2006年4-6月
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2006/4/1 [ユルユルな日]
賞味期限が5日過ぎたヨーグルトを大量に飲んだせいか、腹がキュルキュル唸って下し気味。普段ならウヒウヒ気分だけど、レース前日はちょっとまずいかも。花見日和な一日だけど、引きこもりを決め込んでなにもしない。ぢ堕落な一日だなあ。なにかUSO800を書こうと思ったが、思いつかんかった。
あそっだ、日曜の世界クロカン福岡大会、3時からやるます。見てチョサングン。
2006/4/2 [レース日]
↑石井さん、皆目映っていませんでした。失礼ぶっこきました。

幸手さくらマラソン(10マイル) レースレポート

今日は1時間しか身体を動かしてないので、シロモトに乗る。
終わって暫らくしたら、久しぶりに自律神経失調症が出て、絶えられない悪寒が始まってベッドにもぐりこんだ。それなりに今日のダメージは大きかったらしい。
2006/4/7 [シゴトの蟲]
あがー。シゴトおわんねー。
ウィークデーは全日何もできず。さすがにヤバイ。ここ数日、せっかく贅肉が落ちてきたのに、また元の木阿弥だ。おまけに明日は休出ときた! ブビー!
2006/4/8 [佐渡と能登]
ノートレーニングデーが続いている。

佐渡から今年も案内が来た。
例年とちょっと違っていたのは、優待状だったことだ。去年Bタイプで入賞したからだろう、参加費30000円がタダに。この優待券でAタイプに出てもいいのかな? Aはさらに5000円も高いんですが。
うーん。さんまんえん(+ごせんえん)は大きい。もちろん、こんなことはわがレース史上初。でも、たぶん出ません。いままで散々ドラフティングがどうのと文句を垂れて「来年こそ出ない」と決めて3年くらい経ったから。それに開会式でステージに立たないといけないし。
実は今年は佐渡Bに代わって、ちょうど同じくらいの珠洲Aに出ようかと思っている。珠洲は12年も前に一度出ているが、バイクコースは15%の激坂を2回通るなど、結構変化に富んでいたと記憶している。お陰でドラフターズはこのコースを敬遠すると聞いたこともあるし、ウェーブスタートを取り入れて回避にも前向きである。何度も言うけど佐渡もウェーブスタートにすればいいんだ。ベタ凪のスイムを終えた選手は10分以内に数百人がひしめく状態だから、真ん中あたりは団子状態だ。でなけりゃ、佐渡金山をコースに加えてくんろ。バラける工夫は必要だ。
佐渡は、AもBも年々コースや距離が少しずつ変化しているが、珠洲はどうやら変わっていないようだ。12年前の自分と正確に比較できるのも面白い。
その当時の珠洲は行くだけで大変だったので、1回出て終わってしまったが、今は能登空港というのができたので簡単に手早く行ける。
ホントはオロロンに出ようかと思っていたんだけど、年に2回のロングはやっぱ厳しいなー。
それに、オロロン今年で最後でもないみたいだし。
2006/4/9 [イベントテンコ盛り]
今日は奈良さんのイベントに参加することになっている。
イベントその1.物練。
TIMEに乗るのは修善寺でのレース以来で、ブレーキシューを替えるのもメンドクサイのでZIPP履いたまま。これはかなり後悔することになる。
昨日の天気がイマイチだったせいか、日曜でも結構な人数が集まった。8:30荒川運動公園をスタートすると、例によってかなりの北風。ZIPPにとっては有利な場面もあるが、斜めから吹いてくるともうハンドルにしがみついているしかない状況。おっかねー。序盤から先頭交代が始まり、しかも結構速い。急に上がるペースにカツを入れるいつもの松井さんが、積極的に引いてる。あれ?
今日は長くは走らない予定。しかも、帰りは追い風が予想されるため、前半からどんどん飛ばしてもOKという判断で、積極的に行く。途中から奈良さん山本さん、水田さんの飛び出しに乗っかり、いつからか乱入したノーヘルオヤジがかき乱すという展開。かなりヒンシュクですけど。
しかしこの3人に着いていくのはやはりしんどかった。先頭交代を何度かサボり、物見山までみっちりこってり走れた。
小休止後はお山方面に向かう数人と松郷峠手前まで一緒に走り(八高線沿線のローカルな道はかなりナイス)、奈良さんと二人で新ルート開拓。松郷途中を右に折れたところからプチ激峠が始まった。松郷よりやや長目?の上りらしい上りが楽しめます。プリプリっと良い刺激が入った感じ。
この後の予定が押しているので、帰路は追い風に乗って飛ばす。平地は順調についていけたが、三段坂に入って足手まといにならないようにと気合を入れて走る。と、ふと振り返ると、なぬー! 奈良さんタレまくり。というか止まってる? 理由はどうあれ、こんなことは100年に一度しかないと思うので、記念に記しておきます。
やはりというか、相当具合が悪いようす。ただ、うなされて寝られない夜を過ごした翌日は、普通の人なら休みますけどね。恐るべし。
イベントその2.昼食会。
この時のために昨晩フランスパンを作っていた。僕にとってのプロローグ。どうにか膨らんで、見かけは綺麗にできたが、味のほうは??
Uさん宅に帰り着くと、様々な料理がすでに仕込まれていて、自然の彩りで賑やかに並んでいる。スゲー。贅沢な食材に頼らず、心のこもった豊かさを与えてくれるね。しいて言うなら、スローフード三昧。Sさんと4人でバクバク食べる。この4人は、以前ペルシャ料理屋で完食を果たしたツワモノメンバーなのだ。
イベントその3.DIY物置篇。
Uさん宅の敷地の隅に、物置を作るお手伝い。
案の定、イナバ物置などではなかった。ウッディというより木材100%のカナダ製物置キットで、部品一つ一つがしっかり重い。例によって取説はわかりにくく、お陰で到るところ間違えて試行錯誤の連続だった。全体が2cmずれていたのが発覚した時は、ウヘーたった2cmのために全部取り外し? まあ、ここは妥協ポイントだね、と思っていたらUさんはキッパリとNG。オオー! おいらがいかに諦め型人間であったかを知ったぞ。結局この2cmは大事だったので直して正解。日もとっぷり暮れたころに何とか形になった。当初は形も不ぞろいでイイカゲンな作りかと思い込んでいたが、最後は「意外とカナダ人はやることが正確」との結論に至った。そういえばツーバイフォー工法ってカナダ発祥だったっけ。
イベントその4. リフレクソロジー。
Sさんが一念発起してリフレクソロジーで生計を立てるべく引っ越すことになった。その門出を祝う会でもあったのだが、折角の機会なのでSさんにリフレクソロジってもらう。手タレもできそうな指の長いSさんにもんでもらう足の裏は今日一番のオイシイ役どころ。気持ちいいです。親指と踵、つまりアタマと腰に相当する箇所に違和感が見られたらしい。最近寝不足だしナー。
人生を自ら切り開くことの大切さに気づいたというSさん、静かに燃えるその志は真似したくてもなかなかできるものではない、頭が下がります。
イベントエピローグ。
奈良さんおごりのイタ飯食べ放題。相変わらず食いっぷりの良い4人で、次から次へと皿が空になった。ご馳走様でした。

相当端折っているのでサッパリわけわからん内容だなー。
2006/4/13 [暑い]
最近のお気に入りは、モチっと宇治抹茶ロールパンと宇治抹茶蒸しパン。Pasco製。
略して、宇治蒸しパンです。ヤバイよ。

トレーニングは今月まだ3日目。珍しくシゴトが連日立てこみ、リゲインに頼ること数回、その歪みが微熱として現れ体調は一触即発状態で、さらに幸手マラソンで膝が痛くなってしまったことなどを理由に、サボリデーが記録的に連続した。去年も4月は練習量がどういうわけか減っている。直前の最も追い込むべき月なのに油断してしまうのだろうか。今日はようやくシゴトが一段落して午後8時半に帰れることになったので久々にスポクラで1時間のラン、のつもりで走り出すと、これまた珍しく横っ腹が痛い。30分くらい粘ってようやく普通に走れるようになった。ところが今度は館内の暑さが限界になってきた。今日は昼間も驚くほど暖かかったのに、冷房はいつもの調子らしく蒸し風呂状態だ。いよいよ脱水症状が出てきたので2km足りない12kmで切り上げる。でも週末のフルマラソン対策としてはこのくらいがちょうどいいのだろう。
プールでは、ケノビの度に脚がつりそうになる。完全に水分不足からきている。腕が早々と干上がって動かなくなった。スイムはちょっとしたブランクで全然泳げなくなる。悲しい。
2006/4/14 [正常石井VSぴーコック]
駅ビルがリニューアルして、ウワサに聞く成城石井が入った。同じく高級志向を売りとするピーコックとの一騎打ちが見ものだ。早速偵察に行ってきた。売り場面積はかなり狭く、生鮮品が置いてない。普通のスーパーじゃないな。商品が隙間なくチマチマと並べられドラッグストアのようなディスプレイで意外と高級感は感じない。それにしても、見たこともない品揃えで当分飽きそうにない。片っ端から、わけのワカラン物を買いたくなる。小麦粉類も十何種類と売っていて、ナントカってブランドのフランスパン専用強力粉っつうのもちゃーんとある。先日焼く前に知っときゃ良かった。
だが、僕が最も欲しかったものが無い。エスニックフーズはわんさか肩を並べているのに、肝心の主食のタイ米は二つ返事で「無い」と言われた。どこか根本的に間違ってないかね?
2006/4/15 [かすみがうらプラン]
アイアンマン以来11ヶ月ぶりとなる明日のフルマラソンかすみがうら、さて、どのあたりを目標設定としたらいいのだろうか。
先日の幸手10マイルでは去年のタイムを若干下回り、体感的にもスピード力は去年と比べ同等以下だろう。ただここ1年間のランは、今までになくベース作りに重きをおいた気がする。フルマラソンでは基礎固めが最も重要であり、スピードは二の次だから、もしかすると期待できるかもしれない。そんなわけで、狙いどころは欲を出すとなかなか定まらない。
去年かすみがうらの代わりに走ったヴュルツブルクマラソンは緩やかにペースが落ちるほぼ理想的なレース展開となり、過去ベストタイムだった。心拍数も記録されている。5km毎の心拍数平均は、
 139-140-143-147-149-155-158-159-162
徐々に強度(心拍)は上がり、ラスト2kmで162まで上げている。過去のフルで最後にここまで追い込めたケースは恐らく、ない。
今回も、入りをHR140前後となるようなスピードで走り始め、体感的な強度をヴュツルブルクに合わせ徐々に高めていけば、理屈では理想的なタイムで走りきれるはず。スピードに進歩はないから、HR140の相当スピードは恐らく去年と同じ(平均キロ4分33秒程度)だろう。あとはどの程度基礎固めができているかによって以降のタレ具合が決まる。記録更新に期待できる部分だ。 サブスリーはまだまだ望めない。

今年のヴュルツブルクマラソンは5月14日開催。ネットでカンタンに申し込め、現地で当日払い。
iWelt Marathon Würzburg (http://www.wuerzburg-marathon.de/)

2年前の佐倉マラソンでは、HR平均がなんと135で、最高でさえラストスパートの150bpmに留まる。それでいて、最後はヘロヘロだった。いくら抑えて走っても、基礎ができていないとこうなる、という証拠だ。さて、ホントに今年のほうが去年より基礎はできているんだろうか。その前提がもし間違っていると、このヴュルツブルクにあわせた強度設定は地獄を見ることになるのだが。
2006/4/16 [レース日]
↑でもって、心拍をヴュルツブルクのパターンに合わせるという計画は、結果的にはほぼ上手くいったように見える。


かすみがうらマラソンレースレポート
2006/4/22 [ずるずると]
休んでばかりだ。今週もずっと何もしてない。4月はこうして休みが増えるのか。来年は、もう少し考え直さないといけないかもしれん。単なる意志の問題かもしれん。スポクラが休みだったせいもあるが、シゴトも少々忙しいのと、フルの影響で膝が痛い。これは参った。あんなドタバタ走りを続けたら壊れるのも無理は無い。明日の群馬CSCは膝痛が影響しないか少々不安。
2006/4/23 [レース日]
JCRC第2戦in群馬CSC Zクラス参戦レポート
2006/4/25 [相棒]
泳ぐのは10日ぶりなので、さぞかし腕が上がるだろうと思ったら、なぜかその逆の全然疲れないでエンドレスで泳げる。麻薬効果のようなこんな感覚はかなり久しぶりだ。目一杯力をこめてもヘタれない。でもその割にタイムは悪く、10日ぶりという条件が正直に反映されている。
聞くところによれば、そのときの運動は2-3日前の食事で摂ったものが関わっているらしい。となると、思いあたるのはただ一つ、群馬CSC帰りに寄った温泉で食べたナマズの天ぷらだ。スイムだけが調子いいというのもそれなら納得である(納得なのか?)。

仕事帰りに御徒町のジュゴンでアヂダスのランシューズを買ったので、スポクラ用シューズ、ナイキ・エアトライアクスをお役御免にすることにした。2000年9月からずっと使いつづけ、恐らくほかのどのランシューズよりも長い距離を共にしてきたが、目立ったヘタリもなく、ただ一箇所穴が空いてきただけなのだ。ゴミ箱に突っ込むのも忍びないので、履いてジョギングで帰ってきた。そしたら益々捨てられなくなってしまった。正直なところ、新しいシューズでこれを越えているものには未だに巡り会えていないかもしれない。
2006/4/26 [群馬とディープリム]
先週のJCRC群馬戦では、レース中もレース後も、色んな方から「今日はZIPPじゃないの?」と訊かれた。
僕個人のそんな些細なトコを覚えていて下さったことに、まず感激してしまうのだが。
昨年のアイアンマンでレース中にスポークが折れて以来、ZIPPは本命レース以外ではなるべく使わないと決めていた。群馬はそれに落車リスクも高めなので、万が一転んで壊さないとも限らない。
でも皆さん口々に「この平地スピードコースならディープリムでしょ?」とおっしゃる。
まず、僕はこのコースが平らだとは全然思わないのだが、僕はその「平地のほうがディープリム」という理屈が未だによく判らない。よほどの強風や雨などの条件がない限りZIPPはあらゆる状況下でアドバンテージがあると思うが、アップダウンに富む修善寺のほうが群馬より有益だと思っている。上りでは何より軽さが有利だし、70km/h以上出る下りではディープリム形状が威力を発揮する。
アタックなどで100%自力で走らなければならない場合にディープリムは有効だろう。だけど、群馬は修善寺に比べたらアタックが決まり難い。ゴールスプリントとなる確率のほうが高いだろう。スプリントにZIPPの剛性感は決してベターとは言えない気がする。実際、僕にはそんなの判らないのでどっちでもいいのだが、群馬がZIPPという理屈は、そんなわけで良く判らないのである。
2006/4/27 [カートはオマエのものじゃない]
豊洲のマンションで、黒木瞳がスーパーのカートを家の玄関前まで引いてきて買い物袋を運び入れるという、常識を覆したCMがある。そもそも黒木瞳程の年齢の主婦が玄関まで買い物袋を手にもつことすら放棄する怠慢ぶりには呆れるが、ヨソ様のカートを玄関前に運ぶシチュエーションにどういう正当性があるのだろう? 怒り心頭のCMナンバーワンである。悲しいことに、これはCMだけの世界ではなくウチの近所にもヨーカドーのカートをエントランスにいくつも放置している、モラルの欠如したマンションが存在する。そのあと返却するならまだしも、玄関に何台もオキッパで住民のだらしなさを恥じる気も無いのだから酌量の余地なし。
ところが今日もっと強力なのを見た。駅前のダイエーのカートを引いてそのままバスに乗りこんだクソババアがいたのだ。カートの中にはダイエーのかごが入ったままだ。思わずクソババアを蹴飛ばしたくなったが、こともあろうか、その前に並んでいた見知らぬ主婦がカートをバスに乗せるのを手伝っているではないか。さらにはおっさんが席まで譲っている。このクソババアを身障者と思っているようなのだ。確かに、このカートを杖代わりにするくらい足元がおぼつかないように見える。だがホントに身障者ならちゃんと杖なり自分の押し車なりを持ち歩くはずであり、買い物のたびにカートをバスに運び入れているはずはないのだ。騙されちゃいかん。コイツは商品に金さえ払ってない可能性大だ。
2006/4/29 [ロンリー物練]
連休初日の物練。渋滞を予想してちょい早めの6時10分に出たら、首都高はいつも通り空いていて1時間で着いてしまった。残り50分、弁当食って仮眠して、3分前に集合場所へ行ってみると、なぬー! 誰もいない。トイレに行っている間に志村さん登場。結局二人で物見山を目指す。ひゅ〜ずさんは体調悪化が長引いているご様子で、ちょっと心配。
今日は群馬で東日本があるから少ないのは分かっていたけど、でも登録してない人もいるでしょ? それとも連休でどこかへお出かけですか。
志村さんとしばし歓談したあと、一般道に入ってからスピードアプッ。37km/hくらいでガンガン行く。見栄張って前に出るが、5分(考えてみればそれは無い。せいぜい1分だね)が限度。キビチー。引く割合がだんだん減る。最後は僅かな追い風も手伝って40km/hオーバー。清澄坂ではアタックなしで助かった。
亀井ローソンで休憩後志村さんと別れ、初めてのロンリー山行き篇。一人だから別にどこでもいいんだけど、ここまでの強力な走りでかなり売り切れてしまったので、ノンビリと某所大周回を走っても意味アルメー。ヘロヘロ走るのに山は都合がいい。
マイペースで走れる一人のほうが楽かと思ったら、プチ峠の松郷では「この坂こんなに長かったっけー」とぼやきが入る。
白石峠へのアプローチ区間はちょうど追い風。後先考えずアウターで飛ばす。かなり使い物にならなくなってきた。白石車庫トイレで2分くらい休憩するが回復せず、諦めてTTに突入。
白石車庫トイレから定峰峠まで time=16:10 (best+0:40) HRave/max=150/158bpm
くたびれた走りの割にはタイムは良かった。
白石峠には向かわずに秩父側へ下り、大浜さんと走ったルートを思い出して走る。だが、全く思い出せん。丸山林道へのアプローチがサッパリ分からない。テキトウなところで曲がり、山に突入しても全く見覚えがないので不安は高まる。半分くらい上ったところでやっと目印を見つけ、ドンピシャだった。スゲー。天才かも。つか、アホかも。
桜吹雪が舞っていてなかなかオツデス。大気の状態が緩やかに悪いほうへ向かっている関係か、ヒンヤリしてきた。2/3くらい上ったあたりで水がなくなり、苦しくなる。今日は結構涼しいので油断していたのが甘かった。亀井以降補給してない。
大野峠を過ぎて、道が完全に分からなくなった。そのまま道なりに進んでいくと、見覚えのある茶屋があり、この先グリーンラインとある。その頃は脱水症状からハンガーノックに格上げしており、手が震える末期症状だ。こんなんでグリーンラインなんぞ走ったら、途中で力尽きて本当にのたれ死ぬ。
引き返して運良く西平行きの道標を発見し、ほうほうの体で西平セブンイレブンに到着。下り区間しかなくて助かった。
今日は自転車乗りをあまり見ない。天気のせいか、東日本のせいか、はたまた連休のせい?
腹を満たした後は向かい風の復路が待っている。最初は微風で調子良かったが、だんだん風が強くなり、荒川に来た頃は空も真っ暗になってスンゲー強風になってきた。インナーで23km/hまで落ちて、泣きが入る。しかもこの風は、雷を伴う雨が降ってくる前兆と知っていたので、ノンビリもしてられない。
幸い雨が降る前にデポ地にたどり着けた。
3560kcalも消費して、かなーり疲れた。

VXRS+Ksyrium 道中摂取物 お茶300ml 紅茶500ml アセロラの何倍というビタミンCのアマゾンの果物のジュース500ml 納豆巻き チョコパン
2006/4/30 [さくっと2時間半]
珍しく物練早出班に編入。お袖はんが結成されなかったからなのだが。スタートは6時で僕にとっての過去最速。4時50分に家を出て、余裕を持って到着。ただ計算外だったのが、朝早すぎて事務所のトイレがまだ利用できない。仕方なく運動場の簡易トイレに行く。キョーレツに臭くてアンモニア中毒になりそうだ。
松村さん、殿岡さん、奈良さんの計4人で初っ端からキビキビまわして行く。このメンツでは、今日来たのは間違いだったかもしれないと焦りも感じる中、アップ区間の33km/h程度でもしんどい。ぐへー。
気持ちよく晴れて、ほぼ風もない。中盤あたりでやっと乗れるようになってきた。昨日の疲れは当然残ってはいるが、「さくっ」と巡航中の平地なら何とか回せる。上りはダメだった。清澄坂に入った時点ですでに売り切れ御免状態だが、中段あたりでじんわりアタック(自分以外)。ここからが本気という人と、ここまでが限界だった人では、Y字路をそれぞれ別の方向に進むくらいの勢いで離れていく。
まあでも、このくらい離されるのは珍しくないから、追い込んだ日の翌日にしてはマシでしょう?
上りのたびにモーレツに遅れて迷惑かけまくり。
すっかり完売したので帰りはどうなることかと思ったが、意外とごまかして走れた。みなさん、僕に合わせてくれたのかもしれない。「さくっと2時間半」のメニューは、僕にとってはかなり濃い練習になった。

先週のJCRC群馬戦のリザルト確定版が出ていた。驚いたことに、今回のZではトップと同一周回者は副級がAとある。いくらなんでも、Bで6位以内に入ることと同等な難易度とはとても思えない。これからも僕はDでやっていきたいのだが、副級Aがぶら下がっているとなると少々居辛いものを感じる。要らんものを貰った。
去年のレースを確認すると、あれ? やはり同一周回はAとある。おかしい。こんな覚えは無いし、現に副級Aは付いてない。良く見ると付いた人とそうでない人がいる。なんでだ?
2006/5/1 [ETC備忘録]
東京から群馬CSCにETCで行く乗り方(早朝レース用)。帰り方がややこしい。

首都高:休日は560円均一。土曜日は午前6時前に入れば早朝夜間割引(以下早割)560円。
外環:午前6時前に入れば早割250円。

往き、朝早い
練馬(or大泉)を朝6時前に通過。6時以降駒寄PAで一端出る(早割適用1450円)。
駒寄PAから入りなおし月夜野ICで出る(通勤割引適用500円)。
合計1950円で1600円お得。
駒寄PAは6時前は使えないので、その場合は手前の前橋ICなどを利用する。合計2000円で1550円お得。
※駒寄PAを誤って通り過ぎると早割は無効だが、通割を活かすためにかならず次で降りる。

帰りが昼間

割引無し(泣)。

△帰りが夕方。
月夜野ICから午後5時前に入った場合、東松山IC午後5時から8時までの間に出る(通割適用1300円)
東松山ICから入りなおし練馬(or大泉)で出る(1400円:練馬まで2時間はかからないでしょう
合計2700円で通常料金より850円お得。
※東松山を誤って通り過ぎたら、目当ての通割は無効になり、もう降りてはいけない。

◎帰りが夜。
月夜野ICを午後8時前に入り、練馬(大泉)を午後10時以降通過見込みの場合、往路と逆のパターンで走る。合計1950円で1600円お得。帰りで最も安いパターンはゾーンが狭い。
練馬(大泉)を午後10時前に通過見込みの場合、東松山ICで降りる。早割は適用されず850円のお得。でもそのあと渋滞などで練馬を10時過ぎれば早割が効くので、保険として悪くはない(駒寄下車より50円の損)。

○帰りが深夜。
月夜野ICを午後8時以降に通過した場合、通割は使えないがやはり往路と逆のパターンで走る。練馬(大泉)を午後10時以降に通過し、合計2450円で1100円お得。ただし駒寄PAは午後10時以降は使えないので、その場合かならず前橋ICを利用する。2500円で1050円お得。
練馬(大泉)を午前0時以降に通過見込みの場合、前橋で途中下車せずに(しても損は無い)深夜割を利用する。
2500円で1050円お得。

外環が安くなるのは午後10時以降。

間違いがありましたらご指摘ください。

ポイントまとめ。
往きは早割と通割の両方を難なく利用できる。
帰りが安くなる最初の条件は、東松山ICを午後5時過ぎに出ること。
早割と通割の両方を利用したければ、午後8時ちょい前に月夜野を入り、駒寄で降り、午後10時過ぎに大泉を通過する。
夜遅くなり、早割のみ利用する場合は、駒寄で降りて、午後10時過ぎに大泉を通過。
午後10時過ぎに大泉を通過すれば、外環も同時に安くなるのでメリット多い。

夜、成城石井でラッキョウ漬けを買った。
そのままスポクラに行ったら、ご多分に洩れずロッカーが臭くなった。完全密封商品なのにどこから臭うのだ?
実はこれが沖縄の島ラッキョウにクリソツ(死語?)。臭いところもおんなじ。宮崎産だが沖縄の塩で漬けられ、味は似ており身は大ぶり。気にいったぜ成城石井! 普通のスーパーじゃ絶対売ってないもんね。頼むからタイ米置いてくれ(くどい?)。

スイムは毎度自己流250mインターバルを飽きずにやっている。
いつもはトータルタイムしか気にしてないが、今日は50m毎の途中経過を観察してみた。すると、意外なことを発見。最初の50mだけは39秒くらいで泳いでいるが、残り4本の50mはほぼ45秒で、最初の貯金を食いつぶしている格好である。そんなに差があるとは知らなんだ。
それを知ってすっかりメニューをこなす気が失せ、腹も減って暫らく漂っていたが、最初の50mがそんなに速いのも意外だったのでふとやる気が出てきて、もう一本行ってみる。すると、207秒という過去最速タイムが出た。ただし休んだ後なので参考値。実は、ホントの理由はプルブイを調整しなおしたのが大きいと思う。円柱形2本を紐で結んだプルブイは、紐を短めにして股は開いた状態にしたほうが、紐を長くして太腿を合わせるより良いようだ。
太腿とプルブイの関係を断面図で図解するとこちら→
2006/5/2 [IRONMANラン考察]
'05年のヴュルツブルクマラソン(ネット3:17:47)と、その5週後のアイアンマンのランスプリット(3:53:06)の比率は1:1.18であった。その値から、'06年かすみがうら(ネット3:11:24)の6週後のアイアンマンのランを単純計算すると、3:45:35と出た。7分半の短縮である。今年のほうが調整期間がやや長く、不利な条件は今のところないので、この短縮は言わば必須なのである。ちなみにキロ5分20秒強というキリのいい値。今年の目標ペースはこれで決まった。
昨年のランの平均キロペースは5分31秒だが、5分20秒を切って走った区間は合計11kmあった。平均心拍数は134bpmだからまだ強度的には余裕があり、スタミナさえあればキロ11秒くらいは短縮できるはずだ。
その肝心のスタミナが一番問題有りなのだが。
2006/5/3 [日野・リマサンズ合同合宿inへだ]
GW恒例の日野合宿に今年も混ぜてもらった。しかも今回はリマサンズと合同練なのである。
朝5時に自宅を出、江國さんのクルマで西伊豆・戸田を目指す。この日はGW渋滞がピークだったが影響は最小限に抑えられた。17人が戸田に大集合。どもども、今年もよろしくです。
12時過ぎ、リマ・日野・ポンズ・リバーワンの計16名集団が南に向けてスタート。皆さんきちんと揃いのジャージ姿でカッコエー。ニューデザインのリマジャージ、こないだ群馬戦で見たときは正直言って地味かも?と思ったけど、今日見ると(ゑ)カッコエー。む、一人だけヘンなジャージの上原さん(亀井)。
戸田からはすぐ上り(↑250m)が待っている。のんびり平和に越え土肥で小休止、次なる土肥峠(↑560m)を目指す。だがこれは抑えすぎのスピード。僕にとっては却って疲れるので、江國さんを誘い、普通のペースで抜け出す事にした。いきなり集団行動を乱す奴ですみません。ところが、みんな着いてきてしまった。僕は着火マンということになってしまったらしい。そうではありません。期待に反して集団はガンガンスピードを上げていく。もちっと、中間くらいの快適ペースってのはないんですかい?
着火マン(ではないが)のくせに早々に切れて、トロトロとお座なり走りで土肥峠へ。江國さんはしっかりアタマをとっていたようだ。強い。
この次は西伊豆スカイラインへと入ることになっているが、何を早まったかリマサンズ高部さん一人、どぴゅーんと修善寺方向へ直滑降で下っていく。音速より速かったため、戸田監督の絶叫も届かず、快調に下ってしまわれた。合掌。いや、リマの方々の説明によれば、身体を張って今夜のネタを仕込中であるらしい。アタマが下がります。
西伊豆スカではすぐさま集団のペースが上がる(↑330m)。一抜けてテロテロ走っていると「はいそこーっ、やすまなーい」と、すかさず加藤さんのチェックが入る。見逃してくっさい。
初めて見るカナダブランドのARGON18フルカーボンバイクを駆るDUKEさんのオケツを借りて下り方を研究。見るからに安定確実なコーナリングは安心して身を委ねられる、と思ったら1回センターラインをはみ出してしまった。元有料道路の割には危険な複合Rだとは思うが、DUKEさんでもそういうことはあるのですね。
戸田峠からそのまま下っていく数名と別れ、集団は真城(さなぎ)峠へと向かう。ダンホさんを先頭にこれまたスーパーな勢いで下っていく。とある草の茂みでダンホさんが前ホイールを高らかに掲げて停止中。ニュートラルカーはたぶん来ませんが。
その流れの勢いで下っていったら荒れた路面に思いっきり後輪をぶつけてしまった。ヤベーおいらもか、と思ったがパンクには到らず。でも宿に帰り着いてみると、ホイールが振れちまった。
荒れた下りで無理をするものではない。

71.6km ↑1760m 1727kcal HR115/156bpm 21.8/67.6km/h 20℃ 摂取物:メダリスト粉末500ml

風呂の後リマ部屋にお邪魔して早速ビールを頂き、出来上がってしまう。穏やかで落ち着いた日野チームと比べて、リマサンズ部屋はかなり毒い(どくい)ので酒の回りもはやい。この形容詞は今僕が発明しました。
その後も飲みすぎて、恒例の蟹や刺身はもちろん食いすぎて、布団に入った途端に意識が無かった。
あの食事のあとナウでヤングなホットスポットに繰り出してラーメンなんぞすすった人が居たとは信じられない。つくづく、自分は生き残れない人種だと思った。
2006/5/4 [合宿二日目・石廊崎巡り]
早くも疲れがずっしり残っていて、石廊崎まで行ける気がしないが、天気も良く気温は高め。走らない理由はどこにも無い。9時過ぎにスタート。
土肥を過ぎて何となく集団が3つ程に別れ、先頭はガンガン行ってしまったらしい。4人の第2集団は戸田監督を先頭にそこそこのハイペースで松崎を目指す。いつしか道はほとんど動かない異様な渋滞状況となる。トンネル内もビッチリつまっていて、幅80cmほどの歩道を走らねばならない。オッカネー。やがて、堂ヶ島の「加山雄三ミュージアム」付近が渋滞の発生元と判った。交通整理も生半可で、社会の迷惑になってますよ。
まだ40km地点であるが、しんどい。身体が動くことを拒んでいる。単なる疲労ではないようだ。心拍は110bpm前後で、最高でも145くらいしか上がらない。松崎のコンビニでは前向きの力を期待してハイスペックなリゲイン3000を奢る。やがて最後の集団がやってきた。上原さん(仮名)が浮かぬ顔である。完組デュラのスポークがきっかけもなく切れ、ステーに当たるほどのフレがでている。標準より極端に少ない本数で組まれているのだから、商品として切れないことが大前提だと思うのだが、この古いデュラホイールには結構あることらしい。切れたスポークがこれまた宙ぶらりんで、とてもマトモに走れないので、僅か40kmでDNF決定。松崎から船で戸田に帰ることになった。だがその後の話では、そんな船なんてものもなく、バスによるビニル袋輪行で土肥止まりだったらしい。なんともお気の毒な話だ。
ここからは内陸へ入り、目指すは本日最高の標高となる蛇石峠、意外に低い↑320m。淡々と上る高部さんについて走る。道が空いていて走りやすい。
下りきって恒例のヤオハンスーパーでお昼。あまり食欲は無いねー。ここから石廊崎を目指す本隊と、ショートカットしてマーガレットラインへ直行する隊に別れた。高部さんを強引に石廊崎に誘いこむ。地獄へ道連れだ。石廊崎(↑90m)までは示し合わせの快走ペース。だが上り終盤でダンホさんが協定破りのじりじりアップ。温存しておくはずの脚を使ってしまった。
実はこの後のマーガレットラインが厳しい。何が厳しいかって、ここから宿まで70kmものホントのバトルになるという点が最も厳しい。江國さんやシバさんが早くもかっ飛ばして知らぬ間に見えなくなっていた。日野レンジャー隊は余裕を見せていたが次第にペースを上げ、後で聞いたらトップに追いついたらしい。僕はDUKEさんと暫らく同じペースだったが、どうも高部さんはブッチきている。無理矢理誘った手前、放置プレーは人の道に反する。というのは表向きの理由で、このマーガレラインをハイペースで維持するだけの精神力がもはや無い。つうことで↑100m程のコブを二つ越えたところでトイレストップし、高部さんと一緒に行くことにした。骨折で長らく走ってない高部さん、見たこと無いほどヘロヘロりんのご様子。ペダリング無しの下り区間でもなぜか遅い。もしかして、何もしないでいると後ろに進むのではないか。
マーガレットラインにほとんど平らな道は無い。後でPolarで確認すると、石廊崎を下りきってから松崎までの30kmほどの間に大小あわせて7個のコブがあり、獲得高度は750mになる。上昇指数は25となり、修善寺のCSCに肉薄する。松崎まで残り10kmの看板を見つけ、修善寺をあと2周ですよと告げると一気にゲンナリしてた。気が楽になると思ったのだが。
松崎コンビニでは、出ようとしていた疋田さんとDUKEさんに遭遇。休憩に付き合ってもらい、高部さんも復活し、疋田さんの引きで一気に戸田まで集中して走れた。感謝。午後5:20分宿着。
宿に戻ってみると、EASTON完組ホイールが新品の輝きを放ち転がっている。ふがいないデュラホイールに見切りをつけて、三島まで行ってEASTONをどーんとお買い上げなさったらしい。おいらもほしくなった。

150.2km ↑2500m 2770kcal HR108/154bpm 23.7/62.3km/h 23℃ 摂取物:アミノバイタル粉末1000ml リゲイン3000 まんじゅう 納豆巻き お茶300ml りんごジュース500ml りんごパイ ミルクコーヒー500ml

あまり負荷を上げられなかったために、むしろ疲労感は昨日より少ない。今日ならラーメンを食いに行けそうな雰囲気だけど、運動量が少ないので止めておこう。ただでさえ宿の飯を食いすぎて太っているんだし。でも江國さんの密かな観察によれば、意外とみなさん、食が細いらしい。確かに、蟹でも刺身でもたくさん残っている。シマサキさんの食いっぷりは別格ですが。
2006/5/5 [合宿三日目・土肥峠往復]
寝る前に生茶を飲んだせいか全く寝付けず、そのうえ一匹の蚊がプーんと飛びまくっていて到る所刺される。もう十分腹一杯だろう? たいがいにせいよ! 明け方にその正体を見つけ報復の一発をお見舞いしたら、ぐっすり寝られた。
天気は決して悪くは無いが、山のほうは黒い雲がかかっているように見える。もしかすると雨もぱらついているかも知れず、激坂にとってはやや危険も伴うだろうということで、予定していた戸田峠正面勝負は大事を見て取りやめ。土肥峠往復ということになった。
メニューとしては短いと感じたからだろうか、↑250mの上りがスタートしてまだ全員がまとまらないうちに先頭はアップ省略の快走ペースである。いち早く感づいた上原さん(仮)はすぐ追いついたが、後ろのかたまりにいた僕は出遅れた。
まあでもそのうち追いつくだろうと思って焦らず前を追う。暫らくすると高部さんが、そして意外なところで日野島崎さんも落ちてきた。むむ! 切れたとは言わないまでも、このペースはこれ以上気が進まなかったのは確か。やはり速まっている。一度上がったスピードは下がらないのが人の常。
昨日、マーガレットラインで後ろを走っていた高部さんに、「左足のほうが長い?」と訊かれた。僕のペダリングでは、左足のみ極端にウチマタになるらしい。DUKEさんも気づいていた。長いほうの足が余らせてそういう動きになることはあるらしい。僕の脚の長さは左右変わらないので別の要因なのだろうが、自分では左右非対称なペダリングという自覚が全くなかった。早速今日確認してみると、確かに踏み込んだときにクリートの遊び分かかとが外に出る。遊びのないクリートに替えてみてもいいかもしれない。坐骨神経痛とは関係が有るのだろうか。
一時は追走を諦めかけたが、上り区間丸々費やしてようやく追いついた。グヘー、初っ端から全開でかなり疲れちまったい。
下りに入って勢いに乗った集団は、その後の上り返しで完全に火が付いた。良く見るとシバさんによる狂ったような鬼引きである。うおおおおおお!ってな感じである。コンスタントに強い深尾さんまで切れている。信じられない。スピードに強いDUKEさんも切れたが諦めずに追っているので僕もケツに乗っかった。旅人岬までみっちり飛ばして終了。いきなりの高負荷で既におなか一杯だ。
土肥で足湯に浸かる隊と別れ、土肥峠を目指す。シバさんと江國さん、それに昨日不完全燃焼の上原さん(仮)がぐぐっと行き、稲垣さんがそれに続く。稲垣さん目標で僕も出てみた。旧道に入ってしばらく行くと前に誰も見えなくなったが、ふと振り返ると戸田監督が。今日最もフレッシュな筋肉は太腿、ということでダンシング固定で稲垣さんを追う。頂上手前1kmほどで追いついて、その後バトルになった。グルヂー。最後は切れがなく稲垣さんに先行を許す。
今日が一番追い込んだ練習ができた気がする。
ニューホイール上原さんが山岳賞。3日間を通しての総合優勝は文句無しに江國さんでしょう。お陰でほとんど一緒に走ってないですもん。
高部さんだけ上ってこないなーと思っていたら、シマサキさんのサポート車に乗ってた。ずるー!
帰路、最後ののぼり途中で、コケタ! やっちまった! 道路の段差にタイヤを取られてそのまま横にバタッ。完全に集中力欠如。手厚く介抱して下さる皆さんと、茫然自失なおいら。チェーンで手を汚された方、どもすみません。

57.4km ↑1205m 1128kcal HR113/151bpm 24.4/63.4km/h 22℃ 中弱風 摂取物:水350ml アクエリアスフリースタイル300ml 

帰りは渋滞を覚悟したが、意外とほとんど問題がなく、あっさり5時には家についた。皆さん三日間ありがとうございました。
2006/5/6 [休暇]
今日はランの日、ふっふぅ〜♪ のはずだったが、3日間の、いや11日間無休暇でさすがに体が重く、膝も痛いので日和った。その代わりにはならないが、フランスパンを作る。最近は専用のリスドォルという粉で焼いている。こね方はより力が入る方法を編み出し、発酵方法も変えて、以前より生地に粘りのあるものが作れるようになってきた(まだまだヌルいけど)。もう少し外はカリッと作りたいのだが、食べると上あごの内側の皮がむけるほどには至らない。
2006/5/8 [酸欠]
トレッドミルでいつものイージーなスピードで走っていると、目の前のスクリーンでNHKの「プラネットアース」が始まった。民放では決して見ることのない、実に見事な番組だろう。見逃してはなるまいと、固唾を飲んで見ていたら、いつのまにか息苦しくなっていた。まるで肺が半分になったような、体験したことの無い感覚だ。高地で酸欠状態になるとこんな具合だろうか。深呼吸を繰り返しても改善されないので途中で止めた。
やはりナガラ練習はよくないということだね。
2006/5/9 [異変]
やはりトレッドミルでイージーペースのはずが、肺が苦しくて続けられない。明らかに変。色々な可能性を考えてみる。1.スポクラの空気が酸欠状態。2.ロングライドが多かったので横隔膜あたりが疲労している。3.肺の病気。4.気のせい。
5.5kmで嫌になって500mだけ歩く。再び走り出してみると、幾分気にならなくなったがやはり違和感が残る。
エアロバイクで135bpmをキープしている時は負荷が低いせいか何も感じなかった。また、よりダイレクトに影響しそうなスイムではむしろ調子いいくらいで、問題は無い。
明日も試してみよう。
2006/5/11 [異変2]
昨日はIKEAに行ったら疲れちまった。熱っぽくなってきたのでスポクラはやめ。
今日も熱っぽい。これは、スポクラに行きたくない病のようであるから、我慢していくことにする。
やはりトレッドミルで肺が最初に辛くなる。呼吸困難、とまでは行かないけれど、このスピードではもうやりたくなり感じ。どうなってしまったんだろう?
家庭の医学書で調べてみると、原因不明のナントカ肺炎という線が最も当てはまる。または、心疾患によって肺の血管に問題が起こり呼吸不全になるもの。いずれにしても難病で、そんなものにはなりたくない。困った。近所の順天堂大学病院のスポーツ外科にでも行くべきなんだろうけど、アイアンマンを直前に死刑宣告されるのもヤダし、無罪放免なら行く必要もなし、ということで、しばらく様子見。
2006/5/13 [3UP周回練]
IRONMANを間近に控え、追い込み可能な最後の週末とあらば、たとえ雨だろうと休めないでしょう?
今日の物練は3UP店長率いる「ミカミ練」にお邪魔することになっている。幸い、雨になるのは午後過ぎてからとの予報だ。結構寒いので長袖2枚重ねの上にベストを着ていった。
おにぎりをかっ込み集合時刻の6:50ギリギリに滑り込んで、奈良さん、戸井さん、志村さん、ニルス山本さん5名で荒川遡上開始。途中で殿岡さんも追いつき、微妙に向かい風のところを快走ペースで行く。休出の大浜さん、途中で苦笑しながらすれ違い。
今日は風がとても冷たい。かなり飛ばしているつもりなのだが、汗をかく様子は無く全然温まらない。途中で脱ぐつもりだったベストも着たままだ。
物見山の短い坂でいつものように軽くヒートアップし、早速遅れる。心拍数が150bpmを越えたあたりで明らかに今までとは違う呼吸機能の底着き感を覚えた。トレッドミルを14km/hで走っているときも恐らくそのくらいの心拍数である。スポクラの空気が酸欠状態という可能性はこれで消えた。 結構ブルーが入る。
往路のハイペースはかなり堪えたけど、これからがメインの周回練は大丈夫? と今ごろ気になりだしたところで某集合場所に到着、すでに三上店長始め7,8名の方が揃っている。本日のメンツから漂ってくる空気はどう見ても僕には濃すぎて、ヤバイところに来たことを悟るがすでに遅し。この頃になると「曇り」の予報は裏切られしっかり「雨」の天気となってきたので、自分だけは山行きとか、別メニューで走るという気も全く起きない。かといって、なるべく長く乗るのが今日のお題目なので、志村さん殿岡さんと共にここで引き返すというのも頭になかった。まだこの雨をなめていたのかもしれない。
1周5kmの周回練がスタート。一ヶ所だけきつい上りがあり、そこをピークに緩やかな下りと上りで構成されたシンプルなスピードコース。アタックが決まりにくく結果的に集団はばらけずに進む。最後尾に張り付き、1周でいきなり千切れることは免れた。そのきつい上りが一番の勝負所であり、毎周回ギリギリでクリア。
ある周のこの上りで、遅れまいと必死にもがいていた時、呼吸が浅く小刻みになっていることにふと気づいた。肺の空気が全然入れ替わってない。とに角今のピンチを凌がなければ後がない、というその場しのぎの焦りが深い呼吸を忘れさせ、さらにはそのお座なりな呼吸法がランにも感染ってしまったのではないか。そんな気がした。
次第に雨はしっかりと降り、路面は膜を張り、ブレーキも効かなくなってきた。6周目あたりで及び腰な水田さんが「もう止めようよ」とポツリと言っているのが聞こえ、日和見気分が増大したのか、7周目の坂で大きく遅れる。その後の下りで何とか集団復帰したが脚を使いきってしまい、次の8周目の坂でついていく力が残ってなかった。ジ・エンド。が、8-9周目にかけては鈍いクルマが居たりして集団が異様に遅くなり、前方にしばらく見えている。ぐぞー。
予想通り千切れ組は出ないので、残りはソロでヘロヘロ走ってお仕舞い。
周回練10周(51.3km):平均/最大速度35.0/61.0km/h 平均/最大心拍137/161bpm ↑535m

実は帰路がいちばん大変だった。無茶苦茶寒い。寒いので飛ばすしかない。とに角早く帰って暖を取りたい6人は協力して家路を急ぐ。雨だけならまだしも、もしくは寒いだけならまだしも、その両方ってのはキビチー。水泳の後に目を洗っているような勢いで、ジョバジョバと泥水が入ってきて、前方視界は最悪、目をシバシバさせる。そんなことして大丈夫かいな? 途中で山本さん松村さんと別れ、奈良さんと別れ、水田さんと別れ、最後は戸井さんと二人になったが、雨で貸切状態のサイクリングロードを最後までキッチリ飛ばしまくった。お陰で?良い練習になった。

クルマで帰りがけにコンビニに寄って補給。寒さで全身の震えが止まらず、レジで怪しまれた。
2006/5/14 [30km走]
アマチュアクラスでもトップともなると、追い込み期に200km以上のバイクと30kmのランのセットを三日連続でこなすらしい。その30kmのスピードはほぼキロ4分ということで、単独でやっても追いつけない。
さて、その足元にも及ばない追い込み度であるが、去年と同様レース2週間前に30km走をやってみる。8kmの周回コースを、調子がよければ4周するつもりだ。そう言って始めたときは、調子に関わらず4周してしまうものだが。
先月のマラソンと同じキロ4分30秒ペースで走る。さて、案の定5kmあたりで呼吸が少し苦しくなってきた。このまま続けられるのかどうか不安だったが、2周目に入ると事態は一変する。全くもって、絶好調なのだ。心拍は平均147bpmあたりで多少高めだが、先ほどの苦しさは全くない。これほど問題なく機能しているのに、病気などということはありえない。ここ数日の違和感は、つまりロング向きの身体に切り替わった証拠なのではないか? 先月あたりから、キロ4分付近のハイスピードな練習は一切止めていた。アイアンマンでは全く無用なスピードだからだ。これが良くも悪くも心肺機能に微妙に影響を与えてきたのであろう。だから、脂肪燃焼サイクルが安定すると、苦しさもなくなるのだ。走りながらそう確信するに到った。全く問題なく自然に目標ペースをキープして走り続ける。
次の異変が起きたのは、3周目の終わり、23km付近だ。ハーフを過ぎた頃だから、潰れるようなことは想定外だが、急にしんどくなってきた。目標ペースを3秒ほど遅れてしまう。脚を前に繰り出すことのしんどさに加え、呼吸が再びおかしくなってくる。心拍数はほぼ一定高めの150bpmで変化はない。
先ほどまでの確信があっさり崩れる。おかしい、理屈に合わない。25km過ぎで、突然脚に来た。無理をしてもペースが維持できない状況だ。28kmあたりはもう、完璧に潰れてキロ5分をオーバー。8km周回を4周すると32kmになり、当初は2kmくらいは余計に走ってもいいでしょう、のつもりだったが、とてもじゃないが御免こうむる。コースをショートカットして、全くエネルギーの無くなった脚を放り出すようにして30kmを通過。まだ家の前ではないけれど走るのを止めた。歩くことさえもままならない。
結局、去年の余裕を残した30kmより僅か50秒だけ速かったが、平均心拍数は8ポイントも高く、全くもってアテにできない自分の脚には、かなりショック。レース中の心構えとして、いい薬になったかもしれない。
最後はキロ5分8秒まで落ちた。だけど、アイアンマンではキロ6分に落ちることも普通なのであり、今日よりも走れない状況ってどれほどなんだろう? と過去のことは全く思い出せないのであった。
2006/5/16 [風邪かも]
路線バスにショッピングカートを持ち込んだバアさんがいたことは記憶に新しいが、今日は最寄駅の改札口にて、「カートをホームに持ち込まないで下さい。風で線路に落下し、列車と衝突して大変危険です」とかいう注意書き(記憶では)を見つけた。もう、なんちゅうか、言葉を失う。こういうのって、犯罪という尺度から見たら非常に軽いものなんだろうが、モラル度から見たらレベルメーターが振り切れており、そもそもモラルとか言う前にそういう行動は思いつかないよ。カートをガラガラと引いて、そのままスイカで改札をスルー、なんて、そりゃ簡単にできるかもしれんけんども、やるか? もしかして、となりのユーエンチで踊っているギャー人の発想なのかも知れん。
仕事帰りに本屋で「他人を見下す若者たち」という本を衝動買いする。その内容にはとても共感できる反面、同時に自分の事を言われた気もしたのだ。なんでも、しょっちゅう怒っているらしい。だが、今までの常識ではありえないエリアへカートを持ち込む輩に、やり場の無い怒りを覚えるのは当然というものだろう? ちがうのですか黒木さん。

さて、カッカしてもいられないのは、どうやら先週末の追い込み練が祟って風邪をひいてしまったようなのである。風邪に効く薬なんて、今まで色々試した結果何一つ存在しないことは判っているが、藁にもすがる思いでCo-Q10を買ってどばっと飲む。
2006/5/17 [頭にくる]
最近まで風邪というものを誤解していた。風邪とは上気道粘膜の炎症を伴う病気のことを言うのであって、粘膜とはつまりのど、鼻、気管である。間違っても、腹ではない。「腹にくる風邪」とかいうのは、「腹にくる頭痛」と言うのと同じくらい変なことを言っているらしい。ただし、「アタマにくる風邪」とかいうのは正しい。
今回は口内炎がきっかけのような気もして、歯茎に来る風邪、という言い方は果たして正しいのか知らないが、未だに治ってない。ウィルスはすっかり体中に蔓延したみたいで、鼻の周囲はモワーッとするし目はしょぼしょぼして沁みる。抵抗部隊は一体何をぐずぐずしているんだ? Co-Q10の応援部隊も送り込んでいるではないか。バランスよく地味な食い物に徹しているではないか。さあさあ早いとこ退治してくれ。レース直前でも効果のあるスイムをやりたいのだ。今年も1時間10分を切れないのでは、元競泳部ですとか言ってるくせして悲しすぎる。
2006/5/20 [関西にて]
昨日金曜日、朝から珍しく出張。なんともタイミング悪し。例によってギリギリ性分のため東京駅の乗り換えで小走りになる。予定の望み号発車まであと4分、無事間に合った、と一息ついて新幹線キップの自販機に臨海線バージョンのSuicaを突っ込むと、しばらく考え込んだ末「計算不能」と返してよこした。これ即ちおそらく間違いなく万事休す!と思ったら突然視界が砂嵐状態になって、意識が遠のいてきた。ぶっ倒れて、人だかりが出来て、駅が大騒ぎになれば、出張は行かなくて済むかも、とか思ってしまった。マジやばかった。しかし、さっきちょっと走ったせいで気を失いそうになるなんてやはりどうかしてる。
22時半まで会議。アタマがガンガンするのは風邪のせいだけではあるまい。近所のビジネスホテルの、超ヤニ臭い部屋のベッドへ直行。おっとその前に冷蔵庫を引っ張り出してプラグを抜いておく。しかし、余りのヤニ臭さにむせ返り、窓を開けると外は国道1号線で夜中だろうとスンゲーうるさい。耳栓して寝た。かなり寝汗もかいて、翌日は幾分スッキリした。ビジネスホテルの割にはなかなか結構な朝食に満足し、今日の会議は気分良好。風邪も7割方抜けたみたいだ。しっかし、休みなのにみんな会議好きだなー。工場見学などもする。ドーナツ型の蛍光管って、最初から丸いのかと思っていたが、真っ直ぐの状態で9割方完成させて最後に一気に丸くするんだな。ふうぅーんってなもんでさあ。
2006/5/21 [ただいま増量中]
月〜土の6日間のブランクを経て、体重計に乗ってみると、げぉっぷ! 2kgも増えてる。一日あたり300g以上の増加だ。現状維持という根拠のない思い込みをしていた。今日から6日間かけて2kg減らさねば。厄介な課題を作っちまった。そんなわけで、手厚い看護状態は強制終了、ローラー台に乗る。久しぶりの気持ち良い天気なんだから外を走ればいいじゃないかとも思うけど、風に当たると何となく具合が悪そうなので。なまっちょろいことを言ってます。意外と調子よい。終わった後の目まいが取れないが、まあご愛嬌。
先週雨で汚れたTIMEをやっと掃除して、ZIPPをはめ、ブレーキシューをカーボン用に交換した。DHバーを装着して試走しようかと思ったけど、考えてみたらDHバーは宅配で送るので止め。結局DHポジションでの練習は、一度も無しだ。ま、昔はずっとそれでしか走ってなかったんだから大丈夫でしょう。なんだか今回のレースも投げやりになってきた。
2006/5/22 [泳ぎホーダイ]
ずっとほったらかしだったスイムがしたい。都合が悪くスポクラも辰巳国際も休みなので、新習志野の千葉国際に行く。超ガラガラで、誰も泳いでないよ? と思ったら、休憩タイムだった。知らずに飛び込んで恥かくところだったよアブネー。
ひとり1コース占有してまだ余ってる。500m単位で泳いだ。だいたい7分50〜55秒ってところで、当り前だけど、短水路より遅い。でもちょっと遅すぎ。運動量としては低いのか、いつまでたっても身体が温まらず微妙に寒い状態が続く。28℃もあるんだけどな。五島は多分19℃とかだから、寒いわけだよ。風邪がぶり返さないといいけど。3000m泳いだところで、施設の終了時間になった。
2006/5/24 [タイム予測(希望)]
ここ数日の中では肺への違和感が最もすくなく走れた。スイムは結構乗れてきた。このあと1週間あればかなり違っていた気がする。惜しい。
結局レースの目標タイムを決めてなかった。ざっくり考えてみると、
swim 1:10
bike 5:35
run 3:45
etc 0:06
total --- 10:36 うーん、ちょい厳しすぎかな。ランが特に厳しいかな。スイムは去年より速い見込みはほとんどない。寒さ対策としてサロメチール系の塗り薬を買った。普通にストレスなく泳ぎたい。バイクはZIPPホイールのトラブルがなければあと2分は縮まっていただろうとの皮算用プラス、レベルアップ分。ランは、潰れなけりゃなあ・・・。
2006/5/28 [レース日]
IRONMAN JAPAN Triathlon in Goto Nagasaki
2006/5/30 [時差ボケ]
朝はすっきり目が覚める。夜は9時には眠くなる。アイアンマン時差ボケ。
永田町の乗り換えで半蔵門線に飛び乗り、女性専用車と知らずにボケーっとしていた。さすがに多少疲れているらしい。だがこんなバツの悪い思いをさせる女性様専用車という存在は男にとって非常に胸糞悪い。あー気分悪い。だからと言って男性専用車が欲しいかと言われれば当然要らないと思っていたが、ヤッパリ欲しくなってきた。そして、女性にその不便さを知って欲しい。多分スゲー文句言うと思う。

昨日五島から出したゆうパックがもう届いた。デカい荷物だと途端に高くなるか制限値オーバーになる宅急便と違って、値段上昇が緩やかなゆうパックは安くて助かる。郵便局に持って行くと100円引き。

今回のレースによる筋肉痛は並み程度で、疲労感も少ない。なんか物足りない気分。
2006/6/3 [腑抜け状態つづく]
物見山練は膝痛のため急遽DNS。もっとも、この腑抜け状態で行っても坂で大タレして迷惑をかけていたかもしれない。
さて、IRONMANは去年とさして変わらぬタイムで終わり、つまり現状の練習内容ではもはや頭打ちであることを示していると考えるのが普通。もう少し増やしていくか、内容を吟味せねばならない。まずもって、量的に少ないのは明らかだろう。そんなわけで今、会社の近所のスポクラで朝錬をするという選択肢を加えるべきかどうか、お悩み中。7140円もかけて、金曜が定休日のため週4日しか利用できない。タオルもないし、コストパフォーマンスはイマイチなのだ。
2006/6/4 [効率のいいバイクトレーニングとは]
友人が彩の国トライアスロンに出るというので、渡良瀬遊水地までのサイクリングロードをアタマに叩き込んでいたが、朝4時に起きた時点で片道80kmに怖気づいて再び寝てしまった。どうもすみません。
昨日も今日も限りなくグーグー昼寝して、最近いつまでもぐっすり寝ていられる。眠り病か?
今回のIRONMANは前回と比べ約500kcalも省エネだった。身体が動いてない。つまり、休養期間もさほど要らないだろう。寝てばかりいると馬鹿になるらしい。もう手遅れとの説もあるが、そろそろ事を起こさねば。買って結局使わなかった、ナウな浅曲がりDHバーT2+Cobra、セッティング調整してもう一度試してみる。今度は左右反対につけて脇をしめ、ヒジ乗せパッドは前後逆にしてドロップの上を握りやすくする。ZIPPが装着されているうちに、近所を軽く乗っておくか。
さて、このつるぺたな舞浜地区をDHポジションで軽く走るなんて出来ねー。そんなわけで、久々の1時間TTをする。膝の痛みは次第に消えた。信号がまた増えている。ヨットハーバー付近は、異様に生臭い。誰か死んでないか? 肝心のT2+Cobraだが、やはり僕には合わないことが決定。自分でも気づかなかったが、相当引き腕を使っているらしく、手首が曲がった状態で引き続けると腱鞘炎を起こしそうだ。20kmとたたずして手首が痛くて握っていられない。つまり、この浅曲がりコンセプトそのものが合わないらしい。
レース疲れは直接感じなかったが、34.18kmと平凡な記録で終了。心拍数を140以上キープして走るのが難しい。

五島列島の行き帰りに今年も東京のI坂さんという方と遭遇し、話をした。そんな中で、シロモト氏やシーポの田中氏による、バイクトレーニングはローラー台が効率的という意見を聞き、後になって妙にひっかかってきた。彼らによれば、実走よりもローラー台でのインターバルトレーニングが効果的であるとのことで、一日40分でOK、他に何もしなくてもいいらしい(又聞きでもあり正確さは保障しません)。まさかぁ〜、とそのときは思ったのだけど、インチキ占い師みたいにまるで根拠のない話でもなかろうし、実績があるから言っているんだろう。それを鵜呑みにはしないまでも、自分の練習法のヒントにならないかと思ったのである。
最近の自転車の練習は一回で3-4時間は乗っている。多いときだと6時間だ。それと同じ時間ランは到底できない。それだけ、自転車は負荷が低いってことだろう。でも、考えるまでもなく随分と効率が悪い。自転車の練習とはそういうものなのだ、と決め付けていたが、実はもっと効率よくやる方法があるのかもしれない。その答の一つがローラー台1日40分インターバル錬かもしれない。40分でも毎日やれば月20時間、700km程にはなり、距離は現状と同等以上だ。40分と聞くと短い気がしていたが、毎日となると大変だ。実はこの方がキツイかも知れない。
そんなことを考えていたら、ローラー台もしてみたくなった。
今日は40分。肝心のインターバルは、結局やらなかった。やっぱこれって辛いかも。せめて心拍数を高いところで維持させようと、目一杯踏む。最後に152bpmまで上がったが、80%HRMax程度でインターバルとは言えない。これから梅雨の季節、ローラー台をもう少し活用しよう。

夜になって熱が出てきた。これでもちょっと負荷が高かったかもしれん。
2006/6/6 [呼吸のリズム]
レース後初めてのラン(トレッドミル)。まずは斜度15%でウォーミングアップ。8km/hは普段かなりの限界速度だが、今日は若干余裕を感じる。体重がやや落ちているからだろうか。
今後のショート参戦に向けて少しはスピード練習に切り替えていかねば。であるが、このところ異様な息苦しさが台頭してきてスピードどころではない。14.2km/hにセットし、序盤2kmほどで早くもボウルダー並み(行ったことないけど、何か?)の息苦しさに喘ぐ。順天堂で診てもらうべきかどうか、そろそろ本気で悩まねばなるまい。
今日は新たな症状として、右胸の下が痛くなる。いわゆる横っ腹の痛みとも似ている。試しに肺活量測定のように思いっきり息を吐ききると、ふっと痛みが消え、気分も楽になった。却って不気味だ。 また徐々に痛くなるので、息を吐ききる、を繰り返す。
吸うばかりで吐く量が少ないから、肺が膨らんできて痛くなっている、そんなイメージだ。

昔から僕のランでの呼吸は、吸うよりも吐く時間のほうが長く、ペースが遅いほどその差が顕著だ。快走ペースで2:3くらい、全力だと1:1になる。これは多分、通常のランナーとは逆だろう。なぜそうなるのかは、水泳の呼吸法に慣れているからではないかと常々思っていた。水泳では、吸う行為は一瞬だ。
ところが、肺の調子がおかしくなってからというもの、本来の呼吸のリズムが判らなくなってしまった。そもそも、普段のリズムがどんなものかも全然意識してないから覚えていない。ただ一つ、吐くよりも吸っている時間を長くとりたがるという、従来とは異なる傾向に気づいた。呼吸のリズムが変化したことで、息苦しさが生じているのだろうか? それはなぜ変化したのか? それとも苦しいから結果的にそうなったのか。
6kmを過ぎたあたりで、限界だった息苦しさが少し和らいだ。足りないまでも、酸素の安定供給が確立してきたからだろう。ただその後も完全には楽にならず、予定の距離までずっと息苦しさは残ったままだった。
2006/6/7 [ビルドアップ走]
負荷を徐々に上げるビルドアップ走をすれば肺の苦しさを回避してスピード練習ができるのではと考えた。トレッドミルで12.5km/hからスタートすると、実はこんなイージースピードでも苦しくなることを知る。困ったもんだ。
ビルドアップ作戦は、途中コンセントが抜けて強制停止のハプニングがあったものの、その後14.8km/hまで上げられた。ただ、肺との相談で徐々にしか上げられないので目的のスピードに行く前に疲れてしまう。
通行人が簡単に足を引っ掛けてコンセントが抜けてしまうような設備というのもずさんだし危険だ。ウチのスポクラは企業努力が足りない。スピードを上げると3台分の電気系統が落ちる、魔のトレッドミルも未だに改善されない。
スイムの調子が上がってきた。アイアンマンより前にこの調子だったらなあ。残念。
250mインターバル練習。
本数
1
2
3
4
5
6
タイム(秒) up 217 213 214 214 214

2006/6/9 [IMの消費カロリーレート]
雨なので家で引きこもりを決め込んでいたら、幕張のINTEROPに行ってこいと業務命令が下った。バカみたいに3000円払って入場する。
全然わかんねー。あらゆるブースが、とんちんかんですよ? こんな訳の分からん分野に来ている人の何と多いことか。アンケート票持ってるそこのハレンチおねーさん、ストレージって、何?
同じ門外漢なら、千葉マリンスタジアムのほうが興味あるよ。今日は対巨人戦らしいね。
帰りに隣駅の習志野で降りてスイムする。こないだ来たときよりも倍は混んでる。1コースに二人の割合だ。
500mを4本。だいたい7分35秒で、なかなか調子いい感じ。長水路は黙々と泳ぎに没頭できるのでやっぱ気持ちいい。
習志野駅前で内臓式のハードディスクとDVDプレーヤを買った。スゲー充実した日になった。

某情報誌に、山倉紀子選手の体格を基準に概算した「アイアンマンで消費するカロリー」というものが載っていた。山倉選手にはミドルレースでは勝てるようになったが、ロングではまだまだ敵わない。今年のIMで先着できたのは例外的だと思う。彼女の消費カロリーの3種目の比率は僕とまるで異なっているのが面白い。
 カロリーレートの違い
 
山倉選手(体重50kg)
自分(体重62kg)
kcal/h
想定タイム
kcal/h
実際のタイム
スイム
1040
1:00
445
1:07:14
バイク
420
6:00
591
5:49:50
ラン
640
3:30
603
3:53:30
トータル
563
10:30
581
10:50:34
山倉選手のほうが体重がずっと軽いので、総じて僕より消費カロリーは少ない計算になるはずである。
まず驚くのは、スイムが倍以上違うということだ。想定タイムは1:00で僕より断然速いが、スイムのスピードはスキルにも大きく依存するから、ここまで違いが出る理由にはならないだろう。また、彼女のIMでのスイムタイムは今年で1:05となっている。
バイクだけは僕のほうがレートが高い。体重差を考慮したとしても高い。しかもバイクの場合、体重差ではなく自転車の重さも加味して考えるべきだと思うので、比率は近くなるはず。今年のバイクはかなり怠けた走りだと思っていたが、山倉選手はもっと省エネで似たようなタイムを出せるということか。6時間もあるから、ここでのレートの差は全体に大きく響く。
ランは、山倉選手のほうがずっと速いので負荷もそれなりに高く、辻褄の合う値に見える。
ところで、スイムの1040kcal/hという値はそれだけ見てもかなり特殊なものに思える。僕がもし同程度のレートで運動するとしたら170bpm付近となり数秒間しか出せない最強負荷だ。スイムでは、サメに追われている状況でもない限り、一生出ることはないだろう。そもそもスイムはバイクやランよりもカロリーを多く必要とする競技とはとても思えず、ちょっと書き間違いじゃないか?とも思う。
2006/6/10 [SUNEGE]
昨日のスイムで体調がグズる。微熱と悪寒は表裏一体。まだまだ免疫力とか抵抗力が復活していないようで、ちょっとキバってやるとすぐこれだ。今日も3UP練があったけど、4時に起きて異変を覚えたのでやめておいた。

昨日のハードディスクは、どういうわけか陳列棚で一番安かった160GBを買った(7000円)。プライマリーにスレーブ装着する。立ち上げてみると、128GBまでしか認識していない。ウチのPCが古いせいだろう。BIOSのアップデートとIntelアプリケーションアクセラレータをインストールして48bit LBAに対応させ、無事全部使えるようになった。って、そんな訳ワカンネー専門用語並べるなよ! 素人がそんなこと知ってっかよ! 解決するのに1日かかった。僕としては奇跡的だと思う。
まあでも、160GBなんて、血デジとか無いし、そもそもISDNだし、このサイトは5MBしかアップできないし(関係ないか)使い切るわけないら?(三河弁) 何てったって、一番安かったから買っただけさ。

JCRC第5戦群馬CSCの要項が発表されている。
NaNuuuu! Zクラスがナッシング。ニヒツ。ナイ。なんで?
各クラスが長距離化されたためだろうか。でも、長いといってもDクラスは7周=42km。Zの半分しかない。過去参戦した群馬戦で最も短い。まあでもクラス別レースもちったあ出ないとな。
それに加え、D(及びE)クラスのスタートは午後2時すぎというウルトラQな遅さ。多分みんな帰っちゃうよね。D、Eの知り合いはほとんど居ないので、はっきりいって寂しー。

スネ毛を剃るためのT字のカミソリが行方不明。きっと長崎市のホテルに置き忘れたんだろう。仕方なく買うことに。スーパーでお昼の弁当を買うついでに探してみると、イマドキのは3枚か4枚歯しかない。そんなに要らねーよ! それよりも基本性能(切れ味)を良くしてもっと安くしてくれよ。
セール品の一番安いのを買ったら、なんとモーター付だった。カミソリ全体がバイブレーションを起こして剃りやすくしているらしい。早速使ってみる(スネ毛に)。髭と較べてスネ毛は面積が桁違いに多く、目詰まりも激しいのでクリームなどは塗らずにシャワーを当てながら剃っているが、そんな使い勝手においてこのバイブ機能はとても具合がよろしい。肌との滑りがスムーズになり、出血することも無くなった。また、ヘッド面が広くフレキシブルに肌の凹凸に追従し、剃り残しも少ない。
と、ひとまず満足したころ、デイバッグの中から置き忘れたと思っていたT字カミソリが出てきた。
2006/6/11 [またしても雨の物練]
1ヶ月ぶりの物練。予報では昨日のほうが天気が悪く、今日は晴れるはずだったのに、現実は逆転。しかもかなりしっかり降られた。そういえば前回の物練も最後は土砂降りだった。そのときから、自転車を掃除してない。
奈良さん、殿岡さん、大浜さんに加え、江國さんが初参加。皆さん、昨日もこってり走られた方ばかりで、脚が重そう。それでも僕には十分以上の速さで、清澄ダッシュでも横松郷でもドンケツをキープ。この横松郷は初めて上ったが、何度か走っている表松郷と同じ感覚で上ったら途中で尽きた。標高差200mくらいで、だいたい倍のボリュームだ。自分としては限界の走りをしたつもりだが、最高162bpmでイマイチ。
サンクスでどす黒く煮込まれたゆでタマゴの珍味を買う。これ美味いっす。2個で150円。たんぱく質補給にどぞ。
帰りは雨脚も時折強くなり、二人がパンク。やっぱ、耐パンク性能ではチューブラっすよ!
2006/6/12 [まさかのサッカーネタ(しかも直球)]
本日は、サッカーワールドカップドイツ大会、日本×オージー戦の日です。夕方からの会議を終えて、ダッシュで帰宅。夜10:00キックオフに玄関のドアを開けた。セーフ。
と、一応書いておかないと、忘れちゃうからね。オリンピックでも書いたけど。
オージーは、恐れていたほど強くは見えず、ランキング通りって感じだね。
なのに日本の選手は、決断を自分で下したくないのか、大事なことは後回し派なのか、ゴール手前でたらい回ししてばかりいる。
「お前がシュートしろよ」「知らねーよ、お前やれよ」などとアテレコを入れると辻褄が合う。
そんな譲り合い精神を発揮している間に、3点もとられちまった。まるでちょうど、漁夫の利だ。ホントは意味違うけど。
そんな感じに見えました。以上。

ところで、カイザー・スラウテルンなのか、カイザース・ラウテルンなのか、切るとしたらどっちですか?
2006/6/14 [400cc減量]
どうにも暇なので、MR(マーケットリサーチ)と称して外出する。有楽町をブラブラ歩いていたら、「献血してくんろ!」というメガホンの声が聞こえた。どういう気の迷いか、ふらふらっと献血センターのドアを叩く。たまたま、昨年の湘南OWSのスタッフTシャツを着ていたという理由もあったかもしれない。赤オレンジのTシャツの胸にはしっかりとLIFEGUARD U.S.A.と入っているのだ。
考えてみればレースの狭間でもあるし、アイアンマン後の体調をチェックする意味も密かにあるし、理にかなった気まぐれ行動と言えるかもしれない。エイズではない自信はあるものの、過去に輸血されていない自信となると乏しく、問診票にその旨記したために大いに手間取ることになった。輸血の経験者は、献血しちゃいけないそうだ。へえー。別に僕としては、輸血はなかったことにしても全然オッケーなんですけどね。好きに判断してください。
ジュースは飲み放題。というか、普通の自販機だと思ってケチって飲まないでいたら、「飲みなさい」と言われた。お菓子も色々置いてあって、そのせいかどうか知らないが女性の割合が多い。採血の間、担当の人に「400ccって血液全体の何割くらいなんですか?」と訊いてみる。すると、「血はその人の体重の8割だからね」と言われた。8割? そんなあったっけ? 「アナタの場合、ほら、ここに書いてある。全部の血が4300でしょ」 4300って、単位はccかな?「8割はないでしょ?」 「そうね、8割よりは少ないかな」 「8%だよね?」 「そうね、8%」 うーん。算数弱い人みたいだ。
そっか、総量の1割近くを抜かれるのか。意外と多いんだな。
「身体が献血前の状態に戻るまで、どの位かかるんですか?」「3ヶ月よ」 エーッ!そんなにかかるの? その間に2,3個レース入ってるよ。「血の量はね、5,6時間で元に戻るけどね」 またしてもエーッ! そんなに速いの?? なんか、参考になったのかならないのかわからないよ。
献血が終わると、ハーゲンダッツのアイスが食べられる。ウマー。 でも、全部終えるのに2時間近くかかった。つまりは、かなり混んでいたのだ。献血センター大人気だ。
2006/6/17 [ダメダメは今日だけ?]
梅雨時に貴重な晴れの日がやってきた。明日レースを控える人も含めて18人?が物練に集合。風は弱く、キビキビと先頭交代して結構なスピードで亀井ローソンを目指す。清澄坂の少し手前で、流しているブリッジ・ストーン・プロフェッショナルな2名をパスした。脚なんかチョー細くてスジスジ。
でもって清澄坂。ここまでの先頭交代で売り切れ寸前だったので、大いなるタレが予想され憂鬱だったが、後ろに来ていたブリッジストーンな方にいきなりヘタレ度を露呈したくない自意識過剰人間はなんとか頑張る。だが、その二人がひょいひょいと追い越していくとグヘーっと大タレしてしまった。例によって肺が苦しく、それが自転車のパフォーマンスに影響することは今までなかったのだが、今日は明らかに酸素不足で息絶え絶え。
亀井ローソンに辿り着いて、気がついた。滅茶苦茶暑いのだ。寒さに震えた先週の練習がアタマにこびりついていた僕は、ベストを着てアームウォーマーをポケットに入れていたが、どちらも全く必要ないばかりか、ボトルが1本じゃヤバイかも、という状況だ。客観的に見るとさほど暑くはないと思うのだが、暑さに抗っての練習は今シーズン初であり、身体がまだ順応していない感じだ。
普段は暑いスポクラでランをしているのだから、暑さを知らない身体というのは理由にならない気もするが。
続いて先週も走った横松郷。今日もやっぱりここは長いと思わせるばかりか、傾斜も変化があって辛い。途中までフレンドK湊さんに着いていたが、もうあかん、ってことで千切れた。根拠はまるでないが、先週より全くキレが無い気がする(後にPolarデータを調べたところ、登坂区間の平均速度は約1km/h遅い)。
最後は、初めて走る館川ダムルート。木々が生い茂った狭い道を結構な大人数で登るのは意外と新鮮な風景だ。アプローチまでは毎回、水田さんや志村さんが速過ぎない適当なペースを作ってくれており、過激なバトルは発生していないが、全然ついていけない。コケの生えた路面はヘロヘロダンシングでスリップしまくる。ボトルのオレンジジュースが空になった。水が欲しい。
坂がどこまで続くのかわからない。折り返してきた志村さんが仏様に見えた。
随分走った気がしたが、これでもまだ獲得高度750mなんだよな〜。
西平のコンビニで休憩。K湊さんには、「今日は控えめじゃん」と言われるが、そう映ったのであれば救われる。普段より走りが鈍いのは間違いないと思うが、その理由はこの暑さのせいであり、当然みんなも同じ条件。しかも、僕は比較的暑さに強いほうだと思っていたのだが。
その日の調子は、ランなら感覚的にも客観的にも判断する指標がたくさんあるが、自転車はホンッと判らないね。
昨日まで三日間練習をサボって完璧にサラ脚だし、アイアンマン疲れは消えたと思う。何らかの理由で自分だけ乗れていない、との見方は単なる弱音でしかない。
帰りの途中でふと思い出した。そうだ、三日前に献血したよ。それって影響あるかな?(・・・苦しい。)
2006/6/18 [パン・トラディショネル]
我が家でパンを焼くといえばもっぱらロールパンよりもフランスパンになっている昨今。毎回、理想象とは大きくかけ離れているが、自分らで作ったものはたとえ失敗作でもそれすなわち個性と思って食べられる。さて今回は、新たな試みを二つやってみた。イースト菌を入れないでこねて30分置く「オートリーズ」と、全粒紛を2割ほど混ぜてみたこと。オートリーズの間にドライイーストを予備発酵させるのに手間取り、30分を大きく超過。コシが強くなりすぎた。いつまでコネてもネバネバして上手く行かない。それとも全粒紛を混ぜたせいだろうか。いつもと違うことを二つ以上組み込むべきではない。判っちゃいるけどやりたくなるのです。
焼きあがりは艶がなく白っぽく、クープの形も悪く、発酵のし過ぎなのか、手粉の使いすぎか、スチームが足りなかったか、有り体に言って失敗! まあでも味にはあまり関係ないかも。
中は気泡が適度に含まれホドホドに上手くいった。「オートリーズ」と少な目のイーストでゆっくり発酵させたのが良かったかもしれない。

昼前にジョギング7km。なぜか非常に辛い。重い。苦しい。動かない。昨日の疲れが残っているにしては、酷すぎる。一体どうしたんだろう?

本日は、サッカーワールドカップドイツ大会、日本×クロアチア戦の日です。午後から某所での楽しいPartyを終えて、ブラブラ帰宅。夜10:00キックオフに、10分遅れた。どーってことない。
と、一応書いておかないと、忘れちゃうからね。先日も書いたけど。
クロアチアは、恐れていたほど強くは見えず、ランキング通りって感じだね。
日本は今日も、ゴールまで玉を持ってきたにもかかわらず、自分で入れようとしない。
こんな素人視聴者には知りえない、政治的なしがらみでもあるんだろう。
引き分けが決まった瞬間、諸手を挙げて喜ぶサポータが映ってた。あれ? 今日勝てなかったらもう絶望的と聞いた気がしたが、なぜ嬉しいんだろう?
勝った負けたで騒いでいる素人視聴者には知りえない特別な事情でもあるんだろう。
2006/6/19 [ブレスの頻度]
職場では暇を持て余しているのに、一昨日あたりから続く奇妙な疲労感は一向にとれない。鉛のように身体が重く感じる。実際に量ってみると、いつもより逆に500gほど減っており、デブのせいではない。やはり、噂に聞く通りアイアンマン疲れの余波がジュワーっと出てきたのだろうか。トレッドミルでは肺の苦しさも相まって相当しんどい。

某水泳バイブルに、僕の知らない新常識を発見した。200m以上のレースでは、ブレスは2ストロークに1回の頻度で行うべき、とある。マジかよ!
僕が普段行っている250m単位の練習では、大抵こんなかんじ。最初の25mはノーブレスか1回のみ。折り返しで8ストロークに1回。次の100mほどは6ストロークに1回程度。だんだん苦しくなって4回に1回が混じりつつ最後まで行く。とに角、ブレスは最少に、苦しくなったら行うというのが基本スタンスだ。
800mの柴田選手も、練習では確か11ストロークに1回という恐るべき間隔でブレスをしていると聞いていたので、なるべく我慢するというやりかたが決して間違った方向ではないと思い込んでいた。
ところが本番ではそれじゃダメらしい。ブレスを抑えて抵抗を減らすメリットよりも、酸素不足で疲労するデメリットのほうが大きいというのだ。最初の50mはほとんどブレスなしでも泳げるが、それが後にボディブローとなって効いてくる、だから最初からちゃんと苦しくない状況を作っていかなければならないのだ。
さて、バイブルの言い分と、いち素人スイマーの自論の、どちらが正しいかは明白なので、早速実践する。いきなり2ストロークに1回というのは、むしろ過呼吸という感じで却って苦しい。従来の我慢した末のブレスに慣れているので、1度に吸う空気の量が多いのだろう。4回に1回と、2回に1回を織り交ぜて泳ぐことにした(ちなみに3回に1回というのは、出来なくは無いけど好きじゃない)。
どう見ても、ブレスのし過ぎで抵抗が大きくてタイムが悪くなっている感じがする。だが疲れ方が穏やかな気もするのは発見かも。250m泳いでみて、意外とタイムは悪くなかったので驚いた。へエー。
続いていつも通りギリギリまでブレスしない方法で泳ぐ。あるある辞典のでっち上げ実験みたいにタイムが悪くなった。あれえ?
ただ、今日はスイムでもしつこい疲労感が抜けず、まるでやる気が出ないので、検証を繰り返す気分になれない。結論はひとまず持ち越すこととした。
2006/6/20 [体調異変について]
献血の影響というものについてもう少し調べてみた。すると、血液成分中、有酸素運動に最も関わる赤血球が、最も再生に時間がかかるらしく、完全に補充されるまでに3-4週間を要することが判った。僕の身体では、1日にたったの36ccしか増産されないとのこと。ヤクルトの半分かよ!
つまり、まだ標準より8%ほど不足気味なのだ。赤血球の量については、ドーピングにも強く関わるくらいだから、パフォーマンスに影響があると見ていいだろう。12日後には次のレースがあるので、造血を促進せねばならない。ということで、エミネトンという増血剤を買って飲む。つまりは、貧血気味の女性が主に飲むフツーの薬で、ドーピングには引っかからない。

ところでここ1ヶ月以上続いている肺の息苦しさは、ひょっとすると「肺気腫」という可能性はないだろうかと疑っている。
肺気腫になる原因のほとんどは煙草で、しかも高齢でないと発症しない。煙草を吸わない場合は60歳以下の発症で「若年性肺気腫」と言われる。難病である。60歳で若年性かよ?
なので限りなく可能性は低いのであるが、その点を除くとあらゆる症状が当てはまる。軽度の場合は自覚症状が無いとか、 運動で息苦しさを覚えるとか、咳、タンは通常伴わないとか、やる気が出ねー、とか、風邪を引きやすく、しかも長引くとか、そもそも、自分の感覚として、肺の半分くらいが塞がって機能してないような感じで、まさに肺気腫って感じなのだ。
困ったことに、原因不明で治せない。唯一の効果的な予防治療法は、「煙草をやめること」である。最初っから吸ってない人間にとっては、どうしようもない。
というわけで、これといって治す方法もないので、どちらにせよもうどうでもいいか、という気にもなっている。
2006/6/22 [ヘマトクリット]
献血の結果がきた。巷でよく話題になるヘマトクリット値は42.3で、並以下って感じ。赤血球も少なく、素質なしってことが判った。コレステロール値は相変わらず高い。

みやぎ国際七ヶ浜の出場決定通知がきた。申し込みが間に合ってよかった。一昨年出たときはバイクが周回コースだったが、今回は完全折り返し×3である。おそらくアップダウンが少なくなっている。残念である。またしても100人足らずの大会なのかな(悲しい)。
ところでこの大会、奇妙なことに参加費がいくらなのかわからないし、どこへ払い込めとも言われていない。どうすりゃいいんだ? 当日払いなのか?

相変わらず、トレーニングで体が重く、しんどく、スッキリしない日が続いている。3種目全てで見られる現象なので、気のせいではないようだ。今日のシロモトでもそのかったるさに加え、70%HRMaxレベルですでに肺の息苦しさが台頭してくる。トレッドミルでも依然として14km/hが限界だ。こんな状態では、とてもショートで戦える身体ではないが、スピードレースでノンビリ派に徹するような性分でもないので、10日後に迫った七ヶ浜にどのように挑んだら良いのか困った。こんな奇妙な悩みは初めてかもしれない。
まあ、行けるだけ行くしかないんだろう。
2006/6/24 [三度目の正直]
梅雨真っ只中にも関わらず、程よく晴れている。最近、追い込むのはいろいろしんどくて億劫になっているが、この晴れの機会を逃せば激しく後悔するだろう。朝6時前、ワールドカップ韓国×スイス戦の最後を見届けてから家を出る。曰く付きの追加点、韓国もついてない。こういうシーンではタラレバを語りたくなる心情も理解できる。が、「前半ロスタイム終了間際に入れられなければ・・・」などと、日本×ブラジル戦でこぼしているサッカー評論家、それタラレバかよ? そういうことを性懲りずに言っているから、腹がたってくるんじゃないか。
いかん、ショもないサッカーネタはいかん。スルーせねば。

大集団を形成しヒンシュク気味だった先週の走りを反省して、当初から2組(6+6)に別けて走る。のっけから水田さんの強力な引きで限界速度だ。返杯(さらに倍)とばかりに大浜さんもどえりゃー飛ばす。快走ペースなんてどっかへ行ってしまい、二人のインターバル練に付き合っているような感じ。リマ上原さん(仮名)は涼しい顔で役目を果たしているが、その他3名は(たぶん)急速に弱りつつある。ほんのり向かい風の中を、常時40km/hオーバー、最高50まで出た。幸か不幸か信号ストップも少なく、一気に清澄まで。諦めずに食いついていただけでもエライ! と自分を誉めてあげた。当然のように清澄坂からスパートする二人。さすがの上原さん(仮名)も途中で着き切れて姿さえも見失ったという。
頼むから献血か何かしてきて下さい。
遠回りして亀井のローソンに到着し、後続隊と合流。暑いんだけど何も飲む気がしない、いわゆる熱中症パターン。これはヤバイ。食い物もノーサンキュー。ぶっかけ用ボトルの水を頭から浴びる。先々週の震えるほどの寒さが思い出せない。
続いて、三週連続となる横松郷ルート。脚が残ってないのは言わずもがなだが、今日の調子はそんなに悪くない予感。二週続けてのふがいない走りのイメージをいくらかでも払拭したい。歓談しながら横松郷ルートへ入るが、途中からクイっとのぼりがキツくなって坂道開始。うーん。10秒で干上がった。放り投げないようにひたすらペダルを回していくだけ。
後でPolarを見てみたら、意外なことに先々週上った時とほぼ同じペースだった。枯れた脚で上った割には悪くない。ポジション的には先週と同程度なので、先週が特別遅かったわけでもなさそうだ。単に弱いだけということが判明。それはそれで、悲しいものがある。「ふがいない走りのイメージ」は、そのまんま。

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いつのまにか、ツール・ド・ちば なんてのが出来ている。残念なことに、銚子トライアスロンとかぶった。一応要項を見てみると、1日100km×3日の結構タフなコース。僕の練習コース付近も若干走るようだ。考えてみればこれはかなり本格的なレースではないか?
と思ったら、サイクリング大会みたいだ(だよなー)。がっくし。しかも三日で25000円。これで宿泊費を含まないんだから、かなり割高に思える。エントリーしないで走るのが得策かもね。
どうでもいいけど、トップページの筆文字のタイトルは、どうみても「シール・ド・ちば」。
2006/6/25 [物欲ばんざい]
昨日の練習は自分としてはかなりハードだったようで、あちこち筋肉痛なうえに(上半身はスポクラのせいか)夕食後も気分がすぐれず、度を通り越してグアイワリー領域なので、今朝の物練は諦めた。朝起きた時点でスッキリしていればドタ参するつもりでもあったけど、予想通りダメだった。よくみんな走れるなあ。

VXRS以来、最近は思い切った買い物をしていないし、買いたい物も見つかってなかった。ボーナスも無事出たことなので、結構むりやり「買いたい物」としてリストアップしたのが、ディスクホイール。昔からずっと高嶺の花と思ってあえて遠ざけていたが、そろそろ買ってみてもいいのではという気がしてきた。きっかけは、オロロンのバイクコース。五島と違ってかなりフラットとのことで、ディスクがかなり有効にも思える。
買うとしたら僕の場合ZIPPの900以外に選択肢は考えられないのであって、なんせディスクホイールの中でピカイチにカッコいい。ディスクって、ヘタするとカッコワリーのだよね。ま、乗り手次第とも言えるけど。
カッコいい=ナチュラルリゲイン効果という構図は無視できない。
2006/6/26 [2年前の自分に勝てるか]
6月はIM休養期間も含むため練習量や練習時間があまり伸びてないが、トレーニングデータ表の埋まり具合はパッと見で普段とかわらないことに、我ながら気づいた。一回の練習はちょっとだが完全休養日は少ないのだ。最近疲れ目なのはそのせいではないかと思い始めた。IM後の休養が実際は不十分なのかもしれない。過ぎたるは及ばざるが如しとは、僕には一生関係ない言葉だと思っていたけど、少しは疑うべきなのか。それでも、何もやってない日がすでに9日もあるんだけど。毎日コツコツやっている人から見たら、ちゃんちゃらおかしいレベルだね。

2年前のIMは、今より72分も遅いタイムだった。その後に出た七ヶ浜のショートレースは、しっかり全力を出し切れ、かなり納得の行くレース内容だった。はたして、今週末の同レースで2年前の自分を上回る結果を出せるだろうか? 殊更ロングに特化した練習をしてきたわけではないので、このショートのタイムは当然更新しなければと思っている。だがはっきり言って、全く自信がない。IMではその実力差をはっきりと感じ取れるのに、ショートでは何一つ自信に繋がるものがない。これはどういうわけだろう? それほどまでにショートとロングは違いがあるのだろうか。2年間で培ってきたものはショートには生かせないのだろうか。
緊張するレースになりそうだ。
2006/6/27 [慎重を期して]
トレッドミルで10kmを走る。もし途中で挫折したら、レース前に大いに自信を失うことになるので、慎重に準備をした。最軽量ウェアを選び、レース用シューズに履き替え、水を手元に置く。自前の心拍計をつけたら、トレッドミルのパネルに心拍数が表示されることに気づいた。このトレッドミルにはPolarのロゴが入っているので、無線を拾ってくれるらしい。隣の人のマシンにも標示されているのはご愛嬌。
スピードは安全パイ(のはず)の14km/h一定。始まりは135bpmで、徐々に上がって最後は一瞬160bpmまで上がった。肺の苦しさは何とか乗り越えた。暑さが少し堪えた。
2006/6/29 [ホイールバランス]
珍しく、トレッドミルでゆっくり走った。12km/hで1時間。ノンビリ走ると気持ちいいということが判った。いまさらですか!

ホイールバランスについて、よく話は聞くけれど意識したことがなかったが、どうもディープリムはバランスが悪いことが多いらしい。たまたま手元に板鉛があったので、試しにZIPPを調整してみる。すると、フロント23g、リア27gものオモリを仕込まなければならないことが判った。スゲー重いじゃん。どちらもバルブ側に重さが集中しており、その重さでクランクも回してしまうほどだ。んでもって、バルブと反対側の、ちょうどZIPPロゴが貼られている位置に板鉛を貼る。27gにもなると、いくら鉛でも7cm四方くらいの大きさで、ローハイトのリムだったら貼るところが無くて困る。58mmのディープさをもってしても、完璧にロゴが隠れた。スゲーカッコワリーのだが、全くブレずに回るようになったので、これで七ヶ浜を走ってみることにした。

途中で剥れるなんてことは、起きないですよね。
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