京都マラソン2012参戦日誌
2012/3/11
42.195km

3月10日(土) レース前日
第1回大会の京都マラソン、僕は当選し、カントクはハズれた。だが京都は盆地なので周りはすぐ山が迫っている。レース中カントクはDAiさんに教わったトレランコースを走るということにしての京都旅行と相成った。

午前中の新幹線で一路、京都へ。名古屋駅通過辺りで正午になり、東京駅地下で買ってあったお弁当を食べる。
京都は曇り。荷物を駅ロッカーに入れて、地下鉄で受付会場のみやこめっせ@東山駅へ向う。Suicaは地下鉄では使えない。初乗り210円と結構高い。みやこめっせは名前の通り見本市会場のようだ。東京マラソンをよく倣っていることが判る。
受付後、ぶらぶらと近くを観光する。円山公園から祇園にかけての歓楽街で、ちょうど脱原発デモ行進とシンクロし、移動スピードが同じなので参った。概ね彼らの言い分は二項対立的な極論で教条主義化しており、是非についての真に有益な議論を妨害するものでしかないと思う。一般市民は顔を歪めるだけだし、誰のための活動なのか、何がしたくてあんなことやってるのかサパーリ判らない。列の中心にいるトラックの荷台でタバコを吹かしている奴がいた。ここは京都の由緒ある公園。喫煙は条例で罰金が定められている特区での行為。つまりはそういう人種なのだと。

夕方、駅近くのお好み焼き屋でカーボローディングと称したコミュ仲間内の前夜祭。10人で食べ、飲んだ(ウーロン茶)。京風あっさりダシ味なお好み焼きを思い描いていたが、実際はこってりホルモン焼きみたいなところで、炭水化物というより肉食いまくって全員すっかりニンニク臭くなった。そんなわけで明日はカーボじゃなくてニンニクパワーだ。食べログ人気No.1店とのことで、京都人は普段の薄味に飽き飽きしているのかもね…。
京都駅から電車で15分、滋賀の石山駅近くのホテルに移動する。スッキリ広々としてセンスのいい部屋だが安い。府内のホテルは京都マラソンを当て込んでどこも無茶苦茶高く、断念したのだった。石山は先日のびわ湖マラソンで石山寺という名勝がすぐ近くにあることを知ったばかりだが、残念ながら今回全く訪れる機会を作れなかった。
夜10時半、就寝。

レース当日
石山駅から15分、京都駅6時45分によっすぃ〜さんたちとホームで合流する。4名でタクシーに乗ってスタート地点の西京極運動場へ。電車の場合は市営地下鉄と阪急を乗り継いで行かねばならず、お金も時間もかかりそうなのでやめた。スムーズに7時頃に会場入りし、タクシー代は一人400円で済んだ。のちに電車利用の人から聞いたところでは、西京極駅がキャパ不足のためスーパーごった返して散々だったらしい。
会場のほとんどのエリアは選手以外立入禁止となっており、カントクが対象外となるためよっすぃ〜さん方とは別行動と決めた。実際は東京マラソンのような厳重さはなくノーチェックで入れたのでその必要は無かったのだが。ひとまず陽の当たる競技場スタンド席で準備する。目の前のフィールドがスタートゾーンなので状況が良く判っていい。

ゴール地点が異なるため、手荷物を7時45分までに預けなければならない。あまり時間がなく、薄切り餅2枚食べてからトラックへと急ぐ。支給されたビニル袋にリュックサックが入らず難儀した。スタートとゴールが異なる都市型マラソンの場合、僕のように荷物をたくさん持って預けざるを得ない状況はいくらでも想定できるのだから、こんな小さな袋じゃダメだよな。あらかじめ自分で用意しておくのもいいかもしれない。
応援者用のスタンド席へと走り、トイレを探すと狙い通り空いていた。軽量化を無事終えて戻ってくると、早くもフィールドには8割くらい選手が集まってきておりスタートを待っている。そんな寒い格好で40分以上そこに居るなんてありえない。上着とタイツを着てギリギリまで待つ。

8時10分、再びトイレを済ませてフィールド内へ。ゼッケンのアルファベット順の整列スタートとなっており、Bの僕はどんなに遅く行ってもCの先頭より前の位置からスタートできる。Bエリアに並ぶ前にしつこく三度目のトイレへ。最寄のスタンド裏にはトイレが確実にあるし、ほとんど整列が終わっているので空いている。
気温は6℃、陽が射していて風は無く、穏やかだ。後ろのほうで座って待つことにした。最近は、座って体力温存する人をちらほら見かけるようになってきた。3月11日とあって、黙祷の時間は立ち上がる。すぐ近くではどこぞのタレントらしい女性ランナーが撮影スタッフのハンディカムに向かってお仕事し始めた。さすがプロは話し方が全然違うなーと感心。間もなくスタートだ。

8:30 a.m. フルマラソンの部 スタート

スターターの高台で見守る千葉ちゃんや麻原(元?)選手を仰ぎ見ながらスタートラインを通過、1分10秒と比較的早く通過できた。あれほどトイレに行ったのに、この時点で再び尿意が高まってきた。直前にもう一度行っておけば、と悔やむ半面、そんな切羽詰った行動を起こした人はほとんどいなかったのも事実。みなさんトイレは大丈夫ですか?

慌てて加速する必要はないので流れに合わせる。前半はとにかく抑えて慎重に走り、脹脛の肉離れを目覚めさせることがあってはならない。ちょっとでもヤバいサインが出てきたらすでに手遅れなので、ゆっくりペースながら緊張度は高い。
館山若潮マラソン直後の2月初め、ジョグ中に左脹脛の肉離れを起こし、ずっと悩まされてきた。治ったと思ってもすぐ再発してしまい、練習の量も質も高められず、今回はサブ3などもってのほかで、まずは走りきることが目標。直前の練習で、スピード次第では無事15kmまで走れることは確認済みだ。

1kmも行かないうちに、ケータイで奥さんと会話中のひろっしーさんを見かける。スタートしたことを律儀に報告中かと思いきや、まったく別の件で奥さんのほうからかかってきたらしい。しばらく一緒に走ることにした。腰痛で速く走れないが5kmくらいはご一緒できます、とのこと。キロ5ペースを目標に走るが、前方スタートの遅い人たちをポツポツ追い越しつつも、まだやや遅い感じ。
声がよく通るひろっしーさんは誰へ話しかけているのか判らないことがあるので、「鳥居型の大文字焼がほら、あそこに」との会話で隣の若い女の子が「ホントだ!見える見える」と反応。いいコミュニケーションができてますね。

5km手前に最初のエイドがあり、道があまり広くないので過密状態となっている。一番手前のテーブルに並んでまでも押し寄せる単細胞型ランナーは多い。速やかにエイドの反対側へラインを変え、混雑とスピードダウンを避ける。
このアクションでひろっしーさんと切れたことを察した。これを期に若干スピードアップする。
5km 26:49 P5:22 (スタートロス1分10秒含む)

追い風と暖かな日差しで体感温度は高まり、手袋を早速脱いだ。水はしっかり摂らないとあとでやばそうだ。
尿意はゴールまで持ち堪えられないのは明白。トイレの案内を見る度に空いていないかチェックするが、大抵は3、4人並んでいる。
案内表示にこの大会の几帳面さを感じることができる。たとえばエイドでは水テーブル×5などとイラストで書かれ、ずっと先でも十分摂れるぞと教えてくれる。トイレ場合は、その設置数と、次のトイレまで何キロ、の情報がある。ここでスルーして次まで我慢できるかどうかが見極められる。
観光地でもあり、そこいらで用を足して欲しくないという願いも多く込められているのだろう。その思いを全く無視し、事もあろうか人んちの庭に入り込んで立ちションしている不届き者が居た。脇に立っているガードマンは何も言わない。
小さな公園のトイレがやや奥まったところにあり待ち状況が見えないが、そこに賭けてみたら狙い通り待ち時間ナシ。空にするのに時間がかかった。なんで満タンなんだ?
そのスッキリ感とは裏腹に、腰骨回りがギクシャクした状態で再スタート。モヨオしたらなるべく早く行け、さもなくばゴールまで我慢せよ、が鉄則だな。
10km 0:51:43 (24:54) P4:59 (トイレストップ1分10秒含む)

若干上り基調でゆるやかなカーブが連続し雰囲気のいい「きぬかけの路」を味わっている矢先のこと、
「走行注意 Emergency Stop」
の看板を役員が持って路上に現れた。どういうわけか目の前に立ち塞がる。日本語と英語が一致してない看板の主旨が飲み込めず、どうすべきなのかが判らない。何かの都合で車線規制を始めたものと思っていたが、少なくとも「走行注意」が「直ちに停止せよ」を意味するとは思えず、そう理解するまでに周囲もろとも2,3のガードを突破した。心臓の鼓動の如くゴールまで動き続けるランナーのサガを断ち切るのは難しい。やがて全員が各所で強制停止、もちろんこんな経験は初めてとなる。
「正式記録から引いてくれなきゃ困るな」とか、「片側車線だけ通しゃいいだろ!」と叫んでいる人まで、反応いろいろ。僕はまあ、これが狙っているレースじゃなくて不幸中の幸いだったなどとホッとしていた。もしもサブ3狙いだったら焦りで青ざめてたな(リザルトを調べると、少なくとも4分早く通過していれば止められてなかったようなので、サブ3狙いなら影響を受けていない)。

救急車は結局現れないまま解除指示が出る。益々納得のいかないみんなはブーイングを発しながら再スタート。
ログによればおよそ4分半停止していた。後に聞いたところでは、後続はもっと止められた人もいたらしい。調子が狂い、ギクシャクして自然な脚運びが作れない。ペースは再び落ちているようだ。
仁和寺の大きな門の脇を通る。やっと京都らしい景色が拝めた。ひときわ観衆が多くて賑やかだ。ハイタッチを求める人がちらほら居たので、気まぐれに僕も手を出して気分転換。こんなむさ苦しい怪しげな男が手をさし出してきて困惑しているのが表情から読み取れて可笑しかった。
15km 1:20:17 (28:34) P5:43 (緊急車輌停止4分半含む)

ようやく骨盤まわりの違和感が抜けてきた。そういえばゴール予想タイムはどのくらいだろうかと考え出したら、かなり遅いことに気づき、さすがにこのままじゃへぼ過ぎると思って徐々にペースを上げることにした。相変わらず人口密度が高く、スムーズにペースアップすることは難しかったが。
賀茂川沿いの道へと出ると、対岸にもパラパラとランナーが見えた。結構まばらである。それに対して、自分の周りは密集度が高かった。これは、緊急停止で多くの人が一箇所にとどまり、そのカタマリが流れを澱ませている反面、対岸を走っている人は一時停止を免れたのではないかと考えた。つまり、この密集度の高いグループを抜け出せば走りやすくなるのではないか。マラソンは、ペースの速い人から順に均等に並んで走りつづけるからこそ、過密でもスムーズに流れるのであって、今回のように一時堰きとめて密集度を狂わせると道路の諸条件によりアコーディオン現象で渋滞が起きても不思議ではないような気がした。そんなわけでこの過密帯をとにかく早く抜け出すのが得策のように思えてきた。
20km 1:43:52 (23:35) P4:43

20kmを過ぎると対面通行が多くなる。早くも30kmを過ぎた選手を対向に見ながら走っていたら、うっかり中間地点のラップを押し忘れる。ハーフタイムはゴールタイムを予測する上で重要だ。Polarは瞬間速度からピッチまでいろんな値を表示できるが、この肝心なときにトータルタイムがどこのページだったか混乱して判らず、おまけにラップの代わりに停止ボタンを押してしまい、益々慌てる(ハーフ通過1:48:51)。

そしていよいよ、本コースのハイライトとも言える「きつね坂」へ突入。最大傾斜7%ほどの、マジな坂である。ベストコンディションでもせいぜいキロ4分半で走れるかどうか。これまでずっと周囲を追い越しながら走る展開できたが、前例のない刺激に肉離れがひょっこり目を覚まさないとも限らないので、ここは周囲に合わせて大人しく走る。女性ランナーが攻めの走りで追い越していった。
トンネルを抜けると緩い下りで、Uターンしたあと再びきつね坂を下る。上りよりさらにハイリスクなので、おっかなびっくり。周囲より遅れる。
平地に戻った。無事鬼門をクリアし、ここからは徐々にペースアップしていこうと考える。とりあえずの狙いはキロ4分37(=13km/h)だが、なかなか突破できない。ゆっくりペースがすっかり身体に染み付いてしまったようだ。
25km 2:07:15 (23:23) P4:41

根拠はないが、脹脛への不安も大分消えてきた。
この付近、折り返しがいくつかあり、全道路をランナーが埋め尽くすため賑やかだ。対向車線の後続ランナーを見ながら走るが、知り合いを発見できず。一車線分の走路はひたすら追い越しながら走るには狭く、ジグザグ走行が増える。だがロスが大きいというネガティブ思考はなかった。タイム優先ではないからだろう。余力十分ならば、ゴールまでペースを上げ続けてみろ、との命題を課すことにした。タイムを狙えないなら別の目標を持って走ろうというわけだ。
27km地点を2時間16分前後で通過。ゴールタイムはどれくらいなのかふと考えはじめ、残り14km+1.2kmという見方をした。14という数字は1時間ちょうどで走るサブ3狙いには馴染みの距離。つまりあと1時間と5分ちょいだ。サブ3ペースならば。
そこでDAiさんの先週のフルのタイムが頭に浮かぶ。確か3時間22分台だった。むむ、かなり近いな。ペースを今の段階からぐっと上げていかなければ狙えない目標をうっかり思いついてしまった。
30km 2:29:31 (22:16) P4:27

4人固まって走っている3時間半のペースランナーをパスする。だが彼らを指標にして走っているランナーは周囲に見当たらない。存在意義ないじゃん。
彼らには見覚えがあり、序盤、トイレに行く少し前に一度追い越していた。用を足している間にそこまで離されるはずがなく、つまり彼らは緊急停止をうまくかわせたのだろうと悟った。トイレに行くタイミングの悪さを悔やんだ。

鴨川河川敷のラフ道へ入る。踏み固められ程よく整地されているので、多摩川の不整地のような走り難さはほとんどないが、雨のレースだったらどうなっていただろう。ここできゅうさんを追い越していたらしいが全然気付かなかった(公式記録から推定すると32km付近)。無茶なライン取りをしていたらスミマセン。幅2-3mほどの狭い道なので追い越しつづけるのが大変。感覚的にはだいぶ全力疾走に近くなってきた。
35km 2:51:36 (22:05) P4:25

まだまだ体力は余っている。フルマラソンとは思えない大胆さで思いっきり走りつづけられるのが奇妙な感覚。脹脛はもう十中八九大丈夫のようだ、というかここまで来たら何かあっても歩いてゴールできるだろう。対岸にはみやこめっせや美術館などの建物が見えてきた。ゴール地点を確認できると安心感が強い。

ラフ道を終えるとゴール方面へ橋を渡る。トレランから戻ったカントクが応援してくれているとしたらたぶんこの場所のはずなのできょろきょろと見回すが姿は見えない。観衆もひときわ多く、見つけられないのかもしれないと思って進む。
ようやく広い道へ出た。上り基調ではあるものの、追い越すストレスもなく、何て走りやすいんだと嬉しくなる。自宅の周りのランコースと比べても格段に気持ちいい。
だが、サブ3ペースに乗せるのは相変わらずなかなかできない。全区間をサブ3で走ることの難しさを逆に痛感した。

徐々に上りがきつくなってきて、折り返し地点付近は結構な坂だ。平均心拍も155以上となり、目に見えてしんどくなってきた。ゴールはまだか、といういつもの気持ちになってくる。折り返して下りを飛ばしていると、対向からきゅうさんに声をかけられた。もっと前を走っているものと思っていたので少々驚いた。
40km 3:13:18 (21:42) P4:20

まるでハーフマラソンのラストスパートのようなしんどさだ。確かに、今回は後半分しか頑張ってないからちょうどそんなもん。まだまだ追い越せる分は追い越すぞ、と貪欲に走る。DAiさんのタイムを超えられるかがかなり微妙っぽい。そこにこだわることに意味はないけど、一度頭に描いた目標は消えることはないのだ。
ゴール手前1km周辺はアイアンマンの花道みたいに沿道を埋め尽くし、ハイタッチを求める人が並んでいたが、全力でゴールするほうを選択する。ラストの直線道路にそびえ立つ平安神宮の巨大鳥居がゴールする選手を飲み込んでいる。フィナーレでこの迫力は東京マラソンにはない。最高161bpmを最後の直線で出した。脹脛は最後まで耐え、気持ちよくフィニッシュ。
Goal 3:22:34 (09:16) P4:13

total 3:22:34(P4:48) HR138/161 2500kcal RunningIndex=71 40-49歳586位/3825 総合1446位/10874
nettime 3:21:24(P4:47) さらに緊急停止分を除くと 3:16:54(P4:40)

奇遇なことに、DAiさんの記録を1秒上回った。強い意志が運命的な結果を生んだようだ。
今回全ての区間でフォアフットランを封印した。


ゴール後、預けた荷物を受け取り、みやこめっせ内の更衣室に入る。この辺りの流れも東京マラソンと一緒だ。めっせがちょっと狭いけどね。
走り終えると寒さが堪えるようになり、全身が攣りそうになるので、着替えて落ち着くまでしばらく暖を取らなければならなかった。
そういえばカントクはどこにいるのかなと思いきや、トレイルランが終わったばかりでまだ銀閣寺近辺にいるとの情報が。楽し苦しめたみたいでよかった。

B級グルメ祭り会場で落ち合い、いくつかを味わった。レース中はあまり摂らなかった水分を今頃欲してきたが、お腹はさほど空いてないみたいでB級的感動は今ひとつ。人気店は長蛇の列となっており、めんどくさくてパスという事情もあったが。
ゴールエリアは立ち入り禁止で、スタート会場とは違って厳重だ。選手も一旦退場すると再入場不可。これでは他のメンバーのゴールを見届けるのは難しいと判断し、シャトルバスで会場を後にする。烏丸御池まで運ばれたあと、今日の宿である二条城前の「京都国際ホテル」まで1kmほど徒歩移動した。名前の通りなかなか由緒あるホテルのようだが案外安い。途中のコンビニでコーラやビール、ツマミを買ってホテルでプチ打ち上げ。至福の瞬間。

夜は再びMixi仲間と打ち上げ。風情ある先斗町(ぽんとちょう)の店で鴨川を眺めながら京料理をリーズナブルに味わえ、盛り上がって楽しかった。お番茶のアイス美味かったなあ。

レース翌日
京都とくれば観光。まずは路面電車で嵐山方面へ、この近くもコースだったんだな。結構歩き回っていいリハビリになった。竜安寺、仁和寺なども見て回る。月曜だったけど閑散としていたわけではないのはさすが京都。どれもこれもちょっと高いのがアレだけど。
ただ一つ思ったのが、京都って有名すぎて日頃から関連商品に接する機会も多いためか、ここでしか味わえない「京都らしさ」ってなかなか見つけられないね。まあ予習不足ってのもあるけど。