第3回新宿シティハーフマラソン参戦日誌
2005/1/30
新宿区 国立競技場周辺 21.0975km

「新宿」と「ハーフ」でgoogle検索すると、怪しげなサイトが上位に並ぶだろうと予想したら、見事にマラソン関連ばかりだった。すばらしい・・・。

ケーキとうどんでエネルギー補給し、朝8:15に家を出る。バス停で参加証の葉書きを何気なく眺めると、受け付けは9:15まで、と書いてあるではないか。
これはヤバイ、とバスに乗らず駅まで走る。そのバスとは駅でかち合わせ。意味ないじゃん。
結局9:30に受け付け。ゼッケンがまだたくさん残ってたよ。
冷たい風がぴゅ―ぴゅ―吹く中、慌ただしく準備して、アップもそこそこにスタートラインへ急ぐ。サングラスを忘れ、最後の給水を忘れた。やる気あるのか?
走り出してみると、陽の光が暖かく気持ちいいが、日陰はやはり寒い。ニーウォーマー[アームウォーマーの間違いです]でもあればよかったかな?バイク用ホットクリームのお陰か脚は快適。
このレース、変則的な周回コースで(大回り2周のあと小回り3周)、キロ表示も5km毎なので、ペース配分管理が難しい。Polarを見ると150bpm前後で、ちょっと気合が足りないようだが、気分的にはこれ以上ペースを上げたくない。アップ不足が原因か。エイドでは早くも水分補給する。入りの5キロは20分4秒で、目標のキロ4分をほぼ達成していたのはちょっと意外だった。
だが、次の5kmでは早くも「くたびれて」きた。ペースが判らないと、緊張感を持続することが難しいようだ。この頃からポツポツ抜かれ始め、ペースが落ちてきたように感じる。トライアスロンの時とあまり変わらない乱雑な走りになっている気がする。肝心の10kmの距離表示が見つからない(無かったかも)。これは精神的に痛かった。
13、4kmあたりでやや集中力を取り戻した。15km地点でラップを取ると、10kmを40分6秒、ほとんど落ちてないことを知ってホッとする。その直後に陸連登録の女性にパスされ、ペースメーカーとして着いていくことにした。調子も上がって逆に引き離す場面もあったが、いつしかまたパスされる。そんなことを繰り返して、脚の運びがズシリと重くなってきた19km付近、彼女のスピードが少し上がる。着けないほどではなかったはずだが、早々と諦めてしまい粘れない。20km地点では5kmを20分15秒、ペースアップしたと思っていたこの区間を、かなり遅く走っていた! 半ばガッカリして、ラスト1kmを鈍くスパート。キロペース4分は結局挽回できず、ペースメーカーの女性を前方に捕らえつつ、目標よりも30秒ほど遅い1:24:56でフィニッシュした。
全体を通しての平均心拍数は154bpmで、去年の浦安ハーフよりも7ポイントも低く、全力を出し切れないレースとなった。余力はあってもなぜか頑張れない。腑抜けなのだ。走りに自信がなかったようにも思う。

ここのコースレイアウトは後半になると選手密集度が一気に上がる仕組みになっており、周回遅れをパスするのが大変になり、完全に阻まれる場面もある。参加者数がキャパを超えているんじゃないのかな。一度、目の前に突如進路変更してきた選手の背中をどついてしまった。スミマセン。ラスト5kmが遅いのはそのためかもしれない。記録を狙いたいなら、この大会は向いてない。言い訳ではないよ。
完走賞はデイバッグ。去年と同じらしいぞ。2年続けて出た人は悲劇だ。背中に大きく大会名がプリントしてあるのが痛い・・・。

ゴール後、ボランティアスタッフの女子高生に突然顔真っ赤にしてブチ切れしているオヤジがいた。冷静に見て、突発的で一方的なろくでなしの暴言なのだが、ここまでイカれたランナーが生息することが信じ難い。ブラックリストに載せて参加を拒絶して欲しい。