![]() 2023年7-9月 |
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2023/7/1 [やめ時に悩む] 織田フィー、富士山と続いたので、週末駒沢練は久しぶり。雨模様で気が乗らないが、今の時期はどう考えても雨のほうがありがたいのだ。 渋滞で到着がギリギリ。まあでも時間があってもこの暑さではどうせアップなんてしないだろう。 お題は12周、N野さんグループがキロ4分半、次が僕と河YさんK島さんで4分50。6月からこの設定が続いてる。河Yさんは「12日間何もやってないから」ってことで先頭グループを避けて僕らに混ざることになった。さらにスタート間際にH田さんが加わり4人態勢。靴はSen8、8:21スタート。 4分50ペースは大分染みついている。若干速く1周を終え、次から抑え目を心掛けたものの結局同程度のラップが続く。河Yさんは横で古女房みたいに居てくれてストレスがない。 スピードに余裕はあるが、とにかく怠くて今すぐやめたい。前回の14周,12周走と同じメンタル勝負だ。3周目辺りからこれに暑さが加わり、暑怠くて堪らない。コーチに掛け水を頼み、毎周一瞬だけ救われる。雨はパラパラと降りだしているが身体を冷やす効果は薄い。 とりあえず5周までは耐えようとか、7周15kmなら体裁が保てるかとか、どこまで続けられるかばかり考えている。コーチは、「タレそうになったらタレる前にやめろ、タレても続けるのはダメ」とここ最近強調している。タレる前にやめる決断を下すのと、意志が弱いのとどう違うのか難しい。 うっかり限界が来ないよう慎重に歩を進めているお陰か、神ラップが続く。K島さんもH田さんも安定して着いてきている様子で、順調な足音を聞く限り打ち切り宣言はまだ出そうにない。 4人で黙々と走る中、7周目後半で突然H田さんから「みなさん何周ですか」と質問。お題は12周と判ってるのに何をいまさら? 河合さんがすかさず12と答え、僕が「行けるのかな」と同調者を求める弱音を吐くと「行きますよ12周」とキッパリ返ってきた。その時点では10周が及第点と信じていたので期待が外れた気がした。そういうH田さんは何周? だがその河Yさんの宣誓のお陰か、微妙に前向きな力が入り始める。雨量は徐々に増えてきて、冷却効果も上がってきた。疲労感は出てきたが、怠さと暑さはちょっとずつ減って、トータルでは僅かに余裕が出てきたかもしれない。10周目に入る頃には完走の目処が立った。次第に河Yさんは時折遅れるようになっていたが、余裕がなくなってきたのか他者への配慮なのか読めない。 11周目からは抑えを解除したが、やがてK島さんが前へ出てきたこともあり、自然で無理のない範囲でのペースアップに留めるつもりだった。だが最終周でコーチが参入してハッパをかけはじめ、さらに浦安ハーフTシャツの微妙に速い女性をターゲットに据えたのもあって、最後の1kmは限界まで追い込む。 駒沢公園12周 10:17 (P4:48) HR124/134 167spm 10:15 (P4:47) HR134/137 168spm 10:16 (P4:48) HR135/137 169spm 10:16 (P4:48) HR134/136 169spm 10:16 (P4:48) HR133/136 169spm 10:16 (P4:48) HR134/136 169spm 10:16 (P4:48) HR134/136 168spm 10:15 (P4:47) HR135/140 167spm 10:14 (P4:47) HR136/140 167spm 10:13 (P4:46) HR138/140 167spm 10:06 (P4:43) HR139/143 166spm 9:32 (P4:27) HR143/150 168spm total R25.68km 2:02:13 (P4:46) HR135/150 1498kcal TE5.0 168spm 25℃ まあとにかく我慢の12周だったがなんとか最後まで耐えた。雨に救われた部分が大きいだろう。前回の12周より若干タイムも縮まった。 途中で消えたH田さん、僕が10周目でジワリ上げたので最後にするつもりかと思った、と言ってたけど、2,3秒の短縮を上げと言われてもなー。 みんなでダウンジョグ1周、しんどい。 午後は疲れすぎて気分が悪くなった。食欲がないのに無理に昼食を摂って消化不良を起こしたかもしれん。 2023/7/2 [ダラダラはいかん] ムスケルカーター(筋肉痛)が酷い。昨日の負荷は総じて低いはずだが。 懸垂10回。このペースで続けていても現状維持以上にはならないようだ。 結局オフの日にする。 イマドキの人は映像を早送り再生で観るのが普通らしい。悲しい性ですな。まあニュース等の情報をより多く取り込めるメリットは判らないでもないが、ドラマや映画も2倍で観たい感覚は判らないな。ケーキを倍速で食いたい? ぺったんこに潰してまで。腹に入りゃ同じだろって言いたいわけ? まあでもケーキバイキングで実際そうやってる奴いるかもな。 音楽も今や曲はコンパクトで、イントロやサビに入るまでも短く設計されているらしい。 でもそれがホントに時代の潮流なら、アダルトビデオが未だにたっぷり2時間以上もあるのなんでなん? しかもサビに至るまで律儀に判り切ったプロセスをだらだらと踏む。これを早送りせずに観てるやつが居るとは僕でさえ信じない。おーっと、僕が知らないだけなのか? 2023/7/3 [激坂ローラー] 今日も朝から暑いよ。列島各地で大雨による災害が出てるが、ふしぎと都心周辺は降らないんだよな。 いつの間にか7月になっており、つまり早くも今年の後半戦に入り、そしてしばらく先だと思っていた富士登山競走もカウントダウンが始まった。そのくせ体重62kg台で全然減る気配なし。 そんなわけで急務の山対策、ローラーでまたヒルクラをチクチクと上ろう。筋肉痛がコッテリ残るのでランはしたくない。 フランスの山岳を。だがこのコース、10%以上がずっと続いてやってらんねー。Tacxに替えてから10%以上はインナーローでも厳しく、多くがダンシングオンリーになる。土曜練の疲労がまだまだ抜けず頑張って踏めない。 ゆる目に長く乗る気でいたが、ちっともユルくできないので我慢が限界を迎え、キリのいい10kmでやめてUターンした。 RB21km Fr 1:00 21km/h HR120/133 639kcal TE3.5 169W 66rpm ↑668m 時折200W越えを強いられ、平均出力は高くなったつもりでいたが、170以下だったとはしょんぼり。 5~7%くらいの長い坂が理想的なんだけどな。そのほうが現実的でもあるし。10%が続く坂なんてクルマが故障して危険。 2023/7/4 [夜が暑い] 今年は例年と異なり、エアコン稼働がまず夜中から始まっている。昼間は多少暑かろうがサウナのように耐えることもできるが、夜は耐えることと安眠が両立できないので、エアコンはどうしても要る。立ったまま寝られないように。とは言えこんな暑い夜は真夏だけだったはず。その点で例年との違いを感じるがあまりそういう話は聞かないな。 夕方ジョグ。日中暑くて活動が滞り、身体が鈍りまくって軽い高山病みたいな感覚で走り出す。ジョグだがSen8履いて。筋肉痛は残るがこのペースなら妨げにはならない。 R10.6km 1:06:06 HR116/127 677kcal TE3.2 167spm 28℃ 2023/7/5 [300mインターバル] 5月頃から日本の株価が急上昇を続けている。ノーインカム野郎にとってはありがたい反面、いつバブルが弾けるのか気が休まらないのも事実。日本経済は実際かなり好調みたいだし、アメリカや中国市場の先行き不安で資金が日本に流れてきているからだろうと思うと、暫くは下がることもないのかなとは思う。EV市場、コロナ禍、自然災害などにおいての日本独自の視点、判断力が再評価され始めている。大谷選手の活躍も日本のイメージアップに貢献しているに違いない。戦争はまだまだ終わりそうにないが、これはどう作用するのか判らんな。最近までダメっぽかった南米や新興国方面もなぜか上がってきている。 それでも相変わらず未だに大赤字で塩漬け中の株が二つばかりある。損切すべきなのは判っているが中学同級生の会社の株なんだよな。 先週はサボった夢陸練。今日は珍しく300mインターバル練ということで参加しなければ。 その前にローラーでアップしてみる。緩そうな2.1W/kgのグループライドを選んだが、最初にBGMの設定をしている隙に千切られてしまい、230Wで追いかけても離されるばかり。あり得んだろ? アップ目的なんだからと言い聞かせ、150W以上目安にタラタラと走る。 RB22km Fr 41:30 32.0km/h HR112/124 395kcal TE2.7 157W 76rpm ↑111m 夢陸でH内さんとアップジョグ。最近調子はどう、との社交辞令に正直に「原因不明で怠いし疲れが取れないし力が出せない」などと切実な悩みを訴える。するとそれ更年期障害じゃないの?という。ってことはつまり一時的な問題? この悩みがいつか晴れて気にならなくなる時が来るというのか? そうなったらさぞかし嬉しいな。 夜風が涼しく、暑さは問題にならないだろうと感じた。 R1.8km 12:00 (P6:40) お題は300m×10本、つなぎ100mで、トータル2分で回す。僕となっちは62~3秒狙いで、と言われた。んー、それってつまりどのくらい? Y村さん、コーチに続き3番手を走る。まずは10本続けられそうとの尺度で飛ばしてみたが、66秒、遅い。 3本目でようやく身体がほぐれてきたか、タイムが少し上がってきた。だが同時に10本は無理だなとも思った。300mは微妙に長い。コーナーを抜けるまではいいが、最後の直線で一気に限界が来る。 2分回しはY村さんも同じなので、10秒少ない分僕らはしんどい。まあでもK島さんやH田さんはさらに厳しいが。というか二人とも僕とそう変わらずついてくる。 つなぎの100mは55秒ほど。暑さは問題にならないどころか汗がダラダラ出てくるが拭く余裕がない。次第にジョグも辛くなって徒歩移動が増える。 7本目、だいぶ垂れた。こりゃダメだと思ったらプッツン来てしまった。1本休むことにする。 だが休んだからといって次が楽になるわけではなかった。全身毒素が回ったような別の苦しさがある。 H田さんやM上さんに先行され、付いていく粘りがない。 10本目は、11本目に挑むM上さんと二人で。これっきりのつもりで頑張ったお陰でベストラップ。 なんと、12本目もスタートするM上さん。僕はごめんだぜーと思ったが、罰ゲームにもう1本追加するか、と考え直し、遅れてスタート。150mですでにやめたくなり、最後の直線で両足が酸欠になるのを感じる。限界になる要素が変わった。 夢陸300m×11本 65.6 (P3:39) HR097/133 161spm 65.9 (P3:40) HR128/139 171spm 64.1 (P3:34) HR130/143 165spm 63.3 (P3:31) HR133/145 173spm 63.6 (P3:32) HR135/146 170spm 63.0 (P3:30) HR139/147 177spm 64.7 (P3:36) HR137/143 171spm --2分休み-- 63.8 (P3:33) HR119/140 163spm 63.9 (P3:33) HR136/145 177spm 61.4 (P3:26) HR138/148 178spm --18秒休み-- 62.4 (P3:28) HR121/142 175spm 最大心拍153が出たのは10本目直後。 スタートの静止状態が平均値に大きく影響するためだと思うが、ピッチが安定しない。どのくらいのピッチが楽なのかいろいろ模索はしていたが。 Y村さんは53秒前後で走ってたらしい。キロ3を余裕で切ってる。さすが速いな。 H田さんの調子良さが目立ったので声をかけてみると、先週は散々で今日は走れてるとのこと。僕とは正反対に見るからに身体が絞れている。 ダウンジョグ R4.5km 28:23 (P6:18) total R10.7km 1:04:35 (P6:02) HR119/153 642kcal TE3.3/3.1 26℃ 2023/7/6 [成功体験] 今朝の体調はなぜかスッキリ。そんなことは普段感じないから、きっとホントだろう。昨日の刺激入れが良かったのか、疲れて早々寝たお陰か。睡眠は大事だ。昨夜は7時間半だった。結構寝たつもりだが、大谷翔平の12時間と比べるとまだ4時間半も少ない。大谷より遥かにおっさんかつ凡人が疲れをとるにはもっともっと必要だと言うのに。ま、12時間寝られるのも一つの才能だけど。 スッキリしたのは単に朝が珍しく涼しかったからだと、昼間暑くなってきて理解したが、気持ちは上向いているので、まだ明るい3時45分、走りに出る。その前向きさとは裏腹に、言いようのない苦しさでスロージョグ維持さえも厳しい。それはこの暑さのせいか、昼に食べた中村屋の激辛麻婆豆腐で腹を壊したせいか、昨日のポイント練の筋肉痛か。 食道からケツの穴までの一筋の線がじりじりとアツい。額からは汗がダラダラ滲み出てしつこい。 7kmくらいでようやく陽が弱まってきて腸も落ち着いてきた。辛抱走りが五島でのランパートシーンを彷彿とさせたが、キロ6じゃそれよりぬるい、ってことで高洲延長する。 最後に懸垂10回、その後ワイパー姿勢がとれたので左右5回ずつワイパーをやってみた。何とか形にはなり、最初にトライして全くできなかった時から見たら大いなる進歩だ。この歳での成功体験は希少なので嬉しい。 R14km 1:23:46 P5:59 HR118/129 843kcal TE3.3 166spm 30℃ マンションの階段で太腿がジワジワ来るのでローラーはやめとく。 2023/7/7 [裏が読めない] 今日のDuo、英→独問題。 It was the most colorful kite on the ground. それは地上で最もカラフルな凧だった? うーん、何を言いたいのか判らん。 ここでの on the ground とはつまり地上最大の~的な意味? となると auf dem Boden(床の上で)と直訳するのはマズいのでは? フォーラムの残がいに答を見つけた。「要するにその日は風が吹かなかったんだろ」 なるほど、飛ばない凧を皮肉っているのか。Duoのジョークは難しい。というよりアストリッド並に言葉の裏を読むのが苦手なだけかもしれん。 今日はあちこち筋肉痛。昨日懸垂台でワイパー以外にもいくつか変なことをやったのが効いている。だが両脹脛は昨日のではなく夢陸でのスピード走だろう。一日置いて現れるとは。 ランは休みにしてローラー。前回一瞬で千切られたフランスでのグループライドをもう一度選ぶ。その前に、フレームをFocus軽量カーボンに戻し、Zipp404を履いて高速性能で見劣りしないものにした。 その甲斐あってか、集団走は極めてヌルい。130Wもあればペースに乗れて、心拍的にもウンドーになってない。なぜ前回が230Wで踏み続けても追いつけなかったのかつくづくアホくさくなる。ドラフティング効果が極端すぎる。先頭に出てもペダルが重くなるわけではないし。 RB26km Fr 43:15 37.6km/h HR103/116 342kcal TE2.1 135W 75rpm ↑167m 2023/7/8 [封印が解かれる] 富士登山の試走練が明日に迫り、回復の遅さが強迫観念になる昨今。昨夜もまた早目に床に就いたが、それが却って裏目に出た。というのもなかなか寝つけず、いつしか封印中のことを考え始めてしまったのだ。頭の中で被告側弁明を延々と演じ続けてしまい、カッパえびせんのようにやめられない止まらない。案の定、寝不足で今朝から眠くて怠くてソファーでゴロゴロ。理由を作って買い物に3回行く。気がつくとまたカッパえびせんのドツボに嵌っている。一旦開封すると妄想が癖になってしまう。夕方4時半、ジョグへ。病的な怠さでキロ6が精一杯だ。明日に響かないよう短めに終える。 R7.4km 44:30 P6:01 HR115/126 446kcal 166spm TE2.8 30℃ なんだか明日の試走がホントに憂鬱になってきた。考えてみたら、五合目も山頂も、最初のレースが断トツでタイムがいいのであり、経験を積むほどタイムが落ちている。実践練習が向上に寄与した証拠が一つもない現実にそろそろ向き合うべきかもしれない。むしろ本番一発勝負のメリットを考えるべきではないか。 2023/7/9 [須走五合目へGo] 富士登山試走練。 まず今日の目的をはっきりさせておく。確実にプラスになる練習にすること、ダメージを極力残さないこと。そのためには欲張らないこと。 山頂組(コーチ、セキさん、I沼さん、はじおさん)と五合目組(T邊さん夫妻、塚Dさん、ケリーさん)に別れているが、悩んだ末五合目組に入ることに。まず単純に山頂組のほうが時間が長い。標高差も大きく下りの負担も大きい。そして天気が今一つ不安定だ。頑張る気がない時に山頂の厳しさは危険。 ![]() 市役所までジョグ移動。T邊さん繋がりで初参加のケリーさんのためにコースを逆に辿って市役所へ。ケリーさんは最近トラも始めたらしく、会話が弾む。 R2.8km 19:15 (P6:52) 157kcal 8:40、ケリーさんの約5分後くらいにT邊さんと二人でスタート。早速先行されるが途中の信号でいちど追いついたりして、僕のほうは都合よく信号ストップなし。 限界まで追い込む気はないが、さりとて上りに「楽なペース」というものはないので、抑えているという実感もあまりない。無理なくしんどいペースという感じか。 ジワジワ離されながら神社へ。 神社エイド 15:20 P5:29 HR131/140 164spm ↑86m 2.8km 信号停止なしを考えると実質前回より遅いペース。まあでも気になるほどではない。 T邊さんの背中はみるみる小さくなる。広い直線路へ出ると、先行するケリーさんが見えた。なかなかいいペースだ。信号の交差点手前でパスする。信号変わりかけで交差点をギリギリ通過。 T邊さんとの距離がなぜか縮まっている。どうも急に垂れたっぽい。やがて並び、追い越す。前回追いついたのは3合目過ぎだったから、T邊さんのタイムは前回よりかなり悪い。 それに対して僕はこの区間、意外と悪くないかもと期待したが、実際は前回より20秒速いだけだった。 中の茶屋 42:17 (lap 26:57 P6:16 HR138/141 163spm ↑250m 4.3km) 茶屋に来ても、一休みしたいほどくたばってはいないので黙々とそのまま進む。 速くはないが堅実に歩を進めている印象。ポールを持って地面を蹴るようなイメージで腕を振る。上りがしんどくなったらこのエアーストックを思い浮かべよう。 後ろを振り返るまでもなくT邊さんとは差が開いたと思っていたが、後で聞くとしばらく視界内に見えていたらしい。 大石茶屋を16分台で通過し、ここから10分だから、15(神社)+27(中の茶屋)+26(馬返し)=68分くらいで馬返しまで行けるのでは、との皮算用を頭で繰り返す。馬返し手前の激坂も歩かずに耐える。 だが大石茶屋から10分では辿り着けなかった。実際はこの区間も前回より30秒速いだけだった。 馬返し 1:10:22 (lap 28:05 P8:01 HR136/142 156spm ↑328m 3.5km) トイレに寄るつもりだったが、登山客で長い列を作っていて諦める。そして馬返しゲートを越えるとやはりもう一段落モードで、なかなか走り出せない。前回の反省を踏まえ、ここで十分水分補給しておくことにする。今回はスタートからかなり暑く、ウェアは全身完全にびっしょりだ。 とは言え3合目を過ぎた頃に急に涼しくなり、雨も時々パラつくようになる。 息が落ち着いてからはしばらくは走れていたが、次第に走るべき場面で走れなくなる。どうやらバテてきたのだ。何だかんだで、結局これが今の自分の限界なのか? 惰性で五合目へ。 五合目CP 2:15:21 (lap 1:04:58 P14:46 HR127/141 117spm ↑786m 4.4km) Garminによる非ラン時間は 0:35:55(55.2%)。 五合目total R15km 2:15:21 (P9:01) HR131/142 1324kcal TE4.7 139spm ↑1450m 24℃ 五合目タイムは前回より3分強縮まった。 嵐のように雨混じりの冷たい風がにわかに強く吹き始め、慌ててベストとアームカバーを着ける。佐藤小屋には塚Dさんが休んでいた。じゅんこさんはさらに上っているらしい。 じゅんこさんを追って6合目を目指す。女性含む10数名のランナーを従えた珍しく巨大なグループがちょうどスタートし、その後ろにつく。筋張った脚の速そうな指導者が最後尾から「〇〇を固定して上ります」などと上り方のレクチャーをしていて耳がダンボになるが、結構速くてろくに収穫もないまま千切られてしまった。 風と雨と寒さでもうこれ以上上りたくないなと思ったところに下山してくるじゅんこさんと逢い、一緒に引き返すことに。 佐藤小屋でケリーさんを少し待っていたが、あまりに風と雨が酷いので下山することに。山頂組に行かなくてつくづく良かった。 すぐそこまで上ってきていたケリーさんと再び佐藤小屋に戻るT邊さん夫妻と別れ、塚Dさんと下山開始。だが塚Dさんが結構速くて、ちょっと見逃したらもう最後まで追いつけなかった。 ここで筋肉痛をなるべくこしらえないように慎重に下る。 佐藤小屋-5合目半-佐藤小屋-馬返し R5.5km 1:13:52 HR91/180 345kcal ↑64m 馬返しでトイレに寄った後も、前回のように飛ばさずダメージの少ない走りを。とは言え、下りなのに最速キロ5分半ってホント遅い。 馬返し-駐車場 R7.3km 44:50 (P6:08) HR107/120 161spm 370kcal 駐車場で塚Dさんが待ちくたびれてた。 クルマで中の茶屋まで上がり、残る三名をピックアップして風呂へ直行、のはずだったが、このあと悪夢が起こる。 電波状態の悪い中、コーチからしつこく電話がかかってくる。何だろと思ったら、一人だけ山頂まで到達したセキさんが下山道を須走方面へ降りてしまった模様、上り返すのはもはやナンセンスなので、須走五合目まで迎えに行って欲しいとのこと。なぬー! 馬返しに駐めたクルマはセキさんが下りてこない限り開かず、山頂組の身動きが取れないので、そうするほかないらしい。 女性3名を風呂屋に送った後、T邊さんがナビ兼心の支えで同行してくれることになった。ありがたい。 雨が時折激しく降る寒々しい状況のなか、有料道路で須走まで走り、そこから五合目へ向かう山道へ入る。車内はイヤーな臭いをプンプン発する汗だくの二名。勘弁してくれー。 急勾配の須走ラインを上りながら冷静に考え直した。連絡のやり取りはLineのグループチャットで全員把握している。セキさんからの連絡は唯一「今須走降りて六合目です」のみである。いずれどこかでルートを間違えたことに気づくはずだ。2016年の試走会で僕も間違えて須走ルートを降りたことがあるが、本7合目の山小屋で気がついて引き返した。上り返しが予想以上に大変だったが、それは走ってみて気づいたことだ。道を間違えたセキさんがそのまま須走五合目に降りてしまおう、などとは考えるはずがなく、必死で折り返すだろう。須走五合目でピックアップするという情報がセキさんに伝わっている形跡は全くないのだ。 須走五合目はひと気がなく寂しい登山口だった。雨は止み風だけが強い。そしてどう考えてもセキさんがここへ降りてくるはずがないのは明白だった。念のため周囲を確認後、引き返す。 後になって判ったが、セキさんは実は下山ルートを間違えてもいなかった。少々遅くなっただけで予定通りルートを降りてきた。唯一「須走六合目なう」と誤ったことを書き込んだが故に山頂組が焦って早とちりしただだけだった。そこをきちんと確認すれば回避できる問題だったが、いずれにせよセキさんがLineを一度も読まない限り解決の術はない。セキさんにしてみれば何ら問題ないのであり、Lineを意識する必要性は無かったのだろう。 山頂組は馬返しの茶屋の人に親切にも風呂屋へ送ってもらったとかで、先に風呂に入っているではないかー。 そんな訳で我々が一番振り回されたが、道中T邊さんと下らないおしゃべりに盛り上がっていて退屈しなかった。 そんなわけで帰りが遅くなる。最後までこまごまと僕に気を遣ってくれたT邊さん夫妻に感謝。家に着いたのは夜9時近かった。 2023/7/10 [衰えるのみ] 昨日はダメージを残さない走りに配慮したお陰で、疲労感や筋肉痛は普段より少ないが、結局オフにした。 昨日の結果を見ていると、前回よりはマシだったものの、依然として五合目足切りの低レベルであり、希望が薄い。 フレイルや鬱で何もかもがgdgdだった去年の今頃と比べると、今年は準備段階でもそこそこ順調だと思うのだが、その割に結果が伴わない。去年より1秒でも早くゴールすることを今年の目標に据えていたが、ふたたび完走が精一杯という気がしてきた。なんでいつの間にかこうなっちゃうんだろう。5月の合宿では期待が持てたんだが。 2023/7/11 [猛暑の二部練] 今日も暑く朝からエアコン入れる。昼間は一日外へ出ず、夕方ようやく活動開始。外は暑いからと思ってローラーにしたが部屋がサウナ状態。長くは持たないだろう。 前回緩すぎたグループライド、Cクラス2.6W/kgへ上げてみる。これまた予想以上に楽だ。やはり今まではバイクフレームが足を引っ張っていたようだ。最後にわざと集団から切れて、単独で追いかけてみる。210Wくらいでじわじわと追いつく感じ。 RB26km 43:20 36km/h HR116/125 443kcal TE3 161W 76rpm ↑232m 続けてラン。走り出しは良かったが、やはり一昨日の疲労が太腿に残ってるのを感じる。筋肉痛は特にない。墓地で折り返し、短めに終える。 懸垂10回のあと、ワイパーをやろうとして気づく。一昨日の試走練では左肩甲骨の下あたりに五十肩のような痛みが出て煩わしかったが、この原因がワイパーのせいだった。背中全体に隠れていた筋肉痛が一気にバリバリと出てきてすぐ止める。うへー参ったな。 ワイパーで鍛えるのは内腹斜筋のはずだが、そことは全く正反対の部位が悲鳴を上げており、本来の目的に全く辿り着けていない。 R8km 43:25 P5:25 HR125/135 485kcal TE3.4 167spm 30℃ 2023/7/12 [疲労継続中] ひゃー朝から29℃以上あって暑い。もうエアコンのない家には住めないな。 夕方の買い出しでOKまでジョグってみたが、ぐへーしんどい。どうも昨日よりダメージが増えてる。 買い物の後ジョグへ。相変わらず疲労感が激しい。Sen8履いてきたが、ペースアップは厳しい。今日もそこそこのところでやめておこう。 それに、昨日ワイパーやりかけたために、眠ってた背中全体の筋肉痛を叩き起したみたいで、息を深く吸えない。さすがに今日は懸垂台は避ける。 往路の海沿いでの強い向かい風で太腿がつらい。海岸公園に立ち寄らず最短で帰る。 R9.2km 51:10 P5:33 HR119/127 548kcal TE3.3 168spm 30℃ 2023/7/13 [まだまだだ] 家を一部リフォームする決断をし、営業マンと相談。まずはトイレと台所を新しくすることに。安普請のため入居当時からあちこち使いにくかったこの家。多少改善されるかな。 DuoのUnit97卒業問題に3回連続失敗しLingotを大量に失った。Duoは何度も繰り返しているのに、まだまだ身についてないなと思う。特に難問と思ったのがこの作文。英語だと簡単な文章なんだが。 Ich ziehe mir die Rollschuhe aus, aber mir tut der Fuß weh. (I'm taking off my roller skates, but my foot hurts.) 分離動詞が二個、冠詞の独特な用法が二個、再帰動詞風 sich3 ausziehen, 語順ルール等々、トラップてんこ盛りで判っていても間違える。 ドイツ語は身体に関して回りくどい言い方をする。歯を磨くと言いたい場合、英語のように「私は私の歯を磨く」とは言わず、「私は自身を磨く、その歯を」のように歯を自己とは切り離された存在のように見る。いや、私の歯と言ってもいいらしんだが、Duoはダメ出しする。 疲労が抜けないのでオフにするか迷いつつ、ギリギリでローラーに乗る。火山島上り基調ルートソロ走。集団走よりも追い込める気がする。 RB20km Wa 36:35 32.9km/h HR117/131 383kcal TE3.1 169W 77rpm ↑192m 全然歩いてないので、食後にBelcウォーク。長めに歩くのは久しぶりで、予想以上にくたびれてしまった。歩き慣れも必要なんだな。 2023/7/14 [合宿前日] OKまでジョグ、中途半端ワイパーでこしらえた背中の筋肉痛が未だに取れない。筋膜のズレが起きているのかもしれない。 走るのがどうも気が進まず、今日もローラーに。フランスの逆回りソロ走。150Wくらいでのんびり走るつもりだったが次第に真剣に踏んでしまう。だが200Wは越えられない。 RB20km Fr 35:24 33.9km/h HR122/133 391kcal TE3.3 179W 77rpm ↑154m 明朝のためのおにぎりを作ってから寝る。 2023/7/15 [夏合宿1日目] TKD女神湖合宿一日目。 ・午前練 フリージョグ 5.6km ・午後練 女神湖ロング走 31.5km 早朝5時出発、コーチ → サギー → 河Yさんの順に拾い、渋滞回避のため東北道経由で関越道へ。佐久のSeiyuで大規模に買い込んだ後、女神湖エリアのペンションへ。標高1560m、長袖フリースが早速役に立つほど寒くて驚いたが、部屋の窓は開け扇風機で換気を指示する神経質な宿のオーナーにゲンナリする。 まずはジョグで身体慣らし。2足目のJapan7を初めて下ろす。女神湖(1.75km)を3周。予想通り高地でジョグペースでもしんどい。 R5.6km 35:13 (P6:17) HR113 323kcal 165spm ↑50m 近場に飲食店やスーパーはなく、三食宿の食事になるのだが、今後を占う最初の昼食に学生の合宿のような貧相な牛丼が出てきてまたゲンナリ。合宿で太らないという決意を貫くには都合がいいかもしれない。 ベッド5台で床が見えない男部屋でゴロ寝した後、夕方女神湖でロング走。合宿中最重点練の位置づけだ。湖面より低い最下点をスタートとし、エイドを設置する。1周の距離に関し1.78kmという声もあったが、計算しやすいよう1.75kmとする。2周で3.5km、4周で7kmだ。目標は17周、29.75kmとなる。昼食時にK人さんからドイツIM土産としてMaurtenジェル(1個1080円!?)を戴いたので日和らず走り切る覚悟が出てきた。 前回の女神湖周回練は6年前の2017年8月まで遡るが、1周平均8分34(キロ4分54)で15周している。今回の設定ペースはキロ5分15辺りを予想していたが、コーチの指示はキロ5分半だった。 キロ4分5のY村さんは別格として、次の組はキロ5分15でT邊さん、セキさん、サギー。その次がキロ5分半で、河Yさん、K島さん、まめきち。I上さんと5人。3:14pmスタート。曇りでやや風が強い。 ![]() 最初の高低差18mの上りは向かい風。早速苦しくなり4人から遅れる。でもどう考えても集団は速く、ズルズルと距離が広がり、1km地点に立っていたコーチから僕で5分半ぴったりと言われる。ほーら! 1周の目標ラップは9分36前後と頭で弾き出していたので、1周目が9分19と出て計算間違いを疑う。コース後半が随分速くなるようだ。2周目はペースが落ち着き自然に集団復帰したが、実際は1周目より速くてまた驚く。 I上さんには緩すぎて我慢できなくなったらしく、抜け出して前の集団に移る。結果的に前集団でも暴れまくったようだ。I上さんは春合宿時よりも4kg絞っており、本来の脚力を取り戻してきている。 ペースメイクは河Yさんとまめきち。に任せ、僕は後ろを走る。想定より速いラップが続いたが余裕はあり、30km完走の目処は立った。3周目以降はほぼ2周毎に給水し、気温も涼しいので問題はない(恐らく20℃くらいか)。前回の日記にもあった通り、給水直後は上りで苦しくなりタイムが落ちた。中間点辺りにエイドがあるとたぶんありがたいのだが。 ただ、1周のラップはペース勘に反して徐々に遅くなった。1km通過は5分半ちょうどが多くなり、徐々に追い込まれる。まめきち。が不調なのか8周目辺りで抜けた。K島さんも最初の上りで遅れ気味になる。 この上りを毎周チェックし、バロメータとした。周の起点から上り切る角まで、しばらくは1分18で行けていたが徐々に遅くなり、油断すると1分22まで落ちた。 この上りさえクリアすれば、以降は下り基調で惰性で行けるという感覚がある。上り切った直後の息苦しい場面で無理しない代わりに、余裕が生まれる下りでペースを殺したくないのだが、河Yさんの几帳面なイーブン走とは合わずストレスを感じ始める。ただ12周(21km)までは設定ペースを守るよう指示されており、秩序を乱すわけにはいかない。 13周目からは自然な感覚に任せ、前へ出た。 ペーサーとしての務めを守ったのだろう、河Yさんは着いてくることはなかった。まだ残り5周8km以上あり、この方針転換がダサい結末を迎えないよう慎重に。最初の上りは当初の1分18前後まで戻し集中して走り、続く街道沿いの平地でゆっくりと息を整える。下りで自然に加速した後は軽やかにスピードを維持する。その繰り返し。 最終周、最初の上りは1分15の最速でクリア。大分脚が削られてきて辛かったが、最後は飛ばした。 女神湖 1.75km ×17周 9:19 (P5:19) HR115/126 9:13 (P5:16) HR123/134 9:15 (P5:17) HR123/135 9:23 (P5:22) HR122/133 9:22 (P5:21) HR124/134 9:24 (P5:22) HR123/134 9:22 (P5:21) HR124/134 9:27 (P5:24) HR123/134 9:23 (P5:22) HR125/135 9:23 (P5:22) HR125/135 9:20 (P5:20) HR126/137 9:15 (P5:17) HR128/137 9:01 (P5:09) HR129/137 8:51 (P5:03) HR131/137 8:48 (P5:02) HR132/139 8:50 (P5:03) HR133/140 8:30 (P4:51) HR135/141 total R29.75km 2:36:06 (P5:15) HR126/141 1709kcal TE5/0 ↑340m どうもこのコースは以前からペースが安定せず、感覚も狂いやすい。スピードに乗れたときとそうでない時で差が出やすいのかもしれない。 総じていい印象で走り終えることができた。心拍は低いが負荷的には十分しんどい。前の集団では恐らく続かなかっただろう。T邊さんは最終周8分ちょうどだったらしい。 Garminの高低図を信じる限り、1周で20m以上の高低差があるが、トータルの獲得標高はその17倍よりかなり低く出ているのは何故だろう。 K島さんとダウンジョグ1周。本日合計推定2133kcal。 思った以上にダメージがあり、食欲がなく夕食途中で腹一杯になる。2次会は出ずに寝てしまった。お菓子などもほとんど食べていない。今回、合宿では大谷翔平を見倣い飲み食いの誘惑に負けないよう言い聞かせたが、図らずも無理なく実行できている。 2023/7/16 [夏合宿2日目] TKD女神湖合宿二日目。 ・早朝練 フリージョグ 8.3km ・午前練 蓼科山登山 4.9km ・午後練 御泉水ヒルクラ 8.3km 朝6時早朝練。近くの牧場に設けられた1周1.5kmのクロカンコース(予約制)に向かう。かなりゆっくりだが、ちょっとした上りで皆に着いていけなくなり、何度か歩いてしまう。心臓が目覚めてくれない感じだ。後で思えば、合宿中最も身体が動かなかったのがこの時だった。それでも女神湖1周を追加して距離を稼ぎ、それなりに頑張った。 R8.3km 54:00 (P6:30) HR106/126 479kcal TE2.6 161spm ↑89m 22℃ 今日は午前練がメイン扱い。とは言え、なか日で身体を休めるとの趣旨で登山練。以前のハードな合宿とは随分と趣旨が様変わりした。 朝食後速やかにクルマ移動で蓼科山登山口へ。脚力別に3班に別れ、僕、河Yさん、I上さん、セキさんの4名は最後尾C班。 ![]() 片道3kmなのでキビキビ行くよ、とI上さんを先頭に、走れるところは走る方針で。靴は富士登山用にしたRen。大きな石がゴロゴロしている登山道で走りにくく、登山客も多くて自由に走れる感じではないが、それでもI上さんに着いていくのは辛く、じわじわと離される。呼吸はゼーハーして苦しいが心拍は高くても125前後で、何が苦しいのか判らないんだけど。 途中の山小屋以降は勾配がきつくなり、岩場の上りで渋滞もするようになった。富士山の9合目以降と似てなくもない。風が強く、汗だくのウェアが寒くなってきた。 山頂はガスっていて景色は何も見えない。まあどうでもいいんだけど。 下りはとにかく苦手なので、登山客渋滞を言い訳にして着いていかない。山小屋以降は人も減って走りやすくなり、I上さんに頑張ってベタ着きしてみる。合計6回滑って尻もちをついたが、切れずに着けたので嬉しくなった。後に「I上さんは下りで慎重すぎた」と不満混じりなセキさんの本音を聞いてガッカリした。 蓼科山往復 R4.92km 2:01:22 HR94/131 642kcal TE2.9↑616m 片道3kmという話と辻褄が合わない。また、Garminで休憩と捉えられた時間が42分以上ある。 昼食は冷凍ピラフでこれまた残念な感じだったが、お代わりできたのでまだよし。 貴重な昼寝タイムにY村さんの弾丸トークで一睡もできず、少々不安を残しつつ午後練。 メニューの白樺湖周回フリーラン+温泉コースは明日とほぼ同じでつまらないので、僕は一人で御泉水上り練を考えた。標高差300m弱のガチ峠道だが、富士登山対策はもちろん、宿からすぐ行けるし、蓼科スカイラインはクルマが少なく路面状態も良く走りに集中できて気に入っている。結局このプランに他5名が乗っかる。 女性4名(まめきち。H内さん、まっちゃん、K島さん)が先行スタートし、約10分後の3:27pmにY村さんと宿を出発。靴はSen8。上り口交差点まで650mをジョグ移動し、ここからはY村さんと2分差を約束して上りスタート。 昨日とはガラッと変わって気温が上がり日差しも強いが、木立に囲まれたこの上り道路は日陰が多く走りやすい。俊足のY村さんには2分差なんてあっという間かと思われたが、意外にも女子4人に追いつくほうが早かった。記念撮影とかしながらのんびり上っている。 今朝のgdgdぶりから、この上りオンリーでの地獄を覚悟したが、結構調子良く走れている。STEPNも起動し、標高1700m付近の激坂以外は8km/h以上を保てている。2/3まで登った標高1750mの看板手前でY村さんにパスされたが、良く粘った。そしてゴールは予想より早く現れた。 御泉水上りルート R5.1km 30:55 (P6:04) HR128/134 344kcal 163rpm ↑294m Y村さんで区間27:10 (P5:20) とのことなので、キロ73秒ものペース差があった昨日の30km走と比べると、なかなか優秀だ。過去練と比べても引けを取らない。ただ昔はヘロヘロにくたばった合宿終盤にこの倍くらい上っていたりするが。 Y村さんはそのまま蓼科登山口まで行って折り返し、僕は御泉水で折り返し、女子組最後尾まで1km弱下ってまっちゃんの背中を押しながらのアシスト上り。ウザかったかも。 ![]() 下りはH内さんの提案で登山道を下る。ダメージの大きいロード下りを避けられるのはありがたい。御泉水からさらに700m弱先の入口分岐で、練習は終了とする。 宿からtotal R8.3km 52:35 (P6:20) HR121/134 531kcal TE3.4 ↑369m 28℃ 森のふかふかトレイルをしばらく進むと視界が開け、女神湖を見下ろすゲレンデに出た。登山道とはこのスキー場をそのまま下っていくだけらしい。脚にやさしい草原を最短コースで下れるので負担は最小限だ。上り練として理想的と言える。 今日の練習は距離は短いが変化に富んでいて充実感があった。獲得標高は計1074m。 宿に戻って早速ビールを2本、美味い。 夕飯は雑多なおかずで割と良かった。食欲があり、普通にお代わりもした。夜の宴会はワイン1杯に済ませた。 ただ、夕食時にコーヒーを飲んだのが災いし、午前2:30まで全く寝付けず辛かった。 2023/7/17 [夏合宿3日目] TKD女神湖合宿三日目。 ・早朝練 フリージョグ 7km ・午前練 白樺湖ペース走 19km 6時早朝練、寝不足の割にさほど眠くはない。 フリージョグはクロカン方面と女神湖方面に別れたが、印象の悪いクロカンは避けて女神湖へ。100m先のサギーに頑張って追い着き、話しながら4周する。1周10分20前後。血流が詰まったかのような昨日の苦しさは出なかった。高地に身体が順応してきた感じだ。 R7km 41:08 (P5:50) HR112/126 404kcal TE2.9 164spm ![]() 10時にチェックアウトし、クルマですずらんの湯へ移動。合宿最後の練習は白樺湖3.8km周回を3~5周ペース走。ペースは初日30kmの実質ペースが目安。 ということで僕は河Yさん、K島さん、まめきち。の4人でキロ5分15グループ。ただ、時間が押しているため4周予定とのこと。 10:41amスタート、靴はSen8。以前は凸凹や工事区間が多かった白樺湖周回路はラバー敷きのランコースへと整備され印象が良くなった。懸案事項は暑さだ。この日は日本列島すべて真っ赤に染まる猛暑日となり、風が止み、気温も27℃以上ありそう。走り出すまで読めなかった体調のほうは、合宿疲れもあまりなく脚は割と動く。1周目の途中で、「チャレンジします」と言い残し、まだ前方に見えていたキロ5分集団に移ることを決意する。前グループはギリ5周する予定だった。もしもこのオーバーペースが祟って4周で尽きてもペースを上げた分頑張ったことになる。 1周目を終える頃には5mくらいまで迫ったが、エイドで貰うつもりのジェネラルボトル(冷水)をT邊さんに先取りされ、予備のボトルを探して立ち往生。エイド班(A木さんやY口さん)も予定外の野郎が来てテンパってる。 1km過ぎのローソンで無事合流できた。 だが2周目で集団はマッタリしてしまい、慌てて追いつくこともなかったなと思ったが、意外にもタイムは1周目より速く、錯覚だった。 3周目のローソンでI上さんが抜け出し、セキさんが追う。さすがにあと2周あるし、T邊さんも留まっているので抜け出す発想はなかった。ペースに無理な感じはないが、どこか自分がギリギリなのも感じる。ふとした拍子にキレそうな予感がする。 毎周エイドでは冷水を貰いしっかり身体にかけた。暑さは脅威だが、対岸の直線で日陰になる区間や、1500m以降の時折湖面から吹くひんやりした風に救われた。湿度は割と低いのかもしれない。 5周目に入ると共にT邊さんがスパートし、入れ替わるようにコーチが着いた。サギーを引っ張るためだろう。ここまでずっとコバンザメ状態だった僕は、最後までサギーの前へ出ないと決めた。サギーは正直しんどそうだが、コーチがしっかりペースを作り、タレを許さない。意外とT邊さんとの距離が離れない。 ただここで新たな問題が出始めた。スタート前に肩甲骨下のコリをK人さんに指圧して貰ったのだが、それが呼び水になったのか、今になって痛みが急に我慢の限界を超え始め、腕ふりもろくにできず走りに集中しづらくなった。ラスト400mくらいからジワっと集団ペースが上がり、何とか最後までへばりつく。 白樺湖周回3.8km×5 18:52 (P4:58) HR124/137 166spm 18:41 (P4:55) HR131/138 169spm 18:38 (P4:54) HR131/136 169spm 18:33 (P4:53) HR131/136 168spm 18:04 (P4:45) HR132/137 169spm total R19km 1:32:47 (P4:53) HR130/138 1075kcal TE4.9 168spm 28℃ サギーやT邊さんと同レベルの練習ができたことが嬉しい。心拍上昇が見られず一定で推移しており、まだ余裕があることを示している。 過去、白樺湖でペース走の経験は少なく、5周目は多分ベストラップだろう。 後続GもK島さん以外は結局5周していた。河Yさんは今回も無理せずお題通りのペーサーに徹したようだ。 すずらんの湯に浸かり、近くの蕎麦屋で手打ちそばを食べた後、帰路へ。佐久まで降りてきた時点ですでに36℃もあり、下界は暴力的な暑さだった。三日間、避暑地で走れて収穫が大きかった。 予想通り渋滞は激しかったが、都内に入る頃にはピークも過ぎて順調。午後9時前に帰宅した。 2023/7/18 [心臓改造計画] 合宿では合計84.6km (9:25) 走った。 1日目 37.1km (3:23) 2日目 21.5km (3:48) 3日目 26.0km (2:14) 前回5月より少なめだが、富士登山レース直前の合宿としては狙い通りであり、関係ない人にはやや温かっただろう。 山中湖よりさらに標高が高いせいか、心拍がほとんど上がっていないのが少し気になる。というか前回は標高に関係なく近年稀に見る高心拍を記録した。 心拍が上がらない問題についてはI上さんやY村さんにも疑問を投げてみたが、答は出ない。ただ、I上さんが最近行った心臓のステント手術については、僕も同様の問題を抱えているかもしれないという話になった。I上さんの手術は、心筋に血液を送るメイン3本の血管の1本が詰まりかけていて働きが悪いため、ステントを入れ流れを良くするというもの。3本中1本が詰まっているという話は記憶する限り僕も過去に同様のことを言われた。ただ、狭心症とはっきり言われたことはないんだが。最近心拍が上がりにくい原因と考えると辻褄があう気がする。I上さんはこの手術によってぶっちゃけ従来のパフォーマンスを越える可能性があると言っていた。手術によってスーパーサイア人になる。それは魅力的な話だが、抗血小板薬を一生飲み続け、怪我のリスクを回避し続けなければならない。 合宿疲れは表面的には少な目だが、この殺人級な暑さの中をわざわざ走ることもないと、結局オフに。 体重は今回増えてはいない。 2023/7/19 [正しい報道か] 背中のコリが激しく、ロキソニンを飲む。益々痛みが酷くなるのはなぜだろう。 夕方疲労抜きジョグ。 R10.9km 1:05:47 P6:02 HR117/132 659kcal TE3.2 165spm 29℃ 夜のクローズアップ現代で、食品値上げで低栄養に陥る人が増えているという話があった。 3児のシングルマザー(この手の話に大抵登場する)のとある昼食で、食費節約のためクリームシチューの具としてじゃがいも玉ねぎ人参の代わりに野菜炒め用カット野菜、肉の代わりにソーセージを使っていた。加えて、おつまみチーズで栄養を補うという。 考えてみて欲しい。カット野菜、ソーセージ、おつまみプロセスチーズ、いずれも割高食材なのは言うまでもなく、食費節約どころかむしろ嵩む方向であり、目的と矛盾する。その上栄養価も味も落ち、デメリットは大きい。看護師であれば当然周知している事である。これはどういうことか。 恐らく、食材切り替えの真の目的は家事時短であり、シングルマザーの忙しさ故の消費行動かと思うが、これと食品価格上昇問題を混同すべきではない。つまりこの母はモデルケースにはちっとも合致していないのであり、具体的事例さえも提示できないのは、単に机上の空論で問題提起しているに過ぎないからでは、と疑いたくなる。 2023/7/20 [平地なら問題なし] 戦闘体重61.1kg、合宿で太りも痩せもしなかった。摂取カロリーはかなり抑えたつもりだったが、ダイエットにはならなかった。残念。 夜ローラー。Cクラス2.6W/kgという割と高めのグループを選んだが、Watopiaのほぼ平坦コースでグループも多めだったためか、全く問題ない。退屈しのぎには良い。 RB33km Wa 48:30 41km/h HR117/127 502kcal TE3.1 166W 79rpm ↑124m 2023/7/21 [楽しむ能力] アフロヘアーがトレードマークの、某元新聞記者のライフスタイルがあさイチで紹介されていて興味深かった。 電気をほとんど使わない生活で、冷蔵庫、洗濯機もない。掃除にしろ洗濯にしろ、機械を使わずに手で行うことに楽しさや満足を見出し、努力や我慢の上に成り立っているものではないと言うが、そういった感受性も含めて彼女の高い知性や行動力ありきのことであり、凡人が表面的に真似しても長続きせず臍を噛むだけだろう。ただ、いくつかヒントも散りばめられていた。 昼間はほとんど近所のカフェなどで過ごし、お風呂は銭湯に行くなど、家の中で物事を果たそうとせず外を上手に活用しコミュニティと緩く繋がっている。確かにその通りであるが僕が最も苦手な領域であり、これができるかどうかが一つの鍵という気もした。 ある日の食事が紹介された。梅干しを入れて炊いた雑穀米に豆腐とベビーリーフを散らし、すりごま、オリーブ油、味噌ダレをかけて混ぜながら食べる。梅ごはん+豆腐+味噌の組み合わせに惹かれて真似して作ってみた。ややストイックすぎるので茹でバラ肉やしらす干しなどを加える。割と満足できたが母には不評。 午前中Belcウォークしたきりで、ウンドーは無し。重怠い疲労感が出てきて気持ちが乗らず、背中の痛みは上下動の揺れで顕著に現れ、呼吸も妨げられる。今日は走ってもダメージが増えるだけな気がした。 2023/7/22 [悩まない焼きそば] 土曜駒沢練はサボる。暑いのでどうせ碌な練習にならないだろう。 焼きそばの作り方を変えてみた。 まず野菜(キャベツ中心)をたっぷり使う。普段の倍以上、広島焼きを見倣って。 先に肉類を炒め、適当に火が通ったら、野菜を投入しひと混ぜして均し、すぐその上に麺を敷く。麺は予め空焼などしてほぐしておく。 きっちり蓋をして、中火~弱火で4,5分放置。つまり野菜の水分で全体をしっかり蒸す。麺に水をかけることはしない。 蓋を開けてソースをまぶし、強火で全体に絡まったら完成。悩まず簡単。 焼きそばって鉄板でジュージュー焼くイメージがあるが、麺やソースを入れる工程間の区切りが曖昧で、どこで完成なのかよく判らず、いつの間にかフライパンを焦がして強制終了のパターンが多い。蒸すことで均等かつ確実に火が通り、艶やかな麺にはソースがすぐ馴染んでフライパンを焦がすことも少なくなる。 キャベツの甘味が効いたジューシーな焼きそばになる。 夕方ラン。駒沢練をそれなりに意識し、キロ4分50で10km程度走ろう。レース前として多分そんなメニューのはず。靴はSen8。まず10分程アップジョグで調子を確かめる。家でじっとしていたせいか、どうしようもなく身体が動かない。一旦止まって懸垂10回やって血液循環に刺激を加える。徐にペース走スタート。気持ちが入ったか、身体はうまく動き出した。行けそうに思ったが、海沿いの向かい風で太腿が異常なほど酸っぱくなる。江戸川沿いで追い風に変わっても絶望的に苦しく、キロ5に落ちたのを見て停止。200m歩き、もうペース練は諦めてジョグ再開。太腿のジワジワ感は以降も消えず、合宿から随分経つのになぜこんなに判りやすく疲労物質が溜まっているのか解せない。最後の歩道で流しを入れてみた。動かそうと思えば動くのだが、続かない。 R11.8km 1:06:18 P5:37 HR120/134 696kcal TE3.4 166spm 30℃ 2023/7/23 [酸っぱ練] 最高32℃程度で酷暑は免れているがエアコンの生活。 昨夜「リンパのトリセツ」を観て、リンパが頭手足先からスタートし鎖骨で静脈に合流、いわば下水管の役割を担うと学ぶ。リンパ液を流すマッサージを寝る前に適当にやってみたのが効いたのか、今朝はどことなくスッキリしている気がする。 夕方ジョグ、ローラーとの二本立てのつもりで出る。Japan7で。 やはり走り出しは苦虫を噛み潰したような苦しさ。一体何が活動を阻むのだろうか。こんなんでよく生命体としてやっていけてると呆れる。生き続ける意味あるのか? まあでも暑さはその要因のひとつだろう。昨日より更に暑い気がする。背中の筋肉のよじれも呼吸を阻む。 日曜でランナーも多く、途中でいいターゲットを見つけ、追いかける。残念ながら海岸沿いで彼は止めてしまったが、お陰で少し集中できた。若干短めに終え、最後に歩道流し。30.2s (P3:19) で全く大したことない。 R11km 59:39 P5:25 HR124/142 662kcal TE3.7 167spm 31℃ 疲れが酷く、ローラーを断念する。 入浴後の体重58.85kg、少し減少の兆候か、ぬか喜びか。 2023/7/24 [Belcダッシュ練] 脚の疲労感が取れないという話を母にしたら、動いてないからだと言われた。ぴょんぴょんするとか。 まあ言いたいことは判る。だが、大人の日常にぴょんぴょんは普通無いんだよ。 ランは今日はやらないと決めている。身体への刺激入れに、200m毎にダッシュ→ウォークを繰り返してBelcまで行くとしよう。まずは懸垂10回やって血流を上げてから。 1本目、無茶苦茶苦しい。アップなしに突然全力で走るって、こんなにも苦しいものなのか。たかだか200mが長い長い。映画でよく刑事と悪人が全力で追いかけっこするけど、ナンセンスだ。というか、役者も大変だなと思った。いくら本人は全力疾走したつもりでも、見た目の全力には程遠いんだよな。 飛ばすとは言っても恐らく概ね最速キロ3分30くらい。4本目くらいでようやくコツを覚えてきたが、こんなに息が上がっているのに何度繰り返しても90bpm台止まり。Belcまでに計10本、最後にやっと100bpmちょうど。ウンドーにカウントしないつもりだったが、あまりにしんどいので練習したことにする。 R2km 8:00 200m×10本 帰宅後、ローラー。ちょうどいいグループライドが見つからず、Cクラス2.9W/kgという今まで試したことの無いレベルに挑戦。Watopiaの火山上り。 意外と行けるが、集団が6,7人と小さいので気を遣う。このペーサーは一定ペースで走らず、所々わざとグッと上げている気がする。それにいちいち反応してちぐはぐな動きをしてしまう。 RB19km Wa 31:34 36.5km/h HR121/130 350W TE3.1 177W 79rpm ↑247m うむ、2.9W/kgの実態は平均177W、特に褒められた内容ではない。 2023/7/25 [レース接近中] 昨日のダッシュ練の後遺症か、左足裏踵がかなり痛い。この部位はもう2カ月ほど痛みに悩まされていたが、概ね起床時のみで、実害はあまりなく、この2,3日は痛みが消えていた。今朝は歩行に支障が出るほど痛い。参ったな。 足裏の痛みに悩む夜中、ふと気がつく。そういえば富士登山競走の関連資料が送られてきた覚えがない。ヤバい、エントリーしたつもりで、空振ってる!? 入金し忘れたとか!? 分厚い封筒を最近見なかったか、念のため母に訊いてみる。3週間ほど前になにやら来ていたが、それについては「富士山関連のものだから気にしなくていい」と僕が言ったという。そうか!届いてるんなら良かった。エントリーし損なったわけでもない。だが、その封筒ってどこ? 小一時間家中探し回るが見つからない。広告などに紛れて捨てられちまったか。 その後コーチなどに確認し、今年はそういう郵送物はないことが判り、ホッとしたのだが、じゃ母のそれらしい記憶は一体なんだったのか? 夕方OKウォーク、明々後日に迫った富士登山競走に向けて、身体はきちんと整っているとは言い難い。足裏の痛みは大分おさまった。一番の懸念は背中の筋肉のよじれか。呼吸に支障がある。それと全身の重怠さと方々の痛み。太腿の疲労感。 帰宅後ローラーするか悩んだが止めた。オフの日。 2023/7/26 [最終調整練] 今日もまた暴力的な暑さ。うかつに家を出るのは危険だ。 夕方、ローラー。西陽を浴び続けたローラー部屋はサウナルーム。 上りを淡々とマイペースで走りたい。ロンドンの25kmコースを選ぶ。シマノ靴のベルクロがバカになっちゃったのでDMTの古い靴を久しぶりに履いてみたら、なんかいい感じ。 かと思ったが、靴の中でいつも擦れる親指部分がまたも痛くなってきた。やっぱダメだこりゃ。 上り途中だが、頂上まで粘るとやり過ぎな気がして折り返して終了。 RB22km Lo 42:35 31.2km/h HR116/129 434kcal TE3.0 166W 76rpm ↑248m 今日の歩数が足りてないので軽くジョグへ。33℃で汗がダラダラ出るが、暑さはあまり感じない。 キロ6オーバーでゆっくり。だが途中で左膝に痛みが出たので中止する。 R5.8km 36:11 (P6:14) HR114/120 352kcal TE2.6 164spm 33℃ 世界水泳、解説ほんっとうるさすぎ。なんなの。イメージを壊したいの? 2023/7/27 [レース前日] 午前11時、軽くジョグへ。 まずは800mほどウォークしてからジョグ開始。こういう練習方法はもっと取り入れるべきなのかも。折り返し地点で終了。 R4km 24:22 P6:05 HR120/130 251kcal TE2.6 166spm 32℃ 午後1時に自宅出発、コーチを拾って富士吉田へ。選手受付で腹具合が急降下。昼食のカレーうどんで使われた牛乳の影響か。ゴロゴロしないはずのA2牛乳なんだが。 宿で少し休んだ後、いつものスーパーで買い出し。まだ5時を回ったくらいなのにも総菜コーナーにロクなもんが残ってない。そのうえ、全般的に高いなと思った。小さな納豆巻きが450円とか。食料品値上げって地方のほうが顕著なのかもしれない。 コーチの知り合いの選手も大勢同宿になる。女性は富士山ゼッケン、男もフル2時間40分以下の人ばかりでレベルが違い過ぎる。 マグネシウムサプリを溶かしこんだオレンジジュースをバラモンボトルに入れて冷凍庫へ。 10時過ぎ就寝。 2023/7/28 [レース日] 富士登山競走、7合目トモエ館手前の岩場で転落しDNF。 以下、日記形式と異なり、後日の考察も含む内容とした。 4時起床、朝食はどん兵衛きつねうどん、納豆巻き、枝豆おにぎり、ごぼうサラダ、牛乳、オレンジジュース。正直言って食い過ぎた。念のためと思って買い込み過ぎたし、昨夜も食べ過ぎた。 ウェアはフロントフルジッパーのノースリーブ、ポケットにアームカバーと防寒用ビニル袋を入れる。下はSkinsのスパッツとカーフガード。バンダナは無し。 ボトルホルダー付きウェストポーチを装着、ポケットにロキソニン錠とMg錠、Maurten、それにAmino Mega Liquid(賞味期限切れ)を入れる。最後どうしようもなく力が出なくなった時のためのもの。 Medalistジェルを3つ、スパッツに挟む。携行物は以上。 5時過ぎ、宿を出る。駐車場→市役所への移動もスムーズ。トイレは2回行く。今回何もかもスムーズなのは、それだけレースに向けて気が張っている証拠だった。万全の態勢でスタートを迎えるために、何か手抜かりはないか、常に考えながら行動していた(それでもZenサプリを飲み忘れるというミスはあったけど)。 今回は、昨年の記録を1秒でも上回るという明確な目標があった。 1年前の自分はあらゆる面でどん底だった。離婚訴訟でぽっかりと心に穴が開き、体力気力共に今よりガタ落ちしていた。そもそもエントリーする予定すらなかった。4時間2分で完走できたのはラッキーも重なっただろうが、今年が昨年の自分を超えているのは明らかだし、低いハードルとも思っていた。 とにかく序盤で抜かりなく実力を発揮し、馬返しまで普通に走れれば、自ずと昨年を上回れるはず。そう考えていた。 スタート20分前、スタートブロックへ移動する。すでにほとんどの選手がブロック内に入り、セキさんは抜かりなくBブロック最前列に座っていたが、僕は最後尾に甘んじる。昨年同様、ネットが公式タイムと思っていたが、どういうわけかそれは昨年だけだったらしい。とは言え結果的にはB最後尾が正解だった。 7:00 a.m. 山頂の部スタート スタートラインは21秒で超える。問題ないレベルだ。身体の動きは悪いがそれが平常運転であり、比較的ましな方か。坂が始まり、心拍が140を超えているのを見て、上手く起動してくれたと感謝した。 周囲にペースを合わせ、おとなしく省エネを心掛けながら進む。スパッツの両太腿に挟んだジェルが早くも落ちそうなので両手に持ち直す。携行品の装着計画は毎回ヘタクソだ。次は必ずマルチポケットのパンツにしよう。 国道へ出て一旦平地になると、休みたくて少しペースを落としたが、これも普段通り。だが神社へ右折する辺りから状況が一気に怪しくなる。太腿は乳酸ビッチリの酸っぱい状態で、本日はもうここで終了、さらに走るなんてあり得ない、となってしまった。 神社CP 14:25 (lap 14:04 P5:01 HR136/144 169spm ↑86m 2.8km) スタート直後の突っ込み過ぎを後で疑ったが、体感的に楽だった昨年と比べて10秒速いだけで心拍データはほぼ同じ。どう見てもペースに問題はない。
混みあっていたエイドでは、不器用にもコップを取り損ねた。まださほど欲していないのでいいのだが、既に身のこなしに余裕がない表れだった。 このままでは継続不可なのでグッとペースを落とし、身体が追いついてくるのを待つ。早々と抜かれっぱなし状態を受け入れるのも最近は慣れてしまっている。周りにBゼッケンはほぼ見ないが、Bの最後尾スタートなんだから当然だ。逆に言えば、今後Bを見かける頻度で自分の復活度を計ることができる。 ペースを落とした効果は広い通りに出ても依然現れず、やる気は萎んでいく一方で、この先絶望感しかない。山頂まで行くなんてやれやれだ。正直なところ今すぐリタイヤで全く構わない。身体が動かない以上に、気持ちが終わっているのはどうしようもない。 ろくに働いてないのに太腿は疲れに疲れている。どう考えても理不尽だ。何がそうさせただろうかと色々と考えを巡らせる。まず合宿含むテーパリングの失敗を疑う。いずれも、こんな序盤で表面化する程の過ちを犯したとは思えないが、疑いを向ける余地がないほど十分なオフが必要だったのかもしれない。 過ちと言えば、朝の食べ過ぎは明らかに失敗だった。ロングのトラでは普通であり、レース後半のエネルギー切れを恐れての行動だったが、前半を順調にクリアすることがこのレースでは何より肝なのだから、優先順位を完全に間違えている。今のこの状態はアクシデント級であり、もっての外だ。 それともう一つ思い当たるのが、アップ不足。というか、何もやってない。これも例年のことだ。アップで調子がいいことなんて皆無で、重ダルさを味わい自信を喪失するのを恐れたからだが、今回明らかにマズかった気がした。適度にアップし、食い過ぎた腹が多少なりともこなれて、血流や血糖値などが安定していれば、糞詰まり状態は避けられた気がする。 高速高架を過ぎた頃には抜いていく人も減ってきた。歩いたり走ったりを繰り返す見るからに不調そうな人と、このあと馬返しまでシンクロすることになる。僕が追い越すと彼は走り出し、同じBゼッケンの僕は意識されているかもしれない。 ようやく中の茶屋へ着く。 中の茶屋 40:32 (lap 26:07 P6:04 HR137/141 165spm ↑250m 4.3km 傾斜5.8%) 昨年より1分半、5月の試走より2分弱も遅いラップ。緊張による心拍上昇は既に消えている。これでも7月の試走よりはまだ50秒速いことを知っていれば多少は前向きになれたかもしれない。
エイドでは柄杓で頭から水をかけてもらう。身体が冷やされて何かが切り替わるのを期待したが、変化はなかった。そして赦されるとばかりに早速歩く。茶屋直後は傾斜が緩くなり歩くところではないのに。 徐ろに走り出し、継続可能なペースを見出しながら進む。そういえばこの区間は距離は短いが先日の合宿での御泉水ヒルクラよりも獲得標高は多い。そりゃ大変なわけだわ。 淡々と走り続け、なんとか歩かずに馬返しに着いた。 馬返しCP 1:08:59 (lap 28:27 P8:08 HR133/137 156spm ↑328m 3.5km 傾斜9.4%) 茶屋以降心拍が階段状に約5下がり、ペースを落としたのがハッキリ判る。7月の試走とほぼ同ラップで心拍は3低く、暑さは影響してるとは言えない。なお練習時は杭のゲートを馬返し通過基点としており、結構手前になる。
馬返しエイドでも水はほとんど摂ってない。これは昨年の感覚と大きく異なる。気温が低いというより、追い込んでないから不要ということかもしれない。馬返し通過は昨年より3分以上遅いのだ。 山道に入れば本領発揮、との感覚はもはや過去の話となったようだ。神社の階段を歩いて上る。歩いたり走ったりを繰り返していたBの人はずんどこ行ってしまい、二度と会うことはなかった。 早速渋滞気味になるが、走れない大義名分が出来て正直ホッとする。完全停止する場面もちらほら出てきたが、こうなりゃ五合目の関門に引っかかってしまえ、などと考え始めていたくらいだから、渋滞はもうあまり気にならず、中切れを起こして迷惑をかけないよう流れに乗ることに集中した。やや予想外だったのは、周りはまだそこそこ元気なので前が空いて列が動き出すと威勢よくかっ飛ばし、普通なら走らないような斜面も駆け上がらざるを得ないことだ。ロードレースのアコーディオン効果と同じで、これはこれで脚が削られてしんどい作業だなと思った。 途中のエイドは完全素通りした。 今回、メガネもコンタクトレンズもしていない。昼間であればさほど問題ないと思っていたが、山道では路面凹凸を一歩一歩読みながら進む必要があり、視力が心許ないのは不自由だと気づいた。 五合目が近づく。短い舗装路区間では追い越しをかけ、周囲の流れから取り残される不安はなかったので、正常性バイアスとも言うべきか、関門はまあ平和に通過することになるだろうなと捉えていた。「関門ヤバいな~」と後ろでボヤく声が聞こえ、えええ?もうそんな時間? とハッとする。「残りあと何分ですか? 3分しかないの? マジで!?」 関門に引っかかる運命を半ば期待していたけど、間に合うんだったら余裕で通り過ぎたかった。「あと2分!とにかくここだけでも全力で頑張れー!」などと叫ぶ声が飛び交い、後ろ向きな考えに染まっていた僕には沿道の声援が申し訳なかった。 五合目CP 2:13:49 (lap 1:04:50 P14:44 HR124/140 94spm ↑786m 4.4km) ここも7月試走と同等のタイムで心拍は3低い。ただ内容は異なり、ピッチが23spmも低く、歩き中心だった。渋滞はやはりそれなりに影響が大きかったようだ。
スタート序盤での糞詰まりを敗因と考えるならば、山区間では本来の実力を取り戻してもよさそうだが、結果は昨年差7分21秒もあり、馬返しまでよりも遥かに遅い。また、五合目出場のT邊さんと比較しても、この区間で3分40秒の遅れは馬返しまでよりも大きく、初レース2時間20分だったケリーさんよりも1分遅い。今回最も反省すべきはとにかくこの区間だったが、自覚が薄い。 ケリーさんは逆に山の強さが窺える。この分なら、五合目さえ通過できれば完走の目処が立つかもしれない。
五合目までtotal R15km P8:55 HR130/144 1266kcal 関門71秒前通過。五合目は昨年も遅かった印象があり、大差ないと思っていたが、実は11分も遅かった。何たる凋落ぶり、とほほだ。 じつはハジオさんが20秒先に通過していた。しばらくエイドに留まったそうなので、その隙にたぶん追い越したはず。馬返しは僕より4分近く早く、山以降の垂れが激しい。 彼の今年のポテンシャルはかなり高く、直前に富士山駅-山頂間を4:15で試走するなど、準備も万端だった。自ら宣言していた通り4時間切りは堅いと見ていたので、もしここで彼に気づいてたら自分をいくらか慰められたかもしれない。彼は8合目関門を残り数秒で通過し、ゴールは4分以上オーバーしてDNFだった。 途中でヘルメットを受け取る。 6合目までも詰まった状態で進んだが、さほど足枷にはなってないはず。合間を見てアームカバーを装着する。例年は着けないが、負荷が低く身体が冷えたせいもあっただろう。 6合目のエイドで1つ目のメダリストを摂る。 視界が開け、吉田口ルートと合流すると、追い越しが比較的容易な広い道になる。これまでとは違ってどういうわけか周囲より明らかに速く登れている。つづら折れ一つクリアする度に二人ほど抜く位のペースか。面白いように抜ける。何故だろう、ただ歩いているだけなのに。HRave126前後で、追い込み度も僅かに上がった程度だ(昨年は5-8合目HR132)。もしかすると、周囲のほうが一様に油断してしまっているのでは。視界が広がり選手間の距離も開くと、競技中の緊迫感が薄れるのではと? 五合目をギリギリ通過でもフィニッシュ可能かという興味深いテーマに取り組む目標が立った。五合目-山頂間の昨年実績はほぼ2時間以内。前半の遅延11分を後半でも同じく要するとしても、関門まで5分を残してフィニッシュできる。もちろんそんな皮算用はその時は思いつきもしない。 7合目途中から岩登り区間が始まる。 これまでのようにひょいひょいと抜かせなくなった。岩場はやはり得意ではないし、ルートも限られ自由なペースでは進めない。だが、砂上りと同様に追い越していかねば、という謎のプレッシャーを自ら生みだしていた。 一般登山者がポツポツと居る中、それを避けるルートは渋滞しつつあった。僕はここで第3のルートで登る決断をしてしまう。傾斜が急で登るような場所ではなかったが、やけくそ気味に進んでしまった。自分の技術・体力に自信がないのに。 突き出た岩肌に足をかけて、グッと体重を乗せて登りかけたが、身体の引きつけが甘く、登り切れなかった。だが一歩前の足場に戻ることもできず、咄嗟にリカバリを試みたが、周りには何もなく、そのまま下へ落ちるしかなくなった。左肩や下腕を強打したあと、もう一段転げ落ちてヘルメットをガツンとしこたま打った。 転落 2:56:30 (lap 42:42 HR124/143 88spm↑500m 2.5km) total R17.5km 7合目途中 2:56:30 (P10:05) HR128/144 1448kcal TE4.8/0.6 119spm ↑1950m 周囲からは一斉に声が上がり、これはヤバいレベルと直感した。誰も巻き込まなかったのは不幸中の幸い。頭からタララッと生暖かい血が滴り落ちてきて、事態の深刻さを自覚するとともに意識が遠のくのかも?と緊張した。数秒経って、どうやらそこまでではないらしいと安堵したが、痛みがどっと押し寄せて、これはもう再スタート不可だろうとも悟った。すぐに、選手の列のひとりが救護を呼んでくると言ってくれた。またある人は、止血に使うよう手拭いを差し出してくれた。昨日たまたまネットで「止血方法のよくある誤解」の記事を見かけていた。皮膚の仮想表面をテープのように塞いでも血は決して止まらない、傷口の中にガーゼ等を思いっきり詰め込むべし。 他人の汗だくの手拭いを頭の傷口に突っ込むのは問題ありだったかもしれないが、咄嗟に実行する。白い手拭いが赤く染まっていく。 うずくまる脇を至近距離でよじ登る選手の列が続いており、何ともいえないような表情で通り過ぎていく。他人の心配よりまずは自分の完走を気にすべきゾーンの人たちだが、励ましの声をかけてくれた。その中にハジオさんが居た。なんでこんなポジションに? まあでも山頂に僕が来ない理由を知る人ができたのは安心だ。 救急救命士の方が降りてきて、手慣れた感じで応急手当をしてもらい、ホッとできた。すぐ上にある常駐の救護小屋へ行って医師に診てもらうことになった。まばらになった選手の列の後ろについて、自分が転んだ岩場を再び上り始める。頭の怪我よりも、肩を強打したことで左腕が使えず、足だけで登る必要があった。改めてレース続行は不可能と思った。 富士山では、よほどの重症でもない限り、五合目までは自力で下山しなければならない。救護小屋で簡易の処置を施されたあと、救護班の一人と共に、来た道を下山する。救護スタッフの専門性は人それぞれで、見守りを担ってくれた彼はボランティア参加の医学生で、登山経験等があるわけではなかった。富士登山は初で、雄大な雲にいたく感動していた。下るうちに筋肉痛になったとかで、途中で休憩を取るなどお互い労わりつつ談話しながら下る。ランのコミュニティで仲間同士趣味を楽しんでいる、といったことが彼には新鮮だったりとか、まだ若い彼がスポンジの如く見たもの聞くものを吸収していく姿はなかなか興味深かった。 そんなわけで、大会運営、救護班の方々にはすっかり面倒をかけてしまった。若い彼との別れを惜しみつつ、6合目からは一人でスバルライン口へ向かう。 ゼッケンを着けたランナーをチラホラと見かけるようになる。早くも下山してきた、即ち上位フィニッシュの選手たちだ。彼らの身軽な姿にちょっと衝撃を受けた。リュックやポーチなどはもちろん防寒等もなく、山頂でレースの余韻に浸ることもなくとっとと下ってきたのだろう。まるでその辺をちょこっと走ってきただけのようだ。 バスに乗り、去年と同じ道の駅へ運ばれたが、イベント会場が別に設けられて、大会を盛り上げる意図が感じられた。ただ、あまりにギラギラ照りつく日光で、日向の会場は居られたものではなかったが。 T邊さんセキさんとのんびりする。 今回、参加仲間の成績はおおむね良くない。4時間を切れた人は、フル2時間40分以内の男二人だけだ。富士山ゼッケンのサブ3女子も4時間15分以上。2019年のまめきち。より断然遅い。そしてハジオさんDNF、彼の敗因もよく判らない。何より極めつけはコーチの4時間29分、なんで?? 6合目で早くもレースを棄てて止まったが、ふと気が変わって完走Tシャツゲットのために再スタートしたらしい。10分休んだら行けそうな気になったのだろうとは思うが。 風はなく気温もそこそこで、コンディション的には申し分なかった。それが却ってオーバーペースを呼んだ可能性は大きいけれど。セキさんは去年よりタイムを縮め堅実な結果を残した。 また、T邊さんも2時間8分台と全く振るわなかったが、今年からスタートが9時にずれたため、暑さのダメージは大きかっただろう。とは言えケリーさんは好成績。7月の試走よりも各段に速く、「(山頂資格タイムを)9秒オーバーした」と悔しがっていたので期待大だ。 そのケリーさんがラン仲間の男性と話し込んでいた時、ふと彼が僕に気づく。実は転落直後に救護班に連絡してくれた方だったらしい。何という偶然。しかも彼は選手に混じって上っていた応援だった。何で出ないの? 近場の立ち寄り湯が入場制限していたので、都留の温泉に寄っていく。お目当て通り、ガラガラでのんびりと浸かれた。傷口もシャワーで流す。 ケリーさんは脳神経科の看護師さんとのことで、何ともありがたいことに改めて傷口を診てもらい、感染症を防ぐ応急手当のヒントも知ることができた。 昨年から始まったヘルメット着用ルール、何だかなーと思ってたが、このおかげで僕の頭は重症化せずに済んだ。ヘルメット自体は見たところダメージはほとんど見られないが、頭の傷は深かった。鋭利な一枚岩に激突しており、直撃していたらと思うと空恐ろしい。 そこで夕飯も食べてから帰宅。落ち込むようなレース内容ではあったが、周囲の温かさに触れ、楽しい思い出に変えることができた。 2023/7/29 [検査不要] 病院へ行けと母がうるさく、駅前の整形外科へクルマで行く。若くてイケメンの土曜当番医は、高圧的で不機嫌だった。特に問題ないのなら、なんで来たのか?(このクソ忙しい週末に…)と言わんばかりの塩対応。僕の何が生意気な態度に映ったのだろうか? 「脳内出血とか骨折とかあるかもしれないし」と救護班に言われた通りのことを言ってみたけど、「(言うまでもなく)まずあり得ない」と尽く断定されて何の検査もせずに帰ってきた。僕を安心させる彼流のやさしさかもしれないと拡大解釈した。 2023/7/30 [各所の痛み] 買い物ウォーク。レース後初めて堂々と歩いてみた。傷の痛みとは違う頭痛を感じた。もしかしてこれが頭を打った後遺症か。昨日やはりきちんと検査してもらうべきだったかと少し不安になる。 身体のあちこちが痛いが、レースの筋肉痛なのか打撲による痛みなのか区別がつかない。ひとつ不思議なのは、散々筋トレをやったか、重いリュックを長時間背負っていたかのような痛みが両肩周辺にあるが、そんなことはしてないし、打撲箇所からも外れている。 傷については、頭も多少痛いが、寝返り時などでの左肩関連の痛みが大きい。 2023/7/31 [切れたら終わり] OKウォーク4km。試しにちょっと走ってみたが、上下振動で左肩が痛くてまだ駄目だ。昨日感じた頭痛はない。 疲労感はもうないので、ローラー。その前に、βアラニンを飲む。 先日のレースではやる気が出ずエネルギーサイクルが一向に確立しない問題に直面した。どうすれば身体が速やかに戦闘モードに切り替わるだろうか。ふと、βアラニンの存在を思い出した。筋肉に割とダイレクトに関係するサプリだ。これを飲むと身体がピリピリする判りやすい反応が出る。ちょっと苦手だが、いかにもセンシティブに筋肉が動作するイメージもある。 Dクラス2.2W/kgという抑え目のグループライドを選んだ。コースも平地基調で、かつ集団が大きいので楽だ。 案の定無理なく集団に乗れ、要領を覚えたか負荷変動は少なめで推移する。なでしこジャパンを観ながらでも切れることはない。βアラニンが期待通り効いているのか。10kmコースを2周し、平均140W以下であまりに負荷が低いのでわざと集団から切れて復帰できるかやってみる。集団に近いとドラフティング効果は残っている印象があるが、あるところから全く効かなくなり、みるみるペーサーが遠のく。180Wくらいでしばらく踏んだが離され続け、天へ伸びるペーサーの光線さえも消えてしまった。さすがにヤバいと感じて200W超えで追うが、平地では集団速度を超えられないことを悟った。緩い上り坂区間に差し掛かり、チャンスはここしかないとマジ踏みしてやっと追いつく。HRmax142まで行き、思いのほか追い込んだ練習になった。 再び集団内でダウン兼ねて1周弱。 RB38km Wa 1:01:20 37.2km/h HR110/142 546kcal TE3.1 151W 75rpm ↑217m レース効果なのかバイクの調子が良い気がする。 2023/8/1 [引きこもりローラー] レースの高揚感も消えて、やる気が無くなる。またローラー。Cクラス2.6W/kgのグループライド、Watopia火山島ヒルクラコース入り。 RB29km Wa 48:45 35.8km/h HR114/124 478kcal TE2.8 161W 79rpm ↑368m 2023/8/2 [性格は変わらない] 朝、左足底が痛む。ランを全然やってないのに…。つまりこの痛みの原因はランではなくバイク? 母と口論になり、気持ちが塞いで何もする気が起きずオフ。齢とって卑屈になり、理不尽にキレ易くなった気がする、お互い。老々介護の問題の一端を孕んでいる。 カントクと10年間一緒に暮らすうちに、僕は滅多なことでは怒らなくなり、随分と性格が穏やかで丸くなったし冷静な判断もできるようになったと思っていたが、母と暮らし始めて昔の自分に戻り、全然成長してなくて単に相手次第だったんだなと思い知らされる。 2023/8/3 [二部練の夏] 昨日サボった分、との意識が少し働いて二部練。外は暑いのでまずローラー。とはいえローラー部屋も西陽でサウナルーム化し長時間は無理だ。 閑散としたリッチモンドのコースを淡々と。200Wを超えるよう意識するがなかなか難しい。20分くらいでバテてきた。まあでも最近ローラーの頻度を高めた効果が徐々に現れ、以前より踏めるようになった気がする。 RB17km Rh 30:50 33.3km/h HR123/136 343kcal TE3.2 183W 76rpm ↑138m 汗だくのまま外へ。陽が沈みかけて気温も落ち着いてきた。濡れたウェアは涼しく感じられる。夏の二部練はこの順序しかないと思う。レースの疲労は少し残るがボーナスタイムもある感じで、脚は割と良く動き、腰高フォームを維持できる。 R10.8km 55:25 (P5:08) HR131/141 638kcal TE4.2 168spm 31℃ 暑さの割によく走れたと思う。 2023/8/4 [老いるということ] いつの間にか、左肩をぐりぐり回しても痛くない。スイムは当分無理だろうと思っていたが、今は全くそんな懸念はない。やるかどうかは別として。頭の傷は触るとまだ痛いけど、その他の怪我は概ね治ってきた。但し右手の薬指の腫れだけはしつこい。というか怪我したのは小指のはずだったのに、二日目ごろから痛みの中心が薬指に移った。突き指したような痛みで、モノを握れないので懸垂台にぶら下がれない。 また母と口論になり、気持ちが塞いでオフ。あくまで僕の見立てだが、人間性という点でも老いがきていて、だがそう承知していても理性的に受け止めきれない僕の至らなさもある。共同生活がそろそろ限界なのかもしれないが、独立する資金もないし何より仕事もコミュニティもない状態では無駄であり、上手くやっていくほうがやはり前向きな解決かと思う。すでに一人暮らしが危ういと思われる面もある。 2023/8/5 [真夏のペース走] 土曜駒沢練。暑さ回避でスタートが早まっている分道も空いていると思いきや、結構流れが悪くて到着ギリギリ。集合場所にメンバーが見当たらず、またスケジュール見間違えたかと思ったら、30分 or 1時間早スタート組が多いらしい。マジかよみんな気合入ってるなあ。 6周目に入るソロの河YさんにT邊さんと合流、7:58スタート。靴はSen8。 指定はキロ5で、最初は余裕過ぎると思ったが、すぐにキツくなった。どういうわけか両太腿の芯にコリのように残る筋肉痛を感じる。特に何をしたわけでもないが。 河Yさんも居るおかげで、1周目から冷たい水を貰えた。今日は周毎の水が命綱だ。 何気にしんどくて2周目で切れかかり、キロ5も厳しいのかと観念していたが、次第に太腿の違和感は消えて、4周目辺りで落ち着いてきた。スタート直前に飲んだβアラニンが効いてきただろうか。最近知った、為末氏の提唱する「乗り込み」とやらをイメージし、蹴らずに進む走りを模索しながら。河Yさんの後ろに居るのがしんどくなってきて、上りでふらっと前へ出たのをキッカケに3人のフォーメーションが変わったが、5周目辺りでT邊さんの足音が遠ざかる。どうした? 河Yさんの息遣いも荒くなっていたが、7周目途中でとうとう着いてこなくなった。まるで僕がペースを乱したような格好だが、タイムは一定であり決してそれはない。 8周目以降は定点チェックをやめた。上りでの抑制が解かれた分速くなったが、ホントに僅かだ。 今日のお題は10 or 14周、僕が何周なのかは言われてないが、富士登山組は恐らく14ではないだろうし、14は早スタート組だけだろう。とは言え、持続可能なパターンが見えてきたので14も出来なくはないかも、とは思っていた。 日向と日陰では体感気温が結構異なり、特に900m地点の日陰は涼しさを感じられるエリアだったが、周毎に確実に暑くなり、そのオアシスもなくなった。9周辺りで延長プランは完全に消える。 暑さのダメージは確実に積み重なっており、今日は10周が限界だった。河Yさんが切れたのも本人の12周目であり、さもありなんと思う。 駒沢公園10周 10:37 (P4:58) HR124/133 168spm 10:38 (P4:58) HR132/136 168spm 10:38 (P4:58) HR135/137 167spm 10:37 (P4:58) HR136/140 167spm 10:37 (P4:58) HR138/140 166spm 10:37 (P4:58) HR138/141 167spm 10:35 (P4:57) HR139/143 167spm 10:33 (P4:56) HR141/145 166spm 10:33 (P4:56) HR144/147 166spm 10:15 (P4:47) HR147/154 167spm total R21.4km 1:45:39 (P4:56) HR137/154 1295kcal TE5.0/2.0 167spm 31℃ 心拍からも10周目の限界具合は明らか。HR140以上を3周も続けられたのも、HRmax154というのも、普段あり得ないが、グラフにエラーはなさそうだ。これは富士登山の心拍ボーナスとしか考えられないが、あんなレースでそれはあり得るのか。 早スタートで13周した河Yさんはともかく、6周で止めたT邊さんに互角以上に走れたのは、普段出ないパフォーマンスによるものかもしれない。 N野さんはキロ4分35前後で14周したらしい。ホント速いな。 2023/8/6 [キッチン&トイレ] またリフォームの打ち合わせに午後丸々要し、すっかりくたびれてオフにする。昨日の筋肉痛が結構重症で走るのも無理くさい。脚全体、押すと痛む程の筋トレで作ったような筋肉痛。キロ5で走ってこんな状態になるメカニズムはどうなってるんだろう。 2023/8/7 [有臭ラン] 今日も結構な筋肉痛が残る。午前中少し走ろうとしてみたがすぐ止めた。 夕方ローラー。スコットランドの周回をソロで2周ちょっと。今日は力が入らないみたい、なかなか出力が上がらない。最後は結構追い込もうとしたが心拍が上がらず苦しい。心拍ボーナスは終わったみたい。 RB18km 30:40 35.3km/h HR115/134 312kcal TE2.9 172W 75rpm ↑145m 続けてジョグへ。考えてみたら土曜駒沢練のあと公園で水を浴びたのみで、三日も風呂に入ってない。夏としては最長記録かも。もはや汗臭さとも違う異様な臭いがモワッと立ち込める。決して誰にも近づいてはならぬ! ラン環境でそんな心配は要らんけども。 ほぐしジョグに徹する。飛ばさなければ筋肉痛は問題ない。キロ6で淡々と。 部活顧問&高校生らしき連れジョガーを追い越したら、声をかけられた。「五島出られたんですか?」 バラモンキングのシャツを着ていたのだが、こんなふうに呼びかけられたのは確か初めてかも。僕と同ーエイジの彼とトライアスロンの話で盛り上がり、キロ7で2km弱走った。娘さんを放置プレーしてすみません。 ありがたいことに、いつのまにか身体も軽くなってる。ランは手短に終わらせるつもりだったが、結局1時間走った。 R10.6km 1:02:38 P5:55 HR120/134 644kcal TE3.4 167spm 32℃ しまった! 誰にも近づいてはならないはずだったのに。 2023/8/8 [スマホ死亡か] 朝ドラ、観るのをやめる。実は苦痛になってたと気づいた。常にヘラヘラ笑ってのらりくらりと逆境を避けながら好きな事しかやらない生き方にすっかり嫌気が差してしまった。 エアコンの部屋がちっとも快適じゃなく、中途半端に避けて暑い状態にいることが多い。そのせいか、外気温に関わらず暑さが堪える。そろそろ夏バテか。食欲はあるけど。 エアコンメーカーには聞いてみたい素朴な疑問がたくさんある。とにかく風がビュービューとモロに当たるのが不快。それを回避するアイデアをなぜちっとも提案しないんだろうと。 全国で牛乳の値上げがあったようだ。OKでも1Lパック155円から192円になった。税込40円もの値上げ。OKは値上げするときに思い切りが良すぎる。290円のチーズが420円に、500円のオリーブオイルが1000円になった。まずガツンと上げて、しばらくして少し値引いてお値打ち感を出す作戦? その第2フェーズに入った例はまだ見てないが。 好物なわけでもない牛乳をなぜ欠かさず買うのか自分でもよく判らない。多分他に買いたい飲み物がないのと、牛乳だけはいくら飲んでも許されるという謎ルールが自分の中にあるのは確か。 牛乳は他店で買おう。ベルクはまだ頑張っていて179円。 夜ラン、Sen8履いてジョグ以上ラン未満のつもりで。 折り返すまでキロ5分を切れなかったが、後半向かい風で乗ってくる。最大の敵は暑さと滴る汗。それとスタート時から時折右脹脛が肉離れ寸前でピクッとなる。筋を伸ばさず、足を蹴って進まないよう、気をつける。 久しぶりに懸垂。汗で滑って握力が持たない。中途半端に何とか10回。 R10.6km 59:56 P5:10 HR128/140 686kcal TE4.0 166spm 32℃ スマホが壊れた。画面がおかしい。多分汗だくで持って走ったせい。今まで壊れなかったのが不思議なくらいだ。 早く買い替えないとと思ったが、そういやプー太郎にとってスマホの何がそんなに必要と言えるだろう? 2023/8/9 [暑い日本 寒いドイツ] 珍しく雨の多い一日。でもほとんど涼しくならないのは、今年の暑さが海水温に起因するからだろう。おかげで昼も夜も変わらず暑い。 ドイツMetzingenの知人からは、逆に寒くてストーブに火を入れたとのことでびっくりした。異例の冷夏が続いているらしいが、ニュースにはなってないな。これも温暖化絡みの異常気象だろうか。 脹脛がやはりヤバそうなのと、苦手なトラックペース走ということで夢陸はサボる。スマホは一晩乾かしたら一応直ったっぽいが依然不安なので、ローラーにしとく。 Cクラス2.8W/kgグループ@Makuri。集団は6人ほどで少なく、神経を使う。そして明らかにこのペーサーはイーブンで走らず細かく上げ下げしてうざい。Zwiftがペダルの微妙な加減に敏感に呼応するのならそれでもいいのだが、どうみても加重平均的な動きをするため、遅れ始めるとフルパワーで踏もうが関係なく遅れていき微調整なんてできない。 何とか集団に残って1周コンプリート。 RB33km 54:25 36.5km/h HR115/127 544kcal TE3.0 162W 76rpm ↑288m Cクラスの上のほうだったが162Wとはしょぼい。グループライドは退屈が紛れるという以外はメリットが余りない気がしてきた。 2023/8/10 [調子上向き] 夜ラン。少し気温が落ち着いたか、走り出しで暑さが脅威には感じないレベル。慎重にペースを上げてみる。10分くらいでキロ5前後まで上がってきた。調子良さそう。折り返し後は向かい風になりペースが落ちたが、HR138以上でも何とか粘る。懸垂台には寄らずに最後まで苦しくもがいた。 R10.6km 57:13 P4:56 HR133/145 688kcal TE4.5 167spm 31℃ Sen8に頼らずJapan7で一昨日よりも追い込めたのは嬉しい。 2023/8/11 [インチキも技のうちか] 夕方からなでしこジャパンの対スウェーデン戦が始まってしまったので、ラン改めローラーに。TVに集中するためソロ走@スコットランドで。イージーで走るつもりが意外と追い込んでしまい、サウナルームのためオーバーヒート。前半終了と同時にやめる。 RB17km Sc 31:20 32.6km/h HR118/132 333kcal TE3.0 174W 74rpm ↑196m 植木がPK獲ったファールはシミュレーションだよなー。日本の女子はそういう小賢しいプレイはしないと勝手に思ってたが、残念だ。でもタブーなのか放送では一切触れないし、世間はこれを、植木は自分でPKを獲りに行った、と言って評価する。サッカーの常識ってクソだよなあ。そんな恥ずかしいチームはどうぞ負けてくれ。 歩きが足りないので、夜遅くドイツ語聴きながら6kmウォーキング70分。 2023/8/12 [速すぎるキロ5] 土曜駒沢練。早目に着いたので私営駐車場を探してみる。なんだくそ、公園より安いとこあるじゃん。 久しぶりにキリオ君登場。3月練習中の転倒で膝を痛め、しばらくランから遠ざかっていた。いまだに支障があるようで、今日もジョグレベルとのこと。 お題は10周。N野さんサギーがキロ4分半。次のキロ4分45の河Yさんに着く? とコーチに訊かれたが、先週キロ5ペースがやっとこさで、その1週間後としては上げ過ぎでしょう。今日も同じくらい暑いし。ってことでソロ走を覚悟する。 早スタートしているK島さんの通過に合わせて8時スタート。靴はSen8。K島さんはキロ5とのこと。 ところで、駒沢ランコースはつい先日一部がルート変更され、60m延長の2.2kmとなった。長らく1周2.14kmとして馴染んできた周毎のタイムの感覚は刷新しなければ。新ルートとなった50~250m区間は、4つの急カーブで構成され横Gに抗う体力を奪われる。狭い上に見通しも悪くて走りづらく、Out in outでショートカットしたくなる葛藤とも戦わなければならない。ハッキリ言って好きではない。 キロ5のはずのK島さんを追いかけるが、みるみる離されていく。おかしい、キロ5ってそんなに速いか。500m通過は2分13秒、やはり速過ぎた。K島さんはずっと先。 1周通過でコーチから速いと言われる。そりゃそうだ。 K島さんに惑わされて予定外に突っ込んでしまったが、これをきっかけに当初よりも速いペースを狙ってみることにする。謎の爆走を続けるK島さんを追うのはもう止めて、現実的な落としどころを探る(K島さんは8周だったらしいがそれでも速かった)。2周目の途中で河Yさんが追いついてきた。2km地点は9分26、河Yさんの設定ペースには近づいた。 忙しかった呼吸も4周頃にはおさまり、キロ4分40に近いペースで安定する。力の入れ具合は先週とあまり変わらずに、キロ15秒くらい速く走れている。最初ガツンと行ったのが良かったか、それとも先週より暑さが穏やかか。薄曇りなのは助かる。 一周が僅かずつ速くなっていくので、後半最初の6周目で意識して抑えた。最も楽に走れたのもこの辺り。8周目で定点ラップ確認をやめ、9周目から意図的にペースを上げる。最終周は出し切るつもりでジワジワ上げていったが、河Yさんは僕にピタリと着けていて、余裕度が読めない。ラスト100m、もがいてもまるで鏡のように真横に着けたまま。どうやら余裕があるのは河Yさんのほうだった。 新駒沢2.2km 10周 10:20 (P4:42) HR122/132 164spm 10:23 (P4:43) HR133/136 166spm 10:17 (P4:41) HR135/139 168spm 10:15 (P4:40) HR137/140 168spm 10:14 (P4:39) HR138/140 168spm 10:17 (P4:41) HR137/141 168spm 10:17 (P4:41) HR138/141 168spm 10:13 (P4:39) HR139/142 168spm 9:56 (P4:31) HR141/146 168spm 9:19 (P4:14) HR146/152 169spm total R22km 1:41:45 (P4:38) HR137/152 1262kcal TE5.0 167spm 30℃ 一周2200m、無いんじゃないかな? 1周目のピッチが異様に遅かったのは予想外のペースアップに関係してのことか? 先週とHRaveはぴったり同じでmaxは低いが、どう考えても今日のほうが追い込んだ。先週は心拍ボーナスによる上昇があった証だろう。 無謀なペースで始まったが、なんとか走り通せた。ここ数日は自宅練も割と調子が良かったので、直感的にも行ける気がしたのだろう。ピーク調整に失敗して今頃来てしまったのかもしれない。次もまたこのレベルで走れる保証はないだろう。 5人でダウン、R2.1km 13:24 コーチに、富士登山でなにがあったのか訊ねてみる。開口一番、オーバーペースと返ってきた。「女子トップよりも速かったから」という。中の茶屋あたりからタレ始めたらしい。だからと言って、途中で匙を投げるのもよく判らないが。 しかし、試走は何度もしているし戦歴も長い人がそんな初歩的ミスでレースを棄てる羽目になるってどういうこと?女子トップより速く走ったことが武勇伝になってるし。 お盆休み突入のお陰か、行きも帰りも道が空いていた。軽度の熱中症っぽさが夕方まで続いた。 2023/8/13 [バイクシューズ新調] 台風7号接近の影響で雨が降ったりやんだりなのでローラーの日に。 かなーり久しぶりにバイクシューズを新調した。イマドキのシューズはパラダイムシフトで旗艦モデルでなくとも劇的に軽くなったと思ってたが、10分でポチったShimanoのシューズ(RC702 \21800)は手元の従来品とほぼ変わらぬ重さでちょっとガッカリ。まあでもローラー用には関係ない話。 新しい靴の感触を確かめつつ、Cクラス2.3W/kgのグループライド@Makuriを。昨日の練習でかなり疲れているのでイージーに。今日のペーサーは大人しく、集団内のポジションもあまり変わることなく続けられた。 RB26km 42:00 37.4km/h HR113/124 407kcal TE2.7 161W 80rpm ↑176m 靴を新しくしても特に感動はなかった。 2023/8/14 [筋トレの必要性] 夜ラン、Sen8履いて出たが、休息リコメンドが出てたのでおとなしく走ることにする。キロ5分15くらいで楽に行けそうな感覚を得たので、今日はこのペースで、と思ったが、海沿いで強い向かい風になると一気に負荷の基準が上がってしまった。陽も沈み、暑さはさほど気にならないが、このペースがそれなりに限界なのはやはり暑さのせいだろう。久しぶりに懸垂10回をちゃんとやる。最後は流し、最速キロ3:50程度。 R11.6km 1:00:14 P5:12 HR126/143 674kcal TE3.9 166spm 30℃ 最近やっと戦闘体重が60kgを割り始めた。練習が順調なお陰だろう。インナーマッスルなども昔と比べると全然足りないので、体重減少を単純には喜べない。以前スポクラ行ってた時は何に効くのか判らないで筋トレやってたが、ちゃんと下地作りにはなってたと今になって判る。再び行くべきとは思うが、資金源の問題と、マスクの同調圧力がなあ。マスクしてウンドーなんて冗談じゃないよ。 2023/8/15 [情報操作] 「出産後1年以内の女性の死因1位は自殺」だそうだ。 ふーん。 もっともらしいが、それはたぶん、 「入社後3年未満の社員」 「バストサイズAカップの20代未婚女性」 「1日3時間以上使うスマホ依存の人」 「自分をつまらないZ世代と自覚する独身男性」 これらの集団も死因1位は自殺になるのとカラクリは同じだろう。知らんけど。 Gの休息リコメンドに従い今日はオフに。練習が続いていたからいいだろう? って思ったけど、今月はまだ12.5hしかウンドーしてない。このペースだと今月は25h、全然足りないな。暑さを理由に1日の練習時間が少しずつ少ないのだろう。 2023/8/16 [325mの謎] 午前中ちょいジョグ。動機はStepn、雀の涙ほども稼げないが未だにきっかけ作りには多少なっている。 懸垂10回。少しばかり涼しい。 R5.9km 35:43 P6:03 HR111/128 348kcal TE2.6 165spm 31℃ 夜、夢陸練のつもりで出かける。メニューは1000mインターバル3本を2セット、つなぎは325mとある。トラックで325mってどういうわけなんだろう、とずっと考えながら。ひとけのない夢陸に来て、ハッと気づく。今日は外苑練だった。1周1325mか。 結局何もせず。 2023/8/17 [そのまんま] 本日、Duolingo 祝730日目。はて? と思ったら365の2倍か。 Duo新カリキュラム追加で、単語 Waschbär (英:raccoon) を習った。 raccoonをユニコーンと勘違いしていた僕は、何で伝説の生き物まで覚えにゃならんのか、それに熊(bär)ってなんだよ、馬だろ? それも Waschbär(洗濯熊)って意味不明だな…と、この数週間思い込んでた。 英語でもwashbearにすればいいのに。 今月は何やかんやで練習が足りてない。後半は気合入れていかねばだが、暑くて今日もランのみ。 Sen8履いて出たが、左膝が調子悪くおとなしく走る。足がむくんで靴がパッツパッツ、しばらく痛みが引かない。練習が少ないとすぐ太ってしまう。 少しだけ長めに走る。ワラーチおやじを追いかけて最後だけペースをやや上げた。 R12.7km 1:07 P5:17 HR126/142 758kcal TE4.1 167spm 31℃ 一年前の自分のレベルを確かめようと日記を読み返し、ちょっと驚いている。 気温28℃とやや低めだが駒沢10周をキロ4分33で走っている。昨年のほうが明らかにレベルが低いと思っていたが、とても断定はできないと判った。富士登山で昨年を超えられなかったのも当然かもしれない。ただ、今年の暑さはホントにかつてないけどな。何日間もエアコン24時間稼働しっぱなしなんて過去に一度もなかった。 2023/8/18 [眠い一日] 朝からやけに眠い。買い物ウォークでは妙に疲れる。午後昼寝してもスッキリしない。バイオリズムが下降傾向か。 夜ローラー、スコットランドでグループライド。 選んだのが良くなかった。小刻みなアップダウンだけのルートで、しかも5,6人と少ない。出力は上がらないのに神経は使う。そろそろ終わろうと思った矢先、下りでうっかり切れたらもう追いつけなくなった。 RB18km Sc 36:20 29.9km/h HR114/127 364kcal TE2.9 173W 77rpm ↑309m 2023/8/19 [サウナ練] 土曜駒沢練。屋外での運動は禁止と言われるレベルの酷暑と脅されている。ボトルに水を凍らせて持っていく。 道マラが近く、5周で終わりの人が多いみたい。僕らもそれに合わせ、5周+3周といった暑さ避けメニューを提案されていたが、行けるのなら連続で行きたい。 河Yさんが12周狙いですでに早スタートしており、8時頃、5周目突入の河Yさんに合流スタート。キロ5指定だが若干速まっているとの情報。いつも通り河Yさんの右隣で走る。T邊さん、まめきち。K島さんもキロ5だが、なぜか僕らとは別グループと言われていた。始まってみれば、まあ予想通り同じ集団になる。 前回がかなり飛ばして入ったので、今回のキロ5スタートはかなりゆっくりに感じる。最初は暑さの影響がない。1000mを4分50、結構速めだが河YさんはOKだろうか。 後からやってきてペースを乱すようなことのないよう気をつけたが、2周目3周目とうっかり速くなってしまう(今までの河Yさんのペースがもっと速かった可能性もあるが、その時はそう考えなかった)。心拍も低めで余裕がある。ただこの暑さがどこまで脅威となるのかまだ読めないので、キロ5に従うことにする。 4周目の下りでK島さんがスッと前へ出てきた。たしか道マラ予定のK島さんは5周で終わりだからか。慎重にペースを維持し、切り離す。5周目で同様にまめきち。が前へ。そのタイミングでどういうわけかT邊さんと河Yさんのポジションが入れ替わる。河Yさんは周囲が5周目で上げると考え先頭を明け渡したと解釈。 ペースとしては楽なのに、ようやく後半戦スタートの6周目にやれやれだと思う。暑さがじわじわと堪えてくる。何もしてなくてもサウナにいつまでも居られないように。 7周目の途中で意外にもT邊さんから「次の周でやめます」宣言。なぬ? 河Yさんもそこで12周終了だから、二人で上げるつもり? 毎周貰えていた掛水が8周目突入時だけ忘れ去られて三人とも受け取れず。この暑い中、給水なしで1周持つだろうか。その不安も手伝ってか、ペースがじわっと上がる。だが二人は着いてこない。ラストスパートは無しみたい。それならばとソロ走に切り替えて、残り2周半をジワジワ上げていくことにする。 給水ナシでも意外と何とかなったが、恐らくダメージは大きいはず。そこで、次の給水ではジェネラルではなくマイボトルを自ら取り、9周目を持って走ることにする。満タン冷水ボトルを存分に浴びながら1周走る効果は大きいはずだ。キロ5に毛が生えた程度のペースなら、ボトルを持って走る煩わしさも気にならないだろう。 これは名案と思ったが、マイボトルは期待に反して常温近くまで温くなっていた。それも最初の300mで使い果たし、大した働きもせず空ボトルを運ぶだけの作業と化した。 今回のペースは先週より明らかに負荷が低く、その分余力があるところをラストスパートで証明したかったが、キロ4分半ペースも厳しいと感じた。残り2周でみるみる脅威となったのは暑さによる体調の異変だった。いつ身体が動かなくなるのか読めない。最終周もキロ4分半を何とか切るので精一杯だった。 新駒沢ペース走 10周 10:55 (P4:58) HR122/131 162spm 10:50 (P4:55) HR130/134 165spm 10:52 (P4:56) HR131/134 166spm 10:51 (P4:56) HR132/135 167spm 10:54 (P4:57) HR133/136 166spm 10:52 (P4:56) HR133/136 167spm 10:49 (P4:55) HR134/136 167spm 10:37 (P4:50) HR138/142 167spm 10:31 (P4:47) HR141/143 168spm 9:49 (P4:28) HR144/151 168spm total R22km 1:47:00 (P4:52) HR134/151 1284kcal TE5.0/0.7 166spm 31℃ やはり今回もピッチが異様に遅い。ゆっくり動くことで深部体温上昇を遅らせる本能的な動作だろうか。 31℃というのは酷暑レベルとは言えないが、多分ほぼ正確。先週とは僅かな差だが、体感的には違いが大きかった。ただここまでタイム差が生じる程とも思えない。 一人ダウン、R2.2km 12:28 P5:40 全体的にも、最後の追い込みも低いが、ダメージは大きかったか、帰宅後ちゃんと歩けないくらい脚が痛い。熱中症は回避できた。 2023/8/20 [不思議な人] 夕方、タイ米を買いに行徳のインド食材店へ。バイク実走久しぶり。暑くて泣けるぜ。 そのノリで帰宅後ローラー。スコットランド総なめコースでCクラス2.5W/kgグループライド。さほど出力は高くないが次第に脚が削られる。最後に一人抜け出して坂をぐいぐい上ってみた。 RB34km Sc 59:50 34.2km/h HR115/133 585kcal TE3.0 162W 77rpm ↑406m バイクはやっぱり練習の手ごたえが今一つ。 久しぶりに姉貴が家に来て、母がパエリアを作ってもてなす。 姉はずっと会社支給のiPhoneしか持ってなかったので、公私混同せずちゃんと個人携帯を持てとうるさく言い続けたおかげで最近やっと買った。その真新しいiPhone、驚いたことに使い方をほとんど知らない様子。実は会社スマホさえもほとんど使ってないらしい。そりゃ確かに自分のなんて要らんな。 姉貴はエアコン嫌いだが、さすがに今年の夏はナシでは乗り切れんだろうと思って訊いてみたら、相変わらず自宅では一切使ってないらしい。まじかよ信じられん。そして冬も暖房なし。 TVはもちろん観てないし、ネットもあまり使ってないらしい。机、ベッド、椅子さえもなく、資料室のような家。 独自のサバイバル能力が凄いのかもしれない。 2023/8/21 [暑さピーク] 夜ジョグ、普通にJapan7で。江戸川沿いを追い風の無風状態で走っているうちに、暑さが耐えきれなくなる。折り返して向かい風となったものの、バテてしまいキロ545くらいまで落とす。太腿に乳酸溜まりまくりで、先月の富士もこんな感じだった。 湿度が高いのか、とにかく今日は暑くてかなわん。次第にペースを取り戻したが、歩道流しは無理だった。 R10.7km 1:03:35 P5:26 HR125/134 700kcal TE3.8 167spm 32℃ キロ5は一瞬でも切れてない。この暑い中をダラダラ走ったのに先日の駒沢練のほうがピッチが低いのは靴の違いかな。 2023/8/22 [直飲み不可] ずっと欠品中だったタウリンのサプリをようやく入手できた。 それと、HMBはやっぱりいいらしいと思って再び購入。ただ、コスパ重視で粉末タイプを選んだら、強烈に苦くて飲めたもんじゃない。そういえばどこぞのBCAAの粉末も確かこれと似た味だった。 昨日から暑さがピークという感じ。気温もそうだが湿度が高い。時折雨が降ってもモワッとするだけで涼しくなどならない。 異様に怠くダラダラ過ごしてしまう。生きる糧がこのところ枯渇しているのもあり、外へ出る気にならず、夜ローラー。スコットランドをフリーライド。 なぜか、走り始めから太腿が酸っぱい。ローラーでこの感覚は珍しい。慣れるまでの我慢と思ったが、いつまでも怠いのが抜けないので予定より早く切り上げた。 RB22km Sc 41:50 31.6km/h HR115/128 422kcal TE3.0 164W 78rpm ↑267m 2023/8/23 [水曜ポイント練の日] また休息リコメンド出る。やっぱ疲れてるか。 水曜夢陸練は嫌いなペース走だったのでサボる。Sen8履いて夜ラン。暑さは少し落ち着いたかな…だがキロ5に届かない。汗も止め処なく噴き出てウザい。 終盤ようやく身軽になってきた。懸垂10回のあと、普段とは逆に走れなくなる。 最後の歩道流しは一瞬最高速が出るような走り方で。世界陸上の映像を思い出して走ったが、Garminでは最速キロ3分13、おっそい。 R11.6km 59:15 P5:06 HR123/139 666kcal TE3.9 167spm 30℃ このペースと気温でHR123というのは妙に低い。珍しく終始ペース一定だったのが奏功したのか。 2023/8/24 [要するに水素] 福島第一原発の処理水放出が今日から開始。膀胱がはち切れそうな状態でようやくトイレに入れた時の気分。 トリチウムという言い方止めたらと思う。プルトニウムの親戚みたいに聞こえるから、存在だけで激ヤバ物質と思って無駄に身構えてしまう。水素同位体とか放射性水素と言ったほうが判りやすいのでは。ウンコは飲めても汚染水は飲めないと言った変人が居たけども、水素、つまりH2OのHなんだから放出するのはウンコ入りの水とかじゃなくて、ピュアな水そのものだよね。 その水のごく一部が放射性のH2Oってだけで。カリウムにだって放射性カリウムが一定量含まれるんだし、どーってことないだろ? なんか間違ってる? 昨日割としっかり走ったのに休息リコメンドが翌日持ち越しにならなかった。でも疲れが溜まってきた感があるのでオフにする。 2023/8/25 [スマホなるはや買替検討] どーも最近ウツ状態から抜け出せず困った。何もする気が起きない。ドイツ語では Ich habe Lust, nichts zu tun. だろうか。 夜練のタイムリミットが来てもケツに根が生えたまま行動せず。ローラーもやらない。 昨日観たベスト・キッドという映画、だいぶ黄昏てきたジャッキーチェンに過去の辛酸を断ち切れない役がなかなかハマってたが、「人生のどん底から這い上がるかどうかは自分次第」みたいなことを言ってた。ごく当たり前のことではあるけど、いつ立ち上がるかは自分で決められる、と言ってるようにも聞こえた。だからまあ、Take it easy. ドイツ語では Immer mit der Ruhe. だろうか。直訳すると「いつも平穏とともに」かな。いい響きだな。 Xiaomiの画面がフリッカーを起こしたり点かなくなったりと、いつ永遠の眠りに就いてもおかしくない状況。まだ何とか使えるうちに、急いで次機種を発注せねば。求めるのは小型軽量で安価なこと。 ところが検索で早速目にしたのは、「結局売れやしない」とコンパクトスマホのビジネスモデルにとうとう見切りをつけたXiaomiトップの発言だった。画面6インチ以下のスマホはもう期待できないようだ。6インチでも十分デカいけどな。 Aliで手頃な代替案をポチろうとしたが、不正利用を疑われたかカード決済できず。まさかアメリカの差し金じゃないだろな。 2023/8/26 [4週連続10周ペース走] 土曜駒沢練。今日も道が混んでいる。 明日の道マラのチーム参加者はなんと11名!? なので今日は少な目。例によって河Yさんが早スタートしており、5周目で合流スタート。久しぶりのF瀬さんと。 早速左ふくらはぎに問題発生。肉離れ寸前のような張りがある。ちゃんとアップしてないからな。肉離れは起こさないと思うが、結構痛くて支障がある。厄介なものを抱えて始まったな。 今日も指定キロ5に対して若干上がっている模様。ただ、今日は14周狙いとのことでそう速くするつもりはないのかも。2周目でグッと上がり、速過ぎを疑ったら「このくらいで」とのこと。 途中でH田さんも合流し4人で進む。先週の暴力的な暑さはないが、3周目辺りまでは調子イマイチでDNFの予感もあった。その後落ち着きを取り戻すとともに、脹脛の痛みも薄れて気にならなくなった。河Yさんには、上げるとしたら7周目から、と宣言する。 心拍も低いまま推移しており、このままでは先週よりヌルい練習になる。宣言通り7周目から一人抜け出して、ビルドアップしていく。先週よりは上手に追い込めた。やはり気温の差だろう。 新駒沢2.2km×10周 10:57 (P4:59) HR118/128 168spm 10:43 (P4:52) HR129/133 169spm 10:43 (P4:52) HR131/134 169spm 10:44 (P4:53) HR131/136 169spm 10:42 (P4:52) HR131/135 169spm 10:42 (P4:52) HR131/134 169spm 10:22 (P4:43) HR134/138 169spm 10:14 (P4:39) HR136/139 168spm 10:01 (P4:33) HR139/142 167spm 9:18 (P4:14) HR143/149 169spm total R22km 1:44:26 (P4:45) HR132/149 1254kcal TE5/0.6 169spm 29℃ ピッチがなぜか速かった。上げる意図は全くなかった。そして、ペースを上げた後半のほうが明らかにピッチが落ちている。 キロ4分52ペースは先週よりは若干速かったが、やはり今日の気象条件ではまだ遅かったと思う。HRaveも低い。暑さを恐れ過ぎた。 結局河Yさんは1周多い15周、同様にF瀬さんも11周だった。この暑い中よくやるなあ。 ダウン1周。R2.3km 13:10 (P5:43) 終了時は何ともなかったが、帰宅した頃には左脹脛がヤバいくらい痛くなってた。局部的に炎症を起こしている痛みだ。やはりスタート直後のハリはマズい状態だった。原因不明。明日走れるのかな。 Duoがまた勝手なことをしやがった。今までコツコツ貯めたリンゴットというアプリ内通貨がジェムという別単位のモノに変わっている。2816lingots が 12000gemに。 今までlingotなら10あれば買えたチャレンジ問題が、gemなら100必要。つまりgemは10倍に置き換えられて然るべきなのに 28160が12000って、ぜんぜん納得行かねえ。 でも実はそんなことは些細で、致命的な変更は、回答を間違えると重大なペナルティが課されるようになったこと。 言語学習の肝は、間違いを恐れずにテンポよくどんどん繰り返すことだと思う。間違いに対して身構えさせたり、学習機会を制限するような仕組みは明らかにマイナスだ。 2023/8/27 [魔の道マラ] 昨日の脹脛の炎症、朝は歩く程度なら問題ない状態。 道マラのリザルトを見て驚く。 一番速かったN野さんで3h25、セキさん3h30、コーチDNF。K島さんの2h27はI上さんより速くメンバー中2番手、やるな。まめきち。で4h。 何があったんだろう。ウェザーニューズによると概ね30℃前後だが、それにしては惨敗だ。 8月も残り少ない。夏休みの宿題に追われる小学生のように、僕も月末駆け込み週間とするか。7月と比べて全然走れてないし、二日オフったばかりだし…。 まずはローラーで調子を見ようかと思ったら、スマホが使えないのはZwift不可を意味することに気づく。断念してほぐしジョグへ。 Sen8のカカトがごっそりすり減ってた。表面に薄く硬いゴムが貼られた部分だけ削られずに残っている。これで走り続けると膝を故障しそうなので、たまには、と床の間のアディオスを履いて出る。 しばらく問題なかったが、3km辺りで脹脛に張りを感じ始めたのでキロ6に落とす。 やはりアディオスはオヤジの靴を履いて出た子供みたいな違和感がつきまとい、身体の一部になり切れない。まあでも高洲延長してゆっくり長く続けていたら、終いにはスッキリしてきた。 R14.5km 1:25:18 P5:53 HR116/126 844kcal TE3.4 168spm 29℃ スローな割にピッチは速かった。 2023/8/28 [ヒルクラ練] スマホの機嫌がよく、無事ローラーができそうだ。 最近新設された、ヒルクラ用トレーニングメニューを選んでみる。景色を楽しめる要素はないが、大まかな傾斜が道路の色で判るのは走りやすい。高度が上がるにつれ傾斜がきつくなるコースで、10%以上がずっと続くようになるとさすがにしんどくなった。ダンシング中、急に左側の膝と脹脛と太ももが連鎖して痛くなった。脹脛の張りから来たものか。幸い2,3分でおさまった。 ローラーに割くつもりの時間をオーバーしていたので、途中だけど500m上ったところで折り返す。 RB16km 40:00 24km/h HR118/135 419kcal TE3.1 174W 69rpm↑501m ジョグへ。昨日アディオスを履いた名残りか、Japan7のヒールのくたびれ加減を強く感じた。暑さは脅威には感じないが、汗が止め処なく出てくる。気にしなきゃ済むはずのこんなことが意外と走りに影響する。いっそタオル持って走るべきだろうか。 短めに墓地で折り返す。疲れているが割と走れている印象。 R8.1km 46:40 P5:46 HR120/129 494kcal TE3.2 168spm 30℃ 2023/8/29 [ローラーペース走] 大分スマホが不安定になってきて、PCでDuoに取り組む。 先日の改悪で、5問間違えると継続不可となった。ストーリ内問題やペア選択問題もうっかりミスれない。5問ミスるなんてあっという間なので、体力回復まで何時間も待つか、回復用のお仕置き問題を頻繁にやる羽目になる。本末転倒でホントあほ臭くなってきたぞ。 結構ガチガチに疲れているのでローラーのみで勘弁してくっさい。 Cクラス2.9W/kgのグループライド@Watopia。人数が多くツルペタコースなので負荷の上げ下げが極めて少なく、多少目をそらしても集団内での変動がない。ただ、最初からずっと170W一定で漕ぎ続けるのも今日はちょっとしんどい。溜まった疲れが脚に来る。目標は2周することだったが次第に我慢できなくなって途中断念。 RB34km Wa 51:30 39.8km/h HR121/130 560kcal TE3.4 171W 79rpm ↑108m 2023/8/30 [安物買いの銭失い] ジョグのお伴に、昨年アマゾンで4200円の中華のMP3プレーヤを買ったが、まさかの低音質で残念な奴だった。音の善し悪しはスペックで見えてこないので同じ轍を踏む恐れから買い替えの踏ん切りがつかず、不満を抱えつつも1年半も経ってしまった。 MP3プレーヤをAliで検索すると、頻繁にRUIZUというメーカーが出てくる。妙にダサいデザインばかりで全然そそられないが、膨大なラインナップを提供し力を入れているメーカーなら音質は担保されている気がして、2700円という(Aliにしては)ちゃんとした値段のものをようやくポチする。2台目iPodシャッフルを真似てデカくしたデザインだ。 それが今朝届き、早速使ってみる。 気がかりだった音質については問題なし。ところが新たな障害として、どうやらAACフォーマットが読めないらしい。イマドキあり得ないが。手持ちのライブラリを全てMP3等に変換しなければならない。うっ、これは相当めんどくさい。 何とか一気に処理する方法はないのかあれこれ調べ、Cisdem video converterというアプリも入れてみたが、バグなのか僅かに音がブツ切れてしまう。結局iTuneでちまちまと手作業変換。いつしか日も沈んでた。 このRUIZU、ワールドワイドに展開している割にはトリセツが中国語のみで、内部音声も中国語でワケわからない。買った店が悪かったかも。そして、シンプル過ぎてシャッフル再生すらない。 また失敗か? やっぱ最初から日本製にすべきだったか、でも値段が桁違いなんだよな。 月末駆け込み練はメンタル的に続かずとうとうサボる。 2023/8/31 [GPS暴走] 昨日サボった分もやや意識して、夕方5時、まずはローラー。長めに乗るためグループライドを選択、Makuriの平坦基調コース。いつにも増して楽なのは、Cクラス2.6W/kgに見合わず負荷が低過ぎるためだ。何故なのか。加えてペーサーの走り方がおとなしく、周囲も位置の入れ替えが少ない。ダラダラ走る今日の目的には合致しているのでまあいいか。 RB32km Wa 55:45 34.6km/h HR109/119 481kcal TE2.4 150W 76rpm↑228m 続いてラン、すり減ったSen8履いて出る。 ランを二日半休んだ効果か、調子よさげ。若干涼しいせいもある。新しいプレーヤの音がちゃんとしていていい。それと、調子の悪いスマホは持たずに出てStepnは諦めた。これを持っているとジョグモードというスイッチが入ってしまうのかもしれない。 ただ、調子こいてたのは5kmまでで、以降はバテ気味になる。相変わらず汗は噴き出てウザい。懸垂10回と歩道流しを入れる。 R11.6km 56:28 P4:52 HR130/145 671kcal TE4.4 168spm 29℃ Zwiftがちょっと変だ。Garminと同時スタートさせているのに、終わる頃にはタイムが何十秒もズレている。Garmin側の問題なのか? そのGarmin、今日は走っている時からおかしかった。速度計がキロ3分台などを示している。結果、実際とかなりズレて小松川まですっ飛んだことになってた。さらに最高標高1万m以上、獲得標高は100km以上。高度計はないのでこの算出も謎だ。100kmもの上下移動が走行距離に反映されないのも謎だが。 2023/9/1 [国家の社会貢献] 中国のバブル崩壊がいよいよ目に見えて現実化してきた。 新築マンションが立ち並ぶ不気味なゴーストタウンの数々は、もう長い間ほったらかしだが、このまま朽ちるのを待つつもりだろうか。世界の難民受け入れに活用する気はないだろうか。難民という立ち位置ではなく新住民として自立した生活を確立するうえで、先住民の居ないまっさらな街のまっとうな家屋は他にない条件に思う。そして移民につきまとう問題も中国ならうまく解決できる気がする。そもそも大昔から世界各地にコミュニティを増やしてきた側なんだし、ノウハウはたくさん持ってると思うんだよね。 ま、とっくにボツってる案なんだろうけど。 夜、ほぐしジョグなのにアディオス履いて。関節がピリピリ痛んであまり気持ちよくない。キロ6オーバーでのんびり。後半少し調子が出てきた。 R11km 1:06:18 P6:02 HR116/126 662kcal TE3.1 165spm 30℃ 2023/9/2 [アディオス効果] 土曜駒沢練、恒例の10周ペース走は飽きずに五週連続。そして今日も猛暑で天気がいい。 まずは北海道遠征の方々からお土産をたんまり頂きリュックが膨れる。チョコ系はこの暑さで溶けてしまうま…。 キロ5弱の走りが二週続き、次は最低キロ4分45で行くべしとの結論が出ていたが、コーチからの指示は相変わらずキロ4分55でT邊さん、F瀬さん、H田さんと。キロ4分45には、サギー、河Yさん、N野さん、セキさん。二名は道マラ明け調整ランとしても、サギーはこの夏キロ4分半で行ってた。なぜなのか。暑さが脅威と読んでいるか。 たぶん速く行きますとF瀬さんには伝える。 すり減ったSen8に代わってアディオス3履いてきた。駒沢ではまだ2回目。果たして吉と出るか。8時4分スタート。 始まってみると、ハナから455ペースを捨てて、前の445組を追いかけている。すぐに遠ざかるかと思いきや、そんなに無理な感じもなく間隔を維持できる。ただグループに混ざるのは憚られ5m後方を進んでいた。4人ものグループから中途半端に離れた状態は給水時に負担をかけてしまうと気づき、とりあえず追いつく。1周目で水を貰ったのは僕だけだったが。 2周目以降、サギー組のしんがり固定で行く。2,3周様子を見て無理なら離れればいい。グループのペースはしばらくじわじわと上がり続けたが、望むところだ。 1周目で既にHR137まで上昇し油断できなかったが、その後クルマの水温計並みに安定し、このペースに無理はないことを6周辺りで確信する。暑さも何とかやり過ごせそうだ。見た目ほど日差しは暴力的ではなく、日陰では涼しさを感じ取れる。少し秋めいてきたか。 7周目、先週はここからペースを上げたが、今日は動くとしたら8周目からか。グループに変化の様子はないが、セキさんの動きが僅かに怪しくなり、その周で終了する。 4人態勢で8周目に入る。500m地点で相変わらず変化がないのを確認し、突如ビルドアップを決めて前へ出た。逆放置されただけだったが。まずはキロ4分半くらいに上げたが無理な感じはなく何周かはこのまま行けそうな感触があった。今日はアディオスにいい感じで乗れている。9周目途中からバテ始めて、10周目は暑さも耐え難くなり厳しくなったものの心臓はよく動き、何とか最後まで集中して追い込めた。 新駒沢2.2km ×10周 10:25 (P4:44) HR126/137 167spm 10:23 (P4:43) HR134/137 168spm 10:19 (P4:41) HR134/138 170spm 10:16 (P4:40) HR135/138 170spm 10:19 (P4:41) HR134/137 170spm 10:17 (P4:40) HR134/138 169spm 10:15 (P4:40) HR135/138 168spm 9:56 (P4:31) HR140/143 168spm 9:44 (P4:25) HR142/146 169spm 9:23 (P4:16) HR147/151 169spm total R22km 1:41:17 P4:36 HR136/151 1253kcal TE5.0/1.9 169spm 30℃ サギーと同じグループで走れるなんて滅多にないので嬉しかった。 最終周にキレが足りなかったものの、好調だった三週間前のタイムを30秒ほど短縮できた。湿度と靴のおかげかもしれない。9分台を3周続けられたのもよかった。T邊さんは7周で止めていたが、暑いのが相当苦手っぽい。だが秋になるとまた置いていかれるんだろな。 ダウン1周2.1km。 2023/9/3 [永遠の眠り] 指紋認証で繰り返しスマホ起動を試みるが、昨日から一度も目を覚まさない。心肺蘇生も虚しく、いよいよ永遠の眠りについてしまったようで何だか悲しい。 新しくポチしたのもやはりXiaomi (11Lite 5G) で、これまでの9SEよりも一回り大きくなるが、158gという重量はほぼ変わらない。というかここまで軽いスマホは昨今では見当たらず、二世代型落ちをあえて選ぶ理由のひとつ。3.1万円。まだ届かない。 スマホの移行作業ってどうやるのかな??? トリチウムが生体濃縮されると説いた社会学者がいた。やっぱ発想がセシウムなんかとごっちゃになってる現れかと。この時代になっても、正しくない情報が意外と平然と世間に流れる。確信犯による言ったもん勝ちみたいなところもあるから実にやっかいだ。 処理水放出に関しては、中国が国家らしからぬ知性の欠片もない言動に出てくれたお陰で、冷静な判断、情報の正しさに国民は改めて気づかされ、反対派はすごくやりにくくなったと思う。このハチャメチャな中国の理論と同じ側と思われちゃさすがにお終いだもんな。中国は日本の分断や対立を煽りたいのだろうが、逆に日本の民意は平和的に収斂に向かったのではと思う。おかげさんで。 ローラーは出来ず、ランは何となくやる気なしでオフってしまう。 2023/9/4 [プチロング走] 久しぶりに雨が降り最高気温が30℃以下の日。とは言え湿度が高く不快でエアコン稼働状態は変わらない。 夜ジョグ、Sen8履いて。すり減ったヒールは今日はあまり気にならない。まだしばらく履けるのかも。 珍しくほぼ無風。重怠さが続いたが8kmほどでほぐれて動きが良くなった。高洲延長し気分良く走る、汗以外は。次はハンカチ持って走るか。懸垂10回。 R14.5km 1:16:34 P5:17 HR120/133 831kcal TE3.7 169spm 27℃ 最近またピッチが速い傾向。調子のいい後半で170を維持しているが、自覚がない。 2023/9/5 [ヤバい国] 昨日のクローズアップ現代は結構衝撃的だった。日本で暮らす中国人がSNSで共産党に関する記事を書いたことで銀行口座を凍結され、天安門事件を弔う集会を呼びかけたことで祖国の家族が逮捕される事態に。ドラマでしか見ないような恐怖政治が日本に住む人物にまで及んでいる。個人の他愛ない行動も隅々監視されている実態は空恐ろしい。思った以上に中国はヤバい国になってた。 気が乗らずサボりたくなったがオフする言い訳が立たず、ギリギリ家を出る。こんな時、いつもならローラーに乗ってたんだろう。しばらくお預け。 キロ6オーバーでスロージョグ。珍しく序盤に懸垂10回をやってみる。3.3km移動し再び10回。20分の間が空いても2回目はきつかった。 いつまでも怠さが抜けず、最後まで全然気持ち良くなかった。サボりたくなるのも無理はない感じ。 R7.8km 50:07 P6:25 HR108 462kcal TE2.6 166spm 29℃ 2023/9/6 [新スマホ] スマホが早々と届いた。 今までのと似た外観で新しくなった感じがあまりない。まあそれがいいんだけどね。 早速電源Onしてみたがウンともスンとも言わず、バッテリがすっからかんだった。平気で1年以上は充電されてなかったんじゃないか。 保護シート貼るのに失敗した。あと2枚あるからまだ余裕(汗)。 アプリは一つずつ入れていかなきゃならないの? こりゃ大変だな。まずは実用度の高いものからとLINEを入れようとして早速壁にぶち当たる。以前のスマホが使えない状態だと、トーク履歴を引き継げないことが判った。履歴データがローカルに保存されるためらしいが、そんな大事なことをヘルプページは全然教えてくれない。 でも紛失や故障でスマホを新しくするパターンってかなり多いと思うんだが。 過去はスパッと切り捨てていくのが大事なのかもな。 水曜夢陸練。結構な雨で参加者少ないかと思ったが全然そんなことなかった。走る頃にはすっかり止んでしまい、むしろ降って欲しかったが。 お題は1000mインターバル×8本。河Yさんが4分5、僕とF瀬さん、H田さんで4分15~20。暑いとは言え結構遅い設定。だが、アップ3.4kmした感触は悪く、走れる自信がない。昨日からどうも身体が動きたがらない。 1本目はまあそんなに辛くもなく指定より速く走れたが、2本、3本と重ねても身体が順応してくれず、4本目でとうとう限界になる。身体よりメンタルが限界。 1本休んで6本目に再合流してみたが、きちんと着いていけず1本で止める。走り方を忘れてしまったかのようでもあるし、身体に悪霊が憑りついている感じ。 K人さんとスロージョグしていたら急にモヨオしてトイレへ駆け込む。走れなかったのは体内の老廃物を貯めこんでいたせいか。その後はスッキリした。 夢陸1000mインターバル×4+1 4:11 HR123/140 170spm (79s) 4:15 HR136/140 174spm (75s) 4:13 HR137/141 174spm (75s) 4:13 HR138/141 174spm (---) 1本休み 4:16 HR130/138 173spm (---) down 2km 14:37 P7:18 total R11km 59:28 P5:24 HR117/141 606kcal TE3.6/1.5 168spm 29℃ アイネクライネナハトムジークというドイツ語タイトルが気になって観た映画、想像していたのと違ってた。 主人公の上司(原田泰造)がある日職場で壊れる。数日前に突然奥さんに出て行かれて、家に一人残されすっかり鬱になってしまっていた。思い当たることが何もない、という点が彼をさらに悩ませた。後日、出て行ったのはたぶん使ったハサミを片付け忘れたことが原因だと振り返る。つまりそういう些細なことが積もり積もってある日臨界点を迎えたんだと。 コップに溜まった水がある日溢れた。この言い回しは一昨年家裁で調停員が得意げに使っていたが、穴でも開いてない限りコップに水は溜まる一方なのだから、遅かれ早かれ破綻する運命にあるという、救いようのない喩えだ。溜まっていくことは自然の摂理で責任はなく、そこに気付けないでいた夫側に一方的に過失があるという含みも持つ。実によくできた都合のいい表現だと思う。 この夫婦はその後話し合いを持ち、和解して元の鞘に収まるのかと思いきや、やっぱり離婚していた。そのあたりはリアルだ。 この物語は、夫婦の最初の出会いという偶発的イベントは、結果的によかったと言えるかどうかを問いかけてくる。生まれ変わったらまた同じ人と結婚するかという問いかけにちょっと通ずる気がする。 僕にとってはこの問いかけにはやっぱりyesなんだよな。この答と現実の人生の行く末とは必ずしもマッチしないんだと思うし、だからあまり意味のない質問にも思う。 長い時間をかけて自分の幸福にしんみり気づいた主人公、三浦春馬。公開の一年後に死んじゃったのが何だか物語と切り離せないんだよな。 原作がかつて愛読していた伊坂幸太郎と知って驚いた。意外な気がした。 ナハトムジークは直訳すると夜の音楽だが、Nachtmusikっていう一単語で、セレナーデ(小夜曲)って意味を持つ、と言われてもよく判らんが。 そもそもEine kleine Nachtmusikがモーツァルト作曲の曲名なんだな。 映画のタイトルとしてますます判らん。だからなんだ? 支離滅裂だな。 2023/9/7 [マイナポイント再失敗] 久しぶりに夜が涼しく、エアコン切って寝ることができた。1カ月半ぶりくらい。 長く続いた猛暑が原因なのか、母の容体が最近急に悪くなり数日は寝たきり状態と変わらない。食欲がないだけでなく何もかもやる気がなくなってる。長くないのかもしれない。なぜ急にこんなことになってしまったのか。 新しいスマホはマイナポイントアプリに対応していたため、お預けになってた保険証との紐づけと口座登録を行ってみる。ところが、口座登録にはまた別のアプリ、マイナポータルを入れなければならず(なぜひとつに纏めないのか?)、こちらはインストール不可と言われる。マイナポイントでマイナカードを読めたのに。対応機種リストにXiaomi 11Liteは載っているのだが、僕のはその機種名の最後に小さくNEと付く色違い版なのだ。こんなにもイラつくことってある? デジタル庁がいかにクソかが判るでしょ! もうめんどくさいので観念してICカードリーダライタを買うことにした。調べたら思ったより高くない。マイナポイントで買えってことなんだろな。しかし、これを全国民にやらせるなんてハードル高すぎ。せめて手続きにかかる費用はちゃんと国が保障してくれ。というかカードという形態自体そろそろ廃れそうな気がするが。 Zwiftインストールはトラブルなく終え、久しぶりのローラー。Cクラス2.8W/kgのグループライド@Watopiaド平坦コース。今日もペーサーはおとなしめで着いていくのが楽だった。一瞬周りのライダー消えたりおかしなハンドル操作をしたりと挙動不審な動作が見られたが新スマホのせいか? RB32km 48:50 39.4km/h HR117/129 503kcal TE3.1 170W ↑49m 2023/9/8 [頼りないクリニック] 母の体調がますます芳しくなく、雨降る中かかりつけ医に連れて行く。ここ数日ろくに食べられてないのに点滴投与の提案は却下。聴診器すらあてず真剣に診てもらえてない気がする。結果ハッキリした診断が出ない。 熱があり味覚障害も起きていることから、コロナ感染を少し疑う。自分も何となく微熱っぽいような気がしてきて、雨上がりのじめじめした中を走る気も起きずにオフってしまった。 2023/9/9 [12周不達] 土曜駒沢練。今回から12周目標に。気温は23、4℃とぐっと低くなり、走りやすいだろう。 キロ4分35~40のN野さん、サギー、T邊さんグループに一緒に行く?と訊かれ、怯んだがトライしてみることに。靴はSen8。 サギーとT邊さんが前でペースを作るが安定していて癖がない。さほど無理なくキロ4分35に着いていけたが、2周3周するうちに辛くなってきた。水曜夢陸練の時のようにエネルギーサイクルの糞詰まりを起こしたような感じだ。スタート前に念入りにトイレに寄らなかったこと、昨晩ポテチをストレス食いしたことなどが思い出され激しく後悔する。心拍は130前後をウロウロ低迷している。ここまで涼しいのは久しぶりなので、心臓は働かなくていいと判断し、そのお陰で筋肉への必要な酸素供給まで滞っているのでは? 4周目に入った頃がもっとも辛かったが、その後少し楽になった気がした。軌道に乗り始めたかと期待したが、代わりに太腿に重い疲労感を自覚し始める。5周目後半、なんとなく集団から切れ始めると、そのままズルズルとスピードが落ちてしまった。あかん、スイッチが切れてしまった。やる気ゼロだ。 諦めて残りをジョグし、5周終了。今週はどうもバイオリズムが悪いか。1周置いて再び集団に着くかとコーチに訊かれたが、無理無理と答える。 放心状態でぼんやり休んでいると、少し復活してきた気がした。重怠い感じが抜けている。再連結してみるか? 気持ち次第だ。 ボトルを元の位置に置き直し、トイレに行き、3人が来るのを待つ。半信半疑だったが、走り出してみると先程より楽に着いていけた。休んでいるんだから当然とも言えるが、こういう状況での再スタートは大抵しんどくて不発に終わることが多い。 グループの8周(再スタート2周)終了時に意外にもT邊さんが終了宣言。しんどいのは僕だけではないと慰められた気がした。さらに、こちらは予定通りなのかN野さんも10周で終えてしまい、残り2周はサギーと二人だけになった。普段通り少しずつペースアップしてみる。コーチに釘を刺されているのか知らないが、サギーが積極的に上げる気配がない。一周抜けた分際で勝手に飛ばすのも何だし、12周目をソロで続ける余裕を残すつもりで走ったが、結局は限界が来てサギーと同時終了してしまった。 新駒沢5周+6周 10:13 (P4:39) HR120/133 169spm 10:02 (P4:34) HR132/134 170spm 10:03 (P4:34) HR131/134 170spm 10:04 (P4:35) HR131/134 171spm 10:47 (P4:54) HR128/133 169spm 1周休み 10:07 (P4:36) HR123/133 168spm 10:05 (P4:35) HR131/135 168spm 9:59 (P4:32) HR134/137 169spm 9:59 (P4:32) HR135/138 168spm 9:43 (P4:25) HR138/142 169spm 9:32 (P4:20) HR141/144 169spm total R24.2km 1:50:34 P4:34 HR131/144 1337kcal TE5 169spm 23℃ いくら涼しいとは言え、心拍が低すぎる。ラスト4周以降ようやくスイッチが入ったのが窺える。 この結果でVo2maxが55に上がった。ずっと54のままもう値は変わることはないんじゃないかと思ってた。 やっぱり怠くてダウン無し。 午後は昼寝などしてゴロゴロしていたが、夕方「どうにもしんどいので病院に連れていってくれ」と母が言いだした。昨日病院に行ったばかりだし、再び似たようなクリニックを受診しても無駄足という気がする。市の無料相談に電話などして対策を検討し、ダメ元で順天堂病院に電話してみる。診察券があったことも奏功して救急外来で受けてくれることになり、急いで向かう。3人の専門医師が入れ替わり徹底検査し、結論が出るまで7時間以上待ち続けた。尿路感染症からの菌血症の疑いとのことで、敗血症に発展する恐れもあり予断を許さない状況らしい。即入院となる。 点滴投与の効果が早くも出たか、病院に来て数時間後には「いままでになく気分がいい」と言ってたのは希望を感じる。ただ、血液検査の結果は相当悪い値らしい。主訴としては、怠くて気分悪い、食欲がない、微熱がある、などの誰もが日常的にも持ちうる症状ばかりなので、重篤性を察せず、本人が我慢し続けて拗らせてしまった感じ。 手続きを終えて帰宅したのは午前0時だった。長い一日だったな。駒沢練の後でもあり腹が減った~。 2023/9/10 [家の掃除] 病院に衣服等を届ける。以前やってるから手慣れたもんだ。 昨日の寝不足分を取り戻すため昼寝。午後は姉貴が来て、いろいろと部屋の掃除などをしてスッキリした。 夜ジョグ、また蒸し暑さが戻った。キロ6弱でスロージョグ。後半身体が動いてきてからはペースが少し上がった。くたびれたJapan7でも、走りが調子よければまだ問題ないと感じる。懸垂10回。 R11.6km 1:06:08 P5:42 HR119/131 692kcal TE3.4 168spm 29℃ 姉貴と一緒に夕飯。赤魚の粕漬けを焼いて出したら、この珍しい魚は何だ? という。このポピュラーな魚を見たことも聞いたこともない? 普段築地で買い物するというが、一体何を見ているのか? 普段食べてる魚を訊くと、アジやイワシをキロ単位で買うという。恐らく、本当にそればっかりなんだろう。そこが姉貴の個性的なところで、関心のない物事はたとえ隣にあっても一切目に入らない。信念に沿って同じことを飽きずに繰り返し、違う方法を試すマインドはない。 我が家へ来るついでに駅前のAEONで天然ブリを大量買いしたとのこと。安さに驚いて店員に確認してしまったと言ってたが、僕が見たところでは普通の値段。天然ぶりの値ごろ感や、養殖のほうが高くて美味いことを知らない。ぶりを買うこともまずないのだろう。 2023/9/11 [夜のヒルクラ] 駒沢ペース走が効いたか、太腿が結構しっかり筋肉痛のままだ。調べるとキロ4分35巡航は久しぶりだった。よく頑張ったかなと思ったが、ちょうど1年前も同等以上のペースで走っており、昨年より自分がレベルアップしているという妄想は捨てなければならない。 夕方、姉も集まり母と面会。かつての面会一切不可状態は解かれたが、コロナが再び猛威を振るっているらしく30分の予約制。 顔色は幾分良くなり一安心したが、ストレスが溜まっているのか、いきなり不機嫌で攻撃的。櫛は要らないって言ってるでしょ、鏡はもっと要らないよ! と僕らの機転の利かなさを嘆くが、櫛も鏡も今初めて聞くアイテムだが。うーむ、感染症が認知機能に影響を及ぼしていないだろうか。 正式な入院手続きに時間がかかりまた帰宅が遅くなるが、家はもはや一人なので気兼ねなくトレーニング可能、ローラーに。以前途中で止めていたヒルクラ専用コースを。 最初の機器接続に失敗したのか、勾配に関係なく一定負荷のモードになってしまい、淡々と上る。恐らく前回とはコースが異なり少し短か目だったので完走できた。ただ、同じように下りも楽ができないので意外としんどい。 RB20km HC 48:40 24.8km/h HR122/137 536kcal TE3.6 172W ↑514m 一人になると、不思議と何もする気が起きず、代わりにいろいろと瞑想にふける羽目になってめんどい。 生きる理由をいろいろ言い聞かせて、今日もどうにかこうにか平穏に過ごす。 2023/9/12 [二部練] スマホのアプリ等の移行はGoogleが自動でやってくれることに今頃気づいた。アホだ。 また暑い夏に逆戻り、昼間は行動する気になれない。 一人になって煩悩的食生活になりつつあるのでカロリー消費のため二部練を決意。 まずはローラー、Cクラス2.6W/kgグループライド@Makuriでダラダラ走ろう。最近は慣れてきたのか、150Wくらいで集団に残れる。 RB29km Wa 49:14 35.5km/h HR111/124 459kcal TE2.6 156W 76rpm↑151m Japan7をようやく新旧交代させることにした。その効果か、走りの感触がいい。 十分涼しさが感じられ気持ちいい。湿度が秋らしくなったのかもしれない。辛くならない最高速度を目指す。と言ってもキロ5前後だが。最後は少し太腿がジワジワ疲れてきた。 R11.6km 58:46 P5:04 HR126/139 679kcal TE4.1 168spm 28℃ しかし夜に親子丼特盛りこしらえて元の木阿弥。 2023/9/13 [微熱かも] 朝5時に電話が鳴る。母から、大至急届けて欲しいリクエスト。なにかと追い詰められているようだ。 病院へ行ってみると、入口に長蛇の列。iPhone発売日か!? 実は毎朝の光景で、診察をできるかぎり早く受けたい人たちの列で、7時半の開門まで外で待つ。診察は9時からだが、5時から椅子持参で待ってる人も居るらしい。診察は完全予約制だが、予定通りに事が運ばずズルズルと押すのが原因。でも売り切れ御免の限定チケットじゃないんだしどっちにしろ長く待つことには変わりない。それに病院側もなぜ判っていて無理なスケジューリングをするのか。 昼頃から急に微熱感が出てきた。朝から、正確に言うと昨日あたりから喉が少し痛かったが、これは久々にマズい流れと直感する。夕方に面会予約を入れていたが、その頃には体温が37℃を超えていたのでそもそも病院に入れない状態。薬局へ行き、初めて抗原検査キットを買う。 ジャニーの性加害問題、昔から知ってたのに知らん顔してたと追求する対象を広げるのはどうかと思う。それ言ったら僕だって、あのジジイがそういうことしてたという認識でいたわけだから、つまりこれはぶっちゃけ見過ごしてきた日本人全てが反省すべき、って空気にもなりかねず、厳しく責任追求する妨げになる。スポンサー続行を決めた企業が出てきたり、社長交代して営業を続けるのはまあいいんじゃね、と甘くなるのもそんな後ろめたさの深層心理が働かないだろうか。 2023/9/14 [本格発症] 昨夜、そろそろ寝るかと思った矢先、強烈な悪寒に襲われた。いよいよ来なすったか。全身ガクガク震わせながら、急いで布団に潜り込む。大抵は40分くらいでおさまるのだが今回は熱が39.7℃まで行っても悪寒が抜けず、実際はこの猛暑日に厚着して布団被って寝てる状態なのでクソ暑く、なかなか耐え難いものがあった。ようやく悪寒が抜けて床から出られると、ロキソニンを飲んで朝は平和に迎えた。 だが薬が切れると結局同じで、また悪寒と熱がぶり返し、悶絶を繰り返す。 2023/9/15 [発熱二日目] ロキソニンはよく効くが、悪寒発作中に飲むと全く効かない。 発熱と解熱を繰り返して埒が開かないので、飲まずに堪えてみることにした。最高40.4℃まで上がったが、飲まずにおく。その後39.8℃あたりで推移し、下がる方向かと思われたが、いつまでもそのあたりで留まるので辛抱ならなくなり、結局4つ目のロキソニンを飲む。 終日寝ている割には、夜9時頃には眠くなる。そろそろ4つ目の薬も切れてくる頃だが、まだ悪寒はない。久しぶりに幾分穏やかな気分で寝ることが出来そうだ。 2023/9/16 [峠越え] 昨夜は結局最高38℃くらいまでで、その後も薬なしで乗り切れた。峠は越えたか。 今回、40℃超えを何度も繰り返したのは、風邪が4年ぶりだからか、それともインフルエンザか。駒沢練で疲れ切った後、救急外来で7時間もクソ寒い中でスタンバったのが感染の瞬間だと思っている。経路は院内かスーパー以外にない。 熱は下がったものの、頭痛は酷く関節痛もあり、食欲も落ち始めている。咳と鼻水はそれなりに出るが酷くはない。 僕が寝込んでいる間に母のほうもかなり大変だったみたいだ。LINEのコメントは益々意味不明になってきて怖い。声が出しづらく音声入力がうまくいってないせいもあるが。 夕方、主治医を交えた面談、僕はオンライン参加した。 とにかく治療の進展がない。様々な抗菌薬投与の効果が現れない。培養検査で何もでない。胆のうが腫れていることが判り、膿を取り除く処置(ドレナージ)をしたが、こちらも菌は見つからず、結局感染源が特定できないままである。そうなると本当に敗血症なのかと素人目には思ってしまうが、病態が類似する別の疾患とかないのかな。 とにかく、敗血症は怖い。ICUに入ることを視野に入れる話が出て、母は入りたくないと言っている。それはつまり延命拒否ってことか。 残る可能性のひとつとして、造影CTで膿のありかを発見できるかもしれないみたいなことを聞いた。ただ現状造影剤は腎機能が低下し過ぎていて使えず、やるなら人工透析覚悟という。 確かに、2年前の入院時に腎機能の衰えは見られていたものの、今そこまで衰えていたというのも解せない。 2023/9/17 [初AI頼み] ChatGPTという有能過ぎる存在は生きる意味を見失いそうな気がして近寄らないでいたが、母の病態を良く知るために初めて試してみる。アカウント登録するだけで、意外とハードルは低かった。敗血症に関連する疑問を幾つか書き込んだが、完璧すぎる返答が返ってきて驚いた。新しい切り口が見つからなかったのは少々残念だが(専門家集団が思い至らないようなことが簡単に見つかるはずもない)、今の取り組みの合理性が納得できるようになり、疑心暗鬼だった部分もだいぶ払拭できた。 自分の話。熱は大体下がったものの、回復に向かっている感覚が薄い。頭の奥に膿が溜まった感じや微熱感は残っている。でも今日は面会に行く予定になっている。薬を飲んでもイマイチスッキリしないので焦る。 母は相変わらずストレスをため込んでいるのか、会うなりご機嫌斜め。筋の通らないことで腹を立て、別人になったようで悲しい。回復したらこれらもちゃんと消えてくれるのか不安だ。 人は一気に老ける。 もう9月も後半に入ったのに、未だに熱帯夜だなんて。 2023/9/18 [発熱と心拍数] 昨日突如氷を買ってきてくれと言われたが、今朝も届ける。口を冷やしたいのかなと思ったが、食事を止められているいま、唯一合法的に?噛む行為が実践できるのが氷ということらしい。氷食症かもしれないが、敗血症との関連は見つけられなかった。 氷と大きな保温タンブラーを買って夕方面会。5分遅れたら、鬼上司の如くみっちり絞られた。なんでそんなに他人に厳しい? 帰りがけのスーパーで、急に咳が止まらなくなり焦る。無理に我慢しようとするとこんどは吐きそうになった。涙が止まらずどう見ても危険なやつ。買いたいものも買えずにそそくさと出てきた。 自転車移動でちょっと力を入れて漕いだのが災いの元か。帰宅してもしばらく気分が悪かった。 まあでも必要な買い物なんてほとんどないんだけどな。一人になってから買い物に行く頻度が1/2より少なくなった。要するに切り詰めようと思えばいくらでも切り詰められるってことだ。 風邪の間のGarminのログを見てみた。安静時心拍数(通常32bpm)に変化があった。
心拍の上昇は体温上昇より遅れて反応している感じだ。食欲不振や頭痛・倦怠感・筋肉痛等の諸症状もやはり少し遅れて出ている。まだ風邪の自覚症状が出てない12日が少し高いのは誤差か、それとも何かのサインか。 睡眠時呼吸数はすべての日で11で変化はなかった。呼吸が荒くなっても数は一定なのか。 2023/9/19 [難しい注文] 朝から頭痛が酷い。ロキソニンという最強痛み止めを飲んでこれだから、相当酷いのか、もう薬が効かなくなっているか。そんななか、病院に氷を届けなきゃならないのはちょっとしんどい。 肌ふとんが欲しい、飴かゼリーのようなものが欲しい、などのリクエストで買い物。肌ふとんというジャンルがあるのを知った。 夕方4時にまた病院へ。肌ふとんの要望は、病院の重いふとんで脚が動かせないためらしいが、そんな動作すら厳しい割に、僕が病院の布団を畳む動作が遅いと自衛隊教官のような文句が出る。なぜそんなに不満なのだろう。 持って行った飴やプリンは甘すぎるということでNG。どちらも甘くて当然の食べ物であり、要するに味がダメなんだろなと思う。食事を許可されないことが不満のようだが、どっちみちまだ何も食べられないだろう。 僕自身、夕飯がどれもしょっぱく感じて嫌になった。普段より薄味にしたので、調理の問題ではない。風邪で味覚障害気味なので、しょっぱさの刺激だけを感じて不快なのだろう。 薬をパブロンに替えてみたがやっぱりだめだった。普段頭痛でこんなに悩んだことはない。 2023/9/20 [看護師との信頼関係] 母が、尿管に入れた管が違うところに入ってると訴え続けても全く聞き入られず、そのために尿が管を通らずオムツのほうへ漏れていたことに1週間ぶりに気づいたことが判明。ようやく正しい位置に挿入されたが、これまではその違和感や痛みで寝返りも出来なかったと言う。看護師の質に問題ありと母は訴え続けていたが、どうもその言い分の正しさが一つ立証された。残念ながら若い看護師というのは経験不足というマイナス面しか感じない。 そのせいか不機嫌で、僕に当たり散らしてくるので参った。 2023/9/21 [フルーツ三昧] カットフルーツが食べたいという声を聞いて、ナシ、桃、キウイ買ってカットして持っていく。これが今までになくウケが良く、予想よりも食べてくれた。加工食品の甘味はなぜか受け付けない。 感染症以外の原因を探っているが未だに答えが出ない。僕が新たに疑い始めているのは歯ぐきからの感染。入院する数日前、歯に問題があって歯磨き粉などを替えていた。 2023/9/22 [駆け込みマイナポイント] 鼻から上に膜がかかった感じが未だに抜けない。咳も止まらなくなる時があり、特にスーパーなどで発作が起きるとホントに困る。昼、トマトが買いたいだけでヤオコーに来たものの発作が止まらなくなり、諦めて帰った。 今日は胃カメラ検査があり、その準備で飲水制限もあって朝は助けてくれと切に訴えてきて困った。病院に自分は殺されると半ば本気で思っているようなのだが、どう受け止めていいのか判らない。 面会ではまだ検査時の麻酔が抜けきれておらず、朦朧とした状態で会話にならなかった。それでも覚醒はしているみたいで、氷2片と桃2片をゆっくりと食べた。 寝たきりのほぼ昏睡状態をリアルにシミュレートした形になったが、もうこのまま戻らないんじゃないかと思えて悲しくなった。 カードリーダライタを手に入れ、マイナカードに口座の紐づけをする。思った以上に操作が複雑で驚いた。マイナポータルアプリを入れれば済むのかと思っていたがそうではなかった。というかPC用のアプリはなく、意味不明な拡張機能とかを二つほど入れるよう指示される。上手く行ってるのかどうかもよく判らず、騙されてウィルスをインストールしていても判らない。途中何やらいくつか訊いてきたがどう答えるべきかも不明。いわゆる疑問点は「システム管理者にお問い合わせください」で片付けられるやつ。知るかよそんなの。 口座登録はできたが、今度はPC用マイナポイントでエラーが出て先に進まず、市の窓口で利用者証明用電子証明書を発行しろと出た。こりゃ泥沼だ。 急に涼しくなり、寝苦しい夜からようやく解放されそうだ。 2023/9/23 [再開] まだ走れる状態ではないのと、母のことで気が気でないので駒沢練はパス。 昨夜0時過ぎに母から電話。自分は開腹手術をされたと思い込んでいて、一体何の手術だったのか訊いてきた。こんな時刻にかけてくるのは相当悩んでいる証拠。 麻酔もしたからその誤解もあり得る。手術ではなく胃カメラ検査だよと言うとホッとしていたが、盲腸を摘出したと思ってたらしい。虫垂炎はすでに経験済みの母は、看護師になぜ二度も取るんだと激しく迫ったようで、自分の間違いに気づき罪悪感でしょんぼりしていた。まあそんな明らかな勘違いは看護師は気にしないと思うが、一方的に怒ってばかりのように見えた母に自己を顧みる冷静さがあったのは安心した。 症状は改善せず感染源も全く特定できないまま2週間が経った。ほぼ何も食べず体力はみるみる落ちている。僕も不安と焦りが募ってきた。意識障害も進行しそのまま昏睡状態へと行きそうな気配さえある。祈るしかないという状態だ。 夕方いつもの面会。落ち着いており、腹水は大分減り、ずっと微熱続きだったのが平熱に。身体はむしろ冷たいくらいだ。これは回復の兆しかそれともエネルギーが消えつつあるのか。今までで最も元気がない朝だったとの一言が気になる。今やベッドの上で動くこともままならず、車いすに乗り込むこともできない。LINEももう使えなくなっており、スマホは捨てるとか言い出している。 メロン、キウイ、桃をそれぞれ少しずつだが食べた。目下最大の懸念事項はとにかく歯が痛いこと。やはり歯肉炎が感染源ではないかと思うが、検査をしているのかどうか知らない。 自分もまだ調子今一つ。 頭はまだクラクラするものの、鼻から上に膜がかかった感じは7割方抜けて、発作的な咳も減ってきたので、荒療治としてローラーを試す。連続オフを早く断ちたい。 Cクラス2.6W/kgのグループライドを選ぶも、数分でZwiftが落ちる。再立ち上げ後も繰り返し落ちて埒が明かないので4度目で別グループの3.0W/kg@Watopiaを選んだら落ちなくなった。まったく。 病み上がりに3.0Wは負荷が高すぎるかと思ったがそうでもなかった。案外脚がフレッシュなのかもしれないのと、恐らく気温の低さが効いている。 RB27km Wa 42:00 38.6km/h HR118/128 438kcal TE3.3 174W 74rpm ↑132m 平均出力もそんなに高いわけでもない。 咳がまたぶり返し、肺が痛くなってきた。でもやって悪くはなかったように思う。 2023/9/24 [検査漬け] いよいよ母からもう耐えられませんと悲痛な叫び。確かに、全く生きた心地がしないまま2週間も経っては、正常な心持ちで居られるほうがおかしいくらいだが、何をどうしたらいいのか判らない。病院をもはや信用できないのが母の訴えなので、病院に相談してもらちが明かない。 現時点の症状は敗血症性DIC【播種性(はしゅせい)血管内凝固症候群】ってことだろうと思う。胃カメラ検査は、癌からのDIC合併を疑ってのことだろう。そこまで検査範囲を広げているってことは、もう調べ尽くしたのだろうという気がする。 上半身中心に真っ赤にただれており、おそらく薬物反応ということで抗菌剤の種類を変えてもらう。とにかく死にそうに痒くて一晩中寝られないらしい。悲惨だ。 2023/9/25 [ハンスト] 胆のう炎の疑いはほぼ晴れているのになぜドレーンは止められないのか、これがQoLを著しく低下させている、抜いてくれないとハンストする、などと母が言い出している。確かにその通りにも思うが、抜くのにも時間がかかるとか言って抜いてくれない。これらをきっかけにして、先生と30分くらい話をした。その時に歯痛の話もしたが、初めて聞いたという。もう随分前から訴えてきたのに声が拾われていない。院内連携が出来ていない感じだ。組織としての質を疑い始めている。 2023/9/26 [NMNデビュー] また頭痛が酷い。頭痛持ちではないので、こんなに頭痛で悩まされるのは珍しい。 咳も出るし、まだ走りたくない。 母は幾分元気を取り戻しているように見える。話す内容も大分はっきりしてきた。ただ体力だけは全くダメで、ベッドの上でちょっとした移動すら全く不可能。力がないのか、痛くて動かせないのか、その両方みたいだがなぜそんなに何もできないのか。 炎症反応マーカーのCRPが今日は11.9と急に安全域に下りてきた。1週間前は38もあったので、これは単純に喜ばしい。期待できるとすればそのくらい。ただし正常値は0.3以下。 NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)というサプリが届いた。 NHKでも取り上げられ、割としっかりしたエビデンスもいくつかある、アンチエイジングサプリ。さっそくレスベラトロールとペアで飲んでみることにする。 2023/9/27 [胆のうドレナージ] ドレナージが抜けかけて正しい位置に入ってないのでCT撮りながら入れ直す、と急に言われ、度重なる検査でもう限界被ばく量は超えているし検査台での動作は非常に苦痛だしそもそも胆のうドレーンもう要らないって言ってるのに、と母の怒りは頂点に達している。インフォームドコンセント?とやらで朝から病院でスタンバる。 歯はやっと口腔技師に診てもらったようで、氷を食べていたことで痛くなった可能性があり、まあ半分自分のせいだったってことで母は納得したようだ。感染源としての検査にはまだ至っていない。 午後、ドレナージを抜くにしても結局CTは必要とのことで、抜く前提で母は渋々納得して検査室へ。結果は意外にもドレナージはズレておらず、ただ腹水の圧が高く入り込んで排出されていたためにズレていると誤診したようだ。そして腹水の多さ故やはりまだ抜けず、正しい位置にあるのでそのまま置いたほうがいいという結論に至り、母も承知した。丁寧に説明すれば母も納得するのである。今後は点滴にアルブミンを加え、腹水を減らす工夫をしていくという。また食事が取れるようになれば減る方向らしいので母にも頑張ってもらいたい。 今日もまた帰りが遅くなり、すっかり疲れ果ててやはりウンドーせず。そういう気持ちになれないのが大きい。 2023/9/28 [ラン再開] 痰が出て呼吸が苦しいという新たな困難が追加されて辛そう。もしかして僕の風邪が伝染ってしまった?? この頃は不安のためかひっきりなしに電話がかかってきてとりとめもない話が長く続く。ちょっと困るのは、妄想がスケールアップし、病院に対する不満がかなりぶっ飛んできていることだ。うーん、それは考えすぎだと思うなあ、などと答えると私を信じてくれないと言って悲しそうに電話を切ってしまい、静寂が益々落ち込ませる。 今日こそラン再開せねば、と洗濯機を途中でスタンバっておくなどして走らなければならない状況を作る。今日はまた猛暑日となり、日中はクソ暑かった。夜6時過ぎ、まだ涼しくはないがジョグへ。 久しぶりのSen8は踵のすり減りが手に取るようにわかる。そのせいもあるのか、左膝が早速痛くなりさらに何度かコケそうになったので、しばらくフォアフット&ハイピッチで走る。幸い20分くらいで気にならなくなった。 走っている最中に母から電話が二度入り、無下に断る。 懸垂も久しぶり。 R11.6km 1:06:56 P5:46 HR123/139 719kcal TE3.9 169spm 29℃ 2週間以上ぶりのランは最初のぎこちなさだけで済んだが、心拍は高くなりこんなゆるジョグでもTEが高くなり、VO2maxは54に落ちた。 2023/9/29 [スマホでナースコール] 真夜中、ナースコール装置が見当たらないので代わりに看護師に連絡してくれと電話。まあ確かにそれはひとつの脆弱性かもしれん。看護師によればすぐ手許にあったらしいが、そのくらい動作がおぼつかない。 一旦は血液検査の結果が良くなりかけたが、再び逆戻りしつつあり全く喜べない。 朝方、新たに血液内科の医師が来て、骨髄検査の可能性を告げていったらしい。敗血症の疑いは遠のき、新たな疑いの目が向けられている? 白血病とか? 症状はよくならないまま3週間が経ち、また新たな検査が追加される。夜中も副作用のかゆみと暑さ寒さで寝られず、生きた心地がしないのももっともだ。ただ、かゆみや暑さ寒さは病気の本質とは関係がないし改善可能なことなので、それがQoLを大きく揺るがし生きる希望を削いでいる状態は実に歯がゆい。昔なら泊まり込んで介護してたんだよな。 夕方いつものように面会に行くと、病棟移動の希望が早くも受け入れられ引っ越しを終えたところだった。救急科となり、看護体制は安心できそう。新しい環境で少しでも快適になることを祈る。 血液内科の先生にも、「ご主人」呼ばわりされ、息子ですと答える。なー、先生だって僕とそんなに歳変わんないだろ? ぐったり疲れて、走るのを諦めた。36.9℃でやや微熱っぽいし、病み明けに少し頑張ると尾を引く。まあ言い訳だけど。やる気自体がすっかり消滅している。 2023/9/30 [スーパーライトレビュー] 夜明け前、寒いので毛布を届けてくれとのコールがあり、急遽病院へ持っていく。 僕が暇人だからできたことだが、これをなぜ病院で対応できないのかは謎。体温の低下は熱があるよりも不安になる。 そろそろ駒沢にも行けなくはないが、気持ちが落ち着かないしやる気もないのでサボる。 OKの焼き芋が食べたい、と具体的なリクエストがあり、持っていく。これまでになく食べっぷりが良くて驚いた。皮ごとむしゃむしゃ食べた。これなら普段の食事もできそうな気がする。 土日は診療が進展しない。 すり減ったSen8を新しくしようとググっていたら、Adizero SL という見慣れないモデルを発見。厚底系の練習用という位置づけで、これはお誂え向きと思い注文、今日届いた。重量は平均232gで十分な軽さがある。ヒールの表面はSen8と違って硬いゴムに覆われているがクッション全体はJapan7より柔らかいとの評判。8600円くらい。 早速履いて出た。 第一印象は、特になし、だ。厚底系特有のつんのめり感や違和感が無い。Sen8のふわふわ感もなく、安定している。厚底を履いている感じも薄い。正直手ごたえがないのは残念だが、問題なく走れているのだから良しとすべきか。今日は力を入れずになるべくなら速く走るつもりで。後半向かい風になると一昨日の筋肉痛が徐々に炙り出てきてきつくなった。懸垂10回。 R11.6km 1:02:00 P5:21 HR131/149 712kcal TE4.6 167spm 27℃ やはり心拍が高い。最高149って? 値程のしんどさはない。もしかするとNMN飲んでいるせいなのかな。 体重が落ちている。一人になってから食事が疎かになったが、シンプルになったとも言える。心配事を抱えているせいか食欲がない。煩悩の赴くままに食う欲求が出てこない。筋肉も多分かなり落ちている。 |
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