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何はともあれ、ゴールできたことは嬉しい。客観的に見て、力を出し切れたかという点では難アリだし、しんどい場面に於いて自分に勝てたとは言えないが、ドローだったかなという消極的判断で、とりあえず悔いはない。Zさんには早速電話で報告する。お待たせしました。10時間以上応援ありがとう。

サブ10目標を各方面で宣言していて、ネットのライブ情報で僕の通過タイムをチェックしてくれている奇特な方も若干名おられたが、僕のランでの失速は中間地点情報ですでに察知していたようだ。アチャー、とガッカリさせたかと思うととても残念。来年こそは、PCの前で「オォーッ!?」と歓喜を上げてもらわねば。

(実は、ライブ情報の中間地点は実際は22.7km付近なのでハーフ地点とはかなり差がある。またスイムなども前半と後半では距離が異なるのに、全く同じ距離としてペース計算がされている)


約1時間後にJYUさんがゴール。いつもよりかなり悪いのは僕と同じ。やはりきつかったようだ。マキさんはあまり苦しんだ様子もなく淡々とゴール。僕の予想タイムよりは若干遅かったが、このコンディションを加味すれば、僕の予想はかなり当たったんじゃないかと思う。14時間台に入ってようやくTさんがゴール。こんなのは意味がない、などと考えず最後までよく粘った。ランスプリットはほとんどビリの順位。つまりそんなに歩いた人ほとんど居ないんだよな。

多くの選手が失速を見せる中、前回より大幅にタイムを上げた選手もちらほらいた。トップは去年と同じ豪州人で、3種目ともほとんど変わらず、40秒短縮してコースレコード。んー、気象条件は言い訳にはならないってことかあ。

翌日の表彰式会場で

異例なことに来年の開催日が公表され、6月13日と決まった。つまり五島市は今からやる気あり宣言をしているのだ。最後までグズグズしていた今年とは大違いだ。来年はジャパンも10周年を迎えるそうなので、恐らく記念大会として盛大に行われるのではと期待している。つまり、来年もこのレースは外せないということだ。今年、具体的目標をセットして打ち砕かれたこの悔しさをバネに、来年また挑みたいと思う。
やらねばならない。