2004年 7 8 9月
タイトルをつけることにしました。

2004/7/1 [VXRSで初トレーニング]
今週末のみやぎ国際トライアスロンに向け、DHバーを入手できていないためにTIMEの戦闘準備が整っていない。VXRSはOSステム標準添付の為、OS対応DHバーが新規に必要となる。昨夜オカチメンコ町の芸術運動屋外箱へ行ったら、プロファイルのカーボンストライクが定価売り。100円余計に電車賃払ってでも、6000円安いFITTEで買うべきだった(あたり前すぎる)。
そんなわけで、長柄をDHバーなしで走る(カイシャはサボった)。TIMEでは初めてのいつものコースを試走だ。どんな按配かとわくわく。まず走り出してすぐ、美ヶ原の疲れが残っているのを感じる。意外と根強い奴だ。
相変わらず、Kestrelとの劇的な違いは判らないのであるが、それだけKestrelが悪くないってことだ、と考えることにした。まあそれでも明らかに言えることは、乗り心地がいいこと。トライアスロンでは重要なポイントだろう。面白がってわざと荒れた路面を走ったりする。素晴らしいです。
しばらく走って、驚くべき事実を一つ発見した。道路を横切るU字溝を通過するときに、どの金網もガチャンと音をたてない。ボゴッボゴッという篭った音である。今日はどれもジェントルな金網ばかりだと思っていたのだが、そんなはずはない。 金網の振動をフレームやフォークが吸収しているのではないか。そんなバカな、と言いたいところだがほかに説明がつかない。
3日後がレースなので筋肉をレッドゾーンに入れないように走る。が、アベレージがいつになく高い値を示しているのでだんだんマジになってきた。明らかにオーバーペースで80kmあたりでバテたので、豆乳でひと休み。その際に、なぜか調子悪いフロントの変速機周りをチェックすると、走る前に38Tから39Tに付け替えておいたインナーギアが裏表逆についている。おいらってそんなに素人だったかな!? どおりでインナーとアウターの間にチェーンがはまりそうになるわけだ。
過去最高のアベレージ28.6km/hを出して、クッタクタになって終了。レース大丈夫かいな!? 

VXRS+ZIPP404、DHバーなし、スタート直前チョコパン・おにぎり・ハムサンドを食す、道中摂取物、903 500ml、MIU Sports 500ml、オレンジジュース500ml、豆乳。80km地点で15分間休憩(タイムに含まず)。
2004/7/4 [レース日]
みやぎ国際トライアスロン
2004/7/5 [料金未納?]
みやぎ国際トライアスロンでの順位は7位だったが、バイクスプリットタイムは5位だった。総合順位よりもバイクスプリットの順位の方が高かったことは、滅多にないことだ。VXRSは乗っていて特にアドバンテージを感じなかったが、気づかずに速いということなのかもしれない。

話変って、八丁堀のアヰビーワンという債権回収業者から、携帯電話の有料サイト料金が未納なので連絡よこしなさい、という督促はがきが来た。ガビーン。恐ろしいことに、支払いなき場合は、裁判所手続き、金融機関全停止、ブラックリスト登録、給料差し押さえの内容証明を勤め先に送りつけられてしまうらしい。これはやばいぞ。人に知られたくないプライベートな秘密が赤裸々に明かされてしまう。オソロシヤオソロシヤ。早急に手を打たなければ。

あ、オレ、携帯電話もってなかった。
2004/7/8 [衰退する大会]
ジムのプールでダラダラと泳いでいたら、コンタクトがポロりと取れたことに気づいた。ゴーグルを外してみると、どこにも見当たらない。外した拍子にプールに落としたらしい。なんという緊張感のなさ。ダラダラ具合が良く分かる。後になって事の重大さを思い知る。かれこれ15年間も同じ製品のものを使っているが、いいかげん、視力も測りなおして新型のコンタクトにするか。ああメンドクサイな。

みやぎ国際トライアスロンは参加者120名弱で予想以上に少なかった。でも何故こんなに人気がないのだろうか? 3種目ともコース設定としてなかなか悪くないと思うが。人口80万の仙台市だけでもトライアスリート人口は100人じゃ済まないだろうに? この大会がもし関東で味わえるのなら、間違いなくマンモス大会になるはずだ。それとも、人口比で東北に大会がありすぎるのか。 みんなもっと参加して大会を育てていこうぜ!

2004/7/9 [シーズン後半の予定]
佐渡のBタイプと佐野に申し込んだ。佐渡はAかBかで悩んでいたが、自分に向いていると思われるBで勝負するというコンセプトで決定。佐野は、バイクでは集団から逃げ切り(そのためにはスイムも重要だ)、ランではベストタイムを打ち立てたい。
他に、過去2戦とも今ひとつな結果に終わった会津若松も出るとしよう。今年新設される銚子でのトライアスロンは、残念なことにJCRCのアートスポーツ杯と重なった。ツールドおきなわの調整用と考えるとJCRCは大事だし、新生レースも捨て難い。はて、困ったぞ。
2004/7/11 [レース日]
JCRC第5戦 群馬CSC

[おすすめドリンク]
我が家の冷蔵庫にはかならず、飲むヨーグルトと牛乳が入っている。この二つを1:1でブレンドして飲むのである。牛乳でもヨーグルトでもない新たな飲み物の誕生である。牛乳は腹がゴロゴロするから飲めないという人も、ヨーグルトと混ぜれば打ち消されるらしい。この基本ブレンドにリンゴジュースなどの100%ジュース系を混ぜたり、冷凍ブルーベリー、ラズベリーなどを潰し入れて飲むこともある。こんな美味い飲み物は他で見たことがないし、絶対におすすめですよ。

参議院選挙前日の昨日もいつもと同様静かな土曜日だったが、やる気あるのかね?
ムネヲ君が返り咲くことが万に一つどころか1/2くらいの確率で起きようとしていたとは、有権者と松山千春の考えていることは判らんよ。
2004/7/14 [走行条件の違いはどこまで影響するか]
JCRC第5戦、結果表を見たり、いろんな人の話を聴くと、Z2トップは後半に先頭集団から一人逃げしたようだ。僕の前の殆どは最後まで第一集団を形成した人たちであり、タイムを見る限りでは意外なことに前半より遅いペースで走っている。一瞬のスピードアップについていけなかったことが悔やまれる。そのとき走りながらA木さんは、「これがロードレースなんだよなぁ」としみじみ話していた。
一つ分からないのは、前回の群馬では1周のラップ9分台どころか10分台さえも1度しか出せなかったのに、今回は苦しいながらもこの雨の中最短9分41秒まで縮めた。この差はなんだろう? そんなに早く人間って上達するものなのか? いや、速かったのは自分だけじゃなく周りも同じだ。前回より気温的にはちょうど良かったが雨天という条件はマイナスだろう。ここまで顕著にタイムに現れる明確な理由が見当たらない。
2004/7/17 [年初来高気温下トレ]
久しぶりに筑波へクルマででかけた。朝10時、外気温計は既に33度を示している。途中の守谷SAで激辛(ゲキカラ)たこ焼きをベンチで食べていたら、顔から瀧のように汗が出てきて止まらない。
原町以来のお付き合い、トライアスリートNさんと大池公園での待ち合わせ。11時に予定通り合流する。え? 昨晩(今朝)は4時に帰宅? でもって、大池公園まで65kmを自走ですか! 既に汗まみれのNさんと不動峠TT開始。アップ省略のため、中間地点で既に激辛(ゲキツラ)! 結局14分3秒でベストタイムだったけど、それはVXRSのお陰だろう。クラクラして気持ちワリイ〜。吐くかと思った。
裏不動を下りてフルーツラインを北上し、きのこ山、加波山ルートへ入る。暑さのためゆっくり目にゆらゆら上る。パラグライダー発着場(着は無いか)でNさんがとうとう力尽きてしまった? 暫く休憩した後、引き返すというNさんを半ば無理やり加波山方面へ誘う。板敷からフルーツラインへ戻った。最後の裏不動で2度目のTT。途中またしても気持ちワリイ〜、12分18秒で登頂。暑すぎると、疲れとか乳酸云々より気分がおかしくなる。こんな暑いのは今年初体験。でもまだまだピークってわけじゃないね。走った距離は65km。でもNさんは130km。大丈夫かなあ・・・。

VXRS+ZIPP404+DHバー、スタート直前おにぎりを食す、道中摂取物、ポンジュース 1000ml、コーラ 500ml、お茶500ml、豆乳、ウィダーinゼリー。

2004/7/18 [1時間で何キロ走れるか? その4]
ZIPP404に亀裂が生じていることを昨日発見。まだTIMEを買う前の練習走行で壊したものと思われる。決戦用を練習で使うのは益々ひかえなければならない。ということで、キシリウムに10枚歯を取り付けて、光化学スモッグが退けてきた午後5時にVXRSに装着して走ってみる。スゥーっと走っていい感じだぞ。練習コースとしての見切りをつけたはずの舞浜地区だが、走り出したら何となくマジになってきてしまった。しょうがない、1時間タイムトライアルでもやるか。セッティングを再調整したDHバーはいい感じ。信号もうまい具合に青になってくれて、ほぼノンストップで走れる。
記録は36.02kmと、久々の大幅更新。1年以上前に出した34.07kmをずっと更新できずにいたが、約2kmも上回ったぞ。やったね。コーナーをスピードを落とさず回れることも大きいのではと思う。 旧キシリウム、悪くないじゃん?

VXRS+Ksyrium+DHバー、フルーツジュースの海洋深層水割り500ml摂取。
2004/7/19 [手に余る代物]
連休最終目に予定していたロングライドに向け、本年初めて冷房を入れて寝たのである。ベストな環境で充分な睡眠をとる目論見である。ところが実際はスースー肌寒くてちっとも寝られやしない。冷房止めりゃいいのに? しかし寝ている時のうつろな判断は、「初心貫徹」なのである。
そんなわけで、朝7時に起きてメシ食ったあと、10時まで二度寝する。アホちゃいますか?
いつもの土気工業団地内公園を12時15分にスタート。安房小湊まで行ってみようという新たな志をもって走り出した割には、スンゲーやる気出ない。いったいどういうわけか? ヤルキナシオ君久々に登場だ。VXRSとキシリウムの組み合わせは極上の乗り味を提供してくれる。しかし、それ以上に腑抜けなおいら。そこに向かい風が加わり、安房小湊にたどり着いたのは超スローペースの午後3時半。もう日が傾いているぞ。帰りは勝浦ダムや養老エリアを通って、公園に戻ってきたのは午後6時半だった。

VXRS+Ksyrium+DHバー、道中摂取物、903 1000ml、コーラ 500ml、カテキン茶 500ml、Miu 1000ml、まろ茶 500ml、Qoo 500ml、TADAS 500ml、水分合計4500ml。

Shimanoの新しいスピードメータは、昔の悪しき日本製品の如く機能テンコモリが仇となり好きになれない(しかも肝心な機能は無い)。今日最も困ったのは、いつのまにか計測中止してしまうことだ。基本中の基本、正しい走行距離が判らなくなってしまう。オートストップ機能でもあるんかいな? と思っていたが、どうやら自分で知らずにスイッチを押してしまうらしい(ほかに理由が見当たらない)。「km」がちゃんと点滅しているか、常に気を配らなければならない。それでも、後になってトータル30分以上は止まっていたことが判った。今のギア位置がわかるという点以外、やたら使い方が複雑で、取り付けも融通が利かないし、反応もトロい(スピードのタイムラグ大きすぎ)。ムカツクだけのメーターである。買って損こいたなー。
2004/7/24 [安房小湊PartII]
今日も安房小湊行き。クルマが少なくて、走りやすいのである。夏の水分補給では、小銭が見る見る減っていく。そこで新しい給水法を試してみた。2Lの水を買い、二つのボトルを満たして粉末を混ぜる。余った水は頭からかける。これ最高。飲むのと同じくらいの効果がある。
ツールの写真を色々と見ていると(映像を見る道具を持ってない)、集団内でのんびり走っているシーンでもない限り、大抵ドロップの下を持って走っている。
未だにドロップの下を持つことに積極的な価値を見出せないオイラは、大変な素人であることを再認識したので、今日はどんなシチュエーションだろうと努めてハンドル下を持つようにしたのである。 一日やそこらで開眼するはずも無く、この習慣は暫く続けてみようと思う。
なお、山岳TTのウルリッヒのように(聞いた話だけど)、急なのぼりでDHバーを使ってみたが、これはさらに理解できず、もう真似するつもりもない。

VXRS+Ksyrium+DHバー、道中摂取物、クエン酸粉末1L分、903 1000ml、お茶500ml、コーラ 500ml、水1300ml、昼食にパスタ+ゼリー+コーヒーミルク 500ml、豆乳200ml、アイス、水分合計4000ml。
2004/7/25 [何年ぶりだ?]
海水浴場へ行ったのである。昨日に引き続きTさんと合同練習。
大多喜県民の森までクルマで行き、そこから興津までバイク。昨日より気温が高い?自宅でカチカチに凍らせてきたボトルは飲む頃にすでにぬるま湯だ。
守谷海水浴場は程よく賑わっている。砂の質が良く、水は結構綺麗だ。ゴミも浮いてないし、手入れが行き届いているようだ。思わず鼻の下ビヨーンとなるようなビキニの娘とか、あいにくお目にかかれず。男どもは全員個性がなく膝下までどよーんと長い水着を着用している。「水着」と呼ぶにはあまりに非機能的。泳ぎにくくないか?(誰も泳がねーよ)。目的の異なる約二名は、ブイに沿って400mほど泳いで、スイム終了。
海の家で生ビールとカレー焼きそばなどというケッタイなものを食う。ダラケまくってしまい、午後のバイクはしんどい。 安房天津駅から養老渓谷方面への清澄の上り(四方木峠、標高270m)は、千葉界隈ではこれでも最も長い上りだろうと思った。調べてみると、この清澄寺は日本で富士山の次に初日の出を早く拝めるところらしい、ということでそれなりに高いのだろう。
帰宅直後に体重計に乗ってみると、出かける前より太ってた。
2004/7/29 [アナトミックケツ学]
会社のトイレがウォシュレットになって半年が過ぎた。
このトイレはオケツに噴射する水圧とノズルの前後位置が6段階で選べる。前の人が使った状態のままになっているので、何度も使っているうちに、統計学的に使用状況調査ができるというわけである。
水圧に関しては、『その程度じゃ汚れが落ちないだろ!』ってくらいの圧力から、『腸内洗浄しますか?』ってくらいの強力な噴射まで選べるが、見事に人それぞれの設定になっている。ところが、ノズル位置に関しては、面白いことにほぼ決まった傾向があり、大抵は前寄りで、一番前かそれより一つ下がった位置の2箇所で95%タイルを占める(あくまで印象)。
僕は、こういうものは平均値でやるのが最も心地よいはずだと信じており、水圧中庸、ノズル位置中庸に毎回調整し直すのだが、ノズル位置がすでに真中にあったためしは、ほとんどない。
これはどういうわけだろう? こういう機械は、大抵日本人の平均値で作られているはずである。わが社員のケツは皆前寄りについているのか?
いやいや、ここで女性の存在を忘れてはいけない。つまり、ここで推測できるのは、女性の大半のケツは後ろ寄りにあり、前寄りである男性のデータと組み合わされて初めて日本人の平均値が算出されるのである。
真相はいかに?
しかし、考えてみれば、個室での作業工程は親にも見られることがなくフィードバックがないから、じつはとんでもなく非常識なことをしているかもしれないのである。いつだったか、オケツを拭く時に紙を前から後ろに滑らせるか、その逆か、という話題が出たことがあり、意外なことに、その場に居合わせた男性は僕以外後ろから前方向に拭くと言い、女性はその逆だった! 僕は、後ろから前へ拭くという選択肢があること自体、信じられなかったのだ。
ことケツに関しては、その位置といい、拭く方向といい、僕の場合女性的であると言えるのか。
ここまでの話が、サドルなどの話題へと繋がるわけではない。
以上!
2004/7/30 [ホットウォーター]
7月に入ってからというもの、プールが熱すぎて全然トレーニングにならない。暑い中でのランやバイクは水をかけて何とか凌ぐ方法が無くもないが、スイムの場合、その水が熱いんだからもう逃げ場がない。それに、気候として暑いのは諦めもつくが、プールが熱いのは管理の問題であり、疲れと共に怒りが湧いてくる。
そんな熱い中、いかにタレずに泳ぐかという方策が見えてきた。暑い日の体の動かし方のように、なるべく波を立てずにスローピッチで泳ぐのがいいと思っていたが、その泳ぎは腕の筋肉にばかり高負荷がかかり、つまり局部的にイってしまい、熱い水の中ではもはや乳酸は溜まる一方だ。その逆にピッチを早めて体全体を使って泳ぎ、力まないプルで上腕筋への負担を少なくすると、疲れるけど長く泳げる。
しかしそれでも今日はあまりに泳げなくて600mでヤメタ。スイムの力がどんどん低下していく。
2004/7/31 [特訓の日]
ポンズ山本さんと走ったのである(3/27のレースレポートにご登場以来、山本さんは伏字でなく山本さんなのである)。
マイコースへご招待、などとぬかしておきながら、家まで迎えに来てもらい、デポ地まで山本さんのクルマに同乗させて頂く。なんという厚かましさでございましょう。
せめて私が機関車をつとめなければ、と思って走り出すも、すぐに山本さんは追い越して前を走っていく。お客様に引いてもらっては男が廃るというもの(いかん、すっかり誰かの言い回しになってる)。先頭交代をしながら走っていると、当初の目論見よりスピードがどんどん上がっていく。これはやばい。今日はいつになく長くて厳しい距離を走ろうというのに、一人のときより遥かにオーバーペースだ。完走?すら危うくなってしまう。
笠森のプチ峠でとうとう千切れる。というか、疲れとは関係なくそのスピードでは上れない。マイ最高速度を超えているのである。あっ と言う間に20mほど離されて、これがレースだったらジ・エンドだ。その後も、まとまった上り区間では毎回千切られた。少しは上りに自信がついたと思っていたが、VXRSをもってしてもまったく歯が立たない。ヴィランクが泣いてるぜ。
40kmほどで早くも腰が痛くなった。普段の練習ではそんな短時間に腰が痛くなることはないが、負荷が高いと容易に痛くなるのか、と初めて気づいた。フォームに問題があるに違いない。
山本さん、意外と下りは慎重だった。VXRSにしてからというもの下りコーナーがおもしろくて、うひゃひゃひゃと下っていると、僕一人になっていることがしばしば。コースを熟知しているかどうかの違いが大きいけれど。
安房小湊のコンビニで小休止したあと、安房天津へ向かい清澄の登りを目指す。千葉界隈じゃ最大の上り区間ということで、アクセスは多少難ありだがあえてコースに加えた。今日はPOLARでしっかり上りデータを計測。清澄寺入り口までの獲得高度は275mで平均勾配5.6%、4.6kmを16.5km/h平均で上った。山本さんにしがみついて上ったためHR平均も142bpmと、かなり高い。
そのまま養老ラインを走り、大多喜に戻ってきた上り坂区間、ふと振り返ると山本さんが突然居なくなってる。ありゃ? メカトラですかね。それともバテちゃいましたかね。だとすれば強烈なバックアタック。
ところが追いついてきてそのまま駆け上がる山本さんのペースは、相変わらず、つ・着いていけねえー。どうなっているんだ? そんな奇妙なことが2,3度続く。
大多喜のコンビニで2度目の小休止をしていると、あれ、山本さんトイレ長いっすね。そういえば安房小湊でもトイレ長かったっすね。つまりは、腹こわしたですか。そういうことだったですか![後日追記:食中りだったそうです]
すっかり調子が悪くなってしまった山本さんであったが、終盤の秋元牧場の上りで、またしてもスーパーアタック。いままでになく離される。ここに来て一体どこにそんなパワーが残っているのか皆目判りません。トライアスリートとローディの明らかな違いを思い知らされた。
脚全体に痙攣のサインがビクビクやって来たところで無事ゴール。あと5km長かったらヤバかった。お疲れ様でした。
明日のTさんとの練習大丈夫かなあ・・・。
2004/8/1 [案の定]
廃人状態。
かねてから気になっていた亀山湖を訪ねてみよう!トレーニング、走行予定は80kmだ。
昨日山本さんに千切られたプチ笠森峠、今日はTさんに千切られる。ウヘー。じぇんじぇん踏めましぇーん。心拍数も上がらず。
ダンプのせいでカメの甲羅状態になった道を通って養老渓谷の大福山を目指す。亀山湖への分岐を下っていくと、ありゃ、またしても未舗装路だ! 亀山湖は諦めて養老渓谷駅へくだり、駅前のベンチで小休止。いやー、ほのぼのとしてくつろげますな。それにどういうわけか涼しいよ。
高滝ダムまでの追い風区間を40km/hでぶっ飛ばしていたら、やっと調子が戻ってきた。しかし、最後の秋元牧場では25Tで精一杯。Kestrelで21Tで上っていたことを思えばやはりキてるぞこりゃ。
80kmの予定が約100kmまで延びて終了。獲得高度は昨日のちょうど半分だった。
2004/8/4 [粗悪リーマン弁当]
どういうわけだ? トレッドミルでもプールでも全く力出ず。一向にエンジンのかからない車を、セルモーターで無理やり動かしている気分。おまけに、先週末のロングライドにもかかわらずの激太り。増加分の殆どは有害物質で占められている感がある。少なからずこの調子の悪さと関係しているに違いない。
その思い当たるフシ、昼間の食い物が悪すぎ。
オフィスビルの立ち並ぶ会社の近所で売っている弁当はどいつもコイツも共通してセンスのない粗悪品だらけだ。大量の安い肉と揚げ物のオンパレード。血液ドロドロ化は必至。そのかわり殆ど500円均一である(一応、安いという意味です)。200円高くして、もっと健康に気遣った弁当売ってくれよ。季節を感じさせてくれるようなメニューをちったあ出してみろよ! しかし、そういうのが売れるんだからしょうがないよな。健康ブームだなんて形だけだ。味覚センスのない野郎どもの嗜好が、弁当の基準を作りあげている。
2004/8/7 [やはりブーイングは止まらない]
マメンバラ高原探索という宿題がずっと残っていた。
903を冷凍庫で完全氷結させ、タオルで保冷して持ってきたが、二口目にはすでにぬるま湯だった。凍らせるのは意味ないからもう止めよう。
先週の疲れなどとっくにないはずなのに、力は入らないし自転車はやたら重く感じるしで全然ダメだ。重いのは自転車じゃなくて2kgも太った自分自身だろう。
なぜこうも不調なのか、それはズバリ、夏バテってことか。こんな調子で、やる意味はあるだろうか?
老川十字路からマメンバラ(麻綿原)を目指す。道幅が細く、路面コンディションはまあまあ、クルマはまったく来ないがブラインドコーナーが多くて飛ばせない。それに、意外や意外、結構なのぼりだにゃー。今日は、「ドンと来い、上り!」って気分じゃないのだ。
つまりアジサイ園ということらしい。見頃を過ぎたアジサイが山肌一面に広がっている。シーズン中はさぞかし綺麗な眺めであろう。この季節はずれに若いギャー人観光客が来ていた。
マメンバラは結局コースとしてイマイチであると判明し、自販機横の椅子でのんびり休憩していると、3人のオヤジギャー人マウンテンバイカーが会釈して通り過ぎていった。ギャー人も夏休みですかね? しかし、随分とマイナー好みな人々ですな。
最後まで調子は上向かずに、午後5時過ぎに終了。最近は、夕方が涼しい。

スタート前にチョコパン+豆乳 道中摂取物 903 500ml お茶 500ml コーラ500ml 爽健美茶500ml TADAS 500ml コーラ500ml 水分合計3000ml

午後9時過ぎ。ダメ押しでホンッと嫌いになったね。なんなんだよコイツラ! 黙ってりゃいい気になりやがって。穏健な日本人だって、もう黙っちゃいないよ。
2004/8/8 [とことん使えねぇ奴]
珍しく平地コースを選んで走る。夷隅町-勝浦市あたり。期せずして距離も上りも佐渡Bに近いものとなった。変化の少ない平地を黙々と走っていると、知らぬ間に暑さが堪えている。ラストは熱中症ぎみになり、いつになくバテた。相変わらず、全般的に調子悪い。今日の水分摂取量は3250mlで、距離もアップダウンも多かった昨日より多い。
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Shimanoのフライトデッキにケチをつけたら、早速機嫌を損ねて壊れちまったようだ。センサーからの信号を受信せずスピード0kmのまま。色々いじくっても、ウンともスンとも言わない。センサーが悪いのか、受信機が悪いのか、調べようがない。残る可能性としてセンサーの電池切れか? と思って入れ替えてもダメだった。電池代返せゴルァ!
しかし、フライトデッキをはずすには、巻いたばかりのバーテープを剥がさねばならず、それも癪なのでつけっぱなしである。
スピードがゼロなので、タイム計測もしてくれない。ストップウォッチ機能というヤヤコシイものもあるが、なぜか90分で計測が止まる。
フライトデッキ君は今や「時計」に成り下がっている。
ところが、やはりスイッチを知らずに押してしまうらしく、いつのまにかモードが変わって000kmなどの表示になっている。
使えねーッ。

「スイッチを知らずに押してしまう」
フライトデッキのスイッチはブレーキブラケットの中にあり、ハンドルから手を離さずにスイッチ操作が可能。それを知らない人には、「知らずに押すなんてことあるかゴルァ!」と言われそうなので注記しました。

2004/8/15 [夏休み終わる]
今年はしっかりとった夏休み。その間500km近く走ったけれど、空いた時間はただゴロゴロ、芯まで溜まった疲れは抜けないし、デブにはなるし、調整としては大失敗だ。来週のレースへ向けテーパリングしなければならないし、このデブ化した肉は落とさなきゃならないしで、困った。
週末はTさんのご厚意により千葉市の家に泊めてもらい、連日長柄を走るという壮大な計画を遂行中であったが、二日目の今日は朝5時9分に大粒の雨音で起こされた。昼になっても降り止まないので練習はもう諦め、メシを食いに近所のファミレスに行く。昨日は35℃の猛暑に朦朧としたのに、今の気温は18℃しかない。
そんな寒々しい中、ファミレスの窓の外に目をやると、雨に打たれ疲れきったバイク集団がこっちへ向かってくる。はるばる興津から4時間も走ってきたJTRC千葉の面々がどやどやと入ってきた。この店の常連ですか? トイレで着替えなどをしている。スゲー。手がかじかむほどの寒さだったそうで、みんなタフだ。
昼過ぎに帰路の京葉道路に乗ろうとしたら、道路情報板には「湾岸市川まで━━━」とでている。ゲッ、心停止状態か。一気にやる気をなくし(なんのやる気?)、突如Uターン。いつもの土気工業団地までフラフラと行きついた頃には雨もやみ、路面が濡れるなかを2時間ほどバイクトレーニング。昨晩ビデオで見たパンターニの走りを思い出して真似てみる(うまく行かず)。
午後5時過ぎの京葉道路はいつになくガラガラだった。
2004/8/16 [笑っていて力が入るか]
谷亮子選手は、金メダルを勝ち取るまで、緊張感のあるキュッとした面持ちで淡々と試合に臨んでいた。もちろん、一瞬たりとも笑顔を見せず。
谷選手を例に持ち出すまでもなく、まあそれが普通だろう。女子バレーのあの笑顔は一体なんのつもりなんだろうか。一点取る度に高らかに笑っている。あんなんじゃ緊張感なんて無くなっちまうのではないかい。駈けずり回って、エネルギーを無駄に消費していないかい? 集中して何かしなきゃならないときに、笑っていたら絶対にうまく行かない、というのは誰もが日常的に経験していることだろう?
あんな笑い顔を作って1点取る度にお互い鼓舞し合わないとチームプレーがうまく行かない、のだとしたらさらに深刻な問題だと思うが。
その辺をガラッと作戦変更して、もっと硬派に、いやもとい、もっと普通にプレーしてみてはどうだろう。そのほうが、ファンも増えると思うが。TV局の大いなる勘違いはいつまで続くのだろう。
そういえば、開会式での日本選手団の行進姿は、80%以上プリンセスメグ中心の映像だった。他に誰がいたか、映らないので確認できない。
2004/8/22 [レース日]
うつくしまトライアスロンinあいづ
2004/8/23 [益々好きになっちゃいました]
野口さんやってくれましたね!
ゴール直前までハラハラし通しだった(逃げ切りのシナリオを最後まで信じきれなかったのはいちファンとして失格だ)けど、作戦が見事に勝利へと結びついた。僕にとっては、このオリンピックで最も嬉しくまた感動した内容だった。まだオリンピックは残りがあるけど、多分これがダントツ一番だ。点滴をうけて戻ってきた後のインタビューでは、その純真な姿と一途で厳しい鍛錬を思い起こさせる涙に、思わず目頭が熱くなった。
それと同時に、今日(日付では昨日か)の自分のレースが益々不甲斐なく思えてきた。
2004/8/25 [あいづ土産話]
みやぎ国際に引き続き、あいづでも再び西内オヤジ氏(西内洋行選手の父)にゴールでお会いした。明日からアテネ入りで忙しくなる、とのことだ。アテネのバイクコースは18%の坂があって相当きついらしいですね、と振ったことがきっかけで面白い話を聞いた。彼らはそんな激坂でもインナーに落とさないという(ほんとですかい?)。でもって、坂に差し掛かる前に早めにシフトダウンせよ、というのはダメなんだそうで、あれは、ダウンチューブにシフトレバーがあった大昔の戦法であって、手元でギアチェンジできる今では、そのギアではきついという状況になってからシフトダウンするのだそうだ。じゃないとスピードダウンしてしまうからだという。
ふうーん。
実は自分でも少しそういう操作をしていた方だったが、あからさまに「正しいのはこうだ」と言われると、マジですか!とちょっと思ってしまう。
こんど意識して試してみよう。

会津に行くと必ず買ってくるのが会津特産の小ナス。若いナスというだけのことらしいので、品種として珍しくはないのだが、ふつうは出回っておらず、あっても5個で298円とか、べらぼうに高い。そしてこれが漬物になると、5個で500円とかの高級漬物に大変身だ(仙台長ナスとは全くの別物)。
ところが会津では小ナスがメジャーな存在なので、30個くらい無造作に袋詰されて200円とか、とにかくバカ安なのである。これを生醤油で一晩から二晩ほどつけると会津流漬物の出来上がりである。はっきり言って、大量に使う醤油代のほうがナスより高い。
紫色が鮮やかで、ポリっとしてこれがまたうめえんだ。
丸ナスも買った。これもあまりスーパーじゃ見かけないけど、実は丸ナスというのは形の違いだけじゃなく普通のナスより数倍美味い(と思う)。ソテーなどすると甘味がまるで違う。これが、4個100円だった。美味くて安いとは、涙が出るほど嬉しい話じゃないか。火をいれるなら丸ナス、漬物系なら普通のナスが良いそうだ。
他にはミョウガや大葉、青唐辛子が極端に安い。地元産以外の野菜は、普通の値段だった。
2004/8/26 [スイム強化宣言]
集団にペースを乱されっぱなしだったあいづ大会。佐渡でも集団は発生する。奴らから逃げ切るためには、バイクの脚力もさることながら、スイムで早く上がることの重要性に気づいた。去年よりスイムの実力は落ちているだろうから、今からでもみっちり上げていかねば。平日会員なので土日はノースイムデーだなんて言ってられないぞ。公共施設を利用せよ。あいにく辰巳国際は大会でスケジュールが埋まっているので、まだ行ったことない習志野の千葉国際水泳場に行って久々にストイック感溢れる長水路で泳ぐとしよう。
2004/8/28 [スイム強化中]
↑でもって、千葉県国際水泳場に夜の7時に出かけた。京葉線新習志野駅前にあり、新木場駅から結構距離のある東京辰巳国際と比べるとアクセスの良さが際立つ。入場料は2時間500円で、自動改札みたいなシステム。50mプール×2と飛び込みプールという構成も含め、辰巳と共通点が多いが、二つの50mプールは廊下を挟んでかなり場所が離れている。水深2mのメインプールの方で泳いだ。天井が高くて観客席も大きく、デザインに凝り過ぎた辰巳よりも大きいかな。アテネのプールよりはデカイだろう。唯一シャワー室のショボさは30年前の設計基準であった。
久々に泳ぐ50mプールは、水が硬く感じてプルの食いつきがいい感じ(なんじゃそりゃ)。10コースのうち2コースが貸切中だったが、1コース4,5人程度の混み具合で、皆一定以上のレベルの人なのでストレスなくノンストップで泳げる。
午後8時になって5分休憩で全員プールから上がらされる。多分1時間毎なのだろうか、こういうのが公共プールの煩わしいところだね。数分間水から上がっていると、集中力が途切れてどうでもよくなっちゃうのがいちばんの問題だ。誰か溺れてないかチェックするためなのか知らないが、50m対岸まで見渡せるほどの透明度、誰かが沈んでりゃすぐ判るけどね。
休憩中、目の前の広大なプールを見ながら、遠い昔に競泳大会に出ていた頃を思い出す。どんなに遅かろうと一人1コースをあてがわれて自分の泳ぎを披露する、あれはまさに晴れ舞台だったのだな、と今更のように思う。
2004/8/31 [スイム向上の兆し]
立ちくらみがひどいので会社を午後6時に退ける。
家で血圧を測ってみると、上が98で心拍は41、死んでるよ。
それでも何もしないのは早く帰ってきた意味がないので(という理由をでっち上げ)、スポーツクラブへ行く。
スイムのインターバルトレーニングはいつも決まっていて、250m単位で行っている。筋持久力をつけるロング向きのメニューを意識したものであり、泳いだ距離を失念しない最大距離とも言えるし、コースにもう一人いても可能なメニューとも言える。疲れて崩れたフォームで泳いでも何の意味もない、というのが持論なので、たっぷり休憩を取る5分のインターバルだ。ただ単に辛いのが嫌いとも言えるが。
その250m、昨日は6本続けて行い、タイムは3分35秒、39秒、40秒、39秒、35秒、37秒であった。最近は3分45秒を切るのがやっとだったのでいい感じで上がってきた。そして今日は、1本目から3分31秒の好タイムが出たが、2本目で35秒に落ち、連日の疲れが溜まっていると感じたので今日は高負荷トレは止めにした。
即席スイム強化トレが早くも効いてきたようで嬉しい。
が、しかし10年前はそのスピードで1500m続けて泳いでいたことを思うと、喜ぶのはまだ早すぎる。
2004/9/2 [スイム強化トレ辰巳篇]
明日早朝から佐渡へ発つ。今日の練習は早めに切り上げたい。っつうことで、最後に辰巳で仕上げといくか。
通勤途中なので交通費はかからないが、千葉国際より100円高い入場料600円也。だが今日の辰巳は堂々600円の価値ありだった。午後5時という時間帯もあってか、50m丸々1コース独占して泳げた。プルブイが使えないのが唯一の不満。

普段のスポーツクラブではクイックターンをしない。それにはカッコたる複数の理由があり、
 1)休んでいる人に顰蹙 2)実践で一切必要ない 3)疲れるし嫌い
など。しかし、辰巳のような絶壁に囲われたプールでは、構造上クイックターンが必須なのである。普段やり慣れないから途端に辛い。
100mを20本のドリル。1分43〜45秒かかり、通常ターンでの短水路より遅いのでガッカリした。ターンで一気に体力消耗させ、ヘタクソ故にむしろ遅くなっている気もする。
長水路のほうが当然海の条件に近く、これが本当の実力と知って再び自信をなくした。でももう遅いや。

その帰り、新木場駅に着くと、駅前の何もない広いデッドスペースでオッサンや若者、OLなどがたむろしている。片手に缶ビールやチューハイ、簡易テーブルも見られる。駅周辺に呑み屋がないからだろうか。その公共空間が立ち飲み屋に変貌しつつあるようだ。これが午後10時ころにはどんな風景に変わっているのか、想像に難くない。この辺の風物詩であろう。
2004/9/5 [レース日]
佐渡国際トライアスロンBタイプ
2004/9/9 [佐渡土産話]
今回は、Aタイプに出場のTTさんと2人で佐渡入りした。去年、小木の港町で蕎麦屋に入っていくアスリート達を羨望の目で見送っていたので、今年はTTさんを説き伏せて蕎麦屋体験を実行。なお、僕は決して蕎麦通などではない。
店に入るとおばちゃんが「何個?」と聞いてくる。どうやらメニューはたった一つしかないようだ。蕎麦だけで勝負する、まさに拘りの店か? 期待半分、不安1/4、日記ネタの楽しみ1/4で蕎麦を待つ。驚いたことに、ただの皿に盛った蕎麦とつゆのみ(蕎麦湯も出なかったヨ)。掛け蕎麦?というスタイルで本格派を謳うとは、却ってさらなる拘りを感じるが、いざ食してみると、うーん。
意外とクセのない味。上に乗った白ネギがむしろ無神経な印象を与えるなあ。
ところがTTさんはやたらと一味唐辛子をかけまくって食っている。あんまりかけすぎて、途中でむせていた。
ずっと無言のまま食べ終えた2人は店を後にし、店の外でお約束の「どうだった?」と訊くと、
「あまりにマズくて、ごまかすために一味をかけた」のだとか。正直言って、僕は結構美味かったのだけど、ま、セブンイレブンの小分け蕎麦とどっこいかな。
蕎麦通にはたまらない味なんだろうか? 一皿480円也。


宿で出た料理で一番気にいったのが、モズクとメカブを足して2で割ったような海草。以前も食べた覚えがあるが、今回は味付けがちょうどよかったのか記憶に刻まれた。でもって、レース翌日に土産屋で探すと、あったあった、これだよ! 「ながも」だってさ。寒い季節のものらしく、冷凍状態で売っている。早速買って食べてみるとこれがまた強烈なネバネバで堪らなく気にいりました。味噌汁にしても最高だった。Webで調べると、本来の名称は「アカモク」、秋田では「ギバサ」というらしい。
近所で手に入らないものかと思い、本日会社帰りに銀座のデパ地下を漁るも、三越、松屋、松坂屋で発見できず。地元のスーパー4件で探したが、4件目のダイエーで「ぎばさ」の名前で発見した時はさすがに小躍りして喜んだ。偉いぞダイエー!
モズクなどと同様の小分けパックに入った商品で食べやすいのはいいが、佐渡で買ってきたものとは明らかにネバネバ度が悪く、歯ごたえも貧弱で、こりゃ40点だなあ。やはり産地直送の冷凍ものを買うべし、かな。
今後流行る海藻であること間違いなし!
2004/9/10 [サプリ三昧]
昔からよく風邪をひく方で、年に2、3回は熱を出して4,5日間寝込み2週間は治らない。上司から「ガラスのアイアンマン」と揶揄されたこともあった。
意味が無茶苦茶だけど。
今年の冬に立て続けに風邪をひいて、その虚弱体質ぶりにとうとう頭にきた僕は、テッテー的にサプリメントを試してみることにした。
買ったサプリは、エキナシア、Co-Q10、オクタコサノール、MSM、亜鉛。
飲み始めたのは今年の3月からだけど、いまのところまだ風邪をひいてない。僕にとって、連続無風邪期間記録更新中だ。どれが効いているのか判らないが。

佐渡の選手会場では、セールストークに乗せられてサプリメントを買った。9月が毎週レースなので疲労回復が鍵、とくればグリコのエキストラアミノアシッドというゴールデンボトルなヤツはまさにうってつけと言えた。寝ている間の成長ホルモンが増加して、驚異的な回復力をもたらすらしい。いわゆる、若返りの秘薬だ。
レース前に二晩続けて飲んだ(レース直前にも飲んだ)。すると、若い頃に見た覚えのある夢、若気の至りという感じの夢が出た。
夢が若返ってどうする?
効能を一切話さずに母親にも飲ませてみた。「なにか変化はあったかい?」「そうだねー、眠りが浅かったよ。目覚めが悪い。」「他には?」「特に何も。」
全然効いてないや。

佐渡のランでのドタバタ走りが膝関節に与えたダメージは相当だったようで、3日後に激痛となって現れた。階段を上るのが辛い。ペダルの踏みおろしが困難。もちろんジョギングもほぼ不可。関節痛といえば「コンドロイチン硫酸ナトリウム」と「グルコサミン」がキーワードらしい。二つの薬を買って飲み始める。「ヒアルロン酸」というのも欲しかったが店に置いてなかった。結局この3つは化学的に兄弟みたいなもので? 関節の軟骨成分合成を助けるとか。まあ、対症療法よりはマシかと思っている。そんなわけで薬漬けの今日この頃。
週末のJCRCはDNS必至か。
2004/9/12 [レース日]
JCRC第6戦 修善寺CSC
2004/9/14 [ヘンな色だと思いません?]
先週末のJCRC第6戦では、スリリングなコーナーで何人かハデに転んだらしい。実際に、転んだ摩擦でバイクパンツの7割が破けたのに走りつづける男気ある人の後ろに着いたことがあった。うーん、ヤバいものまで見えそう。これは犯罪かも。

シゴトで千駄ヶ谷に行った帰り、久々にナルシマフレンドを訪れる。バイクシューズを買って帰った。SIDIにしては珍しくかなり真っ白いカラー。昔から、バイクシューズってなんでこんなサイケでヘンな色ばっかなんだよ! 白とか黒とか、フツーの色無いのかよ! って思ってた。渋々買っていたことが殆ど。それが最近ようやく普通に近くなってきた気がする。
ベルクロタイプで、今までよりはトライアスロンで使いやすいかもしれないが、相変わらず踵に紐はついてなくて、走りながら履くのは面倒だ(それくらい大したモノじゃないんだから標準装備にしてくれよ)。ただ、ベルクロを緩めた状態だとベルトが内側に飛び出していて、チェーンに絡みつきそうだ。使い勝手は良くないかもしれない。
2004/9/17 [表彰台の満足そうな顔を見て思う]
先週のZクラスの優勝争いにおいては、出走クラスの違うSクラスのマリアローザのオケツを利用して、逃げていた同じくマリアローザを捕らえ逆転優勝したらしい。トップのほうではそんなドラマが展開していたとはつゆ知らず。恩を仇で返す(という言い方も語弊があるが)、とんでもない奴でござるな。しかもオケツにつかれたSのマリアが散々抗議しながら走ったらしいのに、気にも留めないとは、悪質なドラフティング野郎とおんなじだ。JCRCに出ていた表彰式の写真を見ると、2位になったマリアの人はボイコットしたのか、姿を見せてない。そりゃそうだろな。
老舗のチームがこんなプレーしちゃダメだね。それとも僕には知らない確執があるんだろうか?
2004/9/18 [いまだにアレコレ考えている]
修善寺Zクラスのトップは16周、80kmを走った。まあこれが毎度ながらの周回数なんだろう。
16周走りきった一番最後の人のタイムを見ると、一周の平均ラップは約10分40秒となる。
1周目からこのペースを厳守して走ったら、16周続けて行けるだろうか?
まあ、行けたとしても10周くらいまでで、それ以降はやはりタレるだろうな。タレ具合は少なくて済むかもしれないが。ただやはり、行けるところまで行くという走り方は修善寺では損している気がする。たまには違う走り方をしてみても良いかもしれない。タレ具合が少なければ、もしかすると後半ちょうどいい集団について楽に走れる可能性だってある。集団の恩恵を最初に持ってくるか、後半に持ってくるかの違いと捉えられなくもない。それに、最初っから独走するのも、下り区間では悪くないし。
とに角、1周10分を切るようなタイムを出したところで、そんなもんは16周も続かないし、無駄にエネルギーを使いすぎたと考えるべきだろう。すくなくとも好タイムに浮かれている場合ではない。と考えて次に臨もう。
次っていつだ!?
2004/9/19 [レース日]
佐野トライアスロン

[勝ってもちっとも嬉しくないレース]
佐野トライアスロンでは久々の入賞だったが、その内容にはまったく納得できず、友人がいた手前、表彰式には参加したけども、そうでなかったらボイコットしていたところだ。というか、意図せずともさっさと帰ってしまっただろう。
表彰式では、汚い手を使った奴が隣に並んでいる。こないだの修善寺Zのマリア選手の気持ちがつくづくよく判った気がした。もうこの佐野には2度と出る気は無くなった。

しゅうさんの「○る○○不買運動中」にもかかわらず、よりにもよって先日何年かぶりに高額な買い物をしてしまった。申しわけございません。マリア杉浦さんの気持ちが痛いほどよく判った今となっては、僕もしっかり不買運動しようと思います(もう遅いけど)。
2004/9/20 [いわゆるほぐしってやつですか]
今月は毎週レース三昧のお陰で、逆に練習量がかなり減っている。
ということでレース翌日ではあるものの、休日を何もしないで過ごすのはもったいないので、バイクに乗ることにした。筋肉痛が激しいので、長柄に行くのは諦めて近所をテキトーにほぐし練習。風が強くてのんびりできず、そのうちマジになって走っている。いかんいかん。
ZIPPの前輪が調子悪く、回転周期に合わせてコンコンコンと異音を発し、整備不良丸出しでちょっと恥ずかしい。メーターの磁石とセンサーがぶつかっているような音にそっくりだ。この症状は実はかなり前からだが、最近その音が大きく、ハンドルにまで振動が伝わるほどになってきた。音の大きさはスピードに比例するので下りではうるさいほど。最初は、チューブラータイヤの貼り付け具合が悪くバルブ付近から音が出ているとばかり思っていたが、タイヤを何度か貼り直しても音はおさまらない。スポークが緩んでいる様子もなく、原因不明のままだ。ある日突然空中分解なんて起さないだろうな?? 群馬100kmまでには直したいが。
ディズニーランド脇の道でデローザ乗りをパスすると、いつのまにか後ろに着いてきていてびっくり。こんなことはトレーニング中ほとんど経験がない。でも今日は飛ばすつもりはないので先に行ってくれよ、とも思うが、追い越したのだからそれもないか。
SIDIの新しいシューズは、昔のモノよりつま先付近がゆったりできているような気がする。でもなんかガボガボ感があってイマイチしっくりこないな。きつく締め付けたら、足の裏が痛くなってきた。次週の富士ヒルクライムは古いほうのシューズで出るべきかどうか。まあどっちにしたってタイムは変わんねーべ。
2004/9/23 [長く走れない]
久々に長柄-大多喜-安房小湊を1人で走る。いつの間に涼しくなっていたのだろう。
あちこちでキンモクセイの香りに出会う。平均30km/hを超える結構なペースで走っていたら、安房小湊を折り返したあたりでガックリ疲れてきた。こないだの修善寺で僅かに感じた膝の痛みが再発して、今度ばかりはかなり本格化してきたようだ。膝痛で走行を妨げられるのは案外初めてかもしれない。予定を変更して最短ルートで帰ることにした。結局平均27.16km/hまで落ち込んで、気分も落ち込んで終了。長距離に対する耐性が随分落ちたようだ。やっぱり走ってないとダメだぁこりゃ。よほどくたびれたか、帰宅途中のセブンイレブン駐車場で1時間ほど爆睡してしまった。

VXRS+ZIPP404、DHバーなし、スタート直前3色クリームパンを食す、道中摂取物、903 500ml、VAAMゼリー、コーラ 500ml、爽健美茶 500ml、栗まんじゅう、豆乳、903 500ml 休憩なし。

2004/9/24 [弱っちくて萎え萎え]
ぐへー。午前中でシゴトを切り上げ夕方はベッドで大人しくしていたが、全身ズシーンと重く目まいと悪寒と熱っぽさがミックス。風邪っぽい確率65%くらい。昨日安房小湊からの帰りに寒くなって、気分もヘタって抵抗力落ちていたのがまずかったか。エキナシアもCo-Q10も効かねえや。なんせ1ヶ月飲みっぱなしだからな。
それ以上にやばいのが膝。こないだの激痛と違って今度は鈍痛。机の角に思いっきりぶつけて内出血でも起した時の痛みに似ている。関節痛の薬じゃ効かない感じ。
でもこういう体調のときにいい結果が出ることって結構あるから富士ヒルクライムには期待しよう(都合よすぎ)。

これからの寒い季節は、練習時の走り方も考えなければならない。ペース配分を無視して飛ばしすぎ後半にバテると、集中力が途切れてヘタレになるし、心拍数は上がらずに体は冷えるし、おまけに日も沈みかけて気温も下がるしで、風邪をひきやすい条件が増える。防寒着を携帯するか、後半タレないペースで走るか、走り出しを早くするなどの対策を考えないといけない。
2004/9/26 [レース日]
Mt.富士ヒルクライムレース
2004/9/27 [備忘録]
ダニに喰われて痒い。
としきりにボリボリ掻いていたら、ギャグを思いついたので忘れずに書き留めておこうっと。
 ダニは喰っても喰われるな
 ダニ喰う虫も好き好き
 ダニ喰わぬ顔
最後のダニ喰わぬ顔いいねえ。深いよ。そう思うだろう?
2004/9/28 [独創的攻略法]
6月の美ヶ原レースのときに真剣に悩んだことがある。
ヒルクライムは、かなり低速域の競技である。タイヤの転がり抵抗は速度に比例するので、通常のロードレースより当然少なく、ほぼ半分程度と考えられるだろう。また、コース距離はせいぜい25km程度と短いので、転がり抵抗によるトータルでのロスは非常に少ないと言えないだろうか。
TTのように、10気圧のタイヤでひたすら接地面積を減らし、スリップやバーストのリスクを背負い込むこともなかろうと思うのである。
それだけではない。
上り坂という条件、特に急斜面においてはトルクに負けてタイヤがスリップすることも少なくない。また、路面状態は必ずしも手入れが行き届いているとは言えず、むしろ標高が高いほど荒く蝕まれた状態になっていることが多い。そんな場所では前進するためのパワーが路面の凹凸による上下動で食われてしまい、エネルギーロスが大きい。
つまりだ、上りにおいては高トルクを受け止めるグリップの高さと、荒れた路面での上下動を最小限に抑えることのほうが、転がり抵抗の低減などよりもはるかに重要ではないか、と考えたのである。
タイヤの空気圧を普段より大幅に下げて、荒れた路面でピョコピョコ跳ねることなくしっかり追従させ、ショックを吸収してスムーズに走行する、これこそが、ヒルクライム特有のセッティングと言えないだろうか?
ということを、美ヶ原レース前日の「今中大センセートークショー」の質問コーナーでぶつけてみたかったのだが、気の小さいおいらは結局質問できなかった。
もしかして、そんなこと誰もが知っているジョーシキ(or非ジョーシキ?)じゃねーか! といわれる気もしたりして。
で、今回の富士では理論を自ら立証するために空気圧を5に抑えて走った。本当はもっと劇的に下げるつもりだったのだけど、いざとなると自分を信じ切れなかった。
でも、スバルラインは総じて傾斜が緩く、また路面状況もまったく良好で問題ないため、目だった変化は感じられなかった。そもそも比較実験しないとこういうのは解らない。
残念。

2004/9/30 [今日も呑んでます]
レースが毎週続いた9月だったが、その反動からか今週はヤルキナシオ君台頭。
どーでもいいけんね状態へ突入。10月(あす)から身も心も入れ替えて頑張れるかのう?
今日も晩酌だ。ういーっと。そういや、イチロー選手は酒を断って野球一筋に頑張っているらしいね。見習わないと、とも思うが、ま、彼はそれがシゴトだからね。野球選手は全員そうであって欲しいけどね。それにしても、すごい奴だ。ういーっと。
3月から飲んでいるオクタコサノールというサプリメントは、効能書きによれば、「持久力を引き上げて運動を長く続けることが出来るようになるだけでなく 運動自体を積極的に行うような精神状態にしてくれる」という、何とも都合が良すぎる働きをもっているらしい。デブ化が進み、かつやる気の出ない今のおいらにはぴったりだ。早速いつもより多めに飲んでおこう。信じる者は救われる、だ。














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