2008年 4-6月
さらに遡る
2008/4/4 [コドモ医学ミステリー本]
「医学のたまご」(海堂尊)という小説がバカウケだった。
中高生向けに書かれたとあり、親しみやすさからか横組みであることや、漢字にはふりがな付きなど体裁上は思いっきり敷居を低く構えているのだが(それと比較的安い)、実際は大人にこそウケそうな話が潜んでいたり、ガキの会話としてありえない賢さなどリアリティの希薄さも全部確信犯的で、本音は子供相手の本なんかじゃないだろう。しかも、そういった想定自体が物語の内容を象徴するあたりが絶妙だ。
中学生である主人公がふとしたことから大学病院でいきなり医学の研究に関わることに・・・という話なんだけど、無理難題に直面したときの右も左も判らない彼の心境は、医学部出身じゃないほとんどの読者にとってもやはり同じであり、チンプンカンプンな専門分野に抵抗なく読者を誘導する上手い方法だなと思う。でも実際は医学の話というより組織の中の歪んだ人間関係が主体なのだが。
気まぐれで買った、やはり高校生が主役の「冷たい校舎の時は止まる」(辻村深月)という小説があまりに稚拙でダラダラと独りよがりに長くウンザリして下巻の2/3まで来たにも関わらず放り投げてしまった後に、このスーパー中学生の小気味良い奮闘ぶりが実に際立った。アップテンポでもっと続きが読みたいと惜しみつつあっという間に読了する点も好対照。
主人公は小学生向けコミック「ドンドコ」の「ハイパーマンバッカス」が愛読書。こういう何気ないネーミングのセンスが純粋に共感できるし、アイデアマンで計算高いエンターテナーだ。現役の病理医というこの作者は、「チーム・バチスタの栄光」という処女作ですでに一躍話題の人となったらしい。そういえばこのタイトルは聞いたことがあったが、アホなことに僕はパチンコ師がスターになる話なんか反吐が出る、と思い込んでいた。ただ「バチスタ」と聞いて心臓手術と判る人はどれほどいるだろう。
あいにく僕はアタマの性能の都合上医学の道という選択肢はあり得なかったが、宇宙ほどの神秘が詰まっていながら同時に最も身近な存在でもある人体科学は興味深い分野だ。この作者の本はいずれ全部読むことになるだろう。今ちょうどバチスタの話を読んでいるが、「医学のたまご」ほど小説としての洗練さを感じないのがちょっと残念。
2008/4/5 [ペース走ならず]
かすみがうらマラソン2週間前。調整用としてハーフくらいのレースが都合がいいんだが、組み込み忘れたので、少しカツを入れて走りますか。
30km走のつもりで走り出したが、スピード練の不足に不安があったので途中で23kmをサブスリーペース走目標に切り替えた。いつもの11.5kmコースを2周する。スパッツの太腿部に150円を入れておく。脹脛は肉離れ予防の為にテーピングをした。4kmくらいで早速剥れ落ちた。1周目が52分23秒(キロペース4分33秒)と序盤のスローペースを差し引いたとしても遅い。サブスリーペースはキロ4分15秒。 2周目はスピードアップ。以前も感じたことだが思うようにスピードが出ない。遅い分心拍数も順当に低いので、やはり足回りにボトルネックがありそうだ。結局150円は今回も使わず、2周目を平均4分10秒ペースで走り終えたが、脚運びの感覚的にはかなり全力疾走っぽい。とても3時間は持たない感じだ。んー、練習となるとそんなもんかな。ハーフマラソンよりは遥かにヌルい練習で終わってしまった。どうしてもリミッターを外せない。これじゃカツが入ったとは言えないな。
2008/4/6 [やっぱり9周ですが?]
物練遅出班。珍しく9時出発。朝にゆとりが出来て助かる。日曜は首都高も混まないのでアクセスも最短。
桜満開。イージーペースで亀ローまで来た後、3UP練10周に決定。モリモリから12周というリクエストが出たがこのコースを12周はキツイので阻止する。
1周目はほとんどお散歩ペースだったが、どうしてもトイレに行きたくなって東屋へ立ち寄る。モリモリ率いる大集団(3名)からは決定的に遅れてしまい、終始単独走確定となったが、50kmトイレを我慢するよりはマシだろう(あとでモリモリに、「キーミーはー周回練ってもんを判っているのかぁああ〜ん?」と厳しいお叱りを受けたが)。
5周目過ぎから急にタレ始め、下りでスピードが乗らず、東屋前の緩い上り区間が遅い。その割に心拍は低い。いいかげんイヤになってきた。あと1周というところで、松井さんに「終わりだよ〜」と言われる。あれ?まだ9周しか走ってないよね。しかし異論を唱えているのは僕だけのようだし、モリモリも自信を持って10周終わったと言う。ラップ押し忘れたかな。最終周をオールアウトせずに終わることになってしまったが、かなりくたばっているのでちょうど良かったかあ〜。
と思っていたが、帰宅後Polarを見るとやはりどう見ても9周分のデータしか無いぞ。
Lap
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Laptime 10:55 9:27 9:24 9:23 9:14 9:29 9:35 9:33 9:36
HR avg
112
132 140 140 142 142 140 139 139
平均/最大心拍 136/155bpm 平均/最大速度 31.9/54.3km/h ↑494m
このコースを走ったのは1年9ヶ月ぶり。前回の三上練では集団走で1周8分を切っており、今回がいかに遅いかが判る。それだけでない。後先考えず飛ばしたつもりだし、だからこそ後半タレたが、 心拍数は今回のほうが10bpm近くも低い。
自転車の脚力は一頃よりまだまだ落ちていると言えそうだ。
2008/4/7 [おじさまのあなたが好き♪]
とかいうウンコなメール最近多いなあ。
なんだよ俺がオヤジだってことまでバレてんのか? と思えば、「俺はクルマも10台くらいは持ってるけど」とか、おい気色ワリいんだよオカマ掘るぞこのボケがぁ。神経がささくれ立つことばかりだ。インターネットって、ホントに欠陥だらけだ。
ささくれ立つと言えばですね、どこぞのカイシャのコンプライアンス強化とかでとんでもなく愚なウィルス基幹ソフトを入れさせられ、大変参っておる。このウィルスは強力で、2プロセッサのXeonをたちまち80286Win3.1並なスピードに退化させ、パスワードを1日20回は入力させ、フォルダの中を緑色のアイコン一色で埋め尽くし、ファイル検索と立ち上げに途方も無い忍耐強さを要求し、そしてブルー画面と共に落ちる。はらわたは煮えかえりささくれどころの騒ぎではないわ。もうアホかと。 穴掘って埋めるナチ拷問かと。
2008/4/9 [そんなことで決めるのか?]
「バチスタ」は案外イマイチだったので、とりあえず次の本は別の作家を選ぶ。

全くの行き当たりばったりでこの本を選んだ理由。
タイトルの魅力・・・5点
装丁デザイン・・・3点
作者の名前・・・2点
文字のフォント・・・1点
書き出しの1行・・・2点
それらの選択眼が結局見事にハズれることの怖れ・・・ -3点
合計が及第点に達したので購入。
作者の名前は十中八九ペンネームだろうから、自ずと作風や理念を映し出していると思うんだよね。こないだの「辻村深月」ってのも、そういえば少女漫画のヒロインそのもの。迂闊だったよ。

さて、今度の本はアタリかな〜。
2008/4/10 [BRICsの次はMENA]
どうなるガソリンの値段。4月に入る前は散々、ガソリンスタンドはお客様の混乱を避けるため赤字覚悟で値下げをせざるを得ないなどと同情を引くようなことを言っていたが、現実は25円キッチリとは安くせずに儲けているところが多いに違いない。商売人が消費者より狡賢くないわけねーだろ!
元はと言えば原油価格がここまで高騰してなけりゃこんな混乱も無かったんじゃないの? なんて思うが、ガッポリ儲かっている中東諸国の開発ラッシュは破竹の勢い。そんな彼らの発展を羨ましく眺めているのも、精神衛生上よろしくない。
ということで、こやつらの利ざやを少しはおこぼれ頂こうと、アラブ諸国方面のファンドを買うことにした。円高でもあるし。また、アメリカの動きに一喜一憂することもない。ある意味これは精神的分散投資だ。
資料を見ると、ドバイの破天荒な大事業が印象的なアラブ首長国連邦って、人口たったの440万人だってさ。横浜市が確か、360万だっけか。けっ。

ついでに、バーレーンって人口70万ちょっとだってよ。その辺の指定都市選抜チームになんで負けるんだ?日本の男児は何をしているんだ? わからん・・・。

※MENA=Middle East(中東) and North Africa(北アフリカ)
2008/4/12 [ひとやすみ]
忙しいというのではないが、アタマがフル回転するシゴトが二週間ほど続き、一つのことにしか集中できない性格なので、完全に気持ちがシゴトへ移ってしまった(というかフツーの人はそうですか?)。悪い姿勢で一心不乱に画面に没頭するものだから、坐骨神経痛が急激に現れだした。昨日やっと一段落し、今日はもぬけの殻というか高麗人参を収穫した後の畑状態。物練も長柄練も行かずにサボる。皆様と脚力差は開く一方だ。

バターが市場から消えているという深刻な状況をドイツ方面から聞いていたが、日本もそうだとは知らなかった。近所のヨーカドーにひとっつもないんだ。一頃、牛乳が供給過多で捨てているというもったいない話を聞いたばかりだが、上手くは行かないものだな。バターなどという日常欠かせない食品を、天下のヨーカドーが店頭に並べられないというのは密かに忌々しき事態ではないかと思うのだが、TVのニュースではとんと見ない。食糧の安定供給に関してここ日本では安泰と思い込んでいるが、案外脆いものかもしれず、神話崩壊の前兆ではないか、とは勘ぐりすぎだろうか。洞爺湖サミットは環境ではなく食糧をテーマにしようとの提案も出ているらしいが、まさにタイムリーな気がしてきたぞ。

先日買った「食堂かたつむり」が料理の話なので、何か作りたくなって、昼に残り物でトマト系パスタを作ったら珍しく自分で満足いくものができた。いつものホールトマト缶は使わずに、プチトマト、トマトピューレ、ドライトマト入りバジルペーストをブレンド。隠し味に干しオキアミをぶっこむ。フレッシュなトマトと濃厚なペーストが補完しあった感じで、甘く深みのある味に仕上がった。オキアミが効いたかは謎。
夜はふと思いついて卵焼きを作る。僕のレパートリーは4年間の大学生活から進歩が無い。太巻きに見立てて、中にきゅうりときくらげと明太子を入れて巻きこんで焼く。欲張ってデカくなりすぎた。
2008/4/13 [未だ暗中模索]
やっぱり昨日走っておけばよかった。朝4時半に勇んで起きたら雨が降ってる。二度寝決定。でも物練はちゃんとあったみたい。
幸い午後には雨が止んだので、夕方近くに舞浜周回練。結構寒いので驚く。デズネーリゾート横の道1往復約7kmを5周する。この単調な道をイージーで走ってもつまらないので精神的にキツイ。DHバー無しだと全然進まねー。周回区間Aveは33km/hに留まる。体力の無い正月に6周したときより断然遅い。落ち込むなー。こういうド平坦では、いまだにこのドロップハンドルというやつの有効性が判らないので力の入れ方なんかもピンとこない。一体何年乗ってるんでしょうか?
2008/4/15 [動くトレッドミル]
にわかに体重が減ってきた。大体0.8kgくらいは減った。特別変わったことはしていない、というより怠け気味なほどなのに。恐らく職場の室温が急に高くなってきて、安静時の代謝が増えたためだろう。暫らくして、クーラーが本格稼動するようになるとまた逆に寒くなる。チームマイナス6%なんてちっとも意識しちゃいないうちのオフィス。

週末のフルマラソンに向けトレッドミルで最後の1時間ペース走。直前にちょっとやりすぎか? 心拍を測るつもりだったのに忘れた。館内が暑かったので結構心拍は高かっただろう。体重は減少しても身軽さはむしろ遠のき、相変わらず楽なレベルとは言えず、ザコッツィが酷くてフォームに影響する。
今日みたいに1時間走りつづけるとトレッドミルがいつの間にか20cmくらい前進していることにこの頃気付いた。長年使っていてずっと気付かなかったのも不思議だが、横並びのマシンの1台だけ妙に前に出ちゃってる。ほとんどの人は10km/h以下でしか使ってないから動くことは無いようなのだ。僕は靴音をほとんど立てないで走るので上下動がとりわけ激しいためでは断じてない。
一度気になり出すと、前の列のマシンにぶつかるんじゃないかとハラハラしてくる。ちゃんとアンカー打ってくれよな。
2008/4/18 [昨年より向上したのか]
今週末はかすみがうらマラソン。もうじたばたしてもしょうがないところに来てしまった。

昨年、1月からかすみがうら前日まで3.5ヶ月間のラン練習量は一日平均5km。レースでサブスリーを目指すも、3時間7分と惨敗した。
同様に今年の練習量をみると、一日平均6.7kmと、34%のアップを果している。
結構増えたように見えるが、元が少なすぎるので目標としてはまだまだ未達成。サブスリー条件の一日平均10kmには遠く及ばず。現に、正直なところこれで7分縮められそうな実感はまるで無いし、ヘタをすると後半潰れて昨年より悪くなる可能性もありうる。
7分というと単純計算で1kmあたり10秒短縮だが、キロペースを10秒速めるわけではなく(4分5秒は無理だ)、要は終盤でタレない走りが出来るかが鍵であり、これは実際にやってみないと判らない、という点にむしろ望みを繋ぐ。

でもなんだか脚に疲れが溜まってるんですけどー。
2008/4/19 [流行ってたらしい]
作者の小川糸さんを今朝TVでたまたま見かけた。「食堂かたつむり」の主人公としてイメージしていた人そのまんまだ。
レストランでバイトしていた程度でなぜ世界中のあらゆる料理と食材に精通しているのかとか、設定に多くの矛盾を感じるものの、食に対する意識が変わって面白い。本人もコメントしていたが、確かに実用的なところで参考になりそうな本だ。人生の指南書と捉えるとほぞを噛むことになると思うが。
世間では持ち上げられているようなので、辛口な感想を。

「美味しんぼ」などもそうだけど、料理系の話に共通してよく感じる不満がある。
まずその1、美味しいということは絶対的尺度であるという前提。アートみたいなもんで、それを否定することは否定する者のほうに理解が無いとされる。でも人間、好みなんてものは十人十色であるはずだ。いくら世界的に著名なデザイナーが素晴らしい商品デザインを生んでも、「あ、これ僕嫌いだから」の一言で簡単に斬り捨てられるシビアな現実がある一方で、こと料理に関しては「美味いものは美味いに決まっている」のだ。そうだろうか?
ここでの「料理」とは自己表現のステージなどではなく、誰かのために作るもの。誰かを喜ばせたいもの。たまたま、商業デザインなどと比べて好みの分散が低いだけであって、それはあくまでアートというよりもデザインというスタンスであろう。
だから、美味いものはどんな人でも心を動かす、という話が出てくるたびに、ちょっと傲慢で手前味噌だなと感じるし、ワンパターンで先の読めるシナリオだと思ってしまう。味音痴って奴も五万と居るのにな。例外ではなく僕も、コメの美味さって奴はほとんど理解していませんけどね。

不満その2、美味しさの追究とは、いかに食材の良さにコダワり、妥協せず丁寧に誠心誠意作るかってこと、とする考え。バカ正直は美徳であり、冷凍食品や電子レンジは使わず、化学調味料なんて言語道断。
んなこたぁ誰だって分かっとる。しかし、生業とする以上は全てにコストとのバランスという条件が不可欠。それを無視して完璧さを追究しているだけでは片手落ちであり、知恵が盛り込まれていない。単なる知識だ。それで蕎麦屋でもやってみようと起業して失敗する例と、この食堂かたつむりの歩みは同じに見える。採算が取れるくらいなら誰だってやってる。金に糸目をつけない三ツ星レストランではない、「食堂」という名に相応しい庶民的な金銭感覚でメニューを考えなくてはならないし、そこにこそ知恵やアイデアが活かされる。そのあたりがこの物語にはスッポリ抜け落ちている。親切で私利私欲の無いおっさんが何でも都合つけてくれたってことになっている。お客とは事前に面接をしてメニューを決める、というやり方が唯一救いに感じるところだが、それをどう反映させ解決していくかは曖昧。
つまり、毎日の学校給食を150円とかで作っている現場の話などとはまるで無縁なのだ。最近ニュースで、物価の急騰により食材費を泣く泣くアップせざるを得ません、ととある給食センターの人が話していたが、その値上げ幅はたったの3円。えーっ? 3円くらいで悩んでいるならとっとと上げればいいじゃん、って思うわけだが、それこそ部外者の身勝手で安直で無知な意見なのだ。
わずか3円のなかに込められた知恵とはどんなものだろう。
2008/4/20 [レース日]
かすみがうらマラソンレースレポート。
2008/4/21 [足りてない?]
昨日のレース後は例年どおり3人で土浦駅デパの中華食堂に突撃、2時間以上かけてこってり中華をみっちり食べ続け、ビールもジョッキ2.8杯飲み(自分としては多い)、苦しいほど腹一杯でその割に一人3000円と安かったが、家に帰って体重を量ったら今朝よりまだ1kgも軽かった。なんでー?
レース中の補給が足りてないのかなあ? 体重減少の多くは汗だと思うが、気温は10℃前後と寒かったし、ほぼ全てのエイドで水は摂ったから、極端な水分不足は考え難いのだ。Polarによれば2400kcalのウンドーになったらしいが、脂肪で言えば実質せいぜい100gってとこか。
水は摂ったけど食いもんは摂ってない。唯一、ポケットに入れていたのがカーボショッツバニラ味1本。グリコのBCAAタブ8個は大したカロリーじゃない。最後までペースを維持できないのは、もしかるとエネルギーが枯渇してしまったからなのか? でも普通マラソン選手は、レース中にバナナ1本食わないよね? 基本的なことを案外全然判ってなかったりして。
今朝は、山積みされた煮魚弁当を一つ取り出して食べようとしたら汁が服に垂れて、ティッシュで拭いていたら目が覚めた。ハラペコだったらしい。フルのレース後にこんなことは結構珍しい。

後で気付いたが、去年のレポートでも家で量った体重が朝より1.7kgも落ちていた、と書いてある。んー、これは問題点に気付いてなかったかもな。
2008/4/25 [ハンドル高さ変更]
僕のTIMEはトラ用を第一に考えているので、コラムスペーサーは一つもない。もっとハンドルを下げる方法がないか知りたいくらいだ。ところがふと思った。これってロード用としては低すぎるのかな。タダでさえ腕が短いのに(泣)。
そこで、ステムをひっくり返すことを思いついた。ロードでは上向き、トラでは下向きに使うと決めればどうだろう。実際にやってみたら簡単に出来た。よくは判らんけど2cmくらい上がった感じ。しかし、ロゴが引っくり返ってしまった上に、ステムが随分と上向きにそそり立ってしまい(当然だが)、カッコワリー。凄く遅そうなマシンに見える。タダでさえ遅いのに(泣)。

再調整したマシンを早速明日の物練で試そう、と思ったが、どうもマラソン以降体調が崩れて風邪の一歩手前なので止めることに。そもそもマラソンで撃沈し、その上シゴトも不調で精神的にも何かとズタボロ・・・。
いかん、ヤルキナシオスパイラルだ。

聖火ランナーでも見て元気を取り戻そう。
2008/4/26 [ぜーんぶ見た男]
そんなわけで、朝から聖火ランナー中継を見て過ごす。スタートの星野監督から、ゴールのみずき選手まで、各局をザッピングしながら意地でも見る。何でこんなに執拗に見たがるのか。やはり、人が走る姿ってそれだけでどこか魅力的なのかな。一番見たかったみずき選手のときは、10chの片隅に小さくでているだけで、その他どの局も全く中継なし。しかも、聖火台に火が灯る記念すべき瞬間はCM中。なんだくそー!
沿道は至る所「自国万歳」と叫び赤い旗を振る勘違いな人々で埋め尽くされ、長野はすっかり占拠されちまった感が否めない。自分らのことが全く見えてない国民だなとウンザリするものの、警官たちの綺麗な隊列はなかなか面白かった。ただ、長野ケーサツの赤地に黄色のロゴのカラーリングの帽子は、まるでお仲間みたいでいただけないなー。意図的?

フルマラソンの後遺症なのか、未だ疲れまくっているのと、腰骨辺りや膝関節がギシギシ痛くて駅までのダッシュも出来ないし、ちょっと立ち上がるだけでも一苦労。重症だ。
2008/4/27 [期間限定の味]
タケノコをご近所さんから頂いた。素焼き、天ぷら、炊き込み御飯にして食べる。
タケノコは季節モノでありながら、とてもメジャーな食材。しかしこんにちの技術をもってしても本来の美味しさを二日と保存できない、つまり1年を通してほとんどはタケノコをタケノコの味として食べていない、という点で類を見ない存在と思う。
最近我が家ではタケノコは一切アク抜き処理をせず、生のままダイレクトに使うのがスタンダード。本来の味を損なわないよう、なるべく手を加えないためだ。それに簡単だしね。
以前「ためしてガッテン」だったか、「下茹で処理は、実はアクを抜く効果は無く、これ以上アクが生まれないようにするためのものだ。つまりアク止めである」ということを聞いたので、なーんだ、じゃあすぐ食うんなら茹でても意味ないじゃん、と思ったんである。つまり茹でるのは保存の為の知恵である。なにぶん結構昔の情報であり、記憶も曖昧なので正確さには自信がないが、ま、つまりはそれがきっかけで茹でずに調理してみたら、断然美味いことが判ったのである。実際のところ、茹でるとアクが流れ出て若干えぐみは減るとは思うが、同時に旨味や風味、歯ごたえも粗方すっとんでしまうと思われ、そのダメージの方がナンボかでかい。
タケノコのえぐみを嫌う人は多いが、主張の強い野菜が好きな僕はむしろ多少のえぐさは大歓迎。というか、毎年この一瞬だけの味を楽しみにするうちに、タケノコらしい味を益々追い求めるようになり、喉がイガイガしようと何でも来いというスタンスに変わりつつある。それはまさに、キノコ好きが高じて、行き着くところ毒キノコと判っていても命と引き換えに食べたくなってしまう心理と似ているのかもしれない。ちなみに毒キノコは毒成分が同時に旨味成分だったりするのでとても罪だ。
まあでも少なくとも、下茹で処理しないと到底食えない代物、という先入観を持った人はまだまだ多いと思う。
特にタケノコの天ぷらは下茹で厳禁。いやーほんと美味だね。
だが、腸だけは主人と反対意見らしく、日頃頑丈な胃腸をもてあます僕であるが、なぜかこのタケノコに対しては弱くて、下痢した。素焼きを青臭いまま食いすぎたからかも。

夕方、ステムをひっくり返したマシンで試走する。ハンドルが高いって、ロードレーサーの気分。高回転を維持したくなるね。もしかして、股関節の角度に余裕が出来て、実際に回しやすくなるのかも。間違いなく今までよりポジションは楽。単純にこれは良いことと思っていいのかもしれない。そこそこの頑張り度の割にはアベレージは良かった。
舞浜でVWのブガッティ、Veyronを見かけた。無茶苦茶カクイー。このクルマ、フツーに売ってたんだ!?
2008/4/28 [完全復帰できない]
8日ぶりに走る。ザコッツィと膝裏の筋、それに腰と、トリプルで痛い。8日も経つのに全然治ってない。かなりギクシャクしながら、我慢大会のトレッドミル。何とか10kmは続けるつもりだったが、8km過ぎに脹脛が急にピキっと来たので緊急停止。そういえば去年も肉離れで悩んだんだった。
フルの後はもっといわたって走らねば。
運動をしてないのに体重がさらに減ってきた。スイムの筋肉が落ちたかな。
2008/4/29 [亀シュー腰痛練]
今日からGWがスタートぉ!(私の場合)

朝5時、腰がかなり痛いことに気付く。昨日のトレッドミルはやはり無理があったようだ。脊髄の神経が触って足が痺れる感じがする。
本日の物練はDNSにせざるを得ないってことじゃあーりませんか。
格好の理由が見出せたので、寝よ寝よ。と二度寝を決め込もうとした矢先、天の声が。「何だかんだといい訳ばかりつけて、サボってばかりっすね」と、どういうわけか大浜さんに呆れ顔で指摘されている場面を想像してしまう。うっ、図星、こんなことだから一向に強くなれんのだ。

と言うわけで踵を返し、物練へ。GW中であるが、果たして首都高は普段より空いていてスムーズにデポ地に到着。来て良かった。準備をしていると、「あれー? 無茶苦茶久しぶりじゃないっすかー」とデカい声で大浜さんから屈託のない一声がかかる。よかった怒ってないみたい。
内輪練なのに15名くらい?集まった。僕にとっては久々の大集団で、やはりチーム練っていいものですね。皆さんに温かい言葉を頂き、元気を存分に分けてもらった気がする。

奈良さんや二郎さんも混じっているので初っ端からハエー。かなり飛ばして息絶え絶えに亀ロー到着後、お山行きと亀大シューの二手に別れる。坂道でのペダリングは腰に差し込むような痛みが走るので、お山は身体に悪いだろうと判断。大浜さん起案の周回練は、今回BR1様二名 [間違い、三名でした] 含む少数精鋭部隊であり無謀とは思ったがこちらを選択する。

亀大シュー(8.8km)8周スタート。最初の3,4周はゆっくり行くと聞いていたが、すぐに上村さんがパーっと一人逃げするウエパー状態なので(無理がある?)、後ろはどうしても黙って見ていられない。2周目に入ってすぐにスピードはガツンと上がり、先頭交代には早々に加われなくなった。腰に響くのでガツンと踏み込めず、急な速度変化に対応できず、千切れかかること数回。
奈良さんが集団に加わらず数m後ろで単独走練みたいなことをしているので、集団はかろうじて異次元な速度域には達していないものの、いったん吸収した上村さんが坂でウエパーに変身するのでたまらない。
ツキイチ固定で走っていたら少し余裕が出てきたので、一度だけ先頭交代に入ったら(気まぐれですみません)、一気に使い果たしてそのままご臨終する寸前だった。身のほど知らずなことはするもんじゃない。
3周目。一人遅れて来た河野さんが混ざる。後方を平和に走っていた奈良さんが、途中で活を入れるためにロケット噴射して前に出て行く。ギャーヤメテクダサイ。腰痛のためへっぽこダンシングで心拍数164まで上げてなんとか喰らいつく。練習では滅多に上がらないゾーンだ。どう考えても、山行きよりこっちのほうが身体に悪い。だが、ツキイチでもかろうじて着いていけたので僕としてはなかなか頑張ってる方じゃないでしょうか? もしかするとこの逆さステムが功を奏しているのかもしれない。
だが意外なところで終焉を迎える。全員が少々疲れてきたこともあって、このスピードにも徐々に慣れてきたと思っていた4周目の半ば頃、左脹脛がピキーンと強烈に攣ってしまい走行不能。
Lap
1
2
3
4
Laptime
15:18
14:00
14:24
DNF
HR avg
133
149
147
133
やや走り足りない気もしたが、ちょうど離脱するつもりだったという数名と一緒に帰ることに。ところが、これまでの腰の酷使が少しずつ見返りとして襲ってきた。益々痛くて踏み込めない。引き返して正解だったな。河野さんの鬼引き、小湊さんと慈朗さんの掛け合いなどもあって帰りも速く、これはキビチー。
デポ地に帰ってきた頃は自転車から降りられないほど痛くなってしまった。これはヤヴァイ。しばらく廃人決定だ。GWはちゃんと練習できるのかなあ?
2008/4/30 [足踏み]
ヨウツベは見たこと無いけどヨウツウは辛い。

安売り店でしっかりガソリン満タンにしてきた。別に渋滞も混乱もしてない。報道は煽っているだけに見える。何に対して煽っているのかが判らんが。
それにしても、国会で決まったことが、その数時間後にすぐ施行されるって凄くない? 取られた宝物をムキになって取り返しているガキみたいだ。市場の混乱を防ぐ気がホントにあるなら、最低でも3ヶ月間くらい猶予期間を作るべきじゃないの? そんなにさっさと物事がテキパキ進む方法があるんなら今まで何してたんだよーって気もするし。
安くなっても高くなっても、ガソリンスタンドは、「ウチんとこは赤字赤字」の大合唱。じゃあ代わりに得しているのは誰だろう? 「安売り店に客を取られて、売上が落ちて困っている!」だってさ。アホか! その安売り店とやらは、火星あたりからやって来たんですかい?

去年の今ごろの日記を読み返すと、やはりマラソンが原因でその後腰痛に1ヶ月以上悩まされている。スイムもブレス時に痛く、ローラー台ならできる、とも書いてあるのでちょこっとやった。ランは様子見かな。今日は地元で光化学スモッグ注意報が出た。4月で発令されたのは過去に例が無いんじゃないかと思うが、そのくらい夏日に近かったということだろう。温暖化は確実に進行している感じだ。
2008/5/2 [穏やか走]
腰痛がややおさまってきたので物練参加。今日は暦上平日なので参加者は5名と少な目。道路は平日の混み方。GWを楽しんでいる人は、むしろ少数派のように思える。ロード乗りも普段よりずっと少ないし。
杉浦さんがかっ飛ばしていくと思ったら川島でUターン。こんな短い時間でも参加するマメさが僕には足りない。小湊さんも亀ローUターン。
松井さんプロデュースののどかな農道ルートを浅倉さんと行く。全然見覚えのないクネクネと細い道を走っているうちに方向感覚は全く無くなった。北はどっちだ? 遠山と言うらしいこの辺りは四方を山に囲まれて、映画の中に紛れ込んだような異次元さをふと感じる。キツネにつままれたような気分で出てきたところは松郷の裏手だった。へえー。
だんだん腰が痛くなってきた。三歩進んで二歩下がる要領で付き合っていくしかないだろう。先日よりは軽いダメージで走りきれた。松井さんの頭からは終始ヘチマ水みたいに汗が滴り落ちていた。今日がそんなに特別暑いとも思えないんですが?
練習最後に3人は埼大のローソンに寄って木陰のウッドデッキなテラスでお昼を食べる。おー、リッチな気分でこれはやりたかったかも。特に夏場は涼し気で最高かも。ただしお昼時を避けないと部外者は顰蹙かも。
隣にはキャピキャピーな女子大生。オールナイターズの頃のイメージと全く違うなあ。ふるーい。

2008/5/3 [某社のビジネス戦略に思う]
レース中の写真を撮って商売にしているAllSportsはすっかりメジャーな存在となってきた。
こないだのかすみがうらマラソンのヘタレ姿を見ようとアクセスしてみたら、いつの間にかFlashのインタフェースになっており、トロすぎて見ていられないのは自分のISDNのせいとしても、画面キャプチャが出来ないように作られているのは閉口。クリップボードが常に空になるように仕組まれているのか。
んー。せこいぞAll Sports。こんな高い値段で、しかも自分のアホ面な写真なんて滅多に買わないんだから、画面キャプチャくらいは自由にできるようにしといて、常にビジネスチャンスを残しておけばいいのに、完全に芽を紡いでしまったもんだから、永久にこのサイトには行かなくなったぞ。アホだなあ。だいたい、買ってくれなきゃ何一つ意味無いんだから。
それにしてもここは高いと思う。高すぎて買おうか買うまいか悩む必要が無いので、今までは気兼ねなく見ていられたが、これからは何の躊躇いもなく一切見なくてOKと斬り捨てられる。
以前ドイツで走った時も現地で似たようなサービスがあったが、まずメールに自分のサムネイル写真(ウザイ透かしロゴもない)が11枚送られてきた。それだけでもブログにアップするなら十分なサイズ。フルのデータダウンロードで1カット9ユーロ、当時のレートで大体1200円位だった。その程度なら1枚くらい買おうかって気になるでしょう? そう思わない? 折角の海外だから3枚買ったけどさ。All Sportsはいくら? 1カット送料込み4095円って何かの冗談としか思えん。
スタートシーンなどの全体写真は2ユーロと安く設定されていた。Tシャツやマグカップなど、どうでもいいけどオプションも色々多岐に渡っていたしね。それに、ここ大事ですが写真が上手。
All Sportsはイマイチなんだよなー。ここぞと思う場所を吟味して撮っている割には、背景とか魅力無さ過ぎ。
これなら、今からライバル企業が新規参入しても、たちどころに首位奪還する勝算はかなりあると思う。
2008/5/4 [物ポンズ練房総編]
普段走っている長柄コース(房総半島斜め走り)を皆で走りたいなあ、と思って物見山方面で募ってみたら、なんと9人も来て頂きました。ありがとうございます。
マイ定番120kmコースに加え、安房小湊まで南下しヨモギ峠を上る30kmを追加したコースを皆さんに走って頂きましょう。これは、普段自分でも滅多に走らないベリーハードなコース。獲得標高は推定2200mで、じわじわと疲労が溜まる。帰りはクルマの運転もしんどいほど、疲労困憊するはず。
との公算だったがー。
天気予報が全く外れて、シトシト降る雨が一向に止まず、寒さを覚えるほどになってきたので、月出の分岐点でやむなく引き返すことにした。全くもって恨めしい天気。
がしかし、この雨は「これ以上走るのは止めとけ」との神の思し召しだったのかもしれない。というのも、今回の案内役があまりに問題ありすぎだったからだ。

坂を効率的に取り込んだこの複雑なコースは、2-3人で走るならまだ問題なかったかもしれないが、走り飽きている程と言えども僕以外は誰も道順を知らないのであり、僕の言われるがままに走るしかなく、脚力差もあって自由に安心して走れる状況ではなく、バラバラになった集団を至る所でまとめなければならなかった。いつしか、走る目的という本質的な何かを失ってしまった気がする。
さらには、脚力差解消のため幾つか事前に設けていたショートカットコースも、僕の早合点から意図しない放置プレイを生んでしまった。笠森プチ峠を越えたポイントで事態に気付き、しばし停止していると、Mightyの見慣れた人がやってくる。タッキーさんだった。「さっきお仲間に逢ったよ、松下さんどこぉ?って訊いたら、『後から来る』って言ってたけど、なんで先に来てるの?」 奇遇である上に、指摘がスルドすぎる。そーなのです、オカシイです。
タッキーさんとはその後、示し合わせたわけでもないのに月出の分岐でベストタイミングな再会。必要の無いところで、息が合ってますなあ。
大多喜のセブンでようやく全員合流し、帰路は少し雨も止んでくれて、道も少し覚えていた分、多少は発散して走れた。が、予定より55kmも短い終了で、かなり消化不良に終わってしまった。
今回の反省点をきちんと活かし、そのうち合宿を企画したいのでこれに懲りずに皆さんまた来てくださいねー。
2008/5/5 [栗原食事会]
昨日の物足りない度はかなり高かったが、ランが少なすぎることに気付いたので渋々走る。
フルの後遺症が未だ尾を引いていて、一歩一歩が大変辛い。ザコッツィが7割くらい関係しているようだが、それだけじゃなく、腰骨がズレてしまったかのような、しっくりこない感覚が付きまとう。11.5kmをやっと走りきった。そして夜には早くも筋肉痛。ちょっとしたブランクでもランは見る見る衰えるな。

去年の今ごろも開催された某所でのお食事会に参加。
「ローラー台で発生するパワーを何かに生かせないか」について、侃侃諤諤な議論が展開。僕は早速、ずっと温めていたアイディアであるローラー耕運機を提案。ペダルの回転がフライホイールやギア等を介して直接土を掘り起こすマシン。オプションで、芝刈り機にもなる。自宅菜園流行りであり、エコにも繋がるし、エンジンのやかましさも無い。1m耕すのに2分くらいかかるかもしれんが、練習なんだからいいでしょ。そもそも昔はすべて人力で行ってきたことだし、それを人間が最も効率的にエネルギーを出しうる方法で耕すのは、大変理にかなっていると思うのだ。
が、さっぱり受けが悪く却下。松井さんがしきりにバッテリーに充電することを唱える。だが、僕に言わせればバッテリーへの充電は、それ自体まだ目的化していない。それではつまらなーい、と反論するも、話は平行線。時折、ワタル議長が何かと話の腰を折るし。ま、歯も生えてないんじゃ仕方ねーかあー。
以上、ウソのようなホントの話(その逆かも)。
小湊さん、奥様、それに河野さんと浅倉さんのプリン、ご馳走様でした。
2008/5/6 [七重峠]
GW最後は安心できる物練で発奮しまくろう。
向かい風の強い中、信号で後ろ5人が切れる。そこには、予習中?で一人走っていた奈良さんも含まれていた。久しぶりに奈良さんに引かれながら淡々強めで前を追う。ふと見ると、脹脛の形が昔とは違う気がした。以前の奈良さんの脚は、なぜか自転車乗りの典型的スタイルとはかなり異なっていたのだ。筋肉の塊感のないひょろっとした脚だったが、いつのまにか、それっぽい形になっている。きっと中身も違ってきているんだろうと感じた。早俣橋過ぎて前方に見える集団を追うようにスパートしてブリッジをかけ、杉本さんと屋代さんが上手く前に追いついたが、当然僕は切れた。
奈良さん、二郎さん、そして杉本さんが途中で引き返し、それでもまだ結構な人数で七重を目指す。激坂で悪評高き七重にこんな大挙して向かうなんて楽しいね。この峠攻めは今回でまだ三度目か。視界に志村さん(女性)を見据えながら上るが、徐々に差が開くばかりで追いつけなかった。峠からの眺めはなかなか素晴らしい。
下ったところは定峰バス停なので、七重に上るってことは、定峰・白石もセットで付いてくるってこと。
意味無いと思ったが一応ラップ計測する。七重で使いまくり干からびた筋肉が早速痛い。またしても志村さんの、今度はオケツにへばりついて上っていたが、途中で志村さん(男性)がばびゅーん!と追い越していくのを見てスイッチが入ったのか、ギアを二つ上げて志村さん(女性)をパスして重ギアでぐいぐい上ってみる。最近、清澄を重ギアで登ったほうが調子がいいと気付いたのだが、ここ定峰も傾斜が緩いのでそれが似合っている感じ。
定峰TT 15:39(best+1:12) HRave/max=149/158bpm
七重の後にしてはかなり評価できるタイム。ただし、追い風だったかも。
帰路は追い風のはずだったがなぜか弱まり、8人でキッチリ回しながら爆走し、GW最終日はかなり密度の濃い練習ができた。
2008/5/8 [GW総括]
今年のGW期間は世間的には少なかったが、僕は有給で休んだりしているので、実質休みは不連続10日で去年より1日多い。
で、その間の練習内容は、
Swim 1000m(昨年比+1000m)
Bike 496km(-64km)
Run 31km(+7.8)
昨年もろくに出来ていないので、大して差はない。
微熱だったり腰痛が酷かったりと、不調続きが響いて、達成度は目標の7割ってところ。マラソンの影響は例年とても大きいので、五島を本命とするならかすみがうらは全力で走るべきではないのかもしれない。
不足気味とは言え、昨日は疲れがたまって完全オフ。今日からじわじわと攻めていかねば。相変わらずザコッツィが強烈に残っているが、腰痛の影響はかなり減って、13km/hなら快適に走れた。それより、ツケが貯まっているスイムをそろそろガツーンとやらないと、本番までに調整が間に合わないぞ。スポクラの温いプールでは効果的に追い込めないから、辰巳詣でを今月5回は実行しよう。
2008/5/9 [気が変わらないうちに]
早速辰巳練。明日の催事のセッティングのため大プールは18:50までとなっている。時間がもったいないので新木場からダッシュで向かおうと思ったが、ザコッチー堪らん。我慢できないレベルに失望する。昨日は走れたのに。
あまり考えも無く2000mを泳ぎ、そこでちょうどタイムアウト。33分は優にかかり、去年のベストより5分くらい遅い。30分の運動で5分の差ってすごいね。お話にならん。小プールに移ってからは、プル100mを5本やって終わり。2分サークルと極めて甘くしたのに、60mあたりから乳酸が貯まりまくって、膝が笑うみたいに腕が動きまへん。先が思いやられますなあ。
2008/5/10 [後悔先に立たず]
土曜物練日。前日の天気予報はほぼ雨マーク一色だったが、朝5時に外を見ると、曇りだがしばらく降りそうにない空模様。辰巳練が残ってダルいが、こりゃ行くしかねーべ。と思って準備して、出掛けに物練ブログを見ると、普段は小雨程度なら気にせず走るような人たちまでもが、ぞろぞろとDNSを決め込んでいるではありまへんか。埼玉の方ではすでに降りはじめたか?とアメダスを見て何とか正当な中止理由を見出そうとするが、どう見ても降ってない。
ので、不正な理由ではありますが、結局は物ジャー着たままベッドに直行。
10時頃になると晴れ間まで出てきやがって、大変後悔。モリモリが木祖村で使いたいからと頼まれた(あ、もしかして口外無用?)スーパーウェポンZIPP808のコンディションを確認がてら、舞浜を走ることにした。久しぶりのZIPP。風が強めだったが下限33km/hを維持して走れる。効能の確からしさを確認しつつ、腰痛が酷くなってきて、雨も降ってきたので1時間経たずして終了。
結局、12時まではきちんと走れた。もっと早めにスタートしていれば良かった。
2008/5/11 [明日多喜産珍]
大阪での国際グランプリ陸上をTVで見ていると、結構美人な選手が多いですなあ。400m期待の丹野選手とか。
彼女の所属、ナチュリルのウェアを結構目にした。このクラブは、よく見ると別名福島大学陸上部って感じだが、器量も採用基準の一つ? ナチュリルって「明日食べーた?」くらいしか知らないんだけど、事業としては急成長しているんだろうか。DHCのほうが断然安いんだが。

雨は午前中に止み、午後は晴れ間も見えてきたけど、昨日と同じメニューはなかなかやる気が起きない。こんな時はDHバーとZIPPというオカズを奢ってやろう。重い腰を上げたのがPM4:30。いいんだどうせバテて長くは走れないんだから。昨日と同じくらいの強さの風だが、DHポジションだと追い風を生かして飛ばすのが楽だ。舞浜周回は6周で力尽き、腰痛も出てきたので終了。今季このコースで最も高いアベがでた。オカズ山盛りなのである程度当り前。
7kmコースラップ・・・ 11:36  12:54(信号ストップ)  11:52  11:32  11:46  11:45
2008/5/12 [そんな理由で]
早速辰巳詣で二日目を敢行せん、と新木場駅を降り、タオルを忘れたことに気付き、直帰。
だからって、ランも何もかも止める理由にはならんが。
2008/5/13 [意地で]
辰巳詣でしてその後スポクラ。2度シャワーを浴びてお肌がカピカピ。
2000mTTは32分37秒で、去年で言えば4月中旬頃のレベルに到達したかどうかギリギリ。巡礼1回毎に30秒短縮して、今月中に30分台を目指そう。500m毎のタイムは、8:12  8:13  8:10  8:02 8分を切れないようではまだまだ。
トレッドミルはザコッ痛がモーレツに酷くて、30分はマトモに走れなかったが、やっと痛みを感じなくなってきた。しかし、ここまで無茶をすると明日は歩けなくなるかも。
2008/5/14 [舞浜周回]
天気もイマイチで意味無いけど休暇。
路面もすっかり乾いた夕方舞浜練に出る。やはりDHバー&ZIPPで。一度これに乗ってしまうと、元に戻したくなくなる。
7kmコースラップタイム。
Lap
1
2
3
4
5
6
7
Laptime 11:18 11:16 11:14 11:40 11:32 11:23 11:06
HR avg
142
143
142
140
139
141
143
風がほとんど無いので先日よりかなり楽だ。
先日は逆ステム状態にDHバーを付けていたが、今日はちゃんと元に戻しハンドル位置が下がったので力が入る。途中BMレーシングの方ほか2名ほどのローディと出会うが、僕の走るルートがイレギュラーなので一緒にならずに終わる。3月並みの寒さだが負荷一定のTT走りには問題ない。もう少し気温が上がり、半袖で走れると空気抵抗も減りそうだが。

ためしてガッテンで市販の焼きそばの作り方をやっていたが、「麺を空焼きしてから」、これは我が家では昔からやっている作り方であーる。 ダメじゃ、そんな程度のノウハウでは合点しないぞ。
2008/5/15 [水分不足?]
トレッドミルで1kmきちんとアップしてから14km/hで走り出す。1時間走の予定だったが、しんどさがなかなか消えてくれず、6km過ぎから太腿が締め付けられるように痛くなってきて、半分の7kmで辛抱たまらなくなり止めてしまった。あれあれ??
走る前に体重を量ったら59.9kgと心当たりも無く減っており、標準時で60kgを割ったのは何年ぶりだろう? と驚いていたが、これは恐らく水分不足状態が昨日から続いていたのではないかと思う。それに加えてこの館内の暑さと、一昨日の筋トレ(レッグエクステンション)が効いて、脚が電子レンジにかけすぎた手羽先みたいになってしまった。
なかなかランが順調に走れないのが歯痒い。ザコッ痛は比較的穏やかだったのに。

週末は亀ロー周回練。ここは1周8.8kmでAscentは約100m。上昇指数は11.3で、これは五島の175kmのバイクコースプロフィールにかなり近い。集団ツキイチ君では1周14分(37.8km/h)くらいで何とか回れるが、それでも20周(=176km)は到底続かないし、仮に死ぬ気で何とか続けられたとしてもトランジットで朽ち果てそこで終了だろう。そう考えると、一人でそのくらいのペース(38km/h)で走ってしまうトップ選手は何てバケモノなんだろうと思う。
さて、一人ではどの位のペースで走れるだろう? 去年の五島での実績は32.5km/h(亀1周16分15秒)だったが、今年も同じタイムを出せるか不安だ。亀ロー周回をそのペースで走り、レースペースを叩き込むのも面白いかもしれない。
2008/5/16 [辰巳3日目]
珍しく混んでた。1コース5人も居る。なので予定変更でTTは1000m。メンツの息が合い、5人でも滞りなく泳げ、15分40秒と前回からの進歩は見られたと言えそうだ。2000mまで続けてやってやれないことは無さそうだったが、その分周りの人に気を遣わせることになるので留まった。持ちつ持たれつの精神が大事だね。
一人飛びぬけて速い人がいて、僕がTTをやっている間はたまたまキックだったから釣り合いが取れたが、彼は100mを1分10秒のペースでずっと巡航するので他の人とはまるで合わない。100m泳ぐ間に20秒もの差が開くって一体なに? まあでも、キロ3分で走るランナーにはそれ以上の割合で離されて行くけれど。
ただ彼はそのペースでもまだ余裕が見られ、ピッチが全然違ってかなりゆっくり目で流している。この特殊なピッチを真似てみることにした。ブレストのように、プルで伸びる状態を長く保ち、筋肉のレストを長く取って、代わりにプルの瞬間はより力をこめる。意外とタレにくく、これは結構合理的な泳ぎ方ではないかという気がしてきた。タイムを計ってみたら、しっかり遅かった。がっくし。
2008/5/17 [亀大シュー10周ソロ練]
亀大シュー8.8km×10周をIMジャパンコースに見立てDHポジ+ZIPPの臨戦体勢で。が本日のお題。
まず6:30の集合に10分遅刻し(半分意図的)、ソロで荒川遡上開始。微妙に向かい風のなか、HR130bpm以下に抑えて走る。大体33km/hあたり。予想よりも遅いので最短コースで亀ローへ。去年ほどではないが大勢集まっている。20人以上居たかな? この人数では、ちょっと活気付けば軽く38km/h平均まで上がり、ソロでは瞬殺ペースだから、淡々と目標ペースで走ることにするか。
と思っていたのだが、5周までは上げない、との二郎さんの宣言がある程度効いて、皆揃ってマッタリ目で進むため、予定を変更して頑張って後を追ってしまった。本日の周回練、ホントの目的は木祖村対策。ポンズチームとそれ以外の仮想敵との頭を使った駆け引きが行われる予定。後ろでヒラヒラ走っているだけなのでその辺りの事情は全く判らなかったが。
逃げ小集団は泳がせて、キリキリした雰囲気ではない為に、メイン集団は交通安全優先で細く長く伸びて、所々切れていても平気である。去年の道幅一杯団子状態と比べると進歩したなと思うわけですがどうでしょうか?[後日追記:そうじゃなくてポンズの抑えが効いていたんだそうで、とんだ勘違い野郎だったようだ]
4周目の裏手で若干ペースアップし、この周は14分ジャストという速さだったが、完全ソロでそのタイムはかなりきついはずであり(HRave138というのはどう見ても不自然)、つまりは集団から7mほど離れて走ってもドラフティング効果は結構ありそうだということか。5周目に入る手前の坂で上村さん?が飛び出していき、一気にペースアップ。どっちみちソロ走行なんだから離れようと関係ない。ここでつられずに淡々と走れば、いつかペースが落ち着いた時に自然に追いつくだろうと考えたが、どうやら集団はそれ以降ペースを上げてしまったか、というよりやはり「切れた」と見るべきのようであり、徐々に視界から遠ざかり、6周目の途中で見えなくなった。
追いかける心理が高まった4、5周目はやはりオーバーペースであったか乳酸がしこたま貯まり、その後のタレが酷くて周を重ねる毎にタイムが落ちる。疲労感もドッと膨れ上がり、完全に走り方を間違えた。ヤマパンのベンチで松井さんの寛ぐ姿を見ると、10周もしなくていいんじゃない?との悪魔の囁きに苛まれる。7周目あたりで調子の悪そうな浅倉さんをパスしたほかは、誰にも追いつかずに10周終了。最後の周だけ、IMジャパンを想定した無理のないペースでまわってみたが、目標の16:15をオーバーした上に、余裕も感じられず少々ガッカリした。
Lap
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
total
Laptime 15:57 14:40 14:21 14:00 14:27 14:52 15:14 15:21 15:21 16:22 2:30:36(35.0km/h)
HR avg
122
137
137
138
148
145
142
140
142
137
139
ボトル二つは完全に飲み干し、少し足りないくらい。久しぶりに喉の渇く練習日となった。
帰りの三段坂で、やけにハンドルが深いなと思ったらぐにゃぐにゃ動くではないか! モリモリにアーレンキーを借りてステムを締め直す。DHバーは引きの力が強いため、ハンドルが時々動くことがあるが、周回練の最中に何も起きなくて良かった。でもなぜ今ごろ緩んだんだろう?
帰路は追い風基調で快適に走れた。走行距離が157kmにもなったのは久しぶり。概ねソロ走行にしてはAveも高く、濃い練習になった。
モリモリにZIPP808を託す。木祖村で成果が出るといいなあ。
2008/5/18 [アララガマ魂開封]
昨日の追い込みでひどく疲れて身体中バキバキ。こんないい陽気なのに何もする気になれない。今日も走っている人はすごい回復力だなー。というより精神の問題だろうか。
夜になって走りに出る。つくづく根が夜行性。悪化した腰痛を庇うランで辛い。8kmくらいでようやく慣れてきたけど、LSDをする気力は無い。
こんな日は、慈朗さんの奥様からお土産に頂いた宮古島オフィシャルオリオンビールで癒されよう。初ロングの宮古島を12時間半で完走、しかもランで歩かなかったというのはお見事としか言いようがない。
隣のビールは、僕にとっての初ロングとなった1993年大会のもの。まだ開けてない。というかこの先開けることなんて在り得んだろ? 飲まずにとっとく意味ないだろ?
僕の初ロングは、道中出合ったタチの悪い寿司職人に振り回され、冷たい雨降るランで歩きまくり、人間不信と自己嫌悪に打ちのめされてまるでいい思い出がない。
ちなみに、1995年の佐渡Astromanビールも残ってる。まだ開けてない。というかこの先(ry。
2008/5/19 [奈良さんの身になってガンバロー週間]
我が物ポンズのエース(と言っていいでしょう)奈良さんが、昨日から始まっている日本最高峰のステージレースTour of JapanにチームJBCFから出場していて目が離せない。並み居る強豪プロ選手に混じってのアマチュア選手の参加。しかも最年長というオマケつき。来週日曜まで過酷なレースの毎日だ。日頃からステージレーサーであらんことを標榜していた奈良さんのことだから、きっと本望だろう。
しかし、それにしても想像を絶する過酷さだ。僕の練習なんて比べるまでもなく屁でもない。奈良さんのこの奮闘ぶりを少しでも見習い、せめて今週は無休でガンバロー週間としよう。そうしよう。というか昨日もこの精神でしっかりやるべきだった。

一昨日の物練後に油断して食いすぎて、週末から未だ体重が2kg近く増えたままだ。そのせいか、トレッドミルはイージーランなのに重い。グヘッ苦しいって感じ。一昨年悩んだ、肺が半分になったような息苦しさが再発。館内が混んでいるせいで空気が薄いのか? 宿便が肺を圧迫しているのか(ありえねー)。
それでも奈良さんに比べたら屁でもねー。
2008/5/20 [TOJ三日目]
思いのほか苦戦している。こんなに切羽詰った状況の奈良さんは見たことが無かった。とは言ってもタイムだけのリザルトを見て言っているだけだが。それにしても、集団はなんという速さだ。今日の美濃ステージで平均46km/h、スタート後のパレード走行分を考えれば実際の平均はもっと速いだろう。業界的には平坦コースと言うのだろうが、1周21.3km毎に100mは上りそうだ。まあ、ロードレースで平均速度なんて議論するところじゃないんだろうけど、素人目にはまず驚く。
彼らのような、自分とはあまりにかけ離れた脚力を少なからず実感すると、人間のポテンシャルはまだまだ高いところにあるかもしれんぞと感じ、やる気に繋がることもあれば、自分がいかに底辺をウロウロしているかを思い知って落胆もする。いずれにせよ、強くなる為に近道などありはしないことだけは確かだ。
2008/5/21 [ペース走]
かすみがうら直前まではよくやっていた14km/hで1時間走を久しぶりに実行。ようやく走れた、と言った方が正確か。一頃より館内が暑くなり、同じ負荷でもしんどさがまるで違う。これなら何もトレッドミルで走らず、この季節は家の回りを実走したほうが快適だろうが、夜9時から1時間きちんとニュースを見ながら走れるのが当り前になってくると、屋外でのランは時間を有効利用出来ていないかのような歯痒さを憶えてしまう。かなりビョーキだ。
マシンには体重から割り出した消費カロリーが表示されるが、温度センサーを内蔵してパラメータに加えたら面白いのにと思う。
その暑さからか、1%くらい傾斜がついているような重い走り。 蓄積疲労とザコッ痛とで5kmくらいで一番しんどくなり、今日もまた30分で終わるのか?との自問が続いたがなんとかヤマ場を越え1時間通せた。ザコッ痛矯正のため(効果の程は???)2kmほどウォークして終了。
2008/5/23 [天津小湊往復153km]
IMジャパンの追い込み期であるがそれなりの追い込み度。
週末だけになっているバイク練だが、この時期だけでも練習時間をもっと工面しなければ。しかもその貴重な週末が悪天候の予報なので、急遽シゴトをサボって長柄ヘ。ちょうどマキさんが、午前中は新習志野のプールでレッスン指導を受け午後は長柄練へ繰り出すというので、では僕も長柄練後はシンナラ練しましょう、とお互い全然かみ合ってないんだが平日の同じ千葉方面ということで合同練習している気分。
たるんだ精神力のため11:40というスーパーな遅さで長柄練スタート。それにしても、なぜこんなに天気がいいんだ!
本日のお題は、GW中の千葉練で頓挫した天津小湊まで行って帰ってくるルートを実行しよう!
走り出してしみじみ感じるのは、ここんとこずっと休みナシで蓄積した筋疲労のために全然追い込みたくないが、なぜかモチベーションだけはしっかり在るという妙な状況。言い方を変えると、やんわり着実に行く作戦で全面的に同意。
太陽がじりじりと照り付けて暑いくらいで、イマイチ踏めないのもこの暑さのためかもしれない。水の減り方も早く、摂取のタイミングを誤ると脱水症状になり吸収しない水で胃がタプタプになる。
向かい風基調で南下を続け、養老を越えて久しぶりに勝浦市の看板を見た。2年ぶりくらいだがこの辺りは変わってないな。見晴らしのいい田園風景をDHポジで淡々と走る。やはりこのコースは気持ちいい。
安房小湊からコンビニストップも無く天津へ南下し、清澄の上りへと入る。ここからは一路北へ復路となる。
清澄坂TT(4.9km、↑280m) 17:38 HRave=137bpm
一応メモ。多分相当遅い。峠を過ぎると養老まではアップダウンが続く。森の中をくねって走る道は変化に富んでいる。道幅こそ違うがTDOの後半を思い出した。だんだん走りがナマクラになってきて、上りで手を抜くと極端に遅くなる。
終盤、追い風にのって37km/hで巡航しているころにやっと追い込む気持ちが高くなってきた。秋元牧場は淡々遅めながら疲れない上り方ができている。珍しくハムストが攣りかけた。自転車的には筋肉の良い使い方になっている気がするが、果たしてランに備える走りとしては相応しいのかどうか判らない。精根尽き果てて帰り着いたのは午後5時20分。危なく暗くなるところだった。アベレージは28km/hちょっとでこの時期としては不満が残るが、獲得標高は2585mにもなったのでまあよしとするかあ?(Polarの計測誤差が大きい気がする)
VXRS+WH7801C+DHbar 道中摂取物:マンゴーオーレ500ml 水500ml コーラ500ml×2 アクエリアス500ml おにぎり  水500ml

驚いたことに、デポ地には長柄周回練を消化し終えたマキさんが待っていた。僕はこれからシンナラ練の予定であるが(やるわけねーじゃん)、では折角ですしお茶でもしていきますか、なノリで立ち寄った店が完全バイキング形式のイタリア料理で、お茶だけで終わらせる度胸がありますか?という店だったので、腹一杯食いまくれーにコンセプト変更。スイーツ(って奴ですか)もテンコ盛り食って満足。しっかり3000kcal走ってまた誰かと来たいな。
2008/5/24 [TOJ伊豆ステージ観戦]
昨日は長柄でもハードな150kmコースを走ったので、かなりの廃人状態を覚悟していたが、意外と疲労感が無い。これは練習直後に美味いご馳走を思う存分食べたお陰ではないかと感じている。プロテインはシャワー前に摂れとはよく言うが、気持ちが欲しているものをタイミングよく摂ることで必要なところに栄養が効果的に行き届いたのかもしれない。
予報も外れて午前中は雨も降らないようだし、そんなわけで修善寺からスタートするTOJ伊豆ステージの観戦に突如出向くことに決めた。朝5:20に家を出て、東京料金所を6:00前ギリギリで通過し節約もバッチリ。
日本CSCに着くと、早速ポンジャーに身を包んだ福島さんと遭遇できたので、クルマに積んであった自転車を組み立ててスタート位置の修善寺駅まで8kmを下っていく。福島さんは今回Cyclingtimeのカメラマンとしてプレスカードもちゃんと持っている。カクイー。
スタート位置の路地にはチームサポートカーがビッチリ並び、選手と応援、観戦者たちで賑わっている。予想したよりも穏やかなムードでスタートを待っていた。奈良さんの表情には、これまで5戦を戦ってきたような疲労感は窺えない。臼井さん、丹羽さん、そして鎖骨を折りながらも駆けつけた戸井さんと合流する。
駅前の賑やかなところで、9:00スタートの選手を待ち構えていたが、タクシーやバスが普通にやってきては、コース上にも関わらず完全に立ち塞がったりして、コース管理はまるで無茶苦茶。パレード区間だからどうでもいいのかな?
選手はとっくに行ってしまったが、おなじ道を辿る形でノンビリ日本CSCまで戻り(全区間上りなので少々しんどい)見慣れた修善寺のコースへ行ってみると、早速5、6人の逃げ集団が形成されつつあり、メイン集団に奈良さんはすでに居なかった。でも後続の小集団では比較的いい位置に居るので、最もきついと言われる伊豆ステージではあるが悪くないかもしれないと感じた。
普段の5kmコースに加え、隣接する競輪学校のエクストラコースを加えた8kmの周回コースは、JCRCなどの市民レースでは体験できない。コース最高峰で山岳ポイントのある、しかも最もきつそうな区間へ、コースを良く知る戸井さんの案内で移動する。ホームストレートが遥か下に見下ろせるところだ。誰だよこんなきついコース考えた奴は。
このクローズドコースを16台+数台のサポートカー(スバルレガシー)がぶっ飛んでいく。こういうレースは宇都宮で世界戦が初めて行われた時に見たきりなので新鮮だ。あの時は確か、レモンがヘリコプターで現地入りしたんだった。集団から突然ボトルが投げ捨てられてちょうど目の前に落ちたんだけど、誰も拾わなかったっけ。ペルーの来航みたいなもんだ。
まずは奈良さんが完走可能かどうか気がかりなところ。今が何周目なのかもあやふやなので、トップからどれだけ遅れているかをチェックする。概ね1周は14分40-50秒くらいで落ち着いて、5分遅れで来た奈良さん集団(7.8人居たかな)は毎周20秒遅れ程度で周れていたから、残り7,8周としてもラップされずに行けそうだという計算が成り立ってきた。終盤になってくるとトップはアタックを始めて苦しいサバイバルムードを展開しつつ、グルペットは遅れがやや大きくなってきた。そして8周目辺りでとうとうグルペットは機能を果さなくなって散り散りになってきた。だがその前後に居るはずの奈良さんだけが来ない。待てど暮らせど来ない。これはヘンダ。集団の中でももっとも余裕が感じられたので、一気にタレたとは考えられない。周りの応援も「奈良サン来ない」と不安の声があがる。
そして、もうそろそろトップが来てしまうぞ、との焦りも頂点に達した頃に奈良さん登場! いつもより速いスピードで、鬼の形相でダンシングしていく。まだまだ力は十分残っている。予想通りリアホイールがシマノから別物に変わっていた。パンクかよ〜。まあでも落車じゃなくて内心ホッとしたんだけど。
ホイールの供給が6分も遅れたことは、パンクそのものよりついてなかった。その影響で次の周回に入ることが出来なかった。規定周回数はクリアしていたためゾンビルール適用となったが、ここ修善寺で「キッチリ完走」を目前にしながら儚くも消えてしまったのはかなり悔しい。
先頭グループのアタックとそれを追うメイン集団のスピードアップで、今まで隙を見せなかったプロの選手たちが、上りで次々と遅れ始める。限界まで極めた人の限界を見るって貴重だなあ。

お土産に桜海老を買って帰る。
寝不足のために帰りの伊豆スカで意識が飛びそうになる。熱海峠で1時間寝ていた時閃いた。そういえば湯河原名物大観山HCはこの近くだ、自転車装束のままだから今すぐ乗れる状態にある。何もしないで帰るのはもったいではないか。
すでに午後3時半、道に迷いながら頂上の展望台駐車場に着いた頃に雨が降ってきて、ざあざあ降る中を下山。温度計は13℃を示し、無茶苦茶寒いでー。これで風邪引いたら正真正銘アホだ。
あまりに寒いので海岸線まで降りずに、温泉街に入って最初の自販機でコーラを買い、折り返すことにした。その横には水の張った大きな桶にケロヨン桶がいくつか浮いているので、これは温泉なのか? 浴びて行けってことなのか? とやや正常な判断がつきにくい状況。
上り始めれば暖まるかと思ったが、しっかり濡れて寒さが続く。幸いクルマは殆ど来ないので集中して走るうちに調子が出てきた。プロの走りのイメージが脳裏に焼き付いているおかげかもしれない。昨日感じた、今までとは違う筋肉を使った走りが出来ている。効率的で、乳酸も貯まりにくいのでヘタれる感じも無い。これは革命かもしれない。ウヒウヒ。全区間気分良く上ることができた。

だが、後で2年前の湯河原合宿のPolarデータと照らし合わせてみたら、同じ区間を今日は5分も遅く走っていたことが判明。調子がいいどころかレベルが後退している事実を知って落ち込んだ。

 調子がいいと思ったとき、大抵はスピードが遅く楽をしていることに気付いてないだけである。
2008/5/25 [憑き物が落ちた]
TOJ最終日はMXテレビの生中継で観戦。サングラスをしない奈良さんはバッチリ映っているのがよく判る。驚いたことにCMが一度も入らなかった。凄いぞMX。
そんなわけで、無休でガンバロー週間も最終日。ちょこっとランしておしまい。しめて13日の無休となった。情けないけど記憶する限り過去最長記録。その分追い込み度は平均的には低く、特にランで質/量ともに不足気味で、中身としては平凡。続けることに意義があるかどうか? でもさすがに疲れが抜けなくなってきたので明日は休もう。
4日ぶりのランでは、滞りの原因であるザコッ痛と腰痛がどういうわけかほぼ消えて、スッキリしてとても気持ちいい。芯に残る疲れと蒸し暑さでバテたが、やはり痛いところが無いというのは気持ちを前向きにしてくれる。なぜ両者とも姿を消したのか、そのきっかけとして思い当たるものは一つも無く、むしろ一般論的には腰に良くないことばかりし続けているわけで、家庭の医学なんてアテにならんなと思う。
2008/5/27 [追い込み週間]
辰巳(相当)練5日目。2000mTTは31:09で、500m毎のタイムは7:50 7:45 7:45 7:49 とまあ大体イーブンペース。次回で30分台突入できるかな? 2000mのタイムは縮まっているけど、そのあとの100mドリルは1分半を切るのがしんどく、以前より遅い。泳ぎが空回りしている感じで、まだ勘が取り戻せていない。
トレッドミルで最近見るからにランナー体型って人を見かけるようになった。今日は17.5km/hで走ってた。トレッドミルってそんなにスピード出せるんだ? スゲー。
2008/5/28 [一日おはサイ体験]
皆々様におかれましては、早朝から鍛練にますます余念の無い日々のこととお慶び申し上げますがー。
自転車(実走)の朝練って確か人生初(自宅では)なのでメモ。このところ必要性は感じていたんだが、昔からどうにも早起きは気が進まない。朝の清々しさは気持ち良いけど性に合わないんだ多分。
起床6:20、充実した夜練のおかげで夜通し鼓動が気になっていたが、睡眠5時間の割には案外スッキリ目覚めたのでとっとと起きて、野菜ジュースを一口飲んで6:35にスタート。やれば出来るじゃん。
朝はエンジンのかかりが遅いので、イージーに始めて自然にやる気が出るのを待つが、なかなか出てこないネー。
舞浜近辺は倉庫も多く早朝から大型トラックやトレーラーが集結し、乗客のいない観光バスがずらっと路駐する。時間帯としてはあまり理想的では無さそうだ。まあでもそれ以外のクルマは少ないから、困るほどの交通量ではない。
ほぼ無風の中35km/h巡航を維持するが、そこで頭打ちな感じ。いつもの舞浜周回を計ってみたら体感より遥かに遅いので次の周回で汚名返上とばかりに追い込むも、平凡なタイムに終わった。朝なんてそんなもんなのか、ローハイトリムのためか、まあ一喜一憂せず日々淡々と練習を積めばよいのだろうが、多分次にやるのは1年後?
職場では眠くて仕方が無い。頼むから10分寝かせてくれー。追い込み週間は早くも挫折しそうな予感。
2008/5/29 [怪我の功名]
帰りがけにエボダイの開き(好物)を半額セールで2枚買って帰った。家に帰ってみると、うち1枚に980円の値札がついている。なぬー! よく見たら「のどぐろ」と書いてあり、398円のエボダイとパッケージもよく似ていて間違えたらしい。なんじゃのどぐろって? 1枚980円の干物って普通は一生縁がないな(正確には490円だが)。
早速2枚焼いてみた。一見どっちがどっちか判らんが、食えば瞭然。ウマー。のどぐろちゃんウマー。超油ギッシュ。ウマウマー。淡白なエボダイは完璧にノックアウト。焼くんじゃなかった。
2008/5/30 [ショート同等練]
昨日は辰巳練&ラン14kmの予定だったが、新木場駅に降り立つと予想外の寒い雨で一気にトーンダウン。続くランもやらずとことんサボった。このツケは早いうちに取り返さねばならない、というわけで、メニューは違うが今日もおはサイ決行。次は来年、の予定が二日後に早まったぞ。
ゆっくり休めたお陰でフレッシュな体調で走り出せる。ただし今日は向かい風で30km/hまで落ちるのでタイムはそれなり。最後にちょっともがいてHRmaxは145と、狙わずして徹底したイーブン負荷だった。
予定していたシンナラ練はシゴトの都合でスポクラに変更、短水路でせいぜい追い込む。2000mTTは距離を数える限界を超えているので1500mを計る。50mを45秒ペースで刻み、ラストに少し追い上げ、22分22秒。長水路に慣れると短水路がとてもせわしなく感じる。
2008/5/31 [途中までは良かったのに]
またも雨に見舞われる土曜日。ランは出来そうだけど、風邪一歩手前で一触即発状態なので大事をとる。寒いし。追い込んでいくと、あるレベルから自動的に風邪に退避するシステムになっているのか?

男子バレー、対イタリア。7点差でマッチポイントを迎え、勝利目前でヘラヘラ浮かれポンチ、まさかの逆転でそのままファイナルセットもズブズブと・・・絵に描いたようなマヌケさに目を覆いたくなる。信じられません。

ヘッドセットマイクとスーツが欠かせないウエタ監督、しかし顎のポタポタ具合は昔から気になる点。アスリートならそこも抜かりなく。
2008/6/1 [三度逢う人]
寒い日が続いていたがやっと晴れて暑くなりそう。
物練7:30遅出組は、脚が揃った5名が回していく。例によって僕は10m後方固め。追い風にのって40km/h弱をキープ、僕にとってはややキツイ。これは普段と違ういい練習になる。ありがとうございます。
西平で江國さんと別れ、本日のお題はカバ坂1本。屋代さんと河野さんが早々につるんで消えていった。見えない彼らを追うつもりで走っていたが中盤手前で失速、まだ走り慣れないカバ坂は勾配の変化が大きいせいもあって気持ちが挫けやすい。淡々ペースで上る志村さんに連結する。最初からそうすべきだった。途中でクッと勾配がきつくなるところで僕と慈朗さんが共に切れた。あとはヘロヘロ上るだけ。先週大観山HCで「これだ」と思った上りのペダリングがどうしても思い出せない。多分何の戦力にもならないただの幻だったんだろう。

シロクマパンに向かう途中、MONさんにすれ違いざま声をかけられた。あの一瞬でよく気がついたなあ。
松村坂を屋代さんと上る。屋代さん楽しそうだな。僕の倍近いスピードでダンシングでホイホイ駆け上がっていくが、僕は濡れた路面にスリップしまくって上手く上れない。この差はなんだろう?
シロクマに着いたら、バリバリTTマシン2台がラックにかけてあった。ここで気付かないのが僕の鈍感なところだが、さっきすれ違ったばかりのMONさんペアがすでに店内に居たのだった。MayStorm謹製フレーム、前808で後ディスク、メットはエアロ。完璧です。凄すぎです。ただ、これで白石峠を上る理由がよく判りませんが?
天気が良くて、ほんま気持ちええなあ。シロクマで寛ぐ。
帰路も集団後方を走る。向かい風基調となるので今度こそ切れるかと思ったが、屋代さんが面白がって?僕の真似をしてソロ走行に回ったおかげか、集団のスピードはやや大人しかった。でも志村さんが引くときはどかーんと速いので油断ならない。

終盤マッタリしたのでデポ地に着いた頃は疲れも取れてきた。久しぶりにランでもして帰るか。
20分ほど走り、そろそろ折り返そうかと考えながら秋ヶ瀬公園内をトボトボ走っていると、突然隣に人が現れた。ウォッとぉ!まさかのMONさんですか! そういえばこの辺がデポ地だったっけ。「彩湖を回ってくるんですか」と訊かれる。う、そんな地名は頭の片隅にもありませんでしたよ。 
しばし併走、ランでも合同練があると面白いのになと実感する。残念ながらMONさんは既にランメニューは終わっているとの事で、かなりのスピードで向かいから飛ばしてきた奥様と引き返していった。

こうなったら彩湖まで行くしかないってことですか?
気温は26℃と、結構な暑さであるが、そういえばちょうどIMジャパンもそんなもん。この頃バイク→ランの練習をしていないせいか、ギクシャクした走りのまま一向にペースが上がらず、キロ5分弱が精一杯。トレッドミルでの13km/hが今は全く不可能。こんなんじゃ本番は望み薄だな、と自信を無くす。
おかげさまで20km強走って終了。残り22kmこのペースを維持するのは100%無理と感じた。
2008/6/2 [おまいらBB飲んでオフ]
今年5月までの練習は時間にして約200hで去年から3%増。つまりほぼ一緒。確かに、去年の今ごろのレベルと比較して実感的には
スイム---低い (昨年1-5月比5400m減)
バイク---同等かやや低い (同476km減)
ラン----やや高い (同320km増)
といった感じでトータルでみて殆ど違いがないように思える。レースではランでの失速がタイムに響くから、逆にここで稼げないかと皮算用しており、ランの練習量は二月分近く増えているのだが、その割に昨日の感触は今ひとつで高望みは出来そうにない。

その昨日のダメージは結構酷くて職場でも崩壊寸前なので完全オフ。どうも数日前から鼻周りの熱っぽさや喉の奥のイガイガ感など風邪っぽいのが顔を覗かせていて不気味だ。つまり潜伏期ってことなんだろうか、こういうサインがあるときは決まって1週間後くらいにキッチリと風邪をひくので、今回は特に最大限用心せねば。兆候が消えるまでは、はっきりと疲労が残っているうちに次の練習に入ることは避けよう。そろそろ、じたばたしてもしょうがない時期に来たし。
2008/6/3 [TV漬け90分]
ザコッ痛も腰痛も消えている。神に感謝したい気分だ。右膝がたまにグギっと痛むのがやや気になるけど、突発性なので消えるのも早く、深刻ではない、という勝手な自己判断で楽観的。
ゴーグルを忘れたのでトレッドミルに専念。
調子は良いが、脚はズシリと重い。一昨日の余波がこれだけ残っているのは、かなり効いた証拠なので喜ばしいかも。9kmを過ぎてやっと軽くなってきた。単に汗で体重が1kg減って物理的に軽くなったせいかな?一時間終えると強制終了するのですぐリセットして30分追加。トレッドミルで1時間半って結構アホな部類に入るだろうな。ニュースは大体頭に入った。

Dura-Ace7900が発表になった。11段の電動メカになるものとばかり思っていたのでホッとした。
ところで常々感心するのがシマノのデザイン。まあ辛口な人も多いだろうけど、今回のもしっかり先代より押し並べて魅力的に仕上がっていると言っていいんじゃないかな。異素材のコンビネーションのコントラストをデザインモチーフとして、従来よりやや「顔」のあるデザインになった気がする。実に完成度が高く、世界に誇れる日本のプロダクトだと思うね。ブレーキブラケットだけは、んー鈍くさくなった?
インジェクションモールドくらいしか知識のない僕にとって、これらの部品がどうやって作られるのか判らないことだらけ。仕上げ行程がとても複雑なんだろうけど、品質管理とかはどうなっているんだろう。
2008/6/5 [シンナラ練]
辰巳が連日試合で使えないので。
300mアップしたところで団体貸切枠が終了し、一人一コースのベストな環境で2000TT計測。というか、泳いでいる人5人くらいなんですけど。波も無く、計時がよく見えるコースを使い、この上なく好条件。
100m90秒を切れたのは最初の100mだけだった。体力はついてもマックススピードが遅い。なかなかレベル向上が思うように進まず、すこし焦りを感じる。
500m毎のタイム
7:44 7:47 7:45 7:39 total 30:55(去年の同時期とくらべ20秒遅い)
2008/6/6 [やりすぎた]
夜中の3時頃から背中の痛みで眠れなくなる。そろーっと寝返って色んな姿勢を試すがどうやってもしっくりこない。呼吸するのも憂鬱になってきた。遠い昔鎖骨手術で入院した時の逃げ場の無い辛さを思い出した。もちろんそれよりは全然マシだけど。
どうやら水泳肩というやつらしい。昨夜の練習直後は全く自覚症状は無かったから、筋肉の炎症と見て間違いない。実はこの痛みは先週も経験していてシップを貼って物練に出ていたが、ここまで酷くなったのは初めてだ。右(ブレス側)の肩甲骨の奥がピンポイントで痛む。シンナラ練で歯を食いしばるように全力で行うプルが原因だろう。水泳は故障が少ないスポーツといわれているし、気にもしていなかったが、あまり追い込んだ練習はしばらく出来そうに無い。でもスイムの場合追い込まないとタイムが向上しないんだよな。
2008/6/7 [追い込みファイナル]
相変わらず肩甲骨の痛みで夜中2時まで寝られなかった。寝ている姿勢と相性が悪いのか。5時に普通に起きても、スーパーヤルキナシオ。でもここで二度寝しても、痛みでちっともありがたみがない。となれば行くしかあるまい。
14人くらい集合。賑やかにスタートしたのだが、まだCR途上でいきなり集団ストップ。今日もDHポジのため、最後尾を離れて走っていたので、最初はなにか困った人に出会って止まったのかと思っていた。聞いてみると恒川さんと丹羽さんが落車、慈朗さんも軽く巻き込まれたらしい。そこへフラフラッと野良のようなホワイトプラン犬がやってきたので、「この犬関係あるの?」と冗談のつもりで訊いたら、大いに関係あるらしい。色々聞いてみると犬というよりその飼い主の挙動不審が原因との見方も。恒川さんは主に身体にダメージを負い草むらの中でかなりの放心状態。丹羽さんは主に機材にダメージを負ってキシリウムESがポテチに。リードの無いその犬の飼い主は「お互い様だから云々」と言ったらしいが、チミはどこかにダメージを僅かでも喰らったというのか? 反省してリードを繋ぐこともせず、終始通りすがりみたいな顔しているだけ、後でだんだん腹が立ってきた。
結局お二方は無念のリタイヤ。
その後も志村(み)さんが上りでコケたり、屋代さんパンク、青木さん2度パンクなど、厄日のようである。そのせいか?集団のペースもおとなしめだった。
今日は定番の定峰・白石コース。松郷のあと、先行する屋代さんがなぜか激坂の七重方面に行くので、追いかけて問い質すと「僕だけ七重」だという。なぬー。屋代さんの七重ペースにはお付き合い不可能なので慌てて折り返すが、時すでに遅し、その間にみんな行ってしまった。落合、白石車庫へと続くダラダラ上り区間、集団の速度はここぞとばかり上がったようで、必至で追っても集団は欠片も見えてこない、というか多分益々離されている。そんなこんなで迎えた定峰はもはやヘロヘロで、一応計ってみたという程度。
定峰TT 16:38 HRave=145bpm
遠藤さんが15分だって? 1ヶ月乗ってないとか言っていた割になぜそんなに速い。怪しいな。ビーチでバカンスか(意味不明)。
帰路はシムラダクラシックで(沈下橋ルート)。清澄手前の道に合流したところで、松村さんと屋代さんが飛び出し、慈朗さんも着けた。あっという間に差が開き、これは本気と読んだので、僕も後を追う。もう少しのところでなかなか追いつかない。というかこのメンツに追いつくのは理論上ありえないのでは? 信号ストップがそれを実現した。
引き続きこの3名を追う形でソロ走り。真面目に走ったら着いていけるわけないので、いつもよりやや間隔を縮めて調整する。信号毎にインターバル練。おかげさまでいい追い込みができました。
2008/6/8 [追い込みファイナル2]
ラン30km走。昨日は何とも無いと思っていた物練疲れが、一晩寝るとドヨーンと出ている。それなら昨日のうちに走っておけば良かったんだろうか、などと考えてしまう。
午後は雨予報なので気が進まないが午前中に走り出す。我ながら珍しい行動パターンだ。とは言え11時スタートでそろそろ昼飯時だし、タルいので予定を縮小して23kmのつもりで。30kmなんて冗談だろって気分。身体全体がズッシリ重いのでキロ5分程度のゆっくり目で。12km付近でアミノバイタルゼリーをグビっと飲んだら、その1km後にようやく身体が軽くなってきた。クエン酸サイクルがやっと安定してきたのか、アミノバイタルのお陰なのか。20kmあたりで最も軽くなった。ペースも4分半くらいまで上がってきている。このまま練習を終えてもいいけど、少しは壊しておかないと追い込み練にならないよな、と思い直し、残り7kmを追加する。幸い腹も減ってない。
25kmあたりでたぶん脱水症状のため見る見る脚が動かなくなってきたが、限界まではまだある。ラストはペース維持がしんどくなってきたのでフォームを崩さないように気をつけて走る。30kmは朝のトースト1枚で難なく走りきれることが判った。それより水分補給が必要だろう。
曇り空で気温もさほど高くなく、汗も滴るほどはかいてない。ポロシャツはさらっとしている。なのに練習直前直後で体重に3.2kgもの差が生じて驚く。脱水症状になるのも無理も無いが、かといって昨日の38℃のオマーン戦じゃあるまいし、走りながらペットボトル6本分飲むレベルには程遠い。どうなっとるんだ?
2年前にやはりレース2週間前に30km走をしているが、今回はイージーだったので遥かに遅い。追い込んだと言えるのか微妙だ。低強度のほうがすぐ出る、の自論通り、早くも筋肉痛に見舞われている。

辰巳ではSpeedo社の水着を着て、過去に無い勢いで日本新がポンポン飛び出してネタ満載であるが、なぜTV中継がないんだよ。オリンピック前の前哨戦を放送しても仕方が無い? TV局も読みが甘すぎるな。
しかし、「泳ぐのはオレダ」とかいうTシャツを着ているわりには、なぜキタジマンまでSpeedo着るかね? ポリシーに反して無いかね?
Speedoを着たお陰で出るはずの無い新記録が出た。この差分は、100%Speedo水着によるものでしょ。コーチが呆れ顔で驚いているくらいなんだから。キタジマンはなにも誉められないでしょ? そういう言われ方をされても当然でしょ? それでも満足なのか?
自転車でも同じ事が言えるか? 道具を使う以上、似た点は否めない。でも、明確に2つの点で違う。まずSpeedo水着はどう見ても「単一素材で作る」という水着のレギュレーションに違反しているだろ。国際水泳連盟?が明らかにイギリス企業を贔屓しているだろ。もしSpeedoがミズノとの契約を絶ってなければ、即座に叩かれていただろ(全く推測の域を出ませんが)。自転車で言えば、「それ明らかにエアロカウルだろ?」という部品をくっつけてインチキしている。水着技術の進化において、やっていいことと悪いことがあるだろ? あれはやはり、インチキ水着だ。そんなもん着て速くなったって嬉しくもなんとも無いから使わない、というポリシー持った奴、一人も出てこないのかな。800mの柴ちゃんなどは本音としてはどうなのかな?
二点目として、水泳の記録は場所や年代に関わらず絶対的なものであること。10年前に出した記録と対等かつ容赦なく比較される現実がある。しかし、自転車(ロード)においてのコースレコードを塗り替えるとかって、価値としては本質的ではないからね。
2008/6/10 [タイマー作動]
追い込み期を終えたら、一区切り終了って気分になって風邪引きそうな気配。躊躇うことなくサボろう。

我が家の最後のSony製品であったVEGA(TV)が7年目にしてとうとうタイマー作動。ま、7年持ったんだから良しとしなければなるまい。音だけで映像が出なくなった。1週間くらい、不便な状態でしのいできたが、どうせいつかは直さなきゃならないならさっさと直そうってことで(全然さっさとじゃないけど)、Sonyに電話。コールセンターが威圧的で感じ悪いのには驚いたが、修理は意表をついてロハだった。というのも、故障した内部部品が保証期間内だったから、とのことで、そのメーカーが修理費を肩代わりする仕組みらしい。へえー、そんなことがあるんだ。下請け会社が無理矢理そういう契約にさせられていたりしてなー。
2008/6/12 [そろそろ限界]
辰巳詣で。やや混んでいる。空いたコースを選んで入ると、譲り合い精神ゼロのKYなのが居る。ならばこちらも気にせず泳ぐとしよう。2000mTTは500m毎のタイムが全て7:40だった。越前クラゲオヤジが障壁となったとは言え、30:40のタイムは前回から15秒しかアップしてない。タレにくくなった代わりに、全力で泳いでもスピードは遅い。つまり直前駆け込み練ではもう来るところまで来てしまった。ここからはじわじわとしか向上しないだろう。

某有名ヒルクライマーのブログを覗いてみたら、面白いコメントを見つけた。というか、僕もちょうど同じ事を考えていたんだが、マラソンとプロの自転車レースを一緒に出来ないかなというアイディア。マラソンは国民的支持を得たスポーツ。大都市の国道を閉鎖して堂々と行われる。その交通規制が効いて、観衆も山のようにいる瞬間を狙って自転車が走るというもの。まあ、前座的扱いという位置づけに対する屈辱は否めないだろうけど、マラソンあっての大舞台だから仕方ない。自転車レースの特徴は、マラソンと比べて集団がほとんど分散しないから管理しやすい。切れたやつは即刻失格にできる文化があるし。
東京マラソンなどでは車椅子部門が先にスタートしているから、交通規制はトップランナーの通過予想時刻の遥か前から始まっているはずだ。がらんとした日比谷通りとか、想像するだけでもったいない。
マラソンと自転車のスピード差は倍以上になるし、自転車レースが42kmで終わるわけがないので、自転車のほうは上手い具合いに周回ルートにしてちょっとずつ先行するように考える。東京マラソンで言えばたとえば、品川近辺で5周、浅草で5周、お台場に入って5周という感じで進む。まあそうは言っても2時間で完結する(およそ100km)平坦コースのいわばクリテリウムって感じで、遊び感覚でしかないかな。それと、時期的に寒い。
2008/6/13 [調整段階]
テーパー中につき、普段の6割程度で。13km/hで9kmジョグ。距離を追う毎に調子が良くなってくる。坐骨神経痛、腰痛、膝痛、なし。僅かに左足外反母趾痛。疲労が抜けて身体はかなり軽やかになってきた。全体的に極めて調子がよい。このまま永遠に走れそうな気がする。ピーキングがやや早すぎたかもしれないが、ロングのレースでそんな微妙なことは気にしないつもり。左脹脛にごく僅かに張りを感じるのでスピードアップは止めておいた。この時期、肉離れが最も恐い。
プールが空いていたので1500mTT。長水路では依然無理な、50mを45秒ペースはここ短水路では楽に維持できるようになった。200m毎に分針が同じ位置に来るから数えやすい、と思って油断していたら、途中で今600mなのか800mなのか判らなくなる。いくらなんでもそりゃアホだろ? 600mと思って泳ぐ。1000mを越えたところからペースを上げ、1500mは22分12秒で前回より10秒の短縮。後で入室記録の時刻を見て正しいことを確認した。

IMジャパンの参加者リストを見てみる。チェジュが無くなったせいかぐっと参加人数が増えて、これは賑やかでイイね。
自分のところの40-44歳枠で、去年の実績で自分より速い人をピックアップしていったら、6人になった。マジですかーッ! もちろん、去年出てない人はカウントしてないから、先行者が6人で済むはずも無く。ハワイのスロットは恐らく4-5名、自力でのクオリファイ獲得はすでに絶望的と知った。
2008/6/14 [調整段階2]
ZIPP606本戦仕様で調子を見る。舞浜周回3周。風が強く、一部48km/hくらい出る。これは逆向きで泣きが入るぞと覚悟していたら、案外出て33km/hくらいで走れた。3周目は11分を切るつもりで少し追い込んでみたらあっさりベストラップが出た。3周だけという条件は甘いけど。
舞浜周回(7km) 11:10 11:14 10:44 (38.85km/h)
風が強い割にタイムが良かったが、これは風の吹き方が都合の良いように変化したおかげかもしれない。
2008/6/15 [ルールは守らないし、勘も鈍い奴]
よく晴れて、その割に穏やかで涼しく、1年を通してもこんなに清々しい日は滅多にないくらいだろう。
ロングライドに行かずに家でゴロゴロしているのは、喩えるなら流しそうめんを食べずに見送っているような気分だが、あいにく食事制限中でしかも食欲もないといった状況であり、複雑な気持ち。来週の天気と取り替えてくれないかな。
そう思って夕方走り出すと、意外と風が昨日より強いじゃん。見晴らしのいい一直線を飛ばしていると、右からヘナヘナと道路を横断してくるママチャリ。ところが後ろから来たクルマを避けようとしたか、コイツが途中から方向転換してスピードも上げ、思いっきり真横へ突っ込んできた。どアフォ! 間一髪でかわす。
交通ルール無視は本人の勝手だとしても、最低限安全確認しろ。こういう奴に限って、信号無視でも左右確認すらかったるくてしないで道路に飛び出してくる。死にたいなら人に迷惑かけずに死んでくれ。
すっかりやる気が萎えてしまい、イージーに切り替える。風も強くてやってられない。

このごろランで考えることは、ロングでの腰高な走りについて。
お尻の両脇を後ろから両手でグッと押されているようなイメージで走っている。そうすることで、腿はあまり上げなくとも自然と前へ繰り出せるような脚運びへと繋がる気がする。姿勢維持であるとか腕振りとか副次的な筋肉をふんだんに使う。
まあ昔から基本的な考え方は変わらないけど。
それが良いか悪いかは全然判らない。
もしかすると、あらゆる筋肉で省エネを目指した方がいいのかもしれない。ランの後半は狙わずともそうなってしまうし。
2008/6/16 [取らぬ狸君の野望2008]
恒例ジャパンの目標。
swim 1:03:30 (昨年比+0:01:25)
bike 5:27:00 (-0:01:26)
run 3:41:30 (-0:10:54)
total 10:11:00 (-0:10:55)
スイムは去年のほうが速いのは明らかなので、何とか遅れを1分半以内に留めたい。1m1秒ペースだ。何とかなるだろう。何とかなれ!
バイクも去年のほうが若干脚力は上という気がしている。ただ、スイムのようにお墨付きの遅さとは違い、今年は平地練のウェイトを高めたので、脚質が異なる。それが吉か凶か。ペース配分の目安が出来ている今年は、無駄足を使わず不安の少ない走りが出来るという点で僅かに有利と考える。スイムで遅れた分をバイクで取り返そう。そんなわけで、バイク終了時点で去年と並ぶ。とは言え、去年も無駄足なんて全然使わず上手く行き過ぎたので、本音としてはかなりきわどい目標だ。
ランは、11分短縮という思い切った目標タイムを掲げた。というか例年目標は思い切り高く、結果が全然伴わない。実は去年立てた目標より遅いくらいだ。
4月のかすみがうらで前年比1分25秒しか縮められていないのだから、普通はここで11分も縮められるはずがないが、一応去年は5月の肉離れでランの調整に失敗している。それが9分半(10:54-1:25)もの差に相当するかどうかが焦点ではあるけど、3:05:35というマラソンベストに対して、ロングがその36分遅れという目標設定はさほど無茶とも思えないんだよね。毎年同じ事を言っているが。
キロペースにして5分15秒だが、経験から言ってまずイーブンペースでは走れないのであまり目安にはならない。去年はスタート後暫らくキロ4分台も無理ではなかった。その感触は今も残っている。まずはキロ4分45秒を狙って走り、1周22kmくらいまではキロ5分前後を維持したい。その後のタレでもキロ6分台突入だけは何とか阻止しよう。
だが、現実はそう上手く事は運んでくれないもの。肝心なのは、これらの目標が全く達成できないとしても、そこで折れずに最善を尽くせるかだ。
どんなトラブルにも、それは神が与えて下さる試練とありがたく受け止めて頑張ろう。去年も書いたけど。

五島へ向けて荷物をまとめるためにオフの日。ゆうパックが60円値上がってた。
ここにきて急にシゴトがどーんと入ってピーンチ。出発予定日(6/19)までに一山越えなければならない。辰巳で最後のあがきもしたいし副都心線に乗ってサングラスやサンダルやバイクシューズも買いたいのにな。あーた、今更シューズ買うですか?
2008/6/18 [最後のあがき]
執念の辰巳詣で。結局、今年はレース前に8回。頑張ったつもりで少ないな。ちなみに去年も8回。
レースペースで100m×6本泳ぎ、休憩時間が入ったのち、100m流してから2000mTT開始。我ながらかなり慎重に下準備している。昨日、スポクラにて今までとちょっと違う感覚の泳ぎが閃いて、これは何かスイッチが入ったかもしれないと密かに期待していた。1000mを過ぎてから急にタレて、30分切りの期待はそこで消えた。
2000mTT 30:05 500m毎のタイム 7:30 7:32 7:38 7:25
ラスト500mをかなり飛ばした。それが10秒ほどの短縮をもたらしただろう。近頃は全力で泳いでもなかなかしぶとく耐えられる。でも、その意味はあるのか?という疑問が初めて生じた。プールから上がったら酷く疲れていることに気付いたのだ。これまでスイムパートでは惜しみなく全力を出し切れ! と考えていたが、すこし考えを改めた方がいいかもしれないと、ここにきて思い始めた。
10分の休憩の間はいつも採暖室に入る。僕一人のことが多いが、珍しく数人利用者がいた。トラ仲間らしい3人がレースの話をしている。ひょっとすると彼らもやはり最後のあがき?

明日職場から夜直接羽田→長崎へ。では行ってきます。
2008/6/22 [レース日]
IRONMAN Japan Goto Nagasaki レースレポート

2008/6/25 [鉄不足]
今回のレースは今までになくダメージ無くゴールした。疲労感はゼロ、筋肉痛もごくわずかですでに消えた。ただし駅ダッシュなどをすると左ふくらはぎがパーンと張って、今にも肉離れを起こしそうになるので無理できない。階段を長く上っていると太腿の芯がじわじわ痛くなってきて、普通じゃないことにやっと気付く。

タイミング悪く(良く?)どっと爆業になり、駄文レポートが一文字も進まない。これを書かないと終わった気がしないのに。爆業はIMのツケといった自分のせいではない。

先月受けていた健康診断の結果が出た。常に言われるのが心臓。心室肥大のST-T異常ってやつ。レース後遺症で昨日辺りやたらと動悸が起こるのでそろそろヤベーかなと思ったが、それとST-T異常は関係ないみたいだ。相変わらず多いのがコレステロール。HDLが基準範囲外。そして相変わらず少ないのがヘモグロビンで基準範囲外。ヘモグロビンが足りないって、我々にとっちゃ致命的だよなー。そういえば以前はサトー製薬の女性向け貧血のクスリを飲んでいたっけな。ギリギリドーピングセーフとか言ってたような。
身長が過去3年で順調に伸びつづけているのはなぜだろな。あ、メタボ胴囲測定は72.4cmでした。以上。
2008/6/26 [ITでエコ]
会社のプロジェクトで表彰され、副賞に貰ったお酒。
甘めで意外に旨い。
売ってるのかな?

週末は久しぶりに休日出勤。




2000 2001 2002 2003
2005 1 2 3
4 5 6
7 8 9
X Y Z
2006 1 2 3
4 5 6
7 8 9
X Y Z
2007 1 2 3
4 5 6
7 8 9
X Y Z
2008 1 2 3
4 5 6
7 8 9
X Y Z
backnumber
















.