。きめ細かくシットリしたスポンジがどうしても作れないのだ。 久しぶりにあの素人臭い味が食べたくなって、作ることにした。材料費として最も高くついたのは、イチゴ600円。総額1100円くらいか。 スポンジは卵黄と卵白を分けて作る方法でずっとやってきたが、今回分けない方法でやってみた。以前TVで、分けないのがホントの作り方、と言っていた覚えがあったのと、単にめんどくさかったから。 ネットでレシピを探し出す。どうやら、卵と砂糖の泡立てにも強弱があり、念入りにシルキーな状態を作り出すことが肝のようだ? これは昔作っていた方法に欠けていたポイントだった。こんどこそ超美味いスポンジができそうな気がしてわくわくしてきた。 ところが、焼いてみると全然膨らまない。いつもの半分くらいの厚さのスポンジになった。あれぇ? ![]() 食べてみて更に驚いた。スンゲー固い。目標の半分しか膨らんでないからそれも当然か。でも味はいつもと変わらない。 2004/12/26 [なぜか絶好調ですよ?] ミズノのブレスサーモというアンダーウエアを買った。水分(汗)で発熱する素材が含まれるらしい。発熱量の違いで3段階あり中間のものを選んだ。 早速これを着て長柄へ。先日23日の時と寸分違わぬコースを選ぶ。距離119kmで獲得高度1700m以上、これはツールドおきなわ120kmにほぼ匹敵するコース難易度だ。 先日と比べ気温は2度ほど低いが、ブレスサーモを信じてウィンドブレーカは未着用。「暖けえなあ〜」というありがたい感覚はないが、特に寒くはなかったので効果はあるようだ。 そんなことより、今日はやけにスピードのノリがいい。久しぶりに取り付けたDHバーがやはり威力大か。やっぱりおいらはDHポジションで走るのが向いているんだろう。単調に続く平坦路で集中力とハイスピードを維持するのはドロップハンドルでは苦痛だが、DHバーは逆に陶酔できるね。ただ昨日シロモトに乗りすぎたためか40km行かぬうちに腰がかなり痛くなる。 いやまてよ、今までDHバーにここまでアドバンテージを感じたことはなかったぞ。 それとも、シルキーな感触のレプリカジャージが空気抵抗軽減に貢献しているのか。 考えてみたら、マジなレース用ジャージというのは今まで一つも持ってなかった。BLBのジャージが初めてとなる。さすがレース用なだけのことはある、ということか? では今までゴワゴワなジャージでレースに出ていたのはすごーく不利だったのか? ショォォーック! それとも、「BORN Energy」とかいうオランダ製の怪しげな粉末にクエン酸を混ぜたスペシャルドリンクが、潜在能力を引き出すハイパーな役目をしていたのか? それとも、単に風のない穏やかな日だったからか? それとも今朝も食ったケーキパワーか。 わからん。 平均速度は28.1km/hと、前回より2km/h近く速いだけでなく、平均心拍数は4低い127bpmで、余力を残して終わった。同じコースなのに獲得高度が45m多かった。 養老TT本日の記録:time=50’40” (ave=28.18km/h)、HR ave=128bpm VXRS+Ksyrium+DHバー、スタート直前おにぎりを食す、道中摂取物、クエン酸スペシャル 500ml、VAAMゼリー、饅頭、ブドウ100%ジュース150ml、まとまった休憩無し。 2004/12/29 [再トライ] ![]() このサイトには、泡立ての時間もちゃんと書いてあり、どの位が泡立て完了かも分かる。それに従っていざ決行。素晴らしく上手くいく予感。それにしても、ハンドミキサーってなんて楽珍なんだ。今まで買わずにいたのがバカだったよ。薄力粉はサックリではなくしっかり混ぜる。いい感じじゃないですか!? オーブンの温度を10℃下げて、10分多めに焼く。綺麗にちゃんと膨らんだ。スポンジの出来は見る限りスバラシイの一言。全然スになってない。さすがはプロのレシピだ。 ![]() 食ってみた。味は70点。過去に作った中では最高の出来と思ったけど、市販のケーキと根本的に違う点は変わらないな。ホントに美味いイチゴ「あまおう」に救われた。 僕の予想では、昔のレシピは卵黄と卵白を分ける作り方が主流で、これはハンドミキサーがまだ各家庭には普及していない時代だったからだと思う。おそらくホイッパーでも失敗せず作れ、その代わりスポンジの目が粗くなる。全卵で作るには、ハンドミキサーが必須なのだろう。 外は久しぶりの雪景色。シロモトローラーに1時間乗ったけど、その消費カロリーもこのケーキの前では焼け石に水。 2004/12/30 [意外な人物登場] 今月5度目の長柄。 昨日の降雪がウソのように良く晴れて、気温は6℃。4枚重ね着したので寒くはない。 だが、今日は走り出しから全くエンジンがかからない。さっき食べた肉マンがマズかったか。湿気ったマッチみたいに身体に火が入らない。つい先日は絶好調と言ってたはずだが? 休養日を設けず連続してやってきたために疲れが出た? というか、どちらかというとメンタル的な気もするので、燃え尽き症候群かもしれない。この程度で燃え尽きる、ドンキ・ホーテ(仮名)のようなおいら。 それでもまあ、走り続ければそのうち何とかなるベー、と思い、LSDに徹する。 しかし、やる気の出ない時というのは、飛ばそうがLSDだろうが関係なくタリィね。 45kmを過ぎてもウツ状態のままなので、ウォークマンでも聴くことにした。いつも退屈した時のためと思ってポケットに入れておくのだが、大抵使わずに終わる。だが今日はコイツをお供にモチベーション高めよう。 2年間入れっぱなしのミュージックを聴きながら、月出の坂をヘロヘロと上っていると、珍しいことに向かいからローディが下ってきた。こんなマイナーな道ですれ違うなんて、さては通ですね(何の?)。などと思いながら、会釈してすれ違う。ふと、このやる気のなさもチーム練習なら関係なく走れるだろうか? という疑問が湧き、自問してみる。 と、その時だ。曲に紛れて、後ろで声がする。やや? さっきの人が折り返してきたぞ。こんなマイナーな道で誰かと逢うなんて何かの縁、ここは一つ挨拶でもしておきましょう、ってことなのか? それとも、勝負を挑んできた鼻息の荒いディモッティか?? 今日は状況がアレなのでカンベンしてください。 ふとフレームを見ると、オレンジ色に渋いKiyoロゴ。ありゃりゃ、ポンズ山本さんではありませんか? 一体全体、どうしてこんな辺鄙なところを? 聞いてみると、以前僕と走ったコースを辿っていたとのこと、ただし知らずに逆走していたので、奇遇というより、すれ違うのは必然であった。それよりも、今来た道の逆戻りを当然のように強要してしまいスミマセン。 気分はヘロヘロだった僕は、当初の意志どおり養老TTコースを取りやめたが(もし行ってたら明るいうちに帰り着けなかった)、山本さんと走ってたら徐々にウツ気分も消えた。合同練習は偉大だ! このままデポ地まで完全逆戻りするのは申し訳ないので、エクストラコースをご案内(無理強いとも言う)。長柄山周辺のコース約16km、獲得高度300mで結構濃いです。 陽が落ちる寸前まで走り、最後はおそらく2℃くらいまで冷え込んだ。 明日はまた天気が総崩れとか。今年最後の走り納めは一転して大変充実したものとなった。 VXRS+Ksyrium+DHバー、スタート直前豆乳と肉まんを食す、道中摂取物、903 500ml、おしるこ200ml、トイレ含む休憩数回。 2004/12/31 [氷川きよし] 一日、ダラダラと過ごす。 年も明けてないのに年初の挨拶なんぞ書くのは抵抗があるが、社会では通用しないようなので仕方なくギリギリになって行動を起こす。プリンタのスイッチを入れると、ドタドタガーガーと餅つき機のような音をしばらく立てた挙句、ウンともスンとも言わなくなってしまった。よりによってこんなタイミングで壊れるとは! 年に一度しか使わないから、タイミングもクソもないんだけど。 雪降る中ソッコーで電気屋にプリンタを買いに行く。閉店5分前につき、機種は10秒で即決。ま、時間があったとしても吟味なんかしないだろうけど。ヘタに下調べすると一番高いのを買いたくなるからね。 有り難くも面倒臭いインストール作業を終え、プリント開始したのは午後11時を過ぎていた。数年ぶりに新型に買い換えたのだからさぞかしスバラシイのかと期待したが、思ったとおりの色が全然出ないでやんの。画面とは似ても似つかぬ色ではないか! でも静かなので深夜でも作業できるのはいいね。今までのはローラー台並にうるさかったもんな。 作業の合間に何気に見た紅白で氷川きよしの歌が気になった。筑波おろしだの、荒川土手だの、跨げばなんちゃら、とか歌ってる。こんなところでローディの歌を聴くとは。違うの? 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