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2007アイアンマンジャパントライアスロン五島長崎参戦誌
2007/6/17 Swim 3800m Bike 180.2km Run 42.2km Contents
スタート直前まで(このページ) スタートからフィニッシュまで フィニッシュ後〜 6月16日(土) レース前日 今年から6月開催となり、バイクコースが大きく変更されて、装いも新たな2007年アイアンマンジャパン。寒さが苦手な僕にとっては有利な条件になったはずだ。バイクコースでは、名物坂が無くなり最高標高ポイントがトンネルでショートカットされ、ヌルい方向に変更されたのはいただけないが、試走した河原選手の「下りで休めなくなり却って辛くなった」とのコメントもあり、実際に走ってみるまで内容は判らない。過去3回出場中今回が最も調整に成功している感があり、数日前から緊張感が募っていたのは異例なことだ。さてどこまで行けるだろうか。 今年もJYUさんとの二人旅。レース前日の選手登録が可能となった為、ツアーを例年より1日後ろにシフト。その分、五島上陸後のスケジュールが慌ただしいので、800円追加で完成車状態でフェリーに乗り込む。珍しく船が揺れ、一昔前ならゲロゲロに酔っていたかもしれない。ここ数日波が高く、スイム中止を心配するほどだったと後に聞いた。上陸後はすぐ選手登録、宿で宅配便荷物の取り出し、バイクとランギアバッグ預託、競技説明会と続く。バイクの調整がイマイチで、Polarのスピードセンサーが結局反応しないまま預けることになった。新生バイクコースのログが不完全となるのは残念だが、せめてフライトデッキは確実に動くようにセッティングしておく。 数日前に遅めの入梅となった長崎地方だが、パラついていた雨も上がって行動しやすい。これで土砂降りとかだったら大変だった。その可能性は十分すぎるほどあったのだ。いろいろとついている。 いつもの宿では常連さんと1年ぶりの再会を喜び、毎年変わらぬおばちゃんが出迎えてくれる。どんなときでも小走りで動き回っている元気な人だ。今年はわけあって丸秘特別ルームに泊まる。エアコンの効いているペントハウスだ。カクイー。 夕食までの時間、ゼッケンをジャージに糸で縫いつける作業に没頭した。糸で縫い付けると遊びがなくなるのでヘタをするとつっぱったりして却って具合が悪く、後悔したこともあったので、以来あえて安全ピンをチョイスしてきたが、西内選手は縫っているという話を聞き、再チャレンジしてみる。1時間かけてようやく妥協できる状態に仕上げた。結果として、バイクで前も後ろもバタつかずこれは上手く行った。ポンズのバイクジャージは一般的なトラジャージほど伸縮性はなく、縫い付けのアタリがとりやすかった。 8時過ぎに寝る。 6月17日(日)レース日 3時20分起床、相変わらず宿で一番ビリに朝飯を食べ終える。こういうことは未だに苦手だ。食欲がなく、茶碗1杯でやめた。 ![]() まだ薄暗い中、バスで富江に向かう。例年だとテントが傾くくらい風が強いスイム会場は、珍しく無風だ。こんなことは滅多にないと皆口々に言っている。そして何より寒くないので、オトコの臭気溢るるテントの中で暖を取ることも無い。ああ早く6月開催にすべきだったよ。海も昨日とは打って変わってほぼベタなぎだ。 普段なら身体を冷やしたくないため避ける試泳もやってみる。なんだか身体がムクムク太って進まないぞ? と思ったらウェットの首が開いてた。危ない危ない。 中心からややコースロープ寄り、先頭から4,5列目あたりに位置取り、フローティングでスタートを待つ。2分先行のエリート(プロ)グループ20名が予定時刻を少し過ぎてスタートしていき、僕らエイジグループも雄叫びをあげ気分は最高潮になってきた。7時1分37秒、700名のエイジがスタート。 |
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