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さらに遡る 2017/1/1 [駅伝見た後ラン1] ブログですらないこのホームページも15年目。継続は力なりと言うより、物理法則の如く、終わるきっかけが無いだけか。 実家で朝からグータラ。実業団駅伝見終わってもグータラ。いつまでこの状態を続けるつもりだ? 午後5時、人間としてヤバいので走りに出る。気温は低いが風がなく、走るのにはいいコンディションだ。昨日から食い続けてデブった身体がウップップでぐるぢい。全長5km弱の海岸沿いのラバーランコースをひたすら走る。ランナーを多く見かける。 日が沈む頃はひときわ美しかったが、次第に真っ暗になった。冷蔵庫の中で走っているかのようにひんやりする。コースを2往復。15kmくらいでようやく腹がこなれてきた。ペースは速くなかったが、かなり脚がぐったりした。 19.8km 1:36:04 前半49:03 後半47:01 2017/1/2 [駅伝見た後ラン2] コタツでゴロ寝して箱根駅伝見て過ごす。 駅伝って、東京から箱根に向かってんの?それとも逆?とか言い出す人が横に居てウンザリする。仮にそれをホントに知らなかったとして、この蒲田辺りの都会の絵づらが箱根なワケが無いだろう? だが、かく言う自分も同じレベル。去年の優勝校がどこだったか思い出せないまま時間が過ぎる。青学って2連勝したんだっけ? 違う気もするな~。とその時、横で「ゼッケンの4-3って、4年生の3区目ってこと?」とか訳の分からんことを言い出すので「頭の4は前年の順位だろが」と突っ込みを入れて、あっ…と気づく。 往路終了後もコタツでうたた寝。昨日に輪をかけてグータラな生活を満喫した後、夕方5時半に渋々走りに出る。 今日はピリッとLT練しよう。昨日の半分の10kmを全力で飛ばすためランパン仕様である。 身体も気持ちも緩みきった状態から闘魂を引き出さなければならない。1.3kmほどジョグで精神統一してからスタート。今日も見事に風がなくコンディションはいい。 Takumi-idomiは飛ばしにくい。キロ4は厳しいだろうが4分5くらいでは行きたいところ。駅伝ランナーの姿を思い浮かべながら、効率よく足を運びキロ3で飛ばしているイメージで走る。苦しい。 ランコースはラバー敷きだが隣半分は自転車用でアスファルト。ラバー敷きは足にやさしいし音もなくスムーズに走れている気がするが、クッションによる微妙なパワーロスもあるような気がしてきて、次第にアスファルトを選ぶようになる。コンクリートタイルはさらにダイレクト感がある。これは反発の違いよりも表面の平滑度が関わっている気がする。 この限界走りが最後まで持つか微妙だ。半分を折り返してふと心拍を見ると、143bpm、ん?どう考えても低すぎであり見間違いを疑うが、しつこく確認しても143。150は優に越えているはずなのに、一体どういうことだ? 10km 42:10(P4:13) HR136/144 そういうことか。LT練のつもりがサブ3ペースにしかなってない。そりゃ150なんか行かないし、Maxで144、これが限界走りとはしょぼすぎ。1km毎のラップが見事にイーブンで良くも悪くも完璧な走り。 緩みきった身体は奮い立たせるのも大変だ。 2017/1/3 [駅伝見た後ラン3] 駅伝飽きずに三日見続けたなあ。 5時間同じCMを見せられるのが拷問すぎる。不愉快指数マックスであり、これ絶対マイナス効果しかない。スポンサーもいいかげんこの事実を直視したらどうか? 珍しくまだ明るいうちにジョグ。二日間の疲れがなかなかほぐれず脚の動きが悪い。 最後に200mほど流し。R7.4 38:50(P5:15) 夜にカントクとスロージョグ40分。キロ6分半で6km。ほぐしと腹ごなし。 夕食どきに母から、実は人生の中で三味線と演劇をやりたかったと聞いた。どっちも初めて聞くキーワードで驚いた。今からでも遅くはないだろうと当然周りは言う。 僕もバイオリンちょっとやってみたいんだが、実はそんなに興味が無かったという答えに落ち着きそうで手を出せない。 2017/1/4 [プリンタ君ご臨終] 仕事始めだがサボることにして、年末に書けずに終わった年賀状を開き直って今日から書く。さて、毎年ごねるプリンタ君の機嫌でも見てみるべと思ったら、見たことのない赤い不吉な画面が出るばかりで立ち上がらない。とうとうお亡くなりなすった。マズイ。 とりあえず制作は続行。 2017/1/5 [解せない問題] 年末のある日、電車内でみかけた日能研の広告。これはオカシイ、と思う問題に出逢った。 僕は、テストそのものの間違いは決して許されないことと考える。なぜなら生徒側には問題の異議申し立てをするチャンスが一切ないからだ。なのでこの問題も、単なる僕の勘違いであることを祈りたいくらいだ。 まずその問題は以下。
まずこのグラフが何を示すのかきちんと説明が必要だ。ある農家と言っているだけで、イチゴ農家とも言ってないし、イチゴを栽培中とも言ってない。そこを暗黙の了解とするなら、CO2濃度は調整していることも暗黙の了解とすべきである。イチゴ農家はCO2濃度を調整すると冒頭で述べたばかりなのだから。だが正確には、イチゴ農家がイチゴを栽培中ではあるがCO2濃度は調整していない状態のグラフ」である。なんともややこしく不自然な条件ではないか? なぜこのグラフはそう解釈できるだろうか? 問1の答は(ウ)である。冒頭ではCO2を「調整する」としか言っておらず、どう調整すればプラス効果となるか一切言及していない。この答えを導く根拠は、植物は光合成にCO2を必要とする、という知識のみである。だが、判断材料としては根拠に乏しくあまりに短絡的だ。にも関わらず、その型に嵌まった考え方を強要する点が欠陥その2だ。農業とは水と肥料をたくさん与え日向に置いてやればいいなどと単純には考えられないことは小学生でも察しているだろう。実をしっかり熟させるために枝葉や小さなつぼみに養分が行かないよう摘み取ったり、糖度を上げるためにあえて水を与えないなど、植物にとってはありがたくない状態に仕向けることで、人間が望むものを生み出していたりする。それらを鑑みるまでもなく、なぜイチゴ栽培に詳しくもない自分がこのグラフを見ただけでどうすべきか答えられよう? というのが正しい科学的な見方ではないか。 イチゴという高級野菜は特に、長年の研究と高度な技術で細やかに手をかけて生み出されていることは想像に難くないので、収穫量を上げるノウハウは子供の発想で答えられるレベルとはとても思えず、実際答えられないだろう。イチゴに過酷な条件を与えるべく夜中のCO2濃度を下げるべき(イ)が正解でないとどうして断言できよう。つまりそれを問題とするのは相応しくないので、このグラフはそのノウハウの結果を示すものであり、このようにコントロールした意図を読み取るというのが問1である、と解釈するほうが遥かに自然ではないだろうか。 「この問題はぶっちゃけ、植物に必要なのは何かってことだろ?」と賢い子供は要点だけ抽出することに慣れているのだろう。そういう要領の良さこそ受験脳であり、四角い頭を丸くすると言っている日能研が忌み嫌う発想法だと思うのだがどうだろうか。 勘違いしていたら指摘してください。 2017/1/6 [トレッドミルペース走] スポセン。シゴトが暇になり体調もいい。二日オフったし。 トレッドミルでペース走2本。1本目は13.8km/hから始めたのでつじつま合わせに14.5km/hまで上げる。昨夜カントクとリンパ液ストレッチやったお陰か、脚の動きがいい。2本目は14.1km/hから始め14.3km/h維持。途中でモヨオしてきてヤバかった。 夜、年賀状をシコシコと制作中。 2017/1/7 [新年初駒沢] 僕にとっては新年最初のTKD練@駒沢公園。基本は12周ペース走。 M浦さんとこの4分10ペースに着く?と聞かれたけどとても無理。まめきち。と一緒に4分20~25で。キリオ君はザコ痛の様子見?でもう少し遅いグループ。 まめきち。は4分25で行きたい、というので、前回の30km走よりやや遅めか。 昨日14kmペース走した割には脚は動く。4分25で、と言ってた人が時折風が吹くようにペースが上がる気がする。 気温は低めだが、風は弱く日が出ていれば暖かい。前回より楽に周回を重ねる。心拍も低い。昨日の影響でやや脚が重い。 10周でまめきち。が終わったので、そこから2周、気持ちよく飛ばす。2周目は少し顎が上がった。 駒沢公園12周 2.14km×12 9:25(P4:24) HR127/136 9:21(P4:22) HR135/141 9:26(P4:24) HR136/141 9:24(P4:24) HR137/141 9:26(P4:24) HR138/141 9:24(P4:24) HR138/142 9:23(P4:23) HR138/141 9:27(P4:25) HR138/143 9:25(P4:24) HR139/142 9:20(P4:22) HR139/144 9:00(P4:12) HR143/148 8:51(P4:08) HR146/151 total 1:51:50 HR138/151 1402kcal 故障もなく平和に走れた。バイオリズム的に調子が良い週なのだろう。 終わってみると左足底が痛い。冷えたかな。 早々と帰宅し、年賀状をしこしこ制作し、夕方5時やっと完成。実家に飛んで帰り、プリンタを借りて出力する。しばらくは思い通りに出力されずに焦った。なぜかサイズが合わない。はがきにぴったりの画像サイズに作ったのがそんなにイケナイことだったのか、勝手に微妙に拡大して印刷するということに気づかなかったのだ。それならなぜ等倍印刷と言っているのか? カンノンはこの矛盾をどう説明するのか。 2017/1/8 [送迎ラン] 駒沢でロング走したいが、気温が低くて自信が無いとこぼすカントクをクルマで送って元気づけることにした。折角来たので自分もちょっと走ろう。 二日連続駒沢って初めてかも。 カントクと一緒にアップ。ぐっと冷え込んで4℃以下。手袋していても冷たい。 別れて徐々にペースアップすると、火がついてしまって昨日と同じくらいのペースになる。だがさすがに疲労が溜まっているのか、2周で苦しくなってきたので終了。 クルマへ戻ると、入庫後1時間を過ぎたばかりで駐車場代がもったいないので2周追加。1ラップ差のカントクに追いつくと、調子良さそうだ。 駒沢公園 2.14km×6 14:06(P6:35) 10:20(P4:50) 9:20(P4:22) 9:11(P4:17) 10:40(P4:59) 10:19(P4:49) スタート地点まで往復1km total 13.8km 休日の練習にしてはやや手緩いので夜にローラー。 今月はまだランしかやってないし、トライアスリートとしては大いに問題。 後半、6分追い込み2分イージーを繰り返す。退屈さを凌げた。 2017/1/9 [一人あたりGDPは先進国最低] シロモトローラー。いつものギアを踏んでいるのだが心拍が低い。 レベルアップした? んなわけない。 HR122/135 432kcal 東洋経済Onlineで、一人当たりで見ると日本の生産性は低い、と言っているデービッド・アトキンソン氏の記事が判りやすくてなかなか興味深かった。この記事は決して日本バッシングではなく、ポテンシャルはあるからもっと工夫すべきというスタンスである。彼が言いたいことを勝手に要約してみる。結構シンプルだ。 ・世界3位を誇る日本のGDPも、一人当たりに換算すると先進国で最下位 ・GDPに限らず何事も「一人当たり」で考えると成績悪いニッポン ・結局は、単に人口の多さゆえの好成績だった ・国家存続のためには生産性を上げることが喫緊の課題 ・企業経営者がきちんと「経営」を考えてない ・女性の生産性が低い 昨今問われている残業問題とか、男女均等雇用、人手不足などとも密接に絡む、重要なヒントが隠されている気がする。 筆者は、女性がおしなべて生産性の低い役割しか担っていないことを原因の半分と捉えている。女性が不当に安い給料で働いているのではなく、それに見合った仕事しかしてないということのようだ。要するに女性がポテンシャルを発揮してないから生産性が上がってないのだ。 女性が簡単な仕事しかしてないのは女性の希望なのか会社の都合によるものかはよく判らんが、それはひとまず置いといて、現実として日本では少なくともそういうポストがあり、会社経営として丸く収まっているわけである。日本の生産性が上がってないのは簡単な仕事(単純労働?)の割合が他国と比較して多いため、と言っていることになる。ここでひとつ疑問が生じる。多いのはなぜだろう? 例えば、パートという雇用形態は生産性を上げたいと考えているはずの企業側の合理的都合から生まれたわけであって、女性労働者の雇用を守るために用意した慈善事業ではない。それが結果的に生産性を落としているのであれば不思議な話である。経済学的な欠陥であるなら修正が必要だ。 簡単なポストをたくさん用意したい何らかの事情がニッポンの会社にはあるということだ。なぜ? というかそれは事実なのか? そこにポストがある以上、担いやすい女性がそこに流れるのは止められないのではないか。 女性はなぜ重要なポストに着かない(着けない)のかの議論ではいつまでも堂々巡りだ。焦点を変えないと、問題は一向に解決に向かわないのではないかと思うが、「男と女」にまつわる話題と一緒で、誰もがこの議論は自制を失う勢いで語りたがる。怨みでもあるかのように。 2017/1/10 [先行する被害妄想] 今日もアマゾン受け取りの為自宅でローラー。 宅配ポストを導入してくれないかな、大家さん。 トランプ氏は選挙戦に勝利した途端に世間の評価がコロッと一変し高まった。映画のならず者ヒーローが、案外いい奴じゃんって親近感へと変わるように。僕もそんなに悪くないかもと思っていたが、最近は、彼の奇抜な行動や発言は入念に画策されたものというより単にフィーリングが生み出したものに見えてきた。やっぱこいつダメなのでは。見た目通りの、湧き上がる感情をコントロールできないタイプなんじゃないか。自分で蒔いたタネで収拾がつかなくなり失脚するのは時間の問題という気がしてきた。根強い反対派の引きずり下ろしパワーも相当なもんだろう。そして醜く足掻いて益々墓穴を掘り世界は大混乱の渦。勘弁しろよなー。 2017/1/11 [1時間ペース走] 水曜ポイント練@スポセン。先日と同様、サブ3ペース×2本。 前回より辛い。こないだは二日オフ後だったし、仕方ない。 この怠さでは1本で止めてもいいかなと思いかけたが、幸いマシンは空いているので引き続き2本目。 みんな頑張ってるだろうし。 2本目はやや落ち着いてきて少し楽だった。 そういやスイムのことは全然考えてなかったなー。 2017/1/12 [燃焼カロリー計算] 昨日の体重が60kgで今朝が59kg、1kgも減っている。 いままで、それは単純に体内の水分が1kg減ったとしか考えてなかったが、今朝はお茶を2杯も飲んですでに十分水は足りている感じ。 これは、昨日のペース走で筋肉のグリコーゲンが減って、同時にそこに結合するはずの水分が減った状態と見るのが正しい、のかな。計算では1kg中グリコーゲン270g、水分720g、脂肪10g減った、って感じか。 グリコーゲン270gというのは全身貯蔵量の半分以上で、欠乏は脚に集中しているだろうから脚はほぼ空になっているってことかな。1時間走ったくらいで、ずいぶん無くなるんだな。 だが、考えてみたら14km走った燃焼カロリーは約840kcalで、それをすべてグリコーゲンが担ったとしても270g=1080kcalにはならない。15%が脂肪燃焼として脂肪は4g、グリコーゲンは178gの計算。 そっちから計算したほうが精度は高そうだ。 オフにする気満々だったがカントクが残業で遅くなるというので時間合わせにローラー30分。疲れ溜まっている印象。 2017/1/13 [マキタ推し] 実家の母がハンディクリーナーが欲しいというので、色々物色した結果、マキタの製品を買った。マキタは老舗の電動工具メーカーで、ハンディクリーナーでは有名らしい。工具メーカーが作るモノとは即ち業務用途対応を意味する。新幹線の車内清掃でも使われていると聞いた。昨日スポセンでスタッフが使っているのを目撃し思わずニンマリしてしまった。 ハンディクリーナーというとダイソンが有名だが、4~8万円という高価なものである。母も電気屋に行ってまずダイソンを勧められ、一気に買う気が失せたらしい。家庭で使う一般的なキャニスター型掃除機は8000円くらいで買える。それを、単にラクしたいという理由でその5~10倍もするものを買うのはさすがに気が引けるというのだ(バッテリ寿命を考えると、維持費も年5000円ほどになるという)。 ところが、今回選んだCL107FDというモデルは標準セット1.6万円だ。これなら罪悪感に苛まれることも少ないだろう。 電動工具メーカーであるマキタが、バッテリとモーターを使ったハンディクリーナーを得意とするのは思えば当然であった。様々な電動工具でバッテリを流用できる。買う予定ないけど。 1.6万円の内訳は、本体が6.5千円、標準バッテリ5.1千円、充電器5.4千円といったところ(Amazon)で、単品でも買える。急速充電器の存在感ある値段に驚く。業務においては充電時間は死活問題なのだろう。ダイソンは高いくせにこの点で大きく劣っている。今回、バッテリは9.4千円の大型タイプに替えた。本体よりバッテリのほうが高い。それでもトータルでダイソンの半額以下である。 昨年秋に出たばかりで性能の下剋上が起き、アマゾンでもヨドバシでも部門1位(家電全体でも5位)の人気商品。実は欠品中で当分届きそうにない。1か月やそこらは待たされるのかもしれない。 ショボい吸込パワーで役立たずの烙印を長らく押されてきたハンディクリーナー。 今や掃除機の主力スタイルに取って代わろうとしているらしい。パナ、東芝、シャープなど家電メーカーも当然作っているが、今回全く眼中になかった。それらは一貫してダイソンの後追いにしか見えない。こぞってサイクロン式を採用しているが、ダイソンを上回るセールスポイントを見いだせない。結局サイクロン式も紙パック式も一長一短であり、明確な優位性などないのに、サイクロンに拘るのは、見た目の商品価値をダイソンに似せるのが目的で、技術力に自信がないことの裏返しだろう。外装や余計な機能に金をかけて値段帯を上げ、消費者を欺くことに力を注ぎ、吸込仕事率といった本質的な価値向上にガチに向き合う姿勢がない(どれも未公表)。だが最近の消費者はアホではない。そんな姿勢はもう見限られている。 日本の家電メーカーは、ブランド力にあぐらをかき、独創性も技術力もプライドも希薄な旧態依然のモノづくりをいつまで続けるつもりなのだろう。本当はダイソンなんて蹴散らす技術力を持てるはずなのに、力を入れる方向性を間違えている。 ぶっちゃけダイソンだってホントはCMが上手いただのインチキ会社だろ? 2017/1/14 [駒沢ソロペース走] 土曜TKD練@駒沢公園。カントクの都合でクルマアクセス。気温がぐっと冷える、と脅されていたのでホットバルム塗るなどしてきたが、風がないので気にならない。クルマの温度計は3℃で手袋は必須。 1周アップしてスタート。今日は10周が基本だが調子よければ2周追加のお達し。短い分速くなるのかと思ったら前回と同じ4分20~25でまめきち。と。ザコ痛でイマイチというキリオ君はもっと速いペースで短く終えたいらしく居場所を決められないでいたが、とりあえずは一緒にスタートすることに。 走り出しは快調でやや突っ込みすぎた。昨日のオフが効いているか。後半落として帳尻を合わせる。 キリオ君のザコ問題が表層化してきたらしく2周目途中で離脱、今日もまめきち。と長旅かと思いきや、4分25でも遅れだしている。「今日はダメダメ」とか言ってたがどうやらホントに不調のようなので3周目途中できっぱりとペースを上げ一人旅を決める。前回よりやや速くキロ4分20ちょうどを狙って走ろう。 だがイマイチペースが安定せず。どういうわけか周回前半より後半上りのほうが速いことが多い。無意識に上りを頑張ってしまうのか。早くも4周目で異変、疲労感が炙り出てきて、序盤の快調な印象が消えて身体が重い。気を抜くとペースが落ちてしまうので集中して走る。まあでも2周は追加する前提で走る。 10周目から誰かにピタッとマークされる。ラスト2周は少しペースアップするのでここでサラバ!と11周目に入ったが、依然として付いてくるのでだんだんムキになってきた。と、そこにキロ4近くで飛ばす人が抜いていったので背後にピタッとつき、3人列車が出来る。二人に着かれた先頭者は振り切るつもりかペースアップ、望むところだ、と粘って着いていき(すみません)、12周目はほぼ全力。最後の200mでスパート。大人げない走りだなー。 駒沢公園12周 9:24(P4:24) HR131/139 9:28(P4:25) HR135/141 9:20(P4:22) HR136/141 9:13(P4:18) HR138/148 9:18(P4:21) HR138/145 9:21(P4:22) HR139/142 9:15(P4:19) HR140/144 9:16(P4:20) HR141/148 9:16(P4:20) HR142/146 9:14(P4:19) HR143/148 8:42(P4:04) HR149/153 8:23(P3:55) HR153/154 total 1:50:07(P4:17) HR140/154 1423kcal 意識して飛ばしたラスト2周を除くと平均キロ4分21で、狙いにはわずかに届いてなかった。 最終周のHRは平均と最高の差がないのでじわじわと追い込めたようだが、154bpmは全然限界まで行けてない。まあ無理しない方がいいか。 2017/1/15 [双葉町プロジェクト] 一昨日あたりから、寝覚め時に喉の痛みや鼻づまりを若干感じる。微妙に風邪10%って感じだ。昨日は30km走ったし、抵抗力が低下するようなことは控えよう。 ガッテンで紹介してた青ネギ部分を蕎麦に入れてせっせと食う。内側のヌルヌル成分に免疫力をアップさせる効果があるらしい。IgA抗体、ナチュラルキラー細胞、マクロファージ諸々に効くときっぱり明言していた。 蕎麦はイマイチだった。 昨年はAI(人工知能)がブレークした年だった。AIって言っても、今のレベルは単なる巧妙なプログラムってだけなんでしょ?(鉛筆なめなめ)とゲスの西条口調で言ってみたくなるが。 AIが仕事を奪うと言われているが、AIというのは代替頭脳なのだから、一日中パソコンに向かってシゴトしているようなホワイトカラーから職が無くなるのであって、ブルーカラーはAIじゃなくてロボットだろ、と思う。ロボットに払う給料のほうがまだ滅茶苦茶高いよ。それに、AIだってタダじゃないんだから、それなりに見合った投資価値がある仕事じゃないとAI様が代わってくれないよ。資産運用がAIで実用化されているのなら、社長業をAIがやるのも時間の問題だろう。だって社員何百人分もの報酬が要らなくなるんだからこんな費用対効果もないだろう? クリエイティブな仕事は人間にしかできないとかのんきなこと言っているが、それこそAIの得意分野じゃないのか? アタマで考える仕事はAIがやりやすいんだよ何度も言うけど。だいたい、人が納得するクリエイティブ風なんてたかが知れているし、ホントに独創的なことなんてほんのわずかだ。それよか、掃除洗濯をきちんとこなすほうがはるかに難しい。つまり、人間が得意とすることはクリエイティブかどうかとは関係がないんだ。 それはさておき、AIが職を奪うと判っているのなら、人ができない仕事を率先して探すべきだ。ということで、原発事故周辺で帰宅困難区域となっている市町村において、治安、整備などを人間に代わってせっせと行う実証実験の場を設けたらどうだろうと思う。 ・実際の町をモデルにすることができ実践的 ・人が居ないので安全面でのハードルが下がり思い切ったチャレンジができる ・メンテナンスしたい切実なニーズがすでにある ・美しい町へと姿を変えられれば、故郷へ帰りたい、移り住みたいという人も増える ・高齢化に伴う人手不足や空き家問題など様々な社会問題解決の糸口となる ・放射能の生物への影響を調べることができる などなど、掘っていけばいろいろアイデア出そう。ウォーリーが活躍するイメージであり、AIというよりロボット主体なのだろうけれど、自律的に活動するという点でAIが重要な意味を持つことに変わりはない。 無人であるというだけでいつもと変わりのない町、という特異性はぜひ活用すべきと思うのだが。というか、そんな案はとっくに出ていて、まあ実現してないんだろうな。 そんなことをつらつら半日考えていたら、すっかりケツから根が生えてしまった。FBなんぞを覗き見たりしてうかうかしちゃいられない感を叩き起こし、ローラーに乗る。 画面は相撲。盛り上がらねーなと思っていたが、白鵬戦で面白い取組を見られた。 HR126/139 520kcal なんかやる気を貰った気がして、すぐランに出る。 近場の新幹線坂(700m↑17m)を10周。無理せず。 3:55 3:38 3:28 3:25 3:23 3:25 3:25 3:23 3:23 3:18 HR130/151 419kcal 夜、録画してあった都道府県対抗女子駅伝を見る。最後までかなりの接近戦で面白かった。 後で痛いニュースになっていたのがマジビックリ。これの何が痛いのかと思ったら、雪の中レース開催して「人間虐待」だそうだ。これほどマラソン人口が増えたのに、この気象条件が選手にとってどう影響するか想像できる奴がこのコミュニティには誰もいない。凍傷起こすとか心臓麻痺で死ぬとか本気で言ってるんだろうか。家に閉じこもって想像だけで物事を評しているかがよく判る記事だ。そんな彼らが天気のいい日に3kmでも走ったりしたらホントに骨折するか心臓麻痺を起すかもしれないな。 2017/1/16 [Ultravox後期型] 中高生のころ飽きるほど聴いて、もう聴くことはないと思っていたUltravoxのCDを大人買い。 LPかカセットテープでしか持ってなかったから、少なくとも21世紀に入って一度も聴いたことがなかった。超超久しぶりに試聴したら、やっぱええなあってことで。 Ultravoxには前期と後期があり、ボーカルも曲もガラッと変わる。大学時代に音楽通な奴が「Ultravoxいいよね~ジョンフォックス時代に限るけど」と、僕が後期のミッジユーロしか聴かないのを知ってねちねちとDisるのでウンザリしたが、その評価も判らんでもなく、孤独を感じていたのも事実。 今はAmazonのレビューに「やっぱこの時代のミッジユーロ最高。50になっても聴いてます」などと生き写しな奴がいてくれてホントにいい時代♪ 今日1枚目が届いたので早速聴きながらローラー。 しばらく頑張れそう。 NHKの「仕事の流儀」はその過剰演出が鼻につくのであまり見たくないが、今日の話はわりと自然体で、何より主役の価値観が共感できて興味深く見た。改装専門の建築家なのだが、単なる家屋の再生ではなく、人・地域と建物の繋がりを重視するという点で画期的だった。番組後半ではとあるまちの再生という大きなプロジェクトを紹介しており、もはや手がける対象は建物に留まらないことに驚いた。かねてから僕は「クライアントが望むハコさえ作ればよい」という日本の建築業界の商業主義的無責任さとセンスの無さに腹立たしさと絶望感を抱いてきた(日本は有名な建築家を多数輩出してきたにも関わらず、この日本の街並みはどの先進国よりも醜く、彼らが建築のあり方を示し業界を牽引する社会的役割をほとんど放棄し個人活動に終始した証であり責任は重い、と考えている)。が、彼の真摯なビジョンには救われる思いがした。 地方創生というテーマは興味がある。空まわりするばかりで成功例を見たためしがないが、東京一極集中の不合理性は明らかであり、この難解なパズルには必ず明確な答えが潜んでいる気がするからだ。自分でもアイデアを考えたりすることがあるが、まさに彼はこの課題にメスを入れる最も近い位置にいて、建築家の枠を超えた重大な役割を果たそうとしている。見たところ、江戸時代の地図からまちの変遷を辿るなど、思慮深い検討が重ねられているようだ。彼の努力が実を結ぶかどうかは興味深く、期待したいところだ。 2017/1/17 [人のエネルギー容量] 最近ワケあってニッケル水素蓄電池の放電特性を調べている。90分で使い切る高出力ライトを使い、照度計で減り具合をモニタするというアナログな方法ではあるが、相対的な差異は割と正確に調べられることが判ってきた。ダイソーの100円電池が250円のeneloopとどう違うのかがよく判って面白い。定格容量はどちらも同じ(単四750mAh)だが、ダイソーはいきなり85%程度しかパワーが出ない。ここまであからさまに性能差があるとは。ところが、パワーがない分減り方も穏やかで、長く光っている。まるで誰かみたいだ。全体としては確かに容量はほぼ同じだ。針の太さが異なる注射器で同じ量の中身を出すような違い。ただし現実用途としては、終止電圧以下で細々と出続けても使い物にならないので、ダイソーのほうが製品としては明らかに劣っていることになる。 これは同一の電池でも同じことが言える。例えば、充電直後よりも充電後1日経った状態のほうが勢いが落ちる。イマドキのニッケル水素電池の自己放電率は1日1%以下なので、そのせいではない。また、低温で出力が下がるのは知られている通り。 でもその分減り方が穏やかになるのだ。 つまり、いろいろと測定条件を変えても、結局は持っているポテンシャルを出し切る点では見事に不変なのだ。当たり前のことかもしれないが、これは実験前には想像してなかった。電池にも調子の良し悪しはあるだろうと思ったが、トータルでは結果に現れにくい。 さて、ここでふと思ったのが、人間にも同じことが言えるのかどうかということ。 マラソン等の「出し切り型」競技において、それ相当の準備をして臨んだにも関わらず、スタートしてみると思いのほか調子が出ず、スピードに乗れないということがある。意図して抑えているのではなく、今はこれが限界という場面。こんなペースでもつらいんじゃ、この先益々絶望感しかない、と思うだろう。 でもそこでの辛いという感覚は現実とは乖離しており、実際の負担は小さいので長持ちしやすい、とは考えられないだろうか。 逆に、今日はメッチャ調子ええわ、どこまでも行けそうな気分、という場面もある。実は限界まで追い込みやすいというだけであり、持っているものの総量が今日だけ増えたわけではないので使い切るのも早い、のだろうか。どちらかというと、調子がいいときは最後まで調子よくて当たり前と考えている。 人にも当てはまる理屈か否かはさておき、その可能性もあることを念頭に走るのがいいかもしれない。 今晩は職場の練習日だったが参加表明をすっかり忘れていて、スポセンへ。 超久しぶりにスイム。1コース4人と、このプールとしては比較的少なめだが、クラゲBoyとクラゲBBAがエンドレスで泳ぐため何もできない。二人にはいい練習になっているのが腹立つ。時間の無駄なので500mであがる。 トレッドミルはいつものペース走。2回目はちょっとずつBUして15.0km/hまで。 2017/1/18 [下り基調] 疲れは感じるものの、やる気はあったので走り出せば波に乗れるだろう、と思ってRen履いて走りに出たが、意外なほど力が出ない。 最後までずっとだるいままで、帰り着けるか不安になるほどだった。 ガッテン見ながら引き続きローラーに乗るつもりだったが止めた。 バイオリズム的に下り基調かな。 ガッテンメモ 甘いトマトは引き締まって白い筋が透けて見える。皮の薄さと甘さは反比例。糖度は収穫時に確定するので熟しても甘みは増えないが、クエン酸が飛ぶので酸味が減る。 2017/1/19 [理解不能地帯] ビッグサイトの展示会久しぶりに見に行く。ちんぷんかんぷんで、お呼びでないって感じ。 自分が同じ生き物とは思えないくらい理解できず、ホントにいたたまれない。疲れるのも早いのか、3km程度しか歩いてないのに駅に戻ってきたらぐったり。新木場方面へ泳ぎに行くプランだったが、やめて反対方向に乗ってとっとと帰る。昨日からの疲労感もあるのでここで無理しても意味がないと思ったのだが、ガッカリでもある。 2017/1/20 [HMB] 通勤中の電車内で、年収1億円の人の行動パターンは年収300万、1千万の人とはこう違う、みたいなことが書いてある本の吊り広告を見かけた。言いたいことは判るし、年収1億円の人の価値観はわりと自分と合うなと思ったのだが、あいにく僕の年収は1千万も程遠い。それが現実。 HMBというサプリメントを買った。サプリマニアだなわし。 ざっくり言うと、より効果的なBCAA。シビアなトレーニングで筋肉が削られるのを防ぎ、増強させる(一般的に、ダイエットは脂肪と一緒に筋肉も減らすことになるが、それを極力防ぐ)。筋トレおよびハードな有酸素運動後のリカバリー用。3タブレット(3000mg)を1日三度に分けて摂れと書いてある。筋肉再生能力が落ちた高齢者向けにもいいらしい。例によって、何もしなくても筋肉が増えるというものではない。 2017/1/21 [駒沢ハイペース走] バイオリズム落ちてきて二日オフった。脚の疲れが抜けない。練習メニューをこなせる自信がない。 土曜TKD練。今日は基本10周前後のようなので少しペースを上げるべくM浦さんとY村さんのグループに入る。M浦さんは12周、Y村さん10周。僕は8周と言われたが調子よければ2周追加。 4分10~15とのことで、水曜トレッドミル練の延長って感じで8周が及第点だから何とか行けるだろうか。気温は10℃ほどあるが風が強い。 だがうっかりしてた。お題目を守って走るはずがないのだ。困ったことにY村さんが上げる。上げる分にはいいでしょう、という発想なのだ。会議の時間や残業が減らない理屈と同じなのだ、たぶん。 2周目がキロ4分6で完全オーバーだったのに3周目でますますペースが上がり軌道修正の意思を感じない。こりゃだめだと切り離した。息も上がりこのままでは続かない。 ソロになっても前方の二人が意識の片隅にあり微妙に4分10を切るペースが続く。 4周目終わり頃だったか、時間差スタートの大阪国際女子組のまめきち。が合流。これは助かる。しばらく二人で走る。この頃には大分落ち着いてきて、不安もなく集中して走れた。上りの向かい風区間ではまめきち。に余裕がないのか、僕の後ろに付いてやや離れ気味になることさえあるが、スタート地点を過ぎるとなぜかぐっとペースを上げ前へ出て、僕が慌てて追いかける構図になる。 8周を終えてまめきち。が抜けた。まだ続けられそうなので2周追加を決めるが、指標がなくなったためか集中力が切れて辛くなった。100m先にM浦さんの姿が依然として見えるので目標にして走る。だが結果的にはペース変わらず、ラストの追い込みにはならなかった。 駒沢公園10周 8:52(P4:09) HR135/error 8:47(P4:06) HR143/146 8:54(P4:09) HR143/147 8:48(P4:07) HR145/149 8:51(P4:08) HR145/149 8:49(P4:07) HR146/149 8:52(P4:09) HR146/150 8:49(P4:07) HR148/151 8:54(P4:09) HR148/151 8:50(P4:08) HR148/152 total 1:28:23(P4:08) HR145/152 1200kcal 最終周はバテて進まなくなったが心肺的にはその領域にはなく変化も見られない。 不調気味な割には最後まで走れてホッとした。過去を遡ってみると駒沢でこのハイペースで走ったのはかなり久しぶり。ちょうど2年前には12周をキロ4切って走っている。まだハーフを3分55ペース狙いで走っていた頃だ。長い距離への耐性はだいぶ出来たけど、スピードはすっかり落ちたなあ。 2017/1/22 [お袖練まさかの不発] 超久々のお袖練。調べたらなんと、最後に乗った日が昨年の11月3日。しかもカントクのお供で、ほとんどイージーだった。 それ以降バイク練は全てローラーのみで繋いできたがホントに走れるのか。怖いけど興味深い。 結果。走れんかった。風が強すぎて、怖くて何もできない。2kmもいかないうちにUターン。 マジかー。どうするわけにもいかず、クルマでとりあえず待機。いつの間にかグースカ昼寝して2時間も経ってた。クルマがグラグラ揺さぶられるほどの風は収まらず。まあ年に1回くらいこういうことがあるか。代わりにランでもやればいいのだが、何もかもやる気出ない。諦めて帰る。お袖練ブランクさらに延長。 折角来たのだからとゆりの里に寄って野菜をいくつか買ってく。 都内は風ぜんぜん吹いてないやんけ! 夕方暗くなってからローラーに乗る。頑張って1時間。稀勢の里白鵬戦なかなかドラマチックでよかった。 HR126/141 652kcal ジョグノ見て驚いた。千葉マリンハーフに出ていた多くの人が「風もなく絶好のコンディション」と記している。同じ千葉なのに。 ゆりの里で買った切り干し大根が美味かった! 2017/1/23 [リアルさを尊重] 「この世界の片隅で」観てきた。評判どおりなかなか良かった。 当たり障りのない映画を想像していたが、結構個性的だった。いろんな点で予想を裏切る新鮮さが詰まっていた。作者のこだわりを感じた。マスをとろうという媚がなく、伸び伸びと作りたいものを作ったって感じで小気味いい。 まず主人公が変わってる。キャラがぜんぜん立ってないという意味で。今風に言えば「鈍感力」に長けた女性で、前向きで明るいが、きわめて控えめなので、人物像が見えてくるまで結構時間がかかる。よく見るでしょ、はち切れんばかりの若さとポジティブさに満ちた、もし実際にいたらウザい人。そういうんじゃない。要するにおとなしくて掴みどころがないのだが、観ているうちにじわじわくる。 恋心を抱いた幼馴染とは結ばれずに、突然紹介された許婚のところへすんなり嫁入りする。彼女を待ち受けるのは、味方のいない、厳しく辛い異郷の村社会、というステレオタイプな展開予想は見事に外れる…。 どんな運命でもスッと受け入れて、真剣に生きていく。行列をどんなに邪魔しても別ルートを黙々と探し続ける健気な蟻のように(蟻の行列の描写が途中で出てくるので引用してみた)。決して悩みがないわけではないが、生きることをやめてまで悩むことはない。当たり前だけど、それがどうも最近、当たり前でなくなっている。生きることは昔より遥かに易しくなったというのに。 そんなメッセージを勝手に考えた。 まあ、戦争映画なんだけど「戦争は良くないねー平和が良いねー」と強く念じているのは見ている側のほうで、物語の人物は戦争を現実として受け入れている。矛盾や理不尽さを声高に唱えたり、終戦の日を迎えて安堵する姿はない。これがリアルなのだろう。 人の死はつきものだが、あっさりと描かれている。いかにも死にそうな人が死なないストーリも意外だったけどね。両親の死よりも、身近な死に苦しむ。まあでもそれも乗り越えて、たくましく生きる。 諸行無常か。 物語は結構駆け足で淡々と進み、容赦ない広島弁が時々難しすぎるので追いかけるのが大変だ。分かりやすく伝えることより、自然な流れを尊重する。こういうところは海外作品に近い気がした。日本の映画やドラマに常々感じることだが、話の流れを万人に理解させる配慮が過剰だ。例えば歩きながら会話するシーン。まず間違いなく途中で歩きを止める。カメラアングルが変わり、顔にフォーカス。お互いをじろじろ見合って一呼吸置き、さあ今から重大発言があるのでご静聴下さいといった空気を作る。例えそれが「今夜のおかず何にする?」くらいの台詞でも。 まるで舞台劇であり不自然なのは明らかだが。これはなぜだろう、漫画文化から来ているのかな。漫画も台詞やシーンの重要度を枠の大きさや顔の描く大きさ、印象的なアングル、背景の略し方などで明確に指し示すのが当たり前になっている。それをリアリティの欠如とは解釈しないし、読み手に読み解く楽しみを提供するという発想はない。 ニッポンの至れり尽くせりなおもてなし文化(実は過剰)にも通ずることかもしれない。 歌詠みとか、建築様式とか、本来の日本の美意識は真逆のコンセプトだったと思うんだが。 2017/1/24 [館内探索] 寒いですなあ…。 この季節、外を走ると怪我をしそうなので、スポセン。 まずはプール。片道コースがわりと空いていたのでもっぱらこっちで。まったりバタフライを交えながら淡々と1000m。おかげで後に首まわりが筋肉痛になる。 続いてラン。スイム後だと身体の芯が冷えていてあまり汗をかかないというメリットがある。14km/h→14.3km/hで30分。楽に感じた割には退屈で長かった。 トレッドミル激混みで次に乗れるのは25分後になるので、諦める。が7kmだけでなんか物足りない。6Fの屋内ジョギングコースへ初めて行ってみる。要するに正方形の体育館の2階部分をぐるぐる走る。トレッドミルよりもモルモット気分になるのはなぜだろう。リノリウムというのか、滑りやすそうな床がやや不快。1周200mでコーナーが多いのが足にとって気になる。 7Fの屋外コースはどうなっているんだろうと思って見に行く。汗をかいたタンクトップ姿なので当然肌を刺す寒さ。誰も走ってない。凍りそうなので1周で止めた。床の素材はこちらの方が断然好きだ。季節によっては気持ちいいかもしれない。 2017/1/25 [チャラオ!] 二日連続スポセンに行く気分にならず、帰宅してローラー。 昨日相葉くんの番組で新城を見て少しだけ乗りたくなったし。かあちゃん若くて驚いた。 腹膜筋が強いため内臓が圧迫されずきっちり働いて、日々のレースで疲れを貯めない、という理屈が面白かった。そんなことが大事だとは知らなかったな。 相葉くんは番組作りによく貢献していると思うし働きを評価しているが、やはりこういうチャラ男とは仲良くなれそうにない。 HR123/138 625kcal 2017/1/26 [1時間走ややペースアップ] ラン翌日は間違いなく体重が落ちているが、バイク翌日って減らないどころか増えていることが多い。今回も1kg以上増えた。食べてる量は変わらないのに、何でだろう? 昨日出来なかったポイント練。そろそろ同じ内容では進歩がないので少しペースを上げて30分で7.1km走れるようにする。1本目は昨日のバイク練の名残かどんよりとした疲労感で辛かったが、2本目はポジティブに走れた。 ちょっと物足りなかったのでプールに行くか迷ったが、やっぱいろいろ手続がメンドクサイので結局屋内ランコースでダウンジョグに変更。たかだか1km走るのに5周もするのは凄く大変な気分になる。2kmやっと走ったって感じ。20kmだと100周かあ、マジありえん。 2017/1/27 [ソウイチローの“ここだけの話”] 日本はアメ車が売れないように小細工している、とかいうトランプ大統領のトンデモ発言に対し、日本でのアメ車の関税はゼロ、対してアメリカは日本車に2.5%の関税をかけている。よってトランプは分析がまだまだ甘ーい、などと田原ソウイチロー先生が「分析」している。 むー。今や高校生でも知っていることが彼の“ここだけの話”とは。 トランプ大統領の最近の過激な発言に対してマジ返しな人が多いのが気になる。 「トランプさん、あなたの認識は間違ってますよ、正しくはこうこうこうです」と教えてあげれば「おおそうだったか、知らんかったよ」などと言ってくれるとでも? 平和ボケでは? そんなことは百も承知の前提で、その発言の狙いや策略を読むのがアナリストの最低限の役目じゃないだろうか。トランプの釣りにそのまんまひっかかってどうすんだ。 月末の金曜日は、午後3時でシゴトを終わらせて余暇を楽しむ「プレミアムフライデー」。来年頃には当たり前になっていたりするだろうか。 では勝手に先行導入してみるか。辰巳へGo。 ガラガラかと思ったが全然そんなことない。高校生とか来ていてコーチが見守る中みっちり練習モードなので混じりづらい。 いつもの(100mプル×5本で1セット 1分45サークル) かなり久しぶりで、みるみるパワーが無くなる。1分30~35で衰えが激しい。まあ予想通りで仕方ない。 が、タイムは遅いが意外と干上がらないで粘る。これは予想外だ。 3セット終わったところで10分休憩が入り、ジャグジーで長めにマッタリしたあと、4セット目はプルブイに代わってミニビート板を使う。やはりこちらの方が水の抵抗が少なく、浮力があり速い。1本目は1分25が出た。なぜか泳ぎ方も変わり、スローピッチでぐいぐいと力を込めて泳ぐ。1分30を越えずに泳げた。何か閃いた気分だ。 しばらくはビート板で調子上げたほうがいいかも。 プレミアムフライデーに対する世間の反応は冷たいね。そんなことできっこないとか、却って自分の首を絞めるとか、ネガティブな意見が多い。もっと小学生みたいに「ヤッター」って喜んで当然の顔して3時に帰ればいいのに。ウチの会社のシステムでは無理ですね、とか言ってるけど、そりゃそのまんま当てはめようとしたって無理なんだからそこを会社は頭使って考えて制度改革しろってことでしょう? 本音は、休みになるのがイヤなの? ホントはシゴトしたいの? どうなの? 2017/1/28 [駒沢30km走] 土曜TKD練@駒沢公園。今日は30km走の日。スイムで肩まわりが筋肉痛だが、ランには関係ないか。 メンバー数人が大阪国際女子遠征中なので近いペースの人が居ない。M浦さんが4分10~15とのことで誘われたけど、まあ現実的ではないでしょう。 ってことで、キロ4分20~25のソロ。他にはキロ4分55、5分10の2グループのみなので道中すれ違う人は少ない。 暫くM浦さんが見えていたこともありややペース速め。1周9分14くらいで落ち着いたので、今日はこのくらいで行こうと決める。 気温は12℃位? 風はすこしあるけど強くはない。走りやすいコンディション。ウェアはノースリーブとアームカバー、カーフガード。バンダナもなし。 凄く楽ってわけではないが問題なく周回を重ねる。今季はどこも故障がないのが助かる。いつもは膝痛だったりアキレス腱や足首などがじんわり痛かったり、タイムに直接影響はしないけどどこか痛いのを我慢しながらってことが常態化していた。やっぱUC-IIとかのロコモ系サプリが効いている気がする。加齢で筋肉がスムーズに動きにくくなるのが、あちこち痛くなるトラブルの元凶ではないか。 10周目を越えた辺りから異変が生じてきた。ちょっと疲れを感じるのと、頭への糖分供給が不足してフラフラする感じ。しかしまだハーフ超えた程度なんだよなと思うと残念だ。ロング走の本当の意味はここから、と思って集中。充電池の出力特性のように急にパワーが出なくなり最後はしんどかった。 あと12kmはやはり厳しい。レースペースより遅いのに。30km走をやると毎回現実に直面して落ち込む。 駒沢公園 2.14km×14周 9:14(P4:19) HR130 9:11(P4:17) HR138 9:12(P4:18) HR138 9:15(P4:19) HR138 9:14(P4:19) HR138 9:15(P4:19) HR139 9:14(P4:19) HR140 9:14(P4:19) HR141 9:13(P4:18) HR142 9:13(P4:18) HR143 9:11(P4:17) HR144 9:09(P4:17) HR146 9:11(P4:17) HR147 9:04(P4:14) HR147 total 29.96km 2:08:49(P4:18) HR141/151 1666kcal 今日もK島さんが給水してくれて助かった。 ダウンジョグ2周。腹が減ってきてフラフラ。 今月は毎週土曜日にほぼ30kmを走っている(トータルで)。さほど大変だった印象はないが過去にはこんなこと考えられなかった。その割に、ランのレベルが上がっている実感はないのが残念だが。 今月は途中まで300km超えのペースだったが、無理して追いかけるのをやめた。あまり意味がないし、それよりバイク練が犠牲になっていることを憂慮すべきだろう。 2017/1/29[ヘロヘロお袖練] 先週強風で逃げ帰ったお袖練。今日は風もなく気温も高い。絶好のバイク日和。 実走は3か月近くご無沙汰なので、どうなることやら。 まずは温泉坂。何となく普段通り行けそうな気がしていたが、1/3ほど上ったあたりで、激しく弱っていることを実感。とに角今日はこれだけ頑張ると決めて。 温泉坂 18:32 HR135/147 19分台に行かなかっただけマシだ。 昨日の30km走の影響でどこまで差し引いて考えるべきか微妙。 40km地点でボトルのオレンジジュースを一気飲み。自覚が無かったが結構汗をかいているようだ。県88-長狭街道-もみじロードへ。とにかく今日はLSDだ。頑張らなくてよい。そう言い聞かせないと帰りつけそうにない。 信号ストップもなく走り続けて無事帰還。 HR116/147 2093kcal 獲得標高1370m 2017/1/30 [イラレ vs Inkscape] チームTKDのノボリを作りたいという世話好きな福士さんの相談を受けてデザインをちょっと手伝う。 相変わらずフリーのInkscape使ってる。いくつかの点でイラレより使いやすい。たぶん最新機能はイラレのほうが充実しているのだろうが、道具というものはプリミティブでいてくれて全然構わないのでイラレのメリットは僕には関係ないんだな。それよかぜんぜん改善されない一部の理不尽な使いづらさはもはや伝統なのか。 ただInkscapeはバグが多いのが難。 2017/2/1 [マスクがはずせない] 今朝のニュースで、マスク依存症という言葉を耳にした。伊達マスクとか、新しい概念を作るの好きだなあとか思ったけど、ちょっとググるとすでに2,3年前には話題になっていたようだ。近年マスクする人が増えたが、そのうちの何割かは依存症なのかもしれない。 ただ、マスクをすることで自分を隠せるから安心、というメンタリティは僕にはちょっと理解できん。容姿的なコンプレックスがあるならまだしも、ニュースで出てきた女性は歯並びの完璧な口元美人で、隠す理由は無かった。僕も人一倍他人の目が気になる性分だが、その不安解消の対策は目を向けられないように存在感を出来る限り消すことであり、外観情報を物理的に遮断することではない。そんなことしたって自分を隠したことにはならない。サングラスや襟巻などに近い効果なのだろうが、それらもTPOを弁えてなければ、却って注目を集め逆効果でしかない。似ていると思ったのは、あれだ、人前で飯が食えませんって人が(僕がそうです)、便所の個室で飯を食うというロジック。音や存在感はどんなに筒抜けでも人の目を避けられてさえいれば便所で食事という大胆不敵な行動が落ち着いてできるという割り切りが判らん。気が小さいのか腹が据わってるのか一体どっちなんだと。 まあ、それだけマスクが日常に根付いてTPOとか関係なくなった証拠とも言えるんだろうが、それでも僕は未だにマスクをするイレギュラーさのほうが純粋に抵抗がある。 久々のバイク実走が結構疲れたか、二日何もする気が起きなかった。 水曜ポイント練、浦安ハーフの前にガツンとやれるのは今日くらい。覚悟を決めてスポセンへ。 スイムは激混みで25m単位でなんとか泳ぐのみ。 ジムも混んでおり、待ちタイム長い。リカンベントエアロバイクでちんたら漕いで待つうちに、スイムの心地よい疲労感で眠くなってきた…zzz お陰で走り出しは半マナコ状態。14km/hから始め、少しずつ上げて15km/hを中心に長く走る。最後の3分は16km/hで限界。 結構しんどかったので1本でもういいや、と思ったが、とりあえず2本目を待つ間にしんどかったことを忘れてしまった。 むくみで体重が1kgほど重かったせいだろう、汗だくになっても全然喉が乾かない。 2本目は14.4km/hから始め14.6km/hを中心に長く走る。最後は距離合わせで15.4km/hまで上げる。ペースが均されて比較的楽だった。 んー浦安でキロ4以下は厳しいか? 2017/2/2 [ローラーで乳酸は溜まらない] バランスを考え今日はバイク。 先日のお袖練では、ローラーが身になってないことを痛感した。 頑張って1時間ローラー漕いでもいっぱしに疲労感だけは残り練習効果はほとんどないという気がした。それより乳酸溜まるような走りをしないと。新幹線坂でTABATA練のほうが簡単なんじゃないか。 とはいえ外は寒いのでやっぱローラー。1時間は漕がない。今日は特にのんびり。 2017/2/3 [節分といえば] 出席必須な歓送迎会があるので、その前にスポセン。定時の15分前に職場を抜けだし、アップ代わりにジョグで向かう。 ハーフ直前のためトレッドミル1本スピード走。14.4km/hから開始、徐々に上げて15.8km/hまで。痛みや疲れなどの不安要素がないのは嬉しい。15.4km/hあたりを境に急に苦しくなってくる。ハーフでキロ4以下はやはり厳しそう。火事場の馬鹿力にどこまで期待できるだろうか? まだ若干時間があるのでプールへ急ぐ。やった!だれも泳いでないと思ったら10分間の休憩中だった。たまたま同じ柄のスイムキャップ(IM北海道だったか?)をかぶっていた人に話しかけたりする。再開と同時に飛ばせるだけ飛ばす。すぐに腕が干上がってしまい、500mだけだがいつもより実のある練習になった。 時間制限があるほうが気合入るなあ。 飲み会では乾杯ビール1杯だけにしておく。呑みを抑えると、食べ物もがっついて食わなくなるのは不思議だ。飲み代の元が取れないのはもったいない。身体にとってはありがたいのは言うまでもないのだが。 節分の日。恵方巻きを巡る社会問題がとうとうニュースになってた。本当にロクでもない話。ここまでイメージが地に落ちた「縁起物」なんぞ白けて買う気になれない。なぜこんな体たらくを晒すことになる前に軌道修正されなかったのか。バチ当たりな業界だ。さすがに来年は一気に廃るだろうけれど、行くところまで行かないと自浄方向へ向かわない社会構造はやはり幼いという気がする。 2017/2/5 [第26回東京ベイ浦安シティマラソンレポート] 浦安は例の震災で道路があちこち傷んだ関係でハーフの部が行われていなかったが、昨年5年ぶりに復活。僕は6年ぶりの参加となる。 今日は気温もちょうどよく、名物の風がない。ベストコンディション。昨年12月の足立フレンドリーや、1月のハイテクハーフはいずれも調整不足で散々な結果だったが、今回は照準を合わせそれなりに仕上げてきた。キロ4切りが最低目標、そこからどこまで縮められるかが勝負と思っていた。 ひとみん夫妻と舞浜駅で待ち合わせて、会場へ。ゼッケンは事前送付となっているので受付はない。気温が低いので体育館の2Fに荷物を置いて準備する。スタート地点である脇の道路上で1.8kmほどアップ。キロ4で走り出せるよう準備する。 トイレを念入りに済ませ、スタートエリアへ。ギリギリに並んでも好きな位置に入れるのは記録狙いとしてはありがたい。先頭から5列目くらいでH田さんとスタートを待つ。 9:00 a.m. ハーフの部スタート ロスもほとんどなく、周囲もきれいに散らばって自分のペースにすぐに持って行くことができた。 今日のウェアは、上はタンクトップ1枚でアームカバーやバンダナ等なし、手袋は着けた。肉離れ予防にカーフガードを履いている。ウェストベルト装着。 1km看板通過は3分58、しばらくキロ4で行くつもりだったので、スタートロスを差し引くと目論見より速い。これは調子いいのかと思ったがペース一定のはずなのに次の2、3kmで4分5などと出て、最初の距離表示に誤差があるか。ペースを気持ち上げ気味にする。 持続可能な範囲での脚の動きとしてほぼ目一杯。これ以上のペースアップはリスクが高いのでひとまず避ける。途中経過タイムから、キロ4維持が微妙に難しいことを次第に悟る。だが心拍は低く、客観的に見て追い込めていない。 浦安は道幅が広く舗装状態もいいのでストレスがないのがありがたいが、早くも周囲に選手がいなくなり、だだっ広く閑散とした景色は進んでいる実感に乏しく意外と落ち着かないのが難。途中折り返しポイントが3箇所あり選手がスライドする。カントクとジュリーさんは毎回気づいたが、H田さんとひとみんはなぜか見つけられない。H田さんは僕のすぐ後ろに居たからかもしれない。 ポツポツと女性ランナーが前方に見え、無意識ながら目標物にする。女子トップはかなり速いポジションで男性数人と集団を形成している。こりゃ敵わん。 海沿いの道で境川を渡る橋の上、折り返してちょうど8km地点で母が応援してくれた。9時32分に通過すると言ってあったが、9秒遅れている。まずい、キロ4よりじわじわ遅れている。10km通過が40分8秒。小柄だがエネルギッシュな走りの女性を追い越す。後に表彰台3位と知った。この頃から徐々に周囲を追い越す展開が増えてきて、積極的に飛ばす意識へと変わってくる。 13,4kmあたりで、このペースのままゴールまで行けそうな目処が立ってきた。ただ、それが判ってもペースを上げるのはどういうわけか難しい。舞浜ホテル群を抜けて、16km過ぎの3つ目の折り返しの後は追い風に変わるので、ここでギアを一段上げる。結果的には上がってなかったが、周囲とのペース差が開いてきたので頑張れている気がした。僕をターゲットに走っているらしい選手を仮想ライバルに見立ててぐいぐいと引き離す。ラスト1kmの看板を通過、会場の浦安運動公園のすぐ隣まで来ており、これまでとはゴール地点がどうやら異なるようだと感づいていたが、モニュメントを潜り公園内をクネクネと走るうちに応援客も途絶え「いったいどこがゴールなんだ」とやや中だるみ。ようやくトラックに入り、ゴールゲートが見えた。その上の時計が目に入る。目標としていたキロ4ペース=1時間24分24秒まで残り数秒。慌てて飛ばすが気付くのが遅かった。 00-05km 20:10(P4:02) HR142/152 05-10km 19:58(P4:00) HR148/152 10-15km 20:02(P4:00) HR150/153 15-20km 20:06(P4:01) HR152/155 20-21.1km 4:13(P3:51) HR154/155 Total 1時間24分26秒 (P4:00) HR148/155 1213kcal 狙っていた23分台が出なかったのは仕方ないとしても、最低目標の2秒遅れというのは悔しい。 最近の実力を考えるとキロ4で走れたのはまあ良くできたほうかもしれない。ただ、わずか2年前にキロ4切ったペース走ができており、近頃の急なスピード力低下は結局覆せなかった。心拍数は、それ相応の負荷であると身体が判断している証拠なので、まだ追い込める余地があると思うのだが、なぜうまく上げられないのか。昨年の大田原マラソンHRave=149と比べるとまだ上げられるはず。 大阪国際女子からまだ日が浅いH田さんが目標を上回るタイムで僕のすぐ後にゴール。カントク、ひとみん、ジュリーさんも目標越えの結果が出て、納得の行く走りができたみたいでよかった。 イクスピアリのメキシカンで、正午にスタートした別府大分の経過速報を見ながら昼ごはん。本場のブリトーはコンビニのそれとは全く異なるものだった。まったりと心地よい時間を過ごせた。 2017/2/6 [エリートランナーの脚伸展パワー] 心拍数と運動負荷の関係をちょっと調べていたら、横浜市スポーツ医科学センターというところが興味深い資料を上げていた。ここでは、乳酸性作業閾値の計測とかもしてくれるとのことで市民やトップアスリートの色んな計測結果を独自に持っている。そこで衝撃的だったのが、実業団エリートランナーと20代一般人の筋力を比較したデータがあり、膝伸展トルク、脚伸展パワー、握力の測定でいずれもエリートランナーのほうが20%前後も低く、およそ50~60歳代相当レベルということだった。 なぬー! 50歳代って…相当弱くない? 見た目の筋肉量は少ないとしてもエリートの研ぎ澄まされた筋肉には一般人と同程度かそれ以上のパワーくらいあるだろと思っていた。 ここで特に気になったのが脚伸展パワーで、これは瞬発系レッグプレスみたいなもん。自転車のスプリント能力に近いと言えるだろう。これが、50歳代凡人レベルとは聞き捨てならない。トラをやっている身としては、この低さは絶望的だ。 ランとバイクは両立できないことを示すものなのか? 2017/2/7 [浦安ハーフ記録全集] 1991 1:32:47 1992 1:26:43 1993 1:25:50 1994 不参加 1995 1:25:30 1996 1:56:25(ペースメーカー) 1997 1:27:22(P4:09) 1998 詳細不明 1999 詳細不明 2000 詳細不明 2001 詳細不明 2002 2:08:?? 体重67kg 2003 1:31:51 体重65kg 2004 1:24:04(P3:59) HR161/167 2005 1:23:07(P3:57) HR157/169 2006 DNF(13km地点肉離れ) HR134/146 2007 1:26:16(P4:05) HR154/162 2008 大会中止(雪) 2009 1:23:22(P3:57) HR149/157 2010 1:25:02(P4:02) HR152/161 2011 1:22:14(P3:54) HR153/163 2012 ハーフ未開催 2013 ハーフ未開催 2014 ハーフ未開催 2015 ハーフ未開催 2016 不参加 2017 1:24:26(P4:00) HR148/155 浦安ハーフは初回(1991年5月)から概ね毎年出ているが、場所柄風が強いのと、なぜかうまく調整できず歯がゆさを感じてきた大会。今見るとそんなに悪くない気もするが、当時は20分切りも本気でやればできると思っていたのでどれもイマイチレースだった。 2004年のレースは今年とタイムが近い。HRave161まで行っており、13歳差あるから今年のHR148+13=161ということで割と辻褄が合うようにも見えたが、この時は1週間前の佐倉のフルで体調崩してずっとオフ、病み上がりで心拍が高かったと思われ、タイムも不本意のはず。2週間前にはトレッドミルで連続16kmを14km/hで走っているが、HR144というのは今とさほど変わらない値なので、当時のレベルとしては割と楽に走っていたことになる。ハーフまではこの頃の自分のほうが間違いなく速いだろう。それでいて、佐倉フルを3時間37分もかかっているのは信じられない。ハーフまでなら無理すればパワーをひねり出せるという若さゆえのポテンシャルに胡坐をかいていたのがよく判る。 2017/2/8 [プライオメトリクス] 浦安ハーフで脳裏に刻まれた疲れのためか、気分が乗らず二日オフった。まあいいでしょう。 今日はスポセンポイント練。ちょっと軽めに。 まずスイム。メンツがよく、割とガシガシ泳げた。 水曜定退日のためかジムは激混みになっており、トレッドミルはほぼ30分待ちで、予約カードさえ取れない瞬間がある。時間は有効に使おう。別府で見事PBのイマイさんの助言により、普段やらない筋トレなんぞを。 レッグ3兄弟(エクステンション、プレス、カール)、大胸筋、上腕三頭筋、など(名前忘れた)。ここで筋肉に刺激を入れてから走るのが効果的らしい。走った後だと汗だくなので、やはり走る前が何かと合理的でもある。もっとやるべし。 エアロバイクもちょっこし乗る。 トレッドミルでは14.1km/hで淡々と。レース直後で期待通りこのスピードがゆっくりに感じる。距離合わせに最後の1kmだけ16km/hに上げた。 第2ヒートまでやはり25分待ちなので、今日はこんぐらいで勘弁してやらあ。 最後にちょこっとプライオメトリクス系エクササイズを追加。実は筋トレよりも自分に向いているのではと思ったエクササイズ。今年はこれでランニングエコノミー改善に取り組みたい。 2017/2/9 [ガクガクローラー] さむい~~~~ 二日連続スポセン行く気になれず、ローラー。 部屋が寒いせいか、なかなか心拍が上がらない。 HR125/142 388kcal 2017/2/10 [淡々走] スポセン。怠くてやや気が重い。こういう時はあれこれ考えず、然るべきタスクに身を委ねるようマインドコントロール。 スイムでは大胸筋の筋肉痛がまだ若干残る。一昨日の筋トレが効いている。 泳いだことで身体がほぐれ気持ちもスッキリした。 レッグプレスだけやってからトレッドミル。14.1km/h一定で淡々と走る。レースの怠さが滲み出てきてあまり気持ちよくない。最後の1kmは15km/hで。 金曜日は平日で最も空いているが、それでも午後7時半前後は最も混む時間で第2ヒートは20分待ち。エアロバイクにちんたら乗って暇つぶし15分。 2本目は14.2km/hで淡々と。インターバルで怠さが抜けて、今度は気持ちよく走れた。やはり最後の1kmは15km/hで。 2017/2/11 [25kmペース走] TKD練@駒沢公園。基本は12周らしい。 長いスランプから復調し、この頃ようやく以前のベスト状態に近づいてきたカントクは走るのがまた楽しくなってきたようでよかった。名古屋ウィメンズでは記録更新できるだろう。 そんな僕もUC-IIとプロテオグリカンのお陰で今シーズンは故障知らず。不快なものがなく走れるのは何より有難い。 東京マラソンのため8周に調整されたM浦さんとキロ4分15ペースで。ほかにOさんも8周(あれ、何のレースだっけ?)。計3名グループ。 1周目はほぼピッタリのペースだったにも関わらず、ピッタリではダメという心理が働くのか2周目はぐっと上がり、次からそれが新基準となる。 Oさんが前半900mまでの下りで飛ばす。というか、下りじゃないところも速くなるので重力に任せた走りとも言えず、何か強迫観念があるのだろうか。後半の苦手な上りに備え貯金を作るための意図的なペースアップと言ってたが、その割に後半落ちないのと、下りの一部が速すぎ。一瞬キロ3分45くらいまで上がり、全くついていけず一気に10mは離される。体育館入り口付近でようやく二人に追いつく、の繰り返し。 昨日のトレッドミル4分13ペースより全然忙しい。 でもこの急な上げに対応する練習と思えばいいか。無理して下りで着いていくと、続く上りで追いかけなくていいので一休みできて楽に感じることもあった。 が、二人の最終周となる8周目は離されたままいくら追っても追いつけなくなった。すでに予定より大幅に速すぎるので、これ以上無理に上げて計画を崩すこともないだろう。 その更なるペースアップは一人になっても引きずり、残り4周はしんどくなった。残り2周で脚のバネが無くなってきて、前へ進まなくなる。前じゃなくて上に飛んでいる感じ。 何とか終えたが、恐らくラスト2kmのふんばりで一気に筋肉痛をこしらえた。 駒沢公園12周 9:07(P4:16) HR129/145 8:58(P4:11) HR140/145 8:59(P4:12) HR141/144 8:58(P4:11) HR141/145 8:55(P4:10) HR143/147 8:54(P4:10) HR144/147 8:56(P4:10) HR144/146 8:46(P4:06) HR146/149 8:49(P4:07) HR146/150 8:49(P4:07) HR147/149 8:52(P4:09) HR147/149 8:43(P4:04) HR149/151 total 25.68km 1:46:45(P4:10) HR143/151 1419kcal 昨日14km走った影響はあまりかった印象。 結構速かったと思っていたが2年前に同メニューをキロ4分7で走っている。ガチで走った12周目はいわゆる今日の限界を示すものだが、2年前は8分39秒で明らかに越えられていない。 2017/2/12 [時短新提案] 思った以上に昨日のランで筋肉痛が激しい。考えてみたらここまでの筋肉痛って最近珍しいかも。夕方あたりにジョグしようか迷ったが、結局サボった。 1月に早速プレミアムフライデーをセルフ試行したばかりだが、2月にホントに実行に移せる企業はほとんどないらしいね。 まあ考えてみたら、日本人は時間に正確な国民とか言われているものの、それは開始時刻だけであり、終了時刻はいつだってgdgdである。就業時間しかり、会議しかり、飲み会しかり。つまり、時間通り切り上げるということにとことんルーズな国民性にあって、終業時刻を早めるルール作りは全くもってそぐわず、うまく行くはずがない。 そこで、プレミアムマンデーですよ。 月一回の月曜日は午後から出勤。開始時刻に正確な日本人なら間違いなく遂行できる。 効果はと言えば、週末思う存分はっちゃけてOKってことですよ。 思い出してほしい。現状、日曜の夕方くらいからもはや休日を楽しんでない。明日のことが意識に上って憂鬱になる。遠出した人は「そろそろ帰らないと身体の疲れが取れないし、渋滞にもはまる」などと昼ごろからそわそわしだす。のんびり居間で笑点を見ていても苦笑するばかりだし(もとから面白くない可能性もあるが)、サザエさん症候群、イッテQも腹の底から笑っていない。そして22時頃には「明日は早いからもう寝よか」などとなり、尻すぼみに日曜は終わる。 ところが月曜午後出社であればどうだろうか。明日のことは明日になってから考えればよい、と肯定的に刹那主義になれる。不安を抱えず休日をきっちり最後まで堪能できる。財布の紐も緩もうというもの。経済効果は大きいに違いない。 他にもメリットがある。 長時間労働が常態化している人というのは十分な休息が取れていないがためにパフォーマンスを上げられず悪循環に陥っている可能性が高い。そんな人たちに圧倒的に足りてないのは一も二にも睡眠時間であり、プレミアムマンデーは朝寝坊という最も有意義な活用に自然に充ててくれるだろう。午後3時退社ではこの流れは生まれにくいことが想像できる。 どうしても急いで処理すべきタスクがある人は朝から出社する。きちんとした目的意識があればこその出社であり、夜にダラダラとオフィスに居続ける残業組とはマインドが異なる。そして朝の静かなオフィスで集中してテキパキ片づけることが可能だ。それに味をしめて、結局朝から来る人が増えると心配するかもしれないが、それならそれでいいのだ。なぜなら効率よく仕事を片付けたい人たちだからだ。しかし深夜残業を好む人たちは、ズルズルダラダラやり続ける負のオーラを出している。全てがそうだとは言わないが、確率的に言って作業効率が悪いか自己管理能力のなさでフィルタリングされた集団であり、遅くまでいるのは常に同じメンツであるのが一つの証だ。そんな中にいて良いシナジー効果は期待できない。できる限り避けるべきである。 残業がむしろ仕事の効率を下げる要因はそういうところにもあるに違いない。 石が飛んできそうだが、そのくらいのレッテルを貼っても意識改革は実のところ期待できない。 どんな形にせよ、単純に就業時間を減らすだけでも生産性が上がる可能性を示唆されつつある昨今、だったら確実に減らす方法を考えるほうが近道である。 水曜定退日にしても、あれやこれやと細工して(つまりそこに経費をかけてまで)なんとか定時に帰らせようと苦労しているが、僕ですらすんなり従う気にならない。日本人の行動心理に逆らった制度であるのは、もう十分明らかだろう。 2017/2/13 [平日お袖練] 冬場は土曜TKD練がハードなので日曜のバイク練が心身ともにきつい。 なので今回日曜は休息に徹し、有休とって月曜に回すことにした。 家でマッタリしすぎ、普段にも増して遅出。川崎付近は混んでいるがアクアラインや房総は問題なし。11時半お袖練スタート。心拍計を忘れてきて、やる気20%オフ。 まずは温泉坂。疲れとか怠さはないが、力の出し方を忘れてしまったような気分。気持ちを切らさないよう注意して上る。いつもより追い込んでいる気がするが心拍計がないので判らない。 温泉坂 17:50 17分台出た。前回より約40秒短縮。太ももの乳酸が出まくって辛い。 前回と同じルートを走る。少し薄着にしてきたのでまず空気抵抗が下がってAveは高くなるはず。下手に汗もかかないので給水はほとんどしない。 県88やもみじロードは週末の暴走集団が居ないので快適。その代わりダンプ営業日ではあるがさほど見かけないのと、このごろのダンプは非常にジェントル。もみじロードは一部で雪が残り路面が凍結していた。昨日だったらヤバかったかもしれない。 風が結構あるが吹く方向がまちまちなので向かい風は長く続かず、意外と気にならない。まだスピードにさほどこだわってないからだろう。 基本的なスタミナはランで鍛えられているはず、と信じてあまり温存せずに走ることを心掛けたが、無意識にブレーキがかかるようでなかなかはっちゃけた走りができない。 まあでも今年2回目にしてはそこそこ感触が良かった。前回より約12分短縮。 走りながらふと思ったんだが、久しぶりに再開する練習って当然ダメダメな自分を思い知ることになるので辛いけど、それも初回だけで、2回目以降は前回と比較することでモチベーションに繋げられる。肝心なのは、せっかくの練習を無にしないよう、間をあけないことだね。 当たり前すぎてごめん。 10℃ 中弱風 獲得標高1399m(Cateyeの高度計は多めに出る感じ) 2017/2/14 [またオフる] 午後辺りから微熱状態なのでスポセン行くのをやめてオフる。ワケ判らん会議で司会やらされて頭の血が沸騰しかけたのも一因か。まあ昨日の疲れが出たんだろう。 そういえばはなももフルまで残り4週間を切った。 そろそろレベルアップは望めない。現状維持と疲労抜き期間にはいる。 今年はいつになく故障がない。膝や足首、アキレス腱の痛みがなく、ふくらはぎ肉離れの不安感がないだけでなく、まるで呪われたかのような、走り出し始めのどよーんと脚全体に痛重い感触もない。何度も書いてるけどロコモ系サプリで脚全体に効いているお陰だと思っている。長年乗り続けギシギシとさび付いた自転車に油を注して軋みがなくなった感じだ。 このお陰で練習に停滞や後戻りがなく、わずかながらも順調に歩を進めている。今度こそサブ3をきちんと狙いたい。 2017/2/15 [トレッドミル上の心拍調査] 水曜ポイント練。今日はネタ作りに心拍計を用意した。 その前にスイムでアップ。コースに5人いて(うち二人が外人)混み混みなのでバタフライを4割ほど混ぜ込んだら結構負荷をかけられた。 トレッドミルも混み混みで20分待ち。エアロバイクでHR115bpmくらいまで上げておく。 ジムの有酸素系マシンはほとんどStarTrack製で、僕のPolarの心拍信号を拾って表示する。が、なぜだか2,3bpmほど低い値を表示する。 アップが十分なので最初から14.3km/h(P4:12)で。実際のレースではぴったり4分15では走らないだろうから。最後まで変えず。 HR136/144 混んでいて第2ヒート30分待ち。バカバカしいので帰ろうと思った矢先、予約カード返却のキャンセルが出たのですかさずとり、10分に短縮、ラッキー。 ステッパーにちんたら乗りせめて90bpmを下回らないように待つ。階段上り動作で膝が痛くなってる。30分のランのダメージはそれなりにあるってことか。 第2ヒートは14.4km/h(P4:10)で。たった0.1km/h上げただけだが結構差を感じる。これは42km持続できない感触。機械がアバウトなのかもしれん。 HR140/147 total HR138/147 741kcal 途中休みを挟んだせいで平均心拍は低かった。 2017/2/16 [買い物ジョグ] 帰宅後買い物ジョグ。OKストア→ドラッグストア。スロージョグだが脚の疲れが結構残って快調さがない。カントクが風邪で二日連続会社を休む。非常に珍しい、というか一緒になって初めてのことだったかもしれん。 2017/2/17 [ポイントランキング] シゴトが立て込んできて二日ほぼオフ。明日の30km走を前に、温存したいとの心理が働いたことは否定できない。今週はオフばかりだ。ちょっと疲れてきたかな。 JTUから何やら手紙が届く。2016年度JTUロングディスタンストライアスロンエイジグループポイントランキング3位の表彰状であった。こんなもんが来たのは初めてだ。以前も3位くらいにはなったと思ったが。 この結果は五島の成績一つによるもの。そして今年の五島は未だエントリーならず。いよいよもうダメかな。 5月の新島はうっかり逃してしまったので、代わりに南紀白浜に出ることにした。I口さん発案の、安い航路を使い愛媛の川やんのクルマで南下する計画により、遠征費が新島とさほど変わらない。 6月は保留として、7月は榛名トラを考えていたが、今年の富士登山が7/28とほぼ月末になり重なってしまった。別の案を考えないと…。 2017/2/18 [最後の30km走] TKD練@駒沢公園。はなももの3週間前でお約束の30km走の日。このごろ故障や不安材料のない日が続いていたが、二日ほぼオフだった割に朝から脚がむくんで疲れているのが気になる。体重も重めで、アップでは倦怠感があり、ちゃんと走れるか不安になってきた。気持ちの問題かもしれん。 今週風邪ひいたカントクは自宅療養。一人通勤号アクセス。例によって時間ぎりぎりのためアップ半周。 お題は14周をキロ4分20で。予想通りというか期待通りである。その5秒速くY村さん、5秒遅くまめきち。とキリオ君がいるが、同じペースの人は居ない。M浦さんは4分切りで先陣切って走るが来週東京なので5周で終わる。 長丁場だし、薄ら寒く風も気になるのでTシャツ+アームカバーで。ウェストベルトをやめてみた。 スタート直後はY村さんが目の前に。抑え過ぎでしょY村さん、と思った1km通過が4分14で、ありゃ?速い。サブ3ペースがすっかり楽に感じるようになったよやったね!と思った矢先の2km通過が8分42で、しっかり遅い。後で思えば1kmのタイムを読み間違えたのかも。結局やっぱり楽に走っていてはキロ4分20は出ないことが判る。3周目辺りから身体が温まってきて、上り区間で遅れずに走れるようになってきた。スタート前の身体の鈍さは消えてくれた。 トラブルなく淡々と周回を重ね、8周目で最初の異変。まだ20km以下だが、ちょい疲れてきてタイムが落ちたので、それ以降はやや加速気味に調整する。 前半の1kmまでは無理に飛ばしている感じがあるが、上り区間では追い込んだ分結果に正しく反映される実感がある。追い込みやすいと言えばいいのか。はなももの緩やかな上りは気持ちよく走れるだろうか。 11周目からは少しずつBUすると決めた。いつもなら残り3周辺りからガクッと脚がなくなるが、今回はペース維持に無理くり感はない。腕をきちんと振れば脚が動く。最終周は大分飛ばした。学生二人組にちょっとだけ乗っかり、心肺が限界で切れる。 駒沢公園 2.14km×14 9:16(P4:20) HR132/141 9:15(P4:19) HR139/146 9:11(P4:17) HR140/145 9:11(P4:17) HR141/146 9:12(P4:18) HR141/146 9:11(P4:17) HR141/145 9:11(P4:17) HR143/146 9:14(P4:19) HR142/146 9:10(P4:17) HR144/148 9:10(P4:17) HR145/148 9:06(P4:15) HR146/149 9:02(P4:13) HR148/152 9:00(P4:12) HR150/153 8:37(P4:02) HR153/157 total 2:07:45(P4:16) HR143/157 1707kcal (5,8,11周終了毎に給水。今回も手渡ししてもらい、助かった) これまでで最も余力のある30km走だったかもしれないが、サブ3できそうな手ごたえや確証は相変わらず得られない。レース本番は練習とは違うという点に大きく依存している。 2017/2/19 [新デポ地お袖練] お袖練のデポ地にしている百目木公園は房総へ渡ってからから30分くらい走った内陸にある。走り出せばすぐベストな練習環境が得られるものの、最近はコースに飽きてきてありがたみも薄れてきた。だったらアクアラインにほど近いデポ地でもいいかもしれない、時短になるし、最近はカントクもいないのでたとえ酷道16号がコースだろうと気にする必要はない。 ってことで、袖ケ浦海浜公園に向かってみる。だが日が悪かった。アクアラインが速度規制するくらいの強風のため、東京湾に突き出た公園は吹きっさらし状態でZIPPをおろした途端に風で吹っ飛んでしまう始末。だが、ここはメッカなのか、ローディがごそっとたむろしており、キャリアを装備した車もあちこちに停まっている。今日ばかりは、風が強いので帰りましたぁというわけにはいかない。 11時スタート。ちょうど6人ほどの集団もすぐ前で走り出し、隊列を組んでスピードを上げ始めたので尾行・観察する。女子らしき人もいるのだが…速い。じわじわ離される。 だが彼らは北上したいらしく、程なくして別れた。残念。 R16や内房線を跨ぐ道で少し迷いつつ、袖ケ浦公園脇の県道143へ入ってからはひたすら東へ。いくつか信号があるが、適度にクネクネして自転車で走りやすい道。基本的に追い風基調で楽に走っている。1時間ほどかけてR297にぶつかり道が終わってしまった。右折してR297を南下。小湊鉄道が並走している。二度ほど走っている車両を見かけたが乗ってる人は一人か二人だった。よくやっていけるな。 長柄練の頃のテリトリーに近いが、国道は避けてきたので土地鑑がつかめない。このまま走っていても退屈なので、小湊鉄道と一緒に道をそれて高滝湖方面へ。月崎周回ルートに合流し、月崎駅でトイレ。 風のせいもあるのか体温があまり上がらず、喉がかわかない。昨日の疲れは直接感じないが、心拍は低いままで130bpmさえなかなか超えない。追い込めなくても気にならない体質になってしまった。 周回練はせずに帰路へ。久留里街道を北上し、県143に出たところで来た道を引き返す。袖ケ浦市街でまた迷い、いつのまにか見覚えのある場所、長浦の50mプールに出てしまった。R16をトラックと並走しながらデポ地へ戻る。 帰りは向かい風で笑っちゃうくらいの走れなさを覚悟していたが、あっさり風がおさまり海浜公園は穏やかな雰囲気。 全然練習になってないが、まあいっかあ。 Total 84km 3:06 HR112/140bpm 1726kcal 獲得標高540m 信号&トイレストップのロスは約7分間だった(タイムに含まず)。 普段と比べると平地の割合がかなり高いのに、平均速度は前回より悪い。 2017/2/21 [皇居LT練] 職場クラブ練習会。うっかりスポセンや駒沢練のノリでウェアを準備してしまった。下はタイツだが上がTシャツ。手袋もなし。今日は酷く冷えるし風が強い。 1周目はみんなでスロージョグなので晒した腕がヤバい。両手を氷水の中に入れっぱなしのような、麻痺状態になってきた。寒中水泳ならぬ寒中ラン。なぜか脚は軽い。ランを二日空けたからか。 2周目は自由走行。先日10kmレースでとうとう36分台を出したくっそ速い部長のセキさんに、下りに入るまではキロ4切らないで!としつこくお願いして後ろに貼り付く。すぐに切れるかと思ったが意外と粘るわし。1kmは4分03。なんだろう、ガチガチに身体が冷えて感覚がなくなってきたせいか、心臓もどこか遠くで動いている感じだ。このまま他人事のような気分で辛さを忘れてどこまでついていけるか。2kmは3分57。 下りに入り、下り苦手マンとしてはこれが最後かと思われたがここでも奇跡の粘り。3分37だった。 桜田門手前で少しセキさんが待っていてくれたかも。 平地を大股で飛ばす。キロ3分半で女子エリート並に飛ばしているイメージだ。こんな速くていいだろうか? と自分でも戸惑いを感じるほど。だがじわじわとセキさんから千切れだし、ラスト1kmで強風にあおられ一気に距離が開いてしまった。何とか気持ちを維持して最後まで。 19分13秒(P3:51) あれ?皇居のベスト出た―!と期待したのに、別にさほどでもないタイム。後で聞いたら平地で3分半なんて全然出てないし。当たり前だが。 まあでも絶妙なペースに引っ張られたお陰で今の自分のベストが出せたと思う。 キシンドさんが肉離れを起こしたというので例のサプリを勧めておいた。 2017/2/22 [地味にローラー] 水曜が混んでいると思うと今一つ行く気になれないスポセン。 帰宅してローラー。相変わらず身に付いている感じが全くないが、今週末は東京マラソン応援でバイク実走の機会は今月もうないだろうから少しでも積み重ねておかないと。 今月も練習時間が全然目標に届かない。 昔と比べるとバイクをやらなくなり、ランが増えた。昔は大分バイクが好きだったし、ランが嫌いだったんだなと見て取れる。若い頃はランが体質に合ってなかった、ということはないのだから、単に身に付く練習方法を見出せてなかっただけと思うともったいなかった。今どうやってバイク練を増やしたらいいのかについては答えがない。なぜバイク練をやらなかったんだろうと10年後に悔やむ日が来るのかもしれないが。 2017/2/23 [恒例平日ポイント練] スポセン。水曜ポイント練を一日ずらす。 入館が遅かったので(といっても7時頃)スイムはやめてランオンリーで。 待ち時間にエアロバイクでHR138まで上げておく。結構筋トレみたいにきつい。 1本目、先週より0.1あげて14.4km/hで走る。エアロバイクのせいか怠くなってややしんどい。30分で終わると判っているから走れるが、このペースで本番って大丈夫だろうか、といつも不安になる。 15分ステッパーで暇つぶし後、2本目は14.5km/hで。いつものことながら、2本目のほうが楽。1本目は何か足りないものを追いかけつつ永遠に追いつかない感じで、2本目は足りてるものが徐々に減っていく感じ。だが明らかにサステナブルではない。本番でこのペースまで上げちゃいかん。しかし、14.5km/h≒キロ4:08なのでうっかりするとすぐ行ってしまうレベル。 空いてきたのでそのまま15分延長してダウンジョグ。 2017/2/24 [いつものフライデー] プレミアムフライデー日本全国第1回日。当然15時に帰るつもりが、まさかの残業で19時になってしまい面白くもなんともない。そのうえどういうわけかオフにしてしまった。 2017/2/25 [駒沢練DNF] 朝のTVではプレミアムフライデーを過ごす様々な人々を伝えていたが、その中に見覚えのある人が。五島で最近同宿のK賀さん? 確かにこの日に似合いそうな人だもんな。 TKD練@駒沢公園。フル2週間前はハーフ走の日。昨日はまさかの残業で、そのうえ意味もなくオフにしてしまった。まあ今日のために温存したと思えば無駄ではない。 14周走るK合さんと一緒にサブ3ペースで。すでにK合さんは走り始めており、4周目に入るところで僕とH田さんが合流スタート。1周遅れでキリオ君が合流する。 前半1kmを4分12くらいで入り、後半が4分18くらいのペースで。風向きもあるだろうか、今日は特に入りの500mがせわしなく感じ、ここまでで2分7,8ほど。実際は500m以上ありそうな気分だ。逆に1000~1500mが楽で少し緩める感じ。心拍はそれに連動していないのだが。 日陰は結構寒く、意外と気温が低いようだ。風はさほどなく環境に恵まれている。 まあ無理のないペースなので順調に周回を重ねる。ただ、若干疲労感が残っていて期待よりも重く感じる。9周目からの残り2周は一人抜けだして、キロペース4分8くらいを狙い本番で使えるペースかどうか確かめる。このペースはやはりみるみるエネルギータンクが削られていく感じで、かなり早い段階でレッドゾーンになるだろう。 などと考えながら走っていたら、1600mあたりで左足底に違和感。あれやばいかも、と思って少しペースダウンしたら、そのまま痛みが重篤化して歩けなくなってしまった。DNF決定。 スタート地点まで戻るのもつらい。 いままで経験のないところがトラブル。これが本番で出たら泣くしかない。 実は思いあたる節がないわけではない。ここ最近ノートラブルが続いていたが、実は左足の内反小趾だけ気になっていた。シマノの幅広シューズでずっとローラーに乗っていたら、ある日痛くて履けなくなってしまった問題と今のこれは繋がっている気がする。 駒沢公園8周+α(DNF) 9:06(P4:15) HR133/140 9:04(P4:14) HR140/143 9:02(P4:13) HR141/145 9:04(P4:14) HR142/146 9:03(P4:14) HR143/146 9:03(P4:14) HR142/146 9:02(P4:13) HR143/146 9:02(P4:13) HR143/147 8:04(P4:44) HR143/149 total 18.8km 1:20:30(P4:17) HR141/149 1043kcal 晴れ みんなとファミレスで昼ご飯食べて落ち着いたら痛みが6割くらい減った。 明日は応援行けるかな。 2017/2/26 [新コース応援の日] 東京マラソン応援の日。応援するのは、TKDさん、M浦さん、Oさん、まっちゃんの4人。M浦さんがエリートの部、他は準エリートの部で、一般はいない。というか、知合いで今年東京マラソンに当たった人が誰もいない! 9時前に家を出て、まずは日本橋へ。サブ3ペーサーのやや後ろで人口密度が濃かったまっちゃんだけ見つけられず。Oさんエライ速いけど大丈夫か? 東西線に乗って門前仲町へ。寒い日陰を避けて、日向で応援する。M浦さんに何か変わった声掛けをしようと「絶好調!」と叫んだら、両手でバッテンが返ってきた。ありゃ? 要らんことを言ってしまったかも。こんどはまっちゃん見つけた。 東西線で再び日本橋に戻るが、TKDさんはすでに通り過ぎた後だった。1週間前に青梅だったのに安定して淡々とラップを刻んでいる。他の3人は明らかにペースが落ち始めている。慎重なM浦さんもかなり苦しいようだ。 まっちゃんに「頑張れまっちゃん!」と叫んだら、まっちゃんの隣の女性が不思議そうに振り返り、構わず僕がメガホンを振ると、手を振って応えてくれた。すまんす、あなたもまっちゃんでしたね。そうですあなたにも応援したのですありがとう! 三田へ急ぐ。TKDのみんなが固まって応援していた。日向はぽかぽか陽気で風もなく実に気持ちいい。またしてもTKDさんは通り過ぎた後だった。M浦さんの不調は明らかで、ランナー追跡アプリのゴール予想はとうとう3時間を超えてしまっていたが、サブ3ペーサー集団にきっちり着き、ここからは決して千切れまいとする意思が感じられた。結果10数秒を残し3時間を切り、執念の走りを見せた。 4人が通り過ぎてしまうと芝公園までブラブラと散歩して、ファミマで軽食を買ってランナーを見ながらホゲーっと過ごす。何とも気持ちいいひととき。 神保町のRunCubeで打ち上げ。いろいろと話を聞いているうちに、自分もはなももでしっかり走ろうと決意が湧いてきた。 帰宅後録画していた東京マラソンを見る。コースが変わり、スピードコースとしてすっかり別の顔となってしまったようだ。日本橋で目撃した時は黒人のみのトップ集団にガッカリさせられたが、そういう事情だったか。 僕は過去3回東京に出ているが、ネットでサブ3を達成したのはこの3回の東京でしかなく、その点では相性がいいというべきか。しかし好記録が出やすいとの評判となった新たなコースは、僕にとっては著しく魅力が低下してしまった。ここでのサブ3は価値が低いってことだろう? 少なくとも自分のなかでの価値は落ちる。 2017/2/27 [なんとなく疲労] 結局昨日は飲んで食って走らず、の1日だったが、意外とぐったり疲れてしまった。 今日もスポセン行く気になれず、オフる。土曜日の左足の薬指つけ根部分の激痛は全く消えた。神経痛だろうか、疲労骨折系じゃないことだけは確かだ。明日からは普通に走れるだろう。 2017/2/28 [〆もきっちり平日ポイント練] 2月はまだ24hしかやってないし、28日のうち10日もオフってしまったしで、サボりが多い月だったが、それでいてそこそこ頑張った月でもあったなあ。平日のポイント練14kmを欠かさずやっているし、週末ポイント練はハーフも25kmも30kmも負荷が高かった。そんなこんなで充実感はあるのであまりサボった気にならないのだ。しかし、やはり24hというのはコンビニにとっての丸1日であり、全然大したことない。それと、珍しく故障が起きずにコンスタントに練習を積めている割には、ブレイクスルーというものが起きないな。 そんなわけで今月のシメもきっちり平日ポイント練@スポセン。トレッドミル。なんちゃらウォーカーでアップ10分後に走り出せた。 前回より0.1km/h上げて14.5km/hで。まめきち。の名古屋ターゲットペースだがやっぱしんどいわ。 30分を終えても予約カードが残ったまま。このところの賑わいは東京マラソン出場ランナーによるものだったか。間髪入れず第2ヒートに入れたのは珍しい。既にテーパー期突入なのでそこそこで止めようかと思っていたが、折角なのでもう30分走ると決める。先日の土曜ポイント練はしくったし、日、月とサボってしまったのでちょうどいいでしょう。 14.6km/hで。このくらいになるとリアルしんどく、残り10分が長かった。珍しく館内の気温が高めで汗が良く出て、最後はやや脱水症状気味。 左足指つけ根の痛みは全く出なかったが、帰宅時にやや痛くなった。若干燻ぶっている。 家まであと数十mというところで珍しくハンガーノックになった。 2017/3/1 [テーパーの効果] シゴトが3本重なり急に忙しくなった。帰りが遅くなる。予報に反して雨が降っていたので駅からジョグ。このときかなり疲労感を覚えたのでローラー練のつもりがオフる。 はなももの案内が届く。さて、はなももでの目標をそろそろ考えるか。 まずは懲りずにサブスリー。前回が2009年の東京だったから実現すればほぼ8年越しとなる。そんなに経ったか。オオカミ少年もビックリである。 出来ればサブ3ではなく、自己ベスト更新としたい。そのためには2:59:45を切ればいい、というわけにはいかない。東京はスタートロスが大きく、ネットのベストタイムは2:58:18となる。普段はグロスに拘っていても、この時ばかりはネットタイムより速く走れなければ真のベスト更新とは言えまい。 最近は持続可能なペースの割出しに余念がないが、ミラクルがない限りキロ4分11あたりが限界と見ている。キロ4分12で走り続ければ、2時間57分台が出る。8年前の東京を見返してみると、前半は4分5ペースで走っている区間もあり、ペース配分はかなり乱暴である。スタートロス回収のため仕方がなかったが、もっとイーブンなペースを刻めば8年前よりも苦労なくベスト更新ができるのではという期待がある。 だがその一方で、普段の30km走等から鑑みる限り、サブ3はまだ厳しいという実感が相変わらずある。 何かで読んだが、テーパリングによるパフォーマンス向上は平均3%らしい。言われてみればその通りかもしれないが、維持ではなく向上するという捉え方は、そういえばしていなかった。つまりテーパリングを上手に行うことで記録向上が見込めるのであれば、じたばた未練がましく練習してその可能性を潰すことの愚かしさが見えてくる。3%をどう結果に置き換えるのかが判らないが、単純にスピードが3%上がるとするなら、14km/hだったのが14.4km/hとなり、フルで5分以上の短縮に相当する。 普段の練習でのサブ3を切れないという実感はやはりその通りで、仮にその時点でフルを走ると例えば3時間4分くらいになるが、テーパーによって5分縮まることで3時間を初めて切ることができる。そう考えると辻褄が合う。 2017/3/3 [インターバル練onトレッドミル] シゴトが立て込んで二日オフってしまった。今日もスポセンの入りは20時と遅い。 短く強く、トレッドミルでインターバル練。 12km/hで2kmアップジョグ後、16km/h(P3:45)で1000mを4本。9.9km/hで200mの繋ぎ。 コンパネの400mトラックを模したLED表示が初めて役に立つ。 それなりにしんどく、インターバル200mがあっという間でぜんぜん休めないのが恨めしいが、しんどくなければインターバル練じゃないし。 3本目ですでに汗だくになってきたのが意外だった。いつものペース走では長く走ってもここまで汗をかくことはない。 16km/hというハイペースで走るのは脹脛の爆弾を抱える冬場は常にリスキーだったが今じゃほとんど不安がない。今年のトピックスはこの件に尽きる。 30分後も続けて乗れたので10%傾斜で15分ほどウォーク。 2017/3/4 [ペースリハーサル] 土曜TKD練@駒沢公園。風は無く陽はうっすら。ちょうどよい気温でまさに練習日和。 はなももの1週間前なのでレースペースで5周。ちょい速めのキロ4分10設定。まめきち。は4分5~10という。微妙な差なので着いていってしまうかも。 と思ったが杞憂だった。TKDさんがまめきち。のペーサーをしていたが、序盤の下りで自然と切り離される。どう見ても速すぎな印象。僕はお題のキロ4分10に徹することにする。 4分10ペースは本番でどんなもんなのかを見極める走り。リミッタをかける速度として身体に覚え込ませよう。昨日のインターバル練がやや残っていて筋がこわばっている感じがしたが、徐々に慣れた。 毎周、1600~1900mあたりに苦手意識がある。脚の運びがスムーズにできなくなるというか、ギクシャクしてくるのだ。上りきった辺りということで疲れているせいだろうか。 ペース職人技が効いているが、実は500m毎のチェックが微妙に影響している。5周目は途中ラップを見ないで勘で走ってみる。ほぼ変動なしだった。 駒沢公園 2.14km×5周 8:54(P4:09) HR133/143 8:52(P4:09) HR142/146 8:53(P4:09) HR142/147 8:53(P4:09) HR143/146 8:54(P4:09) HR143/147 total 10.8km HR140/147bpm 572kcal TKDさんにはなももでのペースのアドバイスを貰う。30kmまでは5km21分(キロ4分12)前後で確実に、とのことで、大分決心が付いてきた。 東京マラソンの準エリートで拾ってもらえる可能性の話も聞いた。やや先の話になるが50歳代であればハーフ1時間21分、フル2時間55分の両記録があるとロールダウンで可能性が出てくるらしい。最近のスピード力低下から見て、ハーフのほうがハードルが高そうだ。ハーフのタイムを上げるにはどういう練習をすべきなのか、訊ねてみた。TKDさんによれば、LT練などよりももっぱらトラックでのスピード練という答のようだ。リミッタが外しきれないインターバル練も不十分らしい。400m×10本~2000m×3本などを十分なレストをはさんで全力で行う。目標タイムを切れなければ本数にカウントしてはいけないとか。 ただ、やはり故障発生リスクが高いのが最大の懸念点。その点では最近強い味方ができたと思っているので、いずれ暖かくなったら攻めてみたい分野だ。 2017/3/5 [異変あり] 午前中、カントクとジョグ。 ぽかぽか陽気で気持ちええ。梅もきれい。本門寺周辺は人出で賑やかだ。 しかし、昨日そんなに追い込んだわけでもないのに、どういうわけかいつまでも怠くてつらい。 ペースがゆっくり過ぎて、これはウンドーであると身体が切り替わってくれない感じ。 だが帰宅後びわ湖マラソンを見ているうちに具合が悪くなり、頭がボーっとして熱が籠った状態。どうやら普通の状態ではなかった。ただ、やはり原因が思い当たらず。もしかすると金曜のトレッドミルインターバル練が意外と負担が大きいのかな。 そういえば夜中はかなりヤベ―という状況で風邪ひいたかも?と思っていたが起きたら忘れてた。 重度の花粉症のようでもある。少なくとも目はモーレツに痒い。 カントクは一昨日あたりから腹の調子が悪いらしい。 レースに対する不安などの精神的ストレスだろうか? 夜からカーボアウト開始。火照った状態は治らず。 2017/3/6 [カーボアウト中] 鼻から上が火照った状態が続いて気持ち悪い。普通だったら風邪を真っ先に疑うけどどう考えてもこれは花粉症。 駅までのジョグが重い。今シーズンは朝の小走りが常に軽くて、わし若返ったかも?と思っていたのだがその魔法が解けてしまったかのよう。昨日のジョグの異様な怠さがまだちょっと残っている。練習の意味を見いだせないのでオフ。 カーボアウトのメニューはどうしようか、と結構悩む。今日はサバの味醂干しと大根おろし、白菜と豚と高野豆腐の仲介為、違う、中華炒め(IMEどこまでバカなの?)、味噌汁。これでご飯ナシって嫌がらせか何か?でも真剣に考えたのだ。 2017/3/7 [疲労抜きにならない] 花粉症なのか風邪に似た症状で顔面が火照ったりしてウンドーする気がなかなかおきない。 今日あたりピリッとやっておかねば。ってことでスポセン。 東京マラソン終わって、火曜日でもジムが空いている、と高をくくったのが間違いだった。激混みでトレッドミルきっちり30分待ち。エアロバイクもステッパーもスカイなんちゃらもすべて埋まっている。 一つだけ空いていたスピニングバイクへ。丁寧にポジションを出して真面目に乗る。じわじわと負荷を上げて160wあたりまで。これでしばらく漕ぐ。かなりしんどい。160wなんて普通は屁みたいなもんのはずなのだが、このスピニングの負荷はなぜか低めに出るのは承知している。でも180wくらいは普通に漕げたはずだが。 25分漕いで、汗だくで終了。仕事量216KJと出ている。ん?ジュールは判らん。変換すると51.6kcal。どっか壊れてんだろ!? 続いてトレッドミル。2kmをキロ5でジョグのあと、14.5km/hにして4km走ると決める。隣でずんぐりむっくりなおっちゃんがひーこら走っているのが気になり、スピードを覗き見ると14.5km/h。お、見かけによらず速いなと思っていたら、そのおっちゃん、16km/hまで上げた。マジか!なんだこのおっちゃん。全然走る人っぽくないんだが。 そういう自分は14.5km/hがなぜかしんどい。4kmも走るなんて決めたの誰だ。うー早くやめたい。 日曜から続く妙な重怠さが抜けない。それともエアロバイクの影響か、あるいはカーボアウトか。 やっとこさ4km終えて残りを12km/hでダウンも、しんどい。 走り終えて、ベンチでぐったりして動けまへん。 疲労抜きの刺激走のつもりが、どっぷり疲労してしまった。 2017/3/8 [肉と糸こん] 今朝は目論見通り体重減って59.1kg。 夜は宅急便が来るので早めに帰宅し、まずはOKへ。今井さんの影響で肉をがっつり、まめきち。の影響で糸こんを買う。 糸こんでラーメンとか焼きそば、パスタなどを作るのもありか。パスタならたらこが失敗無さそう。たらこ買えばよかった。 宅急便を受け取ってからローラー。まだあまりグリコーゲンが空になった印象がない。カーボアウトはあと1日しかないんだが間に合うのか。 2017/3/9 [お楽しみカーボイン] 今朝の体重は58.7kgで、思ったほど減ってなかった。 今夜からカーボイン。何作ろうか昼間から考えていた。 帰宅後、夕飯の下拵えしてからランへ。適当に。 久しぶりに寒い中を走り、足首が硬直して痛む。やっぱりこの季節はトレッドミルのほうが安心できていいや。 気持ちに任せてスピードアップもOKとか思ったけど、全然そんな気にならず、スピード上がりません。 脚の動きはいいが身体が軽くない。グリコーゲン枯渇した印象もあまりない。昨年10月から3回目なので身体が順応してしまったかも。効果が薄れると言うし。 夕飯はササミをカツにして、ナポリタンも作る。テーマは洋食屋さん。美味くできた。 炭水化物イェーイ! 新規事業を加速支援する部門に配属されて約2年。 イノベーションに必須な “発想の柔軟性” については繰り返し言われてきたことだが、これまで僕には今ひとつピンと来てなかった。 そんな、トイレに行ったら手を洗いましょうくらい当たり前過ぎることを、なぜ改めて言わなければならない? だが最近ようやく、そう言われ続けている理由が判ってきた。絵に描いたような頭のカタい人間、どうしようもなく固定観念に縛られている奴って実際にいるんだなあと。 というかそれが普通の人なのかと思うようになってきた。それが僕の周囲では多数だからだ。自分がヘンなのか。 新しいビジネスモデルを発案するワークショップというベタな例で見てみる。 アイデア発散フェーズのブレーンストーミング(ブレスト)などにおいてはいろいろとぶっ飛んだアイデアが飛び交い、まさしく “柔軟な発想” が行われているように見える。だがしかし、みんな頭のいい人たちであるから、実はブレストという手法をそれなりに弁え器用にやってのけているだけかもしれないのだ。 ブレストの代表的ルールに「アイデアを批判しない」というものがある。最近判った事としてはそれは「あらゆるアイデアを尊重します」と言っているのではなく、見るからにクソアイデアでも新たな発案の糸口になる可能性があるから「とりあえずとっとけ」ってだけなのだ。だからブレストが終わった時点でそのアイデアの役目は終わり、人知れず消えていくことに疑いを持たれない。これはブレストという手法の落とし穴と思う。 そんな運命を辿るくらいなら、批判されてひとしきり議論の的になったほうが遥かに有意義だったかもしれないのに。 第一段階での山のようなジャストアイデアの中にビジネスモデルに直結するアイデアが潜んでいることはまずないので、そこを起点にアイデアを被せたり深堀りしていくのが次のフェーズとなるのだが、当然分類化やフィルタリングで方向性を絞ったり収束させる処理が欠かせない。 ところが、ここでルール化がきちんとできていないと、「需要がありそうか」「いかに金の匂いがするか」「リスクが少なそうか」といった、誰もが正しいと思って疑わない基準、僕に言わせればくっそつまらない基準でふるいにかけられることになる。 まあその流れをコントロールするのがファシリテータの役割なのであろうが、実際難しい。ファシリテータは高度なスキルセットが必要と僕は訴えているのだが、現実はただの司会進行役程度にしか見なされていないので、それなりの人材が割り当てられ、問題が表層化することなく闇に葬られる。 「需要がありそうか」「いかに金の匂いがするか」「リスクが少なそうか」といったビジネスモデルは、当然誰もがまず考えることでアイデアは出尽くされており、レッドオーシャンであるから、よほどの優れたアイデアやキーリソースがないと突破口は見出せないという点でハイリスクのはずである。こういったことはビジネス本で嫌というほど語りつくされているにも関わらず、その道へ呑気に躊躇いなく邁進する人の何と多いことか。 バブル相場に株を買い足していくような人を見る思いだ。 発想がつまらない人同士であれこれ話し合っても、結局つまらない案が残るだけ、というのが最近の僕の結論である。それは、発想が貧困だから新しいのが生まれないのではない。つまらない人はつまらない案を積極的に支持するからである。だからワークショップの後はそれなりに皆腹落ちし充実感を得ている。そこがまた、問題を難しくしている…。取り返しがつかなくなった頃に、誰かがようやくはたと気づく。 「なぜこんな案をやることになったんだ???」 2017/3/10 [頚椎痛] 午後3時頃から急に首の後ろ側が痛くなる。なんだこれ? 痛みが増して、首をまともに動かせなくなった。明らかにオカシイ。脳に繋がる大動脈に異変が起きているイメージだ。仕事を切り上げて早めに帰る。フラフラして眩暈もある。当然気乗りしないのでオフる。 昼飯直後にチョコ菓子を少々暴食したのが影響しているだろうか? 帰宅して体重を測ると58.7kgと、減ったままで昨晩からカーボインした効果が出ていないことも関係しているだろうか。脳卒中系トラブルの前兆だろうか。その可能性はそもそもあるのか? ちょっと調べると頚椎症? まあ姿勢の悪いのが主因のようだが、今に始まったことでもないし…。 身体が軽くない。なぜか今週はずっとだ。このままどんよりとした状態でレース日を迎えたりしたら嫌だな。 2017/3/11 [6年目] 震災から今日で6年目だが、僕のサブ3未達期間は8年目。 頚椎痛は4割程度に減った。整骨院とかに行くべきなのかな。 今朝の体重59.5kg、明日には大台を越えるだろう。去年の東京マラソンとだいたい同じだ。軽いことよりもエネルギーがきちんとある状態が重要だ。僕の場合マラソンで足を引っ張るのは体重ではなく、エネルギーの枯渇や筋肉のトラブル(攣り)のほうだ。その点で、去年の大田原の失敗は軽さを優先して補給食をスペシャルエイドに託すというハイリスクな選択をしたことだったと今になってつくづく思う。15km地点できちんと1回目の補給を取っていたら…24km地点でエイドに足止めを食うことなく大集団のまま上りに入っていたら…。 TVでは様々な被災地ネタを伝えている。 福島のとある水産加工業者が、自社の製品の安全性を誠心誠意繰り返し訴えても「毒を売るのか?」との心無いクレームを突き付けられる。 酷い話だなと思う。 僕はこういう話においては、「立場」で変わるのが人である、という原則を思い出してみる(この水産加工業者でも立場変わればクレーマーとなりうるから同情する必要はない、などとと言いたいわけではない)。 心の底から安全を確信できる人がいる一方で、放り投げるほどの嫌悪感とともに危険で信用ならないと見る人がいる。この受け止め方の違いは、福島県民かどうかは関係がない。生産者(当事者)かそうでないかの立場の違いか、単に個人差でしかない。 被災者の真の苦しみや悩みは、被災した人にしか判らない、などといった声は良く聞く。 それはきっと確かだろう。 だがその現実をもってして、被災者だけが痛みのわかる特別な人間で、部外者はそれを判ってやれない薄情な人間、ということだろうか? もちろんそんな馬鹿げた論理などあるはずがなくどちらも同じ人間である。 しかし実際は心のどこかにそんな考えを持っていないだろうか。 当事者も部外者も、いったん自分の置かれた立場を入れ替わって考えてみるのが意義あることだと思う。そうすることで、お互いの気持ちが少しは理解できるようになるし、自分の価値観も変わるかもしれない。それが人間なんだ、と判ることで、少しは気持ちの整理がつくと思う。 まあつまり「相手の身になって考える」と言ってることは変わんないんだが。 2017/3/12 [第5回古河はなももマラソン] 2009年の東京マラソン以来ずっと未成功に終わっているサブ3。だが今シーズンは例年になく順調に調整ができており、必要なポイント練習もきっちり消化してきた。周囲からはほぼ確実と言われている。テーパリングやカーボローディングなどもいつにも増して慎重に行い、まあ上手くいっている。今回達成できなければ一生できないだろうと脅されているが、その通りだ。 5:30起床、約1合分のご飯でお稲荷を5個作る。完成した弁当を量ったら500gになった。それを足すと今朝の体重は60.3kg、スタート時は再び60kgを割っているだろう。実はカーボインに入ってからの体重の戻りが鈍く不安だったが、まあ何とか十分なレベルになった。6:30自宅出発、大岡山でキリオ君を拾い、五反田インターから高速に乗って一路古河へ。久喜ICで降りた昨年と異なり、ナビは圏央道五霞ICへ誘導した。4号バイパスを北上し8時10分頃に現地についてしまった。予約制の会場駐車場(¥500)はエントリー時すでに完売だったので、キリオ君を下ろしたあと4kmほど離れた道の駅にデポ。ここのトイレで落ち着いて軽量化できたのは良かった。通勤号で戻る。晴れていたからいいものの、極寒や雨天時は厳しいパターンだ。 競技場スタンドでしゅうさんに遭遇し、3人で準備する。目の前のステージではゲストのおっぱっぴー君が場を盛り上げている。 暑すぎず寒すぎず、いい天気に恵まれた。予報では11℃で風は穏やか。条件は全て揃い、不安材料は一切ない。上手く行き過ぎている。こういうときは逆に用心しなければならない。魔物が潜んでいるのだ。 最後のトイレへ行きがてら3人でスタートブロックへ向かう。昨年も感じたがこの大会はトイレが少なすぎる。スタート近くに仮設トイレがずらりと並んでいるが全く追いついておらず、一体いつになったら自分に回ってくるのか見当もつかないほど。慎重に見極めて短めの列に並んでいるときにふと、補給食という大きな忘れ物に気づく。大田原であれほど後悔したというのに、手ぶらで42km走るか! ダッシュして取りに戻ることも一瞬考えたがやめた。不安材料が一つできて、むしろバランス取れたかも、などと思う。 スタートブロックはA~Qまで細かく分類されていて長い。早めに並ばなくてもブロックに入ることはできる。ここでY村さんをみつけ、4人で一緒にスタートを待つ。 10:00 a.m. フルの部スタート スタートラインは22秒で通過。まずまずだが、道が2車線分しかなくしばらくスピードが上がらない。 はなももは公認大会ではなく陸連登録ブロックはない。3時間弱申告の僕でCブロックであり、前をノロノロと走って塞いでいる重罪人は自己申告を著しく偽っている。そしてAの二桁ゼッケンをつけているしゅうさんもその一人。何というかその罪悪感のなさは、人間というより動物っぽいんだよなしゅうさんって。まあAブロックからスタートしてないからいいけど。 コースは往復区間のためやがて1車線に減らされ、肘がぶつかりそうな混み混みの中、徐々にペースが上がりいつしかキロ4分8くらいで走っている。だが自分のペース勘ではそこまで速いとは思えず、距離表示の不正確さを疑い、少々しんどいのは調子が上がらないためと思っている。結果的には序盤の渋滞遅れを急いで穴埋めする格好になっている。 8kmくらいで後ろからY村さんが「あーやっと追いつきましたぁ」と姿を現した。どうやら本当にペースが速いようだ。10km前後でようやく落ち着いて走れるようになり、身体がリズムを覚えてしんどさがとれてきた。一時は変動の大きかった心拍も落ち着きを見せている。手袋をとった。アームカバーも必要なかったかもしれない。以前しゅうさんは「サブ3なんてジョギングペースですよ」と豪語していたが、確かに今はまさにそのジョギング感覚。しゅうさんは隣でどう感じているのだろう。故障が治らず練習不足ですっかりぶよぶよ化したしゅうさんは、ハーフまでは僕に合わせると言っているが、直近の実績から見てサブ3は到底無理だろう。 徐々にY村さんが先行する。最近の練習内容ではY村さんと僕とでキロ5秒は差があることがはっきりしていたので、彼についていくのは危険だ。ただ彼はあと一歩というところでサブ3に失敗したレースを二度続けており、僕以上に慎重になっているのも確かだ。 今回は5kmを21分を切るペースで行くと決めている。1kmあたり4分12だが、変動があるのと距離表示が信用できるとは限らないので5km毎で正確に知ることと、トータルタイムを把握しておくのは意味がある。幸い21を加算していくだけなので計算が簡単だ。もしかするとユルい目標だったかも、と序盤のペースを見て感じたが、13kmで4分14、続く上り坂でHRが想定外の152まで上がり、次第に余裕がなくなっている。15kmを過ぎた辺りからキロ4分12を平気で超えるようになり、ジョギング感覚はとうに消えてしまった。まずい、まだ半分も来ないうちにボーダーラインを守れなくなっている。後半にとっておいたエネルギーを切り崩してキロ4分12を超えないよう気を付ける。遠のいたY村さんが実は狙い通りのペースを刻んでおり、ついていくべきだった。 どうやらサブ3ペースランナーは設定されていないようだ。相変わらず密集度は高く、サブ3人口って増えたなあという印象。反面、このレベルの女性は揃って名古屋に吸い取られており、見渡す限り野郎ばかりだ。 補給食なしのため、エイドではこまめにスポドリをとる。混んでいて給水は結構ストレスとなった。テーブルに近づくのも離れるのも一苦労だ。普段は興味のないバナナ、パンなども食べた。しかし、こういったものを走りながら食うのは大変息苦しく、一気に体力を削られる気分だ。しかもあんまりエネルギーになってない気がする。走りながらスポーツ羊羹を食べられるというI上さんに肖りたい。 概ね平坦と言われているこのコース、実際は丘陵地としてのゆるやかなアップダウンがある。急な下りはブレーキがかかって苦手な自分でも、このコースなら走りやすい。傾斜が駒沢公園と似ている。 23kmあたりだったか、「キロ4分12で32kmまで、残り10kmは気合で」と背中に書かれた人に気づいた。この人はスタート直後に見かけていたが、すぐに追い越していた。いつのまにか追い越されている。確かに彼は僕の目標そのものである。そしてじわじわと離されつつあった。気合を入れ直せ、と言われた気がした。彼を見失なわないように意識し始める。 25kmを越えた先で長めの上りをクリアすると、一気にガクッと来た。まだ残っているつもりでいたお菓子の袋が空だったときの気分。落ちたペースを取り返そうと飛ばして見る見るバテてしまったのだろう。ちょうど駒沢30km走練では残り2-3周の辺りで、まさに脚に来る頃である。しかもレースペースだから当然そうなるわな…。しかし今日は30kmがゴールではない。 後でラップを見るとレース後半に行くほどペースが安定していない。速く走りすぎて無駄に消耗している場面も見られる。目標キロペース4:12は練習で身体に叩き込んだつもりだったが、疲労で感覚が鈍り、さらに周囲とペースが合わなくなってくるレース後半は狙い通り走るのが思った以上に難しい。ペーサーがいると助かるのはこういう場面だろう。 30km地点を2時間6分を僅かに切るタイムで通過。ここで初めて、5km21分ペースをグロスで達成し序盤の諸々の借金返済が終了した。こんなタイムで30kmを通過したマラソンは過去になく、感無量である。残り12kmと思うと少し元気が出てきた。ずっと50m先を走っていたY村さんの後姿が大きくなってきて、この分で行くと追い越せるかもしれないなどと欲が出る。Y村さんのフォームは上体のブレが大きくなり、結構疲れていると見た。一気に距離を縮める。 背後5mでしばらくステルス走行を続ける作戦でいたが、私設エイドでの給水受け取りに失敗したY村さんが律儀に取りに戻るなどしたために僕が追い越してしまい、追跡がバレてしまった。それがきっかけなのかどうかY村さんは調子を取り戻し、再び先へと去ってしまった。 キロ4分12で走る男をパスし、ポジティブに攻めの気持ちで走り続けていたが、35km過ぎに最大心拍を記録しそれは燃え尽きたようだ。脚のばねがなくなってドタバタ走りになる。あっさりキロ4:20を超え、さすがにまずいと修正を心がけても次の1kmでさらに落ちた。垂れると心拍も下がる。Y村さんの姿が見る見る遠のいていく。念願のサブ3達成は少し前に確信できたことで、目標を見失いあとはただゴールするだけの作業と考えるようになってしまう。57分台を狙うという地味な目標があったが、だからどうした、という悪魔のささやきに屈してしまった。 40kmを過ぎ、残り僅か2kmとなってもペースは落ちる一方で、最後のトラックへ入ってもラストスパートと言えるものはまったくないままフィニッシュ。 8年越しのサブ3に感極まることもなく、それよりも終盤の心の甘さがそのまま出た内容へのガッカリ感の方が強かった。 ![]() 05km 0:21:20 20:58 (P4:12) HR139/147 10km 0:42:09 20:49 (P4:10) HR144/148 15km 1:03:07 20:58 (P4:12) HR144/152 20km 1:24:13 21:06 (P4:13) HR146/150 25km 1:45:07 20:54 (P4:11) HR148/152 30km 2:05:57 20:50 (P4:10) HR150/154 35km 2:27:03 21:06 (P4:13) HR153/156 40km 2:48:47 21:44 (P4:21) HR153/157 Finish 2:58:30 9:43 (P4:26) HR151/155 中間点 1:28:48 (P4:13) total 2:58:30 P4:14 (net 2:58:08) HRave/max=147/157 2525kcal 2009年のネットのベストタイム2:58:18をネットでは切れているので、PB更新と言って良いだろう。この歳でマラソンPB更新というのはよくやったと言うべきか、今までがいかにヘマこいたというべきか。 3時間まで残り1分半しかなく、結構きわどい。条件がちょっとでも悪ければ失敗したかもしれない。まだまだ確実にサブ3できる脚になってないなとあらためて感じた。 考えてみたらこれが40代で最後のマラソン。50代に入ってもこの調子で上げていきたい。 Y村さんは約1分前にフィニッシュしており、思ったほどの差は無かった。彼のラップを見ると僕より変動のないキロ4分12ペースを最後まで維持しており、ピタリとマークすべき存在だった。もちろん結果論でしかない。二人とも手こずったサブ3達成を喜び合う。 激しいザコ痛で30km以降ジョグと化したキリオ君が戻ってきた。続いて17kmあたりまで一緒だったしゅうさんがフィニッシュ。諦めずに走りきったなと思う。 午後2時を回っても腹は減らず、何も食わないまま昨年と同じ立ち寄り湯へ。相変わらずここは見渡す限りのじじい天国。いくつもある露天風呂はじじいで隙間もない。 しゅうさんがサウナからちっとも出てこないので施設内の食堂で食べることにする。味はイマイチ。 次こそは別の温泉を探そう。 2017/3/13 [ガッテンメモ] 録り貯めていた少し前のガッテンが実に興味深かったのでメモ。 コラーゲンサプリ、実は効く メカニズム:コラーゲンを摂ると、腸で分解しきれずに破片の状態(ペプチド)で吸収されることがある。この破片に気づいた皮膚下の線維芽細胞が「コラーゲンが破壊されている」と誤解して自分を複製しコラーゲン産生を促し結果的に増加する。 メカニズムは実はまだ推測の段階らしいが、効果ははっきりとあるらしい。 ただし、これはコラーゲン関連に炎症(擦り傷等の怪我、日焼け、乾燥、関節炎、血管年齢)があったり線維芽細胞が極端に減少しているといったダメージに対して有効であり、必要ないのに増えることはない。つまり身体にとっての《切実なPain》がなければ効果はない。 まあ必要以上に若返ることはないといったことと同じだから、それで当然なんじゃないの。 ダメージというのは高齢者や病人ばかりでなくハードなトレーニングでダメージ作りまくりの陸上選手も該当する。関節や軟骨にも効くらしい。城西大学の駅伝部は毎夕食時に味噌汁に混ぜて摂っている。汁ものに混ぜると味を濃く感じ重みが出る。 コラーゲンは高いのでゼラチンでもいい。とは言え破片吸収率でコラーゲンに分があるのは確からしい。 所感。少なくとも膝関節トラブルにコラーゲンは有効とハッキリ示していた。コラーゲンの経口摂取はほぼ無意味で確定と聞いていたため、その親戚のプロテオグリカンやUC-IIもホントに効き目があるのか正直半信半疑だったが、やはり効いていたとみて間違いないだろう。城西大学を真似てコラーゲン買ってみようかなと思ったけど、お陰さまで今のところ僕には《切実なPain》がないので、コラーゲンを摂っても効果がないかもしれない。プロテオグリカンやUC-IIをコラーゲンで代替できるか試す気にはなれない。さほど安くもならないだろうし。 2017/3/14 [ほぐしラン] レースからまだ二日しか経ってないが、職場クラブの練習会。普段なら決して走ることはないが、その後の打ち上げは名古屋やはなもも出場者の完走祝いを兼ねて、などと案内されていたため、参加しないわけにはいかなくなってしまった。 レース後54時間で走れる状態に持って行かなければならないが、今朝もベッドから起き上がるのに一苦労。あと12時間後に走れるか? 夜までに大分ほぐれて、まあジョグは出来るだろう、くらいには回復してきた。 9人で皇居ラン。キロ5分40くらいでちょっと速い。じわじわ遅れる。名古屋に出たT橋さんが元気そうに走っていてついていけない。 1周ですっかり疲れ果て、延長するならせいぜいあと2kmくらい、ってところだが、皇居は5km単位なのが欠点。200m先にかろうじて見える宴会部長の亀さんをターゲットにして走る。 2周目の上りでじわじわ追いつき、ぴたりと着いて最後まで一緒に。2周目のほうがほぐれてきて楽、タイムも1分ほど速かった。 打ち上げではがっつり肉を食べた。 2017/3/16 [由々しき構図] この頃世間を賑わせているヤマト運輸。とうとう値上げに踏み切ったというニュース。これを聞いて誰もが理不尽に思ったのが、問題の元凶である暴力的なほど安く叩かれたアマゾンとの取引価格をなぜ標準レベルまで上げないのかということ。ヤマトの宅配クオリティを真似できるところは世界中探したって存在しないだろうに、なぜ強気の価格交渉ができないのか。 この構図を整理すると、 ヤマト配達員一同が無賃労働でアマゾンに貢ぐ → 日本の流通業者を衰退に追い込む これと全く同じ構図が、スマホ業界である。 3大キャリアが契約者からみかじめ料を徴収しAppleに貢ぐ → 日本のスマホメーカーを衰退に追い込む トランプに頼まれたわけでもないのに、一体なんの義理があってアメリカの最強企業をそこまで手厚くえこひいきする必要があるのか。これらの経営者こそゆゆしき売国奴と称されるべきであろう。 下り階段をようやく普通に下れるようになった。表面的な筋肉痛は取れてきたみたい。膝痛やザコ痛などの後遺症は今回起きていない。無茶はしなかったし。ただ、恐らく走るとまだ数キロで疲労が炙り出てくるだろう。 レース直後から暴飲暴食が続いて、体重が61.4kg→61.1kg→60.7kgと推移。 2017/3/17 [公認大会と公認コース] はなももは陸連公認大会ではないが、公認コースである、と聞いていた。そんなややこしい関係があるの?とは思ったけど、調べるとどうやら確からしい。 別府大分マラソンの出場資格獲得には公認大会での記録が必要と思っていたが、公認コースであればOKらしい。つまり僕ははなももで別大カテゴリー3(サブ3)枠をとれたことに気づいた(来年の大会に変更がなければ)。別大はサブ3.5で参加資格が得られるが、出るならサブ3枠で、と決めていたのでずっとお預けだった。 よく知らなかったが、2時間55分以内だとカテゴリー2になる。たった5分の違いで別カテゴリーになるのか。どこかで2時間55分切りを狙うか? 今年は大井川をやめて水戸かな。 ただ、名古屋で3時間31分だったカントクはまだ別大にエントリーできない。サブ3.5のカテゴリー4は9月のエントリー開始直後に埋まるそうなので、それより前のレースで実績を作らなければならない。今からエントリー可能な公認コースは、 6/4 黒部名水マラソン 7/2 函館マラソン 8/27 北海道マラソン の3つ。北マラは仲間がよく出ているが、暑さで10分はタイムが伸びるらしいので狙えないだろう。それに珠洲と同じ日だ。TKDさんによれば北海道よりもキツいのが黒部名水マラソン。一昨年のレポを見ると気温29度とあり、様相はマラソンというよりトラだよね。となると残るは函館。 函館は昨年Y村さんが出てサブ3間近まで行った大会。昨年は気象条件が悪かったことを考慮すると、結構狙えるコースかもしれない。 ということで急遽候補に挙がった函館マラソン。 ただ、僕にとってはバラモンの2週間後でレースにならない。 そういえばバラモンどうなった? AとBが混在していて正確には判らないが、今は20番目くらいのウェイティング状態。ただ、前回の追加選考がすでに20名程度と少ないので、次の追加はせいぜい5名程か。落選が濃厚になってきた。となると6月のイベントを函館に置き換える案は現実的かもしれない。 夜、新宿のトルコ料理屋で飲み会。昨年末関わっていたプロジェクトの打ち上げを今頃やる。トルコ料理って生涯でまだ三度目くらいで、どんなんだっけ? ベリーダンス付きでちょっと高かった。昔見たベリーダンスの記憶はというと、絹ごし豆腐のような柔らかさの胸元にうっすら汗の粒が浮かんできて、いい意味で結構色っぽかった。今日の人は固いパッド入り乳バンドで盛り上げているのが近代的過ぎるからなのかそそりません。その周辺ばかり見ているわけではないが。 トルコ料理はラムや牛が独特な味わいで、自宅では生み出せない味だなと思う。自分の作る肉料理は、その味わいの可能性をまだまだ引きだせてないなと思った。 2017/3/18 [オススメ看板メニュー] 土曜恒例TKD練に行こうか迷ったが、異様に眠くて怠かったのでやめた。今週は暴飲暴食が過ぎ、そのために少し具合が悪い。軽く痔を患った気もするし。なおさら運動すべきだろ、とも思ったが。 昼に何気に作ったそばがヒットだったのでメモ。 新メニュー 春菊ざるそば 基本はざるそばで、油揚げと春菊が加わる。油揚げは1枚を薄くスライスしてそばと一緒に茹でる。春菊は細か目に切り、みじん切りの葱、そばつゆとともにおわんへ。嵩が増えるので通常のそばちょこではなく大きめのおわんがいい。そばつゆは春菊が拾うので、若干薄めのほうがいいか。 茹で上がったそばは油揚げと一緒に冷水でしめてざるへ。鴨南蛮つけそばに似た食べ方。ただしつゆは冷たい。 ピュアな食べ物としてのそばと、生の春菊のピュアな食感や香りがよく合う。茎の太い部分がシャキシャキとしたアクセントを与える。また、クレソンがステーキなどの肉や脂と良く合うように、油揚げとのハーモニーが素晴らしい。油揚げもまた主張しすぎず主役としての蕎麦をきちんと活かす。ただ油揚げはやや邪道っぽいし、必須ではない。しいたけなどがあってもいいかもしれないな。 山菜のもつ個性的味わいを期待してよく山菜そばを食べるが、既製品の水煮が盛られただけのものが出てきてガッカリすることが多い。野菜=自然のイメージとは逆の人工的な食品でごまかされた感じもある。この春菊ざるそばは癖のある野菜好きの琴線を刺激するだろう。それでいて山菜水煮よりずっとお手軽かつ見た目の華やかさもあり、自分がそば屋なら看板メニューにしたいくらいだ。 残念ながら美味そうに撮れなかったので写真は無し。 ただ、オリジナルメニュー発明とか思っても、クックパットで検索すると既にいくつか出てきそうだな。ガッカリしたくないから見てないけど。 2017/3/19 [応援ツアー] カントクと板橋シティマラソンの応援に出かける。まずは舟間岩渡駅から、あ違った、浮間舟渡駅から徒歩15分のスタート地点へ。フル16000人も走るマンモス大会。スゲーな。 その16000人のなかから可憐なK島さん発見。一緒に軽くジョグ。K島さんはアップジョグも速い。 クマさんをスタートブロックに発見しご挨拶。残念ながらスタートは見送れず、5分前には会場を後にして駅へ走る。埼京-京浜東北-千代田線と乗りついで北千住へ移動し荒川までダッシュするとそこは14km地点。サブ3ペースのクマさんの通過にピッタリ間に合った。K島さんにも声をかけたあと、上流へ向かってジョグ移動。フルの後遺症がまだまだ強く、二人とも満足に走れない。途中ジョグノ繋がりのきゃさりんさんも発見。うさ耳バンドかぶりスパンコール履いているのですぐ判った。そんなランパンどこで買うんだろ? 舎人ライナー橋のふもとの32.2km地点で復路の選手を待つ。クマさん、K島さんのほかに、職場クラブのtonさんも発見。☆野さんはハイテンションでいい感じ! ぽかぽか陽気を期待したのだが、意外と風が強くて寒い。復路の向かい風はランナーにはかなり堪えた模様。知合い全員が後半ほぼ大タレしてしまった。応援というより疫病神だったか!? その後舎人ライナーに乗って舎人公園へ。以前から気にはなっていた場所。人は多いけど見た目がなぜか寂しい感じ。ここでジョグする予定だったが祭りイベントをやっていたので、というかすっかり疲れてしまい薄ら寒いので散歩しておしまい。 その後アメ横ブラブラして神田のドイツクラフトビール飲んで帰った。 今日一日15kmくらい歩いたか、花粉を吸い過ぎて辛い…。 2017/3/20 [房総菜の花畑と鉄っちゃんツアー] 連休三日目は、久しぶりにカントクとお袖練。 4か月ぶりというカントクをフォローしつつ、練習というよりファンライドで。菜の花畑を見に行こう練。まずは月崎方面へ。駅前のトイレに寄っていたら、小湊鉄道がのんびりやってきた。 暖かくなって身体が良く動くお陰だろう、気持ちよく踏める。速さを取り戻した気分だ。だが意外と心拍は上がっていない。ポジティブに攻めの走りができている気がするが、実際は全然追い込めてない証拠。楽でもあるがゆえに走れている気になってしまう。 養老ラインを南下。その途中一面菜の花畑が見えるところがあるのを去年知った。ここが今日の目的地。さて、到着してみると、実は有名な撮影スポットだったようで三脚にカメラ載せた鉄っちゃんが菜の花畑にずらりと並んでおり、壮観だ。 ちょうど都合よく小湊鉄道がとことこやってきて、シャッター音が鳴りまくる。アイドル試写会のようだ。 養老渓谷駅から林道をのんびり走り、6つのトンネルをくぐって亀山湖方面へ抜ける。 帰りは君津温泉坂を上ったが、今日一日全然追い込んでないので楽だった。 total 71km 3:05(ave=23.0km/h) HR97/151 1387kcal 獲得標高932m 悲しいくらいにAveが低い。 2017/3/21 [クリック合戦] 午後9時から富士登山競走エントリークリック合戦スタート。今年も15分後に繋がり、すでに5合目は終わってた。これじゃ新しく出たいって人はいつまでも出られない可能性があるな。5合目も何らかのフィルタリングが必要になってくるのではないか。 2017/3/22 [ガジェット買ったった] 帰宅してラン。宅急便の時間制限ありのため8km。 富士登山競争エントリーしたことだし、本門寺コース行ってみよう。乳酸溜まって独特のしんどさ。まあでもあまり追い込んでない。というか、上げられるものなら上げたいのだが気温も低いせいか、単に身体が鈍っているか、全然上げられない。 ラン途中でヤマトの兄ちゃんと目があったので「あいつまだ暫く帰ってこないかもな」と思われたかもしれない…。宅急便が来たのは夜遅かった。もっと走れたのだが残念。 未だにスマホを持ってない自分は、ガジェット好きとは言わないだろう。スマホをガジェットとは言わないと思うけど。 ただ、興味がないわけではない。そこにはメーカーのやる気とか挑戦が感じられ、ユーザーとしてそれに答えたくなる。マーケティング風に言えば、ガジェットってたぶんプロダクトアウト的商品なのだ。ついでに言うならマーケットインなんてくそくらえだ。人物に例えれば、他人の顔色窺って媚びてばかりいるいやな奴やん。まあ正しくは両方が必要ってことだと思うが。 8年前、キングジムの初代ポメラを買った。これはガジェットっぽかった。カントクが今の6代目?ポメラを愛用しているのが意外な繋がり。 2万円以下でプリミティブなテキスト入力装置を、との要望にポメラは見事応えてくれたが、あいにく堅牢性に劣り2年半で壊れてしまった。いつしか2万円でノートPCが買える時代になっており、acerのやっすい奴を買ったが、スペック不足でメモ帳開くにもいちいち待たされる。まあでもブツブツ文句垂れつつ使い続けて早4年半。 さて、そんな僕が先日久しぶりに衝動買いをしたのが、いかにもガジェット好きに受けそうな、LenovoのYoga Book。バナー広告に誘われてモノを買ったパターンは初めてである。 文字打ちがしたくて買ったのがポメラなら、ポンチ絵が描きたくて買ったのがこのYoga Bookだ。分類上はタブレットなのだが、ノートPCのようでもあり、ステーショナリーグッズでもある。紙のノートが標準添付されており、本体に装着し専用ペンで書き込んだものはそのままデータ化される。手描き入力を極めたマシンなのだ。 なのでYoga Bookというありきたりな名称はこのマシンの特異性を表すには違和感があり、Yogaスケッチ帳とか、もっと他の名前はなかったのかなと思う。 冷静に考えるとペン入力ならiPadのほうがよさそうにも思うが、硬いガラス面上をスタイラスペンでなぞるという行為に手描きとしての「そそる」要素は全くない。合理的だねとは思っても、欲しいとは思わん。やはり紙にペンで描く感触に勝るものはない。 ペンタブレットは昔からあるけれどブレイクスルーは未だ見られず、未完成なデバイスだ。まあプロの絵描きさんが使うようなハイエンドなタブレットなら満足できるかもしれないが、それを会議室や喫茶店に持ち込むわけにはいかない。このYoga Bookは独自のアイデアでそこんとこをピンポイントで攻めてきたと感じる。iPadがペンタブユーザーに特化して商品開発したとは言えないからね。 手描きスケッチの電子化というのは最近の仕事で優先度の高い要望だった。つまり職場でミーティング等に使うのが主な想定なのだが、個人のPCは職場持込NG。だがスマホは事実上見逃されている。Yoga Bookは手帳のようにカモフラージュできるのがミソだ。 おまけにこのYoga Bookはただの黒い平面にバックライトで浮かび上がるタッチ式キーボードが備わっており、30年以上昔の映画で観た未来感が現実のものとして味わえる。このアイデアはとっくに実用化されているのかと思っていたが意外にもこのモデルが初らしい。Thinkpad技術陣の集大成だというがそんなに難しいことなのかな。 重さは700g以下でどんなノートPCよりも軽く、薄い。複数のオンリーワンを詰め込んだ欲張りな商品である。 中華メーカーという点が気にはなったが、製造はNEC米沢工場っぽい?(違うかも)のでまあ、いっかあと。日本メーカーからこういう商品企画が生まれないのはつくづく残念だ。 それが今日届いた。続く。 2017/3/23 [IHクッキングヒーター的キーボード] スポセン木曜日は空いてる日、の常識が通用しなくなってきた。エアロバイクでひつまぶし。 トレッドミルは14.1km/hで入り、問題なさそうだったので1km後に14.6km/hへ。 館内がいつもより暑くてヘバッた。汗の処理に困る。問題は起きずクリアできた。 次の利用は30分後なので諦めて、スピニングバイクに乗る。今回は180w平均で走れた。 ランの後だと尚更汗が止まらない。 Yoga Bookつづき。 文具好きのカントクも思わず反応するパッケージデザインがなかなかにくい。いい仕事してるなLenovo。 大きさは2万円acerと全く同じだった。このサイズにグッと来るのか? 厚みは3倍くらい違うが。 さて、肝心の手描き入力は、うーん、予想よりは普通だったというのが第一印象だが、使い方の工夫次第という気もするのでじっくり検証していこう。点灯状態がただの印刷にしか見えないキーボードは期待ほどの未来感がなかったが、IHクッキングヒーターのようにお手入れ簡単というメリットに早速気づいた。ポテチ食べながらの入力も躊躇いなくできる。バイブなどのフィードバックがあるお陰か、入力のストレスは少ない。大切なのは実際の入力スピードよりも感じ方だ。ブラインドタッチは難しいが、「。」などの角度的に指の腹で押せずに爪で叩くようなキーは入力されないためホームポジションを保てないのがその理由のひとつ。たまにスムーズに打てたりすると快感が得られる。 それよりは初アンドロイドにしばらく悪戦苦闘しそうだ。 2017/3/24 [カクヤスモバイル] 今日も宅急便が届く関係で自宅待機。ローラーも出来ないのが難だ。 Yoga BookはLTEモデルしか買えなかった。折角なので格安SIM買うことにした。いつもマイバスケットに世話になっているからという理由でもないけれど、たまたまキャンペーン中のAeonMobileにした。最低の1Gで十分だろう。これを越えるようだとスマホ中毒ってことにしよう。 完全にヘッドがイカれたプリンタで印刷したらしい解説書1枚とSIMが届いた。設定項目とかほとんどつぶれて読めない。格安ブランドの名に恥じない、いい加減なサービスっぷりだ。そのくらい節約しまくってますよというアピールだろうか。 2017/3/25 [復帰練] 土曜TKD練@駒沢公園。3週間ぶりだ。はまもも以降は一昨日のトレッドミルが初のレースペース走。まだきちんと走れる自信がない。今朝はこの時期にしては寒いが、トラブルなく走れるだろうか。 今日のお題はレースペース走10周。シーズンも終わりに近づき、参加者はやや少なめで一緒に走る人いないかもと思ったがK合さんとY村さんが早スタートしていたので合流することに。 走り出してみると寒くはなくむしろ適温。この二人のペースに乗れるかが心配だったが何とか行けそうだ。2周毎にローテして走る。K合さんは14周でY村さんが12周。二人ともかすみがうら及び長野マラソンを4月に控えている。 3周辺りで早くも疲れてきて、はなももの影響がまだ抜けていないことを知る。 6周目で油断してペースが落ちた反動だろうか、7周目からY村さんのペースが一段上がったので抑え役を意識したが、10周目直前でK合さんが「ここから上げていきます」宣言しY村さんも追従。どうやら上げたくてうずうずしてたのかも。一気に二人に離されたが、上りでじわじわと差を詰めてそのままパスしラストスパート。でも二人はあと1周。 駒沢公園 2.14km×10周 8:52(P4:09) HR132 8:55(P4:10) HR142 8:52(P4:09) HR144 8:54(P4:10) HR145 8:53(P4:09) HR146 8:55(P4:10) HR146 8:49(P4:07) HR149 8:48(P4:07) HR151 8:49(P4:07) HR151 8:16(P3:52) HR156 total 1:28:03 (P4:07) HR146/160 1231kcal 後で聞いたら二人の最終周は8分4(P3:46)だったらしい。こりゃ敵わん。 目立った問題もなく走り切れてよかった。最後はHR160まで上がり、それなりに追い込めた。 いつもどおりジョナサンで昼食。替えの靴下を忘れたので、同じ建物内のユニクロに靴下を買いに入る。 3足980円ってユニクロならではの安さではないと思うので好きに言わせてもらうと、種類だけは大量にあるのにラインナップが偏っていて欲しいものがない。日本のビールみたいなもんか。まずサイズが25-27の1種類のみ。薄手でランにも使え、くるぶしは隠れる短めのものが好みだが、全然ない。そうだ女性用から選ぼう。これまたサイズが23-25の1種類のみだが、まあこのほうがいい。そしてこちらには僕の好みに近いデザインがあった。 ユニクロは当然念入りにニーズ調査していると思うんだが、僕のニーズはばっさり切り捨てられている印象。 ユニクロに限った話ではないが、いわゆる女性向けアパレルデザインには、女心はさっぱりわからん!という理解不能なものと、かなりツボなもの(自分が女だったら着たいなあって感じ)とが混在する。男モンはその逆で、どれもさほど響かず、良くも悪くもない的なやつがほとんど。 そっか、だからアパレルって興味ないのか。 2017/3/26 [アンドロイドIMEの死角] 朝から雨なのでローラー。無茶苦茶寒い。表参道や佐倉マラソンに出ている方々、ホントにお疲れ様です。 なぜか体重減ってる。スイムもバイクもやってないからどんどん筋肉落ちてるんじゃないかと思うと焦る。 キャンセル待ち状態の五島バラモンキングはいよいよダメっぽい。6月のヘビーなレースがスッポリ抜けるとなれば、夏もマラソン続けたほうがいいか。函館マラソンにエントリー。暑い季節の42.2kmを純粋にマラソンレースとして走ったことは意外とない。果たしてトラで培ってきたものは活かせるだろうか。 YOGAでエントリーしてみた。入力項目で全角英数字が入れられず困った。Nのような子音は入れられたがEのような母音はどうやっても入らない。グーグル先生が酷くめんどくさい技を教えてくれて、毎回そんなことさせんなと思ったが、YOGAのIMEではそれすら通用せず。 手書き入力で候補を探すという荒技で何とか乗り切る。30分は格闘したわ。 全角英数字を強要するセンスの無いUIは有害指定されるべきだ。 2017/3/27 [クロスモーダル効果] クロスモーダル効果についての講演会のため東大の研究室に初めて行った。 駅から教室に辿り着く全行程で迷った。まず三田線春日駅の判りづらさ。サインにしたがって進むとウスノロなエレベータに2回乗らされ反対ホームに出ただけ。同乗した70前後の爺さんがしきりに判らん判らんとぼやいてる。全く同感ですわ。A6番出口とは別に6番出口があるというトラップ。出口案内を穴が開くほど眺めたが東大の2文字がどこにもない。下りる駅間違えたか? 駅の外に出ても、東大の案内表示は見事に皆無。大学構内でもかなり迷った。キリがないので割愛。何だろな、頭のいい人を基準にするとサイン計画は必要ない、ということのようだ。 クロスモーダル効果って初めて聞く言葉だが、教わってみるとそれは割と昔からある概念。例えばフライトシミュレータなんかもそうだろう。視覚と加速度という二つの感覚の融合。子供が履くピコピコ鳴る靴とかは「自己主体感」と言っていいのかな。 引っ越し業者が使う段ボールが白い理由は、疲れにくいから。知らんかった。 同じ理由でダンベルの色を白くすると持ち上げられる回数が増えるらしい。白=軽いと脳が勘違いし、余計な筋肉を使わないためという。気分的なものだけではないらしい。 視覚情報などに影響されてパワーを無駄に使っている場面が他にも潜んでいるかもしれないなと思った。 スポセン。講習会から直帰したので早めに入れ、筋トレができた。股を広げてケツの筋肉に効く奴と、レッグプレスは90kgで。 昨日お袖練に行ってないので今日は準ポイント練でもいいかと思う。というか毎年4~6月は年間最大の追い込み期であり無理にでも詰め込んでいく季節。トレッドミルでは14.1km/h巡航。距離合わせで最後の1kmだけ15km/h。筋トレが効いているのか、辛い。30分で終わりにしたくなったが、こういう日に限ってトレッドミルの空き待ちゼロ。2回目は14.3km/h巡航。インターバルがなくしんどい。パワーを無駄に使わないことを殊更意識する。ちょっと楽になってきたかも。 すっかり汗ぐっしょりで、他の種目をやるわけにはいかなくなった。 頑張っても1時間。月間50時間やってた年があったなあ… 2017/3/28 [個人の感想です] 夜、ローラー練42分。 この頃拡散し続けているプロテオグリカンとUC-IIについて、実感している効果を改めてまとめてみた。両者で物質は異なるが同じ効果を狙ったもの。どっちが効いているのかはよく判らない。 ホントかよ、と思うくらいあれこれ解決してくれているな。 ●効果 1 肉離れが起きなくなり、その兆候も消えた 2 小石が挟まったような膝の激痛が起きなくなった 3 慢性的に感じていた、走り出しの脚全体の重怠さがない 4 足首痛、アキレス腱炎、その他筋肉系トラブルとは無縁 5 乾燥肌トラブル(特に頭皮)が著しく減った ●効果のメカニズムのイメージ 歳取ると古い機械同様とにかくあちこち油が切れてくる。筋繊維や筋膜が固着しスムーズな動きを妨げる。それでも無理に動かそうとすれば故障するのは当然。準備運動やストレッチで多少は回避できても、油切れ状態で動かし続けることに変わりはない。 筋肉細胞やリンパの動きが渋いから疲労物質は滞りがちで回復が遅く、疲れがいつまでも抜けない。 この筋肉の油切れ状態こそほとんどのトラブルの元凶であり、つまり油を注すことでいろんなことが一気に解決する。 そんな感じで、日々快調であります。 いつまで続くか怖い気もするが。 先週のお袖練ではペダリングの糞詰まり感がなかったので、ああ春になったんだなと思っていたが、冬に踏めなくなる現象もこれで説明がつくのだろうか。あいにく今年の冬はほとんど乗ってないので見極められない。 2017/3/29 [夢陸鬼引き練] 久しぶりの夢陸練。直前に菓子パン食べて、アップ念入り8周。学生も社会人も少なく閑散としたトラック。みんなどうしたのかな? 今日のお題は1000mインターバル5本。だが、なぜかキロ4くらい?と言われたので、いやちょっと遅すぎると思うけど何で? K合さんの3分40は厳しいだろうからコントさんに合わせて、ってことらしい。じゃコントさん、その中間の3分50で行きましょう、と打診してみると寡黙そうなコントさんが「えー!」とのけぞって驚いてる。 そんなわけでコントさんと3分55のインターバル練スタート。200mは47秒。 正直、キロ3分55でもまだ余裕がある。だがコントさん可哀相なくらいしんどそうなのでインターバルはやや長めに。2本終わってすでに玉の汗をかいている。手袋も欲しいくらい寒いのに。 「次から4分ってわけにはいかないですか」と泣きが入ったので、では後1本だけキロ3分55で行きましょう、と自分は余裕なもんだから鬼コーチぶり発揮。 4,5本目はやさしくキロ4で。200mあたり1秒落とすだけ、って結構難しかった。 5本終えたがやはり消化不良なので一人6本目を走る。全力一歩手前くらいで。 1000mインターバル練×6(カッコはインターバル秒) 3:57 HR134 (77) 3:55 HR144 (81) 3:56 HR143 (86) 4:01 HR140 (83) 3:59 HR141 (88) 3:37 HR149 (70?) やはりK合さんの3分40に着いて5本となるとまだ厳しそうだ。 名古屋のチャリティTシャツ姿が雰囲気違って見えるカントクとダウンジョグ。 total 12.2km HR124/157 693kcal コーチと3人で定番カレーうどん。西湖ロードレース誘われたがバラモンと同日で決めかねている。 2017/3/30 [タッチキーボード] 有休消化のため休み。 天気もいいし、お袖練行くべし、のはずだったが日和りましたorz バラモン望み薄のせいか背中をもう一押ししてくれるものがない。自宅でローラー2時間乗る根性もない。こういうときは全てがグダグダとなり、丸一日ありながら何一つやらないということになりかねない(確率75%)。 YOGA標準の日本語入力(FSKARTEN)は使いにくさというより機能的矛盾を随所に感じていたが、IMEをGoogle日本語入力に切り替えたらいろいろ解決して悩みが減った。全角英数字問題もクリア。それと些細だけど「・」を打つキーがなかった。これ結構使うんだよね。ただ、変換候補窓が入力中の文字の上に被ってくるという新たな悩みも発生。これまた凄く根本的な欠陥だと思うのだが、こんな低い完成度で製品化されているところがナゾだ。まあいろいろとandroidってwindowsより未完成なところが多い気がする。windowsはOSをマイクロソフトが全て責任持ってくれていたが、androidはOSの機能もアプリという形で自由かつ不安定に存在可能という感じ。あるいはそれがGoogleという会社のチャラい開発ポリシーの証なんだろうか。 ヘルプ機能もなくて、どこに相談したらいいのか途方にくれる。YOGAはやはりWindowsマシンを選択すべきだっただろうかとちょっと思う。 ところで、このタッチセンサー型キーボードだけど、ホームポジションさえズレなければブラインドタッチも概ねできるようになった。慎重に手のひらを置く位置を決めてから打つのがコツのようだ。 物理キーがない、つまりフィードバックがない入力デバイスのデメリットは言うまでもなく、半ば盲目的に「キーボードとしてはお話にならないレベル」と見なされている気がするけれど、触るだけでいいというメリットは意外と侮れない。最小の動作で入力できることが心地良く、ひょっとするとそれが七難隠すかもしれないのだ。なのでどちらのキーが優れているとは一概に言えない気がしてきた。気分によってはイライラするかもしれないし、万能向けでないことは確かだろうけど。少なからず言えるのは、Enterキーをバシッと小気味よく叩いて「行為主体感」を得ているタイプの人はこのどこまでも静かなキーボードは好まないだろう。 打ち間違いはホームポジションから遠いキーほど確率が高くなる。ところがそういう隅っこのキーほど小さいのが実状であり、ますます打ち間違えるという悪循環。その観点でキー形状をゼロから見直したとき、メルカトル図法の地形みたいに遠いキーほどでかくなるとか、曲線を多用したり格子状に区切ったりとか、もう少し自由発想な答があってもいいのではと思った。そうすればトロンの未来感ももうちょっと出たかもしれないのに。少なくともハイフンなど日本語では頻繁の高いキーや、間違いを修正するBSキーはもう少し大きくあるべきかなと思う。修正行為がさらに打ち間違いを増やす場面が多い。 夕方、とりあえずローラー乗る。気合入れる想定で心拍計もつけた。黙々と48分、急に止めたくなったのでランに出る。イージーランのつもりでtakumi−idomiを履いて出たが、身体が軽いので飛ばす。本門寺コース全力で行ってみよう。最初の1kmがまさかの4分27、いくら坂が多いとは言え何だこの遅さは。身体の動きはいいがスピードに乗れない。逆に平地は体感より速い。4km手前の階段坂がキツイ。昨日のインターバル練より断然キツイ。まさか4分28もかかっていたとは。これだけ頑張れば今日お袖練サボったのも見逃してくれるでしょう、とか思いながら。 本門寺コース5km 4:27 4:02 4:06 4:28 4:02 21:04(P4:11) 20分台も出せないとはガッカリだが、坂区間で顕著に足を引っ張っている。HRMax=157で追い込み度としては今一歩。 帰宅して再びローラー18分だけ。大した内容じゃないなー。 bike 48:25 HR124/137 511kcal run 36:15 HR141/157 480kcal bike 19:00 HR128/138 211kcal total 1:43:40 HR131/157 1202kcal 2017/3/31 [年度末駆け込みスイム] 今月スイム0kmの汚点を残さないようスポセン。 1レーン4人ほどであまり空いてないが、クラゲが居なかったこともあり偶然が重なってノンストップで泳ぎ続けられた。そのうち息のあったメンツで構成されたレーンというムードが作られてくると快適に練習が続けられる。おかげで1500m腕が干上がるまで追い込めた。 一人、僕のすぐ後ろをスリップストリームでくっついてくる人が居て、25mでターンするとすぐ直後にいて慌てるのだが、50mの時点で全く居なくなってる。なんか利用されてる。 ジムは空いてた。トレッドミルはあまり追い込まず14.3km/h一定で。最後の1kmだけ15km/hにあげた。スピードへの対応はできているが、疲れているのかちょっとしんどい。空いていたので続けられたが30分でやめた。夕飯遅くなっちゃうし。 函館マラソンに続いて、黒部名水マラソンもエントリーしようか悩んでいたが、昨日定員に達して締め切られてた。出られないとなると急に惜しくなる。まあでも白浜トラ、昭和村河岸段丘ハーフと泊まりの遠征が続いて3週目にフルというのも入れ過ぎか。 |
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