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JCRC第2戦in日本CSC参戦日誌
2014/3/27 Zクラス(2時間耐久) 自宅5時37分出発、車中でおにぎりを食べつつ、環8東名小田厚箱根新道伊豆スカ山伏峠経由で順調に日本CSC7時30分着。カフェインたくさん摂ろうとコーヒー2.5人前淹れて魔法瓶で持っていく。熱すぎて道中ほとんど飲めなかったばかりか、箱根の峠で唇を豪快に火傷した。次回はカップを持参しよう。 軽量化はいつも通りCSCで。 上りと下りしかないこのコース、弱虫ペダルの修善寺合宿編見てたら走りたくなった。自由に長く走れるZがおあつらえ向き。2年ぶりの参加だ。 暖かくなりそうなので、薄着にしたウェアや指切りグローブの選択に問題が無いか確認のため1周試走。うーキツイ。11分半くらいかかる。最後にトイレに寄って、すでにスタンバイ状態のZのブロックへもぐりこむ。 フォルツァの武井選手と女子日本代表與那嶺選手が先頭に並んでいる。この直後に行われるSクラスとダブルエントリーしているため、そうそう上げることはないだろうと周囲からの声。慈朗さんとマキさんが仲よくエントリー。一昨日の物練で白石峠を30分もかかっちゃいましたよ、という慈朗さんから「一緒に走りそうな予感」と言われた。僕としてもそうなって欲しいところだが、レースではきっちりスイッチを切り替えてくるのは判っている。少なくとも、いつのまにか見失ったってことにはならないようにしよう。 やはりいくらか緊張してきた。自分のペースで走り、休みたけりゃ休めばいいので気楽に考えろ、と言い聞かせる(言い聞かせ過ぎたかもしれん)。 春のこのZは過去何度も出ているが、毎回精根尽き果て、僕にとっては完全に手に余るキツイレース。だが、去年から制限タイムが30分短い2時間となり、トップ周回予定数は16周から12周に減った。4周も少ないのはかなり気が楽。弱虫ペダルは4日かけて200周するシナリオだが、100%無理だろ。どうなの? 8:29 a.m. Zクラススタート 半周は先導車の抑えあり。このペースでずっと行ってくれないかなと思いながら落ち着いて最初の上りをクリア。2号橋過ぎてローリング解除。武井選手が與那嶺選手を従えてアウトコーナーからモリモリ上がってきた。集団内の位置取りをいろいろと変え、遊んでいるかのようだ。 心臓破りで20人以上のトップ集団から離れ始める。客観的に見て今日は穏やかなペースだ、たぶん。必死で着けば着けなくはないスピードだが、早々に自滅するだけなので切り離した。今日の最大心拍155はここで出る。155って低いけどな。まだ諦めきれないのか、2周目に入る下りで飛ばして追いかけようかと思ったが、やめた。追いついても着いていけないに決まっている。気持ちも今一つ盛り上がらない。Fitteの一人と一緒に落ちる。 2周くらいは集団と走ってレースの緊張感を少しは味わえることを期待していたが、やはり全く叶わなかった。 昨日の疲れの影響などは具体的に感じられず、走れないのは単に実力不足のようだ。 しばらくして後続に追いつかれ、やや大きめの第2集団ができる。Zにおいてはトップのメイン集団につけない「その他」の人は大抵散り散りになるので、このパターンは珍しい。8〜9人くらいか。割と速く、1周を10分前半でラップしているのを知って時計の見間違いを疑った。僕としては上出来である。それには恐らく絶好のコンディションも味方している。珍しく風はなく、気温も暑すぎず寒すぎずでちょうどいい。 3周ほどでようやく身体の動きが軌道に乗り始めた。しかしまだ余裕はなく、切れかけても下りなら無理に追わない。いずれ追いつくというハイリスクな公算に頼り体力温存を優先する。実際、下りは慎重派が多いのかコースを攻めないので上りに入ったところで惰性で追いつける。役目と思って時々先頭を走るが、その後のダメージは大きい。特に下りは負担に感じないまま頑張りすぎてしまいがちなので注意が必要だ。 5周目あたりだったか、秀峰亭の先のヘアピンで一人走っているポンジャーに追いつき、僕は慈朗さんと勘違いした。大タレしているなんて珍しい、と声をかけようと振り向いてようやくマキさんだったと知ってびっくりすると同時にバランスを崩して前走者にハスりそうになった。ふざけて気が緩むと大きな事故につながる。危ない危ない。 「あれ? 先頭先行っちゃったよぉ」と白々しい突っ込みありがとうございます。 少しずつ集団は小さくなり、6周目あたりで5人になる。黄色いLOOK乗りとFitteはこれまでの走りから余裕が見られる。残りはギリギリって感じ。自分はどうか。最後にどこかで誰かが抜け出すんだろうなと、この先のシナリオをおぼろげに思い描いていたから、ゴールまで行けると思っていたのだろう。しかし、8周目の上りで突然ぷっつん来て切れた。4人はしばらく前方の見える位置にいて、追いかければすぐじゃん、って思うのだがそれができるくらいなら切れない。 このキビキビした集団を逃したのは痛かったが、その後の走れなさを見ると紛れもなく限界だったみたいで、遅かれ早かれこうなる運命だったようだ。 切れてからは11分台に突入。試走より遅くなる。これがホントの実力。切れると全域で休めなくなるので平均心拍は上がることが多いが、もはや脚が売り切れて下りで踏めないので逆に下がる。 9周目だったか、そっけない練習ジャージを着た単独トップにラップされる。身体が大きくクライマー系とは違うが心臓破りでのケイデンスは速い。僕よりギア比が低いか? しばらくして10人ほどに減ったメイン集団が来る。いつも思うが和やかムードで楽しそうだ。與那嶺選手もきっちり残っていた。武井選手はレースの勝敗に絡まぬように走っているように見えたがどうだったか。慈朗さんは見あたらない。パインの松村さんが先頭を走っている。僕と同い年である。 最も余裕そうだったLOOK乗りを最後に追い越すというおまけがついてFinish。 トップより1周足りない11周でおわり。30分少なくてもやはり修善寺Zはきつかった。普段の練習での追い込みも全然甘いなと思った。もうちょっと真剣に取り組まないとな。 「オンナに負けちまったよ…」とボヤく松村さんだったが、僕の目にはやけにカッコよく見えた。 そういう気持ちを味わうためにここに来た。 TIME VXRS+WH7801Carbon 日本CSC 5km×11周=55km 1:58:17 9:49 HR136 10:41 HR141 10:19 HR141 10:07 HR142 10:22 HR140 10:27 HR141 10:25 HR142 11:18 HR139 11:45 HR135 11:24 HR138 11:35 HR138 race total HR139/155bpm 1525kcal 獲得標高1515m 気温10℃ 無微風 補給はボトル2本。100%オレンジジュース。しかし1本余った。 修善寺での心拍は下りで110くらいまで落ちるので平均が低くなる。インターバル練みたいなもん。そんな条件でトータルHRave139ってのは、よく頑張ったというか、普段が生ぬるすぎるというか。しかし、2006年あたりを見ると平均速度は29km/h、HRave=143、15周を10分台維持している。 やっぱレベル落ちすぎだ。 |
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