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JCRC第2戦in修善寺CSC参戦日誌
2008/3/29 Zクラス(2.5時間耐久) 5時15分に家を出て、厚木のコンビニで朝飯を買い、CSC着は7時半。もう少し早く起きるべきだったなと思う。トイレやら着替えやらでアップをする暇がない。5分だけローラーに乗った。暖かくなりそうなので、サーモブレスのインナーに薄手の長袖ジャージ、下は膝だしレーパンとする。ボトルは二つ満タン。 去年はCクラスで出たので春のZは二年ぶり。さて、この冬はすっかり坂への苦手意識が定着した感があるが、実際どの程度のものなのか、コンディションのいい今日は正確に脚力を把握できるチャンスであろう。 8時29分 Zクラススタート 1周目はローリングスタートと言っているが、下りで詰まって多少ストレスに感じる程度で、僕には速くて関係ない。どこで解除になったのかもよく判らん。心臓破りはかなり限界で早速160bpmまで上がりつつズブズブと後退を許す。1周目は9分45秒で、しっかり速い。「どこが?」などのツッコミはご遠慮下さい。ゼロスタートと下りコントロールがあってこのタイム、少なくとも2年前より速いのは事実。2周目に入り、1分後スタートのS集団が右から左からパスしていくと、早速Zも便乗してスピードアップし(審判はきちんとコントロールして欲しい)、心臓破りで本日最高の163bpmをマーク、そして千切れた。早っ!
切れた人も3,4人居たみたいで、暫らくは数人と走る。慈朗さんをパス、シゴトが立て込んでの徹夜明けにいきなりZはキツ過ぎませんか? 記憶ではたしか3周目。2号橋からえっちらおっちら上っていると、後ろから来た千切れ者のSに「スピードの上げ下げしないで集団に着いたほうがいいよ」と言われた。彼が言いたい事は判っていた。スピードに任せて、2号橋手前の左コーナーをインベタで追い越すもんだから、遠巻きに「お前ウザイ」という警告なのだろう。エンデューロなんだから好きなように走らせてくれ、と思ったのだが、果たして彼の理屈は僕のような脚質でも当てはまるのだろうか? と暫らく考え込みながら走る。 3人ほどの連れも常にバラバラのまま2周ほどで散り散りとなり、それ以降は完璧な一人旅となった。まあいつものことだから気にしないけど、今回はその体勢に入るのが早すぎるのと、しんどさが一向におさまらない。それもそのはずで、HRaveは150bpm前後を推移していた。2時間半のエクササイズとしたらややオーバーペースだ。しかし今回心拍には無頓着で走っている時は認識がない。 6周目で多分第1次プッツンが訪れたのだろう、ガクッとペースが落ちて10分43秒まで落ちる。まだ中間折り返しにも来ていないのに過去の10分40秒周回という目標ペースをオーバーしてしまった。そろそろエンジンの回転が安定してきてもいい頃だが、ちっとも楽にならないばかりかタイムがどんどん悪くなる。こんにちの福ちゃん政権支持率か日経平均かってところ。 7周目後半でやや体調に異変を感じる。ハンガーノック気味になってきたのだ。ロードレースでこれは初めてのこと。集中力も低下してきた。これはまずい。あまり口をつけていなかったボトルのメダリストを飲む。やや過ぎておさまったので気のせいだったかもしれない。 8,9周と遅め一定のペースを維持していたが、10周目でS混じりのZの先頭3人にラップされて一気に滅入る。ここでラップされるとはちょっと早すぎる。今年も16周未達が確定してしまった。 ![]() よく見ると戸田監督もちゃっかり着いているぞ、ってなことで僕もちゃっかり着いてみた。下りでモリモリとおしゃべりする程度のつもりだったが、2号橋からの上りも無理なく着けるばかりか、普段より楽に走れる。これはかなり意外。 ちょうどそのころ、第2ヒートのC,D,O,Xが混走し始め、影響を受けてZが縦に伸び始める。心臓破りでペースが上がり、福原キャップもペースアップに不満顔。そもそも無賃乗車な僕にはあまり関係ないけどひとまず着いていく。なぜかこのときモリモリは不満爆発?でその後1周して降りてしまったらしい。なんで?ナンデ? ラップを見て驚いた。10分28秒と一気に速いタイムが、しかも楽に出せる。HRaveも144bpmと、1周目に次ぐ低い値を示した。かのSの人の忠告は正しかったのかもしれないと思い直す。 だがその次の上りでペースがさらに上がったように感じ、何としても着くという気が無かったので早々に切り離した。 14,15周は心臓破りもかなりギリギリであり、傾斜の緩いアウト側キープでヘナヘナと上る。腿にほとんど力は残っておらず、脳に血が回らないのか目眩が激しく、ダンシングでは腕が辛い状況であるが、珍しく脚が攣る気配はなかった。予定通り15周で終了。ゴール直後、(たぶん)面識のないオーベストの方に声をかけられる。僕に勝った、と喜んでおられる様子だが、ちと目標が低すぎるのでは。何はともあれ気にかけていただいて大変光栄です。 ![]() 瞬間的なスピードアップに対応できず、さりとて持久的盛り返しも見られず、2年前より2分以上遅いタイム。順位も25位と、いつもより少し悪い。ただ、僕より上位の人はほぼSS〜Bの人なので、まあ極端に悪いわけでもなく、今回は上位層が多かったと言えるかもしれない。 二つのボトルは結局丸々1本残した。650gのウェイトは修善寺では結構バカにならないだろう。次回はよほど暑くない限り1本にしよう。 前後ZIPPは確かに下りで速いし、ソロ走行ではメリットを感じる。しかし、集団走でペースが合わな過ぎるのももしかするとマイナスなのか、と今回考えさせられた。修善寺で集団走行のメリットを初めて垣間見た気もする。ノーマルホイールで堅実に集団に着いて走ることも考えてみたい。 TIME VXRS+ZIPP606 5km×15周=75km 1:37:37.096 28.55km/h) トップ差1Lap 25位(出走63人) HRave/max=146/163bpm 2096kcal 補給はボトル2本。メダリスト+水。平均15℃ 獲得高度2000m 浅倉さんはAクラス3位でSへ強制昇級。途中A集団にパスされたときの余裕ありまくりの表情が印象的だった。去年の今頃物練で初めてお会いした頃は、僕と脚力差はほとんどなかったのに。実力を上げる人はすぐにでも上がっていく。 そして何より驚きなのは、Zで1位の「秀じい」さん。湯河原合宿で時々ご一緒していたが、モリモリや福原キャップ、新ポンズメンバー小田さんを抑えてダントツ優勝とは恐れ入る。とても還暦とは思えない(還暦じゃないけど <=一部にしか通じないネタ)。 |
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