![]() 2007年4-6月 |
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2007/4/1 [レース日] 幸手さくらマラソンレースレポート 2007/4/2 [いいまつがい?] ここはとあるオフィス。年度始まりの今日、職場はキックオフ集会から始まる。 社長や部長がそれぞれのヴィジョンを全社員に向けて語るのであーる。 日頃から、部下を誰よりも深ーく思いやり、部下から厚ーい信頼を得ているA部長の信念が、プロジェクターで映し出されている。 ”他人におもいもよらないことを提案する情熱を持とう” なんか、日本語がちょっくらヘンなのはさておき、しかしながらA部長はそれをちょっといいまつがえた。 「他人におもいやれないことを提案する情熱を持とう」 なぬー! しかも、いいまつがえたことに気付かないのか、訂正が無い。誰も、笑ってない。 あ? ひょっとしていいまつがいじゃなかったのかな。なんせ、本心だろうしな。 2007/4/3 [それがハイペース?] JCRC第3戦の群馬Zに申し込んだ。6周するCクラスを少し考えたけど、やはり第1戦の感じからして、ダーっとハイペースになるレースは自分の場合全然お話にならない。僕にとってハイペースとは、修善寺でも群馬でも9分台前半のことを言うのであり、それが自分にとっての最高スピードである以上、どのクラスだろうと通用しないレベルである。レースに参加できないレースは参加する意味が無く、練習を兼ねられるZが唯一の選択肢であるという結論に再び行き着く。 先日のチャレンジロードで一周7分半で走ったという奈良さんの話は、もはや全くワケの判らんレベルである。マラソンで言えば、キロ3分でずっと走りつづけるくらいの隔たりに相当するのだろう。1キロでさえついていくことは厳しい。今日のジョギングは、久しぶりにハイペースのつもりで走ってみたが瞬間最大キロ4分10秒までしか出なかった。たかだか11kmなのに、フルマラソンの目標ペースに届かない。 凡人だなあ。 2007/4/4 [納豆活用例その2] 随分寒くてえらいこっちゃ。 お昼に納豆を味噌汁やカップラーメンに入れて納豆汁にするアイデアは、意外と実用性が無かった。味噌汁はオカズにならなくてもったいないし、カップラーメンはそう頻繁に食うものでもない。 代わりにこの頃定着してきたのが、コンビニなどで買ったサラダと納豆を混ぜるというもの。キャベツとレタスの王道的サラダではなく、大根海藻サラダとか温野菜サラダあたりが合わせやすい。ローソンのネバネバ系サラダは合いすぎ。 ドレッシングは醤油系。サラダがボリュームたっぷりになって歯ごたえも十分あり、単品だけでも飽きず、パン食と組み合わせても満足。 まあでも、オリジナルな食べ方ってわけでもないな。 納豆は、むきわり納豆という新製品をこの頃買っている。サラダと合わせることを思いついたのも、この納豆が出てきてからだ。混ぜやすくてとても食べやすく、元来ひきわりが好きな僕としては特にお気に入りとなっている。 2007/4/5 [辰巳スイム] スポクラが暫らく休業なので辰巳のプールへ行く。 あちこちのロッカーに故障中の張り紙がしてあり、貼ってないロッカーも鍵が動かなかったり電池が切れていたりと、使えるロッカーを探すのも一苦労。随分、施設もくたびれてきて、ずさんな管理状況に驚く。コナミも赤字経営なんだろうか? サブプールでは1コース占有できた。こんな素晴らしいプールがなぜ空いているのか疑問だ。 常々思うが50mプールは泳ぎに集中でき内容の濃い練習ができていると感じる。25秒毎にターンして違う動作が割り込まれると、それなりに散漫な泳ぎになる。海のスイムではターンなど無いわけであり、延々と続く同じ動作に耐える練習が日頃できていないと感じる。 500mを5本泳いだ。10分間の一斉休憩直後に泳いだ4本目の7’37”がベスト。この時期の長水路のタイムとしては悪くない。 ロビーにはランナーズやTJなどの雑誌が置いてあり、自由に読むことができる。退場後、ここで1時間くらい読みふけってしまった。いくつか気になった記事が。 TJ誌、抗酸化効果があるとされるビタミンCやEであるが、そのサプリを摂ったグループはデータ的に悪化したという調査結果。 一時期サプリ好きになった頃もあったが、ビタミン剤だけは殆ど飲んだことがなかった。結果的に良かったんだろうか。 SWIM誌、長水路で泳ぐ時の注意。長水路では、泳ぎのフォームを大きくしようとする傾向が見られる。不用意に大きなフォームはスピードの低下を招く、という話。 たしかに、長水路はその長さだけでなく、大抵は幅も余裕があり何より深い。海で泳いでいるような気分に近いものがある。周りの景色はゆっくり流れるように見え、そこではチマチマ泳いでいても意味が無い気がしてしまうというか、フォームを努めて大きくしようという心理は確かに働いていた。 長水路のタイムが短水路より必ず悪くなるのは、そういう理由も含まれるのかもしれない。 2007/4/6 [ファイテンに入信] 職場のすぐ近くに珍しくファイテンブースがある。かねてからのTさんの薦めもあり、チタンテープを試してみることを思いついた。 坐骨神経痛はもう患ってから数年が経ち、まあ通院など何もしてないということもあってか全く治ってない。最近はランの練習量が増えるにつれザコッツィも酷くなりつつある。予防に効くと言われる筋トレとかストレッチングなどは気がついたときにやっているが、こうすれば効果がある、と実感できたものは今まで何一つない。このさき何かの拍子に治るようなことは考えにくく、今このタイミングでチタンテープを試してみれば、その効果の程はかなりの正確さで立証できるだろう。 仕事帰りに店に寄ってみる。テープは商品ラインナップのごく一部で、ほかにも色んな怪しいモノが売っていて、何で儲けているのだろうと不思議に思う。高価なブレスレットとかに至っては、まったくもって胡散臭いとしか思えないのであるが、その一方で、痛みさえ取れてくれれば思い込み効果であろうとインチキだろうと全然構わない(決め付けてますが)。 で、チタンテープであるが、面倒だしどうせ買うからと言っても店員はしきりに試し張りを勧める。でも今ここで貼ったって、すぐ効果が現れるわけじゃないでしょう? と訊くと、それが効くんですというのだ。ますますインチキ臭いと思ってしまうのだが、時間も無いのでさっさと買って帰ってくる。 ザコッツィは痛みの範囲が広く、あちこち移動するのでべたべたとたくさん貼った。5mのテープで1890円もしたが、もし効かないとなったら煮ても焼いても食えない代物なのでケチらず使う。もし効くと感じたらこれでも十分安い買い物だ。カイロ1回でも5000円はするだろうし。 貼ってからランに出かける。キロ4分15秒のサブ3ペースのつもりで走り出したが、しんどくて全然届かない。ホントにサブ3なんて狙っていいんだろうか? ザコッツィは殆ど感じず、走りに専念できる。効いてる? まあでもこのくらい痛みが消えているケースは珍しくないので、テープのお陰かどうかはもちろん断定できない。が、今日のところは一応チタンーテープの1勝0敗ってとこで。 2007/4/7 [記録更新を狙う] 今週もDHポジションお試し期間中につき、周回練メニューの物練をパスして長柄に行く。実は、今回は大きな目標を掲げていた。 ---いつものコースでAve30km/h以上を狙うべし--- この120キロコース(正確には119km+α)は獲得標高1650mほどの、おきなわ旧120kmコース以上のアップダウンがあり、今までは通常27-8km/h程度しか出せていなかった。酷い時は26km/h台、オフシーズンでは完走するのがやっとというしんどいコースである。当社比。 それが十日前は29.4km/hと調子を上げていた。先週の物練でDHポジションを試し、手応えを感じた。ならばDHバーを使えば30km/hを超えられるのではないか、という予感がしていたのだった。過去のベストは去年9月の29.8km/hで、4時間と24秒。未だかつて無い3時間台というのも目標の一つだ。 気温も風の無さも十日前とほぼ同じ。その時の走りは環境が後押しした単なるまぐれという疑いも拭いきれず、もう一度確かなタイムを出して実力の程を確かめたいという気持ちもあった。 ここ長柄で久しぶりのDHポジション。ZIPPも履いて、本戦態勢。言い訳する余地を残さぬよう、ベストな条件を揃えた。DHバーも入念にセッティングしなおし、僅かに長くして前乗りポジションを強める。 そのDHバーのお陰で平地は3割パワーで35-7km/hを維持できる。必要十分なスピードなので、ここで稼ごうとせず力を温存し、上りで頑張ろうと考えた。長柄小坂、笠森プチ峠、意に反していずれもイマイチな感じ。 だがこの時点でのAveは31.7km/hほどと、かなりいい按配であり、これは行けるかもしれない、と気分は上々。40kmすぎ、空になったボトルを養老TTに入る前に満たさねば、と立ち寄った自販機前で、お金を一銭も持ってきてないことに気付く。ヤヴァーイ。知る限り、水の出るところは既に通り過ぎた笠森プチ峠のトイレだけ。折り返して再び笠森を通るまで50km近くあり、その間無給水はさすがに無理だろう。 水の有る無しは死活問題。一気にトーンダウンしつつ、あちこちきょろきょろ見回しながら、水の出るところを探して走る。いくつかの農家の庭先に20mくらいのゴムホースが蛇口に繋がっているのが見え、ちょいとした図々しささえ発揮すれば補給できそうだ。しかし、さすがにホースに残存するいつのか判らない水を飲むのは躊躇われ、さりとて残り水全部排水してから入れるというのは度を越えている。などとブツクサ考えて結局通り過ぎ、養老TT区間に突入。 小さな神社があると記憶していたので立ち寄ってみる。墓の近くの仮設トイレ脇に蛇口発見。助かった。 でもこれって水道水かなあ? 怪しい。 養老TT本日の記録:47’04”(best+0’46” Ave=30.34km/h HRave=130bpm) 養老TT区間入りのラップとTT区間いずれもベストではなく、これで過去最高のタイムを出せるのか不安になってきた。残る帰路区間でベストな走りをしなければならないが、前回の長柄練より早い段階でグリコーゲンが無くなってきた。昨日のランの影響も多少はあるのだろうか(言い訳)。 平地をかなりイージーペース(120bpm前後)で繋いで回復を図る。笠森に再び来た時は、意外とボトルの水が減ってないので補給をパス。出所不明の水であまり飲みたがらないようだ。 メーターを平均速度表示に切り替えて走る。ちょうど30km/hを指していたが、笠森で29.8km/hに落ちる。その後の平地で30.3km/hまで上げたあと、最後のトリの秋元牧場坂(↑100m)ではメーターを睨みつつ踏ん張り、29.9km/hでクリア。やった、残り区間はあまり上りは無い。記録達成をほぼ確信し、あとはどこまで記録を伸ばせるか、再びメーターにガン飛ばして走る。しんどいからこういうの止めようよ〜。フィニッシュ手前の緩い坂では、久しぶりに脳みそに血が回らない感覚を味わった。 3:55:19(ave30.39km/h)で本日のお題は見事達成。停止時間含むグロスタイムも3:56:40(ave30.21km/h)で文句ナシの30km/hオーバーであると同時に、ロスタイムがわずか81秒というのも今までになく短かった。交差点ストップが数秒で済んだことと、給水が1回だけだったのが効いた。 意図的に流し区間と決めて走ったところが多かったためか、HRaveは130bpmと高くなく、最高も153bpmに留まった(その割に脚のグリコーゲンは使い果たした)。うまく脱力できたのが奏功したのかもしれない。しかし、ますますロードレースには通用しない走り。 帰路途中腹を下し、SAでトイレに駆け込む。やっぱり、ヤバイ水ってことだろうか。 VXRS+Zipp404+DHbar 道中摂取物 アクエリアスアクティブダイエット500ml 養老の怪しい水 250ml グリコBCAAタブ5個 2007/4/8 [不憫なシゴト] 昨日真剣に走りすぎたか、鉛のようにどよーんと身体が重い。筋肉痛はどこにもなく、外は穏やかに晴れ渡っているが、一向にランをする気になれない。 ようやく鉛からアルミくらいになってきた午後6時頃、ぼちぼち出かけっぺがぁと思ったら、雨が降ってる。なんだくそー。 ということで、ローラー台作業。つくづくアホかと。 選挙速報を見るでもなく見ていると、まだ開票率0%なのに、いたるところ確定しちゃってる。 開票作業にあたる人たちが、腕まくりしてさあお仕事開始! と同時に、TVで「確定しましたぁ」「ばんざーい」とかやってるのをもし見ちまったら、己の存在価値を疑ってクサってしまいそうだ。 TV禁止、とか取り決めがあったりして。 しかしながら、票を集める人と、出口で聞く人と、二度三度四度手間なことに莫大な人件費が使われているに違いなく、誰かが一括でやればいいじゃないか、とバカを承知で言いたくなる。そもそも、開票結果なんて翌朝にでも判れば十分すぎると思うが、なぜそこまでして早く知りたがるのか。アナタは投票に行きました? 2007/4/9 [スポクラからスパクラへ] 松村組の松村さん、狙わずしてハーフ1時間18分かあ。世界が違うな。 スポクラがリニューアルして、大浴場が出来たのは有りがたくも何ともないが、トレッドミルがまた増えたのは嬉しい。登山用などもあわせると30台以上になる。さらに液晶TVがそれぞれに設置されて、自由にチャンネルをセットでき、むかつく番組を見せられることが無くなったのは助かる。ただし、走る振動でTVが揺れ、視点も上下するため、人間工学的にはかなり見づらい。どうせ真剣に見てないけど。 そんな環境の変化のお陰か、はたまたチタンテープのお陰か、今日はここ最近のなかでトレッドミルが最も楽に感じた。もしマラソンがトレッドミルと同じ負荷条件ならば、サブ3ペースで2時間までは続けられそうな気がしてきた。あと1時間、どうすっかな? そもそも、実走はトレッドミルより辛いんだけどな。 2007/4/11 [眉唾もんの出来すぎた話] 考えてみればチタンテープとは湿布薬やテーピングなどとは似て非なるもので、ただ貼っておくだけのものでそれ以上もそれ以下も無い。 どういうことかというと、熱心に新しいものに貼りなおしたからといって効果がその度にアップするわけでもないし、逆に貼りっぱなしで古くなったからといって効果が薄れるというわけでもない。あれこれ気を揉む必要が無いところは、ものぐさで時には神経質な僕の性格に合っている。 だが、同じモノをずっと貼っていると、いつかは肌トラブルに見舞われる。テープとしての性能はキネシオテープよりも優れ、汗をかいても風呂に入っても簡単には剥れないのだが、その前に皮膚が痒くなってきてしまった。剥がしてみると、水ぶくれが走ったようになっている。 そんなわけで、今朝は5枚ほど貼りっぱなし(最長5日間)のチタンテープを全部剥がしてしまった。調子も良くなってきているし、問題ねーべ、と思ったのである。 なかば予想通り、問題は起きずに1日が過ぎる。 夜はトレッドミル。かすみがうらに向けた最後の追い込み走、14.1km/hで1時間。 8km過ぎ、予想外の(ある意味予想通りの)展開。ザコッツィがニョキっと顔を出してきて、普通に走れなくなってきた。なんだおい、これじゃファイテンの思う壺の展開で、広告塔になってしまうではないか。 庇いながら残りを走る。酷くはならなかったが、二日前には全く起きなかったレベルの障害である。 まったく・・・。 そうは言ったが、今日は全体的に軽やかに走れた。アップなしで走り出しても問題なく順応できるスピードになってきた。この感触が事実なら、レースに向けいい感じで仕上がってきている気がする。ただし、この新入荷のトレッドミルのスピードに従来品との誤差があるような気が大いにするし、あるいは、設置具合によっては若干の斜度(下り方向)がついているかもしれず、わずか脚の高さ調整が前後で1cm違うだけでも負荷は大きく違ってくる。 まあ、良いほうに考えることにしよう。 かぶれがおさまったらまたチタンテープを貼ろう。 2007/4/12 [いい試合] 朝からNHKで大リーグ中継、いわゆる松坂とイチローの対決試合を食い入るように見てしまった。 野球は昔からさして興味が無いのだが、大リーグは見ていておもしろいのはなぜだろう。 野球であろうと何だろうと、まずは純粋にスポーツ魂が見たいんだよな。ところが、日本の野球はスポーツって気が全然しないんだな。何かにかき消されて見えてこないのか。退屈な応援のサウンドとか、下品な声の解説とか、ヌルいプレーの流れとか、原因は分からんが。 イチロー第3打席の2球目まで粘ったが時間切れで会社へダッシュ。危なく遅刻するところだった。 時間の都合で2本泳いだだけなので良くて当り前だが、プル250mで最近ではベストの3分28秒が出た。スイムの練習量は少ないのに、他の2種目と同様に調子が上向いている。そういう時期なのかもしれない。 2007/4/13 [テーパリング中] スポクラはランもスイムも抑え目の腹6分目程度。普段は時間ギリギリまで追い込んでグヘー疲れた〜って感じなんだけど、このくらいなら終った時が実に爽快だ。毎回、このくらいで終えてりゃ次にも繋がるんだろうけど、どうしてもやりすぎて、却って続かない。判っちゃいるけど直りません。 そんな感じで、次のレース(今週末のフル)に向けてはいつになく慎重に調整している。サブ3という、達成がかなりきわどく白黒ハッキリした目標が相当プレッシャーになっているようだ。ホントは先月の佐倉でとりあえず狙い、反省点などをフィードバックしてかすみがうらで本番となるシナリオだったが、佐倉DNSのためいきなり一発狙いになってしまった。この機会を逃すと今年内の再チャレンジは、TDOを見送りでもしない限り事実上ありえない。 ![]() 過去成功した2レースのデータ(上記)を見ると、スタート後30分は平均140bpm以下、100分までは150bpm以下で維持しており、大きく垂れずにゴールするための条件と見ることが出来る。今日は心拍を見ながらサブ3ペースで5kmだけ走ってみた。スタート10分後に140に到達し、15分後にはオーバーして、5kmを終える頃には144前後になった。やや上がるのが早く、150bpmを超えるのに1時間もかからないだろう。しかも温いトレッドミルの条件下だから、本番ではかなり苦しい展開と、後半の大タレが待ち受けている。さてどうなることか?? 2007/4/14 [VXRSヘッド締め付け工具代替品] ![]() 明日のかすみがうらに向けて、訳あって1.3kmだけジョグ。 2007/4/15 [レース日] かすみがうらマラソンレースレポート 2007/4/19 [レースで得たもの] かすみがうらマラソンの筋肉痛は二日ほどで抜けたが、原因不明の腰の痛みがしつこい。脊髄に関連した腰痛ともちょっと違っていて、ある方向に力を入れるときだけ激痛が走る。筋肉系のギックリ腰にも似ている。気をつけていれば痛くないので憂鬱さはないが、不意の動きが恐いので運動が出来ない。もう四日もノートレ日が続き、折角絞った体重も元に戻ってしまった。明日こそ朝練しよう。 ハードルの高さを再認識したサブ3、潰れたなりに一つ発見もあった。 サブ3ペースとは、正直なところ普段の実走ではかなり限界付近の速さであり、スピードそのものへの不安や焦りは当然大きかった。このスピードに慣れるためにレースペースでの練習ばかりやっていたし、逆にキロ6分のLSDなどは、ほとんど行う気になれなかった。 ところが不思議なことに本番では、スピードに乗れるかどうかの不安は最初の数キロで消えた。奇妙な喩えだが、普段の実走のキロ4分35秒くらいに相当するスピード感覚だった。 そして、実際にサブ3への壁となったものは、スピードではなくスタミナだった。もちろん、スタミナ不足が最終的な足かせとなることは承知していたが、心拍も高くなく決して無理のない(と思わせる)スピードを維持した結果のスタミナ切れ、という点で、キロ5分半の超スローペースで走っていた頃の課題と基本的になんら変わっていない、ということをつくづく感じた。 今後練習では、14.1kmのスピードがとても出せない時があっても不安に思う必要はないし、じっくりとベース作りに徹するメニューを自信を持って取り入れることができるだろう。 2007/4/20 [今季のスケジュール] ラン強化週間も一つの節目を終え、さあこれからはチャリダー! との意気込みは空回りして腰痛と仕事と寝不足によるサボリデーが続く。今月まだ150kmしか乗ってない・・・。週末のJCRC第2戦群馬Zは、こないだの修善寺を見てもトレンドはハイペース志向。対する自分はマイナス思考。もしかすると雨なんぞ降ってもらえるとペースが落ちて助かるかもしれない。などと不謹慎なことを考える。1,2周でさっさと千切れて、ソロでどこまで走れるかを試すのも案外楽しみだ。誰かと直接競争するよりそういうほうが本当は好きなのかも知れん。 そういえば、今季エントリーを予定しているトライアスロンは、まだIM五島と佐渡Aの二つしか考えていない。去年出たレースが色んな都合で次々見送りになっているためだ。JCRCアート杯とかぶるであろう銚子ショートは、まだどちらを選択するか決めかねている。 自称トライアスリートとして、年間2レースポッキリでは寂しい。ショートには出ない「ロングご隠居人生」に入るにはまだ早すぎるし、ロングが最も適しているとも言えない。積極的に考えないと、こういうのはすぐ日が経ってしまうもんだ。 まずIMの1ヶ月後以降、疲れが抜けた頃に1個入れる余裕があるものの、この頃になると暑すぎるためか急にレースが減る。知る限りでは、 ・7/29 東京都トライアスロン渡良瀬大会 ・8/5 長良川国際トライアスロン が思いつく。渡良瀬はもう飽きたが、まだ出たことのない老舗大会の長良川は以前から気になる存在。恐らくレベルもかなり高く、非力さを思い知って打ちのめされてしまうだろう。 同じく佐渡の1ヵ月後、9月末にギリギリ入れられなくも無いのが、 ・9/30 村上国際トライアスロン これも歴史のあるレースだろう。結構著名人も出ているようだ。 銚子の日程がもし群馬アート杯とずれた場合は村上をパスすることになり、いずれにせよ年間4レースで去年より少ない。ま、体力的な面からその位が妥当だろう。 もう一つ、佐渡の1週間前の手賀沼トライアスロンという手もある。 さすがにこれは真剣に走れず、コスチューム賞を狙うくらいの気分で挑まないと後々後悔するが、参加費は9000円と破格の安さ、近所なので遠征費もかからない。佐渡の調整用として出るのはありかな。 そういえばいつのまにか、佐渡とかぶっていたJCRC第7戦が1週間ずれ込んだ。夏日のロードレースは意外と少なく、これはぜひ出たかったので嬉しい。ただしロング1週間後にマトモに走れるとはとても思えない。 追記:JTUのサイトを見たら銚子は9/30だって。意外に早まっている。これなら今年のレースはキマリかな。 2007/4/21 [どうりで実走のタイムが悪いわけだ] 明日の群馬戦に向けてZIPPからシマノカーボンに履き替え、確認のためにちょっくら走りに出る。ついでに、いつものランコースの距離を測ることにした。地図で計測したぴったし11kmのコースは、フライトデッキによれば11.22kmと出た。つまり2%オーバー、1kmで20m(約5秒分だ)、いくら自転車がふらついているとしても、そんなにロスがあるだろうか。キロ4分かキロ3分55秒かの違いは大きい。 地図の計測がシビアすぎたかもしれない。ま、1%増しってことにしとこう。 2007/4/22 [レース日] JCRC第3戦in群馬CSC Zクラスレースレポート 2007/4/25 [腰痛と腹痛の関係] かすみがうらで突如発生した腰痛、JCRC群馬でレース後また悪化してしまった。今日あたり、ようやく普通に歩けるようになってきた。寝返りがいちいち大変。ちょっと駆け足すると上下振動がモロに響く。ローラーはほぼ全く支障なし。 久々にスポクラに寄る。トレッドミルを恐る恐る走ってみたら、定置走行ゆえか何とかガマンできた。12km/hで7km走るのがやっとだった。ヘンな力がかかっているせいか、それとも走るのが久しぶりなせいか、はたまたマラソン疲れがまだ取れないせいか、右脹脛が肉離れのような痛さを伴ってきた。こんなゆっくりなのに。帰宅後も痛い。参った。 スイムはこれまた久々で腕が上がるのはまあしょうがないけど、ターンやブレスで身体をよじると痛い。結局、ローラー台以外はまだうまく練習できないみたい。 この痛み、腰痛と思っていたがだんだん痛みの箇所が横にずれてきて、今ではほぼ真横近くが痛い。痛みがずれるということで一つ思い出した。先月精密検査までした腹痛と、痛みの種類が似ている。 結局、痛いところが腰に来れば腰痛であり、腹に来れば腹痛、ということで、両者の関連性など思いもよらなかったが、実は根は同じ症状なのではないか。となれば1週間もすれば自然治癒すると思われるのでまま安心、だがその反面、この通り再発もすることを証明してしまった。直感的にあまり深刻な痛みではない気がするのでさほど心配は無いが、痛いときはとにかく何も出来ない程なので、もし本番直前にこんなことになったら大変。それに、未だ発症の原因が思い当たらず、予防法が考えられない。 2007/4/26 [GW予定表] 腰に塗る痛み止めの薬を買って帰る。インドメタシンとフェルビナクってどちらがエライんでしょう? 両方入っている奴は無い。 微熱モードなのでサボリデーとした。この機会に疲労も取っておきたい。 さてさて連休間近。大事な追い込み期間である。ふと思い立って、希望的練習予測を考えてみることにした。 事前に計画するのはなかなかナイスな発想のように思える。どの位制覇できるだろう? 4/28 物練 DHバーソロ走行&お山を少々 130km 4/29 ラン22km 秘密会合in池袋 4/30 物練 スーパーハードSS周回練ブッチ切れ 125km 5/01 ラン11km スイム3000m 秘密会合in下井草 5/02 寝坊OK レスト日。トレッドミル10km スイム2000m 5/03 日野合宿1日目 戸田峠コース60km ラン5km 5/04 日野合宿2日目 石廊崎コース150km ラン10km 5/05 日野合宿3日目 土肥峠コース70km 5/06 ラン11km ジョグ んー、別段予定を立てるほどでもなかったな。 2007/4/28 [メニュー通り消化] GW初日は物練からスタート。お題が「軽め練」ということもありDHバーをつけていく。 首都高でGW渋滞にはまるかと思っていたが普段以上に順調に通り抜けた。集合場所には大盛況の16人? しかも物ジャー度が高く、季節柄、高速移動する菜の花畑のようだ。気温が上がると聞いていた割には朝はかなり寒い。脚出しを後悔するほど。すぐに3名ほどが抜け出した形になり、すっかり前に行ってしまったので、ここは一つ身体を温めよう、とひとり前を追う。やがて河野さんも追ってきて、ソロ走り野郎+4名の集団で亀ローを目指した。途中で4人に追い越されると、そこにもう一人DHバーな人がウィンドブレーカーをはためかせながら混じっている。ん?怪しい人、と思ったら、信号で止まった時に話し掛けられた。え? 森さん? そういえば最近のNara日記にも名前をお見かけしていたが、どもども、お知り合いな方でしたか。でもなぜ僕のことをご存知で? 行先が異なるのかそれっきりですぐ消えてしまった。残念。 関越道の交差点で後続班から追いついてきた松村さん(スゲー!)が加わり、集団の尾行がしんどくなってきた。信号ストップで息を整えたあと、清澄アタック。DHポジのまま上っていく。この方がやはり速いかも。レースでも滅多に行かない心拍数165まで追い込めたのは、結構調子がいい証拠かもしれない。 亀ロー休憩後は定峰峠から白石を目指す。落合坂までは平和に固まっていき、そこから規制解除。ダラダラのぼりで先頭集団を追走する。エンプティマークの遠藤さんが激しくバックアタック。たまには、最速となるイーブンペースを探る走り方を試してみてもいいんでない? そればっかりだと僕みたいになっちまうけども。 クッと斜面がきつくなるあたりで徐々に距離が開く。我妻さんが妙に重いギアを踏んでいるので「アウター練ですか」と訊ねると、「いやそんなつもりは・・・」ととぼけていたけどその後もやっぱりずっとアウターだった。こっそり何をたくらんでいるんでしょう? 定峰峠TT区間に突入。今回、トイレに寄って仕切り直しをせずに、ここまで脚を使ってきた上でどこまで行けるか試すことにした。坂がきつくなってからはソロ走行をやめて盛永さんにべたつきしていたが、ちょっとした緩斜面でのペースアップに着いていけず切れた。後半で河野さんにかなりの速度差でパスされるが、もうちょっとそのままのペースを維持しないと、却っていい目標にされてますよ? 白石車庫トイレから定峰峠まで time=15:50 (best+0:20) HRave/max=154/158bpm ベストの20秒遅れはまあまあかもしれない。ちっともベストを更新できないのも悲しいが。 白石峠まではノンビリ行って、その後は11人?全員がうどん屋甚五郎へどやどやどや。夏向きメニューが出ていた。長芋とおくらと海藻、それに海苔とゆかりがのった、ぶっかけ冷やしうどん。贅沢感があって美味かったけど冷たい麺を食べるには今日はまだ少々肌寒い。うだるような暑い日にまた食べてみたい。自分でも作れそうだ。素揚げした小エビを追加してみたらどうだろう? 全員の腹は大盛りうどんで満たされており、帰路は完全マッタリ走行。ま、GW初日はこのくらいにしておいたほうがいいか。 クルマで帰宅途中、ひょうだかあられだか(どう違うんでしょう?)がカンカンカンと降ってきて、その後雷もバキバキ落ちて土砂降りになった。皆さんだいじょうぶだったでしょうか? 2007/4/29 [物談合の会] このくらいでかんべんしてやらあ、と言っていたつもりが、どよ〜んと疲労物質出まくり。 よくまあ皆さん連ちゃんで走れますね。 22km走る予定だったが、5kmでふくらはぎが痛くなったので11kmで止めた。肉離れ風な痛み。腰痛よりも深刻だ。今季は今までこんなこと無かったのに。腰痛も含め、GW中はほとんどマトモにランは出来そうに無い。 夕方からは物見山呑み会at世界の山ちゃんで手羽先食べまくり。15羽分位の鶏を食った。アーメン。八丁味噌の串揚げもまいうー。飲みすぎた。明日の周回練大丈夫かな。 2007/4/30 [某所周回練] 物練某所大周回コース(8.8km)は一昨年10月に走って以来、僕としてはまだ二度目だ。そのときは結構いい調子で走れ、自分には向いているコースと感じていたので、物見山以外のゲストも多いスペシアルな本日のメンツにあってどこまで喰らいつけるか、ちょっと楽しみであった。 荒川遡上隊は中盤まで奈良さんの先頭固定でぐいぐい上げていく。なかなかしんどい。DHバーソロ走行だったら完全に千切れてた。途中落し物のアクシデントで集団が二分され、これでしんどい作業からも解放されるかなと思っていたら、屋代さんが遥か前の集団に追いつこうと48km/h固定で走りつづける。ぎょえー。4名もろとも着き切れした。恐るべしスピード力。先日のJCRC群馬戦で丸々1周逃げ切り優勝したのは、何もダークブルーのハイソックスに周囲が騙されたせいではないことをつくづく実感した。 お陰様で、直後の清澄坂は普通に上るパワーすら残っておらず、周回練に入る前からすっかりおなかいっぱい。 気温もぐっと上がって素晴らしい天候の下、某所周回練特設会場(兼コンビニ)には、各方面からゲストな方々が来ていて大盛況。中にはコース下見に出かける人も居る。むー、ちょっとビビリますね。 1周目はジェントルにゆっくりと。2周目から徐々に上げていく。3周目途中からポイント的にアタックが入り、タイミングが悪かったら危なく千切れるところだった。その反動からか4周目は大人しく、5周目にかなりキタ! 休みたい区間でもスピードが緩まず、これは振り落とされるとの危機感が襲う。まさしく堪えどころ。(記憶ではたしか)この周の終わりに大浜さんを吸収。ここまで一人逃げていたのか。スゲー。でも後で聞いたら、「昨日の酒が抜けてない」ために腑甲斐ない結果なのだそーで。むー。独走パワー恐るべし。6周目も速めで、奈良さんがあちこち仕掛けてくるのでちょっとした油断が命取りだ。ところが、途中でパッタリ見なくなった。後で聞いたらチェーン落としたそうで。ほとんど誰も気付かず、放置プレーでどうもすみません。 奈良さんが居なくなった7周目はややマッタリ系。屋代さんの逃げを同じポンズメンバーが潰す。あれでは逃げられないだろう。というか、逃げているつもりで走ってないだろう。 8周目、高校脇の坂で軽くアタックがあり、2人が抜け出しに成功。その少し後で盛永さんがにゅるんと抜け出した。ここは一つ、アピールする走りをしてみよう。盛永さんを追って僕も出る。こんな雑魚は放置プレーだ。2人で協力し、やがて先頭の2人に追いついた。振り返ってみても集団とは一定の距離を保っている。さあここで4人で逃げましょう、というシナリオが当然だと思うのだが、残る二人はまるでその気は無いみたい。なんでだ? 結局僕がショボイスピードで引き続け、後続集団は大浜さんあたりが抑えていたかもしれないが、コース中最大の坂区間序盤であえなく吸収される。 とその直前に盛永さんがアタック! やた! これで僕にはアシストという功績が残せるだろう。 が、坂頂上の手前で大タレ。ほとんど止まってしまってる! 燃え尽きた盛永さんを見捨てて坂をビリでクリア、残る8人(くらい?)でゴールまでなだれこんで最後はスプリント。屋代さんが頭をとる。さすがだ。
VXRS+WH7801Carbon 道中摂取物 AminoValue+クエン酸 500ml 帰りがけ、奈良さんのお誘いで物ポンズ5人とご近所のスーパーアスリート、コムレイドのKさんと共に、臼井さんの手料理フルコースを腹一杯頂く。GWを満喫する、超贅沢な午後のひととき。大変おいしゅうございました。臼井さんの多国籍料理?のセンスには毎回驚かされっぱなし。ひたすら、食う役に徹する5名であった。Kさんは、そのたたずまいがすでにオーラを感じる人。ママチャリに乗って来ていたのだが、それでも敵いそうにないと感じた。 2007/5/1 [下井草邸お食事会] 幸い小雨もぱらついているので、疲労困憊&やる気の無さにまかせてグダーッと。予定のメニュー(ランとスイム)なんて無理無理だぁ〜。 今日もまた、人様のご馳走に授かる罪深き日なのである。GWがグルメウィークの略とは知らんかった。 下井草の小湊邸にお邪魔。アドベンチャー系アスリートKさんNさん交え、コツコツと振り子時計の音が古風に響く落ち着いた部屋で、奥様のスペシアル手料理を頂く。どれもこれもおいしゅうございました。皮ごとジャガイモジャコ炒め?は新鮮な食感。これまた美味いワインを身のほど知らずのペースで飲んでいつの間にやら5時間も経っていたとは。 今日締め切りのIM五島の必要書類を出し忘れていた! ヤバー。そして出す。間に合って下さい。 2007/5/2 [ぬー] どうも不調だす。相変わらず腰も痛いしランもする気ナシ。合宿に備えて、休養日とすっぺか。暦どおり仕事してる人より、やれてないネー。休日のほうがサボっちまうのは、何も今日に始まったことではないが。 2007/5/3 [へだ合宿1日目] 恒例のGW日野合宿in戸田に今年も混ぜてもらった。いつもの民宿には21名が集結、貸切状態だ。日野、リマサンズ、物ポンズ、Fitte、etc・・・。今回初参加の有力メンバーとして、物ポン大浜、真田、盛永、それにFitteのタフマン小島さん。はっきり言って、去年より平均レベルがぐーんと高い。明確な脚力差のある先頭集団と、第2集団以下パラパラという感じだ。女性が二人というのも(速いよ!)、過去に例が無い? 初日は土肥峠-西伊豆スカイライン-真城峠コース。リマのシバさん深尾さんと、拮抗した状態で進む。自分としてはいい感じで追い込めた。それと今日は物見山ジャージに初めて袖を通した。違和感ありすぎ、似合うとか似合わないとかの次元ではない、などのコメントを貰った。どういう意味だ? 小島さんの自転車は、かなりブッタ曲げた。レモンの古い鉄フレームに、Wレバー8速がついていて、Timeのペダルは半分から先がポッキリ折れて、無い。機能的には問題ないんだってさ。ホイールだけは新品のフルクラムRacing5。古典に拘っているわけではないようで、とに角、壊れても使えるなら使うという精神を貫いている。この強さは全く真似できない。おそらく12kgくらいあった。これで鶴信も出ているとは! 練習後、真田さん大浜さんと3人でジョギング。意外な展開ですね? 体感的にはキロ5:30程度のほぐし走。やはり一人で走るよりも断然気持ち良いね。二人は1周してきたところで終了し(約4km)、もう少し走りたい僕は2周目に入る。6km付近の急な下りスロープで右脹脛がハデにバキっと肉離れ。やばーい。フルマラソン以降、ある地点で必ず肉離れが起きるようになってしまった。レースの後遺症だろうか。習慣化させてはならない、と言うかもう手遅れか。 カサゴの天ぷらにぱくつき、日野合宿はまだまだ続く。 2007/5/4 [へだ合宿2日目] ![]() 今日も穏やかに晴れて、暑すぎず寒すぎずの環境を提供してくれた神に感謝だ。もし土砂降りとかだったら、この日に得るはずだったものの対価は大きいだろう。 昨日のランでの肉離れがペダリングにも若干影響し、少々憂鬱。結構ハデに肉離れたもんな。 旅人岬、松崎サークルK、蛇石峠、ヤオハンスーパーと、ちょくちょく休憩をはさみながら和やかに進む。蛇石峠アタックはプロローグ的存在に近く、後半一気にハードになるのがこの日野練の特長とも言えるだろう。なんせ、石廊崎以降の77km(獲得標高1330m)は補給も休憩もナシでの千切り合いなんだから(休憩したい人は除く)。 去年ほど酷い加山雄三渋滞は起きず(でもやっぱり求む改善)、松崎まで快調に来れた。微熱状態な身体と、後半のサバイバル戦に備え、リゲイン3000を奢る。 蛇石峠は深尾さんをマークして上ったが、昨日の疲れが抜けない感覚のまま、徐々に距離を開けられて頂上まで。ヤオハン昼食休憩でもさほど腹が減っておらず、昨晩と今朝の食いすぎ状態が尾を引いているようだ。盛永さんが、黙々とアイスやクレープ、ポテチなどを食べている。それが目的で自転車に乗っているかのようだ。 今年は、女性二人とシマサキさん(来年はぜひ)を除く全員が石廊崎経由を選んだ。ええと、21-3=18人の集団か。石廊崎までは先頭交代もスムーズに行われ、快走ペースでなかなか結構な迫力。頂上で集合写真を撮ったあと(日野練はこれが好きだ)静かにバトルのご開帳。いつものトップ集団が早々に消えていった。全く異次元の速さであり、着いていけないしその気も無いけれど。 リマのDUKEさん、深尾さん、シバさんと僕で、ちょうどいい第2(だったか)小集団が形成された。ペースに慣れるまでキツかったが、脚も揃い、息の合ったチームのようで、これは楽しめた。順調に先頭交代しながら、地獄のマーガレットラインを一つ一つクリアしていく。チェーンを落とした深尾さんもちゃんと待って、4人の集団は最後まで行くかと思われた。が、微妙に脚がずれてきたのか、ある上りで僕と深尾さん二人になってしまった。深尾さんが後ろにキッチリ着いていたので、千切れた二人に気付かなかった。すみません。 暫らくして、監督が一人であっという間の追い上げを見せて迫ってきた。マジですかー! 当然、今までのキリキリペースよりも速いわけであり、見送るべきかどうか悩んだのだが結局着いていくことに。深尾さんもその選択に賭ける決意を感じとり、連帯して攻める強い意志が生まれる。下半身はMAX状態になり、ハンドルを激しく引きながら上半身を何とか推進力に代える走りを模索する。資源不足の戦時中に家の鍋を潰してプロペラを作るような涙ぐましい努力だ。頂上付近で監督はすかさずギアを上げ、一気に加速した。休みたい時こそ攻めの時、上りきったらハイおつかれなどという温い精神は排除である。きょえー、こんなんじゃ宿まで持ちまへんがな。 ここでの心拍数はこの日最高をマークしたと思われるが、あいにく今回の合宿にトランスミッターを持ってくるのを忘れてしまった。残念。 コバンザメな我々を振り落とせないと諦めたか、3人で回していく。やがて区間最長の下りに突入しても、休憩は禁止! 10代からレースに出ているというベテランの深尾さんは下りも慣れており、煽られながら先頭で下る。突如吹き飛ばされそうな強風が襲い、ハンドルにしがみついた。次の上りで振り向くと、監督が居ない。すっ飛ばされたか? そんなこんなで楽しく苦しくマーガレットラインをクリアし、あっ、という間にもう松崎かあ!と正直驚いた。先行隊は寄ったか寄らずか、すでに見る影も無かったが、ボトルが空なのでコンビニに日和ると、後続の多くが立ち寄ることに。監督は一人前を追っていった。 暫らく休息し、さっきのようにまた4人で行きましょう、と提案すると、「4両編成の鈍行列車で」と深尾さん。しかーし、最初に飛び出して連結を解除するのはいつも深尾さんであった。また二人で宿までキッチリ爆走し、追い込んだいい練習ができた。 2400m以上の獲得標高で、アベレージ26.2kmというのは結構良いほうだと思う。風がそこそこ強かったが、適当に追い風だったかもしれない。 不思議なことに、忘れるくらい踏み倒したせいか脹脛の痛みはすっかり消えていたので、ランに出る。ただし不気味なハリを感じたので1周で止めといた。というより4kmでも十分満足してしまった。 腹がはちきれるまでタラバ蟹を食った。この合宿で一番鍛えられるのは腸かもしれない。 2007/5/5 [へだ合宿3日目] プロテインやクエン酸などをきちんと摂ったお陰か、疲労感や筋肉痛はほとんど感じないし、風邪風味もどっかへ飛んでいった。ありがたいことだ。 とは言え、走り出すとやっぱり全身が重い。土肥峠往復の軽め練だが、この土肥峠が全く上れない。傾斜がぐっとキツくなる序盤の橋のあたりが最もしんどいとは、参加者中ダントツ最軽量の自転車にまたがっている者として情けない(前後カーボンホイールは僕だけ)。しかもここで先行隊はぐいぐいと行く。走り始めて1時間を過ぎた頃、ようやくエンジンがかかり始め、迫ってきたDUKEさんとプチバトルする余裕が出てきた。 帰路の土肥-戸田区間の上りは、先行する江國さんを追う形でやはり深尾さんが上げていくのでついて行く。3日間、ほとんどの追い込み区間で深尾さんと絡んで走っていた。走りのリズムが似ているのかもしれない。またいつか揉んでください。第3外国語もちょびっと教えてください。 大方の人は、もういいやって感じだろうか。やがて追いついてきた真田さんに着き、じんわり追い込んで終了。やはりこういう、極端に上げすぎないじわじわ練習がいいと思うな。 帰りは渋滞皆無で家まで辿り着けた。去年の日記を見るとやはり同じ事が書いてある。GWの伊豆方面はUターンラッシュと関わらないのかもしれない。 この3日間での1日あたり走行量は92km、獲得標高は1770m。大抵の上りでバトルになっているので、距離は短めだが中身は僕として十分ハードだ。参加した皆様、ありがとうございました。 来週は軽めに、しかし休まず続けていこう。 2007/5/6 [GW総括] 正直まさにグルメウィークであった。 9日間あったGW中の練習内容は、 Swim=0m(目標5000m、達成率0%)・・・× Bike=560km(535km、104%)・・・○ Run=23.2km(69km、33%)・・・△ であった。ま、チャリは良くやったかなと思うけんども、それ以外は、ダメダメじゃね。 ちなみに、2006年のGWも9日間あり、実績で Swim=1000m Bike=561km Run=18km ま、同じ人間なんで、似たようなもんちゅうことで、OKですかね。 何がどうOKなのかは、? 計画では、今日も11kmをジョグることになっていたが、あいにくズバズバと雨が降っているので中止。 と決め付けていたが、そういえばずっと降りっぱなしでもないし、別に雨だろうと走れないわけではない。そんな理由じゃなくて、走る気なんてハナっからまったくこれっぽっちも起きなかっただけだ。 そう気付いて今すぐ走りに行くべきか思い直したが、疲労感は昨日よりも3倍酷く、立ちくらみもハゲしく、冷静に考えてこんな日にやっても肉離れを誘発するだけで何のメリットも無いので止めた。 と決め付けていたが、瀬古利彦氏によれば、「自分に課した練習はたとえ体調が悪くなっても絶対に途中で止めてはならない」らしい。その辺の信念の拠り所は、未だ定まってない。 2007/5/7 [僕の前を走っていた方、因縁つけられませんでしたか???] 日野合宿二日目の復路にて、深尾さんと集中し一糸乱れぬ編成走行をしていたときのこと。 後方でビーっと軽トラのようなクラクションが鳴った。かなり遠かったし空いた状態だったので気にもしなかったが、やがて長い下りに入り高速降下中、軽トラではなく大型バイクが追い越していき、僕の斜め前で突然ブレーキをかけ幅寄せしてきた。殺意すら感じる危険行為だ。わけが判らんが、難癖つけてきたのは明白。次の赤信号で止まっているところに追いつき、無視するつもりがいつのまにか脇に止まり、「どういうつもりですか?」と詰め寄っていた。 一瞬、惚けたフリをした彼だったが、 「ほら、君らもむかつくことをされたら怒るでしょ?」 なんじゃこいつー!? 彼の言い分はこういうことらしい。君の自転車仲間が走行妨害をしてきたので、同じ仲間である君に同じ事をして制裁を加えてやったと。ずっと後ろの誰かとのトラブルらしい。 それで、大型バイクで交通弱者を威嚇する行為が正当化されるとでも思っているのか? 「アクセルひとひねりで簡単にスピード出せるくせに、ケツの穴の小さいことを言ってんじゃねー!」とか、後になって言い返したいことが山のように出てきたが、あまりにブチ切れたので言葉にならず、 「アナタみたいなバイク乗りはいままで見たことが無い」 かろうじてそう言ったら無言で立ち去った。おそらく本心から出た言葉であり、彼にもボディブローのように伝わっただろう。 だが某大統領選挙の話題をTVで見た後だったら、こう叫んでいたに違いない。 「このクズ野郎!!」 2007/5/8 [食い溜め、寝溜め、泳ぎ溜め] 仕事をテキパキ片付けすぎて、やることが無くなった。明るいうちにカイシャを出て、辰巳へ行く。 故障ばかりだったロッカーは、施錠が暗証番号方式から普通の鍵方式へと一新されていた。しかし、技術的には後退だ。鍵を身につけずに泳げるのがメリットだったのに。 ここ暫らくスイムをサボりすぎたので、とにかく泳ぎ溜め。久しぶりの高負荷の練習で早々に腕が干上がってしまっては元も子もない。プルブイ挟んで、まずはイージーに連続2000mと決める。例によって1コース貸切状態。 600mをターンしたところでふと異様な雰囲気を察し、顔を上げると、「休憩時間でーす。」 なぬー、気付かず一人泳いでいた。 10分の休憩後、仕切りなおしスタート。500mあたり8分を目標にする。1500mを過ぎて超遅いオッサンが入ってきて、最後はペースが乱れた。32分20秒。50mあたり48.5秒。おせー。 その後は適当に200mや100m単位でダッシュ。4000mにきて、試しにプルブイを取って泳いでみたら、腰痛でキックが打てないことを知る。なんてこった。一向に治る気配が無いなあ。 2007/5/9 [読書宣言] スイムって意外と疲れが残るんだろうか。それとも日野練がまだ影響しているのか。だるくて仕方ない。夕方に、キロ6分近くの超スローで走ったが、5kmでハンガーノック。運動のメカニズムがきちんと動作しない。7kmでようやく回復してきた、と思ったら今度は右脹脛が肉離れ再発。こんなにゆっくりなのに、時限装置みたいにほぼ同じ距離でモッコリ顔を出す。何がいけないんだろう?? 通勤時は、ボーッと仕事のネタ探しか、うたた寝か、そうでなければ大抵本を読んで過ごす。1日およそ1時間、理解するのがトロいので、月3冊程度。 適当に本好きではあるけど、世界的に有名どころの文学はほとんど読んだことがない。名作だからという理由で本を選ばないので、「罪と×」とか言われてもちいともピンと来ないタイトルの本には、全く食指が動かない。 だがそれ以上に、もし読んでみてつまらなかったら(おそらくつまらないと思うだろう)、上物ワインを不味いと言ってしまったみたいに、自分のアホ度が証明されてしまうのを、避けたいだけなのかもしれない。 ところが昨日、次に読む本がどうしても見つからず、魔が差したか「カラマーゾフの兄弟」(ドスとF好き)を手にとってしまった。どこぞのカラマーゾフが兄弟かどうかなんてどうだってよく、家庭のいざこざなんてもんは(そういう話かどうかは知らないが)、興味が湧く以前に普通は聞きたくもない。それが上中下巻と、冗談かと思うほど長く、これを読み通すことは月300kmを走るのと同じくらい、僕にとっては気の遠くなるような忍耐を要し、またある人にとってはどうということはないだろう。3日坊主に終らないようにこうして宣言してみた。 でもやっぱり挫折しそう。 それはそうと、近頃の本はタイトルや装丁などで何とか興味をひこうと奇抜なものが多くて少々ゲンナリだ。 2007/5/10 [飛鳥美人も] 明日カビ人に(不謹慎)。 昨日の右脹脛の腫れは症状としては軽いと思っていたが、今朝になってとてつもない痛さに成長していた。 認めたくはなかったが、これはもう、紛れもなく肉離れ症状であり、そうとあらばこのままズルズルと騙しながら練習を続けても治らずに悪化を辿るばかりで何一つ体力向上は望めないばかりか、レース時にも間違いなく再発してろくに走れもしなくなるだろう。肉離れは3週間は安静にしていなければならないとされるが、とりあえずは今日から、 2週間ラン禁止
と決めた。なに、一切運動禁止というわけではないから、さほど落胆することでもない。他の2種目をしっかりやっておけば、ほとんど問題ないはずだ。平日は自転車に乗れないから、だまっていると練習時間が減る傾向がある。なるべくローラー朝錬を取り入れることにしよう。 2007/5/11 [クランク長とケイデンスの関係] また辰巳に行く(シゴト干された?)。2000mのタイムは前回より一気に約1分縮まった。次もまた1分縮まるといいな♪ 帰りがけ、またまたロビーに置いてある雑誌を読む。 またまたまた、TJ誌に目から鱗の記事があった。クランク長の話だ。 我々はよく回転型とかトルク型といった表現をする。だが、筋肉へのトルクのかかり具合は、回転数だけで決まるものではなく、クランク長も影響する。考えてみれば当り前のことだが、トルク一定の場合、クランク長の違いで必要回転数が異なる。例えば、160mmのクランクを100rpmで回したときと同等のトルクは、170mmでは94rpmになる(もちろん速度は等しく、ギア選択が異なる)。小柄な女性などは、対等に走るためにはただでさえ軽いギアを選択して回転を上げなければならない。理不尽な気もする。 で、ここからがなるほどと思うのだが、円運動を描くペダルの移動量(軌跡の長さ)はどちらも同じなので、すなわち筋肉が収縮運動する変位速度は変わらない。だからこそ両者の筋肉に対するトルクのかかりは同じになるのだが、言い方を替えると、クランクを長めに交換して、その分回転数を下げたペダリングをしても、筋肉にとっては決してトルク型ペダリングになったわけではない。 よく低回転ペダリングを指摘される僕の場合、167.5mmを使う理由はこれっぽっちも無い気がしてきているが、あいにくクランクというモノはちっとも壊れないし(奈良さんは折ったことあるみたいだけど)、高いパーツなのでおいそれと交換するわけにもいかない・・・。 独自の解釈で本旨からずれた内容なので、正しくはTJ誌を読んで下さい。 2007/5/12 [パワーアップ周回練] 周回練ばやりなのか。総勢30人前後が亀ローに集まったらしい。オーベストの島田さんもご無沙汰。店長ほか3UP陣営、HIDEご一行様などなど、強豪勢揃い。だが今日の一番の目的は、来週の木祖村のステージレースに参戦するチバポンズのチームプレイ予行演習ということらしい。木祖村に出ないポンズメンバーは、今日はポンジャー以外を着なければならないと決めてある。ということで物見山ジャージで行く。 河野さんから、別に5,6周組編隊を組みますが、と誘われたけど、すんません、10周がしたいという理由で。切れたら救済してくださいとお願いした。都合よすぎ。 1周目は例によって穏やかに始まったが、2周目からスピードが上がり、いきなり13分31秒という自己ベストラップがあっさり出る(平均速度は39km/h以上だ)。以降も13分台から14分アタマの高速走行が続き、10周というちょい長めなステージにしては速い気がする。だが、実のところさほどしんどさはない。集団が大きすぎて、楽ができるためだろう。おまけに、大浜さん含む逃げ小集団がいたので、ポンズ陣営が先頭でペースを作っており(プロレースさながらだ)、引くこともない。そうでなくとも集団がでかすぎて、よほど目的が無い限り前に出ようにも出られないくらいだ。でもその割には抑えるどころか速すぎるのはナゼだ? はるか後ろの河野編隊から、単独でこちらに上がってきたという盛永さん(後で知ったが、マジかよ!)。少しく集団後方に居たが、満足しないらしく前寄りで走っていた。練習のために自分に課す走り、頭が下がる。 事件は6周目に起こる。コース最大の上り区間、一番キツいところで、直前の大柄な人が突如バランスを崩しつんのめってその場に足をついた。もらい落車しそうになりその人の足に突っ込みながら止まるが、衝撃でチェーンを落とす。クルマも居て再発進にもたつき、集団は瞬く間に下りに突入して行ってしまった。 いかん、ここで終えるのはあまりに消化不良だ。戦意喪失しているコケかけた人を見捨てて前を追う。これまでが温存した走りだったので追いつけるだろう。 が、なかなか追いつけない。集団は幾分マッタリ走行をしているように見える。もしかすると、このアクシデントを察しての温情措置によるものかもしれないが、長くは続かないだろう。 ラストののぼり手前でやっと追いついたが、鬼踏みしてすっかり足を使ってしまった。次なる7周目は、反動からか無情にもスピードが上がった。ウヘー今の自分には着いていくのも大変だ。そして不幸その2、集団が1台のクルマを飲み込むように追い越し、最後尾にいた僕と盛永さんがクルマで分断を余儀なくされる。そしてまたしてもコース最大ののぼりへ。差を詰められると思っていたが甘かった。下りでやはり諦めずに追うが、6周目のときとはまるでスピードが違う。自分もそして集団も。僕ら以外にも数人がここで千切れ、まさに活性化した瞬間だった模様。千切れたにも関わらず、ここは14分8秒で走っている。 やがて合流した盛永さんに、「とうとう千切れちゃいましたね」と言うと、まるでその事態を自ら望んだかのような返事が返ってきた。そういえば盛永さんなら追えたはずなのだ。しょうがない、完走目的で正しいグルペットを維持しましょう。 だが、あと2周を残して盛永さんがアイスが食いたいからもう止める、「ジャイアントコーンが食べたいんだよね、ジャイアントコーンアタックぅ〜」などと言い出す。ポリシーが違うじゃないかゴルァ! その後、千切れた大浜さんと福原キャップを吸収し(でもなぜ千切れたんだ?)、4人で最後まで走る。10周目は流し。あー疲れた。
後ろに居ただけなので判らなかったが、ポンズのチームプレイシミュレーションの達成度はどんなもんだったでしょうか? ま、最後はエース奈良さんが着ったとのことなので目的は一つ果したと言えるだろう。 でも作戦なんて無くても奈良さん一着は普通ですね。 2007/5/13 [亀井でオッケー] 昨日の周回練特設会場(兼ローソン)にて、リマの福原キャプテンに向かって大声で「上原さあん!」と声をかけてきた奇特な方が。 ありがたくも僕のHPを見てくれている方とのことで、福原キャップは、この時とばかり僕を攻めたてる。だから仮名と断わっているではないですか。ちなみにここは仮名ローソンですが正式名は鳩山泉井店、だそうです。 そのHIDEの方は4年前のJCRCアート杯で僕と一緒にXクラスに出て、僕が表彰式をすっぽかしたことまで憶えているそうで、リザルトを探してみると、Dクラスを長きに渡ってうろつく僕とは対照的に、順調に昇級し、Bで優勝してのAクラス。僕のなんちって副級Aとは明らかに異なる。同じスタートラインに居た人に、いつしか水をあけられている(しかも年上の方)。僕も頑張らねば(とか言いつつ今日はローラーに乗っておしまい)。 右脹脛肉離れは、直接のきっかけこそ見当たらないものの、かすみがうらマラソンでの酷使が根底にあることは疑いようがない。気がつけば、そのマラソンから既に1ヶ月が経とうというのに、ろくすっぽ走れずに足踏み状態となっているのはかなり痛い。トレッドミルでの1時間走で苦しんでいたのが懐かしい。 その代わりと言っては何だけど、坐骨神経痛がこの頃全く無い。まさか、チタンテープのお陰なんだろうか。 でも肉離れにはさすがに効果なし。 2007/5/14 [2種目は大変] 5月に入って日記皆勤賞だぁ。別に意識しているわけじゃないけど。 ラン禁止措置発令中につき、3種目が2種目に限定されて、日々の練習が退屈極まりない。居なくなって初めて存在の有りがたみに気付くというか。自転車だけとか水泳だけの人って、よく毎日続けられるなあ、と偉大さを再認識する今日この頃。ランだけ、ってのは、ちょっと理解できる。なぜならランに限っては、極めてラクなペースでも一つの効果的な練習になるから。 それにしても、ペダルは壊れ、サドルは真ん中で潰れたスポクラのエアロバイク。漕ぐと、中でギッチャポーンギッチャポーンと奏でる。これに乗って日々練習なんぞ、誰だってNo!ですね。 名湯「草津の湯」のようなプールも然り。うっかり飲むとヤバイ味がするので、口を極力閉じて泳いでいる。辰巳は50m先の壁もくっきり見えるというのに。 その辰巳2連発が効いたか、今日のにごり短水路500mは7分15秒の滅多に出ないいいタイム。 3種目均等にやるのではなく、単種目を集中的に追い込んで、レベルをアップするという考え方もアリかもしれない。この機会に、ぐっと上がるといいな。 2007/5/15 [コース分けの意義] 草津の湯で泳ぎたくないので、またしても辰巳へGo。またまたしても2000mは前回より30秒以上縮まった。でもさすがにかなりマジだったので、この辺が頭打ちかもしれない。 辰巳では、 「速く泳ぐコース」と「ゆっくり泳ぐコース」というのがあるんだけど、これはどう違うのか? はやいとかゆっくりとか、基準は何なのか? 主観か客観かによっても判断は分かれる。遅い人がいくら全力で泳いでも、速い人がノンビリ泳ぐスピードの半分も出ないケースはいくらでもある。 行きつけのスポクラも同じコース分けがしてあるが、結局はこういうことだろうと判断している。ゆっくり泳ぐコースは、遅い人優先。速い人は、遅い人を抜けないし、遅いぞ!と不満を漏らす権利は一切無い。速く泳ぐコースは、速い人優先。遅い人を抜いていってもいいし、遅い人はそれなりに気を配る義務がある。 で、今日は「速く泳ぐコース」で泳いだ。2000mメニューの途中後半に一人コースに入ってきて、遅かったので都合3回追い越した。 後で見たら、速く泳ぐコースも追い越し禁止とあった。すみません。 結局、これではコース分けする意味が無い気がする。 コースの違いでレベルの違いが棲み分けできているかというと、どうやらそんなことも無い。 2007/5/16 [スイム三昧] JYUさんが辰巳に行くというので、僕もお付き合い。三日連続の多分過去最高頻度の集中練。 シンクロのペア競技ではないので、一緒に泳ぐというわけではないけれど、一人で練習するより楽しいね。 さすがに昨日の疲れが1000mくらいで顔を出し、早々に腕が干上がってしまった。でも同時に大分慣れてきた感もあり。ただし3800mをヘタレず泳ぎきる体力には程遠い。 こっちは一コース2,3人でノンビリやっているが、隣の団体貸切コースには、エリート達がひしめき合って密度の高い練習を淡々とこなしている。100mドリルは余裕を残した泳ぎに見えるが1分9秒くらいと、一発勝負でもそんなに速く泳げまへん。何度か計ったけど1分21秒が最高(プル)。しかも十分休んでから。 2007/5/17 [想い出し] 幼少の頃は鉄道好きで、電車の絵ばかり描いていた。爺のお通夜で福島を訪れた日も、悲しみに暮れることなく今日乗った肌色に赤ラインのL特急ひばり号をクレヨンで描く。仕上げに、先頭の頬部分に入っている国鉄のJNRロゴを書き込みたくなったが、あいにくアルファベットが判らないので近くにいた親戚のおじさんに頼んだ。「ねえねえ、ここにNHKって描いてよ」「ん?NHKか、よしよし。ケン坊は絵が好きだなあ」 違うって言ってくれよ。 そんなわけでJNRロゴって子供には全然判読不可能だったが、どんな形してたっけな。 「思い出しJNR」を描いてみることにした。たしか記憶では、 ・平行四辺形っぽい(いかにも風を切って走りそうなイメージ) ・点対称形状である(逆さまにしても同じ) ![]() で、正しくは→こちら。 全然違うじゃん! 良く見ると点対称じゃないね。皆さんは、想い出せました? 2007/5/18 [IM参加選手リスト] Jyuさんのブログで知った、IM五島の参加選手リストをチェックする。自分はちゃんと登録されてる?書類提出が遅れたので落とされていたりして、と不安だったが無事見つけた。 エクセルに移して調査。カテゴリーD(35-39歳)の参加者数は118人でF(45-49歳)と同じ。カテゴリーE(40-44歳)が最も多い。オッサンパワー炸裂だ。去年のカテDはハワイ行きの切符を粗方ギャー人がかっさらっていき、無茶苦茶レベルを引き上げたが、今年のカテDギャー人を数えると、 韓国4人 アメリカ2人 オーストラリア1人 オーストリア1人 中国1人 チェコ1人 日本からの外人?5人 全部で15人かあ。米豪人は強いんだろうか。チェコからってのは、珍しい? 不気味なのは日本からエントリーのギャー人。彼らのほとんどは日本国籍じゃないよね? 全参加者数は今年も800人以下で、バイクコース見直しの労も虚しく定員割れのアイアンマン。こんないい大会なのになぜでしょうか? コースが厳しいからでしょうか? それが敬遠する理由となる、へっぽこアスリートが日本では大勢派なんでしょうか。 2007/5/19 [洗車練] 雨予報50%と聞いて物練に行くのをためらうが、お昼を回ってもいっこうに降る気配がない。 午後3時過ぎ、クルマで近所の公園に行き、DHバーをつけて走り出す。舞浜のツルペタな地形では、例によってTTのノリになってくる。今日はすこし長めに走ろうと思って、デズネーリゾート近辺を周回し、このくらいで勘弁してやらあと思ったとたんに空が暗くなる。ちょうど1時間経過のタイミングでドサーっと降り始め、少し間を置いて確認した走行距離確は36.1km。ぬー、アベレージのベストを更新したか微妙。条件を揃えたんだからスッキリ上回って欲しかった。急いでクルマに戻り、雨が止むまで待機。雷が鳴り、ズバズバ降って、汚いクルマはすっかりキレイに。1時間かけて拭き取り、洗車代1回分浮いたよラッキー。 あ、TIME汚れたままだ。 2007/5/20 [秋晴れのような空] 昨日の一時的な気圧の谷が空気を浄化していったのか、関東全域の空はスッキリどこまでも澄み渡っている。湿度が低く意外とヒンヤリして、半袖だと少々寒い。内輪練の6名は鎌北湖から入りグリーンラインを半分ほど走ったが、途中の展望がとても素晴らしい。裾野に広がる集落は緑に囲まれており、欧州のような眺め。どのあたりだろう? 筑波山が手にとるような位置に見える。 シロクマパンで穏やかなくつろぎタイム。ちょうど今ごろ、木祖村では激しくレースをしており、佐渡では長旅を堪能していることだろう。いい天気で何よりだ。次第に、サイクリストが止め処なくやってきて店は大混雑。シロクマパンはなぜそんなにサイクリスト受けするのか? ギャー人さんまでもが登場。どこから聞きつけてくるんだろう。 店を出る時に後輪のスローパンクに気付く。ちょうど寿命だったのでまいっか。 往き帰りはDHバーで皆とは離れて走る。毎度の身勝手をお赦し下さい。昨日もハードに走った人ばかりなので概ね平和なペースだが、時々気まぐれのようにスピードが上がって危なく置いていかれそうになる。 練習も終わり、クルマで帰りがけにマ○ドのドライブスルー体験をする。わけあって業務命令である。えらい混んでおり、かなり待たされた。ドライブスルーは、ものぐさの象徴というやましさをおぼえつつもメンドクサイ、という割の合わなさを感じ、二度と利用する気になれん。 考えてみれば、シロクマで腹一杯食っていたのだった。そのせいかちっとも美味くなかった。 家で体重計に乗ったら、デブってた。 2007/5/21 [IYHって知ってました?] イヤッホーの略らしい。いやホントはもっと感情込めて叫ばなければならないらしいが、照れ臭いので年相応にこのくらいで。 とは言っても、野山をハイキングするという意味ではないらしい。実は正しい答えを知らないんだけど、どうやら「衝動買い」に置き換えると意味が通るようである。 で、僕も今日、IYHしました。 「いやぁホイール買っちまいましたぁぁぁぁ!」の略。 またかよ! 誰へともなく言い訳すると、買ったのは後輪のみ。クラックが入っていたZIPPの代替品です。ダイタイシンですよ!イタシカタナシですよ。 ブヒブヒ(歓喜の声)。 衝動買いとは言っても最近は、自宅PC画面上の「購入」ボタンをポチっと押すだけであり、実感はかなり薄い。ブツが来るのはおそらく1週間以上先のことだろうし。 んー、だれかフルクラム7入間選科? 2007/5/22 [経過報告] カラマーゾフの兄弟、いまだ上巻の半分ですがちっとは面白くなってきました。 シロモトローラー台40kmTT 1:04:12 ave=37.38km/h。8ヶ月ぶりの記録更新。結構しんどかった。 ローラー台TTのルール。アップ1分以内で計測開始とする事。 最初の数分はキツくて30km/hも出せず、タイムに大きく響くのだ。 それと、シロモト台は時間経過と共にオイルが熱で軟化するためかペダリングが軽くなる傾向がある。 2007/5/23 [3時間でたったそれだけ?] 2年ぶりか3年ぶりか憶えていないが、そのくらい久しぶりにテニスをした。 初の試みとして、心拍を記録した。3時間枠の中で、ランダしてミニ試合して、休憩の約1時間を除く結果は HRave=94bpm、消費カロリー518kcal むー、全然運動になってない。 ランダをしている時の平均心拍は98bpm、試合中は81bpmであった。最高で131bpm。 でも、その割に疲れた。3時間立ちっぱなしは、どうだろうと疲れる。 明日からのラン解禁にむけて、いい準備運動になったと思う。 で、夜帰ってきたら、ZIPP808(後輪)が届いてた。ウエパーシゴトが早い。 さっそく開けてみたら、ゲッ、間違えて26インチ頼んじまったぁ〜 とブルーになる。 良く見たらちゃんと27インチだった。見たこと無いディープ度に、目の錯覚を起こしたらしい。 重量は、カタログ値の775gをお約束どおり大きく上回り、802gもあった。 リムの、タイヤが乗る面は、タイヤの凸に応じて中央に溝が走っており、そのお陰かタイヤが吸い付くようにはまる。このフィット感は今まで体験したことが無い。これからは、タイヤのセンター出しもする必要が無いかもしれない。チリチリとうるさかったラチェット音はかなり静かになった。 早く乗りたいな♪ 2007/5/24 [ラン解禁日] 2週間の安静期間を経て、今日ランが解禁。トレッドミルで、慎重に12km/hで走る。以前ならハリを感じる頃の7kmまで、問題なく走りきれた。とりあえず、ほっと一安心。 昨日のヘボテニスが意外にも筋肉痛で、足首のスジが疲労している。明日はダブルで筋肉痛かも。ありがたいことだ。 プールで怒る。 レッスンコースで泳いでいた連中が、レッスン時間が終了し25分を過ぎてもコースに居残ってジャグジーよろしくただダベッっている。このタチの悪さは今回が始めてではなく、毎度のことなのだ。今日は他のコースがかなり混んでおり、我が物顔の彼らに不満の視線を送る人が居るのを見て取れたが、これっぽっちも意に介さず気配りゼロの態度に、とうとう我慢ならなくなり、レッスンコーチに向かって言った。 「レッスン終ったんでしょ」「はい」「泳がないんならまずさっさと上がって明け渡さないと。あなたがちゃんと指導しなきゃダメでしょ。」 そんな、しごくまっとうなことを注意されても、コーチ以外のメンバーは明らかにブーたれ顔。悪びれるどころか、単にヘンなオヤジが難癖つけてきたとしか思ってないようだ。おまえらいい大人だろ? イライラする一日であった。 2007/5/25 [そろそろ限界] さすがに書くことがなくなってきた。一日も欠かさない人の苦労が分かります。 今月残りは短めのランを毎日欠かさないつもりだったが、昨日のジョグ7kmがかなり筋肉痛になっており、早くも挫折する。それにしても、弱るのって早いね。 ZIPP808のホイールバランスを調整した。2003年型の404は後輪で板鉛27gも要したが、さすがに最新型は18gに留まった。もっとも、バランスを崩している張本人は11cmにもなるタイヤのバルブにあるのだが。実測総重量は820gに増えたが、依然キシリウムESよりも軽い。 これで、70km/hの下りも安定して走れるだろう。ディープリムは高速走行で生きてくるから、ホイールバランスは特に重要だね。 完璧なセッティングになったところで、明日の長柄120kmTTで先月の記録更新を目指す。このときは前後404だった。果たして808の優位性はいかに・・・。 2007/5/26 [808の実力] を探りに、長柄へGo。 道路も空いていて、11時過ぎにはスタート。暑くなりそうな日だ。 808買ってヨカッタってことにするために、何が何でも記録更新せねばなるまい、との焦りからか走り出しからやけにキバッて息が上がる。こんな調子では後半ヘタレるのでセーブセーブ。長柄小坂は、なんか辛い。重さでは(404より)不利だし、うっかりしていたが今日は23Tまでしかない。月出の15%坂がゆううつだ。 今日は風が幾分強く、記録更新は厳しいかもしれない、と思う。旗は自分に向かってなびいており、はっきりと向かい風。意地になって、平地では34km/hくらいで巡航を続ける。そこに、808の恩恵が加味されているのかどうかはピンと来ない。 乗り心地はスムーズ。ま、新品タイヤだし。ヘンテコリムの割にはクセが無く、ディープリムを意識させない。というか、単に不感症なだけかもしれん。ようワカらん。ロードノイズをリムが反響しているのが微かに聞こえるが、悪い気はしない。異音は無いし、とにかく快適である。コーナリングとか、ダンシングなどで、目立った特徴なし。ブレーキフィーリングは従来品と相変わらず。ナチュラルではなくカックンと効き過ぎる。 これといった違いやメリットを体感できず、上りはイマイチ冴えず、おまけに向かい風なのでくじけそうになってきた。養老TT区間突入のラップタイムを見ると、向かい風基調だったのに意外にもベストタイム。なにが良かったんだろう? 微妙な良し悪しなんて、普通は判らないのかも知れん。すっかり気を良くして、この調子で踏んでいけ、と気持ちも新たに。折り返し後は追い風&下り基調に変わり、50km/hで飛ばす。イェーイ! これがやりたかったんだよ。 養老TT本日の記録:44’15”(best-2’03” Ave=32.27km/h HRave=142bpm) こちらも2分速い驚きのベストタイムが出て、しかもこの先は追い風基調と判っているので、記録更新は間違いないだろう、ということで、ここからはメーターを見ずに流し目に走った。明日も走ることを考えると、オールアウトしないほうがいいよね、と余裕ぶっこきまくり(ただし、心拍計をみると結構追い込んでいたが)。 前回の記録を9分も短縮する驚きのニューレコード(Ave=31.57km/h)が出た。30km/hを超えるのも大変だったのに。808何気にスゲー。これは、やばいものを手に入れたかもしれない。ウヒウヒ。 とは言え、前回のHRave130bpm(max153)に対し、今回は139(max162)と、結果的にはかなり追い込んだ。感覚的には今回のほうがトータルで手を抜いた気がするのだが。幸いにして最後までタレなかったので、負荷が高めの分速かっただけ、とも言えなくもない。 VXRS+Zipp606(404+808)+DHbar スタート直前、チョコドーナツとおにぎり食す。道中摂取物 アミノバリュー500ml 水300ml BCAAタブ4個 ゲータレード500ml お茶500ml 2007/5/27 [白石1本] 昨日のTT練は、745kcal/hというTDO並の高負荷練習だったが、その直後も、今朝になっても不思議なくらい疲れを感じない。ということで抵抗感なく物練へ行く。走り出すとやたら火照っている。今日のメニューは単純に白石峠正面攻め1本、であったが、んー、やはりダメージは潜んでいたようで全く上れない。脚が死んでいるというよりも、全身がだるくて力が入らない。気持ちの問題も半分くらいありそうな。心拍は当然上がらず142bpmが精一杯。やめようかと何度も思った。スタート前にリゲインを注入するつもりで、うっかり忘れていたのが悔やまれる。 白石峠:31’24”(best+3’44” HRave/max=140/151bpm) 途中止まりかけるほどのペースで40分くらいを覚悟していたので、その割にはマシだったかも。 西平セブンで遅まきながらリゲイン注入。おかげさまで帰路は三段坂も攻められ、平地の高速巡航もそこそこいい感じで走れた。まさに麻薬だなあ。 さて、バイク練やりすぎた。今月はランとスイムで埋め尽くさねば。 2007/5/28 [しつこい奴] トレッドミル27台全部埋まって順番待ち。皆さんこんな拷問マシンよくやりますね! オンボロエアロバイクで時間を潰し、空くのを待つ。先日より少し速く、13km/hで走る。ぼってりと残っている週末の疲れは、ランには全く関係ないらしくすこぶる調子いい。ただし、唯一坐骨神経痛はこのときとばかりに再登場。 おまえいつの間に!! 走り出してから顔を出したというより、会社帰りの駆け足の時点で既に出始めていた憶えがある。まるで、今日の練習に備えて待ってましたとばかりに出てきたかのような、ストーカーのような奴。しつこすぎる。 ラスト2kmで14km/hにあげてみたら、結構しんどい。このスピードに慣れるにはまだ少しかかりそうだ。 2007/5/29 [今月5回目の辰巳] ここに慣れると、普段のスポクラで泳ぎたくなくなる。キャッチの感触も違う気がする。辰巳のほうが水がしっかりしていて逃げないので気持ちいい。 コースを占有できなかったので、2000m1本はやめて500mを4本。 7:29 7:28 7:33 7:32 悪くは無いけど以前のベスト更新には至らず、やっぱり少しでも練習に穴をあけるとすぐパフォーマンスは落ちるということが判った。それに、2500m位で腕が干上がってもう泳げない。今までのIM3.8kmのタイムの悪さは、泳ぎ切るスタミナに欠け後半大タレするせいであると確信。寒さばかりでもないと思う。余裕を持ったイーブンペースで行くことがカギ、と今更ながら肝に命ずる。 辰巳は600円で1時間50分泳げるが、そんなわけでとても全て使い切れない。向上の余地はまだまだ山ほどあるね。 2007/5/30 [3つの過去最長]
肉離れはまだまだ不安の種だが、今回のはどうやら気のせいだったみたいだ。 今月は、スイムとバイクの月間距離と、トータル練習時間の3部門で過去最長を塗り替えた。GWという条件はあれど、それだけ順調にトレーニングが出来ているということで、まずは喜ばしいが、ランが極端に少ないのがやはり気がかり。今度のIMはバイクコースに新たなトンネルが追加されて上り区間がさらに削られているようだから、バイクパートの重要度は相対的に下がり、6月という気候的条件を考えると、ランは逆に要となってくる。それだけに、ランの致命的な足踏み状況が痛い痛い。 2007/5/31 [初の月間皆勤達成] 日記が。無駄な努力だけど。来月からまた元に戻そう。 5月は練習も休みが少なかった、と思いこんでいたが実際は7日休んでいる。それでも過去最少タイ。 大抵は実行率5-6割程度。毎日欠かさず練習なんて、一生無理だと思う。 今日こそ12km走ろうと思い、13km/hでトレッドミル。いきなり右脹脛にしこり感があるが、最初からの場合は肉離れではないだろうとの読みで、リスク覚悟で走る。5kmくらいでやっと消え、読みが当ってよかった。12チャンのB級映画を見続けていたら、エンディングを見届けたくなって、予定より3km長く走る羽目に。 筋肉痛が徐々に軽くなってきたのは進歩だが、ザコッツィがどうしようもなく酷い。今まではケツっぺただったが、今回は太腿の横。いままで経験のない箇所だ。決まって左足なのはザコッツィ始まって以来不変。それは当然か。ひさびさにチタンテープを貼る。よろしく頼みます。 2007/6/1 [指名買いのシューズ] 会議が早く終ったので、御徒町に寄ってIM用のランシューズを買う。アヂダスアヂゼロLT3。会員割引もあり5千何某円(安いっっ!)。このLTシリーズを買い続けて3足目。意匠・足型・軽さ・ヒール形状等々が自分の嗜好にぴったしだ。一度浮気して少しレーシーなCSを買ったがそりが合わなかった。店頭でどれを買うか悩まなくなって久しい。家で量ったら185gで、モデルチェンジのたびに少しずつ軽くなっている。開発者も大変だね。 レジの横に東京マラソン2008のパンフレットが積んであった(貰ってくるの忘れた!)。今日から配布開始みたい。第1回以上に申込倍率が高くなるんだろうな。 続いて辰巳国際へ。早めの入りだったが「速く泳ぐコース」には時速1ノットな人が二人もいて、意に介さずマイペースでノンストップなので、2000mむりくり追い越しながら泳いだ。そのうち監視員に目をつけられるかも知れん。タイム30分35秒はベストを13秒更新。いつかは30分を切りたいな。 湯上りのマッタリ気分でTJ最新号を謹んで拝見していく。そういえば、あれれ?TJって発売日が3日じゃなくなったの? 宮古島ドラえもんズ大集団、噂通り確かに圧巻だ。でも例年こんな写真ばっかですね。 2007/6/2 [刈場坂1本] IMジャパンまで残すところあと2週間に迫った。追い込んだ練習はこの土日が最後(スイム除く)で、以降はテーパリング期間。限界レベルの打破はもう終わり。 物練は刈場(かば)坂1本ということで、大した標高差も無いものと思ってちょいとなめてたかも知れん。前半河野さんのペースに乗せられてついていったら、完全オーバーペースで死んだ。先週の白石に似て、腑抜けで力が入らない。ちょうど、朝起きがけのジャムの蓋が開かないヘナヘナした感じ。実際、疲労がこの1週間で消えてないのかもしれない。 この刈場坂って、中盤の一瞬下った後からがきつい(Polarによれば↑290mで平均勾配9.2%)。苦手な坂、という印象がすっかり刷り込まれた。 グリーンラインでは、何か模擬レースでもやっているんだろうか、ポツポツとトレイルランナーが走っている。この厳しいルートで、なぜかお年寄りがほとんど。 甚五郎うどん近場のアジサイ公園を探索する。時間調整には手頃なアップダウン(↑240m)であったが、あいにくとアジサイは全く咲いてなかった。甚五郎の店先でソロ練の松井さんと遭遇。 帰路は弱い向かい風だったが調子が出てきて積極的に踏めた。これにて追い込み練バイク編終了。明日はちょい長めのランをしたい。 2007/6/3 [お呼びでないですから!] 昨日の物練は腹八分目のつもりだったけど、今朝は完全に壊れている。ランなんてとてもお身体にお悪いのでお止めになられたほうがよろしいかと進言申し上げたいのだが、なるべく回復するのを待って夕方に渋々出かける。最懸案事項のザコッツィは走り出すとさほど気にならなくなったが、右脹脛の不気味なハリがしぶとくつきまとうので予定の半分で止めようと考える。すると荷が軽くなったのか、10km過ぎたら調子が出てきたのでやっぱり延長して、結局予定の8割を消化した。キロ5分のジョグで追い込み練にはなってないが、最後は腰が痛くなった。これはフルマラソン以降いまだ治ってない。 IMジャパンのナンバー入り参加リストが出ているというので見てみると、ゲッ、エリート枠にDカテゴリーの日本人が4人もいるよ。マジかよハワイのスロット6人にしてくれよー。どう引っくり返っても彼らの足元にも及ばず、スロット5個のうち4個はReservedになってしまった。まあ、もとからハワイを狙う器ではないし5人も6人も関係ないだろ? と問われれば全くその通りなんだけど、気持ちは一応「狙う」ことになっていたので、スタート前から「可能性ないですから!」と言われるとヘナヘナヘナと脱力してしまいそう。 昨日NHKの番組で、薬指の長さと才能あるエリートアスリートとの関連性という面白い話をしていた。人差し指とくらべ薬指のほうがむしろ若干短い僕にとっては最悪の結論。努力で薬指が長くなることはなく、つまりこの世に生まれる前から「才能ないですから!」と遺伝子で決まっていた。ガーン! NHKが言うのだから間違いなし。 そもそもこの話は「なぜ女性は男性の指に惹かれるのか」という耳慣れぬ問いに答えるものであり、つまり「魅力のない指」を意味するということでダブルでダメだし! んー、救われない。 2007/6/4 [スモッグでDNS?] 大国のケタはずれな大気汚染が九州へと飛来し、光化学スモッグの被害が今年になってあちこちで出ている。 今までは都市部に集中して起き、その因果関係が明確ではなかったが、自然豊かな五島列島でもとうとう発生したらしい。 その影響ですぐにでも懸念されるのが、IMジャパンレース当日の状況だ。丸一日中外を走り回る我々にとって、光化学スモッグがヤバくないわけがない。 ウチの近所じゃ夏になると注意報発令は日常茶飯事で、僕自身はそんなに気にしないけど、主催者がレース中止を決断するなんてことが起きないか不安。安全保障面からそういう判断に至ることもありうる。 今年はまあ大丈夫としても、中国からの要らんモノ攻撃による被害は急速に広まっており、つまりこのペースで増大すると2年後位には早くも九州全体昼夜を問わず霞みの国になってしまうかも知れん。とてもじゃないがトライアスロンなんてやってる場合じゃなくなるかも。 毒入り咳止めシロップで百人以上の死者を出しても知らん顔の国である。大気汚染など間違いなくシラを切り通すに違いない。仮に認めたところで、効果的な改善策など期待できないし、倍倍ゲームで増えていく環境汚染を、倍、くらいに抑えるのが関の山だろう。 心配だ。 2007/6/6 [禁止項目] IMジャパンに向けすでにテーパー期間に入っている。練習の質と量を落としていく。ま、適当だけど。 その分、デブる可能性がある。そこで、レース終了までは 飲酒禁止 を宣言。テーパーってつまり楽な方向だから、一つ試練があってもいいでしょう。 飲酒と言っても僕の場合350mlのビール1本だけで、それ自体は大したカロリーではないだろうけど、肴として食う分がヤヴァイ。食事は人生の楽しみ、とか言ってないで犬並にとっとと終わらせることにしよう。 ただし、ダイエットはしない。便秘になるし、必要な筋肉まで落ちてしまったら元も子もない。 禁止事項は他にもまだある。 寝不足禁止 風邪禁止 怪我禁止 女遊び禁止 まあつまり、どれもだいたい避けたいものばかりだ。 今日は新しいアヂゼロLTを履いてトレッドミルを走ったが、ゆっくりなのに豆が出来た。普段なら下ろしたてでもフィット感は完璧なはずなのに。旧モデルと見比べると、微妙に足型が異なって見える。くびれがないために、足先に余裕が出てしまうことで豆ができる気がする。 幅広シューズにすれば「日本人の足型に配慮した」ことになる、と靴メーカーは安易に考えている気がしてならない。 スイムで腕が痛い。何でだろうと考えていたら思い当たった。職場のごく一部でいま静かなブーム(実際はかなりうるさいが)なのが70年代の遺物、ダイナビー。2,3日これをブンブンやっていたんだった。左手だけプルで筋肉痛。ダイナビーは手首とか握力を鍛えるものと思われているが、どうやらスイム用筋肉の一部も鍛えられるかもしれない。 2007/6/8 [2000mTT] レース前に、長水路で2000m記録更新がしたい。シゴトが押してきたので陽の出ているうちは辰巳に行けないが、逆に遅い時間帯の午後9時以降は団体貸切枠が減って空く、とのJyuさん情報を頼りに、時刻を見計らって行くことにする。目標タイムはズバリ、30分切り。前回のタイムは30分35秒だが混んでいて条件に難があった。コンタクトレンズも入れて、スポクラのくじ引きで当ったニューゴーグルを用意し、タイム確認はバッチリ準備OK。 午後8時半に入り、休憩時間まで15分間のアップ。100m単位をゆったりとした省エネフォームで泳ぎ、かなり抑え目でも1分半で泳げるのを確認し、調子は上々。結局スイムって、力が残っている時はノンビリ泳いだって速いし、力がなくなるとどんなにがんばったって遅いのだ。 休憩タイムになり、ウッドデッキに寝転ぼうとすると、巨大な黒ゴキがニョロニョロ這い出してきて、ウゲーもう二度とここでは横になれん。なんでプールサイドにゴッキーが居るんだ! 午後9時。100m慣らしの後、本日のメインエベント2000mTTがスタート。2kmを30分で泳ぐペースは100mでは1分半キッチリであり、100m毎に時計の針は上か下にいるので計算がしやすい。最初の200mで8秒程先行し、その後は徐々に食いつぶしていく形になる。500mで乳酸が溜まって早くも腕が痛くなってきた。やはり1分半維持は無理か、と弱気になる。1000mあたりで、約3秒先行で落ち着いてきた。初期の乳酸が処理され、その後ずっと1500m位まで1分半ジャストのペースを維持、ここから徐々にラストスパートに入り、最後の100mは自転車で言えばゴールスプリント。んぐああああああーっと渾身の泳ぎで、15秒まで先行してフィニッシュ。つまり29分45秒でめでたく記録更新。やた! 30分切りまではあと1回辰巳に来ないと無理かなと思っていたので、あっさり目標達成でやや拍子抜け。 500m毎のタイム 7:25 7:32 7:30 7:18 最後の500mは、単品でも長水路ベストタイム。 小休止のあとはまた100m単位で軽く。腕は粗方干上がっていたが1分27秒くらいで泳げた。だいぶこなれて来た感じ。 2007/6/9 [取らぬ狸君(byアベ攻防)] そろそろ五島の目標タイムでも考えっぺが。 曲がりなりにもハワイを狙う男なので、以下かなり思い切った設定。 スイムは、去年より暖かいだけでも条件はかなり良くなるはず。落ち着いてペースを守って泳ぎ、何としても1m1秒ペースを守りたい。すなわち3800mを3800秒=1:03:20となり、ゲートまでのランをいれて1:04:00とする。身体の冷えが少なければトイレタイムも減り、続くバイクでも無意味な体力消耗は薄らぐだろう。 今年からコースが変更されるバイクは、アベレージは悪くなるとの見方もあり、とりあえず従来のコースを走るとして考えてみる。去年の30.8km/hに対し、脚力アップ+ZIPP808効果+気温上昇で走りやすいとの読みから目標アベは思い切って31.5km/hに設定、実質タイムは5:36となる(バイク距離176.4kmで計算)。 そうは言っても、とことんユルユルで気負わず行こうと考えている。去年のオロロンではそのコンセプトが生きて、ハードな条件下のランでそこそこ走れた。マラソンのベストの30分遅れ、という公式から大きく外れることのないよう、とにかくバイクでのセーブを心がける。歌でも歌いながら走るか。 今年の強化種目としたのに結局調整に最も失敗したラン、肉離れのバクダンは未だ抱えている。マラソンのベスト3:07に対し、最高によくできて3:40だろう。キロペース5分12秒。それだけ聞くと、狙えなくもないと思えてしまうところがマジック。もし肉離れが生じても、神が与えて下さる試練、とありがたく受け止め(カラマーゾフの影響)反射タスキをつけて黙々とゴールを目指そう。 その他、トランジットで計4分。 Swin 1:04 Bike 5:40 (二つのトランジットタイム含む) Run 3:40 合計 10:24 無謀ながら去年より25分以上も速い設定だけど、スロット獲得には10時間台では話にならない。 達成できないからとレース途中でやる気が失せてしまうようでは本末転倒。まあとにかく、去年より1秒でも早くゴールに辿り着ければいい。それが無理でも最後まで諦めるな! 2007/6/10 [初夏の一品] ![]() 甚五郎うどんのメニューをヒントに、揖保の糸で作ったぶっかけそうめん。とろろ(冷凍パック)、ひきわり納豆、おくら、みょうが、冷しゃぶ風に湯がいたばら肉、薄焼きたまご、海苔、ゆかり(ふりかけ)を乗せてつゆをかけるだけ。コツもなし。ばら肉が意外とポイント高い。乗せるものが多くて写真は全然それらしく見えず、散らし寿司みたいだな(泣)。そういえば鰹節を入れれば良かったかも。 昨日ちょっと冒険して、8週間ぶりとなる20km以上のランをしてみたが、肉離れの兆候は起きなかった。今朝になってみてもハリは無く、かなり安心できるレベルに回復したと言えるかもしれない。ただ、キロ5分弱のスローペースの割には、脚がかなり棒になってしまった。さらに20kmを走るスタミナは、残念ながら残ってない模様。冬場の積み重ねは、いったいどの位消えてしまったんだろう。去年と同レベルで走れるかどうかも怪しいのに、3時間40分の目標は荒唐無稽かもしれない。ま、志は高く持て、だ。 2007/6/11 [驚きのタイム] 送りますドットコムで、五島に向けて荷物をまとめる。1260円也。 彩の国トライアスロンに出た友人のリザルトをMSPOで見る。 ぬおおっ! IMジャパン優勝候補の河原氏が出てる。レース1週間前でかなり流していると思うが、それでも余裕の1位。まあでもこれは驚くべきことじゃない。 東北各地を転戦しているであろう西内オヤジ氏をリストに発見。関東くんだりまで攻撃範囲を広げているとは、相変わらず精力的だなあ・・・んー、なぬぅっ! ランが35分で河原氏に肉薄の3位。この人いままでこんなに速かった? 少なくとも去年のいわきまでは、僕よりは確実に遅い人だったが、いつの間にこんなスピード力を得られたんだろう? なんという上達度。これは驚いた。56歳でもやればできることを証明した。マジかよ! 2007/6/12 [最後の足掻き(ただしプルのみ)] 今日も辰巳へ詣でる。ロッカールームへ行くと、ふと予感したとおり、まさにパンツをはいているJYUさんに出くわす。こりゃどうも〜。 またTTとかやり出すと苦しいので、100mのプルをひたすらこなすことにした。1分40秒サークル。10分間の一斉休憩後も、懲りずにそればかり。前回の2000mTTの時とほとんど変わらないペースで泳いで、12秒のレストが入るのに、しんどいのはナゼ。余裕が無い為か、水に乗れていない感じ。下ろしたての安物スイムパンツがイマイチなのか? 500円安いだけだったが、撥水性がまるで無く、感動もない。 辰巳のあとランをする予定にしていたが、腹が減りすぎてムリムリ。 2007/6/13 [ザコッ痛] あーやだやだ。あーイタイイタイ。ウンザリですなあ。 DHCのサプリメントをネットで買う。DHCって意外と色んなモン売ってるんだね。今回買ったなかで普通お店に売ってない物は、アスタキサンチンとオクタコサノール。前者は「明日食べーた?」などの名前で流行りの高級サプリと思っていたけど、DHCを見たらお勤め価格で笑っちゃいますよ。オクタコサノールは、多分日本で唯一DHCが扱っているんじゃないかな。しかも、やはり成分量的に見て輸入物よりも安い。 2007/6/14 [行ってきますだ] IMジャパンは今年から土曜日も選手登録を受け付けてくれるので、明日金曜までみっちりシゴトして、夜の便で長崎に行く。その代わり、帰りは一日延ばして火曜日。レース後のバキバキな身体で観光などできるかは、謎。 2007/6/17 [レース日] IRONMAN Japan Triathlon in五島長崎 レースレポート ![]() トルコライス。 むかし、トルコなお風呂というのがあったが、トルコとは全く関連がなく、ある日トルコ人留学生だったか、に訴えられて、瞬く間に名前が消えたっけな。 これは、トルコに関係した料理なのか? 日本全国どこでも作れそうなメニューではあるが、ちゃんぽんという視点が長崎的なんだろうか。そういえば、アワードパーティの料理と通ずるものを感じるな。 2007/6/20 [しっぴつちゅう] ああー、まだレース前日の内容ですでに飽きてきてしまった。 今年も、福江商店街の裏路地の、サカニイの店に寄ってきた。ふと気にいった靴が1980円でたたき売られていたので即決で買った。いつもの寄せ書きボードにサインしてきた。たしか、「さいごまで諦めるな!」と書いた覚えがある。 レース翌日のアワードパーティで、VikingEastの松本さんに「君は今回どういうチョンボをしたのかわかっとるのか?」とお叱りを受けた。はい、耳が痛いです。ロールダウン発表の会場に居ませんでした。真剣身がまるで足りんです。なめくさってます。おなじ宿の方や、VEのMONさんにも気をもませてしまって申し訳ないことをしました。会場で「ケータイ番号知らないしなあ」と、惜しんでくださったそうですが、知らないはずです。僕も知りません。 でも色んな人に気遣ってもらって嬉しくもあったのでした。 今回の一件で、来年のスロット獲得の距離が縮まったわけでもないのは当り前なんだけど、来年こそはぜひ取りたいなと思った次第。 翌日まであきらめるな! 2007/6/21 [記憶の復元作業] レースから帰ってきて、ようやく落ち着いて自分の寝床で寝られる環境になってから、悪夢でうなされる日が続いている。殺人鬼に追いかけられて思いっきり喉元を刺殺されるまでに至ったり、地獄絵のような場所を延々這いずり回っていたりと、しゃれにならないくらい残酷なのだ。この歳になると普通あまりに理不尽な夢は見ないか、見てもすぐ「ああ夢だ」と自覚するものだが、なぜか次々と色んなジャンルのバイオレンスなストーリを発案する。これはいったいどういうわけだろう? 事故などで下半身を失った人が、なぜか足の先が痛いと言い出すという話を良く聞く。レースで丸一日しんどい作業を経験してきて、脳みそにしっかり焼き付けられた辛い記憶は、レース後完全に解放されてからもしばらく消えずに残っていて、悪夢となってよみがえらせるのではないか。 夜中目覚めて、ふとそう確信するに至った。 2007/6/25 [積極的休養とは?] ロングの後は2、3週間の完全休養が必須と聞いているが、今回はちょっと趣向を変えて、ごくイージーな回復練習を適宜取り込んでみようと思う。上手く行きそうに無かったらすぐ止め。 ジャパンでのランの走り出しスピード、12.6km/hにセットして走る。3kmほどは普段どおりだったが、次第にまずは心臓がギクシャクした奇妙な反応を示し始めた。心肺系は今回のレースで最高でも153bpmまでしか上げていないし、当然苦しいと思ったことは一度も無く、ほとんど無理強いしていないつもりでいたので(酷使した時はレース後に深呼吸ができない)、何らかの後遺症が残っていること自体が意外だった。 続いて6kmあたりで脚全体が、電子レンジにかけすぎた手羽先のような気分(?)になってきたので、7kmで終了。暫らく歩いていたらまた走りたくなったので試しに1kmだけ15km/hで走る。脚を繰り出すタイミングを司る神経回路が暴走気味で、もつれそうになった。 泳ぎに使った筋肉は、さすがに1週間も休ませれば完全復帰だろう? と思っていたが、500mくらいでしつこい疲労感が表面に浮き出てきた。おまえもか! 体の芯は至るところまだまだ5割も回復してないみたいだ。 2007/6/26 [レース考] 今一度、バイクでの心拍グラフを見て欲しい。 ![]() 5時間30分もの長時間運動とは思えないほど、初めから終わりまで何の特徴も無く安定したグラフになっている。目標を大きく上回るタイムを、最も楽なやりかたで実現できたのはこのペース配分の妙にあったと思う。 ランの展開はバイクとは対照的だ。 ![]() だが、これが失敗だったのかどうか、終わってみても直感的に判断がつかない。今回、ランの平均ペースは5分30秒だったが、では当初から5分30秒で抑えてずっと走っていたら、そのペースをゴールまで維持できただろうか? たぶん、NOだと思う。 ランニング時の消費カロリー計算の目安は、スピードに関わらず体重と距離で決まる。走る前に僕が有していたラン用のスタミナは、42.2kmを走りきるために十分ではなく、いかなるスピードであろうとかならず一定のある場所で枯渇する宿命だったような気がする。キロ4分といった普段でも出せないスピードならともかく、キロ4分50秒(10kmまでのペース)という十分スローなペースであれば、キロ5分12秒(今回の目標タイムのペース)程度に抑えたからといって、後半のタレをどれほど食い止められただろうかと。 結局は、ランについては緻密なペース配分などよりも、42.2kmを走り通す十分なスタミナ。これが明暗の80%を分けると思う。走る前から結果は決まっているのだ。たぶん。 2007/6/27 [次のレース] シゴトが一段落したのでなんとなく休暇。朝飯後二度寝。不気味といつまでも寝ていられる。 夕方走ってみたが、いつのまにかかなり、たまんねーってくらい暑い季節になったね。キロ5分、55分のジョグだったが暑さでしんどくなった。Polarをみると平均30℃、最高で32℃だった。腕に巻いているので体温の影響を少なからず受けるが、同じ条件のジャパンでもランスタート時で28℃、20km地点で33℃、ゴール時で29℃、ラン平均29.5℃。今日とほぼ同じ気温と推測され、まあよく頑張ったなと思う。それとも今日がまだ異常に疲れやすいだけなのかな。 佐渡Aに申し込んだ。7度目にして、初のAタイプ挑戦(S3.8 B190 R42.2)。レース日は9月2日で、あと2ヶ月ちょっとしかなく、思いのほか準備期間が短い。ジャパンで浮き彫りとなったランのダメっぷりを2ヶ月でどこまで向上できるかが最大のテーマ。暑かろうと、3時間40分台はぜひ狙いたい。気持ちを集中する為に、勝手の分からない長良川ショートは諦めることにした。目指す方向があまりに違いすぎる。でも、9月末の銚子マリーナはすでに申し込んだ。佐渡が終われば、11月のTDおきなわに向けて強度の高いインターバル練習に切り替えるだろうから、ベクトルとして合っている。どんなにスタミナがあっても、最初の坂(普久川ダム)で切れちゃぁしょうがない(切れずについていくハードルは高いが)。 佐渡はもうすぐ締め切り。皆さんお誘いあわせの上ぜひご参加を! |
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